2023年12月27日
No.140 クリスマスという概念
パト「地球の時期的にクリスマスだな~」
琴歌「そうですね、ずっと一人でしたので、プライベートで誰かとクリスマスを過ごすというのがあまり経験がなくて・・・シアーネさんくらいでしたね・・・」
パト「そ、そうか・・・」
パトは琴歌にどう言葉を掛けたらいいか戸惑う、思ったりも重たい返事が返ってきたからだ。
パト「じ、実は俺、クリスマスに良い思い出がなくてね、実家に居た頃は父さん以外の皆が家族集まってクリスマスパーティーしてたんだけど、俺は部屋にこもっていてね、どうしても賑やかな所に行けなくてね、ほら、学校でも特別な行事にだけ参加して周りから何かしら言われるとかあるじゃん?あの感覚に近くてさ、だから俺はそういうパーティーに参加せずにワイワイしている声だけ聴いてたんだ」
琴歌「えっと、別に不仲ってわけではなかったんですよね?」
パト「不仲なら雪花と月花が俺についてきてないって、不仲というより俺が距離を置いたんだよ、多分皆俺の事が気になってたと思うよ、気を使わせたくないのに気を使わせる日、凄く心苦しいイベントだったよ」
パトは遠い目をしながら話す。
パトと琴歌が話していたのは共有談話室という休憩室だった。
そこで珍しくメリアが通りすがる。
メリア「あら、ご主人に琴歌ちゃん、休憩中ですか?」
パト「ああ、クリスマスの事を話してね」
琴歌「そういえばメリアさんは地球に居た頃2年程パトさんの中に居たんですよね?確かカナさんも、パトさんってどうだったのですか?」
メリアは琴歌に聞かれ、得意げに空いているパトの横の席に座り、琴歌に話す。
メリア「ご主人はですね、他の神や宗教の習わしになんて一切興味を示さないという強い意志を見せていました、流石はご主人ですよね!」
パト「おい、とんでもない飛躍やめろ、そんな超意識高いわけないだろ」
メリア「それは冗談として、ご主人は凄く気を使っていました、1年目は皆さんも気にかけていました、「パトが参加しないのはちょっと気になる」って月花ちゃんも気にしてましたし、でも2年目にもなるとまあ・・・その・・・」
パト「おい待て、それってもしかして、俺が居ない事前提で誰も呼ぶ気すらなかったって話じゃないよな?」
メリア「流石ご主人!正解です!なんと2年目はそもそもご主人の分を誰も用意してませんでした!というより芦花ちゃんは東京、雪花ちゃんと桜花ちゃんは高校受験でそもそも1年目に比べたらそこまで盛り上がった内容でもなかったそうですよ」
琴歌「そ、想像出来ますね、えっと桜花ちゃんは・・・」
パト「ああ、雪花の双子に妹だな、結果を言えば桜花は高校受験失敗したんだよな、あの時は修羅場だったなぁ~、引きこもってた部屋からも感じれたよね、あのピリついた感じ、懐かしいぜ・・・(遠い目)」
メリア「ニートが二人になった!って凄く雪花ちゃんに言われてましたもんね」
琴歌「え、遠慮ないですね・・・」
パト「そうそう、俺も地獄のクリスマスだったけど、家庭内もまあまあなクリスマスを送っててくれてて俺は嬉しいね」
琴歌「パト君、中々黒いですね・・・ですが3年目はどうだったんですか?確か東京に来る前だったので、それなりにメンバーも居ましたよね?」
パト「ああ、あの時はまだソフィアが居なかったから5人旅だったな・・・凄く楽しかったよ、レストラン予約してさ、確かメリアと雪花がやってくれたんだよな?」
メリア「はい、海外だったので雪花ちゃんだけでは注文所か会話も出来なかったので、それで密ではありますがしっかり楽しみました、私も初めてのクリスマスというイベントだったので、当時だとカナもそうでしたね、カナは特に喜んでいましたね、参加したくてもご主人が2年間部屋に籠っていましたから」
