2024年12月12日
No.160 俺の世界 【万園】
ネル「どうしたんだ?主様よ?暇なのか?それとも私に会いに来たのかな?」
ネルはいつもの調子で話しかけて来る、パトもネルがまだ万園に居るとは思っておらず驚いていた。
パト「あれ、ネル、帝園には戻らないのか?別にいつでも自由に行き来出来るんだろう?だったら叡天の羅針盤に居れば居心地はいいんじゃないか?」
ネル「主様よ、あそこは確かに居心地は良い、だが退屈なのだよ、折角私にだけ許された遊び場があるのだ、使わない手はあるか?なあ先輩様よ?」
ネルは何もない空間に話しかける、それは恐らく神籟(しんらい)と呼ばれる万園に存在する世界王の事だろう。
神籟『ネル・ハート、用事がないのに私に話しかけてこないでください、私に話しかける場合は要件を伝えてください、その要件に対して私はお応えいたします』
ネル「おいおい聞いていなかったのか?主様は万園の事を知りたいらしい、例えばそうだな、構成とか仕組みとか教えたらどうだ?正直私も知りたい!」
ネルはパトの存在を利用して万園の情報を得ようとしていた。
パト「ネル、相変わらず相手が誰であれ変わらないな、まったく、でも神籟、俺も実際知っておきたいんだ、俺の世界はどう動いているんだ?専属神達の世界はなんとなく把握する事は出来たんだけど、俺が知れたのはどの世界も万園に影響されているって事くらいでさ」
神籟『その認識で間違いありません、万園(オールエデン)は【何物にも染まり、何物にも染める】つまり、パト様が関わって来た、強い因子で結ばれた相手には万園から世界を生み出すお手伝いをします、それは万園に貢献してもらうためです、もちろんその世界は宿主のために動いて頂いても構いません、ですがあまりにも宿主含め、世界が私達に貢献出来ないのであれば排除もやむなし、役に立たない世界と世界王は別の用途で利用するしかないですから・・・私達も慈善事業ではありません、こちらにメリットを提示出来る世界には褒美を与え、メリットを提示出来ない所かデメリットを提示してくる世界にはこの世界の養分になって貰います、住人は勿論、技術も全て万園が吸収します、世界王は利用価値があれば万園の世界王として受け入れますが、適正が無い場合はそのまま死んでもらいます』
パト「つまり、万園は強制的に覚醒させてポテンシャルの頂点、世界を強制的に生まれさせる、そしてその恩恵を万園に提供してくれれば褒美として万園から褒美が出て世界は強化し、逆にダメだった場合、回収・・・と?」
ネル「実にそのままだな、だがダメだったの基準は万園独自なのか?」
神籟『勿論です、ですが管理者である私達もそこまで厳しくはありません、世界的に貢献出来なくともパト様を現実でお慕いしていたり、何かで貢献してくれるのであればお咎めはしません、世界によっては宿主にしか恩恵を与えれない世界も存在する事は重々承知していますからね、月詠琴歌の【想園】がそうですね』
パト「そういえば元々世界を持ってる奴が居たらそのまま上書きするんだよな?確かそう聞いたぞ?」
神籟『はい、例えばソフィアの【楽園】がそうですね、元々世界を持っていても世界の支配力はこちらが遥に上です、なので【万園】の力で【遊楽異界】を強化させ【楽園】にさせました、月詠琴歌やソフィアのような元々自分のためだけの世界が私達の関与によって強化されたのはいいけどコンセプトを大きく変えられない、貢献が難しい、という苦情も届いています、なので世界貢献が出来なくともパト様に直接貢献、もしくは現実で宿主がパト様に貢献、という何かしらのメリットを提示出来るのなら放置しております』
ネル「ほほう、つまり専属神達の世界は全員専属神として貢献しているから利益が無くとも万園からすれば咎める要素はなし、という認識でいいのだな?」
神籟『問題ありません、ですが従属は別です、例えば天野江奏星、専属神以外でパト様と肉体関係を持った女性ですが、もし天野江奏星の世界がパト様に対して貢献出来ていない場合、没収もあり得ます。』
ネル「ほほう、専属神以外の世界か、聞いたことないな、どうなんだ?実際の所」
