2025年01月22日
No.164 聖邪大戦(別世界線の300年後)
これはソルテの世界王エクレシアとヨハネの因縁のお話し。
それはエクレシアがまだシーノと呼ばれ聖鬼神族の長として存在しており、
ヨハネは聖鬼神族の対となる存在、邪鬼神族の長として存在していた。
300年、この世界ではパトやメリアが既に居なくなった世界。
パトやメリアが何故居なくなったのか、それすらも不明であり、専属神もその世界ではパトは3人しか連れておらずその中に居たメリア、ソフィア、ソルテの3名が共に消えていた。
この世界線のシーノは聖鬼神族の中でソルテを姉のように慕っていた。
そして尊敬しており、全世界の崇拝の対象であるシーノが唯一崇拝していた人物だった。
だがソルテがパト達と共に消息を絶ち、行方不明になって数百年、シーノは神王、そしてさらに覚醒し、帝王神候補まで進化していた。
まさに聖鬼神族の選ばれし者、聖鬼神族という種族が存在してきた中で最も最強、それがシーノだった。
だがそれと同時に邪鬼神族にもシーノと同じく最強と呼ばれる存在が居た、その名はカルシオン。
カルシオンは帝王神候補に入っており、序列は6位、シーノは4位、この二人は明確な派閥があり、敵対関係にあったため、争いが絶えなかった。
・・・・・・
シーノ「カルシオンが宣戦布告か・・・面倒臭いかも(死ねばいいのに)」
シーノは頭を抱えていた、そもそもシーノは戦いを好まない、だがカルシオンは事ある事に戦を仕掛けて来る、仕掛けられたらシーノも受けなければ自身の陣営に大きな損害が生まれる、それが定期的に行われるため平和とは程遠く、そして聖鬼神族なのに数百年前と違い、聖としての要素が薄れているように感じていた、それは何度も争いを重ねて来たからだ。
シーノ「このままじゃダメだよね、カルシオンを私が始末しないと・・・この争いは一生終わらないんだ」
シーノはこんな時ソルテならどうアドバイスをくれるんだろう?どう対処するのだろう?私が思いつかないような凄い策を思いつくんだろう?そんな事ばかり考えていた。
・・・・・・
聖鬼神族と邪鬼神族の争いが始まって100年、その時は来た。
それはシーノとカルシオンの一騎打ちが起きた。
結果を言うと同士討ち、この戦いでシーノとカルシオンは同時に命を落とす。
その戦いは聖鬼神族も邪鬼神族も壊滅的な損害が出た、そして二つの勢力の長を無くした。
・・・・・・
シーノは命を落としたが、その魂はストレリチアに拾われる。
ストレリチアから、「シーノとしての未練を今度は貴女が尊敬して止まなかった人に捧げ、今度は貴女が望む世界を作り上げてみせなさい」
そしてシーノはエクレシアとして、聖鬼神族としてではなくソルテの世界王として転生を果たす。
だがそれは同時に命を落としたカルシオンも同じだった。
ストレリチア「カルシオンとしての未練、野望を果たすに足りなかったものがなんだったのか?それが知りたいのなら貴方は私達の主、パト様を慕いなさい、そうすれば貴方の野望に一歩前進出来るかもしれませんよ?新たな世界でぜひ貴方の前世から成長したという事を見せてください」
そうして生まれたのはカルシオンの生まれ変わり、ヨハネ。
ヨハネ「僕は今度こそ天下を取る、パト様を理解し、尽くせば僕は、前世を超える事が出来るんだ」
そして転生を果たしたヨハネはエクレシアの弟として世界王として転生する。
だがヨハネにストレリチアは細工をしていた。
ストレリチア「姉弟は仲良く♪仲良く駒を使って与えられた世界で世界征服してください♪」
そして「聖園(邪園)」という歪な世界と歪な二人の世界王が生まれた。
それはエクレシアがまだシーノと呼ばれ聖鬼神族の長として存在しており、
ヨハネは聖鬼神族の対となる存在、邪鬼神族の長として存在していた。
300年、この世界ではパトやメリアが既に居なくなった世界。
パトやメリアが何故居なくなったのか、それすらも不明であり、専属神もその世界ではパトは3人しか連れておらずその中に居たメリア、ソフィア、ソルテの3名が共に消えていた。
この世界線のシーノは聖鬼神族の中でソルテを姉のように慕っていた。
そして尊敬しており、全世界の崇拝の対象であるシーノが唯一崇拝していた人物だった。
だがソルテがパト達と共に消息を絶ち、行方不明になって数百年、シーノは神王、そしてさらに覚醒し、帝王神候補まで進化していた。
まさに聖鬼神族の選ばれし者、聖鬼神族という種族が存在してきた中で最も最強、それがシーノだった。
だがそれと同時に邪鬼神族にもシーノと同じく最強と呼ばれる存在が居た、その名はカルシオン。
カルシオンは帝王神候補に入っており、序列は6位、シーノは4位、この二人は明確な派閥があり、敵対関係にあったため、争いが絶えなかった。
・・・・・・
シーノ「カルシオンが宣戦布告か・・・面倒臭いかも(死ねばいいのに)」
シーノは頭を抱えていた、そもそもシーノは戦いを好まない、だがカルシオンは事ある事に戦を仕掛けて来る、仕掛けられたらシーノも受けなければ自身の陣営に大きな損害が生まれる、それが定期的に行われるため平和とは程遠く、そして聖鬼神族なのに数百年前と違い、聖としての要素が薄れているように感じていた、それは何度も争いを重ねて来たからだ。
シーノ「このままじゃダメだよね、カルシオンを私が始末しないと・・・この争いは一生終わらないんだ」
シーノはこんな時ソルテならどうアドバイスをくれるんだろう?どう対処するのだろう?私が思いつかないような凄い策を思いつくんだろう?そんな事ばかり考えていた。
・・・・・・
聖鬼神族と邪鬼神族の争いが始まって100年、その時は来た。
それはシーノとカルシオンの一騎打ちが起きた。
結果を言うと同士討ち、この戦いでシーノとカルシオンは同時に命を落とす。
その戦いは聖鬼神族も邪鬼神族も壊滅的な損害が出た、そして二つの勢力の長を無くした。
・・・・・・
シーノは命を落としたが、その魂はストレリチアに拾われる。
ストレリチアから、「シーノとしての未練を今度は貴女が尊敬して止まなかった人に捧げ、今度は貴女が望む世界を作り上げてみせなさい」
そしてシーノはエクレシアとして、聖鬼神族としてではなくソルテの世界王として転生を果たす。
だがそれは同時に命を落としたカルシオンも同じだった。
ストレリチア「カルシオンとしての未練、野望を果たすに足りなかったものがなんだったのか?それが知りたいのなら貴方は私達の主、パト様を慕いなさい、そうすれば貴方の野望に一歩前進出来るかもしれませんよ?新たな世界でぜひ貴方の前世から成長したという事を見せてください」
そうして生まれたのはカルシオンの生まれ変わり、ヨハネ。
ヨハネ「僕は今度こそ天下を取る、パト様を理解し、尽くせば僕は、前世を超える事が出来るんだ」
そして転生を果たしたヨハネはエクレシアの弟として世界王として転生する。
だがヨハネにストレリチアは細工をしていた。
ストレリチア「姉弟は仲良く♪仲良く駒を使って与えられた世界で世界征服してください♪」
そして「聖園(邪園)」という歪な世界と歪な二人の世界王が生まれた。
2024年12月25日
No.163 クズの誘い
白鳳「おい、パト、今晩面貸せ、お前を徹底的に教育してやる」
パト「は、今月詠家のクリスマスパーティー中だろ、何考えてるんですか」
今パトと琴歌は月詠白鳳とシェインが開いたホームパーティーに招待された。
そして4人で近況報告を含めそれなりに盛り上がった所で白鳳はパトに提案してきた。
白鳳「馬鹿言え、こういう時だからこそ男同士話したい事があるんだろうが、付き合えよ」
白鳳はそう言いながらロングコートを身にまとう、パトもこれ以上文句を言っても伝わらないと諦め
防寒対策をして、残った二人に声を掛けて白鳳と二人で夜に外出した。
・・・・・・
パト「・・・なんだここは・・・」
白鳳「は?どっからどうみてもキャバクラだろうが、しかもVIPルームだ、お触りOKだ、この店の店長は俺が昔助けてやってな、俺や俺が連れて来た奴になら良いサービスをしてくれるんだ、だよな?」
白鳳は店長に向けて圧力をかける、白鳳に見られた店長は恐怖で怯えていた。
店長「きょ、今日はクリスマスという事でサンタコスプレをさせているのですよ!月詠様は本当運がいいです!」
白鳳「はぁ、運が良いかどうかはサービスが良くて面の良い女が居るかどうかだろうが、ほら、お前の店の上物をよこせ」
白鳳はそう言うと椅子に座らずにその場に立っていた、すると容姿が良い女性が数人出て来た、もちろんサンタのコスプレをして。
白鳳は慣れた感じに女性にロングコートを脱がさせ、席を案内させる、そして案内された席に座ると白鳳の座っている席を挟むように二人の女性が座る。
女性「お飲み物は如何なさいましょうか?」
白鳳「バーボンを」
パト「えっと・・・なら俺はオレンジジュースでお願いします」
パトはとりあえずたどたどしく座る。
そんな中白鳳は声のトーンを下げドスの聞いた声で喋る。
白鳳「おいこら、俺に恥をかかせるなよ、なんで前の奴に女が一人しか居ねぇんだ、殺されてぇのか?ああ?」
白鳳は注がれたグラスの酒を横に居る女の顔にかける。
女「失礼致しました」
パトは独特な雰囲気の中何も言えなかった。
そしてパトの周りも白鳳と同じように両方に女性が座り、飲み物を注がれる。
白鳳「お前はこんな店初めてだろうな、そもそもこんな店に来なくても女には困ってねえからな」
白鳳は嘲笑うように酒を飲む。
パト「まあ、否定は出来ませんね、ですが別にこうやって毎日晩酌の相手をして貰っているわけじゃないですよ、侍女ですからね、白鳳さんはまだこういう店に通ってるのですか?」
白鳳「ああ、だがもうこんな若い女に興奮出来ねえな、もう歳というのもあるがこいつらと似たような歳の娘を持つとな、どうしても対象外になる」
パト「それは俺もちょっとわかるかもしれないですね、いや、実際に娘が居るわけじゃないからあれですけどね」
白鳳「だからこれは教育だ、夜の世界だ、昼職の連中よりかはいい値を貰っている、つまりそれなりの事を要求されるって事だ」
白鳳はそう言いながら横に居る女性の胸をまるで机の上に置いてあるおしぼりを取るような自然の動きで掴む、それはグラスで濡れた自分の手を拭くための行為だった。
白鳳「しかもここはVIPルーム、普通の客よりも高い対価を払う、つまり夜にただ飲みに来る客よりも高い要求を求められる、それが仕事だ、それはお前もわかるな」
白鳳は念入りに拭くがその女性は先ほど白鳳にお酒を掛けられた女性だったため丁度白鳳が触った部分は酒で濡れていた。
白鳳「おい、お前はしぼりの代わりにもなれねえのか?酒臭いんだよ、さっさと着替えてこいよ」
女性「失礼いたします」
女性はそのまま奥の部屋に戻っていった。
白鳳「おい店長、ここの連中はどれだけ縛れてんだ?まさかこの程度で逃げ出すようなクソをVIPに呼んでねえよな?ここに入れる以上、店を辞める事は死ぬと同義だってしっかり伝えてんだろうな?」
店長「月詠さん、そんな話を彼女達の前で」
白鳳「お前、殺されたいのか?VIPの情報を知ってのうのうと表に出られるような状況を作って誰がここを選ぶんだ?ここで黙って全裸になれる覚悟があるかないか、喋ったら喉元千切られる覚悟があるのか、それをしっかり教え込んでねえとお前の責任問題だ、わかるか?」
パト「白鳳さん、それ以上は」
白鳳「パト、見ておけ、これが大人の汚い世界だ、お前は自分を偽善だと言ってたな、なら悪を知っておけ、そもそも悪も知らない、悪に精通していない奴が悪を知って潰すなんて不可能なんだ、悪の連中はそりゃあもう正義側の世界にしっかり溶け込んでやがる、だから気付けない、遅れる、正義は悪に対して潔癖過ぎるんだ、だからお前も見てここで実感しろ、悪に馴染むという事をな」
店長は怯えていた、それ以上に白鳳の横に座っている女性や自分の隣に座っている女性達も怯え震えているのが高級なソファーからも伝わる。
とてもじゃないが美味しくお酒を飲める環境とは一切思えない、そんな空気だった。
・・・・・・
白鳳「話は戻るけどな、お前の周りの女は簡単過ぎる、そもそもお前は餌に群がって来た女をそのまま手駒にしてるだけなんだよ、だからお前に一切興味のない仕事中のこの女をお前は口説けない」
白鳳はそう言うと先ほど着替えに戻っていた女性の顔をそっと掴み、今にも口と口が触れそうになるくらいに女性と顔を近づける。
白鳳「今のお前がモテねぇ要素がない、確かにお前は陰キャだ、話してるとイライラするタイプだ、だがその優しさ、そして勝負事になれば陰キャとは思えねえほどの勢いの良さ、それがお前が他の女を虜にするんだろうな、俺はわからんがな」
白鳳はそのまま女性の顔を離す。
パト「何が言いたいか全然わからないんですが」
白鳳「琴歌から聞いた、お前、国のために従属の奴ら全員とキスしたそうだな」
パトは自分にとって最も過酷であり、思い出したくない記憶がよみがえる。
白鳳「その顔は触れられたくない事を触れられたって感じだな、だが俺からしたらキスくらいでモジモジしてるお前が心底気持ち悪い、まだ傲慢な態度で居る方が心地いい、それが国のためだと堂々と胸を張るならまだしも、その行いでお前が面下げてたらなんの意味もねえだろうが」
パト「白鳳さんは出来るんですか?!」
パトは声を荒げる。
白鳳「ああ、やるさ、妻が横に居てもやる、それが外道な行為だったとしてもそこに俺の正義がある、だから俺は俺の正義で周りを黙らせる、そして正しかったと胸を張る、それが出来ないのは悪になる事を恐れてるからだ、いや嫌われる事に対してビビってる、だからお前の偽善はまだ不充分だ、本当の偽善じゃない、それはただの好き嫌いのあるガキだ」
白鳳は酒を一口含む、そしてその風味を楽しむように余韻に浸る。
パト「やっぱりただ正しいだけでは国は前に進まないんでしょうか」
白鳳「当たり前だ、俺は国の運営はした事ないが会社運営は今もしている、こうやってクズの相手もしてる、後はクズに騙されて身体を売られたクズ女の教育も込みだ、だがこいつらは俺が面倒を見ている間は苦しい死なせ方はさせない、それがこいつらに対する俺の正義だ、この世界どんな苦しい死に方をするかわからねえからな、楽に死ねたら幸運だ、まるで戦場みたいだろう?」
パト「・・・そうですね、俺からみたら白鳳さんはただの下衆にしか見えませんがそれには正義があるんですよね」
白鳳「そういう事だ、俺だって下衆なのは重々承知だ、だが下衆じゃないと守れない正義もある、お前はどうだ?複数の女を一度に抱いて、お前の国全体の女と関係を持った、そこに正義はあるのか?」
パト「・・・あります、間違いなく」
白鳳「なら悩むな、周りからどう言われてるか知らねえが、お前は王だ、国の大黒柱の決めた事、決めた方針、それが正義じゃなかったら誰がお前についていきたいと思うんだ、泥船と思われねえように意地はるのがお前の役割だろうが」
パト「・・・はい・・・」
白鳳は琴歌からパトが最近色々あった事で精神を病む程悩んでいるという相談を聞いていた、
だから白鳳なりにパトに教えようと考えていた、それが今回の出来事だった。
・・・・・・
パト「白鳳さん、ありがとうございます」
白鳳「ああ、まさか娘の旦那が俺以上に女遊びが激しい奴だからな、上には上がいるってもんだ、クズの周りには同じようなクズしか集まらねえのかもな」
白鳳は笑う、パトも白鳳につられて笑う。
そして二人は帰宅した。
・・・・・・
琴歌「お父さん、座ってください!!!!!!!!!」(超怒り!!!)
琴歌は凄く怒っていた、白鳳は琴歌の怒りに驚き、靴を脱いですぐに玄関に座った。
パト「あ、ごめんなさい、琴歌は俺の視界を共有してるのでさっきまでの事全部、【映像だけ】しっかり見えてたんでした」
白鳳「おいまて、映像だけってなんだ?!」
琴歌「このクズ親!いい歳して私と同じくらいの子になんて酷い事を!本当クズ!!恥ずかしい!いい歳して年下の子を虐めるなんて!軽蔑しました!パト君をお父さんの残念な趣味に巻き込まないでください!もう帰ります!ほらパト君!帰りましょう!この人と一緒に居たらパト君までダメになる!!」
琴歌は既に荷物をまとめていて、そのままパトの手を掴みそのまま出て行ってしまう。
・・・・・・
シェイン「やっちゃったね~ハクホー、変な大人の遊びを娘の旦那様に教えるんだからそりゃあ娘激怒だよね~」
シェインは特に気にせずにお皿を洗っていた。
白鳳「・・・・・いいんだ、そこに正義があれば・・・」
シェインは見た、そう呟いた白鳳は少し寂し気だったと。
パト「は、今月詠家のクリスマスパーティー中だろ、何考えてるんですか」
今パトと琴歌は月詠白鳳とシェインが開いたホームパーティーに招待された。
そして4人で近況報告を含めそれなりに盛り上がった所で白鳳はパトに提案してきた。
白鳳「馬鹿言え、こういう時だからこそ男同士話したい事があるんだろうが、付き合えよ」
白鳳はそう言いながらロングコートを身にまとう、パトもこれ以上文句を言っても伝わらないと諦め
防寒対策をして、残った二人に声を掛けて白鳳と二人で夜に外出した。
・・・・・・
パト「・・・なんだここは・・・」
白鳳「は?どっからどうみてもキャバクラだろうが、しかもVIPルームだ、お触りOKだ、この店の店長は俺が昔助けてやってな、俺や俺が連れて来た奴になら良いサービスをしてくれるんだ、だよな?」
白鳳は店長に向けて圧力をかける、白鳳に見られた店長は恐怖で怯えていた。
店長「きょ、今日はクリスマスという事でサンタコスプレをさせているのですよ!月詠様は本当運がいいです!」
白鳳「はぁ、運が良いかどうかはサービスが良くて面の良い女が居るかどうかだろうが、ほら、お前の店の上物をよこせ」
白鳳はそう言うと椅子に座らずにその場に立っていた、すると容姿が良い女性が数人出て来た、もちろんサンタのコスプレをして。
白鳳は慣れた感じに女性にロングコートを脱がさせ、席を案内させる、そして案内された席に座ると白鳳の座っている席を挟むように二人の女性が座る。
女性「お飲み物は如何なさいましょうか?」
白鳳「バーボンを」
パト「えっと・・・なら俺はオレンジジュースでお願いします」
パトはとりあえずたどたどしく座る。
そんな中白鳳は声のトーンを下げドスの聞いた声で喋る。
白鳳「おいこら、俺に恥をかかせるなよ、なんで前の奴に女が一人しか居ねぇんだ、殺されてぇのか?ああ?」
白鳳は注がれたグラスの酒を横に居る女の顔にかける。
女「失礼致しました」
パトは独特な雰囲気の中何も言えなかった。
そしてパトの周りも白鳳と同じように両方に女性が座り、飲み物を注がれる。
白鳳「お前はこんな店初めてだろうな、そもそもこんな店に来なくても女には困ってねえからな」
白鳳は嘲笑うように酒を飲む。
パト「まあ、否定は出来ませんね、ですが別にこうやって毎日晩酌の相手をして貰っているわけじゃないですよ、侍女ですからね、白鳳さんはまだこういう店に通ってるのですか?」
白鳳「ああ、だがもうこんな若い女に興奮出来ねえな、もう歳というのもあるがこいつらと似たような歳の娘を持つとな、どうしても対象外になる」
パト「それは俺もちょっとわかるかもしれないですね、いや、実際に娘が居るわけじゃないからあれですけどね」
白鳳「だからこれは教育だ、夜の世界だ、昼職の連中よりかはいい値を貰っている、つまりそれなりの事を要求されるって事だ」
白鳳はそう言いながら横に居る女性の胸をまるで机の上に置いてあるおしぼりを取るような自然の動きで掴む、それはグラスで濡れた自分の手を拭くための行為だった。
白鳳「しかもここはVIPルーム、普通の客よりも高い対価を払う、つまり夜にただ飲みに来る客よりも高い要求を求められる、それが仕事だ、それはお前もわかるな」
白鳳は念入りに拭くがその女性は先ほど白鳳にお酒を掛けられた女性だったため丁度白鳳が触った部分は酒で濡れていた。
白鳳「おい、お前はしぼりの代わりにもなれねえのか?酒臭いんだよ、さっさと着替えてこいよ」
女性「失礼いたします」
女性はそのまま奥の部屋に戻っていった。
白鳳「おい店長、ここの連中はどれだけ縛れてんだ?まさかこの程度で逃げ出すようなクソをVIPに呼んでねえよな?ここに入れる以上、店を辞める事は死ぬと同義だってしっかり伝えてんだろうな?」
店長「月詠さん、そんな話を彼女達の前で」
白鳳「お前、殺されたいのか?VIPの情報を知ってのうのうと表に出られるような状況を作って誰がここを選ぶんだ?ここで黙って全裸になれる覚悟があるかないか、喋ったら喉元千切られる覚悟があるのか、それをしっかり教え込んでねえとお前の責任問題だ、わかるか?」
パト「白鳳さん、それ以上は」
白鳳「パト、見ておけ、これが大人の汚い世界だ、お前は自分を偽善だと言ってたな、なら悪を知っておけ、そもそも悪も知らない、悪に精通していない奴が悪を知って潰すなんて不可能なんだ、悪の連中はそりゃあもう正義側の世界にしっかり溶け込んでやがる、だから気付けない、遅れる、正義は悪に対して潔癖過ぎるんだ、だからお前も見てここで実感しろ、悪に馴染むという事をな」
店長は怯えていた、それ以上に白鳳の横に座っている女性や自分の隣に座っている女性達も怯え震えているのが高級なソファーからも伝わる。
とてもじゃないが美味しくお酒を飲める環境とは一切思えない、そんな空気だった。
・・・・・・
白鳳「話は戻るけどな、お前の周りの女は簡単過ぎる、そもそもお前は餌に群がって来た女をそのまま手駒にしてるだけなんだよ、だからお前に一切興味のない仕事中のこの女をお前は口説けない」
白鳳はそう言うと先ほど着替えに戻っていた女性の顔をそっと掴み、今にも口と口が触れそうになるくらいに女性と顔を近づける。
白鳳「今のお前がモテねぇ要素がない、確かにお前は陰キャだ、話してるとイライラするタイプだ、だがその優しさ、そして勝負事になれば陰キャとは思えねえほどの勢いの良さ、それがお前が他の女を虜にするんだろうな、俺はわからんがな」
白鳳はそのまま女性の顔を離す。
パト「何が言いたいか全然わからないんですが」
白鳳「琴歌から聞いた、お前、国のために従属の奴ら全員とキスしたそうだな」
パトは自分にとって最も過酷であり、思い出したくない記憶がよみがえる。
白鳳「その顔は触れられたくない事を触れられたって感じだな、だが俺からしたらキスくらいでモジモジしてるお前が心底気持ち悪い、まだ傲慢な態度で居る方が心地いい、それが国のためだと堂々と胸を張るならまだしも、その行いでお前が面下げてたらなんの意味もねえだろうが」
パト「白鳳さんは出来るんですか?!」
パトは声を荒げる。
白鳳「ああ、やるさ、妻が横に居てもやる、それが外道な行為だったとしてもそこに俺の正義がある、だから俺は俺の正義で周りを黙らせる、そして正しかったと胸を張る、それが出来ないのは悪になる事を恐れてるからだ、いや嫌われる事に対してビビってる、だからお前の偽善はまだ不充分だ、本当の偽善じゃない、それはただの好き嫌いのあるガキだ」
白鳳は酒を一口含む、そしてその風味を楽しむように余韻に浸る。
パト「やっぱりただ正しいだけでは国は前に進まないんでしょうか」
白鳳「当たり前だ、俺は国の運営はした事ないが会社運営は今もしている、こうやってクズの相手もしてる、後はクズに騙されて身体を売られたクズ女の教育も込みだ、だがこいつらは俺が面倒を見ている間は苦しい死なせ方はさせない、それがこいつらに対する俺の正義だ、この世界どんな苦しい死に方をするかわからねえからな、楽に死ねたら幸運だ、まるで戦場みたいだろう?」
パト「・・・そうですね、俺からみたら白鳳さんはただの下衆にしか見えませんがそれには正義があるんですよね」
白鳳「そういう事だ、俺だって下衆なのは重々承知だ、だが下衆じゃないと守れない正義もある、お前はどうだ?複数の女を一度に抱いて、お前の国全体の女と関係を持った、そこに正義はあるのか?」
パト「・・・あります、間違いなく」
白鳳「なら悩むな、周りからどう言われてるか知らねえが、お前は王だ、国の大黒柱の決めた事、決めた方針、それが正義じゃなかったら誰がお前についていきたいと思うんだ、泥船と思われねえように意地はるのがお前の役割だろうが」
パト「・・・はい・・・」
白鳳は琴歌からパトが最近色々あった事で精神を病む程悩んでいるという相談を聞いていた、
だから白鳳なりにパトに教えようと考えていた、それが今回の出来事だった。
・・・・・・
パト「白鳳さん、ありがとうございます」
白鳳「ああ、まさか娘の旦那が俺以上に女遊びが激しい奴だからな、上には上がいるってもんだ、クズの周りには同じようなクズしか集まらねえのかもな」
白鳳は笑う、パトも白鳳につられて笑う。
そして二人は帰宅した。
・・・・・・
琴歌「お父さん、座ってください!!!!!!!!!」(超怒り!!!)
琴歌は凄く怒っていた、白鳳は琴歌の怒りに驚き、靴を脱いですぐに玄関に座った。
パト「あ、ごめんなさい、琴歌は俺の視界を共有してるのでさっきまでの事全部、【映像だけ】しっかり見えてたんでした」
白鳳「おいまて、映像だけってなんだ?!」
琴歌「このクズ親!いい歳して私と同じくらいの子になんて酷い事を!本当クズ!!恥ずかしい!いい歳して年下の子を虐めるなんて!軽蔑しました!パト君をお父さんの残念な趣味に巻き込まないでください!もう帰ります!ほらパト君!帰りましょう!この人と一緒に居たらパト君までダメになる!!」
琴歌は既に荷物をまとめていて、そのままパトの手を掴みそのまま出て行ってしまう。
・・・・・・
シェイン「やっちゃったね~ハクホー、変な大人の遊びを娘の旦那様に教えるんだからそりゃあ娘激怒だよね~」
シェインは特に気にせずにお皿を洗っていた。
白鳳「・・・・・いいんだ、そこに正義があれば・・・」
シェインは見た、そう呟いた白鳳は少し寂し気だったと。
2024年12月15日
No.162 カナ冒険記その1 第四章425話
カナはカルティナの会話を終えるとそのまま案内された世界、第八世界【ヘスティディア】に転送された。
カナが転送された場所は草原だった。
カナ「本当にRPGか!ってくらい再現されてるね、という事はもしかしてモンスターが?!」
バッとカナは振り向く、だが周辺には何も居なかった。
カナ「そういえばさっきまで写ってたステータスみたいなの、消えてるね、もしかしてそういう世界じゃないってこと?」
カナはオーラを込める、だが全然オーラが溜まらない。
カナ「成程ね、この世界はオーラという概念がないのか、なら魔力とか?という事は現実世界の私の力はこの世界ではまったく意味を成さないってことなのかな?」
そもそもオーラが纏えない以上身体能力にそこまで期待できるものではない。
カナ「でもまあ私龍だし~、人間に比べたら筋力は~~~ある!!!!」
ドゴー――ン!!!
カナは地面を思い切り殴る、すると規模は小さいが地面が少し盛り上がった。
カナ「う~ん、地面じゃわからないなぁ、木が近くにあれば今の力量を確かめる事が出来るのになぁ」
カナはそう言いながら次は走る、カナは龍族であるため人に比べても脚の筋力がある、どれくらい速いかと言うと陸上競技全競技素で人間の世界記録を余裕で更新してしまう程にはある。
カナは生まれ持っての龍族のためそもそも身体の作りが異なっているのだ。
・・・・・・
カナは草原を走り続ける、脚は充分、だが問題は体力だった。
カナ「はぁ、はぁ、つ、疲れた・・・」
カナは身体能力は高いのだが、唯一体力がないのだ、それは単純に訓練不足。
カナ(最近大会でもそうだったけど真面目に訓練してなかった事が悔やまれる場面が多いなぁ、技術とかはすぐに覚えるのになぁ、はぁ、私もソフィアみたいに能力戦闘特化の性質をしてたら良かったんだけど・・・いやいや!そんな事を悔やんでも仕方ない!)
カナは少し休憩してから再度走り出す、だがそれを繰り返していると違和感に気付く。
カナ(あれ?私こんなに体力なかったっけ?こんな距離で疲れるならパトとメリアが行方不明になった時、ソフィアと調査するためにわざわざ東京から東北まで飛んだんだよ、あれだってオーラ以前に体力だった、でも全然苦じゃなかった・・・もしかしてこの世界では【スタミナゲージ】が存在するの?!)
可能性がある話だった、ゲームではよくある設定だ、
常に走れないようにHPゲージとは別にスタミナゲージが搭載されている、この世界はもしかするとそれが採用されている、だからずっと走り続けられないのかもしれない、カナはそう考えた。
カナ(あり得る話だね、だとすればこの世界は私の知ってるゲームの中で何が一番近いか、それをまずは認識する必要性があるね、そこからこの世界に適応していかないと大事な場面で取り返しがつかない事になるかもだからね)
カナは何度も走る、そして何度も止まる、それを繰り返す事で自分の現在スタミナを理解する。
カナ「うむ、大体全力疾走で20秒、駆け足程度だと30秒、あまり差はないね、何回か計ってみたけど時間も距離も同じ、どんどん呼吸が苦しくなってどうしても限界が来て止まってしまう、それが20秒、これ、もしかして飛ぶとか、上り下りとか、水泳とかでも影響を受けないよね?だとすればこの世界で大事なのは体力を上げる事になるかも、う~ん、もっと情報が欲しい、そもそもHPゲージは見えないけど多分存在するよね、攻撃力とか守備力ってどういう概念なんだろう、敵が現れないとなんとも」
そんなこんなと考えていると草原の先から野生の獣が現れる。その姿は狼のようにも見える。
カナ「おお、モンスターって奴だね、最初の敵がウルフ型か、最近では見ないスタイルだね、大体ゴブリンとかスライムとかだと思ってたけど多分これはファンタジー系じゃない、もっとリアル要素を詰め込んだような・・・あれ・・・これもしかして狩り系のゲーム??」
カナは今武器を持って居なかった、素手で戦うしかないと構える、そして狼はカナに襲う、だがカナからすれば一直線の単調な攻撃、複雑な動きをしない相手ならとそのまま身をかわし、狼の腹部を蹴り上げる!
狼「ぎゃふ??!!」
カナ「いいの入ったね!気が進まないけどごめんね!!」
カナはそのまま倒れている狼の頭をかかと落としで決め、完全に頭蓋骨を割った。
その瞬間一瞬の悲鳴と共に頭部から多くの血が辺り一面に飛び散った。
カナ「げ~、ここはリアル再現か・・・特に経験値という制度はなし、狼も別に勝手に消えたりはしない、お金を落とす事もない・・・もしかしてこれ、素材剥ぎ取りとかしないとダメな奴・・・?」
カナは青ざめる、今までそんな経験がないというのもあるが、もしカナの予想通り狩り系のゲームをモチーフにされた世界だった場合、それを意味するのは今後の展開で天災級の化物と対峙しないといけない、しかもそのゲーム規模が一体の地域なのか、星規模なのか、それとも宇宙規模なのかでスケールが大きくかわる、だがここはカルティナが創った世界、地域という小さな世界で収まるわけがないと考えるとすると星規模か宇宙規模、となると今ここは果てしない物語の始まりでしかないという現実を突きつけられる。
人によっては想像もつかない、無限に広がるような世界、やり込み要素が沢山あるという事に喜ぶゲーマーも居る、だがカナはそのタイプではなかった、果てしない、始まりの時点でゲームプレイ時間100時間以上プレイしても果てしない大規模スケールのゲームだとわかると始めた段階で面倒臭いという気持ちが勝ち、逆にやる気を失うタイプなのだ。
カナ「外れじゃん!レベル制度がないって事はレベルさえ上げれば雑魚無双できるわけでもないし!こういうのって大体は装備とか料理とかアイテムで状態を管理するのが殆ど!つまり基礎ステータスうんぬんの強化は無理!!つまり雑魚狩りとか無双系は出来ない!しっかり面倒臭い!あ~~~~!!!」
カナは頭を抱える、まだレベル制なら努力をすればステータスが上がったり、魔法や特技を覚えたりで楽出来る場面が多くなり見返りも多いのだが、アクションゲームは完全なプレイヤー技術が求められる、そして常に努力をしても次から次へと敵が強くなり、作った装備がすぐに弱いものになる、現時点で強い武器を必死に作る!だが少し進めたらそれが最強じゃなくなり、最悪使い物にならなくなる。
もっと言えば属性耐性とかの話になれば敵に合わせた装備を何パターンか揃える必要も出て来る、
何属性付与の武器、そして相手が雷属性だったらそれに耐性のある防具シリーズ、それらを揃えるためには魔物を狩り続ける、ゴールがないのだ。
カナ「しかもこういう系のゲームってよりにもよって倒すのが難しいモンスターが素材対象だったりするからね・・・はぁ」
カナは意気消沈しながらも先に進む、何か強くなるきっかけがないかと。
・・・・・・
カナ「まず戦闘は避けよう、戦っても何もメリットないし・・・」
カナは神格開放を行おうとしたが発動しなかった、恐らくだが発動条件を満たしていないのだろう。
カナ「あるある、新機能実装!だったり、こういう新必殺技システム導入!って謳い文句のくせに使えるようになるのは中盤くらいからって奴・・・序盤が重要なのにさ・・・はぁ」
カナは飛んで当たり一体を確認したかったが神格開放が出来ない以上龍の姿にはなれないので視界に入る中で一番高い場所を探す。
・・・・・・
カナ「さて、まずは木登り・・・っと」
カナは走り続ける事数分、やっと一本の木を見つける、結構大きい木のため登って確認するには最適だと考え木に登ろうとする。
カナ「・・・掴むところないね!これ!!」
その気は綺麗に真っ直ぐと伸びていた、そして凸凹が少ないため少しくらいなら足を引っかけられる場所を見つけられるのだが、途中で何をなかったりする、そこは現実と同じ仕様らしい。
カナ(そこはゲーム感覚で上りやすいようにしててよ!!リアル再現必要ないって!!ジャンプしたけど脚力だけじゃ全然上の枝に届かないし!何かしらのアイテムが居るのかな~、もう!本当面倒臭い!)
何度も挑戦するが登れなかった、木登りはフィクションのように簡単には登れないのだった。
カナは木登りを諦め、先に進む、感覚を研ぎ澄ませてはみるが、気配は一切感じない、このままだと空腹で動けなくなる可能性があるため、とりあえずは燃えそうな枯れ木、落ちている石等を集める。
カナ「そういえば能力も使えないんだった・・・龍なのに火も扱えないなんて・・・普通こういうゲームなら街からスタートするもんじゃないの?」
カナは文句を言いながら材料を集める、訓練時代野宿は何度かしているため野宿の心得はある、そして念のためと先ほど倒した狼の肉を狼の割れた頭蓋骨をナイフ代わりに使い切り離していた。
カナ「近くに水があるなら洗いたいけど、全然見えない、最悪次会った魔物の血液を飲まないとなぁ、はぁ、あれ本当嫌なんだよなぁ、変な病気貰いそうでさ、でも貴重な水分でもあるし」
野宿訓練時代に実践させられていた、提案者のメリアも流石に血液を飲むのは躊躇していた記憶がある。というよりも本当に最終手段としてだったため、リスクの観点からおススメはしないと言っていたのだ。
カナ(まだ安心といえるのは自分の尿を飲む事か、サバイバルでは自分の尿はまだ安心出来る部類の水、だけど色々嫌だ!!水たまりとか川水は寄生虫のリスクが高い、だから飲むにしても火を通す必要がある、後は雨水作戦もあるけど・・・どれも全滅、尿かな・・・)
ただここにも問題が一点、カナの身体は尿を分泌しないのだ。
龍族というのもあるが、神族でもあるカナは、食べた物は全て余す事なくエネルギーとして変換される、つまり跡形も残らない、故に尿や糞といった物が存在しない。
故に尿と言っても【他の誰かの尿】になるのだ。
そうなるとリスクは変わらない。
カナ「水問題、これをなんとかしないと、まずは食事!最悪血液!」
カナはまだ焚火をする、そして先ほど狩った狼の肉を焼けるように薄く切り、食べる、臭みが凄く野生の味がした。
カナ「うへ、マズイ、臭すぎる、しかもただ焼いただけだから味も質素、というか興奮状態で殺してるから筋肉に血液が行き届いててマズイ・・・」
狩りの話になるが、動物を狩る場合、狩る前に興奮状態、もしくは運動をさせた状態で殺すと血が肉に行き届き、マズくなる、だからこそ一瞬で意識を奪うという手段が取られている、そこには苦しませないようにしようという道徳的な意味合いもあるのだろうが、基本苦しませてストレスを与え続けられた肉はマズい。
カナ「次は水探し・・・後天候の影響も考えないと、ここまで制限されてるなら現実世界での体質はない物だと思ってた方がいいよね」
カナは龍族であるため気候の変化に強い、主に暑さに強く、多少のものなら平然と居られる、だが今のカナはわからない、今居る草原の気候と気温が丁度良い事もあり、夜になった時どれだけ当たりが冷えるのか想像がつかないのである。
カナ「水場を探そう、そこさえ見つけられれば生命線はなんとかなる」
カナは思った。多分この短期間では何も得られないだろうと・・・。
カナが転送された場所は草原だった。
カナ「本当にRPGか!ってくらい再現されてるね、という事はもしかしてモンスターが?!」
バッとカナは振り向く、だが周辺には何も居なかった。
カナ「そういえばさっきまで写ってたステータスみたいなの、消えてるね、もしかしてそういう世界じゃないってこと?」
カナはオーラを込める、だが全然オーラが溜まらない。
カナ「成程ね、この世界はオーラという概念がないのか、なら魔力とか?という事は現実世界の私の力はこの世界ではまったく意味を成さないってことなのかな?」
そもそもオーラが纏えない以上身体能力にそこまで期待できるものではない。
カナ「でもまあ私龍だし~、人間に比べたら筋力は~~~ある!!!!」
ドゴー――ン!!!
カナは地面を思い切り殴る、すると規模は小さいが地面が少し盛り上がった。
カナ「う~ん、地面じゃわからないなぁ、木が近くにあれば今の力量を確かめる事が出来るのになぁ」
カナはそう言いながら次は走る、カナは龍族であるため人に比べても脚の筋力がある、どれくらい速いかと言うと陸上競技全競技素で人間の世界記録を余裕で更新してしまう程にはある。
カナは生まれ持っての龍族のためそもそも身体の作りが異なっているのだ。
・・・・・・
カナは草原を走り続ける、脚は充分、だが問題は体力だった。
カナ「はぁ、はぁ、つ、疲れた・・・」
カナは身体能力は高いのだが、唯一体力がないのだ、それは単純に訓練不足。
カナ(最近大会でもそうだったけど真面目に訓練してなかった事が悔やまれる場面が多いなぁ、技術とかはすぐに覚えるのになぁ、はぁ、私もソフィアみたいに能力戦闘特化の性質をしてたら良かったんだけど・・・いやいや!そんな事を悔やんでも仕方ない!)
カナは少し休憩してから再度走り出す、だがそれを繰り返していると違和感に気付く。
カナ(あれ?私こんなに体力なかったっけ?こんな距離で疲れるならパトとメリアが行方不明になった時、ソフィアと調査するためにわざわざ東京から東北まで飛んだんだよ、あれだってオーラ以前に体力だった、でも全然苦じゃなかった・・・もしかしてこの世界では【スタミナゲージ】が存在するの?!)
可能性がある話だった、ゲームではよくある設定だ、
常に走れないようにHPゲージとは別にスタミナゲージが搭載されている、この世界はもしかするとそれが採用されている、だからずっと走り続けられないのかもしれない、カナはそう考えた。
カナ(あり得る話だね、だとすればこの世界は私の知ってるゲームの中で何が一番近いか、それをまずは認識する必要性があるね、そこからこの世界に適応していかないと大事な場面で取り返しがつかない事になるかもだからね)
カナは何度も走る、そして何度も止まる、それを繰り返す事で自分の現在スタミナを理解する。
カナ「うむ、大体全力疾走で20秒、駆け足程度だと30秒、あまり差はないね、何回か計ってみたけど時間も距離も同じ、どんどん呼吸が苦しくなってどうしても限界が来て止まってしまう、それが20秒、これ、もしかして飛ぶとか、上り下りとか、水泳とかでも影響を受けないよね?だとすればこの世界で大事なのは体力を上げる事になるかも、う~ん、もっと情報が欲しい、そもそもHPゲージは見えないけど多分存在するよね、攻撃力とか守備力ってどういう概念なんだろう、敵が現れないとなんとも」
そんなこんなと考えていると草原の先から野生の獣が現れる。その姿は狼のようにも見える。
カナ「おお、モンスターって奴だね、最初の敵がウルフ型か、最近では見ないスタイルだね、大体ゴブリンとかスライムとかだと思ってたけど多分これはファンタジー系じゃない、もっとリアル要素を詰め込んだような・・・あれ・・・これもしかして狩り系のゲーム??」
カナは今武器を持って居なかった、素手で戦うしかないと構える、そして狼はカナに襲う、だがカナからすれば一直線の単調な攻撃、複雑な動きをしない相手ならとそのまま身をかわし、狼の腹部を蹴り上げる!
狼「ぎゃふ??!!」
カナ「いいの入ったね!気が進まないけどごめんね!!」
カナはそのまま倒れている狼の頭をかかと落としで決め、完全に頭蓋骨を割った。
その瞬間一瞬の悲鳴と共に頭部から多くの血が辺り一面に飛び散った。
カナ「げ~、ここはリアル再現か・・・特に経験値という制度はなし、狼も別に勝手に消えたりはしない、お金を落とす事もない・・・もしかしてこれ、素材剥ぎ取りとかしないとダメな奴・・・?」
カナは青ざめる、今までそんな経験がないというのもあるが、もしカナの予想通り狩り系のゲームをモチーフにされた世界だった場合、それを意味するのは今後の展開で天災級の化物と対峙しないといけない、しかもそのゲーム規模が一体の地域なのか、星規模なのか、それとも宇宙規模なのかでスケールが大きくかわる、だがここはカルティナが創った世界、地域という小さな世界で収まるわけがないと考えるとすると星規模か宇宙規模、となると今ここは果てしない物語の始まりでしかないという現実を突きつけられる。
人によっては想像もつかない、無限に広がるような世界、やり込み要素が沢山あるという事に喜ぶゲーマーも居る、だがカナはそのタイプではなかった、果てしない、始まりの時点でゲームプレイ時間100時間以上プレイしても果てしない大規模スケールのゲームだとわかると始めた段階で面倒臭いという気持ちが勝ち、逆にやる気を失うタイプなのだ。
カナ「外れじゃん!レベル制度がないって事はレベルさえ上げれば雑魚無双できるわけでもないし!こういうのって大体は装備とか料理とかアイテムで状態を管理するのが殆ど!つまり基礎ステータスうんぬんの強化は無理!!つまり雑魚狩りとか無双系は出来ない!しっかり面倒臭い!あ~~~~!!!」
カナは頭を抱える、まだレベル制なら努力をすればステータスが上がったり、魔法や特技を覚えたりで楽出来る場面が多くなり見返りも多いのだが、アクションゲームは完全なプレイヤー技術が求められる、そして常に努力をしても次から次へと敵が強くなり、作った装備がすぐに弱いものになる、現時点で強い武器を必死に作る!だが少し進めたらそれが最強じゃなくなり、最悪使い物にならなくなる。
もっと言えば属性耐性とかの話になれば敵に合わせた装備を何パターンか揃える必要も出て来る、
何属性付与の武器、そして相手が雷属性だったらそれに耐性のある防具シリーズ、それらを揃えるためには魔物を狩り続ける、ゴールがないのだ。
カナ「しかもこういう系のゲームってよりにもよって倒すのが難しいモンスターが素材対象だったりするからね・・・はぁ」
カナは意気消沈しながらも先に進む、何か強くなるきっかけがないかと。
・・・・・・
カナ「まず戦闘は避けよう、戦っても何もメリットないし・・・」
カナは神格開放を行おうとしたが発動しなかった、恐らくだが発動条件を満たしていないのだろう。
カナ「あるある、新機能実装!だったり、こういう新必殺技システム導入!って謳い文句のくせに使えるようになるのは中盤くらいからって奴・・・序盤が重要なのにさ・・・はぁ」
カナは飛んで当たり一体を確認したかったが神格開放が出来ない以上龍の姿にはなれないので視界に入る中で一番高い場所を探す。
・・・・・・
カナ「さて、まずは木登り・・・っと」
カナは走り続ける事数分、やっと一本の木を見つける、結構大きい木のため登って確認するには最適だと考え木に登ろうとする。
カナ「・・・掴むところないね!これ!!」
その気は綺麗に真っ直ぐと伸びていた、そして凸凹が少ないため少しくらいなら足を引っかけられる場所を見つけられるのだが、途中で何をなかったりする、そこは現実と同じ仕様らしい。
カナ(そこはゲーム感覚で上りやすいようにしててよ!!リアル再現必要ないって!!ジャンプしたけど脚力だけじゃ全然上の枝に届かないし!何かしらのアイテムが居るのかな~、もう!本当面倒臭い!)
何度も挑戦するが登れなかった、木登りはフィクションのように簡単には登れないのだった。
カナは木登りを諦め、先に進む、感覚を研ぎ澄ませてはみるが、気配は一切感じない、このままだと空腹で動けなくなる可能性があるため、とりあえずは燃えそうな枯れ木、落ちている石等を集める。
カナ「そういえば能力も使えないんだった・・・龍なのに火も扱えないなんて・・・普通こういうゲームなら街からスタートするもんじゃないの?」
カナは文句を言いながら材料を集める、訓練時代野宿は何度かしているため野宿の心得はある、そして念のためと先ほど倒した狼の肉を狼の割れた頭蓋骨をナイフ代わりに使い切り離していた。
カナ「近くに水があるなら洗いたいけど、全然見えない、最悪次会った魔物の血液を飲まないとなぁ、はぁ、あれ本当嫌なんだよなぁ、変な病気貰いそうでさ、でも貴重な水分でもあるし」
野宿訓練時代に実践させられていた、提案者のメリアも流石に血液を飲むのは躊躇していた記憶がある。というよりも本当に最終手段としてだったため、リスクの観点からおススメはしないと言っていたのだ。
カナ(まだ安心といえるのは自分の尿を飲む事か、サバイバルでは自分の尿はまだ安心出来る部類の水、だけど色々嫌だ!!水たまりとか川水は寄生虫のリスクが高い、だから飲むにしても火を通す必要がある、後は雨水作戦もあるけど・・・どれも全滅、尿かな・・・)
ただここにも問題が一点、カナの身体は尿を分泌しないのだ。
龍族というのもあるが、神族でもあるカナは、食べた物は全て余す事なくエネルギーとして変換される、つまり跡形も残らない、故に尿や糞といった物が存在しない。
故に尿と言っても【他の誰かの尿】になるのだ。
そうなるとリスクは変わらない。
カナ「水問題、これをなんとかしないと、まずは食事!最悪血液!」
カナはまだ焚火をする、そして先ほど狩った狼の肉を焼けるように薄く切り、食べる、臭みが凄く野生の味がした。
カナ「うへ、マズイ、臭すぎる、しかもただ焼いただけだから味も質素、というか興奮状態で殺してるから筋肉に血液が行き届いててマズイ・・・」
狩りの話になるが、動物を狩る場合、狩る前に興奮状態、もしくは運動をさせた状態で殺すと血が肉に行き届き、マズくなる、だからこそ一瞬で意識を奪うという手段が取られている、そこには苦しませないようにしようという道徳的な意味合いもあるのだろうが、基本苦しませてストレスを与え続けられた肉はマズい。
カナ「次は水探し・・・後天候の影響も考えないと、ここまで制限されてるなら現実世界での体質はない物だと思ってた方がいいよね」
カナは龍族であるため気候の変化に強い、主に暑さに強く、多少のものなら平然と居られる、だが今のカナはわからない、今居る草原の気候と気温が丁度良い事もあり、夜になった時どれだけ当たりが冷えるのか想像がつかないのである。
カナ「水場を探そう、そこさえ見つけられれば生命線はなんとかなる」
カナは思った。多分この短期間では何も得られないだろうと・・・。
No.161 あの夜琴歌が感じた物は(R18)第五章429話その後
琴歌はメルトリア総本山に向かう、それはつまりもう一度リトアと会う可能性があると考えていた。
そのために眼の訓練を行っていた、
リトア戦で眼で戦う感覚を理解した琴歌、それは自分の最大の可能性であり、
つい最近まで一般人であった琴歌が唯一戦える手段、戦闘もそうだが、攻撃に対する知識が乏しい琴歌が出来る事と言えばこれだけしかなかったのだ。
琴歌「眼・・・もしかして感情とその時考えていた願望とかで変わる?」
琴歌は手鏡を見ながら自分の眼を確認する、楽しかった思い出に浸り、相手を癒したいと考えれば色が変わり、シアーネの事件を思い出し、怒りの感情を思い出し、アロケルという悪魔を自分自身の手で殺めたいと考えた時、鮮明に色が変わった、そこで眼が変わる原理は自分自身の精神状態とその時の望みに由来するものだと理解する。
琴歌(まずはそれだけ理解出来ていればある程度意図的に眼を選ぶことが出来る、なら後はこのバリエーションを試してみて・・・効果までの余力があるかどうか・・・ですね)
周りが各自仮眠や見張り等で動いて居なくなったフロアでその場から動かずに自分の力を試し続けた。
・・・・・・
眼の訓練をして、休憩してを繰り返し、流石に寝ないと次の日に支障が出ると考えた琴歌は同じ場所に居たアリシアに声を掛けた。
琴歌「すみません、仮眠室はどこにありますか?」
アリシア「あ、ああ、あの扉から入って真っ直ぐ進み、右4つめの扉を開けて貰えたら仮眠エリアになります、琴歌ちゃんは専属神という特別な存在だからパト様達と同じ特別仮眠室で寝て貰いますね」
琴歌「ありがとうございます、私は一度睡眠をとります、アリシアさんも休んでくださいね」
アリシア「ありがとう、でも私は消耗しないから大丈夫ですよ、安心して眠ってください」
アリシアは笑顔で琴歌を見送る、ただアリシアの顔はどこか上の空というか顔が赤くなっていた、
琴歌はそんなアリシアを気にも留めず仮眠室に足を運ぶ。
・・・・・・
琴歌「ここですね、わあロビーみたいになっているんですね」
琴歌はアリシアに言われた通りの道を進む、そして扉を開けると白く広い部屋が広がる、そして各通路がある、その通路からはデザインも変わり、各仮眠室が容易されていた。
琴歌(確かパトさんはソフィアさんと一緒に先に寝てましたよね、一度顔を見ておきましょう、もしかすると一緒に遊んでいるかもしれませんしね)
琴歌の中ではソフィアは性的な事は一切しない、そもそも興味も無ければあまり積極的ではないという事をホテルで一度聞いたことがあった。
・・・・・・
琴歌「感度が高い・・・ですか?」
ソフィア「そうそう、エッチな意味じゃなくてね、私は本来歩くだけでも凄く感度が良いから痛いって感じやすいんだ、だからお湯だって熱すぎると痛くて我慢できないし、逆に冷たいのもダメ、だけどオーラでそれをなんとかフォローしてる感じかな」
琴歌「それは・・・不便ですね、私よりも酷いのでは・・・」
ソフィア「突然変異体の宿命みたいなものだね、強すぎる力には何かしらの代償があるんだよ、パトもきっとあったはずだよ、メリアはパトは突然変異体なのに全然バッドステータスがないみたいな事を言ってたけどね、今のパトになったから問題が解決したのかもしれないしね、例えば強すぎるけど短命だったとかも・・・知らないけど」
琴歌「今のパト君はそんな事ありませんよね?」
ソフィア「そうだね、突然変異体ではあるけど一度肉体と魂分離しちゃってるからね、でもある意味以前より強い力手に入ってるし結果オーライじゃないかな」
琴歌はそんな些細な話をお風呂の中で話していると、恥ずかしながらもちょっとした疑問をソフィアに聞く。
琴歌「あの・・・痛くないのですか?あの・・・パトさんとその・・・夜を致す時は・・・」
ソフィア「エッチの話?私パトとエッチしたことないよ?キスまでかな~、だって流石に情緒が乱れてる時にオーラを気に掛ける程余裕はないし、そうなったら多分気持ちいいよりも苦痛に耐える方が勝っちゃうと思うんだよね、折角愛し合うエッチが不快感で満たされたら嫌でしょ?パトも気を使うし、私も嫌だし、だから私はエッチはしない、というより興味がないかな、パトも別に私の身体を目的にしてるわけじゃないし、むしろ求めない事がパトにとって安息の場所になってるし、あまり女を出したくないんだよ私はね」
琴歌「そ、そうなのですね、デリケートな話をしてすみません・・・」
ソフィア「まあ私に気にせず琴歌ちんもそういう流れになったらちゃちゃっとやっておいたらいいよ、あのハクちゃんだって経験済みなんだよ、カナっちも表ではあれだけ元気だけど、裏ではしっかりやる事やってるし、皆凄いよね~、別に誰も咎めないし、自分から行かないと本当ずっとお預け喰らっちゃうからね、ハクはもうずっと奥手だから不満沢山あるみたいだしね~、あの子も何気にちゃんと性欲があって私は安心だよ~」
琴歌「えっと・・・その時は参考にさせていただきます」
琴歌は自分で振った話題なのに恥ずかしさが勝ち、湯舟に顔を鎮める。
・・・・・・
琴歌(ソフィアちゃんは絶対にない、だから安心してパト君の所にいけますね!)
琴歌はそう考えていると通路の方から誰かの声が聞こえた。
琴歌(女性の声?なんか切なそうな・・・でもなんか声をなんとか抑えてそうな・・・どこでしょうか?)
琴歌はその時頭の中で「女性が一人で慰めているのかも」「体調が優れない人がいるのかな」等考えていなかった、それは眼を酷使した事で偏頭痛を現在患っていたことが関係していた、とりあえず考えるよりも声の正体を知ろうという好奇心で動いていた。
そして琴歌が声の出所を突き止めた、それは【パト専用仮眠部屋】と書かれた扉だった。
琴歌はパト専用の部屋で女性の声が聞こえる、そしてその声が喘ぎ声であると気づき、感情が高ぶる
琴歌(誰かがパト君と性行為をしている?!!!!)
琴歌の心臓は凄くドキドキしていた、
手が震える、思考が整理できない、手に汗がにじむ・・・
そのまま立ち去ってもよかった、だが琴歌はこのような場面に生まれてから一度も立ち会った事がない、それどころが病弱であった事、女子高に通っていた事もあって性的な興奮を感じる事がそもそもなかったため、抵抗のない琴歌にとってこの現状は逃げ出したいという気持ちとずっと聞いていたいという好奇心が同時に身体の主導権を奪おうとしていた。
琴歌(こ、ここはパト君と私達専属神達だけの仮眠室エリアだって言ってた・・・だからこの相手も専属神・・・誰・・・かな)
琴歌は我慢できずに扉に耳を当てる、するとその声はソルテだと判断する。
ソルテ「うん///、ごめんなさい、私、こんなこと、んん///パト様が寝てる時に///あ、汚しちゃって・・・」
琴歌(ソルテさん?!ソルテさんがパト君と?!)
琴歌はもう動揺を隠しきれなかった、息が荒くなる、心臓の鼓動がうるさい、そして今までにない程興奮している、もう他の事に気が回らない、ただ扉の先で何が行われているのか、その一点にしか意識が向かなくなる。
琴歌(駄目、このまま立ち去らないと、でもこんな・・・気になる・・・)
琴歌はそのまま扉に耳を当てる、そしてそこには声だけではなく身体と身体がぶつかり合う音、水のような音が聞こえる、琴歌は興味はなくとも年頃の女性でもあり、知識としては知っていた、だがそれは知っていただけで今こうして耳に入ってくる音は琴歌の持つ性知識を凌駕しており、生々しい情報に脳が溶けそうになる。
琴歌(うう、なんでだろう、むずむずする)
琴歌は無意識に右手を自分の股間部分に触れる、そして今までにない程むずむずをなんとか解消しようと琴歌は自分の敏感な部分に触れる、それはまるで蚊に刺され、痒くなったからどうにかしようとするみたいにただ琴歌は自分の敏感な所を弄る。
琴歌(声だけじゃくて見たい、どんな風に行われているのだろう、でも扉を少しでも開けたらバレちゃう、いや、ここでこんなことしていてもバレちゃう、どうしよう、どうしよう)
琴歌はそう考えていると先ほどまでずっと眼の訓練をしていた事もあり、今の精神状況と願望でどうにか透視出来ないか試みる
琴歌(み、見える・・・)
成功した、自主訓練中はあくまでその場で思い出して実践していた、だが今は強い感情と願望で行われている、そのせいか自主訓練時よりも鮮明にそして正確に実行出来ていた。
琴歌が透視で見た背景はパトが仰向けで寝ており、その上にソルテが覆いかぶさっているような光景だった、不慣れなソルテはゆっくりとゆっくりと、だけど時に我慢できないのか速度を上げて性欲を満たそうとしていた、ソルテはパトから精液を貰う事が目的のため自分が果てて終わるわけにもいかずになんとか不慣れで、だが今まで誰にも侵入された事がない自分の体内の敏感な所に当たる感触に対して我慢しながら動いていた。
琴歌はその一部始終をソルテの後ろ姿という形で見る事が出来た。
琴歌の視線がそこから離れる事はない、ただその生々しい光景だけを見て、どんどん自身の股間がむずむずするのをなんとか抑えようと敏感な所をさっきよりも強くこする。
琴歌(入ってる・・・のかな、扉は多分近いから透視出来たけど・・・ソルテさんお布団で隠してパト君に覆いかぶさってるから見えにくい・・・でもわかる、お布団越しでもソルテさんが腰を動かしている・・・)
琴歌は服越しではなく直で触る、凄く濡れていた、ここまで自分の股間が濡れているのは初めてだった。だが琴歌はそんな事に気を留めずに擦り続ける、それだけでも十分発散されるのだが、もし挿れられたらどんな感じなのか、そんな目の前の光景を羨ましむように自分の指を今だに溢れ続けている自分の穴にゆっくり入れてみる、今までにない程濡れている事もあり、すんなり入った、不思議な感覚だった、肉体の内側を触っている感覚、指先に感じるのはヌルヌルした感覚、後は今目の前で行われている事を自分の指で実演してみる事だった。
琴歌(ソルテさんは上下に、後前後に腰を動かしてる・・・そうした方がいいのかな・・・)
琴歌は体勢的に腰を振る事は出来ない、だからと自分の指を上下前後に動かしてみる、するとただ指を入れているのとは違う、別の感覚に襲われる。
琴歌(ここ・・・気持ちいいかも)
琴歌は痒い場所を見つけた時のように無我夢中で一点を掻く、痒い所を掻く、その時に満たされる感覚以上に満たされる感覚、これならこのむずむずを我慢出来ると搔き続ける。
そして扉越しに聞こえる声、
ソルテ「あ・・・・あ・・・出てる・・・出してくれてる・・・ダメ、イク・・・」
ソルテは最後切なそうな声でパトに体重を預ける、琴歌はその光景を見て、ソルテはパトに出されたのだとわかり、琴歌の興奮はピークを迎える。
琴歌(中に出された?!どんな感じなのかな、イク?イクって何?イクってどんな感じなの?)
琴歌の心臓が過去一番に高まっている、そして琴歌は決定的瞬間を見た
それはソルテが起き上がり、布団が剥がれる、見えた、ソルテとパトの結合部、そしてソルテはそれをゆっくり出す、そしてそこには艶めかしい液体、そしてソルテの股から垂れる白い液体、琴歌はその光景を見てもうパンク寸前だった脳が完全にパンクし、それが琴歌の刺激し続けて来た股間にダイレクトに伝わる。
琴歌「んんん!!!んんんん~~~~~~~~」
身体全体が痺れる感覚、そして満たされる感覚、そして今までのむずむずが嘘のようになくなり、ただそこには下着がぐしょぐしょに成程に溢れた自分の体液だった。
琴歌「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
琴歌の呼吸は乱れ続けている、そして初めてイッたという事もあり、足に力が入らなかった。
だがこのままではいけないと、琴歌はなんとか隣の仮眠室に入る。
琴歌「はぁ・・・はぁ・・・凄いものを見てしまいました・・・パト君は動いていなかったという事は寝ていたのでしょうか・・・でも」
あれがセックスだなんて・・・
自分の好きな人が他の女性と性行為をしている光景、それは凄く心が痛む、だけどそれ以上に興奮が勝った、恥ずかしいし、背徳感もある、強い嫉妬感もある、自分にもしてほしい、愛されたい、もっと恋人のような事をしたい、独占したい、【むちゃくちゃにしてほしい】あれほど自分でも抑えきれなかった股のむずむずをパト君が収めてくれたらどれだけいいんだろう、自分の手でもあれほど気持ちよかったのに、パト君のアレが入ればどれだけ満たされ、気持ちいいのだろう、そんな多大な情報や欲情が琴歌の脳内を駆け巡る。
琴歌「ダメ・・・まだ収まらない・・・」
琴歌は自分が今居る仮眠室でまた自身の股間を弄る、この時、自分の濡れている股間を見る、今までこのような状態になった事がない、自分の身体なのに自分の身体とは思えないような感覚、フワフワして下腹部が熱くなる感覚、その感覚が新鮮で切なくて、だが興奮して、そしてそれはソルテの光景と重なり、また手を伸ばしてしまう・・・。
この後アリシアがパトの所で同じように、いや正確には同じではなく、複数のアリシアを駆使してパトのパトの身体を使い、本当の意味で男女が求めるような、だがパトはソフィアの不可能支配で目覚める事が出来ない状態で、アリシアはパトと繋がる、その光景を再度琴歌が見てしまい、その日だけでも自分の胸にある突起物が触り方次第では気持ちよくなる事も、身体を愛撫される光景を見て、自身の身体を優しく触れる事も、繋がる瞬間も全部、琴歌の知識として頭に入る、そして少しでもその光景を近くで見たいという願望が今まで琴歌が苦戦していたパトとの視界リンクを成し得るきっかけとなったのだ。
パトは寝ていても一人のアリシアが裸でパトの身体を支える、その時うっすら開いた視界越しで琴歌は完全に女の発情した顔になっているアリシアを見る、そしてその行為の一部始終を見届ける。
・・・・・・
翌朝
琴歌は起きたら全裸だった、だが昨晩の出来事を思い出し、自分が狂ったように何度も何度も、そして何時間も快楽を求めていた事を思い出し、恥ずかしさと罪悪感でいっぱいになるが、そこで琴歌は認識した。
琴歌「私、もしかしてパト君が他の人とエッチをしてる所を見るのが好きなのかも・・・」
琴歌はボソっと声に出すが誰が聞いてるわけでもないのに慌てたように訂正する。
琴歌「わ、私はまだ経験がないのに!そ、それはパト君と初めてエッチしたときに分かる事だよね!!」
琴歌はこの時初めて「私を抱いてくれないかな・・・」とパトの身体を求めるようになったのだった。
そのために眼の訓練を行っていた、
リトア戦で眼で戦う感覚を理解した琴歌、それは自分の最大の可能性であり、
つい最近まで一般人であった琴歌が唯一戦える手段、戦闘もそうだが、攻撃に対する知識が乏しい琴歌が出来る事と言えばこれだけしかなかったのだ。
琴歌「眼・・・もしかして感情とその時考えていた願望とかで変わる?」
琴歌は手鏡を見ながら自分の眼を確認する、楽しかった思い出に浸り、相手を癒したいと考えれば色が変わり、シアーネの事件を思い出し、怒りの感情を思い出し、アロケルという悪魔を自分自身の手で殺めたいと考えた時、鮮明に色が変わった、そこで眼が変わる原理は自分自身の精神状態とその時の望みに由来するものだと理解する。
琴歌(まずはそれだけ理解出来ていればある程度意図的に眼を選ぶことが出来る、なら後はこのバリエーションを試してみて・・・効果までの余力があるかどうか・・・ですね)
周りが各自仮眠や見張り等で動いて居なくなったフロアでその場から動かずに自分の力を試し続けた。
・・・・・・
眼の訓練をして、休憩してを繰り返し、流石に寝ないと次の日に支障が出ると考えた琴歌は同じ場所に居たアリシアに声を掛けた。
琴歌「すみません、仮眠室はどこにありますか?」
アリシア「あ、ああ、あの扉から入って真っ直ぐ進み、右4つめの扉を開けて貰えたら仮眠エリアになります、琴歌ちゃんは専属神という特別な存在だからパト様達と同じ特別仮眠室で寝て貰いますね」
琴歌「ありがとうございます、私は一度睡眠をとります、アリシアさんも休んでくださいね」
アリシア「ありがとう、でも私は消耗しないから大丈夫ですよ、安心して眠ってください」
アリシアは笑顔で琴歌を見送る、ただアリシアの顔はどこか上の空というか顔が赤くなっていた、
琴歌はそんなアリシアを気にも留めず仮眠室に足を運ぶ。
・・・・・・
琴歌「ここですね、わあロビーみたいになっているんですね」
琴歌はアリシアに言われた通りの道を進む、そして扉を開けると白く広い部屋が広がる、そして各通路がある、その通路からはデザインも変わり、各仮眠室が容易されていた。
琴歌(確かパトさんはソフィアさんと一緒に先に寝てましたよね、一度顔を見ておきましょう、もしかすると一緒に遊んでいるかもしれませんしね)
琴歌の中ではソフィアは性的な事は一切しない、そもそも興味も無ければあまり積極的ではないという事をホテルで一度聞いたことがあった。
・・・・・・
琴歌「感度が高い・・・ですか?」
ソフィア「そうそう、エッチな意味じゃなくてね、私は本来歩くだけでも凄く感度が良いから痛いって感じやすいんだ、だからお湯だって熱すぎると痛くて我慢できないし、逆に冷たいのもダメ、だけどオーラでそれをなんとかフォローしてる感じかな」
琴歌「それは・・・不便ですね、私よりも酷いのでは・・・」
ソフィア「突然変異体の宿命みたいなものだね、強すぎる力には何かしらの代償があるんだよ、パトもきっとあったはずだよ、メリアはパトは突然変異体なのに全然バッドステータスがないみたいな事を言ってたけどね、今のパトになったから問題が解決したのかもしれないしね、例えば強すぎるけど短命だったとかも・・・知らないけど」
琴歌「今のパト君はそんな事ありませんよね?」
ソフィア「そうだね、突然変異体ではあるけど一度肉体と魂分離しちゃってるからね、でもある意味以前より強い力手に入ってるし結果オーライじゃないかな」
琴歌はそんな些細な話をお風呂の中で話していると、恥ずかしながらもちょっとした疑問をソフィアに聞く。
琴歌「あの・・・痛くないのですか?あの・・・パトさんとその・・・夜を致す時は・・・」
ソフィア「エッチの話?私パトとエッチしたことないよ?キスまでかな~、だって流石に情緒が乱れてる時にオーラを気に掛ける程余裕はないし、そうなったら多分気持ちいいよりも苦痛に耐える方が勝っちゃうと思うんだよね、折角愛し合うエッチが不快感で満たされたら嫌でしょ?パトも気を使うし、私も嫌だし、だから私はエッチはしない、というより興味がないかな、パトも別に私の身体を目的にしてるわけじゃないし、むしろ求めない事がパトにとって安息の場所になってるし、あまり女を出したくないんだよ私はね」
琴歌「そ、そうなのですね、デリケートな話をしてすみません・・・」
ソフィア「まあ私に気にせず琴歌ちんもそういう流れになったらちゃちゃっとやっておいたらいいよ、あのハクちゃんだって経験済みなんだよ、カナっちも表ではあれだけ元気だけど、裏ではしっかりやる事やってるし、皆凄いよね~、別に誰も咎めないし、自分から行かないと本当ずっとお預け喰らっちゃうからね、ハクはもうずっと奥手だから不満沢山あるみたいだしね~、あの子も何気にちゃんと性欲があって私は安心だよ~」
琴歌「えっと・・・その時は参考にさせていただきます」
琴歌は自分で振った話題なのに恥ずかしさが勝ち、湯舟に顔を鎮める。
・・・・・・
琴歌(ソフィアちゃんは絶対にない、だから安心してパト君の所にいけますね!)
琴歌はそう考えていると通路の方から誰かの声が聞こえた。
琴歌(女性の声?なんか切なそうな・・・でもなんか声をなんとか抑えてそうな・・・どこでしょうか?)
琴歌はその時頭の中で「女性が一人で慰めているのかも」「体調が優れない人がいるのかな」等考えていなかった、それは眼を酷使した事で偏頭痛を現在患っていたことが関係していた、とりあえず考えるよりも声の正体を知ろうという好奇心で動いていた。
そして琴歌が声の出所を突き止めた、それは【パト専用仮眠部屋】と書かれた扉だった。
琴歌はパト専用の部屋で女性の声が聞こえる、そしてその声が喘ぎ声であると気づき、感情が高ぶる
琴歌(誰かがパト君と性行為をしている?!!!!)
琴歌の心臓は凄くドキドキしていた、
手が震える、思考が整理できない、手に汗がにじむ・・・
そのまま立ち去ってもよかった、だが琴歌はこのような場面に生まれてから一度も立ち会った事がない、それどころが病弱であった事、女子高に通っていた事もあって性的な興奮を感じる事がそもそもなかったため、抵抗のない琴歌にとってこの現状は逃げ出したいという気持ちとずっと聞いていたいという好奇心が同時に身体の主導権を奪おうとしていた。
琴歌(こ、ここはパト君と私達専属神達だけの仮眠室エリアだって言ってた・・・だからこの相手も専属神・・・誰・・・かな)
琴歌は我慢できずに扉に耳を当てる、するとその声はソルテだと判断する。
ソルテ「うん///、ごめんなさい、私、こんなこと、んん///パト様が寝てる時に///あ、汚しちゃって・・・」
琴歌(ソルテさん?!ソルテさんがパト君と?!)
琴歌はもう動揺を隠しきれなかった、息が荒くなる、心臓の鼓動がうるさい、そして今までにない程興奮している、もう他の事に気が回らない、ただ扉の先で何が行われているのか、その一点にしか意識が向かなくなる。
琴歌(駄目、このまま立ち去らないと、でもこんな・・・気になる・・・)
琴歌はそのまま扉に耳を当てる、そしてそこには声だけではなく身体と身体がぶつかり合う音、水のような音が聞こえる、琴歌は興味はなくとも年頃の女性でもあり、知識としては知っていた、だがそれは知っていただけで今こうして耳に入ってくる音は琴歌の持つ性知識を凌駕しており、生々しい情報に脳が溶けそうになる。
琴歌(うう、なんでだろう、むずむずする)
琴歌は無意識に右手を自分の股間部分に触れる、そして今までにない程むずむずをなんとか解消しようと琴歌は自分の敏感な部分に触れる、それはまるで蚊に刺され、痒くなったからどうにかしようとするみたいにただ琴歌は自分の敏感な所を弄る。
琴歌(声だけじゃくて見たい、どんな風に行われているのだろう、でも扉を少しでも開けたらバレちゃう、いや、ここでこんなことしていてもバレちゃう、どうしよう、どうしよう)
琴歌はそう考えていると先ほどまでずっと眼の訓練をしていた事もあり、今の精神状況と願望でどうにか透視出来ないか試みる
琴歌(み、見える・・・)
成功した、自主訓練中はあくまでその場で思い出して実践していた、だが今は強い感情と願望で行われている、そのせいか自主訓練時よりも鮮明にそして正確に実行出来ていた。
琴歌が透視で見た背景はパトが仰向けで寝ており、その上にソルテが覆いかぶさっているような光景だった、不慣れなソルテはゆっくりとゆっくりと、だけど時に我慢できないのか速度を上げて性欲を満たそうとしていた、ソルテはパトから精液を貰う事が目的のため自分が果てて終わるわけにもいかずになんとか不慣れで、だが今まで誰にも侵入された事がない自分の体内の敏感な所に当たる感触に対して我慢しながら動いていた。
琴歌はその一部始終をソルテの後ろ姿という形で見る事が出来た。
琴歌の視線がそこから離れる事はない、ただその生々しい光景だけを見て、どんどん自身の股間がむずむずするのをなんとか抑えようと敏感な所をさっきよりも強くこする。
琴歌(入ってる・・・のかな、扉は多分近いから透視出来たけど・・・ソルテさんお布団で隠してパト君に覆いかぶさってるから見えにくい・・・でもわかる、お布団越しでもソルテさんが腰を動かしている・・・)
琴歌は服越しではなく直で触る、凄く濡れていた、ここまで自分の股間が濡れているのは初めてだった。だが琴歌はそんな事に気を留めずに擦り続ける、それだけでも十分発散されるのだが、もし挿れられたらどんな感じなのか、そんな目の前の光景を羨ましむように自分の指を今だに溢れ続けている自分の穴にゆっくり入れてみる、今までにない程濡れている事もあり、すんなり入った、不思議な感覚だった、肉体の内側を触っている感覚、指先に感じるのはヌルヌルした感覚、後は今目の前で行われている事を自分の指で実演してみる事だった。
琴歌(ソルテさんは上下に、後前後に腰を動かしてる・・・そうした方がいいのかな・・・)
琴歌は体勢的に腰を振る事は出来ない、だからと自分の指を上下前後に動かしてみる、するとただ指を入れているのとは違う、別の感覚に襲われる。
琴歌(ここ・・・気持ちいいかも)
琴歌は痒い場所を見つけた時のように無我夢中で一点を掻く、痒い所を掻く、その時に満たされる感覚以上に満たされる感覚、これならこのむずむずを我慢出来ると搔き続ける。
そして扉越しに聞こえる声、
ソルテ「あ・・・・あ・・・出てる・・・出してくれてる・・・ダメ、イク・・・」
ソルテは最後切なそうな声でパトに体重を預ける、琴歌はその光景を見て、ソルテはパトに出されたのだとわかり、琴歌の興奮はピークを迎える。
琴歌(中に出された?!どんな感じなのかな、イク?イクって何?イクってどんな感じなの?)
琴歌の心臓が過去一番に高まっている、そして琴歌は決定的瞬間を見た
それはソルテが起き上がり、布団が剥がれる、見えた、ソルテとパトの結合部、そしてソルテはそれをゆっくり出す、そしてそこには艶めかしい液体、そしてソルテの股から垂れる白い液体、琴歌はその光景を見てもうパンク寸前だった脳が完全にパンクし、それが琴歌の刺激し続けて来た股間にダイレクトに伝わる。
琴歌「んんん!!!んんんん~~~~~~~~」
身体全体が痺れる感覚、そして満たされる感覚、そして今までのむずむずが嘘のようになくなり、ただそこには下着がぐしょぐしょに成程に溢れた自分の体液だった。
琴歌「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
琴歌の呼吸は乱れ続けている、そして初めてイッたという事もあり、足に力が入らなかった。
だがこのままではいけないと、琴歌はなんとか隣の仮眠室に入る。
琴歌「はぁ・・・はぁ・・・凄いものを見てしまいました・・・パト君は動いていなかったという事は寝ていたのでしょうか・・・でも」
あれがセックスだなんて・・・
自分の好きな人が他の女性と性行為をしている光景、それは凄く心が痛む、だけどそれ以上に興奮が勝った、恥ずかしいし、背徳感もある、強い嫉妬感もある、自分にもしてほしい、愛されたい、もっと恋人のような事をしたい、独占したい、【むちゃくちゃにしてほしい】あれほど自分でも抑えきれなかった股のむずむずをパト君が収めてくれたらどれだけいいんだろう、自分の手でもあれほど気持ちよかったのに、パト君のアレが入ればどれだけ満たされ、気持ちいいのだろう、そんな多大な情報や欲情が琴歌の脳内を駆け巡る。
琴歌「ダメ・・・まだ収まらない・・・」
琴歌は自分が今居る仮眠室でまた自身の股間を弄る、この時、自分の濡れている股間を見る、今までこのような状態になった事がない、自分の身体なのに自分の身体とは思えないような感覚、フワフワして下腹部が熱くなる感覚、その感覚が新鮮で切なくて、だが興奮して、そしてそれはソルテの光景と重なり、また手を伸ばしてしまう・・・。
この後アリシアがパトの所で同じように、いや正確には同じではなく、複数のアリシアを駆使してパトのパトの身体を使い、本当の意味で男女が求めるような、だがパトはソフィアの不可能支配で目覚める事が出来ない状態で、アリシアはパトと繋がる、その光景を再度琴歌が見てしまい、その日だけでも自分の胸にある突起物が触り方次第では気持ちよくなる事も、身体を愛撫される光景を見て、自身の身体を優しく触れる事も、繋がる瞬間も全部、琴歌の知識として頭に入る、そして少しでもその光景を近くで見たいという願望が今まで琴歌が苦戦していたパトとの視界リンクを成し得るきっかけとなったのだ。
パトは寝ていても一人のアリシアが裸でパトの身体を支える、その時うっすら開いた視界越しで琴歌は完全に女の発情した顔になっているアリシアを見る、そしてその行為の一部始終を見届ける。
・・・・・・
翌朝
琴歌は起きたら全裸だった、だが昨晩の出来事を思い出し、自分が狂ったように何度も何度も、そして何時間も快楽を求めていた事を思い出し、恥ずかしさと罪悪感でいっぱいになるが、そこで琴歌は認識した。
琴歌「私、もしかしてパト君が他の人とエッチをしてる所を見るのが好きなのかも・・・」
琴歌はボソっと声に出すが誰が聞いてるわけでもないのに慌てたように訂正する。
琴歌「わ、私はまだ経験がないのに!そ、それはパト君と初めてエッチしたときに分かる事だよね!!」
琴歌はこの時初めて「私を抱いてくれないかな・・・」とパトの身体を求めるようになったのだった。
2024年12月12日
No.160 俺の世界 【万園】
ネル「どうしたんだ?主様よ?暇なのか?それとも私に会いに来たのかな?」
ネルはいつもの調子で話しかけて来る、パトもネルがまだ万園に居るとは思っておらず驚いていた。
パト「あれ、ネル、帝園には戻らないのか?別にいつでも自由に行き来出来るんだろう?だったら叡天の羅針盤に居れば居心地はいいんじゃないか?」
ネル「主様よ、あそこは確かに居心地は良い、だが退屈なのだよ、折角私にだけ許された遊び場があるのだ、使わない手はあるか?なあ先輩様よ?」
ネルは何もない空間に話しかける、それは恐らく神籟(しんらい)と呼ばれる万園に存在する世界王の事だろう。
神籟『ネル・ハート、用事がないのに私に話しかけてこないでください、私に話しかける場合は要件を伝えてください、その要件に対して私はお応えいたします』
ネル「おいおい聞いていなかったのか?主様は万園の事を知りたいらしい、例えばそうだな、構成とか仕組みとか教えたらどうだ?正直私も知りたい!」
ネルはパトの存在を利用して万園の情報を得ようとしていた。
パト「ネル、相変わらず相手が誰であれ変わらないな、まったく、でも神籟、俺も実際知っておきたいんだ、俺の世界はどう動いているんだ?専属神達の世界はなんとなく把握する事は出来たんだけど、俺が知れたのはどの世界も万園に影響されているって事くらいでさ」
神籟『その認識で間違いありません、万園(オールエデン)は【何物にも染まり、何物にも染める】つまり、パト様が関わって来た、強い因子で結ばれた相手には万園から世界を生み出すお手伝いをします、それは万園に貢献してもらうためです、もちろんその世界は宿主のために動いて頂いても構いません、ですがあまりにも宿主含め、世界が私達に貢献出来ないのであれば排除もやむなし、役に立たない世界と世界王は別の用途で利用するしかないですから・・・私達も慈善事業ではありません、こちらにメリットを提示出来る世界には褒美を与え、メリットを提示出来ない所かデメリットを提示してくる世界にはこの世界の養分になって貰います、住人は勿論、技術も全て万園が吸収します、世界王は利用価値があれば万園の世界王として受け入れますが、適正が無い場合はそのまま死んでもらいます』
パト「つまり、万園は強制的に覚醒させてポテンシャルの頂点、世界を強制的に生まれさせる、そしてその恩恵を万園に提供してくれれば褒美として万園から褒美が出て世界は強化し、逆にダメだった場合、回収・・・と?」
ネル「実にそのままだな、だがダメだったの基準は万園独自なのか?」
神籟『勿論です、ですが管理者である私達もそこまで厳しくはありません、世界的に貢献出来なくともパト様を現実でお慕いしていたり、何かで貢献してくれるのであればお咎めはしません、世界によっては宿主にしか恩恵を与えれない世界も存在する事は重々承知していますからね、月詠琴歌の【想園】がそうですね』
パト「そういえば元々世界を持ってる奴が居たらそのまま上書きするんだよな?確かそう聞いたぞ?」
神籟『はい、例えばソフィアの【楽園】がそうですね、元々世界を持っていても世界の支配力はこちらが遥に上です、なので【万園】の力で【遊楽異界】を強化させ【楽園】にさせました、月詠琴歌やソフィアのような元々自分のためだけの世界が私達の関与によって強化されたのはいいけどコンセプトを大きく変えられない、貢献が難しい、という苦情も届いています、なので世界貢献が出来なくともパト様に直接貢献、もしくは現実で宿主がパト様に貢献、という何かしらのメリットを提示出来るのなら放置しております』
ネル「ほほう、つまり専属神達の世界は全員専属神として貢献しているから利益が無くとも万園からすれば咎める要素はなし、という認識でいいのだな?」
神籟『問題ありません、ですが従属は別です、例えば天野江奏星、専属神以外でパト様と肉体関係を持った女性ですが、もし天野江奏星の世界がパト様に対して貢献出来ていない場合、没収もあり得ます。』
ネル「ほほう、専属神以外の世界か、聞いたことないな、どうなんだ?実際の所」
神籟『メルリア・メルトリアの世界、ここは素晴らしい貢献度です、エイリの世界はいまいち、フルールはそもそも弱すぎて世界認知すら到達していないため、お咎めなし、天野江奏星も先ほど例に出したのですが彼女も世界認知という領域ですらないためお咎めなしです。』
パト「その世界を生み出すって絶対なのか?なんか見境なく強化させてるみたいでいつか狙われそうで怖いんだけど」
神籟『絶対です、ですが絶対に認知させない、【静染】という技があります、嫌な言い方をすると寄生です、寄生虫のように別の宿主に種を植え付け、宿主が知らぬ間に養分にされ、万園の栄養となる、そういう事も可能です、私達の独断ですが、覚醒狙いで好感度もないような相手にはそのような処置をしています、もちろん覚醒もさせません、もちろんその覚醒は私達が管理しているので不適合をみなせば回収も可能です、所詮は万園の恩恵を受けているだけ、その恩を仇で返す愚か者に恩恵を持たせる意味はない、そう万園は判断しています』
パト「思ったよりちゃんとしたシステムをしてたんだな、なんか見境ないのかと思ってヒヤヒヤしてたよ、あ~良かった」
ネル「ぶっちゃけ、キスとか唾液交換、性行為の基準もあるのか?」
神籟『当然です、接吻行為や唾液、血液交換では恩恵強化の増強、性行為による精液付与は世界覚醒、これは男性女性問わずです、遺伝子情報の強さが基準になっていますので、これの変更は出来ませんのでご了承ください』
ネル「いや、良い事を聞いた、だそうだぞ?主様?いつ私を抱いてくれるのだ?もう本当待たせ過ぎてるのを自覚した方がいい、私だってずっと待つのは疲れるのだぞ?」
パト「うるさい、そもそもネルに世界はないのか?」
ネル「あるわけないだろう、世界を安く見ていないか?主様よ?本来であれば私クラスですら持てない代物、それを易々と作り出せる主様のこの世界、神羅万象支配~世界~はそれほどまでに規格外である事を自覚した方がいい、世界なんて持てない、神域は持ててもな」
パト「神域は自分の世界の一部で世界はその全てって認識でいいんだよな?」
ネル「ああ、それで問題ない、つまり私達が触れる自分の神域はたったの一部なんだ、それを広範囲に扱えるだけでも凄いとされていた、だが主様はその全域を次から次へと・・・まったく」
パト「なんかすみません、あとこの世界の選考基準とかクラス分けとか聞いてたいんだけど、構成とかもさ、かなり話がそれちゃったんだけども」
・・・・・・
神籟『まず万園の神口は25名です、そのうち24名が万園生まれの世界王達で残り一人で帝園から選ばれたネルになります。』
ランクは7段階に分けられ
SX・SO・SG・SP・SE・SN・SB
高位 低位
となります。
SX級はストレリチア様の副官【円卓の王】と呼ばれる13名だけに許された位と称号を得る事が出来ます。
ストレリチア様は絶対的存在、故に誰であろうともストレリチア様の地位に立つのは不可能、これだけは覚えていてください。
円卓の王の実力は全員が帝園のミールクラス、逆に言えばミールクラスが他の世界の世界王として存在しているのが万園としては驚きです。
私は神籟(しんらい)は円卓の王第六席 SX6位となります。
ネルは最低位のSBランク、世界王になりたてなら妥当なランクです。
先ほど万園から生まれた世界は万園に貢献しなければならないと言いましたが、ネルのように万園に優秀な世界王候補を育成するのも大事な使命となっております。
他にも技術提供、食材や文化提供、等を万園に提供するのも使命となっておりますが各々の世界が出来そうな分野で問題ないようにしています。
ですがその中でも世界王候補育成と提出は最も高い評価と報酬を提供するようにしています。
ネルような子の選考基準ですが、
強さは勿論ですがパト様との適正率が重要になってきます、つまりただ忠誠が強いだけ、出世したいだけのただただ強いだけの連中に興味はありません、【強く、パト様と相性が良く、そして忠誠心があり愛情があり、パト様からも強く信頼を得ている】そのような子を万園は必要としています。
ここで大事なのがパト様と相性が良い、ここが最も大事な所なのですから、
ここはパト様の世界、つまりパト様に最も貢献出来る素質があってこそ評価される、相性が悪い、忠誠や愛情があっても力不足、逆に力はあっても忠誠や愛情が欠如、相性が良くても他3つが欠如していたら本領発揮出来ないパターンが出てきます。
・・・・・・
ネル「ほう、なら十三天の心はどうなんだ?例えばベルやシンだ」
神籟『ベル・ハートの適正率は7%、シン・ハートの適正率は29%です、ネル・ハートが万園に認められた時の適正率は95%、この適正率は万園側で先ほどの評価基準を元に評価した数字となります』
ネル「低いな、シンはともかくベルが一桁なのはなぜだ?」
神籟『愛情と忠誠、実力も申し分ありません、ですがパト様との相性がほぼ0点です、一番大事な所の評価が低いのです、先ほど言いましたが強いだけの存在はこちらは充分数は足りています』
ネルは神籟の厳しい評価を聞き、ただ静かにうなずく。
ネル「いや、それはベル本人の問題だ、あいつは強いが面倒臭がりだからな、この情報を伝えて贔屓にするつもりもない、自分で危機感を覚えて自分で気付いてここに来たいと自分で思って貰わないと困るんでね」
パト「へぇ、なんかネルがお姉さんみたいな事言ってる」
ネル「正真正銘あいつらの姉だ、私は、それに私は努力をしたからな、主様に好かれようとな・・・」
パトは照れ臭そうにする。
ネル「他の世界はどうなんだ?まあこの調子だ、主様は帝園を愛用している以上、帝園の御神体や十三天の心が高いくらいか?他の世界の連中で高い奴らは居るのか?」
神籟『居ます 【皇園 輝星メンバー サン 53%】 【天園 王冠 カロ 52%】 の2名です、適正率90%以上で万園入りなのでまだ遠いですが、パト様と関わる事で一気に適正率を上げる可能性が高い二人です』
ネル「見事に他の世界だな、ぜひ戦ってみたいものだ・・・私と同等クラスなのだろう?フェアやティエルのような奴らか、あいつらは本当に戦いにくかったからな、ふふふ・・・ん?」
ネルは独り言を喋っている間に一つ疑問が浮かんだ。
ネル「おい、万園が覚醒させた世界に居る世界王、そいつらは世界王だから強いだろう?なのに万園には入れないのか?」
パトはネルの質問を聞いて「確かにそうだ」とうなずいた
・・・・・・
神籟『世界王と言っても役割分担があります
・万園を運営する世界王(社長・副社長・専務・常務・執行役員・監査・経営・業務執行・財務・本部長等)みたいな
・各世界で万園に貢献する世界王(部長・次長)
・万園からパトに直接貢献する世界王(秘書や特別要員)
ネルは世界王であり、万園からパト様の力になるために選ばれ、覚醒した世界王なのです。
(現実社会の役職を参考に置いてみたから参考にしてください)
そして次に各世界の世界王、この世界王達の役割は各世界から万園に貢献する事が役割であり、
世界崩壊、世界壊滅でもしない限りはその世界の世界王として常駐して貰います。
もちろん世界が壊れた時に優秀であれば引き抜きもあり得ますがその時も当然適正率を参照します。
私達の耳に当然入っていますがパト様に不敬を働く世界王や世界が存在する事を知っているのでその対策です、強いだけなら充分今の万園で間に合っていますからね、正直専属神の世界で言うなら上位4名以下はそこまで欲しいと思いません、喉から手が出る程欲しいと思えるのは帝園のミールくらいですかね。
そして私達万園の運営に携わる世界王、万園に存在する者全てが世界王です。
そしてもちろんパト様に直接貢献は出来るのですが、それらをパト様の肉体的都合上、一度離れて、ネル達のような選ばれた子達にパト様の力になって貰おうと考えています。
その代わり、選考から私のような案内、世界作成からコンセプトの計画、万園の運営は全部私達円卓の王達が行っておりますのでご了承ください。
・・・・・・
神籟『以上、何かまだ質問はありますか?』
ネル「もうない、それより先輩、暇だから戦おう」
神籟はネルが言葉を喋り終わる前に気配を消してしまった。
ネル「神籟め、本当に強いのか怪しいな、もしかすると私に負けるのが怖いから逃げてるかもしれんな!むふふ~」
パト「ちょっとは大人しくな、でも少しは自分の世界の事を知れたな!うん!」
ネルはいつもの調子で話しかけて来る、パトもネルがまだ万園に居るとは思っておらず驚いていた。
パト「あれ、ネル、帝園には戻らないのか?別にいつでも自由に行き来出来るんだろう?だったら叡天の羅針盤に居れば居心地はいいんじゃないか?」
ネル「主様よ、あそこは確かに居心地は良い、だが退屈なのだよ、折角私にだけ許された遊び場があるのだ、使わない手はあるか?なあ先輩様よ?」
ネルは何もない空間に話しかける、それは恐らく神籟(しんらい)と呼ばれる万園に存在する世界王の事だろう。
神籟『ネル・ハート、用事がないのに私に話しかけてこないでください、私に話しかける場合は要件を伝えてください、その要件に対して私はお応えいたします』
ネル「おいおい聞いていなかったのか?主様は万園の事を知りたいらしい、例えばそうだな、構成とか仕組みとか教えたらどうだ?正直私も知りたい!」
ネルはパトの存在を利用して万園の情報を得ようとしていた。
パト「ネル、相変わらず相手が誰であれ変わらないな、まったく、でも神籟、俺も実際知っておきたいんだ、俺の世界はどう動いているんだ?専属神達の世界はなんとなく把握する事は出来たんだけど、俺が知れたのはどの世界も万園に影響されているって事くらいでさ」
神籟『その認識で間違いありません、万園(オールエデン)は【何物にも染まり、何物にも染める】つまり、パト様が関わって来た、強い因子で結ばれた相手には万園から世界を生み出すお手伝いをします、それは万園に貢献してもらうためです、もちろんその世界は宿主のために動いて頂いても構いません、ですがあまりにも宿主含め、世界が私達に貢献出来ないのであれば排除もやむなし、役に立たない世界と世界王は別の用途で利用するしかないですから・・・私達も慈善事業ではありません、こちらにメリットを提示出来る世界には褒美を与え、メリットを提示出来ない所かデメリットを提示してくる世界にはこの世界の養分になって貰います、住人は勿論、技術も全て万園が吸収します、世界王は利用価値があれば万園の世界王として受け入れますが、適正が無い場合はそのまま死んでもらいます』
パト「つまり、万園は強制的に覚醒させてポテンシャルの頂点、世界を強制的に生まれさせる、そしてその恩恵を万園に提供してくれれば褒美として万園から褒美が出て世界は強化し、逆にダメだった場合、回収・・・と?」
ネル「実にそのままだな、だがダメだったの基準は万園独自なのか?」
神籟『勿論です、ですが管理者である私達もそこまで厳しくはありません、世界的に貢献出来なくともパト様を現実でお慕いしていたり、何かで貢献してくれるのであればお咎めはしません、世界によっては宿主にしか恩恵を与えれない世界も存在する事は重々承知していますからね、月詠琴歌の【想園】がそうですね』
パト「そういえば元々世界を持ってる奴が居たらそのまま上書きするんだよな?確かそう聞いたぞ?」
神籟『はい、例えばソフィアの【楽園】がそうですね、元々世界を持っていても世界の支配力はこちらが遥に上です、なので【万園】の力で【遊楽異界】を強化させ【楽園】にさせました、月詠琴歌やソフィアのような元々自分のためだけの世界が私達の関与によって強化されたのはいいけどコンセプトを大きく変えられない、貢献が難しい、という苦情も届いています、なので世界貢献が出来なくともパト様に直接貢献、もしくは現実で宿主がパト様に貢献、という何かしらのメリットを提示出来るのなら放置しております』
ネル「ほほう、つまり専属神達の世界は全員専属神として貢献しているから利益が無くとも万園からすれば咎める要素はなし、という認識でいいのだな?」
神籟『問題ありません、ですが従属は別です、例えば天野江奏星、専属神以外でパト様と肉体関係を持った女性ですが、もし天野江奏星の世界がパト様に対して貢献出来ていない場合、没収もあり得ます。』
ネル「ほほう、専属神以外の世界か、聞いたことないな、どうなんだ?実際の所」
神籟『メルリア・メルトリアの世界、ここは素晴らしい貢献度です、エイリの世界はいまいち、フルールはそもそも弱すぎて世界認知すら到達していないため、お咎めなし、天野江奏星も先ほど例に出したのですが彼女も世界認知という領域ですらないためお咎めなしです。』
パト「その世界を生み出すって絶対なのか?なんか見境なく強化させてるみたいでいつか狙われそうで怖いんだけど」
神籟『絶対です、ですが絶対に認知させない、【静染】という技があります、嫌な言い方をすると寄生です、寄生虫のように別の宿主に種を植え付け、宿主が知らぬ間に養分にされ、万園の栄養となる、そういう事も可能です、私達の独断ですが、覚醒狙いで好感度もないような相手にはそのような処置をしています、もちろん覚醒もさせません、もちろんその覚醒は私達が管理しているので不適合をみなせば回収も可能です、所詮は万園の恩恵を受けているだけ、その恩を仇で返す愚か者に恩恵を持たせる意味はない、そう万園は判断しています』
パト「思ったよりちゃんとしたシステムをしてたんだな、なんか見境ないのかと思ってヒヤヒヤしてたよ、あ~良かった」
ネル「ぶっちゃけ、キスとか唾液交換、性行為の基準もあるのか?」
神籟『当然です、接吻行為や唾液、血液交換では恩恵強化の増強、性行為による精液付与は世界覚醒、これは男性女性問わずです、遺伝子情報の強さが基準になっていますので、これの変更は出来ませんのでご了承ください』
ネル「いや、良い事を聞いた、だそうだぞ?主様?いつ私を抱いてくれるのだ?もう本当待たせ過ぎてるのを自覚した方がいい、私だってずっと待つのは疲れるのだぞ?」
パト「うるさい、そもそもネルに世界はないのか?」
ネル「あるわけないだろう、世界を安く見ていないか?主様よ?本来であれば私クラスですら持てない代物、それを易々と作り出せる主様のこの世界、神羅万象支配~世界~はそれほどまでに規格外である事を自覚した方がいい、世界なんて持てない、神域は持ててもな」
パト「神域は自分の世界の一部で世界はその全てって認識でいいんだよな?」
ネル「ああ、それで問題ない、つまり私達が触れる自分の神域はたったの一部なんだ、それを広範囲に扱えるだけでも凄いとされていた、だが主様はその全域を次から次へと・・・まったく」
パト「なんかすみません、あとこの世界の選考基準とかクラス分けとか聞いてたいんだけど、構成とかもさ、かなり話がそれちゃったんだけども」
・・・・・・
神籟『まず万園の神口は25名です、そのうち24名が万園生まれの世界王達で残り一人で帝園から選ばれたネルになります。』
ランクは7段階に分けられ
SX・SO・SG・SP・SE・SN・SB
高位 低位
となります。
SX級はストレリチア様の副官【円卓の王】と呼ばれる13名だけに許された位と称号を得る事が出来ます。
ストレリチア様は絶対的存在、故に誰であろうともストレリチア様の地位に立つのは不可能、これだけは覚えていてください。
円卓の王の実力は全員が帝園のミールクラス、逆に言えばミールクラスが他の世界の世界王として存在しているのが万園としては驚きです。
私は神籟(しんらい)は円卓の王第六席 SX6位となります。
ネルは最低位のSBランク、世界王になりたてなら妥当なランクです。
先ほど万園から生まれた世界は万園に貢献しなければならないと言いましたが、ネルのように万園に優秀な世界王候補を育成するのも大事な使命となっております。
他にも技術提供、食材や文化提供、等を万園に提供するのも使命となっておりますが各々の世界が出来そうな分野で問題ないようにしています。
ですがその中でも世界王候補育成と提出は最も高い評価と報酬を提供するようにしています。
ネルような子の選考基準ですが、
強さは勿論ですがパト様との適正率が重要になってきます、つまりただ忠誠が強いだけ、出世したいだけのただただ強いだけの連中に興味はありません、【強く、パト様と相性が良く、そして忠誠心があり愛情があり、パト様からも強く信頼を得ている】そのような子を万園は必要としています。
ここで大事なのがパト様と相性が良い、ここが最も大事な所なのですから、
ここはパト様の世界、つまりパト様に最も貢献出来る素質があってこそ評価される、相性が悪い、忠誠や愛情があっても力不足、逆に力はあっても忠誠や愛情が欠如、相性が良くても他3つが欠如していたら本領発揮出来ないパターンが出てきます。
・・・・・・
ネル「ほう、なら十三天の心はどうなんだ?例えばベルやシンだ」
神籟『ベル・ハートの適正率は7%、シン・ハートの適正率は29%です、ネル・ハートが万園に認められた時の適正率は95%、この適正率は万園側で先ほどの評価基準を元に評価した数字となります』
ネル「低いな、シンはともかくベルが一桁なのはなぜだ?」
神籟『愛情と忠誠、実力も申し分ありません、ですがパト様との相性がほぼ0点です、一番大事な所の評価が低いのです、先ほど言いましたが強いだけの存在はこちらは充分数は足りています』
ネルは神籟の厳しい評価を聞き、ただ静かにうなずく。
ネル「いや、それはベル本人の問題だ、あいつは強いが面倒臭がりだからな、この情報を伝えて贔屓にするつもりもない、自分で危機感を覚えて自分で気付いてここに来たいと自分で思って貰わないと困るんでね」
パト「へぇ、なんかネルがお姉さんみたいな事言ってる」
ネル「正真正銘あいつらの姉だ、私は、それに私は努力をしたからな、主様に好かれようとな・・・」
パトは照れ臭そうにする。
ネル「他の世界はどうなんだ?まあこの調子だ、主様は帝園を愛用している以上、帝園の御神体や十三天の心が高いくらいか?他の世界の連中で高い奴らは居るのか?」
神籟『居ます 【皇園 輝星メンバー サン 53%】 【天園 王冠 カロ 52%】 の2名です、適正率90%以上で万園入りなのでまだ遠いですが、パト様と関わる事で一気に適正率を上げる可能性が高い二人です』
ネル「見事に他の世界だな、ぜひ戦ってみたいものだ・・・私と同等クラスなのだろう?フェアやティエルのような奴らか、あいつらは本当に戦いにくかったからな、ふふふ・・・ん?」
ネルは独り言を喋っている間に一つ疑問が浮かんだ。
ネル「おい、万園が覚醒させた世界に居る世界王、そいつらは世界王だから強いだろう?なのに万園には入れないのか?」
パトはネルの質問を聞いて「確かにそうだ」とうなずいた
・・・・・・
神籟『世界王と言っても役割分担があります
・万園を運営する世界王(社長・副社長・専務・常務・執行役員・監査・経営・業務執行・財務・本部長等)みたいな
・各世界で万園に貢献する世界王(部長・次長)
・万園からパトに直接貢献する世界王(秘書や特別要員)
ネルは世界王であり、万園からパト様の力になるために選ばれ、覚醒した世界王なのです。
(現実社会の役職を参考に置いてみたから参考にしてください)
そして次に各世界の世界王、この世界王達の役割は各世界から万園に貢献する事が役割であり、
世界崩壊、世界壊滅でもしない限りはその世界の世界王として常駐して貰います。
もちろん世界が壊れた時に優秀であれば引き抜きもあり得ますがその時も当然適正率を参照します。
私達の耳に当然入っていますがパト様に不敬を働く世界王や世界が存在する事を知っているのでその対策です、強いだけなら充分今の万園で間に合っていますからね、正直専属神の世界で言うなら上位4名以下はそこまで欲しいと思いません、喉から手が出る程欲しいと思えるのは帝園のミールくらいですかね。
そして私達万園の運営に携わる世界王、万園に存在する者全てが世界王です。
そしてもちろんパト様に直接貢献は出来るのですが、それらをパト様の肉体的都合上、一度離れて、ネル達のような選ばれた子達にパト様の力になって貰おうと考えています。
その代わり、選考から私のような案内、世界作成からコンセプトの計画、万園の運営は全部私達円卓の王達が行っておりますのでご了承ください。
・・・・・・
神籟『以上、何かまだ質問はありますか?』
ネル「もうない、それより先輩、暇だから戦おう」
神籟はネルが言葉を喋り終わる前に気配を消してしまった。
ネル「神籟め、本当に強いのか怪しいな、もしかすると私に負けるのが怖いから逃げてるかもしれんな!むふふ~」
パト「ちょっとは大人しくな、でも少しは自分の世界の事を知れたな!うん!」
No.159 アリシアの世界 【皇園】※各世界の設定説明あり
これはパトが残したメモを引用したものである。
アリシアの世界が解放された。
アリシアの世界は【皇園(クラトルエデン)】
生まれる個体は全て分野に特化した究極体であり、完成形として生まれる
最も万園の貢献に執着している世界で、アリシアの世界のはずなのに誰も
アリシアを慕っていない今まで見た事ないタイプの世界。
世界王はシリノア・クラトル
彼女曰く、シリノアという名前は偽名であり、真名を明かす事で【我が名を知った者からは誰からも滅ぼされない】という存在の証明を意味するため、真名は大事な場面でしか明かさないようにしているらしい。
シリノアは証明の天才であり、誰かの記憶に存在する世界に微塵でも痕跡がある場合消滅しない、
そしてその存在力を利用して戦う、つまりシリノアの存在力が力であり、シリノアが真名を開示しないのは少しでも勝負事を公平にしたいという強者の願いから来ている・・・と本人から聞いた。
ここからも基本シリノアの情報が記載されている。
シリノアの力は真名を声に発すると強く発揮する(その空間、世界に存在するだけでも力を充分に発揮する)
シリノアは先ほども書いたように【存在力】を使う、だが何処から使うかは任意であり、例えば敵からシリノアの存在を奪ってシリノアが力を使うと敵はシリノアに関する記憶が奪われる、そしてシリノアが再度存在感を植え付ける事でそこからシリノアを認知する、つまり敵や第三者が存在する限りシリノアは不滅であり、攻略不可能の難攻不落の王となる、
実力はパト専属神世界王内では第三位に属し、万園側も認める世界王の一人である。
ここまでの情報はシリノア本人から聞いた、ここまでの説明を聞けばわかるがこれだけのタネを明かすのはそれが自分自身の強化にそのまま繋がるからである。
つまり、このメモを読んだ君にも脳内に入った段階で既にシリノアの力の保管庫として使われるだろう、主である俺ですらそんな扱いなんだ、卑下する事はない、あいつがイカれてるんだ。
でも俺には強い忠誠心を持ってくれてる、シリノアは俺の為ならなんでも動いてくれる、きっと万園を何よりも優先しているからである。
逆にアリシアに対しては無関心であり、何かをすれば敵対心すら見せる、それはアリシアに対してまったくメリットを感じていない、つまり損得で状況を把握、判断しているという事である、
つまり俺も万園というものが無ければ無関心なのである。
この世界は系統別に管理されており、その系統分野で現役トップの者だけがパトとアリシアが使役出来る輝星(こうせい)メンバーとなり、それ以外は不良品(調整中)という扱いになり、使役不可能個体となる(帝園との違いはここにあり、軍隊の帝園と少数精鋭の皇園となっている)。
輝星メンバーは万園に選ばれるために厳選された個体のため、分野系統の最強でなければならないというシリノアの強い信念の元作られている。(ここは七天の心とほぼ同じ組織構成、だが和気あいあいとしておらず、早くトップに上り詰めた間に万園に選ばれようと何処か必死である、故に俺の命令、俺への忠誠心は恐らく全世界でトップであり、妥協せずに全力で戦うため、即使用、即解決には最も適している世界とも言える)
召喚自体は容易でパトは無償で召喚が可能だが、その場合アリシアに強い負荷が掛かる(血反吐を吐き、まともに立てない、無限という条件を貫通してアリシア本体に直接与えて来る)
二体目からの召喚からはそのままアリシアの負担が倍に増えるだけなのでアリシアが耐えられない。
だがアリシアが存在しないと召喚媒体が存在しないため、召喚自体が出来ない(つまり近くに必ずアリシアを置く必要がある(無限のコピーでは発動しなかった))
尚アリシアも召喚する事は出来るが負荷が同じくかかる上にパトの時と違いアリシアの命令は一切聞かないため、状況を悪化させる場面が多く存在すると思われる(アリシアから召喚された場合俺でも言う事を聞いてくれない)
諸刃の剣という言葉がしっくりくる世界であり、召喚対象の輝星メンバーも一時的なもので次々自分よりもグレードの高いハイスペックが生まれ、毎週1度戦わされているため、自分達の期限が切れる前に俺に好かれようと必死である、恐らくそこに帝園のような愛情はなく、どこか使命感を煽るような環境が出来ている。
現在七天の心クラスのメンバーが輝星メンバーは勿論、メンバーになれない者含めても最多数誇り、
現時点では帝園の従属部門で1位を奪われているが貢献育成度では帝園に続く2位を誇っている。
従属重視の【皇園】と技術重視の【天園】
この世界同士各々の従属と技術を交換して成り立っている。
例えば皇園の輝星メンバー、負けた場合メンバー落ちするのだが、その時二択を迫られる
【再度挑戦しメンバーの座を取り返すのか】【天園に行き、天使神に転生し、やり直すのか】
後者を選んだ場合、天園にて新たな使命と役割が与えられる、少なくともゴミのような待遇は受けなくて済む、だがメンバーの時のような皇帝のような大盤振る舞いは絶対に震えない、唯一無二、絶対王者という席に一生座れない負け犬人生に落ちる。
だが天園からすれば皇園の従属の質は非常に高く、先ほども書いたが帝園の七天の心メンバークラスであるため、技術提供と従属受け取りが取引の条件となっている、
【皇園】と【天園】は互いに高め合う強力な世界同士の組み合わせであり、
世界としての質も高く、世界王の質も他の世界に比べても高く
1位ミール【帝園】
2位ユミル【零園】
3位シリノア【皇園】
4位リエル【天園】
5位カルティナ【世園】
6位ノルン【獄園】
7位リフォン・レフォン【楽園】
8位ソラリア【想園】
9位ティノール【虚園】
10位エクレシア・ヨハネ【聖園】
世界組み合わせ
【帝園】と【獄園】 従属(自由)の世界と監獄(不自由)の世界
【皇園】と【天園】 完璧を求める世界と探究を求める世界
【零園】と【聖園】 個性の世界と無個性の世界
【世園】と【想園】 世界規模の世界と個人規模の世界
【虚園】と【楽園】 虚無の世界と娯楽の世界
このように対比になるように世界同士が組み合わさっているが、どの組み合わせを見ても間違いなく最強の世界同士と言えるだろう。
ここまで書いてきたが、
ミール、シリノアみたいに俺に強い忠誠や愛情を向けてくれる世界王
リエル、カルティナ、ティノールのように俺や専属神に興味がない世界王
リフォン・レフォン、エクレシア・ヨハネのように専属神に強い忠誠があり、あくまで俺はおまけ程度、むしろ注力を注ぎたくないから代役の世界王を用意するような世界王
ユミル、ソラリアみたいに自由気まま、自分の専属神主が第一優先、後はどうでもいいし、それ以外は適当!そもそも世界自体が万園に貢献する気0みたいな世界王
ノルンのように気分で動く世界王
と個性が強い連中が多い、だがこの世界王を使役するのは現時点では不可能であり、各々が世界王と向き合い、強くなるきっかけを得るしかないんだ。
きっと俺の万園もそうなんだろうね。
アリシアの世界が解放された。
アリシアの世界は【皇園(クラトルエデン)】
生まれる個体は全て分野に特化した究極体であり、完成形として生まれる
最も万園の貢献に執着している世界で、アリシアの世界のはずなのに誰も
アリシアを慕っていない今まで見た事ないタイプの世界。
世界王はシリノア・クラトル
彼女曰く、シリノアという名前は偽名であり、真名を明かす事で【我が名を知った者からは誰からも滅ぼされない】という存在の証明を意味するため、真名は大事な場面でしか明かさないようにしているらしい。
シリノアは証明の天才であり、誰かの記憶に存在する世界に微塵でも痕跡がある場合消滅しない、
そしてその存在力を利用して戦う、つまりシリノアの存在力が力であり、シリノアが真名を開示しないのは少しでも勝負事を公平にしたいという強者の願いから来ている・・・と本人から聞いた。
ここからも基本シリノアの情報が記載されている。
シリノアの力は真名を声に発すると強く発揮する(その空間、世界に存在するだけでも力を充分に発揮する)
シリノアは先ほども書いたように【存在力】を使う、だが何処から使うかは任意であり、例えば敵からシリノアの存在を奪ってシリノアが力を使うと敵はシリノアに関する記憶が奪われる、そしてシリノアが再度存在感を植え付ける事でそこからシリノアを認知する、つまり敵や第三者が存在する限りシリノアは不滅であり、攻略不可能の難攻不落の王となる、
実力はパト専属神世界王内では第三位に属し、万園側も認める世界王の一人である。
ここまでの情報はシリノア本人から聞いた、ここまでの説明を聞けばわかるがこれだけのタネを明かすのはそれが自分自身の強化にそのまま繋がるからである。
つまり、このメモを読んだ君にも脳内に入った段階で既にシリノアの力の保管庫として使われるだろう、主である俺ですらそんな扱いなんだ、卑下する事はない、あいつがイカれてるんだ。
でも俺には強い忠誠心を持ってくれてる、シリノアは俺の為ならなんでも動いてくれる、きっと万園を何よりも優先しているからである。
逆にアリシアに対しては無関心であり、何かをすれば敵対心すら見せる、それはアリシアに対してまったくメリットを感じていない、つまり損得で状況を把握、判断しているという事である、
つまり俺も万園というものが無ければ無関心なのである。
この世界は系統別に管理されており、その系統分野で現役トップの者だけがパトとアリシアが使役出来る輝星(こうせい)メンバーとなり、それ以外は不良品(調整中)という扱いになり、使役不可能個体となる(帝園との違いはここにあり、軍隊の帝園と少数精鋭の皇園となっている)。
輝星メンバーは万園に選ばれるために厳選された個体のため、分野系統の最強でなければならないというシリノアの強い信念の元作られている。(ここは七天の心とほぼ同じ組織構成、だが和気あいあいとしておらず、早くトップに上り詰めた間に万園に選ばれようと何処か必死である、故に俺の命令、俺への忠誠心は恐らく全世界でトップであり、妥協せずに全力で戦うため、即使用、即解決には最も適している世界とも言える)
召喚自体は容易でパトは無償で召喚が可能だが、その場合アリシアに強い負荷が掛かる(血反吐を吐き、まともに立てない、無限という条件を貫通してアリシア本体に直接与えて来る)
二体目からの召喚からはそのままアリシアの負担が倍に増えるだけなのでアリシアが耐えられない。
だがアリシアが存在しないと召喚媒体が存在しないため、召喚自体が出来ない(つまり近くに必ずアリシアを置く必要がある(無限のコピーでは発動しなかった))
尚アリシアも召喚する事は出来るが負荷が同じくかかる上にパトの時と違いアリシアの命令は一切聞かないため、状況を悪化させる場面が多く存在すると思われる(アリシアから召喚された場合俺でも言う事を聞いてくれない)
諸刃の剣という言葉がしっくりくる世界であり、召喚対象の輝星メンバーも一時的なもので次々自分よりもグレードの高いハイスペックが生まれ、毎週1度戦わされているため、自分達の期限が切れる前に俺に好かれようと必死である、恐らくそこに帝園のような愛情はなく、どこか使命感を煽るような環境が出来ている。
現在七天の心クラスのメンバーが輝星メンバーは勿論、メンバーになれない者含めても最多数誇り、
現時点では帝園の従属部門で1位を奪われているが貢献育成度では帝園に続く2位を誇っている。
従属重視の【皇園】と技術重視の【天園】
この世界同士各々の従属と技術を交換して成り立っている。
例えば皇園の輝星メンバー、負けた場合メンバー落ちするのだが、その時二択を迫られる
【再度挑戦しメンバーの座を取り返すのか】【天園に行き、天使神に転生し、やり直すのか】
後者を選んだ場合、天園にて新たな使命と役割が与えられる、少なくともゴミのような待遇は受けなくて済む、だがメンバーの時のような皇帝のような大盤振る舞いは絶対に震えない、唯一無二、絶対王者という席に一生座れない負け犬人生に落ちる。
だが天園からすれば皇園の従属の質は非常に高く、先ほども書いたが帝園の七天の心メンバークラスであるため、技術提供と従属受け取りが取引の条件となっている、
【皇園】と【天園】は互いに高め合う強力な世界同士の組み合わせであり、
世界としての質も高く、世界王の質も他の世界に比べても高く
1位ミール【帝園】
2位ユミル【零園】
3位シリノア【皇園】
4位リエル【天園】
5位カルティナ【世園】
6位ノルン【獄園】
7位リフォン・レフォン【楽園】
8位ソラリア【想園】
9位ティノール【虚園】
10位エクレシア・ヨハネ【聖園】
世界組み合わせ
【帝園】と【獄園】 従属(自由)の世界と監獄(不自由)の世界
【皇園】と【天園】 完璧を求める世界と探究を求める世界
【零園】と【聖園】 個性の世界と無個性の世界
【世園】と【想園】 世界規模の世界と個人規模の世界
【虚園】と【楽園】 虚無の世界と娯楽の世界
このように対比になるように世界同士が組み合わさっているが、どの組み合わせを見ても間違いなく最強の世界同士と言えるだろう。
ここまで書いてきたが、
ミール、シリノアみたいに俺に強い忠誠や愛情を向けてくれる世界王
リエル、カルティナ、ティノールのように俺や専属神に興味がない世界王
リフォン・レフォン、エクレシア・ヨハネのように専属神に強い忠誠があり、あくまで俺はおまけ程度、むしろ注力を注ぎたくないから代役の世界王を用意するような世界王
ユミル、ソラリアみたいに自由気まま、自分の専属神主が第一優先、後はどうでもいいし、それ以外は適当!そもそも世界自体が万園に貢献する気0みたいな世界王
ノルンのように気分で動く世界王
と個性が強い連中が多い、だがこの世界王を使役するのは現時点では不可能であり、各々が世界王と向き合い、強くなるきっかけを得るしかないんだ。
きっと俺の万園もそうなんだろうね。
2024年12月11日
No.158 ラルの世界 【天園】
これはパトが書いてあるメモを引用したものである。
ラルの世界 【天園(カエルムエデン)】
ラルの世界で才能や能力、特性等の全要素を探究と追及を積み重ね、極限を超える世界
住人は全員天使神であるが種族は色々である。
唯一万園から多くの物を供給してもらい、その全てを管理ストックする事で技術面で万園に強く貢献している。
実力者も多く存在し、天使階級セフィロトツリーを基準に最も分野の極限能力と呼ばれる能力を所有している個体が多く存在する。
ラルは従属を使用する事が可能であり、使役方法はパトの帝園同様コストが必要になる。
パトは天園の所有する技術を全て使用可能であり、使用方法はレンタルと月額購入と永久購入等の支払いで使用可能となる。
・購入した能力や特性はレンタルの場合は強制ON状態、月額や永久バージョンはON・OFFの切り替えが可能となる、神羅万象支配にストックされるのでポテンシャルには影響しないらしい
・使用方法は購入した段階で初期使用方法と仕様書が脳内に追加され、それを頼りに使う事になる、初期使用は3~5程例となる使い方を訓練ナシの無償で扱う事が可能らしい
天園は技術を最も重んじる世界ではあるが、最も商売に長けた世界でもあるため、全てがコストで成り立つ。
セフィロトツリーの天使種族事に研究分野に分かれていて、研究棟等の建物が違う。
天園(カエルムエデン)の世界王はリエル・カエルム・オールマイティー
リエルは全研究機関のトップに当たり、ラルやパトを主というより客人として迎えてくれる。
対等に接してくるタイプだ。
そして対等の対価を求める商売人気質であり、一方的になんでもお願いを聞くスタイルではない、情報もヒントも全てコスト主義でコスト以外での対価交換も受け付けていない。
天園は万園が現在最も評価している三大世界の一つであり、主に技術面で貢献している。
七天の心クラスの従属が多く存在するため、全体従属数では圧倒的に帝園に負けているが技術面では全世界No.1である。
従属面でも3番目に貢献している優秀な世界であるらしい。
・・・・・・
ラル「ふむふむ、パトさん、このメモで私の世界を納得してるのね、でももう少し追記しておきましょうか」
・・・・・・
1位 王冠(ケセド) 天帝覇権
2位 知恵(コクマ) 天帝叡法
3位 理解(ビナー) 天帝天賦
4位 慈悲(ケセド) 天帝天護
5位 峻厳(ゲプラー) 天帝純心
6位 美(ティファレト) 天帝美豊
7位 勝利(ネツァク) 天帝絶壊
8位 栄光(ホド) 天帝天徳
9位 基礎(イェソド) 天帝盤羅
10位 王国(マルクト) 天帝万象
11位 知恵(ダアト) 天帝慧卿
・・・・・・
ラル「うん、これを記載しておけばどの天使族がどの極限能力をマスターするかわかりやすいわね、」
ラル(でもこの極限能力はネル達七天の心も持ってる、凄い子は2つ持ちの子も居る、まだ性能自体は七天の心の方が上、まったく、帝園とは末恐ろしい・・・)
パトはよく寝ていた。
ラル「流石は月花ちゃん・・・でも私も負けないわよ」
おそらく脳内で聞いているであろう月花にラルは不敵な笑みで宣戦布告をする。
ラルの世界 【天園(カエルムエデン)】
ラルの世界で才能や能力、特性等の全要素を探究と追及を積み重ね、極限を超える世界
住人は全員天使神であるが種族は色々である。
唯一万園から多くの物を供給してもらい、その全てを管理ストックする事で技術面で万園に強く貢献している。
実力者も多く存在し、天使階級セフィロトツリーを基準に最も分野の極限能力と呼ばれる能力を所有している個体が多く存在する。
ラルは従属を使用する事が可能であり、使役方法はパトの帝園同様コストが必要になる。
パトは天園の所有する技術を全て使用可能であり、使用方法はレンタルと月額購入と永久購入等の支払いで使用可能となる。
・購入した能力や特性はレンタルの場合は強制ON状態、月額や永久バージョンはON・OFFの切り替えが可能となる、神羅万象支配にストックされるのでポテンシャルには影響しないらしい
・使用方法は購入した段階で初期使用方法と仕様書が脳内に追加され、それを頼りに使う事になる、初期使用は3~5程例となる使い方を訓練ナシの無償で扱う事が可能らしい
天園は技術を最も重んじる世界ではあるが、最も商売に長けた世界でもあるため、全てがコストで成り立つ。
セフィロトツリーの天使種族事に研究分野に分かれていて、研究棟等の建物が違う。
天園(カエルムエデン)の世界王はリエル・カエルム・オールマイティー
リエルは全研究機関のトップに当たり、ラルやパトを主というより客人として迎えてくれる。
対等に接してくるタイプだ。
そして対等の対価を求める商売人気質であり、一方的になんでもお願いを聞くスタイルではない、情報もヒントも全てコスト主義でコスト以外での対価交換も受け付けていない。
天園は万園が現在最も評価している三大世界の一つであり、主に技術面で貢献している。
七天の心クラスの従属が多く存在するため、全体従属数では圧倒的に帝園に負けているが技術面では全世界No.1である。
従属面でも3番目に貢献している優秀な世界であるらしい。
・・・・・・
ラル「ふむふむ、パトさん、このメモで私の世界を納得してるのね、でももう少し追記しておきましょうか」
・・・・・・
1位 王冠(ケセド) 天帝覇権
2位 知恵(コクマ) 天帝叡法
3位 理解(ビナー) 天帝天賦
4位 慈悲(ケセド) 天帝天護
5位 峻厳(ゲプラー) 天帝純心
6位 美(ティファレト) 天帝美豊
7位 勝利(ネツァク) 天帝絶壊
8位 栄光(ホド) 天帝天徳
9位 基礎(イェソド) 天帝盤羅
10位 王国(マルクト) 天帝万象
11位 知恵(ダアト) 天帝慧卿
・・・・・・
ラル「うん、これを記載しておけばどの天使族がどの極限能力をマスターするかわかりやすいわね、」
ラル(でもこの極限能力はネル達七天の心も持ってる、凄い子は2つ持ちの子も居る、まだ性能自体は七天の心の方が上、まったく、帝園とは末恐ろしい・・・)
パトはよく寝ていた。
ラル「流石は月花ちゃん・・・でも私も負けないわよ」
おそらく脳内で聞いているであろう月花にラルは不敵な笑みで宣戦布告をする。
No.157 ソルテの世界【聖園】
これはパトのメモ帳から引用したものである。
ソルテの世界は【聖園(セイントエデン)】とよばれる世界
この世界に行った俺の感想から言えば規律に厳しい世界とともに聖と邪がしっかり別れてる、そんな世界だった。
世界には聖女卿(せいじょきょう)と使徒の関係が成り立っており、多くの宗派ごとに【教塔】が存在し、教塔と呼ばれる建物を中心に国や多くの協会が展開されている。
ソルテはこの世界で【聖】という名のつく種族の神として崇められているらしい。
聖というと、神聖エルフ族や聖鬼神等の種族も存在する、言わば聖職関係の種族が対象である。
先ほど聖女卿が居ると言ったがその頂点に世界王エクレシア・セイントが居る、それがソルテの世界王らしい、
エクレシアはソルテとしか面談を許しておらず、俺は警戒されている、いや嫌われていると言われても良いだろう、だが万園から生まれた世界であるため、俺の存在を無下にも出来ないため、もう一人の世界王を俺担当に容易していた。
それが世界王ヨハネ・カルトア
この構成は楽園と同じであり、メインの主にはメインの世界王、後から来た俺、には別の世界王を置く、そして万園の要求に応える役割を担う、このパターンの時は大抵世界に歓迎されていない事が殆どである。
ヨハネは教えてくれた、ソルテが聖を司る神として崇められている、パトは邪を司る神として崇められているとのこと、つまりこの世界は信仰による領土戦争がメインになるのだ。
その基本として先ほど説明した【教塔】だ、これを攻略し、占領する、それらが聖女卿や使徒達の城であもあるため、これらを崩されるという事は強制的に占領された側の宗教に所属するという事になるのだ、故に余計な殺生は行わず、生け捕りにし、占領完了後は自身の配下として置くという流れになるらしい、世界の名前からは想像出来ない程世紀末である。
ソルテとパトが直接関与する場合、力は世界側で調整された力しか出せず、それ以上の力を扱うためには教塔を占拠し、その教塔の信者を多く得る事で従属の力を得る、教塔一つに存在する聖女卿を撃破すれば配下にするかそのまま見せしめにして殺すか好きに決める事が出来るらしい。
自身の宗派に属する教塔なら自身が伝えた教えを忠実に守る。
例えば「俺の前では衣類は脱ぎ、下着姿で出迎える事」みたいなデタラメな教えを教塔の聖女卿に伝えた場合、その教えは必ず実行される、それほど強制力が高い。(いや、やらないが)
あと教塔と聖女卿と言ったがソルテ側と俺側で呼び名が変わるらしい。
もちろん先ほどから言っている聖女卿というのはソルテ側【聖】属性達の呼び名である、
俺側は邪女卿と呼ばれる、主に【邪】属性達の呼び名である。
そう、つまり俺の陣営に属する子は全員【邪】なのである、神邪エルフ族や邪鬼神等邪教関係の属性が俺側に居る、だがソルテ側の世界王曰く元々は邪族は存在しなかったがパトの万園と繋がった時に邪族が生まれたとの事でヨハネももちろん邪族である。
邪族と言っても基本的には普通の子達だ、悪さをするわけでもない、素直で良い子も居ればもちろん悪い考えをする奴もいる、邪と聖だから見た目に大きな違いがあるかと言われれば特にない、肌の白い子だって居るし、聖も邪も褐色の子も居る、だがこの世界の住人からすれば聖か邪かは気配で察知出来るらしい、俺達で言う「この人、多分日本人じゃないな」って雰囲気でわかるようなものだろうって勝手に納得している。
聖園は万園に対して成果を上げる、もしくはソルテを俺が多く交わる事で世界が広がり、聖と邪が均等に生まれるため、エクレシアもヨハネも今の所万園に成果を出せる環境を作れていないため、俺とソルテの性交渉を強く推奨してくる、ソルテも
エクレシア「お願いいたします、世界をもっと繁栄させるために邪王様と・・・もっとまぐわってください!童が不甲斐ないばかりに・・・よよよ」
ヨハネ「パト様!聖神様ともっと営んで!そうすれば邪人族もどんどん増えるし万園に貢献できるエネルギーが手に入る!今はとてもじゃないけど足りないよ~!僕だって頑張ってるんだからね!う~~」
現在聖族の教塔は13 邪族の教塔は5
ちなみにだが、俺だけの特権で、肉体関係で従属は強化されるらしい、ソルテにはない、というより聖族にはそのような機能が無く、邪族には強化機能がある、というか多分、だから【邪】族なのだろうなと・・・いや、そういう行為を邪というのは不本意ではあるのだが・・・まあ、いいか、俺も別に肉体関係で強化してやろうって意図はないし。(そもそもそれが出来るなら現実で苦労してない)
・・・・・・
パト「困ったものだな・・・まったく」
ソルテの世界は【聖園(セイントエデン)】とよばれる世界
この世界に行った俺の感想から言えば規律に厳しい世界とともに聖と邪がしっかり別れてる、そんな世界だった。
世界には聖女卿(せいじょきょう)と使徒の関係が成り立っており、多くの宗派ごとに【教塔】が存在し、教塔と呼ばれる建物を中心に国や多くの協会が展開されている。
ソルテはこの世界で【聖】という名のつく種族の神として崇められているらしい。
聖というと、神聖エルフ族や聖鬼神等の種族も存在する、言わば聖職関係の種族が対象である。
先ほど聖女卿が居ると言ったがその頂点に世界王エクレシア・セイントが居る、それがソルテの世界王らしい、
エクレシアはソルテとしか面談を許しておらず、俺は警戒されている、いや嫌われていると言われても良いだろう、だが万園から生まれた世界であるため、俺の存在を無下にも出来ないため、もう一人の世界王を俺担当に容易していた。
それが世界王ヨハネ・カルトア
この構成は楽園と同じであり、メインの主にはメインの世界王、後から来た俺、には別の世界王を置く、そして万園の要求に応える役割を担う、このパターンの時は大抵世界に歓迎されていない事が殆どである。
ヨハネは教えてくれた、ソルテが聖を司る神として崇められている、パトは邪を司る神として崇められているとのこと、つまりこの世界は信仰による領土戦争がメインになるのだ。
その基本として先ほど説明した【教塔】だ、これを攻略し、占領する、それらが聖女卿や使徒達の城であもあるため、これらを崩されるという事は強制的に占領された側の宗教に所属するという事になるのだ、故に余計な殺生は行わず、生け捕りにし、占領完了後は自身の配下として置くという流れになるらしい、世界の名前からは想像出来ない程世紀末である。
ソルテとパトが直接関与する場合、力は世界側で調整された力しか出せず、それ以上の力を扱うためには教塔を占拠し、その教塔の信者を多く得る事で従属の力を得る、教塔一つに存在する聖女卿を撃破すれば配下にするかそのまま見せしめにして殺すか好きに決める事が出来るらしい。
自身の宗派に属する教塔なら自身が伝えた教えを忠実に守る。
例えば「俺の前では衣類は脱ぎ、下着姿で出迎える事」みたいなデタラメな教えを教塔の聖女卿に伝えた場合、その教えは必ず実行される、それほど強制力が高い。(いや、やらないが)
あと教塔と聖女卿と言ったがソルテ側と俺側で呼び名が変わるらしい。
もちろん先ほどから言っている聖女卿というのはソルテ側【聖】属性達の呼び名である、
俺側は邪女卿と呼ばれる、主に【邪】属性達の呼び名である。
そう、つまり俺の陣営に属する子は全員【邪】なのである、神邪エルフ族や邪鬼神等邪教関係の属性が俺側に居る、だがソルテ側の世界王曰く元々は邪族は存在しなかったがパトの万園と繋がった時に邪族が生まれたとの事でヨハネももちろん邪族である。
邪族と言っても基本的には普通の子達だ、悪さをするわけでもない、素直で良い子も居ればもちろん悪い考えをする奴もいる、邪と聖だから見た目に大きな違いがあるかと言われれば特にない、肌の白い子だって居るし、聖も邪も褐色の子も居る、だがこの世界の住人からすれば聖か邪かは気配で察知出来るらしい、俺達で言う「この人、多分日本人じゃないな」って雰囲気でわかるようなものだろうって勝手に納得している。
聖園は万園に対して成果を上げる、もしくはソルテを俺が多く交わる事で世界が広がり、聖と邪が均等に生まれるため、エクレシアもヨハネも今の所万園に成果を出せる環境を作れていないため、俺とソルテの性交渉を強く推奨してくる、ソルテも
エクレシア「お願いいたします、世界をもっと繁栄させるために邪王様と・・・もっとまぐわってください!童が不甲斐ないばかりに・・・よよよ」
ヨハネ「パト様!聖神様ともっと営んで!そうすれば邪人族もどんどん増えるし万園に貢献できるエネルギーが手に入る!今はとてもじゃないけど足りないよ~!僕だって頑張ってるんだからね!う~~」
現在聖族の教塔は13 邪族の教塔は5
ちなみにだが、俺だけの特権で、肉体関係で従属は強化されるらしい、ソルテにはない、というより聖族にはそのような機能が無く、邪族には強化機能がある、というか多分、だから【邪】族なのだろうなと・・・いや、そういう行為を邪というのは不本意ではあるのだが・・・まあ、いいか、俺も別に肉体関係で強化してやろうって意図はないし。(そもそもそれが出来るなら現実で苦労してない)
・・・・・・
パト「困ったものだな・・・まったく」
No.156 男女の関係にしたくて(微R18)
ネルはずっと考えていた。
ネル(ふむ、正直キスや唾液交換なら覚醒を促せるが・・・世界出現まで行くとなると、琴歌クラスの才能は必要だが、ソルテやアリシアにそこまでのセンスは見込めない、ラルは主様と身体を重ねたから運が良かったようなもの、本音を言えば肉体関係になって貰いたいが時間も無ければ恐らくソルテもアリシアも素直に首を縦に振らないだろうな、どうしたものか)
ネルはソルテとアリシアにパトと性交渉をしてほしいと思っていた、そうすれば確実に世界を出現させる事が出来る、ただの覚醒程度では恐らくメルトリア達は喜ばない、そう考えるネルはソルテとアリシアを探す。
・・・・・・
ネル(まず性行為経験がある専属神は全員主様が各自世界に運んだ、それだけは間違いない)
ネルは考えながら二人を探す、そもそもネルはパトが神羅万象支配を覚醒させてからずっとパトを暇つぶしに眺めていた、もちろんその時に専属神との営みもしっかり確認していた。
ネル(メリアが一番多く、次に雪花、次にカナで最も少ないのがハク、そもそも肉体関係がないのがソフィア、だがソフィアは元々世界を持っていた、琴歌も肉体関係はないが同じく元々世界という概念を持っている、ラルは世界解放と覚醒は問題ないだろうな)
ネルは性行為に対しての認識を使命と愛情の二種類に分けて考えている。
ネル(使命の性行為、これは男女の関係に許された特権、そして主従だから許される特権、それを使わない手はない、私だって女、勿論乙女でもある私は最初こそは愛情のある性行為を望みたい、だが事情が事情であれば使命の性行為となっても厭わない、むしろ光栄であると認識しなければならない)
きっとメリアにネルの価値観に近いのだろう、だからこそ独占はしない、独占は確かに甘美な響きだがそれをするとデメリットがあまりにも多い、むしろ独占しない事で得られる恩恵が多い。
ネル「そのことをソルテとアリシアがしっかり認識しているかどうかだな、強要は出来ないからな、せめてキスまでなら許容してほしいものだが・・・」
ネルはそう考えながら二人の元に足を運ぶのだった。
ネル(ふむ、正直キスや唾液交換なら覚醒を促せるが・・・世界出現まで行くとなると、琴歌クラスの才能は必要だが、ソルテやアリシアにそこまでのセンスは見込めない、ラルは主様と身体を重ねたから運が良かったようなもの、本音を言えば肉体関係になって貰いたいが時間も無ければ恐らくソルテもアリシアも素直に首を縦に振らないだろうな、どうしたものか)
ネルはソルテとアリシアにパトと性交渉をしてほしいと思っていた、そうすれば確実に世界を出現させる事が出来る、ただの覚醒程度では恐らくメルトリア達は喜ばない、そう考えるネルはソルテとアリシアを探す。
・・・・・・
ネル(まず性行為経験がある専属神は全員主様が各自世界に運んだ、それだけは間違いない)
ネルは考えながら二人を探す、そもそもネルはパトが神羅万象支配を覚醒させてからずっとパトを暇つぶしに眺めていた、もちろんその時に専属神との営みもしっかり確認していた。
ネル(メリアが一番多く、次に雪花、次にカナで最も少ないのがハク、そもそも肉体関係がないのがソフィア、だがソフィアは元々世界を持っていた、琴歌も肉体関係はないが同じく元々世界という概念を持っている、ラルは世界解放と覚醒は問題ないだろうな)
ネルは性行為に対しての認識を使命と愛情の二種類に分けて考えている。
ネル(使命の性行為、これは男女の関係に許された特権、そして主従だから許される特権、それを使わない手はない、私だって女、勿論乙女でもある私は最初こそは愛情のある性行為を望みたい、だが事情が事情であれば使命の性行為となっても厭わない、むしろ光栄であると認識しなければならない)
きっとメリアにネルの価値観に近いのだろう、だからこそ独占はしない、独占は確かに甘美な響きだがそれをするとデメリットがあまりにも多い、むしろ独占しない事で得られる恩恵が多い。
ネル「そのことをソルテとアリシアがしっかり認識しているかどうかだな、強要は出来ないからな、せめてキスまでなら許容してほしいものだが・・・」
ネルはそう考えながら二人の元に足を運ぶのだった。
2024年10月16日
No.155 行き場のない従属達
パトは困り果てていた。
パト「えっと・・・エテル、ちょっと聞きたいんだけど、いいかな?」
エテル「どうしたの主?またあれ?一応データを取ってるからすぐに情報は伝えられるけど?」
パト「わかるか?うん、実際そうなんだ、それで聞きたいんだけど、今何人目だ?」
エテル「う~ん、私、美魅、リルで・・・そこからシューラ、ルミナーラ、それで今回加入したのが弧清(こせい)だっけ?」
パト「後は地球で保護した女神の子と・・・これでエテルのクラスに在籍する生徒数は?」
エテル「10人だけど?」
パト「増えすぎだろーーーーー!!!主に俺が悪いんだけどーーーー!!!」
パトは大きく項垂れた。
エテル「でもそれって主が悪いんじゃない?帝園で倒せる人が居ないから幼女ばかり狙うから」
パト「人聞きが悪い事言うな、ちゃんと普通に倒してる子も居るよ!でも俺のレベルに合った場所に行くとロリが多いんだ、でも弱い物イジメをしてるわけじゃないんだ、普通に強いんだよ、最近来た弧清(こせい)なんてもう大変!幻惑と吹雪を得意としてるんだけどさ、オーラで一掃しようとするじゃん?なら姑息な事に俺の足元にくっついてさ」
弧清「ねえ、痛い事はしないよね?主様?」(涙目)
パト「って言ってきやがるんだぞ?!卑怯だろ!打てねえよ!!」
エテル「そもそも倒す必要性ないんじゃないの?あの子って第三の園出身じゃないの?」
パト「そうだけど、中々その場にとどまってくれないんだ、騙されたぞ、皆懐くんだ、凄く可愛い、ぶっちゃけ第三の園に居ると性癖が狂わされる、ケモミミサイコーーー!!ってなる、でもな、契約する時全然落ち着かないんだ、でも契約するためにはその場に何分かは留まってもらわないとダメなんだ、つまり首輪つけてその場に固定させるとかしないと無理なんだ」
エテル「え?首輪着けたの?」
パト「その案をやろうとしたさ、案外首輪をつけるまでは楽だったよ、でも力がまあ強い強い、どいつもこいつもブチって千切りやがる、それで頑丈な奴を用意しようかと思えばそれはルール違反に当たるからって注意されたんだ」
エテル「捕縛禁止法だね、確か第三の園でのルールだね、なるほど、なんで存在するのかわからないルールだと思ってたけど主に向けてのルールだったんだ、納得」
パト「納得すんな、俺だってやりたくないけど落ち着かないしさ、それでじゃあ倒すしかないなって戦うわけじゃん?それで可愛いアピールしてくるじゃん?もうどうしようもないじゃん?」
エテル「それで最終的にどうやって契約したの?」
パト「え?普通に殴ったけど?」
エテル「無慈悲だね、流石は一部界隈でロリキラーって呼ばれてるだけの事はあるね、大体「俺は男女関係なく殴れる!真の男女平等主義者だからな!!」みたいなセリフは見たけど、あまりロリに対しては見た事ないね、流石主、世間でやらない事を平気でやるなんて」
パト「だからやめろって、それで弧清(こせい)を入手したんだけど、聞けば第三の園って勉強をする教育機関が全くないってスティアから聞いたんだ」
エテル「うん、スティア様はカタカナ読めないね、漢字なんてもうからっきし、算数も多分ダメだね」
パト「第三の園のトップがそれじゃん?じゃあ下の地位に存在する獣族はまあ教養が一切ない!本能そのもの!だから弧清をしっかり使いたいんだけど指示が出来ないんだ、何故なら俺の言っている意味がまったく理解出来てないからな!!」
エテル「だから帝国の学校に入れるんだ?ミール様に教育機関を作るように言わなかったの?」
パト「かなり前に言ったさ、リルの時にかな?その時は下手に勉強させて知恵を付けさせると管理が面倒臭いし、ずる賢い奴が出てくるから勉強させる機関は各々なら問題ないけど上の責任者から強制的に指示するような事は絶対にしないだって」
エテル「ああ、だから弧清をエウレカ学園に入れたんだね、でもこれで10人、クラスメイトもかなり増えたよね、最初こそ4人だったのに、」
今現在 エウレカ学園 Sクラス
在学生
総合席位1番 エテル・ノーミール
総合席位2番 シューラ・ラインベルト・ファラトラ
総合席位3番 玉藻 琥珀(たまも こはく)
総合席位4番 露草 美魅(つゆくさ みみ)
総合席位5番 ルミナーラ・イファエル
総合席位6番 プルート・アヌビス
総合席位7番 アイレ・シルフィード
総合席位8番 リル・ゴッドラグーン
総合席位9番 湯癒安之命(ゆゆあんのみこと)
総合席位10番 弧清(こせい)
エテル「気付けばもう10人だ、一体誰が一番最初に卒業出来るのかな?」
パト「まて総合席位ってなんだ?そんなもの作られてるのか?」
エテル「うん、簡単に言えばクラス順位だね、私達は【義務教育科】と【戦闘教育科】、帝国出身なら【従属教育科】とどの部隊に入りたいかでその部隊に入るための専門科目を受ける義務があるんだけどね、それらの評価点数を合計して平均した数字と獲得した科目単位でクラス順位が決められるんだ」
パト「へぇ、俺が知らない間にかなり制度が進んでるな、流石琴歌達だ、まずは勉強って事だな!」
エテル「まあだから当然ながら編入してすぐだと単位が全くないから順位は低いよね、ずっと居るのに順位が低いのはまあ、うん、努力次第かなって感じだけど」
パト「そう考えたらエテルと美魅は頑張ってるんだな、偉いぞ」
エテル「ううん、私と美魅が受けている科目は一つだけだから、【義務教育科】一科目の平均だからそのまま反映されるの、だから必然的に数字が高いんだよ、そういう意味で言えば一番優秀なのは琥珀だね、【義務教育科】【戦闘教育科】【近衛部隊科】【技術開発部隊科】の4種類を受けて3位はかなり優秀だよ、2位のシューラは元々独学で勉強してたし、取ってる科目が【義務教育科】だけだから即2位だよね、美魅凄く悔しがってたよ」
パト「仲良くしてるならそれでいいよ、そっか、今まで保護した子達はちゃんと育ってるんだね、よかったぁ」
エテル「他にも従属と複数契約したよね?その子達は大丈夫なの?」
パト「まあ、本当言えば教育させたい、少なくとも俺の指示が通るくらいは、強さは一人一人なんて流石に面倒見切れないからさ、ある程度成長している個体なら自己責任でって事にしてるけど」
エテル「主、私は言うのもあれだけどね、あまり感情移入したら自分が辛いだけだよ?このままだと本当に主の従属で埋め尽くされるかも」
パト「でも弧清は親と離れ離れになってなんとか生きて来たような子なんだぞ!」
エテル「でも辛くなさそうなんでしょ?」
パト「ルミナーラは自分を天使族だと隠してまで他の園でなんとか働いてたんだ」
エテル「でもちゃんと働いて生活出来てたんだよね?」
パト「可哀想だろ?!基礎属性の天使だから地味な仕事を得意とするから天職でしょ?ってミーエルが言ってたけどさ!!」
エテル「日本で拾った神の女の子は?」
パト「湯癒か?あの子は温泉街の山側で忘れ去られた源泉の守り神の後継者だったらしいけど、引継ぎなしで引き継いだのと、まだ11歳と幼い神だから何をどうしたらいいのかもわからずずっと山奥で泣いてたんだ!どうにかしてあげたいだろ!!人として!!」
エテル「温泉の神か、まあ主が良いなら良いんじゃない?私もそれに救われた側だし」
パト「うう、俺は幼女が可哀想なのが耐えられないんだよ・・・もう知ってしまったら最後、ちゃんと助けてあげないと後味が悪いというかさ・・・」
エテル「うんうん、いつかちゃんと報われるよ、それでまだ従属狩りをするの?」
パト「だから人聞き悪いって、元々帝園は俺のポテンシャルの世界だ、従属を倒せば倒す程俺のポテンシャルは解放される!そもそもそうしないと成長が最近遅いんだ、いくら頑張っても以前のような成長が出来ない、だからポテンシャルを解放して成長幅を広げた状態で特訓する、これを続ければ強くなれるって話なんだよ!」
エテル「苦労するね、じゃあ私はまた本を読んでるから、また話題が出来たら話しかけてね」
パト「・・・はい」
パトは頭を抱える。
パト「えっと・・・エテル、ちょっと聞きたいんだけど、いいかな?」
エテル「どうしたの主?またあれ?一応データを取ってるからすぐに情報は伝えられるけど?」
パト「わかるか?うん、実際そうなんだ、それで聞きたいんだけど、今何人目だ?」
エテル「う~ん、私、美魅、リルで・・・そこからシューラ、ルミナーラ、それで今回加入したのが弧清(こせい)だっけ?」
パト「後は地球で保護した女神の子と・・・これでエテルのクラスに在籍する生徒数は?」
エテル「10人だけど?」
パト「増えすぎだろーーーーー!!!主に俺が悪いんだけどーーーー!!!」
パトは大きく項垂れた。
エテル「でもそれって主が悪いんじゃない?帝園で倒せる人が居ないから幼女ばかり狙うから」
パト「人聞きが悪い事言うな、ちゃんと普通に倒してる子も居るよ!でも俺のレベルに合った場所に行くとロリが多いんだ、でも弱い物イジメをしてるわけじゃないんだ、普通に強いんだよ、最近来た弧清(こせい)なんてもう大変!幻惑と吹雪を得意としてるんだけどさ、オーラで一掃しようとするじゃん?なら姑息な事に俺の足元にくっついてさ」
弧清「ねえ、痛い事はしないよね?主様?」(涙目)
パト「って言ってきやがるんだぞ?!卑怯だろ!打てねえよ!!」
エテル「そもそも倒す必要性ないんじゃないの?あの子って第三の園出身じゃないの?」
パト「そうだけど、中々その場にとどまってくれないんだ、騙されたぞ、皆懐くんだ、凄く可愛い、ぶっちゃけ第三の園に居ると性癖が狂わされる、ケモミミサイコーーー!!ってなる、でもな、契約する時全然落ち着かないんだ、でも契約するためにはその場に何分かは留まってもらわないとダメなんだ、つまり首輪つけてその場に固定させるとかしないと無理なんだ」
エテル「え?首輪着けたの?」
パト「その案をやろうとしたさ、案外首輪をつけるまでは楽だったよ、でも力がまあ強い強い、どいつもこいつもブチって千切りやがる、それで頑丈な奴を用意しようかと思えばそれはルール違反に当たるからって注意されたんだ」
エテル「捕縛禁止法だね、確か第三の園でのルールだね、なるほど、なんで存在するのかわからないルールだと思ってたけど主に向けてのルールだったんだ、納得」
パト「納得すんな、俺だってやりたくないけど落ち着かないしさ、それでじゃあ倒すしかないなって戦うわけじゃん?それで可愛いアピールしてくるじゃん?もうどうしようもないじゃん?」
エテル「それで最終的にどうやって契約したの?」
パト「え?普通に殴ったけど?」
エテル「無慈悲だね、流石は一部界隈でロリキラーって呼ばれてるだけの事はあるね、大体「俺は男女関係なく殴れる!真の男女平等主義者だからな!!」みたいなセリフは見たけど、あまりロリに対しては見た事ないね、流石主、世間でやらない事を平気でやるなんて」
パト「だからやめろって、それで弧清(こせい)を入手したんだけど、聞けば第三の園って勉強をする教育機関が全くないってスティアから聞いたんだ」
エテル「うん、スティア様はカタカナ読めないね、漢字なんてもうからっきし、算数も多分ダメだね」
パト「第三の園のトップがそれじゃん?じゃあ下の地位に存在する獣族はまあ教養が一切ない!本能そのもの!だから弧清をしっかり使いたいんだけど指示が出来ないんだ、何故なら俺の言っている意味がまったく理解出来てないからな!!」
エテル「だから帝国の学校に入れるんだ?ミール様に教育機関を作るように言わなかったの?」
パト「かなり前に言ったさ、リルの時にかな?その時は下手に勉強させて知恵を付けさせると管理が面倒臭いし、ずる賢い奴が出てくるから勉強させる機関は各々なら問題ないけど上の責任者から強制的に指示するような事は絶対にしないだって」
エテル「ああ、だから弧清をエウレカ学園に入れたんだね、でもこれで10人、クラスメイトもかなり増えたよね、最初こそ4人だったのに、」
今現在 エウレカ学園 Sクラス
在学生
総合席位1番 エテル・ノーミール
総合席位2番 シューラ・ラインベルト・ファラトラ
総合席位3番 玉藻 琥珀(たまも こはく)
総合席位4番 露草 美魅(つゆくさ みみ)
総合席位5番 ルミナーラ・イファエル
総合席位6番 プルート・アヌビス
総合席位7番 アイレ・シルフィード
総合席位8番 リル・ゴッドラグーン
総合席位9番 湯癒安之命(ゆゆあんのみこと)
総合席位10番 弧清(こせい)
エテル「気付けばもう10人だ、一体誰が一番最初に卒業出来るのかな?」
パト「まて総合席位ってなんだ?そんなもの作られてるのか?」
エテル「うん、簡単に言えばクラス順位だね、私達は【義務教育科】と【戦闘教育科】、帝国出身なら【従属教育科】とどの部隊に入りたいかでその部隊に入るための専門科目を受ける義務があるんだけどね、それらの評価点数を合計して平均した数字と獲得した科目単位でクラス順位が決められるんだ」
パト「へぇ、俺が知らない間にかなり制度が進んでるな、流石琴歌達だ、まずは勉強って事だな!」
エテル「まあだから当然ながら編入してすぐだと単位が全くないから順位は低いよね、ずっと居るのに順位が低いのはまあ、うん、努力次第かなって感じだけど」
パト「そう考えたらエテルと美魅は頑張ってるんだな、偉いぞ」
エテル「ううん、私と美魅が受けている科目は一つだけだから、【義務教育科】一科目の平均だからそのまま反映されるの、だから必然的に数字が高いんだよ、そういう意味で言えば一番優秀なのは琥珀だね、【義務教育科】【戦闘教育科】【近衛部隊科】【技術開発部隊科】の4種類を受けて3位はかなり優秀だよ、2位のシューラは元々独学で勉強してたし、取ってる科目が【義務教育科】だけだから即2位だよね、美魅凄く悔しがってたよ」
パト「仲良くしてるならそれでいいよ、そっか、今まで保護した子達はちゃんと育ってるんだね、よかったぁ」
エテル「他にも従属と複数契約したよね?その子達は大丈夫なの?」
パト「まあ、本当言えば教育させたい、少なくとも俺の指示が通るくらいは、強さは一人一人なんて流石に面倒見切れないからさ、ある程度成長している個体なら自己責任でって事にしてるけど」
エテル「主、私は言うのもあれだけどね、あまり感情移入したら自分が辛いだけだよ?このままだと本当に主の従属で埋め尽くされるかも」
パト「でも弧清は親と離れ離れになってなんとか生きて来たような子なんだぞ!」
エテル「でも辛くなさそうなんでしょ?」
パト「ルミナーラは自分を天使族だと隠してまで他の園でなんとか働いてたんだ」
エテル「でもちゃんと働いて生活出来てたんだよね?」
パト「可哀想だろ?!基礎属性の天使だから地味な仕事を得意とするから天職でしょ?ってミーエルが言ってたけどさ!!」
エテル「日本で拾った神の女の子は?」
パト「湯癒か?あの子は温泉街の山側で忘れ去られた源泉の守り神の後継者だったらしいけど、引継ぎなしで引き継いだのと、まだ11歳と幼い神だから何をどうしたらいいのかもわからずずっと山奥で泣いてたんだ!どうにかしてあげたいだろ!!人として!!」
エテル「温泉の神か、まあ主が良いなら良いんじゃない?私もそれに救われた側だし」
パト「うう、俺は幼女が可哀想なのが耐えられないんだよ・・・もう知ってしまったら最後、ちゃんと助けてあげないと後味が悪いというかさ・・・」
エテル「うんうん、いつかちゃんと報われるよ、それでまだ従属狩りをするの?」
パト「だから人聞き悪いって、元々帝園は俺のポテンシャルの世界だ、従属を倒せば倒す程俺のポテンシャルは解放される!そもそもそうしないと成長が最近遅いんだ、いくら頑張っても以前のような成長が出来ない、だからポテンシャルを解放して成長幅を広げた状態で特訓する、これを続ければ強くなれるって話なんだよ!」
エテル「苦労するね、じゃあ私はまた本を読んでるから、また話題が出来たら話しかけてね」
パト「・・・はい」
パトは頭を抱える。
No.154 時空の支配者 ハク
ハクは以前大きな成長を遂げた。
それは主に時に対する理解を深めたからだ。
能力は知識と想像性である。
知識とは能力の法則を理解するために必要となる物、
想像性とは能力をより上手く扱うために必要となる物
どちらか片方があっても能力は強くならない。
知識があっても創造性がなければ能力の応用性が生まれない
想像性があっても知識がなければ想像を現実とする基礎がないため実現できない。
だがハクは今その二つを地球出身の専属神の中で誰よりも理解を深めていた。
・・・・・・
ハク「私の手の上だけ時の流れを止めて・・・と」
ハクは自分の手の平の上だけ能力を扱い時を止めていた。
ハク「そして切り離した時をここにおいてっと」
ハクは能力で止めていた時を地面に置いた。
ハクは離れ、遠くから様子が伺える位置に立ち、能力を解除する。
ドガアああああああああああああああああああああああン!!!!!!!