パト「懐かしいな!」
琴歌「皆さんずっと楽しそうに生きてると思っていましたけど、苦労しているのですね」
メリア「私はずっと楽しんでいましたよ!なにせご主人と一緒なんですから!これ以上に楽しい事はありません!」ドヤ
琴歌「あ、休憩時間も終わりですね、では私はこれで」
パト「ああ、仕事頑張れよ~」
琴歌はパトとメリアに声を掛けるとそのまま仕事場に戻っていった。
メリア「琴歌ちゃんも長い間一人でしたからね、たまには専属神達だけでパーティーも悪くないですよね」
パト「そうだな、せっかく普段から皆頑張ってくれてるんだ、それに皆各自の部隊を持ってから専属神内の接点も弱くなってきてる、俺なんて本当ハクと全然会って無いからな、元気にしてるかな」
メリア「あの子は、役割半分でいいのに、真面目ですからね・・・」
パト「まあまあ、ハクは今自分のために頑張ってるんだ、目先はダメでも長い先を見たらきっと大丈夫さ、今はハクを信じるよ」
メリア「優しいですね・・・では名残惜しいですが、私もまだ休憩ではないので失礼しますね、ご主人」
パト「ああ、行ってらっしゃいメリア」
メリアもその場を立ち去る、そしてパトが一人、談話室でコーヒー(微糖)を飲み、一息つく
パト(クリスマスか、そういえば全員決まって家に居たよな、雪花は当時は暴力暴言が凄かったから多分異性からモテなかったと思うけど、月花はどうだったんだろう、普通にモテてたと思うけどな)
月花(あらあら、私の過去を知りたいの?元カレの話を聞いてモヤモヤしたいのかな~?)
パト(また唐突に思考で会話を・・・ていうか月花に元カレとか居ないだろ、でもなんで居なかったんだ?お試しで付き合うとかなかったの?)
月花(共学なら有り得たのかもね、でも残念、私は女子高、それに私は学校が終われば塾に他の活動、それが終われば即座に帰宅!もちろんそこには異性が居たけど、全然、あれかしら、高嶺の花は誰も触ろうとしないって奴?)
パト(外面は本当に良いのにね、じゃあ告白された事もないの?)
月花(沢山あるわよ、ラブレターも沢山貰った事もあるし、全部女の子からだけど)
パト(百合!アイアム百合!!)
月花(残念ながら私は百合にまったく興味なし、だからもちろん断ったわ、でも気付いたら月花様とか言われるようになったのは面白かったけどね)
パト(そんな月花が俺を選んでくれたんだ、嬉しい限りだね)
月花(もう~~///そんな事言ってもサービスしかしないんだから~~///)
パト(脳内だと平然にド下ネタで返してくれるのにな~、あれだ、SNSで性格が変わる奴だ)
パトはそう考えながら手元にあったコーヒーを飲み干した、すると談話室の外で待機していたメルリアが咄嗟にパトの横に立ち、伺う。
メルリア「アナタ、コーヒーのおかわりは要りますか?」
パト「ううん、大丈夫だよメルリア、それよりメルリアも座ったらいいのに」
メルリア「そうしたいのですが、アナタも一人の時間が欲しいのかと思いまして」
パト「ははは~、俺が一人になるなんて無理無理、さっきなんて脳内でずっと月花と話してたし、誰かが来たら誰かと話してるし、そもそも俺の状態を少なくとも専属神の誰かは確実に把握してる状態なわけだし、メルリアもそこまで気にしなくていいんだよ、というよりそこを気にするなら睡眠時間をくれないか?」
メルリア「そこは私とアナタの大事な営みの時間なので///」
パト「違うよ、そこは普通に俺の睡眠時間だけどね?」
パトはメルリアの手を取り、自分の横に座らせ、残りの休憩時間を二人でゆっくり過ごした。