神籟『メルリア・メルトリアの世界、ここは素晴らしい貢献度です、エイリの世界はいまいち、フルールはそもそも弱すぎて世界認知すら到達していないため、お咎めなし、天野江奏星も先ほど例に出したのですが彼女も世界認知という領域ですらないためお咎めなしです。』
パト「その世界を生み出すって絶対なのか?なんか見境なく強化させてるみたいでいつか狙われそうで怖いんだけど」
神籟『絶対です、ですが絶対に認知させない、【静染】という技があります、嫌な言い方をすると寄生です、寄生虫のように別の宿主に種を植え付け、宿主が知らぬ間に養分にされ、万園の栄養となる、そういう事も可能です、私達の独断ですが、覚醒狙いで好感度もないような相手にはそのような処置をしています、もちろん覚醒もさせません、もちろんその覚醒は私達が管理しているので不適合をみなせば回収も可能です、所詮は万園の恩恵を受けているだけ、その恩を仇で返す愚か者に恩恵を持たせる意味はない、そう万園は判断しています』
パト「思ったよりちゃんとしたシステムをしてたんだな、なんか見境ないのかと思ってヒヤヒヤしてたよ、あ~良かった」
ネル「ぶっちゃけ、キスとか唾液交換、性行為の基準もあるのか?」
神籟『当然です、接吻行為や唾液、血液交換では恩恵強化の増強、性行為による精液付与は世界覚醒、これは男性女性問わずです、遺伝子情報の強さが基準になっていますので、これの変更は出来ませんのでご了承ください』
ネル「いや、良い事を聞いた、だそうだぞ?主様?いつ私を抱いてくれるのだ?もう本当待たせ過ぎてるのを自覚した方がいい、私だってずっと待つのは疲れるのだぞ?」
パト「うるさい、そもそもネルに世界はないのか?」
ネル「あるわけないだろう、世界を安く見ていないか?主様よ?本来であれば私クラスですら持てない代物、それを易々と作り出せる主様のこの世界、神羅万象支配~世界~はそれほどまでに規格外である事を自覚した方がいい、世界なんて持てない、神域は持ててもな」
パト「神域は自分の世界の一部で世界はその全てって認識でいいんだよな?」
ネル「ああ、それで問題ない、つまり私達が触れる自分の神域はたったの一部なんだ、それを広範囲に扱えるだけでも凄いとされていた、だが主様はその全域を次から次へと・・・まったく」
パト「なんかすみません、あとこの世界の選考基準とかクラス分けとか聞いてたいんだけど、構成とかもさ、かなり話がそれちゃったんだけども」
・・・・・・
神籟『まず万園の神口は25名です、そのうち24名が万園生まれの世界王達で残り一人で帝園から選ばれたネルになります。』
ランクは7段階に分けられ
SX・SO・SG・SP・SE・SN・SB
高位 低位
となります。
SX級はストレリチア様の副官【円卓の王】と呼ばれる13名だけに許された位と称号を得る事が出来ます。
ストレリチア様は絶対的存在、故に誰であろうともストレリチア様の地位に立つのは不可能、これだけは覚えていてください。
円卓の王の実力は全員が帝園のミールクラス、逆に言えばミールクラスが他の世界の世界王として存在しているのが万園としては驚きです。
私は神籟(しんらい)は円卓の王第六席 SX6位となります。
ネルは最低位のSBランク、世界王になりたてなら妥当なランクです。
先ほど万園から生まれた世界は万園に貢献しなければならないと言いましたが、ネルのように万園に優秀な世界王候補を育成するのも大事な使命となっております。
他にも技術提供、食材や文化提供、等を万園に提供するのも使命となっておりますが各々の世界が出来そうな分野で問題ないようにしています。
ですがその中でも世界王候補育成と提出は最も高い評価と報酬を提供するようにしています。
ネルような子の選考基準ですが、
強さは勿論ですがパト様との適正率が重要になってきます、つまりただ忠誠が強いだけ、出世したいだけのただただ強いだけの連中に興味はありません、【強く、パト様と相性が良く、そして忠誠心があり愛情があり、パト様からも強く信頼を得ている】そのような子を万園は必要としています。
ここで大事なのがパト様と相性が良い、ここが最も大事な所なのですから、