ハクですら驚く程の大爆発が起きる、地面は大きく揺れた。
そして爆発があった場所には何もかもはじけ無くなっていた。
ハク「時を止めた地雷爆弾、かなり使えると思ったんだけど、火力が高すぎるね、これだと近接で戦う私とは相性悪いかも、対象物を一気に破壊したい時には凄くいいかもしれないけど・・・」
ハクは独り言を言いながら爆発した場所まで移動する。
ハク「う~ん、時空支配って難しいなぁ、どれを始めても一番の課題になるのは過剰な火力と範囲、特に範囲が広いから味方が居たら使えないし、私も扱いにくいし・・・う~ん」
ハクは地球に居た頃から時空支配は雪花と同じ一人で戦う方が向いている能力だと言われていた。
ハク「雪花ちゃんは原始支配が原因で味方の足を引っ張る、私は時空支配で時耐性がない味方全員を巻き込んで殺してしまうかもしれない、だから時を自分に溜め込むんじゃなくて外に放出する術を学びたかったんだけどな・・・」
時の放出、この考えからハクは多くの技を生み出した。
だがまだ足りない、ハクが成長するためにはもっと繊細な技術が必要となる。
ハク「時は本当莫大なエネルギーだからね、例えるなら川や海の流れ、流れが弱いとその場でとどまって居られるけど、流れが強くて流されてしまう、時はその最高点みたいなもので、本来ならどれだけの質量をぶつけても止める事が出来ない程の流れを持ってる、だから誰も扱えない、だけど私みたいに流れを無視出来る人が知らず知らずにこの時を扱えば自爆する事もある、私も実際に何度も自滅した」
ハクは弓を射る構えを取る、イメージする。
今ハクの周りには時がとんでもない速度で流れている、だがその場で自分だけがその流れに背いている、
イメージを固める
ハクは矢を握るようなイメージで少量の時を掴む、ハクに捕まれた時は流れが止まる。
そして弓をイメージし、弓を引く、その時ハクが掴んだ矢を当てる。
イメージの想像性を広げる
ハクの手元には弓がある、形はオーソドックス、その場には存在しない、ハクが想像する弓
そして矢、矢は時をただ掴んだだけだがそこから形を形成する、これらは時空支配の空間分野を使う
イメージに具体性を持たせる
ハクは別に時の流れを目視できるわけではない、ただ自分の都合の良い解釈で時は時同士干渉せずにあらゆる方向に流れている、だから時の流れで弓が勝手に引かれ、別の流れである時に弓を放つだけで流れに乗った矢が飛んで行ってくれる、そのような解釈、根拠はない、だがそうイメージすることで創造性を補完する。
イメージを具現化する
ハクは弓を放つ、するとハクが放った先から前に目掛けて留めていた時が放出する!!
その場には真っ黒な世界が映っていた、空間が壊れ、異空間があらわになったのだ。
ハク「また失敗だ、いや、多分格上には良い技なんだけど、これをコントロールできないと味方も殺しちゃう・・・もっと抑制しないと・・・」
ハクは生命体が存在しない星で能力の練習を続けていた、そして能力の練習で壊して来た星も少なくはない、ハクは放った時がどこまでの射程範囲を持って居るのか気になり、移動する事にした。
ハク「時の流れを加速する・・・」
ハクはそう言うとハクの移動速度が比べ物にならない程上がった。
そして先端を見つける。
ハク「う~ん、これは最初は勢いが良かったけど、徐々に勢いが失って本来の流れに戻ったって事かな?そうじゃないとずっと貫通する事になるからね、つまり弱めればちゃんと威力と射程範囲を絞る事は可能って事だね!もしかしてずっと弓を引いている状態で居るのがマズいのかな?留めれば留めるほど引っ張られて威力が上がる・・・ありえるかも」
ハクはそう考えると即座に時を掴みその場で離す、それだけでハクの目の前で大爆発が起き、地面が大きく抉れていた。
ハク「そっか!これなら扱えるかも!私天才!!」
ハクは以前身に着けた能力の見解に加え新たな時の法則を理解した、
間違いなく地球規模で収まっていい力を手に入れたハクは不安を感じながらもいつかどこかで絶対に役に立つと考え、自分の能力を磨く。
それは主に時に対する理解を深めたからだ。
能力は知識と想像性である。
知識とは能力の法則を理解するために必要となる物、
想像性とは能力をより上手く扱うために必要となる物
どちらか片方があっても能力は強くならない。
知識があっても創造性がなければ能力の応用性が生まれない
想像性があっても知識がなければ想像を現実とする基礎がないため実現できない。
だがハクは今その二つを地球出身の専属神の中で誰よりも理解を深めていた。
・・・・・・
ハク「私の手の上だけ時の流れを止めて・・・と」
ハクは自分の手の平の上だけ能力を扱い時を止めていた。
ハク「そして切り離した時をここにおいてっと」
ハクは能力で止めていた時を地面に置いた。
ハクは離れ、遠くから様子が伺える位置に立ち、能力を解除する。
ドガアああああああああああああああああああああああン!!!!!!!
ハクですら驚く程の大爆発が起きる、地面は大きく揺れた。
そして爆発があった場所には何もかもはじけ無くなっていた。
ハク「時を止めた地雷爆弾、かなり使えると思ったんだけど、火力が高すぎるね、これだと近接で戦う私とは相性悪いかも、対象物を一気に破壊したい時には凄くいいかもしれないけど・・・」
ハクは独り言を言いながら爆発した場所まで移動する。
ハク「う~ん、時空支配って難しいなぁ、どれを始めても一番の課題になるのは過剰な火力と範囲、特に範囲が広いから味方が居たら使えないし、私も扱いにくいし・・・う~ん」
ハクは地球に居た頃から時空支配は雪花と同じ一人で戦う方が向いている能力だと言われていた。
ハク「雪花ちゃんは原始支配が原因で味方の足を引っ張る、私は時空支配で時耐性がない味方全員を巻き込んで殺してしまうかもしれない、だから時を自分に溜め込むんじゃなくて外に放出する術を学びたかったんだけどな・・・」
時の放出、この考えからハクは多くの技を生み出した。
だがまだ足りない、ハクが成長するためにはもっと繊細な技術が必要となる。
ハク「時は本当莫大なエネルギーだからね、例えるなら川や海の流れ、流れが弱いとその場でとどまって居られるけど、流れが強くて流されてしまう、時はその最高点みたいなもので、本来ならどれだけの質量をぶつけても止める事が出来ない程の流れを持ってる、だから誰も扱えない、だけど私みたいに流れを無視出来る人が知らず知らずにこの時を扱えば自爆する事もある、私も実際に何度も自滅した」
ハクは弓を射る構えを取る、イメージする。
今ハクの周りには時がとんでもない速度で流れている、だがその場で自分だけがその流れに背いている、
イメージを固める
ハクは矢を握るようなイメージで少量の時を掴む、ハクに捕まれた時は流れが止まる。
そして弓をイメージし、弓を引く、その時ハクが掴んだ矢を当てる。
イメージの想像性を広げる
ハクの手元には弓がある、形はオーソドックス、その場には存在しない、ハクが想像する弓
そして矢、矢は時をただ掴んだだけだがそこから形を形成する、これらは時空支配の空間分野を使う
イメージに具体性を持たせる
ハクは別に時の流れを目視できるわけではない、ただ自分の都合の良い解釈で時は時同士干渉せずにあらゆる方向に流れている、だから時の流れで弓が勝手に引かれ、別の流れである時に弓を放つだけで流れに乗った矢が飛んで行ってくれる、そのような解釈、根拠はない、だがそうイメージすることで創造性を補完する。
イメージを具現化する
ハクは弓を放つ、するとハクが放った先から前に目掛けて留めていた時が放出する!!
その場には真っ黒な世界が映っていた、空間が壊れ、異空間があらわになったのだ。
ハク「また失敗だ、いや、多分格上には良い技なんだけど、これをコントロールできないと味方も殺しちゃう・・・もっと抑制しないと・・・」
ハクは生命体が存在しない星で能力の練習を続けていた、そして能力の練習で壊して来た星も少なくはない、ハクは放った時がどこまでの射程範囲を持って居るのか気になり、移動する事にした。
ハク「時の流れを加速する・・・」
ハクはそう言うとハクの移動速度が比べ物にならない程上がった。
そして先端を見つける。
ハク「う~ん、これは最初は勢いが良かったけど、徐々に勢いが失って本来の流れに戻ったって事かな?そうじゃないとずっと貫通する事になるからね、つまり弱めればちゃんと威力と射程範囲を絞る事は可能って事だね!もしかしてずっと弓を引いている状態で居るのがマズいのかな?留めれば留めるほど引っ張られて威力が上がる・・・ありえるかも」
ハクはそう考えると即座に時を掴みその場で離す、それだけでハクの目の前で大爆発が起き、地面が大きく抉れていた。
ハク「そっか!これなら扱えるかも!私天才!!」
ハクは以前身に着けた能力の見解に加え新たな時の法則を理解した、
間違いなく地球規模で収まっていい力を手に入れたハクは不安を感じながらもいつかどこかで絶対に役に立つと考え、自分の能力を磨く。
2024年09月09日
No.153 ああ、君はそういう奴だったよな!!(R18)
パト「君はそういうやつだったよな!すっかり忘れてたわ!!」
パトはカナに言い放っていた。
カナ「それは私のセリフだよ、別に私は問題ないよ?でもこの状況を招いた原因はパトだよね?そこに関しては反省してる?」
パトは帝国で仕事を終え、自身の個室でお風呂に入ろうとしていた、丁度珍しく専属侍女が全員不在だったため、パトは特に気にすることなくそのままお風呂に向い、そのまま入った、だがそこにはカナが湯舟の中に居たのだ。
・・・・・・
パト「なんでいる?ここは俺の部屋だぞ?」
カナ「え、遊びに来たけど珍しく誰も居なかったし、昨日私お風呂に入りそびれちゃった事を思い出したから丁度いいしお風呂を借りようと思っただけだけど?」
パト「しっかりお風呂にお湯を貯めたんだな、もう身体は洗ったのか?」
カナ「もち!今はある程度身体がぬくもったら出るつもり!だけどパトが来たなら良い話相手になるしこのまま居るからパトも身体洗いなよ!」
パト「はあ!気が散るだろ!」
カナ「見なきゃ問題ないでしょ!パトはシャンプーする時も身体洗う時も私の方をずっと見てるつもり!それはそれでパトも変態じゃん!私のせいだけじゃないよね!」
パト「っく!正論を!だが俺の思考や感情が分かるカナなら理解してるはずだ!俺にそんなやましい気持ちはないと!」
パトも流石にカナの裸を見て大袈裟に照れたりすることはなくなった、だが流石に年頃の男ということもあり、専属神でもあるカナを見て欲情しないというのが無理である、だがパトはカナにその心情を悟られたくない、だからこそ気を紛らわせる必要があるのだ。
パト「とりあえずゆっくりしておけよ、俺は身体を洗うから!」
カナ「ふ~ん、でもパト、せっかくだから身体とか髪の毛拭いてほしいんだけど?」
カナもパトの感情を理解している、今更欲情したところで別にカナからすれば問題ない、そもそも欲情したら「一発出しとく?」くらいは平然と言える。だがカナはそんな事よりもスキンシップを大事にしている、性的な目的でもいいが、互いに身体を触れ合う行為、それは気を許し合うボディータッチスキンシップ、カナにとって性行為よりも大事なコミュニケーションなのだ。
パト「はいはい、じゃあ俺が洗い終わるまでの間湯舟に入ってろよ、出たら身体拭いてやるから」
カナ「うむ!我慢できなくなったらいつでも言うといい!互いにスッキリしておくのも健康な身体を維持するためには必要な事だからね!悶々とした状態で過ごしたくないでしょ?」
パトはカナの話を聞きながら身体を洗う、その間はカナがただ一方的に話す。
・・・・・・
そして互いにお風呂から上がり、パトはカナの身体をタオルで拭いていた。
カナ「マジマジ見てるね~、どう?何か変わったところある?」
パト「いや、カナって今も鍛えてるのか?」
カナ「以前ほどじゃないね、業務の方が忙しいし、今は自分一人で特訓をするなんてしないかな~、危機感はあるんだけどね、ハクとかは今でも時間ある時は一人で特訓してるし、能力の研究も怠ってないしね」
パトはカナの足から内股を拭き、お腹周りを拭いていた。
カナ「こら、恥ずかしいのはわかるけどちゃんと拭いて!ケアを怠るとすぐにダメになるんだから!デリケートなんだよ!まったく」
パト「毎度思うんだけど股間とかは自分でやったらどうだ?デリケートなら痛かったりするんじゃないのか?」
パトはたまにこうしてカナの身体を拭くことはあるが、股間まで拭く事になるのでそればかりは慣れていなかった。
カナ「パトだから気を許して任せてるの!信頼の証!別にマジマジ見たいなら見たらいいよ、言っておくけど私も結構パトの股間ガン見してるしね!」
カナは堂々と足を肩幅まで広げる、パトも流石に見慣れた光景のため、タオルを伸ばし、しっかりと拭けるように準備をする。
カナ「そうそう、固まった状態のタオルで拭いたら私はわかるけどパトは拭けたかどうかわからないからね!直で触って確認する度胸があるなら別にいいけど下心が私に感知されるから嫌でしょ!ならタオルを薄くして出来るだけ拭けたかどうかわかるくらいの感触が認知できるくらいで拭く!任せたぜ!」
パトは赤面しながらいつもの手順で拭く、カナは特に顔を赤らめたり、触れた瞬間に感じて喘ぎ声を漏らす等の事は一切せずに堂々と立っていた、パトもそれを見て考え過ぎる自分に嫌気がさし、普通に拭き、引き続きお腹、胸、脇、背中、首、耳、頭を拭いていく、頭付近はタオルを変える事も忘れてはならない。
カナ「私ちょっとだけ胸大きくなったと思わない?」
カナは自分の胸を押し上げてパトに話しかける。
パト「カナ、まだ成長期なのか?でもそれ以上大きくなったら戦闘で不便になるんじゃないか?カナはどちらかと言うと前線で戦うタイプだろ?」
カナ「そうだね~、でも私ソフィアとほぼ身長変わらないじゃん?152センチでソフィアが150、たったの2センチよ?でも胸は圧倒的に負けてる・・・なんか癪だよね」
パト「カナもそういう所で競いたくなるんだな、気にしてないかと思った」
パトはそう言いながら今度は自分の身体を拭き、素早くパンツを履く。
カナ「お胸マッサージしてみる?私も胸が大きくなって嬉しいし、パトも私のお胸を触れて嬉しい!両者得のお話しじゃない?パトだから仕方ない、特別に「あ、手が滑った~」って言って乳首を弄る権利もあげよう、流石に感じちゃうけどパトはそれを求めてるんだもんね、仕方ないよね、オスとメスが密着したら行きつく先はやっぱりそこだもんね」っぽ
パト「やると一言も言ってないけどな、それならエステの方にいけよ、そっちの方が確実だぞ」
カナ「違うんだよなぁ~~!パトにやってもらうからこそ意味があるんだよ!ほら!興奮するでしょ?性的に興奮したら女性ホルモンとか出てきそうな気がするでしょ?やっぱり異性でパートナーであるパトにやってもらう事に意味がある!」
パト「ほら、馬鹿な事言ってないでこっちこい、頭を乾かすぞ~」
・・・・・・
パトはカナの頭を乾かす、
カナ「上手くなったね、本当パトにやってもらうと綺麗に仕上がるんだ~」
カナは気持ちよさそうに満足な顔をしてパトに身を委ねる。
パト(こういう時のカナは本当可愛らしいんだよな、親友という感じもあるし、ペットみたいというか小動物系というか、明らかカナは陽キャなのに居心地がいいんだよな)
カナ「それはね、パトだけの私だからだよ」
カナは鏡越しにパトにドヤ顔して見せる、パトはそんなカナの顔を見て微笑みながら髪を乾かす。
パト「カナは今のままでいてくれよ、恋人であり、親友であり・・・みたいな距離感が俺にとって凄く居心地いいんだ、たまには男女の関係になりたい時だってある、だけどカナとは今みたいに親友みたいに楽しくいたいんだ・・・」
パトはカナの髪を乾かし終え、そのまま後ろからカナを抱きしめる、カナは鏡越しでパトを見つめ、パトの頭を撫でる。
カナ「いいよぉ、でも今は親友よりも、恋人で居たいかな、ダメかな?」
カナにそう言われたパトはそのままカナと口を合わせる、そこからは親友ではなく二人の関係は恋人に戻る、そのまま服を着せたばかりのカナの服の下に手を這わせ、カナの感じる所へと、そして到着する。
カナ「あ、エッチな触り方だ、ん、流石の私もこれは感じちゃうんだけど・・・」
パト「ならそのまま感じてろよ、今は恋人で居たいんだろ」
そのまま再度パトとカナは口を合わせ、舌と舌を絡め、互いに自身が感じる場所に手を置き、気持ちを高め合う。
・・・・・・
お互い着ていた服を再度着替え直し、服装を整える。
カナ「3回もやっちゃったね~、いやいやパトは元気だね~」
パト「すまん、高まったらおさまりが・・・」
カナ「でも好きだよ、こういうたまに恋人で居られる時間、私が女の子で居られて沢山甘えられる時間、ここしかないからさ、でもずっとこうしてたら本当癖になりそうで怖いけどね」
パト「本当だよ、親友に戻れなくなるかもしれないからな、俺もこの時間は好きだけど凄く怖いや」
パトはカナを後ろから抱きしめた状態で話す、既に部屋にはフルールやエイリ達が帰って来ていたが、空気を読んで静かにしていた。
フルール「仲良しですね、ですがいいのでしょうか?部屋を空けておいた方が良かったのでは?」
エイリ「ダメですよ、私達の仕事はしっかりしないと、干渉しなかったら別に二人もいつも通りになりますから」
メルリア「少しメリアに呼ばれていた間に・・・次は私が・・・」ぷくーー
侍女三人はドア越しに聞こえるパトとカナのイチャイチャした会話を聞き、各々悶々として過ごしていた。
パトはカナに言い放っていた。
カナ「それは私のセリフだよ、別に私は問題ないよ?でもこの状況を招いた原因はパトだよね?そこに関しては反省してる?」
パトは帝国で仕事を終え、自身の個室でお風呂に入ろうとしていた、丁度珍しく専属侍女が全員不在だったため、パトは特に気にすることなくそのままお風呂に向い、そのまま入った、だがそこにはカナが湯舟の中に居たのだ。
・・・・・・
パト「なんでいる?ここは俺の部屋だぞ?」
カナ「え、遊びに来たけど珍しく誰も居なかったし、昨日私お風呂に入りそびれちゃった事を思い出したから丁度いいしお風呂を借りようと思っただけだけど?」
パト「しっかりお風呂にお湯を貯めたんだな、もう身体は洗ったのか?」
カナ「もち!今はある程度身体がぬくもったら出るつもり!だけどパトが来たなら良い話相手になるしこのまま居るからパトも身体洗いなよ!」
パト「はあ!気が散るだろ!」
カナ「見なきゃ問題ないでしょ!パトはシャンプーする時も身体洗う時も私の方をずっと見てるつもり!それはそれでパトも変態じゃん!私のせいだけじゃないよね!」
パト「っく!正論を!だが俺の思考や感情が分かるカナなら理解してるはずだ!俺にそんなやましい気持ちはないと!」
パトも流石にカナの裸を見て大袈裟に照れたりすることはなくなった、だが流石に年頃の男ということもあり、専属神でもあるカナを見て欲情しないというのが無理である、だがパトはカナにその心情を悟られたくない、だからこそ気を紛らわせる必要があるのだ。
パト「とりあえずゆっくりしておけよ、俺は身体を洗うから!」
カナ「ふ~ん、でもパト、せっかくだから身体とか髪の毛拭いてほしいんだけど?」
カナもパトの感情を理解している、今更欲情したところで別にカナからすれば問題ない、そもそも欲情したら「一発出しとく?」くらいは平然と言える。だがカナはそんな事よりもスキンシップを大事にしている、性的な目的でもいいが、互いに身体を触れ合う行為、それは気を許し合うボディータッチスキンシップ、カナにとって性行為よりも大事なコミュニケーションなのだ。
パト「はいはい、じゃあ俺が洗い終わるまでの間湯舟に入ってろよ、出たら身体拭いてやるから」
カナ「うむ!我慢できなくなったらいつでも言うといい!互いにスッキリしておくのも健康な身体を維持するためには必要な事だからね!悶々とした状態で過ごしたくないでしょ?」
パトはカナの話を聞きながら身体を洗う、その間はカナがただ一方的に話す。
・・・・・・
そして互いにお風呂から上がり、パトはカナの身体をタオルで拭いていた。
カナ「マジマジ見てるね~、どう?何か変わったところある?」
パト「いや、カナって今も鍛えてるのか?」
カナ「以前ほどじゃないね、業務の方が忙しいし、今は自分一人で特訓をするなんてしないかな~、危機感はあるんだけどね、ハクとかは今でも時間ある時は一人で特訓してるし、能力の研究も怠ってないしね」
パトはカナの足から内股を拭き、お腹周りを拭いていた。
カナ「こら、恥ずかしいのはわかるけどちゃんと拭いて!ケアを怠るとすぐにダメになるんだから!デリケートなんだよ!まったく」
パト「毎度思うんだけど股間とかは自分でやったらどうだ?デリケートなら痛かったりするんじゃないのか?」
パトはたまにこうしてカナの身体を拭くことはあるが、股間まで拭く事になるのでそればかりは慣れていなかった。
カナ「パトだから気を許して任せてるの!信頼の証!別にマジマジ見たいなら見たらいいよ、言っておくけど私も結構パトの股間ガン見してるしね!」
カナは堂々と足を肩幅まで広げる、パトも流石に見慣れた光景のため、タオルを伸ばし、しっかりと拭けるように準備をする。
カナ「そうそう、固まった状態のタオルで拭いたら私はわかるけどパトは拭けたかどうかわからないからね!直で触って確認する度胸があるなら別にいいけど下心が私に感知されるから嫌でしょ!ならタオルを薄くして出来るだけ拭けたかどうかわかるくらいの感触が認知できるくらいで拭く!任せたぜ!」
パトは赤面しながらいつもの手順で拭く、カナは特に顔を赤らめたり、触れた瞬間に感じて喘ぎ声を漏らす等の事は一切せずに堂々と立っていた、パトもそれを見て考え過ぎる自分に嫌気がさし、普通に拭き、引き続きお腹、胸、脇、背中、首、耳、頭を拭いていく、頭付近はタオルを変える事も忘れてはならない。
カナ「私ちょっとだけ胸大きくなったと思わない?」
カナは自分の胸を押し上げてパトに話しかける。
パト「カナ、まだ成長期なのか?でもそれ以上大きくなったら戦闘で不便になるんじゃないか?カナはどちらかと言うと前線で戦うタイプだろ?」
カナ「そうだね~、でも私ソフィアとほぼ身長変わらないじゃん?152センチでソフィアが150、たったの2センチよ?でも胸は圧倒的に負けてる・・・なんか癪だよね」
パト「カナもそういう所で競いたくなるんだな、気にしてないかと思った」
パトはそう言いながら今度は自分の身体を拭き、素早くパンツを履く。
カナ「お胸マッサージしてみる?私も胸が大きくなって嬉しいし、パトも私のお胸を触れて嬉しい!両者得のお話しじゃない?パトだから仕方ない、特別に「あ、手が滑った~」って言って乳首を弄る権利もあげよう、流石に感じちゃうけどパトはそれを求めてるんだもんね、仕方ないよね、オスとメスが密着したら行きつく先はやっぱりそこだもんね」っぽ
パト「やると一言も言ってないけどな、それならエステの方にいけよ、そっちの方が確実だぞ」
カナ「違うんだよなぁ~~!パトにやってもらうからこそ意味があるんだよ!ほら!興奮するでしょ?性的に興奮したら女性ホルモンとか出てきそうな気がするでしょ?やっぱり異性でパートナーであるパトにやってもらう事に意味がある!」
パト「ほら、馬鹿な事言ってないでこっちこい、頭を乾かすぞ~」
・・・・・・
パトはカナの頭を乾かす、
カナ「上手くなったね、本当パトにやってもらうと綺麗に仕上がるんだ~」
カナは気持ちよさそうに満足な顔をしてパトに身を委ねる。
パト(こういう時のカナは本当可愛らしいんだよな、親友という感じもあるし、ペットみたいというか小動物系というか、明らかカナは陽キャなのに居心地がいいんだよな)
カナ「それはね、パトだけの私だからだよ」
カナは鏡越しにパトにドヤ顔して見せる、パトはそんなカナの顔を見て微笑みながら髪を乾かす。
パト「カナは今のままでいてくれよ、恋人であり、親友であり・・・みたいな距離感が俺にとって凄く居心地いいんだ、たまには男女の関係になりたい時だってある、だけどカナとは今みたいに親友みたいに楽しくいたいんだ・・・」
パトはカナの髪を乾かし終え、そのまま後ろからカナを抱きしめる、カナは鏡越しでパトを見つめ、パトの頭を撫でる。
カナ「いいよぉ、でも今は親友よりも、恋人で居たいかな、ダメかな?」
カナにそう言われたパトはそのままカナと口を合わせる、そこからは親友ではなく二人の関係は恋人に戻る、そのまま服を着せたばかりのカナの服の下に手を這わせ、カナの感じる所へと、そして到着する。
カナ「あ、エッチな触り方だ、ん、流石の私もこれは感じちゃうんだけど・・・」
パト「ならそのまま感じてろよ、今は恋人で居たいんだろ」
そのまま再度パトとカナは口を合わせ、舌と舌を絡め、互いに自身が感じる場所に手を置き、気持ちを高め合う。
・・・・・・
お互い着ていた服を再度着替え直し、服装を整える。
カナ「3回もやっちゃったね~、いやいやパトは元気だね~」
パト「すまん、高まったらおさまりが・・・」
カナ「でも好きだよ、こういうたまに恋人で居られる時間、私が女の子で居られて沢山甘えられる時間、ここしかないからさ、でもずっとこうしてたら本当癖になりそうで怖いけどね」
パト「本当だよ、親友に戻れなくなるかもしれないからな、俺もこの時間は好きだけど凄く怖いや」
パトはカナを後ろから抱きしめた状態で話す、既に部屋にはフルールやエイリ達が帰って来ていたが、空気を読んで静かにしていた。
フルール「仲良しですね、ですがいいのでしょうか?部屋を空けておいた方が良かったのでは?」
エイリ「ダメですよ、私達の仕事はしっかりしないと、干渉しなかったら別に二人もいつも通りになりますから」
メルリア「少しメリアに呼ばれていた間に・・・次は私が・・・」ぷくーー
侍女三人はドア越しに聞こえるパトとカナのイチャイチャした会話を聞き、各々悶々として過ごしていた。
2024年09月05日
No.152 ゼロと零と園と世界
雪花は眼を閉じる。
聞こえるのは風の音、そして風の中に混ざる砂が自分自身に当たる音。
雪花は眼を開く。
見慣れた街並み、だけどそこには色がない、自分が生まれた世界、似た世界、だがそこには色もなければ臭いもなく、懐かしむ人達も居ない。
雪花「いつ来ても慣れないわね・・・ここは」
雪花の世界【零園(オリジンエデン)】
この世界は雪花の知る全てを写し出す世界、だがそれはただ似ているだけで別のもの、写し鏡だが、その背景はモノクロ、白と黒だけで表現されている。
雪花「パトから聞く専属神達の世界は楽しそうだなって思う世界が多いんだけど、私はどうやってこの世界に価値観を持つべきか・・・」
雪花の世界には誰かが持つような価値観や世界観が存在しない、雪花の立っている場所から見える世界は雪花が本能で構築している価値観や世界観を具現化しているに過ぎない場所になる、【零都市】と呼ばれる場所になる。
雪花は歩く、お店の中を見るが、自分の興味のあるお店には白黒ではあるが物が置いてある、だが今まで雪花が興味を持つ事もなかったお店に入ってみると何もない、空き部屋のようになっていた。
雪花「これが私の世界、私の価値観の具現化、こう見るとつまらないものね、全部に興味を持てと言われても困るけど、いざ知らないとこう何もない、空白の空間がそこにあるだけ、無知をこうやって目の当たりにするとちょっとだけ虚無感を感じるのがこの世界の嫌いな所ね」
雪花は世界を知るために歩く、そして【自分が知っている事だけが存在する世界】に飽きを感じ、自身の実家に帰る。
・・・・・・
???「どう?新しい価値観は生まれたかな?雪花ちゃん?」
雪花が家に帰るとそこには白髪の少女が話をかけて来た。
雪花「ユミル、いいえ、別に、何も変わってないわ」
ユミル?「それは残念だね、つまり雪花ちゃんの世界は何も成長していないってことだね」
雪花「そうね、でもこの世界に私の新たな価値観が付与されることで何が変わるの?現実世界と同じ世界が出来上がるだけじゃない、貴女達を除いてね」
ユミル?「あは、そうだね、私は何処にでも居るし、私は私だけど私じゃない、私は沢山居るし、私は何処にだっている、この私も私だし、他の私も私、だけど自我は別に共有されてるわけじゃない、混乱してる?」
雪花「つまり全部あんたって事で認識してるわ、その見た目で話しかけられるのはちょっと癪だけど」
ユミルの姿は桜花の姿を瓜二つだった、だがそれだと雪花が区別がつかないからと髪を切り、桜花に似てしまうがなんとか区別出来るようにしている。
ユミル「私はこの世界の王、だけど、この世界に生まれ落ちた新たな価値観の私も同じくこの世界の王、だから王の数だけ【都市】が生まれる、私は原点、原初の王だから【零都市】の世界王、ここは従属は生まれない、だけど新たな価値観を持った世界王が生まれる、それはその価値観と世界の原初、生まれた証として他の私が生まれる、また不思議ちゃんだって話を逸らした?」
ユミルは雪花を見てクスっと笑う、雪花はユミルの喋り方が苦手だ、わざわざ混乱するような言い回しをして、言いたい事をはっきりと伝えない、例えるなら
「今日はお米はいらない、だけどお米が嫌いという訳ではなく、お米を口に含む事に気が乗らない、口の中に入り、お腹の中で満腹感を手軽に与えてくれるお米ではなく、沢山の食材を食べて出来るだけお腹を満たさないようなものを食べたいと思い、その結果、お米はいらないって私は思うの」
っと「お米はいらない」で終わる話に長々と理由と感想を述べて来るため結論が迷走する事もしばしばあった。
ユミルの言葉を簡単にまとめると
・零園にはユミルという個体しか存在しない
・ユミルは雪花が新たな価値観が生まれる事で生まれ、その価値観で構築された【都市】に住む
・都市の価値観がそこに居るユミルの個体を確定している
ユミル「ご飯を食べる?と言っても雪花ちゃんの大好物のものしか存在しないけどね、喉が渇いたら水道水から飲んでね、安心して、雪花ちゃんの好きな飲み物だから、あ、電気は必要ないよね?だって光もなければ闇もないんだから、座って?安心して?雪花ちゃんが一番求めてる柔らかい座布団だから、でもごめんね、テレビには何も映らないの、でも雪花ちゃんが面白いと思っていたものや興味があった作品の劣化版なら映せるよ?だって雪花ちゃんはその場で面白いって感じたり、興味を持ってもすぐに忘れちゃうからね、思い出せる?1年前自分が何に面白いと思ってたか?思い出せる?1年前自分は何に興味を持って居たか?そんな思い出せてもそれは鮮明?今見ても懐かしいとは思わない?記憶って綻びが生まれるからね、余程身体に染み込んでないと全然残らないものだよ、仕方ないね、それが雪花ちゃんの全てだもん、でも安心して?【一都市】のユミルは楽しそうにしてるよ?帝国って楽しそうだもんね?でもいいの?雪花ちゃんの原点である【零都市】のはどんどん綻んできてるよ?興味がなくなった?故郷は楽しくない?」
ユミルは淡々とでも笑顔でずっと一方的に雪花に話しかける、雪花も返事をしてもどうせ話が止まらないからとただただユミルの言葉を聞いていた。
雪花(本当、この世界で何をすればいいのかしら、私は・・・)
自分自身の価値観を見せられても楽しくない、楽しくない事、興味がない事に無理に取り組んでも意味がない。
ユミル「今度ね、現実世界に行ってみたいなぁ、どんな感じかな?雪花ちゃんの価値観と世界観と違って色んな価値観で溢れてるのかな?見るだけで眼がいたくなるような世界が広がってるのかな?」
雪花「出たらいいじゃない、別に悪さをしないなら止めないわよ私は」
ユミル「ううん、ダメだよ、私はこの世界の価値観以外を許せないから、私はこの【零都市】の価値観に塗り固めてしまう、それはやっちゃダメな事だって私でもわかるよ」
ユミルの力は強制的に自分の世界観や価値観を強制する事。
例えばユミルの価値観の中にない能力や特性があった場合、それが全て無力化される。
どんな強力な世界を持って居ても、強い特性、強い能力、素晴らしい頭脳、見惚れる程の技術も、ユミルの価値観に存在しなければ存在出来ない、酷い話、ユミルの価値観の中で存在が認められない場合、存在する事も出来ない、それがユミルの力、恐ろしいのが、ユミルは1人ではなく、複数存在し、その個体数事に違う価値観が存在する。
帝園 ミール・エデンは無限に世界を作る
だが、零園 ユミル・オリジン・ゼロは有限の世界を作る
No.2に位置する強力な世界王である。
その力が表に出れば獄園のノルンですら手も足も出ない、自分の世界で生きる王にとってその価値観と世界観を奪うユミルは世界王の天敵なのだ。
言わば「世界王キラー」とも言える相手が強ければ強い程敵わない世界王なのである。
雪花「私が故郷の価値観を増やしたらユミルは喜ぶの?」
ユミル「うん、雪花ちゃんの価値観は季節みたいなものだからね、変化があればそれは楽しいと思うかな、でも一人で楽しむことだけね、私はこの都市に一人しかいないからね、楽しみにしてるね、雪花ちゃん?」
ユミルは白い髪を揺らしながら笑いかける、きっと悪い子ではない、だがまったく理解出来ない存在。
雪花(私がこの子を理解出来る日が来るのかしら・・・まだ数回程度だから理解出来ないのか、それともこの子に実は自我がないとか・・・馬鹿な事を、賢くないのに哲学的な事を考えても仕方ないでしょうに)
雪花はユミルと過ごした後に、現実世界に帰る。
聞こえるのは風の音、そして風の中に混ざる砂が自分自身に当たる音。
雪花は眼を開く。
見慣れた街並み、だけどそこには色がない、自分が生まれた世界、似た世界、だがそこには色もなければ臭いもなく、懐かしむ人達も居ない。
雪花「いつ来ても慣れないわね・・・ここは」
雪花の世界【零園(オリジンエデン)】
この世界は雪花の知る全てを写し出す世界、だがそれはただ似ているだけで別のもの、写し鏡だが、その背景はモノクロ、白と黒だけで表現されている。
雪花「パトから聞く専属神達の世界は楽しそうだなって思う世界が多いんだけど、私はどうやってこの世界に価値観を持つべきか・・・」
雪花の世界には誰かが持つような価値観や世界観が存在しない、雪花の立っている場所から見える世界は雪花が本能で構築している価値観や世界観を具現化しているに過ぎない場所になる、【零都市】と呼ばれる場所になる。
雪花は歩く、お店の中を見るが、自分の興味のあるお店には白黒ではあるが物が置いてある、だが今まで雪花が興味を持つ事もなかったお店に入ってみると何もない、空き部屋のようになっていた。
雪花「これが私の世界、私の価値観の具現化、こう見るとつまらないものね、全部に興味を持てと言われても困るけど、いざ知らないとこう何もない、空白の空間がそこにあるだけ、無知をこうやって目の当たりにするとちょっとだけ虚無感を感じるのがこの世界の嫌いな所ね」
雪花は世界を知るために歩く、そして【自分が知っている事だけが存在する世界】に飽きを感じ、自身の実家に帰る。
・・・・・・
???「どう?新しい価値観は生まれたかな?雪花ちゃん?」
雪花が家に帰るとそこには白髪の少女が話をかけて来た。
雪花「ユミル、いいえ、別に、何も変わってないわ」
ユミル?「それは残念だね、つまり雪花ちゃんの世界は何も成長していないってことだね」
雪花「そうね、でもこの世界に私の新たな価値観が付与されることで何が変わるの?現実世界と同じ世界が出来上がるだけじゃない、貴女達を除いてね」
ユミル?「あは、そうだね、私は何処にでも居るし、私は私だけど私じゃない、私は沢山居るし、私は何処にだっている、この私も私だし、他の私も私、だけど自我は別に共有されてるわけじゃない、混乱してる?」
雪花「つまり全部あんたって事で認識してるわ、その見た目で話しかけられるのはちょっと癪だけど」
ユミルの姿は桜花の姿を瓜二つだった、だがそれだと雪花が区別がつかないからと髪を切り、桜花に似てしまうがなんとか区別出来るようにしている。
ユミル「私はこの世界の王、だけど、この世界に生まれ落ちた新たな価値観の私も同じくこの世界の王、だから王の数だけ【都市】が生まれる、私は原点、原初の王だから【零都市】の世界王、ここは従属は生まれない、だけど新たな価値観を持った世界王が生まれる、それはその価値観と世界の原初、生まれた証として他の私が生まれる、また不思議ちゃんだって話を逸らした?」
ユミルは雪花を見てクスっと笑う、雪花はユミルの喋り方が苦手だ、わざわざ混乱するような言い回しをして、言いたい事をはっきりと伝えない、例えるなら
「今日はお米はいらない、だけどお米が嫌いという訳ではなく、お米を口に含む事に気が乗らない、口の中に入り、お腹の中で満腹感を手軽に与えてくれるお米ではなく、沢山の食材を食べて出来るだけお腹を満たさないようなものを食べたいと思い、その結果、お米はいらないって私は思うの」
っと「お米はいらない」で終わる話に長々と理由と感想を述べて来るため結論が迷走する事もしばしばあった。
ユミルの言葉を簡単にまとめると
・零園にはユミルという個体しか存在しない
・ユミルは雪花が新たな価値観が生まれる事で生まれ、その価値観で構築された【都市】に住む
・都市の価値観がそこに居るユミルの個体を確定している
ユミル「ご飯を食べる?と言っても雪花ちゃんの大好物のものしか存在しないけどね、喉が渇いたら水道水から飲んでね、安心して、雪花ちゃんの好きな飲み物だから、あ、電気は必要ないよね?だって光もなければ闇もないんだから、座って?安心して?雪花ちゃんが一番求めてる柔らかい座布団だから、でもごめんね、テレビには何も映らないの、でも雪花ちゃんが面白いと思っていたものや興味があった作品の劣化版なら映せるよ?だって雪花ちゃんはその場で面白いって感じたり、興味を持ってもすぐに忘れちゃうからね、思い出せる?1年前自分が何に面白いと思ってたか?思い出せる?1年前自分は何に興味を持って居たか?そんな思い出せてもそれは鮮明?今見ても懐かしいとは思わない?記憶って綻びが生まれるからね、余程身体に染み込んでないと全然残らないものだよ、仕方ないね、それが雪花ちゃんの全てだもん、でも安心して?【一都市】のユミルは楽しそうにしてるよ?帝国って楽しそうだもんね?でもいいの?雪花ちゃんの原点である【零都市】のはどんどん綻んできてるよ?興味がなくなった?故郷は楽しくない?」
ユミルは淡々とでも笑顔でずっと一方的に雪花に話しかける、雪花も返事をしてもどうせ話が止まらないからとただただユミルの言葉を聞いていた。
雪花(本当、この世界で何をすればいいのかしら、私は・・・)
自分自身の価値観を見せられても楽しくない、楽しくない事、興味がない事に無理に取り組んでも意味がない。
ユミル「今度ね、現実世界に行ってみたいなぁ、どんな感じかな?雪花ちゃんの価値観と世界観と違って色んな価値観で溢れてるのかな?見るだけで眼がいたくなるような世界が広がってるのかな?」
雪花「出たらいいじゃない、別に悪さをしないなら止めないわよ私は」
ユミル「ううん、ダメだよ、私はこの世界の価値観以外を許せないから、私はこの【零都市】の価値観に塗り固めてしまう、それはやっちゃダメな事だって私でもわかるよ」
ユミルの力は強制的に自分の世界観や価値観を強制する事。
例えばユミルの価値観の中にない能力や特性があった場合、それが全て無力化される。
どんな強力な世界を持って居ても、強い特性、強い能力、素晴らしい頭脳、見惚れる程の技術も、ユミルの価値観に存在しなければ存在出来ない、酷い話、ユミルの価値観の中で存在が認められない場合、存在する事も出来ない、それがユミルの力、恐ろしいのが、ユミルは1人ではなく、複数存在し、その個体数事に違う価値観が存在する。
帝園 ミール・エデンは無限に世界を作る
だが、零園 ユミル・オリジン・ゼロは有限の世界を作る
No.2に位置する強力な世界王である。
その力が表に出れば獄園のノルンですら手も足も出ない、自分の世界で生きる王にとってその価値観と世界観を奪うユミルは世界王の天敵なのだ。
言わば「世界王キラー」とも言える相手が強ければ強い程敵わない世界王なのである。
雪花「私が故郷の価値観を増やしたらユミルは喜ぶの?」
ユミル「うん、雪花ちゃんの価値観は季節みたいなものだからね、変化があればそれは楽しいと思うかな、でも一人で楽しむことだけね、私はこの都市に一人しかいないからね、楽しみにしてるね、雪花ちゃん?」
ユミルは白い髪を揺らしながら笑いかける、きっと悪い子ではない、だがまったく理解出来ない存在。
雪花(私がこの子を理解出来る日が来るのかしら・・・まだ数回程度だから理解出来ないのか、それともこの子に実は自我がないとか・・・馬鹿な事を、賢くないのに哲学的な事を考えても仕方ないでしょうに)
雪花はユミルと過ごした後に、現実世界に帰る。
2024年09月04日
No.151 期待されなかった人が期待される日々
パトは普段通り、エウレカ探偵事務所の仕事を雪花とミーエルの3人組でこなしていた。
パト「今日の任務は防衛軍第四部隊からで、防衛軍内の情報をハッキングしようとした集団の所在地を把握したから討伐して欲しいって事だ、場所はエジプトの○○らしい」
雪花「どこよそこ、そもそもエジプトの〇〇って日本の東京都ってレベルで全然絞れてないじゃない、防衛軍も半端な情報で仕事を振らないで欲しいわね、まったく」
ミーエル「そもそもまた外国・・・誰も喋れないよ・・・」
パト・雪花・ミーエルの三人は戦力的に一番高い、だが弱点があり、3人共そこまで賢くなく、外国出張となると外国の言葉や文字がわからないのはもちろん、地名を言われても全然ピンと来ていないのだ。
パト「相手の言葉は月花が脳内で翻訳してくれるから助かるけど、こっちからは本当に喋れないんだよな、脳内で月花が代わりに喋ってくれても僕がそれを上手く話せないし」
雪花「それはそうね、英語だってペラペラ喋る人って私からはワチャワチャ言ってるようにしか聞こえないもの、それを口にして同じ事を言えって言われても出来ないわね」
雪花はパトの言葉に賛同し、エジプト出張の準備のために事務所に置いてある私物をまとめ始めた。
ミーエル「もう出張前提だから事務所に私物置くようになったね、雪花ちゃん・・・」
雪花「毎度家に持って帰っても面倒臭いでしょ、ここならフルールちゃんが綺麗に選択してくれるし、少なくなってたら買い足してくれるから助かるの!やっぱり役割分担って大事じゃない?」
パト「それもそうだな、僕も最近は事務所に着替えの服とか全部置いてるかも、その方が楽だし、仕事用のスーツとかも全部事務所で管理してくれてる方が楽だしね、フルールとエイリが頻繁に綺麗にしてくれるからやっぱり甘えちゃうよね、色々と」
エウレカ探偵事務所ではエイリとフルールが雑務を全て請け負っており、現場で仕事をする人達のアシストを全面的にしている。
・・・・・・
パト「パスポート持ったか~」
雪花・ミーエル「は~い」
パト「よっし、それじゃあエジプトに行くぞ~」
雪花「飛んだ方が楽じゃない?」
パト「国の不法入国で世界指名手配犯になりたいならどうぞ、僕は地球で働いていたいからパスで」
ミーエル「カナちゃんを呼んで次元支配で移動したら絶対にバレないのにね、仕事をするだけだし」
パト「防衛軍がそれらをちゃんとチェックするんだよ、僕達みたいなデタラメな実力者が本気を出したらいくらでもズルが出来るからさ、だからちゃんと正規ルートで仕事をしたか後から証拠の書類を提出しないといけないんだよ、琴歌から聞いただろ、面倒なんだよ仕事も」
雪花「めんどうになったわよね、防衛軍が出来ない事をしてるんだから多少目を瞑ってくれてもいいのにね、パトもエウレカ探偵事務所の社長なんだからちょっとは強きでいかないと面倒な仕事ばかり与えられるわよ!ただでさえランクの低い仕事は取るなってバハートちゃんから言われてるのに」
パト「そもそもその仕事を割り振ってるのがバハートさんなんだよ、文句あるなら雪花からバハートさんに言ってくれよ、一応雪花の直属部隊の部下だろ」
雪花「あ~だめだめ、エウレカ帝国関係なら言う事聞いてくれるけど防衛軍関係の話になると私は無関係だからって全然話を聞いてくれない、彼女って見た目の割にしっかり切り替えてるのよ」
ミーエル「何気にエミエルとも上手くいってるみたいだし、バハートさんって案外凄いよね!」
パト達はそうこうと話をしている間に飛行機に乗り、エジプトまでの時間を睡眠時間に使ったり読書時間に使ったりと各自自由に過ごした。
・・・・・・
そして数時間の時間が経ち、エジプトの目的の街に到着したパト。
パト「雪花、水くれ」
雪花「はいはい、ちゃんと氷と水を配合したキンキンの奴ね」
雪花はそう言うと原始支配の能力で水と氷を作り、それを空中で水玉にまとめ、パトの口元に運ぶ。
パトはその水玉を口の中に含み、それを何度も繰り返す。
パト「はぁ、生き返った、やっぱり安全面を考えたら雪花の能力で作った水の方がいいな、ミーエルも水分補給しなくて大丈夫なのか?」
ミーエル「私は全然大丈夫、それよりどうやって犯人を見つけるの?ハッキングなんてぶっちゃけどこでも出来るよね?」
パト「そうだよなぁ、単独犯なのかグループ犯なのか、そもそもどこの組織なのかもわからないわけだしな、本当情報がアバウトだよな、確か渡された情報は他になかったんだっけ?」
雪花「ハッキングしてきたID番号も渡されてるけど私達が見たところでって感じね、3人共機械にそこまで強いわけじゃないし」
パト「仕方ない、時短をしようか、【帝園 エテル召喚】」
パトはエテルを召喚した。
エテル「主、私今別の任務してたけど・・・」
月花(こらーー!パト!勝手にエテルちゃん連れて行かないで!せっかく今エテルちゃんに重要な仕事をしてもらってたのに!フィロンちゃんだけじゃ情報が追えないでしょ!!)
パト(無視無視・・・)
パトは脳内で騒いでいる月花の言葉を無視し、エテルに命令する。
パト「エテル、悪いんだけど、このID履歴を辿って場所を教えてくれないか?」
エテル「IDまであるなら問題ないね、多分すぐだよ」
エテルはそう言うと【電脳支配】で即座に電波世界に入り、姿を消した。
その光景を見ていた雪花とミーエルは話していた。
雪花「本当便利よね、帝園、ああやって適材適所に従属を呼んで働かせてたらいいんだもん、私もああいう世界だったら良かったのに」
ミーエル「よくもまあその帝園の住人である私の前で言えたよね、でも実際そうだからね、帝園の従属は主様の潜在能力そのものであり、主様に使われる事が使命の存在、ああやって使ってくれるってだけで凄い光栄な事だって考える子も多いよ、私はもうなんか慣れちゃったけどね、ずっとこっちの世界に居るし」
雪花「ミーエルちゃんはまだまだ帰れないの?」
ミーエル「そもそも私は契約した時から一切オーラを渡されてないね、便利だからわざわざ返すのも嫌だって主様に言われちゃったしね、まあ悪い気はしてないからいいんだけど、帝園の人からすると役得みたいな所もあるし」
雪花「ふ~ん、そんなものなのね~」
・・・・・・
数分後、エテルはパトの元に帰って来た。
エテル「ここだね、主、私のおでこに頭をつけて、見て来たものを見せるから」
パト「いつもありがとうなエテル、本当にエテルは優秀な子だよ」
パトはそう言うとエテルのおでこにパトのおでこを当て、情報を共有する、その後雪花とミーエルも同じように情報を共有する。
パト「あ~、テログループのしわざか、ビンゴって奴だね、単独犯の愉快犯ならちょっと思う所はあったけど相手が指名手配級の犯罪者なら容赦なしだ!行くぞ!二人共!」
雪花「腕が鳴るわね!」
ミーエル「守備は任せてね!」
エテル「それじゃあ私は電波世界を使って月花の元に帰るね」
エテルはそう言うと一瞬でその場から消えてしまった。
・・・・・・
そしてパト達はテロ達のアジトに堂々と正面から侵入し、攻略を始める。
パト「法則支配、自然法 酸素欠乏」
パトから前にある空間の酸素が奪われ、テロリスト達はその場で倒れてしまう、
そのタイミングで酸欠を諸ともせずに雪花がアジトの奥へ猛スピードで攻略に入る
テロA「ぐへぇ!!」
テロB「この!!!」銃を撃つ
雪花はテロの撃った銃を原始剣で打ち払い、残りの1発をオーラを込めた左手でそのままキャッチし、そのままテロに投げ放つ、投げ放ったタマがテロリストの足に命中し、その場で倒れてしまう。
雪花「銃なんて隙をつかれて狙われても怪我にもならないわね、ほら、全部私に撃ったら?せっかくここまで溜め込んだんだから最後くらい使っておかないと勿体ないでしょう、これからお前達は一生豚箱の中で過ごすのだから・・・いや豚箱で済まないか、クスクス」
テロ「撃て――――――!!!!」
残りのテロ達が雪花に向けて集中的に銃を放った、それを全て原始支配で灰にしてしまった。
雪花「原始支配 オートアウト」
雪花の周りには金属の粉が舞っていた、その金属粉をオーラで吹きとばし、金属粉が強い衝撃を生み出し、全テロリストに命中し、沈静化に成功する。
雪花「あっけない、この世にあるものは一度全部零に出来る私にそんな物意味がないわよ、パト、こっちは終わったわよ」
ミーエル「相変わらず私の出番がない・・・私じゃなくて通訳に適した月花ちゃんを班に入れたらいいのに・・・」
パト「それをしたら賢さが偏るだろ、それに僕が帝園を使えるんだから優秀な人材は出来る限り別班で活躍して貰わないと」
パトも歩きながら雪花達の居るアジトの最深部に到着した、パトに服には埃一つついていなかった。
雪花「その中でも私を選ぶってどれだけ私の事好きなのよ~~♪も~~♪」
パト「雪花が傍に居ないのって凄く違和感あるからさ、やっぱり傍に居てくれるなら雪花かなってね、ミーエルだって僕達は強いけど無敵じゃない、馬鹿だから不祥事だってある、ミーエルは僕達の抑止力的存在だ、ミーエルの立ち位置は絶対だ、これで一番バランスが良い、現にミーエルが背後に居るから僕達は今みたいに戦える、それは多少怪我をしたり、無理をしてもミーエルがフォローしてくれるっていう安心感があるからなんだ、居るだけで役に立つってやつだな!」
ミーエル「主様も言葉が上手くなったよね~」
ミーエルは顔を赤くしながら照れる、そして自分だけ何もしてないからと倒れているテロ達を拘束して一か所に運んでいた。
・・・・・・
バハート「流石はパト君!仕事が早いね!それじゃあエジプト支部に居る防衛軍にそのテロ達を渡して証明書を貰ってきてね~♪いつもありがとうね~♪今度一緒にデートでも」ぶちん!!
スマホをスピーカーにして聞いていたパトだったが、雪花がそれを阻止する。
雪花「はい!仕事も終わった事だしエジプト観光を堪能したら帰るわよ~~!ここらの美味しい料理はっと~~♪」
パト「雪花~~喋れないんだから一人でウロウロするな~~って言うか文字もわからないだろ!」
パト達はこうして任務を終える
今回の仕事も決して楽な仕事ではなく、普通だと数か月から最悪情報を確定させるまで1年以上かけてもおかしくない相手だった、それをたった数日で終えてしまうのはパト達の能力が高いからである。
こうして実績を積む事で今まで誰からも期待されてこなかったパトは徐々に世界から信頼を勝ち取り、正義、光サイドで名を轟かせる程になっていた。
パト「さて、翻訳アプリ使って食いに行くぞ~~」
パト「今日の任務は防衛軍第四部隊からで、防衛軍内の情報をハッキングしようとした集団の所在地を把握したから討伐して欲しいって事だ、場所はエジプトの○○らしい」
雪花「どこよそこ、そもそもエジプトの〇〇って日本の東京都ってレベルで全然絞れてないじゃない、防衛軍も半端な情報で仕事を振らないで欲しいわね、まったく」
ミーエル「そもそもまた外国・・・誰も喋れないよ・・・」
パト・雪花・ミーエルの三人は戦力的に一番高い、だが弱点があり、3人共そこまで賢くなく、外国出張となると外国の言葉や文字がわからないのはもちろん、地名を言われても全然ピンと来ていないのだ。
パト「相手の言葉は月花が脳内で翻訳してくれるから助かるけど、こっちからは本当に喋れないんだよな、脳内で月花が代わりに喋ってくれても僕がそれを上手く話せないし」
雪花「それはそうね、英語だってペラペラ喋る人って私からはワチャワチャ言ってるようにしか聞こえないもの、それを口にして同じ事を言えって言われても出来ないわね」
雪花はパトの言葉に賛同し、エジプト出張の準備のために事務所に置いてある私物をまとめ始めた。
ミーエル「もう出張前提だから事務所に私物置くようになったね、雪花ちゃん・・・」
雪花「毎度家に持って帰っても面倒臭いでしょ、ここならフルールちゃんが綺麗に選択してくれるし、少なくなってたら買い足してくれるから助かるの!やっぱり役割分担って大事じゃない?」
パト「それもそうだな、僕も最近は事務所に着替えの服とか全部置いてるかも、その方が楽だし、仕事用のスーツとかも全部事務所で管理してくれてる方が楽だしね、フルールとエイリが頻繁に綺麗にしてくれるからやっぱり甘えちゃうよね、色々と」
エウレカ探偵事務所ではエイリとフルールが雑務を全て請け負っており、現場で仕事をする人達のアシストを全面的にしている。
・・・・・・
パト「パスポート持ったか~」
雪花・ミーエル「は~い」
パト「よっし、それじゃあエジプトに行くぞ~」
雪花「飛んだ方が楽じゃない?」
パト「国の不法入国で世界指名手配犯になりたいならどうぞ、僕は地球で働いていたいからパスで」
ミーエル「カナちゃんを呼んで次元支配で移動したら絶対にバレないのにね、仕事をするだけだし」
パト「防衛軍がそれらをちゃんとチェックするんだよ、僕達みたいなデタラメな実力者が本気を出したらいくらでもズルが出来るからさ、だからちゃんと正規ルートで仕事をしたか後から証拠の書類を提出しないといけないんだよ、琴歌から聞いただろ、面倒なんだよ仕事も」
雪花「めんどうになったわよね、防衛軍が出来ない事をしてるんだから多少目を瞑ってくれてもいいのにね、パトもエウレカ探偵事務所の社長なんだからちょっとは強きでいかないと面倒な仕事ばかり与えられるわよ!ただでさえランクの低い仕事は取るなってバハートちゃんから言われてるのに」
パト「そもそもその仕事を割り振ってるのがバハートさんなんだよ、文句あるなら雪花からバハートさんに言ってくれよ、一応雪花の直属部隊の部下だろ」
雪花「あ~だめだめ、エウレカ帝国関係なら言う事聞いてくれるけど防衛軍関係の話になると私は無関係だからって全然話を聞いてくれない、彼女って見た目の割にしっかり切り替えてるのよ」
ミーエル「何気にエミエルとも上手くいってるみたいだし、バハートさんって案外凄いよね!」
パト達はそうこうと話をしている間に飛行機に乗り、エジプトまでの時間を睡眠時間に使ったり読書時間に使ったりと各自自由に過ごした。
・・・・・・
そして数時間の時間が経ち、エジプトの目的の街に到着したパト。
パト「雪花、水くれ」
雪花「はいはい、ちゃんと氷と水を配合したキンキンの奴ね」
雪花はそう言うと原始支配の能力で水と氷を作り、それを空中で水玉にまとめ、パトの口元に運ぶ。
パトはその水玉を口の中に含み、それを何度も繰り返す。
パト「はぁ、生き返った、やっぱり安全面を考えたら雪花の能力で作った水の方がいいな、ミーエルも水分補給しなくて大丈夫なのか?」
ミーエル「私は全然大丈夫、それよりどうやって犯人を見つけるの?ハッキングなんてぶっちゃけどこでも出来るよね?」
パト「そうだよなぁ、単独犯なのかグループ犯なのか、そもそもどこの組織なのかもわからないわけだしな、本当情報がアバウトだよな、確か渡された情報は他になかったんだっけ?」
雪花「ハッキングしてきたID番号も渡されてるけど私達が見たところでって感じね、3人共機械にそこまで強いわけじゃないし」
パト「仕方ない、時短をしようか、【帝園 エテル召喚】」
パトはエテルを召喚した。
エテル「主、私今別の任務してたけど・・・」
月花(こらーー!パト!勝手にエテルちゃん連れて行かないで!せっかく今エテルちゃんに重要な仕事をしてもらってたのに!フィロンちゃんだけじゃ情報が追えないでしょ!!)
パト(無視無視・・・)
パトは脳内で騒いでいる月花の言葉を無視し、エテルに命令する。
パト「エテル、悪いんだけど、このID履歴を辿って場所を教えてくれないか?」
エテル「IDまであるなら問題ないね、多分すぐだよ」
エテルはそう言うと【電脳支配】で即座に電波世界に入り、姿を消した。
その光景を見ていた雪花とミーエルは話していた。
雪花「本当便利よね、帝園、ああやって適材適所に従属を呼んで働かせてたらいいんだもん、私もああいう世界だったら良かったのに」
ミーエル「よくもまあその帝園の住人である私の前で言えたよね、でも実際そうだからね、帝園の従属は主様の潜在能力そのものであり、主様に使われる事が使命の存在、ああやって使ってくれるってだけで凄い光栄な事だって考える子も多いよ、私はもうなんか慣れちゃったけどね、ずっとこっちの世界に居るし」
雪花「ミーエルちゃんはまだまだ帰れないの?」
ミーエル「そもそも私は契約した時から一切オーラを渡されてないね、便利だからわざわざ返すのも嫌だって主様に言われちゃったしね、まあ悪い気はしてないからいいんだけど、帝園の人からすると役得みたいな所もあるし」
雪花「ふ~ん、そんなものなのね~」
・・・・・・
数分後、エテルはパトの元に帰って来た。
エテル「ここだね、主、私のおでこに頭をつけて、見て来たものを見せるから」
パト「いつもありがとうなエテル、本当にエテルは優秀な子だよ」
パトはそう言うとエテルのおでこにパトのおでこを当て、情報を共有する、その後雪花とミーエルも同じように情報を共有する。
パト「あ~、テログループのしわざか、ビンゴって奴だね、単独犯の愉快犯ならちょっと思う所はあったけど相手が指名手配級の犯罪者なら容赦なしだ!行くぞ!二人共!」
雪花「腕が鳴るわね!」
ミーエル「守備は任せてね!」
エテル「それじゃあ私は電波世界を使って月花の元に帰るね」
エテルはそう言うと一瞬でその場から消えてしまった。
・・・・・・
そしてパト達はテロ達のアジトに堂々と正面から侵入し、攻略を始める。
パト「法則支配、自然法 酸素欠乏」
パトから前にある空間の酸素が奪われ、テロリスト達はその場で倒れてしまう、
そのタイミングで酸欠を諸ともせずに雪花がアジトの奥へ猛スピードで攻略に入る
テロA「ぐへぇ!!」
テロB「この!!!」銃を撃つ
雪花はテロの撃った銃を原始剣で打ち払い、残りの1発をオーラを込めた左手でそのままキャッチし、そのままテロに投げ放つ、投げ放ったタマがテロリストの足に命中し、その場で倒れてしまう。
雪花「銃なんて隙をつかれて狙われても怪我にもならないわね、ほら、全部私に撃ったら?せっかくここまで溜め込んだんだから最後くらい使っておかないと勿体ないでしょう、これからお前達は一生豚箱の中で過ごすのだから・・・いや豚箱で済まないか、クスクス」
テロ「撃て――――――!!!!」
残りのテロ達が雪花に向けて集中的に銃を放った、それを全て原始支配で灰にしてしまった。
雪花「原始支配 オートアウト」
雪花の周りには金属の粉が舞っていた、その金属粉をオーラで吹きとばし、金属粉が強い衝撃を生み出し、全テロリストに命中し、沈静化に成功する。
雪花「あっけない、この世にあるものは一度全部零に出来る私にそんな物意味がないわよ、パト、こっちは終わったわよ」
ミーエル「相変わらず私の出番がない・・・私じゃなくて通訳に適した月花ちゃんを班に入れたらいいのに・・・」
パト「それをしたら賢さが偏るだろ、それに僕が帝園を使えるんだから優秀な人材は出来る限り別班で活躍して貰わないと」
パトも歩きながら雪花達の居るアジトの最深部に到着した、パトに服には埃一つついていなかった。
雪花「その中でも私を選ぶってどれだけ私の事好きなのよ~~♪も~~♪」
パト「雪花が傍に居ないのって凄く違和感あるからさ、やっぱり傍に居てくれるなら雪花かなってね、ミーエルだって僕達は強いけど無敵じゃない、馬鹿だから不祥事だってある、ミーエルは僕達の抑止力的存在だ、ミーエルの立ち位置は絶対だ、これで一番バランスが良い、現にミーエルが背後に居るから僕達は今みたいに戦える、それは多少怪我をしたり、無理をしてもミーエルがフォローしてくれるっていう安心感があるからなんだ、居るだけで役に立つってやつだな!」
ミーエル「主様も言葉が上手くなったよね~」
ミーエルは顔を赤くしながら照れる、そして自分だけ何もしてないからと倒れているテロ達を拘束して一か所に運んでいた。
・・・・・・
バハート「流石はパト君!仕事が早いね!それじゃあエジプト支部に居る防衛軍にそのテロ達を渡して証明書を貰ってきてね~♪いつもありがとうね~♪今度一緒にデートでも」ぶちん!!
スマホをスピーカーにして聞いていたパトだったが、雪花がそれを阻止する。
雪花「はい!仕事も終わった事だしエジプト観光を堪能したら帰るわよ~~!ここらの美味しい料理はっと~~♪」
パト「雪花~~喋れないんだから一人でウロウロするな~~って言うか文字もわからないだろ!」
パト達はこうして任務を終える
今回の仕事も決して楽な仕事ではなく、普通だと数か月から最悪情報を確定させるまで1年以上かけてもおかしくない相手だった、それをたった数日で終えてしまうのはパト達の能力が高いからである。
こうして実績を積む事で今まで誰からも期待されてこなかったパトは徐々に世界から信頼を勝ち取り、正義、光サイドで名を轟かせる程になっていた。
パト「さて、翻訳アプリ使って食いに行くぞ~~」
2024年06月22日
No.150 未熟な二人の王
リフォンはずっと退屈していた。
リフォン「今日もソフィア様来ないなぁ」
ソフィアが最後に遊楽異界に足を運んだのは3歳頃だった。
その時のソフィアには遊楽異界という世界が難しく、興味を持つ事もしなかった、
そのうえ、異質異能を強化出来ると言えど、そもそも強化なしでも帝王神候補として認められる程
強く、努力をする必要性をソフィア自身まったく感じてこなかったため、ソフィアが今まで
遊楽異界に来ることはなかった。
だがソフィアが来ないとその世界の王、リフォンは退屈で仕方なかった。
リフォン「今日も業務なし、おうちに帰ってアニメでも見てようかな~」
リフォンは毎日衣装に着替えては自身の持ち場に足を運び、1時間だけその部屋で過ごすのが日課になっていた、リフォンにとってこの世界は退屈だった。
リフォン(遊び相手になる住人が居てくれたら私だって一人で何処にでも行くんだけど、よりにもよって私の遊び相手になる人がレフォンしかいないんだよね)
レフォン、遊楽異界責任者リフォンの双子に兄である。
・・・・・・
リフォンは遊び相手にレフォンの部屋に向った、
双子の兄妹という事でいつも二人で過ごしている、だがリフォンにとってはもう一つ理由があり
レフォンと過ごしている。
リフォン「レフォン~、暇だから遊ぼう~」
・・・、リフォンはレフォンの部屋の前で話しかける、だが部屋の中から返事はなかった。
リフォン「ねえ~~!まだ寝てるの~~!!もういい時間なんだから部屋から出て遊んでよ!」
・・・。それでも返事がなかった。
リフォン「あれかな、死んじゃったかな?よく考えたら数日ご飯も水も出してなかった気がする、でもまさか流石に自分でお腹空いたら勝手に食べたりするでしょ~~」
リフォンはそう考えるが、扉が開いた形跡が見当たらない所を見ると、徐々に不安が募り、気持ちが焦り始める。
リフォン「ねえ!レフォン!生きてる!?ねえ~~!え!本当にヤバイ感じ?!わかった!今助けるね!待って!扉壊すから!!!!」
レフォン「扉壊すな、お前は遊んだ後絶対に片付けないんだから」ポン
レフォンはリフォンの頭を軽く叩く。
リフォン「レフォン!何処に言ってたの!!」
レフォン「トイレ、というか僕を引きこもりみたいに扱うな、やる事ないから自室の娯楽を堪能しているだけだ、別にやる事があるならわざわざ部屋に籠ったりはしない」
レフォンはそう言いながら自室の中に入ろうとする、だがそれをリフォンがレフォンの服を引っ張る事で阻止する。
リフォン「じゃあ私と遊んで!暇なの!王なのに業務が全然ないから困ってるの!」
レフォン「王も大変だな、僕は選ばれなかったからリフォンの苦労はわからないけどさ、別にソフィア様があんな感じなわけだし、リフォンがそこまで気にする必要ないんじゃない?それにソフィア様だって異質異能の強化が必要に感じれば必然的にこの世界を使うでしょ?なら今わざわざ慌てる必要はないと僕は思うね、どうせいつか忙しくなる、なら今ゆっくりしてても罰は当たらないさ」
リフォン「うん、別に罰なんて考えてないけど、暇なのは変わりないでしょ?退屈って凄く辛いんだよね、ここって娯楽の世界なのに退屈って事は娯楽として不十分って事でしょ?私でも楽しめる世界にしないともしソフィア様が私以上のゲームマスターになった時、これからって所でゲームクリアになると遊楽異界そのものの価値が無くなるでしょ?ゲームにとって怖いのは完全攻略されちゃうことだよ」
遊楽異界は娯楽の世界、だが限度はある、攻略していけばいずれクリアしてしまう、もしソフィアが遊楽異界の娯楽全てを楽しみ終えた後、遊楽異界でやれることは無くなったという事で二度と顔を見せない可能性がある、事実現実のゲームでも完全にクリアすると大抵の人はそのゲームをやらなくなる、クリアという概念がなくても一定の所までキャラクターを成長させれば満足する、リフォンは娯楽特有の悩みについてずっと考えていた。
レフォン「そればかりはどうしようもない、僕やリフォンだって今その状態なわけだ、常に目新しい娯楽に会えるなんて贅沢なんだよ、現実の人達だって同じ娯楽に対して創意工夫をして毎日を楽しんでいる、僕達の世界もそうやって楽しんでもらうしかないんだよ、その結果、僕達2人みたいに時間を持て余すことになるけどね」
レフォンはそう言うと部屋の中に入り、扉を閉めてしまう。(鍵は閉めない、リフォンが入って来れなくなるから)
・・・・・・
リフォン「レフォンは今日もネットゲーム、飽きないね、どう足掻いても一番になっちゃうのに」
レフォンは実力が伴う娯楽が強い、
特に駆け引きに関するものでレフォンはどんな相手にも負けない力がある、それは能力ではなく、本能で相手の思考、思考からの行動、行動からの結果、結果から生まれる次の流れ、それらを全て読み、それ以上の策で押さえつける。
それに対してリフォンは運が伴う娯楽が強い。
リフォンにとって運とは自分の都合の良いように流れを作ってくれる友達のようなものだと判断している、例えば神経衰弱というトランプゲーム、初手の人はまずどのカードが何処にあるか、それを確かめるための一手を選ぶ、だがリフォンは違う、リフォンの一手は【ここに私の求めるカードがある】という確信でカードを選ぶ、その的中率は100%、つまり運が作用するゲームでリフォンのターンが回れば終わってしまう、それほどまでにリフォンの運は強いのだ。
リフォン「そうだ、何回連続でロイヤルストレートフラッシュを出せるかゲームしようよ!」
レフォン「それ僕が絶対に負けるから嫌だ、以前それやってリフォン連続80回出したあたりで辞めただろ、その続きを自分でやってなよ、僕だって流石に初手ロイヤルストレートは無理だ、精々10回に1回でたら上等ってレベルだ、それでリフォンと勝負になるわけないだろ?」
リフォン「つまり1割の確率で当たるんでしょ!ならその1割を何回勝負の場に出せるか、自分の日頃の運がどれだけ見ていてくれてるか、それを確認するのが楽しいんでしょ♪」
レフォン「却下、一人でやってなさい、僕の部屋の中に居て良いから」
リフォン「ぷ~~~~!レフォンのばーーーか!!」
リフォンはそう言いながらポケットからトランプを出し、レフォンの部屋の中にある机で一人連続ロイヤルストレートフラッシュゲームをしていた。
ソフィアが遊楽異界(楽園)に来る前の日常のお話し。
リフォン「今日もソフィア様来ないなぁ」
ソフィアが最後に遊楽異界に足を運んだのは3歳頃だった。
その時のソフィアには遊楽異界という世界が難しく、興味を持つ事もしなかった、
そのうえ、異質異能を強化出来ると言えど、そもそも強化なしでも帝王神候補として認められる程
強く、努力をする必要性をソフィア自身まったく感じてこなかったため、ソフィアが今まで
遊楽異界に来ることはなかった。
だがソフィアが来ないとその世界の王、リフォンは退屈で仕方なかった。
リフォン「今日も業務なし、おうちに帰ってアニメでも見てようかな~」
リフォンは毎日衣装に着替えては自身の持ち場に足を運び、1時間だけその部屋で過ごすのが日課になっていた、リフォンにとってこの世界は退屈だった。
リフォン(遊び相手になる住人が居てくれたら私だって一人で何処にでも行くんだけど、よりにもよって私の遊び相手になる人がレフォンしかいないんだよね)
レフォン、遊楽異界責任者リフォンの双子に兄である。
・・・・・・
リフォンは遊び相手にレフォンの部屋に向った、
双子の兄妹という事でいつも二人で過ごしている、だがリフォンにとってはもう一つ理由があり
レフォンと過ごしている。
リフォン「レフォン~、暇だから遊ぼう~」
・・・、リフォンはレフォンの部屋の前で話しかける、だが部屋の中から返事はなかった。
リフォン「ねえ~~!まだ寝てるの~~!!もういい時間なんだから部屋から出て遊んでよ!」
・・・。それでも返事がなかった。
リフォン「あれかな、死んじゃったかな?よく考えたら数日ご飯も水も出してなかった気がする、でもまさか流石に自分でお腹空いたら勝手に食べたりするでしょ~~」
リフォンはそう考えるが、扉が開いた形跡が見当たらない所を見ると、徐々に不安が募り、気持ちが焦り始める。
リフォン「ねえ!レフォン!生きてる!?ねえ~~!え!本当にヤバイ感じ?!わかった!今助けるね!待って!扉壊すから!!!!」
レフォン「扉壊すな、お前は遊んだ後絶対に片付けないんだから」ポン
レフォンはリフォンの頭を軽く叩く。
リフォン「レフォン!何処に言ってたの!!」
レフォン「トイレ、というか僕を引きこもりみたいに扱うな、やる事ないから自室の娯楽を堪能しているだけだ、別にやる事があるならわざわざ部屋に籠ったりはしない」
レフォンはそう言いながら自室の中に入ろうとする、だがそれをリフォンがレフォンの服を引っ張る事で阻止する。
リフォン「じゃあ私と遊んで!暇なの!王なのに業務が全然ないから困ってるの!」
レフォン「王も大変だな、僕は選ばれなかったからリフォンの苦労はわからないけどさ、別にソフィア様があんな感じなわけだし、リフォンがそこまで気にする必要ないんじゃない?それにソフィア様だって異質異能の強化が必要に感じれば必然的にこの世界を使うでしょ?なら今わざわざ慌てる必要はないと僕は思うね、どうせいつか忙しくなる、なら今ゆっくりしてても罰は当たらないさ」
リフォン「うん、別に罰なんて考えてないけど、暇なのは変わりないでしょ?退屈って凄く辛いんだよね、ここって娯楽の世界なのに退屈って事は娯楽として不十分って事でしょ?私でも楽しめる世界にしないともしソフィア様が私以上のゲームマスターになった時、これからって所でゲームクリアになると遊楽異界そのものの価値が無くなるでしょ?ゲームにとって怖いのは完全攻略されちゃうことだよ」
遊楽異界は娯楽の世界、だが限度はある、攻略していけばいずれクリアしてしまう、もしソフィアが遊楽異界の娯楽全てを楽しみ終えた後、遊楽異界でやれることは無くなったという事で二度と顔を見せない可能性がある、事実現実のゲームでも完全にクリアすると大抵の人はそのゲームをやらなくなる、クリアという概念がなくても一定の所までキャラクターを成長させれば満足する、リフォンは娯楽特有の悩みについてずっと考えていた。
レフォン「そればかりはどうしようもない、僕やリフォンだって今その状態なわけだ、常に目新しい娯楽に会えるなんて贅沢なんだよ、現実の人達だって同じ娯楽に対して創意工夫をして毎日を楽しんでいる、僕達の世界もそうやって楽しんでもらうしかないんだよ、その結果、僕達2人みたいに時間を持て余すことになるけどね」
レフォンはそう言うと部屋の中に入り、扉を閉めてしまう。(鍵は閉めない、リフォンが入って来れなくなるから)
・・・・・・
リフォン「レフォンは今日もネットゲーム、飽きないね、どう足掻いても一番になっちゃうのに」
レフォンは実力が伴う娯楽が強い、
特に駆け引きに関するものでレフォンはどんな相手にも負けない力がある、それは能力ではなく、本能で相手の思考、思考からの行動、行動からの結果、結果から生まれる次の流れ、それらを全て読み、それ以上の策で押さえつける。
それに対してリフォンは運が伴う娯楽が強い。
リフォンにとって運とは自分の都合の良いように流れを作ってくれる友達のようなものだと判断している、例えば神経衰弱というトランプゲーム、初手の人はまずどのカードが何処にあるか、それを確かめるための一手を選ぶ、だがリフォンは違う、リフォンの一手は【ここに私の求めるカードがある】という確信でカードを選ぶ、その的中率は100%、つまり運が作用するゲームでリフォンのターンが回れば終わってしまう、それほどまでにリフォンの運は強いのだ。
リフォン「そうだ、何回連続でロイヤルストレートフラッシュを出せるかゲームしようよ!」
レフォン「それ僕が絶対に負けるから嫌だ、以前それやってリフォン連続80回出したあたりで辞めただろ、その続きを自分でやってなよ、僕だって流石に初手ロイヤルストレートは無理だ、精々10回に1回でたら上等ってレベルだ、それでリフォンと勝負になるわけないだろ?」
リフォン「つまり1割の確率で当たるんでしょ!ならその1割を何回勝負の場に出せるか、自分の日頃の運がどれだけ見ていてくれてるか、それを確認するのが楽しいんでしょ♪」
レフォン「却下、一人でやってなさい、僕の部屋の中に居て良いから」
リフォン「ぷ~~~~!レフォンのばーーーか!!」
リフォンはそう言いながらポケットからトランプを出し、レフォンの部屋の中にある机で一人連続ロイヤルストレートフラッシュゲームをしていた。
ソフィアが遊楽異界(楽園)に来る前の日常のお話し。
2024年05月20日
No.149 女帝5姉妹の理想のシチュエーション(R18)
ネル「シン、ぶっちゃけ主様に愛されるならどう愛されたい?」
シン「なんですか、いきなり、私がネルにそんな話すると思います?」
ネル「姉妹だろうが猥談はする、むしろ年頃の女子トークだろ、我々だってまだまだ若い、シンに至ってたまだ17歳、主様の世界だと高校2年生、恋する乙女のお年頃だろう?だから姉である私がちゃんとシンの感性が狂ってないか確認してやろうと思ってな」
シン「絶対にネルよりかは狂ってない自信はあると思いますけどね!」
ネルとシンは叡天の羅針盤で暇つぶしの会話をしていた。
ネル「それで実際どうなのだ?主様と添い遂げるとなればシンはどう愛されたい?」
シンはこのまま話を逸らしてもいいのだが、ネルはこういう話になると納得のいく答えが出るまで凄くしつこい、シンは仕方なく話す。
シン「私は・・・主様のお傍に置いてほしい、そしてソファ―等で二人がくっつきながら座って私は主様に持たれるような感じで・・・その・・・ゆったり出来たらいいかな」
ネル「つまらんな、なんだそれ?今からでもすればいいだろう」
ネルはシンの話をバッサリと切った。
ネル「もっとこう、夜伽的な話だ!!どう愛されたい!!お前がどう過ごしたいなんか微塵も興味がないのだ!こっちは!」
シン「はぁ?!なんでネルにそんな事を話さないといけないんですか?!嫌ですよ!絶対に!」
シンは断固拒否した、ネルはため息をつきながら近くで読書しているベルに話を振った。
ネル「おいベル、お前なら主様にどう愛されたい?」
ベルはなんの恥ずかし気もなく話す。
ベル「私は動かずにただただ主様が私の身体で満たしてくれればいい・・・と思う、自分から満たすより、欲望を私にぶつけて満たされる方が・・・いいと思う」
ベルはあっさり答えた。
ネル「そうか、実にベルらしいな!そうかそうか、相手から求められて喜ぶタイプかベルは、私は逆だな!私は自分から求めたいな!それに答えてくれる事で満たされるな!」
シン「なんで恥ずかし気もなく答えれるのかな、この二人は・・・」
ネル「それでシン、お前はどうなんだ?」
シン「・・・私は沢山ご奉仕をしてあげたいですね、勿論私の身体で満足してほしいですけど、私は私の力で主様を満足させてあげる事に・・・ああ恥ずかしい!!もうこれ以上はいいでしょう!!///」
シンは顔を真っ赤にして顔を隠す。
ネル「シンは主様にご奉仕がしたいと、流石だ、姉妹の中で一番むっつりなのではないか?お前は?」
シン「なんでよ!私はどっちかと言うと尽くしてあげたいんです!私が満たされるより、私が主様を満たさせる事に喜びを感じる!それは素晴らしい事ではないですか!!」
ネル「わかったわかった、落ち着け落ち着け、唾がこっちまで飛んできてる」
ネルは顔を真っ赤にしたシンを止める。
ネル「ちなみにノラ、お前はどうだ?そもそもお前にそんな欲望はあるのか?」
ネルは話を振られないようにと空気になっていたノラに話を振った。
ノラ「げ、私は別にいいですよ、それに私は選ばれないですし」
ネル「それはお前の努力の問題だ、そんな現実的な話なんてどうでもいい、お前の理想を聞いているのだ、変な性癖を持っていたら私がしっかり教育してやらねばならんからな、ルナとか絶対ヤバイ性癖を持って居ると思うのだ、恐らく一番変態プレイを好むぞ、あの女は」
ベル「それは・・・同意だと思う」
シン「否定できないわね・・・」
その場にはもう一人、セラも居たが、自分の爪の手入れに集中しているため返事しなかった。
ノラ「私は別にその・・・普通ですよ、ただ・・・」
ネル「ただ?」
ノラ「甘えたいな・・・と行為を素敵だと思うのですが、その前に沢山頭を撫でて欲しいですし、沢山キスもしてほしいです、あ、耳元で愛を囁いてほしいですね、そして沢山抱きしめて欲しいですね・・・勿論行為中は快楽を得られる性行為も良いのですが、ゆっくりとお互いの体温を感じる程抱きしめ合いながら・・・ゆっくりとゆっくりと幸せな時間を過ごしたいですね」
ネル「なんだお前、一番可愛いな、威厳もクソもないじゃないか」
ノラ「威厳ばかりだと疲れるんですよ!!二人きりの時くらいは沢山甘えたいんです!!」
シン「ノラの可愛さが詰まってたわね~、お姉ちゃん変な性癖を持ってなくて安心したわ、むしろ一番ピュアかもしれないわね」
ノラ「うう、これ、想像以上に恥ずかしい!!しかも姉妹でこのような情報を共有するなんて特にだ・・・」
ネル「次にセラ、お前はどうだ?」
セラ「私?私は欲望のまま主様に好き勝手されれば、どんな変態プレイでも受け入れるけど」
ネル「ずっと思っていたがセラ、お前生粋のMだよな、お前の性癖って無理矢理犯されたとか、主従関係ものとか、セクハラ、痴漢ものとか、お前はそういうの隠さない分一番心配なんだが・・・」
セラ「普通じゃないですか?ネル姉様は違うのですか?」
ネル「私は逆だ、攻めたいな、と言ってもお前が思っているようなお嬢様プレイとか、SMプレイの類じゃないぞ、的確に主様の弱い所を責めたり、焦らしたりと私が主様を翻弄したいな、もちろん行為が始まれば形勢逆転してもいい、いつも攻めてる側の私だが、ダメダメな主様に攻められると考えるだけで辛抱溜まらないのだ、勿論騎乗で射精コントロールをするのも捨てがたいものだな、「止めてくれ」と言っても止めず、「出そうだ」と言われれば止める、出ていても動きを止めずに何度も出させる、そんな激しくも忘れられない行為がしたいな」
セラ「私は逆に無理矢理何度をやられたいんです、主従関係で無理矢理、その気がないのに無理矢理、ちょっとしたセクハラからその場で無理矢理、人に見られそうなのに、尊厳無視して無理矢理とか、私がその気じゃない時にやられる方が興奮するんです、そして私が「もうやめて!!」ってお願いしても辞めない、何度出しても辞めない!そしてお構いなしに中に出す!!それくらいの事を主様がしてくれれば満点ですね」
セラの発言にベルとシンのノラはドン引きしていた。
ベル「それは・・・一番性癖が歪んでると・・・思う」
シン「しかも主様の性格的に・・・無理じゃないかしら?そもそもあの人欲求不満とは縁遠い人ですし」
ノラ「多分だがシンや私の方がまだ現実的だな、セラ・・・お前はちょっと自重しろ」
セラ「いいえ、私はこの考えを譲りません!だから私は女帝という肩書は嫌いなんですよ、メイドって名乗っている方が主従関係感はあるでしょう?別にやましい事が理由って訳じゃないけど」
ネル「まあ、それがまだ主様対象なだけマシだな、これがNTRとかのジャンルにまで言っていたら私も流石に声を荒げる必要があったな」
セラ「NTRは嫌ですけど、見せつけるシチュエーションはいいですよね!!ほら「よ~く見せてあげてごらん、僕とセラの大事な所が繋がっている所を・・・」って!!グへへ!!」
ネル「お前もう喋るな!!なんかそれはそれでマズイ!!クソ!一番下の妹が一番変態だったとはな!!」
セラ「勿論私は嫌がるのです!恥ずかしいのです!!ですが!!!それでも辞めない!もうそれが辛抱溜まらんと!!」
ネル「セラの口を塞げ!!」
シンとノラがセラの口を塞ぎにかかった。
セラ「や~め~て~!姉妹にこんなことされてもただただ不愉快なだけ~~~!!!むぐぐ~~!!」
ネルは冷や汗を拭きながら近くにあった椅子に腰かける。
ベル「無暗に変な事聞くからこうなると・・・思う」
ネル「でもまあ・・・姉妹の感性が知れてよかった・・・一番性癖が歪んでいるのはセラだとよくわかったからな、【叡智の究極系】知識も豊富だったか・・・」
シン「なんですか、いきなり、私がネルにそんな話すると思います?」
ネル「姉妹だろうが猥談はする、むしろ年頃の女子トークだろ、我々だってまだまだ若い、シンに至ってたまだ17歳、主様の世界だと高校2年生、恋する乙女のお年頃だろう?だから姉である私がちゃんとシンの感性が狂ってないか確認してやろうと思ってな」
シン「絶対にネルよりかは狂ってない自信はあると思いますけどね!」
ネルとシンは叡天の羅針盤で暇つぶしの会話をしていた。
ネル「それで実際どうなのだ?主様と添い遂げるとなればシンはどう愛されたい?」
シンはこのまま話を逸らしてもいいのだが、ネルはこういう話になると納得のいく答えが出るまで凄くしつこい、シンは仕方なく話す。
シン「私は・・・主様のお傍に置いてほしい、そしてソファ―等で二人がくっつきながら座って私は主様に持たれるような感じで・・・その・・・ゆったり出来たらいいかな」
ネル「つまらんな、なんだそれ?今からでもすればいいだろう」
ネルはシンの話をバッサリと切った。
ネル「もっとこう、夜伽的な話だ!!どう愛されたい!!お前がどう過ごしたいなんか微塵も興味がないのだ!こっちは!」
シン「はぁ?!なんでネルにそんな事を話さないといけないんですか?!嫌ですよ!絶対に!」
シンは断固拒否した、ネルはため息をつきながら近くで読書しているベルに話を振った。
ネル「おいベル、お前なら主様にどう愛されたい?」
ベルはなんの恥ずかし気もなく話す。
ベル「私は動かずにただただ主様が私の身体で満たしてくれればいい・・・と思う、自分から満たすより、欲望を私にぶつけて満たされる方が・・・いいと思う」
ベルはあっさり答えた。
ネル「そうか、実にベルらしいな!そうかそうか、相手から求められて喜ぶタイプかベルは、私は逆だな!私は自分から求めたいな!それに答えてくれる事で満たされるな!」
シン「なんで恥ずかし気もなく答えれるのかな、この二人は・・・」
ネル「それでシン、お前はどうなんだ?」
シン「・・・私は沢山ご奉仕をしてあげたいですね、勿論私の身体で満足してほしいですけど、私は私の力で主様を満足させてあげる事に・・・ああ恥ずかしい!!もうこれ以上はいいでしょう!!///」
シンは顔を真っ赤にして顔を隠す。
ネル「シンは主様にご奉仕がしたいと、流石だ、姉妹の中で一番むっつりなのではないか?お前は?」
シン「なんでよ!私はどっちかと言うと尽くしてあげたいんです!私が満たされるより、私が主様を満たさせる事に喜びを感じる!それは素晴らしい事ではないですか!!」
ネル「わかったわかった、落ち着け落ち着け、唾がこっちまで飛んできてる」
ネルは顔を真っ赤にしたシンを止める。
ネル「ちなみにノラ、お前はどうだ?そもそもお前にそんな欲望はあるのか?」
ネルは話を振られないようにと空気になっていたノラに話を振った。
ノラ「げ、私は別にいいですよ、それに私は選ばれないですし」
ネル「それはお前の努力の問題だ、そんな現実的な話なんてどうでもいい、お前の理想を聞いているのだ、変な性癖を持っていたら私がしっかり教育してやらねばならんからな、ルナとか絶対ヤバイ性癖を持って居ると思うのだ、恐らく一番変態プレイを好むぞ、あの女は」
ベル「それは・・・同意だと思う」
シン「否定できないわね・・・」
その場にはもう一人、セラも居たが、自分の爪の手入れに集中しているため返事しなかった。
ノラ「私は別にその・・・普通ですよ、ただ・・・」
ネル「ただ?」
ノラ「甘えたいな・・・と行為を素敵だと思うのですが、その前に沢山頭を撫でて欲しいですし、沢山キスもしてほしいです、あ、耳元で愛を囁いてほしいですね、そして沢山抱きしめて欲しいですね・・・勿論行為中は快楽を得られる性行為も良いのですが、ゆっくりとお互いの体温を感じる程抱きしめ合いながら・・・ゆっくりとゆっくりと幸せな時間を過ごしたいですね」
ネル「なんだお前、一番可愛いな、威厳もクソもないじゃないか」
ノラ「威厳ばかりだと疲れるんですよ!!二人きりの時くらいは沢山甘えたいんです!!」
シン「ノラの可愛さが詰まってたわね~、お姉ちゃん変な性癖を持ってなくて安心したわ、むしろ一番ピュアかもしれないわね」
ノラ「うう、これ、想像以上に恥ずかしい!!しかも姉妹でこのような情報を共有するなんて特にだ・・・」
ネル「次にセラ、お前はどうだ?」
セラ「私?私は欲望のまま主様に好き勝手されれば、どんな変態プレイでも受け入れるけど」
ネル「ずっと思っていたがセラ、お前生粋のMだよな、お前の性癖って無理矢理犯されたとか、主従関係ものとか、セクハラ、痴漢ものとか、お前はそういうの隠さない分一番心配なんだが・・・」
セラ「普通じゃないですか?ネル姉様は違うのですか?」
ネル「私は逆だ、攻めたいな、と言ってもお前が思っているようなお嬢様プレイとか、SMプレイの類じゃないぞ、的確に主様の弱い所を責めたり、焦らしたりと私が主様を翻弄したいな、もちろん行為が始まれば形勢逆転してもいい、いつも攻めてる側の私だが、ダメダメな主様に攻められると考えるだけで辛抱溜まらないのだ、勿論騎乗で射精コントロールをするのも捨てがたいものだな、「止めてくれ」と言っても止めず、「出そうだ」と言われれば止める、出ていても動きを止めずに何度も出させる、そんな激しくも忘れられない行為がしたいな」
セラ「私は逆に無理矢理何度をやられたいんです、主従関係で無理矢理、その気がないのに無理矢理、ちょっとしたセクハラからその場で無理矢理、人に見られそうなのに、尊厳無視して無理矢理とか、私がその気じゃない時にやられる方が興奮するんです、そして私が「もうやめて!!」ってお願いしても辞めない、何度出しても辞めない!そしてお構いなしに中に出す!!それくらいの事を主様がしてくれれば満点ですね」
セラの発言にベルとシンのノラはドン引きしていた。
ベル「それは・・・一番性癖が歪んでると・・・思う」
シン「しかも主様の性格的に・・・無理じゃないかしら?そもそもあの人欲求不満とは縁遠い人ですし」
ノラ「多分だがシンや私の方がまだ現実的だな、セラ・・・お前はちょっと自重しろ」
セラ「いいえ、私はこの考えを譲りません!だから私は女帝という肩書は嫌いなんですよ、メイドって名乗っている方が主従関係感はあるでしょう?別にやましい事が理由って訳じゃないけど」
ネル「まあ、それがまだ主様対象なだけマシだな、これがNTRとかのジャンルにまで言っていたら私も流石に声を荒げる必要があったな」
セラ「NTRは嫌ですけど、見せつけるシチュエーションはいいですよね!!ほら「よ~く見せてあげてごらん、僕とセラの大事な所が繋がっている所を・・・」って!!グへへ!!」
ネル「お前もう喋るな!!なんかそれはそれでマズイ!!クソ!一番下の妹が一番変態だったとはな!!」
セラ「勿論私は嫌がるのです!恥ずかしいのです!!ですが!!!それでも辞めない!もうそれが辛抱溜まらんと!!」
ネル「セラの口を塞げ!!」
シンとノラがセラの口を塞ぎにかかった。
セラ「や~め~て~!姉妹にこんなことされてもただただ不愉快なだけ~~~!!!むぐぐ~~!!」
ネルは冷や汗を拭きながら近くにあった椅子に腰かける。
ベル「無暗に変な事聞くからこうなると・・・思う」
ネル「でもまあ・・・姉妹の感性が知れてよかった・・・一番性癖が歪んでいるのはセラだとよくわかったからな、【叡智の究極系】知識も豊富だったか・・・」
No.148 メリアの罠(微R18)
パトは休日を過ごしていた。
それは何も変わり映えのない休日。
まだメルリア達が居ない時期、帝国での生活を始めた頃、メリアはパトの女慣れのために多くの策略を練っていた。
メリアからしたらパトが女神と関係を持つ事で従属が覚醒し、強くなる。
そしてパトが王としての威厳が生まれる。
メリアはそのためにパトを騙さない程度に誘導した。
大浴場事件
・・・・・・
メリア「ご主人!今日は早いですが大浴場で息抜きはどうでしょうか?」
パト「温泉みたいなものか、凄くいいね、もちろん俺一人だよな?メリア、お前は入ってこないよな?」
メリア「ご主人がそれを求めているのなら仕方ありません、今回はご主人の息抜きが目的でもあります!私メリア!残念ですが一緒にお風呂に入る事を諦めます!」
メリアはそう言い、パトはどこか安心しきれないまま、メリアに案内されるがまま温泉施設に向った。
・・・・・・
メリア「ここが帝国の温泉施設です!どうですか!再現出来ていると思うのですが!」
パト「いいじゃん!しかもちゃんと【男湯】って書いてある!いやぁ!しっかりしてるな!これなら安心だ!行ってくる!」
パトはルンルン気分で脱衣室に入って行った。
メリアはそれを見届けると【男湯】ののれんを外し、【女湯】に変えた。
メリア「ご主人が入った時間の2分後から女湯の時間なんですよね!これが合法混浴!!私は入るなと言われたので従属達にその役を任せましょう!!」
メリアはリラックスルームでジュースを飲みながら温泉施設の出入り状況を確認していた。
・・・・・・
パト「う~ん!新しい温泉施設ってなんか新鮮だな~!今までは古風というか風情というか、年代物であることをウリにしている施設の方が多かったイメージだしな~」
パトは一通り身体を洗い流した後、ゆっくりと湯舟に浸かっていた。屋内と屋外があり、パトは屋外を選び入浴していた。
だがその状況にも異変が出て来た。
パト(あれ、なんか更衣室の方が賑わってきた?)