琴歌「そうですね、ずっと一人でしたので、プライベートで誰かとクリスマスを過ごすというのがあまり経験がなくて・・・シアーネさんくらいでしたね・・・」
パト「そ、そうか・・・」
パトは琴歌にどう言葉を掛けたらいいか戸惑う、思ったりも重たい返事が返ってきたからだ。
パト「じ、実は俺、クリスマスに良い思い出がなくてね、実家に居た頃は父さん以外の皆が家族集まってクリスマスパーティーしてたんだけど、俺は部屋にこもっていてね、どうしても賑やかな所に行けなくてね、ほら、学校でも特別な行事にだけ参加して周りから何かしら言われるとかあるじゃん?あの感覚に近くてさ、だから俺はそういうパーティーに参加せずにワイワイしている声だけ聴いてたんだ」
琴歌「えっと、別に不仲ってわけではなかったんですよね?」
パト「不仲なら雪花と月花が俺についてきてないって、不仲というより俺が距離を置いたんだよ、多分皆俺の事が気になってたと思うよ、気を使わせたくないのに気を使わせる日、凄く心苦しいイベントだったよ」
パトは遠い目をしながら話す。
パトと琴歌が話していたのは共有談話室という休憩室だった。
そこで珍しくメリアが通りすがる。
メリア「あら、ご主人に琴歌ちゃん、休憩中ですか?」
パト「ああ、クリスマスの事を話してね」
琴歌「そういえばメリアさんは地球に居た頃2年程パトさんの中に居たんですよね?確かカナさんも、パトさんってどうだったのですか?」
メリアは琴歌に聞かれ、得意げに空いているパトの横の席に座り、琴歌に話す。
メリア「ご主人はですね、他の神や宗教の習わしになんて一切興味を示さないという強い意志を見せていました、流石はご主人ですよね!」
パト「おい、とんでもない飛躍やめろ、そんな超意識高いわけないだろ」
メリア「それは冗談として、ご主人は凄く気を使っていました、1年目は皆さんも気にかけていました、「パトが参加しないのはちょっと気になる」って月花ちゃんも気にしてましたし、でも2年目にもなるとまあ・・・その・・・」
パト「おい待て、それってもしかして、俺が居ない事前提で誰も呼ぶ気すらなかったって話じゃないよな?」
メリア「流石ご主人!正解です!なんと2年目はそもそもご主人の分を誰も用意してませんでした!というより芦花ちゃんは東京、雪花ちゃんと桜花ちゃんは高校受験でそもそも1年目に比べたらそこまで盛り上がった内容でもなかったそうですよ」
琴歌「そ、想像出来ますね、えっと桜花ちゃんは・・・」
パト「ああ、雪花の双子に妹だな、結果を言えば桜花は高校受験失敗したんだよな、あの時は修羅場だったなぁ~、引きこもってた部屋からも感じれたよね、あのピリついた感じ、懐かしいぜ・・・(遠い目)」
メリア「ニートが二人になった!って凄く雪花ちゃんに言われてましたもんね」
琴歌「え、遠慮ないですね・・・」
パト「そうそう、俺も地獄のクリスマスだったけど、家庭内もまあまあなクリスマスを送っててくれてて俺は嬉しいね」
琴歌「パト君、中々黒いですね・・・ですが3年目はどうだったんですか?確か東京に来る前だったので、それなりにメンバーも居ましたよね?」
パト「ああ、あの時はまだソフィアが居なかったから5人旅だったな・・・凄く楽しかったよ、レストラン予約してさ、確かメリアと雪花がやってくれたんだよな?」
メリア「はい、海外だったので雪花ちゃんだけでは注文所か会話も出来なかったので、それで密ではありますがしっかり楽しみました、私も初めてのクリスマスというイベントだったので、当時だとカナもそうでしたね、カナは特に喜んでいましたね、参加したくてもご主人が2年間部屋に籠っていましたから」