ここはパト様の世界、つまりパト様に最も貢献出来る素質があってこそ評価される、相性が悪い、忠誠や愛情があっても力不足、逆に力はあっても忠誠や愛情が欠如、相性が良くても他3つが欠如していたら本領発揮出来ないパターンが出てきます。
・・・・・・
ネル「ほう、なら十三天の心はどうなんだ?例えばベルやシンだ」
神籟『ベル・ハートの適正率は7%、シン・ハートの適正率は29%です、ネル・ハートが万園に認められた時の適正率は95%、この適正率は万園側で先ほどの評価基準を元に評価した数字となります』
ネル「低いな、シンはともかくベルが一桁なのはなぜだ?」
神籟『愛情と忠誠、実力も申し分ありません、ですがパト様との相性がほぼ0点です、一番大事な所の評価が低いのです、先ほど言いましたが強いだけの存在はこちらは充分数は足りています』
ネルは神籟の厳しい評価を聞き、ただ静かにうなずく。
ネル「いや、それはベル本人の問題だ、あいつは強いが面倒臭がりだからな、この情報を伝えて贔屓にするつもりもない、自分で危機感を覚えて自分で気付いてここに来たいと自分で思って貰わないと困るんでね」
パト「へぇ、なんかネルがお姉さんみたいな事言ってる」
ネル「正真正銘あいつらの姉だ、私は、それに私は努力をしたからな、主様に好かれようとな・・・」
パトは照れ臭そうにする。
ネル「他の世界はどうなんだ?まあこの調子だ、主様は帝園を愛用している以上、帝園の御神体や十三天の心が高いくらいか?他の世界の連中で高い奴らは居るのか?」
神籟『居ます 【皇園 輝星メンバー サン 53%】 【天園 王冠 カロ 52%】 の2名です、適正率90%以上で万園入りなのでまだ遠いですが、パト様と関わる事で一気に適正率を上げる可能性が高い二人です』
ネル「見事に他の世界だな、ぜひ戦ってみたいものだ・・・私と同等クラスなのだろう?フェアやティエルのような奴らか、あいつらは本当に戦いにくかったからな、ふふふ・・・ん?」
ネルは独り言を喋っている間に一つ疑問が浮かんだ。
ネル「おい、万園が覚醒させた世界に居る世界王、そいつらは世界王だから強いだろう?なのに万園には入れないのか?」
パトはネルの質問を聞いて「確かにそうだ」とうなずいた
・・・・・・
神籟『世界王と言っても役割分担があります
・万園を運営する世界王(社長・副社長・専務・常務・執行役員・監査・経営・業務執行・財務・本部長等)みたいな
・各世界で万園に貢献する世界王(部長・次長)
・万園からパトに直接貢献する世界王(秘書や特別要員)
ネルは世界王であり、万園からパト様の力になるために選ばれ、覚醒した世界王なのです。
(現実社会の役職を参考に置いてみたから参考にしてください)
そして次に各世界の世界王、この世界王達の役割は各世界から万園に貢献する事が役割であり、
世界崩壊、世界壊滅でもしない限りはその世界の世界王として常駐して貰います。
もちろん世界が壊れた時に優秀であれば引き抜きもあり得ますがその時も当然適正率を参照します。
私達の耳に当然入っていますがパト様に不敬を働く世界王や世界が存在する事を知っているのでその対策です、強いだけなら充分今の万園で間に合っていますからね、正直専属神の世界で言うなら上位4名以下はそこまで欲しいと思いません、喉から手が出る程欲しいと思えるのは帝園のミールくらいですかね。
そして私達万園の運営に携わる世界王、万園に存在する者全てが世界王です。
そしてもちろんパト様に直接貢献は出来るのですが、それらをパト様の肉体的都合上、一度離れて、ネル達のような選ばれた子達にパト様の力になって貰おうと考えています。
その代わり、選考から私のような案内、世界作成からコンセプトの計画、万園の運営は全部私達円卓の王達が行っておりますのでご了承ください。
・・・・・・
神籟『以上、何かまだ質問はありますか?』
ネル「もうない、それより先輩、暇だから戦おう」
神籟はネルが言葉を喋り終わる前に気配を消してしまった。
ネル「神籟め、本当に強いのか怪しいな、もしかすると私に負けるのが怖いから逃げてるかもしれんな!むふふ~」
パト「ちょっとは大人しくな、でも少しは自分の世界の事を知れたな!うん!」