パトは疑問に思いながらも気にせずに風景を堪能していた、すると次々と帝国の女神達がお風呂に入って来たのだ。
パト(はぁ!?待て待て待て!!なんで?!俺ちゃんと男湯に入ったよな?!というかメリアに案内されて入ったんだぞ?!間違えるはずがないだろ?!)
パトは気が動転し、目線を逸らす、このままではマズイと考えるがパトが居る場所は屋外、そこは一度屋内を経由しないと脱衣室に戻れない、つまり必ずバレてしまうのだ。
パト「クソ!ならここから外に出るのは・・・」
パトは気配を消し、壁を登って確認する、すると外は多くの女神達が歩いていた。
パト(クソ!やられた!下に降りれば全裸でバレる!飛んでも公開処刑!!ここに居ても痴漢として王の威厳が消える!!いや本当時間がないぞ!どうするんだ?!俺?!)
パトがあたふたと慌てているが女神達はしっかりとパトが屋外に居るのを把握していた。
従属神A(メリア様が居たからもしかしてと思いましたが・・・)
従属神B(これはなんて好機!!ここでアピールをすれば主様に気に入ってもらえるかも!)
従属神C(主様も居るんだ、他所の男ならまだしも主様なら問題にならないから気にしなくていっか~~)
従属神達も察していた者、アピールしようとパトに接触しようとする者、そもそも気にしていない者と反応は様々であり、各自温泉を楽しんでいた。
そしてアピールをしようと狙う女神達がパトの所に向い、話を掛ける
従属神B「主様!奇遇ですね!主様もこの温泉を堪能していたのですね♪」
従属神D「お隣失礼してもよろしいでしょうか?」
従属神E「ぜひゆったりとお話がしたかったのです!」
次々と女神達はパトが入っている湯舟に入って行く、パトは「えっと・・・その・・・」と気が動転しながら思いがけない反応のオンパレートに頭がついてきていなかった。
パト「お・俺!そろそろ出ようかな~~!」
パトがそう言いながら視線を向けると女神達の裸体、裸体、裸体。
いくら専属神達で見慣れたとは言え、ここまで多くの女性の身体があればパトも動揺が隠せず、パトもその場で固まってしまった。
従属神D「折角なのでもう少し私達に付き合ってくださいまし」
従属神Dはパトの腕をギュッとしがみついた、もちろん裸であり、パトの腕には豊潤な胸が当たっていた。
パトのパトも流石に反応してしまい、女神達もそれを見ていた。
パト「あばばばばばばばばばばば」
このままではマズいと思っていたが従属神達の誘いを断る事が出来ず、湯舟に戻り、会話を楽しんだ、勿論そこではやましい事が行われておらず、従属神達と世間話をしたくらいで、パトは一人湯舟から出た。
メリア「ご主人!ゆっくり出来ましたか?ってあいた?!!!」
パトはメリアの頭を強く叩き、説教した。
パト「あのな?!今後このような事はないように!!」
メリア「はて?私はただ男湯に案内しただけですよ、その後女湯に変更されても私は自分自身の役割を真っ当しただけなので、ご主人も従属神達と色々話せて良かったですし、目の保養にもなりましたでしょ?この時間だと流石に肉体関係までは進んでいなかったようですが・・・女性の胸、秘部、お尻、見れたのではないですか?」ニヤニヤ
パトはそう言われると頭の中で先ほどまでの温泉の風景を思い出し、胸の感触や、従属達がそれなりにボディータッチをしてきた事、自身の下半身に視線が集中していた事も全て思い出してしまった。
メリア「ご主人は帝国の王です!そして従属神や配下神はご主人の所有物です!誰も文句は言いません!気に入って頂けたならぜひ足を運んでください、どうせ帝国は女湯しかありません、ご主人は国の王ですからどこの湯に入っても合法です、スケベくらいが丁度いいですよ」
パト「俺になんの期待をしてるんだ・・・個室のお風呂でいいよ・・・まったく」
パトは疲れた顔でその場を後にした。
それは何も変わり映えのない休日。
まだメルリア達が居ない時期、帝国での生活を始めた頃、メリアはパトの女慣れのために多くの策略を練っていた。
メリアからしたらパトが女神と関係を持つ事で従属が覚醒し、強くなる。
そしてパトが王としての威厳が生まれる。
メリアはそのためにパトを騙さない程度に誘導した。
大浴場事件
・・・・・・
メリア「ご主人!今日は早いですが大浴場で息抜きはどうでしょうか?」
パト「温泉みたいなものか、凄くいいね、もちろん俺一人だよな?メリア、お前は入ってこないよな?」
メリア「ご主人がそれを求めているのなら仕方ありません、今回はご主人の息抜きが目的でもあります!私メリア!残念ですが一緒にお風呂に入る事を諦めます!」
メリアはそう言い、パトはどこか安心しきれないまま、メリアに案内されるがまま温泉施設に向った。
・・・・・・
メリア「ここが帝国の温泉施設です!どうですか!再現出来ていると思うのですが!」
パト「いいじゃん!しかもちゃんと【男湯】って書いてある!いやぁ!しっかりしてるな!これなら安心だ!行ってくる!」
パトはルンルン気分で脱衣室に入って行った。
メリアはそれを見届けると【男湯】ののれんを外し、【女湯】に変えた。
メリア「ご主人が入った時間の2分後から女湯の時間なんですよね!これが合法混浴!!私は入るなと言われたので従属達にその役を任せましょう!!」
メリアはリラックスルームでジュースを飲みながら温泉施設の出入り状況を確認していた。
・・・・・・
パト「う~ん!新しい温泉施設ってなんか新鮮だな~!今までは古風というか風情というか、年代物であることをウリにしている施設の方が多かったイメージだしな~」
パトは一通り身体を洗い流した後、ゆっくりと湯舟に浸かっていた。屋内と屋外があり、パトは屋外を選び入浴していた。
だがその状況にも異変が出て来た。
パト(あれ、なんか更衣室の方が賑わってきた?)
パトは疑問に思いながらも気にせずに風景を堪能していた、すると次々と帝国の女神達がお風呂に入って来たのだ。
パト(はぁ!?待て待て待て!!なんで?!俺ちゃんと男湯に入ったよな?!というかメリアに案内されて入ったんだぞ?!間違えるはずがないだろ?!)
パトは気が動転し、目線を逸らす、このままではマズイと考えるがパトが居る場所は屋外、そこは一度屋内を経由しないと脱衣室に戻れない、つまり必ずバレてしまうのだ。
パト「クソ!ならここから外に出るのは・・・」
パトは気配を消し、壁を登って確認する、すると外は多くの女神達が歩いていた。
パト(クソ!やられた!下に降りれば全裸でバレる!飛んでも公開処刑!!ここに居ても痴漢として王の威厳が消える!!いや本当時間がないぞ!どうするんだ?!俺?!)
パトがあたふたと慌てているが女神達はしっかりとパトが屋外に居るのを把握していた。
従属神A(メリア様が居たからもしかしてと思いましたが・・・)
従属神B(これはなんて好機!!ここでアピールをすれば主様に気に入ってもらえるかも!)
従属神C(主様も居るんだ、他所の男ならまだしも主様なら問題にならないから気にしなくていっか~~)
従属神達も察していた者、アピールしようとパトに接触しようとする者、そもそも気にしていない者と反応は様々であり、各自温泉を楽しんでいた。
そしてアピールをしようと狙う女神達がパトの所に向い、話を掛ける
従属神B「主様!奇遇ですね!主様もこの温泉を堪能していたのですね♪」
従属神D「お隣失礼してもよろしいでしょうか?」
従属神E「ぜひゆったりとお話がしたかったのです!」
次々と女神達はパトが入っている湯舟に入って行く、パトは「えっと・・・その・・・」と気が動転しながら思いがけない反応のオンパレートに頭がついてきていなかった。
パト「お・俺!そろそろ出ようかな~~!」
パトがそう言いながら視線を向けると女神達の裸体、裸体、裸体。
いくら専属神達で見慣れたとは言え、ここまで多くの女性の身体があればパトも動揺が隠せず、パトもその場で固まってしまった。
従属神D「折角なのでもう少し私達に付き合ってくださいまし」
従属神Dはパトの腕をギュッとしがみついた、もちろん裸であり、パトの腕には豊潤な胸が当たっていた。
パトのパトも流石に反応してしまい、女神達もそれを見ていた。
パト「あばばばばばばばばばばば」
このままではマズいと思っていたが従属神達の誘いを断る事が出来ず、湯舟に戻り、会話を楽しんだ、勿論そこではやましい事が行われておらず、従属神達と世間話をしたくらいで、パトは一人湯舟から出た。
メリア「ご主人!ゆっくり出来ましたか?ってあいた?!!!」
パトはメリアの頭を強く叩き、説教した。
パト「あのな?!今後このような事はないように!!」
メリア「はて?私はただ男湯に案内しただけですよ、その後女湯に変更されても私は自分自身の役割を真っ当しただけなので、ご主人も従属神達と色々話せて良かったですし、目の保養にもなりましたでしょ?この時間だと流石に肉体関係までは進んでいなかったようですが・・・女性の胸、秘部、お尻、見れたのではないですか?」ニヤニヤ
パトはそう言われると頭の中で先ほどまでの温泉の風景を思い出し、胸の感触や、従属達がそれなりにボディータッチをしてきた事、自身の下半身に視線が集中していた事も全て思い出してしまった。
メリア「ご主人は帝国の王です!そして従属神や配下神はご主人の所有物です!誰も文句は言いません!気に入って頂けたならぜひ足を運んでください、どうせ帝国は女湯しかありません、ご主人は国の王ですからどこの湯に入っても合法です、スケベくらいが丁度いいですよ」
パト「俺になんの期待をしてるんだ・・・個室のお風呂でいいよ・・・まったく」
パトは疲れた顔でその場を後にした。
2024年05月12日
No.147 第4位の脅威
琴歌は能力の過度な使用、オーラの酷使を続けると暴走状態に入ってしまう。
メリアは言った。
メリア「琴歌ちゃんの潜在能力は帝王神候補クラスです、雪花ちゃんは相性の関係で3位の位置に存在しますが、潜在能力という分野においては琴歌ちゃんの方が全体的に上になると・・・私は評価しています。そもそも雪花ちゃんに限った話ではなく、元々覚醒する前から私と同等のポテンシャルだけはありました、それがご主人の力で覚醒したのです、今の私には及ばないにしても相当な潜在能力を持っているのだけは確実です。」
メリアは過去にこう話し、そして忠告していた。
メリア「琴歌ちゃんを酷使しないでください、訓練でも同様です、あの子はソフィアと同系統です、ソフィアは肉体が弱い代わりにオーラや能力が帝王神候補内でもかなり上位です、琴歌ちゃんは肉体が弱くオーラ技術の才能が一切ない代わりに能力と特性に潜在能力を全振りしているようなものです。もし琴歌ちゃんを暴走させたら・・・私は知りませんからね」
メリアは【触らぬ神に祟りなし】と言わんばかりに琴歌の暴走を警戒し、そして忠告をしていた。
・・・・・・
そして帝国訓練場、琴歌の暴走は起きてしまった。
アリシアの訓練でオーラ訓練をしていた時だった、自分自身の限界点を理解してもらおうと普段よりオーラを使わせ、琴歌を暴走させてしまったのだ。
・・・・・・
アリシア「琴歌ちゃん?」
琴歌「見るな、見るな、見るな、見るな、見るなーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
琴歌から強い衝撃波がアリシアを襲う!アリシアは非力な琴歌の攻撃だと判断し、受け止める体勢を取った、だがそれは判断ミスだった。
スパン・・・ブシュ!!!!!
アリシアの腕は弾き飛ばされた。
アリシアの恩恵を失った腕の末路は切り離された瞬間粉々になってしまった。
アリシア(私と琴歌ちゃん程の実力差があるのに?!)
アリシアの表情が険しくなった、琴歌は頭を抱えている、今の内なら止められると無限支配で拘束しようとする。
だが暴走した琴歌は自分に干渉してくる存在を一切許さない。
琴歌「私に関わるなーーーーーー!!!!」
琴歌は頭を抱えていた手をそのままアリシアに振りかざす、それだけで目に見えない衝撃波がアリシアを襲う。
アリシア(目視不可、衝撃波なのだから見えないけど、空気の波も感知出来ないか!!)
アリシアは咄嗟にかわす、だが琴歌は眼の能力でアリシアの行動を【予知眼】で捕え、アリシアがかわした先に琴歌が片手で標準を合わせ、手を握り締めたと思えば、勢いよく開き、その動作で生まれた衝撃でアリシアを追撃した。
アリシア(明らかな敵意!)
アリシアは琴歌の暴走を止めるためにある程度の負傷を覚悟し、琴歌を止めようとする。
アリシアは無限支配を使い、自分自身の分身を作り、数の有利性を利用し、琴歌を押さえつけようとした。
だが琴歌がそれを嘲笑うかのように、片方の眼を【予知眼】から【乖砲眼】に変更する、その眼の効果は【視覚内の対象物の性質を分離する】つまり水の元素はH2O、それらの元素を強制的に分解してしまう、それをアリシアに使えば、アリシアとして構成されている細胞が一気に分解され、結果、五体バラバラになりながら身体は溶けるというグロテスクな光景が広がった。
アリシア(無限支配の私達が?!これが琴歌ちゃんの実力?!ダメだ?!このまま戦ったら確実に負ける!?)
アリシアは暴走した琴歌をなめていた、普段は100オーラにも満たない、体力も無く、日常生活だけなら一般人となんら変わりない、だが理性という蓋を取ってしまうとメリアの言っていた、帝王神候補級が顔を出す。
アリシア(あれらの能力全てオーラを媒体としていない、独自のエネルギーで能力を使っているのか!琴歌ちゃん自身は一切動かないのだから体力なんて全然要らないわね、だけどずっとそうやって立っているつまりかしら!!)
アリシアは一人の分身を地中に潜らせ、地面の中から琴歌の足場を崩そうと考える)
暴走した琴歌は【思想眼】と呼ばれる眼に変更し、既にアリシアの脳内を読みとっていた。
そして精神異常による苛立ちがピークに来ると、足を思い切り地面に踏んずけるように叩きつけた、すると地面に生まれた衝撃波で地中内に居たアリシアが木っ端微塵となってしまった。
琴歌「まだ私を見るか・・・見るなと言ってるだろう!!!!!!!」
アリシアは琴歌の言動が理解出来なかった。
「見るな」つまり琴歌は誰かから見られるという動作が苦手ではないのかと。
普段はそうは言ってられないため、琴歌自身も言わないが、恐らく誰かから見られるというのが
琴歌の中で強いストレスとして存在する、そのため暴走状態になった琴歌はその嫌悪感が表に出てくるのではないか、そう考えた。
アリシア「わかったわ、もう見ない、だから攻撃は辞めなさい、琴歌ちゃん」
琴歌はアリシアの言葉を聞いたのか、それとも耳にすら入っていないのかはわからないが、ずっと頭を抱えていた、アリシアも攻撃してこないのならとその場を立ち去った。
・・・・・・
アリシアが訓練場から出てくるとそこにはメリアが立っていた。
メリア「珍しく琴歌ちゃんの強い気配を感じたので、丁度近かったですしね、それでどうでした?私が選んだ専属神序列4位の実力は?」
メリアは少しドヤ顔でアリシアに聞く、アリシアは冷や汗を流している状態でメリアに言う。
アリシア「あの子は将来化けますね、しかもそんなに遠くない将来、今でも正直戦い続けて私が勝てたかどうか・・・いや殺す事前提で動けばまだ多少は強引にいけますけど・・・」
メリア「どうでしょうね、彼女は能力無効化させながら超音衝撃波を放つでしょうね」
アリシア「超音衝撃波?あれはそういう名なのですか?」
メリア「はい、障害物があっても無意味、音だから目には見えない、音を攻撃に変換しているため、火力調整も琴歌ちゃんの塩梅、今回はっていうか、暴走状態の琴歌ちゃんはそんな調整出来ないので恐らく全火力放出なんでしょうけどね、でもセンスは凄いですよ、なにせ【アリシア以外の被害は一切なしです】建物も綺麗なまま、コントロール出来てない状態でもこれを成し遂げてしまう、しかもこれは能力という能力をまったく使っていない、本質は【全自動全能支配】ですからね、今回は衝撃波と眼ですかね、それだけで今のアリシアを押すなんて・・・景気の良い話じゃないですか」
メリアは今回の結果に凄く満足なのか、機嫌がいい。
アリシア「メリア様、琴歌ちゃんに体力とオーラ、教える必要はあるのですか?」
メリア「当然ですよ、体力は集中力、オーラは日常生活のためです、戦闘で使うためではないですから」
メリアはアリシアと共に時間を置くため、訓練場を出て、近くのカフェに立ち寄った。
琴歌はその数時間後、意識が戻り、罪悪感でいっぱいいっぱいになっていた。
琴歌「またやってしまった・・・記憶がハッキリあるからまだいいけど・・・記憶が無かったら私・・・こんなことを平然と何度もしてしまうようになってたのでは・・・」
パト専属神№7 序列4位 月詠琴歌
その強さは現時点で既に片鱗を見せていた。
メリアは言った。
メリア「琴歌ちゃんの潜在能力は帝王神候補クラスです、雪花ちゃんは相性の関係で3位の位置に存在しますが、潜在能力という分野においては琴歌ちゃんの方が全体的に上になると・・・私は評価しています。そもそも雪花ちゃんに限った話ではなく、元々覚醒する前から私と同等のポテンシャルだけはありました、それがご主人の力で覚醒したのです、今の私には及ばないにしても相当な潜在能力を持っているのだけは確実です。」
メリアは過去にこう話し、そして忠告していた。
メリア「琴歌ちゃんを酷使しないでください、訓練でも同様です、あの子はソフィアと同系統です、ソフィアは肉体が弱い代わりにオーラや能力が帝王神候補内でもかなり上位です、琴歌ちゃんは肉体が弱くオーラ技術の才能が一切ない代わりに能力と特性に潜在能力を全振りしているようなものです。もし琴歌ちゃんを暴走させたら・・・私は知りませんからね」
メリアは【触らぬ神に祟りなし】と言わんばかりに琴歌の暴走を警戒し、そして忠告をしていた。
・・・・・・
そして帝国訓練場、琴歌の暴走は起きてしまった。
アリシアの訓練でオーラ訓練をしていた時だった、自分自身の限界点を理解してもらおうと普段よりオーラを使わせ、琴歌を暴走させてしまったのだ。
・・・・・・
アリシア「琴歌ちゃん?」
琴歌「見るな、見るな、見るな、見るな、見るなーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
琴歌から強い衝撃波がアリシアを襲う!アリシアは非力な琴歌の攻撃だと判断し、受け止める体勢を取った、だがそれは判断ミスだった。
スパン・・・ブシュ!!!!!
アリシアの腕は弾き飛ばされた。
アリシアの恩恵を失った腕の末路は切り離された瞬間粉々になってしまった。
アリシア(私と琴歌ちゃん程の実力差があるのに?!)
アリシアの表情が険しくなった、琴歌は頭を抱えている、今の内なら止められると無限支配で拘束しようとする。
だが暴走した琴歌は自分に干渉してくる存在を一切許さない。
琴歌「私に関わるなーーーーーー!!!!」
琴歌は頭を抱えていた手をそのままアリシアに振りかざす、それだけで目に見えない衝撃波がアリシアを襲う。
アリシア(目視不可、衝撃波なのだから見えないけど、空気の波も感知出来ないか!!)
アリシアは咄嗟にかわす、だが琴歌は眼の能力でアリシアの行動を【予知眼】で捕え、アリシアがかわした先に琴歌が片手で標準を合わせ、手を握り締めたと思えば、勢いよく開き、その動作で生まれた衝撃でアリシアを追撃した。
アリシア(明らかな敵意!)
アリシアは琴歌の暴走を止めるためにある程度の負傷を覚悟し、琴歌を止めようとする。
アリシアは無限支配を使い、自分自身の分身を作り、数の有利性を利用し、琴歌を押さえつけようとした。
だが琴歌がそれを嘲笑うかのように、片方の眼を【予知眼】から【乖砲眼】に変更する、その眼の効果は【視覚内の対象物の性質を分離する】つまり水の元素はH2O、それらの元素を強制的に分解してしまう、それをアリシアに使えば、アリシアとして構成されている細胞が一気に分解され、結果、五体バラバラになりながら身体は溶けるというグロテスクな光景が広がった。
アリシア(無限支配の私達が?!これが琴歌ちゃんの実力?!ダメだ?!このまま戦ったら確実に負ける!?)
アリシアは暴走した琴歌をなめていた、普段は100オーラにも満たない、体力も無く、日常生活だけなら一般人となんら変わりない、だが理性という蓋を取ってしまうとメリアの言っていた、帝王神候補級が顔を出す。
アリシア(あれらの能力全てオーラを媒体としていない、独自のエネルギーで能力を使っているのか!琴歌ちゃん自身は一切動かないのだから体力なんて全然要らないわね、だけどずっとそうやって立っているつまりかしら!!)
アリシアは一人の分身を地中に潜らせ、地面の中から琴歌の足場を崩そうと考える)
暴走した琴歌は【思想眼】と呼ばれる眼に変更し、既にアリシアの脳内を読みとっていた。
そして精神異常による苛立ちがピークに来ると、足を思い切り地面に踏んずけるように叩きつけた、すると地面に生まれた衝撃波で地中内に居たアリシアが木っ端微塵となってしまった。
琴歌「まだ私を見るか・・・見るなと言ってるだろう!!!!!!!」
アリシアは琴歌の言動が理解出来なかった。
「見るな」つまり琴歌は誰かから見られるという動作が苦手ではないのかと。
普段はそうは言ってられないため、琴歌自身も言わないが、恐らく誰かから見られるというのが
琴歌の中で強いストレスとして存在する、そのため暴走状態になった琴歌はその嫌悪感が表に出てくるのではないか、そう考えた。
アリシア「わかったわ、もう見ない、だから攻撃は辞めなさい、琴歌ちゃん」
琴歌はアリシアの言葉を聞いたのか、それとも耳にすら入っていないのかはわからないが、ずっと頭を抱えていた、アリシアも攻撃してこないのならとその場を立ち去った。
・・・・・・
アリシアが訓練場から出てくるとそこにはメリアが立っていた。
メリア「珍しく琴歌ちゃんの強い気配を感じたので、丁度近かったですしね、それでどうでした?私が選んだ専属神序列4位の実力は?」
メリアは少しドヤ顔でアリシアに聞く、アリシアは冷や汗を流している状態でメリアに言う。
アリシア「あの子は将来化けますね、しかもそんなに遠くない将来、今でも正直戦い続けて私が勝てたかどうか・・・いや殺す事前提で動けばまだ多少は強引にいけますけど・・・」
メリア「どうでしょうね、彼女は能力無効化させながら超音衝撃波を放つでしょうね」
アリシア「超音衝撃波?あれはそういう名なのですか?」
メリア「はい、障害物があっても無意味、音だから目には見えない、音を攻撃に変換しているため、火力調整も琴歌ちゃんの塩梅、今回はっていうか、暴走状態の琴歌ちゃんはそんな調整出来ないので恐らく全火力放出なんでしょうけどね、でもセンスは凄いですよ、なにせ【アリシア以外の被害は一切なしです】建物も綺麗なまま、コントロール出来てない状態でもこれを成し遂げてしまう、しかもこれは能力という能力をまったく使っていない、本質は【全自動全能支配】ですからね、今回は衝撃波と眼ですかね、それだけで今のアリシアを押すなんて・・・景気の良い話じゃないですか」
メリアは今回の結果に凄く満足なのか、機嫌がいい。
アリシア「メリア様、琴歌ちゃんに体力とオーラ、教える必要はあるのですか?」
メリア「当然ですよ、体力は集中力、オーラは日常生活のためです、戦闘で使うためではないですから」
メリアはアリシアと共に時間を置くため、訓練場を出て、近くのカフェに立ち寄った。
琴歌はその数時間後、意識が戻り、罪悪感でいっぱいいっぱいになっていた。
琴歌「またやってしまった・・・記憶がハッキリあるからまだいいけど・・・記憶が無かったら私・・・こんなことを平然と何度もしてしまうようになってたのでは・・・」
パト専属神№7 序列4位 月詠琴歌
その強さは現時点で既に片鱗を見せていた。
2024年05月06日
No.146 娯楽と遊楽の楽園
これはパトのメモ内容である。
ソフィアには【楽園】という世界が存在する。
【楽園】はソフィアの異質異能支配で持っていた独自の世界。
ソフィアの強さの根源となる世界、【楽園】と呼ばれる世界だけに存在する通貨、その通貨を掛けて多くのゲームを行うのだ。
互いに勝負金を出し合う1対1用決闘ゲーム
ギャンブルで掛け金を出し合うゲーム
チーム戦で月額支払いとするランキング式ゲーム
ゲームセンターのコインゲームのような一人専用ゲーム
定期的にギルド依頼方式で出てくる推理ゲームから狩りゲーム
定期的に現れる迷宮攻略ゲーム、脱出ゲーム、ホラーゲーム
スロットから競馬、競輪、競艇等あらゆる娯楽を溜め込んんだ世界である。
この世界はソフィアが生まれた時から存在する世界、ソフィアが鍛える事なく力を身に着け、ソフィアの知能を高ませる事に貢献したソフィアの遊び場。
今まではこの世界にソフィアしか出入り出来なかったが、パトと専属神契約を結んだ事でパトも【楽園】に入る事が出来るようになった。
そしてその反動で今までピンク色の髪をして常に帽子とステッキを身に着けているリフォンが一人で楽園の責任者をやっていたが、気付けば双子の兄を名乗る金髪の常に帽子とステッキを持ったレフォンというもう一人の楽園の責任者が現れた。
・・・・・・
レフォンとリフォンの話曰く
兄のレフォンはパトとソフィアに繋がりが生まれた事で後々楽園の責任者として覚醒したとのこと。
今までは妹のリフォンだけが責任者だったため、異例の【二人で一つの王】を名乗っている。
そしてレフォンはパト専用の王であり、パトが来た時のみ仕事をすることにしている。
それ以外の役割は本来通り妹のリフォンが請け負っている。
楽園には他種族が入り乱れて生活している、もちろん帝国のような女だけの世界ではなく、男女存在する世界、だがその全てがソフィアやパトの従属というわけではなく、あくまでソフィアやパトの持つ世界の住人であり、まったく力との因果関係は存在しない、故に力を持つ個体も居ればまったくオーラすら持ちえない個体も存在する。
だがそんな住人を従属として契約する方法が存在する。
それは人身売買である。
住人一人一人に値段が設定されている、能力が高い優秀な人材程値段が高く、能力が低く平凡な人材程値段が安い。
買い、従属にすればソフィア、もしくはパトは召喚や別の世界に移動させる事が可能となる。
元々はソフィアの持つ世界のため、パトが持つ世界では珍しく男性の従属を手に入れる事が出来る唯一の世界なのである。
・・・・・・
楽園では全てプラセルという通貨で統一されている。
【プラセル王貨(リフォン・レフォン専用全無償特権)】
【プラセル園貨(1000000円)】
【プラセル星貨(100000円)】
【プラセル白金貨(10000円)】
【プラセル金貨(1000円)】
【プラセル銀貨(100円)】
【プラセル銅貨(10円)】
【プラセル鋁貨(りょか)(1円)】
という8種類の硬貨で取引されており、買い物や取引のお金、ゲームの掛け金となる大事な通貨である。
先ほど従属を買うには通貨を払う必要があると言ったがこの世界では力や能力を得るのも全て通過なのである。
もちろんゲームで養われた経験はプライスレスだが、普段では絶対に手に入れる事が出来ない、覚える事が出来ない希少な能力から希少な特性、それら全てが通過で購入する事が可能であり、潜在能力を引き上げるための力すらも通過で購入する事が出来る。
つまりゲームをすることで無限に強くなる事が出来る世界なのだ。
・・・・・・
ソフィアは暇さえあればずっと【楽園】に入っている。
そしてリフォンと共に行動し、ゲームを楽しんでるのだ。
楽園ではアバターを使用する事も可能、
楽園に入れない場合、直接リフォンやレフォンを現実世界に呼び、ゲーム空間を一定エリアに展開する事も可能、
そうでなくともリフォンやレフォンに代理を務めさせる事も可能
基本的にゲームプレイヤーの判断だけで成立するゲームであれば代理を立てても問題ないというルールもあるため、忙しい時にわざわざ出向く必要はない。
・・・・・・
リフォンやレフォンの強さは現実の強さに左右されず、全てゲームの結果に委ねられる。
つまり、ミールのように理不尽な強さを持つ個体が相手でもリフォンとレフォンはその強さに
影響する事がないのである。
故にこの二人が強いか弱いかと言われたら【強いかもしれないし、弱いかもしれない】という曖昧な答えしか出てこない。
レフォンとリフォンは死や成長という概念が存在しない。
だが肉体構造は人間と同じであるが、損傷することもない。
・・・・・・
兄のレフォンはお調子者で凄くノリの良い青年、パトが楽園に干渉したおかげで王になれたとパトには
強い忠誠心を向けている。だが関わっていてわかったが妹以外の女性が大の苦手らしく、妹以外に触られたら吐くか意識が飛ぶらしい。メリアが男大嫌いならレフォンは逆で女大嫌いという相当毛嫌いしている。(妹だけは例外らしい)
妹のリフォンは兄と同じくお調子者で凄くノリの良い少女、ソフィアとは凄く気が合い、パトが干渉してからは帝園や帝国、パトの世界や国に足を運ぶ時の役割を担ってくれており、ソフィア同様、パトにも凄く世話をしてくれる。基本的に男女共に優しいが兄のレフォンが過保護な性格なため、極力男性とは二人きりの状況を作らないようにしている、もちろんパトとも極力二人きりにさせたくないため、兄レフォンはパトと共にすることが多い。
・・・・・・
ソフィアの異質異能はパトの神羅万象の覚醒影響を受けていた。
【楽園】は元々ルールが少なく、大したものではなかった。
ソフィアも昔からただの遊園地程度にしか思っていなかったが、パトとの繋がりが生まれた結果
現在の【楽園】が存在する。
ソフィア曰く、幼少期に行っていたが5歳くらいからつまらなくなり、一切行っていなかったとの事。
(当時はただ遊ぶ場という感じで利益が存在しなかった)
パトと月花の世界【帝園】
パトとメリアの世界【獄園】
は相互関係が存在する、帝園で罪を犯した者は獄園に連れて行かれる。
【楽園】は【帝園】と【獄園】の二つの繋がりは存在しないが
【虚園】と呼ばれるパトと誰かの世界が相互関係にあるらしく、現在存在が確認されているが、まだパトとリンクされておらず、【楽園】から出入り可能とのこと。
【虚園】はなにも存在しない、ただただ広大な大地が続くだけの世界、楽園で多くの借金を抱え、一定の額まで借金した場合、【虚園】に送られるらしい。だが【虚園】には水も作物も動物も存在しないため、【死を待つ放浪者】と【楽園】では恐れられているらしい。
・・・・・・
【楽園】の住人は種族によって寿命が異なるが死が存在する。
もちろん種の繁栄も存在するため、帝園と違い親子という家族構成が存在する。
従属にする条件の中につがいとなっている個体は従属に出来ないとあるため、
どうしても従属にしたい場合はつがいの片方を消す必要があるそうだ。
後はつがいであれど奴隷化している住人は従属に出来るため、意図的に陥れ、奴隷化させる方法も存在するらしい。
住人の奴隷化は借金をさせ、その借金を返す返済方法の一つとして存在する。
住人は【虚園行き】を最も恐れるため、一定額以上の借金をするくらいなら奴隷化か死んだ方がマシと考える。
【楽園】には階級制度が存在し、多くの階級で区分けされている、下に存在する住人程民度は低く知能も低い、だが教養を与えれば使用人として使う事は可能、
階級が上がれば上がる程民度は高く、知能も高い、ソフィアはまだ楽園では中級位レベルらしく、上位層の住人とゲームや頭脳戦をすれば勝てないらしい。
パトと繋がった事で家族構成で生まれる住人と帝園のように自然に生まれる住人が存在し、自然に生まれた住人は揃って最上位クラスの住人クラスであり、ソフィアではまったく太刀打ちできないレベルの天才達が存在するらしい。
・・・・・・
パトとソフィアは【楽園】の創造主のため、特権階級で【借金無効化】と【干渉無効化】と【無限金庫】が常時付与されている。
つまり暴力で通過は奪われない、暴力で物事を解決できない
奴隷化、従属化しても性奴隷として扱う事は許さない。(性交渉をしたい場合は【楽園】から奴隷もしくは従属は永久追放となる)
ログインボーナスのように、1日入る度にレフォン・リフォンから通貨が貰える。
通貨額は楽園の階級制度に乗っ取り支給される。
手持ち通貨がマイナスになった段階で強制的に楽園から出され、支給されるまでの間(最高24時間)は【楽園】に入る事は出来ない。
マイナス分はレフォン・リフォンが支払い、借金を0にしている。
【無限金庫】とはATMのようなもので、手持ちで通貨を持つのは大変なので、金庫内に通貨を入れ、管理している。
・・・・・・
衣食住が必要であり、楽園では楽園専用服が存在する、現実世界の服は持って来れない。
現実世界の空腹状態は反映されないが、楽園独自で空腹になる、そのため、【楽園】で食事をする必要がある。
住処はパトはレフォンと、ソフィアはリフォンと同居生活をするようになっている。
パト・ソフィアが居ない間はレフォンとリフォンは自身の城に住んでいる。
つまり通貨が無ければ大した家に住む事が出来ずに最悪野宿という事もある。
住居は月額家賃、一括購入等が存在する。
楽園世界全土レフォンとリフォンが管理しているが、基本住人に任せているため、国によって税金制度が存在する。
・・・・・・
【楽園】で肉体成長、オーラ成長は出来ない。(全て購入しなければならない)
完全実力主義の【帝園】とは違う尊重性
完全独裁主義の【獄園】とは違う自由性
完全通貨主義の【楽園】はお金とゲームが全ての娯楽世界。
ソフィアには【楽園】という世界が存在する。
【楽園】はソフィアの異質異能支配で持っていた独自の世界。
ソフィアの強さの根源となる世界、【楽園】と呼ばれる世界だけに存在する通貨、その通貨を掛けて多くのゲームを行うのだ。
互いに勝負金を出し合う1対1用決闘ゲーム
ギャンブルで掛け金を出し合うゲーム
チーム戦で月額支払いとするランキング式ゲーム
ゲームセンターのコインゲームのような一人専用ゲーム
定期的にギルド依頼方式で出てくる推理ゲームから狩りゲーム
定期的に現れる迷宮攻略ゲーム、脱出ゲーム、ホラーゲーム
スロットから競馬、競輪、競艇等あらゆる娯楽を溜め込んんだ世界である。
この世界はソフィアが生まれた時から存在する世界、ソフィアが鍛える事なく力を身に着け、ソフィアの知能を高ませる事に貢献したソフィアの遊び場。
今まではこの世界にソフィアしか出入り出来なかったが、パトと専属神契約を結んだ事でパトも【楽園】に入る事が出来るようになった。
そしてその反動で今までピンク色の髪をして常に帽子とステッキを身に着けているリフォンが一人で楽園の責任者をやっていたが、気付けば双子の兄を名乗る金髪の常に帽子とステッキを持ったレフォンというもう一人の楽園の責任者が現れた。
・・・・・・
レフォンとリフォンの話曰く
兄のレフォンはパトとソフィアに繋がりが生まれた事で後々楽園の責任者として覚醒したとのこと。
今までは妹のリフォンだけが責任者だったため、異例の【二人で一つの王】を名乗っている。
そしてレフォンはパト専用の王であり、パトが来た時のみ仕事をすることにしている。
それ以外の役割は本来通り妹のリフォンが請け負っている。
楽園には他種族が入り乱れて生活している、もちろん帝国のような女だけの世界ではなく、男女存在する世界、だがその全てがソフィアやパトの従属というわけではなく、あくまでソフィアやパトの持つ世界の住人であり、まったく力との因果関係は存在しない、故に力を持つ個体も居ればまったくオーラすら持ちえない個体も存在する。
だがそんな住人を従属として契約する方法が存在する。
それは人身売買である。
住人一人一人に値段が設定されている、能力が高い優秀な人材程値段が高く、能力が低く平凡な人材程値段が安い。
買い、従属にすればソフィア、もしくはパトは召喚や別の世界に移動させる事が可能となる。
元々はソフィアの持つ世界のため、パトが持つ世界では珍しく男性の従属を手に入れる事が出来る唯一の世界なのである。
・・・・・・
楽園では全てプラセルという通貨で統一されている。
【プラセル王貨(リフォン・レフォン専用全無償特権)】
【プラセル園貨(1000000円)】
【プラセル星貨(100000円)】
【プラセル白金貨(10000円)】
【プラセル金貨(1000円)】
【プラセル銀貨(100円)】
【プラセル銅貨(10円)】
【プラセル鋁貨(りょか)(1円)】
という8種類の硬貨で取引されており、買い物や取引のお金、ゲームの掛け金となる大事な通貨である。
先ほど従属を買うには通貨を払う必要があると言ったがこの世界では力や能力を得るのも全て通過なのである。
もちろんゲームで養われた経験はプライスレスだが、普段では絶対に手に入れる事が出来ない、覚える事が出来ない希少な能力から希少な特性、それら全てが通過で購入する事が可能であり、潜在能力を引き上げるための力すらも通過で購入する事が出来る。
つまりゲームをすることで無限に強くなる事が出来る世界なのだ。
・・・・・・
ソフィアは暇さえあればずっと【楽園】に入っている。
そしてリフォンと共に行動し、ゲームを楽しんでるのだ。
楽園ではアバターを使用する事も可能、
楽園に入れない場合、直接リフォンやレフォンを現実世界に呼び、ゲーム空間を一定エリアに展開する事も可能、
そうでなくともリフォンやレフォンに代理を務めさせる事も可能
基本的にゲームプレイヤーの判断だけで成立するゲームであれば代理を立てても問題ないというルールもあるため、忙しい時にわざわざ出向く必要はない。
・・・・・・
リフォンやレフォンの強さは現実の強さに左右されず、全てゲームの結果に委ねられる。
つまり、ミールのように理不尽な強さを持つ個体が相手でもリフォンとレフォンはその強さに
影響する事がないのである。
故にこの二人が強いか弱いかと言われたら【強いかもしれないし、弱いかもしれない】という曖昧な答えしか出てこない。
レフォンとリフォンは死や成長という概念が存在しない。
だが肉体構造は人間と同じであるが、損傷することもない。
・・・・・・
兄のレフォンはお調子者で凄くノリの良い青年、パトが楽園に干渉したおかげで王になれたとパトには
強い忠誠心を向けている。だが関わっていてわかったが妹以外の女性が大の苦手らしく、妹以外に触られたら吐くか意識が飛ぶらしい。メリアが男大嫌いならレフォンは逆で女大嫌いという相当毛嫌いしている。(妹だけは例外らしい)
妹のリフォンは兄と同じくお調子者で凄くノリの良い少女、ソフィアとは凄く気が合い、パトが干渉してからは帝園や帝国、パトの世界や国に足を運ぶ時の役割を担ってくれており、ソフィア同様、パトにも凄く世話をしてくれる。基本的に男女共に優しいが兄のレフォンが過保護な性格なため、極力男性とは二人きりの状況を作らないようにしている、もちろんパトとも極力二人きりにさせたくないため、兄レフォンはパトと共にすることが多い。
・・・・・・
ソフィアの異質異能はパトの神羅万象の覚醒影響を受けていた。
【楽園】は元々ルールが少なく、大したものではなかった。
ソフィアも昔からただの遊園地程度にしか思っていなかったが、パトとの繋がりが生まれた結果
現在の【楽園】が存在する。
ソフィア曰く、幼少期に行っていたが5歳くらいからつまらなくなり、一切行っていなかったとの事。
(当時はただ遊ぶ場という感じで利益が存在しなかった)
パトと月花の世界【帝園】
パトとメリアの世界【獄園】
は相互関係が存在する、帝園で罪を犯した者は獄園に連れて行かれる。
【楽園】は【帝園】と【獄園】の二つの繋がりは存在しないが
【虚園】と呼ばれるパトと誰かの世界が相互関係にあるらしく、現在存在が確認されているが、まだパトとリンクされておらず、【楽園】から出入り可能とのこと。
【虚園】はなにも存在しない、ただただ広大な大地が続くだけの世界、楽園で多くの借金を抱え、一定の額まで借金した場合、【虚園】に送られるらしい。だが【虚園】には水も作物も動物も存在しないため、【死を待つ放浪者】と【楽園】では恐れられているらしい。
・・・・・・
【楽園】の住人は種族によって寿命が異なるが死が存在する。
もちろん種の繁栄も存在するため、帝園と違い親子という家族構成が存在する。
従属にする条件の中につがいとなっている個体は従属に出来ないとあるため、
どうしても従属にしたい場合はつがいの片方を消す必要があるそうだ。
後はつがいであれど奴隷化している住人は従属に出来るため、意図的に陥れ、奴隷化させる方法も存在するらしい。
住人の奴隷化は借金をさせ、その借金を返す返済方法の一つとして存在する。
住人は【虚園行き】を最も恐れるため、一定額以上の借金をするくらいなら奴隷化か死んだ方がマシと考える。
【楽園】には階級制度が存在し、多くの階級で区分けされている、下に存在する住人程民度は低く知能も低い、だが教養を与えれば使用人として使う事は可能、
階級が上がれば上がる程民度は高く、知能も高い、ソフィアはまだ楽園では中級位レベルらしく、上位層の住人とゲームや頭脳戦をすれば勝てないらしい。
パトと繋がった事で家族構成で生まれる住人と帝園のように自然に生まれる住人が存在し、自然に生まれた住人は揃って最上位クラスの住人クラスであり、ソフィアではまったく太刀打ちできないレベルの天才達が存在するらしい。
・・・・・・
パトとソフィアは【楽園】の創造主のため、特権階級で【借金無効化】と【干渉無効化】と【無限金庫】が常時付与されている。
つまり暴力で通過は奪われない、暴力で物事を解決できない
奴隷化、従属化しても性奴隷として扱う事は許さない。(性交渉をしたい場合は【楽園】から奴隷もしくは従属は永久追放となる)
ログインボーナスのように、1日入る度にレフォン・リフォンから通貨が貰える。
通貨額は楽園の階級制度に乗っ取り支給される。
手持ち通貨がマイナスになった段階で強制的に楽園から出され、支給されるまでの間(最高24時間)は【楽園】に入る事は出来ない。
マイナス分はレフォン・リフォンが支払い、借金を0にしている。
【無限金庫】とはATMのようなもので、手持ちで通貨を持つのは大変なので、金庫内に通貨を入れ、管理している。
・・・・・・
衣食住が必要であり、楽園では楽園専用服が存在する、現実世界の服は持って来れない。
現実世界の空腹状態は反映されないが、楽園独自で空腹になる、そのため、【楽園】で食事をする必要がある。
住処はパトはレフォンと、ソフィアはリフォンと同居生活をするようになっている。
パト・ソフィアが居ない間はレフォンとリフォンは自身の城に住んでいる。
つまり通貨が無ければ大した家に住む事が出来ずに最悪野宿という事もある。
住居は月額家賃、一括購入等が存在する。
楽園世界全土レフォンとリフォンが管理しているが、基本住人に任せているため、国によって税金制度が存在する。
・・・・・・
【楽園】で肉体成長、オーラ成長は出来ない。(全て購入しなければならない)
完全実力主義の【帝園】とは違う尊重性
完全独裁主義の【獄園】とは違う自由性
完全通貨主義の【楽園】はお金とゲームが全ての娯楽世界。
2024年04月16日
No.145 黎明の陽射しNo.3 邪悪な銀龍
メリアは自身が密に持って居る組織、【黎明の陽射し】達の普段の行動は特に制限を掛けていなかった。
メリアとしても基本的に用事がある時意外はあまり関わりを持ちたくないメンバーでもあるからである。
メンバーの中でも特にメリア自身が毛嫌いしているのはNo.3 白銀帝王龍のエラトマ・マールムだ。
エラトマとメリアが初めて会った時、エラトマは今にも消滅しそうな状態だった。
・・・・・・
エラトマ「恨みを買いに買い、気付けば朽ち果てる・・・欲に覚えてしまった代償か~、んん~~続々する♪」
身動きも取れない、ただ自分の消滅を地に倒れ空を見上げながら待ち続けていた。
するとメリアがその場に現れた。
メリア「野生の白銀帝王龍ですか・・・珍しい拾い物ですね、」
エラトマがメリアに感じた印象は「温室育ちのボンボン」だった。
エラトマ(なんだこの女、身なりも喋りも立ち姿も綺麗だ、ムカつく、野心も何もなさそうな奴が私を見下ろすなってんだ、あ~あ、股間乾いたわ、マジ最悪)
メリアは消滅仕掛けているエラトマに蹴りを与えた。
バゴ!!
頭部に思い切り蹴りを入れ、そしてそのまま何度も踏みつけ、そして首に足を置いた、もちろんエラトマは動揺した。
メリア「不愉快な眼ですね、反抗的・・・私が最も嫌う眼です、なんで貴女程の種族が死にかけているのか知りませんが、私がトドメをしてあげましょうか?ただし、楽には殺しませんけど?」
足に力を込め、エラトマの首を圧迫する、エラトマは動揺と同じくゴミのように蹴り壊そうとするメリアに怒りが込みあがっていた、動けないエラトマは絞り出すように声を出した。
エラトマ「放せ・・・殺すぞ」
メリア「威勢のいい言葉、でも残念ながら殺されませんし、私が殺します」
メリアは頭、首、胸部、腹部、陰部と急所となる箇所を徹底して蹴り壊し始めた、
エラトマはその激痛に耐え切れず悲鳴を上げた。
メリア「陰部が一番いい悲鳴あげますね、ここですか?」ドゴ!!!
メリアはフルスイングでエラトマの股間に蹴りをぶつける、エラトマはあまりの激痛に失禁してしまった。
メリア「情けない、まさに生き恥、死ぬ前にここまでの恥を得られたことを感謝しなさい、ほらさっさと消えて良いですよ」
メリアはスッキリしたのか、失禁し、今にも意識が飛びそうなエラトマを置いて帝国に帰ろうとした時、エラトマがメリアを止めた。
エラトマ「なんで・・・こんな事をするんだ・・・私が・・・あんたに・・・何かしたかよ・・・」
エラトマは睨む気力もないまま泣き崩れた顔でメリアに問いかける。
メリア「ええ、貴女は私に不愉快な眼を向けました、それは重罪です、今は良い眼です、私を恐怖対象として見ている、どう?私のペットとして飼いならされてもいいなら直してあげてもいいけど、もちろんある程度なら好きな事もさせてあげる、だけど少しでも私に反抗したら・・・」
メリアは失禁して濡れてしまっているエラトマの股間を思い切り踏みつけ、靴のかかと部分でグリグリと力強く押し付ける。
エラトマは悲鳴を上げ続ける。
エラトマ「もう殺してくれ!嫌だ!私は確かに悪い事ばかりしてきた!!だけど何もしていないお前にここまでされるなんて理不尽だ!!」
メリア「理不尽ですか、よく理解してますね、そうです、理不尽ですよ、ですが私はその理不尽を振るえる強者で貴女は私の理不尽を受ける弱者、もちろん貴女だって今まで弱者に沢山の理不尽を与えて来たのでしょう?よく知っているはずじゃないですか?違いますか?」
メリアは流石に靴が汚いと考え、股間を踏みつけるのは辞めた。
メリア「ちなみにさっきから消滅しないのは私が貴女に回復を施してるから、そして同時に攻撃しているの、だから貴女が自然に死ぬなんてありえない、それでどうする?回復してほしい?それともずっとこうやって拷問を受ける?私だって不機嫌なあまりストレスのはけ口になるものが欲しくなりますよ」
エラトマ「っひ!!」
エラトマはメリアという理不尽に屈するしかなかった、死を選ぼうにも無慈悲に理不尽を叩きつけられた後、何十年後に訪れるかもわからない死を痛みを屈辱を受け続けながら生き続けるのは地獄以外の何物でもなかった。
エラトマ「・・・ペットにでもなんでもなる・・・」
メリア「そうですか、今は一目もありますからね、動ける程度には回復させてあげましょう、その足で私の指定した場所に後日来なさい、来なければ・・・わかりますね」
エラトマは今更メリアに逆らう気もなかった。
そしてメリアはエラトマの消滅を抑え、傷を完全にではなく、本当に移動できる程度の治療だけを行い、エラトマをその場に置いてメリアは自身が乗っていた帝国の宇宙船に乗って帰って行った。
・・・・・・
メリア(それから後日、ちゃんと来ていたから【黎明の陽射し】のメンバーに加えて様子を伺っていた、私には恐怖の感情と服従するという行動、龍族は動物を変わりませんからね、相手の方が強いと認識させれば手懐けるのは容易です)
エラトマ「主!今日も拷問してていいんだな!もうずっと拷問している奴の表情を見ていたらさ・・・もう溢れて仕方ないんだよ、もう下着も履くの辞めたくらいさ・・・」
メリア「品性が無いのは今更ですが、もっと女性らしさを持ちなさい、髪もそんな単発ではなくしっかり女性らしく、私のペットであり部下がこんなにもおざなりな駄犬だと周知されたら私の顔に泥を塗るって言う事くらいは言わなくても理解出来るわよね?」
メリアはエラトマに睨みつける、エラトマはビクっと怯えながら先ほどまで陽気な態度だったのが一変しておどおどとした態度になった。
ファナ「女帝はいつもエラトマには人一倍厳しいな、そんなに嫌いならメンバーから外せばいいものを、もっと理性のある拷問者なら他にもいるだろうに」
メリア「そうでしょうね、あの子は馬鹿で感情的に動く子、理性なんてものはないし、論理的になんて夢のまた夢、でも私が彼女を置くのは白銀帝王龍だから・・・でしょうね」
ファナ「混沌の象徴、この組織に合っていると言いたいのかな?」
メリア「ええ、それに彼女は帝国に一切関わりのない龍、ヘマをしたら一番先に私が殺してあげますよ、彼女は主様とは無縁ですからね、いえ、関わらせるのもおこがましい、エウレカの土地にすら足を運んでほしくないですね」
ファナ「へぇ、そこまで女帝が嫌うのも珍しいものだ、私もいずれは女帝に捨てられるのかね」
ファナはメリアに笑みを浮かべ聞く、だがメリアは笑いながら返す。
メリア「サウルとファナは私から帝国の従属神として登録してます、アナリシアとシスリットは元々登録しています、その差ですかね」
メリアにとって【黎明の陽射し】に最も必要としているメンバーはNo.1サウル、No.2ファナの二人だけで残りの三人は抜けても死んでも特に支障はない存在と割り切っていた。
メリア(エラトマは黒幕役ですよ、アナリシアは馬鹿な道化、シスリットは【黎明の陽射し】が何らかの形で表に出た時の正式メンバーと公言するための保険要因、シスリットは表での信頼も高いですからね、彼女がメンバーとなれば【黎明の陽射し】という組織が悪い方向性で露見する事はない、万全を期していてもバレる時はバレる、ならその対策要員としてコマを現段階で用意しておくのは当然じゃないですか)
メリアの脳内では多くを語る、だが口ではただ「信頼してる」と含ませておく、
ファナはメリアの言葉に疑心と恐怖を感じ、敵にだけはしたくないと考え、コーヒーを飲む。
メリア「さて、エラトマの拷問を見てきますかね、確か帝国に不法侵入を図った男性の神でしたか・・・今回に限ってはエラトマの品のない拷問も楽しめますかね」
メリアは部屋の奥地に入る。
メリアとしても基本的に用事がある時意外はあまり関わりを持ちたくないメンバーでもあるからである。
メンバーの中でも特にメリア自身が毛嫌いしているのはNo.3 白銀帝王龍のエラトマ・マールムだ。
エラトマとメリアが初めて会った時、エラトマは今にも消滅しそうな状態だった。
・・・・・・
エラトマ「恨みを買いに買い、気付けば朽ち果てる・・・欲に覚えてしまった代償か~、んん~~続々する♪」
身動きも取れない、ただ自分の消滅を地に倒れ空を見上げながら待ち続けていた。
するとメリアがその場に現れた。
メリア「野生の白銀帝王龍ですか・・・珍しい拾い物ですね、」
エラトマがメリアに感じた印象は「温室育ちのボンボン」だった。
エラトマ(なんだこの女、身なりも喋りも立ち姿も綺麗だ、ムカつく、野心も何もなさそうな奴が私を見下ろすなってんだ、あ~あ、股間乾いたわ、マジ最悪)
メリアは消滅仕掛けているエラトマに蹴りを与えた。
バゴ!!
頭部に思い切り蹴りを入れ、そしてそのまま何度も踏みつけ、そして首に足を置いた、もちろんエラトマは動揺した。
メリア「不愉快な眼ですね、反抗的・・・私が最も嫌う眼です、なんで貴女程の種族が死にかけているのか知りませんが、私がトドメをしてあげましょうか?ただし、楽には殺しませんけど?」
足に力を込め、エラトマの首を圧迫する、エラトマは動揺と同じくゴミのように蹴り壊そうとするメリアに怒りが込みあがっていた、動けないエラトマは絞り出すように声を出した。
エラトマ「放せ・・・殺すぞ」
メリア「威勢のいい言葉、でも残念ながら殺されませんし、私が殺します」
メリアは頭、首、胸部、腹部、陰部と急所となる箇所を徹底して蹴り壊し始めた、
エラトマはその激痛に耐え切れず悲鳴を上げた。
メリア「陰部が一番いい悲鳴あげますね、ここですか?」ドゴ!!!
メリアはフルスイングでエラトマの股間に蹴りをぶつける、エラトマはあまりの激痛に失禁してしまった。
メリア「情けない、まさに生き恥、死ぬ前にここまでの恥を得られたことを感謝しなさい、ほらさっさと消えて良いですよ」
メリアはスッキリしたのか、失禁し、今にも意識が飛びそうなエラトマを置いて帝国に帰ろうとした時、エラトマがメリアを止めた。
エラトマ「なんで・・・こんな事をするんだ・・・私が・・・あんたに・・・何かしたかよ・・・」
エラトマは睨む気力もないまま泣き崩れた顔でメリアに問いかける。
メリア「ええ、貴女は私に不愉快な眼を向けました、それは重罪です、今は良い眼です、私を恐怖対象として見ている、どう?私のペットとして飼いならされてもいいなら直してあげてもいいけど、もちろんある程度なら好きな事もさせてあげる、だけど少しでも私に反抗したら・・・」
メリアは失禁して濡れてしまっているエラトマの股間を思い切り踏みつけ、靴のかかと部分でグリグリと力強く押し付ける。
エラトマは悲鳴を上げ続ける。
エラトマ「もう殺してくれ!嫌だ!私は確かに悪い事ばかりしてきた!!だけど何もしていないお前にここまでされるなんて理不尽だ!!」
メリア「理不尽ですか、よく理解してますね、そうです、理不尽ですよ、ですが私はその理不尽を振るえる強者で貴女は私の理不尽を受ける弱者、もちろん貴女だって今まで弱者に沢山の理不尽を与えて来たのでしょう?よく知っているはずじゃないですか?違いますか?」
メリアは流石に靴が汚いと考え、股間を踏みつけるのは辞めた。
メリア「ちなみにさっきから消滅しないのは私が貴女に回復を施してるから、そして同時に攻撃しているの、だから貴女が自然に死ぬなんてありえない、それでどうする?回復してほしい?それともずっとこうやって拷問を受ける?私だって不機嫌なあまりストレスのはけ口になるものが欲しくなりますよ」
エラトマ「っひ!!」
エラトマはメリアという理不尽に屈するしかなかった、死を選ぼうにも無慈悲に理不尽を叩きつけられた後、何十年後に訪れるかもわからない死を痛みを屈辱を受け続けながら生き続けるのは地獄以外の何物でもなかった。
エラトマ「・・・ペットにでもなんでもなる・・・」
メリア「そうですか、今は一目もありますからね、動ける程度には回復させてあげましょう、その足で私の指定した場所に後日来なさい、来なければ・・・わかりますね」
エラトマは今更メリアに逆らう気もなかった。
そしてメリアはエラトマの消滅を抑え、傷を完全にではなく、本当に移動できる程度の治療だけを行い、エラトマをその場に置いてメリアは自身が乗っていた帝国の宇宙船に乗って帰って行った。
・・・・・・
メリア(それから後日、ちゃんと来ていたから【黎明の陽射し】のメンバーに加えて様子を伺っていた、私には恐怖の感情と服従するという行動、龍族は動物を変わりませんからね、相手の方が強いと認識させれば手懐けるのは容易です)
エラトマ「主!今日も拷問してていいんだな!もうずっと拷問している奴の表情を見ていたらさ・・・もう溢れて仕方ないんだよ、もう下着も履くの辞めたくらいさ・・・」
メリア「品性が無いのは今更ですが、もっと女性らしさを持ちなさい、髪もそんな単発ではなくしっかり女性らしく、私のペットであり部下がこんなにもおざなりな駄犬だと周知されたら私の顔に泥を塗るって言う事くらいは言わなくても理解出来るわよね?」
メリアはエラトマに睨みつける、エラトマはビクっと怯えながら先ほどまで陽気な態度だったのが一変しておどおどとした態度になった。
ファナ「女帝はいつもエラトマには人一倍厳しいな、そんなに嫌いならメンバーから外せばいいものを、もっと理性のある拷問者なら他にもいるだろうに」
メリア「そうでしょうね、あの子は馬鹿で感情的に動く子、理性なんてものはないし、論理的になんて夢のまた夢、でも私が彼女を置くのは白銀帝王龍だから・・・でしょうね」
ファナ「混沌の象徴、この組織に合っていると言いたいのかな?」
メリア「ええ、それに彼女は帝国に一切関わりのない龍、ヘマをしたら一番先に私が殺してあげますよ、彼女は主様とは無縁ですからね、いえ、関わらせるのもおこがましい、エウレカの土地にすら足を運んでほしくないですね」
ファナ「へぇ、そこまで女帝が嫌うのも珍しいものだ、私もいずれは女帝に捨てられるのかね」
ファナはメリアに笑みを浮かべ聞く、だがメリアは笑いながら返す。
メリア「サウルとファナは私から帝国の従属神として登録してます、アナリシアとシスリットは元々登録しています、その差ですかね」
メリアにとって【黎明の陽射し】に最も必要としているメンバーはNo.1サウル、No.2ファナの二人だけで残りの三人は抜けても死んでも特に支障はない存在と割り切っていた。
メリア(エラトマは黒幕役ですよ、アナリシアは馬鹿な道化、シスリットは【黎明の陽射し】が何らかの形で表に出た時の正式メンバーと公言するための保険要因、シスリットは表での信頼も高いですからね、彼女がメンバーとなれば【黎明の陽射し】という組織が悪い方向性で露見する事はない、万全を期していてもバレる時はバレる、ならその対策要員としてコマを現段階で用意しておくのは当然じゃないですか)
メリアの脳内では多くを語る、だが口ではただ「信頼してる」と含ませておく、
ファナはメリアの言葉に疑心と恐怖を感じ、敵にだけはしたくないと考え、コーヒーを飲む。
メリア「さて、エラトマの拷問を見てきますかね、確か帝国に不法侵入を図った男性の神でしたか・・・今回に限ってはエラトマの品のない拷問も楽しめますかね」
メリアは部屋の奥地に入る。
2024年03月20日
No.144 リアルな猥談はちょっと違う(R18)
パトは帝園、第二の園 叡天の羅針盤に遊びに来ていた。
そこには【十三天の心(ヘブンズハート)】のメンバーが各々居た。
ネル「遊びに来たのは良いが自分から声が掛けれない情けない主様よ、今回は主様から普段からの私達の生活が見たいと言い出したのだ、遠慮はしないぞ?」
パト「ただ、ネル達が普段どんな会話をしてたり、どんなふうに生活しているのか見たかっただけなのに?」
ネル「主様よ主様よ、そんな理由で乙女の花園に入れるのだぞ、感謝するのだな!」
ネルはそう言いながらもパトから離れなかった。
パト「別に叡天の羅針盤は安全だろ?別にネルが傍に居なくても大丈夫だぞ?ぜひ普段通りにしててくれ」
パトはネルに気を使って言った言葉だった、だがネルにとってパトの横に立つというのは特別であり、ネルにとっての普段通りだったため少しショックを受けていた。
ネル「主様よ、それは少し傷つくぞ・・・」
ネルは少し寂しそうな顔をする、パトもネルの表情を見て慌てて訂正する
パト「いやいや!遠慮しなくていいんだぞって意味で言ったんだよ!別に俺の横に居るななんて言ってないだろ!」
ネル「そうか、なら私の普段通りだ、主様が居るのならこのポジションの私の場所だ、主様も変な気遣いは不要だ、それにこの状態でも私は他の奴に平気で声を掛ける事が出来る、見ているといい」
ネルはそう言うと歩き出し、パトもネルについていく、そしてその行き先はルナの部屋だった。
ネルはルナの部屋をノックもせずに入る、すると既にルナはネルとパトが部屋に訪れる事を読んで準備していた。
ルナ「お待ちしてました、どうぞ、椅子に座ってください、本日の飲み物は主様の好みに合わせてありますよ♪」
パト「ありがとうルナ、頂きます」
パトはルナが容易した飲み物を飲む、ほのかに甘い、だけど後味が残らないスッキリした飲み物だった。
ネル「よくこんな得体の知れないものを飲めるな主様よ、ルナだぞ、自分の体液を混ぜていても全然不思議ではない、むしろ想定通りってレベルだと言うのに」
パト「それは警戒しすぎじゃないか?」
ルナ「横失礼しますね」
ルナはそう言うとパトの横に座った、パトはネルとルナに挟まれた状況である。
パト「う~ん、右見ても左見ても赤いな」
ネル「そうだろうな赫と紅だしな、それよりルナ、今回用意した飲み物、お前の体液が入ってたりするのか?」
ルナ「ネル様の飲み物には入って居ませんよ、ですが主様の飲み物には入れましたね、隠し味です♪」
パト「おい待て、体液は体液でもなんの体液だ?場合いよっては吐くぞ?」
ネル「待てルナ!私が当てよう・・・ルナの性格だ、イカれてるルナが唾液程度で満足するはずもない、だが血液もありえんな、血液を混ぜるとどうしても後味が悪くなるからな・・・まさかお前・・・尿か?!」
ルナ「違いますよ、ネル様は私の事なんだと思ってるんですか?」プンプン
ネル「つまらんな、尿くらいインパクトがあれば私も楽しめたというのに」ツーン
パト「尿が入ってたら吐くわ、ついでに1年はルナを呼ばない自身も、血液を交換するのも辞める自信があるね!」
ルナ「それは困ります!安心してください!そんな変な液体ではありません!」
ネル「まさか・・・愛液か!お前なら絶対にやるだろ!正解だろ!」
パト「ネル、落ち着け、それはあまり尿と変わらないだろ」
ルナ「答えは涙ですよ、ですが愛液ですか、ありですね・・・ちょっと今から準備してきます!!」
パト「すんなーーー!!正直体液入っているという段階で既にドン引き案件なんだぞ!それを軽く超えてくんな!!」
パトは既に半分飲んでいた飲み物を机に置いた。
パト(ルナが容易した飲み物、安易に飲めなくなったな・・・まったく)
パトがそう思っていると、ネルは当然と言わんばかりにルナに猥談を仕掛けていた。
ネル「そうだ!母乳はどうだ!どうせお前なら肉体変化で出せるだろう!それでまろやかになるのではないか!」
ルナ「それもいいですね!汗もどうでしょうか!いえ!いずれ主様と肉体関係を持つようになればお互いの液が混ざったものを・・・ふひひ」
ネル「ルナよ、お前が肉体関係を持つには早すぎる、まずは私だ、なにせ私はお互いの裸を見せ合う所までいったのだ!もう関係を持つのだってすぐだぞ」
ルナ「本当ですか!とうとう脱いだのですか!ネル様!もはやそこまで・・・」
パト(お前、東京で宿泊してた時も俺の前で平気で脱いで全裸でウロウロしてただろうが!!)
パトは猥談で盛り上がってる二人の会話に入る事が出来ず脳内でツッコミを入れていた。
ネル「主様はきっと私と性行為が始まるとここぞとばかりに攻めて来ると思うのだ、普段は私に攻められているからな、主様はきっと性行為で形勢逆転して私の乙女な所が見たいに違いないと思うのだ!どう思う!ルナよ!」
ルナ「それは主様も抑えきれないと思います!私もいずれこの豊満で瑞々しい身体を求めて欲しいですね~、ずっとご奉仕しますね~」
ネル「お前は【魔神の始祖】なんだからその要素を活かせばいいだろう、触手はどうだ!どうせ主様はマニアック路線の体験は少ないはずだ、帝国の連中は綺麗な性行為を望むからな!ルナよ、お前は主様に普段では味わえない独特な体験を与えればいいのではないか!」
ルナ「ネル様流石ですね!攻めになると思考の速さが違います、ネル様は自身を慰める事ってあるのですか?」
パト(いきないとんでもない話をぶっこんで来たな)
ネル「当然だろ?三大欲求を知っているか?食欲、性欲、睡眠欲だ、しっかり食べ、しっかり自慰をして、しっかり寝る、当然のことだな、恥ずかしい事ではない」
ルナ「流石です、私も普段から自身を慰める事が多いのですがネル様は何回目で落ち着くのですか?」
ネル「そうだな、主様と会った日は多いな、大抵欲求不満状態で帰る事が多いからな、この生殺しでヘタレな主様がさっさと私の身体も求めてくれればもっと距離感が縮まるかもしれぬのにな」
パト「タイミングといのがあってだな・・・」
ネル「据え膳食わぬは男の恥だぞ、私は主様で散らすのだ、早かれ遅かれという話だ、さっさと私を抱いて欲望のまま求めてくれてもいいのだぞ、暴帝で究極系であれど一人の女性という事を忘れるな主様よ」
ルナ「ネル様がそこまで積極的に誘惑しているのに動じない主様も中々ですね、究極系の人と肉体関係を持つのが怖いなら私と先に蜜な経験をしてもよろしいのですよ?ネル様との体験が薄味に感じる程の濃厚な快楽を教えてあげますよ、私サキュバスの力も持ち合わせていますので♪」
ネル「ほほう、私を張り合う気か?ネル?私との性行為が薄味だと?言っておくが私は攻撃の究極系だ、もちろん夜の方も攻撃的だ!だが別にSMプレイが好きなわけでない、好奇心はあるが主様を性行為の最中で罵る気はない・・・多分!つまり普段帝国の女とどんなプレイをしているか知らないが、私は徹底的に攻めてやる、その自信がある、お前のあらゆる路線の快楽程度に負ける暴帝ではないぞ?ルナ?」
ルナ「お言葉ではありますがネル様、攻めはぶっちゃけ誰でも出来る武器です!そもそもネル様は攻めると言ってますが、もしネル様自身絶頂に達しやすい身体だと攻め負ける可能性だってあります!身体の相性、ましてや性行為の経験がない状態で攻めを解くとは如何かと思いますよ!その点は私は経験はありませんが性器を使わずとも主様を満足させる術は多く存在する、私の方が有利ですね!」
ネル「ほほう、私の武器が性器だけと?女なら誰もが持つ同じ武器で私が満足すると?もし私が絶権を使ったプレイをすれば・・・どうなると思う?」
ルナ「ま・・・まさか!強制!!」
ネル「そう!私には絶権がある!つまり射精管理に特化した能力と言えるだろうな、ただ焦らすか刺激するか脳がないルナや他の連中とは訳が違う、私に掛かれば主様をイカせ狂わせるなんて容易、逆に出させないようにして徹底的に刺激を与えさせるのもいいな」
2人の猥談がヒートアップする中、二人の間に挟まれ、ただ会話を聞くパトは思う。
パト(こいつら、俺を性への探求者かなんかと勘違いしてないか?別に変な路線のプレイなんて一切求めてないぞ、俺は)
パトはそう思いながらも二人の会話は熱がこもり、それをただただ傍観し続けるパトだった。
パト(今回の訪問は失敗だったな・・・次はシンとかベルとかまともな奴の所で時間を過ごそう・・・)
そこには【十三天の心(ヘブンズハート)】のメンバーが各々居た。
ネル「遊びに来たのは良いが自分から声が掛けれない情けない主様よ、今回は主様から普段からの私達の生活が見たいと言い出したのだ、遠慮はしないぞ?」
パト「ただ、ネル達が普段どんな会話をしてたり、どんなふうに生活しているのか見たかっただけなのに?」
ネル「主様よ主様よ、そんな理由で乙女の花園に入れるのだぞ、感謝するのだな!」
ネルはそう言いながらもパトから離れなかった。
パト「別に叡天の羅針盤は安全だろ?別にネルが傍に居なくても大丈夫だぞ?ぜひ普段通りにしててくれ」
パトはネルに気を使って言った言葉だった、だがネルにとってパトの横に立つというのは特別であり、ネルにとっての普段通りだったため少しショックを受けていた。
ネル「主様よ、それは少し傷つくぞ・・・」
ネルは少し寂しそうな顔をする、パトもネルの表情を見て慌てて訂正する
パト「いやいや!遠慮しなくていいんだぞって意味で言ったんだよ!別に俺の横に居るななんて言ってないだろ!」
ネル「そうか、なら私の普段通りだ、主様が居るのならこのポジションの私の場所だ、主様も変な気遣いは不要だ、それにこの状態でも私は他の奴に平気で声を掛ける事が出来る、見ているといい」
ネルはそう言うと歩き出し、パトもネルについていく、そしてその行き先はルナの部屋だった。
ネルはルナの部屋をノックもせずに入る、すると既にルナはネルとパトが部屋に訪れる事を読んで準備していた。
ルナ「お待ちしてました、どうぞ、椅子に座ってください、本日の飲み物は主様の好みに合わせてありますよ♪」
パト「ありがとうルナ、頂きます」
パトはルナが容易した飲み物を飲む、ほのかに甘い、だけど後味が残らないスッキリした飲み物だった。
ネル「よくこんな得体の知れないものを飲めるな主様よ、ルナだぞ、自分の体液を混ぜていても全然不思議ではない、むしろ想定通りってレベルだと言うのに」
パト「それは警戒しすぎじゃないか?」
ルナ「横失礼しますね」
ルナはそう言うとパトの横に座った、パトはネルとルナに挟まれた状況である。
パト「う~ん、右見ても左見ても赤いな」
ネル「そうだろうな赫と紅だしな、それよりルナ、今回用意した飲み物、お前の体液が入ってたりするのか?」
ルナ「ネル様の飲み物には入って居ませんよ、ですが主様の飲み物には入れましたね、隠し味です♪」
パト「おい待て、体液は体液でもなんの体液だ?場合いよっては吐くぞ?」
ネル「待てルナ!私が当てよう・・・ルナの性格だ、イカれてるルナが唾液程度で満足するはずもない、だが血液もありえんな、血液を混ぜるとどうしても後味が悪くなるからな・・・まさかお前・・・尿か?!」
ルナ「違いますよ、ネル様は私の事なんだと思ってるんですか?」プンプン
ネル「つまらんな、尿くらいインパクトがあれば私も楽しめたというのに」ツーン
パト「尿が入ってたら吐くわ、ついでに1年はルナを呼ばない自身も、血液を交換するのも辞める自信があるね!」
ルナ「それは困ります!安心してください!そんな変な液体ではありません!」
ネル「まさか・・・愛液か!お前なら絶対にやるだろ!正解だろ!」
パト「ネル、落ち着け、それはあまり尿と変わらないだろ」
ルナ「答えは涙ですよ、ですが愛液ですか、ありですね・・・ちょっと今から準備してきます!!」
パト「すんなーーー!!正直体液入っているという段階で既にドン引き案件なんだぞ!それを軽く超えてくんな!!」
パトは既に半分飲んでいた飲み物を机に置いた。
パト(ルナが容易した飲み物、安易に飲めなくなったな・・・まったく)
パトがそう思っていると、ネルは当然と言わんばかりにルナに猥談を仕掛けていた。
ネル「そうだ!母乳はどうだ!どうせお前なら肉体変化で出せるだろう!それでまろやかになるのではないか!」
ルナ「それもいいですね!汗もどうでしょうか!いえ!いずれ主様と肉体関係を持つようになればお互いの液が混ざったものを・・・ふひひ」
ネル「ルナよ、お前が肉体関係を持つには早すぎる、まずは私だ、なにせ私はお互いの裸を見せ合う所までいったのだ!もう関係を持つのだってすぐだぞ」
ルナ「本当ですか!とうとう脱いだのですか!ネル様!もはやそこまで・・・」
パト(お前、東京で宿泊してた時も俺の前で平気で脱いで全裸でウロウロしてただろうが!!)
パトは猥談で盛り上がってる二人の会話に入る事が出来ず脳内でツッコミを入れていた。
ネル「主様はきっと私と性行為が始まるとここぞとばかりに攻めて来ると思うのだ、普段は私に攻められているからな、主様はきっと性行為で形勢逆転して私の乙女な所が見たいに違いないと思うのだ!どう思う!ルナよ!」
ルナ「それは主様も抑えきれないと思います!私もいずれこの豊満で瑞々しい身体を求めて欲しいですね~、ずっとご奉仕しますね~」
ネル「お前は【魔神の始祖】なんだからその要素を活かせばいいだろう、触手はどうだ!どうせ主様はマニアック路線の体験は少ないはずだ、帝国の連中は綺麗な性行為を望むからな!ルナよ、お前は主様に普段では味わえない独特な体験を与えればいいのではないか!」
ルナ「ネル様流石ですね!攻めになると思考の速さが違います、ネル様は自身を慰める事ってあるのですか?」
パト(いきないとんでもない話をぶっこんで来たな)
ネル「当然だろ?三大欲求を知っているか?食欲、性欲、睡眠欲だ、しっかり食べ、しっかり自慰をして、しっかり寝る、当然のことだな、恥ずかしい事ではない」
ルナ「流石です、私も普段から自身を慰める事が多いのですがネル様は何回目で落ち着くのですか?」
ネル「そうだな、主様と会った日は多いな、大抵欲求不満状態で帰る事が多いからな、この生殺しでヘタレな主様がさっさと私の身体も求めてくれればもっと距離感が縮まるかもしれぬのにな」
パト「タイミングといのがあってだな・・・」
ネル「据え膳食わぬは男の恥だぞ、私は主様で散らすのだ、早かれ遅かれという話だ、さっさと私を抱いて欲望のまま求めてくれてもいいのだぞ、暴帝で究極系であれど一人の女性という事を忘れるな主様よ」
ルナ「ネル様がそこまで積極的に誘惑しているのに動じない主様も中々ですね、究極系の人と肉体関係を持つのが怖いなら私と先に蜜な経験をしてもよろしいのですよ?ネル様との体験が薄味に感じる程の濃厚な快楽を教えてあげますよ、私サキュバスの力も持ち合わせていますので♪」
ネル「ほほう、私を張り合う気か?ネル?私との性行為が薄味だと?言っておくが私は攻撃の究極系だ、もちろん夜の方も攻撃的だ!だが別にSMプレイが好きなわけでない、好奇心はあるが主様を性行為の最中で罵る気はない・・・多分!つまり普段帝国の女とどんなプレイをしているか知らないが、私は徹底的に攻めてやる、その自信がある、お前のあらゆる路線の快楽程度に負ける暴帝ではないぞ?ルナ?」
ルナ「お言葉ではありますがネル様、攻めはぶっちゃけ誰でも出来る武器です!そもそもネル様は攻めると言ってますが、もしネル様自身絶頂に達しやすい身体だと攻め負ける可能性だってあります!身体の相性、ましてや性行為の経験がない状態で攻めを解くとは如何かと思いますよ!その点は私は経験はありませんが性器を使わずとも主様を満足させる術は多く存在する、私の方が有利ですね!」
ネル「ほほう、私の武器が性器だけと?女なら誰もが持つ同じ武器で私が満足すると?もし私が絶権を使ったプレイをすれば・・・どうなると思う?」
ルナ「ま・・・まさか!強制!!」
ネル「そう!私には絶権がある!つまり射精管理に特化した能力と言えるだろうな、ただ焦らすか刺激するか脳がないルナや他の連中とは訳が違う、私に掛かれば主様をイカせ狂わせるなんて容易、逆に出させないようにして徹底的に刺激を与えさせるのもいいな」
2人の猥談がヒートアップする中、二人の間に挟まれ、ただ会話を聞くパトは思う。
パト(こいつら、俺を性への探求者かなんかと勘違いしてないか?別に変な路線のプレイなんて一切求めてないぞ、俺は)
パトはそう思いながらも二人の会話は熱がこもり、それをただただ傍観し続けるパトだった。
パト(今回の訪問は失敗だったな・・・次はシンとかベルとかまともな奴の所で時間を過ごそう・・・)
2024年03月19日
No.143 第五部隊へ臨時講師
エウレカ探偵事務所の仕事でパトは防衛軍に来ていた。
パト「新人教育で実技を担当してほしいんだったよね?」
バハート「そうそう!ロイド官長が検査入院で一ヵ月くらいの長期休暇を取ったからその間だけ臨時で実戦訓練をお願いしたいんだけど・・・どうかな?」
パト「僕は問題ないよ、別にバハートさんからのお願いだからお金も取らないけど」
バハート「そうはいかない・・・って言っても仕方ないか、じゃあ食費と宿泊費はこっちが全部くらいはさせてね」
パト「そうだね、その方が琴歌に怒られなくて済みそうだ、見込みありそうな人はいる?」
バハートはパトの言葉を聞いて少し考える。
バハート「正直言っちゃうと・・・いない・・・なにせ一般合格者達だからね、パト君は選抜合格者クラスをイメージしてると思うけど、平均は一般合格者達だからね、見たら少し拍子抜けしちゃうかも」
パト「ああ、それくらいなら大丈夫大丈夫!それじゃあ挨拶してくるよ」
パトはそう言いながら第五部隊の訓練場に向かう、何度かロイドに案内されて訓練場に出入りした事があるため迷うことなく向かう。
・・・・・・
バハートは基本車椅子である、オーラを纏う事で一般人と同じように生活をすることが可能になる、これは一度死んだ後遺症だった。
バハート「これから一ヵ月の間、臨時で講師をしてくれるパトさんです、間違いなく貴方達より強いので盗める技術はしっかり盗んでくださいね」
パト「短い間だけど、よろしくお願いします」
パトは深く頭を下げる。
パトの目の前には品定めをする目、尊敬の眼差しを向ける目、敵対心を向ける目、多くの目がパトに集中していた。
パト(うわぁ、数年前の僕なら逃げだしそうになってたかも・・・帝国で慣れててよかったぁ~)
バハート「私は見学しますので、ぜひご自由に」
バハートはそう言うと車椅子を動かし部屋の隅で様子を見ていた。
パト「それじゃあ早速だけど、実力を確かめたい、全員で僕に挑んで来てくれないかな?もちろん能力も可だ、全力で僕を殺しに来てもいいし、手段はなんでもいい、一番得意な手で僕を倒してみてくれ」
パトは両手を左右に広げる、パトを見ていた一般防衛軍達は最初こそ動揺するが、一瞬で切り替え、臨戦態勢に入る。
パトは全員の準備が整ったのを確認したら左右に広げた手で思い切り叩き、合図をした。
すると一斉にパトに襲い掛かってきた。
・・・・・・
数分後。
パト「う~ん、集団行動もダメ、一人一人の火力も低いし、能力を使うタイミングも集団故に邪魔しあって全然脅威になっていない・・・駄目だね」
パトの周りには疲労で倒れ込んでいる防衛軍達が居た。
一般兵(男)「マジかよ・・・全然当たらないし、俺の炎が全然効いてない・・・」
一般兵(女)「私本気で狙ったのに・・・むしろ躓かないようにフォローしてくれた・・・」
一般兵(男)「わかる!僕の能力自傷も少し入るんだけど、受け止めたと同時に回復してくれたんだ!」
一般兵(女)「よく考えたら全部受け流してたり回避してただけよね??」
多くの一般兵がパトのレベルの高さに驚き、盛り上がる。
その光景を見てパトはバハートの元に行き、小声で話す。
パト「これくらいで凄く褒めてもらえるってなんか心地いいね」
バハート「パト君は帝国で強くなったって事だよ、私も帝国で何度か雪花ちゃんと訓練した事あるけどレベルが本当に高いから・・・私の後遺症が完治すればもっと本格的に特訓するんだけどなぁ」
パトは普段帝国の訓練で貶される事はあれど、褒められる事は一切なかったので、こうやって一般兵が凄い凄いと褒めたたえてくれる光景が嬉しくてたまらなかった。
パト「皆聞いてくれ、一応今回は皆の戦闘スタイルと能力、立ち回りから色々判断させてもらった、人数も人数だし、今から30分、徹底的に課題を与えるから残りの時間でその課題について考え、答えを出し、そして実戦に活かせるようにしてほしい、まずは5人ずつ、順番は任せるよ」
パトはそう言うと一般兵達が集まり、順番を決め始めた。
バハート「結構慣れてるのね、やっぱり帝園の従属が増えたから?」
パト「増えたと言っても全然召喚してないよ、出す用事もなかったし、でもまあ、仮にも王様やってたわけだしね、指示するのは慣れたかな~」
一般兵(男)「順番決まりました!まずは僕達からお願いします!」
パト「了解!じゃあさっきと同じように全力で僕に挑んできて!都度問題点を指摘するから!」
・・・・・・
パト「オーラの溜めが早い!それじゃあ攻撃手段が丸わかりだぞ!」
パト「なんで能力を使うのにオーラ量をケチるんだ!もっと使え!」
パト「重心が悪い!そんな体勢だと少し重い一撃が入るとすぐに体勢が崩れるぞ!」
パト「回り込む事ばかり考えるな!横に移動するだけでもいいんだ!行動は攻撃の流れの一部にしろ!」
パト「タイミングが早い!まだ全然準備出来てないのになんで攻めて来るんだ!出来ないならもっとペースを落とせ!」
・・・・・・・
30分経過・・・
パト「はい!さっき言われた課題を意識して自主練!休憩も充分取るんだよ!」
一般兵(女)「き・・・キツい・・・あれだけ攻めたのになんで汗一つ流してないの?あの人??」
バハート「これくらいは当然だからだよ、彼に汗を流させたいと思うなら今の5倍は全員早くならないと駄目かもね、少なくとも体術に関しては」
一般兵(女)「そんな~~~」
一般兵はその場で立ち上がり、休憩に入る。
バハート「どう?さっきの5人は?」
バハートはパトの所に向い、タオルと水筒を渡す、そしてパトは水筒の中にあるスポーツドリンクを
勢いよく飲む。
パト「経験不足だね、戦術の組み立て方が悪いよね、少なくとも相手の視線や意識している場所くらいは最低認知して貰わないとだね」
バハート「離れて見ているとわかるものだけど、近くだと、特に戦っている当事者だと中々理解出来る物じゃないわ、相手が格上だと特にね、まあそれに慣れてもらうっていう意味でパト君を呼んだんだけどね!」
パト「僕は別にバハートさんが喜んでくれるならそれでいいよ、雪花の組織にも入ってくれたし、いつか恩返しがしたかったんだ、今や防衛軍から仕事もくれるしね」
エウレカ探偵事務所の大きな収入源は防衛軍が立ち上げたギルドだった。
防衛軍から出されている仕事で最高難度の8割はエウレカ探偵事務所が落札、もしくは指名で案件を取っている。
バハート「仕事に関してはお互い様って所があるけどね、そもそも高難易度に関しては本当にパト君達にしか対応出来ないレベルなのが殆どだし、私的には凄く助かってるかな、でも!あまり難易度の低い案件は受けないでね、他の業者にも仕事を振っておきたいんだから、エウレカ探偵事務所は誰もが取れない高難易度案件のみ!ちゃんとお願いね!」
パト「はいはい、おっと、次の5人が来たみたいだね、それじゃバハートさんは仕事に戻ってていいよ、終わったらそっちに向かうから」
バハート「もっと見ていたいけど仕方ないわね、それじゃあ頑張ってね♪」
バハートは車椅子を動かし自分の隊長部屋に戻って行った。
・・・・・・
本日の訓練終了
パト「今日言われた課題を各自忘れないように、すぐに出来る事ばかりじゃないのは重々承知、だからこそ普段から意識をして少しづつ修正していく必要があるんだ、この一ヵ月でロイドさんとは違う方向性で成長させたいと思ってるから頑張ってついてきてください、以上!お疲れ様でした!」
一般兵「「ありがとうございました!」」ヘトヘト
パトは訓練が終わるとバハートの仕事部屋に向った。
パト「お疲れ様~、今日の訓練は終わったけどバハートさんはまだ仕事?」
バハ―ト「ううん、もう私も終わり、どうせなら一緒に食事にでも行く?」
パト「そうだね、普段中々会えないわけだし、この一ヵ月は出来る限り一緒に食事をしよう!」
バハート「それ雪花ちゃんに怒られない?大丈夫~?」ニヤニヤ
パト「これくらいで怒ってたら帝国でハゲてるよ」苦笑い
バハート「別にやましい事をするわけじゃないしね、それじゃあ行きましょう」
・・・・・・
2人はどこにでもあるレストランに入り、互いに好きな物を頼んだ。
バハート「あまり触れなかったけど、帝国には戻ってないの?」
パト「うん、基本的には戻らないね、そもそも帝国に僕が居る必要性がないんだ、今は以前と違ってエウレカ帝国と地球を行き来するルートも出来てるし、僕がここに来たからと言って帝国に残った専属神達に寂しい思いをさせる事も無いんだよ、そもそも日常的に会ってたわけでもないし、そこまで状況的には変わらないかな」
バハートはパトが地球に戻って来た経緯を雪花から聞いていたため、今まで深堀はしてこなかった、だがずっと気にはなっていた事であるため、思い切ってパトに聞いてみた。
バハ―ト「えっと・・・下の方がその・・・起立しなくなったのも・・・まだ?」
パト「残念ながらそっちは全然、欲が無いわけじゃないんだけどね、僕だって健全な男なわけだしね、こうやってバハートさんと二人で食事していても下心が無いわけじゃないよ、やっぱりバハートさんを女性として見てる所はある、だけどそんな感情とは裏腹にまったく反応してくれないんだよね」
バハート「ちゃんと下心はあったんだ~~ふ~~ん♪」ニコニコ
バハートもまんざらでもない顔でパトの話を聞く。
パト「でも今はそれでもいいかなって思ってるよ、正直男女の関係には疲れた所はあるんだ、帝国でも帝園でもそうだけど普段から僕が接するのは女性なわけだしね、今は僕が不能な分、遠慮なく女性と接することが出来るから」
バハート「モテモテの人の悩みは贅沢ですな~、って思うんだろうけど私も元アイドルだったからちょっとわかるかも、疲れちゃう時あるよね、でも大丈夫!帝国では主従の関係でも地球では対等だよ!いつでも頼ってきていいし、なんなら探偵事務所のメンバーと喧嘩して居心地悪かったら私の家に上がり込んでもいいわね!ダメ男を匿ってどんどんヒモ男にして私に依存させてみたいなって思ってたんだよね~♪」
パト「どんな趣味だよww」
パトとバハートは笑いながら食事をし、バハートを家まで送り届けた後、用意してくれたホテルに向った。
・・・・・・
ホテル内到着
パト(さて、本日の報告をしておくか・・・)
パトは自身の携帯を取り出し、琴歌へ連絡する。
琴歌「お疲れ様です♪バハートさんからの依頼は順調ですか?」
パト「うん、問題ないよ、琴歌もそっちはどう?何か変化あった?」
琴歌「変化ですか、変化ではないですが、雪花さんとミーエルさんには一ヵ月の間黄金卿の手伝いをしてもらう事にしました、あの二人では戦場把握や戦闘は秀でているのですが、どうも推理力に欠けていると言いますか・・・」
パト「言いたい事はわかるよ、ステラなら上手く雪花達を扱ってくれるだろうさ、他二班も問題はなさそう?」
琴歌「月花先輩は問題無しですね、案件も数件抑えていますし、今月は恐らく問題ないですよ、ソフィアさんの班も今の所は順調ですね、ですがソフィアちゃん自身が気分屋なのでいつ欠勤状態になるかという不安がありますね」
パト「定期的に休ませてあげたら大丈夫だよ、エイリとフルールも元気?」
琴歌「はい、お二人はアシストをして貰っています、パトさんに会いたがっていましたよ♪」
パト「おみやげ買って帰るよ、それじゃあ明日もよろしく頼むね、琴歌」
琴歌「パトさんも折角なので息抜きしてくださいね、いつも戦場で緊張状態だったんですから」
パトは琴歌とその後も雑談をし、お風呂や睡眠のために電話を切り、明日に向けて準備をしてから睡眠に入った。
パト「新人教育で実技を担当してほしいんだったよね?」
バハート「そうそう!ロイド官長が検査入院で一ヵ月くらいの長期休暇を取ったからその間だけ臨時で実戦訓練をお願いしたいんだけど・・・どうかな?」
パト「僕は問題ないよ、別にバハートさんからのお願いだからお金も取らないけど」
バハート「そうはいかない・・・って言っても仕方ないか、じゃあ食費と宿泊費はこっちが全部くらいはさせてね」
パト「そうだね、その方が琴歌に怒られなくて済みそうだ、見込みありそうな人はいる?」
バハートはパトの言葉を聞いて少し考える。
バハート「正直言っちゃうと・・・いない・・・なにせ一般合格者達だからね、パト君は選抜合格者クラスをイメージしてると思うけど、平均は一般合格者達だからね、見たら少し拍子抜けしちゃうかも」
パト「ああ、それくらいなら大丈夫大丈夫!それじゃあ挨拶してくるよ」
パトはそう言いながら第五部隊の訓練場に向かう、何度かロイドに案内されて訓練場に出入りした事があるため迷うことなく向かう。
・・・・・・
バハートは基本車椅子である、オーラを纏う事で一般人と同じように生活をすることが可能になる、これは一度死んだ後遺症だった。
バハート「これから一ヵ月の間、臨時で講師をしてくれるパトさんです、間違いなく貴方達より強いので盗める技術はしっかり盗んでくださいね」
パト「短い間だけど、よろしくお願いします」
パトは深く頭を下げる。
パトの目の前には品定めをする目、尊敬の眼差しを向ける目、敵対心を向ける目、多くの目がパトに集中していた。
パト(うわぁ、数年前の僕なら逃げだしそうになってたかも・・・帝国で慣れててよかったぁ~)
バハート「私は見学しますので、ぜひご自由に」
バハートはそう言うと車椅子を動かし部屋の隅で様子を見ていた。
パト「それじゃあ早速だけど、実力を確かめたい、全員で僕に挑んで来てくれないかな?もちろん能力も可だ、全力で僕を殺しに来てもいいし、手段はなんでもいい、一番得意な手で僕を倒してみてくれ」
パトは両手を左右に広げる、パトを見ていた一般防衛軍達は最初こそ動揺するが、一瞬で切り替え、臨戦態勢に入る。
パトは全員の準備が整ったのを確認したら左右に広げた手で思い切り叩き、合図をした。
すると一斉にパトに襲い掛かってきた。
・・・・・・
数分後。
パト「う~ん、集団行動もダメ、一人一人の火力も低いし、能力を使うタイミングも集団故に邪魔しあって全然脅威になっていない・・・駄目だね」
パトの周りには疲労で倒れ込んでいる防衛軍達が居た。
一般兵(男)「マジかよ・・・全然当たらないし、俺の炎が全然効いてない・・・」
一般兵(女)「私本気で狙ったのに・・・むしろ躓かないようにフォローしてくれた・・・」
一般兵(男)「わかる!僕の能力自傷も少し入るんだけど、受け止めたと同時に回復してくれたんだ!」
一般兵(女)「よく考えたら全部受け流してたり回避してただけよね??」
多くの一般兵がパトのレベルの高さに驚き、盛り上がる。
その光景を見てパトはバハートの元に行き、小声で話す。
パト「これくらいで凄く褒めてもらえるってなんか心地いいね」
バハート「パト君は帝国で強くなったって事だよ、私も帝国で何度か雪花ちゃんと訓練した事あるけどレベルが本当に高いから・・・私の後遺症が完治すればもっと本格的に特訓するんだけどなぁ」
パトは普段帝国の訓練で貶される事はあれど、褒められる事は一切なかったので、こうやって一般兵が凄い凄いと褒めたたえてくれる光景が嬉しくてたまらなかった。
パト「皆聞いてくれ、一応今回は皆の戦闘スタイルと能力、立ち回りから色々判断させてもらった、人数も人数だし、今から30分、徹底的に課題を与えるから残りの時間でその課題について考え、答えを出し、そして実戦に活かせるようにしてほしい、まずは5人ずつ、順番は任せるよ」
パトはそう言うと一般兵達が集まり、順番を決め始めた。
バハート「結構慣れてるのね、やっぱり帝園の従属が増えたから?」
パト「増えたと言っても全然召喚してないよ、出す用事もなかったし、でもまあ、仮にも王様やってたわけだしね、指示するのは慣れたかな~」
一般兵(男)「順番決まりました!まずは僕達からお願いします!」
パト「了解!じゃあさっきと同じように全力で僕に挑んできて!都度問題点を指摘するから!」
・・・・・・
パト「オーラの溜めが早い!それじゃあ攻撃手段が丸わかりだぞ!」
パト「なんで能力を使うのにオーラ量をケチるんだ!もっと使え!」
パト「重心が悪い!そんな体勢だと少し重い一撃が入るとすぐに体勢が崩れるぞ!」
パト「回り込む事ばかり考えるな!横に移動するだけでもいいんだ!行動は攻撃の流れの一部にしろ!」
パト「タイミングが早い!まだ全然準備出来てないのになんで攻めて来るんだ!出来ないならもっとペースを落とせ!」
・・・・・・・
30分経過・・・
パト「はい!さっき言われた課題を意識して自主練!休憩も充分取るんだよ!」
一般兵(女)「き・・・キツい・・・あれだけ攻めたのになんで汗一つ流してないの?あの人??」
バハート「これくらいは当然だからだよ、彼に汗を流させたいと思うなら今の5倍は全員早くならないと駄目かもね、少なくとも体術に関しては」
一般兵(女)「そんな~~~」
一般兵はその場で立ち上がり、休憩に入る。
バハート「どう?さっきの5人は?」
バハートはパトの所に向い、タオルと水筒を渡す、そしてパトは水筒の中にあるスポーツドリンクを
勢いよく飲む。
パト「経験不足だね、戦術の組み立て方が悪いよね、少なくとも相手の視線や意識している場所くらいは最低認知して貰わないとだね」
バハート「離れて見ているとわかるものだけど、近くだと、特に戦っている当事者だと中々理解出来る物じゃないわ、相手が格上だと特にね、まあそれに慣れてもらうっていう意味でパト君を呼んだんだけどね!」
パト「僕は別にバハートさんが喜んでくれるならそれでいいよ、雪花の組織にも入ってくれたし、いつか恩返しがしたかったんだ、今や防衛軍から仕事もくれるしね」
エウレカ探偵事務所の大きな収入源は防衛軍が立ち上げたギルドだった。
防衛軍から出されている仕事で最高難度の8割はエウレカ探偵事務所が落札、もしくは指名で案件を取っている。
バハート「仕事に関してはお互い様って所があるけどね、そもそも高難易度に関しては本当にパト君達にしか対応出来ないレベルなのが殆どだし、私的には凄く助かってるかな、でも!あまり難易度の低い案件は受けないでね、他の業者にも仕事を振っておきたいんだから、エウレカ探偵事務所は誰もが取れない高難易度案件のみ!ちゃんとお願いね!」
パト「はいはい、おっと、次の5人が来たみたいだね、それじゃバハートさんは仕事に戻ってていいよ、終わったらそっちに向かうから」
バハート「もっと見ていたいけど仕方ないわね、それじゃあ頑張ってね♪」
バハートは車椅子を動かし自分の隊長部屋に戻って行った。
・・・・・・
本日の訓練終了
パト「今日言われた課題を各自忘れないように、すぐに出来る事ばかりじゃないのは重々承知、だからこそ普段から意識をして少しづつ修正していく必要があるんだ、この一ヵ月でロイドさんとは違う方向性で成長させたいと思ってるから頑張ってついてきてください、以上!お疲れ様でした!」
一般兵「「ありがとうございました!」」ヘトヘト
パトは訓練が終わるとバハートの仕事部屋に向った。
パト「お疲れ様~、今日の訓練は終わったけどバハートさんはまだ仕事?」
バハ―ト「ううん、もう私も終わり、どうせなら一緒に食事にでも行く?」
パト「そうだね、普段中々会えないわけだし、この一ヵ月は出来る限り一緒に食事をしよう!」
バハート「それ雪花ちゃんに怒られない?大丈夫~?」ニヤニヤ
パト「これくらいで怒ってたら帝国でハゲてるよ」苦笑い
バハート「別にやましい事をするわけじゃないしね、それじゃあ行きましょう」
・・・・・・
2人はどこにでもあるレストランに入り、互いに好きな物を頼んだ。
バハート「あまり触れなかったけど、帝国には戻ってないの?」
パト「うん、基本的には戻らないね、そもそも帝国に僕が居る必要性がないんだ、今は以前と違ってエウレカ帝国と地球を行き来するルートも出来てるし、僕がここに来たからと言って帝国に残った専属神達に寂しい思いをさせる事も無いんだよ、そもそも日常的に会ってたわけでもないし、そこまで状況的には変わらないかな」
バハートはパトが地球に戻って来た経緯を雪花から聞いていたため、今まで深堀はしてこなかった、だがずっと気にはなっていた事であるため、思い切ってパトに聞いてみた。
バハ―ト「えっと・・・下の方がその・・・起立しなくなったのも・・・まだ?」
パト「残念ながらそっちは全然、欲が無いわけじゃないんだけどね、僕だって健全な男なわけだしね、こうやってバハートさんと二人で食事していても下心が無いわけじゃないよ、やっぱりバハートさんを女性として見てる所はある、だけどそんな感情とは裏腹にまったく反応してくれないんだよね」
バハート「ちゃんと下心はあったんだ~~ふ~~ん♪」ニコニコ
バハートもまんざらでもない顔でパトの話を聞く。
パト「でも今はそれでもいいかなって思ってるよ、正直男女の関係には疲れた所はあるんだ、帝国でも帝園でもそうだけど普段から僕が接するのは女性なわけだしね、今は僕が不能な分、遠慮なく女性と接することが出来るから」
バハート「モテモテの人の悩みは贅沢ですな~、って思うんだろうけど私も元アイドルだったからちょっとわかるかも、疲れちゃう時あるよね、でも大丈夫!帝国では主従の関係でも地球では対等だよ!いつでも頼ってきていいし、なんなら探偵事務所のメンバーと喧嘩して居心地悪かったら私の家に上がり込んでもいいわね!ダメ男を匿ってどんどんヒモ男にして私に依存させてみたいなって思ってたんだよね~♪」
パト「どんな趣味だよww」
パトとバハートは笑いながら食事をし、バハートを家まで送り届けた後、用意してくれたホテルに向った。
・・・・・・
ホテル内到着
パト(さて、本日の報告をしておくか・・・)
パトは自身の携帯を取り出し、琴歌へ連絡する。
琴歌「お疲れ様です♪バハートさんからの依頼は順調ですか?」
パト「うん、問題ないよ、琴歌もそっちはどう?何か変化あった?」
琴歌「変化ですか、変化ではないですが、雪花さんとミーエルさんには一ヵ月の間黄金卿の手伝いをしてもらう事にしました、あの二人では戦場把握や戦闘は秀でているのですが、どうも推理力に欠けていると言いますか・・・」
パト「言いたい事はわかるよ、ステラなら上手く雪花達を扱ってくれるだろうさ、他二班も問題はなさそう?」
琴歌「月花先輩は問題無しですね、案件も数件抑えていますし、今月は恐らく問題ないですよ、ソフィアさんの班も今の所は順調ですね、ですがソフィアちゃん自身が気分屋なのでいつ欠勤状態になるかという不安がありますね」
パト「定期的に休ませてあげたら大丈夫だよ、エイリとフルールも元気?」
琴歌「はい、お二人はアシストをして貰っています、パトさんに会いたがっていましたよ♪」
パト「おみやげ買って帰るよ、それじゃあ明日もよろしく頼むね、琴歌」
琴歌「パトさんも折角なので息抜きしてくださいね、いつも戦場で緊張状態だったんですから」
パトは琴歌とその後も雑談をし、お風呂や睡眠のために電話を切り、明日に向けて準備をしてから睡眠に入った。
2024年02月25日
No.142 メリアの嫌いな兄妹(微R18)
メリアはメルリアと一緒に居た。
メリア「単刀直入で聞きますけど、ご主人と何回程性行為を致しましたか?メルリア姉様?」
メルリアは赤面しながらメリアの方を見る
メルリア「珍しく二人きりになったと思ったらドストレートですね、えっと・・・ちなみになんでそんな事を?」
メリア「ただの好奇心です、あとは対抗意識ですね、私のご主人を貸しているのですから進捗くらい聞かせてくれてもいいと思うのですがね」
メリアはメルリアに冷たい目線を送る、それは「いいから言え、出なければ潰すぞ?」と言わんばかりの目だった、流石のメルリアもメリアのその眼に抗う事が出来ずに話す。
メルリア「えっと・・・ダンナ様が致した回数を1とするなら・・・既に3桁は硬いですね」
メリア「そうですか、では日数で言えば?」
メルリア「えっと・・・40日程でしょうか?」
メリア「姉様、ほぼ毎日じゃないですか、結構ドン引きですよ」
メルリア「ごめんなさい!でも抑えきれないんです!ここは目に毒ですし、一度嫉妬したらもう環境が悪すぎです!」
メリア「私だって嫉妬しないわけじゃないですよ?姉さまのせいで間違いなく周りとの回数が格段に減って居ますからね、でもまあ、順番があるわけではありませんし、ご主人の自由、別にメルリア姉様を咎める必要性は無いのですけどね」
メリアはテーブルに置いていた紅茶をすする
メリア(流石姉様、この短期間で私の想定以上の回数をこなしている、ここまでしていれば姉様自体かなりの強化を見込める、この調子で姉様を強化していけば、他の帝王神候補の姉様兄様方を制圧出来るのもそう遠い未来ではない、試しに帝王神候補序列9位、アリル姉様の国を狙ってもいいでしょうね、アリル姉様は温厚で大人しそうに見えるけど、そんなイメージで挑めば必ず返り討ちに会う、戦いを一切好まないメルリア姉様と状況次第で最も好戦的になるアリル姉様、そして相手の戦力、確か専属神が4名、どれもアリル姉様が認めた強者)
メリアはメルリアを育て、メルリア主体のエウレカ帝国戦力が整った段階でアリルが統括する国、そしてアリルというもう一人の帝王神候補の入手を狙っていた。
メリア「エウレカ帝国も戦力が整いましたよね、現状で戦える帝王神候補1名、神王13名、最上級神数万名、上級神も多く在籍する、これ自体ならどの国よりも強力かもしれませんね」
メルリア「メリア、私が言える立場ではないですけど、間違っても戦争をしようだなんて考えないでくださいね」
メリア「それは無理な話ですよ、帝王神になるのは一人、それに対して帝王神候補は12名、そのうち私、ソフィア、メルリア姉様はご主人側についた、ならば敵は8名、そう遠くない段階で争いは始まります、そうなればまず必要なのは戦力でしょうね、帝王神候補が配下につく、その脅威は神王を何十体用意しても補えるものではありません、早い段階で仕掛けて集める必要があるのです」
メルリア「・・・という事は近い内に・・・」
メリア「ええ、狙いますよ、アリル姉様の国、そしてアリル姉様と姉様率いる専属神4名、アリル姉様は調べましたが専属神4名とも女神、そしてアリル姉様は初物、狙う戦力としては充分です。メルメア姉様やリトア姉様は特別な異性は一切作りませんが専属神に男性が居ますからね、例え争いで勝ったとしてもその専属神を破棄して貰わないといけません」
メルリア「まさか、姉妹全員をダンナ様の配下に入れるつもりなんですか?!」
メリア「ええ、ただそうなればいいなって話ですがね、トア兄様もリトア姉様、メアトル兄様は私ですら素で敵わない存在、知性も策略も実力も私以上の大物、帝王神になる上で厄介な敵になるのは間違いなくその3名、そしてその3名の内リトア姉様を加入出来れば・・・戦況は一気にこっちに持ってこれる、そのリトア姉様を倒すためにはメルメア姉様とアリル姉様を配下に入れて、強化させる、流石のリトア姉様も覚醒強化された帝王神候補3名、私の封印やソフィアの封印も解け、実力が戻れば5名、そしてご主人もその時戻れば6名、半数の帝王神候補が一気に攻める構図が出来る、半数を得れば勝ち、兄様姉様は家族を下僕にするという発想はあっても実行しようとはしませんからね、私がそれを先にやらせてもらうだけです」
メルリア「物騒な事ばかり考えているのね、メリア、平和を求めようとは思わないの?」
メリア「平和?それはご主人が帝王神になった時、もしくは兄様姉様全員がご主人に降伏し、服従した後で充分ですよ、なにせ今のんびりして兄様や姉様に他の帝王神候補や神王が奪われ、エウレカ帝国が戦争で負ければそれこそ目も当てれません、一度の敗北も許されない、一度負ければ死ぬまで一生下僕の神生が待つのみ、自分の好きな人と好きなだけ過ごせる時間すらも、自由も権利も全て奪われ、握られる、そんなのは私は許せないです」
メルリア「・・・私の前でそれを言うのですね、メリア」
メルリアはメリアに屈し、パトの配下になった、
今こそはパトに忠誠を誓い、メルリア自身も肩の荷が降りて幸せに過ごしている、だが全員が全員幸せという事はあり得ない。
メルリアの側近に居た2名の神、リーラとシスリット、その二人も自身が居た国から無理矢理離れ、エウレカ帝国という新たな環境で生きている、その二人が幸せかどうかはメルリアにはわからない。
メルリア「一つ言っておきます、私は帝王神候補11位です、私はお母様からも見捨てられた落ちこぼれ、なにせダンナ様の専属神にさせるために産み、帝王神にさせる気はサラサラないメリアですら10位、私はそれよりも下なのです、エウレカ帝国の内情を知った今、メリアの考えている事はある程度わかります、私を主力にした戦型で動くつもりなのでしょう?」
メリア「その可能性は大いに高いですが、必ずやそうするとは限りません、なにせご主人は戦えませんが帝園(ミガドルエデン)は戦える、そうですね、一ヵ月程帝オーラを蓄えて、ネル当たりに全て渡してしまえば国を壊すくらいわけないでしょう、下手すればお母様すらもそれでどうにかなるかもしれませんね、その可能性を秘めている程、帝園というのは強力であり、私達にとっての切り札です、ですがその策を封じる方法も存在するのは確かです、そもそも召喚させない、弱体化したご主人を狙い、死亡させる、それだけ召喚という手が消える、ご主人は死なない、だけど仮死亡、デスペナルティーという存在を最も私達は恐れる必要があるのです」
メルリア「成程、最初から脅威と思わせてしまえばダンナ様への危険が高まる、そうさせないために極力帝園という力を使わない、エウレカ帝国だけの戦力で戦いきる必要があると」
メリア「ええ、実際メルリア姉様の件もですが企てたのは私です、そして兄様姉様もご主人はそのような争いを好まず、私の方が最も脅威であるというのは認知していることでしょう、つまり、何かを起こせば私にヘイトが向く、私さえ押さえつけ、ご主人を脅せば・・・となる」
メルリア「周りはダンナ様が弱体化している事を知らない、知っていてもそれは一時的なものだと認識している人ですからね、メリアが行った悪さをダンナ様に注意するように促し、メリアの行動を抑え込む、そう考える方の方が多いかもしれませんね」
メリア「そうですね、相手も馬鹿ではないので私の策略なんて容易に思いつくでしょうけどね、後はどれだけ私の性格の悪さについてこられるかですけど・・・」
メリアは紅茶を飲み終え、椅子から立ち上がる。
メリア「少し風を浴びてきますね、あまり気持ちのいい話ではありませんでしたね」
メリアが自室のベランダへ向かおうとした時、メルリアが問いかける。
メルリア「メリアは私達家族の事は・・・嫌いなの?」
メルリアは不安そうな声で問いかける。
メリアは笑顔のまま振り返り迷う事なく答える。
メリア「勿論です、私は兄様姉様全員大嫌いですよ、なにせ私よりも地位が高いですからね、だから私はメルリア姉様貴女だけは唯一信頼と愛情があります」
メリアはベランダに出た。
メルリアは自身の手に持つティーカップを眺める。
メルリア(自分よりも格上の存在が嫌い・・・何処までも貪欲で傲慢な考え方・・・いえ、お母様の模写子であるメリアだからこそ考えつく答えなのか、それともお母様自身がずっとその考えで生き、そして得た地位なのか・・・二人から最も遠い私には一生分かりえない領域ですね)
・・・・・・
ベランダに出たメリア
メリア(アリル姉様討伐、その作戦の要となるメルリア姉様、ご主人との性行為は40、つまり帝オーラ数で言えば200程供給された事になる、1帝オーラ供給されるだけでも種族として覚醒し、その後増える度に潜在能力が解放され、それに合わせて強化されていく。メルリア姉様自身特訓等したこともないでしょうが、現在地と潜在能力値はほぼイコールだった、つまりこのまま解放を続けていけばアリル姉様を討伐することが可能な程の実力を手に入れる事が出来る・・・)
メリアは指で数える仕草をしながらクスっと笑う。
メリア「最低限の保証も考えたら後60回、メルリア姉様はぜひご主人に抱かれてください、将来のためなら二ヵ月程ならその日の二番目でも三番目でも我慢しましょう、ふふふ」
その後60回を満たす前にパトが壊れ、パトが地球に戻るという騒動が起きた。
メリア「単刀直入で聞きますけど、ご主人と何回程性行為を致しましたか?メルリア姉様?」
メルリアは赤面しながらメリアの方を見る
メルリア「珍しく二人きりになったと思ったらドストレートですね、えっと・・・ちなみになんでそんな事を?」
メリア「ただの好奇心です、あとは対抗意識ですね、私のご主人を貸しているのですから進捗くらい聞かせてくれてもいいと思うのですがね」
メリアはメルリアに冷たい目線を送る、それは「いいから言え、出なければ潰すぞ?」と言わんばかりの目だった、流石のメルリアもメリアのその眼に抗う事が出来ずに話す。
メルリア「えっと・・・ダンナ様が致した回数を1とするなら・・・既に3桁は硬いですね」
メリア「そうですか、では日数で言えば?」
メルリア「えっと・・・40日程でしょうか?」
メリア「姉様、ほぼ毎日じゃないですか、結構ドン引きですよ」
メルリア「ごめんなさい!でも抑えきれないんです!ここは目に毒ですし、一度嫉妬したらもう環境が悪すぎです!」
メリア「私だって嫉妬しないわけじゃないですよ?姉さまのせいで間違いなく周りとの回数が格段に減って居ますからね、でもまあ、順番があるわけではありませんし、ご主人の自由、別にメルリア姉様を咎める必要性は無いのですけどね」
メリアはテーブルに置いていた紅茶をすする
メリア(流石姉様、この短期間で私の想定以上の回数をこなしている、ここまでしていれば姉様自体かなりの強化を見込める、この調子で姉様を強化していけば、他の帝王神候補の姉様兄様方を制圧出来るのもそう遠い未来ではない、試しに帝王神候補序列9位、アリル姉様の国を狙ってもいいでしょうね、アリル姉様は温厚で大人しそうに見えるけど、そんなイメージで挑めば必ず返り討ちに会う、戦いを一切好まないメルリア姉様と状況次第で最も好戦的になるアリル姉様、そして相手の戦力、確か専属神が4名、どれもアリル姉様が認めた強者)
メリアはメルリアを育て、メルリア主体のエウレカ帝国戦力が整った段階でアリルが統括する国、そしてアリルというもう一人の帝王神候補の入手を狙っていた。
メリア「エウレカ帝国も戦力が整いましたよね、現状で戦える帝王神候補1名、神王13名、最上級神数万名、上級神も多く在籍する、これ自体ならどの国よりも強力かもしれませんね」
メルリア「メリア、私が言える立場ではないですけど、間違っても戦争をしようだなんて考えないでくださいね」
メリア「それは無理な話ですよ、帝王神になるのは一人、それに対して帝王神候補は12名、そのうち私、ソフィア、メルリア姉様はご主人側についた、ならば敵は8名、そう遠くない段階で争いは始まります、そうなればまず必要なのは戦力でしょうね、帝王神候補が配下につく、その脅威は神王を何十体用意しても補えるものではありません、早い段階で仕掛けて集める必要があるのです」
メルリア「・・・という事は近い内に・・・」
メリア「ええ、狙いますよ、アリル姉様の国、そしてアリル姉様と姉様率いる専属神4名、アリル姉様は調べましたが専属神4名とも女神、そしてアリル姉様は初物、狙う戦力としては充分です。メルメア姉様やリトア姉様は特別な異性は一切作りませんが専属神に男性が居ますからね、例え争いで勝ったとしてもその専属神を破棄して貰わないといけません」
メルリア「まさか、姉妹全員をダンナ様の配下に入れるつもりなんですか?!」
メリア「ええ、ただそうなればいいなって話ですがね、トア兄様もリトア姉様、メアトル兄様は私ですら素で敵わない存在、知性も策略も実力も私以上の大物、帝王神になる上で厄介な敵になるのは間違いなくその3名、そしてその3名の内リトア姉様を加入出来れば・・・戦況は一気にこっちに持ってこれる、そのリトア姉様を倒すためにはメルメア姉様とアリル姉様を配下に入れて、強化させる、流石のリトア姉様も覚醒強化された帝王神候補3名、私の封印やソフィアの封印も解け、実力が戻れば5名、そしてご主人もその時戻れば6名、半数の帝王神候補が一気に攻める構図が出来る、半数を得れば勝ち、兄様姉様は家族を下僕にするという発想はあっても実行しようとはしませんからね、私がそれを先にやらせてもらうだけです」
メルリア「物騒な事ばかり考えているのね、メリア、平和を求めようとは思わないの?」
メリア「平和?それはご主人が帝王神になった時、もしくは兄様姉様全員がご主人に降伏し、服従した後で充分ですよ、なにせ今のんびりして兄様や姉様に他の帝王神候補や神王が奪われ、エウレカ帝国が戦争で負ければそれこそ目も当てれません、一度の敗北も許されない、一度負ければ死ぬまで一生下僕の神生が待つのみ、自分の好きな人と好きなだけ過ごせる時間すらも、自由も権利も全て奪われ、握られる、そんなのは私は許せないです」
メルリア「・・・私の前でそれを言うのですね、メリア」
メルリアはメリアに屈し、パトの配下になった、
今こそはパトに忠誠を誓い、メルリア自身も肩の荷が降りて幸せに過ごしている、だが全員が全員幸せという事はあり得ない。
メルリアの側近に居た2名の神、リーラとシスリット、その二人も自身が居た国から無理矢理離れ、エウレカ帝国という新たな環境で生きている、その二人が幸せかどうかはメルリアにはわからない。
メルリア「一つ言っておきます、私は帝王神候補11位です、私はお母様からも見捨てられた落ちこぼれ、なにせダンナ様の専属神にさせるために産み、帝王神にさせる気はサラサラないメリアですら10位、私はそれよりも下なのです、エウレカ帝国の内情を知った今、メリアの考えている事はある程度わかります、私を主力にした戦型で動くつもりなのでしょう?」
メリア「その可能性は大いに高いですが、必ずやそうするとは限りません、なにせご主人は戦えませんが帝園(ミガドルエデン)は戦える、そうですね、一ヵ月程帝オーラを蓄えて、ネル当たりに全て渡してしまえば国を壊すくらいわけないでしょう、下手すればお母様すらもそれでどうにかなるかもしれませんね、その可能性を秘めている程、帝園というのは強力であり、私達にとっての切り札です、ですがその策を封じる方法も存在するのは確かです、そもそも召喚させない、弱体化したご主人を狙い、死亡させる、それだけ召喚という手が消える、ご主人は死なない、だけど仮死亡、デスペナルティーという存在を最も私達は恐れる必要があるのです」
メルリア「成程、最初から脅威と思わせてしまえばダンナ様への危険が高まる、そうさせないために極力帝園という力を使わない、エウレカ帝国だけの戦力で戦いきる必要があると」
メリア「ええ、実際メルリア姉様の件もですが企てたのは私です、そして兄様姉様もご主人はそのような争いを好まず、私の方が最も脅威であるというのは認知していることでしょう、つまり、何かを起こせば私にヘイトが向く、私さえ押さえつけ、ご主人を脅せば・・・となる」
メルリア「周りはダンナ様が弱体化している事を知らない、知っていてもそれは一時的なものだと認識している人ですからね、メリアが行った悪さをダンナ様に注意するように促し、メリアの行動を抑え込む、そう考える方の方が多いかもしれませんね」
メリア「そうですね、相手も馬鹿ではないので私の策略なんて容易に思いつくでしょうけどね、後はどれだけ私の性格の悪さについてこられるかですけど・・・」
メリアは紅茶を飲み終え、椅子から立ち上がる。
メリア「少し風を浴びてきますね、あまり気持ちのいい話ではありませんでしたね」
メリアが自室のベランダへ向かおうとした時、メルリアが問いかける。
メルリア「メリアは私達家族の事は・・・嫌いなの?」
メルリアは不安そうな声で問いかける。
メリアは笑顔のまま振り返り迷う事なく答える。
メリア「勿論です、私は兄様姉様全員大嫌いですよ、なにせ私よりも地位が高いですからね、だから私はメルリア姉様貴女だけは唯一信頼と愛情があります」
メリアはベランダに出た。
メルリアは自身の手に持つティーカップを眺める。
メルリア(自分よりも格上の存在が嫌い・・・何処までも貪欲で傲慢な考え方・・・いえ、お母様の模写子であるメリアだからこそ考えつく答えなのか、それともお母様自身がずっとその考えで生き、そして得た地位なのか・・・二人から最も遠い私には一生分かりえない領域ですね)
・・・・・・
ベランダに出たメリア
メリア(アリル姉様討伐、その作戦の要となるメルリア姉様、ご主人との性行為は40、つまり帝オーラ数で言えば200程供給された事になる、1帝オーラ供給されるだけでも種族として覚醒し、その後増える度に潜在能力が解放され、それに合わせて強化されていく。メルリア姉様自身特訓等したこともないでしょうが、現在地と潜在能力値はほぼイコールだった、つまりこのまま解放を続けていけばアリル姉様を討伐することが可能な程の実力を手に入れる事が出来る・・・)
メリアは指で数える仕草をしながらクスっと笑う。
メリア「最低限の保証も考えたら後60回、メルリア姉様はぜひご主人に抱かれてください、将来のためなら二ヵ月程ならその日の二番目でも三番目でも我慢しましょう、ふふふ」
その後60回を満たす前にパトが壊れ、パトが地球に戻るという騒動が起きた。
2023年12月27日
No.141 ラッキースケベ視察
エウレカ帝国は女神だけで成り立っている神の国、国民は全員女神、故に公共サービスや公共で売っているお店の品も全て女性向け商品。微塵も男性向け商品は取り扱っていない。
パトはアリシアとソルテとメルリアの3人をつけて城下町を歩いていた。
パト「相変わらず女性物しか置いてないな、でも客が居るわけでもないし、儲かってるのかな?」
アリシア「別にお金に困ったからと言っても生活に困る事はありませんからね、衣食住は国が支援していますし、義務としてのケアも国民全員に与えていますし」
ソルテ「それ、国のお金が足りないのでは?」
アリシア「そもそもこの国にお金の概念はありますけど、まだお金の価値が高くないんですよ、神という種族の良い所であり、悪い所です、見返りを求めないんですよ、だからお金を配るのではなく、国が女神に十分な生活を保障する制度に切り替えました、地球で言うと毎月60万円程国から無償で振り込んでいるようなものですね、神の国というのは人間から見たら異質そのものですね」
メルリア「帝国の政治は他国から見ても異質ですよ、なぜそのやり方で成り立っているのか不思議なくらいです」
アリシア「帝国は国民一人一人を大事な神材だと認識していますので、蔑ろにはしないのですよ、だから高品質を保てと国が指示するならそれなりに国が支援するのは当然、パト様の従属がみすぼらしい姿を見せたらそれは帝国の恥であり、私や政治部隊、メリア様やパト様の御顔に泥を塗る行為ですからね、一人一人に美意識を持たせてしっかり対応!これが大事なわけです!」
パト「確かにそう考えると帝国の女神は皆綺麗だ、メリアが聞いたら「ならさっさとガンガン女神を食べちゃってください♪」って言われそうだから言わないけども」
ソルテ「視察ならお店に入ってはどうですか?パト様、街並みを見てても何もわからないでしょう?」
パト「ソルテの言う通りだな、それじゃああの衣服の店に入ろうかな!帝国の女神が出してる服とか凄く気になる!」
パト達は目についた服屋に入った。
・・・・・・
ソルテ「失礼します、帝王様が当店の視察を希望されましたので、ご協力お願いします」
店員「あばばばばばばば、あの、あのあの?!私何か不正でもしましたでしょうか??あの御命だけは・・・」
店員は凄く青ざめた顔で震えていた、国の重役が揃って入店したとなれば何かしら「目をつけらてた」と思うのが当然だった。
パト「気にしないで、国でどのようなデザインの服を売ってるか気になっただけなんだ」
パトも店員の顔を見て罪悪感を覚えた、軽い気持ちで入店したものの自分の立場をまったく理解出来てなかったと反省した。
パト「アリシア、ソルテ咎めるなよ、同じ状況なら俺もビビる」
アリシア「そうですね、それではご自由に」
パトはアリシアにそう言われるが、とあることに気付いた、店内試着室にカーテンがついていなかったため、そこで試着していた女神達が普通に裸だった。
パト「うわ・・・///」
パトは咄嗟に視線を逃がし、店内に並ぶ服を見るがしっかりと試着していた女神と眼が合ってしまったため、緊張が続いていた。
パト(カーテンを付けろと後でアリシアに注意しておこう、必須だろ!)