パト「懐かしいな!」
琴歌「皆さんずっと楽しそうに生きてると思っていましたけど、苦労しているのですね」
メリア「私はずっと楽しんでいましたよ!なにせご主人と一緒なんですから!これ以上に楽しい事はありません!」ドヤ
琴歌「あ、休憩時間も終わりですね、では私はこれで」
パト「ああ、仕事頑張れよ~」
琴歌はパトとメリアに声を掛けるとそのまま仕事場に戻っていった。
メリア「琴歌ちゃんも長い間一人でしたからね、たまには専属神達だけでパーティーも悪くないですよね」
パト「そうだな、せっかく普段から皆頑張ってくれてるんだ、それに皆各自の部隊を持ってから専属神内の接点も弱くなってきてる、俺なんて本当ハクと全然会って無いからな、元気にしてるかな」
メリア「あの子は、役割半分でいいのに、真面目ですからね・・・」
パト「まあまあ、ハクは今自分のために頑張ってるんだ、目先はダメでも長い先を見たらきっと大丈夫さ、今はハクを信じるよ」
メリア「優しいですね・・・では名残惜しいですが、私もまだ休憩ではないので失礼しますね、ご主人」
パト「ああ、行ってらっしゃいメリア」
メリアもその場を立ち去る、そしてパトが一人、談話室でコーヒー(微糖)を飲み、一息つく
パト(クリスマスか、そういえば全員決まって家に居たよな、雪花は当時は暴力暴言が凄かったから多分異性からモテなかったと思うけど、月花はどうだったんだろう、普通にモテてたと思うけどな)
月花(あらあら、私の過去を知りたいの?元カレの話を聞いてモヤモヤしたいのかな~?)
パト(また唐突に思考で会話を・・・ていうか月花に元カレとか居ないだろ、でもなんで居なかったんだ?お試しで付き合うとかなかったの?)
月花(共学なら有り得たのかもね、でも残念、私は女子高、それに私は学校が終われば塾に他の活動、それが終われば即座に帰宅!もちろんそこには異性が居たけど、全然、あれかしら、高嶺の花は誰も触ろうとしないって奴?)
パト(外面は本当に良いのにね、じゃあ告白された事もないの?)
月花(沢山あるわよ、ラブレターも沢山貰った事もあるし、全部女の子からだけど)
パト(百合!アイアム百合!!)
月花(残念ながら私は百合にまったく興味なし、だからもちろん断ったわ、でも気付いたら月花様とか言われるようになったのは面白かったけどね)
パト(そんな月花が俺を選んでくれたんだ、嬉しい限りだね)
月花(もう~~///そんな事言ってもサービスしかしないんだから~~///)
パト(脳内だと平然にド下ネタで返してくれるのにな~、あれだ、SNSで性格が変わる奴だ)
パトはそう考えながら手元にあったコーヒーを飲み干した、すると談話室の外で待機していたメルリアが咄嗟にパトの横に立ち、伺う。
メルリア「アナタ、コーヒーのおかわりは要りますか?」
パト「ううん、大丈夫だよメルリア、それよりメルリアも座ったらいいのに」
メルリア「そうしたいのですが、アナタも一人の時間が欲しいのかと思いまして」
パト「ははは~、俺が一人になるなんて無理無理、さっきなんて脳内でずっと月花と話してたし、誰かが来たら誰かと話してるし、そもそも俺の状態を少なくとも専属神の誰かは確実に把握してる状態なわけだし、メルリアもそこまで気にしなくていいんだよ、というよりそこを気にするなら睡眠時間をくれないか?」
メルリア「そこは私とアナタの大事な営みの時間なので///」
パト「違うよ、そこは普通に俺の睡眠時間だけどね?」
パトはメルリアの手を取り、自分の横に座らせ、残りの休憩時間を二人でゆっくり過ごした。
patopatoblog at 07:46│日常