ネルはいつもの調子で話しかけて来る、パトもネルがまだ万園に居るとは思っておらず驚いていた。
パト「あれ、ネル、帝園には戻らないのか?別にいつでも自由に行き来出来るんだろう?だったら叡天の羅針盤に居れば居心地はいいんじゃないか?」
ネル「主様よ、あそこは確かに居心地は良い、だが退屈なのだよ、折角私にだけ許された遊び場があるのだ、使わない手はあるか?なあ先輩様よ?」
ネルは何もない空間に話しかける、それは恐らく神籟(しんらい)と呼ばれる万園に存在する世界王の事だろう。
神籟『ネル・ハート、用事がないのに私に話しかけてこないでください、私に話しかける場合は要件を伝えてください、その要件に対して私はお応えいたします』
ネル「おいおい聞いていなかったのか?主様は万園の事を知りたいらしい、例えばそうだな、構成とか仕組みとか教えたらどうだ?正直私も知りたい!」
ネルはパトの存在を利用して万園の情報を得ようとしていた。
パト「ネル、相変わらず相手が誰であれ変わらないな、まったく、でも神籟、俺も実際知っておきたいんだ、俺の世界はどう動いているんだ?専属神達の世界はなんとなく把握する事は出来たんだけど、俺が知れたのはどの世界も万園に影響されているって事くらいでさ」
神籟『その認識で間違いありません、万園(オールエデン)は【何物にも染まり、何物にも染める】つまり、パト様が関わって来た、強い因子で結ばれた相手には万園から世界を生み出すお手伝いをします、それは万園に貢献してもらうためです、もちろんその世界は宿主のために動いて頂いても構いません、ですがあまりにも宿主含め、世界が私達に貢献出来ないのであれば排除もやむなし、役に立たない世界と世界王は別の用途で利用するしかないですから・・・私達も慈善事業ではありません、こちらにメリットを提示出来る世界には褒美を与え、メリットを提示出来ない所かデメリットを提示してくる世界にはこの世界の養分になって貰います、住人は勿論、技術も全て万園が吸収します、世界王は利用価値があれば万園の世界王として受け入れますが、適正が無い場合はそのまま死んでもらいます』
パト「つまり、万園は強制的に覚醒させてポテンシャルの頂点、世界を強制的に生まれさせる、そしてその恩恵を万園に提供してくれれば褒美として万園から褒美が出て世界は強化し、逆にダメだった場合、回収・・・と?」
ネル「実にそのままだな、だがダメだったの基準は万園独自なのか?」
神籟『勿論です、ですが管理者である私達もそこまで厳しくはありません、世界的に貢献出来なくともパト様を現実でお慕いしていたり、何かで貢献してくれるのであればお咎めはしません、世界によっては宿主にしか恩恵を与えれない世界も存在する事は重々承知していますからね、月詠琴歌の【想園】がそうですね』
パト「そういえば元々世界を持ってる奴が居たらそのまま上書きするんだよな?確かそう聞いたぞ?」
神籟『はい、例えばソフィアの【楽園】がそうですね、元々世界を持っていても世界の支配力はこちらが遥に上です、なので【万園】の力で【遊楽異界】を強化させ【楽園】にさせました、月詠琴歌やソフィアのような元々自分のためだけの世界が私達の関与によって強化されたのはいいけどコンセプトを大きく変えられない、貢献が難しい、という苦情も届いています、なので世界貢献が出来なくともパト様に直接貢献、もしくは現実で宿主がパト様に貢献、という何かしらのメリットを提示出来るのなら放置しております』
ネル「ほほう、つまり専属神達の世界は全員専属神として貢献しているから利益が無くとも万園からすれば咎める要素はなし、という認識でいいのだな?」
神籟『問題ありません、ですが従属は別です、例えば天野江奏星、専属神以外でパト様と肉体関係を持った女性ですが、もし天野江奏星の世界がパト様に対して貢献出来ていない場合、没収もあり得ます。』
ネル「ほほう、専属神以外の世界か、聞いたことないな、どうなんだ?実際の所」
神籟『メルリア・メルトリアの世界、ここは素晴らしい貢献度です、エイリの世界はいまいち、フルールはそもそも弱すぎて世界認知すら到達していないため、お咎めなし、天野江奏星も先ほど例に出したのですが彼女も世界認知という領域ですらないためお咎めなしです。』
