2025年01月

2025年01月22日

No.164 聖邪大戦(別世界線の300年後)

これはソルテの世界王エクレシアとヨハネの因縁のお話し。

それはエクレシアがまだシーノと呼ばれ聖鬼神族の長として存在しており、
ヨハネは聖鬼神族の対となる存在、邪鬼神族の長として存在していた。

300年、この世界ではパトやメリアが既に居なくなった世界。
パトやメリアが何故居なくなったのか、それすらも不明であり、専属神もその世界ではパトは3人しか連れておらずその中に居たメリア、ソフィア、ソルテの3名が共に消えていた。

この世界線のシーノは聖鬼神族の中でソルテを姉のように慕っていた。
そして尊敬しており、全世界の崇拝の対象であるシーノが唯一崇拝していた人物だった。

だがソルテがパト達と共に消息を絶ち、行方不明になって数百年、シーノは神王、そしてさらに覚醒し、帝王神候補まで進化していた。

まさに聖鬼神族の選ばれし者、聖鬼神族という種族が存在してきた中で最も最強、それがシーノだった。

だがそれと同時に邪鬼神族にもシーノと同じく最強と呼ばれる存在が居た、その名はカルシオン。

カルシオンは帝王神候補に入っており、序列は6位、シーノは4位、この二人は明確な派閥があり、敵対関係にあったため、争いが絶えなかった。

・・・・・・
シーノ「カルシオンが宣戦布告か・・・面倒臭いかも(死ねばいいのに)」

シーノは頭を抱えていた、そもそもシーノは戦いを好まない、だがカルシオンは事ある事に戦を仕掛けて来る、仕掛けられたらシーノも受けなければ自身の陣営に大きな損害が生まれる、それが定期的に行われるため平和とは程遠く、そして聖鬼神族なのに数百年前と違い、聖としての要素が薄れているように感じていた、それは何度も争いを重ねて来たからだ。

シーノ「このままじゃダメだよね、カルシオンを私が始末しないと・・・この争いは一生終わらないんだ」

シーノはこんな時ソルテならどうアドバイスをくれるんだろう?どう対処するのだろう?私が思いつかないような凄い策を思いつくんだろう?そんな事ばかり考えていた。

・・・・・・
聖鬼神族と邪鬼神族の争いが始まって100年、その時は来た。

それはシーノとカルシオンの一騎打ちが起きた。

結果を言うと同士討ち、この戦いでシーノとカルシオンは同時に命を落とす。

その戦いは聖鬼神族も邪鬼神族も壊滅的な損害が出た、そして二つの勢力の長を無くした。

・・・・・・
シーノは命を落としたが、その魂はストレリチアに拾われる。

ストレリチアから、「シーノとしての未練を今度は貴女が尊敬して止まなかった人に捧げ、今度は貴女が望む世界を作り上げてみせなさい」

そしてシーノはエクレシアとして、聖鬼神族としてではなくソルテの世界王として転生を果たす。

だがそれは同時に命を落としたカルシオンも同じだった。

ストレリチア「カルシオンとしての未練、野望を果たすに足りなかったものがなんだったのか?それが知りたいのなら貴方は私達の主、パト様を慕いなさい、そうすれば貴方の野望に一歩前進出来るかもしれませんよ?新たな世界でぜひ貴方の前世から成長したという事を見せてください」

そうして生まれたのはカルシオンの生まれ変わり、ヨハネ。

ヨハネ「僕は今度こそ天下を取る、パト様を理解し、尽くせば僕は、前世を超える事が出来るんだ」

そして転生を果たしたヨハネはエクレシアの弟として世界王として転生する。
だがヨハネにストレリチアは細工をしていた。

ストレリチア「姉弟は仲良く♪仲良く駒を使って与えられた世界で世界征服してください♪」

そして「聖園(邪園)」という歪な世界と歪な二人の世界王が生まれた。