パトが店内の服を見ているとやはり女性物の服しか置いていなかった。
パト「思ったより可愛い系の服もあるんだな、神だからそういうのに興味ないと思ってたよ」
アリシア「世界中から人気デザインを採用してますので、パト様が可愛いとおっしゃったのは恐らく地球文化デザインなのでしょう、地球でいう民族デザインも存在しますよ」
パト「そ、そうか、というかさ」
パトはアリシアの耳元で話した。
パト「帝国女神って他人に裸見られて恥ずかしくならないものなの?俺普通にここに居るのにさっきから普通に着替えてるよね?俺ってミジンコくらいにしか思われてない?」
アリシアはプスっと笑い、パトの耳元で話す。
アリシア「逆ですよ、気に入って貰えるように敢えてあそこで何度も着替えているのですよ、眼に止まって誘われれば栄光ですからね、先ほどから試着室に居た女神はずっとこちらを見ていますよ」
パト「え、試着室が展覧会みたいになってんの、こわ」
パトはチラっと再度試着室を見る、そこには肌白いエルフっ子に、長髪のスラっとした女神等が居た、だが何故かチラチラと目が合ってしまう。
パト「凄く可愛いんだけどなぁ、特にちょっと目が合って恥ずかしそうにしてるあのエルフっ子とか、眼鏡つけたら似合うんだろうなぁ」
アリシア「ご指名ですか?お声をお掛けしますが?」
パト「やめろって言いたいけど、リサーチはしておいてくれると助かる」ボソ
アリシア「パト様は短めの髪に、肌白いエルフが流行りっと」メモに記載中
パト「声に出して書くな、というか書くな!」
ソルテ「ふ~ん、パトさんってああいうのが良いんですね」
パト「あからさまな嫉妬を向けてくれてありがとう、今仕事中だけどパトさんでいいの?」
ソルテ「失礼、パト様、お気に召したものはありましたでしょうか?」キリ
パト「そうだな、これとか俺に似合う・・・って言うとでも?」
ソルテ「いえ、そのお隣にある洋服を私に似合うのではと見ていたのかなと思いまして、私も主であるパト様に着てみろと言われたらぜひ着させてもらいます」キリ
パト「気にかけた口ぶりで自分の好みの服を指定してくんな、まあいいけど、着てみる?」
ソルテ「仕方ありません、業務中ではありますが、主からの命令、ぜひその服を着るとしましょう」
ソルテはそう言うとパトから服を預かり、そのまま試着室の方に向った、ソルテが行く事で試着室に居た女神が慌てて離れ、ソルテは一言声を掛けてから試着室に入り、その場で着替え始めた。
パト「アリシア、試着室にカーテンの設置を義務付けろ、命令だ、最優先事項として政治部隊の議題にあげるんだ、いいな?」
アリシア「かしこまりました、メリア様に通しておきます!」
アリシアはそう言うと速攻で分身体を生み出し、分身体はそのままメリアの元に走って行った。
パト「試着するのが目的とはいえ、あれだけ丸見えだとなんか気になって仕方ない」
パトはアリシア達と話しているとメルリアがパトに話掛けて来た。
メルリア「アナタ、こちらの下着(大事な所丸見えバージョン)とこちらの下着(大事な所スケスケバージョン)どちらがいいですか?」
パト「なあメルリア、君は最初そんなキャラじゃなかったよね?!なに?帝国って清楚な神も淫乱な神にジョブチェンジしてしまう魔力があるっていうのか?!」
メルリア「いえ、私自身ここまで積極的になっているのは驚いています、ですが意中の殿方に振り向いてほしい、喜んでほしいその一心になるともうどうしても尽くしたくて」
アリシア「メルリア様!そのお気持ちわかります!恋心とはそのようなものですよね!私もパト様がおっしゃってくれるなら今の役職を全て捨ててすぐにでもパト様の物になって!あいた?!」
パト「勤務中だぞ、お淑やかにな、あとメルリア、両方買っておきなさい・・・」
メルリア「はい!」たったった~~♪
アリシア「メルリア様も明るくなられましたね♪これもパト様の御力ですね♪」
パト「この生活に馴染んでくれて良かったとは思うよ、メルリア自身のプライベート時間がないからさ、ちょっと不安なんだよね、やっぱり1日でも休む時間があったほうがいいだろうしさ」
アリシア「メルリア様だったら多分1日フリーを全部パト様の隣で消費しそうですけどね、今でもそうですけどエイリにパト様の側近枠を頑なに渡していませんからね、多分パト様が言うまでは絶対に自分のポジションは渡さないと思いますよ、メルリア様は」
パト「まあ、本人が嫌じゃないなら俺は良いんだけどさ」
ソルテ「あの・・・着替え終わってずっと待ってるのですが・・・」
ソルテは大人でインテリな雰囲気のある落ち着いたデザインの服を着ていた、プライベートのソルテにはぴったりだった。
パト「凄く可愛いと思うよ、買ってあげるからそれもレジに持っていきなさい」
ソルテ「ありがとうございます♪では再度着替えますね!」
パト(別に俺の金じゃないし・・・いっか!)
・・・・・・
パト達は洋服店を後にし、また街を歩いていた。
アリシア「先ほどパト様が気にしていたエルフ族に明日城に来るようにとご指名しておきました、もちろんしっかりとケアをしてくるようにと指示しております!あいた?!」
パト「もうそれ最後までヤレって事じゃん!相手絶対に夜のお相手に指名されたって勘違いするじゃん!どうすんの?!ねえ!俺そんな気サラサラないんだけど?!」
メルリア「明日・・・朝マーキングしておかないと・・・」ボソ
ソルテ「明日、事後の対応を迅速に行えるように侍女達に指示しておかないと」ボソ
パト「とりあえずアリシア、責任もって訂正してきなさい、夜伽はありません、会話したいだけです!まったく少し会話したいだけですぐ性行為に繋げられたら誰とも話せなくなるでしょうが、まずはスキンシップ!会話大事!コミュニケーション!」
アリシア「でしたらあの場でパト様からお話ししたら良かったのでは?」
ソルテ「アリシア、それはダメ、パト様は自分から女性に話に行けるほど肝が据わってないから」
パト「ち、違うしー!あの店員さんみたいに怯えられたら嫌だなって思っただけだし~!」
ソルテ「あの後あの場に居た店員の女神、少し目を離したら服が凄く可愛くなってたのよね、多分あれは相当油断してたんでしょうね、可哀そうに、女性には準備というものがあるというのに」
メルリア「わかります、準備不足の状態でパト様に見られると思うと」
パト「メルリアの準備不足ってどの段階?朝は夜這いのまま寝てるか、性的奉仕で全裸率高いじゃん」
メルリア「一度汚れを洗い流しております、アナタに不快感を与えては専属侍女の名に恥じてしまいますから」
ソルテ「メルリア様、せめて口淫か手淫で抑えてくれませんか?朝にしてはハード過ぎます」
メルリア「主の目覚めは私の中で、それが一番良いと思うのですよ」
パト(なにも聞いてない事にしよ・・・)
そんなパトにアリシアが耳元で話しかける。
アリシア「私もそろそろ寂しいですよ♪」
パト「・・・///」
アリシアの誘いはいつもこうである、興味なさそうにしているが、求める時はあくまで自身の状況を伝えるだけでパトの判断に任せる、控え目な誘い方がパトにとって凄く心をくすぐられる。
パト「じゃあその・・・部屋に行きます」
・・・・・・
続いて武器屋に入ったパト達。
パト(武器と言っても軽量型が殆どだな、能力で武器を作る俺には無縁か、というより大体の奴は能力から武器を作るから武器とか意味ないんじゃないか?)
武器屋「主様!ご来店ありがとうございます!女性用のサブウェポン専用武器を取り扱っておりますがなにかご要望がありましたらいつでもお声をおかけください」
武器屋は深く頭を下げるとそのまま少し距離を取り、パト達を伺っていた。
パト「そういえばここらに居る女神って従属神なのか?」
アリシア「はい、エウレカ帝国本領は従属神100万名と直属従属神、専属神、専属侍女の方しか居ません、その他の配下神はエウレカ帝国分領に住んでいます、もちろん分領だからと言って治安が悪い等は一切ありません!ちゃんとエウレカ帝国の恩恵を受けております!分領土は各分野に特化した神事に仕訳けて役割を与えております、資材や食材、星作成による新たな資源作成、作成時による品質向上も務めております!良い商品を作るにはまずは良い資源から!良い資源を作るには良い星を!ですからね!」
パト「帝国産の製造工程はまず星から作りますってか、またさりげなくスケールのデカさを出してきやがったな」
パト(でも従属神って事は俺、この人ともキスしてる事になるんだな、てことはさっきの服屋も一度は全員とキスしてる事になるのか?!100万従属神覚醒計画の時は俺、終わるまで帝園に行ってて、肉体は睡眠状態だったからな、全然記憶にないんだよなぁ)
パト「そういえばサブウェポンって事は予備武器として使うって事か?」
ソルテ「そうね、私達には不要ですけど、これらの武器はオーラ浸透率も凄く高いから能力で作った武器同様の効果を生み出せる代物、腰にでもつけておけばオシャレにもなるし、そのまま武器としても扱えるし私は良いと思うわよ」
パト「武器か、確かに腰に掛けていると騎士みたいで格好いいな!専攻部隊につけさせたら女騎士団!みたいで凄く格好いいよね!デザインは白か青だな!」
アリシア「それも政治部隊に提案しましょうか?」
パト「いや、さっきのはただの会話ということで、つける必要もない武器を持たされるようになったって不満の声が出てきたら目も当てられないし」
ソルテ「でも目に見える武器というのは威厳が生まれるものです、やはり何も持ってないと身の程を弁えない低俗も居ますからね」
パト「でもダメだ、物騒な見た目にあるからな、各自に任せる!」
パト(流石に武器屋では試着室は存在しない!ふふ、勝ったな)
従属神A「ねえねえ、鎧直して欲しんだけど~~」
パトが脳内で勝ち誇っていると従属神が入店してきた、上半身裸だった。
パト「待て、なんで上半身裸、公共だろ?!」
ソルテ「多文化国家ですからね、裸体を晒しても問題ない女神も居るには居ますよ」
アリシア「お互いの価値観と文化を許容しあう、素晴らしいですね♪」
パト「え、外でもあんななの、帝国裸族文化疑惑出るから規制掛けといて、これは命令、流石に異文化OKでも裸族はダメだ、帝国の女神たるもの清く美しく、誰から見ても恥ずかしくないように!」
アリシア「わかりました、この件もメリア様に伝えておきます」
アリシアは分身体を作り、そのままメリアの所に向った。
パト「というか琴歌もこの文化に疑問を抱かなかったのか・・・」
アリシア「異文化交流と言ったら納得してくれました、琴歌ちゃん自身は少し不満そうでしたけど」
パト「まあ、そうだよね、普通はそうだよね、服は着ないとダメダメ、眼の毒、これで性的な目で見られたって苦情してきても「そりゃそうだろ!馬鹿か?」で終わるところだったわ」
パト達が話していると先ほど入って来た従属神Aがパトに話しかけて来た。
従属神A「主様!会えて光栄です!」
パト「胸を隠せーーーーー!!たわけがーーー!!」
・・・・・・
視察が終え、パトは玉座に戻ってきた。
パト「はぁ、疲れた」
月花「目の保養は出来たかしら~♪」
琴歌「沢山女性の裸を見て来てましたね」
カナ「もう!凄く裸体裸体!おっぱいおっぱいってうるさいんだから」
パト「俺のプライベートを覗ける奴らが集まんな、何も言えないだろうが」
そこから3人にからかわれるパトだった。
パトはアリシアとソルテとメルリアの3人をつけて城下町を歩いていた。
パト「相変わらず女性物しか置いてないな、でも客が居るわけでもないし、儲かってるのかな?」
アリシア「別にお金に困ったからと言っても生活に困る事はありませんからね、衣食住は国が支援していますし、義務としてのケアも国民全員に与えていますし」
ソルテ「それ、国のお金が足りないのでは?」
アリシア「そもそもこの国にお金の概念はありますけど、まだお金の価値が高くないんですよ、神という種族の良い所であり、悪い所です、見返りを求めないんですよ、だからお金を配るのではなく、国が女神に十分な生活を保障する制度に切り替えました、地球で言うと毎月60万円程国から無償で振り込んでいるようなものですね、神の国というのは人間から見たら異質そのものですね」
メルリア「帝国の政治は他国から見ても異質ですよ、なぜそのやり方で成り立っているのか不思議なくらいです」
アリシア「帝国は国民一人一人を大事な神材だと認識していますので、蔑ろにはしないのですよ、だから高品質を保てと国が指示するならそれなりに国が支援するのは当然、パト様の従属がみすぼらしい姿を見せたらそれは帝国の恥であり、私や政治部隊、メリア様やパト様の御顔に泥を塗る行為ですからね、一人一人に美意識を持たせてしっかり対応!これが大事なわけです!」
パト「確かにそう考えると帝国の女神は皆綺麗だ、メリアが聞いたら「ならさっさとガンガン女神を食べちゃってください♪」って言われそうだから言わないけども」
ソルテ「視察ならお店に入ってはどうですか?パト様、街並みを見てても何もわからないでしょう?」
パト「ソルテの言う通りだな、それじゃああの衣服の店に入ろうかな!帝国の女神が出してる服とか凄く気になる!」
パト達は目についた服屋に入った。
・・・・・・
ソルテ「失礼します、帝王様が当店の視察を希望されましたので、ご協力お願いします」
店員「あばばばばばばば、あの、あのあの?!私何か不正でもしましたでしょうか??あの御命だけは・・・」
店員は凄く青ざめた顔で震えていた、国の重役が揃って入店したとなれば何かしら「目をつけらてた」と思うのが当然だった。
パト「気にしないで、国でどのようなデザインの服を売ってるか気になっただけなんだ」
パトも店員の顔を見て罪悪感を覚えた、軽い気持ちで入店したものの自分の立場をまったく理解出来てなかったと反省した。
パト「アリシア、ソルテ咎めるなよ、同じ状況なら俺もビビる」
アリシア「そうですね、それではご自由に」
パトはアリシアにそう言われるが、とあることに気付いた、店内試着室にカーテンがついていなかったため、そこで試着していた女神達が普通に裸だった。
パト「うわ・・・///」
パトは咄嗟に視線を逃がし、店内に並ぶ服を見るがしっかりと試着していた女神と眼が合ってしまったため、緊張が続いていた。
パト(カーテンを付けろと後でアリシアに注意しておこう、必須だろ!)
パトが店内の服を見ているとやはり女性物の服しか置いていなかった。
パト「思ったより可愛い系の服もあるんだな、神だからそういうのに興味ないと思ってたよ」
アリシア「世界中から人気デザインを採用してますので、パト様が可愛いとおっしゃったのは恐らく地球文化デザインなのでしょう、地球でいう民族デザインも存在しますよ」
パト「そ、そうか、というかさ」
パトはアリシアの耳元で話した。
パト「帝国女神って他人に裸見られて恥ずかしくならないものなの?俺普通にここに居るのにさっきから普通に着替えてるよね?俺ってミジンコくらいにしか思われてない?」
アリシアはプスっと笑い、パトの耳元で話す。
アリシア「逆ですよ、気に入って貰えるように敢えてあそこで何度も着替えているのですよ、眼に止まって誘われれば栄光ですからね、先ほどから試着室に居た女神はずっとこちらを見ていますよ」
パト「え、試着室が展覧会みたいになってんの、こわ」
パトはチラっと再度試着室を見る、そこには肌白いエルフっ子に、長髪のスラっとした女神等が居た、だが何故かチラチラと目が合ってしまう。
パト「凄く可愛いんだけどなぁ、特にちょっと目が合って恥ずかしそうにしてるあのエルフっ子とか、眼鏡つけたら似合うんだろうなぁ」
アリシア「ご指名ですか?お声をお掛けしますが?」
パト「やめろって言いたいけど、リサーチはしておいてくれると助かる」ボソ
アリシア「パト様は短めの髪に、肌白いエルフが流行りっと」メモに記載中
パト「声に出して書くな、というか書くな!」
ソルテ「ふ~ん、パトさんってああいうのが良いんですね」
パト「あからさまな嫉妬を向けてくれてありがとう、今仕事中だけどパトさんでいいの?」
ソルテ「失礼、パト様、お気に召したものはありましたでしょうか?」キリ
パト「そうだな、これとか俺に似合う・・・って言うとでも?」
ソルテ「いえ、そのお隣にある洋服を私に似合うのではと見ていたのかなと思いまして、私も主であるパト様に着てみろと言われたらぜひ着させてもらいます」キリ
パト「気にかけた口ぶりで自分の好みの服を指定してくんな、まあいいけど、着てみる?」
ソルテ「仕方ありません、業務中ではありますが、主からの命令、ぜひその服を着るとしましょう」
ソルテはそう言うとパトから服を預かり、そのまま試着室の方に向った、ソルテが行く事で試着室に居た女神が慌てて離れ、ソルテは一言声を掛けてから試着室に入り、その場で着替え始めた。
パト「アリシア、試着室にカーテンの設置を義務付けろ、命令だ、最優先事項として政治部隊の議題にあげるんだ、いいな?」
アリシア「かしこまりました、メリア様に通しておきます!」
アリシアはそう言うと速攻で分身体を生み出し、分身体はそのままメリアの元に走って行った。
パト「試着するのが目的とはいえ、あれだけ丸見えだとなんか気になって仕方ない」
パトはアリシア達と話しているとメルリアがパトに話掛けて来た。
メルリア「アナタ、こちらの下着(大事な所丸見えバージョン)とこちらの下着(大事な所スケスケバージョン)どちらがいいですか?」
パト「なあメルリア、君は最初そんなキャラじゃなかったよね?!なに?帝国って清楚な神も淫乱な神にジョブチェンジしてしまう魔力があるっていうのか?!」
メルリア「いえ、私自身ここまで積極的になっているのは驚いています、ですが意中の殿方に振り向いてほしい、喜んでほしいその一心になるともうどうしても尽くしたくて」
アリシア「メルリア様!そのお気持ちわかります!恋心とはそのようなものですよね!私もパト様がおっしゃってくれるなら今の役職を全て捨ててすぐにでもパト様の物になって!あいた?!」
パト「勤務中だぞ、お淑やかにな、あとメルリア、両方買っておきなさい・・・」
メルリア「はい!」たったった~~♪
アリシア「メルリア様も明るくなられましたね♪これもパト様の御力ですね♪」
パト「この生活に馴染んでくれて良かったとは思うよ、メルリア自身のプライベート時間がないからさ、ちょっと不安なんだよね、やっぱり1日でも休む時間があったほうがいいだろうしさ」
アリシア「メルリア様だったら多分1日フリーを全部パト様の隣で消費しそうですけどね、今でもそうですけどエイリにパト様の側近枠を頑なに渡していませんからね、多分パト様が言うまでは絶対に自分のポジションは渡さないと思いますよ、メルリア様は」
パト「まあ、本人が嫌じゃないなら俺は良いんだけどさ」
ソルテ「あの・・・着替え終わってずっと待ってるのですが・・・」
ソルテは大人でインテリな雰囲気のある落ち着いたデザインの服を着ていた、プライベートのソルテにはぴったりだった。
パト「凄く可愛いと思うよ、買ってあげるからそれもレジに持っていきなさい」
ソルテ「ありがとうございます♪では再度着替えますね!」
パト(別に俺の金じゃないし・・・いっか!)
・・・・・・
パト達は洋服店を後にし、また街を歩いていた。
アリシア「先ほどパト様が気にしていたエルフ族に明日城に来るようにとご指名しておきました、もちろんしっかりとケアをしてくるようにと指示しております!あいた?!」
パト「もうそれ最後までヤレって事じゃん!相手絶対に夜のお相手に指名されたって勘違いするじゃん!どうすんの?!ねえ!俺そんな気サラサラないんだけど?!」
メルリア「明日・・・朝マーキングしておかないと・・・」ボソ
ソルテ「明日、事後の対応を迅速に行えるように侍女達に指示しておかないと」ボソ
パト「とりあえずアリシア、責任もって訂正してきなさい、夜伽はありません、会話したいだけです!まったく少し会話したいだけですぐ性行為に繋げられたら誰とも話せなくなるでしょうが、まずはスキンシップ!会話大事!コミュニケーション!」
アリシア「でしたらあの場でパト様からお話ししたら良かったのでは?」
ソルテ「アリシア、それはダメ、パト様は自分から女性に話に行けるほど肝が据わってないから」
パト「ち、違うしー!あの店員さんみたいに怯えられたら嫌だなって思っただけだし~!」
ソルテ「あの後あの場に居た店員の女神、少し目を離したら服が凄く可愛くなってたのよね、多分あれは相当油断してたんでしょうね、可哀そうに、女性には準備というものがあるというのに」
メルリア「わかります、準備不足の状態でパト様に見られると思うと」
パト「メルリアの準備不足ってどの段階?朝は夜這いのまま寝てるか、性的奉仕で全裸率高いじゃん」
メルリア「一度汚れを洗い流しております、アナタに不快感を与えては専属侍女の名に恥じてしまいますから」
ソルテ「メルリア様、せめて口淫か手淫で抑えてくれませんか?朝にしてはハード過ぎます」
メルリア「主の目覚めは私の中で、それが一番良いと思うのですよ」
パト(なにも聞いてない事にしよ・・・)
そんなパトにアリシアが耳元で話しかける。
アリシア「私もそろそろ寂しいですよ♪」
パト「・・・///」
アリシアの誘いはいつもこうである、興味なさそうにしているが、求める時はあくまで自身の状況を伝えるだけでパトの判断に任せる、控え目な誘い方がパトにとって凄く心をくすぐられる。
パト「じゃあその・・・部屋に行きます」
・・・・・・
続いて武器屋に入ったパト達。
パト(武器と言っても軽量型が殆どだな、能力で武器を作る俺には無縁か、というより大体の奴は能力から武器を作るから武器とか意味ないんじゃないか?)
武器屋「主様!ご来店ありがとうございます!女性用のサブウェポン専用武器を取り扱っておりますがなにかご要望がありましたらいつでもお声をおかけください」
武器屋は深く頭を下げるとそのまま少し距離を取り、パト達を伺っていた。
パト「そういえばここらに居る女神って従属神なのか?」
アリシア「はい、エウレカ帝国本領は従属神100万名と直属従属神、専属神、専属侍女の方しか居ません、その他の配下神はエウレカ帝国分領に住んでいます、もちろん分領だからと言って治安が悪い等は一切ありません!ちゃんとエウレカ帝国の恩恵を受けております!分領土は各分野に特化した神事に仕訳けて役割を与えております、資材や食材、星作成による新たな資源作成、作成時による品質向上も務めております!良い商品を作るにはまずは良い資源から!良い資源を作るには良い星を!ですからね!」
パト「帝国産の製造工程はまず星から作りますってか、またさりげなくスケールのデカさを出してきやがったな」
パト(でも従属神って事は俺、この人ともキスしてる事になるんだな、てことはさっきの服屋も一度は全員とキスしてる事になるのか?!100万従属神覚醒計画の時は俺、終わるまで帝園に行ってて、肉体は睡眠状態だったからな、全然記憶にないんだよなぁ)
パト「そういえばサブウェポンって事は予備武器として使うって事か?」
ソルテ「そうね、私達には不要ですけど、これらの武器はオーラ浸透率も凄く高いから能力で作った武器同様の効果を生み出せる代物、腰にでもつけておけばオシャレにもなるし、そのまま武器としても扱えるし私は良いと思うわよ」
パト「武器か、確かに腰に掛けていると騎士みたいで格好いいな!専攻部隊につけさせたら女騎士団!みたいで凄く格好いいよね!デザインは白か青だな!」
アリシア「それも政治部隊に提案しましょうか?」
パト「いや、さっきのはただの会話ということで、つける必要もない武器を持たされるようになったって不満の声が出てきたら目も当てられないし」
ソルテ「でも目に見える武器というのは威厳が生まれるものです、やはり何も持ってないと身の程を弁えない低俗も居ますからね」
パト「でもダメだ、物騒な見た目にあるからな、各自に任せる!」
パト(流石に武器屋では試着室は存在しない!ふふ、勝ったな)
従属神A「ねえねえ、鎧直して欲しんだけど~~」
パトが脳内で勝ち誇っていると従属神が入店してきた、上半身裸だった。
パト「待て、なんで上半身裸、公共だろ?!」
ソルテ「多文化国家ですからね、裸体を晒しても問題ない女神も居るには居ますよ」
アリシア「お互いの価値観と文化を許容しあう、素晴らしいですね♪」
パト「え、外でもあんななの、帝国裸族文化疑惑出るから規制掛けといて、これは命令、流石に異文化OKでも裸族はダメだ、帝国の女神たるもの清く美しく、誰から見ても恥ずかしくないように!」
アリシア「わかりました、この件もメリア様に伝えておきます」
アリシアは分身体を作り、そのままメリアの所に向った。
パト「というか琴歌もこの文化に疑問を抱かなかったのか・・・」
アリシア「異文化交流と言ったら納得してくれました、琴歌ちゃん自身は少し不満そうでしたけど」
パト「まあ、そうだよね、普通はそうだよね、服は着ないとダメダメ、眼の毒、これで性的な目で見られたって苦情してきても「そりゃそうだろ!馬鹿か?」で終わるところだったわ」
パト達が話していると先ほど入って来た従属神Aがパトに話しかけて来た。
従属神A「主様!会えて光栄です!」
パト「胸を隠せーーーーー!!たわけがーーー!!」
・・・・・・
視察が終え、パトは玉座に戻ってきた。
パト「はぁ、疲れた」
月花「目の保養は出来たかしら~♪」
琴歌「沢山女性の裸を見て来てましたね」
カナ「もう!凄く裸体裸体!おっぱいおっぱいってうるさいんだから」
パト「俺のプライベートを覗ける奴らが集まんな、何も言えないだろうが」
そこから3人にからかわれるパトだった。
No.140 クリスマスという概念
パト「地球の時期的にクリスマスだな~」
琴歌「そうですね、ずっと一人でしたので、プライベートで誰かとクリスマスを過ごすというのがあまり経験がなくて・・・シアーネさんくらいでしたね・・・」
パト「そ、そうか・・・」
パトは琴歌にどう言葉を掛けたらいいか戸惑う、思ったりも重たい返事が返ってきたからだ。
パト「じ、実は俺、クリスマスに良い思い出がなくてね、実家に居た頃は父さん以外の皆が家族集まってクリスマスパーティーしてたんだけど、俺は部屋にこもっていてね、どうしても賑やかな所に行けなくてね、ほら、学校でも特別な行事にだけ参加して周りから何かしら言われるとかあるじゃん?あの感覚に近くてさ、だから俺はそういうパーティーに参加せずにワイワイしている声だけ聴いてたんだ」
琴歌「えっと、別に不仲ってわけではなかったんですよね?」
パト「不仲なら雪花と月花が俺についてきてないって、不仲というより俺が距離を置いたんだよ、多分皆俺の事が気になってたと思うよ、気を使わせたくないのに気を使わせる日、凄く心苦しいイベントだったよ」
パトは遠い目をしながら話す。
パトと琴歌が話していたのは共有談話室という休憩室だった。
そこで珍しくメリアが通りすがる。
メリア「あら、ご主人に琴歌ちゃん、休憩中ですか?」
パト「ああ、クリスマスの事を話してね」
琴歌「そういえばメリアさんは地球に居た頃2年程パトさんの中に居たんですよね?確かカナさんも、パトさんってどうだったのですか?」
メリアは琴歌に聞かれ、得意げに空いているパトの横の席に座り、琴歌に話す。
メリア「ご主人はですね、他の神や宗教の習わしになんて一切興味を示さないという強い意志を見せていました、流石はご主人ですよね!」
パト「おい、とんでもない飛躍やめろ、そんな超意識高いわけないだろ」
メリア「それは冗談として、ご主人は凄く気を使っていました、1年目は皆さんも気にかけていました、「パトが参加しないのはちょっと気になる」って月花ちゃんも気にしてましたし、でも2年目にもなるとまあ・・・その・・・」
パト「おい待て、それってもしかして、俺が居ない事前提で誰も呼ぶ気すらなかったって話じゃないよな?」
メリア「流石ご主人!正解です!なんと2年目はそもそもご主人の分を誰も用意してませんでした!というより芦花ちゃんは東京、雪花ちゃんと桜花ちゃんは高校受験でそもそも1年目に比べたらそこまで盛り上がった内容でもなかったそうですよ」
琴歌「そ、想像出来ますね、えっと桜花ちゃんは・・・」
パト「ああ、雪花の双子に妹だな、結果を言えば桜花は高校受験失敗したんだよな、あの時は修羅場だったなぁ~、引きこもってた部屋からも感じれたよね、あのピリついた感じ、懐かしいぜ・・・(遠い目)」
メリア「ニートが二人になった!って凄く雪花ちゃんに言われてましたもんね」
琴歌「え、遠慮ないですね・・・」
パト「そうそう、俺も地獄のクリスマスだったけど、家庭内もまあまあなクリスマスを送っててくれてて俺は嬉しいね」
琴歌「パト君、中々黒いですね・・・ですが3年目はどうだったんですか?確か東京に来る前だったので、それなりにメンバーも居ましたよね?」
パト「ああ、あの時はまだソフィアが居なかったから5人旅だったな・・・凄く楽しかったよ、レストラン予約してさ、確かメリアと雪花がやってくれたんだよな?」
メリア「はい、海外だったので雪花ちゃんだけでは注文所か会話も出来なかったので、それで密ではありますがしっかり楽しみました、私も初めてのクリスマスというイベントだったので、当時だとカナもそうでしたね、カナは特に喜んでいましたね、参加したくてもご主人が2年間部屋に籠っていましたから」
パト「懐かしいな!」
琴歌「皆さんずっと楽しそうに生きてると思っていましたけど、苦労しているのですね」
メリア「私はずっと楽しんでいましたよ!なにせご主人と一緒なんですから!これ以上に楽しい事はありません!」ドヤ
琴歌「あ、休憩時間も終わりですね、では私はこれで」
パト「ああ、仕事頑張れよ~」
琴歌はパトとメリアに声を掛けるとそのまま仕事場に戻っていった。
メリア「琴歌ちゃんも長い間一人でしたからね、たまには専属神達だけでパーティーも悪くないですよね」
パト「そうだな、せっかく普段から皆頑張ってくれてるんだ、それに皆各自の部隊を持ってから専属神内の接点も弱くなってきてる、俺なんて本当ハクと全然会って無いからな、元気にしてるかな」
メリア「あの子は、役割半分でいいのに、真面目ですからね・・・」
パト「まあまあ、ハクは今自分のために頑張ってるんだ、目先はダメでも長い先を見たらきっと大丈夫さ、今はハクを信じるよ」
メリア「優しいですね・・・では名残惜しいですが、私もまだ休憩ではないので失礼しますね、ご主人」
パト「ああ、行ってらっしゃいメリア」
メリアもその場を立ち去る、そしてパトが一人、談話室でコーヒー(微糖)を飲み、一息つく
パト(クリスマスか、そういえば全員決まって家に居たよな、雪花は当時は暴力暴言が凄かったから多分異性からモテなかったと思うけど、月花はどうだったんだろう、普通にモテてたと思うけどな)
月花(あらあら、私の過去を知りたいの?元カレの話を聞いてモヤモヤしたいのかな~?)
パト(また唐突に思考で会話を・・・ていうか月花に元カレとか居ないだろ、でもなんで居なかったんだ?お試しで付き合うとかなかったの?)
月花(共学なら有り得たのかもね、でも残念、私は女子高、それに私は学校が終われば塾に他の活動、それが終われば即座に帰宅!もちろんそこには異性が居たけど、全然、あれかしら、高嶺の花は誰も触ろうとしないって奴?)
パト(外面は本当に良いのにね、じゃあ告白された事もないの?)
月花(沢山あるわよ、ラブレターも沢山貰った事もあるし、全部女の子からだけど)
パト(百合!アイアム百合!!)
月花(残念ながら私は百合にまったく興味なし、だからもちろん断ったわ、でも気付いたら月花様とか言われるようになったのは面白かったけどね)
パト(そんな月花が俺を選んでくれたんだ、嬉しい限りだね)
月花(もう~~///そんな事言ってもサービスしかしないんだから~~///)
パト(脳内だと平然にド下ネタで返してくれるのにな~、あれだ、SNSで性格が変わる奴だ)
パトはそう考えながら手元にあったコーヒーを飲み干した、すると談話室の外で待機していたメルリアが咄嗟にパトの横に立ち、伺う。
メルリア「アナタ、コーヒーのおかわりは要りますか?」
パト「ううん、大丈夫だよメルリア、それよりメルリアも座ったらいいのに」
メルリア「そうしたいのですが、アナタも一人の時間が欲しいのかと思いまして」
パト「ははは~、俺が一人になるなんて無理無理、さっきなんて脳内でずっと月花と話してたし、誰かが来たら誰かと話してるし、そもそも俺の状態を少なくとも専属神の誰かは確実に把握してる状態なわけだし、メルリアもそこまで気にしなくていいんだよ、というよりそこを気にするなら睡眠時間をくれないか?」
メルリア「そこは私とアナタの大事な営みの時間なので///」
パト「違うよ、そこは普通に俺の睡眠時間だけどね?」
パトはメルリアの手を取り、自分の横に座らせ、残りの休憩時間を二人でゆっくり過ごした。
琴歌「そうですね、ずっと一人でしたので、プライベートで誰かとクリスマスを過ごすというのがあまり経験がなくて・・・シアーネさんくらいでしたね・・・」
パト「そ、そうか・・・」
パトは琴歌にどう言葉を掛けたらいいか戸惑う、思ったりも重たい返事が返ってきたからだ。
パト「じ、実は俺、クリスマスに良い思い出がなくてね、実家に居た頃は父さん以外の皆が家族集まってクリスマスパーティーしてたんだけど、俺は部屋にこもっていてね、どうしても賑やかな所に行けなくてね、ほら、学校でも特別な行事にだけ参加して周りから何かしら言われるとかあるじゃん?あの感覚に近くてさ、だから俺はそういうパーティーに参加せずにワイワイしている声だけ聴いてたんだ」
琴歌「えっと、別に不仲ってわけではなかったんですよね?」
パト「不仲なら雪花と月花が俺についてきてないって、不仲というより俺が距離を置いたんだよ、多分皆俺の事が気になってたと思うよ、気を使わせたくないのに気を使わせる日、凄く心苦しいイベントだったよ」
パトは遠い目をしながら話す。
パトと琴歌が話していたのは共有談話室という休憩室だった。
そこで珍しくメリアが通りすがる。
メリア「あら、ご主人に琴歌ちゃん、休憩中ですか?」
パト「ああ、クリスマスの事を話してね」
琴歌「そういえばメリアさんは地球に居た頃2年程パトさんの中に居たんですよね?確かカナさんも、パトさんってどうだったのですか?」
メリアは琴歌に聞かれ、得意げに空いているパトの横の席に座り、琴歌に話す。
メリア「ご主人はですね、他の神や宗教の習わしになんて一切興味を示さないという強い意志を見せていました、流石はご主人ですよね!」
パト「おい、とんでもない飛躍やめろ、そんな超意識高いわけないだろ」
メリア「それは冗談として、ご主人は凄く気を使っていました、1年目は皆さんも気にかけていました、「パトが参加しないのはちょっと気になる」って月花ちゃんも気にしてましたし、でも2年目にもなるとまあ・・・その・・・」
パト「おい待て、それってもしかして、俺が居ない事前提で誰も呼ぶ気すらなかったって話じゃないよな?」
メリア「流石ご主人!正解です!なんと2年目はそもそもご主人の分を誰も用意してませんでした!というより芦花ちゃんは東京、雪花ちゃんと桜花ちゃんは高校受験でそもそも1年目に比べたらそこまで盛り上がった内容でもなかったそうですよ」
琴歌「そ、想像出来ますね、えっと桜花ちゃんは・・・」
パト「ああ、雪花の双子に妹だな、結果を言えば桜花は高校受験失敗したんだよな、あの時は修羅場だったなぁ~、引きこもってた部屋からも感じれたよね、あのピリついた感じ、懐かしいぜ・・・(遠い目)」
メリア「ニートが二人になった!って凄く雪花ちゃんに言われてましたもんね」
琴歌「え、遠慮ないですね・・・」
パト「そうそう、俺も地獄のクリスマスだったけど、家庭内もまあまあなクリスマスを送っててくれてて俺は嬉しいね」
琴歌「パト君、中々黒いですね・・・ですが3年目はどうだったんですか?確か東京に来る前だったので、それなりにメンバーも居ましたよね?」
パト「ああ、あの時はまだソフィアが居なかったから5人旅だったな・・・凄く楽しかったよ、レストラン予約してさ、確かメリアと雪花がやってくれたんだよな?」
メリア「はい、海外だったので雪花ちゃんだけでは注文所か会話も出来なかったので、それで密ではありますがしっかり楽しみました、私も初めてのクリスマスというイベントだったので、当時だとカナもそうでしたね、カナは特に喜んでいましたね、参加したくてもご主人が2年間部屋に籠っていましたから」
パト「懐かしいな!」
琴歌「皆さんずっと楽しそうに生きてると思っていましたけど、苦労しているのですね」
メリア「私はずっと楽しんでいましたよ!なにせご主人と一緒なんですから!これ以上に楽しい事はありません!」ドヤ
琴歌「あ、休憩時間も終わりですね、では私はこれで」
パト「ああ、仕事頑張れよ~」
琴歌はパトとメリアに声を掛けるとそのまま仕事場に戻っていった。
メリア「琴歌ちゃんも長い間一人でしたからね、たまには専属神達だけでパーティーも悪くないですよね」
パト「そうだな、せっかく普段から皆頑張ってくれてるんだ、それに皆各自の部隊を持ってから専属神内の接点も弱くなってきてる、俺なんて本当ハクと全然会って無いからな、元気にしてるかな」
メリア「あの子は、役割半分でいいのに、真面目ですからね・・・」
パト「まあまあ、ハクは今自分のために頑張ってるんだ、目先はダメでも長い先を見たらきっと大丈夫さ、今はハクを信じるよ」
メリア「優しいですね・・・では名残惜しいですが、私もまだ休憩ではないので失礼しますね、ご主人」
パト「ああ、行ってらっしゃいメリア」
メリアもその場を立ち去る、そしてパトが一人、談話室でコーヒー(微糖)を飲み、一息つく
パト(クリスマスか、そういえば全員決まって家に居たよな、雪花は当時は暴力暴言が凄かったから多分異性からモテなかったと思うけど、月花はどうだったんだろう、普通にモテてたと思うけどな)
月花(あらあら、私の過去を知りたいの?元カレの話を聞いてモヤモヤしたいのかな~?)
パト(また唐突に思考で会話を・・・ていうか月花に元カレとか居ないだろ、でもなんで居なかったんだ?お試しで付き合うとかなかったの?)
月花(共学なら有り得たのかもね、でも残念、私は女子高、それに私は学校が終われば塾に他の活動、それが終われば即座に帰宅!もちろんそこには異性が居たけど、全然、あれかしら、高嶺の花は誰も触ろうとしないって奴?)
パト(外面は本当に良いのにね、じゃあ告白された事もないの?)
月花(沢山あるわよ、ラブレターも沢山貰った事もあるし、全部女の子からだけど)
パト(百合!アイアム百合!!)
月花(残念ながら私は百合にまったく興味なし、だからもちろん断ったわ、でも気付いたら月花様とか言われるようになったのは面白かったけどね)
パト(そんな月花が俺を選んでくれたんだ、嬉しい限りだね)
月花(もう~~///そんな事言ってもサービスしかしないんだから~~///)
パト(脳内だと平然にド下ネタで返してくれるのにな~、あれだ、SNSで性格が変わる奴だ)
パトはそう考えながら手元にあったコーヒーを飲み干した、すると談話室の外で待機していたメルリアが咄嗟にパトの横に立ち、伺う。
メルリア「アナタ、コーヒーのおかわりは要りますか?」
パト「ううん、大丈夫だよメルリア、それよりメルリアも座ったらいいのに」
メルリア「そうしたいのですが、アナタも一人の時間が欲しいのかと思いまして」
パト「ははは~、俺が一人になるなんて無理無理、さっきなんて脳内でずっと月花と話してたし、誰かが来たら誰かと話してるし、そもそも俺の状態を少なくとも専属神の誰かは確実に把握してる状態なわけだし、メルリアもそこまで気にしなくていいんだよ、というよりそこを気にするなら睡眠時間をくれないか?」
メルリア「そこは私とアナタの大事な営みの時間なので///」
パト「違うよ、そこは普通に俺の睡眠時間だけどね?」
パトはメルリアの手を取り、自分の横に座らせ、残りの休憩時間を二人でゆっくり過ごした。
2023年12月21日
No.139 よくあるようなネタをやりたい!
パト「俺思ったんだ!漫画であるような主と〇〇のペアで戦う的な王道をやりたい!」
ソルテ「またいきなりですね、ちなみにですが、〇〇とは何が入るのですか?」
パト「それは自由さ!魔物でも精霊でもヒロインでも人間でも!要はペアで問題を解決するような作品の真似事がしたい!」
月花「パトなら出来るじゃない、帝園から誰か呼べば?」
パト「・・・・・・」
FIN
・・・・・・・
別の日
パト「俺、モンスターマスターになるんだ、色んな魔物を捕まえて使役し!そして大会で優勝したり、事件解決とか!やっぱり王道だよな!!」
ネル「そうかそうか、それで主様よ、私から提案なのだが、帝園に倒したら仲間になる種族が居るのだ、どうせならそこから暴力で使役して首に縄つけて酷使して見る気はないかな?私は充分楽しめそうだと思うぞ?」
パト「もうそれ、いつもの修行じゃん・・・いや、確かに使役出来るのは妖怪族と鬼族と邪人族だからそれっぽいけど人型じゃん、女の子じゃん、気が引けるじゃん、しかも首に縄とか言っちゃってるし、もはや奴隷じゃんか・・・」
FIN
・・・・・・
パト「最近小説で奴隷市場で奴隷を買ってそれが凄く可愛いヒロインになるっていう作品をよく見かけるんだ!俺も奴隷市場から女の子を救ってだな!」
雪花「パト、奴隷市場に夢を持ったらダメよ、あそこに居る子達はあんな作品みたいにすぐ立ち直れるような環境で生きて来てない、少し優しくしたからって心を開けるなんてそれは余程精神にまだ余裕がある子、本当なら精神がもうダメになってるんだから・・・」
パト「ごめんよぉ・・・そんな重く考えてなかったんだぁ~~」泣
FIN
・・・・・・
パト「異世界転生して無双したら超気持ちいいと思うんだよね!」
カナ「何それ!凄く面白そう!私がやる事成す事全部凄いって褒めてくれるんだよね!凄く自尊心が上がりそう!私も行く!」
パト「ばかもん!カナが来たら無双する奴が二人になって歓声が半分半分になっちゃうだろう!」
カナ「え、じゃあパトだけ別の世界に行っちゃうの?」
パト「え、そういうつもりで言ったんじゃないけど・・・」ごにょごにょ
FIN
・・・・・・
パト「ハーレム物か・・・パス」
メリア「なんでですか!ご主人!興味を持ってください!もっと積極的になってください!手を伸ばせばすぐ手に入りますよ!いえ!もはや手に入ってますよ!ほら!後は欲望のまま私達を選べばいいだけです!」
パト「そんな積極的なハーレムなんて求めてないんだよ、そもそも俺にハーレム願望はない!」
FIN
・・・・・・
パト「へぇ、オフィスラブか、本来同じ職場で恋愛が禁止されている会社がある中大人の恋に落ちる、そこには他の人からの誘惑、部屋に誘われてえっちなムードになったり、思い人が居るのに他の女性とワンナイトとか、ドロドロしてたり・・・え、皆そんな体験してるの?大変だな」
アリシア「ご安心ください!帝国は女神しか存在しません!そんなえっちなムードや関係になる子は多分居ません!同性恋愛は・・・わかりません!」
パト「俺も別に個神の恋愛に口出しなんてしないし、むしろ好きにやってくれって思うけども、メリアがそれを許さないんだよなぁ、プレッシャー強すぎて泣けてくるね」
アリシア「で、では私と一緒に会社でラブな事はどうでしょうか?///」
パト「これも一応オフィスラブか、なんか意味が違う気もするけど」
FIN
・・・・・・
パト「最近やけにパーティーから追い出されて無双する系多いな、俺も追い出されて無双してみるのもいいかも!まずは・・・」キョロキョロ
そこに居たのは美魅とエテルとリルのロリ三人衆だった。
美魅「今日はうちが全部うち滅ぼしたる!!」
エテル「私何も出来ないのにこんな武力訓練なんて意味あるのかな?」
リル「まさか0オーラで戦うの!それはちょっと・・・ふん!いいハンデだよ!」
パト(ああ、ダメだ、追い出す所か俺が保護者としてまとめておかないとおっかないや)
FIN
・・・・・・
パト「ゲームの世界に閉じ込められる!それいいな!面白そう!自分のステータス画面とか見ながら自分の成長を感じながら冒険してみたい!ダンジョンとか潜ったり、倒したモンスターの素材で換金して生計を立てる冒険者人生凄くいい!ロマンある!」
ソフィア「いいね!ならパトはしっかり冒険してきてね!私は家でゆっくりしてるからね!」
パト「いやいや、一緒に戦えよ!ソフィアなら魔法使いとか良いよな!」
ソフィア「魔法使いか~、どうせなら攻撃呪文より、環境を整える呪文とトラップ呪文をメインにした戦い方がしたいなぁ、やっぱり単調な攻撃よりも相手の考えの裏を取って倒す方が面白いよね!」
パト「さっきまで凄いやる気なかったのに、無茶苦茶面倒臭い事言ってんじゃん、まずはその矛盾をどうにかただしなさい」
ソフィア「ならパトが前で私が僧侶!いっぱい回復してあげる!」
パト「妥協して僧侶か!まあいいけど」
パト(ソフィアとだけはゲームの世界に閉じ込められたくないな、養うのが大変そうだ)
FIN
・・・・・・
パト「スローライフ系の異世界ファンタジー・・・確かに日々プレッシャーで押しつぶされそうだし、好きな時間に起きて、好きな時間に働いて、好きな時に好きな事をしてダラダラと生きていたいよな、あ~~」
ハク「だらだら・・・それいいかもね、私も普段から無理してるからスローライフで私ものほほんって過ごしたいかも」
パト「あ~ハクとならゆったり過ごせそうだな」
琴歌「ですが家計簿は大事ですね、なら私は農家と野菜販売とそれらの売り上げ計算、経営戦略を考える役がやりたいですね、ストレスがなさそうで楽しそうです♪」
パト「おっと、いきなりスローライフからワークライフ臭くなってきたぞ!琴歌!確かにそういうのも大事だけどスローライフは目先の生活だけを考えて生きる生活なんだよ、そんなしっかりとなんて」
琴歌「いえ、真のスローライフを過ごすためには数十年は安泰して過ごせるプランを考えるべきですね、それに将来性に不安を感じるとそれらもストレスになるかもしれませんし、ゆっくりと子供を産んで育ててっていう未来計画も立てる事が出来ません、まずは自営業の経営を安泰させる事からですね!パト君の考える世界にはネットワークはありますか?」
パト「ネットワークがあったらもうそれは現代なのよ・・・」
ハク「あはは、一瞬でワークライフになっちゃったね」苦笑
FIN
・・・・・・・
パト「崩壊した世界で生き抜く・・・うわ世紀末は心落ち着かないな」
ラル「でもスリルがあって楽しそうよね、私凄くホラーとかゾンビ映画とか見るのだけど一度でいいから普通の人間と同じスペックでこういう世界で生きてみたいなぁ、きっとスリルのある毎日なんでしょうね」
パト「なら雪花と一緒にERROR討伐に行けばいいんじゃない?しかも能力とか使わずに?」
ラル「パト、それはそれ、これはこれ!それはパトにも雪花ちゃんにも迷惑が掛かるでしょ!」
パト「そ、そうっすね!」
FIN
・・・・・・
メルリア「最近のアナタの会話を記録した結果です!」
フルール「こんな凄く充実した世界で生きてるのに現状に満足してないのですね、恐ろしいお方!」
エイリ「もし言ってくれれば私が尽力を尽くして求める結果を!」
パト「冗談というか、話題のネタを本気で捕えないでくれ・・・恥ずかしい・・・」
ソルテ「またいきなりですね、ちなみにですが、〇〇とは何が入るのですか?」
パト「それは自由さ!魔物でも精霊でもヒロインでも人間でも!要はペアで問題を解決するような作品の真似事がしたい!」
月花「パトなら出来るじゃない、帝園から誰か呼べば?」
パト「・・・・・・」
FIN
・・・・・・・
別の日
パト「俺、モンスターマスターになるんだ、色んな魔物を捕まえて使役し!そして大会で優勝したり、事件解決とか!やっぱり王道だよな!!」
ネル「そうかそうか、それで主様よ、私から提案なのだが、帝園に倒したら仲間になる種族が居るのだ、どうせならそこから暴力で使役して首に縄つけて酷使して見る気はないかな?私は充分楽しめそうだと思うぞ?」
パト「もうそれ、いつもの修行じゃん・・・いや、確かに使役出来るのは妖怪族と鬼族と邪人族だからそれっぽいけど人型じゃん、女の子じゃん、気が引けるじゃん、しかも首に縄とか言っちゃってるし、もはや奴隷じゃんか・・・」
FIN
・・・・・・
パト「最近小説で奴隷市場で奴隷を買ってそれが凄く可愛いヒロインになるっていう作品をよく見かけるんだ!俺も奴隷市場から女の子を救ってだな!」
雪花「パト、奴隷市場に夢を持ったらダメよ、あそこに居る子達はあんな作品みたいにすぐ立ち直れるような環境で生きて来てない、少し優しくしたからって心を開けるなんてそれは余程精神にまだ余裕がある子、本当なら精神がもうダメになってるんだから・・・」
パト「ごめんよぉ・・・そんな重く考えてなかったんだぁ~~」泣
FIN
・・・・・・
パト「異世界転生して無双したら超気持ちいいと思うんだよね!」
カナ「何それ!凄く面白そう!私がやる事成す事全部凄いって褒めてくれるんだよね!凄く自尊心が上がりそう!私も行く!」
パト「ばかもん!カナが来たら無双する奴が二人になって歓声が半分半分になっちゃうだろう!」
カナ「え、じゃあパトだけ別の世界に行っちゃうの?」
パト「え、そういうつもりで言ったんじゃないけど・・・」ごにょごにょ
FIN
・・・・・・
パト「ハーレム物か・・・パス」
メリア「なんでですか!ご主人!興味を持ってください!もっと積極的になってください!手を伸ばせばすぐ手に入りますよ!いえ!もはや手に入ってますよ!ほら!後は欲望のまま私達を選べばいいだけです!」
パト「そんな積極的なハーレムなんて求めてないんだよ、そもそも俺にハーレム願望はない!」
FIN
・・・・・・
パト「へぇ、オフィスラブか、本来同じ職場で恋愛が禁止されている会社がある中大人の恋に落ちる、そこには他の人からの誘惑、部屋に誘われてえっちなムードになったり、思い人が居るのに他の女性とワンナイトとか、ドロドロしてたり・・・え、皆そんな体験してるの?大変だな」
アリシア「ご安心ください!帝国は女神しか存在しません!そんなえっちなムードや関係になる子は多分居ません!同性恋愛は・・・わかりません!」
パト「俺も別に個神の恋愛に口出しなんてしないし、むしろ好きにやってくれって思うけども、メリアがそれを許さないんだよなぁ、プレッシャー強すぎて泣けてくるね」
アリシア「で、では私と一緒に会社でラブな事はどうでしょうか?///」
パト「これも一応オフィスラブか、なんか意味が違う気もするけど」
FIN
・・・・・・
パト「最近やけにパーティーから追い出されて無双する系多いな、俺も追い出されて無双してみるのもいいかも!まずは・・・」キョロキョロ
そこに居たのは美魅とエテルとリルのロリ三人衆だった。
美魅「今日はうちが全部うち滅ぼしたる!!」
エテル「私何も出来ないのにこんな武力訓練なんて意味あるのかな?」
リル「まさか0オーラで戦うの!それはちょっと・・・ふん!いいハンデだよ!」
パト(ああ、ダメだ、追い出す所か俺が保護者としてまとめておかないとおっかないや)
FIN
・・・・・・
パト「ゲームの世界に閉じ込められる!それいいな!面白そう!自分のステータス画面とか見ながら自分の成長を感じながら冒険してみたい!ダンジョンとか潜ったり、倒したモンスターの素材で換金して生計を立てる冒険者人生凄くいい!ロマンある!」
ソフィア「いいね!ならパトはしっかり冒険してきてね!私は家でゆっくりしてるからね!」
パト「いやいや、一緒に戦えよ!ソフィアなら魔法使いとか良いよな!」
ソフィア「魔法使いか~、どうせなら攻撃呪文より、環境を整える呪文とトラップ呪文をメインにした戦い方がしたいなぁ、やっぱり単調な攻撃よりも相手の考えの裏を取って倒す方が面白いよね!」
パト「さっきまで凄いやる気なかったのに、無茶苦茶面倒臭い事言ってんじゃん、まずはその矛盾をどうにかただしなさい」
ソフィア「ならパトが前で私が僧侶!いっぱい回復してあげる!」
パト「妥協して僧侶か!まあいいけど」
パト(ソフィアとだけはゲームの世界に閉じ込められたくないな、養うのが大変そうだ)
FIN
・・・・・・
パト「スローライフ系の異世界ファンタジー・・・確かに日々プレッシャーで押しつぶされそうだし、好きな時間に起きて、好きな時間に働いて、好きな時に好きな事をしてダラダラと生きていたいよな、あ~~」
ハク「だらだら・・・それいいかもね、私も普段から無理してるからスローライフで私ものほほんって過ごしたいかも」
パト「あ~ハクとならゆったり過ごせそうだな」
琴歌「ですが家計簿は大事ですね、なら私は農家と野菜販売とそれらの売り上げ計算、経営戦略を考える役がやりたいですね、ストレスがなさそうで楽しそうです♪」
パト「おっと、いきなりスローライフからワークライフ臭くなってきたぞ!琴歌!確かにそういうのも大事だけどスローライフは目先の生活だけを考えて生きる生活なんだよ、そんなしっかりとなんて」
琴歌「いえ、真のスローライフを過ごすためには数十年は安泰して過ごせるプランを考えるべきですね、それに将来性に不安を感じるとそれらもストレスになるかもしれませんし、ゆっくりと子供を産んで育ててっていう未来計画も立てる事が出来ません、まずは自営業の経営を安泰させる事からですね!パト君の考える世界にはネットワークはありますか?」
パト「ネットワークがあったらもうそれは現代なのよ・・・」
ハク「あはは、一瞬でワークライフになっちゃったね」苦笑
FIN
・・・・・・・
パト「崩壊した世界で生き抜く・・・うわ世紀末は心落ち着かないな」
ラル「でもスリルがあって楽しそうよね、私凄くホラーとかゾンビ映画とか見るのだけど一度でいいから普通の人間と同じスペックでこういう世界で生きてみたいなぁ、きっとスリルのある毎日なんでしょうね」
パト「なら雪花と一緒にERROR討伐に行けばいいんじゃない?しかも能力とか使わずに?」
ラル「パト、それはそれ、これはこれ!それはパトにも雪花ちゃんにも迷惑が掛かるでしょ!」
パト「そ、そうっすね!」
FIN
・・・・・・
メルリア「最近のアナタの会話を記録した結果です!」
フルール「こんな凄く充実した世界で生きてるのに現状に満足してないのですね、恐ろしいお方!」
エイリ「もし言ってくれれば私が尽力を尽くして求める結果を!」
パト「冗談というか、話題のネタを本気で捕えないでくれ・・・恥ずかしい・・・」
2023年12月11日
No.138 パトとラルの初夜(335話)(※R18)
ラル「心を許してって言ったんだから責任とってよ、主様」
パト(あ、ヤバイ・・・これ間違いなく始まる)
ラルはパトの上に覆いかぶさり、顔を真っ赤にしながらその場で震える。
ラル「えっと・・・その・・・」
ラルは顔を真っ赤にしてこれからやろうとする事はわかっているのだが、どう始めたらいいのかわからない、そんな顔だった。
パトはそんなラルを見つめる、パトとしてはこのまま「やっぱり早いわね」と言って終わって貰える方が助かるからだ。
ラル「えっと、まずはその・・・キスとか・・・してもいいかな?」
パト「どうぞ、俺はラルから逃げないよ、ラルを信じているからさ」
パトは良い意味でも悪い意味でも女慣れしていた、特にこのようなベッドの上で男女二人が行う夜の営みに関しては現専属神達で経験している、今回は完全な受け身でラルの反応を待つ事にした。
ラル「じゃ、じゃあ・・・お邪魔します」
ラルはそう言うとパトにそっとキスをした。
ラルの口は緊張しているようで、ぐっと力が入っていた、だがパトがラルの頭をそっと撫でる事で、ラルの唇は落ち着きを取り戻し、パトの愛情を求めるようにパトとの口づけを辞めなかった。
そうしているとラルの舌がパトの口の中に入って来た。
パト(まさか初めからディープキスか、末恐ろしいな)
パトはそう考えながらもラルの侵入してきた舌に挨拶するようにパトの舌で迎えた。
そして互いの舌が唾液と共に絡み合い、ただただお互いを求めるようにだけど、品のあるキスを続けていた。
数分が経ち、ラルがパトの口から離れるとそっと声をかけて来た。
ラル「どうかな、私の気持ち、伝わった?今度はちゃんと伝わった?」
ラルは心配そうに聞いてくる、パトは「しっかり伝わったよ」と笑顔で返すとそのままラルを押し倒し返す。
立場が逆転し、今度はパトがラルを押し倒している形になった。
ラルは顔を真っ赤にしながら動揺を隠せず視線が泳いでしまう、だがパトはそんな初々しいラルを見て理性は既に飛んでいた。
パト「今更逃げるのは無しだぞ、ラル・・・」
パトは真剣な眼差しでラルに問いかける、だがラルが答える間もなくパトはラルの衣服を脱がし始めた。
ラルは今脱がされているという現実に脳が上手く働かない状態、だがここまで来たら全てをパトに身を委ねてもいいと考える。
そしてパトがラルの上着を脱がし終えるとそこにはラルの綺麗な肌が露出していた。
帝国にはブラという文化が存在せず、服そのものに下着と同じ構造を備えているため、服を脱がせばラルの肌がそのままパトの前に露見する形になったのだ。
ラル「えっと・・・最近ずっと戦場続きでその・・・手入れが」
ラルは咄嗟に言い訳をする。
だがパトはラルに「そんなことない、凄く綺麗な身体だよ」と言い、ラルの胸元に顔を近づけ、綺麗なピンクの突起物を口に優しく咥える。
ラル「んん///」
ラルは反応してしまう、だがパトはそんなラルの反応に対してさらに興奮し、ラルの乳房を優しく愛撫し始めた。
ラルはパトが愛撫するたびに抑えようとするが声が漏れ出てしまう。
パトはラルの反応を楽しむとそのまま再度キスをする。
ラル「もう、そんなにイジメないで・・・」
パト「なんかあれだけ勇ましかったラルにそんな事を言わせるって凄く興奮するな」
パトはそう言うと同時に手はラルの下半身に伸び、下着越しに秘部に触れる、下着越しでもわかる程濡れていた。
パト「凄いね、もうそんなに興奮してたんだ?もしかして期待してた?」
ラル「・・・」こく(目を逸らしながら小さく頷く)
パト「なら優しく触るね~」
パトはそう言うと、なぞるように触れ、人間と似た構造と理解し、そのまま優しく刺激する、
するとラルは震えながらジワジワ来る気持ちよさに身を委ねたい気持ちと、恥ずかしさで逃げ出したくなるような気持ちを抑えながらパトの愛撫を受け入れた。
そしてパトがラルの下着を脱がし、とうとうラルの秘部があらわになった。
ラル「あ・・・あ・・・その」
パト「凄く綺麗だ」
パトはそう言うと、そのままラルの秘部に顔を埋め、秘部から今も溢れ出ている蜜を舌ですくいあげる。
ラル「ひゃああ!ダメ!そこは汚い!さっきまで戦ってたりしてたのに?!」
パト「そんなことないよ、ラルの臭いがするし、ラルの味がする」
ちなみにパトが選んでいる言葉はエロゲーで培ったセリフと実際にメリアや雪花と性行為をした時に反応が良かったセリフを敢えて選んでいる。そしてパトがこうやって秘部を舐める行為は雪花が好むシチュエーションなのだ。
パト(というか本当に臭くない、そもそも天使というか神だからな、人間の構造とは違うんだな、ほんわかと甘い香りだ、それに味もどっちかというと甘い、まるでアメを舐めているみたいだ、これはちょっと楽しいかも)
パトはそう思いながらラルの秘部を念入りに舐める。
ラルは軽い絶頂を何度も繰り返しながら「もうお願い、恥ずかしい」とパトに懇願する。
パトも満足し、そろそろかとズボンを脱ぎ、準備を始める。
ラルは初めてパトの下半身についている物を目にし、釘付けになる。
ラル(あれが入るの?!本当に入るの!?大丈夫?!)
ラルは恐怖のあまり能力を使って拒否しようとしたが、それでは一生パトと添い遂げる事は不可能だと言い聞かせ、能力を使いたいという衝動を抑えた。
パト「えっと、天使の神様だから破瓜とかあるかわからないけど、痛かったら言ってね?」
ラル「破瓜はないわ、多分・・・」
パトはラルと見つめ合いながら、秘部にあてがい、そのままゆっくりとラルの中に入っていく。
パト(なんだこれ?!とにかく柔らかい?!なのに凄く刺激してくる?!)
ラル(ああ、とうとうパト様の物になれた・・・添い遂げた、これほどの幸せはないわ・・・)
ラルは凄く満たされていた、気持ちが一つになった、想いが届いた、その喜びがラルを満たしていく。
ラル「パト様、こんな時に聞くのもあれなんだけど・・・私を専属神に選んでもらえないかな、私はきっとパト様を守れる盾になれる、なにせ世界最強の守護神と呼ばれてる程なの、きっとこの力はこれから訪れるパト様の危機を守れる、私はパト様を愛しています、こんな時に告白するような私だけど・・・どうか私を、パト様の生涯のお隣に置いてくれませんか?」
ラルは涙を流す、それだけ必死に気持ちを伝えたのだ。
パトはラルの気持ちに答えた。
パト「ラルは昔の俺も、今の俺もしっかり愛してくれた、力なんてどうでもいいんだ、ただ俺はラルが自分を犠牲にしてでも俺を守るという気持ちに惚れたんだと思う、出会って数日、ずっと険悪な状態だったし、俺はきっとラルの事を全然理解出来ていない、だけどそれはこれから理解しあえばいいんだって思える、俺はラルになら命を預けられる、俺からお願いしていいかな、ラル、俺の専属神としてこれからもずっと俺を守ってくれ、そして俺が強くなった時はラルがラルらしく居られる居場所を作って俺がラルを守ってやる、一人の女性として、それが俺の覚悟と思いだよ」
ラルは笑顔になる、そして専属神契約が完了した光がラルを覆う。
9人目の専属神が決まった。
そして二人は抱きしめ合い、そのままお互いの愛を求めるようにゆっくりとパトはラルを感じ、そしてラルはパトを感じた。
・・・・・・
アリシアはその光景を全て見ていた、目に映る光景を見て、アリシア自身も興奮を隠せずに自身の既に濡れてしまった秘部を右手で弄ってしまう。
アリシア(おめでとうラル、でも凄く羨ましい、私もパト様に求められたい、愛し合いたい、ずっとお預けを受けていたんだもん、私だってパト様の寵愛を受けたい!羨ましい!羨ましい!!)
アリシアは激しい自分の心臓の鼓動と自分自身も気持ちよくなりたいという衝動が抑えきれず、そのままラルの部屋の前で絶頂を迎えてしまう、だがアリシアの任務はパトの護衛のため、そのままラルとパトを見守る。
・・・・・・
パトとラルは数時間にわたり性行為を行い、お互いが満足したまま裸で抱きしめ合っていた。
ラル「明日からよろしくね、私の主様♪」
パト「ああ、これからも末永くよろしく、ラル」
パトとラルはこうして結ばれた。
ラルは性行為をしたことで覚醒し、能力も得た。
のちにこの出来事は【専属神内でも最もロマンチックでエロチックな契約】として全員に認知される。
パト(あ、ヤバイ・・・これ間違いなく始まる)
ラルはパトの上に覆いかぶさり、顔を真っ赤にしながらその場で震える。
ラル「えっと・・・その・・・」
ラルは顔を真っ赤にしてこれからやろうとする事はわかっているのだが、どう始めたらいいのかわからない、そんな顔だった。
パトはそんなラルを見つめる、パトとしてはこのまま「やっぱり早いわね」と言って終わって貰える方が助かるからだ。
ラル「えっと、まずはその・・・キスとか・・・してもいいかな?」
パト「どうぞ、俺はラルから逃げないよ、ラルを信じているからさ」
パトは良い意味でも悪い意味でも女慣れしていた、特にこのようなベッドの上で男女二人が行う夜の営みに関しては現専属神達で経験している、今回は完全な受け身でラルの反応を待つ事にした。
ラル「じゃ、じゃあ・・・お邪魔します」
ラルはそう言うとパトにそっとキスをした。
ラルの口は緊張しているようで、ぐっと力が入っていた、だがパトがラルの頭をそっと撫でる事で、ラルの唇は落ち着きを取り戻し、パトの愛情を求めるようにパトとの口づけを辞めなかった。
そうしているとラルの舌がパトの口の中に入って来た。
パト(まさか初めからディープキスか、末恐ろしいな)
パトはそう考えながらもラルの侵入してきた舌に挨拶するようにパトの舌で迎えた。
そして互いの舌が唾液と共に絡み合い、ただただお互いを求めるようにだけど、品のあるキスを続けていた。
数分が経ち、ラルがパトの口から離れるとそっと声をかけて来た。
ラル「どうかな、私の気持ち、伝わった?今度はちゃんと伝わった?」
ラルは心配そうに聞いてくる、パトは「しっかり伝わったよ」と笑顔で返すとそのままラルを押し倒し返す。
立場が逆転し、今度はパトがラルを押し倒している形になった。
ラルは顔を真っ赤にしながら動揺を隠せず視線が泳いでしまう、だがパトはそんな初々しいラルを見て理性は既に飛んでいた。
パト「今更逃げるのは無しだぞ、ラル・・・」
パトは真剣な眼差しでラルに問いかける、だがラルが答える間もなくパトはラルの衣服を脱がし始めた。
ラルは今脱がされているという現実に脳が上手く働かない状態、だがここまで来たら全てをパトに身を委ねてもいいと考える。
そしてパトがラルの上着を脱がし終えるとそこにはラルの綺麗な肌が露出していた。
帝国にはブラという文化が存在せず、服そのものに下着と同じ構造を備えているため、服を脱がせばラルの肌がそのままパトの前に露見する形になったのだ。
ラル「えっと・・・最近ずっと戦場続きでその・・・手入れが」
ラルは咄嗟に言い訳をする。
だがパトはラルに「そんなことない、凄く綺麗な身体だよ」と言い、ラルの胸元に顔を近づけ、綺麗なピンクの突起物を口に優しく咥える。
ラル「んん///」
ラルは反応してしまう、だがパトはそんなラルの反応に対してさらに興奮し、ラルの乳房を優しく愛撫し始めた。
ラルはパトが愛撫するたびに抑えようとするが声が漏れ出てしまう。
パトはラルの反応を楽しむとそのまま再度キスをする。
ラル「もう、そんなにイジメないで・・・」
パト「なんかあれだけ勇ましかったラルにそんな事を言わせるって凄く興奮するな」
パトはそう言うと同時に手はラルの下半身に伸び、下着越しに秘部に触れる、下着越しでもわかる程濡れていた。
パト「凄いね、もうそんなに興奮してたんだ?もしかして期待してた?」
ラル「・・・」こく(目を逸らしながら小さく頷く)
パト「なら優しく触るね~」
パトはそう言うと、なぞるように触れ、人間と似た構造と理解し、そのまま優しく刺激する、
するとラルは震えながらジワジワ来る気持ちよさに身を委ねたい気持ちと、恥ずかしさで逃げ出したくなるような気持ちを抑えながらパトの愛撫を受け入れた。
そしてパトがラルの下着を脱がし、とうとうラルの秘部があらわになった。
ラル「あ・・・あ・・・その」
パト「凄く綺麗だ」
パトはそう言うと、そのままラルの秘部に顔を埋め、秘部から今も溢れ出ている蜜を舌ですくいあげる。
ラル「ひゃああ!ダメ!そこは汚い!さっきまで戦ってたりしてたのに?!」
パト「そんなことないよ、ラルの臭いがするし、ラルの味がする」
ちなみにパトが選んでいる言葉はエロゲーで培ったセリフと実際にメリアや雪花と性行為をした時に反応が良かったセリフを敢えて選んでいる。そしてパトがこうやって秘部を舐める行為は雪花が好むシチュエーションなのだ。
パト(というか本当に臭くない、そもそも天使というか神だからな、人間の構造とは違うんだな、ほんわかと甘い香りだ、それに味もどっちかというと甘い、まるでアメを舐めているみたいだ、これはちょっと楽しいかも)
パトはそう思いながらラルの秘部を念入りに舐める。
ラルは軽い絶頂を何度も繰り返しながら「もうお願い、恥ずかしい」とパトに懇願する。
パトも満足し、そろそろかとズボンを脱ぎ、準備を始める。
ラルは初めてパトの下半身についている物を目にし、釘付けになる。
ラル(あれが入るの?!本当に入るの!?大丈夫?!)
ラルは恐怖のあまり能力を使って拒否しようとしたが、それでは一生パトと添い遂げる事は不可能だと言い聞かせ、能力を使いたいという衝動を抑えた。
パト「えっと、天使の神様だから破瓜とかあるかわからないけど、痛かったら言ってね?」
ラル「破瓜はないわ、多分・・・」
パトはラルと見つめ合いながら、秘部にあてがい、そのままゆっくりとラルの中に入っていく。
パト(なんだこれ?!とにかく柔らかい?!なのに凄く刺激してくる?!)
ラル(ああ、とうとうパト様の物になれた・・・添い遂げた、これほどの幸せはないわ・・・)
ラルは凄く満たされていた、気持ちが一つになった、想いが届いた、その喜びがラルを満たしていく。
ラル「パト様、こんな時に聞くのもあれなんだけど・・・私を専属神に選んでもらえないかな、私はきっとパト様を守れる盾になれる、なにせ世界最強の守護神と呼ばれてる程なの、きっとこの力はこれから訪れるパト様の危機を守れる、私はパト様を愛しています、こんな時に告白するような私だけど・・・どうか私を、パト様の生涯のお隣に置いてくれませんか?」
ラルは涙を流す、それだけ必死に気持ちを伝えたのだ。
パトはラルの気持ちに答えた。
パト「ラルは昔の俺も、今の俺もしっかり愛してくれた、力なんてどうでもいいんだ、ただ俺はラルが自分を犠牲にしてでも俺を守るという気持ちに惚れたんだと思う、出会って数日、ずっと険悪な状態だったし、俺はきっとラルの事を全然理解出来ていない、だけどそれはこれから理解しあえばいいんだって思える、俺はラルになら命を預けられる、俺からお願いしていいかな、ラル、俺の専属神としてこれからもずっと俺を守ってくれ、そして俺が強くなった時はラルがラルらしく居られる居場所を作って俺がラルを守ってやる、一人の女性として、それが俺の覚悟と思いだよ」
ラルは笑顔になる、そして専属神契約が完了した光がラルを覆う。
9人目の専属神が決まった。
そして二人は抱きしめ合い、そのままお互いの愛を求めるようにゆっくりとパトはラルを感じ、そしてラルはパトを感じた。
・・・・・・
アリシアはその光景を全て見ていた、目に映る光景を見て、アリシア自身も興奮を隠せずに自身の既に濡れてしまった秘部を右手で弄ってしまう。
アリシア(おめでとうラル、でも凄く羨ましい、私もパト様に求められたい、愛し合いたい、ずっとお預けを受けていたんだもん、私だってパト様の寵愛を受けたい!羨ましい!羨ましい!!)
アリシアは激しい自分の心臓の鼓動と自分自身も気持ちよくなりたいという衝動が抑えきれず、そのままラルの部屋の前で絶頂を迎えてしまう、だがアリシアの任務はパトの護衛のため、そのままラルとパトを見守る。
・・・・・・
パトとラルは数時間にわたり性行為を行い、お互いが満足したまま裸で抱きしめ合っていた。
ラル「明日からよろしくね、私の主様♪」
パト「ああ、これからも末永くよろしく、ラル」
パトとラルはこうして結ばれた。
ラルは性行為をしたことで覚醒し、能力も得た。
のちにこの出来事は【専属神内でも最もロマンチックでエロチックな契約】として全員に認知される。
2023年11月28日
No.137 【美】の天使王
ミーエルは帝園の事を思い出していた。
ミーエル(私が帝園から追い出されて結構な日にちが経ったなぁ~、あの頃は自由気ままに生活出来てたのに・・・いや、どっちかというと帝国の方が自由気ままにやらしてもらってるけども・・・でもたまにはホームシックになっちゃうよね)
帝園 第四の園 【神園帝使】序列4位 【慈悲の天使王】ミーエル・ファラミー
慈悲は天使族の11系統の中で最も医療に特化した種族であり、青い花眼がモチーフとなっている。
【慈悲】誰かに優しくすることに美徳を置き、他人に優しくすることでミーエル等の慈悲系統の天使は使命を全うしている。
これはミーエルが帝園の天使王として生活していた時のお話し。
・・・・・・
ミーエルは青と白をモチーフにした【慈悲帝宮殿】の最高位天使としてミーエルを慕う多くの熾天使(してんし)達に慕われていた。
天使族の階級は10段制であり
一等級 神園帝使(レイアポストール)
二等級 熾天使(セラフ)
三等級 智天使(ケルプ)
四等級 宝座天使(スローン)
五等級 統治天使(ドミニオン)
六等級 徳能天使(ヴァ―チュ)
七等級 威力天使(パワー)
八等級 君権天使(プリンシパリティ)
九等級 大天使(アーキエンジェル)
十等級 天使(エンジェル)
【慈悲帝宮殿】は【神園帝使】ミーエルを筆頭に数億という【熾天使】がミーエルを支え、【智天使】は【熾天使】を支え、と続き、最終的には十等級の無数と呼べるほどの数が存在する慈悲系統の天使がミーエルという慈悲の頂点に君臨する天使王を尊敬、崇拝していたのだ。
当然ミーエルもそんな環境のため、一寸たりとも気が抜けなかった。
ミーエル(慈悲の天使達だけが存在する宮殿、だから皆優しいし、思いやりもある、独占なんて誰もしない、物を使えばその倍の数をその場に置きなおす、誰かが選択をしたらお礼は留まる事を知らないし、誰かの役目であってもその仕事は誰かが代わりに行い、そしてお互いに褒め合い、気遣い、そしてとことん甘い甘い環境)
ミーエル「聞こえはいいけど・・・正直退屈・・・精々私の楽しみは入浴とその間に飲むジュースくらい、ルラエル様が居た頃は私が第二席の座に居たからよく見てたけどもう空気がずっとホワホワしてたもん・・・」
ミーエルはそう言いながら自分のベッドでくつろいでいた、帝園は特にやることがなく、他所の宮殿も同じらしく、活発な天使は他所の宮殿に来てはちょっかいを出しに行っているらしい。
ミーエル「慈悲の宮殿は争うという概念が存在しないし、敵対心を煽って来ても褒めちぎるから誰も遊びに来ない、いや、自分の事を褒めて欲しい天使はよく遊びにくるけど・・・私は他所に遊びに行くのもな~、会うの面倒臭いし」
ミーエルは独り言を呟きながら人20人は大の字で寝れる程大きいベッドの上で転がり続ける。
するとミーエルの身の回りを担当する【熾天使】から通達が入った。
ユンエル「ご報告致します、現在宮殿前にて、【美の天使王】ミファエル・キュレデュイ様がお越し、ミーエル様と対談したいとご要望ですがどのようになさいますか?
ミーエル「え・・・えっと・・・どうぞ中へ、って言って貰えるかな?」
ユンエル「畏まりました、ミーエル様」
ユンエル、ミーエルを支える現在の【慈悲帝宮殿】の第二席の熾天使、ミーエルと同じ青い花眼が開眼しており、そしてミーエルよりも美しい青い絹のような長い髪、そして青いドレスを身にまとっているおしとやかな天使である。
ミーエル(さてと、凄い嫌味の連発を喰らうから覚悟しないとね!)
ミーエルは即座にドレスに着替え、美の天使王を出迎えに向った。
・・・・・・
ミーエル「本日はようこそいらしてくださいました、ミファエル様」
ミファエル「ミーエル様、本日も美しいですね、せっかくなのでぜひ!私の美学を聞いて頂けたらと・・・思っております」
ミーエル(うげ、やっぱり持論を持ち掛けに来たな~~)
ミファエルは【美】と【黄色の花眼】が特徴の天使族、【美】を美徳に置く天使は美学を最も喜びとする、芸術において己の美を求め、そしてその美を誰かに教え広め、もっとも自身の美を広める事に喜びを感じる天使なのである。
ミファエルは美しい程の金髪の髪、白い肌、黄色の花眼、そして美しい装飾と黄色と白、そしてアクセントとして採用している青の花を採用したドレスを着用し、常に美を怠らない天使王だった。
ミファエル「私が教えた美、この宮殿でも採用して頂いていますね、本当慈悲の天使達は素晴らしいです、私はお好きですよ、特にミーエル、貴女はとても素敵♪」
ミファエルはそう言いながらミーエルに近づき、そっと頬に触れる、ミーエルは顔を少し赤らめながらもミファエルの手を振りほどこうとはしない、それが慈悲なのだ。
ミファエル「本当貴女達は優しい、私の美を嫌な顔せず受け入れてくれる、そのドレスも私がミーエルに送った品ですよね、美しいです♪」
ミファエルはミーエルに特別な好意を抱いていた。
それはミーエルがミファエルの美を全面的に認め、自分だけではなく、宮殿全域にミファエルの教えを忠実に再現しているからなのである、それを知ったミファエルは大変ミーエルを気に入り、何か新たな美を見つけてはすぐにミーエルの所に足を運び、こうしてミーエルと話していたのだ。
ミーエル「今日はどのような美を教えてくれるのでしょうか?ミファエル様?」
ミーエル(ミファエル・・・凄くとんでもない天使王に気に入られてしまったものだな~、この天使、独占欲が凄いで有名だから、もしそこを満たせばどんな時でも力になってくれるかもって思ってミファエルの案を私が天使王になった時に採用したのが運の尽き・・・毎度毎度違うデザイン性の芸術を押し付けられるからもう慈悲帝宮殿の改装費用が馬鹿みたいに掛かる!皆笑顔で仕事こなしてくれるけど!!)
ミーエルは毎度毎度変わるミファエルの美に肝を冷やしていた、酷い場合180度ガラッと雰囲気が変わる事もあるのだ、現在青と白をモチーフにした宮殿はミーエル自身凄く気に入っていたが、ミファエルが来たという事はこのデザインともおさらばなのだ。
ミファエル「今回はですね、このドレスです、このドレスのように青と白という美しい慈悲の象徴カラーにアクセントを付けては如何かと・・・あとその色を私達の象徴、黄色を採用するというのは・・・如何です?」
ミーエルは脳内で悩み、悩んだ結果、悩むだけ無駄と悟り、二つ返事で褒めたたえながら了承する。
ミーエル「素晴らしい案ですね、ミファエル様、そうすれば私達の宮殿にミファエル様と私との友好の美をお見せできる、私は凄く嬉しいです、それともミファエル様はこのような認識では納得いただけませんか?」
ミーエルは知っている、ミファエルは自分自身を大変気に入っている事を、そして自分とミファエルの関係性を含ませた言い方をすると大変上機嫌になるという事も。
ミファエル「凄く嬉しいです、では私の【美帝宮殿】に私とミーエルの間にある友情の証として青のアクセントを追加しましょう!そしてお互いの宮殿が相思相愛であることを他の宮殿にも知らせましょう!ミーエル!本当に貴女は素晴らしいわ!」
ミファエルはお淑やかに笑う、やはり美の天使王というだけの事はあり、身のこなしも美しい。
・・・・・・
数時間程ミファエルは滞在していたが、ミーエルとの対談で大変満足し、そのまま自身の宮殿に戻っていった。
その後入れ替わるようにユンエルが入ってミーエルにジュースを提供する。
ユンエル「お疲れ様です、ミーエル様、本日もミファエル様は大変満足されていましたね♪」
ミーエル「ええ、私とミファエルは仲良しですから、満足して頂いて私も嬉しいです」
ミーエル(相槌と褒め地獄!もう途中から意味のわからない美学をとことん離されたけど全然わからなかった!もう途中から【流石ミファエル様です、そのような素晴らしい美をお持ちなんて羨ましい限りです♪】【私もミファエル様のように美しくなれたらどれほど幸せなのか、想像がつきませんね】が交互に出てくる数時間!疲れた・・・次はいつ来るかな、以前は数週間前で、その前は数か月前だった気が・・・いや、時間感覚ここと外では全然違うから当てにならないなぁ・・・)
ミーエルが部屋着に着替え、そのままお風呂に向った。
ミーエルはミーエル専用の大浴場が存在する、その大浴場に入る事を許された天使は将来の天使王候補になれると言われている、それを決めるのはミーエルなのだが、現在十二席、つまり12人の熾天使を認め、側近として置き、ミーエル戦闘大浴場に入る事を許可している。だが今日は誰も居なかったため一人で大浴場を堪能していた。
ミーエル(ああ・・・このために生きてる~~)
・・・・・・
現在
ミーエル「はぁ、今は何かと忙しいけどやっぱりたまにはあの環境に戻りたいよね・・・というかミファエルが私が原因で追いかけて来るとかないよね・・・別にたまに話す程度ならいいけど・・・まあ契約なんて到底今の主様では不可能だし、私は帝園に戻れないし、数千年は会う事ないでしょ!うんうん!」
ミーエルはそう言いながら修行で怪我し、治療室で寝ているパトの横で一人思いにふけていた。
ミーエル(私が帝園から追い出されて結構な日にちが経ったなぁ~、あの頃は自由気ままに生活出来てたのに・・・いや、どっちかというと帝国の方が自由気ままにやらしてもらってるけども・・・でもたまにはホームシックになっちゃうよね)
帝園 第四の園 【神園帝使】序列4位 【慈悲の天使王】ミーエル・ファラミー
慈悲は天使族の11系統の中で最も医療に特化した種族であり、青い花眼がモチーフとなっている。
【慈悲】誰かに優しくすることに美徳を置き、他人に優しくすることでミーエル等の慈悲系統の天使は使命を全うしている。
これはミーエルが帝園の天使王として生活していた時のお話し。
・・・・・・
ミーエルは青と白をモチーフにした【慈悲帝宮殿】の最高位天使としてミーエルを慕う多くの熾天使(してんし)達に慕われていた。
天使族の階級は10段制であり
一等級 神園帝使(レイアポストール)
二等級 熾天使(セラフ)
三等級 智天使(ケルプ)
四等級 宝座天使(スローン)
五等級 統治天使(ドミニオン)
六等級 徳能天使(ヴァ―チュ)
七等級 威力天使(パワー)
八等級 君権天使(プリンシパリティ)
九等級 大天使(アーキエンジェル)
十等級 天使(エンジェル)
【慈悲帝宮殿】は【神園帝使】ミーエルを筆頭に数億という【熾天使】がミーエルを支え、【智天使】は【熾天使】を支え、と続き、最終的には十等級の無数と呼べるほどの数が存在する慈悲系統の天使がミーエルという慈悲の頂点に君臨する天使王を尊敬、崇拝していたのだ。
当然ミーエルもそんな環境のため、一寸たりとも気が抜けなかった。
ミーエル(慈悲の天使達だけが存在する宮殿、だから皆優しいし、思いやりもある、独占なんて誰もしない、物を使えばその倍の数をその場に置きなおす、誰かが選択をしたらお礼は留まる事を知らないし、誰かの役目であってもその仕事は誰かが代わりに行い、そしてお互いに褒め合い、気遣い、そしてとことん甘い甘い環境)
ミーエル「聞こえはいいけど・・・正直退屈・・・精々私の楽しみは入浴とその間に飲むジュースくらい、ルラエル様が居た頃は私が第二席の座に居たからよく見てたけどもう空気がずっとホワホワしてたもん・・・」
ミーエルはそう言いながら自分のベッドでくつろいでいた、帝園は特にやることがなく、他所の宮殿も同じらしく、活発な天使は他所の宮殿に来てはちょっかいを出しに行っているらしい。
ミーエル「慈悲の宮殿は争うという概念が存在しないし、敵対心を煽って来ても褒めちぎるから誰も遊びに来ない、いや、自分の事を褒めて欲しい天使はよく遊びにくるけど・・・私は他所に遊びに行くのもな~、会うの面倒臭いし」
ミーエルは独り言を呟きながら人20人は大の字で寝れる程大きいベッドの上で転がり続ける。
するとミーエルの身の回りを担当する【熾天使】から通達が入った。
ユンエル「ご報告致します、現在宮殿前にて、【美の天使王】ミファエル・キュレデュイ様がお越し、ミーエル様と対談したいとご要望ですがどのようになさいますか?
ミーエル「え・・・えっと・・・どうぞ中へ、って言って貰えるかな?」
ユンエル「畏まりました、ミーエル様」
ユンエル、ミーエルを支える現在の【慈悲帝宮殿】の第二席の熾天使、ミーエルと同じ青い花眼が開眼しており、そしてミーエルよりも美しい青い絹のような長い髪、そして青いドレスを身にまとっているおしとやかな天使である。
ミーエル(さてと、凄い嫌味の連発を喰らうから覚悟しないとね!)
ミーエルは即座にドレスに着替え、美の天使王を出迎えに向った。
・・・・・・
ミーエル「本日はようこそいらしてくださいました、ミファエル様」
ミファエル「ミーエル様、本日も美しいですね、せっかくなのでぜひ!私の美学を聞いて頂けたらと・・・思っております」
ミーエル(うげ、やっぱり持論を持ち掛けに来たな~~)
ミファエルは【美】と【黄色の花眼】が特徴の天使族、【美】を美徳に置く天使は美学を最も喜びとする、芸術において己の美を求め、そしてその美を誰かに教え広め、もっとも自身の美を広める事に喜びを感じる天使なのである。
ミファエルは美しい程の金髪の髪、白い肌、黄色の花眼、そして美しい装飾と黄色と白、そしてアクセントとして採用している青の花を採用したドレスを着用し、常に美を怠らない天使王だった。
ミファエル「私が教えた美、この宮殿でも採用して頂いていますね、本当慈悲の天使達は素晴らしいです、私はお好きですよ、特にミーエル、貴女はとても素敵♪」
ミファエルはそう言いながらミーエルに近づき、そっと頬に触れる、ミーエルは顔を少し赤らめながらもミファエルの手を振りほどこうとはしない、それが慈悲なのだ。
ミファエル「本当貴女達は優しい、私の美を嫌な顔せず受け入れてくれる、そのドレスも私がミーエルに送った品ですよね、美しいです♪」
ミファエルはミーエルに特別な好意を抱いていた。
それはミーエルがミファエルの美を全面的に認め、自分だけではなく、宮殿全域にミファエルの教えを忠実に再現しているからなのである、それを知ったミファエルは大変ミーエルを気に入り、何か新たな美を見つけてはすぐにミーエルの所に足を運び、こうしてミーエルと話していたのだ。
ミーエル「今日はどのような美を教えてくれるのでしょうか?ミファエル様?」
ミーエル(ミファエル・・・凄くとんでもない天使王に気に入られてしまったものだな~、この天使、独占欲が凄いで有名だから、もしそこを満たせばどんな時でも力になってくれるかもって思ってミファエルの案を私が天使王になった時に採用したのが運の尽き・・・毎度毎度違うデザイン性の芸術を押し付けられるからもう慈悲帝宮殿の改装費用が馬鹿みたいに掛かる!皆笑顔で仕事こなしてくれるけど!!)
ミーエルは毎度毎度変わるミファエルの美に肝を冷やしていた、酷い場合180度ガラッと雰囲気が変わる事もあるのだ、現在青と白をモチーフにした宮殿はミーエル自身凄く気に入っていたが、ミファエルが来たという事はこのデザインともおさらばなのだ。
ミファエル「今回はですね、このドレスです、このドレスのように青と白という美しい慈悲の象徴カラーにアクセントを付けては如何かと・・・あとその色を私達の象徴、黄色を採用するというのは・・・如何です?」
ミーエルは脳内で悩み、悩んだ結果、悩むだけ無駄と悟り、二つ返事で褒めたたえながら了承する。
ミーエル「素晴らしい案ですね、ミファエル様、そうすれば私達の宮殿にミファエル様と私との友好の美をお見せできる、私は凄く嬉しいです、それともミファエル様はこのような認識では納得いただけませんか?」
ミーエルは知っている、ミファエルは自分自身を大変気に入っている事を、そして自分とミファエルの関係性を含ませた言い方をすると大変上機嫌になるという事も。
ミファエル「凄く嬉しいです、では私の【美帝宮殿】に私とミーエルの間にある友情の証として青のアクセントを追加しましょう!そしてお互いの宮殿が相思相愛であることを他の宮殿にも知らせましょう!ミーエル!本当に貴女は素晴らしいわ!」
ミファエルはお淑やかに笑う、やはり美の天使王というだけの事はあり、身のこなしも美しい。
・・・・・・
数時間程ミファエルは滞在していたが、ミーエルとの対談で大変満足し、そのまま自身の宮殿に戻っていった。
その後入れ替わるようにユンエルが入ってミーエルにジュースを提供する。
ユンエル「お疲れ様です、ミーエル様、本日もミファエル様は大変満足されていましたね♪」
ミーエル「ええ、私とミファエルは仲良しですから、満足して頂いて私も嬉しいです」
ミーエル(相槌と褒め地獄!もう途中から意味のわからない美学をとことん離されたけど全然わからなかった!もう途中から【流石ミファエル様です、そのような素晴らしい美をお持ちなんて羨ましい限りです♪】【私もミファエル様のように美しくなれたらどれほど幸せなのか、想像がつきませんね】が交互に出てくる数時間!疲れた・・・次はいつ来るかな、以前は数週間前で、その前は数か月前だった気が・・・いや、時間感覚ここと外では全然違うから当てにならないなぁ・・・)
ミーエルが部屋着に着替え、そのままお風呂に向った。
ミーエルはミーエル専用の大浴場が存在する、その大浴場に入る事を許された天使は将来の天使王候補になれると言われている、それを決めるのはミーエルなのだが、現在十二席、つまり12人の熾天使を認め、側近として置き、ミーエル戦闘大浴場に入る事を許可している。だが今日は誰も居なかったため一人で大浴場を堪能していた。
ミーエル(ああ・・・このために生きてる~~)
・・・・・・
現在
ミーエル「はぁ、今は何かと忙しいけどやっぱりたまにはあの環境に戻りたいよね・・・というかミファエルが私が原因で追いかけて来るとかないよね・・・別にたまに話す程度ならいいけど・・・まあ契約なんて到底今の主様では不可能だし、私は帝園に戻れないし、数千年は会う事ないでしょ!うんうん!」
ミーエルはそう言いながら修行で怪我し、治療室で寝ているパトの横で一人思いにふけていた。
2023年11月27日
No.136 仕事の昼食
事務所でパトは雪花からお弁当を受け取っていた。
琴歌「雪花さんのお弁当って凄く美味しそうですよね」
雪花「そう?でも琴歌ちゃんのお弁当も凄く綺麗ね、色のバランスが良いって言うか、野菜メインなのが私としてはちょっと物足りないけど、琴歌ちゃんらしいなって感じね」
パトは珍しくエウレカ探偵事務所で休憩を取っていた。
パト「雪花は肉料理メイン、琴歌は野菜料理メインで凄くバランスが良いよね、月花は洋食料理が得意だし、皆違った特徴があって僕は凄く堪能出来てるよ」
パトの机の上には3つのお弁当が並んでいた。
雪花「いつの間に月花お姉ちゃんお弁当置いていったのよ」
パト「月花朝は必ず家に帰って来るじゃん?それで毎度作ってくれるんだよ、ありがたい話しだよね」
雪花「執念ね・・・」
雪花はそう言いながら自分の分のお弁当をパトのお弁当の横で広げ、琴歌も同じようにお弁当を置き、3人で5つの弁当を食べ合い始めた。
雪花「ええ!このソース美味しい!これってどこのソース使ってるの?」
琴歌「自作です♪新鮮なオリーブオイルが手に入ったので作ってみました、オリーブオイルは時間が経つと風味が抜けてしまうので、新鮮なうちに使ってしまおうと思いまして」
パト「うわあ、本当だ、これは白米と合うね!」
パトは手には1合程入った白米用弁当箱を持ちながら琴歌のおかずを取り、口に運ぶ。
琴歌「雪花さんの味付けって結構濃いめですよね?雪花さんの好みなんですか?」
雪花「う~ん、私はどっちかというと薄味派かな、この味付けはパト専用なの、だから私のお弁当食べてみて」
琴歌は雪花に言われ、雪花のお弁当からオカズととり、そのまま口に運ぶ、すると確かに雪花が作ったパトのお弁当に比べ味が薄かった
琴歌「これって毎度別々で作っているんですか?」
雪花「まさか、私の分を先に作って、自分の分を取ったらそのまま味を濃くして残ったおかずをそのままパトのお弁当にしてるの♪」
琴歌「成程、参考になりますね」
二人は料理の話で盛り上がっていた。
雪花はパトが来てから実家の時からパトの味の好みを把握し、幻想郷でも雪花が料理をしていた、パトと桜花がまったく食事が出来なかったというのもあるが、雪花は世話をするのが好きなのである。
そしてパト達と現実世界で世界を旅している時も雪花が自炊をしていた。
琴歌「意外ですよね、東京で出会ったメンバーだとメリアさんが作ってるのかなって思ってました。」
雪花「メリアちゃんはね・・・美味しいんだけど・・・味が上品なのよ、なんかどうやってこの味作ったの?え?なにこの後味幸せな感覚?!みたいな感じでね・・・」
パト「ああ、メリアが料理したら全部高級料理になっちゃうんだよな、寿司も握れるんだぞ、メリア」
雪花「そうそう!しかもプロ級!いや実際にプロに料理を見たわけじゃないけど」
琴歌「本当になんでも出来るんですね、羨ましいです」
パト「琴歌だって凄く家庭的で良いよ!僕は料理は全然でね・・・焼くくらいなら出来るんだけど」
パトは琴歌のお弁当箱に入っている野菜を食べ、そしてお茶を飲みながら話す。
琴歌「専属神の皆さんは料理とかどれほど出来るのでしょうかね?」
雪花「あ~、まあ見ての通り、ソフィアちゃんは全然駄目ね、あれはセオリーを持ってないからなんでもごちゃまぜにしちゃうのよ、出来る物は全部異質の物質ね、ダークマターよ」
ソフィアは地球で生活を始めてからは仕事をするか、家でゴロゴロするかの二択で基本的に家事を一切しない、雪花はソフィアに家事をするように話すのだが、ソフィアは聞く耳を持たずに寝転んで大の字になって頑なに動かなかった。
パト「ソフィアももう18歳だからいい加減自立できるくらいにはなって欲しいんだけどな」
雪花「そう考えたら私達も結構歳取ったわよね、私が今は19歳、数年前の月花お姉ちゃんと同じ歳よ」
パト「僕は2年ニートして、1年旅出て、2年王様して、今は社長だ、学歴なしだぜ!やったね!」
琴歌「そう言ったら皆さん最終学歴中学卒業ですね、全員高校中退ですからね」
雪花「他所の会社に就職とか無理な奴ね、まあ能力者だから別に独立してなんとでもやっていけるんだけどね」
雪花達は食べ終えたお弁当を片付け、残りのお昼時間をゆっくり過ごしていた。
この時の事務所はまだそこまで忙しくなく、パトと雪花、ミーエル班は暇を持て余していたため、仕事が無い時は事務所でゆっくりしていた。
雪花「というかパト、いい加減勤務表とか作ったらどう?各自自由に休めだと色々予定作りにくくない?」
パト「だって僕達の仕事って基本出張だから一度仕事入ると数日帰ってくれないのがザラだよ?そんな仕事に勤務表作ったところでなんの意味もないじゃん、だから仕事ない時は休み!だから琴歌、そんなに予定詰めなくていいからね、労基にやられちゃう」
琴歌「安心してください、ですが残業時間はちょっと心配ですね、私は営業なので、定時で大体終えることが出来ますが、パト君や他の班はそうもいかないでしょう?酷い場合24時間張り込みもあるって月花先輩も言ってましたし」
パト「大変だよな、と言っても俺達も結局聞き込みとか、危ない現場に突撃したりするから、環境で言えば一番劣悪なんだよな、なんか慣れてしまったけど」
雪花「地球の仕事なんでぬるいわ、だって相手は人間だもの、わけわかんない生命体相手じゃないから即斬り刻むのみ!」
パト「雪花の躊躇の無さには感服するよ」
パトはそう言いながら事務所に置いてあるソファーで横になり、仮眠を取り始めた。
雪花「社長だから一応暇な時は職場に顔出してるのは偉いと思うわ、私は付き添いだけどね、社長妻のね!」
琴歌「はいはい、ゆっくりしててくださいね」
こうして時に暇な会社でゆっくり昼を過ごす3人だった。
琴歌「雪花さんのお弁当って凄く美味しそうですよね」
雪花「そう?でも琴歌ちゃんのお弁当も凄く綺麗ね、色のバランスが良いって言うか、野菜メインなのが私としてはちょっと物足りないけど、琴歌ちゃんらしいなって感じね」
パトは珍しくエウレカ探偵事務所で休憩を取っていた。
パト「雪花は肉料理メイン、琴歌は野菜料理メインで凄くバランスが良いよね、月花は洋食料理が得意だし、皆違った特徴があって僕は凄く堪能出来てるよ」
パトの机の上には3つのお弁当が並んでいた。
雪花「いつの間に月花お姉ちゃんお弁当置いていったのよ」
パト「月花朝は必ず家に帰って来るじゃん?それで毎度作ってくれるんだよ、ありがたい話しだよね」
雪花「執念ね・・・」
雪花はそう言いながら自分の分のお弁当をパトのお弁当の横で広げ、琴歌も同じようにお弁当を置き、3人で5つの弁当を食べ合い始めた。
雪花「ええ!このソース美味しい!これってどこのソース使ってるの?」
琴歌「自作です♪新鮮なオリーブオイルが手に入ったので作ってみました、オリーブオイルは時間が経つと風味が抜けてしまうので、新鮮なうちに使ってしまおうと思いまして」
パト「うわあ、本当だ、これは白米と合うね!」
パトは手には1合程入った白米用弁当箱を持ちながら琴歌のおかずを取り、口に運ぶ。
琴歌「雪花さんの味付けって結構濃いめですよね?雪花さんの好みなんですか?」
雪花「う~ん、私はどっちかというと薄味派かな、この味付けはパト専用なの、だから私のお弁当食べてみて」
琴歌は雪花に言われ、雪花のお弁当からオカズととり、そのまま口に運ぶ、すると確かに雪花が作ったパトのお弁当に比べ味が薄かった
琴歌「これって毎度別々で作っているんですか?」
雪花「まさか、私の分を先に作って、自分の分を取ったらそのまま味を濃くして残ったおかずをそのままパトのお弁当にしてるの♪」
琴歌「成程、参考になりますね」
二人は料理の話で盛り上がっていた。
雪花はパトが来てから実家の時からパトの味の好みを把握し、幻想郷でも雪花が料理をしていた、パトと桜花がまったく食事が出来なかったというのもあるが、雪花は世話をするのが好きなのである。
そしてパト達と現実世界で世界を旅している時も雪花が自炊をしていた。
琴歌「意外ですよね、東京で出会ったメンバーだとメリアさんが作ってるのかなって思ってました。」
雪花「メリアちゃんはね・・・美味しいんだけど・・・味が上品なのよ、なんかどうやってこの味作ったの?え?なにこの後味幸せな感覚?!みたいな感じでね・・・」
パト「ああ、メリアが料理したら全部高級料理になっちゃうんだよな、寿司も握れるんだぞ、メリア」
雪花「そうそう!しかもプロ級!いや実際にプロに料理を見たわけじゃないけど」
琴歌「本当になんでも出来るんですね、羨ましいです」
パト「琴歌だって凄く家庭的で良いよ!僕は料理は全然でね・・・焼くくらいなら出来るんだけど」
パトは琴歌のお弁当箱に入っている野菜を食べ、そしてお茶を飲みながら話す。
琴歌「専属神の皆さんは料理とかどれほど出来るのでしょうかね?」
雪花「あ~、まあ見ての通り、ソフィアちゃんは全然駄目ね、あれはセオリーを持ってないからなんでもごちゃまぜにしちゃうのよ、出来る物は全部異質の物質ね、ダークマターよ」
ソフィアは地球で生活を始めてからは仕事をするか、家でゴロゴロするかの二択で基本的に家事を一切しない、雪花はソフィアに家事をするように話すのだが、ソフィアは聞く耳を持たずに寝転んで大の字になって頑なに動かなかった。
パト「ソフィアももう18歳だからいい加減自立できるくらいにはなって欲しいんだけどな」
雪花「そう考えたら私達も結構歳取ったわよね、私が今は19歳、数年前の月花お姉ちゃんと同じ歳よ」
パト「僕は2年ニートして、1年旅出て、2年王様して、今は社長だ、学歴なしだぜ!やったね!」
琴歌「そう言ったら皆さん最終学歴中学卒業ですね、全員高校中退ですからね」
雪花「他所の会社に就職とか無理な奴ね、まあ能力者だから別に独立してなんとでもやっていけるんだけどね」
雪花達は食べ終えたお弁当を片付け、残りのお昼時間をゆっくり過ごしていた。
この時の事務所はまだそこまで忙しくなく、パトと雪花、ミーエル班は暇を持て余していたため、仕事が無い時は事務所でゆっくりしていた。
雪花「というかパト、いい加減勤務表とか作ったらどう?各自自由に休めだと色々予定作りにくくない?」
パト「だって僕達の仕事って基本出張だから一度仕事入ると数日帰ってくれないのがザラだよ?そんな仕事に勤務表作ったところでなんの意味もないじゃん、だから仕事ない時は休み!だから琴歌、そんなに予定詰めなくていいからね、労基にやられちゃう」
琴歌「安心してください、ですが残業時間はちょっと心配ですね、私は営業なので、定時で大体終えることが出来ますが、パト君や他の班はそうもいかないでしょう?酷い場合24時間張り込みもあるって月花先輩も言ってましたし」
パト「大変だよな、と言っても俺達も結局聞き込みとか、危ない現場に突撃したりするから、環境で言えば一番劣悪なんだよな、なんか慣れてしまったけど」
雪花「地球の仕事なんでぬるいわ、だって相手は人間だもの、わけわかんない生命体相手じゃないから即斬り刻むのみ!」
パト「雪花の躊躇の無さには感服するよ」
パトはそう言いながら事務所に置いてあるソファーで横になり、仮眠を取り始めた。
雪花「社長だから一応暇な時は職場に顔出してるのは偉いと思うわ、私は付き添いだけどね、社長妻のね!」
琴歌「はいはい、ゆっくりしててくださいね」
こうして時に暇な会社でゆっくり昼を過ごす3人だった。
No.135 付き合いたての黒歴史
パトとメリアと月花の3人が談話室でくつろいていた時の話
月花「パト達が旅に出る前って凄く雪花がデレデレしてたと思うんだけど、あれからどうだったの?」
メリア「あ~、半年くらいはずっとデレデレでしたね」
パト「まあ、凄かったね、それはそれは凄く可愛らしかったんだけど、雪花じゃないというか、ここまで人が変わるか?ってレベルで変わってたんだよな」
月花「へぇ、聞きたい聞きたい!どうだったの実際!」
メリア「どうせなので私がお話ししましょう!ご主人は伏せて話すと思いますし!」
・・・・・・
エピソード1 食事
雪花「あ~ん♡」
雪花は食事中必ずパトの横に座り、自分のご飯をパトの口元に持ち運ぶのだ。
パト「雪花、自分で食べれるからさ」
雪花「ダメ♡私がやってあげたいの!今までずっと我慢してたんだから」
雪花はそう言いながら無理矢理パトの口にご飯を突っ込む、そしてパトがそれを食べている姿を見て満面の笑みでそれを見届ける。
ハク「凄く・・・幸せそう・・・」
カナ「正直反動って凄いんだね、私でもそこまでの衝動は全然ないけどなぁ」
雪花「あ~もう、口元についてるわよ♪」
雪花はそう言いながら指ですくうのではなく、わざわざ口をそれを舐めとる
ハク「雪花様・・・大胆///」
カナ「わお、人の眼がなかったらもうなんでもありだね」
メリア「雪花ちゃん、あまりお行儀悪いと注意しますよ!」
メリアはそう言いながらもう片方のパトの隣席に座り、次はメリアがパトに食事を口元まで運ぶ。
メリア「はいご主人♪あ~~ん♪」
パト「待て、違う食べ物が交互に来るのは流石にキツイ!というかメリア!麺類であ~んは結構キツイ!!」
メリアは容赦なくパトの口元に麵を運び、パトは仕方なくそれを食べる、麺類を無造作に食べたため、もちろん口元に汁等が付着する。
メリア「失礼しましたご主人、今すぐお拭きしますね♪」
メリアはそう言いながらパトの口にディープキスをする。
その横で雪花が顔を真っ赤にしながら「私より酷いじゃない!!」とメリアに抗議するが、メリアは雪花の抗議を無視し、パトの口の中までメリアの舌が侵入していた。
カナ「凄く濃厚なもの目の前で見せられる私の気持ちだよね・・・食事中なのに」
ハク「ええ・・・ハレンチだよ///」
そして雪花もメリアに張り合うために交互に敢えてパトの口元が汚れるように食べ物を口元に運び、そのたびにキスをするというカオスな空間が広がっていた。
・・・・・・
月花「待ってそれ、メリアちゃんも共犯じゃない」
メリア「普通です(真顔)」
パト「そのやりとり本当あれから数週間続いたんだよな・・・それから一人で食事をするか、飲食店で食事する事が増えたんだ・・・(遠い目)」
月花「うわぁ・・・(ドン引き)」
メリア「ですがそれは数週間で収まりました!」
月花「この調子だとまだまだやらかしてるわね、この二人」
メリア「後はですね!」
・・・・・・
エピソード2 お風呂
カナ「模倣世界でホテルに泊まるよ!」
メリア「いい能力です!どんな高級ホテルもこの能力でタダですよ!タダ!!」
雪花「全部自炊になるけど、それだけでタダで寝泊まり出来るならアリね!」
ハク「凄く・・・悪用してる・・・」
パト「まあ、一応カナの能力で作った世界だし、いいんじゃない?現実では何も影響ないんでしょ?」
カナ「能力解いたら現実と同じ場所で戻っちゃうくらいかな!大丈夫!物とかは現実世界のままだから!」
パト「絶対に解くなよ!解いた瞬間俺達指名手配だからな!」
パト達はそう言いながら各ホテルの部屋に泊まる、まだこの時はカナの次元支配が確実ではなかったため、全員不安はありながらも各自の部屋でゆっくりしていた。
パト(さて、ここのホテルには大浴場があったよな、折角だし利用させてもらうか、無銭利用しているみたいで少し気が引けるな・・・)
パトがそう思いながら大浴場に向い、もちろん男湯の部屋に入っていった、そして脱衣室で服を脱ぎ、そのまま大浴場に入る、そしてシャワーに手を掛けた時
雪花「背中流してあげるわ」
パト「悪いな雪花、頼むわ・・・って言うと思ったか?」
何食わぬ顔で雪花はパトが掴もうとしていたシャワーを奪い、背後からシャワーをパトにかける
パト「うわ!冷たい!ちゃんとお湯になったか確かめてから当ててくれ!というかなんで男湯に雪花居るんだ!いつのまに男になったんだお前は!」
雪花「失礼ね!しっかり女よ!見てもいいわよ!」
パトは鏡越しに雪花の顔は見えるがパト自身のおかげでなんとか雪花の身体を直視することは免れていた。
雪花「シャワーを温かくなったし、頭から濡らしていくわね~♪」
雪花は手順よくパトの身体をシャワーで濡らし、そして置いてあるシャンプーを使いパトの髪を思いのほか普通に洗い始めた。
パト「雪花上手いな、髪洗うのに上手いも下手もあるかは知らないけどさ」
雪花「私の髪は長いからパトくらいの髪の長さなら余裕よ!髪のボリュームが多いのも困ったものだわ」
そう言いながらシャンプーを終えると続いてコンディショナーを雪花の手で馴染ませ、パトの髪につけていく。
パト(思いのほか普通、いや入ってくる時点で普通じゃないけど、見えてない分平常心が保たれている!このままなら問題なし!)
コンディショナーも終え、パトも後は身体かと安堵していたが、とんでもない事を思い出す
【大体エロい展開になるのは身体を洗う時じゃね?????】
パトが危機を察知した時には時すでに遅く、雪花は手にボディーソープを付けるとそれをそのままパトの身体に塗り付けてきたのだ!
パト「はいアウトーー!!ちゃんとボディータオルあるでしょ!そっち使って!ハンドでやらないで!手はルール違反!イエローカード!いや!ただのエロカード!!」
雪花「落ち着きなさいよ、じゃあ手は辞めるわ」
雪花はそう言うと次は自分の身体にボディーソープを満遍なくつけ、そしてそのままパトに抱き着いた。
パト「はい!レッドカード!手を使うなと言ったからって身体全体でくる奴があるか!悪化してるわ!」
パトは顔真っ赤になりパニック状態になっていた。
この時のパトはまだ女性の裸を直視した事がなく、とてもピュアだった。
そんなパトが今背中越しに雪花の裸の感触を全体で感じているのだ、冷静で居られるわけが無かった。
雪花「もう♪せっかく沢山してあげてるんだから喜んでよ♪」
メリア「そうですよ、あ、雪花ちゃんご主人の前は私に任せてください!!」
・・・・・・
月花「おい待て、その流れでなんでメリアちゃんがパトの前に居るのよ」
メリア「反対側で待機していたのですが雪花ちゃんが全部持っていきそうだったので前だけ頂きました!」
パト「凄いんだぜ、俺が気が動転して後ろに振り向いている間に自分のボディーソープを付けて抱き着いてきたんだぜ?準備万端過ぎて逆に馬鹿じゃね?」
・・・・・・
雪花とメリアの裸体に前後で挟まれたパトはもちろんそのまま気を失った。
・・・・・・
パト「それが数日続いてみろ、トラウマだわ・・・」
月花「ちなみにパトが気絶してる間二人は何してたの?」
メリア「聞きたいです?」
パト「やめろ、絶対色々やっただろ」
メリア「はい!もちろん色々やりました!!お風呂って便利ですよね!すぐに洗い流せるので!」
月花「もう大体予想はついたわ、大変だったのねパト・・・」
パト「この二人が凄く迫ってくるから必然的にカナやハクが癒しになっていったんだよ」
月花「へぇ、ハクちゃんはまあイメージ通りだけどカナちゃんは何もしてこなかったの?」
メリア「いや~、カナも中々でしたよ、雪花ちゃん程積極的ではありませんでしたが、的確に甘え上手でしたね!」
パト「雪花とメリアな!」
月花「それで他には他には?」
メリア「もちろんありますよ(ドヤ)」
パト「残念ながらな・・・(溜息)」
・・・・・・
エピソード3 就寝
パト(毎度毎度お風呂に雪花とメリア、目のやり場に困る、休まらないなぁ)
パトはため息を吐きながらそのまま布団の中に入った、だがそこには下着姿の雪花が居た。
雪花「一緒に寝よ♡」
パト「雪花よ、一人の時間は欲しくないのか?」
雪花「それより愛し合う時間が欲しいかな♪ダメ?」
雪花は上目遣いでパトに問いかける、パトは今まで強気だった雪花がしおらしく甘えてくる光景で
理性が飛びそうになったが一度冷静になる。
パト「居るだろ、メリア」
メリア「居ませんよ~」
雪花「やっぱり居たか!」
メリアはカーテンに隠れていた。何故か下着姿で・・・
パト「まだそういう時期じゃないけどさ・・・寒くないの?」
メリア「私の身体は人間とは違いますので数千度誤差があっても平熱を保てますよ!えっへん!」
パト「凄いな!だからと言って窓際で下着ははしたないだろ、わざわざ隠れる必要あるか?」
メリア「普通にお願いしたら絶対に断られるので!私は専属神主の命令には従う義務があります!ですがこの場では主従ではなく一人の男女として愛して欲しいです!」
雪花「私が先だったんだからメリアちゃんは自分の部屋で自慰でもしながら寝てなさいよ!」
メリア「私は3人でも問題ありませんよ!」
雪花「私が嫌だわ!」
メリアと雪花がワーキャーワーキャー騒いでいる中、パトは雪花の部屋に行き、ひっそりと眠った。
・・・・・・
月花「不憫・・・こんな夜這いが毎度続いてたの?(ドン引き)」
パト「ああ、何度施錠しても何故か二人揃って部屋に居るんだよ、恐ろしい」
月花「もしかしてだけどパトが就寝してる時って・・・」
メリア「もちろんおいしく頂いています!」
月花「ああ、現在進行形なのね・・・」
パト「なに、俺が意識ない時がチャンスって風習でもあったの?俺それただただ起きたら身体が怠いだけで何もいい気分味わえてないのよ」
月花「確かに、全部気を失ってる時か、寝てる時に事が済んでいるんだからね」
メリア「今はメルリア姉様のせいで私の夜這い頻度が下がってしまったのは勿体ないですけど、今はお裾分けと割り切りましょう、わかりますよ、恋をして実った直後が一番楽しいものです!もちろん私は一生盛り上がってますけどね!ご主人!」
パト「わかってしまう自分が悔しい・・・」
月花「朝昼晩夜、ずっとそんな調子なら確かにパトも警戒するわね、しかも雪花が落ち着いたのが半年って事はそれが半年近く続いたってことでしょ?」
パト「雪花はね、でもその半年後にソフィアが加わってお風呂だけメリアとソフィアが押し寄せて来たんだよ、今もだけど」
メリア「ソフィアは下心なにのでいいじゃないですか、純粋に一緒にお風呂を楽しむだけですよ♪」
パト「ソフィアの身体は目に毒なんだよ、スタイルは凄くいいからな・・・はぁ」
メリア「確かにソフィアの胸は大きくなりましたね、私もあれだけあれば・・・」
月花(それに比べたら私って凄くマシだったのね、なんか凄く安心したわ・・・)
月花はメリア達の話を聞いて、まだ自分はマシだと思うのだった。
月花「パト達が旅に出る前って凄く雪花がデレデレしてたと思うんだけど、あれからどうだったの?」
メリア「あ~、半年くらいはずっとデレデレでしたね」
パト「まあ、凄かったね、それはそれは凄く可愛らしかったんだけど、雪花じゃないというか、ここまで人が変わるか?ってレベルで変わってたんだよな」
月花「へぇ、聞きたい聞きたい!どうだったの実際!」
メリア「どうせなので私がお話ししましょう!ご主人は伏せて話すと思いますし!」
・・・・・・
エピソード1 食事
雪花「あ~ん♡」
雪花は食事中必ずパトの横に座り、自分のご飯をパトの口元に持ち運ぶのだ。
パト「雪花、自分で食べれるからさ」
雪花「ダメ♡私がやってあげたいの!今までずっと我慢してたんだから」
雪花はそう言いながら無理矢理パトの口にご飯を突っ込む、そしてパトがそれを食べている姿を見て満面の笑みでそれを見届ける。
ハク「凄く・・・幸せそう・・・」
カナ「正直反動って凄いんだね、私でもそこまでの衝動は全然ないけどなぁ」
雪花「あ~もう、口元についてるわよ♪」
雪花はそう言いながら指ですくうのではなく、わざわざ口をそれを舐めとる
ハク「雪花様・・・大胆///」
カナ「わお、人の眼がなかったらもうなんでもありだね」
メリア「雪花ちゃん、あまりお行儀悪いと注意しますよ!」
メリアはそう言いながらもう片方のパトの隣席に座り、次はメリアがパトに食事を口元まで運ぶ。
メリア「はいご主人♪あ~~ん♪」
パト「待て、違う食べ物が交互に来るのは流石にキツイ!というかメリア!麺類であ~んは結構キツイ!!」
メリアは容赦なくパトの口元に麵を運び、パトは仕方なくそれを食べる、麺類を無造作に食べたため、もちろん口元に汁等が付着する。
メリア「失礼しましたご主人、今すぐお拭きしますね♪」
メリアはそう言いながらパトの口にディープキスをする。
その横で雪花が顔を真っ赤にしながら「私より酷いじゃない!!」とメリアに抗議するが、メリアは雪花の抗議を無視し、パトの口の中までメリアの舌が侵入していた。
カナ「凄く濃厚なもの目の前で見せられる私の気持ちだよね・・・食事中なのに」
ハク「ええ・・・ハレンチだよ///」
そして雪花もメリアに張り合うために交互に敢えてパトの口元が汚れるように食べ物を口元に運び、そのたびにキスをするというカオスな空間が広がっていた。
・・・・・・
月花「待ってそれ、メリアちゃんも共犯じゃない」
メリア「普通です(真顔)」
パト「そのやりとり本当あれから数週間続いたんだよな・・・それから一人で食事をするか、飲食店で食事する事が増えたんだ・・・(遠い目)」
月花「うわぁ・・・(ドン引き)」
メリア「ですがそれは数週間で収まりました!」
月花「この調子だとまだまだやらかしてるわね、この二人」
メリア「後はですね!」
・・・・・・
エピソード2 お風呂
カナ「模倣世界でホテルに泊まるよ!」
メリア「いい能力です!どんな高級ホテルもこの能力でタダですよ!タダ!!」
雪花「全部自炊になるけど、それだけでタダで寝泊まり出来るならアリね!」
ハク「凄く・・・悪用してる・・・」
パト「まあ、一応カナの能力で作った世界だし、いいんじゃない?現実では何も影響ないんでしょ?」
カナ「能力解いたら現実と同じ場所で戻っちゃうくらいかな!大丈夫!物とかは現実世界のままだから!」
パト「絶対に解くなよ!解いた瞬間俺達指名手配だからな!」
パト達はそう言いながら各ホテルの部屋に泊まる、まだこの時はカナの次元支配が確実ではなかったため、全員不安はありながらも各自の部屋でゆっくりしていた。
パト(さて、ここのホテルには大浴場があったよな、折角だし利用させてもらうか、無銭利用しているみたいで少し気が引けるな・・・)
パトがそう思いながら大浴場に向い、もちろん男湯の部屋に入っていった、そして脱衣室で服を脱ぎ、そのまま大浴場に入る、そしてシャワーに手を掛けた時
雪花「背中流してあげるわ」
パト「悪いな雪花、頼むわ・・・って言うと思ったか?」
何食わぬ顔で雪花はパトが掴もうとしていたシャワーを奪い、背後からシャワーをパトにかける
パト「うわ!冷たい!ちゃんとお湯になったか確かめてから当ててくれ!というかなんで男湯に雪花居るんだ!いつのまに男になったんだお前は!」
雪花「失礼ね!しっかり女よ!見てもいいわよ!」
パトは鏡越しに雪花の顔は見えるがパト自身のおかげでなんとか雪花の身体を直視することは免れていた。
雪花「シャワーを温かくなったし、頭から濡らしていくわね~♪」
雪花は手順よくパトの身体をシャワーで濡らし、そして置いてあるシャンプーを使いパトの髪を思いのほか普通に洗い始めた。
パト「雪花上手いな、髪洗うのに上手いも下手もあるかは知らないけどさ」
雪花「私の髪は長いからパトくらいの髪の長さなら余裕よ!髪のボリュームが多いのも困ったものだわ」
そう言いながらシャンプーを終えると続いてコンディショナーを雪花の手で馴染ませ、パトの髪につけていく。
パト(思いのほか普通、いや入ってくる時点で普通じゃないけど、見えてない分平常心が保たれている!このままなら問題なし!)
コンディショナーも終え、パトも後は身体かと安堵していたが、とんでもない事を思い出す
【大体エロい展開になるのは身体を洗う時じゃね?????】
パトが危機を察知した時には時すでに遅く、雪花は手にボディーソープを付けるとそれをそのままパトの身体に塗り付けてきたのだ!