パト「その世界を生み出すって絶対なのか?なんか見境なく強化させてるみたいでいつか狙われそうで怖いんだけど」
神籟『絶対です、ですが絶対に認知させない、【静染】という技があります、嫌な言い方をすると寄生です、寄生虫のように別の宿主に種を植え付け、宿主が知らぬ間に養分にされ、万園の栄養となる、そういう事も可能です、私達の独断ですが、覚醒狙いで好感度もないような相手にはそのような処置をしています、もちろん覚醒もさせません、もちろんその覚醒は私達が管理しているので不適合をみなせば回収も可能です、所詮は万園の恩恵を受けているだけ、その恩を仇で返す愚か者に恩恵を持たせる意味はない、そう万園は判断しています』
パト「思ったよりちゃんとしたシステムをしてたんだな、なんか見境ないのかと思ってヒヤヒヤしてたよ、あ~良かった」
ネル「ぶっちゃけ、キスとか唾液交換、性行為の基準もあるのか?」
神籟『当然です、接吻行為や唾液、血液交換では恩恵強化の増強、性行為による精液付与は世界覚醒、これは男性女性問わずです、遺伝子情報の強さが基準になっていますので、これの変更は出来ませんのでご了承ください』
ネル「いや、良い事を聞いた、だそうだぞ?主様?いつ私を抱いてくれるのだ?もう本当待たせ過ぎてるのを自覚した方がいい、私だってずっと待つのは疲れるのだぞ?」
パト「うるさい、そもそもネルに世界はないのか?」
ネル「あるわけないだろう、世界を安く見ていないか?主様よ?本来であれば私クラスですら持てない代物、それを易々と作り出せる主様のこの世界、神羅万象支配~世界~はそれほどまでに規格外である事を自覚した方がいい、世界なんて持てない、神域は持ててもな」
パト「神域は自分の世界の一部で世界はその全てって認識でいいんだよな?」
ネル「ああ、それで問題ない、つまり私達が触れる自分の神域はたったの一部なんだ、それを広範囲に扱えるだけでも凄いとされていた、だが主様はその全域を次から次へと・・・まったく」
パト「なんかすみません、あとこの世界の選考基準とかクラス分けとか聞いてたいんだけど、構成とかもさ、かなり話がそれちゃったんだけども」
・・・・・・
神籟『まず万園の神口は25名です、そのうち24名が万園生まれの世界王達で残り一人で帝園から選ばれたネルになります。』
ランクは7段階に分けられ
SX・SO・SG・SP・SE・SN・SB
高位 低位
となります。
SX級はストレリチア様の副官【円卓の王】と呼ばれる13名だけに許された位と称号を得る事が出来ます。
ストレリチア様は絶対的存在、故に誰であろうともストレリチア様の地位に立つのは不可能、これだけは覚えていてください。
円卓の王の実力は全員が帝園のミールクラス、逆に言えばミールクラスが他の世界の世界王として存在しているのが万園としては驚きです。
私は神籟(しんらい)は円卓の王第六席 SX6位となります。
ネルは最低位のSBランク、世界王になりたてなら妥当なランクです。
先ほど万園から生まれた世界は万園に貢献しなければならないと言いましたが、ネルのように万園に優秀な世界王候補を育成するのも大事な使命となっております。
他にも技術提供、食材や文化提供、等を万園に提供するのも使命となっておりますが各々の世界が出来そうな分野で問題ないようにしています。
ですがその中でも世界王候補育成と提出は最も高い評価と報酬を提供するようにしています。
ネルような子の選考基準ですが、
強さは勿論ですがパト様との適正率が重要になってきます、つまりただ忠誠が強いだけ、出世したいだけのただただ強いだけの連中に興味はありません、【強く、パト様と相性が良く、そして忠誠心があり愛情があり、パト様からも強く信頼を得ている】そのような子を万園は必要としています。
ここで大事なのがパト様と相性が良い、ここが最も大事な所なのですから、
ここはパト様の世界、つまりパト様に最も貢献出来る素質があってこそ評価される、相性が悪い、忠誠や愛情があっても力不足、逆に力はあっても忠誠や愛情が欠如、相性が良くても他3つが欠如していたら本領発揮出来ないパターンが出てきます。