パト「はいアウトーー!!ちゃんとボディータオルあるでしょ!そっち使って!ハンドでやらないで!手はルール違反!イエローカード!いや!ただのエロカード!!」
雪花「落ち着きなさいよ、じゃあ手は辞めるわ」
雪花はそう言うと次は自分の身体にボディーソープを満遍なくつけ、そしてそのままパトに抱き着いた。
パト「はい!レッドカード!手を使うなと言ったからって身体全体でくる奴があるか!悪化してるわ!」
パトは顔真っ赤になりパニック状態になっていた。
この時のパトはまだ女性の裸を直視した事がなく、とてもピュアだった。
そんなパトが今背中越しに雪花の裸の感触を全体で感じているのだ、冷静で居られるわけが無かった。
雪花「もう♪せっかく沢山してあげてるんだから喜んでよ♪」
メリア「そうですよ、あ、雪花ちゃんご主人の前は私に任せてください!!」
・・・・・・
月花「おい待て、その流れでなんでメリアちゃんがパトの前に居るのよ」
メリア「反対側で待機していたのですが雪花ちゃんが全部持っていきそうだったので前だけ頂きました!」
パト「凄いんだぜ、俺が気が動転して後ろに振り向いている間に自分のボディーソープを付けて抱き着いてきたんだぜ?準備万端過ぎて逆に馬鹿じゃね?」
・・・・・・
雪花とメリアの裸体に前後で挟まれたパトはもちろんそのまま気を失った。
・・・・・・
パト「それが数日続いてみろ、トラウマだわ・・・」
月花「ちなみにパトが気絶してる間二人は何してたの?」
メリア「聞きたいです?」
パト「やめろ、絶対色々やっただろ」
メリア「はい!もちろん色々やりました!!お風呂って便利ですよね!すぐに洗い流せるので!」
月花「もう大体予想はついたわ、大変だったのねパト・・・」
パト「この二人が凄く迫ってくるから必然的にカナやハクが癒しになっていったんだよ」
月花「へぇ、ハクちゃんはまあイメージ通りだけどカナちゃんは何もしてこなかったの?」
メリア「いや~、カナも中々でしたよ、雪花ちゃん程積極的ではありませんでしたが、的確に甘え上手でしたね!」
パト「雪花とメリアな!」
月花「それで他には他には?」
メリア「もちろんありますよ(ドヤ)」
パト「残念ながらな・・・(溜息)」
・・・・・・
エピソード3 就寝
パト(毎度毎度お風呂に雪花とメリア、目のやり場に困る、休まらないなぁ)
パトはため息を吐きながらそのまま布団の中に入った、だがそこには下着姿の雪花が居た。
雪花「一緒に寝よ♡」
パト「雪花よ、一人の時間は欲しくないのか?」
雪花「それより愛し合う時間が欲しいかな♪ダメ?」
雪花は上目遣いでパトに問いかける、パトは今まで強気だった雪花がしおらしく甘えてくる光景で
理性が飛びそうになったが一度冷静になる。
パト「居るだろ、メリア」
メリア「居ませんよ~」
雪花「やっぱり居たか!」
メリアはカーテンに隠れていた。何故か下着姿で・・・
パト「まだそういう時期じゃないけどさ・・・寒くないの?」
メリア「私の身体は人間とは違いますので数千度誤差があっても平熱を保てますよ!えっへん!」
パト「凄いな!だからと言って窓際で下着ははしたないだろ、わざわざ隠れる必要あるか?」
メリア「普通にお願いしたら絶対に断られるので!私は専属神主の命令には従う義務があります!ですがこの場では主従ではなく一人の男女として愛して欲しいです!」
雪花「私が先だったんだからメリアちゃんは自分の部屋で自慰でもしながら寝てなさいよ!」
メリア「私は3人でも問題ありませんよ!」
雪花「私が嫌だわ!」
メリアと雪花がワーキャーワーキャー騒いでいる中、パトは雪花の部屋に行き、ひっそりと眠った。
・・・・・・
月花「不憫・・・こんな夜這いが毎度続いてたの?(ドン引き)」
パト「ああ、何度施錠しても何故か二人揃って部屋に居るんだよ、恐ろしい」
月花「もしかしてだけどパトが就寝してる時って・・・」
メリア「もちろんおいしく頂いています!」
月花「ああ、現在進行形なのね・・・」
パト「なに、俺が意識ない時がチャンスって風習でもあったの?俺それただただ起きたら身体が怠いだけで何もいい気分味わえてないのよ」
月花「確かに、全部気を失ってる時か、寝てる時に事が済んでいるんだからね」
メリア「今はメルリア姉様のせいで私の夜這い頻度が下がってしまったのは勿体ないですけど、今はお裾分けと割り切りましょう、わかりますよ、恋をして実った直後が一番楽しいものです!もちろん私は一生盛り上がってますけどね!ご主人!」
パト「わかってしまう自分が悔しい・・・」
月花「朝昼晩夜、ずっとそんな調子なら確かにパトも警戒するわね、しかも雪花が落ち着いたのが半年って事はそれが半年近く続いたってことでしょ?」
パト「雪花はね、でもその半年後にソフィアが加わってお風呂だけメリアとソフィアが押し寄せて来たんだよ、今もだけど」
メリア「ソフィアは下心なにのでいいじゃないですか、純粋に一緒にお風呂を楽しむだけですよ♪」
パト「ソフィアの身体は目に毒なんだよ、スタイルは凄くいいからな・・・はぁ」
メリア「確かにソフィアの胸は大きくなりましたね、私もあれだけあれば・・・」
月花(それに比べたら私って凄くマシだったのね、なんか凄く安心したわ・・・)
月花はメリア達の話を聞いて、まだ自分はマシだと思うのだった。
2023年10月20日
No.134 黄金卿の拠点事情
ステラの朝は早い。
だが別に毎朝の日課があるわけでもなく、ただ習慣で早く起きてしまうのだ。
【黄金卿】
ステラが立ち上げた【対悪信教特化光過激派組織】である。
拠点を四季神社の現在使われていない修行僧が寝泊まり、修行する用のボロ屋にしていた。
それは礼花がステラに言ったのだ
礼花「絶対面倒事に巻き込まれるんだから毎月の家賃、そして庭の手入れ、そして四季神社のバイト!これらをしないのであれば絶対に場所を提供しません、そして私は絶対に関わらないわ!」
ステラ「ええ~~~~!!姉さんお願い!貸して!」
礼花「別に他の建物借りたらいいじゃない!」
ステラ「私達身分証明書ないの!だから借りれないし、名が表に出ちゃう~~~!!」
礼花「だからといってあんた達匿ってたら変な噂立てられんでしょうが!闇側が襲撃してきたらどうすんの!ここ私の家なんだからね!しかもこの神社で生計立ててるのに!壊されたら私どうやって生きていけばいいのかしら!!」
ステラ「姉さんならなにをしてもお金になるじゃん!そもそも姉さん神社経営してないじゃん!ずっと医療関係の仕事じゃん!」
礼花の仕事は医師である。
礼花「ただし、私はあくまで能力治療の医師、神社経営の一環でやってるだけだから医師免許とか持ってないの、正式に医師名乗ってないの!」
ただし、礼花の場合、医師免許は無く、神社営業の一環という形で能力を使用した治療を行っている、そのため他の病院よりも安く、そして効果が高いと評判が高いため、神社経営が成り立っている。
そのため、神社が無くなると礼花も医療でお金を稼ぐことが困難になるため非情に困る事になるのだ。
ステラ「ならもう一回防衛軍に入ればいいのに、今幹部人手不足だから礼花姉さんなら凄く歓迎してくれるかもよ?」
礼花「却下!もうあんな命を賭けた日常に戻るなんてうんざり!一度こういう平穏を味わったらあんなブラック企業に入る必要性を感じないわね、しかも今は世界復興で凄く忙しいでしょう、凍夜でも全然以前に比べて帰って来れないんだから」
礼花は凍夜を通じて防衛軍の忙しさを知っているため、絶対に防衛軍に入るという選択肢を取らなかった。
・・・・・・
そして毎月の家賃と四季神社運営の無償労働を条件に四季家で使われていない建物を使わせてくれる許可を得たのだ。
部屋は6畳の部屋が10個、修行用の広間が1つだけの部屋だったが礼花がお金を出し(ステラの貯金から使って)それらを新築同様に作り直したのだ。
その費用まさかの1億
礼花「絶対に自分で作った方が良かったでしょ、私が名義貸してあげたのに」
ステラ「まあ、それもあるけど・・・」
ステラとしては拠点を2つ作っておきたかったのだ。四季家内部に本拠地、そして他の拠点をダミーとして持っておき、ダミー側を使う事で敵の情報をかく乱させる事が狙いだった。
ステラ「礼花姉さん、今こんな広い神社で一人って凄く寂しいでしょ、だから私や他の子が居たほうがいいかなって・・・姉さん、今度から私も一緒だからね♡」
礼花「キモい、それに別に私は一人の時間嫌いじゃないから問題なし、せっかく育児終わって人段落ついてるんだからゆっくりさせてよね」
月花は18歳の時に高校中退
雪花は16歳の時に高校中退
桜花は中学卒業で高校入試は全部落ちている
芦花は中学卒業後リオの能力技術開発局に就職し、同時に地球防衛軍に入隊している。
まさかの全員中卒という近年学歴社会においてまさかの結果となったが、全員がしっかり生活出来ているため、礼花も気にしていなかった。
ステラ「凄い話しよね、22歳に芦花ちゃんを産んで、37歳で育児終了って」
礼花「年齢なんて私取っては合って無いようなものだし、気にもならないわね、私の見た目、20歳くらいから全然変わらないし、周りからは美魔女とか言われているけどもうそろそろ魔女になりそうで怖いわ」
ステラ「確かにね、天野江の血も厄介なのよね」
そう話しながら二人はリビングでのんびりしていたところ、ファルドラがステラに用事があるため庭から入って来た
ファルドラ「ステラ、荷物全部運んだぞ、それで他のメンバー勧誘は順調なのか?僕は人見知りだから嫌だぞ」
ステラ「まだまだね、二人で動いても悪信教という世界レベルの組織相手に勝てるわけないものね、こればかりはこちらもそれなりの戦力が必要になるわね、この1年はメンバー探しと資金調達がメインの仕事だと思いなさい、そのためにもしっかり稼いでね!なんのためにハッキング出来るの?情報をいい値で売って稼ぐためでしょ!」
ファルドラ「それでダークウェブを使って稼げと、正義のやる事じゃないんだよなぁ」
ステラ「馬鹿ね、私達は悪信教さえどうにでもなればOK、それ以外の悪は無視、むしろ利用するし利用される、それで金を稼ぎ、情報を手に入れる、防衛軍は悪側との接点を持つ事はNGだけど、私達は積極的に闇側と接触し繋がりを作る、この一年は黄金卿の基盤を作る一年だと思いなさい」
ファルドラ「へいへい、わかりましたよ~~」
ファルドラはそう言いながら黄金卿の拠点に向かう。
礼花「思い切ったわね、大丈夫なの?」
ステラ「ネットは詳しくないけど、ファルドラなら大丈夫でしょ、あの子防衛軍内一のハッカーで闇側の情報とか監視カメラのハッキングからの証拠抑え、そして嘘を巧みに使って相手を騙し、奥の奥に潜む連中を捕まえる、そういう仕事が凄く得意でこれが出来ていたのは防衛軍でも彼だけだったから」
礼花「優秀なのね、まああの虚構迷宮を作って東京全域を混乱に陥れた張本人だし、そこの実力は疑わないわ、あの子のレプリカとも戦ったしね弱かったけど」
ステラ「アシストをやらせたら防衛軍最強よ、理想を言えばそんな優秀な子を沢山欲しいわけだけど、なかなかどうしてね、やっぱり優秀な子となると争奪戦だし、自信がある子はわざわざ何処かに所属しようとはしない、組織が金銭面全面アシストするから入ってくれ~って契約ならくる子も居るでしょうけど私はそうするつもりはないしね、それに悪信教に強い悪意を持ってくれてないと間違いなく方針で揉める、難しいわね」
礼花「まあ、好きなだけ居なさい、もう月々の家賃10年分は前払いで貰ってるし、好きに、だけど迷惑をかけないようにしてよね!」
礼花はそう言うと空っぽになっている二人のお茶を組みなおす。
だが別に毎朝の日課があるわけでもなく、ただ習慣で早く起きてしまうのだ。
【黄金卿】
ステラが立ち上げた【対悪信教特化光過激派組織】である。
拠点を四季神社の現在使われていない修行僧が寝泊まり、修行する用のボロ屋にしていた。
それは礼花がステラに言ったのだ
礼花「絶対面倒事に巻き込まれるんだから毎月の家賃、そして庭の手入れ、そして四季神社のバイト!これらをしないのであれば絶対に場所を提供しません、そして私は絶対に関わらないわ!」
ステラ「ええ~~~~!!姉さんお願い!貸して!」
礼花「別に他の建物借りたらいいじゃない!」
ステラ「私達身分証明書ないの!だから借りれないし、名が表に出ちゃう~~~!!」
礼花「だからといってあんた達匿ってたら変な噂立てられんでしょうが!闇側が襲撃してきたらどうすんの!ここ私の家なんだからね!しかもこの神社で生計立ててるのに!壊されたら私どうやって生きていけばいいのかしら!!」
ステラ「姉さんならなにをしてもお金になるじゃん!そもそも姉さん神社経営してないじゃん!ずっと医療関係の仕事じゃん!」
礼花の仕事は医師である。
礼花「ただし、私はあくまで能力治療の医師、神社経営の一環でやってるだけだから医師免許とか持ってないの、正式に医師名乗ってないの!」
ただし、礼花の場合、医師免許は無く、神社営業の一環という形で能力を使用した治療を行っている、そのため他の病院よりも安く、そして効果が高いと評判が高いため、神社経営が成り立っている。
そのため、神社が無くなると礼花も医療でお金を稼ぐことが困難になるため非情に困る事になるのだ。
ステラ「ならもう一回防衛軍に入ればいいのに、今幹部人手不足だから礼花姉さんなら凄く歓迎してくれるかもよ?」
礼花「却下!もうあんな命を賭けた日常に戻るなんてうんざり!一度こういう平穏を味わったらあんなブラック企業に入る必要性を感じないわね、しかも今は世界復興で凄く忙しいでしょう、凍夜でも全然以前に比べて帰って来れないんだから」
礼花は凍夜を通じて防衛軍の忙しさを知っているため、絶対に防衛軍に入るという選択肢を取らなかった。
・・・・・・
そして毎月の家賃と四季神社運営の無償労働を条件に四季家で使われていない建物を使わせてくれる許可を得たのだ。
部屋は6畳の部屋が10個、修行用の広間が1つだけの部屋だったが礼花がお金を出し(ステラの貯金から使って)それらを新築同様に作り直したのだ。
その費用まさかの1億
礼花「絶対に自分で作った方が良かったでしょ、私が名義貸してあげたのに」
ステラ「まあ、それもあるけど・・・」
ステラとしては拠点を2つ作っておきたかったのだ。四季家内部に本拠地、そして他の拠点をダミーとして持っておき、ダミー側を使う事で敵の情報をかく乱させる事が狙いだった。
ステラ「礼花姉さん、今こんな広い神社で一人って凄く寂しいでしょ、だから私や他の子が居たほうがいいかなって・・・姉さん、今度から私も一緒だからね♡」
礼花「キモい、それに別に私は一人の時間嫌いじゃないから問題なし、せっかく育児終わって人段落ついてるんだからゆっくりさせてよね」
月花は18歳の時に高校中退
雪花は16歳の時に高校中退
桜花は中学卒業で高校入試は全部落ちている
芦花は中学卒業後リオの能力技術開発局に就職し、同時に地球防衛軍に入隊している。
まさかの全員中卒という近年学歴社会においてまさかの結果となったが、全員がしっかり生活出来ているため、礼花も気にしていなかった。
ステラ「凄い話しよね、22歳に芦花ちゃんを産んで、37歳で育児終了って」
礼花「年齢なんて私取っては合って無いようなものだし、気にもならないわね、私の見た目、20歳くらいから全然変わらないし、周りからは美魔女とか言われているけどもうそろそろ魔女になりそうで怖いわ」
ステラ「確かにね、天野江の血も厄介なのよね」
そう話しながら二人はリビングでのんびりしていたところ、ファルドラがステラに用事があるため庭から入って来た
ファルドラ「ステラ、荷物全部運んだぞ、それで他のメンバー勧誘は順調なのか?僕は人見知りだから嫌だぞ」
ステラ「まだまだね、二人で動いても悪信教という世界レベルの組織相手に勝てるわけないものね、こればかりはこちらもそれなりの戦力が必要になるわね、この1年はメンバー探しと資金調達がメインの仕事だと思いなさい、そのためにもしっかり稼いでね!なんのためにハッキング出来るの?情報をいい値で売って稼ぐためでしょ!」
ファルドラ「それでダークウェブを使って稼げと、正義のやる事じゃないんだよなぁ」
ステラ「馬鹿ね、私達は悪信教さえどうにでもなればOK、それ以外の悪は無視、むしろ利用するし利用される、それで金を稼ぎ、情報を手に入れる、防衛軍は悪側との接点を持つ事はNGだけど、私達は積極的に闇側と接触し繋がりを作る、この一年は黄金卿の基盤を作る一年だと思いなさい」
ファルドラ「へいへい、わかりましたよ~~」
ファルドラはそう言いながら黄金卿の拠点に向かう。
礼花「思い切ったわね、大丈夫なの?」
ステラ「ネットは詳しくないけど、ファルドラなら大丈夫でしょ、あの子防衛軍内一のハッカーで闇側の情報とか監視カメラのハッキングからの証拠抑え、そして嘘を巧みに使って相手を騙し、奥の奥に潜む連中を捕まえる、そういう仕事が凄く得意でこれが出来ていたのは防衛軍でも彼だけだったから」
礼花「優秀なのね、まああの虚構迷宮を作って東京全域を混乱に陥れた張本人だし、そこの実力は疑わないわ、あの子のレプリカとも戦ったしね弱かったけど」
ステラ「アシストをやらせたら防衛軍最強よ、理想を言えばそんな優秀な子を沢山欲しいわけだけど、なかなかどうしてね、やっぱり優秀な子となると争奪戦だし、自信がある子はわざわざ何処かに所属しようとはしない、組織が金銭面全面アシストするから入ってくれ~って契約ならくる子も居るでしょうけど私はそうするつもりはないしね、それに悪信教に強い悪意を持ってくれてないと間違いなく方針で揉める、難しいわね」
礼花「まあ、好きなだけ居なさい、もう月々の家賃10年分は前払いで貰ってるし、好きに、だけど迷惑をかけないようにしてよね!」
礼花はそう言うと空っぽになっている二人のお茶を組みなおす。
2023年10月16日
No.133 姉妹似る夜の事情(R18)
最初はいつも通りメリアからの誘惑だった、何気ない話しからちょっとした身体の触り合い、そしてキスから始まり、互いに求めあう。
そしてそこからは互いの欲求を満たすように蜜を求め、そして互いに求めあい、そして一つになる。
体力がある若き二人、それは凄まじい程激しく、淫らであり、終わった頃には二人の汗や体液が絡み合い、お互いの体温を感じ合う、そんな時間を過ごしていた。
・・・・・・
パト「似てるんだよな・・・」
メリア「パト君?何か言いました?」
パト「いや!なんでもないよ!」
メリアはパトと同じベッドの上で裸のままくつろいでいた。
パトはそんなメリアの姿を見ると行為が終わった後だというのにまだメリアへの興奮が治まり切らないため目を逸らしながら考える。
パト(行為中は俺も夢中だ、でもメルリアと結構似ているんだよな、なんていうか、技?まあ、メルリアの場合は殆どメルリアが動くからあまり比較出来ないけど、加減というか、どうも俺の加減を完全に把握している節があるんだよな)
パトはメリアに聞いてみる
パト「俺ってやっぱりわかりやすい?」
メリア「えっと、どんな時です?」
パト「いやその・・・性行為中、メリアって俺の上で動いてくれる時さ、俺の加減に合わせて動いてくれるよね?」
メリア「ふふん、パト君の事はなんでもわかるのですよ?恩恵とか特性ではなく、ただ私の肌の感覚でわかるの、だから不思議な事じゃないかな、だってパト君は私との性行為は好きでしょ♪最初はじっくり、お互いを愛撫しながら高めていって、そこからパト君のアソコがビクビクって痙攣が早くなってきて、後はパト君の表情からペースアップするかダウンするか、後は私がパト君をどうしたいかという気分で決まりますね、この時の時間はお互いが専属神や従属等関係なく恋人であり、男女で居られる私にとって最も大事な時間ですからね、私も本能のまま過ごしてますよ♪」
メリアはそう言いながら、うつ伏せで枕を抱きかかえパトを見て微笑む。
そんなメリアを見てパトは可愛いと素直に思った。
パト「なんかそこまで細かく言われると照れるな」
メリア「逆にパト君はどうですか?私を味わって?」
パト「う~ん、まあメリアが上の時はもうメリアに任せてあるんだけど、やっぱり自分が主導権を持った時はなんだろう、やっぱり独占欲かな、凄くメリアを感じたいって思うかな」
メリア「そうですね、パト君は凄く激しいですから♪でももっとアブノーマルでもいいんですよ?立った状態でも私は良いですし、抱きかかえられながらでも、パト君は私を好きにしていいんです、だって私はパト君のものだから」
メリアの発言がきっかけでそのまま再度お互い求めあった。
・・・・・・
パト(はぁ・・・結局あの後何回も・・・メリアって凄く魅力的なんだよな、それにやっぱり男性嫌いが行き過ぎてる所はあるけど、その分自分にだけ特別視してくれるっていうのは凄く心地いいしな)
別に専属神の誰かが他の男性と接点を持って居るわけではない、ただパトは従属神や配下神は極力自分ではなく他の男性と添い遂げてほしいと考えているからだ。
パト(別に俺にハーレム願望はない、全世界の女神は俺の女!とか思えるポテンシャルを持って居たらさぞかしそいつはこの帝国を盛り上げていただろうにな)
パトはそんな事を考えながらメリアの部屋から自分の部屋に戻る、その前にミーエルの医療室に向った。
・・・・・・
パト専用診療部屋
パト「ミーエル~起きてるか~?」
ミーエル「なに~、こんな夜遅くに~、夜這い?」
パト「残念ながら俺から誰かを襲うようにしたいなら一人の時間を作らせてくれ」
ミーエル「なに~?帝国の女性では物足りないってこと~?」にやにや
パト「違う、ミーエルに夜這いを仕掛けた時は多分相当性欲溜まってる時だってこと、というより俺はそんな一時の欲求で襲ったりなんかしない、自制出来るんでね!」
ミーエル「自慰行為は別にいいけど、無駄打ちする余裕なんて全然ないんだから自慰するくらいなら言い方あれだけど、同じ部屋の専属侍女でも部屋の外に待機している侍女でも誘って発散してよね、それだけは凄く厳しく言われているんだから」
パト「自分で慰める自由もないのかよ、それよりちょっとさっきまでメリアとその・・・結構やったから痛いんだ、治してもらえるかな?」
ミーエル「いいけど、何が悲しくて主様の酷使した股間を治療しなくちゃならないのか、私の医療スキルはこんなことのためにあるんじゃないんだけどなぁ~~」はぁ~~
ミーエルは大きなため息をつく。
パト「まあ、こんなことも含めてのスキルだろ!役に立ってるからいいじゃん!」
ミーエルは渋々治療する、パトも痛みが無くなったため、自室に戻るとミーエルに伝える。
ミーエル「ちなみにだけどメリアと何回やったの?」
パト「えっと・・・20回超えたあたりから数えてないかな」
ミーエル「絶倫だね・・・いやお互い体力あるから体力オバケか、さぞかしメリアは主様の強い遺伝子を持った子を出産してくれるよ」
パト「それじゃあ!!」
パトはミーエルの言葉が返しにくいため、逃げるようにその場を去った。
・・・・・・
自室到着
パト「はぁ、なんかヤリチンになってんな、しかもそんな自分の環境に慣れているのがキツイ」
侍女「主様、おかえりなさいませ」
侍女はパトが帰って来た所で挨拶をし、扉を開ける。
パト「夜間遅くまでありがとう、無理せずにね」
侍女「ありがたきお言葉、感謝いたします」ペコリ
パトは最近の帝国では当たり前の光景をそのまま見る、だが先ほどミーエルとの会話を思い出し、
自慰をするくらいなら侍女に手を出してくれた方が帝国にとって利益になる、という帝国概念を思い出す。
パト「・・・たとえ話なんだけどさ、もし、俺が突拍子もなく君を抱きたいと言ったらどう思う?」
パトは疑問に思った事を先ほどの侍女に聞いてしまった、
パトも聞いてから【がっつりセクハラ発言じゃん、俺キモすぎ】と後悔していたが
侍女は即答でパトの質問を答えた。
侍女「喜んで私の身体を、それが私にとって最大級の幸せでございます」
パト「嫌じゃないのか?ここに来るまでの間、他の異性とか居なかったのか?」
侍女はパトの言葉の意味を理解出来ないというような顔をする。
侍女「嫌ではありません、むしろ私は主様に命令で他の男性と添い遂げろと言われる方が嫌です、少なくとも従属神の方々は全員同じです、一度主様とキスをしたとき、それは主様にとって私達を覚醒させるための作業だったかもしれません、ですが私にとっては今でも忘れられない最高のひとときでした、そして今こうやって主様とお話し出来ているのは光栄以外の何物でもないのです」
パトは侍女の言葉を聞き、本当に一途で健気なんだなと、抱きしめてあげたいと思う程だった。
だがそのような事はせず、パトは侍女と軽い会話をその後かわし、そのまま自室に戻った。
・・・・・・
メルリア「おかえりなさいませ、アナタ」
自室に戻るとそこにはメルリアが起きていた。
パト「エイリとフルールは寝てる?」
メルリア「はい、随分とメリアを可愛がっていたのですね」
はじまった。
メルリア「羨ましいです、私も凄く可愛がってほしいです、メリアが一番なのはわかっています、だけど私を一番かわいがってほしいです、性的欲求不満が一瞬でも感じるのであれば私が全て対応します、なのでどうか私を選んでください」
メルリアは一度肉体関係を持ってからずっとこの調子なのだ、嫉妬心と独占欲が凄く強い。
このメルリアは恐らく知っているのはパト本人とエイリとフルールくらいではないか。
メルリアはそう言いながら服を脱ぎ始める、そしてパトに抱き着くとパトの手元にメルリア自身の陰部を擦りつける
メルリア「今日も可愛がってください、ずっと寂しいです、アナタ」
メルリアは耳元で囁きながら自分から押し付けた陰部をパトに押し付け誘惑する、
パトも我慢ならず、そのままメルリアの押し付けられた陰部に触れ、蜜壺の中に指をかきまぜた。
そこからはもうお互い止まらなかった。
・・・・・・
翌朝
パトはその後メルリアとも何度も交わり、メリアとも何度も交わっていたため疲労が溜まっていた。
だが夜中、パトは珍しくメルリアから主導権を奪い、激しくメルリアを求めた。
そしてそんな行為に満足いったのか、パトが目を覚ました時、メルリアはパトの腰の上で激しく腰を振っていた、互いの陰部と挿入部が見える状態だった。
パト「えっと・・・」
メルリア「おはようございます、アナタ、凄く可愛い寝顔でしたね、そのままじっとしていてくださいね、しっかり愛情を・・・」
パト(わかった、やっぱり加減が同じだ、俺が主導権を握った時は凄く受け身なんだ、なのに俺が良くなるように調整してる、そしてなんとて・・・愛が重い!!!)
パトは二人の共通点を認識しながらメルリアの中で果てた・・・
またメルリアのマーキングから1日が始まった。
そしてそこからは互いの欲求を満たすように蜜を求め、そして互いに求めあい、そして一つになる。
体力がある若き二人、それは凄まじい程激しく、淫らであり、終わった頃には二人の汗や体液が絡み合い、お互いの体温を感じ合う、そんな時間を過ごしていた。
・・・・・・
パト「似てるんだよな・・・」
メリア「パト君?何か言いました?」
パト「いや!なんでもないよ!」
メリアはパトと同じベッドの上で裸のままくつろいでいた。
パトはそんなメリアの姿を見ると行為が終わった後だというのにまだメリアへの興奮が治まり切らないため目を逸らしながら考える。
パト(行為中は俺も夢中だ、でもメルリアと結構似ているんだよな、なんていうか、技?まあ、メルリアの場合は殆どメルリアが動くからあまり比較出来ないけど、加減というか、どうも俺の加減を完全に把握している節があるんだよな)
パトはメリアに聞いてみる
パト「俺ってやっぱりわかりやすい?」
メリア「えっと、どんな時です?」
パト「いやその・・・性行為中、メリアって俺の上で動いてくれる時さ、俺の加減に合わせて動いてくれるよね?」
メリア「ふふん、パト君の事はなんでもわかるのですよ?恩恵とか特性ではなく、ただ私の肌の感覚でわかるの、だから不思議な事じゃないかな、だってパト君は私との性行為は好きでしょ♪最初はじっくり、お互いを愛撫しながら高めていって、そこからパト君のアソコがビクビクって痙攣が早くなってきて、後はパト君の表情からペースアップするかダウンするか、後は私がパト君をどうしたいかという気分で決まりますね、この時の時間はお互いが専属神や従属等関係なく恋人であり、男女で居られる私にとって最も大事な時間ですからね、私も本能のまま過ごしてますよ♪」
メリアはそう言いながら、うつ伏せで枕を抱きかかえパトを見て微笑む。
そんなメリアを見てパトは可愛いと素直に思った。
パト「なんかそこまで細かく言われると照れるな」
メリア「逆にパト君はどうですか?私を味わって?」
パト「う~ん、まあメリアが上の時はもうメリアに任せてあるんだけど、やっぱり自分が主導権を持った時はなんだろう、やっぱり独占欲かな、凄くメリアを感じたいって思うかな」
メリア「そうですね、パト君は凄く激しいですから♪でももっとアブノーマルでもいいんですよ?立った状態でも私は良いですし、抱きかかえられながらでも、パト君は私を好きにしていいんです、だって私はパト君のものだから」
メリアの発言がきっかけでそのまま再度お互い求めあった。
・・・・・・
パト(はぁ・・・結局あの後何回も・・・メリアって凄く魅力的なんだよな、それにやっぱり男性嫌いが行き過ぎてる所はあるけど、その分自分にだけ特別視してくれるっていうのは凄く心地いいしな)
別に専属神の誰かが他の男性と接点を持って居るわけではない、ただパトは従属神や配下神は極力自分ではなく他の男性と添い遂げてほしいと考えているからだ。
パト(別に俺にハーレム願望はない、全世界の女神は俺の女!とか思えるポテンシャルを持って居たらさぞかしそいつはこの帝国を盛り上げていただろうにな)
パトはそんな事を考えながらメリアの部屋から自分の部屋に戻る、その前にミーエルの医療室に向った。
・・・・・・
パト専用診療部屋
パト「ミーエル~起きてるか~?」
ミーエル「なに~、こんな夜遅くに~、夜這い?」
パト「残念ながら俺から誰かを襲うようにしたいなら一人の時間を作らせてくれ」
ミーエル「なに~?帝国の女性では物足りないってこと~?」にやにや
パト「違う、ミーエルに夜這いを仕掛けた時は多分相当性欲溜まってる時だってこと、というより俺はそんな一時の欲求で襲ったりなんかしない、自制出来るんでね!」
ミーエル「自慰行為は別にいいけど、無駄打ちする余裕なんて全然ないんだから自慰するくらいなら言い方あれだけど、同じ部屋の専属侍女でも部屋の外に待機している侍女でも誘って発散してよね、それだけは凄く厳しく言われているんだから」
パト「自分で慰める自由もないのかよ、それよりちょっとさっきまでメリアとその・・・結構やったから痛いんだ、治してもらえるかな?」
ミーエル「いいけど、何が悲しくて主様の酷使した股間を治療しなくちゃならないのか、私の医療スキルはこんなことのためにあるんじゃないんだけどなぁ~~」はぁ~~
ミーエルは大きなため息をつく。
パト「まあ、こんなことも含めてのスキルだろ!役に立ってるからいいじゃん!」
ミーエルは渋々治療する、パトも痛みが無くなったため、自室に戻るとミーエルに伝える。
ミーエル「ちなみにだけどメリアと何回やったの?」
パト「えっと・・・20回超えたあたりから数えてないかな」
ミーエル「絶倫だね・・・いやお互い体力あるから体力オバケか、さぞかしメリアは主様の強い遺伝子を持った子を出産してくれるよ」
パト「それじゃあ!!」
パトはミーエルの言葉が返しにくいため、逃げるようにその場を去った。
・・・・・・
自室到着
パト「はぁ、なんかヤリチンになってんな、しかもそんな自分の環境に慣れているのがキツイ」
侍女「主様、おかえりなさいませ」
侍女はパトが帰って来た所で挨拶をし、扉を開ける。
パト「夜間遅くまでありがとう、無理せずにね」
侍女「ありがたきお言葉、感謝いたします」ペコリ
パトは最近の帝国では当たり前の光景をそのまま見る、だが先ほどミーエルとの会話を思い出し、
自慰をするくらいなら侍女に手を出してくれた方が帝国にとって利益になる、という帝国概念を思い出す。
パト「・・・たとえ話なんだけどさ、もし、俺が突拍子もなく君を抱きたいと言ったらどう思う?」
パトは疑問に思った事を先ほどの侍女に聞いてしまった、
パトも聞いてから【がっつりセクハラ発言じゃん、俺キモすぎ】と後悔していたが
侍女は即答でパトの質問を答えた。
侍女「喜んで私の身体を、それが私にとって最大級の幸せでございます」
パト「嫌じゃないのか?ここに来るまでの間、他の異性とか居なかったのか?」
侍女はパトの言葉の意味を理解出来ないというような顔をする。
侍女「嫌ではありません、むしろ私は主様に命令で他の男性と添い遂げろと言われる方が嫌です、少なくとも従属神の方々は全員同じです、一度主様とキスをしたとき、それは主様にとって私達を覚醒させるための作業だったかもしれません、ですが私にとっては今でも忘れられない最高のひとときでした、そして今こうやって主様とお話し出来ているのは光栄以外の何物でもないのです」
パトは侍女の言葉を聞き、本当に一途で健気なんだなと、抱きしめてあげたいと思う程だった。
だがそのような事はせず、パトは侍女と軽い会話をその後かわし、そのまま自室に戻った。
・・・・・・
メルリア「おかえりなさいませ、アナタ」
自室に戻るとそこにはメルリアが起きていた。
パト「エイリとフルールは寝てる?」
メルリア「はい、随分とメリアを可愛がっていたのですね」
はじまった。
メルリア「羨ましいです、私も凄く可愛がってほしいです、メリアが一番なのはわかっています、だけど私を一番かわいがってほしいです、性的欲求不満が一瞬でも感じるのであれば私が全て対応します、なのでどうか私を選んでください」
メルリアは一度肉体関係を持ってからずっとこの調子なのだ、嫉妬心と独占欲が凄く強い。
このメルリアは恐らく知っているのはパト本人とエイリとフルールくらいではないか。
メルリアはそう言いながら服を脱ぎ始める、そしてパトに抱き着くとパトの手元にメルリア自身の陰部を擦りつける
メルリア「今日も可愛がってください、ずっと寂しいです、アナタ」
メルリアは耳元で囁きながら自分から押し付けた陰部をパトに押し付け誘惑する、
パトも我慢ならず、そのままメルリアの押し付けられた陰部に触れ、蜜壺の中に指をかきまぜた。
そこからはもうお互い止まらなかった。
・・・・・・
翌朝
パトはその後メルリアとも何度も交わり、メリアとも何度も交わっていたため疲労が溜まっていた。
だが夜中、パトは珍しくメルリアから主導権を奪い、激しくメルリアを求めた。
そしてそんな行為に満足いったのか、パトが目を覚ました時、メルリアはパトの腰の上で激しく腰を振っていた、互いの陰部と挿入部が見える状態だった。
パト「えっと・・・」
メルリア「おはようございます、アナタ、凄く可愛い寝顔でしたね、そのままじっとしていてくださいね、しっかり愛情を・・・」
パト(わかった、やっぱり加減が同じだ、俺が主導権を握った時は凄く受け身なんだ、なのに俺が良くなるように調整してる、そしてなんとて・・・愛が重い!!!)
パトは二人の共通点を認識しながらメルリアの中で果てた・・・
またメルリアのマーキングから1日が始まった。
2023年10月14日
No.132 ノーデリカシー月詠家
月詠琴歌とパトは月詠家に行っていた。
それはあの月詠白鳳からの誘いだった。
ソルテ「パトさん、琴歌ちゃんのお父様からご連絡を貰っているのですが、どういたしましょう?」
パト「ソルテさんや、要件は何か聞いておりますかえ?」
ソルテ「なんですか、その喋り方?まあいいですけど、要件はパトさんと琴歌ちゃん二人で月詠家の実家に来いとの事らしいです」
パト「え、俺、なんか悪い事したっけ、心当たりあり過ぎて困るんだけど」
ソルテ「なかったらよかったのに・・・」
パト「ソルテさんよ、ここに来て俺は一体何人と肉体関係持っていると?そして日本はそんな複数の女性と関係を持つのは悪!奥さんが居て関係を持ってるようならもう死刑!俺の場合日本の妻は琴歌だけど、同じ日本出身の月花や雪花、奏星と肉体関係バリバリあるんだぞ、そりゃあ悪い事しか心あたりないだろ?帝国では合法であり推奨であってもだな・・・はぁ」
ソルテ「まあ、価値観はそれぞれですからね、それで向かいますか?」
パト「行かないと何言われるかわからないし、行くよ、琴歌にもアポ取っといて、結構荒れそうだけど」
ソルテ「了解!それじゃあ早速準備を、パトさんがいけるなら琴歌ちゃんの予定は優先出来ませんので、すぐに出発です」
パト「いや、別にいいだろ、琴歌の都合優先で」
ソルテ「ちなみに連絡ではすぐにとのことですよ?」
パト「あの人マジでこっちの都合フル無視だな・・・」
・・・・・・
琴歌「はぁ・・・デリカシーも無ければ常識も無いんですかね、あの親は、はぁ・・・」
琴歌があからさまに溜息をついていた、あれほど礼儀正しい琴歌がここまで露骨に態度で示すのは珍しく大体父親関係でよく見れる光景である。
パト「すまないねぇ、俺も呼ばれてるからさぁ」
琴歌「どうせ、顔を見せろとかその程度ですよ、まったく月詠家はどうも身勝手な人が多いです、シェインさんもそうですよ、義姉妹なので何度かお会いして食事とかした事あるのですが、まあ自由奔放ですね、私も結構帝国に来て体力が身に付いたと思いましたけど、あの人と居ると凄く疲れました」
琴歌はそう言いながらもシェインの話をしている時は楽しそうだった、恐らく琴歌にとって義姉妹というのは心地いいものなのだろうとパトは考えていた。
そして月詠白鳳から言われた住所まで移動し、数日程時間をかけて月詠家に到着した。
・・・・・・
琴歌「ここまで来るのにかなり時間とお金が掛かりましたね、しっかり後で請求しないと」
パトは琴歌の笑顔が黒い事に怯えながらも琴歌の機嫌を戻しながら高層タワーマンションの最上階番号を押し、インターホンを鳴らす。
白鳳「やっと来たか、入れ」
琴歌「労いの言葉の一言もないんですか?入れってなんですか?」
白鳳「琴歌うるさいぞ、ほら、立ち話をそんなところでしていても意味ないだろう」
白鳳はそう言い扉を開ける、
琴歌「上等です、今度こそあの人の頬にビンタしてやるんです!歌姫支配はこのためにあったのですね!行きましょう!パト君!」
パト「待って!絶対に違うから!それに来て早々親子喧嘩はマズいって!」
パトは焦りながら琴歌と共にエレベーターに乗り、最上階に向った。
・・・・・・
シェイン「おっつかれ~~、久しぶりだね~」
月詠家の部屋に入るとシェインが居た。
パト「あれ?なんでシェインさん居るの?仕事は?」
シェイン「バックレた!だって面倒臭いんだもん!大丈夫!うちの副隊長は優秀だから!私が手塩にかけて育てたんだよ!えっへん!」
シェインは大げさに胸を張る、そしてそうこう話していると白鳳が顔を出す。
白鳳「まったく来て早々なんでうちの娘は不機嫌なんだか、まったく嫁に出した途端に態度が変わるって本当だったんだな、女って怖いな」
パト(琴歌が不機嫌なのはほとんど貴方のせいですよ、なんて言えないな)
シェイン「え、どう考えてもハクホーが原因でしょ?デリカシーないからね~昔からそうだけど」
白鳳「どこがデリカシーないんだ?言ってみろ!」
シェイン「私が月詠家に養子で入った時とか、普通に私の下着とか一緒に洗ってたじゃん!普通気を使うものじゃない?」
白鳳「家族になったのに気を使う意味がわからんな、そもそも別々に分けて二回も洗濯機を回す方が手間だろ」
シェイン「他にも女性の日が来た時とか、ガッツリ手に持ってナプキン持ってくるし、私がイライラしてる時なんて「おう生理か、血生臭いぞ!魚かと思った!」とかほざきやがるし、この人強さを代償にデリカシーを捨てたんだなって諦めたよね、まあその影響で私もこんな性格になっちゃったわけだけども!!」
琴歌「ふっつうに最低じゃないですか、これで正義の味方なんて言ってるんですから正義って何なんでしょうね?」
白鳳「いちいち気を使う気にもならんな、そういえばシェイン、ご飯はまだか?お前が作ると聞いてシェフを呼んでないんだぞ?しっかりしろよ」
シェイン「ふふん!出来てるんだなぁ~~!ホレ!!」
シェインはそう言いながら机にさりげなく置いてあるポテトチップスを指さす
白鳳「お前これ普通のお菓子だろ、俺普段お菓子とか食わねえからわかんねえけど」
シェイン「わかってないな~、これだから中年は!これは私お手製のポテトチップスなの!超薄切り!パリパリなんだから!」
シェインはそう言いながら豪快にポテトチップスを食べる。
琴歌「私は油物得意じゃなかったので全然そのような料理はしていませんでしたね、少し頂きますね」
琴歌もシェインに続いてポテトチップスを食べた。
シェイン「へぇ!普段はどんな料理を作ってたの?」
琴歌「普段は野菜を中心としたメニューでしたね、後は麺類も良かったです、といってもラーメンはちょっと難しかったですけどね」
シェイン「ダメだぞ~ちゃんとお肉食べないと!野菜じゃ強くなれない!」
白鳳「お前は逆に野菜を食えよ、肉しか食わなねえだろ、偏りすぎて健康診断引っかかっても知らねえからな、隠ぺいしたら晒すからな」
シェイン「シェインちゃんはその分ちゃんと働いてるからセーフ!」
シェインと白鳳、琴歌は楽しそうに話していた。
パトはその光景を見て感慨深いなと考えていた。
パト(なんか琴歌が求めていた家庭がやっと出来たって感じだな、なんかこの場に俺が居るのもあれだし、本当のお母さん、もしくは正常なシアーネさんでも居たらもっと良かったんだろうな、でも今はこの家庭を俺が守らないとな、琴歌は歳は取らない、いつかこの二人共別れは来る、寿命じゃなくてもいつか戦いに身を置いているんだ、戦場で亡くなる可能性だって十分ある、だからこそ今目の前にある幸せは絶対に忘れたらダメだし、無駄にしたらいけない、やっと訪れた平和だからこそ願ってしまうよ)
パトは三人の会話を聞きながらそう考えていた。
・・・・・・
琴歌とシェインが会話で盛り上がっている間にパトはベランダで一息ついていた。
パト「高いな、こんなところから落ちたら人溜まりもないな」
白鳳「俺が仕事に行くときはここからだけどな、お前も降りて見るか?エレベーターは混んでいるからな」
パト「白鳳さん、娘二人と会話しなくていいんですか?」
白鳳「ああ、俺はお前に用があったからな、どうだ?帝国で琴歌は上手くやってるか?」
パト「もちろん、俺も流石に毎日会ってる訳じゃないですけど、会うたびに成長してると実感出来ますよ、今はもう白鳳さん相手でも怯む事もないですからね、さっきインターホン押したときなんてビンタしてやるって張り切ってましたよ」
白鳳「乱暴な野郎だな、誰に似たんだか、見た目は母親似なんだがな」
パト「わかりきってるじゃないですか、でも勝負事になると本当に白鳳さんを思い浮かべますよ、それくらい琴歌は勝負事に対して凄く強きというか」
白鳳「まったくだ、だがそうか、元気ならいいさ、お前らも上手くいってるんだろ、お前ら見てたらわかる、まあ、それでいい」
白鳳はそう言いながら窓越しから琴歌とシェインを見る
白鳳「俺は親としては間違いなく不合格な男だ、娘の考えていることなんて全然わからねえし、デリカシーと全然わからん、そもそも俺からしたらあいつらはずっとガキだ、どうしても大人の女性という目線では見れねえんだ、大人の女性なら俺もエスコート出来るんだがな、俺、モテてたからな!」
白鳳は笑う、そしてパトも笑う。
白鳳「おい、お前の所が落ち着いたらさっさと子供作れ、俺がいつでも面倒見てやる!今度は強く育ててやるよ!」
パト「気が早いですよ、俺と琴歌まだ20歳ですよ」
白鳳「タイミングなんてそれぞれだろ!あいつが母親になれば多少は俺がどれだけ大変だったかわかるだろうぜ」
パト「そうですね、でも俺も帝国での立場がありますから琴歌だけを特別視出来ないのは事実です、本当言えば自分の子供が出来たら一緒に育てていきたいんですけどね」
白鳳「てめぇの都合は知ってるよ、俺なら最高だーーーって思ったけど、それを義務にされると確かに嫌だな、それにこの歳になっても盛んで居ろっていうのは無理だ、あれはせいぜい30代までだわ、俺もまさか自分の性欲が衰えるとは夢にも思わなかったぜ」
白鳳はそう言いながらため息をつく
白鳳「頼んだぞ、息子、もう琴歌はお前に全面的に任せてる、俺はお前らの家庭を守る、それだけだ」
白鳳はそう言いながらパトの背中を叩き、部屋の中に入る。
パト(かっけぇな、あの人、最初あった時はクズだと思ってたんだけどな)
パトも部屋に入り、3人との会話に加わる。
白鳳の言葉でパトも月詠家の一員になれた気がして心地よかったのだ。
・・・・・・
次の日
白鳳「じゃあ気を付けて帰れよ」
パト「はい!」
琴歌「お父さんも体調には気を付けてくださいね」
そう挨拶を交わし、二人は帝国に戻る。
琴歌「はぁ、そういえば結局お父さんはなんで私達を呼んだんでしょうかね?」
パト「娘の元気な顔が見たかっただけだろう、不器用な人だよ、あの人は」
パトはクスっと笑いながら帝国に帰った。
それはあの月詠白鳳からの誘いだった。
ソルテ「パトさん、琴歌ちゃんのお父様からご連絡を貰っているのですが、どういたしましょう?」
パト「ソルテさんや、要件は何か聞いておりますかえ?」
ソルテ「なんですか、その喋り方?まあいいですけど、要件はパトさんと琴歌ちゃん二人で月詠家の実家に来いとの事らしいです」
パト「え、俺、なんか悪い事したっけ、心当たりあり過ぎて困るんだけど」
ソルテ「なかったらよかったのに・・・」
パト「ソルテさんよ、ここに来て俺は一体何人と肉体関係持っていると?そして日本はそんな複数の女性と関係を持つのは悪!奥さんが居て関係を持ってるようならもう死刑!俺の場合日本の妻は琴歌だけど、同じ日本出身の月花や雪花、奏星と肉体関係バリバリあるんだぞ、そりゃあ悪い事しか心あたりないだろ?帝国では合法であり推奨であってもだな・・・はぁ」
ソルテ「まあ、価値観はそれぞれですからね、それで向かいますか?」
パト「行かないと何言われるかわからないし、行くよ、琴歌にもアポ取っといて、結構荒れそうだけど」
ソルテ「了解!それじゃあ早速準備を、パトさんがいけるなら琴歌ちゃんの予定は優先出来ませんので、すぐに出発です」
パト「いや、別にいいだろ、琴歌の都合優先で」
ソルテ「ちなみに連絡ではすぐにとのことですよ?」
パト「あの人マジでこっちの都合フル無視だな・・・」
・・・・・・
琴歌「はぁ・・・デリカシーも無ければ常識も無いんですかね、あの親は、はぁ・・・」
琴歌があからさまに溜息をついていた、あれほど礼儀正しい琴歌がここまで露骨に態度で示すのは珍しく大体父親関係でよく見れる光景である。
パト「すまないねぇ、俺も呼ばれてるからさぁ」
琴歌「どうせ、顔を見せろとかその程度ですよ、まったく月詠家はどうも身勝手な人が多いです、シェインさんもそうですよ、義姉妹なので何度かお会いして食事とかした事あるのですが、まあ自由奔放ですね、私も結構帝国に来て体力が身に付いたと思いましたけど、あの人と居ると凄く疲れました」
琴歌はそう言いながらもシェインの話をしている時は楽しそうだった、恐らく琴歌にとって義姉妹というのは心地いいものなのだろうとパトは考えていた。
そして月詠白鳳から言われた住所まで移動し、数日程時間をかけて月詠家に到着した。
・・・・・・
琴歌「ここまで来るのにかなり時間とお金が掛かりましたね、しっかり後で請求しないと」
パトは琴歌の笑顔が黒い事に怯えながらも琴歌の機嫌を戻しながら高層タワーマンションの最上階番号を押し、インターホンを鳴らす。
白鳳「やっと来たか、入れ」
琴歌「労いの言葉の一言もないんですか?入れってなんですか?」
白鳳「琴歌うるさいぞ、ほら、立ち話をそんなところでしていても意味ないだろう」
白鳳はそう言い扉を開ける、
琴歌「上等です、今度こそあの人の頬にビンタしてやるんです!歌姫支配はこのためにあったのですね!行きましょう!パト君!」
パト「待って!絶対に違うから!それに来て早々親子喧嘩はマズいって!」
パトは焦りながら琴歌と共にエレベーターに乗り、最上階に向った。
・・・・・・
シェイン「おっつかれ~~、久しぶりだね~」
月詠家の部屋に入るとシェインが居た。
パト「あれ?なんでシェインさん居るの?仕事は?」
シェイン「バックレた!だって面倒臭いんだもん!大丈夫!うちの副隊長は優秀だから!私が手塩にかけて育てたんだよ!えっへん!」
シェインは大げさに胸を張る、そしてそうこう話していると白鳳が顔を出す。
白鳳「まったく来て早々なんでうちの娘は不機嫌なんだか、まったく嫁に出した途端に態度が変わるって本当だったんだな、女って怖いな」
パト(琴歌が不機嫌なのはほとんど貴方のせいですよ、なんて言えないな)
シェイン「え、どう考えてもハクホーが原因でしょ?デリカシーないからね~昔からそうだけど」
白鳳「どこがデリカシーないんだ?言ってみろ!」
シェイン「私が月詠家に養子で入った時とか、普通に私の下着とか一緒に洗ってたじゃん!普通気を使うものじゃない?」
白鳳「家族になったのに気を使う意味がわからんな、そもそも別々に分けて二回も洗濯機を回す方が手間だろ」
シェイン「他にも女性の日が来た時とか、ガッツリ手に持ってナプキン持ってくるし、私がイライラしてる時なんて「おう生理か、血生臭いぞ!魚かと思った!」とかほざきやがるし、この人強さを代償にデリカシーを捨てたんだなって諦めたよね、まあその影響で私もこんな性格になっちゃったわけだけども!!」
琴歌「ふっつうに最低じゃないですか、これで正義の味方なんて言ってるんですから正義って何なんでしょうね?」
白鳳「いちいち気を使う気にもならんな、そういえばシェイン、ご飯はまだか?お前が作ると聞いてシェフを呼んでないんだぞ?しっかりしろよ」
シェイン「ふふん!出来てるんだなぁ~~!ホレ!!」
シェインはそう言いながら机にさりげなく置いてあるポテトチップスを指さす
白鳳「お前これ普通のお菓子だろ、俺普段お菓子とか食わねえからわかんねえけど」
シェイン「わかってないな~、これだから中年は!これは私お手製のポテトチップスなの!超薄切り!パリパリなんだから!」
シェインはそう言いながら豪快にポテトチップスを食べる。
琴歌「私は油物得意じゃなかったので全然そのような料理はしていませんでしたね、少し頂きますね」
琴歌もシェインに続いてポテトチップスを食べた。
シェイン「へぇ!普段はどんな料理を作ってたの?」
琴歌「普段は野菜を中心としたメニューでしたね、後は麺類も良かったです、といってもラーメンはちょっと難しかったですけどね」
シェイン「ダメだぞ~ちゃんとお肉食べないと!野菜じゃ強くなれない!」
白鳳「お前は逆に野菜を食えよ、肉しか食わなねえだろ、偏りすぎて健康診断引っかかっても知らねえからな、隠ぺいしたら晒すからな」
シェイン「シェインちゃんはその分ちゃんと働いてるからセーフ!」
シェインと白鳳、琴歌は楽しそうに話していた。
パトはその光景を見て感慨深いなと考えていた。
パト(なんか琴歌が求めていた家庭がやっと出来たって感じだな、なんかこの場に俺が居るのもあれだし、本当のお母さん、もしくは正常なシアーネさんでも居たらもっと良かったんだろうな、でも今はこの家庭を俺が守らないとな、琴歌は歳は取らない、いつかこの二人共別れは来る、寿命じゃなくてもいつか戦いに身を置いているんだ、戦場で亡くなる可能性だって十分ある、だからこそ今目の前にある幸せは絶対に忘れたらダメだし、無駄にしたらいけない、やっと訪れた平和だからこそ願ってしまうよ)
パトは三人の会話を聞きながらそう考えていた。
・・・・・・
琴歌とシェインが会話で盛り上がっている間にパトはベランダで一息ついていた。
パト「高いな、こんなところから落ちたら人溜まりもないな」
白鳳「俺が仕事に行くときはここからだけどな、お前も降りて見るか?エレベーターは混んでいるからな」
パト「白鳳さん、娘二人と会話しなくていいんですか?」
白鳳「ああ、俺はお前に用があったからな、どうだ?帝国で琴歌は上手くやってるか?」
パト「もちろん、俺も流石に毎日会ってる訳じゃないですけど、会うたびに成長してると実感出来ますよ、今はもう白鳳さん相手でも怯む事もないですからね、さっきインターホン押したときなんてビンタしてやるって張り切ってましたよ」
白鳳「乱暴な野郎だな、誰に似たんだか、見た目は母親似なんだがな」
パト「わかりきってるじゃないですか、でも勝負事になると本当に白鳳さんを思い浮かべますよ、それくらい琴歌は勝負事に対して凄く強きというか」
白鳳「まったくだ、だがそうか、元気ならいいさ、お前らも上手くいってるんだろ、お前ら見てたらわかる、まあ、それでいい」
白鳳はそう言いながら窓越しから琴歌とシェインを見る
白鳳「俺は親としては間違いなく不合格な男だ、娘の考えていることなんて全然わからねえし、デリカシーと全然わからん、そもそも俺からしたらあいつらはずっとガキだ、どうしても大人の女性という目線では見れねえんだ、大人の女性なら俺もエスコート出来るんだがな、俺、モテてたからな!」
白鳳は笑う、そしてパトも笑う。
白鳳「おい、お前の所が落ち着いたらさっさと子供作れ、俺がいつでも面倒見てやる!今度は強く育ててやるよ!」
パト「気が早いですよ、俺と琴歌まだ20歳ですよ」
白鳳「タイミングなんてそれぞれだろ!あいつが母親になれば多少は俺がどれだけ大変だったかわかるだろうぜ」
パト「そうですね、でも俺も帝国での立場がありますから琴歌だけを特別視出来ないのは事実です、本当言えば自分の子供が出来たら一緒に育てていきたいんですけどね」
白鳳「てめぇの都合は知ってるよ、俺なら最高だーーーって思ったけど、それを義務にされると確かに嫌だな、それにこの歳になっても盛んで居ろっていうのは無理だ、あれはせいぜい30代までだわ、俺もまさか自分の性欲が衰えるとは夢にも思わなかったぜ」
白鳳はそう言いながらため息をつく
白鳳「頼んだぞ、息子、もう琴歌はお前に全面的に任せてる、俺はお前らの家庭を守る、それだけだ」
白鳳はそう言いながらパトの背中を叩き、部屋の中に入る。
パト(かっけぇな、あの人、最初あった時はクズだと思ってたんだけどな)
パトも部屋に入り、3人との会話に加わる。
白鳳の言葉でパトも月詠家の一員になれた気がして心地よかったのだ。
・・・・・・
次の日
白鳳「じゃあ気を付けて帰れよ」
パト「はい!」
琴歌「お父さんも体調には気を付けてくださいね」
そう挨拶を交わし、二人は帝国に戻る。
琴歌「はぁ、そういえば結局お父さんはなんで私達を呼んだんでしょうかね?」
パト「娘の元気な顔が見たかっただけだろう、不器用な人だよ、あの人は」
パトはクスっと笑いながら帝国に帰った。
No.131 欲しいと思ってくれるなら(R18)
帝国で月花はパトの部屋に向っていた。
月花(さてと、今パトは何をしてるのかな~っと)
月花はいつも通りパトの思考を覗き見しようとしていた。
するとパトの思考からフルールとの性行為を思われる声が聞こえたのだ。
月花(うわ、こんな時間に性行為なんて珍しい、というか珍しいわね、あのパトがフルールちゃんとだなんて、でもどうしてまた・・・邪魔しちゃ悪いとは思うけどどうせだし、そのまま行ってみようかな!どうせメルリア様とか出てくるから焦って着替えたみたいな現場とか、何秒で扉を開けるかとか、ちょっとしたイタズラが出来ないのはちょっと面白くないけどね、その分思考で慌ててるのを楽しむけども)
月花はそう考えながらパトの部屋への歩みと止めなかった。
月花(さ~ってフルールちゃんには悪いけど、ちょっと思考から盗み聞きしちゃおうかな~♪)
・・・・・・
フルール「どうですか、私は満足していただけてますか?」
フルール「ああ、優しくしないで、最近ずっと調子が狂います、こんなにも優しくされたら私・・・」
フルール「ダメ、侍女である事を忘れてしまいます、ああ」
・・・・・・
月花「わっと、生々しい~、なんか邪魔するのも悪い気がしてきたわ、まあ、どうせ終わるまでリビングでくつろいでたらいいわね」
月花は独り言を呟きながらパトの部屋に到着していた。
そして月花は部屋を軽くノックし、様子を伺う。
するとエイリが扉を開け、月花は室内までもてなした。
エイリ「主様は今部屋で大事なご用事が」
月花「いいわよ、私にパト関係で隠し事は出来ないって、別に気にしてないし聞いてたら凄くフルールちゃんも幸せそうだし、終わるまでゆっくりさせてもらうわね」
エイリ「は、はい///」
エイリは顔を真っ赤にしながらリビングで紅茶と緑茶を作る。
月花「それにしてもどうしたの?この時間に、しかもフルールちゃんから誘うイメージないからパトからでしょ?珍しいわね?最近ご無沙汰だったっけ?」
エイリ「いえ、私は主様の生活記録を行っておりますが、性行為に期間が空いたことはここ最近ありませんね、月花様は確か一週間前でしたよね?」
月花「しっかり記録されていると思うとなんか複雑な気持ちね、でもまあ、そうね、専属神の中では数は多い方だと思うわ、そもそもパトが凄いのよ、よくもまあ毎日性欲持つわね」
エイリ「いえ、それは多少無理をしています、肉体おひとつで大勢の従属を愛するというのは近くに居させて貰って凄く痛感しました、最近は勢力増強剤を使用したり、1日で数回することもあり、負担がどんどん溜まっていってると思うと」
月花「そういえばメルリア様は?」
エイリ「メルリア様も室内です、実は今回の提案はメルリア様でして、専属侍女たるもの主様への奉仕技術を持ち合わせていないのは恥として、今回フルールの教育という意味も兼ねて見学しています」
月花「うへぇ~~」
月花は苦い顔をする、「そこまでするか?」という感情だった。
月花「別にパトは専属侍女に性的奉仕は求めてないでしょう、まったくメルリア様は」
エイリ「恐らくメルトリア一族の概念なのでしょうね、メリア様はともかくメルリア様も同じ思考という事はその概念が当たり前なのかもしれません、メルリア様は独占欲が凄くお強いのにこうやってフルールのために性行為現場を同行しています、それは自身の独占や嫉妬以上に役割を重視している証拠だと私は思いますよ」
月花「エイリもそういう事あるの?」
エイリ「はい、お恥ずかしながら、ですが私はメルリア様からお褒めの言葉を頂きました!私は凄く上手く出来ているようです!メルリア様からは「ただ激しく刺激するのではなく、緩急をつけて心から満たしていくような~」っと、細かいお言葉は性行為後だったのであまりお記憶になくて」
あはは、っとエイリは恥ずかしそうに顔を赤くして話す。
月花「なんかそう考えたら私達はパトしか知らないけどパトは色んな子とヤッてるわけよね、そうなると必然的に比べられるってわけか、パトはそんな事しないのは思考読んでたらわかるけど、でもそこは複雑よね」
エイリ「そう考えたら不思議ですよね、なぜ女神は複数の男性と交わったら穢れが産まれるのでしょうね」
月花「ああ、そこは学んだけど、【マイクロキメリズム】という現象にちなんでいると仮定が立てられているらしいわ」
エイリ「なんですか?そのマイクロ・・・という現象とは?」
月花「要は他の男性Aから精子を貰って、体内で自分の卵子とくっついて妊娠した時、その間で遺伝子交換が行われて、そこから男女の遺伝子を持った子供が生まれてくるわよね?そこは神の身体の構造上もっと簡単に考えていいわけだけど」
月花はエイリに話す、月花は一応神界の勉強を早い段階で終えていたため知識の一環として話す。
月花「神は一度の性行為で100%妊娠なのね、そして出産は任意、つまり私達は今妊娠しているけど待機状態って事、でも問題はここからで、例えば人間で説明すると、この二人の遺伝子を持った子供が中絶で降ろした場合、もう子供は居ないわよね、そして女性が次は別の男性Bから精子を貰って再度妊娠する、さあ問題、今度はどんな遺伝子を持った子供が生まれると思う?」
エイリ「え、次はその殿方Bと女性の遺伝子を持った子供が生まれるのでは?」
月花「外れ、答えは男性A、男性B、女性の3人の遺伝子が混ざることになるの」
エイリ「え?!だって男性Aの精子は混入してないんですよ?!」
月花「いいえ、女性の身体に男性Aの遺伝子情報が入っているの、だから男性Bと女性と男性Aの遺伝子って組み合わせね、つまりこの【女性の身体に2つの遺伝子情報が入る】というのが穢れとなっているってことね」
月花はエイリが持って来た緑茶を飲みながら話す
月花「神の身体はシンプルで男性から精子を貰うと100%妊娠って言ったわよね?それで別の男性と肉体関係を持って精子を入れられてみなさい、母体に二つの遺伝子が混ざっておかしくなる、しかも100%だからね、だから穢れが産まれて死ぬ、そういう仕組みだと理解してるわ、男性はそりゃあ死なないわよ、男性の身体に複数の遺伝子が入る事が無いんですもの」
エイリ「博識なんですね、流石月花様です」
月花「まあ、メリアちゃんから聞いていたから私なりに根拠を知りたかっただけよ、でも人は一度受精卵が成立するとそのまま子供へと成長するけど、神はその人で言う【受精卵のまま維持する】から性行為を重ねる事に男性の精子遺伝子情報が濃く反映される、つまり強い神であればより強い個体が産まれるって理屈ね、逆に弱い遺伝子を貰うと全然大した事ない個体が産まれる、そりゃあ神界の女神はパトの所に集まるわよ、帝王神候補第二位のメリアちゃんの兄妹の長男さんでもパトの遺伝子の下位互換扱い、シビアよね、男にとってシビアな世界よここは」
エイリ「私、そんな事全然意識してませんでした」
月花「そんなの本能よ、誰かを好きになる脳の理屈なんて結果的に言えば強い遺伝子を残したいという本能、あまりいい話ではないけど、世間で言う不細工だったり、性格が悪いとか、イメージダウンになる要素って人間が本能で【この遺伝子は欲しくない】と思っているからって説があるらしいわ、だから生理的に無理って言うのも【この遺伝子は近づいてほしくない】っていう本能からの拒否反応ってことなのね、逆にイケメンだったり性格が良い、強いとか印象が良い人がモテるのは本能で良い遺伝子と判断しているから男性はモテるって説があるわ」
エイリ「つまり、私達帝国の女神は本能でパトさんを選んだってことですか」
月花「そうでしょうね、そりゃあ計画的なものもあるでしょうけど、私もずっと不思議だったのよ、以前東京でパトは凄くモテたらしいわ、パトは【人生最大のモテ期】とか言ってたけど、実際はパトの遺伝子が一般人に比べて明らかに上物だった、だから本能に抗えなかった説を私は考えてる、ぶっちゃけ性格とか中身が陰キャとか喋らないとわからないものだしね、他人の第一印象は見た目、そして見た目で全てを判断する、パトはそこが満点だったからマズかったのね」
エイリ「でもその気持ちわかります」
月花「まあ、私は元々は帝国の研究者だったわけだし、そこはパトのためにも解明して対策するつもりよ、一度メリアちゃんに提案して却下されちゃったけど、【遺伝子レベルを一時的に下げる薬】を作るつもり、そうすれば一定時間の間だけパトの遺伝子レベルが下がって東京の時みたいに無条件で一目惚れ多発!みたいな事は起きないわ、あれを運とかで済ませるわけにはいかない、そこには必ずロジックがあるのだから」
月花は月花なりにパトの事を考え、パトの悩みを解決しようと働きかけていたのだ。
そうこう話している間にパト達が部屋から出来てた。
パト「あれ?月花来てたんだ」
メルリア「月花、来ていただいたのにおもてなしが出来なくてすみません」
月花「あれ?フルールちゃんは?」
パト「えっと・・・あの~~」
月花「性的奉仕の勉強会でしょ、知ってるわよ、私に隠し事しても仕方ないでしょ」
パト「言いにくい事だってあるだろうよ」
月花はパトの思考を読み、フルールは事後そのまま疲れ果て裸のままパトのベッドで寝ている事を知った。
月花「ちゃんと最後まで面倒見てあげなさいよ、重罪人♪」クスクス
パト「罪作りな人を掛け合わせて重罪人か!流石月花!」焦り
メルリア「アナタの性行為は私が見ていてもうっとりする程です、あれほど耳元で愛をささやかれたら奉仕ではなくもはや恋人同士の交わりです、フルールが羨ましいです」
パト「使命感を持つなって言ってるだろ、フルールも使命感でやろうとするからその概念を無くしたかっただけだし」
メルリア「ですが、専属侍女たるもの、主の奉仕も出来ない、性的不満を持たせているというのは他国では恥そのものです、その概念は私の国である法国貴族の中でもあった概念です、私は今まで性的欲求不満という感覚がアナタに出会うまで無かったので気にもしてませんでしたけど」
パト「これも上級国民の使命って奴か、俺から性欲無くす薬作ってもらおうかな、いやそれでEDになるのは辛いな、はぁ・・・引きこもり時代に自慰行為をしていたのが懐かしい」
月花「そうね、頻繁にやっていたものね、それで女性に対して罪悪感を持って、家族である私達と距離を空けてたあの頃が懐かしいわ」
パト「見てたのかよ、無茶苦茶恥ずかしいうえに死にたいんだけど」
月花「面白かったからね!」
月花にとっての自慰行為のオカズがパトの自慰行為が多かったのは月花にとって内緒の話である。
だがそれを容赦なく脳内でセキが月花にツッコむ
セキ(月花もようパトで自慰で自身を慰めておったじゃろうに、あれはわしから見ても間違いなく姉妹一性欲が強かったと思うのじゃ、月花もあの頃はお年頃という奴じゃったからのう、わしは変な性癖に目覚めんか心配だったのじゃ、おかげで乳首が敏感なくらいで済んで)
月花(余計な事言ってんじゃないの!!)
月花は脳内でセキのツッコミを止める。
パト「今脳内でセキにツッコまれてたな、セキ達も出したらいいのに」
月花「私の中の世界が心地いいのよ、仕事の時以外では呼ぶ必要はないわね、まあ勝手に出てくるけど」
メルリア「ではアナタ、この後私も愛情を頂いてもよろしいですか?」照れ
エイリ「行為後は水分不足になりがちになりますのでぜひ私の作ったスポーツドリンクを飲んでくださいね!」
パト「いや、気の使い方が違うじゃん・・・」
月花「元気ね~、私はその次でいいかな、どうせメルリア様は常に上だからパトも疲れないでしょ?」
エイリ「メルリア様は凄いですよ!なにせ主様の射精コントロールが絶妙なんです!じんわり快楽に導きながらその時間を出来る限り長く続けるようになんか凄くエッチに艶めかしく腰を使うんです!あれは同じ女性から見ても凶器です!メルトリア一族おそるべしです!」
メルリア「一度しっかり見せた事ありますけど、そこまで褒められると照れますね、それにたまには旦那様の欲望のまま激しく求めてほしいです、今回のフルールのように覆いかぶさるようにして耳元で愛を囁いてくれるのも凄く良いですね!アナタ!」
メルリアは目をキラキラさせながらパトに同意を求める、だがパトはそんなメルリアを見る事なくエイリから貰ったスポーツドリンクを飲みながら月花に話しかける。
パト「とりあえず今日は終わり、何度も言ってるけど、俺は従属をただの性のはけ口とかにしたくないんだ、それにもう少し自重してくれないと」
メルリア「そうですね、では性行為後なのでお風呂ですが、ご同行いたしますね」
パト「いや、一人で・・・ああ、ダメなのか、なら月花!一緒に入ろう!」
月花「私!?別にいいけど」
不意にお風呂のお誘いを受けた月花は顔を赤くする
パト(メルリアが来ると間違いなくお風呂場で始まっちゃうから月花がどうこうしてくれないか?)
月花(ああ、問題ないわよ)
普通侍女が主であるパトの身体を洗う時は脱がないのだが、メルリアは決まって全裸なのだ、そしてそこから性行為が始まる確率が非常に高いためパトはメルリア同伴を拒んだ。
メルリア「では月花様、よろしくお願いします、私はフルールのお世話をしておりますので」
・・・・・・
パト「はぁ、本当メルリアの性欲には困ったものだよ、お風呂とかもうもはやあれは風俗の類だぞ、行った事ないけども」
月花「え、まさかあの伝説の壺洗いとかも?!」
パト「ああ・・・一度だけ、俺に拒む度胸があれば・・・悲しい顔は見たくないんだよな、流される俺も悪いんだけど・・・はぁ」
月花「実際難しいわよね、メルリア様なんて四六時中一緒だものね、それで気まずい関係にでもなったらって思うと私もキツイわね、でも今回みたいに言ったら辞めるんでしょ?」
パト「行為前ならな、スイッチが入ると無理だね、やっぱり全知全能支配を持ってるだけあるから、一度【無限支配】で複製を作って、複数奉仕を再現された時はもはや全知全能の無駄遣いだと思ったね」
月花「全知全能支配を性技に使う神ってなんなのよ」
二人が話している間にパト戦闘男性大浴場に到着する。
月花「それじゃあごゆっくり」
パト「せっかくだから月花も来なよ、話し相手居ないと寂しいじゃん」
月花「・・・あのね、私だって、お隣の部屋で性行為しているのをずっと知ってて感化されているのよ?絶対に始まると思うのだけど?」
月花も先ほどから疼きはあった、
パト「だから誘ってるんだろう」
・・・・・・
お風呂場で二人が湯舟に浸かる、もちろん性行為はあった事後だ。
月花「はぁ~~、スッキリするわね~~」
パト「・・・なんか凄くその・・・エロくなかった?今日の月花?」
月花「色んな話聞かされたら私だって興奮するわ、まあちょっと嫉妬心?はあったけど・・・」
月花はそう言いながらプイッと目を背ける。
そんな月花をパトは笑顔で抱きしめる。
パト「あ~もう!可愛いなぁ!普段はこんな風なのに始まるとお姉さんぶって優勢を取ろうとするんだからギャップだよなぁ~~」
月花「うるさい!気が済んだら戻るわよ!もう!・・・ふふ」
月花もクスっとにやけながら存分にいちゃつき合った二人は部屋に戻り、ひとときを過ごした。
月花(さてと、今パトは何をしてるのかな~っと)
月花はいつも通りパトの思考を覗き見しようとしていた。
するとパトの思考からフルールとの性行為を思われる声が聞こえたのだ。
月花(うわ、こんな時間に性行為なんて珍しい、というか珍しいわね、あのパトがフルールちゃんとだなんて、でもどうしてまた・・・邪魔しちゃ悪いとは思うけどどうせだし、そのまま行ってみようかな!どうせメルリア様とか出てくるから焦って着替えたみたいな現場とか、何秒で扉を開けるかとか、ちょっとしたイタズラが出来ないのはちょっと面白くないけどね、その分思考で慌ててるのを楽しむけども)
月花はそう考えながらパトの部屋への歩みと止めなかった。
月花(さ~ってフルールちゃんには悪いけど、ちょっと思考から盗み聞きしちゃおうかな~♪)
・・・・・・
フルール「どうですか、私は満足していただけてますか?」
フルール「ああ、優しくしないで、最近ずっと調子が狂います、こんなにも優しくされたら私・・・」
フルール「ダメ、侍女である事を忘れてしまいます、ああ」
・・・・・・
月花「わっと、生々しい~、なんか邪魔するのも悪い気がしてきたわ、まあ、どうせ終わるまでリビングでくつろいでたらいいわね」
月花は独り言を呟きながらパトの部屋に到着していた。
そして月花は部屋を軽くノックし、様子を伺う。
するとエイリが扉を開け、月花は室内までもてなした。
エイリ「主様は今部屋で大事なご用事が」
月花「いいわよ、私にパト関係で隠し事は出来ないって、別に気にしてないし聞いてたら凄くフルールちゃんも幸せそうだし、終わるまでゆっくりさせてもらうわね」
エイリ「は、はい///」
エイリは顔を真っ赤にしながらリビングで紅茶と緑茶を作る。
月花「それにしてもどうしたの?この時間に、しかもフルールちゃんから誘うイメージないからパトからでしょ?珍しいわね?最近ご無沙汰だったっけ?」
エイリ「いえ、私は主様の生活記録を行っておりますが、性行為に期間が空いたことはここ最近ありませんね、月花様は確か一週間前でしたよね?」
月花「しっかり記録されていると思うとなんか複雑な気持ちね、でもまあ、そうね、専属神の中では数は多い方だと思うわ、そもそもパトが凄いのよ、よくもまあ毎日性欲持つわね」
エイリ「いえ、それは多少無理をしています、肉体おひとつで大勢の従属を愛するというのは近くに居させて貰って凄く痛感しました、最近は勢力増強剤を使用したり、1日で数回することもあり、負担がどんどん溜まっていってると思うと」
月花「そういえばメルリア様は?」
エイリ「メルリア様も室内です、実は今回の提案はメルリア様でして、専属侍女たるもの主様への奉仕技術を持ち合わせていないのは恥として、今回フルールの教育という意味も兼ねて見学しています」
月花「うへぇ~~」
月花は苦い顔をする、「そこまでするか?」という感情だった。
月花「別にパトは専属侍女に性的奉仕は求めてないでしょう、まったくメルリア様は」
エイリ「恐らくメルトリア一族の概念なのでしょうね、メリア様はともかくメルリア様も同じ思考という事はその概念が当たり前なのかもしれません、メルリア様は独占欲が凄くお強いのにこうやってフルールのために性行為現場を同行しています、それは自身の独占や嫉妬以上に役割を重視している証拠だと私は思いますよ」
月花「エイリもそういう事あるの?」
エイリ「はい、お恥ずかしながら、ですが私はメルリア様からお褒めの言葉を頂きました!私は凄く上手く出来ているようです!メルリア様からは「ただ激しく刺激するのではなく、緩急をつけて心から満たしていくような~」っと、細かいお言葉は性行為後だったのであまりお記憶になくて」
あはは、っとエイリは恥ずかしそうに顔を赤くして話す。
月花「なんかそう考えたら私達はパトしか知らないけどパトは色んな子とヤッてるわけよね、そうなると必然的に比べられるってわけか、パトはそんな事しないのは思考読んでたらわかるけど、でもそこは複雑よね」
エイリ「そう考えたら不思議ですよね、なぜ女神は複数の男性と交わったら穢れが産まれるのでしょうね」
月花「ああ、そこは学んだけど、【マイクロキメリズム】という現象にちなんでいると仮定が立てられているらしいわ」
エイリ「なんですか?そのマイクロ・・・という現象とは?」
月花「要は他の男性Aから精子を貰って、体内で自分の卵子とくっついて妊娠した時、その間で遺伝子交換が行われて、そこから男女の遺伝子を持った子供が生まれてくるわよね?そこは神の身体の構造上もっと簡単に考えていいわけだけど」
月花はエイリに話す、月花は一応神界の勉強を早い段階で終えていたため知識の一環として話す。
月花「神は一度の性行為で100%妊娠なのね、そして出産は任意、つまり私達は今妊娠しているけど待機状態って事、でも問題はここからで、例えば人間で説明すると、この二人の遺伝子を持った子供が中絶で降ろした場合、もう子供は居ないわよね、そして女性が次は別の男性Bから精子を貰って再度妊娠する、さあ問題、今度はどんな遺伝子を持った子供が生まれると思う?」
エイリ「え、次はその殿方Bと女性の遺伝子を持った子供が生まれるのでは?」
月花「外れ、答えは男性A、男性B、女性の3人の遺伝子が混ざることになるの」
エイリ「え?!だって男性Aの精子は混入してないんですよ?!」
月花「いいえ、女性の身体に男性Aの遺伝子情報が入っているの、だから男性Bと女性と男性Aの遺伝子って組み合わせね、つまりこの【女性の身体に2つの遺伝子情報が入る】というのが穢れとなっているってことね」
月花はエイリが持って来た緑茶を飲みながら話す
月花「神の身体はシンプルで男性から精子を貰うと100%妊娠って言ったわよね?それで別の男性と肉体関係を持って精子を入れられてみなさい、母体に二つの遺伝子が混ざっておかしくなる、しかも100%だからね、だから穢れが産まれて死ぬ、そういう仕組みだと理解してるわ、男性はそりゃあ死なないわよ、男性の身体に複数の遺伝子が入る事が無いんですもの」
エイリ「博識なんですね、流石月花様です」
月花「まあ、メリアちゃんから聞いていたから私なりに根拠を知りたかっただけよ、でも人は一度受精卵が成立するとそのまま子供へと成長するけど、神はその人で言う【受精卵のまま維持する】から性行為を重ねる事に男性の精子遺伝子情報が濃く反映される、つまり強い神であればより強い個体が産まれるって理屈ね、逆に弱い遺伝子を貰うと全然大した事ない個体が産まれる、そりゃあ神界の女神はパトの所に集まるわよ、帝王神候補第二位のメリアちゃんの兄妹の長男さんでもパトの遺伝子の下位互換扱い、シビアよね、男にとってシビアな世界よここは」
エイリ「私、そんな事全然意識してませんでした」
月花「そんなの本能よ、誰かを好きになる脳の理屈なんて結果的に言えば強い遺伝子を残したいという本能、あまりいい話ではないけど、世間で言う不細工だったり、性格が悪いとか、イメージダウンになる要素って人間が本能で【この遺伝子は欲しくない】と思っているからって説があるらしいわ、だから生理的に無理って言うのも【この遺伝子は近づいてほしくない】っていう本能からの拒否反応ってことなのね、逆にイケメンだったり性格が良い、強いとか印象が良い人がモテるのは本能で良い遺伝子と判断しているから男性はモテるって説があるわ」
エイリ「つまり、私達帝国の女神は本能でパトさんを選んだってことですか」
月花「そうでしょうね、そりゃあ計画的なものもあるでしょうけど、私もずっと不思議だったのよ、以前東京でパトは凄くモテたらしいわ、パトは【人生最大のモテ期】とか言ってたけど、実際はパトの遺伝子が一般人に比べて明らかに上物だった、だから本能に抗えなかった説を私は考えてる、ぶっちゃけ性格とか中身が陰キャとか喋らないとわからないものだしね、他人の第一印象は見た目、そして見た目で全てを判断する、パトはそこが満点だったからマズかったのね」
エイリ「でもその気持ちわかります」
月花「まあ、私は元々は帝国の研究者だったわけだし、そこはパトのためにも解明して対策するつもりよ、一度メリアちゃんに提案して却下されちゃったけど、【遺伝子レベルを一時的に下げる薬】を作るつもり、そうすれば一定時間の間だけパトの遺伝子レベルが下がって東京の時みたいに無条件で一目惚れ多発!みたいな事は起きないわ、あれを運とかで済ませるわけにはいかない、そこには必ずロジックがあるのだから」
月花は月花なりにパトの事を考え、パトの悩みを解決しようと働きかけていたのだ。
そうこう話している間にパト達が部屋から出来てた。
パト「あれ?月花来てたんだ」
メルリア「月花、来ていただいたのにおもてなしが出来なくてすみません」
月花「あれ?フルールちゃんは?」
パト「えっと・・・あの~~」
月花「性的奉仕の勉強会でしょ、知ってるわよ、私に隠し事しても仕方ないでしょ」
パト「言いにくい事だってあるだろうよ」
月花はパトの思考を読み、フルールは事後そのまま疲れ果て裸のままパトのベッドで寝ている事を知った。
月花「ちゃんと最後まで面倒見てあげなさいよ、重罪人♪」クスクス
パト「罪作りな人を掛け合わせて重罪人か!流石月花!」焦り
メルリア「アナタの性行為は私が見ていてもうっとりする程です、あれほど耳元で愛をささやかれたら奉仕ではなくもはや恋人同士の交わりです、フルールが羨ましいです」
パト「使命感を持つなって言ってるだろ、フルールも使命感でやろうとするからその概念を無くしたかっただけだし」
メルリア「ですが、専属侍女たるもの、主の奉仕も出来ない、性的不満を持たせているというのは他国では恥そのものです、その概念は私の国である法国貴族の中でもあった概念です、私は今まで性的欲求不満という感覚がアナタに出会うまで無かったので気にもしてませんでしたけど」
パト「これも上級国民の使命って奴か、俺から性欲無くす薬作ってもらおうかな、いやそれでEDになるのは辛いな、はぁ・・・引きこもり時代に自慰行為をしていたのが懐かしい」
月花「そうね、頻繁にやっていたものね、それで女性に対して罪悪感を持って、家族である私達と距離を空けてたあの頃が懐かしいわ」
パト「見てたのかよ、無茶苦茶恥ずかしいうえに死にたいんだけど」
月花「面白かったからね!」
月花にとっての自慰行為のオカズがパトの自慰行為が多かったのは月花にとって内緒の話である。
だがそれを容赦なく脳内でセキが月花にツッコむ
セキ(月花もようパトで自慰で自身を慰めておったじゃろうに、あれはわしから見ても間違いなく姉妹一性欲が強かったと思うのじゃ、月花もあの頃はお年頃という奴じゃったからのう、わしは変な性癖に目覚めんか心配だったのじゃ、おかげで乳首が敏感なくらいで済んで)
月花(余計な事言ってんじゃないの!!)
月花は脳内でセキのツッコミを止める。
パト「今脳内でセキにツッコまれてたな、セキ達も出したらいいのに」
月花「私の中の世界が心地いいのよ、仕事の時以外では呼ぶ必要はないわね、まあ勝手に出てくるけど」
メルリア「ではアナタ、この後私も愛情を頂いてもよろしいですか?」照れ
エイリ「行為後は水分不足になりがちになりますのでぜひ私の作ったスポーツドリンクを飲んでくださいね!」
パト「いや、気の使い方が違うじゃん・・・」
月花「元気ね~、私はその次でいいかな、どうせメルリア様は常に上だからパトも疲れないでしょ?」
エイリ「メルリア様は凄いですよ!なにせ主様の射精コントロールが絶妙なんです!じんわり快楽に導きながらその時間を出来る限り長く続けるようになんか凄くエッチに艶めかしく腰を使うんです!あれは同じ女性から見ても凶器です!メルトリア一族おそるべしです!」
メルリア「一度しっかり見せた事ありますけど、そこまで褒められると照れますね、それにたまには旦那様の欲望のまま激しく求めてほしいです、今回のフルールのように覆いかぶさるようにして耳元で愛を囁いてくれるのも凄く良いですね!アナタ!」
メルリアは目をキラキラさせながらパトに同意を求める、だがパトはそんなメルリアを見る事なくエイリから貰ったスポーツドリンクを飲みながら月花に話しかける。
パト「とりあえず今日は終わり、何度も言ってるけど、俺は従属をただの性のはけ口とかにしたくないんだ、それにもう少し自重してくれないと」
メルリア「そうですね、では性行為後なのでお風呂ですが、ご同行いたしますね」
パト「いや、一人で・・・ああ、ダメなのか、なら月花!一緒に入ろう!」
月花「私!?別にいいけど」
不意にお風呂のお誘いを受けた月花は顔を赤くする
パト(メルリアが来ると間違いなくお風呂場で始まっちゃうから月花がどうこうしてくれないか?)
月花(ああ、問題ないわよ)
普通侍女が主であるパトの身体を洗う時は脱がないのだが、メルリアは決まって全裸なのだ、そしてそこから性行為が始まる確率が非常に高いためパトはメルリア同伴を拒んだ。
メルリア「では月花様、よろしくお願いします、私はフルールのお世話をしておりますので」
・・・・・・
パト「はぁ、本当メルリアの性欲には困ったものだよ、お風呂とかもうもはやあれは風俗の類だぞ、行った事ないけども」
月花「え、まさかあの伝説の壺洗いとかも?!」
パト「ああ・・・一度だけ、俺に拒む度胸があれば・・・悲しい顔は見たくないんだよな、流される俺も悪いんだけど・・・はぁ」
月花「実際難しいわよね、メルリア様なんて四六時中一緒だものね、それで気まずい関係にでもなったらって思うと私もキツイわね、でも今回みたいに言ったら辞めるんでしょ?」
パト「行為前ならな、スイッチが入ると無理だね、やっぱり全知全能支配を持ってるだけあるから、一度【無限支配】で複製を作って、複数奉仕を再現された時はもはや全知全能の無駄遣いだと思ったね」
月花「全知全能支配を性技に使う神ってなんなのよ」
二人が話している間にパト戦闘男性大浴場に到着する。
月花「それじゃあごゆっくり」
パト「せっかくだから月花も来なよ、話し相手居ないと寂しいじゃん」
月花「・・・あのね、私だって、お隣の部屋で性行為しているのをずっと知ってて感化されているのよ?絶対に始まると思うのだけど?」
月花も先ほどから疼きはあった、
パト「だから誘ってるんだろう」
・・・・・・
お風呂場で二人が湯舟に浸かる、もちろん性行為はあった事後だ。
月花「はぁ~~、スッキリするわね~~」
パト「・・・なんか凄くその・・・エロくなかった?今日の月花?」
月花「色んな話聞かされたら私だって興奮するわ、まあちょっと嫉妬心?はあったけど・・・」
月花はそう言いながらプイッと目を背ける。
そんな月花をパトは笑顔で抱きしめる。
パト「あ~もう!可愛いなぁ!普段はこんな風なのに始まるとお姉さんぶって優勢を取ろうとするんだからギャップだよなぁ~~」
月花「うるさい!気が済んだら戻るわよ!もう!・・・ふふ」
月花もクスっとにやけながら存分にいちゃつき合った二人は部屋に戻り、ひとときを過ごした。
2023年10月13日
No.130 奴隷の少女episode3(Final)
次の日早朝、ステラはまだ皆寝ている中一人だけ外の空気を吸うために外出する。
ステラ「んん~~~、やっぱり国が違うと空気の味も雰囲気も変わるわね~、私もいい加減拠点を構えたいところだけど」
ステラが背伸びをしながら深呼吸をしていると背後からパトが現れた。
パト「起きるの早いんですね、ステラさん」
ステラ「まあね、見た目は子供でも中身は38歳よ、もうどうしても朝早く起きちゃう身体なのよ、パト君はどうしたの?もしかして私と二人きりになりたいからってわざわざ狙ってきたの?大胆ね、私は今からどんな辱めを受けるのかしら?」
ステラは冗談交じりで喋るがパトはその冗談に対して返答する。
パト「あながち間違いではないですよ、二人きりは狙いましたから、どうしても二人で話したい事があったので、僕、どうしても一人きりにはなれないもので」
ステラ「それは幸せな悩みね、それでどうしたの?」
ステラがパトの方を向くと、パトはステラを抱き寄せる、そして二人の顔が近くなる。
パト「正直、ステラさんは本当に僕でいいの?あの場では僕についていくって言ってたけど本当に嫌じゃない?」
ステラは顔を真っ赤にしているがパトは真剣だった。
パト「僕は確かに保険のために貴女と一度キスをしました、ですがそれは間違いなく愛情はありません、ですが死んでほしくない、ステラさんの目的に少しでも協力出来たらと思ってやったことです、結果的に不老不死と神化という進化の呪い受けました、僕はこれは恩恵ではなく呪いだと思っています、何故ならもし僕とこのまま一度でも肉体関係を持てばステラさんの恋愛の自由が奪われるからです、僕が言った事は本心ですよ、もし目的を果たしても僕の所に来る必要はない、強要は一切しない」
ステラは顔が赤いままパトの話を聞く
パト「僕は既に寿命と恋愛の自由を貴女から奪った、もう貴女が一度男性と肉体関係を持つと、もう他の男性と結ばれない、寿命がないからそれが一生続く、生き地獄です」
ステラは顔を隠しながらやっと喋る
ステラ「なし崩しなんかで言ってないわよ、それに私がこの身体になった時にもう決めてたの、私は異性への理想が高すぎるらしいからね、貴方と初めて戦った大会、今でも覚えてる、あれは間違いなく私の恋だった、薄情するけど若い頃は月詠隊長が好きだった時期もあった、凍夜義兄さんが好きだった時期もあった、だけどそれは琴歌ちゃんや月花ちゃんが産まれる前の話、今私は貴方に恋してる、私がこうやって乙女で居られるのは貴方の前だけなの、それ以外では防衛軍の時は皆の前に立つ天野江宝華、今は【黄金卿】を束ねるリーダー、甘える事が出来ないの」
ステラは話しながらパトを見る
ステラ「貴方も私を失恋させるつもり?」
ステラはそう言いながらパトに口づけをする・・・
そして少しの間互いに口を交わらせ、そして離れるとステラは話す。
ステラ「何年も生きてると惚れた、惚れられたなんて話はいくらでもある、私は私よりも強い男性が好き、そしてリーダーシップのある男性が好き、趣味を理解してくれる人が好き、今の私を救ってくれるヒーローみたいな男性が好き、そこに年上も年下も関係ない、私は私の意思で貴方についていくと決めた、だから貴方の言う呪いを受けたの、嫌じゃない、むしろ私を受け取って、パト君」
パト「はい、喜んで、絶対に目標を叶えます、そして貴女の途方も無いほどの人生は僕が責任もって支えます」
ステラ「成長したわね、パト君、大会の時はまだ少し頼り無かったのに、今はもう頼りになる一人前の男性だわ」
パト「いえ、僕は逃げてここに居るんです、買い被り過ぎですよ」
ステラ「逃げて早々独立して着いてきてくれた子達を養うと決めるのはそう判断出来る事じゃないわよ、自信もちなさいよ」
パト「はい」
ステラ「さて、私はこのままでも凄く心地いいのだけどいつまで私を乙女扱いしてくれるのかしら?」
パト「宝華さんの気が済むまでです、僕の身体は一つしかありませんし、この場所はあまりにも狭いですから」
ステラ「ならもう少し甘えちゃおっかな、今なら見た目相応だし、誰も見られてないから私も乙女になれるから・・・」
ステラはそう言うとパトの身体に落ち着くように身を委ねる。
パト(俺がこの人を必ず幸せにする、男の約束だからな)
・・・・・・
パトは数分後寝室に戻る、するとそこには雪花が居た。
雪花「宝華さんの所に行ってたの?」
パト「ただ用を足してただけだよ、それじゃダメ?」
雪花「そんなに宝華さんの臭いを身体中に付けておいてよく言うけど、まあ、今回は見逃してあげる、どうせ何も進展ないのはわかるし」
パトは帝国から出ていく時、精神病を患っていた、それは軽度な【女性恐怖症】と重度な【性恐怖症】、そしてそれに伴う結果でED(勃起不全)になってしまっていたのだ。
雪花「むしろまあ、宝華さんを抱きしめれたと思うわ、大事だったのね」
パト「ああ、でももう大丈夫、宝華さんも幸せにする覚悟は出来たから」
雪花「なら私の直属部隊に宝華さんの席を空けとかないとね、あの人本当優秀だからぜひ私の部隊に欲しいわ、只今私の部隊は変態しかいないから宝華さんもきっと馴染めるわ」
パト「確かに!奏星も居るし、上手くやれるよ」
パトは雪花と談笑をした後、そのまま支度を進めた。
・・・・・・
雪花「いい加減起きなさいよ~~~!!」むに~~
雪花はいつまでたっても起きないミーエルの頬を引っ張る。
ミーエル「うひ~~、起きる~~!痛い~~~」
パト「ミーエル凄い髪ボサボサだぞ、髪といてやるからそこ座りなよ」
パトはそう言うと渋々座ったミーエルの髪を慣れた手付きでほぐす。
ミーエル「ああ、いつやってもらっても感慨深い、最初カナちゃんがやって貰っているの見てて凄く羨ましかったからな~、私、主様の天使なのにね~」
パト「なんか徐々に俺の天使って実感が湧いたよね、最初の頃は回復が得意な従属くらいだったし」
ミーエル「え~~酷いなぁ~、でも自分の物って自覚してくれてるだけでいいかな~」
ミーエルがパトの手によって髪を整えて貰っている間に荷物を全てまとめ、エウレカ探偵事務所までのルートを描いた地図、今回保護したノノという少女が国から出るための書類を作成していた。
ミーエル「あれ?そういえばステラはもう行ったの?」
パト「ああ、準備があるからって早々に出ていったよ、真面目だよな、あの人」
雪花「ミーエルちゃんとは大違いね、ほら!準備出来たしパトに手伝ってもらったんだからさっさと顔洗う!そして歯を磨け!早く早く!」
ミーエルは雪花に急かされ、渋々洗面所に向かっていった。
・・・・・・
ノノ「だ、大丈夫かな・・・」
ノノは震えていた、だがミーエルがノノの手を優しく繋ぐ。
ミーエル「大丈夫、ノノちゃんはこれからは私達と同じ家族だからね、胸を張って前を見たらいいんだよ!」
パト達は空港から飛行機に乗り、日本に帰って来た。
パト「さてと、ここからが少し長いんだよね、行くぞ~~」
パト達は電車を乗り換え、タクシーを使い、エウレカ探偵事務所に数日ぶりに帰って来た。
・・・・・・
エウレカ探偵事務所内の電気が付いていたため、そのまま中に入ると琴歌率いるD班(営業経理班)のメンバーが揃っていた。
エイリ「主様!おかえりなさいませ!」
フルール「長旅お疲れ様でした!」
エイリとフルールが出迎えてくれる中、琴歌はそのままパトに抱き着き、最高の笑顔で出迎えてくれた。
琴歌「お疲れ様です!パト君!任務完了報告と孤児院への加入申請書類は作っています!どうぞ後は私達に任せて長旅の英気を養ってください!」
雪花「あ~モテモテね、パトは~~ハーレムハーレム~~」
パト「茶化すなよ、やっぱり俺も全然会えないとなると寂しいもんだよ」
琴歌「そうですよ、それに雪花さん、勤務中にキスまでは許しますけど、ご奉仕はやりすぎなのではないですか?見てないと思ってたら大間違いですよ~~♪」
雪花「この悪趣味!覗き魔!昼休憩だからセーフですー!」
琴歌「パト君の事を気に掛けてくれての事だと判断して見逃してあげます♪」
雪花「ほ~ほ~、随分口が達者になったわよね~!正妻の余裕って奴かな~」(# ゚Д゚)
琴歌「正妻はこの日本でのお話しですから、絆の深さで言えば私は雪花さんには敵いませんよ、まあ、元気な雪花さんも見られた事で私も安心出来ましたので、自分の仕事に戻りますかね」
琴歌はそう言うとパトから離れ、そのまま自分の席に座り、先ほど言っていた書類をフルールに渡す。
琴歌「エイリさん、ノノさんの証明写真を撮って現像出来たら完了です、申請書を出して正式に住民票を作りますよ、またシェインさんの名前を借りないとですね」
雪花は琴歌の机にお尻を軽く乗せ話す
雪花「防衛軍の第三部隊隊長で琴歌ちゃんの義姉妹なんだからこういう時に身内は使っておかないと!」
琴歌「そうですね、あ、休憩が終えたら次の仕事がありますので会議室に集まってくださいね!」
パト「は~い」
パトはエウレカ探偵事務所秘書室(琴歌の仕事部屋)にあるソファに寝転がる。
ミーエルはその反対側のソファに座り、雪花もミーエルの横に座りミーエルにもたれかかる。
ミーエル「重い~~!」
雪花「ミーエルちゃん女の私から見てもすっごく柔らかいから心地いいの~~」
琴歌「雪花さんを見ているとネルさんを思い出しますね」(*^-^*)
パト「そういえば現場に居た時はこっちに顔見せなかったなぁ、まあ汚いプレハブ小屋だったし、流石のネルも嫌だったのかな」
ミーエル「ありえるね~、ネルだし」
パト「B班(情報推理班)とC班(科学推理班)はどこ行ってるの?」
琴歌「B班(情報推理班)は今は北海道ですね、C班(科学推理班)は~~今日は休日です!ソフィアちゃんは仮眠室でアニメ見てると思いますよ」
パト「そうか、相変わらずだな」
ーーーーーーー
エウレカ探偵事務所班組み分け
A班(特攻救命班)
リーダー パト(代表取締役)
メンバー 雪花(討伐戦略課課長)
メンバー ミーエル(医療復興課課長)
B班(情報推理班)
リーダー 月花(専務)
メンバー エテル(情報営業課所属)
メンバー フィロン(情報営業課所属)(面接入社)
C班(科学推理班)
リーダー ソフィア(情報営業課課長)
メンバー ミオラ(討伐戦略課所属)(面接入社)
メンバー 美魅(討伐戦略課所属)
D班(営業経理班)
リーダー 琴歌(常務兼代表取締役秘書)
メンバー エイリ(医療復興課所属)
メンバー フルール(医療復興課所属)
ーーーーーー
パト「二人共上手くやれてるかな・・・心配だ」
雪花「癖が強い二人だからね、まあ、月花お姉ちゃん昔からコミュ力お化けだし大丈夫でしょ!、ソフィアちゃんは~~、もしかするとイライラさせてるかもしれないけど」(;'∀')
琴歌「二人共しっかり馴染んでますよ、ですが私は二人にもパト君の恩恵は渡していた方がいいと思いますけど・・・」
パト「ダメだ、それは断固拒否!相手から望むとしても相当検討する!ほいほいと覚醒させたり、不老不死にさせたり、帝国の恩恵を使う訳にはいかないよ、責任持てないし、ああいう普通の価値観を持つ女性達がこの会社をまともにするのです!ぶい!」
ミーエル「女性が世界最前線で戦える職場!集え!分野に特化した強者達よ!だっけ?」
パト「そうそう!本当は男性社員も採用したかったけど、満場一致反対喰らったからね、せめて女性が働きやすい職場を目指すしかないじゃん、タダでさえ今のメンバーは帝園組を除いて肉体関係あるんだから」
雪花「ソフィアちゃんもあれで17歳でしょ?いい加減性教育教えたら?ミーエルちゃん?」
ミーエル「なんで私?!」
雪花「保健体育の先生でしょ~」
ミーエル「違うもん!どっちかというと保健の先生だもん!体育は専門外!」
パト「とりあえずあの二人は俺から何かすることはありません!そもそも出来ません!嫌になったらいつでも辞めたり普通の生活を送って貰います!」
琴歌「まあ、パト君がそこまで言うなら・・・そうだ、帝国からメリアさんが遊びに行くと連絡ありましたよ」
パト「大歓迎、メリアも落ち着いたらまたこっちに住んだらいいんだよ、仕事は口出しさせないけど」
琴歌「間違いないですね、それでは雑談も程々にして仕事の話をしましょう!」
琴歌は手を叩き、人数分の書類を各自に渡した。
パト「さて、次はどんな仕事か・・・」
終わり
ステラ「んん~~~、やっぱり国が違うと空気の味も雰囲気も変わるわね~、私もいい加減拠点を構えたいところだけど」
ステラが背伸びをしながら深呼吸をしていると背後からパトが現れた。
パト「起きるの早いんですね、ステラさん」
ステラ「まあね、見た目は子供でも中身は38歳よ、もうどうしても朝早く起きちゃう身体なのよ、パト君はどうしたの?もしかして私と二人きりになりたいからってわざわざ狙ってきたの?大胆ね、私は今からどんな辱めを受けるのかしら?」
ステラは冗談交じりで喋るがパトはその冗談に対して返答する。
パト「あながち間違いではないですよ、二人きりは狙いましたから、どうしても二人で話したい事があったので、僕、どうしても一人きりにはなれないもので」
ステラ「それは幸せな悩みね、それでどうしたの?」
ステラがパトの方を向くと、パトはステラを抱き寄せる、そして二人の顔が近くなる。
パト「正直、ステラさんは本当に僕でいいの?あの場では僕についていくって言ってたけど本当に嫌じゃない?」
ステラは顔を真っ赤にしているがパトは真剣だった。
パト「僕は確かに保険のために貴女と一度キスをしました、ですがそれは間違いなく愛情はありません、ですが死んでほしくない、ステラさんの目的に少しでも協力出来たらと思ってやったことです、結果的に不老不死と神化という進化の呪い受けました、僕はこれは恩恵ではなく呪いだと思っています、何故ならもし僕とこのまま一度でも肉体関係を持てばステラさんの恋愛の自由が奪われるからです、僕が言った事は本心ですよ、もし目的を果たしても僕の所に来る必要はない、強要は一切しない」
ステラは顔が赤いままパトの話を聞く
パト「僕は既に寿命と恋愛の自由を貴女から奪った、もう貴女が一度男性と肉体関係を持つと、もう他の男性と結ばれない、寿命がないからそれが一生続く、生き地獄です」
ステラは顔を隠しながらやっと喋る
ステラ「なし崩しなんかで言ってないわよ、それに私がこの身体になった時にもう決めてたの、私は異性への理想が高すぎるらしいからね、貴方と初めて戦った大会、今でも覚えてる、あれは間違いなく私の恋だった、薄情するけど若い頃は月詠隊長が好きだった時期もあった、凍夜義兄さんが好きだった時期もあった、だけどそれは琴歌ちゃんや月花ちゃんが産まれる前の話、今私は貴方に恋してる、私がこうやって乙女で居られるのは貴方の前だけなの、それ以外では防衛軍の時は皆の前に立つ天野江宝華、今は【黄金卿】を束ねるリーダー、甘える事が出来ないの」
ステラは話しながらパトを見る
ステラ「貴方も私を失恋させるつもり?」
ステラはそう言いながらパトに口づけをする・・・
そして少しの間互いに口を交わらせ、そして離れるとステラは話す。
ステラ「何年も生きてると惚れた、惚れられたなんて話はいくらでもある、私は私よりも強い男性が好き、そしてリーダーシップのある男性が好き、趣味を理解してくれる人が好き、今の私を救ってくれるヒーローみたいな男性が好き、そこに年上も年下も関係ない、私は私の意思で貴方についていくと決めた、だから貴方の言う呪いを受けたの、嫌じゃない、むしろ私を受け取って、パト君」
パト「はい、喜んで、絶対に目標を叶えます、そして貴女の途方も無いほどの人生は僕が責任もって支えます」
ステラ「成長したわね、パト君、大会の時はまだ少し頼り無かったのに、今はもう頼りになる一人前の男性だわ」
パト「いえ、僕は逃げてここに居るんです、買い被り過ぎですよ」
ステラ「逃げて早々独立して着いてきてくれた子達を養うと決めるのはそう判断出来る事じゃないわよ、自信もちなさいよ」
パト「はい」
ステラ「さて、私はこのままでも凄く心地いいのだけどいつまで私を乙女扱いしてくれるのかしら?」
パト「宝華さんの気が済むまでです、僕の身体は一つしかありませんし、この場所はあまりにも狭いですから」
ステラ「ならもう少し甘えちゃおっかな、今なら見た目相応だし、誰も見られてないから私も乙女になれるから・・・」
ステラはそう言うとパトの身体に落ち着くように身を委ねる。
パト(俺がこの人を必ず幸せにする、男の約束だからな)
・・・・・・
パトは数分後寝室に戻る、するとそこには雪花が居た。
雪花「宝華さんの所に行ってたの?」
パト「ただ用を足してただけだよ、それじゃダメ?」
雪花「そんなに宝華さんの臭いを身体中に付けておいてよく言うけど、まあ、今回は見逃してあげる、どうせ何も進展ないのはわかるし」
パトは帝国から出ていく時、精神病を患っていた、それは軽度な【女性恐怖症】と重度な【性恐怖症】、そしてそれに伴う結果でED(勃起不全)になってしまっていたのだ。
雪花「むしろまあ、宝華さんを抱きしめれたと思うわ、大事だったのね」
パト「ああ、でももう大丈夫、宝華さんも幸せにする覚悟は出来たから」
雪花「なら私の直属部隊に宝華さんの席を空けとかないとね、あの人本当優秀だからぜひ私の部隊に欲しいわ、只今私の部隊は変態しかいないから宝華さんもきっと馴染めるわ」
パト「確かに!奏星も居るし、上手くやれるよ」
パトは雪花と談笑をした後、そのまま支度を進めた。
・・・・・・
雪花「いい加減起きなさいよ~~~!!」むに~~
雪花はいつまでたっても起きないミーエルの頬を引っ張る。
ミーエル「うひ~~、起きる~~!痛い~~~」
パト「ミーエル凄い髪ボサボサだぞ、髪といてやるからそこ座りなよ」
パトはそう言うと渋々座ったミーエルの髪を慣れた手付きでほぐす。
ミーエル「ああ、いつやってもらっても感慨深い、最初カナちゃんがやって貰っているの見てて凄く羨ましかったからな~、私、主様の天使なのにね~」
パト「なんか徐々に俺の天使って実感が湧いたよね、最初の頃は回復が得意な従属くらいだったし」
ミーエル「え~~酷いなぁ~、でも自分の物って自覚してくれてるだけでいいかな~」
ミーエルがパトの手によって髪を整えて貰っている間に荷物を全てまとめ、エウレカ探偵事務所までのルートを描いた地図、今回保護したノノという少女が国から出るための書類を作成していた。
ミーエル「あれ?そういえばステラはもう行ったの?」
パト「ああ、準備があるからって早々に出ていったよ、真面目だよな、あの人」
雪花「ミーエルちゃんとは大違いね、ほら!準備出来たしパトに手伝ってもらったんだからさっさと顔洗う!そして歯を磨け!早く早く!」
ミーエルは雪花に急かされ、渋々洗面所に向かっていった。
・・・・・・
ノノ「だ、大丈夫かな・・・」
ノノは震えていた、だがミーエルがノノの手を優しく繋ぐ。
ミーエル「大丈夫、ノノちゃんはこれからは私達と同じ家族だからね、胸を張って前を見たらいいんだよ!」
パト達は空港から飛行機に乗り、日本に帰って来た。
パト「さてと、ここからが少し長いんだよね、行くぞ~~」
パト達は電車を乗り換え、タクシーを使い、エウレカ探偵事務所に数日ぶりに帰って来た。
・・・・・・
エウレカ探偵事務所内の電気が付いていたため、そのまま中に入ると琴歌率いるD班(営業経理班)のメンバーが揃っていた。
エイリ「主様!おかえりなさいませ!」
フルール「長旅お疲れ様でした!」
エイリとフルールが出迎えてくれる中、琴歌はそのままパトに抱き着き、最高の笑顔で出迎えてくれた。
琴歌「お疲れ様です!パト君!任務完了報告と孤児院への加入申請書類は作っています!どうぞ後は私達に任せて長旅の英気を養ってください!」
雪花「あ~モテモテね、パトは~~ハーレムハーレム~~」
パト「茶化すなよ、やっぱり俺も全然会えないとなると寂しいもんだよ」
琴歌「そうですよ、それに雪花さん、勤務中にキスまでは許しますけど、ご奉仕はやりすぎなのではないですか?見てないと思ってたら大間違いですよ~~♪」
雪花「この悪趣味!覗き魔!昼休憩だからセーフですー!」
琴歌「パト君の事を気に掛けてくれての事だと判断して見逃してあげます♪」
雪花「ほ~ほ~、随分口が達者になったわよね~!正妻の余裕って奴かな~」(# ゚Д゚)
琴歌「正妻はこの日本でのお話しですから、絆の深さで言えば私は雪花さんには敵いませんよ、まあ、元気な雪花さんも見られた事で私も安心出来ましたので、自分の仕事に戻りますかね」
琴歌はそう言うとパトから離れ、そのまま自分の席に座り、先ほど言っていた書類をフルールに渡す。
琴歌「エイリさん、ノノさんの証明写真を撮って現像出来たら完了です、申請書を出して正式に住民票を作りますよ、またシェインさんの名前を借りないとですね」
雪花は琴歌の机にお尻を軽く乗せ話す
雪花「防衛軍の第三部隊隊長で琴歌ちゃんの義姉妹なんだからこういう時に身内は使っておかないと!」
琴歌「そうですね、あ、休憩が終えたら次の仕事がありますので会議室に集まってくださいね!」
パト「は~い」
パトはエウレカ探偵事務所秘書室(琴歌の仕事部屋)にあるソファに寝転がる。
ミーエルはその反対側のソファに座り、雪花もミーエルの横に座りミーエルにもたれかかる。
ミーエル「重い~~!」
雪花「ミーエルちゃん女の私から見てもすっごく柔らかいから心地いいの~~」
琴歌「雪花さんを見ているとネルさんを思い出しますね」(*^-^*)
パト「そういえば現場に居た時はこっちに顔見せなかったなぁ、まあ汚いプレハブ小屋だったし、流石のネルも嫌だったのかな」
ミーエル「ありえるね~、ネルだし」
パト「B班(情報推理班)とC班(科学推理班)はどこ行ってるの?」
琴歌「B班(情報推理班)は今は北海道ですね、C班(科学推理班)は~~今日は休日です!ソフィアちゃんは仮眠室でアニメ見てると思いますよ」
パト「そうか、相変わらずだな」
ーーーーーーー
エウレカ探偵事務所班組み分け
A班(特攻救命班)
リーダー パト(代表取締役)
メンバー 雪花(討伐戦略課課長)
メンバー ミーエル(医療復興課課長)
B班(情報推理班)
リーダー 月花(専務)
メンバー エテル(情報営業課所属)
メンバー フィロン(情報営業課所属)(面接入社)
C班(科学推理班)
リーダー ソフィア(情報営業課課長)
メンバー ミオラ(討伐戦略課所属)(面接入社)
メンバー 美魅(討伐戦略課所属)
D班(営業経理班)
リーダー 琴歌(常務兼代表取締役秘書)
メンバー エイリ(医療復興課所属)
メンバー フルール(医療復興課所属)
ーーーーーー
パト「二人共上手くやれてるかな・・・心配だ」
雪花「癖が強い二人だからね、まあ、月花お姉ちゃん昔からコミュ力お化けだし大丈夫でしょ!、ソフィアちゃんは~~、もしかするとイライラさせてるかもしれないけど」(;'∀')
琴歌「二人共しっかり馴染んでますよ、ですが私は二人にもパト君の恩恵は渡していた方がいいと思いますけど・・・」
パト「ダメだ、それは断固拒否!相手から望むとしても相当検討する!ほいほいと覚醒させたり、不老不死にさせたり、帝国の恩恵を使う訳にはいかないよ、責任持てないし、ああいう普通の価値観を持つ女性達がこの会社をまともにするのです!ぶい!」
ミーエル「女性が世界最前線で戦える職場!集え!分野に特化した強者達よ!だっけ?」
パト「そうそう!本当は男性社員も採用したかったけど、満場一致反対喰らったからね、せめて女性が働きやすい職場を目指すしかないじゃん、タダでさえ今のメンバーは帝園組を除いて肉体関係あるんだから」
雪花「ソフィアちゃんもあれで17歳でしょ?いい加減性教育教えたら?ミーエルちゃん?」
ミーエル「なんで私?!」
雪花「保健体育の先生でしょ~」
ミーエル「違うもん!どっちかというと保健の先生だもん!体育は専門外!」
パト「とりあえずあの二人は俺から何かすることはありません!そもそも出来ません!嫌になったらいつでも辞めたり普通の生活を送って貰います!」
琴歌「まあ、パト君がそこまで言うなら・・・そうだ、帝国からメリアさんが遊びに行くと連絡ありましたよ」
パト「大歓迎、メリアも落ち着いたらまたこっちに住んだらいいんだよ、仕事は口出しさせないけど」
琴歌「間違いないですね、それでは雑談も程々にして仕事の話をしましょう!」
琴歌は手を叩き、人数分の書類を各自に渡した。
パト「さて、次はどんな仕事か・・・」
終わり
No.129 山奥川遊び(R18)
パトはエウレカ探偵事務所の関係で山奥に来ていた。
パト「雪花、僕はいつからお風呂に入って居ない?」
雪花「もう3日ね、流石の私もこういう仕事を帝国の時からやってきてたけど、流石に入りたい、もう髪ベトベトよ、はぁ」
ミーエル「そうだね、だから毎回街に戻ってホテルに泊まろうって言ったのに」
パト「馬鹿言え、どこにそんな金あるよ、借金地獄だぞ、これくらい堪えないとどうするよ」
雪花「そんなんじゃいつか社内クレームが来るわよ、特に私から」
パト「まあ、現場でこんなことしてるのは俺達の班くらいだからな、他の班は街中でゆったりしてるんじゃないか、今どんな仕事してるか知らないし」
雪花「あんた社長でしょ、なんでそんな事理解してないのよ」
パトと雪花は文句を言い合いながら渋々と山道を歩く、そして目的の品を見つける!
雪花「パト!あれじゃない!絶対あれよ!」
雪花がテンションを上げながら先ほどまでの不満を垂らしていた時とは大違いの元気さを見せながらその目的の品を掴みとる!
雪花「松茸ゲットだぜ!!」
パト「本当に松茸か!というか雑に引っこ抜くな!品質大丈夫なんだろうな?!」
パト達の班は山奥で【松茸収集】をしていた。
個人的に食べたいというわけではなく、しっかり依頼だった。
しかもエウレカ探偵事務所初の民間依頼のため、パトがその依頼を請け負ったのだ。
その依頼内容とは【一般人が中々立ち入れない程の奥地の山にある松茸を出来るだけ多く回収してほしい】だった、手付金で15万、品質と重さから追加報酬として原価よりも多めの13000円で買い取るとのことだった。
雪花「これで30キロ!品質に問題なければ追加は約40万!最初の手付金を合わせると55万!大赤字だわ!!」
パト「馬鹿野郎、こういう赤字だったとしても民間との距離感を縮めていけばよりいい仕事が入ってくるんだ・・・うん」
雪花「うわ~無理矢理納得しようとしてる・・・」
パト達は3日掛けて松茸を集めたという事で、山を下りようと話がまとまった。
・・・・・・
パト「さてと、せっかくだし、自然の天然温泉でも探すか?」
雪花「そんなファンタジーじゃないんだからあるわけないでしょ、そうだ!川はあったわよね!水浴びしましょうよ!」
パト「いいね!賛成!って水着ないぞ、俺達、この服濡らすのもあれだし・・・」
雪花「何言ってんの、裸でいいでしょ、今更お互いの裸で照れるような仲でもないでしょ、何回繋がったと思ってんのよ」
パト「おうおう、誰も居ないと下世話な話も容赦なしだな、まあいいけど、どうせ俺の息子は立たないし・・・、はぁ」
パトと雪花はそう話すと近くの川に向けて走って行った。
ミーエル「え?それって私も?」
・・・・・・
山奥の川に辿り着く
雪花「よっし!遊ぶわよーー!」
雪花は恥ずかしげもなくその場で服を脱ぎ、裸で川に入る。
雪花「冷た~!でも気持ちいい!やっぱり山の水だから綺麗ね!」
パト「わかんないぞ~、上流の方で動物がしょんべんしてるかも~」
パトは雪花をからかいながら服を脱ぎ、そのまま川に向かう。
雪花「あらあら、久々に見たけど、大人しくなっちゃってまあ」チョンチョン
パト「おい、俺の息子を気安く触るな!療養中だぞ!」
雪花「私が治してあげようか~」にや~
パト「いいけどそれで反応無くても逆ギレするなよ、ミーエル~、ミーエルは入らないのか?~」
パトはミーエルを呼ぶ、だがミーエルは恥ずかしそうに答える。
ミーエル「私は別に主様と肉体関係があったわけじゃないから慣れてないし・・・そもそも裸を見せるなんてそんな・・・///」
ミーエルは恥ずかしそうに答える。
パト「そっかー!なら今の内に休憩していてくれ、俺も身体の汗流したら代わるから~!」
パトは大声でミーエルに伝える。
パト「ミーエルの反応を見て思ったんだけどさ、あれが普通の反応だよな、俺、なんか感動しちまったよ」
雪花「何言ってんのよ、普通他人に裸見られるなんて抵抗あるものでしょ」
パト「いやいや、雪花さんや、貴女俺の目の前でも平気じゃないですか、それに帝国だと恥ずかしがってくれない所か誘惑がくるから怖いんだよなぁ」
パトは遠い目をしながら帝国の日常を思い出す。
雪花「結局帝国の従属神とそこまで肉体関係持たなかったんでしょう?」
パト「まあ、直属部隊なんて全然、専属神と専属侍女、後は奏星くらいじゃないかな」
雪花「随分色んな女を知っていることで~~~」ぐにゅ~~~
雪花はパトの股間を強く握る、パトはそれに対して痛みで悶えた。
雪花「正妻も琴歌ちゃんに取られるし、私だけって言うのがないのが辛いわ、はぁ」
パト「でも常に俺は雪花と一緒に居るだろ、やっぱり専属神皆を平等に愛すって言ってたけど、それでも優劣はついてた、でもその優劣の中でも雪花はずっと一番上だった、だから俺も地球で生活する決断が出来たんだ、感謝するよ雪花、何かしらの形が欲しいなら俺と雪花だけのお揃いのアクセサリーでもつける?」
雪花「つける!指輪は戦闘中壊しちゃうし、ピアスは戦闘中に引っ張られて千切られると厄介だし・・・え、まさかタトゥー?!」
雪花は青ざめる
パト「いやいや、雪花みたいな綺麗な肌にタトゥーなんて絶対入れさせないよ!でもアクセサリーだと確かに俺達常に危険区域に入っているもんだからな~、壊れやすいよな~」
パトと雪花は川に座り込み、話す、お互い裸でありながら特に気にすることなく居られるのはそれだけ二人の仲が深いという事だろう。
遠くから見ていたミーエルはその光景を羨ましく思い、自分もパトの従属なら自分から歩み寄らないといけないと考えていた。
ミーエル(なんかあそこまで互いに裸でも気にしてないのに私だけ気にしてるのってなんか蚊帳の外感があって嫌だな・・・うう、でも恥ずかしいし・・・)
ミーエルはそう考え、長い間自問自答のすえ、服を脱ぎ、パトと雪花の元に歩み寄る。
ミーエル「私も入る!なんか私だけ気にしててバカみたいだもん!」
パト「いやいや、恥ずかしいならいいんだぞ、それに俺も結構身体冷えて来たから戻ろうとしてたんだけど」
雪花「せっかくミーエルちゃんが勇気出したんだからもう少し一緒に居ましょうよ、それにしてもミーエルちゃん、ちゃんとこっちに来ても手入れしてるのね!というか天使もムダ毛とかあるの?」
ミーエル「人種が違うから生えないよ、腕や足に毛が生えるのは動物の特徴でしょ?私は天使だから毛で身を守るという遺伝子はないの、そもそも肉体細胞から構造が違うから」
パト「そういう意味で言えば雪花も神になって変わった事ないのか?俺は神になった雪花の裸しか知らないからな」
雪花「まあ、流石に人間時代は大変だったわね、でも神になって確かにムダ毛の概念なくなったかも、あと肌が白くなった!透明感が増したって感じね!やっぱりあれって神化と関係してたのね、私股間の手入れは結構気にしてたから・・・」
ミーエル「ああ、一般人の治療をしていた時に思った、人間って股間の色違うんだね、あれなんで?しかも毛も生えてるよね?なんで股間に毛が生えるの?」
パト「そういう生き物だから?でも欧米のAV見た事あるけど綺麗だったな、やっぱり人間でも違うのかな」
雪花「そう見るとミーエルちゃんは羨ましい身体してるわよね、まぁ、帝国で大分見慣れて私の精神コテンパンにされてるから今更だけど」
ミーエル「天使だからね!」
パト「・・・」
パトはミーエルの裸を上から下までじっくり見る、だがパトの息子は反応しない所かパト自身がミーエルの裸を見ても一切興奮も恥ずかしさも湧かなかった。
パト「はぁ、重症だな、女性の裸見ても心揺るがないなんて・・・どうしてしまったんだ本当」
ミーエル「トラウマだね、絶対に複数の女性と肉体関係を持たないといけないという精神的苦痛、専属神もそうだけど、平等に愛そうと努力してたのはいいけど女性10人に対して主様の身体は1つ、無理なんだよ、それでトドメにメルリア様の件や専属侍女達との集団性行為、これらが主様にとって強い罪悪感と女性恐怖症、性行為恐怖症が出ているんだよ、身体だけなら別に治す事は簡単だけど、それだとこっちで生活している意味ないよね?」
ミーエルは水の冷たさに馴染んできたため、ゆっくり川の中に座る。
雪花「強くて、防衛軍とかからは憧れの存在、大人びた風格は一般女性を二度見させる程なのに中身はこれだとね~」
パト「うっせ!仕方ないだろ!はぁ~~」
パトは深くため息をつきながら川の中だというのに防ぎこんでしまった、そんなパトを見た雪花はパトに声をかける。
雪花「パト!起立!」
雪花は少し声を上げ、パトに立つように指示する、パトも言われたままそのまま立ち上がる、するとちょうどパトの股間が雪花の顔の少し上に留まった、そして雪花はそれを躊躇なく手で撫でる。
雪花「口でやってあげたいけど、ミーエルちゃんの前だと流石の私も遠慮しちゃうからとりあえず手で包んであげる、こんなふにゃふにゃだと掴むのも一苦労だしね!」
パト「なんだよ、」
雪花「パトがその気にならなくても私がこうやって愛してあげる、別に反応が欲しい訳でも性行為で気持ちよくしてほしいわけでもないわ、まあ欲を言えば欲しいけど、今はこうやって愛情を身体で伝える事は出来る、言葉や行動でずっと伝えてるわけだし、折角真の夫婦なんだからこれくらいはさせて、もちろん、パトが元気になったら私にもやって!それで平等!パトは私の主かもしれないけど、私とパトとの間は違う、対等であり、恋人であり、夫婦なんかよりも深く信頼しあった、唯一無二の関係だと私は信じてる、もちろんそれは専属神の子達よりも私が一番だと言ってる」
雪花はパトを見上げ、笑顔でそう語った。
ミーエル「主様の股間を触ってなかったら凄く良い話しだったのに、なんで掴んじゃうかな・・・」
雪花「ミーエルちゃん、正直貴女はパトへの恋愛感情がないのはわかったわ、でもそれでいいわけ~?」
ミーエル「恋愛感情はあるよ、私だって主様は大好きだよ、でも別にだからと言って雪花ちゃんや専属神や他の皆みたいにベタベタしないだけ、私は私なりの距離感があるの!だからこれでいいの!」
雪花「ふ~ん、でももしパトから誘われたら?その時は受けるの?」
ミーエル「もちろん!この身体は主様を喜ばせるためのものでもあるからね!言っちゃ悪いけど性行為の技術は私、中々だよ思うよ!だって慈悲だし!」
パト「そこの技術と慈悲なんの関係あるんだよ、慈悲の風評被害が過ぎるだろ」
パトは呆れ笑いをした、だが二人からの愛情、無条件で即答でパトに着いてきてくれる二人だからこそパトは帝国という裕福な環境を離れ、一緒に来てくれた子達には感謝しきれない。
・・・・・・
3人は川でその後雑談をした後、服を着てそのまま山を下りた。
依頼人「おお!凄いこれは立派な松茸じゃ!お金は弾むぞ!70万じゃ!こりゃあお得意さんにじゃのう!自然動物の狩りもお願いできるのじゃろうか?」
パト「もちろんですよ、山菜でも野性の動物でも私達は依頼をこなします、もちろん高額請求はしません、この力が皆さんの助けになる事を僕は心から願いますよ」ニコ
雪花(本当、外面は良いんだけどな~、まあ中身もか、本当劇的に変わったわよね、パトは)
ミーエル「あ、琴歌ちゃんに完了報告したら次の仕事が来た、次は日本東北にて妖怪都市伝説の調査と原因対応だって!」
雪花「え?!なんか凄く嫌!!私ホラー苦手なんだけど?!」ガクガク!
依頼人「ほうほう、次は東北ですか、ここ九州からじゃと遠いじゃろうに、頑張れよ!若者!」
パト「依頼人さんもいつまでも元気で居てくださいよ!それでは!」
3人はそのまま東北に向った、もちろん交通機関を使って!!
パト「雪花、僕はいつからお風呂に入って居ない?」
雪花「もう3日ね、流石の私もこういう仕事を帝国の時からやってきてたけど、流石に入りたい、もう髪ベトベトよ、はぁ」
ミーエル「そうだね、だから毎回街に戻ってホテルに泊まろうって言ったのに」
パト「馬鹿言え、どこにそんな金あるよ、借金地獄だぞ、これくらい堪えないとどうするよ」
雪花「そんなんじゃいつか社内クレームが来るわよ、特に私から」
パト「まあ、現場でこんなことしてるのは俺達の班くらいだからな、他の班は街中でゆったりしてるんじゃないか、今どんな仕事してるか知らないし」
雪花「あんた社長でしょ、なんでそんな事理解してないのよ」
パトと雪花は文句を言い合いながら渋々と山道を歩く、そして目的の品を見つける!
雪花「パト!あれじゃない!絶対あれよ!」
雪花がテンションを上げながら先ほどまでの不満を垂らしていた時とは大違いの元気さを見せながらその目的の品を掴みとる!
雪花「松茸ゲットだぜ!!」
パト「本当に松茸か!というか雑に引っこ抜くな!品質大丈夫なんだろうな?!」
パト達の班は山奥で【松茸収集】をしていた。
個人的に食べたいというわけではなく、しっかり依頼だった。
しかもエウレカ探偵事務所初の民間依頼のため、パトがその依頼を請け負ったのだ。
その依頼内容とは【一般人が中々立ち入れない程の奥地の山にある松茸を出来るだけ多く回収してほしい】だった、手付金で15万、品質と重さから追加報酬として原価よりも多めの13000円で買い取るとのことだった。
雪花「これで30キロ!品質に問題なければ追加は約40万!最初の手付金を合わせると55万!大赤字だわ!!」
パト「馬鹿野郎、こういう赤字だったとしても民間との距離感を縮めていけばよりいい仕事が入ってくるんだ・・・うん」
雪花「うわ~無理矢理納得しようとしてる・・・」
パト達は3日掛けて松茸を集めたという事で、山を下りようと話がまとまった。
・・・・・・
パト「さてと、せっかくだし、自然の天然温泉でも探すか?」
雪花「そんなファンタジーじゃないんだからあるわけないでしょ、そうだ!川はあったわよね!水浴びしましょうよ!」
パト「いいね!賛成!って水着ないぞ、俺達、この服濡らすのもあれだし・・・」
雪花「何言ってんの、裸でいいでしょ、今更お互いの裸で照れるような仲でもないでしょ、何回繋がったと思ってんのよ」
パト「おうおう、誰も居ないと下世話な話も容赦なしだな、まあいいけど、どうせ俺の息子は立たないし・・・、はぁ」
パトと雪花はそう話すと近くの川に向けて走って行った。
ミーエル「え?それって私も?」
・・・・・・
山奥の川に辿り着く
雪花「よっし!遊ぶわよーー!」
雪花は恥ずかしげもなくその場で服を脱ぎ、裸で川に入る。
雪花「冷た~!でも気持ちいい!やっぱり山の水だから綺麗ね!」
パト「わかんないぞ~、上流の方で動物がしょんべんしてるかも~」
パトは雪花をからかいながら服を脱ぎ、そのまま川に向かう。
雪花「あらあら、久々に見たけど、大人しくなっちゃってまあ」チョンチョン
パト「おい、俺の息子を気安く触るな!療養中だぞ!」
雪花「私が治してあげようか~」にや~
パト「いいけどそれで反応無くても逆ギレするなよ、ミーエル~、ミーエルは入らないのか?~」
パトはミーエルを呼ぶ、だがミーエルは恥ずかしそうに答える。
ミーエル「私は別に主様と肉体関係があったわけじゃないから慣れてないし・・・そもそも裸を見せるなんてそんな・・・///」
ミーエルは恥ずかしそうに答える。
パト「そっかー!なら今の内に休憩していてくれ、俺も身体の汗流したら代わるから~!」
パトは大声でミーエルに伝える。
パト「ミーエルの反応を見て思ったんだけどさ、あれが普通の反応だよな、俺、なんか感動しちまったよ」
雪花「何言ってんのよ、普通他人に裸見られるなんて抵抗あるものでしょ」
パト「いやいや、雪花さんや、貴女俺の目の前でも平気じゃないですか、それに帝国だと恥ずかしがってくれない所か誘惑がくるから怖いんだよなぁ」
パトは遠い目をしながら帝国の日常を思い出す。
雪花「結局帝国の従属神とそこまで肉体関係持たなかったんでしょう?」
パト「まあ、直属部隊なんて全然、専属神と専属侍女、後は奏星くらいじゃないかな」
雪花「随分色んな女を知っていることで~~~」ぐにゅ~~~
雪花はパトの股間を強く握る、パトはそれに対して痛みで悶えた。
雪花「正妻も琴歌ちゃんに取られるし、私だけって言うのがないのが辛いわ、はぁ」
パト「でも常に俺は雪花と一緒に居るだろ、やっぱり専属神皆を平等に愛すって言ってたけど、それでも優劣はついてた、でもその優劣の中でも雪花はずっと一番上だった、だから俺も地球で生活する決断が出来たんだ、感謝するよ雪花、何かしらの形が欲しいなら俺と雪花だけのお揃いのアクセサリーでもつける?」
雪花「つける!指輪は戦闘中壊しちゃうし、ピアスは戦闘中に引っ張られて千切られると厄介だし・・・え、まさかタトゥー?!」
雪花は青ざめる
パト「いやいや、雪花みたいな綺麗な肌にタトゥーなんて絶対入れさせないよ!でもアクセサリーだと確かに俺達常に危険区域に入っているもんだからな~、壊れやすいよな~」
パトと雪花は川に座り込み、話す、お互い裸でありながら特に気にすることなく居られるのはそれだけ二人の仲が深いという事だろう。
遠くから見ていたミーエルはその光景を羨ましく思い、自分もパトの従属なら自分から歩み寄らないといけないと考えていた。
ミーエル(なんかあそこまで互いに裸でも気にしてないのに私だけ気にしてるのってなんか蚊帳の外感があって嫌だな・・・うう、でも恥ずかしいし・・・)
ミーエルはそう考え、長い間自問自答のすえ、服を脱ぎ、パトと雪花の元に歩み寄る。
ミーエル「私も入る!なんか私だけ気にしててバカみたいだもん!」
パト「いやいや、恥ずかしいならいいんだぞ、それに俺も結構身体冷えて来たから戻ろうとしてたんだけど」
雪花「せっかくミーエルちゃんが勇気出したんだからもう少し一緒に居ましょうよ、それにしてもミーエルちゃん、ちゃんとこっちに来ても手入れしてるのね!というか天使もムダ毛とかあるの?」
ミーエル「人種が違うから生えないよ、腕や足に毛が生えるのは動物の特徴でしょ?私は天使だから毛で身を守るという遺伝子はないの、そもそも肉体細胞から構造が違うから」
パト「そういう意味で言えば雪花も神になって変わった事ないのか?俺は神になった雪花の裸しか知らないからな」
雪花「まあ、流石に人間時代は大変だったわね、でも神になって確かにムダ毛の概念なくなったかも、あと肌が白くなった!透明感が増したって感じね!やっぱりあれって神化と関係してたのね、私股間の手入れは結構気にしてたから・・・」
ミーエル「ああ、一般人の治療をしていた時に思った、人間って股間の色違うんだね、あれなんで?しかも毛も生えてるよね?なんで股間に毛が生えるの?」
パト「そういう生き物だから?でも欧米のAV見た事あるけど綺麗だったな、やっぱり人間でも違うのかな」
雪花「そう見るとミーエルちゃんは羨ましい身体してるわよね、まぁ、帝国で大分見慣れて私の精神コテンパンにされてるから今更だけど」
ミーエル「天使だからね!」
パト「・・・」
パトはミーエルの裸を上から下までじっくり見る、だがパトの息子は反応しない所かパト自身がミーエルの裸を見ても一切興奮も恥ずかしさも湧かなかった。
パト「はぁ、重症だな、女性の裸見ても心揺るがないなんて・・・どうしてしまったんだ本当」
ミーエル「トラウマだね、絶対に複数の女性と肉体関係を持たないといけないという精神的苦痛、専属神もそうだけど、平等に愛そうと努力してたのはいいけど女性10人に対して主様の身体は1つ、無理なんだよ、それでトドメにメルリア様の件や専属侍女達との集団性行為、これらが主様にとって強い罪悪感と女性恐怖症、性行為恐怖症が出ているんだよ、身体だけなら別に治す事は簡単だけど、それだとこっちで生活している意味ないよね?」
ミーエルは水の冷たさに馴染んできたため、ゆっくり川の中に座る。
雪花「強くて、防衛軍とかからは憧れの存在、大人びた風格は一般女性を二度見させる程なのに中身はこれだとね~」
パト「うっせ!仕方ないだろ!はぁ~~」
パトは深くため息をつきながら川の中だというのに防ぎこんでしまった、そんなパトを見た雪花はパトに声をかける。
雪花「パト!起立!」
雪花は少し声を上げ、パトに立つように指示する、パトも言われたままそのまま立ち上がる、するとちょうどパトの股間が雪花の顔の少し上に留まった、そして雪花はそれを躊躇なく手で撫でる。
雪花「口でやってあげたいけど、ミーエルちゃんの前だと流石の私も遠慮しちゃうからとりあえず手で包んであげる、こんなふにゃふにゃだと掴むのも一苦労だしね!」
パト「なんだよ、」
雪花「パトがその気にならなくても私がこうやって愛してあげる、別に反応が欲しい訳でも性行為で気持ちよくしてほしいわけでもないわ、まあ欲を言えば欲しいけど、今はこうやって愛情を身体で伝える事は出来る、言葉や行動でずっと伝えてるわけだし、折角真の夫婦なんだからこれくらいはさせて、もちろん、パトが元気になったら私にもやって!それで平等!パトは私の主かもしれないけど、私とパトとの間は違う、対等であり、恋人であり、夫婦なんかよりも深く信頼しあった、唯一無二の関係だと私は信じてる、もちろんそれは専属神の子達よりも私が一番だと言ってる」
雪花はパトを見上げ、笑顔でそう語った。
ミーエル「主様の股間を触ってなかったら凄く良い話しだったのに、なんで掴んじゃうかな・・・」
雪花「ミーエルちゃん、正直貴女はパトへの恋愛感情がないのはわかったわ、でもそれでいいわけ~?」
ミーエル「恋愛感情はあるよ、私だって主様は大好きだよ、でも別にだからと言って雪花ちゃんや専属神や他の皆みたいにベタベタしないだけ、私は私なりの距離感があるの!だからこれでいいの!」
雪花「ふ~ん、でももしパトから誘われたら?その時は受けるの?」
ミーエル「もちろん!この身体は主様を喜ばせるためのものでもあるからね!言っちゃ悪いけど性行為の技術は私、中々だよ思うよ!だって慈悲だし!」
パト「そこの技術と慈悲なんの関係あるんだよ、慈悲の風評被害が過ぎるだろ」
パトは呆れ笑いをした、だが二人からの愛情、無条件で即答でパトに着いてきてくれる二人だからこそパトは帝国という裕福な環境を離れ、一緒に来てくれた子達には感謝しきれない。
・・・・・・
3人は川でその後雑談をした後、服を着てそのまま山を下りた。
依頼人「おお!凄いこれは立派な松茸じゃ!お金は弾むぞ!70万じゃ!こりゃあお得意さんにじゃのう!自然動物の狩りもお願いできるのじゃろうか?」
パト「もちろんですよ、山菜でも野性の動物でも私達は依頼をこなします、もちろん高額請求はしません、この力が皆さんの助けになる事を僕は心から願いますよ」ニコ
雪花(本当、外面は良いんだけどな~、まあ中身もか、本当劇的に変わったわよね、パトは)
ミーエル「あ、琴歌ちゃんに完了報告したら次の仕事が来た、次は日本東北にて妖怪都市伝説の調査と原因対応だって!」
雪花「え?!なんか凄く嫌!!私ホラー苦手なんだけど?!」ガクガク!
依頼人「ほうほう、次は東北ですか、ここ九州からじゃと遠いじゃろうに、頑張れよ!若者!」
パト「依頼人さんもいつまでも元気で居てくださいよ!それでは!」
3人はそのまま東北に向った、もちろん交通機関を使って!!
2023年10月12日
No.128 メリア直属部隊 アナリシアの事情
メリアの直属部隊には5人のメンバーが存在する、そして5人には各々役割があり、各自その役割をこなすことが使命となっている。
アナリシア「えっと、私はメリア、主様・・・ではなくご主人、雪花ちゃん、雪花ちゃん、アリシア様はアリシアと呼び捨てで・・・」
黎明の陽射しのメンバーである、アナリシアの役割はメリアと入れ替わり、メリアの代わりに仕事を進める事である、ただ重要な判断、専属神との会話、主であるパトとの会話をする際はメリア本人に代わるが、従属神と話す時、仕事の命令をする時はアナリシアが代理を務めていた
アナリシア「なんで私がこんな重要な役割を・・・もし失敗してしまったら私消されてしまうのでは・・・ああ怖い」
アナリシアは自分の役割の責任の重さに胃を痛めていた。
アナリシアは元々帝国所属の無所属従属神出身だった、覚醒したことで【最上級神】クラスのポテンシャルは持ち合わせているらしいのだが、本来は上級神だったため、実力は上級神のままだった、そして帝国部隊から選ばれなかった事で無所属で帝国内で与えられた自身の敷地内の住宅で引きこもっていた所、メリアからスカウトを受けた。
・・・・・・
アナリシア「あの・・・なんで他部隊の神すら求めてこなかった私なんかを・・・まさか捨て駒でしょうか・・・」
アナリシアはメリアとの出会いを思い出していた。そしてメリアからスカウトを受けた時、アナリシアはメリアに対して捨て駒に選ばれたから自身の前に現れたのかと聞いた。
メリア「いえいえ、貴女は確かに帝国業務には適してないでしょうね、ですが無所属とは個性を尊重した場所であり、決して蔑ろにしているわけではありません、ご主人から恩恵を受けているのですから」
メリアは笑顔だった、そしてアナリシアにとって格上の神なのに威圧を一切感じなかった。
メリア「貴女をスカウトしたのはその無個性と能力です、その無個性は魅力的、無個性で努力を諦め、自身への努力を諦めた怠惰、本来なら忌み嫌う存在です、組織を壊す存在として入れるわけにはいきません、他部隊が貴女を入れなかったのは正解ですね」
メリアからは威圧を感じない、だが言葉は違った、アナリシアを冷静に貶す、まるでお前の存在は帝国は必要としていないと言わんばかりの存在否定、だがアナリシアはそのメリアの言葉に対して
アナリシア「ええ、あの・・・」
メリア「ここまで言われても別に通常通りなのですね、メンタルが強いとは違う、自分の評価が低く、プライドが存在しない、故に私の威圧を物ともしないのでしょうね」
アナリシア(この方は何を言っているのだろう、私はこんなにもメリア様を恐れているのに・・・)
メリア「恐れてなんかいませんよ、貴女は、本当に恐れている人は私を見ると足が震えますし、多少警戒をします、ですが貴女は警戒ではなく諦め、もはや何も希望を感じてなんかいないし、死ねといわれれば甘んじて死ぬ、そんな狂気を感じるのですがどうでしょう?」
アナリシアはメリアの言葉が一つも理解できなかった、自分はメリアを恐れている、死ぬのは怖いし、今にも逃げ出したいほど居心地が悪かった。
メリア「立ち話もなんですし、私と一緒に来てもらえますか?服は・・・しっかり着替えてください、正装ですよ」
そしてメリアに連れられ、アナリシアは【黎明の陽射し】の拠点に足を運んだ。
・・・・・・
暗い部屋、だけど清潔でセンスは悪くなかった。
メリア「ごめんなさいね、辛気臭くて、他のメンバーの子が明るい部屋が気に入らないらしいの」
アナリシアは近くにあった椅子に腰かける、メリアはアナリシアの行動を見つめる。
メリア「それで、ここまで来た以上は貴女に二択の選択肢を与えなければいけません、【直属部隊に入る】【断って死ぬ】の二択です、この直属部隊は表では存在も明かしていない暗部です、もちろん貴女も本日をもって表では死んだ事になっております、なのでここで貴女が選ぶ行動は私の直属部隊として働く、どうですか?」
アナリシアはメリアの言葉に動揺したが、頭で悩むより先に口から言葉が出た。
アナリシア「私メリア様が求めるような高度な任務をこなせるほど優秀ではありません!失望します!私なんかを選んだ事をメリア様は後悔します!きっとこの部隊も表沙汰になるような失態を犯してしまうかもしれない!そんな重要な事を私なんかが出来るわけない!でも死にたくないです!嫌です!ここで住みますのでどうかお許しください!尽くします!脅さなくても尽くします!お願いします!私は無理です!怖いです!!」
アナリシアは下に俯きながら早口で話す。
メリア「他には?」
アナリシア「メリア様は勘違いしている、私はなにも取柄がない、買い被り過ぎです、ミスを犯してます、私を部隊の人が私を選らばなかった地雷をメリア様自ら選ぶなんて正気の沙汰じゃないです、ですが私は死にたくない、だからここで召使をします!侍女としてアシストをします、お願いしますお願いします」
メリア「よくもまあ、言い訳と私を落とす言葉をスラスラと、貴女、やっぱり私のこと全然怖くないでしょう?普通無理でもこの場では【やります】と言うのですよ、そして否定をするのはその発言を発して内容を説明した後です、なのに貴女は私が出した二択を選ぶのではなく、私が出した二択を三択にでもしてやろうと言わんばかりに言葉を並べる、ただの愚か者と見るのは容易い、ですがその図太い精神、私の求める役割には最適です、ますます気に入りました」
アナリシアは自分の想定していた反応とは違う愕然とした表情でメリアの顔を見た、そのメリアの顔は笑っていた、だがその笑みからは何も感じない、怒りも殺意も喜怒哀楽を一切感じられない」
アナリシア「えっと・・・あの・・・」
メリア「貴女のその鈍感な精神、そして機転の速さ、そして自分の考えを譲らない傲慢さ、そして【変幻支配】、素晴らしいです」
奥の部屋から黒髪のエルフ、ファナが勢いよく扉を開けた
ファナ「女帝!ずっと殺意を出さないでくれないか!今重要な実験なんだ!」
アナリシアはファナの汗まみれの顔を見て驚く、そしてファナの言葉を聞いて驚く。
メリア「ファナ、ちなみにですがいつから私の殺気に気付いてました?」
ファナ「馬鹿な事を聞くな!この施設に入ってきてからずっととんでもない殺気を放っていただろう!集中できないんだ!勘弁してくれ!!」
メリア「それはすみません、もう殺気を出しませんので戻ってください、後でその実験、私も確認します」
ファナはメリアの言葉を聞き、殺気が無くなった事を確認してから研究室に戻る。
メリア「・・・わかりました?私、ずっと貴女に殺気を出していたのですよ、格下なら震えあがり汗が止まらないほどです、ですがおかしいですね、貴女、私の目の前に居たのに一切私の殺気を感じてませんでしたよね?」
アナリシア「え?・・・え?」
メリア「知ってますよ、貴女はコミュニケーション能力が皆無、人の気持ちを理解出来ないし、周りの状況を一切理解できない、常に自分のことが第一で自分の事で精いっぱい、私の言葉なんて耳に入っているようでまったく耳に入っていない、二択を出しているのにまったく駆け引きどころか自分の話しかせずに三択目を出そうとしている、そして私を貶す、それも悪気はないのでしょう、集団行動を求める部隊では致命傷でしょう、貴女のような場を乱す神は」
アナリシアはメリアの言葉に動揺する
アナリシア「えっと、研究がありますよね?私の時間を掛けるなんて勿体ないですよ!私も考える時間が欲しいですし一度あの方の所に行かれてはどうでしょう?」
アナリシアは必死だった、今この場から逃げたい、メリアの言葉なんて一切気にせず自分の事でいっぱいいっぱいだった。
メリア「貴女のその無個性で自分の事しか考えない自己中心的な思考、欠陥ではなく才能です、私の身代わりをして生きなさい」
アナリシアはメリアの顔を見て止まる
アナリシア「私がメリア様の・・・身代わり?やっぱり死ねってことですか?」
メリア「違います、私になりすましなさいと言っている、もちろん命を狙われたらその限りではありませんね」
アナリシア「いやだー-!!死にたくない!私がメリア様になるなんて無理ー-!」
アナリシアは頭を抱え込んだ、そしてぶつぶつと自分の殻に閉じこもってしまった。
メリア「では死にますか?」
アナリシア「えあ、それは、嫌で」
メリア「では引き受けてくれますか?」
アナリシア「いや、それも嫌で」
メリア「ではどうしたいのですか?」
アナリシア「帰りたい、」
メリア「帰る場所はもうないですよ?帰るというなら私は貴女を殺さなければなりません、使えない子の面倒を見ている暇はありませんので」
アナリシア「うあ、だって勝手に」
メリア「ええ、勝手です、ですがこの帝国では上の立場に居る者がルールです、それを知ってこの帝国に入ったのでしょう?」
アナリシア「ううー--」
アナリシアは頭を埋めたまま唸り続けた
メリア「ちなみに危険な仕事ではありません、死ぬかもとは言いましたが、貴女なんかに重要な任務は任せません、精々私が他所に出かけたり、ここに来る理由を作るきっかけを作りたいだけ、神が入ってきたらすぐに私に代わればいい、貴女はハリボテで構わない、どうですか?役割があって、基本的には貴女専用の部屋で自由に過ごせばいい、そして私が行動する数時間、私を代わりをする、誰とも話さなくていいし、私のやっている事を少しも理解しなくていい、貴女に求める事は最低限の私のしぐさと言葉の癖を理解してくれたらいい、貴女にとって難しい話ではない、どう?」
メリアはアナリシアの耳元で呟く。
メリアは知っている、こういうタイプは自分の都合が良い言葉にはすぐに食らいつく。
メリア知っている、最後に美味しい話を出すことで先ほどまで話した小出しのデメリットを感じなくなる事、わかりにくいリスクはこの女は理解できないと。
メリアは知っている、こういうタイプは徐々に役割を増やす事で本人が気付かないうちに自ら沼に入っていくと。
これはメリアの得意とする話術だ。
アナリシア「え、本当に私はそれだけでいいの?難しいことはしないでいい?」
メリア「ええ、私の姿になるくらい貴女にとって簡単な事でしょう、それだけでいい」
アナリシア「じゃあ・・・やってみます・・・」
メリア「良かったです!ではこのままそこで休んでてください、貴女が言った通り実験の確認をしてきますので!」
メリアは笑顔で奥の部屋に入っていった。
アナリシア「楽な仕事なら・・・別にいいか、よく考えたらお城よね!なら命を狙われるなんてありえない!そう!私は役割を与えられたんだ!もう無所属だからって負い目を感じなくていい!あのメリア様の直属部隊所属!大出世!私凄い!」
・・・・・・
ファナ「女帝、あんな鬱陶しい女、本当に入れるのか、貴女の判断を疑っているわけではないが、どう考えても使えないぞ」
ファナはフラスコを揺らしながらメリアに話しかける。
メリア「だからいいんでしょう?あそこまで鈍感で馬鹿で自己中で、怠惰で傲慢、強欲、あれほど自分のことしか考えない子は帝国では逆に稀です、優秀な子しか居ませんからね、逆にあそこまで出来損ないを見つけるのが苦労しましたよ」
ファナ「捨て駒ということか?」
メリア「捨て駒ですが見捨てるなんてことはしません、ご主人の従属神ですからね、あくまで私はご主人の従属神を借りている身、ですから【私からは見捨てることはしません】」
ファナ「ああ、そういうことか、下衆だな」
メリアが言いたいことは
アナリシアがもしミスをして正体がバレた時、メリアに化けて居たことから帝国の重要な情報を盗む、主であるパトを騙して近づき、関わりを持とうとした狂神にしか見えない、そしてアナリシアはコミュ障であり、人の話を聞かない、その上空気を読まない、メリアは見ていたのはそこだった。
【どこまで愚かであるか】【どこまで話が通じないか】【どこまで虚言に聞こえるか】
話が通じないなら誰もアナリシアが真実を言っても信じないだろう、メリアを貶めようとした重罪で処刑になる、メリアから見捨てることはない、だが帝国から見捨てられる、殺される、そんな存在がメリアにとって必要だった。ただメリアに化ける神材を探すなら帝国なら腐るほど良い神材は存在する。
メリアの周りにはメリアの動向を常に注意深く監視している神も居る、故に優秀な神でもメリアの思考や行動理念を理解し完全に模倣するのは不可能、故にバレてもすぐにトカゲの尻尾切りが出来る存在がメリアにとって大事だった。
メリア「ファナが何を考えているか知りませんが、私は自らの手を汚していませんし、仲間を見捨てるつもりはありませんよ、ただ国、ご主人が判断したなら私はその決断に従う、議論の余地はありませんね」
ファナ「その時点で見捨てているじゃないか、まったく恐ろしい事を考える、狂神と呼ばれた私でもドン引きだ」
メリア「貴女は講義しちゃいますね、私にとって必要不可欠ですから、サウルとエラトマも同様です」
ファナ「嬉しいね、精々私を守ってくれ」
ファナは真顔でフラスコに血液を混ぜ、反応を確認する
メリア「さて、戻りましょうか、あの子本当に話にならないので、会話が疲れます、どれだけ都合良く話すか・・・」
メリアは少しため息を吐きながらアナリシアが居る部屋に戻った。
・・・・・・
そして時は戻る。
アナリシア(はぁ、そろそろメリア様が来る時間、私もメリア様に化けて準備をしよう)
アナリシアはメリアに化ける、そして今日も特に意味もなくメリアと入れ替わる。
アナリシア「えっと、私はメリア、主様・・・ではなくご主人、雪花ちゃん、雪花ちゃん、アリシア様はアリシアと呼び捨てで・・・」
黎明の陽射しのメンバーである、アナリシアの役割はメリアと入れ替わり、メリアの代わりに仕事を進める事である、ただ重要な判断、専属神との会話、主であるパトとの会話をする際はメリア本人に代わるが、従属神と話す時、仕事の命令をする時はアナリシアが代理を務めていた
アナリシア「なんで私がこんな重要な役割を・・・もし失敗してしまったら私消されてしまうのでは・・・ああ怖い」
アナリシアは自分の役割の責任の重さに胃を痛めていた。
アナリシアは元々帝国所属の無所属従属神出身だった、覚醒したことで【最上級神】クラスのポテンシャルは持ち合わせているらしいのだが、本来は上級神だったため、実力は上級神のままだった、そして帝国部隊から選ばれなかった事で無所属で帝国内で与えられた自身の敷地内の住宅で引きこもっていた所、メリアからスカウトを受けた。
・・・・・・
アナリシア「あの・・・なんで他部隊の神すら求めてこなかった私なんかを・・・まさか捨て駒でしょうか・・・」
アナリシアはメリアとの出会いを思い出していた。そしてメリアからスカウトを受けた時、アナリシアはメリアに対して捨て駒に選ばれたから自身の前に現れたのかと聞いた。
メリア「いえいえ、貴女は確かに帝国業務には適してないでしょうね、ですが無所属とは個性を尊重した場所であり、決して蔑ろにしているわけではありません、ご主人から恩恵を受けているのですから」
メリアは笑顔だった、そしてアナリシアにとって格上の神なのに威圧を一切感じなかった。
メリア「貴女をスカウトしたのはその無個性と能力です、その無個性は魅力的、無個性で努力を諦め、自身への努力を諦めた怠惰、本来なら忌み嫌う存在です、組織を壊す存在として入れるわけにはいきません、他部隊が貴女を入れなかったのは正解ですね」
メリアからは威圧を感じない、だが言葉は違った、アナリシアを冷静に貶す、まるでお前の存在は帝国は必要としていないと言わんばかりの存在否定、だがアナリシアはそのメリアの言葉に対して
アナリシア「ええ、あの・・・」
メリア「ここまで言われても別に通常通りなのですね、メンタルが強いとは違う、自分の評価が低く、プライドが存在しない、故に私の威圧を物ともしないのでしょうね」
アナリシア(この方は何を言っているのだろう、私はこんなにもメリア様を恐れているのに・・・)
メリア「恐れてなんかいませんよ、貴女は、本当に恐れている人は私を見ると足が震えますし、多少警戒をします、ですが貴女は警戒ではなく諦め、もはや何も希望を感じてなんかいないし、死ねといわれれば甘んじて死ぬ、そんな狂気を感じるのですがどうでしょう?」
アナリシアはメリアの言葉が一つも理解できなかった、自分はメリアを恐れている、死ぬのは怖いし、今にも逃げ出したいほど居心地が悪かった。
メリア「立ち話もなんですし、私と一緒に来てもらえますか?服は・・・しっかり着替えてください、正装ですよ」
そしてメリアに連れられ、アナリシアは【黎明の陽射し】の拠点に足を運んだ。
・・・・・・
暗い部屋、だけど清潔でセンスは悪くなかった。
メリア「ごめんなさいね、辛気臭くて、他のメンバーの子が明るい部屋が気に入らないらしいの」
アナリシアは近くにあった椅子に腰かける、メリアはアナリシアの行動を見つめる。
メリア「それで、ここまで来た以上は貴女に二択の選択肢を与えなければいけません、【直属部隊に入る】【断って死ぬ】の二択です、この直属部隊は表では存在も明かしていない暗部です、もちろん貴女も本日をもって表では死んだ事になっております、なのでここで貴女が選ぶ行動は私の直属部隊として働く、どうですか?」
アナリシアはメリアの言葉に動揺したが、頭で悩むより先に口から言葉が出た。
アナリシア「私メリア様が求めるような高度な任務をこなせるほど優秀ではありません!失望します!私なんかを選んだ事をメリア様は後悔します!きっとこの部隊も表沙汰になるような失態を犯してしまうかもしれない!そんな重要な事を私なんかが出来るわけない!でも死にたくないです!嫌です!ここで住みますのでどうかお許しください!尽くします!脅さなくても尽くします!お願いします!私は無理です!怖いです!!」
アナリシアは下に俯きながら早口で話す。
メリア「他には?」
アナリシア「メリア様は勘違いしている、私はなにも取柄がない、買い被り過ぎです、ミスを犯してます、私を部隊の人が私を選らばなかった地雷をメリア様自ら選ぶなんて正気の沙汰じゃないです、ですが私は死にたくない、だからここで召使をします!侍女としてアシストをします、お願いしますお願いします」
メリア「よくもまあ、言い訳と私を落とす言葉をスラスラと、貴女、やっぱり私のこと全然怖くないでしょう?普通無理でもこの場では【やります】と言うのですよ、そして否定をするのはその発言を発して内容を説明した後です、なのに貴女は私が出した二択を選ぶのではなく、私が出した二択を三択にでもしてやろうと言わんばかりに言葉を並べる、ただの愚か者と見るのは容易い、ですがその図太い精神、私の求める役割には最適です、ますます気に入りました」
アナリシアは自分の想定していた反応とは違う愕然とした表情でメリアの顔を見た、そのメリアの顔は笑っていた、だがその笑みからは何も感じない、怒りも殺意も喜怒哀楽を一切感じられない」
アナリシア「えっと・・・あの・・・」
メリア「貴女のその鈍感な精神、そして機転の速さ、そして自分の考えを譲らない傲慢さ、そして【変幻支配】、素晴らしいです」
奥の部屋から黒髪のエルフ、ファナが勢いよく扉を開けた
ファナ「女帝!ずっと殺意を出さないでくれないか!今重要な実験なんだ!」
アナリシアはファナの汗まみれの顔を見て驚く、そしてファナの言葉を聞いて驚く。
メリア「ファナ、ちなみにですがいつから私の殺気に気付いてました?」
ファナ「馬鹿な事を聞くな!この施設に入ってきてからずっととんでもない殺気を放っていただろう!集中できないんだ!勘弁してくれ!!」
メリア「それはすみません、もう殺気を出しませんので戻ってください、後でその実験、私も確認します」
ファナはメリアの言葉を聞き、殺気が無くなった事を確認してから研究室に戻る。
メリア「・・・わかりました?私、ずっと貴女に殺気を出していたのですよ、格下なら震えあがり汗が止まらないほどです、ですがおかしいですね、貴女、私の目の前に居たのに一切私の殺気を感じてませんでしたよね?」
アナリシア「え?・・・え?」
メリア「知ってますよ、貴女はコミュニケーション能力が皆無、人の気持ちを理解出来ないし、周りの状況を一切理解できない、常に自分のことが第一で自分の事で精いっぱい、私の言葉なんて耳に入っているようでまったく耳に入っていない、二択を出しているのにまったく駆け引きどころか自分の話しかせずに三択目を出そうとしている、そして私を貶す、それも悪気はないのでしょう、集団行動を求める部隊では致命傷でしょう、貴女のような場を乱す神は」
アナリシアはメリアの言葉に動揺する
アナリシア「えっと、研究がありますよね?私の時間を掛けるなんて勿体ないですよ!私も考える時間が欲しいですし一度あの方の所に行かれてはどうでしょう?」
アナリシアは必死だった、今この場から逃げたい、メリアの言葉なんて一切気にせず自分の事でいっぱいいっぱいだった。
メリア「貴女のその無個性で自分の事しか考えない自己中心的な思考、欠陥ではなく才能です、私の身代わりをして生きなさい」
アナリシアはメリアの顔を見て止まる
アナリシア「私がメリア様の・・・身代わり?やっぱり死ねってことですか?」
メリア「違います、私になりすましなさいと言っている、もちろん命を狙われたらその限りではありませんね」
アナリシア「いやだー-!!死にたくない!私がメリア様になるなんて無理ー-!」
アナリシアは頭を抱え込んだ、そしてぶつぶつと自分の殻に閉じこもってしまった。
メリア「では死にますか?」
アナリシア「えあ、それは、嫌で」
メリア「では引き受けてくれますか?」
アナリシア「いや、それも嫌で」
メリア「ではどうしたいのですか?」
アナリシア「帰りたい、」
メリア「帰る場所はもうないですよ?帰るというなら私は貴女を殺さなければなりません、使えない子の面倒を見ている暇はありませんので」
アナリシア「うあ、だって勝手に」
メリア「ええ、勝手です、ですがこの帝国では上の立場に居る者がルールです、それを知ってこの帝国に入ったのでしょう?」
アナリシア「ううー--」
アナリシアは頭を埋めたまま唸り続けた
メリア「ちなみに危険な仕事ではありません、死ぬかもとは言いましたが、貴女なんかに重要な任務は任せません、精々私が他所に出かけたり、ここに来る理由を作るきっかけを作りたいだけ、神が入ってきたらすぐに私に代わればいい、貴女はハリボテで構わない、どうですか?役割があって、基本的には貴女専用の部屋で自由に過ごせばいい、そして私が行動する数時間、私を代わりをする、誰とも話さなくていいし、私のやっている事を少しも理解しなくていい、貴女に求める事は最低限の私のしぐさと言葉の癖を理解してくれたらいい、貴女にとって難しい話ではない、どう?」
メリアはアナリシアの耳元で呟く。
メリアは知っている、こういうタイプは自分の都合が良い言葉にはすぐに食らいつく。
メリア知っている、最後に美味しい話を出すことで先ほどまで話した小出しのデメリットを感じなくなる事、わかりにくいリスクはこの女は理解できないと。
メリアは知っている、こういうタイプは徐々に役割を増やす事で本人が気付かないうちに自ら沼に入っていくと。
これはメリアの得意とする話術だ。
アナリシア「え、本当に私はそれだけでいいの?難しいことはしないでいい?」
メリア「ええ、私の姿になるくらい貴女にとって簡単な事でしょう、それだけでいい」
アナリシア「じゃあ・・・やってみます・・・」
メリア「良かったです!ではこのままそこで休んでてください、貴女が言った通り実験の確認をしてきますので!」
メリアは笑顔で奥の部屋に入っていった。
アナリシア「楽な仕事なら・・・別にいいか、よく考えたらお城よね!なら命を狙われるなんてありえない!そう!私は役割を与えられたんだ!もう無所属だからって負い目を感じなくていい!あのメリア様の直属部隊所属!大出世!私凄い!」
・・・・・・
ファナ「女帝、あんな鬱陶しい女、本当に入れるのか、貴女の判断を疑っているわけではないが、どう考えても使えないぞ」
ファナはフラスコを揺らしながらメリアに話しかける。
メリア「だからいいんでしょう?あそこまで鈍感で馬鹿で自己中で、怠惰で傲慢、強欲、あれほど自分のことしか考えない子は帝国では逆に稀です、優秀な子しか居ませんからね、逆にあそこまで出来損ないを見つけるのが苦労しましたよ」
ファナ「捨て駒ということか?」
メリア「捨て駒ですが見捨てるなんてことはしません、ご主人の従属神ですからね、あくまで私はご主人の従属神を借りている身、ですから【私からは見捨てることはしません】」
ファナ「ああ、そういうことか、下衆だな」
メリアが言いたいことは
アナリシアがもしミスをして正体がバレた時、メリアに化けて居たことから帝国の重要な情報を盗む、主であるパトを騙して近づき、関わりを持とうとした狂神にしか見えない、そしてアナリシアはコミュ障であり、人の話を聞かない、その上空気を読まない、メリアは見ていたのはそこだった。
【どこまで愚かであるか】【どこまで話が通じないか】【どこまで虚言に聞こえるか】
話が通じないなら誰もアナリシアが真実を言っても信じないだろう、メリアを貶めようとした重罪で処刑になる、メリアから見捨てることはない、だが帝国から見捨てられる、殺される、そんな存在がメリアにとって必要だった。ただメリアに化ける神材を探すなら帝国なら腐るほど良い神材は存在する。
メリアの周りにはメリアの動向を常に注意深く監視している神も居る、故に優秀な神でもメリアの思考や行動理念を理解し完全に模倣するのは不可能、故にバレてもすぐにトカゲの尻尾切りが出来る存在がメリアにとって大事だった。
メリア「ファナが何を考えているか知りませんが、私は自らの手を汚していませんし、仲間を見捨てるつもりはありませんよ、ただ国、ご主人が判断したなら私はその決断に従う、議論の余地はありませんね」
ファナ「その時点で見捨てているじゃないか、まったく恐ろしい事を考える、狂神と呼ばれた私でもドン引きだ」
メリア「貴女は講義しちゃいますね、私にとって必要不可欠ですから、サウルとエラトマも同様です」
ファナ「嬉しいね、精々私を守ってくれ」
ファナは真顔でフラスコに血液を混ぜ、反応を確認する
メリア「さて、戻りましょうか、あの子本当に話にならないので、会話が疲れます、どれだけ都合良く話すか・・・」
メリアは少しため息を吐きながらアナリシアが居る部屋に戻った。
・・・・・・
そして時は戻る。
アナリシア(はぁ、そろそろメリア様が来る時間、私もメリア様に化けて準備をしよう)
アナリシアはメリアに化ける、そして今日も特に意味もなくメリアと入れ替わる。
2023年10月07日
No.127 完全密着!パト解析24時!episode1
ソルテが新体制になって仕事負担が減った事により最初の頃に比べて生活にゆとりが生まれた、
毎朝の準備はメルリア率いる専属侍女がやってくれる、そこからの玉座までの面倒は他の侍女部隊の子に任せておけばいい、そして玉座に到着したら近衛部隊総長で補佐である月花に任せておけばいい。
ソルテの仕事はパトの日程管理のみとなり、侍女部隊もそもそも各部隊のエリートを選んでいるため、教育に時間が掛かる所か、数日でソルテの知る限りの技術を全員が超えてしまったため、教えるどころか、教えられる事の方が多い程であった。
ソルテ「秘書としては少し寂しいって感じる時があるのよね、今までは付きっきりなのが私の特権だったのに」
別に秘書のため、いつも通りパトの横には居る、だがお世話をしなくなったのは少し寂しさを感じるソルテ。
パト「それじゃあちょっとアリシア呼んでくれるか?」
パトはソルテにアリシアを呼ぶように指示していた。
以前言っていた【身代わり】についての話をしたいらしいのだ。
ソルテ「はい、既にこちらに向かっていると思いますがお出迎えします」
月花「それでスライム計画はどうなの?私最近脳を休めるために接続OFFにしてたから聞いてなかったのよね」
パト「そうか、なら常にOFFにしているといいぞ、俺はその方が休まるし」
月花「ええ~~!私の娯楽を取らないでほしいんだけど~」
メルリア「私もそのような事が出来るのでしたら最高の娯楽だと思います、羨ましいですね」
パト「俺のプライバシーが全部筒抜けなんだよ、悪さも出来やしない」
月花「その時は私も共犯者になってあげる♪」
パト「共犯者求めてないから!」
パトと月花、メルリアがいつも通り3人で話していると雪花が現れた、どうやら本日の仕事が暇なため玉座の側近勤務に来たらしい
雪花「相変わらずのメンツね、ラル様は来てないの?護衛部隊も結構暇そうだけど」
パト「ラルは直属部隊に入ったばかりの子の教育で時間を取られているらしいからね、えっとララエルだっけ?」
月花「ええ、初めてラル様が認めた子だから優秀な子なのかなって思ったけど、ラル様は直属部隊のリーダーにするつもりは一切ないらしいわ、感情論過ぎるからリーダー向きではないらしいわね」
雪花「でもやる気があればいいじゃない?そのやる気のベクトルがおかしいと私の直属部隊になるのだけどね」
雪花はそう言いながらパトの膝の上に当たり前のように座る、月花とメルリアもその光景に慣れたのか、特に気にもせずに話が進む。
パト「バハートさんは元気なの?定期健診で帝国には定期的に来ているんだろう?」
雪花「そうらしいけど、私も知らないのよ、別にあの子に仕事をして貰いたい訳じゃないし、もちろん地球で動きやすくしてくれたらなって気持ちはあるけどね」
月花「そういう意味で言えばもし宝華叔母さんが目的を終えて本気で帝国の組織に入るってなったら雪花が面倒見るようになるの?」
雪花「まあ、そうでしょうね、宝華さん凄く優秀だし、変態っぷりがうちの直属部隊のメンバーと合ってるし、私は全然問題なし、というよりあの人戦況を見るという分野に関しては本当に私でも頭が上がらないからね、今はパトが関与してないから以前のままだけど、もし覚醒したらどんな進化をするか楽しみよね」
パト「確かにそうだけど、俺は別に従属とかそういうのに拘りはないからな、俺は覚醒を促すだけ促して好きな人と結ばれてくれたらそれでいいわけだし、別に好きでもない俺に一生を捧げるなんて、それに自分を客観視しても俺と付き合うとかデメリットしかないでしょ、基本的に我慢させるわけだし、俺なら絶対に嫌だね」
パトはそう言いながら呆れたような表情をする。
メルリア「確かに競争倍率は高いですね、そういう意味で言えば今この場に居るのは勝ち組と言わざるを得ませんね」
月花「そうね、専属神という枠をもってしても全然関係を持ててない子も居るわけだしね」
雪花「今勝ち組ポジションに居るのは【メリアちゃん、私、カナ、ソフィアちゃん、琴歌ちゃん、ソルテ様、ラル様、月花お姉ちゃん、メルリア様、エイリちゃん、フルールちゃん】って所ね」
月花「専属侍女って言うのがもはやズルいのよね、元々私達の役割なのに」
雪花「ええ、でも私侍女みたいな仕事はしたくないわね、仕事を言えば今の仕事が向いているわ、地球なら間違いなく地球防衛軍に入って第三部隊でブイブイ言わせてるわね!」
パト「ただ単独限定って話になるけどね、チームワークとか全部壊しそう」
月花「そもそも雪花は頭悪いから周りに指示とか無理でしょww、座標計算とか風速計算、距離計算とか出来るの?算数はまだわかる?」
雪花「馬鹿にすんじゃないわよ・・・出来ないけども」しゅん(´;ω;`)
パト「大丈夫!勘でどうにかなるさ!俺も計算出来ないしな!授業で習ってもさっぱりだ!」
月花「私と同じ頭脳を持っているはずなのに・・・使い方が悪いのね」
そうこう話しているとアリシアをつれてソルテが入って来た。
・・・・・・
アリシア「パト様!最近は頻繁に私を呼んでくれて嬉しいです!」
パト「呼ばれなくても来ても良いんだぞ?アリシアだって専属神だし、大体皆そうしてるし」
雪花「そうそう、パトは放っておいたら玉座か部屋に籠ってるかの二択なんだから、根暗陰キャ属性を知ってないと!」
パト「お、俺だって最近は頑張って陽キャになろうとだな!」
雪花「無理無理!ぜったいに!ジュース賭けていいわ!」
ソルテ「雪花ちゃん、今からアリシアとパト様が話すのだから降りなさい、そんなところに居たら顔を見て話しが出来ないでしょう」
雪花「それもそうねっと」ひょい
雪花がパトの膝から下り、玉座の隅にあるソファーに寝転がってくつろいぎだした。
アリシア「玉座を自分の部屋みたいに・・・自由ですね、あの子は」
パト「基本的に誰も来ないわけだしね、それでスライムの改良はどう?」
パトとアリシアは以前の専属神契約を上手く活用する計画で【身代わりに出来るスライム】を作り出した、そしてその後の改良と性能をパトとアリシアは頻繁に会いながら互いに意見交換をしているのだ。
アリシア「今の所私が一度提案した【飲み込んでも大丈夫なスライム】の課題をある程度クリアしています、後はスライムの問題ですけど・・・」
スライムは元々アリシアの無限支配からアリシアの身体を媒体に作り出された物で、ある程度の能力とオーラ、生活に必要な知能、パトへの忠誠を持つための知能を併せ持たせている、そのためか自我が強い傾向にあり、アリシアもその件で手を焼いていた。
パト「普通に自我を取り除けばいいじゃね?」
アリシア「ダメです!ある程度の判断能力がないと助けになりません!性能確保のためにはある程度の知能向上と自我の確率、判断能力向上を目指して行かないといけないんです!」
パト「でも元々はアリシアの分身体だろ?なのになんでアリシアとは違う人格がこんなにも生まれてくるんだ?」
ソルテ「無限支配だからですよ、まったく同じ物を作るのは可能かもしれませんが、既にスライムというアリシアとは似ても似つかない個体生命体です、ならその分調整が必須になるのですよ、器がまったく違いますからね、それで能力とか性格とか知性とか調整しているとアリシアとは別の個体が産まれやすくなるっていうのはまあ、仕方ない仕様だという事ですね」
アリシア「はい、ソルテの言う通りです、出来る限り私と同じ性格にしたいのですが、性格の微調整を優先するわけには行きませんので、まずは性能重視です」
パト「まあ、別に肩代わりしてくれるだけで良いんだけど、別に飲む必要はないわけだし」
月花「いやいや、やっておいて損はないわよ、出来る策をしないのは馬鹿の所業よ、パトの命は今や私達だけにとどまらず帝園、帝国の従属数京という馬鹿みたいな数字の主なの、どんな分野でも絶対にパトを死なせないようにって動いている中、パトがそんな意識低かったらどうしようもないでしょ!しっかりしなさい!」
月花が珍しくパトに説教をする、パトも月花の説教に大人しく聞き入れる。
パト「俺って万が一自殺しようとしても死ねないんだな、逆にお前ら俺を殺さないといけない程の大悪党になったらヤバいぞ~」
メルリア「その時はその道を共に歩むのみです、アナタだけが悪党になる事はありません」
月花「そうそう、ここにはパトにとってのイエスマンしかいないんだから気にしなくていいのよ」
アリシア「それで今後の課題なんですけど、パト様のオーラ性質を確かめるために私をお傍に置いて頂けないでしょうか?出来れば四六時中がよろしいのですが」
アリシアはどこか申し訳なさそうに提案するが、パトは即決で了承した。
パト「問題ないよ、アリシアの好きにしなよ、業務はどうする?俺のために動いてくれていることだし、俺からメリアに言っておこうか?」
アリシア「いえ、どちらにせよこの後メリア様の所に報告にいくつもりだったので、私から伝えておきます、ですが仕事の引継ぎをしないといけないので、その分時間が掛かってしまいます」
アリシアがそう言うと、ソルテが提案する。
ソルテ「なら私がアリシアの代わりをするわよ、別にアリシアの仕事で今難しい所はないでしょう、政治関係も今は琴歌ちゃんに任せてあるみたいだし、アリシアもパト様の秘書でしょ、なら業務に支障も出ない、ほら、数日、数か月程度なんの問題もないから」
アリシア「え、本当に良いの?」
ソルテ「ええ、秘書業務も今凄く余裕があるのよ、だから全然、アリシアなら私よりも仕事が出来るし片手間感覚でメインの役割に専念出来ると思うわ」
パト「ソルテが言うならいいんじゃないかな、俺は問題なし!」
アリシア「ありがとうございます!では数日間程、共感覚をONにして出来る限りパト様を把握出来るようにします!必ず最高の結果を出してパト様が満足いく形に仕上げますね!」
パト「お手柔らかに、月花もそれでいいよね?」
月花「私に仕事振らないでくださいよ、私の仕事はあくまでパトの補佐なんですからね」
アリシア「うん!絶対に月花ちゃんやメルリア様にはご迷惑かけない!それだけは約束します!」
アリシアは月花とメルリアに頭を下げながら約束する。
パト「でも俺に専念するって事はソフィアの事は良いのか?」
アリシア「ソフィア様には申し訳ないですけど、今はパト様優先です!今まで専属神としてパト様個人に対して成果を出せていなかったので、仕事ではなく、アリシア個人としてパト様の役に立ちます!」
パト(真面目だな~、貢献度で言えば間違いなくアリシアが一番貢献してるだろうに・・・)
秘書アリシアのパト密着機関が始まった!
毎朝の準備はメルリア率いる専属侍女がやってくれる、そこからの玉座までの面倒は他の侍女部隊の子に任せておけばいい、そして玉座に到着したら近衛部隊総長で補佐である月花に任せておけばいい。
ソルテの仕事はパトの日程管理のみとなり、侍女部隊もそもそも各部隊のエリートを選んでいるため、教育に時間が掛かる所か、数日でソルテの知る限りの技術を全員が超えてしまったため、教えるどころか、教えられる事の方が多い程であった。
ソルテ「秘書としては少し寂しいって感じる時があるのよね、今までは付きっきりなのが私の特権だったのに」
別に秘書のため、いつも通りパトの横には居る、だがお世話をしなくなったのは少し寂しさを感じるソルテ。
パト「それじゃあちょっとアリシア呼んでくれるか?」
パトはソルテにアリシアを呼ぶように指示していた。
以前言っていた【身代わり】についての話をしたいらしいのだ。
ソルテ「はい、既にこちらに向かっていると思いますがお出迎えします」
月花「それでスライム計画はどうなの?私最近脳を休めるために接続OFFにしてたから聞いてなかったのよね」
パト「そうか、なら常にOFFにしているといいぞ、俺はその方が休まるし」
月花「ええ~~!私の娯楽を取らないでほしいんだけど~」
メルリア「私もそのような事が出来るのでしたら最高の娯楽だと思います、羨ましいですね」
パト「俺のプライバシーが全部筒抜けなんだよ、悪さも出来やしない」
月花「その時は私も共犯者になってあげる♪」
パト「共犯者求めてないから!」
パトと月花、メルリアがいつも通り3人で話していると雪花が現れた、どうやら本日の仕事が暇なため玉座の側近勤務に来たらしい
雪花「相変わらずのメンツね、ラル様は来てないの?護衛部隊も結構暇そうだけど」
パト「ラルは直属部隊に入ったばかりの子の教育で時間を取られているらしいからね、えっとララエルだっけ?」
月花「ええ、初めてラル様が認めた子だから優秀な子なのかなって思ったけど、ラル様は直属部隊のリーダーにするつもりは一切ないらしいわ、感情論過ぎるからリーダー向きではないらしいわね」
雪花「でもやる気があればいいじゃない?そのやる気のベクトルがおかしいと私の直属部隊になるのだけどね」
雪花はそう言いながらパトの膝の上に当たり前のように座る、月花とメルリアもその光景に慣れたのか、特に気にもせずに話が進む。
パト「バハートさんは元気なの?定期健診で帝国には定期的に来ているんだろう?」
雪花「そうらしいけど、私も知らないのよ、別にあの子に仕事をして貰いたい訳じゃないし、もちろん地球で動きやすくしてくれたらなって気持ちはあるけどね」
月花「そういう意味で言えばもし宝華叔母さんが目的を終えて本気で帝国の組織に入るってなったら雪花が面倒見るようになるの?」
雪花「まあ、そうでしょうね、宝華さん凄く優秀だし、変態っぷりがうちの直属部隊のメンバーと合ってるし、私は全然問題なし、というよりあの人戦況を見るという分野に関しては本当に私でも頭が上がらないからね、今はパトが関与してないから以前のままだけど、もし覚醒したらどんな進化をするか楽しみよね」
パト「確かにそうだけど、俺は別に従属とかそういうのに拘りはないからな、俺は覚醒を促すだけ促して好きな人と結ばれてくれたらそれでいいわけだし、別に好きでもない俺に一生を捧げるなんて、それに自分を客観視しても俺と付き合うとかデメリットしかないでしょ、基本的に我慢させるわけだし、俺なら絶対に嫌だね」
パトはそう言いながら呆れたような表情をする。
メルリア「確かに競争倍率は高いですね、そういう意味で言えば今この場に居るのは勝ち組と言わざるを得ませんね」
月花「そうね、専属神という枠をもってしても全然関係を持ててない子も居るわけだしね」
雪花「今勝ち組ポジションに居るのは【メリアちゃん、私、カナ、ソフィアちゃん、琴歌ちゃん、ソルテ様、ラル様、月花お姉ちゃん、メルリア様、エイリちゃん、フルールちゃん】って所ね」
月花「専属侍女って言うのがもはやズルいのよね、元々私達の役割なのに」
雪花「ええ、でも私侍女みたいな仕事はしたくないわね、仕事を言えば今の仕事が向いているわ、地球なら間違いなく地球防衛軍に入って第三部隊でブイブイ言わせてるわね!」
パト「ただ単独限定って話になるけどね、チームワークとか全部壊しそう」
月花「そもそも雪花は頭悪いから周りに指示とか無理でしょww、座標計算とか風速計算、距離計算とか出来るの?算数はまだわかる?」
雪花「馬鹿にすんじゃないわよ・・・出来ないけども」しゅん(´;ω;`)
パト「大丈夫!勘でどうにかなるさ!俺も計算出来ないしな!授業で習ってもさっぱりだ!」
月花「私と同じ頭脳を持っているはずなのに・・・使い方が悪いのね」
そうこう話しているとアリシアをつれてソルテが入って来た。
・・・・・・
アリシア「パト様!最近は頻繁に私を呼んでくれて嬉しいです!」
パト「呼ばれなくても来ても良いんだぞ?アリシアだって専属神だし、大体皆そうしてるし」
雪花「そうそう、パトは放っておいたら玉座か部屋に籠ってるかの二択なんだから、根暗陰キャ属性を知ってないと!」
パト「お、俺だって最近は頑張って陽キャになろうとだな!」
雪花「無理無理!ぜったいに!ジュース賭けていいわ!」
ソルテ「雪花ちゃん、今からアリシアとパト様が話すのだから降りなさい、そんなところに居たら顔を見て話しが出来ないでしょう」
雪花「それもそうねっと」ひょい
雪花がパトの膝から下り、玉座の隅にあるソファーに寝転がってくつろいぎだした。
アリシア「玉座を自分の部屋みたいに・・・自由ですね、あの子は」
パト「基本的に誰も来ないわけだしね、それでスライムの改良はどう?」
パトとアリシアは以前の専属神契約を上手く活用する計画で【身代わりに出来るスライム】を作り出した、そしてその後の改良と性能をパトとアリシアは頻繁に会いながら互いに意見交換をしているのだ。
アリシア「今の所私が一度提案した【飲み込んでも大丈夫なスライム】の課題をある程度クリアしています、後はスライムの問題ですけど・・・」
スライムは元々アリシアの無限支配からアリシアの身体を媒体に作り出された物で、ある程度の能力とオーラ、生活に必要な知能、パトへの忠誠を持つための知能を併せ持たせている、そのためか自我が強い傾向にあり、アリシアもその件で手を焼いていた。
パト「普通に自我を取り除けばいいじゃね?」
アリシア「ダメです!ある程度の判断能力がないと助けになりません!性能確保のためにはある程度の知能向上と自我の確率、判断能力向上を目指して行かないといけないんです!」
パト「でも元々はアリシアの分身体だろ?なのになんでアリシアとは違う人格がこんなにも生まれてくるんだ?」
ソルテ「無限支配だからですよ、まったく同じ物を作るのは可能かもしれませんが、既にスライムというアリシアとは似ても似つかない個体生命体です、ならその分調整が必須になるのですよ、器がまったく違いますからね、それで能力とか性格とか知性とか調整しているとアリシアとは別の個体が産まれやすくなるっていうのはまあ、仕方ない仕様だという事ですね」
アリシア「はい、ソルテの言う通りです、出来る限り私と同じ性格にしたいのですが、性格の微調整を優先するわけには行きませんので、まずは性能重視です」
パト「まあ、別に肩代わりしてくれるだけで良いんだけど、別に飲む必要はないわけだし」
月花「いやいや、やっておいて損はないわよ、出来る策をしないのは馬鹿の所業よ、パトの命は今や私達だけにとどまらず帝園、帝国の従属数京という馬鹿みたいな数字の主なの、どんな分野でも絶対にパトを死なせないようにって動いている中、パトがそんな意識低かったらどうしようもないでしょ!しっかりしなさい!」
月花が珍しくパトに説教をする、パトも月花の説教に大人しく聞き入れる。
パト「俺って万が一自殺しようとしても死ねないんだな、逆にお前ら俺を殺さないといけない程の大悪党になったらヤバいぞ~」
メルリア「その時はその道を共に歩むのみです、アナタだけが悪党になる事はありません」
月花「そうそう、ここにはパトにとってのイエスマンしかいないんだから気にしなくていいのよ」
アリシア「それで今後の課題なんですけど、パト様のオーラ性質を確かめるために私をお傍に置いて頂けないでしょうか?出来れば四六時中がよろしいのですが」
アリシアはどこか申し訳なさそうに提案するが、パトは即決で了承した。
パト「問題ないよ、アリシアの好きにしなよ、業務はどうする?俺のために動いてくれていることだし、俺からメリアに言っておこうか?」
アリシア「いえ、どちらにせよこの後メリア様の所に報告にいくつもりだったので、私から伝えておきます、ですが仕事の引継ぎをしないといけないので、その分時間が掛かってしまいます」
アリシアがそう言うと、ソルテが提案する。
ソルテ「なら私がアリシアの代わりをするわよ、別にアリシアの仕事で今難しい所はないでしょう、政治関係も今は琴歌ちゃんに任せてあるみたいだし、アリシアもパト様の秘書でしょ、なら業務に支障も出ない、ほら、数日、数か月程度なんの問題もないから」
アリシア「え、本当に良いの?」
ソルテ「ええ、秘書業務も今凄く余裕があるのよ、だから全然、アリシアなら私よりも仕事が出来るし片手間感覚でメインの役割に専念出来ると思うわ」
パト「ソルテが言うならいいんじゃないかな、俺は問題なし!」
アリシア「ありがとうございます!では数日間程、共感覚をONにして出来る限りパト様を把握出来るようにします!必ず最高の結果を出してパト様が満足いく形に仕上げますね!」
パト「お手柔らかに、月花もそれでいいよね?」
月花「私に仕事振らないでくださいよ、私の仕事はあくまでパトの補佐なんですからね」
アリシア「うん!絶対に月花ちゃんやメルリア様にはご迷惑かけない!それだけは約束します!」
アリシアは月花とメルリアに頭を下げながら約束する。
パト「でも俺に専念するって事はソフィアの事は良いのか?」
アリシア「ソフィア様には申し訳ないですけど、今はパト様優先です!今まで専属神としてパト様個人に対して成果を出せていなかったので、仕事ではなく、アリシア個人としてパト様の役に立ちます!」
パト(真面目だな~、貢献度で言えば間違いなくアリシアが一番貢献してるだろうに・・・)
秘書アリシアのパト密着機関が始まった!
2023年09月30日
No.126 未来の可能性とその世界
琴歌は未来視が使える、ただし自分の意思でいつでもできるわけではなく、ふとしたタイミングで咄嗟の瞬間に見える程度だ。
琴歌の未来視は【眼】の力の中でも上位種であり、任意で発動しようものなら負担が大きく、数秒で眼に激痛が入ることもある上に、酷い場合数日程の失明になる。
琴歌は一度試し、激痛を味わってから未来視を扱っていなかったが、抜け穴がある事を知った。
それは【自分の意思ではない発動では無負荷であること】だった。
つまり、琴歌が眼を使う際は、条件無視して扱っているため、負担が大きいと考えると、
【未来視】も条件が整えば無負荷で扱える事が出来るのでは?と琴歌は考えた。
琴歌の【眼】は世界的に見ても特殊、全ての眼の能力扱えるというのは上手くいけば、アリシアは【超聖天眼】ソルテの【破壊眼】カナやハクの【極龍眼】パトや月花の【叡天眼】メリアの【天理眼】ソフィアの【異質眼】等を琴歌一人で全て扱えるという事になる、ただしどれもこれも未来視を超える【最上位種】の眼のため、琴歌ですら容易に出来ない上に、未来視よりも負担が大きい。
・・・・・・
琴歌「私の成長、皆さん強くなっていく中、私なりに戦える手段を見つけたいですね」
琴歌が今戦う場合扱えるのは【歌姫支配】の全自動全能支配である。
琴歌は他にも【波動支配】【理支配】【心理精神支配】【究極吸収支配】の4つを会得しているが、どれもこれもある程度のオーラコントロール必須能力のため、今の琴歌でも能力は扱えなかった、
琴歌「【究極吸収支配】は指定した範囲全てを完全に吸収して支配する能力ですけど、吸収までは容易ですけど、そこからの扱いが全然・・・凄い能力を持ってるのにこのままでは宝の持ち腐れですよね」
琴歌の【歌姫支配】は最初こそはコントロールが効かないためメリアやアリシアから【歌っている間だけ集中して扱えるように努力しなさい】と言われ、練習していた。
【歌姫支配】は本来、オーラを一切使わず、空間にある【音】をエネルギーとして消費し、全能力を扱えるという代物であり、それらの能力で本来必要となる法則や条件も音が全て琴歌が扱えるように改良し、琴歌が思い描くだけで別の法則に基づき扱えるというメリアからみてもぶっ壊れ能力なのである。
琴歌「メリアさんは【正直、歌姫支配だけあったら他の能力は要らないというレベルなので気にしなくていいと思いますけど】って言われたけど・・・なんかモヤモヤしますよね」
琴歌はメリアから【帝王神候補】に正式に立候補されていたのだ。
【帝王神候補】を決めるのは現帝王神であるメルトリアだが、その素質を見つけ、連れて来るのは他の帝王神候補達なのだ、だが普通帝王神候補というライバルを見つけ、連れて来るなんて事は誰もしないため、一度メルトリアが決めてしまうと増えないのが定常、だがメリアは【パトを帝王神にさせるために動いている帝王神候補】のため、そんな常識が一切通用しないのである
そして結果を言えば【ポテンシャルのみなら合格、だが現段階での実力が不充分のため帝王神候補として認めず】だった。
メリアはその結果を得て、琴歌に対して「【歌姫支配】をマスターしましょう!それでメルリア姉様泣かしましょう!そうすればお母様も認めてくれる!!」とメリアはゴリ押ししていた。
メリアとしては一人でも帝国に【地位の高い神】を置いておきたいため琴歌が帝王神候補となれば、帝国は現在12名、琴歌がもし加われば13名の帝王神候補の内、5名が在籍する帝国という外部からみても恐ろしい絵図が出来上がるのだ
琴歌「メリアさんの思い通りになるのは少し気に障りますけど、認めてくれているなら努力は惜しみたくないですからね」
琴歌は能力も化物クラスだが、特性も化物クラスだった。
【全眼系特性完全取得】【全反射】【完全無傷・障害不干渉】【全耐性完全吸収】【不死転生の加護】【無欠の陣】の6つである、
【全眼系特性完全取得】は文字通り存在するしない関係なく全ての眼系能力を会得し使役する特性
【全反射】は全能力、現象、物理、オーラを全て自動反射する(手動も可)
【完全無傷・障害不干渉】は外傷・死に関する障害、精神系攻撃等を一切受け付けない
【全耐性完全吸収】全耐性無効になり、受けたエネルギーを変換して回復やオーラにして使用する
【不死転生の加護】寿命・外傷で死なない、瀕死になった場合、修正可能なポイントまで自動で時空間全てを戻し、やり直す、その際の記憶を引き継がれ、伝達による負荷は存在しない。この特性は【無効化系に関与しないものとする】
【無欠の陣】欠点を無くし、完全に優位に立つ(優位に立つ必要な力を自動で会得し、琴歌とは別の意思で自動で戦う)
どれもこれもメリア視点からみても馬鹿げていた、【無欠の陣】は発動直後から近距離、遠距離等本来琴歌が一切出来ない戦闘を全て自動で行うため、琴歌自身が全然戦いのノウハウが無くても問題ないのだ、メリアはそれを見て琴歌にのみ【戦闘訓練の免除】を出している程である。
メリアの見立てでは【帝王神候補序列4位】は硬いを踏んでいた。
だがメルトリアはそれは琴歌本来の実力ではなく、特性で得た実力のため、容認するわけにはいかないと判断したのだ。実際特性や能力を無効化する雪花に琴歌は一切勝てないのが現状だった。
琴歌がここまでぶっ壊れ性能を持ち合わせていても雪花には手も足も出ないのだ、それは全てを容赦なく無力化してしまう【原始支配】によるものだった、そもそも雪花は現段階で【原始支配】しか会得していないが、他のまだ解放さえていない能力や特性は【琴歌以上】とメリアやメルトリアは認めているため、むしろ琴歌を【帝王神候補】に押すならまずは四季雪花を【帝王神候補】にさせてみろというのだ。
琴歌「そう考えたら私と雪花ちゃんって本当にメリアさんにとって喉から手が出る程の人材だったのですね、全然自覚ないですけど」
琴歌は自分の能力や特性、メリア達の話を思い出しながら試行錯誤しながらの自分の能力について考える
・・・・・・
琴歌はパトを見る度にいつも思うのだ、
琴歌(パトさんを見ていたらたまに見える未来視、それは確定的な瞬間ではないのですが、どうもおかしい、私の勘違いかもしれないけど、【ミールさんレベルの人が10人居る】んです、それと同時に帝園と同レベルの世界が10個、恐らくこれはいつの未来かわかりませんが、帝園と同レベルの世界をパトさんが10個保有し、ミールさんのような支配者が10人居るという構図なのでしょうね・・・でもこれ、一体何年後の世界なのでしょうか?)
琴歌の未来視は見えてもいつの未来かわからないのである、しかもその未来も、確定ではなく、現時点で定まっているであろう未来とのこと、メリア曰く【未来は常に変わる、だから見えても全然当てにならない、まだ数十秒とか数分の未来なら信憑性が高く、遠くなればなるほど口約束みたいに全然信憑性が消えるため、参考にもしない方がいい】とのことだった。
琴歌(そうですよね、もしこれが現実になればもうパトさんは今の次元所の話じゃ無くなりますからね・・・大丈夫ですよね?)
琴歌は不安になる、だが確定ではない未来を見て不安になるのは、自分の定まっていない将来に不安を感じる程の無意味なもの、割り切って考えるしかないのかもしれない
琴歌はそう考え、自分の眼について見解を深めるために自分なりに特訓をしていた。
琴歌の未来視は【眼】の力の中でも上位種であり、任意で発動しようものなら負担が大きく、数秒で眼に激痛が入ることもある上に、酷い場合数日程の失明になる。
琴歌は一度試し、激痛を味わってから未来視を扱っていなかったが、抜け穴がある事を知った。
それは【自分の意思ではない発動では無負荷であること】だった。
つまり、琴歌が眼を使う際は、条件無視して扱っているため、負担が大きいと考えると、
【未来視】も条件が整えば無負荷で扱える事が出来るのでは?と琴歌は考えた。
琴歌の【眼】は世界的に見ても特殊、全ての眼の能力扱えるというのは上手くいけば、アリシアは【超聖天眼】ソルテの【破壊眼】カナやハクの【極龍眼】パトや月花の【叡天眼】メリアの【天理眼】ソフィアの【異質眼】等を琴歌一人で全て扱えるという事になる、ただしどれもこれも未来視を超える【最上位種】の眼のため、琴歌ですら容易に出来ない上に、未来視よりも負担が大きい。
・・・・・・
琴歌「私の成長、皆さん強くなっていく中、私なりに戦える手段を見つけたいですね」
琴歌が今戦う場合扱えるのは【歌姫支配】の全自動全能支配である。
琴歌は他にも【波動支配】【理支配】【心理精神支配】【究極吸収支配】の4つを会得しているが、どれもこれもある程度のオーラコントロール必須能力のため、今の琴歌でも能力は扱えなかった、
琴歌「【究極吸収支配】は指定した範囲全てを完全に吸収して支配する能力ですけど、吸収までは容易ですけど、そこからの扱いが全然・・・凄い能力を持ってるのにこのままでは宝の持ち腐れですよね」
琴歌の【歌姫支配】は最初こそはコントロールが効かないためメリアやアリシアから【歌っている間だけ集中して扱えるように努力しなさい】と言われ、練習していた。
【歌姫支配】は本来、オーラを一切使わず、空間にある【音】をエネルギーとして消費し、全能力を扱えるという代物であり、それらの能力で本来必要となる法則や条件も音が全て琴歌が扱えるように改良し、琴歌が思い描くだけで別の法則に基づき扱えるというメリアからみてもぶっ壊れ能力なのである。
琴歌「メリアさんは【正直、歌姫支配だけあったら他の能力は要らないというレベルなので気にしなくていいと思いますけど】って言われたけど・・・なんかモヤモヤしますよね」
琴歌はメリアから【帝王神候補】に正式に立候補されていたのだ。
【帝王神候補】を決めるのは現帝王神であるメルトリアだが、その素質を見つけ、連れて来るのは他の帝王神候補達なのだ、だが普通帝王神候補というライバルを見つけ、連れて来るなんて事は誰もしないため、一度メルトリアが決めてしまうと増えないのが定常、だがメリアは【パトを帝王神にさせるために動いている帝王神候補】のため、そんな常識が一切通用しないのである
そして結果を言えば【ポテンシャルのみなら合格、だが現段階での実力が不充分のため帝王神候補として認めず】だった。
メリアはその結果を得て、琴歌に対して「【歌姫支配】をマスターしましょう!それでメルリア姉様泣かしましょう!そうすればお母様も認めてくれる!!」とメリアはゴリ押ししていた。
メリアとしては一人でも帝国に【地位の高い神】を置いておきたいため琴歌が帝王神候補となれば、帝国は現在12名、琴歌がもし加われば13名の帝王神候補の内、5名が在籍する帝国という外部からみても恐ろしい絵図が出来上がるのだ
琴歌「メリアさんの思い通りになるのは少し気に障りますけど、認めてくれているなら努力は惜しみたくないですからね」
琴歌は能力も化物クラスだが、特性も化物クラスだった。
【全眼系特性完全取得】【全反射】【完全無傷・障害不干渉】【全耐性完全吸収】【不死転生の加護】【無欠の陣】の6つである、
【全眼系特性完全取得】は文字通り存在するしない関係なく全ての眼系能力を会得し使役する特性
【全反射】は全能力、現象、物理、オーラを全て自動反射する(手動も可)
【完全無傷・障害不干渉】は外傷・死に関する障害、精神系攻撃等を一切受け付けない
【全耐性完全吸収】全耐性無効になり、受けたエネルギーを変換して回復やオーラにして使用する
【不死転生の加護】寿命・外傷で死なない、瀕死になった場合、修正可能なポイントまで自動で時空間全てを戻し、やり直す、その際の記憶を引き継がれ、伝達による負荷は存在しない。この特性は【無効化系に関与しないものとする】
【無欠の陣】欠点を無くし、完全に優位に立つ(優位に立つ必要な力を自動で会得し、琴歌とは別の意思で自動で戦う)
どれもこれもメリア視点からみても馬鹿げていた、【無欠の陣】は発動直後から近距離、遠距離等本来琴歌が一切出来ない戦闘を全て自動で行うため、琴歌自身が全然戦いのノウハウが無くても問題ないのだ、メリアはそれを見て琴歌にのみ【戦闘訓練の免除】を出している程である。
メリアの見立てでは【帝王神候補序列4位】は硬いを踏んでいた。
だがメルトリアはそれは琴歌本来の実力ではなく、特性で得た実力のため、容認するわけにはいかないと判断したのだ。実際特性や能力を無効化する雪花に琴歌は一切勝てないのが現状だった。
琴歌がここまでぶっ壊れ性能を持ち合わせていても雪花には手も足も出ないのだ、それは全てを容赦なく無力化してしまう【原始支配】によるものだった、そもそも雪花は現段階で【原始支配】しか会得していないが、他のまだ解放さえていない能力や特性は【琴歌以上】とメリアやメルトリアは認めているため、むしろ琴歌を【帝王神候補】に押すならまずは四季雪花を【帝王神候補】にさせてみろというのだ。
琴歌「そう考えたら私と雪花ちゃんって本当にメリアさんにとって喉から手が出る程の人材だったのですね、全然自覚ないですけど」
琴歌は自分の能力や特性、メリア達の話を思い出しながら試行錯誤しながらの自分の能力について考える
・・・・・・
琴歌はパトを見る度にいつも思うのだ、
琴歌(パトさんを見ていたらたまに見える未来視、それは確定的な瞬間ではないのですが、どうもおかしい、私の勘違いかもしれないけど、【ミールさんレベルの人が10人居る】んです、それと同時に帝園と同レベルの世界が10個、恐らくこれはいつの未来かわかりませんが、帝園と同レベルの世界をパトさんが10個保有し、ミールさんのような支配者が10人居るという構図なのでしょうね・・・でもこれ、一体何年後の世界なのでしょうか?)
琴歌の未来視は見えてもいつの未来かわからないのである、しかもその未来も、確定ではなく、現時点で定まっているであろう未来とのこと、メリア曰く【未来は常に変わる、だから見えても全然当てにならない、まだ数十秒とか数分の未来なら信憑性が高く、遠くなればなるほど口約束みたいに全然信憑性が消えるため、参考にもしない方がいい】とのことだった。
琴歌(そうですよね、もしこれが現実になればもうパトさんは今の次元所の話じゃ無くなりますからね・・・大丈夫ですよね?)
琴歌は不安になる、だが確定ではない未来を見て不安になるのは、自分の定まっていない将来に不安を感じる程の無意味なもの、割り切って考えるしかないのかもしれない
琴歌はそう考え、自分の眼について見解を深めるために自分なりに特訓をしていた。
2023年09月26日
No.125 アリシアの専属神契約
メリアは日頃のパトを見ていて思った。
メリア(ご主人・・・専属神の特権を一切使ってないですね・・・)
専属神には10に分けられた契約が存在する
メリアは【心臓】
アリシアは【器(肉体)】
雪花は【右腕】
カナは【心】
ハクは【両脚】
ソフィアは【魂】
琴歌は【眼】
ソルテは【腹】
ラルは【左腕】
月花は【脳】
各部位によって役割と恩恵が定まっており、主であるパトは専属神達に役割に合った命令を出すことが出来るのだ。
メリア(ご主人が普段使っているのはその恩恵の副産物程度ですからね、しっかり使ってもらわないと・・・もしかして忘れてるのでしょうか・・・)
メリアは忘れているのでは?と考えパトの元に足を運ぶ。
・・・・・・
パト「え?専属神契約をしっかり使っているか?」
パトはメリアの言葉に頭を傾ける。
パト「月花とは常に脳内で会話してるけど、そういうのじゃなく?」
月花「そうね、毎日常に会話してるわね、脳内でも声でも」
メリア「月花ちゃんの場合はそれでもいいですけど、他の子はどうですか?しっかり活用してます?」
パト「う~ん、そもそも活用する機会がないしな~、でもそう言うけどそんな便利なものとかあったっけ?」
月花「メリアちゃんは確か【心臓】だったわよね、何が出来るの?」
メリア「心臓ですからご主人の代理の役割を持つのと、それに伴うためにご主人との全共有が可能ですね、つまり月花ちゃんと普段やっているような意思疎通も月花ちゃんの権利を通せば使用は可能ですただ、それは【月花ちゃんから使用許可を貰った時に限る】という制約はありますけどね、だから私が勝手に他の専属神達の契約内容を流用することは出来ません、ただ逆に言えば許可さえもらえればその専属神の負担を私に流すことが可能です」
パト「成程!それは分かり易いね!」
月花「でも逆に言えば私達が許可しなければ意味ないんじゃ」
メリア「だからご主人の代理です、代理というのは保険という意味でもあります、例えばご主人の部位欠損、精神破壊を喰らった場合、私がご主人の代理としてそれを担います、つまり私が居る限り、ご主人に致命傷を与えるのは不可能っというわけです、ご主人を殺す場合は【魂】を持つソフィアを殺さないといけないのは知っているでしょう?」
パト「ああ、確か俺の魂とソフィアの魂は互いに補い合ってる状態なんだよね?」
月花「まさに運命共同体って感じね」
メリア「ソフィアに関してはそこしか仕事がないですけどね、ですが緊急の時は最も仕事をする大事な役割です」
パト「まあ、そういう意味ならもっと使える契約の人が居るってことか」
メリア「そこで私はアリシアの契約をこの際ですからしっかり使ってほしいと思っているのですよ!」
パト「アリシアって確か【器】だったよな、効果は【主との感性把握・欲求把握】だったよな、それの何か使える所あるの?」
メリア「相当使えますよそもそも効果説明が悪いんです!」
月花「へぇ、てっきりパトとの感性共有で一緒に悶えてるだけかと思ってたわ」
メルリア「それもありますけど、そもそもそれは副産物ですね、感性共有というのは一種の身代わりが可能なのですよ、つまり旦那様が怪我を負った時、その痛覚を旦那様の代わりにアリシアが負う、そういう役割です、それが本来の【器】の役割です、なのでこの役割に当てられる方は相当タフな子であることが推奨されているのですよ」
メルリアはパトに頼まれてお茶を取りに行って帰って来たタイミングで話に加わる
ソルテ「そういう話なら確かにアリシアは凄く適任ですね、一見ラルの方が適正高そうに思えるけど、あの人は能力とか特性とかその他諸々が凄く堅いだけで、ラル本体はそこまで耐久性高くないから、天使だし」
メリア「アリシアは神聖エルフ族で無限を扱う、つまり限りが存在しないからアリシアの複製を無限に作れる、つまりご主人の身代わりになる肉体を無限に製造することが可能ですので、アリシアにもダメージが一切入らないという素晴らしい適正持ちなのです!ですので、アリシアが専属神になった時、まだ私とアリシアだけでしたが、アリシア以外にないと思っていましたよ!ふんす!」
メリアはどや顔になる
パト「へぇ、それじゃあ試しに使って見るか、あ、でもアリシアにも一声かけておかないとだな、準備してないだろうし」
月花「そうね!今ONにしたらアリシア様また悶えちゃうかもね!」
パト「それはマズいな、メリア、ちょっとアリシアを呼んでくれるか?」
メリア「任せてください!」
・・・・・・
メリアに呼ばれてアリシアが入って来た。
アリシア「成程、専属神契約を使うのですね!やっと私の役割が発揮されるわけですか!嬉しいですね!」
アリシアは凄く嬉しそうだった、パトとアリシアは日頃から接点が多い方ではなく、今回のようにパトから呼ばれるのはアリシアにとって凄く光栄であり、嬉しい事なのである。
パト「そうそう、そもそもそういう使い方があったなんて全然知らなかったんだけどね、それでどう使ってみてもいい?」
アリシア「もちろんです!私の複製を作りますので、少々お時間をくださいね♪」
アリシアはそう言うとアリシアから分身するように数人のアリシアが現れる
パト「すご、オーラ量も気配も全然変わってない、無限だから何をするにしても上限が存在しないのか、便利だな」
アリシア「月花ちゃんと雪花ちゃんの家にある【無限霊力】と同じですよ、無限に扱える分体力依存です、つまり無限に使えるといっても体力がなければ無限にも限度があります、まあ、私自身にもオーラは存在しますし、私の特性で【無尽蔵の器】で全エネルギー、オーラ、体力、全状態の消費を一切しないので実質体力が無くなるという概念も存在しないんですけどね」
月花「ハクと同じなんですよね、能力自体は火力は凄まじくて消費も凄い分本来なら扱いにくい能力だけど、特性との組み合わせの相性が良いおかげで無敵の能力になってるっていう」
パト「俺もそういうの欲しかった!」バシン!
メリア「ご主人はもっと化物じみてるので大丈夫です!」
パト「俺というより俺の使役している子達だね!」
ソルテ「本当羨ましい、アリシアが2位で私が3位だけどこの間に天と地程の差を感じるのよね、私も能力と特性が一致しているものがあったらいいのに・・・」
メリア「ソルテの破壊眼、私は好きですよ!無条件破壊!しかも負荷無し!それに【能力の宝物庫】持ってるじゃないですか!」
メリアはソルテを慰める、そこにアリシアも加わる
アリシア「【能力の宝物庫】私は凄く羨ましい特性だと思うよ!1度干渉した能力を蓄えて、自動、手動で能力と能力を配合して新たな能力を作り出したり、蓄えた能力をそのまま保管したりって、これがあるだけでもバリエーションが一気に増えるから私は凄く可能性を感じるなぁ~」
ソルテ「使いこなせてるならね、新たな能力作ってもそこから正確に動作させるのはまた別のお話しだから、破壊の理屈って結構簡単なのよね、わからなくても眼の力で壊せるし、でもそれ以外はちょっとお勉強が必要かな~って、パトさんから借りた小説みたいに、能力を獲得して訳も分からずに試してみるって出来たら気が楽なんですけどね」
月花「そうですか?結構すんなり能力を扱えますよ、確かに精度を求めたら時間は掛かりますけど、使う程度ならちょっと慣らせば」
パト「それが月花の凄い所なんだよ、頭の中でそういう組立が一瞬で出来るから九騎神使達の能力を得てもすぐに使えたり応用したり組み合わせたり出来たんだよ」
月花「私!センスあるから」ドヤ!!
月花はパトから褒められた事により大変満足そうな顔をする。
アリシア「それではせっかくなので、一緒に外に出て見ましょうか、パト様」
こうしてアリシアの専属神契約の力を試すためにパトとアリシアは外に出る。
・・・・・・
帝国外に出て辺境の地に降りたパトとアリシアは試しに近くの動物を見つける。
アリシア「あの動物、結構狂暴そうですね、とりあえずあの子の攻撃を無防備な状態で受けて貰っていいですか?」
アリシアはパトにそう言いながら、自分の分身に細工をする、
パト「おっけ~、どうせそう大した威力じゃ・・・ってあれ?熊みたいな見た目してね?」
アリシアが見つけたのは日本に居るヒグマを鋼鉄で多い、ヒグマの数倍大きな熊のような動物だった。
パト(普通にオーラなしで無防備に受けたら死ぬな!間違いなく!)
パトは青ざめながらも熊の攻撃を受ける
パト(い・・・たくない?凄い!全然痛くない!)
パトは切り傷一つない状態に驚きと感動を覚える、そしてアリシアの方を見ると、アリシアも何事もなかったような笑顔でパトの方を見て微笑んでいた。
パト「え、アリシア、痛くないの?」
アリシア「はい!怪我は確かに身代わりで受けたのですけど、私の特性【自動超回復】で怪我してもすぐに治っちゃいますから、そうですね、パト様のゲームで例えるなら私のHPが10000あって、1秒の間に8000回復している!みたいなものですかね?」
パト「え、なにそれチートじゃん、俺も凄く欲しい」
アリシア「まあ、それに加えて【無尽蔵の器】で消費しませんし、【自動超回復】で最低限の怪我もしませんし、【無限支配】で常に衰えませんし、後は私は【知識の宝物庫】【能力の宝物庫】【超聖天眼】を持ってます!あらゆる手を使ってでも私は一切怪我を負いません!物理耐性に関しては専属神の中でも一番だと自負しています!」
パト「すっごい持ってるのな、というより【能力の宝物庫】アリシアも持ってたのか?」
アリシア「まあ、神王になるためにはこれは必須ですからね、これを持って居ない状態で神王の地位についてもすぐに抜かされるのがオチですから」
パト「へぇ、でもラルってそんな特性を持ってるなんて聞いたことないけど」
パトはアリシアと話しながら襲ってくる熊を今度はオーラを纏った状態で攻撃し、一撃で沈める
アリシア「ラル様は別ですね、別というより彼女は【宝物庫シリーズ】よりも凄い特性持ちですから、宝物庫があっても仕方ないんですよ」
パト「へぇ、特性って奥深いんだなぁ、俺も何か特性あったらいいのにな」
アリシア「パト様ももちろん特性は存在しますよ、ただ、今はまだパト様には荷が重いだけです、だって私達みたいな特性なんてパト様からしたら低ランク特性です、もっと凄いはずですよ!」
パト「そうか、話は戻るけど、専属神契約の力、これは凄く使えるね!これから悪いんだけど、常に一体置いて貰ってもいいかな?」
アリシア「喜んで!むしろ何体でも置いておきますよ!100体でも1000体でも!なんなら地球の人口分!いえ!アリシア星を作ってそこに置けるだけ全ストックを置いてもいいですね!私の数がパト様の残機数になるのです!これは凄く光栄な事!パト様の命を守れるのですから!」
パト「・・・それ、面白いかも!別にアリシアという原型と止めなくても、例えばスライムみたいな液状の生物にして、それらが住まう星を作る、それならどう?」
アリシアは考えた、別にアリシアと同じ姿を作る事にコストは一切掛からない、だけどパトが言った通りにすれば管理が容易になる上に罪悪感が無くなる、もしアリシアそのままを置いて、パトの代わりに死んだ場合、それはパトにとって【自分の責任でアリシアを殺した】という罪悪感が生まれる、身代わりになるだけの存在だと思っていてもそのアリシアが苦しみもがき、死に絶える姿を見せるのはアリシアとしても論外だった、その分スライムのような感情も肉体も存在しない物にしておけば先ほどの心配と精神的負担は消える、全然問題ない話しだった」
アリシア「いいですね!ではストック用の星と私のスライムを容易しますね!」
パト「もっと早く気付けば良かったね、これでアリシアとも話せるきっかけが出来て嬉しいよ、今度から一緒にこういう風に話そう、能力とかも教えて欲しいし」
アリシア「ありがとうございます」
アリシアはそう言いながらパトの腕に抱き着き、そのまま帝国に戻った。
・・・・・・
メリア「どうでした?」
パト「うん!上手くいったよ!凄いね!あんな事が出来るなら早く言って欲しかったよ、一応アリシアと話し合って、俺の身代わりになる用のアリシアスライムを量産して、ひとつの星で管理するから、メリアも協力して」
アリシア「私の複製同士であれば契約を移す事も可能でしたので、このように管理すれば私も楽ですし、パト様も安心できると思うのです、いかがでしょうか?メリア様」
メリア(・・・成程、身代わり専用の複製・・・凄く良い案ですね!盲点でした、私もその案を直属部隊に採用しましょう!)
メリア「いいですね!全然問題ありません、ではそのように即座に手配しましょう、いつまでに出来る?アリシア?」
アリシア「空き星は帝国で200程ありますので、その中から1惑星を頂きましょう、スライムのような形状なら量産も1分で1000万体は容易なので、水陸両用生命体になるように改造して放っておきますね!」
月花「それって複製って言うのかしら?」
パト「アリシアをモデルにしてて、そこから自分で改造してるから問題ないんじゃないかな、知らないけど」
ソルテ「凄い芸当、私には絶対に出来ない芸当だわ、はぁ、破壊神は破壊するだけしか脳がない・・・」
パト「ソルテ!元気出して!逆になんでも壊せるんだから凄いじゃん!」
メルリア「今日は一段と賑やかですね、アナタ♪」
こうしてアリシアの専属神契約の力を上手に扱う事を覚えた。
メリア(ご主人・・・専属神の特権を一切使ってないですね・・・)
専属神には10に分けられた契約が存在する
メリアは【心臓】
アリシアは【器(肉体)】
雪花は【右腕】
カナは【心】
ハクは【両脚】
ソフィアは【魂】
琴歌は【眼】
ソルテは【腹】
ラルは【左腕】
月花は【脳】
各部位によって役割と恩恵が定まっており、主であるパトは専属神達に役割に合った命令を出すことが出来るのだ。
メリア(ご主人が普段使っているのはその恩恵の副産物程度ですからね、しっかり使ってもらわないと・・・もしかして忘れてるのでしょうか・・・)
メリアは忘れているのでは?と考えパトの元に足を運ぶ。
・・・・・・
パト「え?専属神契約をしっかり使っているか?」
パトはメリアの言葉に頭を傾ける。
パト「月花とは常に脳内で会話してるけど、そういうのじゃなく?」
月花「そうね、毎日常に会話してるわね、脳内でも声でも」
メリア「月花ちゃんの場合はそれでもいいですけど、他の子はどうですか?しっかり活用してます?」
パト「う~ん、そもそも活用する機会がないしな~、でもそう言うけどそんな便利なものとかあったっけ?」
月花「メリアちゃんは確か【心臓】だったわよね、何が出来るの?」
メリア「心臓ですからご主人の代理の役割を持つのと、それに伴うためにご主人との全共有が可能ですね、つまり月花ちゃんと普段やっているような意思疎通も月花ちゃんの権利を通せば使用は可能ですただ、それは【月花ちゃんから使用許可を貰った時に限る】という制約はありますけどね、だから私が勝手に他の専属神達の契約内容を流用することは出来ません、ただ逆に言えば許可さえもらえればその専属神の負担を私に流すことが可能です」
パト「成程!それは分かり易いね!」
月花「でも逆に言えば私達が許可しなければ意味ないんじゃ」
メリア「だからご主人の代理です、代理というのは保険という意味でもあります、例えばご主人の部位欠損、精神破壊を喰らった場合、私がご主人の代理としてそれを担います、つまり私が居る限り、ご主人に致命傷を与えるのは不可能っというわけです、ご主人を殺す場合は【魂】を持つソフィアを殺さないといけないのは知っているでしょう?」
パト「ああ、確か俺の魂とソフィアの魂は互いに補い合ってる状態なんだよね?」
月花「まさに運命共同体って感じね」
メリア「ソフィアに関してはそこしか仕事がないですけどね、ですが緊急の時は最も仕事をする大事な役割です」
パト「まあ、そういう意味ならもっと使える契約の人が居るってことか」
メリア「そこで私はアリシアの契約をこの際ですからしっかり使ってほしいと思っているのですよ!」
パト「アリシアって確か【器】だったよな、効果は【主との感性把握・欲求把握】だったよな、それの何か使える所あるの?」
メリア「相当使えますよそもそも効果説明が悪いんです!」
月花「へぇ、てっきりパトとの感性共有で一緒に悶えてるだけかと思ってたわ」
メルリア「それもありますけど、そもそもそれは副産物ですね、感性共有というのは一種の身代わりが可能なのですよ、つまり旦那様が怪我を負った時、その痛覚を旦那様の代わりにアリシアが負う、そういう役割です、それが本来の【器】の役割です、なのでこの役割に当てられる方は相当タフな子であることが推奨されているのですよ」
メルリアはパトに頼まれてお茶を取りに行って帰って来たタイミングで話に加わる
ソルテ「そういう話なら確かにアリシアは凄く適任ですね、一見ラルの方が適正高そうに思えるけど、あの人は能力とか特性とかその他諸々が凄く堅いだけで、ラル本体はそこまで耐久性高くないから、天使だし」
メリア「アリシアは神聖エルフ族で無限を扱う、つまり限りが存在しないからアリシアの複製を無限に作れる、つまりご主人の身代わりになる肉体を無限に製造することが可能ですので、アリシアにもダメージが一切入らないという素晴らしい適正持ちなのです!ですので、アリシアが専属神になった時、まだ私とアリシアだけでしたが、アリシア以外にないと思っていましたよ!ふんす!」
メリアはどや顔になる
パト「へぇ、それじゃあ試しに使って見るか、あ、でもアリシアにも一声かけておかないとだな、準備してないだろうし」
月花「そうね!今ONにしたらアリシア様また悶えちゃうかもね!」
パト「それはマズいな、メリア、ちょっとアリシアを呼んでくれるか?」
メリア「任せてください!」
・・・・・・
メリアに呼ばれてアリシアが入って来た。
アリシア「成程、専属神契約を使うのですね!やっと私の役割が発揮されるわけですか!嬉しいですね!」
アリシアは凄く嬉しそうだった、パトとアリシアは日頃から接点が多い方ではなく、今回のようにパトから呼ばれるのはアリシアにとって凄く光栄であり、嬉しい事なのである。
パト「そうそう、そもそもそういう使い方があったなんて全然知らなかったんだけどね、それでどう使ってみてもいい?」
アリシア「もちろんです!私の複製を作りますので、少々お時間をくださいね♪」
アリシアはそう言うとアリシアから分身するように数人のアリシアが現れる
パト「すご、オーラ量も気配も全然変わってない、無限だから何をするにしても上限が存在しないのか、便利だな」
アリシア「月花ちゃんと雪花ちゃんの家にある【無限霊力】と同じですよ、無限に扱える分体力依存です、つまり無限に使えるといっても体力がなければ無限にも限度があります、まあ、私自身にもオーラは存在しますし、私の特性で【無尽蔵の器】で全エネルギー、オーラ、体力、全状態の消費を一切しないので実質体力が無くなるという概念も存在しないんですけどね」
月花「ハクと同じなんですよね、能力自体は火力は凄まじくて消費も凄い分本来なら扱いにくい能力だけど、特性との組み合わせの相性が良いおかげで無敵の能力になってるっていう」
パト「俺もそういうの欲しかった!」バシン!
メリア「ご主人はもっと化物じみてるので大丈夫です!」
パト「俺というより俺の使役している子達だね!」
ソルテ「本当羨ましい、アリシアが2位で私が3位だけどこの間に天と地程の差を感じるのよね、私も能力と特性が一致しているものがあったらいいのに・・・」
メリア「ソルテの破壊眼、私は好きですよ!無条件破壊!しかも負荷無し!それに【能力の宝物庫】持ってるじゃないですか!」
メリアはソルテを慰める、そこにアリシアも加わる
アリシア「【能力の宝物庫】私は凄く羨ましい特性だと思うよ!1度干渉した能力を蓄えて、自動、手動で能力と能力を配合して新たな能力を作り出したり、蓄えた能力をそのまま保管したりって、これがあるだけでもバリエーションが一気に増えるから私は凄く可能性を感じるなぁ~」
ソルテ「使いこなせてるならね、新たな能力作ってもそこから正確に動作させるのはまた別のお話しだから、破壊の理屈って結構簡単なのよね、わからなくても眼の力で壊せるし、でもそれ以外はちょっとお勉強が必要かな~って、パトさんから借りた小説みたいに、能力を獲得して訳も分からずに試してみるって出来たら気が楽なんですけどね」
月花「そうですか?結構すんなり能力を扱えますよ、確かに精度を求めたら時間は掛かりますけど、使う程度ならちょっと慣らせば」
パト「それが月花の凄い所なんだよ、頭の中でそういう組立が一瞬で出来るから九騎神使達の能力を得てもすぐに使えたり応用したり組み合わせたり出来たんだよ」
月花「私!センスあるから」ドヤ!!
月花はパトから褒められた事により大変満足そうな顔をする。
アリシア「それではせっかくなので、一緒に外に出て見ましょうか、パト様」
こうしてアリシアの専属神契約の力を試すためにパトとアリシアは外に出る。
・・・・・・
帝国外に出て辺境の地に降りたパトとアリシアは試しに近くの動物を見つける。
アリシア「あの動物、結構狂暴そうですね、とりあえずあの子の攻撃を無防備な状態で受けて貰っていいですか?」
アリシアはパトにそう言いながら、自分の分身に細工をする、
パト「おっけ~、どうせそう大した威力じゃ・・・ってあれ?熊みたいな見た目してね?」
アリシアが見つけたのは日本に居るヒグマを鋼鉄で多い、ヒグマの数倍大きな熊のような動物だった。
パト(普通にオーラなしで無防備に受けたら死ぬな!間違いなく!)
パトは青ざめながらも熊の攻撃を受ける
パト(い・・・たくない?凄い!全然痛くない!)
パトは切り傷一つない状態に驚きと感動を覚える、そしてアリシアの方を見ると、アリシアも何事もなかったような笑顔でパトの方を見て微笑んでいた。
パト「え、アリシア、痛くないの?」
アリシア「はい!怪我は確かに身代わりで受けたのですけど、私の特性【自動超回復】で怪我してもすぐに治っちゃいますから、そうですね、パト様のゲームで例えるなら私のHPが10000あって、1秒の間に8000回復している!みたいなものですかね?」
パト「え、なにそれチートじゃん、俺も凄く欲しい」
アリシア「まあ、それに加えて【無尽蔵の器】で消費しませんし、【自動超回復】で最低限の怪我もしませんし、【無限支配】で常に衰えませんし、後は私は【知識の宝物庫】【能力の宝物庫】【超聖天眼】を持ってます!あらゆる手を使ってでも私は一切怪我を負いません!物理耐性に関しては専属神の中でも一番だと自負しています!」
パト「すっごい持ってるのな、というより【能力の宝物庫】アリシアも持ってたのか?」
アリシア「まあ、神王になるためにはこれは必須ですからね、これを持って居ない状態で神王の地位についてもすぐに抜かされるのがオチですから」
パト「へぇ、でもラルってそんな特性を持ってるなんて聞いたことないけど」
パトはアリシアと話しながら襲ってくる熊を今度はオーラを纏った状態で攻撃し、一撃で沈める
アリシア「ラル様は別ですね、別というより彼女は【宝物庫シリーズ】よりも凄い特性持ちですから、宝物庫があっても仕方ないんですよ」
パト「へぇ、特性って奥深いんだなぁ、俺も何か特性あったらいいのにな」
アリシア「パト様ももちろん特性は存在しますよ、ただ、今はまだパト様には荷が重いだけです、だって私達みたいな特性なんてパト様からしたら低ランク特性です、もっと凄いはずですよ!」
パト「そうか、話は戻るけど、専属神契約の力、これは凄く使えるね!これから悪いんだけど、常に一体置いて貰ってもいいかな?」
アリシア「喜んで!むしろ何体でも置いておきますよ!100体でも1000体でも!なんなら地球の人口分!いえ!アリシア星を作ってそこに置けるだけ全ストックを置いてもいいですね!私の数がパト様の残機数になるのです!これは凄く光栄な事!パト様の命を守れるのですから!」
パト「・・・それ、面白いかも!別にアリシアという原型と止めなくても、例えばスライムみたいな液状の生物にして、それらが住まう星を作る、それならどう?」
アリシアは考えた、別にアリシアと同じ姿を作る事にコストは一切掛からない、だけどパトが言った通りにすれば管理が容易になる上に罪悪感が無くなる、もしアリシアそのままを置いて、パトの代わりに死んだ場合、それはパトにとって【自分の責任でアリシアを殺した】という罪悪感が生まれる、身代わりになるだけの存在だと思っていてもそのアリシアが苦しみもがき、死に絶える姿を見せるのはアリシアとしても論外だった、その分スライムのような感情も肉体も存在しない物にしておけば先ほどの心配と精神的負担は消える、全然問題ない話しだった」
アリシア「いいですね!ではストック用の星と私のスライムを容易しますね!」
パト「もっと早く気付けば良かったね、これでアリシアとも話せるきっかけが出来て嬉しいよ、今度から一緒にこういう風に話そう、能力とかも教えて欲しいし」
アリシア「ありがとうございます」
アリシアはそう言いながらパトの腕に抱き着き、そのまま帝国に戻った。
・・・・・・
メリア「どうでした?」
パト「うん!上手くいったよ!凄いね!あんな事が出来るなら早く言って欲しかったよ、一応アリシアと話し合って、俺の身代わりになる用のアリシアスライムを量産して、ひとつの星で管理するから、メリアも協力して」
アリシア「私の複製同士であれば契約を移す事も可能でしたので、このように管理すれば私も楽ですし、パト様も安心できると思うのです、いかがでしょうか?メリア様」
メリア(・・・成程、身代わり専用の複製・・・凄く良い案ですね!盲点でした、私もその案を直属部隊に採用しましょう!)
メリア「いいですね!全然問題ありません、ではそのように即座に手配しましょう、いつまでに出来る?アリシア?」
アリシア「空き星は帝国で200程ありますので、その中から1惑星を頂きましょう、スライムのような形状なら量産も1分で1000万体は容易なので、水陸両用生命体になるように改造して放っておきますね!」
月花「それって複製って言うのかしら?」
パト「アリシアをモデルにしてて、そこから自分で改造してるから問題ないんじゃないかな、知らないけど」
ソルテ「凄い芸当、私には絶対に出来ない芸当だわ、はぁ、破壊神は破壊するだけしか脳がない・・・」
パト「ソルテ!元気出して!逆になんでも壊せるんだから凄いじゃん!」
メルリア「今日は一段と賑やかですね、アナタ♪」
こうしてアリシアの専属神契約の力を上手に扱う事を覚えた。
2023年09月15日
No.124 奴隷の少女episode2
少女が次に目を覚ました時には色んな人の話し声が聞こえて来た
少女「あれ・・・また寝ちゃってたんだっけ・・・」
ミーエル「起きたね、ぐっすり眠れたようで良かったよ、ちょっと待っててね!」
ミーエルは少女にそう言うと隣の部屋に居るパト達に少女が目覚めた事を伝えに言った。
少女はその話声を聞いていた
ミーエル「目が覚めたよ!主様!」
パト「そうか、体調は大丈夫なんだろう?」
雪花「まあ、ミーエルちゃんが見てるわけだしそこはお墨付きでしょ、言語は大丈夫?私日本語しか話せないわよ?」
パト「だからあれほど英語を勉強しておけって・・・あ、ここ英語も無理だ、終わった・・・」
ミーエル「なんちゃって英語だからそもそも主様でもまともに話せないでしょ!あと言語に関しては脳を弄って日本語にしてあるから!しかもあっちも日本語がしっかり理解出来るようにしたの!」
雪花「え!それ私にもやってよ!そうしたら勉強しなくて済む!」
パト「雪花の場合能力を無力化するからただただ脳を取り出すだけじゃない?」
ミーエル「脳とか取り出さないよ!でも雪花ちゃんは確かに無理かな、主様にはしてもいいけど」
パト「よし、その時は頼んだ!社長なのに喋れないのは大変だ」
そう話しながら3人が少女の部屋に入って来た
・・・・・・
パト「おはよう、よく眠れたかな?」
少女「貴方が私を助けてくれたのですか?」
雪花「そうよ、もう安心だからね」
そう言いながら雪花は少女に毛布を掛け直しながら少女の隣に座る
パト「とりあえず君が捕らわれていた組織は全員逮捕した・・・って言っても2人くらいだけどね、今は取り締まりで人身売買を世界的撲滅を計っているのだけど、中々割り出せなくてね、オークション会場だった場所の情報を手に入れても次の日にはもぬけの殻、実際どうやってオークション情報が流れてるのか知りたいけど、それは上級階級のお偉いさんがお客さんってのもあって、中々協力してくれない、やっぱり世界的に影響力のある会社のお偉いさん相手だと萎縮しちゃうのかね」
少女から見て、スーツのような服を着こなしている白髪の男性は頭を掻きながら答える
パト「僕はパト、エウレカ探偵事務所の社長、年齢は20歳で会社自体もまだまだ設立一年目の若い会社だけどここに居るメンバーの実力は本物だ、安心していいよ」
雪花「私は四季雪花、エウレカ探偵事務所討伐戦略課課長、要は暴力団だと用心棒とかをめっためたにしちゃう仕事ね!」
ミーエル「それで私はミーエル、エウレカ探偵事務所医療復興課課長、やってる事は基本的に医療関係だね」
パト「君の名前を教えて貰えるかな?」
少女は三人から自己紹介され、ゆっくりと答える
ノノ「ノノ・リシバー、です。15歳です、よろしくお願いします・・・」
パト「ノノさんか、よろしくね、それでね、君を捕えてた組織は壊滅した、勝手に調べてしまって申し訳ないけど君の親戚は皆居ない、つまり今の所、ノノさんが帰れる場所がないんだ、治ってすぐ話す内容じゃないよ思うけどね」
ノノ「いえ・・・おおよそそこは理解していました、私はお偉い方に買われ、この身を弄ばれ、そして奴隷のように過ごすのだと考えていましたので・・・特にショックではありません」
雪花「15歳でそんな事まで覚悟してたのね、可哀そうに・・・」
雪花はノノの背中を優しくさする
パト「それで僕達も仕事として組織を解体させた、だけどそこの被害者を助けてはい終わり、っていうのも冷たい話しじゃない?だからエウレカ探偵事務所は孤児院があるんだ、大人なら探偵事務所の従業員として働いて貰いたい、だけど孤児院ならそこで勉学を学んで、将来を探す手伝いが出来る、もちろんエウレカ探偵事務所で働いてくれるなら大歓迎、生活費込みだから給与は少ないけど、衣食住と少々の娯楽なら提供出来る、もちろん会社が大きくなればそれなりの給与は約束する、もちろん自分のやりたい事があればいつでも退職しても構わないし、次の会社への入社も全面的にフォローさせてもらう!どうかな!悪い話しじゃないと思うけど?」
ノノ「私の場合は・・・どちらでもよろしいのですか?」
パト「うん、孤児院は18歳までは子供として見なしている、だから18歳以下は働くもヨシ、勉強をして18歳になった時に他所に就職でもここで働いてもヨシ!自由は与えるよ」
ノノ「・・・私にとって全然悪い話しじゃない・・・むしろ良すぎて裏を感じる・・・」
雪花「裏ね、裏を言えばただの人材不足、事情はあるのだけど、とりあえず事務的作業をしてくれる人がどうしても欲しいのよね、思ったより皆現場に駆り出されるから」
パト「そうそう、大体は3人一組なんだけど、皆他国に出張、儲けはあるから文句は言えないんだけど、それでも事務処理は全然、皆出張から帰って来るなり、もうずっとパソコンとにらめっこ、大変なわけさ」
ノノ「それで今働ける人が居ないと?」
パト「孤児院を建ててそこにノノさんと同じ境遇の人は数人居る、やっぱり皆療養が必要だったり、子供だからね、遊んで勉強してって環境が大事なんだよ、当然ノノさんも同じ、だからまずは自分の生活を充実させよう、そこから余裕が生まれて人生に多くの選択肢が生まれるんだよ」
パトはそう居ながら笑いかける。
ノノ「・・・わかりました・・・孤児院で勉強をさせてもらっても・・・よろしいでしょうか?」
パト「もちろん!歓迎しますよ、ノノさん」
・・・・・・
パト達はノノの居る部屋を後にし、隣の部屋とは違う別室に向かう。
雪花「パト、綺麗事言ったわね、ただでさえこの事務所建てた時に大赤字で、起業してすぐに数億稼いで赤字から黒字にして幸先良い!ってなった時に孤児院運営でまたまた大赤字!!しかもこの事務所の数倍デカい!光熱費とか、生活費、教育費諸々とすんごいお金だけど賄えるの?」
パト「会社運営だからね、でも狙いはあるよ、恩は買っておくべきだ、後はもっと教育で探偵業をこなせる一般人を増やして大きい依頼から小さい依頼、指名手配犯の討伐から迷子の猫探しまで!あらゆる分野で活躍するのさ!そしてまずは日本展開!その後は世界!いつかは街の看板にうちの会社の広告看板を飾るんだ!」
雪花「あらあらおっきな野望、それじゃあお金稼ぐために悪信教でもとっちめに行きましょうか?雑魚でも倒せば数億手に入るし、あの孤児院代と3年分の費用は賄えるわよ」
パト「そうだな、でも防衛軍依頼で受けたら安くなるよな、なら自分達で見つけないとな、はぁ、悪信教も増えてくれないかな、こんなこと言ったらダメなんだろうけど、いいお金儲けなんだよ、本当」
雪花「そうね、今まではあの服装見ると嫌気がさしてたけど、今はお金にしか見えないわ」
パトと雪花はぐふふと怪しい笑いをする中、扉がノックされる
ステラ「ちょっと、とんでもない事言わないでよね、しかもここ壁薄くない?」
パト「そりゃあレンタルだもの、現場プレハブは安く抑える!レンタル代だって馬鹿にならないからね!」
ステラ(天野江宝華)がパト達の居る建物に足を運んできた。
パト「それで、任務は完了?ステラさん?」
ステラ「もうバッチリ、私の所に仕事を回してくれるのは感謝するわ、本当は直接防衛軍からの依頼を受けたいのだけど、あまり表に出していい組織じゃないから・・・」
パト「わかってますよ、中抜きは1割でいいですよね?」
ステラ「ええ、いつも通りね、となれば4700万か、まあ、なんとかって所ね」
パト「ちなみに次の仕事ありますけどどうです?3件程紹介出来ますよ?」
ステラ「あらあら太っ腹、パト君が受けたらいいのに」
雪花「従業員オーバー、全員出払ってま~~す、琴歌ちゃん仕事凄く出来るから従業員の数よりも多く仕事手に入れて来ちゃうのよね~、大変大変」
パト「そうそう、今回の件で助けた子をうちの孤児院に連れて行ったら次はイギリスですよ」
ステラ「この三人って事は実力重視の依頼なのね、そっちの方が楽そうね、代わりましょうか?」
パト「やだな~、馬鹿3人で集まってるのに捜査必須の依頼受けたら犯人逃しちゃいますよ~」
雪花「そうそう、私達が行くのはテロリストとか、軍隊、組織壊滅!犯人ががっつりわかって後は突破するのみ!って仕事だけ、後はそこの被害者をミーエルちゃんが直せば終わり、それが一番いいのよ、この班は」
ステラ「楽しそうで何よりだわ、防衛軍も助かってるわよ絶対、それじゃあ3件とも貰える?こっちも3つに分かれて仕事をするわ」
パト「お願いしますね、居場所は今回みたいに僕の携帯についてるGPSを辿ってきてください、近づいてきたらオーラでわかりますよね?」
ステラ「楽勝!それじゃあ報告も済んだ事だし、一杯飲みましょうか!パト君もどう?」
パト「そうですね、行きましょうか、雪花はどうする?まだ19だけどこの国なら一応酒飲めるぞ?」
雪花「お酒はパス、私お酒嫌いなの、食事だけ一緒するわ」
ミーエル「私はノノさん見てますね、3人で行ってきてください」
・・・・・・
3人はレストランで食事をしていた
ステラ「・・・忘れてたわ、見た目・・・」
パト「身分証明書は16歳だしね、仕方ないさ、ジュースお飲み」
ステラ「この身体本当嫌い!若いなんて肌がぴちぴちで筋肉痛にならないのと、胃もたれしないのと、髪の質が手入れしなくてもいいのと、何着ても許されるくらいしかないじゃない!!」
雪花「堪能してるじゃないですか、私も飲まないんだから我慢してステラさん」
パト「なら僕もジュースで、帰ってデータまとめておきたいからね」
ステラ「それにしても僕って慣れないわね、ずっと俺だったのに」
雪花「私は逆に馴染みあるけどね、俺だと社長として恥ずかしいから、僕、私とかで呼称を直してるのよ、確かに交渉とか、お客様相手に俺はありえないからね、僕でいいんじゃない?」
パト「せっかく頑張って俺にしたのに・・・僕のままにしとけばよかった、はぁ」
ステラ「プライベートくらい使い分けたらいいのに」
パト「今は慣れる期間だからプライベートでも僕、俺なんて使い分けて仕事中に出たら目も当てれない」
ステラ「努力中なのね、他の皆は元気?」
雪花「さあ、私達も次から次へと別の国に向ってるから全然、もう20日くらいは日本に帰ってないわね、仕事の依頼は琴歌ちゃんの班が取ってきて、それを事務所で仕訳けながら適当な班に振り分けてるの、防衛軍の仕事が殆どかしらね、まだ広告とかしてないから」
ステラ「出来ないわね、でも防衛軍の仕事だってそんな早く終わる事は想定してないでしょ?」
雪花「防衛軍の人でも出来る仕事なんて回ってこないからね、でも逆に天職よ、ライバルが全然居ないから、しかもWCBTで成績を残してる私達、そして下にはあの元世界三強、ステラさん率いる【黄金卿】盤石よ!」
パト「ステラさんにはこれからもお世話になりますよ、損はさせませんので」
ステラ「もちろんよ、あのアリシアコーポレーション製品も貴方達に頼めば格安で手に入るし、良い事尽くめよ!感謝してるわ!」
雪花「極力帝国の力は借りたくはないんですけどね、一応」
ステラ「確かそうだったわね、地球人の人だけで成り立たせるって事で建てた事業だものね」
雪花「はい、帝国の力を借りずに生き抜く、ステラもそうだけど、パトの恩恵を受ければ歳を取らないし死ぬこともない、不老不死、そんな長寿を生きるためにはそれなりの人生経験は必須、帝国に甘えてばかり居たら私達が駄目になる、そうでしょ?パト?」
パト「そうだな、帝国は居心地が良すぎる、俺からしたら天国だよ、全てが整っているし何もしなくても侍女が全部やってくれる、外に出たら僕は注目の的、学生の妄想を詰め込んだような世界さ、だけどそんな世界に居ても僕は満たされなかった、ずっと考えていたけど、それは自分で生き抜く感覚は一切なかったからなんだ、だから今こうやって自分達でお金を稼いで、その稼いだお金で人を助けて、仲間とこうやってご飯を食べる、それが今僕が求める幸せなんだ」
ステラ「あり過ぎてもダメか、贅沢な悩みね、でも素敵、頑張りなさい、私も貴方には恩しかないからね、しっかり働くわ、目的を果たすためにね」
パト「はい、お互い頑張りましょう!」
三人はそんな世間話をしながら食事を済ませ、ステラもどうせだからとパト達の事務所で寝るようになった。
・・・・・・
ステラ「悪いわね~、ベッドまで借りちゃって」
雪花「いいのよ、一人増えてもレンタル代は変わらないんだから、ね?パト」
パト「そうそう、あ、一緒の部屋だと気になります?」
ステラ「そういう恥じらいはとっくの昔に吹っ飛んで行ったわ、防衛軍で仕事してるとたこ部屋なんて当たり前、男と同じ部屋で寝る事なんてザラよ、もちろんイタズラしようものならその腕をへし折るけどね!パト君は許しちゃおうかな」
雪花「そんなこと冗談で言ってると本当に喰われますよ~~、言っておきますけど一度関係を持ったら問答無用で従属ですからね!ただでさえ、帝園の恩恵を受けるためにキスして少量の覚醒しちゃってるのに」
ステラ「業務的な感じだから!後冗談だから!でも約束通り目的を果たしたら貴方の物になるわ、それだけの恩と支援を貰ってるもの、私も恩知らずで居たくないわ」
雪花「予約ってことね、パトも本当次から次えと」
パト「でもねでもね!最近全然東京の時みたいなモテ期来ないんだよ!安定!」
雪花「馬鹿言うんじゃないわよ!私が横で睨んでるからよ!高級なスーツを来て、現場では服に埃を付けずに敵を薙ぎ払って、防衛軍の援助の時なんて男も女も憧れの的だったのよ!大変だったわ!」
ステラ「貴方は確かに色々目立つわね、良い環境に居たせいか、凄く美形なのよ、大人の色気が出てるとも言うわね、帝国って女性しか居ないんでしょう?だから女性への扱いというか、素振りが本能感覚で身についてるのよ、道理で私もパト君を見てたらドキドキするはずだわ!」
雪花「そこまでの効果はないわよ、ステラさん、は~やだやだ、近い将来叔母さんとも同じ関係になるなんて、ストライクゾーンが広い旦那様だこと」
パト「まあまあ、でも最近雪花も正妻の余裕じゃないけど凄く余裕が出て来たよね!」
雪花「まあ、慣れよね、どう考えても、あれだけ常に周りに女性が居て、昨日は誰とヤッてただ、今日は誰がパトの部屋に行くだ、以前はこんなプレイをしただ、私とパトはこんなプレイしてたわねとか、もう性に対してオープン過ぎるとね・・・慣れって怖いわ、いやそれでも私とパトの性行為を除いた琴歌ちゃんや月花お姉ちゃんは後で殴るけども!!」
ステラ「えげつないわね、私その世界でやっていけるかしら・・・」
雪花「嫉妬深い私が慣れたのだから大丈夫!そういう意味では奏星さんなんてかなり積極的よ!もう盛ん過ぎて猿そのものね!」
ステラ「あはは、あの子は相変わらずで良かったわ」
雪花「またタイミング見て連れてくるわね、あの子もステラさんに会いたいでしょうし!」
パト「ほら、そろそろ寝るぞ、明日も早いんだ、片付け大変だぞ」
雪花「は~い、おやすみ!」
パト達はそのまま寝てしまった、横に居たノノやミーエルは既に深い睡眠に入っていた・・・。
少女「あれ・・・また寝ちゃってたんだっけ・・・」
ミーエル「起きたね、ぐっすり眠れたようで良かったよ、ちょっと待っててね!」
ミーエルは少女にそう言うと隣の部屋に居るパト達に少女が目覚めた事を伝えに言った。
少女はその話声を聞いていた
ミーエル「目が覚めたよ!主様!」
パト「そうか、体調は大丈夫なんだろう?」
雪花「まあ、ミーエルちゃんが見てるわけだしそこはお墨付きでしょ、言語は大丈夫?私日本語しか話せないわよ?」
パト「だからあれほど英語を勉強しておけって・・・あ、ここ英語も無理だ、終わった・・・」
ミーエル「なんちゃって英語だからそもそも主様でもまともに話せないでしょ!あと言語に関しては脳を弄って日本語にしてあるから!しかもあっちも日本語がしっかり理解出来るようにしたの!」
雪花「え!それ私にもやってよ!そうしたら勉強しなくて済む!」
パト「雪花の場合能力を無力化するからただただ脳を取り出すだけじゃない?」
ミーエル「脳とか取り出さないよ!でも雪花ちゃんは確かに無理かな、主様にはしてもいいけど」
パト「よし、その時は頼んだ!社長なのに喋れないのは大変だ」
そう話しながら3人が少女の部屋に入って来た
・・・・・・
パト「おはよう、よく眠れたかな?」
少女「貴方が私を助けてくれたのですか?」
雪花「そうよ、もう安心だからね」
そう言いながら雪花は少女に毛布を掛け直しながら少女の隣に座る
パト「とりあえず君が捕らわれていた組織は全員逮捕した・・・って言っても2人くらいだけどね、今は取り締まりで人身売買を世界的撲滅を計っているのだけど、中々割り出せなくてね、オークション会場だった場所の情報を手に入れても次の日にはもぬけの殻、実際どうやってオークション情報が流れてるのか知りたいけど、それは上級階級のお偉いさんがお客さんってのもあって、中々協力してくれない、やっぱり世界的に影響力のある会社のお偉いさん相手だと萎縮しちゃうのかね」
少女から見て、スーツのような服を着こなしている白髪の男性は頭を掻きながら答える
パト「僕はパト、エウレカ探偵事務所の社長、年齢は20歳で会社自体もまだまだ設立一年目の若い会社だけどここに居るメンバーの実力は本物だ、安心していいよ」
雪花「私は四季雪花、エウレカ探偵事務所討伐戦略課課長、要は暴力団だと用心棒とかをめっためたにしちゃう仕事ね!」
ミーエル「それで私はミーエル、エウレカ探偵事務所医療復興課課長、やってる事は基本的に医療関係だね」
パト「君の名前を教えて貰えるかな?」
少女は三人から自己紹介され、ゆっくりと答える
ノノ「ノノ・リシバー、です。15歳です、よろしくお願いします・・・」
パト「ノノさんか、よろしくね、それでね、君を捕えてた組織は壊滅した、勝手に調べてしまって申し訳ないけど君の親戚は皆居ない、つまり今の所、ノノさんが帰れる場所がないんだ、治ってすぐ話す内容じゃないよ思うけどね」
ノノ「いえ・・・おおよそそこは理解していました、私はお偉い方に買われ、この身を弄ばれ、そして奴隷のように過ごすのだと考えていましたので・・・特にショックではありません」
雪花「15歳でそんな事まで覚悟してたのね、可哀そうに・・・」
雪花はノノの背中を優しくさする
パト「それで僕達も仕事として組織を解体させた、だけどそこの被害者を助けてはい終わり、っていうのも冷たい話しじゃない?だからエウレカ探偵事務所は孤児院があるんだ、大人なら探偵事務所の従業員として働いて貰いたい、だけど孤児院ならそこで勉学を学んで、将来を探す手伝いが出来る、もちろんエウレカ探偵事務所で働いてくれるなら大歓迎、生活費込みだから給与は少ないけど、衣食住と少々の娯楽なら提供出来る、もちろん会社が大きくなればそれなりの給与は約束する、もちろん自分のやりたい事があればいつでも退職しても構わないし、次の会社への入社も全面的にフォローさせてもらう!どうかな!悪い話しじゃないと思うけど?」
ノノ「私の場合は・・・どちらでもよろしいのですか?」
パト「うん、孤児院は18歳までは子供として見なしている、だから18歳以下は働くもヨシ、勉強をして18歳になった時に他所に就職でもここで働いてもヨシ!自由は与えるよ」
ノノ「・・・私にとって全然悪い話しじゃない・・・むしろ良すぎて裏を感じる・・・」
雪花「裏ね、裏を言えばただの人材不足、事情はあるのだけど、とりあえず事務的作業をしてくれる人がどうしても欲しいのよね、思ったより皆現場に駆り出されるから」
パト「そうそう、大体は3人一組なんだけど、皆他国に出張、儲けはあるから文句は言えないんだけど、それでも事務処理は全然、皆出張から帰って来るなり、もうずっとパソコンとにらめっこ、大変なわけさ」
ノノ「それで今働ける人が居ないと?」
パト「孤児院を建ててそこにノノさんと同じ境遇の人は数人居る、やっぱり皆療養が必要だったり、子供だからね、遊んで勉強してって環境が大事なんだよ、当然ノノさんも同じ、だからまずは自分の生活を充実させよう、そこから余裕が生まれて人生に多くの選択肢が生まれるんだよ」
パトはそう居ながら笑いかける。
ノノ「・・・わかりました・・・孤児院で勉強をさせてもらっても・・・よろしいでしょうか?」
パト「もちろん!歓迎しますよ、ノノさん」
・・・・・・
パト達はノノの居る部屋を後にし、隣の部屋とは違う別室に向かう。
雪花「パト、綺麗事言ったわね、ただでさえこの事務所建てた時に大赤字で、起業してすぐに数億稼いで赤字から黒字にして幸先良い!ってなった時に孤児院運営でまたまた大赤字!!しかもこの事務所の数倍デカい!光熱費とか、生活費、教育費諸々とすんごいお金だけど賄えるの?」
パト「会社運営だからね、でも狙いはあるよ、恩は買っておくべきだ、後はもっと教育で探偵業をこなせる一般人を増やして大きい依頼から小さい依頼、指名手配犯の討伐から迷子の猫探しまで!あらゆる分野で活躍するのさ!そしてまずは日本展開!その後は世界!いつかは街の看板にうちの会社の広告看板を飾るんだ!」
雪花「あらあらおっきな野望、それじゃあお金稼ぐために悪信教でもとっちめに行きましょうか?雑魚でも倒せば数億手に入るし、あの孤児院代と3年分の費用は賄えるわよ」
パト「そうだな、でも防衛軍依頼で受けたら安くなるよな、なら自分達で見つけないとな、はぁ、悪信教も増えてくれないかな、こんなこと言ったらダメなんだろうけど、いいお金儲けなんだよ、本当」
雪花「そうね、今まではあの服装見ると嫌気がさしてたけど、今はお金にしか見えないわ」
パトと雪花はぐふふと怪しい笑いをする中、扉がノックされる
ステラ「ちょっと、とんでもない事言わないでよね、しかもここ壁薄くない?」
パト「そりゃあレンタルだもの、現場プレハブは安く抑える!レンタル代だって馬鹿にならないからね!」
ステラ(天野江宝華)がパト達の居る建物に足を運んできた。
パト「それで、任務は完了?ステラさん?」
ステラ「もうバッチリ、私の所に仕事を回してくれるのは感謝するわ、本当は直接防衛軍からの依頼を受けたいのだけど、あまり表に出していい組織じゃないから・・・」
パト「わかってますよ、中抜きは1割でいいですよね?」
ステラ「ええ、いつも通りね、となれば4700万か、まあ、なんとかって所ね」
パト「ちなみに次の仕事ありますけどどうです?3件程紹介出来ますよ?」
ステラ「あらあら太っ腹、パト君が受けたらいいのに」
雪花「従業員オーバー、全員出払ってま~~す、琴歌ちゃん仕事凄く出来るから従業員の数よりも多く仕事手に入れて来ちゃうのよね~、大変大変」
パト「そうそう、今回の件で助けた子をうちの孤児院に連れて行ったら次はイギリスですよ」
ステラ「この三人って事は実力重視の依頼なのね、そっちの方が楽そうね、代わりましょうか?」
パト「やだな~、馬鹿3人で集まってるのに捜査必須の依頼受けたら犯人逃しちゃいますよ~」
雪花「そうそう、私達が行くのはテロリストとか、軍隊、組織壊滅!犯人ががっつりわかって後は突破するのみ!って仕事だけ、後はそこの被害者をミーエルちゃんが直せば終わり、それが一番いいのよ、この班は」
ステラ「楽しそうで何よりだわ、防衛軍も助かってるわよ絶対、それじゃあ3件とも貰える?こっちも3つに分かれて仕事をするわ」
パト「お願いしますね、居場所は今回みたいに僕の携帯についてるGPSを辿ってきてください、近づいてきたらオーラでわかりますよね?」
ステラ「楽勝!それじゃあ報告も済んだ事だし、一杯飲みましょうか!パト君もどう?」
パト「そうですね、行きましょうか、雪花はどうする?まだ19だけどこの国なら一応酒飲めるぞ?」
雪花「お酒はパス、私お酒嫌いなの、食事だけ一緒するわ」
ミーエル「私はノノさん見てますね、3人で行ってきてください」
・・・・・・
3人はレストランで食事をしていた
ステラ「・・・忘れてたわ、見た目・・・」
パト「身分証明書は16歳だしね、仕方ないさ、ジュースお飲み」
ステラ「この身体本当嫌い!若いなんて肌がぴちぴちで筋肉痛にならないのと、胃もたれしないのと、髪の質が手入れしなくてもいいのと、何着ても許されるくらいしかないじゃない!!」
雪花「堪能してるじゃないですか、私も飲まないんだから我慢してステラさん」
パト「なら僕もジュースで、帰ってデータまとめておきたいからね」
ステラ「それにしても僕って慣れないわね、ずっと俺だったのに」
雪花「私は逆に馴染みあるけどね、俺だと社長として恥ずかしいから、僕、私とかで呼称を直してるのよ、確かに交渉とか、お客様相手に俺はありえないからね、僕でいいんじゃない?」
パト「せっかく頑張って俺にしたのに・・・僕のままにしとけばよかった、はぁ」
ステラ「プライベートくらい使い分けたらいいのに」
パト「今は慣れる期間だからプライベートでも僕、俺なんて使い分けて仕事中に出たら目も当てれない」
ステラ「努力中なのね、他の皆は元気?」
雪花「さあ、私達も次から次へと別の国に向ってるから全然、もう20日くらいは日本に帰ってないわね、仕事の依頼は琴歌ちゃんの班が取ってきて、それを事務所で仕訳けながら適当な班に振り分けてるの、防衛軍の仕事が殆どかしらね、まだ広告とかしてないから」
ステラ「出来ないわね、でも防衛軍の仕事だってそんな早く終わる事は想定してないでしょ?」
雪花「防衛軍の人でも出来る仕事なんて回ってこないからね、でも逆に天職よ、ライバルが全然居ないから、しかもWCBTで成績を残してる私達、そして下にはあの元世界三強、ステラさん率いる【黄金卿】盤石よ!」
パト「ステラさんにはこれからもお世話になりますよ、損はさせませんので」
ステラ「もちろんよ、あのアリシアコーポレーション製品も貴方達に頼めば格安で手に入るし、良い事尽くめよ!感謝してるわ!」
雪花「極力帝国の力は借りたくはないんですけどね、一応」
ステラ「確かそうだったわね、地球人の人だけで成り立たせるって事で建てた事業だものね」
雪花「はい、帝国の力を借りずに生き抜く、ステラもそうだけど、パトの恩恵を受ければ歳を取らないし死ぬこともない、不老不死、そんな長寿を生きるためにはそれなりの人生経験は必須、帝国に甘えてばかり居たら私達が駄目になる、そうでしょ?パト?」
パト「そうだな、帝国は居心地が良すぎる、俺からしたら天国だよ、全てが整っているし何もしなくても侍女が全部やってくれる、外に出たら僕は注目の的、学生の妄想を詰め込んだような世界さ、だけどそんな世界に居ても僕は満たされなかった、ずっと考えていたけど、それは自分で生き抜く感覚は一切なかったからなんだ、だから今こうやって自分達でお金を稼いで、その稼いだお金で人を助けて、仲間とこうやってご飯を食べる、それが今僕が求める幸せなんだ」
ステラ「あり過ぎてもダメか、贅沢な悩みね、でも素敵、頑張りなさい、私も貴方には恩しかないからね、しっかり働くわ、目的を果たすためにね」
パト「はい、お互い頑張りましょう!」
三人はそんな世間話をしながら食事を済ませ、ステラもどうせだからとパト達の事務所で寝るようになった。
・・・・・・
ステラ「悪いわね~、ベッドまで借りちゃって」
雪花「いいのよ、一人増えてもレンタル代は変わらないんだから、ね?パト」
パト「そうそう、あ、一緒の部屋だと気になります?」
ステラ「そういう恥じらいはとっくの昔に吹っ飛んで行ったわ、防衛軍で仕事してるとたこ部屋なんて当たり前、男と同じ部屋で寝る事なんてザラよ、もちろんイタズラしようものならその腕をへし折るけどね!パト君は許しちゃおうかな」
雪花「そんなこと冗談で言ってると本当に喰われますよ~~、言っておきますけど一度関係を持ったら問答無用で従属ですからね!ただでさえ、帝園の恩恵を受けるためにキスして少量の覚醒しちゃってるのに」
ステラ「業務的な感じだから!後冗談だから!でも約束通り目的を果たしたら貴方の物になるわ、それだけの恩と支援を貰ってるもの、私も恩知らずで居たくないわ」
雪花「予約ってことね、パトも本当次から次えと」
パト「でもねでもね!最近全然東京の時みたいなモテ期来ないんだよ!安定!」
雪花「馬鹿言うんじゃないわよ!私が横で睨んでるからよ!高級なスーツを来て、現場では服に埃を付けずに敵を薙ぎ払って、防衛軍の援助の時なんて男も女も憧れの的だったのよ!大変だったわ!」
ステラ「貴方は確かに色々目立つわね、良い環境に居たせいか、凄く美形なのよ、大人の色気が出てるとも言うわね、帝国って女性しか居ないんでしょう?だから女性への扱いというか、素振りが本能感覚で身についてるのよ、道理で私もパト君を見てたらドキドキするはずだわ!」
雪花「そこまでの効果はないわよ、ステラさん、は~やだやだ、近い将来叔母さんとも同じ関係になるなんて、ストライクゾーンが広い旦那様だこと」
パト「まあまあ、でも最近雪花も正妻の余裕じゃないけど凄く余裕が出て来たよね!」
雪花「まあ、慣れよね、どう考えても、あれだけ常に周りに女性が居て、昨日は誰とヤッてただ、今日は誰がパトの部屋に行くだ、以前はこんなプレイをしただ、私とパトはこんなプレイしてたわねとか、もう性に対してオープン過ぎるとね・・・慣れって怖いわ、いやそれでも私とパトの性行為を除いた琴歌ちゃんや月花お姉ちゃんは後で殴るけども!!」
ステラ「えげつないわね、私その世界でやっていけるかしら・・・」
雪花「嫉妬深い私が慣れたのだから大丈夫!そういう意味では奏星さんなんてかなり積極的よ!もう盛ん過ぎて猿そのものね!」
ステラ「あはは、あの子は相変わらずで良かったわ」
雪花「またタイミング見て連れてくるわね、あの子もステラさんに会いたいでしょうし!」
パト「ほら、そろそろ寝るぞ、明日も早いんだ、片付け大変だぞ」
雪花「は~い、おやすみ!」
パト達はそのまま寝てしまった、横に居たノノやミーエルは既に深い睡眠に入っていた・・・。
2023年09月14日
No.123 次の次元に立ったハク
誰しも体験はないだろうか?