・・・・・・
ネル「ほう、なら十三天の心はどうなんだ?例えばベルやシンだ」
神籟『ベル・ハートの適正率は7%、シン・ハートの適正率は29%です、ネル・ハートが万園に認められた時の適正率は95%、この適正率は万園側で先ほどの評価基準を元に評価した数字となります』
ネル「低いな、シンはともかくベルが一桁なのはなぜだ?」
神籟『愛情と忠誠、実力も申し分ありません、ですがパト様との相性がほぼ0点です、一番大事な所の評価が低いのです、先ほど言いましたが強いだけの存在はこちらは充分数は足りています』
ネルは神籟の厳しい評価を聞き、ただ静かにうなずく。
ネル「いや、それはベル本人の問題だ、あいつは強いが面倒臭がりだからな、この情報を伝えて贔屓にするつもりもない、自分で危機感を覚えて自分で気付いてここに来たいと自分で思って貰わないと困るんでね」
パト「へぇ、なんかネルがお姉さんみたいな事言ってる」
ネル「正真正銘あいつらの姉だ、私は、それに私は努力をしたからな、主様に好かれようとな・・・」
パトは照れ臭そうにする。
ネル「他の世界はどうなんだ?まあこの調子だ、主様は帝園を愛用している以上、帝園の御神体や十三天の心が高いくらいか?他の世界の連中で高い奴らは居るのか?」
神籟『居ます 【皇園 輝星メンバー サン 53%】 【天園 王冠 カロ 52%】 の2名です、適正率90%以上で万園入りなのでまだ遠いですが、パト様と関わる事で一気に適正率を上げる可能性が高い二人です』
ネル「見事に他の世界だな、ぜひ戦ってみたいものだ・・・私と同等クラスなのだろう?フェアやティエルのような奴らか、あいつらは本当に戦いにくかったからな、ふふふ・・・ん?」
ネルは独り言を喋っている間に一つ疑問が浮かんだ。
ネル「おい、万園が覚醒させた世界に居る世界王、そいつらは世界王だから強いだろう?なのに万園には入れないのか?」
パトはネルの質問を聞いて「確かにそうだ」とうなずいた
・・・・・・
神籟『世界王と言っても役割分担があります
・万園を運営する世界王(社長・副社長・専務・常務・執行役員・監査・経営・業務執行・財務・本部長等)みたいな
・各世界で万園に貢献する世界王(部長・次長)
・万園からパトに直接貢献する世界王(秘書や特別要員)
ネルは世界王であり、万園からパト様の力になるために選ばれ、覚醒した世界王なのです。
(現実社会の役職を参考に置いてみたから参考にしてください)
そして次に各世界の世界王、この世界王達の役割は各世界から万園に貢献する事が役割であり、
世界崩壊、世界壊滅でもしない限りはその世界の世界王として常駐して貰います。
もちろん世界が壊れた時に優秀であれば引き抜きもあり得ますがその時も当然適正率を参照します。
私達の耳に当然入っていますがパト様に不敬を働く世界王や世界が存在する事を知っているのでその対策です、強いだけなら充分今の万園で間に合っていますからね、正直専属神の世界で言うなら上位4名以下はそこまで欲しいと思いません、喉から手が出る程欲しいと思えるのは帝園のミールくらいですかね。
そして私達万園の運営に携わる世界王、万園に存在する者全てが世界王です。
そしてもちろんパト様に直接貢献は出来るのですが、それらをパト様の肉体的都合上、一度離れて、ネル達のような選ばれた子達にパト様の力になって貰おうと考えています。
その代わり、選考から私のような案内、世界作成からコンセプトの計画、万園の運営は全部私達円卓の王達が行っておりますのでご了承ください。
・・・・・・
神籟『以上、何かまだ質問はありますか?』
ネル「もうない、それより先輩、暇だから戦おう」
神籟はネルが言葉を喋り終わる前に気配を消してしまった。
ネル「神籟め、本当に強いのか怪しいな、もしかすると私に負けるのが怖いから逃げてるかもしれんな!むふふ~」
パト「ちょっとは大人しくな、でも少しは自分の世界の事を知れたな!うん!」
patopatoblog at 18:44│万園(オールエデン)シリーズ | 日常(R18)