日頃ゲーム等をしていて、ふと始めた時に、なにかのきっかけで今まで出来なかった事が出来るようになった事。
なにかのきっかけで人は飛躍的に成長する時がある、それはまるで覚醒でもしたかのような優越感に浸る時もある。
ハクもそうだった。
ハク「・・・あれ?」
ハクは一瞬の閃きとその閃きに対して【上手くいくかも?】という根拠のない自信が生まれた、
そしてとりあえずで試してみると出来た、そしてそこから連鎖のように次々と難解だった事が容易に想える程次々と解決していった、ハクはその成長に楽しくなり、眠る間もなくずっと特訓空間で自分の力を高めていた。
数日・・・
カナ「ハクが数日仕事や部屋に戻ってないの!」
パト「は?!マジか!誰かハクの居場所を知っている奴はいないか?」
カナはハクが行方不明になった事を自室のパトに伝えに来ていた。
メルリア「特訓コーナーですかね、ずっとあそこにハクが居ましたよ」
パト「え、という事は数日もの間ずっとそこから帰ってないのか?!体調は大丈夫なのかよ?!」
パトは慌てて特訓コーナーに向った。
・・・・・・
パト「ハク!!?」
パトがハクの居る特訓コーナーに向かうとハクは数日間そこに居たとは思えない程元気な姿をしていた。
ハク「パト君!どうしたの?」
パト「どうしたの?じゃないよ、数日も部隊にも部屋にも帰ってなかったそうじゃないか」
ハク「あ・・・数日経ってたんだ、ごめんなさい・・・でもね!でもね!凄いの!私凄く強くなったの!パト君に見て欲しい!!」
ハクはいつもと違い凄くテンションが高かった。
パト「えっと、もしかしてずっとここで特訓をしてたのか?」
ハク「うん!凄く上手くいって、今まで難しいと思ってた事が次々と出来るようになってね!それで凄く楽しくなっちゃって!」
パト(凄くハイになってるな、でも成長を実感出来る時が一番楽しいって気持ちもわかるし、当然か、でもどう強くなったんだろう、ハクは)
パトはそう考えながらハクの実験の成果を見るために訓練相手になった。
・・・・・・
ハク「行くよ!パト君!」
パト「ああ、いつでもいいよ!」
ハクはパトの声と聞くと構えることなくその場に立ち尽くした、するとハクの周りが一瞬で凍り付いた。
カナ「すご!自然支配使ったの?」
ハク「ううん、時空支配だよ、そしてこれをね」
ハクはそういうと瞬間的に凍った空間から一瞬に業火に変えた。
カナ「凄い!次は業火!でも自然支配なら出来ると思うけど」
ハク「うん、これはね、【時を強制的に止めた反動で生み出した】現象なの」
カナ「時を強制的に止めた?!今までは時の流れを極限まで自分だけ遅める事が限界だったよね?」
ハク「うん!完全に時について答えを出せたの!だから攻撃でもね!えい!」
ハクは何もしなかった、だが特訓コーナーの壁が一瞬で大穴を開ける程の衝撃波が生まれた。
ハク「時を止めた反動を利用した衝撃波だね、弓矢と同じで、ぐぐ~~~って時の流れを止めてギリギリまで止めていっきに一点放出!そうすれば何もしなくてもこうやって強力な衝撃を生み出す事が出来るの!」
ハクは日頃と違い凄く早く喋る、それほど嬉しい事だったのかもしれない
ハク「これを利用すればあくまで衝撃は能力を私用した結果の現象、つまり雪花様の原始支配を掻い潜る事が出来るの!初めて雪花様から一手を奪う手段を手に入れたの!」
カナ「凄い技術だね、確かに止める術を手に入れたらそれだけで応用が沢山利く、もしかしてずっとそれを試してたの?」
ハク「うん!パト君!お願いなんだけど、私にオーラ弾を放ってもらっていいかな?」
パト「いいけど・・・ほい!」
パトはハクに目掛けてそこまで強くないオーラ弾を放った、するとハクの周りでオーラ弾がピタッととまってしまったのだ。
ハク「成功!うん!私の周りに時空支配を纏えば障害物が来ても勝手に止めてくれる!自分から迎えばしっかり取れる!それでこの止めたオーラをさっきの弓矢の感覚で~~~」
ハクは集中する、するとパトのオーラ弾が凄い勢いでパトの方向に飛んできた!!
パト「うわっと?!」
パトは咄嗟に避けた、だが大したオーラ弾ではなかったのだが、ハクが弾いたオーラ弾は速度が乗っていた事もあり、質の割には高火力な物になっていた。
ハク「どうどう!これで相手の攻撃を受け止める術と反射する術を手に入れたよ!あ!もしかして能力使用後の結果を私の能力よりも前に置いておけば【能力無効化】を阻止できるんじゃないかな?!」
ハクはそう独り言を言うとあの手この手で調整を始めた、その間カナがパトに話しかける。
カナ「凄いね、この技術をものにしたら専属神内でも上位クラスの人達と渡り合えるんじゃないかな?」
パト「そうだな、凄い技術なのは間違いないよ、正直あれをされると俺でもハクに攻撃できる手段がかなり限られてくる、カナはどうなの?」
カナ「多分私は大丈夫、だってハクが行っているのは時間操作だからね、次元は時間という概念を壊す事も出来る、時間という概念が無くなればハクのあの技術は根本的に消えちゃうからね」
パト「そっか、でもアリシアにならいい勝負できそうだよな」
カナ「無限と虚偽でそうはならないと思うけどね、虚偽で時間という概念そのものを壊されたり、ハク本体を壊されたら時間関係ないからね、その相手の能力事時間で抑えきれるならまだ戦えそうだけど、無限がそれを許さないだろうし・・・無限だからハクの時間と止める行為に対して、無限はその時間の質量を無限に生成してぶつける、防波堤もある程度の高波は抑えれても限度を超えたら壊れちゃうのと同じ、膨大な質量と時間で潰されたらね・・・」
パト「渡り合えないじゃん、さっきカナが言ってたくせに」
カナ「この技術がもっと質をあげたらだよ!今はの完成度だとまだ敵わないけど、もしこの時間の干渉が自分の周りだけじゃなく広範囲に広げて私達くらいまで届くと、心臓の時間だけを止める【強制心臓麻痺】とか出来そうじゃない?」
パト「おっかない事言うなよ、でもそれいい案だな、ハクが今どれだけ止める事が出来るのか聞いてみるか」
パトはそう言うとハクの元に歩く
・・・・・・
パト「どう?上手くいきそう?」
ハク「うん!時空支配で時を私の周りだけ止める、だけどさっきの【時差爆発】とそれの現象を再度外回りから固める時空支配、三重構造にしたら雪花様なら時空支配を一度壊したら溜めていた衝撃波が襲うの!操作も出来るけど、ここはオートにした方がいいよね!それでそれを常に補完出来るサイクルを作れば!・・・だけどそれはあくまで戦闘モードのお話しで、日常だと危ないし、衝撃波を常に私の周りに纏っている状態だから私からなにも触れなくなっちゃうの、そこは不便かな・・・」
パト「まあ今思いついて実戦してるわけだし、今の内にどんどん考えよう、それでハクは今時間と止める事が出来てるけど、どこまでの範囲ならいける?」
ハクはパトからそう言われた事で一度試してみる
ハク「う~ん、今までは時間を完全に止めるというより、極限まで遅くする、後は八時宝礼(やちかほうらい)でメリアちゃんから法則はわからないけど時戻しや時送り、時止めの技術は教わってた、あの技術は今思うと今の私には出来過ぎた効率重視の能力だったんだなって理解出来るよ、もしあれを自分の加減で最大出力まで出せるようになれば相当強くなれる!この世界そのものを掌握することだって可能になるよ!!」
ハクは思考が口から全て出ている状態でもお構いなしに時止めの範囲を広げる、するとハクは咄嗟にその時止めを辞めた。
パト「どうしたんだ?ハク?」
ハク「・・・危ない事を思いついちゃったんだよ・・・凄く凄く・・・だけどこれって大丈夫なのかな・・・使っていいやり方なのかな・・・」
ハクの表情が先ほどと変わって青ざめていった、それほど恐ろしい事に気付いてしまったのだろう。
パト「教えて貰えるか?どんな使い方なんだ?」
ハク「対象者だけ時の流れに逆らわせるんだよ、つまり今は一緒に時と流れてる状態なんだけど、相手だけその場に留める、そうすれば・・・多分その肉体は簡単に朽ちる・・・」
パト「そうなの?タイムリープ的な事にならないの?」
ハク「あれは時耐性がある人が偶然出来る行為だね、耐性があっても車酔いみたいになりやすいんだけど、耐性が無いと膨大な時の波に無防備な状態で当たるわけだから・・・瞬間的なら気絶、数秒ならもう身体ごと壊す事が出来るよね・・・」
ハクはそう言いながら続ける
ハク「あと考えもしたの、血流を一部時で止めて遮断とか、心臓とか一部を時止めで・・・でもそれらの殺傷力と後遺症を考えたら・・・凄いなって・・・でも今の私なら多分・・・簡単にできてしまう」
ハクは自分自身の力に怯え始めた。
パト「それでどこまで広げれそうなの?」
ハク「実用性を求めるなら・・・300M・・・それ居ないなら必中で問題ない」
パトは驚いた、ハクは近距離、中距離に置いて大きな成長を得た、いきなり過ぎる結果に驚きを隠せなかった。
パト「そうか、でも帝国ならもっと、いや、それ以上の技術は持ってる、もっとハクも切磋琢磨していいだよ、ほら、まずは疲労もあるだろうし、少し休みな」
・・・・・・
パト「メルリアから見て、ハクの成長はどう?」
カナはハクの元で話していた、そしてパトは少し離れたところにあるベンチに座り、メルリアに話しかける
メルリア「そうですね、能力の完成度で言えば上級神ですら倒せます、いえ、耐性が無ければ最上級神も倒せる力ですね、そもそも時支配というのはそれほどの代物です、しかもメリアから聞いていますけど、ハクはその時支配の中でも別格、混沌支配や超越支配で時支配の限度をものともしていない、白銀帝王龍という種族がハクを後押ししている、私も盲点でした、私達にも出来ない事です、メリアはハクを見た瞬間にその素質を見抜いたのでしょう、その組み合わせが生まれるなんて、この歴史上一度も存在しなかった、ハクは今こそこのレベルですけど、将来は私達の都合の良い世界に作り替える、それまで何度もやり直し、ハク自身が敵わない敵でも生まれる条件、それらを過去で潰してそもそも【うまれてこなかった】という存在抹消まで容易に出来るでしょう、あの子を専属神に入れておいたのはファインプレーです、敵にしたくありません、いえ、そこまで成長しきるまえに殺してしまいますね、私でも・・・」
パト「・・・・」
あのメルリアにすらそこまでの評価を与えるハク、それほどハクの力は恐ろしい物だった、時を支配する、そんなのフィクションのファンタジーものなら定番の能力と言ってもいい、だがそれらは人間が使い、小さな野望で、大した力も持たずに使っているに過ぎない、最終的にまで極めた時空支配とは世界改変行う禁忌をを許された秘儀。
パト「悪用はさせないし、ハクはそんな使い方はしない・・・俺はハクを守るよ」
・・・・・・
パトは雪花と二人で話していた
雪花「へぇ、ハクがねぇ、私もそろそろハクに負けちゃう時が来るのかしらね~」
パト「え、負けそうと思った事あるの?」
雪花「今までだとないわね、正直時空支配なんて意味ないし、でも時空支配で生み出した後の衝撃波は考えたわね、お父さんの時もそうだけど、能力で生み出した現象は能力じゃないから消せないのよね、例えば岩を私に投げてきたら、能力で岩を操作して投げる事は阻止できても投げて来た岩は阻止できない、そこは私自身がどうにかしないといけない事だからね、原始支配はそこまで便利じゃないわ、使いこなせば話は別なんだけどね」
パト「確か原始、だから1から0、0から1にする能力であり、どんな現象、物質も0にすることが出来る、が本来の原始支配だったよね?」
雪花「そうそう、だから本来なら私に届く前に全現象が私の前で消滅するはずなの、つまり、私の周りだけ無そのものになるわけね、でもそこまでオートになってないおかげでこうやって生きてるわね、能力も控えめな性格で助かったわ、これ以上のオートは望めないわね~」
パト「まだ扱えないの?」
雪花「結構扱えてるわよ、ただそれは0から1を作る方、1から0にするのはかなり難しい、ぶっちゃけ出来る気がしない、なんでもかんでもって話なら簡単なのは知ってるわよね?」
パト「確か、計算式の最後に【×0】を入れたらいいんだろ?そうすれば強制的に答えは0になる、つまり無力化出来る、そんなイメージだったよな?」
雪花「そうそう、だけどそれはかなりの荒業でそこまで数式全部を0にするから消したくないものまで消してしまうの、それが対象物だけならいいけど、自然とか、いろんなものまで関連付けてたらもう最悪、私の想像より必要以上のものが消えちゃう、だから私は【集団戦では邪魔】にしかならない、これをマニュアルで動かすよりオートの方が賢いからオートにしかしないの、練習はしてるのだけどね、こればかりは頭の悪さを嘆くしかないわね、慣れなのかもしれないけど」
パト「慣れかもしれないじゃん、シーノに聞いてみたらどう?シーノって感覚でやってそうじゃない?」
雪花「確かに!それじゃあ暇な時にシーノちゃんに聞いてみよう!あの子話してると昔の桜花と話してるみたいで複雑なのよね」
雪花は苦笑いをする。
パト「まあまあ、シーノも初めて自分が興味を持てる娯楽に出会えて楽しく過ごしてるんだし、おおめにね、ハクとは戦ってみる?」
雪花「パス、まだあの子の心を折りたくないわ、折る気はないけどね」
雪花はそう言いながら空っぽになっているコップにお茶を注ぐために冷蔵庫からお茶を取りに立ち上がった。
パト「確かもうそろそろだよな、WCBT、俺と月花、後はメリアとかソフィアは出ないけど、雪花とハクは出るんだろ?優勝できそうか?」
雪花「さあてね、でも月詠さんとは戦ってみたいかも、もちろんお父さんにリベンジもしたいし・・・準決勝でお父さん!決勝で月詠さんだね!」
パト「おいおい、ハクだって勝ち上がるだろ、あれだけの完成度だぞ、もう隊長相手でも敵なしだろ」
雪花「わかんないわよぉ~、シェインさんは時耐性かなり高いし、バハートちゃんだって時耐性は高い上に天秤で時を下げてきたらハクだってキツイわよ、アランさんもパトに負けてから混沌支配をかなり使いこなしてるって聞くし、ヘルナさんもあれだけの技を持って居たら何をしてくるかわからない、相変わらず隊長連中は油断ならないわよ」
パト「でも雪花はそれらをものともしない、強いよ、本当」
雪花「・・・パトにだけ言っておくわ、今バハートさんと約束してるの」
パト「約束?」
雪花「もしこの大会でバハートさんと当たった時、私が勝ったらバハートさんが私の直属部隊に入るって」
パト「いいのか?バハートさんだって地球防衛軍の入っているのにこっちの事もなんて」
雪花「別に直属部隊に入ったからと言って何かをさせる気はないわ、でもそうね、独占はしておきたいわね、パトの力に干渉している子なんて稀だから」
パト「まあ、雪花が欲しいと思うならいいんじゃない、というより他の専属神の条件的に雪花ぐらいしか無理だろうし」
雪花「確かに!メリアちゃんもそこらへんは被らないように配慮してくれたのかな?アリシア様と琴歌ちゃんは除いて」
パト「あるだろうね、しっかり口説き落とせよ、そしてしっかり優勝だ!」
雪花「リベンジよ!今年はどんな方法で抽選なのかしらね!まあどこに入っても優勝しちゃうわけだし~~、一回戦からお父さんでも月詠さんでもいいけどね~~♪」
パト「あ、宝華さんは出るのかな?」
雪花「出ないでしょ、正体バレたらまずいのに」
パト「でもステラで出ればよくない?仮面は壊れないだろう?」
雪花「戦い方で一発よ、あんな癖の強い暴君、知ってる人からしたら素顔隠さなくても一発よ、身体の癖までは隠せないんだから」
パト「確かに・・・でもそう考えると昨年よりレベルが下がるよな・・・」
雪花「昨年が異様にレベル高かったのよ、シェインさんも言ってたでしょ、一回戦から準決勝、準々決勝レベルだったって、本来のレベルはそんなものなのよ」
パト「そうか、そう考えると正義側のレベルの低さは問題だな・・・」
パトはそう呟きながら、お茶を飲んだ・・・
パト「これから俺達がハクのように覚醒して強くなった時、正義側も優勢に立てるのか」
雪花「正直微妙ね、強くはなるわ、でもこの力を果たして正義として振る舞っていいのか、それはちょっとズルい気がするわね、まだ私やハク、カナ、琴歌ちゃん、月花お姉ちゃんはいいわ、でもメリアちゃん、アリシア様、ラル様、ソルテ様、ソフィアちゃんの力は借りちゃダメな気がする、もちろん帝国の力もね、悪を完全に壊すのは良い事だと思う、でも行き過ぎた正義は悪と変わらないのも重々承知している、私だってこの一年戦争屋をやって多くの星に足を運んで、多くの命を消してきた、でも正義にも悪にもなる、つまり、行き過ぎた力は過剰防衛に過ぎないの、どれだけ犠牲者が出てもね」
パト「はは、メリアみたいな事を言うんだな・・・雪花も」
雪花「考えて見て、悪信教だって世界から見たら邪教集団、悪だわ、でもその宗教に救われた人は?その宗教に根付いた文化を持つ国は?それらを正義として疑わないはずよ、それからしたら地球防衛軍は悪の組織、国の言いなり、過剰な暴力で他の主張を許さない組織って見え方も出来るの、警察を正義の味方と見るか、権力を良い事に横暴を働く怖い人と見るか、それはその人達の感性で決まるのよ」
パト「話が分からなくなってきたな・・・」
雪花「つまり、私達が正義だと信じて悪を根絶やしにするのはおかしいって話、それが私達地球出身者の問題だから別にいいけど、それを地球とは関係ない帝国を連れてくるのは恥ずかしい行為って事」
パト「正義にも悪にも過剰に肩を持つなってことか、理屈でわかっていても難しい話だな」
雪花「ええ、正義と呼べる人に守りたい人は沢山いるわ、でもそれは悪と呼ばれる人も同じ、守りたい人、守りたい世界があるから戦うの、それは絶対に忘れちゃだめ」
パトは雪花の言葉を聞いて、雪花もこの一年で成長したのだと認識した、帝国という正義とも悪ともなれる国に居たからこそ至った考えなのかもしれない
・・・・・・
パトは寝室で眠っていた。
俺も東京に居た時に急激な成長をした、そこからもさらに俺は強くなった、今ハクは急激な成長を体感している最中だ、これからカナだって琴歌だって、雪花も月花も体感するだろう、各々が才能をどんどん開花させ力を得る、そして本来のポテンシャルに近づいていくんだ、その時、力に飲まれないようにしないといけないな・・・
パトは力を持つという事を考え、そのまま深い睡眠へと入って行った。
日頃ゲーム等をしていて、ふと始めた時に、なにかのきっかけで今まで出来なかった事が出来るようになった事。
なにかのきっかけで人は飛躍的に成長する時がある、それはまるで覚醒でもしたかのような優越感に浸る時もある。
ハクもそうだった。
ハク「・・・あれ?」
ハクは一瞬の閃きとその閃きに対して【上手くいくかも?】という根拠のない自信が生まれた、
そしてとりあえずで試してみると出来た、そしてそこから連鎖のように次々と難解だった事が容易に想える程次々と解決していった、ハクはその成長に楽しくなり、眠る間もなくずっと特訓空間で自分の力を高めていた。
数日・・・
カナ「ハクが数日仕事や部屋に戻ってないの!」
パト「は?!マジか!誰かハクの居場所を知っている奴はいないか?」
カナはハクが行方不明になった事を自室のパトに伝えに来ていた。
メルリア「特訓コーナーですかね、ずっとあそこにハクが居ましたよ」
パト「え、という事は数日もの間ずっとそこから帰ってないのか?!体調は大丈夫なのかよ?!」
パトは慌てて特訓コーナーに向った。
・・・・・・
パト「ハク!!?」
パトがハクの居る特訓コーナーに向かうとハクは数日間そこに居たとは思えない程元気な姿をしていた。
ハク「パト君!どうしたの?」
パト「どうしたの?じゃないよ、数日も部隊にも部屋にも帰ってなかったそうじゃないか」
ハク「あ・・・数日経ってたんだ、ごめんなさい・・・でもね!でもね!凄いの!私凄く強くなったの!パト君に見て欲しい!!」
ハクはいつもと違い凄くテンションが高かった。
パト「えっと、もしかしてずっとここで特訓をしてたのか?」
ハク「うん!凄く上手くいって、今まで難しいと思ってた事が次々と出来るようになってね!それで凄く楽しくなっちゃって!」
パト(凄くハイになってるな、でも成長を実感出来る時が一番楽しいって気持ちもわかるし、当然か、でもどう強くなったんだろう、ハクは)
パトはそう考えながらハクの実験の成果を見るために訓練相手になった。
・・・・・・
ハク「行くよ!パト君!」
パト「ああ、いつでもいいよ!」
ハクはパトの声と聞くと構えることなくその場に立ち尽くした、するとハクの周りが一瞬で凍り付いた。
カナ「すご!自然支配使ったの?」
ハク「ううん、時空支配だよ、そしてこれをね」
ハクはそういうと瞬間的に凍った空間から一瞬に業火に変えた。
カナ「凄い!次は業火!でも自然支配なら出来ると思うけど」
ハク「うん、これはね、【時を強制的に止めた反動で生み出した】現象なの」
カナ「時を強制的に止めた?!今までは時の流れを極限まで自分だけ遅める事が限界だったよね?」
ハク「うん!完全に時について答えを出せたの!だから攻撃でもね!えい!」
ハクは何もしなかった、だが特訓コーナーの壁が一瞬で大穴を開ける程の衝撃波が生まれた。
ハク「時を止めた反動を利用した衝撃波だね、弓矢と同じで、ぐぐ~~~って時の流れを止めてギリギリまで止めていっきに一点放出!そうすれば何もしなくてもこうやって強力な衝撃を生み出す事が出来るの!」
ハクは日頃と違い凄く早く喋る、それほど嬉しい事だったのかもしれない
ハク「これを利用すればあくまで衝撃は能力を私用した結果の現象、つまり雪花様の原始支配を掻い潜る事が出来るの!初めて雪花様から一手を奪う手段を手に入れたの!」
カナ「凄い技術だね、確かに止める術を手に入れたらそれだけで応用が沢山利く、もしかしてずっとそれを試してたの?」
ハク「うん!パト君!お願いなんだけど、私にオーラ弾を放ってもらっていいかな?」
パト「いいけど・・・ほい!」
パトはハクに目掛けてそこまで強くないオーラ弾を放った、するとハクの周りでオーラ弾がピタッととまってしまったのだ。
ハク「成功!うん!私の周りに時空支配を纏えば障害物が来ても勝手に止めてくれる!自分から迎えばしっかり取れる!それでこの止めたオーラをさっきの弓矢の感覚で~~~」
ハクは集中する、するとパトのオーラ弾が凄い勢いでパトの方向に飛んできた!!
パト「うわっと?!」
パトは咄嗟に避けた、だが大したオーラ弾ではなかったのだが、ハクが弾いたオーラ弾は速度が乗っていた事もあり、質の割には高火力な物になっていた。
ハク「どうどう!これで相手の攻撃を受け止める術と反射する術を手に入れたよ!あ!もしかして能力使用後の結果を私の能力よりも前に置いておけば【能力無効化】を阻止できるんじゃないかな?!」
ハクはそう独り言を言うとあの手この手で調整を始めた、その間カナがパトに話しかける。
カナ「凄いね、この技術をものにしたら専属神内でも上位クラスの人達と渡り合えるんじゃないかな?」
パト「そうだな、凄い技術なのは間違いないよ、正直あれをされると俺でもハクに攻撃できる手段がかなり限られてくる、カナはどうなの?」
カナ「多分私は大丈夫、だってハクが行っているのは時間操作だからね、次元は時間という概念を壊す事も出来る、時間という概念が無くなればハクのあの技術は根本的に消えちゃうからね」
パト「そっか、でもアリシアにならいい勝負できそうだよな」
カナ「無限と虚偽でそうはならないと思うけどね、虚偽で時間という概念そのものを壊されたり、ハク本体を壊されたら時間関係ないからね、その相手の能力事時間で抑えきれるならまだ戦えそうだけど、無限がそれを許さないだろうし・・・無限だからハクの時間と止める行為に対して、無限はその時間の質量を無限に生成してぶつける、防波堤もある程度の高波は抑えれても限度を超えたら壊れちゃうのと同じ、膨大な質量と時間で潰されたらね・・・」
パト「渡り合えないじゃん、さっきカナが言ってたくせに」
カナ「この技術がもっと質をあげたらだよ!今はの完成度だとまだ敵わないけど、もしこの時間の干渉が自分の周りだけじゃなく広範囲に広げて私達くらいまで届くと、心臓の時間だけを止める【強制心臓麻痺】とか出来そうじゃない?」
パト「おっかない事言うなよ、でもそれいい案だな、ハクが今どれだけ止める事が出来るのか聞いてみるか」
パトはそう言うとハクの元に歩く
・・・・・・
パト「どう?上手くいきそう?」
ハク「うん!時空支配で時を私の周りだけ止める、だけどさっきの【時差爆発】とそれの現象を再度外回りから固める時空支配、三重構造にしたら雪花様なら時空支配を一度壊したら溜めていた衝撃波が襲うの!操作も出来るけど、ここはオートにした方がいいよね!それでそれを常に補完出来るサイクルを作れば!・・・だけどそれはあくまで戦闘モードのお話しで、日常だと危ないし、衝撃波を常に私の周りに纏っている状態だから私からなにも触れなくなっちゃうの、そこは不便かな・・・」
パト「まあ今思いついて実戦してるわけだし、今の内にどんどん考えよう、それでハクは今時間と止める事が出来てるけど、どこまでの範囲ならいける?」
ハクはパトからそう言われた事で一度試してみる
ハク「う~ん、今までは時間を完全に止めるというより、極限まで遅くする、後は八時宝礼(やちかほうらい)でメリアちゃんから法則はわからないけど時戻しや時送り、時止めの技術は教わってた、あの技術は今思うと今の私には出来過ぎた効率重視の能力だったんだなって理解出来るよ、もしあれを自分の加減で最大出力まで出せるようになれば相当強くなれる!この世界そのものを掌握することだって可能になるよ!!」
ハクは思考が口から全て出ている状態でもお構いなしに時止めの範囲を広げる、するとハクは咄嗟にその時止めを辞めた。
パト「どうしたんだ?ハク?」
ハク「・・・危ない事を思いついちゃったんだよ・・・凄く凄く・・・だけどこれって大丈夫なのかな・・・使っていいやり方なのかな・・・」
ハクの表情が先ほどと変わって青ざめていった、それほど恐ろしい事に気付いてしまったのだろう。
パト「教えて貰えるか?どんな使い方なんだ?」
ハク「対象者だけ時の流れに逆らわせるんだよ、つまり今は一緒に時と流れてる状態なんだけど、相手だけその場に留める、そうすれば・・・多分その肉体は簡単に朽ちる・・・」
パト「そうなの?タイムリープ的な事にならないの?」
ハク「あれは時耐性がある人が偶然出来る行為だね、耐性があっても車酔いみたいになりやすいんだけど、耐性が無いと膨大な時の波に無防備な状態で当たるわけだから・・・瞬間的なら気絶、数秒ならもう身体ごと壊す事が出来るよね・・・」
ハクはそう言いながら続ける
ハク「あと考えもしたの、血流を一部時で止めて遮断とか、心臓とか一部を時止めで・・・でもそれらの殺傷力と後遺症を考えたら・・・凄いなって・・・でも今の私なら多分・・・簡単にできてしまう」
ハクは自分自身の力に怯え始めた。
パト「それでどこまで広げれそうなの?」
ハク「実用性を求めるなら・・・300M・・・それ居ないなら必中で問題ない」
パトは驚いた、ハクは近距離、中距離に置いて大きな成長を得た、いきなり過ぎる結果に驚きを隠せなかった。
パト「そうか、でも帝国ならもっと、いや、それ以上の技術は持ってる、もっとハクも切磋琢磨していいだよ、ほら、まずは疲労もあるだろうし、少し休みな」
・・・・・・
パト「メルリアから見て、ハクの成長はどう?」
カナはハクの元で話していた、そしてパトは少し離れたところにあるベンチに座り、メルリアに話しかける
メルリア「そうですね、能力の完成度で言えば上級神ですら倒せます、いえ、耐性が無ければ最上級神も倒せる力ですね、そもそも時支配というのはそれほどの代物です、しかもメリアから聞いていますけど、ハクはその時支配の中でも別格、混沌支配や超越支配で時支配の限度をものともしていない、白銀帝王龍という種族がハクを後押ししている、私も盲点でした、私達にも出来ない事です、メリアはハクを見た瞬間にその素質を見抜いたのでしょう、その組み合わせが生まれるなんて、この歴史上一度も存在しなかった、ハクは今こそこのレベルですけど、将来は私達の都合の良い世界に作り替える、それまで何度もやり直し、ハク自身が敵わない敵でも生まれる条件、それらを過去で潰してそもそも【うまれてこなかった】という存在抹消まで容易に出来るでしょう、あの子を専属神に入れておいたのはファインプレーです、敵にしたくありません、いえ、そこまで成長しきるまえに殺してしまいますね、私でも・・・」
パト「・・・・」
あのメルリアにすらそこまでの評価を与えるハク、それほどハクの力は恐ろしい物だった、時を支配する、そんなのフィクションのファンタジーものなら定番の能力と言ってもいい、だがそれらは人間が使い、小さな野望で、大した力も持たずに使っているに過ぎない、最終的にまで極めた時空支配とは世界改変行う禁忌をを許された秘儀。
パト「悪用はさせないし、ハクはそんな使い方はしない・・・俺はハクを守るよ」
・・・・・・
パトは雪花と二人で話していた
雪花「へぇ、ハクがねぇ、私もそろそろハクに負けちゃう時が来るのかしらね~」
パト「え、負けそうと思った事あるの?」
雪花「今までだとないわね、正直時空支配なんて意味ないし、でも時空支配で生み出した後の衝撃波は考えたわね、お父さんの時もそうだけど、能力で生み出した現象は能力じゃないから消せないのよね、例えば岩を私に投げてきたら、能力で岩を操作して投げる事は阻止できても投げて来た岩は阻止できない、そこは私自身がどうにかしないといけない事だからね、原始支配はそこまで便利じゃないわ、使いこなせば話は別なんだけどね」
パト「確か原始、だから1から0、0から1にする能力であり、どんな現象、物質も0にすることが出来る、が本来の原始支配だったよね?」
雪花「そうそう、だから本来なら私に届く前に全現象が私の前で消滅するはずなの、つまり、私の周りだけ無そのものになるわけね、でもそこまでオートになってないおかげでこうやって生きてるわね、能力も控えめな性格で助かったわ、これ以上のオートは望めないわね~」
パト「まだ扱えないの?」
雪花「結構扱えてるわよ、ただそれは0から1を作る方、1から0にするのはかなり難しい、ぶっちゃけ出来る気がしない、なんでもかんでもって話なら簡単なのは知ってるわよね?」
パト「確か、計算式の最後に【×0】を入れたらいいんだろ?そうすれば強制的に答えは0になる、つまり無力化出来る、そんなイメージだったよな?」
雪花「そうそう、だけどそれはかなりの荒業でそこまで数式全部を0にするから消したくないものまで消してしまうの、それが対象物だけならいいけど、自然とか、いろんなものまで関連付けてたらもう最悪、私の想像より必要以上のものが消えちゃう、だから私は【集団戦では邪魔】にしかならない、これをマニュアルで動かすよりオートの方が賢いからオートにしかしないの、練習はしてるのだけどね、こればかりは頭の悪さを嘆くしかないわね、慣れなのかもしれないけど」
パト「慣れかもしれないじゃん、シーノに聞いてみたらどう?シーノって感覚でやってそうじゃない?」
雪花「確かに!それじゃあ暇な時にシーノちゃんに聞いてみよう!あの子話してると昔の桜花と話してるみたいで複雑なのよね」
雪花は苦笑いをする。
パト「まあまあ、シーノも初めて自分が興味を持てる娯楽に出会えて楽しく過ごしてるんだし、おおめにね、ハクとは戦ってみる?」
雪花「パス、まだあの子の心を折りたくないわ、折る気はないけどね」
雪花はそう言いながら空っぽになっているコップにお茶を注ぐために冷蔵庫からお茶を取りに立ち上がった。
パト「確かもうそろそろだよな、WCBT、俺と月花、後はメリアとかソフィアは出ないけど、雪花とハクは出るんだろ?優勝できそうか?」
雪花「さあてね、でも月詠さんとは戦ってみたいかも、もちろんお父さんにリベンジもしたいし・・・準決勝でお父さん!決勝で月詠さんだね!」
パト「おいおい、ハクだって勝ち上がるだろ、あれだけの完成度だぞ、もう隊長相手でも敵なしだろ」
雪花「わかんないわよぉ~、シェインさんは時耐性かなり高いし、バハートちゃんだって時耐性は高い上に天秤で時を下げてきたらハクだってキツイわよ、アランさんもパトに負けてから混沌支配をかなり使いこなしてるって聞くし、ヘルナさんもあれだけの技を持って居たら何をしてくるかわからない、相変わらず隊長連中は油断ならないわよ」
パト「でも雪花はそれらをものともしない、強いよ、本当」
雪花「・・・パトにだけ言っておくわ、今バハートさんと約束してるの」
パト「約束?」
雪花「もしこの大会でバハートさんと当たった時、私が勝ったらバハートさんが私の直属部隊に入るって」
パト「いいのか?バハートさんだって地球防衛軍の入っているのにこっちの事もなんて」
雪花「別に直属部隊に入ったからと言って何かをさせる気はないわ、でもそうね、独占はしておきたいわね、パトの力に干渉している子なんて稀だから」
パト「まあ、雪花が欲しいと思うならいいんじゃない、というより他の専属神の条件的に雪花ぐらいしか無理だろうし」
雪花「確かに!メリアちゃんもそこらへんは被らないように配慮してくれたのかな?アリシア様と琴歌ちゃんは除いて」
パト「あるだろうね、しっかり口説き落とせよ、そしてしっかり優勝だ!」
雪花「リベンジよ!今年はどんな方法で抽選なのかしらね!まあどこに入っても優勝しちゃうわけだし~~、一回戦からお父さんでも月詠さんでもいいけどね~~♪」
パト「あ、宝華さんは出るのかな?」
雪花「出ないでしょ、正体バレたらまずいのに」
パト「でもステラで出ればよくない?仮面は壊れないだろう?」
雪花「戦い方で一発よ、あんな癖の強い暴君、知ってる人からしたら素顔隠さなくても一発よ、身体の癖までは隠せないんだから」
パト「確かに・・・でもそう考えると昨年よりレベルが下がるよな・・・」
雪花「昨年が異様にレベル高かったのよ、シェインさんも言ってたでしょ、一回戦から準決勝、準々決勝レベルだったって、本来のレベルはそんなものなのよ」
パト「そうか、そう考えると正義側のレベルの低さは問題だな・・・」
パトはそう呟きながら、お茶を飲んだ・・・
パト「これから俺達がハクのように覚醒して強くなった時、正義側も優勢に立てるのか」
雪花「正直微妙ね、強くはなるわ、でもこの力を果たして正義として振る舞っていいのか、それはちょっとズルい気がするわね、まだ私やハク、カナ、琴歌ちゃん、月花お姉ちゃんはいいわ、でもメリアちゃん、アリシア様、ラル様、ソルテ様、ソフィアちゃんの力は借りちゃダメな気がする、もちろん帝国の力もね、悪を完全に壊すのは良い事だと思う、でも行き過ぎた正義は悪と変わらないのも重々承知している、私だってこの一年戦争屋をやって多くの星に足を運んで、多くの命を消してきた、でも正義にも悪にもなる、つまり、行き過ぎた力は過剰防衛に過ぎないの、どれだけ犠牲者が出てもね」
パト「はは、メリアみたいな事を言うんだな・・・雪花も」
雪花「考えて見て、悪信教だって世界から見たら邪教集団、悪だわ、でもその宗教に救われた人は?その宗教に根付いた文化を持つ国は?それらを正義として疑わないはずよ、それからしたら地球防衛軍は悪の組織、国の言いなり、過剰な暴力で他の主張を許さない組織って見え方も出来るの、警察を正義の味方と見るか、権力を良い事に横暴を働く怖い人と見るか、それはその人達の感性で決まるのよ」
パト「話が分からなくなってきたな・・・」
雪花「つまり、私達が正義だと信じて悪を根絶やしにするのはおかしいって話、それが私達地球出身者の問題だから別にいいけど、それを地球とは関係ない帝国を連れてくるのは恥ずかしい行為って事」
パト「正義にも悪にも過剰に肩を持つなってことか、理屈でわかっていても難しい話だな」
雪花「ええ、正義と呼べる人に守りたい人は沢山いるわ、でもそれは悪と呼ばれる人も同じ、守りたい人、守りたい世界があるから戦うの、それは絶対に忘れちゃだめ」
パトは雪花の言葉を聞いて、雪花もこの一年で成長したのだと認識した、帝国という正義とも悪ともなれる国に居たからこそ至った考えなのかもしれない
・・・・・・
パトは寝室で眠っていた。
俺も東京に居た時に急激な成長をした、そこからもさらに俺は強くなった、今ハクは急激な成長を体感している最中だ、これからカナだって琴歌だって、雪花も月花も体感するだろう、各々が才能をどんどん開花させ力を得る、そして本来のポテンシャルに近づいていくんだ、その時、力に飲まれないようにしないといけないな・・・
パトは力を持つという事を考え、そのまま深い睡眠へと入って行った。
2023年09月12日
No.122 黎明の陽射し
パトとメリアは二人の時間を過ごしていた。
パト「メリア、順調か?」
パトは深くは問わない、それはメリアにとって求めて欲しくないとわかっているからだ。
メリア「順調ですよ、ご主人♪」
メリアはそう言いながらパトに抱き着く、二人きりだと表では見せない程甘えてくる、そんなメリアの姿が愛おしく思うパト
パト「別に隠し事をするななんて言わない、嘘をつくななんて言わない、メリアの好きにしたらいい、俺はメリアの行動に文句は言わない」
パトはメリアの頭を優しく撫でながらそう言う。
メリア「そうですか、では隠し事も嘘もつきます、だけど絶対に約束します、ご主人や専属神の子達は絶対に裏切りません、それだけは約束します」
パト「それだけ聞けるならいいよ」
パトとメリアはそう話しながら時間を過ごす。
・・・・・・
メリア「ではメルリア姉様、後はご主人をよろしくお願いしますね」
メリアは身なりを整えるとリビングで待機していたメルリアに声を掛ける
メルリア「メリア、あまり旦那様を心配させないであげてくださいね」
メリア「そうですね、私は今もメルリア姉様のポジションが羨ましいですよ、今すぐにでも代わりたいくらいです!」
メリアはそう言いながら、パトの部屋を後にする。
メルリア「旦那様、着替えをお持ちしました」
パトは半裸のままベッドに座っていた。
パト「あまり抑制出来なかったなぁ、琴歌から聞いていた通りならメリアは何か悪事を働いている、俺はメリアにも汚れ役はするなと言っていた、だけど国のためなら汚れ役が必要なのもわかる、だから少しでもメリアから話してくれると期待はしてたんだけどなぁ」
パトは少し寂しそうにメルリアに語る。
メルリア「メリアなりの考えがあると思います、旦那様もメリアを信じてあげてください、メリアの姉として、お願いします」
パト「疑いなんてしてないよ、だけど辛いなら辛いって言ってほしいんだ、それだけでいいんだ、確かにメリアにとって俺の場所は休める場所なのかもしれないけど・・・」
パトはため息をつく、
パト(正直、メリアが悪さをしてたって嫌いになる事はない、それだけ俺だってメリアを愛している、だけど、だからこそ、その悪さも俺と共有してほしいと思うのは俺の我儘なのかな、いや、実際は俺がメリアに命令すればいいだけの話、メリアだって専属神なんだ、俺が命令すればメリアは断る事は出来ない、むしろ聞かれたならメリアは隠さずに答えるだろう、だけどそれをしないのは俺の覚悟の弱さだ、メリアがどれほどの闇と悪を抱えているかわからない、それを許容できるのか、その自身が今の俺にはない、弱い自分自身が悪いんだ)
・・・・・・
メリアは自室に帰る、そしてパトの事を考える。
メリア(私の事を凄く気にしてくれてますね、ですが、怖くて聞けないって所ですかね、正直ご主人が聞いてこられても少し抵抗はありますね、ご主人はまだ綺麗ですからね、人の不幸や犠牲の上で成り立つ平和に偏見を持って居る、琴歌ちゃんもそうですけど、どれだけ綺麗事を言っても、それを実験し、成果を得たからこそ、歴史と学問は存在する、知恵とは何かを犠牲にしなければ得られない世界の宝、その価値が高ければ高いほど、独占した時に優位に働く、それを平凡出身の琴歌ちゃんにはまだわからないんですよね、まだまだ甘いです)
メリアはそう言いながら、服を脱ぎ、着替える、そして自身の股に感じる温かい感触の記憶を堪能しながら、ベッドに倒れ込む。
メリア(さあ、明日はシスリットの報告ね、初仕事はどれ程の物か、正直、従属神の好感度は高くはないと思いますし、どこかのタイミングでご主人が一度つけていた【好感度眼鏡】の完成品を貰いましょう、それがいいですね、それをシスリットに渡して、好感度が一定値より低い愚か者を徹底的に教育ですね、大事なのは依存、好感度はそこからどうにでもなります、今従属神を抑えているのは将来性、つまりこの帝国に将来性を感じなくなったら即浮気される、それを阻止するためにもご主人と肉体関係を持ってもらいたいのですが、それも上手くいかない、なら好感度の低い反乱分子を尋問して洗脳して、ご主人を崇拝し、依存し、絶対的存在になって貰いましょう、そこからですね)
メリアはそう考えながら眠りについた。
・・・・・・・
メリアはパトの事しか考えていない、それはメリアはパトのために生まれ、パトという存在が自分の存在意義であり、パトという存在がメリアの全てだった、そのため、パトが絶対ではない世界がそもそも不満があり、メリアはパトのためならどんな手でも野望を成し遂げる。
メリア「さて、仕事の成果を聞きに行きましょうかね・・・っとその前にご主人の所に行っておねだりですね!」
メリアはそう言いながら、パトの部屋に向う。
・・・・・・
メリア「ご主人!おはようございます!」
パト「メリア!おはよう、珍しいね、どうしたの?」
ソルテ「メリア様、おはようございます」
月花「メリアちゃんおはよう~~」
リビングにはパトや専属侍女の3人の他に秘書のソルテと補佐の月花が居た
メリア「ご主人!以前使っていた【好感度眼鏡】が欲しいのですけど、私にひとつ貰ってもいいでしょうか?」
月花「メリアちゃん、その好感度で低い子に怒ったりしないわよね?」
メリア「そんなことしませんよ!少し入国してくる従属神を見て、調査をしたいだけです、もちろん見るのは好感度の高い低いでピックアップして低い子は何故低いのか、それを調べます、偵察やスパイの可能性もありますからね、その調査結果次第で次の政策検討会の議題にしようと考えているのです!」
ソルテ「でも従属神なら確かにそれだけする必要性はありますね、一般の神ならやりすぎですけど、従属神は既に帝国の配下、それなら国の運営関係で協力するのは義務です」
パト「別に構わないけど、あんまり住人を虐めるような事には使うなよ、命令だ」
メリア「もう、信用ないですね~、わかりました!私は絶対に悪用したりはしません!」
メリアはそう言うとパトから【好感度眼鏡】難なく入手する。
・・・・・・
メリア(私は・・・使いませんよ、私はね~~♪)
メリアは自分で使う気はサラサラなかったため、なんの問題もなかった、
パトが命令の効力を発揮するのは専属神のみ、つまりメリアはパトが強情で意思を曲げない場合、メリアですら計画を破綻させざるを得ない状況が生まれる可能性がある、だけど、メリア自身が特に何もしてなければなんの問題もなく、メリアの計画は進むのだ。
メリア(ご主人が私の手を穢す行為は許さないですからね、大事にして貰えてる証拠です、ならこの手を穢す行為は一切致しません、代わりの子にやってもらうだけです)
メリアはそう考えながら勤務部屋に入る、
そしてメリアは呼ぶ
メリア「交代の時間ですよ、しっかり勤務を頼みますよ、アナリシア」
メリアがそう言うと、即座にメリアの秘密基地に到着する。
アナリシア・サリヴァーレ 黎明の陽射しNo.4 種族:変幻神
アナリシアとメリアの現在位置を変えると同時にアナリシアがメリアに化け、メリアは常に裏の基地に居座る形となる、だが専属神との仕事はメリア自身が請け負っている、もし偽物で相手をすれば、それはパトや専属神への裏切り行為になるからだ。
・・・・・・
メリア「さて、シスリット、もう来ていたのですね、状況を聞かせて貰っていいですか?」
メリアはそう言いながらコーヒーを作る、この基地には【黎明の陽射し】のメンバーが在籍するが、雑用をするような神は一人も居ない、そのため、メリア自身が身の回りの事をこなさなければならないのだ。
シスリット「はい、まだ最初の方なので、上手く結果を出せているかわかりませんが、今の所表で主様の悪評を訴える者は居ません、それどころか帝国の政策にすら興味を示していない女神が殆どという印象です、【私達が考えた所で帝王様や専属神様の足元にも及ばないのだから考える必要がない】というのが共通の認識ですね」
シスリット・ホリーティア 【黎明の陽射し】No.5 種族:堕落劣下幸神
メリア「そうですか、それは良い話しですね」
嘘である。
メリアはそんな情報等一切求めていない、正直政策の件に関して従属神が興味が沸くはずがない、メリアが気にしてるのは女神一人一人のパトへの好感度、そこ一択なのだ。
メリア「なら政策に関しては問題ないという認識で良さそうですね、一部の声とは言え、そう認識出来るのは良い事です、それでシスリットにはこれを渡します」
メリアは【好感度眼鏡】を渡す、もちろんパトから貰ってからメリアは別のデザインに変えてある。
メリア「それは【忠誠眼鏡】ご主人への忠誠度が数字で見える眼鏡です、それが【80以下】の場合、尋問をせざるを得ませんね、対象は従属神、配下神まで手を伸ばしたい所ですけど、まだシスリット的にも辛い話しでしょう、なので、どんな力を駆使してもいいので、その眼鏡で判断してリストアップし、私に逐一報告しなさい、貴女の仕事次第でメルリア姉様の平穏な生活が懸かっていると思いなさい」
シスリット「わかりました、では今から教育に戻ります、失礼致します。」
シスリットはそう言うと即座に消えてしまった。
メリア「さて、エラトマ、そろそろ大量に仕事が入ってくるわよ」
メリアがそう言うと奥の部屋から勢いよく扉が開く!
エラトマ「やった!!どこまで痛めつけていいの!どこまで!ねえ!どこまで!!」
エラトマ・マールム 【黎明の陽射し】No.3 種族:白銀帝王龍
メリア「そうですね、殺したら意味ありません、もちろん幽閉をしたらここの存在が容易にバレます、なので、夢でも洗脳でもいいです、貴女の存在も露見しないようにしっかりと・・・ね」
エラトマ「簡単じゃん!それだけでいいの!それだけで殺し以外は何してもいいの!!やった!私やってみたかったんだ!針千本!針何本目から喘いでくれるかな~?痛覚に強い部位から弱い部位に、そして針はどんどん深く深く差し込んでね~~!【これくらいなら耐えれる】っていう救済を粉々にして泣かせるんだ~!それで千本が終わって相手が安堵したら追加の千本を持ってきてね!それを【横のバカが泣き言言うから余っちゃった~~、もし嫌なら説得してよ~~】って、そうすれば痛い思いをしたくない奴らは泣きながら、罵詈雑言を発しながら・・・う~~~~濡れてきちゃった~~~子宮が震える~~~~~!!!」
メリア「まず貴女が落ち着きなさい、別に仕事内容は任せます、最低条件さえ満たしていれば私から言う事はありません、興奮して自慰行為したいなら拷問中にでも拷問している女神を使ってでも発散しなさい、だけど言っておきます、成果は出してもらいますよ、壊したいわけではありません、【ご主人を愛さなければ恐怖がやってくる】そして忠誠を誓い、尽くし続ければ【恐怖がやってこない】それどころか【甘い蜜】が止めどなく降り注ぐ、そういう状態を作りたい、そして依存させる、肉体関係を持たせられないなら依存です、恐怖が根本にある依存は強力なものです、それが主からであれば独裁政権、つまり主への反逆を生む可能性がありますが、主は関係ない、むしろ助ける側、ヒーローになればもっとも~~~~~っと、ご主人への愛が確実になると思いません?」
エラトマ「狂気だね、流石は私が認めた主だ、それじゃあ針を沢山用意しないと♪ああ、子宮の震えが治まらない・・・疼いちゃう♪」
エラトマはそう言いながら奥の部屋に戻る。
メリア(本来白銀帝王龍は邪悪な龍、これが本来の姿、ハクは本当に異例、白銀帝王龍なのに全然狂気が存在しない、本当いい子を見つけることが出来ました、しかも最近あの子は強さに拍車が掛かっている、とうとう雑魚から格上まで、時間の耐性が存在しない相手なら傷一つ受ける事なく倒す事が出来るようになった、専属神内で言えば低いですけど、ハクは本当有望、成長が楽しみです)
・・・・・・
メリアが1時間ほど、紅茶を堪能していると基地内に入ってくる者が居た。
メリア「帰ってきましたか、どうでした?」
サウル「弱い、創造主、あれが本当に上級なのでしょうか?」
メリア「そうですよ、貴女が強すぎるのです、貴女の存在、それこそが異例、凶器なのですから」
サウル・カレウエ 【黎明の陽射し】No.1 種族:神造穢粘液神
サウルはメリアとファナが開発し、成功した神、穢れを纏い、支配する神造女神。
メリア(女神は体内に穢れを取り込む事で絶命する、それはどんな強い女神でも例外ではない、そしてその穢れの性質、特性を何百という実験体のサンプル結果を得て、この子を作り上げた、もちろん毒だって容易、そして穢れの性質を分析しているから、私や専属神、直属部隊の子達にはワクチンを打たせて貰ってる、誤って穢れを投入されたら大変だものね、死にはしないにしても気分の良い話しではないわ)
サウル「それで次は神王?」
メリア「いえ、最上級神ですよ、ですがそこまで来ると難しいですね、野良の最上級神は私達でも欲しい神材ですからね、あまり実験で消費したくないんですが・・・」
サウル「男なら?」
メリア「・・・気持ち悪い話しですが、男の神も穢れが生まれれば死ぬはずです、ですが私は男という存在が気持ち悪い、ご主人以外の男なんて死ねばいい、不愉快、少し優しくしたら気安く話しかけてくるのも不愉快、身内でも関係なくです、表には出しませんがね、触られたらその手を塵も残さずに消し飛ばしたい・・・私に触ったという記憶すら・・・許せない、私の身体はご主人のもの、私の身体を知っていいのはご主人だけ、この体温も、柔らかさも、汗も、垢も、臭いも、全部全部・・・ご主人だけの物です・・・」
サウル「なら男消す?」
メリア「辞めておきましょう、それは大変魅力的ですが、反感を買われます、流石の私も世界を敵に回す程馬鹿ではありません、ですが【神殺し】を完全な物にするのであれば、男の研究も必要ですね、ファナに任せましょう、少し席を外すわね」
サウル「どうしてたらいい?」
メリア「能力のON・OFF練習をしていなさい、後は人間形態を維持出来るように、貴女に肉体を与えなかったのはその【変幻支配】で何者にもなれる可能性を見出したかったからなのだから」
サウル「了解しました、創造主」
サウルはそう言うと幼い少女の姿から液体に戻る、それが本来のサウルの姿だった。
サウルは粘液種、スライムという存在である。肉体を持たないため怪我という概念が存在しない、そして吸収もされないため、食べられても消化されずにそのまま残る、そして内側から穢れを生み出し、消滅させる、【黎明の陽射し】最強の生まれて数か月の【神王級】である。
・・・・・・
メリア「というわけで男の穢れを研究してほしいのだけど」
ファナ「興味深い、女神の穢れは有名な話だが男の穢れは聞かない、それを見つけ出せというのか」
ファナは研究室にある液体ボックスを眺めながら考える。
ファナ「いいだろう、だがここは曲がりにも帝国だ、女帝でも研究のためとはいえ、帝国、まして女帝の手の届く範囲に男を置くのは気分が悪いだろう、別の研究施設を用意してくれるのかな?」
メリア「手配しましょう、男の神は【下級神】そして次は【中級神】と上げて、【神王】までやっておいてください、女神は大事ですが、男は要りません、まあ他の男に股を開いた穢れた女神もゴミ同然なおですがね、その男が怒って近づいてくると考えただけでも嗚咽ものです」
ファナ「女帝も大概狂ってる、だがそれがいいのだがな、良かろう、帝国の領土で帝国外に研究施設、そして研究用モルモットとして男の下級神を1000体容易してくれ、そうだな、性交をした場合も見ておきたいからな、殺しても構わない女神を100体、経験人数が1人の男は?2人の男は?と多くのパターンで研究をしたいからな」
メリア「わかりました、帝国外から拉致してきましょう、もう帝国の女神は配下神ですら財産です、ご主人の動き次第では下級神でも最上級神クラス以上のポテンシャルを持たせる事が出来る事を知ったので」
ファナ「へぇ、それは興味深い、それはいつか私達も帝王様に身体を捧げてもいいのかね」
メリア「もちろんです、ですがファナやエラトマは邪悪過ぎるので、愛想笑いを覚えてください、サウルはまだ生まれて間もないのでこれから教えますし、アナリシアはコミュ障という奴ですかね」
ファナ「だが帝王様は凄いお方だ、いつか帝王様本人を研究したいものだ、1日で現帝王神の数十倍のポテンシャルの伸び、そしてその恩恵として接吻程度で相手への覚醒、性行為で更なる覚醒とポテンシャルの大幅強化、自身の姉を使ってよくもまあ、そこまでの結果を導き出したものだ」
メリア「誘導したわけじゃないですよ、ただそう、身近に見やすい研究対象が居たので、見ていただけです、おかげで身体が寂しかったですよ」
メリアはメルリアとパトの性行為をメルリアの初体験以来全て観察していた、それは性行為の回数とメルリアの覚醒幅の観察をしたかったからだ、結果、キスや体液提供は覚醒は促せるが、ポテンシャル自体は全然上がらず、種族だけが上がったという状態になる、もちろん種族が上がっているので種族値が上がり、ポテンシャルは上がるのだが、元々高種族は成長幅が少ない、だが性行為は別である。
メリア「性行為1回でメルリア姉様程の完成された種族とポテンシャルですら関係なく覚醒した、それそして回数を重ねる事に現時点のメルリア姉様の最大ポテンシャル値から2倍、次の性行為で2倍に膨れ上がったポテンシャルからさらに2倍、つまり2回性行為するだけで本来の4倍強くなっているのです」
ファナ「化物じゃないか・・・そんな事がありえるのかい?」
メリア「もちろんポテンシャルだけの話です、実力は上がりません、ですが、ポテンシャルは上限値、それが無限に上がるというのは恐怖です、神界はポテンシャルの高さで判断しますからね」
ファナ「だがおかしな話だ、なら女帝、君は既にとんでもない量の覚醒をしているのではないか?」
メリア「してますよ、ただ封印されているだけです、ですが面白い結果は得られました」
メリアは話す。
メリア「ご主人が相手に対する好感度によって覚醒の有無が変わる、つまりご主人が相手に好意がない状態で性行為しても全然覚醒しないのです、天野江奏星、唯一専属神以外で何度も肉体関係を持って居た子です、その子も私は見ていました、ですが彼女も中々の性行為回数を重ねているにも関わらず大きな成長をしないのです、それはつまり、【好意がないと主からの恩恵を受ける事は出来ない】、メルリア姉様は2倍、それはご主人がメルリア姉様にそれだけ愛情がある証、ですがその数値を明確に出したいのです、つまり100なら2倍というのであれば、私はもっともっと媚びさせます、そして好感度200で3倍、好感度300で4倍と一度の性行為で覚醒を促せるのであれば私は帝国をそのように動かします」
ファナはメリアが意気揚々と語る姿を見て考える
ファナ(やはり狂っている、私も大概狂っていると認識しているがこいつはその比ではない、自分が第一優先でもなく帝王パトの為だけに全てを注いでいる、それ以外は帝王パトを喜ばせるパーツに過ぎないと言わんばかりな・・・これが帝王神候補だというのだからこの世界も狂っている・・・面白い!)
メリア「いつかおふざけと呈して、皆に【好感度眼鏡】を付けて貰ってご主人の好感度を見ましょう!そうすればデータは取れる!そこから計算して、ご主人の事をもっと理解することが・・・」
ファナ「女帝、貴女の目的はなんだ?」
ファナは聞く、メリアはその問いについて即答する。
メリア「ご主人が世界の中心となる世界を作る、いずれご主人は帝王神になる、そして世界の王になった時、ご主人が世界の支配者となり常識となる、全世界はご主人の手のひら、だけどそれを叶えるためには近道は出来ない、色んな不明瞭を明確にしないといけないし、反乱分子を徹底的に除去しないとカビが生えてしまう、【絶対支配】を持つ私は封印が解けた時にこれらを全て絶対にする、その下準備です。ご主人に逆らう者はゴミ、忠誠を誓えない者もゴミ、信仰出来ない奴もゴミ、難癖つける馬鹿には輪廻転生すらも許さない徹底した死を、悪と呼ばれる存在もご主人が認めるなら認める。そんな世界です、私はそんな世界を作れたら・・・もう何もしません、ただご主人の横で愛玩具として人生を真っ当しましょう、今はそんな未来を作るための投資です、だから今こうやって私がご主人から離れる事は仕方ないと割り切れます」
ファナは震えた、自分も狂気に満ちていると自覚していたが、メリアはその比ではない、格が違うと本能から理解した。
ファナ(はは・・・思い出すな、こいつが私を勧誘してきた時、そこはかとない恐怖を感じた、【こいつには絶対に逆らってはいけない】という上下関係を一目見ただけで植え付けられた、他のメンバーもそうだ、私は・・・とんでもない奴の下についたのだな)
ファナ「もういい、頭が痛くなる」
メリア「別にこの目的は皆にも言っている事ですので、まだまだ軽いですよ」
ファナ「表でもそれを平気で言ってるのか?!」
メリア「はい、別に隠す野望でもないですし、これは必然ですから」
ファナ「・・・メリア様、貴女が隠す程の野望とは・・・なんですか?」
メリア「んん?ないですよ?私はご主人の物ですから、私がNo.1の世界なんて要りません、ご主人がNo.1、そして私がNo.2これです」
メリアは軽いお喋りを済ませた感覚で挨拶をし、研究所を後にする。
研究所に残ったファナは近くにある椅子に座り、頭を抱える
ファナ「世界は広いものだ、私がまだ常識神に思える、いや、私もあの領域まで狂えということか・・・」
ファナは笑っていた、「最高の環境だ・・・」
・・・・・・
メリアはやる事を終え、メリアに偽装しているアナリシアと場所を一瞬で代わる。
メリア「ふう、業務と言ってもやる事ありませんし、ご主人が次のおふざけで【専属神達がご主人のからの好感度を見る】ように誘導しましょう、法則を見つけれれば今後良い研究になりますしね」
メリアはニコニコしながら次の行動に移す準備をする。
パトのために。
パト「メリア、順調か?」
パトは深くは問わない、それはメリアにとって求めて欲しくないとわかっているからだ。
メリア「順調ですよ、ご主人♪」
メリアはそう言いながらパトに抱き着く、二人きりだと表では見せない程甘えてくる、そんなメリアの姿が愛おしく思うパト
パト「別に隠し事をするななんて言わない、嘘をつくななんて言わない、メリアの好きにしたらいい、俺はメリアの行動に文句は言わない」
パトはメリアの頭を優しく撫でながらそう言う。
メリア「そうですか、では隠し事も嘘もつきます、だけど絶対に約束します、ご主人や専属神の子達は絶対に裏切りません、それだけは約束します」
パト「それだけ聞けるならいいよ」
パトとメリアはそう話しながら時間を過ごす。
・・・・・・
メリア「ではメルリア姉様、後はご主人をよろしくお願いしますね」
メリアは身なりを整えるとリビングで待機していたメルリアに声を掛ける
メルリア「メリア、あまり旦那様を心配させないであげてくださいね」
メリア「そうですね、私は今もメルリア姉様のポジションが羨ましいですよ、今すぐにでも代わりたいくらいです!」
メリアはそう言いながら、パトの部屋を後にする。
メルリア「旦那様、着替えをお持ちしました」
パトは半裸のままベッドに座っていた。
パト「あまり抑制出来なかったなぁ、琴歌から聞いていた通りならメリアは何か悪事を働いている、俺はメリアにも汚れ役はするなと言っていた、だけど国のためなら汚れ役が必要なのもわかる、だから少しでもメリアから話してくれると期待はしてたんだけどなぁ」
パトは少し寂しそうにメルリアに語る。
メルリア「メリアなりの考えがあると思います、旦那様もメリアを信じてあげてください、メリアの姉として、お願いします」
パト「疑いなんてしてないよ、だけど辛いなら辛いって言ってほしいんだ、それだけでいいんだ、確かにメリアにとって俺の場所は休める場所なのかもしれないけど・・・」
パトはため息をつく、
パト(正直、メリアが悪さをしてたって嫌いになる事はない、それだけ俺だってメリアを愛している、だけど、だからこそ、その悪さも俺と共有してほしいと思うのは俺の我儘なのかな、いや、実際は俺がメリアに命令すればいいだけの話、メリアだって専属神なんだ、俺が命令すればメリアは断る事は出来ない、むしろ聞かれたならメリアは隠さずに答えるだろう、だけどそれをしないのは俺の覚悟の弱さだ、メリアがどれほどの闇と悪を抱えているかわからない、それを許容できるのか、その自身が今の俺にはない、弱い自分自身が悪いんだ)
・・・・・・
メリアは自室に帰る、そしてパトの事を考える。
メリア(私の事を凄く気にしてくれてますね、ですが、怖くて聞けないって所ですかね、正直ご主人が聞いてこられても少し抵抗はありますね、ご主人はまだ綺麗ですからね、人の不幸や犠牲の上で成り立つ平和に偏見を持って居る、琴歌ちゃんもそうですけど、どれだけ綺麗事を言っても、それを実験し、成果を得たからこそ、歴史と学問は存在する、知恵とは何かを犠牲にしなければ得られない世界の宝、その価値が高ければ高いほど、独占した時に優位に働く、それを平凡出身の琴歌ちゃんにはまだわからないんですよね、まだまだ甘いです)
メリアはそう言いながら、服を脱ぎ、着替える、そして自身の股に感じる温かい感触の記憶を堪能しながら、ベッドに倒れ込む。
メリア(さあ、明日はシスリットの報告ね、初仕事はどれ程の物か、正直、従属神の好感度は高くはないと思いますし、どこかのタイミングでご主人が一度つけていた【好感度眼鏡】の完成品を貰いましょう、それがいいですね、それをシスリットに渡して、好感度が一定値より低い愚か者を徹底的に教育ですね、大事なのは依存、好感度はそこからどうにでもなります、今従属神を抑えているのは将来性、つまりこの帝国に将来性を感じなくなったら即浮気される、それを阻止するためにもご主人と肉体関係を持ってもらいたいのですが、それも上手くいかない、なら好感度の低い反乱分子を尋問して洗脳して、ご主人を崇拝し、依存し、絶対的存在になって貰いましょう、そこからですね)
メリアはそう考えながら眠りについた。
・・・・・・・
メリアはパトの事しか考えていない、それはメリアはパトのために生まれ、パトという存在が自分の存在意義であり、パトという存在がメリアの全てだった、そのため、パトが絶対ではない世界がそもそも不満があり、メリアはパトのためならどんな手でも野望を成し遂げる。
メリア「さて、仕事の成果を聞きに行きましょうかね・・・っとその前にご主人の所に行っておねだりですね!」
メリアはそう言いながら、パトの部屋に向う。
・・・・・・
メリア「ご主人!おはようございます!」
パト「メリア!おはよう、珍しいね、どうしたの?」
ソルテ「メリア様、おはようございます」
月花「メリアちゃんおはよう~~」
リビングにはパトや専属侍女の3人の他に秘書のソルテと補佐の月花が居た
メリア「ご主人!以前使っていた【好感度眼鏡】が欲しいのですけど、私にひとつ貰ってもいいでしょうか?」
月花「メリアちゃん、その好感度で低い子に怒ったりしないわよね?」
メリア「そんなことしませんよ!少し入国してくる従属神を見て、調査をしたいだけです、もちろん見るのは好感度の高い低いでピックアップして低い子は何故低いのか、それを調べます、偵察やスパイの可能性もありますからね、その調査結果次第で次の政策検討会の議題にしようと考えているのです!」
ソルテ「でも従属神なら確かにそれだけする必要性はありますね、一般の神ならやりすぎですけど、従属神は既に帝国の配下、それなら国の運営関係で協力するのは義務です」
パト「別に構わないけど、あんまり住人を虐めるような事には使うなよ、命令だ」
メリア「もう、信用ないですね~、わかりました!私は絶対に悪用したりはしません!」
メリアはそう言うとパトから【好感度眼鏡】難なく入手する。
・・・・・・
メリア(私は・・・使いませんよ、私はね~~♪)
メリアは自分で使う気はサラサラなかったため、なんの問題もなかった、
パトが命令の効力を発揮するのは専属神のみ、つまりメリアはパトが強情で意思を曲げない場合、メリアですら計画を破綻させざるを得ない状況が生まれる可能性がある、だけど、メリア自身が特に何もしてなければなんの問題もなく、メリアの計画は進むのだ。
メリア(ご主人が私の手を穢す行為は許さないですからね、大事にして貰えてる証拠です、ならこの手を穢す行為は一切致しません、代わりの子にやってもらうだけです)
メリアはそう考えながら勤務部屋に入る、
そしてメリアは呼ぶ
メリア「交代の時間ですよ、しっかり勤務を頼みますよ、アナリシア」
メリアがそう言うと、即座にメリアの秘密基地に到着する。
アナリシア・サリヴァーレ 黎明の陽射しNo.4 種族:変幻神
アナリシアとメリアの現在位置を変えると同時にアナリシアがメリアに化け、メリアは常に裏の基地に居座る形となる、だが専属神との仕事はメリア自身が請け負っている、もし偽物で相手をすれば、それはパトや専属神への裏切り行為になるからだ。
・・・・・・
メリア「さて、シスリット、もう来ていたのですね、状況を聞かせて貰っていいですか?」
メリアはそう言いながらコーヒーを作る、この基地には【黎明の陽射し】のメンバーが在籍するが、雑用をするような神は一人も居ない、そのため、メリア自身が身の回りの事をこなさなければならないのだ。
シスリット「はい、まだ最初の方なので、上手く結果を出せているかわかりませんが、今の所表で主様の悪評を訴える者は居ません、それどころか帝国の政策にすら興味を示していない女神が殆どという印象です、【私達が考えた所で帝王様や専属神様の足元にも及ばないのだから考える必要がない】というのが共通の認識ですね」
シスリット・ホリーティア 【黎明の陽射し】No.5 種族:堕落劣下幸神
メリア「そうですか、それは良い話しですね」
嘘である。
メリアはそんな情報等一切求めていない、正直政策の件に関して従属神が興味が沸くはずがない、メリアが気にしてるのは女神一人一人のパトへの好感度、そこ一択なのだ。
メリア「なら政策に関しては問題ないという認識で良さそうですね、一部の声とは言え、そう認識出来るのは良い事です、それでシスリットにはこれを渡します」
メリアは【好感度眼鏡】を渡す、もちろんパトから貰ってからメリアは別のデザインに変えてある。
メリア「それは【忠誠眼鏡】ご主人への忠誠度が数字で見える眼鏡です、それが【80以下】の場合、尋問をせざるを得ませんね、対象は従属神、配下神まで手を伸ばしたい所ですけど、まだシスリット的にも辛い話しでしょう、なので、どんな力を駆使してもいいので、その眼鏡で判断してリストアップし、私に逐一報告しなさい、貴女の仕事次第でメルリア姉様の平穏な生活が懸かっていると思いなさい」
シスリット「わかりました、では今から教育に戻ります、失礼致します。」
シスリットはそう言うと即座に消えてしまった。
メリア「さて、エラトマ、そろそろ大量に仕事が入ってくるわよ」
メリアがそう言うと奥の部屋から勢いよく扉が開く!
エラトマ「やった!!どこまで痛めつけていいの!どこまで!ねえ!どこまで!!」
エラトマ・マールム 【黎明の陽射し】No.3 種族:白銀帝王龍
メリア「そうですね、殺したら意味ありません、もちろん幽閉をしたらここの存在が容易にバレます、なので、夢でも洗脳でもいいです、貴女の存在も露見しないようにしっかりと・・・ね」
エラトマ「簡単じゃん!それだけでいいの!それだけで殺し以外は何してもいいの!!やった!私やってみたかったんだ!針千本!針何本目から喘いでくれるかな~?痛覚に強い部位から弱い部位に、そして針はどんどん深く深く差し込んでね~~!【これくらいなら耐えれる】っていう救済を粉々にして泣かせるんだ~!それで千本が終わって相手が安堵したら追加の千本を持ってきてね!それを【横のバカが泣き言言うから余っちゃった~~、もし嫌なら説得してよ~~】って、そうすれば痛い思いをしたくない奴らは泣きながら、罵詈雑言を発しながら・・・う~~~~濡れてきちゃった~~~子宮が震える~~~~~!!!」
メリア「まず貴女が落ち着きなさい、別に仕事内容は任せます、最低条件さえ満たしていれば私から言う事はありません、興奮して自慰行為したいなら拷問中にでも拷問している女神を使ってでも発散しなさい、だけど言っておきます、成果は出してもらいますよ、壊したいわけではありません、【ご主人を愛さなければ恐怖がやってくる】そして忠誠を誓い、尽くし続ければ【恐怖がやってこない】それどころか【甘い蜜】が止めどなく降り注ぐ、そういう状態を作りたい、そして依存させる、肉体関係を持たせられないなら依存です、恐怖が根本にある依存は強力なものです、それが主からであれば独裁政権、つまり主への反逆を生む可能性がありますが、主は関係ない、むしろ助ける側、ヒーローになればもっとも~~~~~っと、ご主人への愛が確実になると思いません?」
エラトマ「狂気だね、流石は私が認めた主だ、それじゃあ針を沢山用意しないと♪ああ、子宮の震えが治まらない・・・疼いちゃう♪」
エラトマはそう言いながら奥の部屋に戻る。
メリア(本来白銀帝王龍は邪悪な龍、これが本来の姿、ハクは本当に異例、白銀帝王龍なのに全然狂気が存在しない、本当いい子を見つけることが出来ました、しかも最近あの子は強さに拍車が掛かっている、とうとう雑魚から格上まで、時間の耐性が存在しない相手なら傷一つ受ける事なく倒す事が出来るようになった、専属神内で言えば低いですけど、ハクは本当有望、成長が楽しみです)
・・・・・・
メリアが1時間ほど、紅茶を堪能していると基地内に入ってくる者が居た。
メリア「帰ってきましたか、どうでした?」
サウル「弱い、創造主、あれが本当に上級なのでしょうか?」
メリア「そうですよ、貴女が強すぎるのです、貴女の存在、それこそが異例、凶器なのですから」
サウル・カレウエ 【黎明の陽射し】No.1 種族:神造穢粘液神
サウルはメリアとファナが開発し、成功した神、穢れを纏い、支配する神造女神。
メリア(女神は体内に穢れを取り込む事で絶命する、それはどんな強い女神でも例外ではない、そしてその穢れの性質、特性を何百という実験体のサンプル結果を得て、この子を作り上げた、もちろん毒だって容易、そして穢れの性質を分析しているから、私や専属神、直属部隊の子達にはワクチンを打たせて貰ってる、誤って穢れを投入されたら大変だものね、死にはしないにしても気分の良い話しではないわ)
サウル「それで次は神王?」
メリア「いえ、最上級神ですよ、ですがそこまで来ると難しいですね、野良の最上級神は私達でも欲しい神材ですからね、あまり実験で消費したくないんですが・・・」
サウル「男なら?」
メリア「・・・気持ち悪い話しですが、男の神も穢れが生まれれば死ぬはずです、ですが私は男という存在が気持ち悪い、ご主人以外の男なんて死ねばいい、不愉快、少し優しくしたら気安く話しかけてくるのも不愉快、身内でも関係なくです、表には出しませんがね、触られたらその手を塵も残さずに消し飛ばしたい・・・私に触ったという記憶すら・・・許せない、私の身体はご主人のもの、私の身体を知っていいのはご主人だけ、この体温も、柔らかさも、汗も、垢も、臭いも、全部全部・・・ご主人だけの物です・・・」
サウル「なら男消す?」
メリア「辞めておきましょう、それは大変魅力的ですが、反感を買われます、流石の私も世界を敵に回す程馬鹿ではありません、ですが【神殺し】を完全な物にするのであれば、男の研究も必要ですね、ファナに任せましょう、少し席を外すわね」
サウル「どうしてたらいい?」
メリア「能力のON・OFF練習をしていなさい、後は人間形態を維持出来るように、貴女に肉体を与えなかったのはその【変幻支配】で何者にもなれる可能性を見出したかったからなのだから」
サウル「了解しました、創造主」
サウルはそう言うと幼い少女の姿から液体に戻る、それが本来のサウルの姿だった。
サウルは粘液種、スライムという存在である。肉体を持たないため怪我という概念が存在しない、そして吸収もされないため、食べられても消化されずにそのまま残る、そして内側から穢れを生み出し、消滅させる、【黎明の陽射し】最強の生まれて数か月の【神王級】である。
・・・・・・
メリア「というわけで男の穢れを研究してほしいのだけど」
ファナ「興味深い、女神の穢れは有名な話だが男の穢れは聞かない、それを見つけ出せというのか」
ファナは研究室にある液体ボックスを眺めながら考える。
ファナ「いいだろう、だがここは曲がりにも帝国だ、女帝でも研究のためとはいえ、帝国、まして女帝の手の届く範囲に男を置くのは気分が悪いだろう、別の研究施設を用意してくれるのかな?」
メリア「手配しましょう、男の神は【下級神】そして次は【中級神】と上げて、【神王】までやっておいてください、女神は大事ですが、男は要りません、まあ他の男に股を開いた穢れた女神もゴミ同然なおですがね、その男が怒って近づいてくると考えただけでも嗚咽ものです」
ファナ「女帝も大概狂ってる、だがそれがいいのだがな、良かろう、帝国の領土で帝国外に研究施設、そして研究用モルモットとして男の下級神を1000体容易してくれ、そうだな、性交をした場合も見ておきたいからな、殺しても構わない女神を100体、経験人数が1人の男は?2人の男は?と多くのパターンで研究をしたいからな」
メリア「わかりました、帝国外から拉致してきましょう、もう帝国の女神は配下神ですら財産です、ご主人の動き次第では下級神でも最上級神クラス以上のポテンシャルを持たせる事が出来る事を知ったので」
ファナ「へぇ、それは興味深い、それはいつか私達も帝王様に身体を捧げてもいいのかね」
メリア「もちろんです、ですがファナやエラトマは邪悪過ぎるので、愛想笑いを覚えてください、サウルはまだ生まれて間もないのでこれから教えますし、アナリシアはコミュ障という奴ですかね」
ファナ「だが帝王様は凄いお方だ、いつか帝王様本人を研究したいものだ、1日で現帝王神の数十倍のポテンシャルの伸び、そしてその恩恵として接吻程度で相手への覚醒、性行為で更なる覚醒とポテンシャルの大幅強化、自身の姉を使ってよくもまあ、そこまでの結果を導き出したものだ」
メリア「誘導したわけじゃないですよ、ただそう、身近に見やすい研究対象が居たので、見ていただけです、おかげで身体が寂しかったですよ」
メリアはメルリアとパトの性行為をメルリアの初体験以来全て観察していた、それは性行為の回数とメルリアの覚醒幅の観察をしたかったからだ、結果、キスや体液提供は覚醒は促せるが、ポテンシャル自体は全然上がらず、種族だけが上がったという状態になる、もちろん種族が上がっているので種族値が上がり、ポテンシャルは上がるのだが、元々高種族は成長幅が少ない、だが性行為は別である。
メリア「性行為1回でメルリア姉様程の完成された種族とポテンシャルですら関係なく覚醒した、それそして回数を重ねる事に現時点のメルリア姉様の最大ポテンシャル値から2倍、次の性行為で2倍に膨れ上がったポテンシャルからさらに2倍、つまり2回性行為するだけで本来の4倍強くなっているのです」
ファナ「化物じゃないか・・・そんな事がありえるのかい?」
メリア「もちろんポテンシャルだけの話です、実力は上がりません、ですが、ポテンシャルは上限値、それが無限に上がるというのは恐怖です、神界はポテンシャルの高さで判断しますからね」
ファナ「だがおかしな話だ、なら女帝、君は既にとんでもない量の覚醒をしているのではないか?」
メリア「してますよ、ただ封印されているだけです、ですが面白い結果は得られました」
メリアは話す。
メリア「ご主人が相手に対する好感度によって覚醒の有無が変わる、つまりご主人が相手に好意がない状態で性行為しても全然覚醒しないのです、天野江奏星、唯一専属神以外で何度も肉体関係を持って居た子です、その子も私は見ていました、ですが彼女も中々の性行為回数を重ねているにも関わらず大きな成長をしないのです、それはつまり、【好意がないと主からの恩恵を受ける事は出来ない】、メルリア姉様は2倍、それはご主人がメルリア姉様にそれだけ愛情がある証、ですがその数値を明確に出したいのです、つまり100なら2倍というのであれば、私はもっともっと媚びさせます、そして好感度200で3倍、好感度300で4倍と一度の性行為で覚醒を促せるのであれば私は帝国をそのように動かします」
ファナはメリアが意気揚々と語る姿を見て考える
ファナ(やはり狂っている、私も大概狂っていると認識しているがこいつはその比ではない、自分が第一優先でもなく帝王パトの為だけに全てを注いでいる、それ以外は帝王パトを喜ばせるパーツに過ぎないと言わんばかりな・・・これが帝王神候補だというのだからこの世界も狂っている・・・面白い!)
メリア「いつかおふざけと呈して、皆に【好感度眼鏡】を付けて貰ってご主人の好感度を見ましょう!そうすればデータは取れる!そこから計算して、ご主人の事をもっと理解することが・・・」
ファナ「女帝、貴女の目的はなんだ?」
ファナは聞く、メリアはその問いについて即答する。
メリア「ご主人が世界の中心となる世界を作る、いずれご主人は帝王神になる、そして世界の王になった時、ご主人が世界の支配者となり常識となる、全世界はご主人の手のひら、だけどそれを叶えるためには近道は出来ない、色んな不明瞭を明確にしないといけないし、反乱分子を徹底的に除去しないとカビが生えてしまう、【絶対支配】を持つ私は封印が解けた時にこれらを全て絶対にする、その下準備です。ご主人に逆らう者はゴミ、忠誠を誓えない者もゴミ、信仰出来ない奴もゴミ、難癖つける馬鹿には輪廻転生すらも許さない徹底した死を、悪と呼ばれる存在もご主人が認めるなら認める。そんな世界です、私はそんな世界を作れたら・・・もう何もしません、ただご主人の横で愛玩具として人生を真っ当しましょう、今はそんな未来を作るための投資です、だから今こうやって私がご主人から離れる事は仕方ないと割り切れます」
ファナは震えた、自分も狂気に満ちていると自覚していたが、メリアはその比ではない、格が違うと本能から理解した。
ファナ(はは・・・思い出すな、こいつが私を勧誘してきた時、そこはかとない恐怖を感じた、【こいつには絶対に逆らってはいけない】という上下関係を一目見ただけで植え付けられた、他のメンバーもそうだ、私は・・・とんでもない奴の下についたのだな)
ファナ「もういい、頭が痛くなる」
メリア「別にこの目的は皆にも言っている事ですので、まだまだ軽いですよ」
ファナ「表でもそれを平気で言ってるのか?!」
メリア「はい、別に隠す野望でもないですし、これは必然ですから」
ファナ「・・・メリア様、貴女が隠す程の野望とは・・・なんですか?」
メリア「んん?ないですよ?私はご主人の物ですから、私がNo.1の世界なんて要りません、ご主人がNo.1、そして私がNo.2これです」
メリアは軽いお喋りを済ませた感覚で挨拶をし、研究所を後にする。
研究所に残ったファナは近くにある椅子に座り、頭を抱える
ファナ「世界は広いものだ、私がまだ常識神に思える、いや、私もあの領域まで狂えということか・・・」
ファナは笑っていた、「最高の環境だ・・・」
・・・・・・
メリアはやる事を終え、メリアに偽装しているアナリシアと場所を一瞬で代わる。
メリア「ふう、業務と言ってもやる事ありませんし、ご主人が次のおふざけで【専属神達がご主人のからの好感度を見る】ように誘導しましょう、法則を見つけれれば今後良い研究になりますしね」
メリアはニコニコしながら次の行動に移す準備をする。
パトのために。
2023年09月04日
No.121 赤字経営 ネス工房
ネス「また赤字・・・毎日仕事してるのになんでっすか・・・」
ネスは毎月行っている決算をしていた、その金額を見て気分が下がっていた。。
ネス「経営に向いてないんすね、いっその事どこか経営が上手い妖怪の所に行って一緒に働かせてもらうっていうのも手っすね、でも求人なんてあるのか・・・そもそも妖怪族はほとんど手に職を持って生計を立ててるっす、自分の事は自分でしろって考えばかりの一族っすから誰も雇ってくれないっすよね・・・」
ネスは深いため息をついた、誰かに頼れたらと考え、主であるパトが頭に浮かぶ。
ネス(主に相談しよう、そうすればもっと仕事を斡旋してくれるかもしれないっす、でも仕事してるのに赤字って変な話っす・・・)
・・・・・・
パト「やっと自分の経営の下手さに気付いたか、遅すぎる気もするけど」
ネス「主、私なんかに時間を取られるのが不愉快極まりないのは承知の上なんすけど、このままだと飢え死にっす、どうか仕事をくださいっす!」
パト「いやいや、ネス、ネスは仕事量としては充分過ぎる、問題なのはお金の設定だ、そこがほとんどどんぶり勘定だからマイナスになるんだよ」
ネス「どんぶり勘定ってなんすか?なんか旨そうっすね」
パト「大体これくらい?でお金を決めてるってことだ、本来なら自分の売り上げが出るように値段を決めておくんだよ、1仕事何ミル、って、確か人形修理とか武器修理、制作でもある程度値段を決めてただろう、あれはどんな根拠で決めてるんだ?」
ネス「大体これくらいって感じっすね」
パト「馬鹿!普通は武器作成なら、制作の工程に掛かる時間、技術料を含めたうえで計算するんだよ!そのうえで妖怪族の間の大体の定価を把握するんだ!例えば妖怪族の間で10000ミルで武器を作られているならそこからスタートだ!そこからどうギリギリまで売り上げが出る数字で他のライバル店を差をつけるかが商売!同レベルならそうだけど、もしネスの技量が買われていたら定価10000ミルよりも高い値段でも仕事が来る!そうやって技術で儲けるか!質より量で儲けるか!そこからなんだ!」
ネス「なるほどっす!ちなみに妖怪族の武器制作はオーダーメイドなら50000ミル、そこから素材代やら諸々が乗ってるはずっす!」
パト「つまり、似たような工程で仕事してるとどうしても50000ミルは掛かるって話だ、ネスならどれくらい安くする?」
ネスはパトに言われて考える、そして
ネス「30000ミルで出来るっす!だからいつも30000ミルから見積もり作ってるっすよ?」
パト「ばかもん!馬鹿正直に30000ミルにするやつがあるか!出来るとわかっていてもある程度幅見ておくんだよ!30000ミルはライバル店との値引き駆け引きが発生した時の最低金額!家電製品の店の仕組みは大体そうだ!覚えておけ!!」
ネス「家電商品が何かわからんっすけど了解っす!!」
パト「とりあえず48000ミルだ、なら普通に仕事をこなすだけで18000ミルの売り上げだ、そして材料費!ネスはこれをどう算出してる?俺の時もそうだったけど値段を把握してるのか?」
ネスは得意げな顔で話した。
ネス「それはもう間違いないっす!情報網ってやつっすよね!こんな辺境の地でもチラシは来るッス!その中から最安の材料を仕入れてるっす!これで間違いないっす!」
パト「情報の視野がせまーーい!」
パトが大げさな素振りでネスを否定する
パト「材料費を最安というのなら世界各国を巡れ!そもそもその材料の生産元は把握してるのか?そこからどれだけ材料屋が仲介に入ってるかで材料屋のランクも変わってくるんだぞ」
ネス「え、そうなんすか?てっきり材料屋が材料を制作してるとばかり」
パト「それは加工屋だ、素材を見つける人、次にそれを加工する人、次に加工した素材を材料として作る人、それを売る人、それを遠くまで売るための運送、支店、からの契約会社!そしてネスの元にだ!(パトも詳しくは把握してない)」
ネス「すっごい数の人が介入してるんすね!!」
パト「そうだ!つまりネスが買ってる材料屋は悪いけど、間に沢山の仲介が入ってる末端の材料屋、つまり凄く高い!!鉄の原価を知ってるのか?」
ネス「原価ってなんすか?」
パト「鉄本来の値段だよ!他のなにも介入していない元々の値段!大体1キロ単位だからそこから購入する時に大体何ミル上乗せされてるかわかるんだよ、鉄1キロ100ミルだとして材料屋の鉄塊10キロが3000ミル、はい!何ミル上乗せされてるでしょうか!」
ネス「えっと・・・1キロ100ミルで・・・10キロが1000ミルっすから・・・2000ミル上乗せされてるっす!」
パト「そう!つまり2000ミルも加わってるんだ、それで本題だが、ライバル店と差をつけるのは他の店よりも安くする方法があると言ったよな?」
ネス「うっす!」
パト「ここで大事になってくるのが、【どの段階で購入するか】だ!ぶっちゃけ鍛冶の仕事は知らないけど、加工された鉄じゃないと駄目なのか?無加工の鉄でも同じ武器は作れるんじゃないか?」
ネス「そうっすね、加工ならうちでも出来るっす!武器の修理やメンテナンスで加工はお手の物っス!」
パト「なら材料屋で買うんじゃなくて、一番最初の素材を見つける人から直接貰えばいい、違うか?」
ネス「・・・主・・・頭いいっすね・・・そうすれば仲介料金は掛からない・・・っす」
パト「そう、素材を見つけた人の費用が上乗せされる程度、つまり限りなく原価に近い値段で購入が出来る、そこから運送屋は必須だからそこさえおさえれば・・・ほら!安くなる!こうやって他のライバル店を差を広げるんだ!だけどこれは対人関係や交渉スキルが必須になってくる!、業界のタブーがあるみたいに、ルールを知っておかないといけない」
ネス「業界のタブーっすか?」
パト「ああ、もしネスみたいな職人が素材提供者から直接貰った場合、損する奴が沢山居るだろ?」
ネス「そうっすね、加工屋とか材料屋っすよね?」
パト「ああ、つまりそこらの連中の仕事を奪う行為になる、つまり敵が増える、素材提供者や運送屋にとっては関係ない話しだけど、それでいい気がしない奴らも居る、だからそういう争いにならないように業界の間で暗黙の了解があったりするんだ、だけどこっちも商売、破っても問題ないルールはバレない程度にやれば良い、馬鹿正直にやってたらいつまでも貧乏経営者だ」
ネス「なんか悪っすね!でも安くなった材料をそのまま見積もりにしたらバレるんじゃないっすか?」
パト「馬鹿正直に見積もりにしなくていいんだよ、そうだな、材料屋で買えば3000ミル、だけどネスは1000ミルで購入できた、なら大体2800ミルくらいで見積もりに書けばいい、詳細は黙って居たらいい」
ネス「成程っす!そうすればその分の金額はうちの儲けになるんすね!」
パト「そうだ、これで工費と材料費の話は認識できたか?」
ネス「えっと・・・認識は出来たんすけど・・・情報がかなり必要になるんすね」
ネスは頭を抱える。
パト「そうだな、しかも素材の原価だってその時その時で価値が変わる、常に一定じゃない、素材提供者は価値がある時に売れば儲け、だけど材料屋みたいにいちいち値段を変えれない店からすると赤字、逆に価値がない時に売れば赤字、だけど材料屋みたいな店は儲けだ、何故かもうわかるよな?」
ネス「入ってくる材料の値段が違うからっすか?」
パト「そうだ、さっきも言ったけど素材提供者から色んな人が仲介して材料屋に届く、つまりそこから上乗せされた最終金額が材料屋の手元に来るんだ、だけど材料屋ももちろんライバル店は居る、つまり安い方が売れる、そしてコロコロ値段を変えてしまえば客も減る恐れがある、普通は変えるんだけど、やっぱり決まった定価で取引したいからな、それを毎度変えられたら客側は溜まったもんじゃない、そうだろ?」
ネス「1000ミルだったものがいきなり高騰で1500ミルになったら泣くッス・・・」
パト「だから基本値段のバランスって凄く繊細で見極めが難しいんだ」
ネス「頭がこんがらがってきたッス・・・」
パト「後少しだ、頑張れ妖鳥」
パトはネスの頭を軽く撫で、労う。
パト「工費は妖怪族の中で普及している定価額を知る、材料費は原価に近い安い経路で購入する、後は何かわかるか?」
ネス「え、まだあるんすか?」
パト「この工房や工具はどうやって維持するんだ」
ネス「あ~~なる程っス」
パト「この工房だって消耗品だ、使い続ければ綻びが生まれる、数年経てば壊れもする、つまり、この場所や環境で仕事をするための費用を乗せないといけないんだ、例えるなら祭りの屋台で買う物だな、あれらが高いのはその場所を使わせてもらっているという場所に費用も入ってる、原価、人、場所、それらを計算した結果、普通のスーパーよりも高い値段で設定されてるんだ、自動販売機だって原価から場所や電気代とかの維持費、税金が乗って今の値段に設定されているんだ、それくらい場所に掛かる費用というのは大事って話だ」
ネス「成程・・・全然考えてなかったっす」
パト「ちなみにこの場所って実際の所維持費は掛かってないのか?」
ネス「妖怪族は自分達の村や家族、縄張り内で独自のルールを作りたがるっすからね、園自体に収める税額は一定で決まってるだけでそのほかは関与されてないっす」
パト「その税金って何に使われてんだ?」
ネス「妖怪族の都市じゃないっすかね、知らないっすけど」
パト「つまり一定の税金を納めれば特になにをしてても良いってことか、それでその税金の金額は?」
ネス「時間の概念が場所によって曖昧っすから、一人生涯5億ミル収めれば支払い義務は終わるっす」
パト「5億ミルって、妖怪族の寿命って何年?」
ネス「さあ、誰も死なないっすからね、うちも14歳っすし、妖怪は自然現象で生まれるのが殆どっすから親なんて概念もないっすから、種族事に違うんじゃないっすかね?ただ聞いた話によると死んでも税金が払い終えて居ない場合、無理矢理蘇生させられるらしいっす、死にたいなら税金を払ってから死ねってことっすね」
パト「死ぬことすらも許さない税制ってヤバいな」
パトはそう言いながらネスの寿命を人間とは違うとわかっている状態で大体100年と換算して、地球の感覚で考えたところ年約500万払わないといけない計算だった、1000年~2000年生きるのなら丁度いい数字になるため、恐らく寿命1000年くらいを基準に考えているのだと考えていた。
パト「少なくともネスは1000歳は生きるよ、よかったな」
ネス「え、あと986年も生きないといけないんすか?生き地獄じゃないっすか」
パト「ちなみに早く死にたいなら沢山稼げよ、ちなみに先月は何円税金を納めたんだ?」
ネス「2万ミルっすね、あまりにも生活品が買えなかったっすから本来収めるはずだったお金がなくなったんす・・・」
パト「まだ1000年以上は生きないとだな」
ネス「世知辛い世の中っす・・・」
・・・・・・
ネスはパトに言われた事をメモにしていた。
パト「まあ、仕事があるのはわかるけど、さっきも言った通りタイムリーな情報が商売では必須だ、少しでも古いとすぐに置いて行かれる、俺も最近起業したんだけど、そこらあたりは琴歌や月花が凄いから俺も全然なんだ」
ネス「奥が深いんすね・・・」
パト「あとはネスには必要ないかもだけど、宣伝費とか、経費だね、宣伝は「自分はこういう仕事をしてます!こういうサービスをしています!」ってアピールするための費用だね、もちろん効果は集客だ、客が居ないと商売は成り立たないからね、まずは知ってもらう事から始めないとスタート地点には立てないぞ、次に経費、さっき言った道具とか消耗品、場所代は経費として計算するんだ、年でこれだけ取るって決めたらそこからおおよその件数に合わせて計算して乗せておくんだ、うちの国だとそこの基準があって面倒くさいけど、妖怪族の国なら問題ないだろうし」
ネス「成程っす、ちなみにどんな感じっすか?」
パト「そうだな、地球感覚で言うと年10万を経費として持っておく場合、月15件仕事すると考えて12ヵ月で合計ノルマ180件、だから10万から180を割って、役560ミル、つまり最低でも1件に560ミルを経費で乗せておけば問題なしってことだ、多すぎるのは別に売り上げになるから問題ないし、こんなもんだろ」
ネス「成程っす、一度これで見積もりを変えてみるっす!」
ネスがパトから貰った案件の見積もりを作り直してみた。
パト「ネスにだけ特別扱いできないからここからは自分でやるんだぞ、贔屓にして他の妖怪族が俺と契約しに来てくれたらそれはそれで凄く楽だからいいけど」
ネス「・・・それは今は辞めてほしいっす、独占したいっす、この繋がりはちょっと・・・」
ネスは走らせていた筆を止めた。
パト「別に今は考えてないけどそうはいかないよ、いつかはこの世界全員と契約して力を手に入れないといけないわけだし」
ネス「そうっすね、我儘だったっす、でももし他の妖怪族と契約したらうちみたいな根暗とは関わってくれないと思うと・・・辛いっす」
ネスは少し泣きそうな顔で俯く、パトはこういう反応には弱く、言葉を詰まらせる。
パト(別にネスは嫌いじゃない、でも将来、契約する従者が増えた時、今みたいにネスと関係を続けてるかと言われたら自信はない、だって今でさえ専属神の子達でも関わりが少ない奴が出てきている、従属神なんてもってのほかだ、その中で帝園の従属なんてネルとかルナ、駐在契約をしている3人以外だとそこまで接点がない、俺の肉体は一つしかないからな・・・)
そんな事を考えるパトでもネスに応える
パト「辛いなら今回みたいに連絡してこい、そうすれば俺がいつでも召喚してやる、そこは我儘になってもいいんじゃないか?それも関係を繋ぐ努力は居るんだ、商売と同じでな、太客は逃さないのも技量だぞ!」
パトはそうネスを励ます。
ネス「そうっすね、せっかく約束を守って定期的に仕事をくれるっす、最近はあのティエル様から仕事を流してくれる事もあるっす、天使族や鬼族が客として一生居てくれる保証はないっすからね、頑張るっす!」
ネスはそう言いながら再度ペンを走らせる。
パトは笑顔でネスの仕事姿を見届けながら、月花から渡された【経営指南本】を読みながら自分の起業した会社が上手くいくように勉強に励む。
ネスは毎月行っている決算をしていた、その金額を見て気分が下がっていた。。
ネス「経営に向いてないんすね、いっその事どこか経営が上手い妖怪の所に行って一緒に働かせてもらうっていうのも手っすね、でも求人なんてあるのか・・・そもそも妖怪族はほとんど手に職を持って生計を立ててるっす、自分の事は自分でしろって考えばかりの一族っすから誰も雇ってくれないっすよね・・・」
ネスは深いため息をついた、誰かに頼れたらと考え、主であるパトが頭に浮かぶ。
ネス(主に相談しよう、そうすればもっと仕事を斡旋してくれるかもしれないっす、でも仕事してるのに赤字って変な話っす・・・)
・・・・・・
パト「やっと自分の経営の下手さに気付いたか、遅すぎる気もするけど」
ネス「主、私なんかに時間を取られるのが不愉快極まりないのは承知の上なんすけど、このままだと飢え死にっす、どうか仕事をくださいっす!」
パト「いやいや、ネス、ネスは仕事量としては充分過ぎる、問題なのはお金の設定だ、そこがほとんどどんぶり勘定だからマイナスになるんだよ」
ネス「どんぶり勘定ってなんすか?なんか旨そうっすね」
パト「大体これくらい?でお金を決めてるってことだ、本来なら自分の売り上げが出るように値段を決めておくんだよ、1仕事何ミル、って、確か人形修理とか武器修理、制作でもある程度値段を決めてただろう、あれはどんな根拠で決めてるんだ?」
ネス「大体これくらいって感じっすね」
パト「馬鹿!普通は武器作成なら、制作の工程に掛かる時間、技術料を含めたうえで計算するんだよ!そのうえで妖怪族の間の大体の定価を把握するんだ!例えば妖怪族の間で10000ミルで武器を作られているならそこからスタートだ!そこからどうギリギリまで売り上げが出る数字で他のライバル店を差をつけるかが商売!同レベルならそうだけど、もしネスの技量が買われていたら定価10000ミルよりも高い値段でも仕事が来る!そうやって技術で儲けるか!質より量で儲けるか!そこからなんだ!」
ネス「なるほどっす!ちなみに妖怪族の武器制作はオーダーメイドなら50000ミル、そこから素材代やら諸々が乗ってるはずっす!」
パト「つまり、似たような工程で仕事してるとどうしても50000ミルは掛かるって話だ、ネスならどれくらい安くする?」
ネスはパトに言われて考える、そして
ネス「30000ミルで出来るっす!だからいつも30000ミルから見積もり作ってるっすよ?」
パト「ばかもん!馬鹿正直に30000ミルにするやつがあるか!出来るとわかっていてもある程度幅見ておくんだよ!30000ミルはライバル店との値引き駆け引きが発生した時の最低金額!家電製品の店の仕組みは大体そうだ!覚えておけ!!」
ネス「家電商品が何かわからんっすけど了解っす!!」
パト「とりあえず48000ミルだ、なら普通に仕事をこなすだけで18000ミルの売り上げだ、そして材料費!ネスはこれをどう算出してる?俺の時もそうだったけど値段を把握してるのか?」
ネスは得意げな顔で話した。
ネス「それはもう間違いないっす!情報網ってやつっすよね!こんな辺境の地でもチラシは来るッス!その中から最安の材料を仕入れてるっす!これで間違いないっす!」
パト「情報の視野がせまーーい!」
パトが大げさな素振りでネスを否定する
パト「材料費を最安というのなら世界各国を巡れ!そもそもその材料の生産元は把握してるのか?そこからどれだけ材料屋が仲介に入ってるかで材料屋のランクも変わってくるんだぞ」
ネス「え、そうなんすか?てっきり材料屋が材料を制作してるとばかり」
パト「それは加工屋だ、素材を見つける人、次にそれを加工する人、次に加工した素材を材料として作る人、それを売る人、それを遠くまで売るための運送、支店、からの契約会社!そしてネスの元にだ!(パトも詳しくは把握してない)」
ネス「すっごい数の人が介入してるんすね!!」
パト「そうだ!つまりネスが買ってる材料屋は悪いけど、間に沢山の仲介が入ってる末端の材料屋、つまり凄く高い!!鉄の原価を知ってるのか?」
ネス「原価ってなんすか?」
パト「鉄本来の値段だよ!他のなにも介入していない元々の値段!大体1キロ単位だからそこから購入する時に大体何ミル上乗せされてるかわかるんだよ、鉄1キロ100ミルだとして材料屋の鉄塊10キロが3000ミル、はい!何ミル上乗せされてるでしょうか!」
ネス「えっと・・・1キロ100ミルで・・・10キロが1000ミルっすから・・・2000ミル上乗せされてるっす!」
パト「そう!つまり2000ミルも加わってるんだ、それで本題だが、ライバル店と差をつけるのは他の店よりも安くする方法があると言ったよな?」
ネス「うっす!」
パト「ここで大事になってくるのが、【どの段階で購入するか】だ!ぶっちゃけ鍛冶の仕事は知らないけど、加工された鉄じゃないと駄目なのか?無加工の鉄でも同じ武器は作れるんじゃないか?」
ネス「そうっすね、加工ならうちでも出来るっす!武器の修理やメンテナンスで加工はお手の物っス!」
パト「なら材料屋で買うんじゃなくて、一番最初の素材を見つける人から直接貰えばいい、違うか?」
ネス「・・・主・・・頭いいっすね・・・そうすれば仲介料金は掛からない・・・っす」
パト「そう、素材を見つけた人の費用が上乗せされる程度、つまり限りなく原価に近い値段で購入が出来る、そこから運送屋は必須だからそこさえおさえれば・・・ほら!安くなる!こうやって他のライバル店を差を広げるんだ!だけどこれは対人関係や交渉スキルが必須になってくる!、業界のタブーがあるみたいに、ルールを知っておかないといけない」
ネス「業界のタブーっすか?」
パト「ああ、もしネスみたいな職人が素材提供者から直接貰った場合、損する奴が沢山居るだろ?」
ネス「そうっすね、加工屋とか材料屋っすよね?」
パト「ああ、つまりそこらの連中の仕事を奪う行為になる、つまり敵が増える、素材提供者や運送屋にとっては関係ない話しだけど、それでいい気がしない奴らも居る、だからそういう争いにならないように業界の間で暗黙の了解があったりするんだ、だけどこっちも商売、破っても問題ないルールはバレない程度にやれば良い、馬鹿正直にやってたらいつまでも貧乏経営者だ」
ネス「なんか悪っすね!でも安くなった材料をそのまま見積もりにしたらバレるんじゃないっすか?」
パト「馬鹿正直に見積もりにしなくていいんだよ、そうだな、材料屋で買えば3000ミル、だけどネスは1000ミルで購入できた、なら大体2800ミルくらいで見積もりに書けばいい、詳細は黙って居たらいい」
ネス「成程っす!そうすればその分の金額はうちの儲けになるんすね!」
パト「そうだ、これで工費と材料費の話は認識できたか?」
ネス「えっと・・・認識は出来たんすけど・・・情報がかなり必要になるんすね」
ネスは頭を抱える。
パト「そうだな、しかも素材の原価だってその時その時で価値が変わる、常に一定じゃない、素材提供者は価値がある時に売れば儲け、だけど材料屋みたいにいちいち値段を変えれない店からすると赤字、逆に価値がない時に売れば赤字、だけど材料屋みたいな店は儲けだ、何故かもうわかるよな?」
ネス「入ってくる材料の値段が違うからっすか?」
パト「そうだ、さっきも言ったけど素材提供者から色んな人が仲介して材料屋に届く、つまりそこから上乗せされた最終金額が材料屋の手元に来るんだ、だけど材料屋ももちろんライバル店は居る、つまり安い方が売れる、そしてコロコロ値段を変えてしまえば客も減る恐れがある、普通は変えるんだけど、やっぱり決まった定価で取引したいからな、それを毎度変えられたら客側は溜まったもんじゃない、そうだろ?」
ネス「1000ミルだったものがいきなり高騰で1500ミルになったら泣くッス・・・」
パト「だから基本値段のバランスって凄く繊細で見極めが難しいんだ」
ネス「頭がこんがらがってきたッス・・・」
パト「後少しだ、頑張れ妖鳥」
パトはネスの頭を軽く撫で、労う。
パト「工費は妖怪族の中で普及している定価額を知る、材料費は原価に近い安い経路で購入する、後は何かわかるか?」
ネス「え、まだあるんすか?」
パト「この工房や工具はどうやって維持するんだ」
ネス「あ~~なる程っス」
パト「この工房だって消耗品だ、使い続ければ綻びが生まれる、数年経てば壊れもする、つまり、この場所や環境で仕事をするための費用を乗せないといけないんだ、例えるなら祭りの屋台で買う物だな、あれらが高いのはその場所を使わせてもらっているという場所に費用も入ってる、原価、人、場所、それらを計算した結果、普通のスーパーよりも高い値段で設定されてるんだ、自動販売機だって原価から場所や電気代とかの維持費、税金が乗って今の値段に設定されているんだ、それくらい場所に掛かる費用というのは大事って話だ」
ネス「成程・・・全然考えてなかったっす」
パト「ちなみにこの場所って実際の所維持費は掛かってないのか?」
ネス「妖怪族は自分達の村や家族、縄張り内で独自のルールを作りたがるっすからね、園自体に収める税額は一定で決まってるだけでそのほかは関与されてないっす」
パト「その税金って何に使われてんだ?」
ネス「妖怪族の都市じゃないっすかね、知らないっすけど」
パト「つまり一定の税金を納めれば特になにをしてても良いってことか、それでその税金の金額は?」
ネス「時間の概念が場所によって曖昧っすから、一人生涯5億ミル収めれば支払い義務は終わるっす」
パト「5億ミルって、妖怪族の寿命って何年?」
ネス「さあ、誰も死なないっすからね、うちも14歳っすし、妖怪は自然現象で生まれるのが殆どっすから親なんて概念もないっすから、種族事に違うんじゃないっすかね?ただ聞いた話によると死んでも税金が払い終えて居ない場合、無理矢理蘇生させられるらしいっす、死にたいなら税金を払ってから死ねってことっすね」
パト「死ぬことすらも許さない税制ってヤバいな」
パトはそう言いながらネスの寿命を人間とは違うとわかっている状態で大体100年と換算して、地球の感覚で考えたところ年約500万払わないといけない計算だった、1000年~2000年生きるのなら丁度いい数字になるため、恐らく寿命1000年くらいを基準に考えているのだと考えていた。
パト「少なくともネスは1000歳は生きるよ、よかったな」
ネス「え、あと986年も生きないといけないんすか?生き地獄じゃないっすか」
パト「ちなみに早く死にたいなら沢山稼げよ、ちなみに先月は何円税金を納めたんだ?」
ネス「2万ミルっすね、あまりにも生活品が買えなかったっすから本来収めるはずだったお金がなくなったんす・・・」
パト「まだ1000年以上は生きないとだな」
ネス「世知辛い世の中っす・・・」
・・・・・・
ネスはパトに言われた事をメモにしていた。
パト「まあ、仕事があるのはわかるけど、さっきも言った通りタイムリーな情報が商売では必須だ、少しでも古いとすぐに置いて行かれる、俺も最近起業したんだけど、そこらあたりは琴歌や月花が凄いから俺も全然なんだ」
ネス「奥が深いんすね・・・」
パト「あとはネスには必要ないかもだけど、宣伝費とか、経費だね、宣伝は「自分はこういう仕事をしてます!こういうサービスをしています!」ってアピールするための費用だね、もちろん効果は集客だ、客が居ないと商売は成り立たないからね、まずは知ってもらう事から始めないとスタート地点には立てないぞ、次に経費、さっき言った道具とか消耗品、場所代は経費として計算するんだ、年でこれだけ取るって決めたらそこからおおよその件数に合わせて計算して乗せておくんだ、うちの国だとそこの基準があって面倒くさいけど、妖怪族の国なら問題ないだろうし」
ネス「成程っす、ちなみにどんな感じっすか?」
パト「そうだな、地球感覚で言うと年10万を経費として持っておく場合、月15件仕事すると考えて12ヵ月で合計ノルマ180件、だから10万から180を割って、役560ミル、つまり最低でも1件に560ミルを経費で乗せておけば問題なしってことだ、多すぎるのは別に売り上げになるから問題ないし、こんなもんだろ」
ネス「成程っす、一度これで見積もりを変えてみるっす!」
ネスがパトから貰った案件の見積もりを作り直してみた。
パト「ネスにだけ特別扱いできないからここからは自分でやるんだぞ、贔屓にして他の妖怪族が俺と契約しに来てくれたらそれはそれで凄く楽だからいいけど」
ネス「・・・それは今は辞めてほしいっす、独占したいっす、この繋がりはちょっと・・・」
ネスは走らせていた筆を止めた。
パト「別に今は考えてないけどそうはいかないよ、いつかはこの世界全員と契約して力を手に入れないといけないわけだし」
ネス「そうっすね、我儘だったっす、でももし他の妖怪族と契約したらうちみたいな根暗とは関わってくれないと思うと・・・辛いっす」
ネスは少し泣きそうな顔で俯く、パトはこういう反応には弱く、言葉を詰まらせる。
パト(別にネスは嫌いじゃない、でも将来、契約する従者が増えた時、今みたいにネスと関係を続けてるかと言われたら自信はない、だって今でさえ専属神の子達でも関わりが少ない奴が出てきている、従属神なんてもってのほかだ、その中で帝園の従属なんてネルとかルナ、駐在契約をしている3人以外だとそこまで接点がない、俺の肉体は一つしかないからな・・・)
そんな事を考えるパトでもネスに応える
パト「辛いなら今回みたいに連絡してこい、そうすれば俺がいつでも召喚してやる、そこは我儘になってもいいんじゃないか?それも関係を繋ぐ努力は居るんだ、商売と同じでな、太客は逃さないのも技量だぞ!」
パトはそうネスを励ます。
ネス「そうっすね、せっかく約束を守って定期的に仕事をくれるっす、最近はあのティエル様から仕事を流してくれる事もあるっす、天使族や鬼族が客として一生居てくれる保証はないっすからね、頑張るっす!」
ネスはそう言いながら再度ペンを走らせる。
パトは笑顔でネスの仕事姿を見届けながら、月花から渡された【経営指南本】を読みながら自分の起業した会社が上手くいくように勉強に励む。
2023年09月01日
No.120 奴隷の少女 episode1
暗い部屋、ジメジメとした空間、狭い牢屋に入れられてた悪環境
???「ケホ、ケホ」
一人の少女は足枷のついた自分の足を見つめながらみすぼらしい服を身に纏っていた。
それは薄着であり、何日もお風呂に入ってないため自分の垢と部屋の汚れで服は薄汚れていた
少女の歳は今年で15歳、それなりに成長期を迎え、胸やお尻、初潮も既に迎えているが処方されるわけでもなく、ただそれらは糞尿と共に垂れ流す、到底人としての扱いではなかった。
ここは人身売買を生業としている悪徳組織の商売品保管倉庫だった。
・・・・・・
少女は12歳の頃、世界革命テロの影響で両親を亡くし、住んでいた町、身内全て無くしていた。
だが国はそれらの子供を保護せずに国の復興資金を得るために闇金に手を染める国も少なくなかった。
それが人身売買、自身の国の孤児を他国の人身売買を行う企業に安値で売ったのだ、
少女はその売られた一人だが、この3年間売れる事はなかった。
異世界ファンタジーなら悪趣味な貴族や成金が幼き幼女の身体、処女を喜び高値で購入するという事もあっただろう、だが時代と環境が悪かった。
世界テロにあったのは孤児を買った企業の国も同じ、比較的被害が少ない国は国税を増やし、復興に当てていた、その中でもお金持ちは税金のターゲットになり、高額の資金を国から奪われてしまっていた。
そのうえ、客となる人も被害でそれどころではなく、大企業を抱える富豪の資産は暴落、
つまり、お金持ちと呼ばれる人も自身の事で手一杯のため、それどころではなかったのだ。
悪徳業者はそこまでの流れは読めてなかったのだ、復興と不況が続く世の中では性の娯楽が富豪達の中で流行ると考えていたからだ。
経営者「クソ!全然売れやしねえ!維持費にいくら掛かると思ってんだ!!」ドカン!!!
経営者は悪態をついていた、今回で各国から100名の女子供を集めていた。
10歳程の子供から20歳前の女性までを揃えていた、だが売れない。
10歳~12歳は幼さもあり、比較的安値で設定されていた
13歳~18歳は初潮も迎え、それなりに発育と成長しているため高額に設定されていた
19歳~20歳はそれなりに自我と社会性を持っているため、奴隷や性奴隷としての需要が高く、それなりに高額な設定をされていた。
そして処女か否か、体のバランス、顔の整い、性格等で一人一人に値段が細かく設定されていた。
それが原因で10歳~12歳は元値が安値でも成長の可能性、性格の調教、ほぼ確実な処女、ほぼ皆無な男性経験というステータスを加えられ、もっとも高額取引に出されていたのだ。
少女はその高額設定が原因で誰も手を出さずに3年間牢屋の中で生活をしていた。
・・・・・・
少女は同じ牢屋の中に居る女性を眺めていた。
それは元々生きていた物だった。
???「・・・臭ってきた・・・気持ち悪い・・・」
元同居人だった女性は悪環境の中病に侵され、そのまま飢餓と共に亡くなってしまったのだ。
だがこの環境では珍しい事ではなく、少女が居たこの3年間で数十人が亡くなってしまったのだ。
???「私もこの人みたいに死んじゃうのかな・・・それなら早く死にたいな・・・」
夢も希望もない、少女はそう思いながら、死体を足で隅に寄せる、だからと言って臭いがマシになるわけではないが、不愉快な感情を少しでも和らげる事は出来た。
この3年間で売れた奴隷は10人前後、死んだ奴隷は60人前後、現在は20人程しか居なかった、
だが人身売買の経営者は経済が元に戻っている事ともう売れないと考えオークションに出店しようと考えているようだった。
少女はその話が聞こえ、少しの希望が差し込んだ。
???(もし私が選ばれたらこんな地獄から解放されるのかな、でも選んだ人が性欲にまみれたおじさんだったらきっと毎日性奴隷、そうじゃなくても無賃金労働の奴隷、どっちにしてもろくな環境じゃないのはわかる)
少女希望は一瞬で途絶えた、今居る地獄から次の地獄に移り変わるだけだと、なら結局希望を持つだけ意味ないんじゃないかと。
???(別に選ばれなくてもいいや、それより早くこのまま死んでしまいたい・・・)
・・・・・・
そして数日後、少女の身体に異変が起きた。
???「ケホ、ケホ、ケホ、ケホ!!」
少女は以前から咳をしていた、だが数日経つ事に日に日に悪化していった。
少女と同居していた死体は経営者が片付けたが、その場の液体まで片付けてはいなかった、
そのため悪臭は残り、ウジやハエも沢山沸いていた。
???(よく考えたら同居人が死んだのは初めてかも、もしかしてこの虫から菌が・・・最悪・・・)
少女はそう考えながら、だが座る気力もなく、そのまま冷たい地面に横たわっていた。
???(私、このまま死ぬのかな・・・死ぬのってやっぱり楽じゃないんだ・・・)
数日前からオークションに一人、また一人と連れて行かれる、だが恐らくここの経営者の奴隷管理が業界の中でも悪質なのだろうか、評判は悪く、その業者出品の奴隷は一切売れなかった。
少女はそのことについては経営者が怒鳴るような声が牢屋の中まで聞こえていた。
経営者「見た目は綺麗にしてても病気持ちの可能性があるだぁ?!ふざけんな!全然いい値で売れねえのにどうやって品質管理の金があるってんだ!大赤字だっつうの!!」
???(ざまあみろ、お前みたいな悪はそのまま不幸のどん底に落ちてしまえ・・・)
そんな事を考える少女だった。
・・・・・・
それから数日、異変は起こった。
少女は病気のままずっと伏していた、だがここ2日程、食料が配られないのだ。
少女(まさか・・・逃げた?嘘?そんなことってある?)
他の奴隷も飢餓で伏しており、水分は自身の尿を飲み、凌いでいた。
少女(もう最悪・・・とことん理不尽だ・・・)
少女はそう考え、意識が途絶えそうな中、扉が開く
雪花「居た!!パト!居たわ!!凄い臭い・・・結構人居るわよ・・・」
パト「月花に食料と布を、ミーエルはただちにここに居る被害者達の健康状態を確認しろ」
少女は女性の声と男性の声を聞いた、そのまま意識は途絶える・・・
・・・・・・
少女は目を覚ます、それは今まで見ていた薄暗い空間ではなく、白い天井、ここ数年ここまで白い白と照明の光に目がくらむ。
少女「・・・ここどこ?」
少女はそう喋り、自身の服装、そして今寝ている場所がベッドの上だという事に気付く。
少女「・・・私・・・助かったんだ・・・」
身体が軽い、あれだけ出ていた咳も止まっている、そして何より、体中に纏わりついていた薄汚れた自信の油垢がなくなっていた。
少女「他の人は・・・」
当たりを見回すがわからなかった。
そうこうしていると扉が開き、美しい身なりの女性が話しかけて来た。
ミーエル「目が覚めた?かなり酷い状態だったけど、もう大丈夫!むしろあの状態でよく生きた方だよ!うんうん!」
少女「あの・・・ここは?」
ミーエル「病室だけど?えっと何処の病室って言われたら、【エウレカ探偵事務所】の保健室みたいな所っとしか言えないかな」
少女はミーエルの言葉をなんとか理解しようとする、そして聞いた
少女「助けてくれてありがとう・・・えっとどういう状況ですか?」
ミーエル「う~ん、私も治療班として言っただけだから詳しくは知らないけど、主様が国に蔓延る人身売買を行う業者を捕まえ、被害者を救ってほしい、みたいな依頼をその国のお偉いさんから直接貰ったみたいだよ、それなりに高額報酬だからみんな張り切ってたけど」
ミーエルはペラペラと話す、だが少女にとって常識は12歳の頃で止まっているため、気にすることもなかった、だが12歳で教育が止まっている事もあり、理解出来ない言葉の方が多かった。
ミーエル「あ、話通じないといけないからちょっと脳を弄って私達の言語に修正しておいたからね!私達の言語は会話は成立するけど、貴女の母国の言語は聞く事は出来るけど、喋る事は出来ないから注意ね!」
少女「んん?えっと意味がわからない・・・けど私は助かったの?これからどうなるの?買われたの?」
ミーエル「買われた?いや、それはないけど、これからか~~、別に救ってからの事は私も知らないし、というか・・・えっと・・・」
ミーエルは言いづらそうに言葉を曇らせる。
少女「どうしたの??」
ミーエル「えっとね・・・実は・・・あの場所で生き残っていたのは貴女一人なの、他の人は既に死んでた・・・」
少女「え?でも私が気を失う時はまだ周りは息を」
ミーエル「多分それは何度も気を失っていたから時間感覚がおかしくなっていたんだよ、私達が駆け付けた時は全員死んでた、その中で貴女だけがかろうじて生きてたから助ける事が出来たの」
少女「そんな・・・」
ミーエル「でも助かったわけだし!良かったね!後は主様と直接話して決めてね!」
ミーエルはそう言いながら部屋を後にする。
少女「・・・私だけ・・・あんな状態で・・・」
少女は自分の生命力の高さに驚きながら、そして生きているという実感を得るためにそのまま布団に倒れ込んだ。
???「ケホ、ケホ」
一人の少女は足枷のついた自分の足を見つめながらみすぼらしい服を身に纏っていた。
それは薄着であり、何日もお風呂に入ってないため自分の垢と部屋の汚れで服は薄汚れていた
少女の歳は今年で15歳、それなりに成長期を迎え、胸やお尻、初潮も既に迎えているが処方されるわけでもなく、ただそれらは糞尿と共に垂れ流す、到底人としての扱いではなかった。
ここは人身売買を生業としている悪徳組織の商売品保管倉庫だった。
・・・・・・
少女は12歳の頃、世界革命テロの影響で両親を亡くし、住んでいた町、身内全て無くしていた。
だが国はそれらの子供を保護せずに国の復興資金を得るために闇金に手を染める国も少なくなかった。
それが人身売買、自身の国の孤児を他国の人身売買を行う企業に安値で売ったのだ、
少女はその売られた一人だが、この3年間売れる事はなかった。
異世界ファンタジーなら悪趣味な貴族や成金が幼き幼女の身体、処女を喜び高値で購入するという事もあっただろう、だが時代と環境が悪かった。
世界テロにあったのは孤児を買った企業の国も同じ、比較的被害が少ない国は国税を増やし、復興に当てていた、その中でもお金持ちは税金のターゲットになり、高額の資金を国から奪われてしまっていた。
そのうえ、客となる人も被害でそれどころではなく、大企業を抱える富豪の資産は暴落、
つまり、お金持ちと呼ばれる人も自身の事で手一杯のため、それどころではなかったのだ。
悪徳業者はそこまでの流れは読めてなかったのだ、復興と不況が続く世の中では性の娯楽が富豪達の中で流行ると考えていたからだ。
経営者「クソ!全然売れやしねえ!維持費にいくら掛かると思ってんだ!!」ドカン!!!
経営者は悪態をついていた、今回で各国から100名の女子供を集めていた。
10歳程の子供から20歳前の女性までを揃えていた、だが売れない。
10歳~12歳は幼さもあり、比較的安値で設定されていた
13歳~18歳は初潮も迎え、それなりに発育と成長しているため高額に設定されていた
19歳~20歳はそれなりに自我と社会性を持っているため、奴隷や性奴隷としての需要が高く、それなりに高額な設定をされていた。
そして処女か否か、体のバランス、顔の整い、性格等で一人一人に値段が細かく設定されていた。
それが原因で10歳~12歳は元値が安値でも成長の可能性、性格の調教、ほぼ確実な処女、ほぼ皆無な男性経験というステータスを加えられ、もっとも高額取引に出されていたのだ。
少女はその高額設定が原因で誰も手を出さずに3年間牢屋の中で生活をしていた。
・・・・・・
少女は同じ牢屋の中に居る女性を眺めていた。
それは元々生きていた物だった。
???「・・・臭ってきた・・・気持ち悪い・・・」
元同居人だった女性は悪環境の中病に侵され、そのまま飢餓と共に亡くなってしまったのだ。
だがこの環境では珍しい事ではなく、少女が居たこの3年間で数十人が亡くなってしまったのだ。
???「私もこの人みたいに死んじゃうのかな・・・それなら早く死にたいな・・・」
夢も希望もない、少女はそう思いながら、死体を足で隅に寄せる、だからと言って臭いがマシになるわけではないが、不愉快な感情を少しでも和らげる事は出来た。
この3年間で売れた奴隷は10人前後、死んだ奴隷は60人前後、現在は20人程しか居なかった、
だが人身売買の経営者は経済が元に戻っている事ともう売れないと考えオークションに出店しようと考えているようだった。
少女はその話が聞こえ、少しの希望が差し込んだ。
???(もし私が選ばれたらこんな地獄から解放されるのかな、でも選んだ人が性欲にまみれたおじさんだったらきっと毎日性奴隷、そうじゃなくても無賃金労働の奴隷、どっちにしてもろくな環境じゃないのはわかる)
少女希望は一瞬で途絶えた、今居る地獄から次の地獄に移り変わるだけだと、なら結局希望を持つだけ意味ないんじゃないかと。
???(別に選ばれなくてもいいや、それより早くこのまま死んでしまいたい・・・)
・・・・・・
そして数日後、少女の身体に異変が起きた。
???「ケホ、ケホ、ケホ、ケホ!!」
少女は以前から咳をしていた、だが数日経つ事に日に日に悪化していった。
少女と同居していた死体は経営者が片付けたが、その場の液体まで片付けてはいなかった、
そのため悪臭は残り、ウジやハエも沢山沸いていた。
???(よく考えたら同居人が死んだのは初めてかも、もしかしてこの虫から菌が・・・最悪・・・)
少女はそう考えながら、だが座る気力もなく、そのまま冷たい地面に横たわっていた。
???(私、このまま死ぬのかな・・・死ぬのってやっぱり楽じゃないんだ・・・)
数日前からオークションに一人、また一人と連れて行かれる、だが恐らくここの経営者の奴隷管理が業界の中でも悪質なのだろうか、評判は悪く、その業者出品の奴隷は一切売れなかった。
少女はそのことについては経営者が怒鳴るような声が牢屋の中まで聞こえていた。
経営者「見た目は綺麗にしてても病気持ちの可能性があるだぁ?!ふざけんな!全然いい値で売れねえのにどうやって品質管理の金があるってんだ!大赤字だっつうの!!」
???(ざまあみろ、お前みたいな悪はそのまま不幸のどん底に落ちてしまえ・・・)
そんな事を考える少女だった。
・・・・・・
それから数日、異変は起こった。
少女は病気のままずっと伏していた、だがここ2日程、食料が配られないのだ。
少女(まさか・・・逃げた?嘘?そんなことってある?)
他の奴隷も飢餓で伏しており、水分は自身の尿を飲み、凌いでいた。
少女(もう最悪・・・とことん理不尽だ・・・)
少女はそう考え、意識が途絶えそうな中、扉が開く
雪花「居た!!パト!居たわ!!凄い臭い・・・結構人居るわよ・・・」
パト「月花に食料と布を、ミーエルはただちにここに居る被害者達の健康状態を確認しろ」
少女は女性の声と男性の声を聞いた、そのまま意識は途絶える・・・
・・・・・・
少女は目を覚ます、それは今まで見ていた薄暗い空間ではなく、白い天井、ここ数年ここまで白い白と照明の光に目がくらむ。
少女「・・・ここどこ?」
少女はそう喋り、自身の服装、そして今寝ている場所がベッドの上だという事に気付く。
少女「・・・私・・・助かったんだ・・・」
身体が軽い、あれだけ出ていた咳も止まっている、そして何より、体中に纏わりついていた薄汚れた自信の油垢がなくなっていた。
少女「他の人は・・・」
当たりを見回すがわからなかった。
そうこうしていると扉が開き、美しい身なりの女性が話しかけて来た。
ミーエル「目が覚めた?かなり酷い状態だったけど、もう大丈夫!むしろあの状態でよく生きた方だよ!うんうん!」
少女「あの・・・ここは?」
ミーエル「病室だけど?えっと何処の病室って言われたら、【エウレカ探偵事務所】の保健室みたいな所っとしか言えないかな」
少女はミーエルの言葉をなんとか理解しようとする、そして聞いた
少女「助けてくれてありがとう・・・えっとどういう状況ですか?」
ミーエル「う~ん、私も治療班として言っただけだから詳しくは知らないけど、主様が国に蔓延る人身売買を行う業者を捕まえ、被害者を救ってほしい、みたいな依頼をその国のお偉いさんから直接貰ったみたいだよ、それなりに高額報酬だからみんな張り切ってたけど」
ミーエルはペラペラと話す、だが少女にとって常識は12歳の頃で止まっているため、気にすることもなかった、だが12歳で教育が止まっている事もあり、理解出来ない言葉の方が多かった。
ミーエル「あ、話通じないといけないからちょっと脳を弄って私達の言語に修正しておいたからね!私達の言語は会話は成立するけど、貴女の母国の言語は聞く事は出来るけど、喋る事は出来ないから注意ね!」
少女「んん?えっと意味がわからない・・・けど私は助かったの?これからどうなるの?買われたの?」
ミーエル「買われた?いや、それはないけど、これからか~~、別に救ってからの事は私も知らないし、というか・・・えっと・・・」
ミーエルは言いづらそうに言葉を曇らせる。
少女「どうしたの??」
ミーエル「えっとね・・・実は・・・あの場所で生き残っていたのは貴女一人なの、他の人は既に死んでた・・・」
少女「え?でも私が気を失う時はまだ周りは息を」
ミーエル「多分それは何度も気を失っていたから時間感覚がおかしくなっていたんだよ、私達が駆け付けた時は全員死んでた、その中で貴女だけがかろうじて生きてたから助ける事が出来たの」
少女「そんな・・・」
ミーエル「でも助かったわけだし!良かったね!後は主様と直接話して決めてね!」
ミーエルはそう言いながら部屋を後にする。
少女「・・・私だけ・・・あんな状態で・・・」
少女は自分の生命力の高さに驚きながら、そして生きているという実感を得るためにそのまま布団に倒れ込んだ。
2023年08月30日
No.119 不愉快極まりない時間
月花が精神的に落ち込み、部署異動が決まってすぐの話。
月花はパト達のおかげで環境が変わった、だがパトにも言われたが現場の問題は解決したが、月花自身の問題は解決してはいなかった。
月花(パトやメリアちゃんが動いてくれたおかげで、技術開発部隊の異動が決まった、次からは新しい部隊と環境・・・)
月花にとっては問題ない、だがミーエルによって直された心でも全てが治るわけではないのだ。
月花(また仕事を沢山押し付けられたらどうしよう、今の私が次の仕事をこなせるのかしら?)
月花は不安だった。
周りから見れば月花は被害者かもしれない、だが月花自身はそう捉えては居なかった。
月花(自分がもっとうまく出来ていればよかったのかな、もう少し強きで断ればよかったのかな、私は出来ると思って頑張り続けたのが間違いだったのかな・・・)
月花は一人の時間、ずっと自問自答を続ける、それは1時間という時間が一瞬で過ぎていくような感覚、周りの優しい言葉が月花にとってプレッシャーであり、嬉しい言葉なのにどこか苦しい、そんな環境の中月花は与えられた時間の中考える。
・・・・・・
月花は答えの出ない思考を辞め、一度街へ出た、それはセキに進められたものだった。
セキ「久しく街を見たが随分変わったのう、娯楽の店が増えた、居心地が良くなってきたのう」
セキは月花に話しかけてくれる、だが月花にとって今、この場で街を歩いているのが強い罪悪感だった、焦燥感と言ってもいい、【他の皆は自分達の役割を全うしているのになんで私は今何もせずに街の中に居るのだろう】そんな気持ちでいっぱいになる
セキ「月花よ、考え過ぎるのは良くないのじゃ、今の月花は休養中、与えられた休みなのじゃ、その権利を使っているのじゃから問題ないじゃろ?」
セキは月花の考えを見抜いたように話す、だが月花の心は晴れない、どうしても自分という人間への自己肯定力がない、今まで自信に満ち溢れていた自分が嘘のように、今はただその場に立っていた、そうただ立っていた。
月花「そうね、今は休養中、しっかり休みましょう!」
月花はセキに心配させまいと精一杯の笑顔で答える、だがそれは笑えていたかどうかは月花にも分からない、正直笑えてなかったかもしれない。
月花(知識として知っていた、鬱状態の人に頑張れと言ってはいけない・・・その通りだと今ならわかる、頑張った結果こうなった、その上頑張れと言われ、何を頑張ればいいのかわからない、そもそも今私は凄く頑張ってる、なんとか皆と同じ所に戻ろうと頑張ってる、常にギリギリ、少しでもネガティブになると胸に大きな穴を空けたいと思う程、死にたいと考える、物理的な痛みでこの心の苦しみがどうにかなるのなら・・・そう過ってしまう、いや、実際その感情が暴走して私は・・・)
月花はまた考えてしまう、気にしないようにしても少しのワードでそのトリガーは引かれてしまう、そして結果的に同じ思考に辿り着く。
セキ(月花・・・)
笑えていない月花の表情が歩く度に暗くなっていく、温泉旅行、パトとの誓い、それは月花にとって救われた言葉だった。だがそれは同じように重荷になってしまっていた。
【皆のために早く復帰しないと】
セキ(焦るでない、月花よ、今求めるのはそこじゃないんじゃ)
・・・・・・
帝国の街に出来た喫茶店、そこで時間を過ごす二人
月花「美味しい・・・」
セキ「おしゃれな味じゃのう、わしには合わんな」
月花は少し真顔のまま、水滴のついたグラスの中身をストローで混ぜる。
セキ「月花よ、どの言葉を選んでもお主にとって重荷になるじゃろう、じゃからわしから言えるのはわしやパトがお主を守っている、とことん甘えるのじゃ、そういえば【でも、それだと皆に】って思考になるのじゃろう、じゃが仕方ない事じゃ、早く治そうと思っても傷は治らん、むしろ無理して復帰しても悪化するのじゃ、月花は辛いという気持ちをずっと抑えて、心の傷があったにも関わらずその場その場でどうにかしてきたから今こうやって限界が来たのじゃ、つまり無理をするのは結果的に悪い結果を生む、ならば今は何もしない、考えの整理がつくまで時間いっぱい休むのが良いとは思わんか?どうせ頑張っておるのなら、その頑張りをもっと月花本人を甘やかせるほうに頑張ってみんか?」
月花「・・・頭では理解してるの、私だって色んな子を見て来た、分かった気で接してきた、あの時の自分が恥ずかしい、人が弱っている時、それは自分が悲劇のヒロインの時もあれば私みたいに【懺悔】に近い感情で生活している人も居たんだって・・・」
月花は語る
月花「私は別に被害者とかどうでもいいの、ただ申し訳ないという気持ちで今はいっぱいいっぱい、だから正直言うと専属神の子、技術開発部隊の子達とは顔も合わせられない、でもそれは私に非があると考えてるからそう考える、私ね、案外自分の状況を客観視出来るの、だから思う、気持ちが沈んでいる時、それはどうして私は周りの子と違って問題を切り抜ける力がないんだろうって、世の中の人や神は今の私以上にプレッシャーの掛かる仕事、決断を日々行っている、ひとつの判断ミスで死ぬ世界に居る人だっている、なのに私はなんでこう弱いんだろう、これくらいの事でって考えてしまうの、環境が良かったから私はこうやって生きている、だけどそんな環境じゃなければ?誰も私を救ってくれずに死んでた、考えがまとまらないわね・・・でも言いたい事は弱い自分、それに対して迷惑を掛けている自分が嫌で嫌で凄く辛いの、それが今の私の感情・・・なのかな・・・」
セキは月花の言葉を黙って聞いていた、恐らく同じ話を数回聞いた、だがこの数回話す事で月花が考えが変わって居ないか、セキはそこを聞いていた
セキ(まだ月花の考えはまとまっておらんのう、じゃがまだそれは仕方ないことじゃ、ゆっくりと休ませるしかないのう)
月花とセキはひと時を過ごすと部屋に戻った。
・・・・・・
セキ「月花よ、今日はパト坊と会うのかのう?」
月花「いいえ、今日も断っておいたわ、パトは私に優しすぎる、それが辛いの」
月花は力のこもっていない笑顔で答える、それは月花の本心だった。
月花「もちろん普通に接して来られても辛いし、厳しいなんてもってのほかだけどね!つまり今の私は凄く面倒臭い女の子なのです!!」
月花は自虐を混ぜながらセキに心配させまいと陽気にふるまう。
セキ「月花がそう思うのなら良いではないか、わしは最近ハマった編み物をしておるから月花も好きに過ごすといいのじゃ」
セキはそう言いながら月花のベットの横に置いてある椅子に座り、最近始めた編み物を始める。
月花はベッドに倒れ込み、パトから借りたゲームをする。
セキ(月花は以前からそうじゃったが、今も全然眠れておらん、聞いたら【誰かが来ると思うと怖い】【皆が働いている時に眠ると罪悪感で死にたくなる】【明日の事を考えると不安で眠れない】と朝昼晩と理由が異なっておった、つまり時間ごとに考える不安は異なり、その各不安が募り眠れない状態が続いておるって事じゃ、元々重症だったのは知っておるがこれは時間がかかるのう・・・)
ミーエルが直したのはあくまで精神安定剤のような治療、一時的に心を落ち着かせるだけの治療、つまり、こころの病自体はミーエルでも完治は出来ないのだ。
セキ(以前パト坊が言って居ったな、【わし達は死んでも生き返る、じゃが心はそうじゃない、心は一度死ぬと生き返らない、だから死を軽くみるなと】、自分自身が一度精神が壊れた事もあれば、自分自身の不甲斐なさで全てを投げ出そうとした経験があるパト坊は誰よりも心を大切にする・・・じゃから優しすぎるのじゃろう)
こころの傷は治らない、トラウマのように何年経ってもずっと引きずるもの、
心の傷への痛みに耐えられない人間は多く存在する、それ故に犯罪に手を染める人も居れば、
命を投げ出す者、これ以上傷を広げまいと自衛のために引きこもる人も居る。
それほど心というものは人の身体の健康を左右する重要な存在である。
身体は健康でも心が重症だと体調を崩したり、思考は普通なのに涙が出たりする。
だが生きていく以上はストレスを抱え、心に傷を負いながら進む、寿命というゴールまで進むために。
セキ(わらわも1000年は生きた、じゃから言える・・・長寿はゴールが存在せん、じゃからこそ苦悩をずっと抱えて生きていかねばならん・・・それは・・・死んで地獄に落ちるよりも苦しいものかもしれんのう・・・)
セキは不眠と疲れで気を失ったように眠っている月花の髪を優しく撫でながら短い独り言を呟いた。
セキ「今は眠るのじゃ、心は治らんが傷みに慣れる、そうなれば少しは楽になるのじゃ、それまでの間は・・・眠るのじゃ」
そして月花の不愉快極まりない時間から一時的に逃れた月花は安らとは程遠い睡眠につく。
月花はパト達のおかげで環境が変わった、だがパトにも言われたが現場の問題は解決したが、月花自身の問題は解決してはいなかった。
月花(パトやメリアちゃんが動いてくれたおかげで、技術開発部隊の異動が決まった、次からは新しい部隊と環境・・・)
月花にとっては問題ない、だがミーエルによって直された心でも全てが治るわけではないのだ。
月花(また仕事を沢山押し付けられたらどうしよう、今の私が次の仕事をこなせるのかしら?)
月花は不安だった。
周りから見れば月花は被害者かもしれない、だが月花自身はそう捉えては居なかった。
月花(自分がもっとうまく出来ていればよかったのかな、もう少し強きで断ればよかったのかな、私は出来ると思って頑張り続けたのが間違いだったのかな・・・)
月花は一人の時間、ずっと自問自答を続ける、それは1時間という時間が一瞬で過ぎていくような感覚、周りの優しい言葉が月花にとってプレッシャーであり、嬉しい言葉なのにどこか苦しい、そんな環境の中月花は与えられた時間の中考える。
・・・・・・
月花は答えの出ない思考を辞め、一度街へ出た、それはセキに進められたものだった。
セキ「久しく街を見たが随分変わったのう、娯楽の店が増えた、居心地が良くなってきたのう」
セキは月花に話しかけてくれる、だが月花にとって今、この場で街を歩いているのが強い罪悪感だった、焦燥感と言ってもいい、【他の皆は自分達の役割を全うしているのになんで私は今何もせずに街の中に居るのだろう】そんな気持ちでいっぱいになる
セキ「月花よ、考え過ぎるのは良くないのじゃ、今の月花は休養中、与えられた休みなのじゃ、その権利を使っているのじゃから問題ないじゃろ?」
セキは月花の考えを見抜いたように話す、だが月花の心は晴れない、どうしても自分という人間への自己肯定力がない、今まで自信に満ち溢れていた自分が嘘のように、今はただその場に立っていた、そうただ立っていた。
月花「そうね、今は休養中、しっかり休みましょう!」
月花はセキに心配させまいと精一杯の笑顔で答える、だがそれは笑えていたかどうかは月花にも分からない、正直笑えてなかったかもしれない。
月花(知識として知っていた、鬱状態の人に頑張れと言ってはいけない・・・その通りだと今ならわかる、頑張った結果こうなった、その上頑張れと言われ、何を頑張ればいいのかわからない、そもそも今私は凄く頑張ってる、なんとか皆と同じ所に戻ろうと頑張ってる、常にギリギリ、少しでもネガティブになると胸に大きな穴を空けたいと思う程、死にたいと考える、物理的な痛みでこの心の苦しみがどうにかなるのなら・・・そう過ってしまう、いや、実際その感情が暴走して私は・・・)
月花はまた考えてしまう、気にしないようにしても少しのワードでそのトリガーは引かれてしまう、そして結果的に同じ思考に辿り着く。
セキ(月花・・・)
笑えていない月花の表情が歩く度に暗くなっていく、温泉旅行、パトとの誓い、それは月花にとって救われた言葉だった。だがそれは同じように重荷になってしまっていた。
【皆のために早く復帰しないと】
セキ(焦るでない、月花よ、今求めるのはそこじゃないんじゃ)
・・・・・・
帝国の街に出来た喫茶店、そこで時間を過ごす二人
月花「美味しい・・・」
セキ「おしゃれな味じゃのう、わしには合わんな」
月花は少し真顔のまま、水滴のついたグラスの中身をストローで混ぜる。
セキ「月花よ、どの言葉を選んでもお主にとって重荷になるじゃろう、じゃからわしから言えるのはわしやパトがお主を守っている、とことん甘えるのじゃ、そういえば【でも、それだと皆に】って思考になるのじゃろう、じゃが仕方ない事じゃ、早く治そうと思っても傷は治らん、むしろ無理して復帰しても悪化するのじゃ、月花は辛いという気持ちをずっと抑えて、心の傷があったにも関わらずその場その場でどうにかしてきたから今こうやって限界が来たのじゃ、つまり無理をするのは結果的に悪い結果を生む、ならば今は何もしない、考えの整理がつくまで時間いっぱい休むのが良いとは思わんか?どうせ頑張っておるのなら、その頑張りをもっと月花本人を甘やかせるほうに頑張ってみんか?」
月花「・・・頭では理解してるの、私だって色んな子を見て来た、分かった気で接してきた、あの時の自分が恥ずかしい、人が弱っている時、それは自分が悲劇のヒロインの時もあれば私みたいに【懺悔】に近い感情で生活している人も居たんだって・・・」
月花は語る
月花「私は別に被害者とかどうでもいいの、ただ申し訳ないという気持ちで今はいっぱいいっぱい、だから正直言うと専属神の子、技術開発部隊の子達とは顔も合わせられない、でもそれは私に非があると考えてるからそう考える、私ね、案外自分の状況を客観視出来るの、だから思う、気持ちが沈んでいる時、それはどうして私は周りの子と違って問題を切り抜ける力がないんだろうって、世の中の人や神は今の私以上にプレッシャーの掛かる仕事、決断を日々行っている、ひとつの判断ミスで死ぬ世界に居る人だっている、なのに私はなんでこう弱いんだろう、これくらいの事でって考えてしまうの、環境が良かったから私はこうやって生きている、だけどそんな環境じゃなければ?誰も私を救ってくれずに死んでた、考えがまとまらないわね・・・でも言いたい事は弱い自分、それに対して迷惑を掛けている自分が嫌で嫌で凄く辛いの、それが今の私の感情・・・なのかな・・・」
セキは月花の言葉を黙って聞いていた、恐らく同じ話を数回聞いた、だがこの数回話す事で月花が考えが変わって居ないか、セキはそこを聞いていた
セキ(まだ月花の考えはまとまっておらんのう、じゃがまだそれは仕方ないことじゃ、ゆっくりと休ませるしかないのう)
月花とセキはひと時を過ごすと部屋に戻った。
・・・・・・
セキ「月花よ、今日はパト坊と会うのかのう?」
月花「いいえ、今日も断っておいたわ、パトは私に優しすぎる、それが辛いの」
月花は力のこもっていない笑顔で答える、それは月花の本心だった。
月花「もちろん普通に接して来られても辛いし、厳しいなんてもってのほかだけどね!つまり今の私は凄く面倒臭い女の子なのです!!」
月花は自虐を混ぜながらセキに心配させまいと陽気にふるまう。
セキ「月花がそう思うのなら良いではないか、わしは最近ハマった編み物をしておるから月花も好きに過ごすといいのじゃ」
セキはそう言いながら月花のベットの横に置いてある椅子に座り、最近始めた編み物を始める。
月花はベッドに倒れ込み、パトから借りたゲームをする。
セキ(月花は以前からそうじゃったが、今も全然眠れておらん、聞いたら【誰かが来ると思うと怖い】【皆が働いている時に眠ると罪悪感で死にたくなる】【明日の事を考えると不安で眠れない】と朝昼晩と理由が異なっておった、つまり時間ごとに考える不安は異なり、その各不安が募り眠れない状態が続いておるって事じゃ、元々重症だったのは知っておるがこれは時間がかかるのう・・・)
ミーエルが直したのはあくまで精神安定剤のような治療、一時的に心を落ち着かせるだけの治療、つまり、こころの病自体はミーエルでも完治は出来ないのだ。
セキ(以前パト坊が言って居ったな、【わし達は死んでも生き返る、じゃが心はそうじゃない、心は一度死ぬと生き返らない、だから死を軽くみるなと】、自分自身が一度精神が壊れた事もあれば、自分自身の不甲斐なさで全てを投げ出そうとした経験があるパト坊は誰よりも心を大切にする・・・じゃから優しすぎるのじゃろう)
こころの傷は治らない、トラウマのように何年経ってもずっと引きずるもの、
心の傷への痛みに耐えられない人間は多く存在する、それ故に犯罪に手を染める人も居れば、
命を投げ出す者、これ以上傷を広げまいと自衛のために引きこもる人も居る。
それほど心というものは人の身体の健康を左右する重要な存在である。
身体は健康でも心が重症だと体調を崩したり、思考は普通なのに涙が出たりする。
だが生きていく以上はストレスを抱え、心に傷を負いながら進む、寿命というゴールまで進むために。
セキ(わらわも1000年は生きた、じゃから言える・・・長寿はゴールが存在せん、じゃからこそ苦悩をずっと抱えて生きていかねばならん・・・それは・・・死んで地獄に落ちるよりも苦しいものかもしれんのう・・・)
セキは不眠と疲れで気を失ったように眠っている月花の髪を優しく撫でながら短い独り言を呟いた。
セキ「今は眠るのじゃ、心は治らんが傷みに慣れる、そうなれば少しは楽になるのじゃ、それまでの間は・・・眠るのじゃ」
そして月花の不愉快極まりない時間から一時的に逃れた月花は安らとは程遠い睡眠につく。
2023年08月25日
No.118 さりげない少女達との会話
パト「角とかって不便じゃないの?」
パトはふとした疑問を美魅に話した。
美魅「なんやうちの角にいちゃもん付ける気かい?」
美魅はいつもの日課でパトの膝の上でくつろいでいた
パト「いや、だっておでこに角あるんだぞ?邪魔じゃない?うつ伏せとか無理じゃない?刺さるぞ?」
美魅「あ~~、それは確かにあるなぁ、枕とか何度も角で破いてたしなぁ」
美魅は思い出したように話す。
パト「やっぱりあるんだ、そういうの」
美魅「うちは寝る時横向きやけど、どうしても寝てる時に起こるもんや、対策出来へんのや」
パト「神族なら神格として角や翼を任意で収納する事が出来るけど、鬼族とか龍族はそもそもそういう事出来ないんだよな」
美魅「うちは角だけやからええけど、リルは角と羽と尻尾やん、あれは絶対に寝れんで!」
パト「確かに!角が後ろ向きだから仰向けで寝るのはキツそう!尻尾も邪魔そうだしな!てことは横向きかうつ伏せか」
パトは美魅の頭を撫でながら角を優しく触る
パト「角って感覚あるの?」
美魅「個体それぞれやないか?うちは痛覚ないな、せやからゴツゴツした突起物がおでこについているみたいな感覚やな、邪魔になる時は切り飛ばしたいと思うんやけど、切ったら切ったで生えて来るし、鬼族は角の立派さが一つのステータスやからあまり気乗りせんな」
美魅は宙に浮いている足を振りながら自分の角に触れる
パト「ちなみにエテル、エテルのその頭に付いているのはどうなんだ?」
そういうとパトの玉座の横で座って本を読んでいるエテルが答える
エテル「これはくっついてる、というよりこれが私のメインコンピューターだから絶対に外れないよ」
パト「え、じゃあそれが壊れたらマズいんじゃ・・・」(焦り)
エテル「メインコンピューターと言っても【使用済み】のメインコンピューターだよ、私が生まれて人格や基本データを私の身体にインストールして読み込ませるみたいな、そこから読み込みに時間掛かるからその間の代理コンピューターみたいなもの、今は私本体で全部動いているから意味はないね、人のおへそと同じだよ、生まれる前に役割があって、生まれた後は用済みになってるみたいな」
パト「わかりやすい!なら外したらいいのにってそっか、外れないんだったね」
エテル「力技でやれば割れたりするかもだけど、別に機械族におしゃれとか意識してる人居ないから気にしないかな」
美魅「エテルは確か寝てる時はきっちり仰向けやな!」
エテル「美魅は寝相が悪いんだよ、私はスリープモードに切り替えたら一切動かないから」
パト「一気に機械みたいなワードを」
エテル「機械族だよ?ホムンクルスに近い機械族、だからしっかり臓器はあるし機能してる、肉体はしっかり生ものだよ」
パト「最初に言ってたな、でも機械族っぽい所はあると」
美魅「気味の悪い種族やな~、鬼族みたいにシンプルなのがええわ~」
パト「角があるあたり鬼族もめんどくさそうだけどな」
エテル「主は神族だから収納できるのは羨ましい、神族の【神格開放】技術、私達にも採用してほしい」
美魅「そうや!帝園は主の世界やろ!どうにか出来へんのか!」
パト「俺の世界と言ってもなぁ、というか俺の世界という割にはそこの住人全然俺の事知らなかったり言う事聞いてくれないけどな?美魅?」
パトは美魅の頬を軽く引っ張る、美魅は抵抗するが暴れる事はなく、口頭で言い返す程度だった
パト達が玉座で話しているとリルが控室から出て来た。
リル「美魅もエテルも主にベタベタだな~、まさかアルコン?www(主コンの略)」
パト「なんだその用語、初めて聞いたぞ、ロリコンとかショタコンみたいなニュアンスか?」
リル「その通り!主がロリコンなのは周知の事実だけど、まさかその従属も生粋のアルコンなら問題ないね~」
パト「そういうリルにはなにも無しな~」
リル「別に問題ないし!10歳で主に甘えるとか恥ずかし~~~!!」
リルは意地を張ったような言い方をしながら控室に戻る
エテル「なんか勝手に盛り上がってたね、別にベタベタしてないんだけどなぁ、美魅はベタベタしてるけど」
美魅「ベタベタしてないわ!ただこうやってると落ち着くだけや!」
エテル「それをベタベタって言うんだけど、美魅に言っても仕方ないか」はぁ~
エテルは小さいため息を吐くとそのまま本を読み始めた。
美魅「手が止まっとるで主!しっかり頭撫でるんや!次は肩やで!」
パト「別に肩凝ってないだろ、10歳だろお前」
美魅「主から貰った刀が重たいんや!数十回程素振りしたらもう全然持ち上げれへん!あれは振れば振る程重くなる武器やな!」
パト「単純に腕が疲れてるだけだろ、筋力不足なんだよ、鬼族なのに全然筋肉つかないよな、美魅は」
美魅「最近やっと力こぶ出来たで!」ドヤ
パト(美魅も多分雪花と同じで筋肉が付きにくい体質なんだろうなぁ、別に虚弱でもなんでもないんだけど、こればかりは生まれ持った体質があるからなぁ、美魅はまだ若いし、成長期に入ったら一気に筋肉が付くかもしれないな、でも・・・)
パト「いや、美魅は今のスタイルを維持した方がいいな、筋肉を身に付けたらパワーは出るけど、スピードが落ちるかもだし」
美魅「主、他の鬼族見た事ないんか?別に鬼族はムキムキにならへんで、筋肉凝縮タイプやな!美貌も大事やからな!ゴリラみたいなパワーゴリ押しはおるにはおるけど、決まって上には上がれんしな!」
パト「威力が高くて速いのが良いってことか、パワー特化だと一撃が入らない的な?」
美魅「その通りや!でも途中までならパワー特化が勝ちやすいんやで!なにせ一撃で骨粉砕したらもう勝ち確定やしな!」
美魅はそう言いながら刀を振り落とす動作をして見せる。
パト「そういう意味では美魅の概念支配は強いんだし、割とすぐに上に行けそうだけどな」
美魅「今うちが昇格戦をしても【鬼下民】やろなぁ、少なくとも地球の隊長連中は軽く倒せな次の地位には上がれへんで、うちは能力こそ当たりやけど実力は【鬼下民】の平均を見てもかなり下のほうやったしな」
パト「美魅が難しい言葉を使えてるのは帝国の教育の賜物だな、それに自分自身をそうやって判断出来るのも成長を感じるぞ・・・」(感動)
エテル「わかる、美魅は勉学を得たおかげで少しマシになった、東京の時は本当に酷かったからね」
美魅「うっさいわ!そういう世界やないんやからしゃあないやろ!!」
パト「でもあれから美魅も強くなった、今はどうなんだ?」
美魅「・・・WCBTで優勝せなな・・・」
パト「目標があるのは良い事じゃないか!」
美魅「第七回は絶対に優勝するんや!第六回は知識が足らんかっただけや!」
エテル「単純だから・・・美魅は」
パト「でもそんな単純である程度勝てるのは能力のおかげなんだろうな」
美魅は悔しそうな顔でパトに睨む
パト「次は勝つぞ、お前は俺の一番弟子だ、もちろん下手な試合は俺が許さない」
美魅はパトの言葉を聞いて機嫌を良くして応える
美魅「当たり前や、さっさと主超えて、必ず主を殺したるんや」
エテル(そういう場面が来ても絶対に情けをかけて殺さないくせに・・・)はぁ~~
エテルは美魅の面倒臭い言い回しにため息をついた、美魅はそれを見て少し不満そうな顔はするが気にせずに次の大会に向けての話をパトと話すのだった。
パトはふとした疑問を美魅に話した。
美魅「なんやうちの角にいちゃもん付ける気かい?」
美魅はいつもの日課でパトの膝の上でくつろいでいた
パト「いや、だっておでこに角あるんだぞ?邪魔じゃない?うつ伏せとか無理じゃない?刺さるぞ?」
美魅「あ~~、それは確かにあるなぁ、枕とか何度も角で破いてたしなぁ」
美魅は思い出したように話す。
パト「やっぱりあるんだ、そういうの」
美魅「うちは寝る時横向きやけど、どうしても寝てる時に起こるもんや、対策出来へんのや」
パト「神族なら神格として角や翼を任意で収納する事が出来るけど、鬼族とか龍族はそもそもそういう事出来ないんだよな」
美魅「うちは角だけやからええけど、リルは角と羽と尻尾やん、あれは絶対に寝れんで!」
パト「確かに!角が後ろ向きだから仰向けで寝るのはキツそう!尻尾も邪魔そうだしな!てことは横向きかうつ伏せか」
パトは美魅の頭を撫でながら角を優しく触る
パト「角って感覚あるの?」
美魅「個体それぞれやないか?うちは痛覚ないな、せやからゴツゴツした突起物がおでこについているみたいな感覚やな、邪魔になる時は切り飛ばしたいと思うんやけど、切ったら切ったで生えて来るし、鬼族は角の立派さが一つのステータスやからあまり気乗りせんな」
美魅は宙に浮いている足を振りながら自分の角に触れる
パト「ちなみにエテル、エテルのその頭に付いているのはどうなんだ?」
そういうとパトの玉座の横で座って本を読んでいるエテルが答える
エテル「これはくっついてる、というよりこれが私のメインコンピューターだから絶対に外れないよ」
パト「え、じゃあそれが壊れたらマズいんじゃ・・・」(焦り)
エテル「メインコンピューターと言っても【使用済み】のメインコンピューターだよ、私が生まれて人格や基本データを私の身体にインストールして読み込ませるみたいな、そこから読み込みに時間掛かるからその間の代理コンピューターみたいなもの、今は私本体で全部動いているから意味はないね、人のおへそと同じだよ、生まれる前に役割があって、生まれた後は用済みになってるみたいな」
パト「わかりやすい!なら外したらいいのにってそっか、外れないんだったね」
エテル「力技でやれば割れたりするかもだけど、別に機械族におしゃれとか意識してる人居ないから気にしないかな」
美魅「エテルは確か寝てる時はきっちり仰向けやな!」
エテル「美魅は寝相が悪いんだよ、私はスリープモードに切り替えたら一切動かないから」
パト「一気に機械みたいなワードを」
エテル「機械族だよ?ホムンクルスに近い機械族、だからしっかり臓器はあるし機能してる、肉体はしっかり生ものだよ」
パト「最初に言ってたな、でも機械族っぽい所はあると」
美魅「気味の悪い種族やな~、鬼族みたいにシンプルなのがええわ~」
パト「角があるあたり鬼族もめんどくさそうだけどな」
エテル「主は神族だから収納できるのは羨ましい、神族の【神格開放】技術、私達にも採用してほしい」
美魅「そうや!帝園は主の世界やろ!どうにか出来へんのか!」
パト「俺の世界と言ってもなぁ、というか俺の世界という割にはそこの住人全然俺の事知らなかったり言う事聞いてくれないけどな?美魅?」
パトは美魅の頬を軽く引っ張る、美魅は抵抗するが暴れる事はなく、口頭で言い返す程度だった
パト達が玉座で話しているとリルが控室から出て来た。
リル「美魅もエテルも主にベタベタだな~、まさかアルコン?www(主コンの略)」
パト「なんだその用語、初めて聞いたぞ、ロリコンとかショタコンみたいなニュアンスか?」
リル「その通り!主がロリコンなのは周知の事実だけど、まさかその従属も生粋のアルコンなら問題ないね~」
パト「そういうリルにはなにも無しな~」
リル「別に問題ないし!10歳で主に甘えるとか恥ずかし~~~!!」
リルは意地を張ったような言い方をしながら控室に戻る
エテル「なんか勝手に盛り上がってたね、別にベタベタしてないんだけどなぁ、美魅はベタベタしてるけど」
美魅「ベタベタしてないわ!ただこうやってると落ち着くだけや!」
エテル「それをベタベタって言うんだけど、美魅に言っても仕方ないか」はぁ~
エテルは小さいため息を吐くとそのまま本を読み始めた。
美魅「手が止まっとるで主!しっかり頭撫でるんや!次は肩やで!」
パト「別に肩凝ってないだろ、10歳だろお前」
美魅「主から貰った刀が重たいんや!数十回程素振りしたらもう全然持ち上げれへん!あれは振れば振る程重くなる武器やな!」
パト「単純に腕が疲れてるだけだろ、筋力不足なんだよ、鬼族なのに全然筋肉つかないよな、美魅は」
美魅「最近やっと力こぶ出来たで!」ドヤ
パト(美魅も多分雪花と同じで筋肉が付きにくい体質なんだろうなぁ、別に虚弱でもなんでもないんだけど、こればかりは生まれ持った体質があるからなぁ、美魅はまだ若いし、成長期に入ったら一気に筋肉が付くかもしれないな、でも・・・)
パト「いや、美魅は今のスタイルを維持した方がいいな、筋肉を身に付けたらパワーは出るけど、スピードが落ちるかもだし」
美魅「主、他の鬼族見た事ないんか?別に鬼族はムキムキにならへんで、筋肉凝縮タイプやな!美貌も大事やからな!ゴリラみたいなパワーゴリ押しはおるにはおるけど、決まって上には上がれんしな!」
パト「威力が高くて速いのが良いってことか、パワー特化だと一撃が入らない的な?」
美魅「その通りや!でも途中までならパワー特化が勝ちやすいんやで!なにせ一撃で骨粉砕したらもう勝ち確定やしな!」
美魅はそう言いながら刀を振り落とす動作をして見せる。
パト「そういう意味では美魅の概念支配は強いんだし、割とすぐに上に行けそうだけどな」
美魅「今うちが昇格戦をしても【鬼下民】やろなぁ、少なくとも地球の隊長連中は軽く倒せな次の地位には上がれへんで、うちは能力こそ当たりやけど実力は【鬼下民】の平均を見てもかなり下のほうやったしな」
パト「美魅が難しい言葉を使えてるのは帝国の教育の賜物だな、それに自分自身をそうやって判断出来るのも成長を感じるぞ・・・」(感動)
エテル「わかる、美魅は勉学を得たおかげで少しマシになった、東京の時は本当に酷かったからね」
美魅「うっさいわ!そういう世界やないんやからしゃあないやろ!!」
パト「でもあれから美魅も強くなった、今はどうなんだ?」
美魅「・・・WCBTで優勝せなな・・・」
パト「目標があるのは良い事じゃないか!」
美魅「第七回は絶対に優勝するんや!第六回は知識が足らんかっただけや!」
エテル「単純だから・・・美魅は」
パト「でもそんな単純である程度勝てるのは能力のおかげなんだろうな」
美魅は悔しそうな顔でパトに睨む
パト「次は勝つぞ、お前は俺の一番弟子だ、もちろん下手な試合は俺が許さない」
美魅はパトの言葉を聞いて機嫌を良くして応える
美魅「当たり前や、さっさと主超えて、必ず主を殺したるんや」
エテル(そういう場面が来ても絶対に情けをかけて殺さないくせに・・・)はぁ~~
エテルは美魅の面倒臭い言い回しにため息をついた、美魅はそれを見て少し不満そうな顔はするが気にせずに次の大会に向けての話をパトと話すのだった。
2023年07月23日
No.117 琴歌と直属部隊episode1
琴歌は悩んでいた、普段の業務で常にメリアやアリシア、他の従属神達と議論を繰り返し、そして偵察や情報収集等で手一杯の中、自身の直属部隊のメンバーも見つけなければならないのだ。
だが正直琴歌には直属部隊のプランが一切見えていなかった。
琴歌(あまりメリアさんの力を借りるのも嫌ですが・・・仕方ありません、何か情報を頂けないか伺ってみましょうか・・・)
琴歌はメリアとは仕事の都合上仲があまり良くなく、あまり乗り気ではなかった、
だがアリシアに聞いても、アリシアも琴歌と同じ条件の直属部隊員を募集しているため、そもそも
琴歌に教える余裕があるならアリシア自身が既に構成員を固めているという話なのだ。
・・・・・・
トントン
琴歌はメリアの部屋のドアを軽くノックする、すると部屋の中から「どうぞ」とメリアの声が聞こえる、琴歌はその言葉を聞いてからドアを開け、メリアの部屋に入る。
メリア「あら、珍しいですね、てっきり嫌われているかと思っていたのですが」
琴歌「私も正直ここには来たくはありません、ですが仕事でなければまだ私はメリアさんと仲良く出来ると信じて居ますので」
メリア「私はそもそも嫌われたくないのだけどね、考えや価値観が合わないのは仕方ないとは言え、ご主人も認めている事ですし、許容してくれると助かるのですが」
琴歌「無理ですよ、貴女がやっている事は国民を実験体にした非人道的行いです、私の立場だと貴女の罪を法治部隊に報告して裁判に掛けなければいけないんですよ」
メリア「でも出来ないし、ハクだってそれくらいは理解してます、それにご主人がそれをもみ消すでしょうね、これは私個人の娯楽ならまだしも国の発展に必要な事、琴歌ちゃんだって理解しているはずです、私の行っている実験が帝国の教育に役に立ち、他の神国と比べても一般常識知識量が多いと、それだけ私の行っている事はこの国の発展に役立っています」
琴歌は知っている、メリアが普段裏でどれだけ配下神達を使い、多くの実験を行っているのか、
琴歌「ちなみに今はどんな実験を?」
メリア「解剖学ですね、神は生身の人間と違って死ねば蒸発するように消えますから、まずは生きたまま配下神の身体を解剖して医療に役立てようとしています」
琴歌「なんて惨い・・・」
メリア「以前の実験課題で技術開発部隊に麻酔を制作してもらって、使っては見たのだけど、感覚が麻痺していると欲しいデータが手に入らないの、だから今は麻酔なし解剖で身体反応や筋肉、血管やオーラを維持する器官がどういう仕組みなのか、それらを念入りに実験しています、試験体50体ほどですかね」
琴歌「惨いにも程がある・・・綺麗事じゃないにしても神のする事じゃない、それにそれで犠牲になった神達が報われないし、そんな犠牲の元で平和があると思うと・・・」
メリア「全て綺麗な国がどれだけ力が弱いか知っているでしょう?メルリア姉様のメルリア法国もそうでしたけど、浅い、知識がほぼ存在しない、【信じる者は救われる】【善を重ね、そして与え続ければ不幸な迷い人は生まれない】なんて迷信にも程がある、信仰は得られても力を持たない国民が育つだけ、それでは国として強くならない、そうでしょ?総理大臣様?」
メリアは琴歌の正義感に挑発をかける。
琴歌「綺麗事や根拠のない教えは無価値なのはこの部隊に配属されてから痛感しています、何もしない人には何も得ることは出来ない、求めた者だけが成果を得る、そういう仕組みなのは昔から知って居ますけど・・・」
メリア「ええ、けどまだ足りない、無情になれないあたりアリシアも琴歌ちゃんもね、それで話はなんでしょうか?」
琴歌「私の直属部隊の件です、叡天眼所有者が難しいです、役職的に賢い従属が必要なのは百も承知ですが、これでは一生掛かっても見つかりません、業務も常に予定いっぱいですし、どうにか条件の変更をお願いできませんか?」
メリア「エウレカ帝国の根本を任せる部隊ですからね、私としてはあまり妥協したくないのですがね、最低でも琴歌ちゃんクラスの頭脳は欲しいですし・・・現時点で必要とする大臣は14名、そして現時点で決まっているのは琴歌ちゃんの【総理大臣】後は書類で送りましたよね」
琴歌【総務大臣】【法務大臣】【外務大臣】【財務大臣】【文部科学大臣】【労働大臣】【農産大臣】【経済大臣】【安全大臣】【環境大臣】【防衛大臣】【復興大臣】【国務大臣】ですよね」
メリア「そうです、名前でわかる通り、各部隊に大まかな指示やルールを決める大事な役職、貴女の直属部隊の質は帝国全部隊の品質にも掛かっています、これに対して手を抜いても大丈夫、なんて言えると思います?」
琴歌「ですが叡天眼までは要らないでしょう、例えばその分野のスペシャリストでもいいではないですか!」
メリア「貴女、他の国を見ましたか?スペシャリスト、一部の分野にだけ詳しいなんちゃって大臣が行っている事を?一部だけ偉いでは話しにならない、エリートです、万物を視野に入れ、全体的に思考を巡らせる天性の叡智を持つ者、妥協は国を崩壊させる原因です」
琴歌「ではメリア様はどうなんですか?そこまで任せられる従属がこの帝国に居ると?」
琴歌がメリア様と呼んだ時は敵対心が強く出ている時だ、この状態になると二人は険悪になる。
メリア「自分で見つけなさい、そもそも神脈が怠った貴女の責任でしょう、それを私に責任があると言いたそうにしてますけど、それは責任の押し付けではないのですか?」
メリアの言っている事は正論だった、だが琴歌もそんな正論は物ともせずに反論する。
琴歌「ですがその無理難題に対して解決の算段が貴女自身に無いにも関わらず配下にそれを強要するのは無能の上司が行う事です、まずは貴女がそれを示し、私が出来ていないのは私自身が力不足だからという根拠の提示を求めますが?」睨みつける
メリア「では仮に私が貴女の従属を見つけてどうするの?そのまま私が貴女とその従属の仲介に入れば良いんですかね?それは都合が良すぎではないですか?私にそこまでさせる以上、貴女は私になにかしらの対価は払ってくれるのでしょうね?」
琴歌「話しが逸れていますよ、まずはメリア様が出来るかどうかのお話し、結果等その次です、まずは出来るか出来ないか、そこをハッキリせずにこれ以上話しても机上の空論、絵空事と変わりません」
琴歌はまずメリアに意見やその後の対応の前に結果を見せろと注文した、
本当の所は【一緒に協力してほしい】とお願いする予定だったのだが、話しがヒートアップしてきたため、ややこしくなっている。
メリアと琴歌は互いに冷たい眼で睨みつける、そしてメリアが話す。
メリア「戻りなさい、話になりません、私がそこまでする義理はありません」
琴歌「義理はあるでしょう、国の事ですよ、国全体を統括しているメリア様がまずその直下の部隊事情に関して義理がないとおっしゃるなら国も終わりですね、私、この部隊を降りてもよろしいでしょうか?」
メリア「辞める選択を出すとは、貴女には失望しましたよ」
琴歌「結構ですよ、私は貴女の専属神ではありません、パトさんの専属神です、パトさんから貴女からの指示を受け付けないように指示して貰えれば貴女の指示を聞く必要もありません、私は専属神本来の役割を全うするだけです、主であるパト様の愛玩具でも私の人生は満たされます、そもそも専属神の複数名はそれを求めています、メリア様もそれを求めていらっしゃいますよね、ならば私はその誰よりも先に役割をこなします、契約違反どころか、契約に忠実なのです、文句はないでしょう?」
琴歌は辞める選択は逃げではなく正義であると説いた、それは普段メリアも言っていた事でもあるため、そこを否定することはメリアには出来なかった。
メリア(この子は、口喧嘩が本当に強い、臨戦態勢に入ると攻撃的思考になるのは父親譲りなんでしょうね、どうしたものか)
メリアは正直困っていた、メリアも実は叡天眼保持者の目途は全然なく、無理難題だという事も理解していた、だが理想論で指定した事であるため、これを受け入れるとメリア自身も相当な時間が用いられる、しかし時間も掛けていられないのだ、時間が掛かるだけ琴歌の言い分が強くなり、メリアの発言が弱くなっていくのだ、それはメリア自身も控えたい所
メリア(と言ってもこのまま断って本気で部隊を抜けられたら代わりが居ない、アリシアに任せる事は可能だけど、それだとご主人の政策違反になってしまう、そして琴歌ちゃんが提示した案は本当に専属神としての役割通りだから駄目とも言えない、きついですね・・・弱りました)
メリアは琴歌を睨みつけながらも頭を働かせる、どう発言すれば琴歌を黙らせ、自分の思い通りに動いてくれるか、そして答えを出した。
メリア「では一ヵ月時間を与えます、それで世界中どこでも行って探してきなさい、その間の業務は私が代わりにやっておきましょう、それでどうですか?」
琴歌「メリア様に仕事を任せたら帰ってきた時にメリア様好みの政策が進んでいるじゃないですか、却下です」
メリア「では政策は全件保留という形にしておきます、そうすれば貴女が帰って来ても問題なく政策に取り組めるでしょう?」
琴歌「それってただ仕事が溜まっているだけじゃないですか、話になりません、それだと一か月後に苦しむのは私だけです、そんな事も考えつかないのですか?メリア様は業務時間が増えた場合、パトさんに報告させてもらいますよ、私は」
メリア「わかりました!政策検討会議は全件ストップします!現時点で決まっている政策調整を優先させます!なら問題ないでしょう!!」
琴歌「そうですね、それなら私の仕事は増えませんね、ではメリア様、私の他に誰かを同行させる許可をください」
メリア(次から次へと!!この子は~~!!)
メリア「わかりました、ですが他部隊は却下です、自分の部隊、もしくは無所属の従属神、配下神を使う分には問題ありません、それでいいですか?」
琴歌「わかりました、では準備を始めます」
琴歌はそう言うとそのままメリアの部屋を後にする。
メリア「はぁ、もっと仲良くしたいのにどうして毎度喧嘩みたいになっちゃうんですかね・・・はぁ」
・・・・・・
琴歌はメリアとの会話をしっかり録音していた、
琴歌「他部隊は却下、つまりパトさんは問題ないってことですね、彼は部隊所属ではありませんので♪」
琴歌はパトを誘い、一ヵ月の直属部隊探しの旅を考えていた。
だが正直琴歌には直属部隊のプランが一切見えていなかった。
琴歌(あまりメリアさんの力を借りるのも嫌ですが・・・仕方ありません、何か情報を頂けないか伺ってみましょうか・・・)
琴歌はメリアとは仕事の都合上仲があまり良くなく、あまり乗り気ではなかった、
だがアリシアに聞いても、アリシアも琴歌と同じ条件の直属部隊員を募集しているため、そもそも
琴歌に教える余裕があるならアリシア自身が既に構成員を固めているという話なのだ。
・・・・・・
トントン
琴歌はメリアの部屋のドアを軽くノックする、すると部屋の中から「どうぞ」とメリアの声が聞こえる、琴歌はその言葉を聞いてからドアを開け、メリアの部屋に入る。
メリア「あら、珍しいですね、てっきり嫌われているかと思っていたのですが」
琴歌「私も正直ここには来たくはありません、ですが仕事でなければまだ私はメリアさんと仲良く出来ると信じて居ますので」
メリア「私はそもそも嫌われたくないのだけどね、考えや価値観が合わないのは仕方ないとは言え、ご主人も認めている事ですし、許容してくれると助かるのですが」
琴歌「無理ですよ、貴女がやっている事は国民を実験体にした非人道的行いです、私の立場だと貴女の罪を法治部隊に報告して裁判に掛けなければいけないんですよ」
メリア「でも出来ないし、ハクだってそれくらいは理解してます、それにご主人がそれをもみ消すでしょうね、これは私個人の娯楽ならまだしも国の発展に必要な事、琴歌ちゃんだって理解しているはずです、私の行っている実験が帝国の教育に役に立ち、他の神国と比べても一般常識知識量が多いと、それだけ私の行っている事はこの国の発展に役立っています」
琴歌は知っている、メリアが普段裏でどれだけ配下神達を使い、多くの実験を行っているのか、
琴歌「ちなみに今はどんな実験を?」
メリア「解剖学ですね、神は生身の人間と違って死ねば蒸発するように消えますから、まずは生きたまま配下神の身体を解剖して医療に役立てようとしています」
琴歌「なんて惨い・・・」
メリア「以前の実験課題で技術開発部隊に麻酔を制作してもらって、使っては見たのだけど、感覚が麻痺していると欲しいデータが手に入らないの、だから今は麻酔なし解剖で身体反応や筋肉、血管やオーラを維持する器官がどういう仕組みなのか、それらを念入りに実験しています、試験体50体ほどですかね」
琴歌「惨いにも程がある・・・綺麗事じゃないにしても神のする事じゃない、それにそれで犠牲になった神達が報われないし、そんな犠牲の元で平和があると思うと・・・」
メリア「全て綺麗な国がどれだけ力が弱いか知っているでしょう?メルリア姉様のメルリア法国もそうでしたけど、浅い、知識がほぼ存在しない、【信じる者は救われる】【善を重ね、そして与え続ければ不幸な迷い人は生まれない】なんて迷信にも程がある、信仰は得られても力を持たない国民が育つだけ、それでは国として強くならない、そうでしょ?総理大臣様?」
メリアは琴歌の正義感に挑発をかける。
琴歌「綺麗事や根拠のない教えは無価値なのはこの部隊に配属されてから痛感しています、何もしない人には何も得ることは出来ない、求めた者だけが成果を得る、そういう仕組みなのは昔から知って居ますけど・・・」
メリア「ええ、けどまだ足りない、無情になれないあたりアリシアも琴歌ちゃんもね、それで話はなんでしょうか?」
琴歌「私の直属部隊の件です、叡天眼所有者が難しいです、役職的に賢い従属が必要なのは百も承知ですが、これでは一生掛かっても見つかりません、業務も常に予定いっぱいですし、どうにか条件の変更をお願いできませんか?」
メリア「エウレカ帝国の根本を任せる部隊ですからね、私としてはあまり妥協したくないのですがね、最低でも琴歌ちゃんクラスの頭脳は欲しいですし・・・現時点で必要とする大臣は14名、そして現時点で決まっているのは琴歌ちゃんの【総理大臣】後は書類で送りましたよね」
琴歌【総務大臣】【法務大臣】【外務大臣】【財務大臣】【文部科学大臣】【労働大臣】【農産大臣】【経済大臣】【安全大臣】【環境大臣】【防衛大臣】【復興大臣】【国務大臣】ですよね」
メリア「そうです、名前でわかる通り、各部隊に大まかな指示やルールを決める大事な役職、貴女の直属部隊の質は帝国全部隊の品質にも掛かっています、これに対して手を抜いても大丈夫、なんて言えると思います?」
琴歌「ですが叡天眼までは要らないでしょう、例えばその分野のスペシャリストでもいいではないですか!」
メリア「貴女、他の国を見ましたか?スペシャリスト、一部の分野にだけ詳しいなんちゃって大臣が行っている事を?一部だけ偉いでは話しにならない、エリートです、万物を視野に入れ、全体的に思考を巡らせる天性の叡智を持つ者、妥協は国を崩壊させる原因です」
琴歌「ではメリア様はどうなんですか?そこまで任せられる従属がこの帝国に居ると?」
琴歌がメリア様と呼んだ時は敵対心が強く出ている時だ、この状態になると二人は険悪になる。
メリア「自分で見つけなさい、そもそも神脈が怠った貴女の責任でしょう、それを私に責任があると言いたそうにしてますけど、それは責任の押し付けではないのですか?」
メリアの言っている事は正論だった、だが琴歌もそんな正論は物ともせずに反論する。
琴歌「ですがその無理難題に対して解決の算段が貴女自身に無いにも関わらず配下にそれを強要するのは無能の上司が行う事です、まずは貴女がそれを示し、私が出来ていないのは私自身が力不足だからという根拠の提示を求めますが?」睨みつける
メリア「では仮に私が貴女の従属を見つけてどうするの?そのまま私が貴女とその従属の仲介に入れば良いんですかね?それは都合が良すぎではないですか?私にそこまでさせる以上、貴女は私になにかしらの対価は払ってくれるのでしょうね?」
琴歌「話しが逸れていますよ、まずはメリア様が出来るかどうかのお話し、結果等その次です、まずは出来るか出来ないか、そこをハッキリせずにこれ以上話しても机上の空論、絵空事と変わりません」
琴歌はまずメリアに意見やその後の対応の前に結果を見せろと注文した、
本当の所は【一緒に協力してほしい】とお願いする予定だったのだが、話しがヒートアップしてきたため、ややこしくなっている。
メリアと琴歌は互いに冷たい眼で睨みつける、そしてメリアが話す。
メリア「戻りなさい、話になりません、私がそこまでする義理はありません」
琴歌「義理はあるでしょう、国の事ですよ、国全体を統括しているメリア様がまずその直下の部隊事情に関して義理がないとおっしゃるなら国も終わりですね、私、この部隊を降りてもよろしいでしょうか?」
メリア「辞める選択を出すとは、貴女には失望しましたよ」
琴歌「結構ですよ、私は貴女の専属神ではありません、パトさんの専属神です、パトさんから貴女からの指示を受け付けないように指示して貰えれば貴女の指示を聞く必要もありません、私は専属神本来の役割を全うするだけです、主であるパト様の愛玩具でも私の人生は満たされます、そもそも専属神の複数名はそれを求めています、メリア様もそれを求めていらっしゃいますよね、ならば私はその誰よりも先に役割をこなします、契約違反どころか、契約に忠実なのです、文句はないでしょう?」
琴歌は辞める選択は逃げではなく正義であると説いた、それは普段メリアも言っていた事でもあるため、そこを否定することはメリアには出来なかった。
メリア(この子は、口喧嘩が本当に強い、臨戦態勢に入ると攻撃的思考になるのは父親譲りなんでしょうね、どうしたものか)
メリアは正直困っていた、メリアも実は叡天眼保持者の目途は全然なく、無理難題だという事も理解していた、だが理想論で指定した事であるため、これを受け入れるとメリア自身も相当な時間が用いられる、しかし時間も掛けていられないのだ、時間が掛かるだけ琴歌の言い分が強くなり、メリアの発言が弱くなっていくのだ、それはメリア自身も控えたい所
メリア(と言ってもこのまま断って本気で部隊を抜けられたら代わりが居ない、アリシアに任せる事は可能だけど、それだとご主人の政策違反になってしまう、そして琴歌ちゃんが提示した案は本当に専属神としての役割通りだから駄目とも言えない、きついですね・・・弱りました)
メリアは琴歌を睨みつけながらも頭を働かせる、どう発言すれば琴歌を黙らせ、自分の思い通りに動いてくれるか、そして答えを出した。
メリア「では一ヵ月時間を与えます、それで世界中どこでも行って探してきなさい、その間の業務は私が代わりにやっておきましょう、それでどうですか?」
琴歌「メリア様に仕事を任せたら帰ってきた時にメリア様好みの政策が進んでいるじゃないですか、却下です」
メリア「では政策は全件保留という形にしておきます、そうすれば貴女が帰って来ても問題なく政策に取り組めるでしょう?」
琴歌「それってただ仕事が溜まっているだけじゃないですか、話になりません、それだと一か月後に苦しむのは私だけです、そんな事も考えつかないのですか?メリア様は業務時間が増えた場合、パトさんに報告させてもらいますよ、私は」
メリア「わかりました!政策検討会議は全件ストップします!現時点で決まっている政策調整を優先させます!なら問題ないでしょう!!」
琴歌「そうですね、それなら私の仕事は増えませんね、ではメリア様、私の他に誰かを同行させる許可をください」
メリア(次から次へと!!この子は~~!!)
メリア「わかりました、ですが他部隊は却下です、自分の部隊、もしくは無所属の従属神、配下神を使う分には問題ありません、それでいいですか?」
琴歌「わかりました、では準備を始めます」
琴歌はそう言うとそのままメリアの部屋を後にする。
メリア「はぁ、もっと仲良くしたいのにどうして毎度喧嘩みたいになっちゃうんですかね・・・はぁ」
・・・・・・
琴歌はメリアとの会話をしっかり録音していた、
琴歌「他部隊は却下、つまりパトさんは問題ないってことですね、彼は部隊所属ではありませんので♪」
琴歌はパトを誘い、一ヵ月の直属部隊探しの旅を考えていた。
2023年07月22日
No.116 防衛軍へ営業!(微R18)
窓から日差しが入る、帝国に居た頃とは違い、6畳の部屋に二人用のダブルベット
そこには裸で寝ている二人の姿があった。
パト「うぅ、眩しいな、カーテンの隙間から入る日差しなのに・・・今日は快晴か?」
パトはカーテンの隙間を抑え、日差しを閉ざす横でぐっすり眠っている彼女は眠っている
パト(まだ寝ているか、でも起こさないとだよな、今日はこのためにわざわざ地球のアパートを使ったんだから)
パト達が居るのは以前パトと雪花が同居していたアパートだった、今はアリシアがその部屋の家賃を払い、維持している。
パトはそこで一晩過ごしていたのだ
琴歌「んん、おはようございます・・・もう起きてたのですね」
パト「おはよう琴歌、昨日は遅くまで起きてたからな、まだ寝足りないんじゃないか?」
琴歌「いえ、大丈夫ですよ、予定時間までの間に身なりは整えないといけませんからね」
パト「じゃあお風呂沸かしておこうか?汗を流しておきたいだろ?」
琴歌「お願いします」
琴歌はそう言いながら再度枕に顔を鎮める、そしてパトはお風呂にお湯を溜めると琴歌の元に戻る
パト「待ち時間があるけど、まだ寝てる?お湯が溜まったら起こすけど?」
パトがそう言うと琴歌はクスっと笑いながら布団を少しめくり、誘惑する
琴歌「どうせ汗を流すなら、どうですか?」
パト「珍しく積極的だな、でも誘いにはのります!」
そうしてお湯が溜まってからも少しの間、二人は身体を繋げ愛し合っていた。
・・・・・・
お風呂内
パト「でも琴歌が地球防衛軍に足を運ぶなんて珍しいな」
琴歌「息抜きですよ、ずっと帝国に居たら人間だった頃の感性がおかしくなりそうですからね、だからたまには地球での仕事はアリシア様にお願いして変わってもらうようにしてるのですよ」
パトと琴歌は湯舟の仲で話していた。
パト「それで俺も心配だからついてきたけど、要件は?」
琴歌「帝国が無償で貸している機器の定期点検の案内ですね、防衛軍にはパト君から何億円ほどの支援金をアリシアコーポレーションから出してますし、出来る限り帝国産の機器を無償で提供してあげて欲しいって言われてからちゃんとこなしているのですよ」
パト「まあ、身内や従属が居るわけだしね、無下には出来ないでしょ」
琴歌「そうそう、後は支援金の使用金額詳細の確認もアリシア様からお願いされているのでした、今は月数百億円程渡していますけど、その支援金がどれほど使われいるかで今後の支給額を検討するとのことなので」
パト「多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメってことか、まあ当然だな」
琴歌「アリシアコーポレーションの売り上げ的には別に問題はないのですが、せっかくこちらで稼いだお金ですからね、他社にいいように使われるだけではこちらもいい気分ではありませんからね」
パト「定期的に使う方法を検討してくれれば別に問題ないさ、得たお金を排出せずに貯めていたら社会を壊しかねないから使ってるだけだからさ」
琴歌「アリシア様は地球の国をひとつ丸々購入してパト君の城を立てようと考えているらしいですよ、アリシアコーポレーションも元々は国をひとつ丸々購入して全権利をエウレカ帝国が手に入れてから建てたものですからね、同じことをするつもりでしょうかね?」
パト「城とか大層なのは辞めてほしいんだけどな、俺はこのアパートくらいの広さが丁度良いんだよ、帝国だって広すぎて持て余してるのにさ~」
琴歌「そうですね~、私もずっとワンルームの部屋で過ごしてましたから広すぎると落ち着きませんね、お互い感性が一致しててよかったです♪」
パト「そうだな、一応地球では俺と琴歌が正式な夫婦として処理されてるから琴歌が欲しいと思うような家があれば日本内で建てても良いんだぞ?もちろん俺も一緒に内装は決めるからな!」
琴歌「いいですね!そういうの私とても楽しみです!」
パトと琴歌は湯舟の中でそんな将来の話をしながら互いに身体を洗い、準備をする。
・・・・・・
琴歌「それでは行きますね」
パト「ちなみにどの部隊に行くの?部隊で行く建物が違うだろ?」
琴歌「第一部隊ですね、経理も担当しているらしいですから、一応お父さんにアポは取ってあります」
パト「うわ・・・」
パトは琴歌と白鳳が鉢合わせる状況に顔を青ざめる
パト(琴歌と白鳳さんか、琴歌凄く白鳳さんには当たりキツイから間違いなくギスギスするんだよなぁ~)
パトはそう考えながら、覚悟を決める。
琴歌「では転移しますね」
琴歌は慣れた動作で転移を行う。
・・・・・・
パト「琴歌、能力にも随分なれたよな」
琴歌「全自動でやってくれますからね、私が介入してる技術的なものは一切ないので楽ですよ♪」
パト(超便利な能力・・・流石は専属神内4位、メリアが帝王神候補に立候補させようとしてるだけの事はある、チートにも程があるよな)
琴歌とパトは地球防衛軍第一部隊の本拠地ビルに入る、そこで受付の女性に話しかける
琴歌「本日月詠白鳳と面談のアポを取っている四季琴歌と四季パトですが」
受付「月詠隊長の御子息ですね!お待ちしておりました!最上階の隊長室にどうぞ!ご案内致します!」
受付の隊員は琴歌とパトに道案内を行う。
パト(一応地球では四季を名乗ってるんだな、帝国では月詠の苗字を使っているからずっと使い続けるのかと思った)
琴歌「帝国内で四季を名乗ると雪花さんと月花さんと被りますからね、四季を名乗るのは地球だけなんですよ」
パトの考えを見透かしたように琴歌がパトに話す。
パト「帝国だと俺の正式名も違うだろうに」
琴歌「でも四季を名乗る度にパトさんと籍を入れたんだなって実感できるので凄く気に入っている名前なんですよ♪」
受付「初々しいですね、夫婦になって一番に実感出来ることですからね」
琴歌「はい、凄く心地いいですよ♪」
パト(雪花が聞いたら激怒しそうな話だけどな・・・)
雪花と月花は地球の家系図的に既に兄妹として登録されていたので、既に家族なら問題ないだろうと話し合った結果、琴歌と血縁を結ぶこととなった、だが雪花だけは最後の最後まで反発してきたが、
月花がなんとかなだめてくれた。
・・・・・・
受付「隊長室となります、どうぞ中へ」
琴歌「ありがとうございます」
琴歌は受付の女性に頭を下げ、扉をノックして中に入る。
白鳳「来たか、まあ座れ」
部屋の中で大きな椅子に座っていた月詠白鳳は椅子から立ち上がる
琴歌「座れじゃないでしょうお父さん?今回は私達がお客ですよ?おもてなしは礼儀でしょう?」イライラ
琴歌の顔があからさまに不機嫌そのものになっていた。
白鳳「自分の子供に接待してどうする、俺は親だぞ」
琴歌「ですが今は仕事ですけどね、秘書の方はいらっしゃらないのですか?」
白鳳「居るに決まっているだろう、おいこの二人に飲み物を」
そう言うと奥の秘書室から秘書が出て来た
秘書「お飲み物はどちらに致しましょう?」
琴歌「ハーブティーでお願いします」
パト「俺はリンゴジュースで」
白鳳「俺には高級な水を頼む」
琴歌「わざわざ高級って言わないでください恥ずかしい」イライラ
白鳳「高級って付けねぇと普通の水道水持ってくるだろうが、ここは日本じゃねえんだ」
琴歌「ちゃんと帝国産の浄水器を設置しているでしょう、充分【高級】水と大差ないですよ」
パト「まぁまぁ、それで今回の話を進めようよ」
白鳳「定期点検の案内だろ、そんなものそっちのタイミングで好きにやればいいだろう」
白鳳の適当な態度に琴歌の怒りがどんどん湧き上がる
琴歌「なら不法侵入で入っても文句言わないでくださいね!こっちも暇ではないので、各部隊の都合に毎度合わせるくらいならそっちでまとまった日にちで一気に点検させてもらった方が都合がいいんです、相手の事情も汲み取れないのですか?」イライライラ
白鳳「俺にどうしろってんだ、第一部隊ならまだしも他部隊の都合なんて知らないぞ」
琴歌「今どきはビデオチャットで会議とか打ち合わせ出来るでしょう、最新技術をしっかり取り入れないと若い人達から嫌われますよ」
白鳳「他の部隊にも言えよ、というかそういうのは第二部隊の仕事だろうが」
琴歌「勝手に進めたら怒る癖によく言いますよ、文句の一言でもお義父さんに言ったらわかるんですからね?」
白鳳「言わねえよ、そもそも毎度集まるなんて効率の悪い事をするくらいならリモートの方が幾分マシだと俺も常々思ってんだよ、後は各部隊拠点を置いている国が違うからそれらの兼ね合いもあんだよ」
琴歌「ではアリシアコーポレーションで開発した独自の通信電波を使用してはいかがでしょうか?他の国の通信会社と違って料金は格安ですよ、まあ防衛軍には支援金を送って居ますので、そこから差し引いて無料で提供出来ますので」
琴歌はそう良いながらわかっていたかのように書類を白鳳の前に置く。
白鳳「その仕事も第二部隊だから俺に持ってきても困るんだ、第一部隊は各国の重役共から仕事を貰う言わば営業職だ、防衛軍内部事情は第二部隊だ、わかったか?」
パト「では父さんに提案があったと報告だけお願いできますか?その後はこちらで対応しますので」
白鳳「面倒だな、お前から直接電話したほうが早いだろ?」
琴歌「仮にも営業なのですから筋くらいは守ってくださいよ」
白鳳はため息をつきながら琴歌が置いた書類を受け取る。
琴歌「ちなみにですが、プライベートでお義父さんと話す機会があって今回の件を知らなかったらわかりますよね?仕事してくださいよ?」
白鳳「はいはい、とりあえず機械の定期点検の日程とお前らの提案を伝達しておけばいいんだな、それこそ電話で済んだ話だろうが」
琴歌「忘れたのですか?もう一件あったでしょ!!」バン!
琴歌が珍しく声を荒げながら書類を出す
琴歌「支援金の使用用途を記載した詳細書類!もしくはデータの提出をお願いしていたはずですけど!出来たのですか?」
白鳳「ああ、あったなそんなの、待ってろ今秘書の奴に出させるから」
白鳳はそう言いながら秘書室に向っていった
琴歌「まったくあの人は!私達が相手だからって!!」イライライライラ
パト「まぁまぁ、せっかく久しぶりに家族で会ったんだから仲良くしようよ」焦り
琴歌「私だって努力してますけど、あの人のあの態度を見るとどうしてもイライラするんです!!」
白鳳が秘書室から出て来た、そして同時に秘書は飲み物を持ってきた
秘書「お待たせいたしました、書類も完成しておりますので、いますぐお持ちいたします」
白鳳「だとよ、それでその書類を見てどうするんだ?」
琴歌「予算検討ですよ、お金を与えすぎても意味ないですからね、後は遊びで使ってないかの確認です、まさか会社の二次会でキャバクラ料金をまさか支援金で払っていたり・・・とか?」
白鳳「俺はもうそんな所に行かねえよ、それに防衛軍だって世界規模の会社だぞ、数万、数十万程度の飲み会金くらい容易に経費で払える」
琴歌「そうですか、ならこの支援金は何に使って居るのでしょう?」
白鳳「今は大体は第五部隊の新事業だろうな、世界の実力者に防衛軍の仕事を依頼する【ギルド】立ち上げの件はそっちにも話言ってんだろ」
パト「ロイドさんから話しは聞いてますよ、俺もそのギルドに登録してますし、いつかは本格的にこちらもギルド依頼をこなす会社を建てるつもりです」
白鳳「まあ、どうせ詳細が出てくるからわかる話だ、今の所この支援金はギルドの建設費、その後は報酬費として運用するとのことだ、国から金貰って依頼は出すが、こっちも商売だ、何割か貰わねえといけねえんだ、だが国相手に高額積もるわけにもいかねぇ、ってことで依頼金で引いた分はギルド報酬金に充てるってわけだ、そもそも支援金は防衛軍の資産じゃねえからな」
琴歌「そういう使い道なら別に問題ありません、というか全額払うつもりなんですね、防衛軍は、そのまま抜いた額を報酬金で払ったらいいじゃないですか」
白鳳「国から来る依頼だぞ?大抵は国家指名手配者の確保、討伐、未開拓エリアの調査、どれもこれも命がけの任務だ、そんな仕事を安く受ける馬鹿が何処に居んだよ、報酬金はしっかり渡す、防衛軍がケチな集団だと思われてギルド利用者が居なくなったら本末転倒だろうがよ」
パト(難しい話をし始めたな、俺は聞いてるだけっと)
琴歌「大体一件の依頼報酬額の相場はいくらなんですか?」
月詠「数千万から数百億だな、悪信教相手だと高額報酬だな、パトも貰った事あんだろ」
パト「なかなかの大金だった!」
琴歌「っで、何割中抜きするつもりで?」
月詠「3割だな」
琴歌「なら例えば10憶の依頼が来た場合、3億は防衛軍の懐に入るんですね、っで3億は私達の支援金から賄うと」
琴歌は頭の中で計算をする
パト「大体何件くらい仕事が来るんでしょうかね」
白鳳「今の段階で防衛軍が国から来る仕事をこなしきってないのが現状だからな、最初の方は依頼数も多いだろうな、せいぜい月20~50件はあるんじゃないか?第五部隊の管轄だから知らないけどな」
パト(第五部隊管轄か、後でバハートさんに詳細を聞いておくか)
琴歌「ならとりあえずは今の金額で良さそうですね足りない分は防衛軍側でどうにかしてください、あくまで支援金はパトさんのご厚意によるものですので」
白鳳「お前、防衛軍に入ったら良いんじゃねえか?なら即隊長だろうぜ、誰も拒みはしねえだろ」
パト「冗談を、俺がどこの部隊の隊長をやれって話ですか」
白鳳「第四部隊は・・・頭良い奴じゃねえと無理だな、第三部隊はシェインが隊長に就任したばかりだからな・・・ねえわ!」
パト「はっは~~別に入る気ないけど否定されると辛いもんだな~」
琴歌「パトさんは防衛軍よりも遥か上の軍事力を持ってますので問題ないですよ」
琴歌は今秘書が持って来た書類に目を通していた、そして数分後話す。
・・・・・・
仕事が終わり、琴歌とパトはアパートに帰宅する。
パト「白鳳さんの言った通りの運用だったね」
琴歌「私ならこの運用方法なら5割は貰いますけどね、計算しましたけど、それでも数十億は余裕はあります、例え数百億の依頼があっても中抜きするのは数十億、それが100件もあれば数千億行きますけど、それは悪信教討伐レベル、悪信教も弱い地位は大分数を減らしてますし、数百億案件がそうあるわけでもなさそうですし、あったとしてもすぐにこなせるものでもない、なら私なら5割は取って依頼者に払った方がギリギリになりますけど充分利益を出せる話だと思いますけどね」
パト「難しい話だな、でも琴歌が言う通り5割取ったら、月々いくら程かかる見通しなんだ?」
琴歌「そうですね、平均400億程ですかね、月々ですからね、20件依頼があってもそれをすぐにこなせるとは到底思えません、それ相応の時間が掛かります、地球の実力者はそこまで強くないですからね、どんなに早くても1ヵ月以上は必要、なら結局依頼数よりも報酬を払う機会の方が少ないんです、なら400億見ておけば運用する分には問題なしです、毎月支援金は貰えますしね、それらをストックしておけば報酬が重なっても問題ないでしょう」
パト「凄いな、琴歌は、本当頼りになるわ~」
パトと琴歌は仕事の話を終え、アパートで琴歌の手作りご飯を食べ、再度一緒にお風呂に入り、身体を交わらせ、心地よい疲れと共に就寝していく。
そこには裸で寝ている二人の姿があった。
パト「うぅ、眩しいな、カーテンの隙間から入る日差しなのに・・・今日は快晴か?」
パトはカーテンの隙間を抑え、日差しを閉ざす横でぐっすり眠っている彼女は眠っている
パト(まだ寝ているか、でも起こさないとだよな、今日はこのためにわざわざ地球のアパートを使ったんだから)
パト達が居るのは以前パトと雪花が同居していたアパートだった、今はアリシアがその部屋の家賃を払い、維持している。
パトはそこで一晩過ごしていたのだ
琴歌「んん、おはようございます・・・もう起きてたのですね」
パト「おはよう琴歌、昨日は遅くまで起きてたからな、まだ寝足りないんじゃないか?」
琴歌「いえ、大丈夫ですよ、予定時間までの間に身なりは整えないといけませんからね」
パト「じゃあお風呂沸かしておこうか?汗を流しておきたいだろ?」
琴歌「お願いします」
琴歌はそう言いながら再度枕に顔を鎮める、そしてパトはお風呂にお湯を溜めると琴歌の元に戻る
パト「待ち時間があるけど、まだ寝てる?お湯が溜まったら起こすけど?」
パトがそう言うと琴歌はクスっと笑いながら布団を少しめくり、誘惑する
琴歌「どうせ汗を流すなら、どうですか?」
パト「珍しく積極的だな、でも誘いにはのります!」
そうしてお湯が溜まってからも少しの間、二人は身体を繋げ愛し合っていた。
・・・・・・
お風呂内
パト「でも琴歌が地球防衛軍に足を運ぶなんて珍しいな」
琴歌「息抜きですよ、ずっと帝国に居たら人間だった頃の感性がおかしくなりそうですからね、だからたまには地球での仕事はアリシア様にお願いして変わってもらうようにしてるのですよ」
パトと琴歌は湯舟の仲で話していた。
パト「それで俺も心配だからついてきたけど、要件は?」
琴歌「帝国が無償で貸している機器の定期点検の案内ですね、防衛軍にはパト君から何億円ほどの支援金をアリシアコーポレーションから出してますし、出来る限り帝国産の機器を無償で提供してあげて欲しいって言われてからちゃんとこなしているのですよ」
パト「まあ、身内や従属が居るわけだしね、無下には出来ないでしょ」
琴歌「そうそう、後は支援金の使用金額詳細の確認もアリシア様からお願いされているのでした、今は月数百億円程渡していますけど、その支援金がどれほど使われいるかで今後の支給額を検討するとのことなので」
パト「多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメってことか、まあ当然だな」
琴歌「アリシアコーポレーションの売り上げ的には別に問題はないのですが、せっかくこちらで稼いだお金ですからね、他社にいいように使われるだけではこちらもいい気分ではありませんからね」
パト「定期的に使う方法を検討してくれれば別に問題ないさ、得たお金を排出せずに貯めていたら社会を壊しかねないから使ってるだけだからさ」
琴歌「アリシア様は地球の国をひとつ丸々購入してパト君の城を立てようと考えているらしいですよ、アリシアコーポレーションも元々は国をひとつ丸々購入して全権利をエウレカ帝国が手に入れてから建てたものですからね、同じことをするつもりでしょうかね?」
パト「城とか大層なのは辞めてほしいんだけどな、俺はこのアパートくらいの広さが丁度良いんだよ、帝国だって広すぎて持て余してるのにさ~」
琴歌「そうですね~、私もずっとワンルームの部屋で過ごしてましたから広すぎると落ち着きませんね、お互い感性が一致しててよかったです♪」
パト「そうだな、一応地球では俺と琴歌が正式な夫婦として処理されてるから琴歌が欲しいと思うような家があれば日本内で建てても良いんだぞ?もちろん俺も一緒に内装は決めるからな!」
琴歌「いいですね!そういうの私とても楽しみです!」
パトと琴歌は湯舟の中でそんな将来の話をしながら互いに身体を洗い、準備をする。
・・・・・・
琴歌「それでは行きますね」
パト「ちなみにどの部隊に行くの?部隊で行く建物が違うだろ?」
琴歌「第一部隊ですね、経理も担当しているらしいですから、一応お父さんにアポは取ってあります」
パト「うわ・・・」
パトは琴歌と白鳳が鉢合わせる状況に顔を青ざめる
パト(琴歌と白鳳さんか、琴歌凄く白鳳さんには当たりキツイから間違いなくギスギスするんだよなぁ~)
パトはそう考えながら、覚悟を決める。
琴歌「では転移しますね」
琴歌は慣れた動作で転移を行う。
・・・・・・
パト「琴歌、能力にも随分なれたよな」
琴歌「全自動でやってくれますからね、私が介入してる技術的なものは一切ないので楽ですよ♪」
パト(超便利な能力・・・流石は専属神内4位、メリアが帝王神候補に立候補させようとしてるだけの事はある、チートにも程があるよな)
琴歌とパトは地球防衛軍第一部隊の本拠地ビルに入る、そこで受付の女性に話しかける
琴歌「本日月詠白鳳と面談のアポを取っている四季琴歌と四季パトですが」
受付「月詠隊長の御子息ですね!お待ちしておりました!最上階の隊長室にどうぞ!ご案内致します!」
受付の隊員は琴歌とパトに道案内を行う。
パト(一応地球では四季を名乗ってるんだな、帝国では月詠の苗字を使っているからずっと使い続けるのかと思った)
琴歌「帝国内で四季を名乗ると雪花さんと月花さんと被りますからね、四季を名乗るのは地球だけなんですよ」
パトの考えを見透かしたように琴歌がパトに話す。
パト「帝国だと俺の正式名も違うだろうに」
琴歌「でも四季を名乗る度にパトさんと籍を入れたんだなって実感できるので凄く気に入っている名前なんですよ♪」
受付「初々しいですね、夫婦になって一番に実感出来ることですからね」
琴歌「はい、凄く心地いいですよ♪」
パト(雪花が聞いたら激怒しそうな話だけどな・・・)
雪花と月花は地球の家系図的に既に兄妹として登録されていたので、既に家族なら問題ないだろうと話し合った結果、琴歌と血縁を結ぶこととなった、だが雪花だけは最後の最後まで反発してきたが、
月花がなんとかなだめてくれた。
・・・・・・
受付「隊長室となります、どうぞ中へ」
琴歌「ありがとうございます」
琴歌は受付の女性に頭を下げ、扉をノックして中に入る。
白鳳「来たか、まあ座れ」
部屋の中で大きな椅子に座っていた月詠白鳳は椅子から立ち上がる
琴歌「座れじゃないでしょうお父さん?今回は私達がお客ですよ?おもてなしは礼儀でしょう?」イライラ
琴歌の顔があからさまに不機嫌そのものになっていた。
白鳳「自分の子供に接待してどうする、俺は親だぞ」
琴歌「ですが今は仕事ですけどね、秘書の方はいらっしゃらないのですか?」
白鳳「居るに決まっているだろう、おいこの二人に飲み物を」
そう言うと奥の秘書室から秘書が出て来た
秘書「お飲み物はどちらに致しましょう?」
琴歌「ハーブティーでお願いします」
パト「俺はリンゴジュースで」
白鳳「俺には高級な水を頼む」
琴歌「わざわざ高級って言わないでください恥ずかしい」イライラ
白鳳「高級って付けねぇと普通の水道水持ってくるだろうが、ここは日本じゃねえんだ」
琴歌「ちゃんと帝国産の浄水器を設置しているでしょう、充分【高級】水と大差ないですよ」
パト「まぁまぁ、それで今回の話を進めようよ」
白鳳「定期点検の案内だろ、そんなものそっちのタイミングで好きにやればいいだろう」
白鳳の適当な態度に琴歌の怒りがどんどん湧き上がる
琴歌「なら不法侵入で入っても文句言わないでくださいね!こっちも暇ではないので、各部隊の都合に毎度合わせるくらいならそっちでまとまった日にちで一気に点検させてもらった方が都合がいいんです、相手の事情も汲み取れないのですか?」イライライラ
白鳳「俺にどうしろってんだ、第一部隊ならまだしも他部隊の都合なんて知らないぞ」
琴歌「今どきはビデオチャットで会議とか打ち合わせ出来るでしょう、最新技術をしっかり取り入れないと若い人達から嫌われますよ」
白鳳「他の部隊にも言えよ、というかそういうのは第二部隊の仕事だろうが」
琴歌「勝手に進めたら怒る癖によく言いますよ、文句の一言でもお義父さんに言ったらわかるんですからね?」
白鳳「言わねえよ、そもそも毎度集まるなんて効率の悪い事をするくらいならリモートの方が幾分マシだと俺も常々思ってんだよ、後は各部隊拠点を置いている国が違うからそれらの兼ね合いもあんだよ」
琴歌「ではアリシアコーポレーションで開発した独自の通信電波を使用してはいかがでしょうか?他の国の通信会社と違って料金は格安ですよ、まあ防衛軍には支援金を送って居ますので、そこから差し引いて無料で提供出来ますので」
琴歌はそう良いながらわかっていたかのように書類を白鳳の前に置く。
白鳳「その仕事も第二部隊だから俺に持ってきても困るんだ、第一部隊は各国の重役共から仕事を貰う言わば営業職だ、防衛軍内部事情は第二部隊だ、わかったか?」
パト「では父さんに提案があったと報告だけお願いできますか?その後はこちらで対応しますので」
白鳳「面倒だな、お前から直接電話したほうが早いだろ?」
琴歌「仮にも営業なのですから筋くらいは守ってくださいよ」
白鳳はため息をつきながら琴歌が置いた書類を受け取る。
琴歌「ちなみにですが、プライベートでお義父さんと話す機会があって今回の件を知らなかったらわかりますよね?仕事してくださいよ?」
白鳳「はいはい、とりあえず機械の定期点検の日程とお前らの提案を伝達しておけばいいんだな、それこそ電話で済んだ話だろうが」
琴歌「忘れたのですか?もう一件あったでしょ!!」バン!
琴歌が珍しく声を荒げながら書類を出す
琴歌「支援金の使用用途を記載した詳細書類!もしくはデータの提出をお願いしていたはずですけど!出来たのですか?」
白鳳「ああ、あったなそんなの、待ってろ今秘書の奴に出させるから」
白鳳はそう言いながら秘書室に向っていった
琴歌「まったくあの人は!私達が相手だからって!!」イライライライラ
パト「まぁまぁ、せっかく久しぶりに家族で会ったんだから仲良くしようよ」焦り
琴歌「私だって努力してますけど、あの人のあの態度を見るとどうしてもイライラするんです!!」
白鳳が秘書室から出て来た、そして同時に秘書は飲み物を持ってきた
秘書「お待たせいたしました、書類も完成しておりますので、いますぐお持ちいたします」
白鳳「だとよ、それでその書類を見てどうするんだ?」
琴歌「予算検討ですよ、お金を与えすぎても意味ないですからね、後は遊びで使ってないかの確認です、まさか会社の二次会でキャバクラ料金をまさか支援金で払っていたり・・・とか?」
白鳳「俺はもうそんな所に行かねえよ、それに防衛軍だって世界規模の会社だぞ、数万、数十万程度の飲み会金くらい容易に経費で払える」
琴歌「そうですか、ならこの支援金は何に使って居るのでしょう?」
白鳳「今は大体は第五部隊の新事業だろうな、世界の実力者に防衛軍の仕事を依頼する【ギルド】立ち上げの件はそっちにも話言ってんだろ」
パト「ロイドさんから話しは聞いてますよ、俺もそのギルドに登録してますし、いつかは本格的にこちらもギルド依頼をこなす会社を建てるつもりです」
白鳳「まあ、どうせ詳細が出てくるからわかる話だ、今の所この支援金はギルドの建設費、その後は報酬費として運用するとのことだ、国から金貰って依頼は出すが、こっちも商売だ、何割か貰わねえといけねえんだ、だが国相手に高額積もるわけにもいかねぇ、ってことで依頼金で引いた分はギルド報酬金に充てるってわけだ、そもそも支援金は防衛軍の資産じゃねえからな」
琴歌「そういう使い道なら別に問題ありません、というか全額払うつもりなんですね、防衛軍は、そのまま抜いた額を報酬金で払ったらいいじゃないですか」
白鳳「国から来る依頼だぞ?大抵は国家指名手配者の確保、討伐、未開拓エリアの調査、どれもこれも命がけの任務だ、そんな仕事を安く受ける馬鹿が何処に居んだよ、報酬金はしっかり渡す、防衛軍がケチな集団だと思われてギルド利用者が居なくなったら本末転倒だろうがよ」
パト(難しい話をし始めたな、俺は聞いてるだけっと)
琴歌「大体一件の依頼報酬額の相場はいくらなんですか?」
月詠「数千万から数百億だな、悪信教相手だと高額報酬だな、パトも貰った事あんだろ」
パト「なかなかの大金だった!」
琴歌「っで、何割中抜きするつもりで?」
月詠「3割だな」
琴歌「なら例えば10憶の依頼が来た場合、3億は防衛軍の懐に入るんですね、っで3億は私達の支援金から賄うと」
琴歌は頭の中で計算をする
パト「大体何件くらい仕事が来るんでしょうかね」
白鳳「今の段階で防衛軍が国から来る仕事をこなしきってないのが現状だからな、最初の方は依頼数も多いだろうな、せいぜい月20~50件はあるんじゃないか?第五部隊の管轄だから知らないけどな」
パト(第五部隊管轄か、後でバハートさんに詳細を聞いておくか)
琴歌「ならとりあえずは今の金額で良さそうですね足りない分は防衛軍側でどうにかしてください、あくまで支援金はパトさんのご厚意によるものですので」
白鳳「お前、防衛軍に入ったら良いんじゃねえか?なら即隊長だろうぜ、誰も拒みはしねえだろ」
パト「冗談を、俺がどこの部隊の隊長をやれって話ですか」
白鳳「第四部隊は・・・頭良い奴じゃねえと無理だな、第三部隊はシェインが隊長に就任したばかりだからな・・・ねえわ!」
パト「はっは~~別に入る気ないけど否定されると辛いもんだな~」
琴歌「パトさんは防衛軍よりも遥か上の軍事力を持ってますので問題ないですよ」
琴歌は今秘書が持って来た書類に目を通していた、そして数分後話す。
・・・・・・
仕事が終わり、琴歌とパトはアパートに帰宅する。
パト「白鳳さんの言った通りの運用だったね」
琴歌「私ならこの運用方法なら5割は貰いますけどね、計算しましたけど、それでも数十億は余裕はあります、例え数百億の依頼があっても中抜きするのは数十億、それが100件もあれば数千億行きますけど、それは悪信教討伐レベル、悪信教も弱い地位は大分数を減らしてますし、数百億案件がそうあるわけでもなさそうですし、あったとしてもすぐにこなせるものでもない、なら私なら5割は取って依頼者に払った方がギリギリになりますけど充分利益を出せる話だと思いますけどね」
パト「難しい話だな、でも琴歌が言う通り5割取ったら、月々いくら程かかる見通しなんだ?」
琴歌「そうですね、平均400億程ですかね、月々ですからね、20件依頼があってもそれをすぐにこなせるとは到底思えません、それ相応の時間が掛かります、地球の実力者はそこまで強くないですからね、どんなに早くても1ヵ月以上は必要、なら結局依頼数よりも報酬を払う機会の方が少ないんです、なら400億見ておけば運用する分には問題なしです、毎月支援金は貰えますしね、それらをストックしておけば報酬が重なっても問題ないでしょう」
パト「凄いな、琴歌は、本当頼りになるわ~」
パトと琴歌は仕事の話を終え、アパートで琴歌の手作りご飯を食べ、再度一緒にお風呂に入り、身体を交わらせ、心地よい疲れと共に就寝していく。
No.115 専属神内の好き嫌い
パト「専属神達って俺の前だと仲良くしてるけど実際の所、関係はどうなんだろう?」
パトはふと考えた、それはメリアと琴歌の関係が悪かったり、
アリシアと月花の関係があまり良くなかったりという仕事上の裏事情を知っているからだ。
パト(女の関係って男同士の友人関係より面倒臭いって聞くし、でも主として、ケアをしていかないといけないだろうし・・・ここは面談でもするしかない・・・いや、正直に話すか?俺に心配掛けまいと嘘つくんじゃないか?それに声に出す事でそれが公になってもっと関係が悪くなるかもしれない、これは安易に動けないな)
パトが考えていると脳内で月花が話しかける。
月花(そうね、女性同士の関係ってパトが想像しているよりもかなりドロドロしてるわね、専属神内全員が仲良しだったらよかったのだけど、実際は全然違うわね)
パト(月花が知ってる情報とかないの?ある程度把握しておきたいんだけど、だって俺の責任で関係悪化させたくないし)
月花(まあ、私が見る限りでいいなら・・・)
・・・・・・
メリア 友好関係 雪花
不仲関係 琴歌
アリシア 友好関係 メリア・ソフィア・琴歌
不仲関係 月花
雪花 友好関係 メリア・ハク・琴歌・月花
不仲関係 なし
カナ 友好関係 ハク
不仲関係 ラル
ハク 友好関係 雪花・カナ
不仲関係 メリア
ソフィア 友好関係 メリア・アリシア
不仲関係 ラル・月花
琴歌 友好関係 アリシア・雪花・月花
不仲関係 メリア
ソルテ 友好関係 アリシア・ラル・月花
不仲関係 ソフィア
ラル 友好関係 アリシア・雪花・カナ・ハク・ソルテ・月花
不仲関係 ソフィア
月花 友好関係 雪花・琴歌
不仲関係 アリシア・ソフィア
・・・・・・
パト(マジで・・・俺全然知らなかったんだけど・・・)
月花(メリアちゃんと琴歌ちゃんが仕事で凄く仲が悪いのは専属神内でも有名な話だけどね、結構対立してるし、でもお互いしっかりしてるから表立っていがみ合う事はしないけどね、別にプライベートまで関与してほしくない程ではないしね、あくまで仕事関係でギスギスしてるだけってイメージね)
パト(メリアはリアリストだからな~、琴歌とはやっぱり合わないのか)
月花(アリシア様はまぁ・・・私でしょうね、仲良くしようとはしてくれてるけど、一番苦手意識があるとしたら私ね、私もアリシア様とソフィアちゃんにはまだ距離を置いておきたい所だし、難しい所よね)
パト(まあ、それは時間が解決してくれるとしか言えないね、でも一度関係が壊れたら永遠とその関係を引きずっていかないといけないと思うと長寿も良い事だけじゃないよね)
月花(後は雪花は私から見ても苦手意識があるとは思えないわね、誰とでも接することが出来るし、唯一専属神内でメリアちゃんから心を許されてる存在だし、案外雪花が専属神内の中心なのかもね)
パト(流石は雪花、やっぱり深く考えない性格が良い意味で発揮出来てるって感じなのかな)
月花(カナちゃんは・・・まあ、分かり易いわね、ハクちゃんと一番仲が良いし、ラル様に苦手意識もってるしってね)
パト(仕事を一緒にしてた反動だな、っていうか仕事で関係悪化してるのばっかだな、仕事しない方がいいんじゃないか?)
月花(理想はそうだけどね、だからメリアちゃんも早く自分達が専属神としての役割を全うできるように神材育成に力を入れてるのでしょうね、メリアちゃんだって専属神内の関係はわかってると思うから急ぎたいと思ってるだろうしね)
パトと月花が二人で脳内会話をしているところ、メルリアが話しかけてくる。
メルリア「どうしました?アナタ?御顔が優れていないようですが?」
パト「ああ、大丈夫、少し考え事をしてただけだよ」ニコ
パトはメルリアにそう話しながら脳内で月花との会話に戻る、ちなみにパトは玉座に座って、月花は玉座の間の隅にあるソファーでくつろいでいた。
パト(というか月花、まだ業務中だろ、座ってろよ)
月花(いいでしょ、こうやって脳内で会話して役割をこなしてるのだから、ほら、まだ関係の話は終わってないわよ)
パト(そうだそうだ、ハクはどうなんだ?)
パトが脳内でそう言うと月花が再度話し出した
月花(ハクちゃんも分かり易いけどね、雪花とカナちゃんには心を開いてるけど、メリアちゃんには少し距離を空けてるわね)
パト(え?!ハクがメリアを?!一緒に旅をした仲なのに?!)
月花(考え方の相違ね、メリアちゃんのどこまでも感情的ではない思考がハクちゃんとは全然合わないのでしょうね、それ以外なら長い付き合いだから仲良くやってるけどね)
パト(まあ仕方ない所か、旅してた時もハクは結構メリアから怒られて泣いてたからな~)
月花(でも不仲と言っても苦手意識がある程度で本当に不仲って訳ではないからね!)
パト(わかってるって、それでソフィアは?)
月花(ソフィアちゃんか~、ソフィアちゃんを苦手としてる人は結構居ると思うけど、ソフィアちゃん本人となるとやっぱり私かな、ソフィアちゃんって多分専属神内一の引きこもり体質だからあんまり他の専属神と仕事以外で接点ないしね)
パト(確かに!プライベートで言えば俺とアリシアぐらいじゃないかな!ソフィアって自分のやりたいこと第一優先だから他人に時間を使わない傾向があるからね!)
月花(そこは仕事で痛いほど知ってるわ、天才気質の最高峰みたいな子だからね、でもあの子はああいうやり方しか出来ないんだって諦めてるわ、それに仕事じゃないならソフィアちゃんとは関係は上手くいきそうだしね、好き嫌いする子じゃないから)
パト(ソフィアの良い所でもあり、悪い所でもあるって感じだね)
月花(次に琴歌ちゃんは・・・自分で言うのもなんだけど、私には凄く信頼してくれてるわね、一番仲がいいまであるわ)ドヤ
パト(それは俺が見てもわかるな!それでやっぱり不仲なのは・・・)
月花(メリアちゃん以外いるわけないでしょ、そもそもあの子は内気な子なのよ、相手に嫌いと思わせる態度なんて絶対に取らない子、なのにメリアちゃんにはあからさまに嫌悪感を出してる、やっぱり仕事で嫌な部分を沢山見て聞いてるんでしょうね、知り過ぎるのも問題ってことかしら)
パト(メリアの考えや野望、黒い部分の話は俺も聞いてるし、知ってる、まあ俺に隠れて俺に反感を買うような事も多分沢山してるだろうな、でもそれを許容しないとメリアの長所が活かされないのも知ってるし、こればかりは仕方ないかな)
月花(へぇ、パトはメリアちゃんがやってるヤバい事には許容してるんだ、どんな非人道的でも?)
パト(それが他の専属神にも出来るなら考えるけど、そんな事が出来るのは良くも悪くもメリアだけだ、それにその実験から得た知識や情報はしっかり帝国に反映されてるだろうし、無駄になっていない、各国の歴史でも非人道的な人体実験の結果で化学や技術が発展している歴史がある以上、批判するのは軽率な判断だよ、表に出さないように上手くやっているなら俺も許容する、逆に表に情報漏洩して国民に批判を集めるような失態を犯したなら俺はメリアに罰を与えなければいけない、それが俺の責任だって思ってるよ)
月花(主としての使命ってわけね、でもそこは自分も罪を受けるってならないのね)
パト(罪なら受けてるさ、専属神の子達に罰を与えないといけないんだぞ、これがどれだけ心抉られるか)
月花(パトにはダメージ大きそうね、それで次はソルテ様だけど、彼女は難しいわね、強いて言うならソフィアちゃんかな、仕事の関係って話ね、あの人プライベートと仕事ではまったく違うからわからないって言うのが本音ね)
パト(ソルテはプライベートだと基本誰も嫌っていないよ、ただ無関心って所から来てる感じだけど)
月花(そうよね、あの人仕事だと厳しい上司ってイメージだけど、プライベートだとその真逆、大人しい文学少女!みたいなね!)
パト(一緒に居ると落ち着くんだよなぁ~、変に会話をしないといけないわけじゃなくて、ただ自分のやりたい事を互いにやってるだけっていう、でもそれが互いにとって一番いい形なんだよね)
月花(ソルテ様と友好関係が築けているならいいじゃない、後はラル様だけど)
パト(難しいよな、俺が見る限りソフィアの事はあまりよく思ってないっぽいけどどうなの?)
月花(正解ね、ラル様は基本的に面倒事ばかり持ってくるソフィアちゃんには苦手意識があるみたい、あの人自体中々神経質だからね、仕事だときっちり業務をこなさないと納得できないタイプだからソフィアちゃんとは結構対立的関係だと思うわね)
パト(ほんわかしてる時もどこか距離があるしね、というかプライベートでラルとソフィアが話してる所なんて見た事ないな)
月花(普通には話すけど一緒に何かをしよう!っとは絶対にならない二人よね)
パト(あとは月花本人だな、ぶっちゃけ誰と仲が良くて、誰が苦手なんだ?)
月花(自分か~、さっきも言ったけど苦手意識があるのはアリシア様とソフィアちゃんね、嫌いではないのだけど仕事で受けて来た仕打ちを考えると今でもまだ嫌悪感はあるわ、友好的と言えば雪花と琴歌ちゃんかしらね、他の専属神ってやっぱり専属神だから仲良くしてるって感じがあるのだけど、雪花は家族だから心を許せるし、琴歌ちゃんとは学生時代からの仲でその時から仲良かったから、今でも友好的に接する事が出来るって感じかな~)
パト(なんでも出来る万能月花がね~)
月花(私だって人の子よ?!好き嫌いはあるし、聖人君主みたいになんでも許容できるわけじゃないわよ!ただ色んな分野でこなせる程の才能があっただけ~)
パト(俺にそれがないから羨ましいと思うんだけどね、ぶっちゃけ人間社会でも普通にやっていけただろ?)
月花(そうね、多分どの職業に就いてもある程度上手く出来ただろうし、起業しても上手くいく自信もあるわね、なんだったら地球防衛軍に入隊して隊長としてやっていたかもしれないしね、あ~でも私バハートちゃんには勝てなかったから隊長までのセンスはないか~)
パト(選択肢が多い事で、俺は今がなけりゃ間違いなくニートだったぞ)
月花(その時は養ってあげてたわよ、どうせ私は出来る女だけど恋愛は出来なかっただろうしね、一度恋してると他の人に気持ちを乗り換えるのって簡単じゃないのよ?)
パト(それはそれは・・・)照れ隠し
月花(それに私は四季神社を継いでた、それでお母さんと二人で余生を過ごしてたでしょうね、お母さんは不老不死で死なないからずっと二人で過ごして姉妹が他の子と結婚して子供を産んで、たまに実家に顔を出した時にその子供達と遊んで終わり、そんな人生プランが私の中でずっと出来てたのよね)
パト(結婚は考えなかったのか?)
月花(パートナーは絶対に死ぬのよ?いずれお母さんもその時が来る、いつかはお父さんが老いて、そして亡くなって、それでお父さんと一緒に居た時間よりも長く孤独に生きないといけない、お母さんが待ってる人生はそんな感じ、それって凄く辛いじゃない、幸せだった時の思い出だけで長い年月を生きていかないといけないのは私は耐えられない、だから私は絶対に結婚だけはしないと考えてたわ)
パト(そうか、でも俺なら問題なかったわけだ、俺は月花と同じく死なないしね)
月花(そうね、私が死ぬときまでずっと傍に居てくれる、この安心感は凄く大きいわね、雪花もそれは同じなんじゃないかしら、でも心配なのは桜花よ、いつか要君と別れる時が来る、私が本来行うはずだった役割は桜花が変わってくれた、きっと桜花は要君と結婚して子供を産んで、四季家を継いでくれる、だけど、要君とはいつか必ず別れが来る、そしてお母さんと二人で過ごす生活が待ってる、辛い選択だと思うわ、自殺しないといいんだけど)
パト(大丈夫さ、要を失っても、父さんが亡くなっても、家族は居る、母さんは居るし、月花や雪花、芦花だって居る、というかその子供も不老不死を受け継ぐかもしれない、月花と雪花の子供だったら間違いなく受け継ぐ、となれば寂しくはならないさ、家族が増えていくんだからさ)
月花(そうね、私達で支え合って行かないとね、まあ、話は逸れたけどこれで以上よ、どう?今後に活かせそう?)
パト(うん!別に俺が関係を良くしようと動く訳じゃないし、気を利かせたかっただけだからな)
月花(あれ、仲介に入らないんだ?)
パト(入ってほしいのか?)
月花(いや、入ってほしくないわね、入られてもって感じ)
パト(だろ?俺が入っても表だけ仲直りするぐらいで、根本的解決にはならないって理解してるし、余計な事はする気も無いさ)
月花(っで本音は?)
パト(女性同士のいざこざに首を突っ込みたくない・・・怖いじゃん!!!)
月花(パトらしいわね!でもそれが正解よ、それじゃあ珍しく業務をこなしたし、ひと眠りでもしようかしらっと)
パト(あ!ズルい!俺も寝たいのに!!)
パトは脳内で叫ぶとそのまま寝ようとする、だがソルテに邪魔される
ソルテ「パト様、勤務中に寝てはいけません!しっかりと起きてください!」
パト「先生!月花ちゃんが寝てます!!!」ビシ!!
ソルテ「月花ちゃん!!貴女も起きなさい!ダラダラし過ぎですよ!」
月花「ぐぬぬ・・・」
パトはふと考えた、それはメリアと琴歌の関係が悪かったり、
アリシアと月花の関係があまり良くなかったりという仕事上の裏事情を知っているからだ。
パト(女の関係って男同士の友人関係より面倒臭いって聞くし、でも主として、ケアをしていかないといけないだろうし・・・ここは面談でもするしかない・・・いや、正直に話すか?俺に心配掛けまいと嘘つくんじゃないか?それに声に出す事でそれが公になってもっと関係が悪くなるかもしれない、これは安易に動けないな)
パトが考えていると脳内で月花が話しかける。
月花(そうね、女性同士の関係ってパトが想像しているよりもかなりドロドロしてるわね、専属神内全員が仲良しだったらよかったのだけど、実際は全然違うわね)
パト(月花が知ってる情報とかないの?ある程度把握しておきたいんだけど、だって俺の責任で関係悪化させたくないし)
月花(まあ、私が見る限りでいいなら・・・)
・・・・・・
メリア 友好関係 雪花
不仲関係 琴歌
アリシア 友好関係 メリア・ソフィア・琴歌
不仲関係 月花
雪花 友好関係 メリア・ハク・琴歌・月花
不仲関係 なし
カナ 友好関係 ハク
不仲関係 ラル
ハク 友好関係 雪花・カナ
不仲関係 メリア
ソフィア 友好関係 メリア・アリシア
不仲関係 ラル・月花
琴歌 友好関係 アリシア・雪花・月花
不仲関係 メリア
ソルテ 友好関係 アリシア・ラル・月花
不仲関係 ソフィア
ラル 友好関係 アリシア・雪花・カナ・ハク・ソルテ・月花
不仲関係 ソフィア
月花 友好関係 雪花・琴歌
不仲関係 アリシア・ソフィア
・・・・・・
パト(マジで・・・俺全然知らなかったんだけど・・・)
月花(メリアちゃんと琴歌ちゃんが仕事で凄く仲が悪いのは専属神内でも有名な話だけどね、結構対立してるし、でもお互いしっかりしてるから表立っていがみ合う事はしないけどね、別にプライベートまで関与してほしくない程ではないしね、あくまで仕事関係でギスギスしてるだけってイメージね)
パト(メリアはリアリストだからな~、琴歌とはやっぱり合わないのか)
月花(アリシア様はまぁ・・・私でしょうね、仲良くしようとはしてくれてるけど、一番苦手意識があるとしたら私ね、私もアリシア様とソフィアちゃんにはまだ距離を置いておきたい所だし、難しい所よね)
パト(まあ、それは時間が解決してくれるとしか言えないね、でも一度関係が壊れたら永遠とその関係を引きずっていかないといけないと思うと長寿も良い事だけじゃないよね)
月花(後は雪花は私から見ても苦手意識があるとは思えないわね、誰とでも接することが出来るし、唯一専属神内でメリアちゃんから心を許されてる存在だし、案外雪花が専属神内の中心なのかもね)
パト(流石は雪花、やっぱり深く考えない性格が良い意味で発揮出来てるって感じなのかな)
月花(カナちゃんは・・・まあ、分かり易いわね、ハクちゃんと一番仲が良いし、ラル様に苦手意識もってるしってね)
パト(仕事を一緒にしてた反動だな、っていうか仕事で関係悪化してるのばっかだな、仕事しない方がいいんじゃないか?)
月花(理想はそうだけどね、だからメリアちゃんも早く自分達が専属神としての役割を全うできるように神材育成に力を入れてるのでしょうね、メリアちゃんだって専属神内の関係はわかってると思うから急ぎたいと思ってるだろうしね)
パトと月花が二人で脳内会話をしているところ、メルリアが話しかけてくる。
メルリア「どうしました?アナタ?御顔が優れていないようですが?」
パト「ああ、大丈夫、少し考え事をしてただけだよ」ニコ
パトはメルリアにそう話しながら脳内で月花との会話に戻る、ちなみにパトは玉座に座って、月花は玉座の間の隅にあるソファーでくつろいでいた。
パト(というか月花、まだ業務中だろ、座ってろよ)
月花(いいでしょ、こうやって脳内で会話して役割をこなしてるのだから、ほら、まだ関係の話は終わってないわよ)
パト(そうだそうだ、ハクはどうなんだ?)
パトが脳内でそう言うと月花が再度話し出した
月花(ハクちゃんも分かり易いけどね、雪花とカナちゃんには心を開いてるけど、メリアちゃんには少し距離を空けてるわね)
パト(え?!ハクがメリアを?!一緒に旅をした仲なのに?!)
月花(考え方の相違ね、メリアちゃんのどこまでも感情的ではない思考がハクちゃんとは全然合わないのでしょうね、それ以外なら長い付き合いだから仲良くやってるけどね)
パト(まあ仕方ない所か、旅してた時もハクは結構メリアから怒られて泣いてたからな~)
月花(でも不仲と言っても苦手意識がある程度で本当に不仲って訳ではないからね!)
パト(わかってるって、それでソフィアは?)
月花(ソフィアちゃんか~、ソフィアちゃんを苦手としてる人は結構居ると思うけど、ソフィアちゃん本人となるとやっぱり私かな、ソフィアちゃんって多分専属神内一の引きこもり体質だからあんまり他の専属神と仕事以外で接点ないしね)
パト(確かに!プライベートで言えば俺とアリシアぐらいじゃないかな!ソフィアって自分のやりたいこと第一優先だから他人に時間を使わない傾向があるからね!)
月花(そこは仕事で痛いほど知ってるわ、天才気質の最高峰みたいな子だからね、でもあの子はああいうやり方しか出来ないんだって諦めてるわ、それに仕事じゃないならソフィアちゃんとは関係は上手くいきそうだしね、好き嫌いする子じゃないから)
パト(ソフィアの良い所でもあり、悪い所でもあるって感じだね)
月花(次に琴歌ちゃんは・・・自分で言うのもなんだけど、私には凄く信頼してくれてるわね、一番仲がいいまであるわ)ドヤ
パト(それは俺が見てもわかるな!それでやっぱり不仲なのは・・・)
月花(メリアちゃん以外いるわけないでしょ、そもそもあの子は内気な子なのよ、相手に嫌いと思わせる態度なんて絶対に取らない子、なのにメリアちゃんにはあからさまに嫌悪感を出してる、やっぱり仕事で嫌な部分を沢山見て聞いてるんでしょうね、知り過ぎるのも問題ってことかしら)
パト(メリアの考えや野望、黒い部分の話は俺も聞いてるし、知ってる、まあ俺に隠れて俺に反感を買うような事も多分沢山してるだろうな、でもそれを許容しないとメリアの長所が活かされないのも知ってるし、こればかりは仕方ないかな)
月花(へぇ、パトはメリアちゃんがやってるヤバい事には許容してるんだ、どんな非人道的でも?)
パト(それが他の専属神にも出来るなら考えるけど、そんな事が出来るのは良くも悪くもメリアだけだ、それにその実験から得た知識や情報はしっかり帝国に反映されてるだろうし、無駄になっていない、各国の歴史でも非人道的な人体実験の結果で化学や技術が発展している歴史がある以上、批判するのは軽率な判断だよ、表に出さないように上手くやっているなら俺も許容する、逆に表に情報漏洩して国民に批判を集めるような失態を犯したなら俺はメリアに罰を与えなければいけない、それが俺の責任だって思ってるよ)
月花(主としての使命ってわけね、でもそこは自分も罪を受けるってならないのね)
パト(罪なら受けてるさ、専属神の子達に罰を与えないといけないんだぞ、これがどれだけ心抉られるか)
月花(パトにはダメージ大きそうね、それで次はソルテ様だけど、彼女は難しいわね、強いて言うならソフィアちゃんかな、仕事の関係って話ね、あの人プライベートと仕事ではまったく違うからわからないって言うのが本音ね)
パト(ソルテはプライベートだと基本誰も嫌っていないよ、ただ無関心って所から来てる感じだけど)
月花(そうよね、あの人仕事だと厳しい上司ってイメージだけど、プライベートだとその真逆、大人しい文学少女!みたいなね!)
パト(一緒に居ると落ち着くんだよなぁ~、変に会話をしないといけないわけじゃなくて、ただ自分のやりたい事を互いにやってるだけっていう、でもそれが互いにとって一番いい形なんだよね)
月花(ソルテ様と友好関係が築けているならいいじゃない、後はラル様だけど)
パト(難しいよな、俺が見る限りソフィアの事はあまりよく思ってないっぽいけどどうなの?)
月花(正解ね、ラル様は基本的に面倒事ばかり持ってくるソフィアちゃんには苦手意識があるみたい、あの人自体中々神経質だからね、仕事だときっちり業務をこなさないと納得できないタイプだからソフィアちゃんとは結構対立的関係だと思うわね)
パト(ほんわかしてる時もどこか距離があるしね、というかプライベートでラルとソフィアが話してる所なんて見た事ないな)
月花(普通には話すけど一緒に何かをしよう!っとは絶対にならない二人よね)
パト(あとは月花本人だな、ぶっちゃけ誰と仲が良くて、誰が苦手なんだ?)
月花(自分か~、さっきも言ったけど苦手意識があるのはアリシア様とソフィアちゃんね、嫌いではないのだけど仕事で受けて来た仕打ちを考えると今でもまだ嫌悪感はあるわ、友好的と言えば雪花と琴歌ちゃんかしらね、他の専属神ってやっぱり専属神だから仲良くしてるって感じがあるのだけど、雪花は家族だから心を許せるし、琴歌ちゃんとは学生時代からの仲でその時から仲良かったから、今でも友好的に接する事が出来るって感じかな~)
パト(なんでも出来る万能月花がね~)
月花(私だって人の子よ?!好き嫌いはあるし、聖人君主みたいになんでも許容できるわけじゃないわよ!ただ色んな分野でこなせる程の才能があっただけ~)
パト(俺にそれがないから羨ましいと思うんだけどね、ぶっちゃけ人間社会でも普通にやっていけただろ?)
月花(そうね、多分どの職業に就いてもある程度上手く出来ただろうし、起業しても上手くいく自信もあるわね、なんだったら地球防衛軍に入隊して隊長としてやっていたかもしれないしね、あ~でも私バハートちゃんには勝てなかったから隊長までのセンスはないか~)
パト(選択肢が多い事で、俺は今がなけりゃ間違いなくニートだったぞ)
月花(その時は養ってあげてたわよ、どうせ私は出来る女だけど恋愛は出来なかっただろうしね、一度恋してると他の人に気持ちを乗り換えるのって簡単じゃないのよ?)
パト(それはそれは・・・)照れ隠し
月花(それに私は四季神社を継いでた、それでお母さんと二人で余生を過ごしてたでしょうね、お母さんは不老不死で死なないからずっと二人で過ごして姉妹が他の子と結婚して子供を産んで、たまに実家に顔を出した時にその子供達と遊んで終わり、そんな人生プランが私の中でずっと出来てたのよね)
パト(結婚は考えなかったのか?)
月花(パートナーは絶対に死ぬのよ?いずれお母さんもその時が来る、いつかはお父さんが老いて、そして亡くなって、それでお父さんと一緒に居た時間よりも長く孤独に生きないといけない、お母さんが待ってる人生はそんな感じ、それって凄く辛いじゃない、幸せだった時の思い出だけで長い年月を生きていかないといけないのは私は耐えられない、だから私は絶対に結婚だけはしないと考えてたわ)
パト(そうか、でも俺なら問題なかったわけだ、俺は月花と同じく死なないしね)
月花(そうね、私が死ぬときまでずっと傍に居てくれる、この安心感は凄く大きいわね、雪花もそれは同じなんじゃないかしら、でも心配なのは桜花よ、いつか要君と別れる時が来る、私が本来行うはずだった役割は桜花が変わってくれた、きっと桜花は要君と結婚して子供を産んで、四季家を継いでくれる、だけど、要君とはいつか必ず別れが来る、そしてお母さんと二人で過ごす生活が待ってる、辛い選択だと思うわ、自殺しないといいんだけど)
パト(大丈夫さ、要を失っても、父さんが亡くなっても、家族は居る、母さんは居るし、月花や雪花、芦花だって居る、というかその子供も不老不死を受け継ぐかもしれない、月花と雪花の子供だったら間違いなく受け継ぐ、となれば寂しくはならないさ、家族が増えていくんだからさ)
月花(そうね、私達で支え合って行かないとね、まあ、話は逸れたけどこれで以上よ、どう?今後に活かせそう?)
パト(うん!別に俺が関係を良くしようと動く訳じゃないし、気を利かせたかっただけだからな)
月花(あれ、仲介に入らないんだ?)
パト(入ってほしいのか?)
月花(いや、入ってほしくないわね、入られてもって感じ)
パト(だろ?俺が入っても表だけ仲直りするぐらいで、根本的解決にはならないって理解してるし、余計な事はする気も無いさ)
月花(っで本音は?)
パト(女性同士のいざこざに首を突っ込みたくない・・・怖いじゃん!!!)
月花(パトらしいわね!でもそれが正解よ、それじゃあ珍しく業務をこなしたし、ひと眠りでもしようかしらっと)
パト(あ!ズルい!俺も寝たいのに!!)
パトは脳内で叫ぶとそのまま寝ようとする、だがソルテに邪魔される
ソルテ「パト様、勤務中に寝てはいけません!しっかりと起きてください!」
パト「先生!月花ちゃんが寝てます!!!」ビシ!!
ソルテ「月花ちゃん!!貴女も起きなさい!ダラダラし過ぎですよ!」
月花「ぐぬぬ・・・」
