2022年10月

2022年10月31日

No.61 正規メンバー会議3

会議で内定になったメンバーの中でまだ条件を満たしていない3名の審議をするためにシンは3人分のデータを持ってミールの所に向かった

シン「私達で話し合った結果、6名を内定、そのうち3名は完全に条件を満たしていないので、ミール様の判断をお願いします。」

ミール「ええ~、3人も出たの~?ちなみに誰?」

シン「セラとルナとユラですね」

ミール「叡智と運命と法螺か~、また判断が難しいものばかり持ってきたね~」

シン「私もちょっと判断に困るなぁ~っとは思いましたけど、ここはミール様の最終判断で!」

ミール「えっと、とりあえず帝王様の様子を見てみようか」

ミールは手を何もない所に手をかざすと、部屋空間一体が現実世界のでも移動したかのような立体モニターが映し出された。

ミール「とりあえず帝王様だけど叡智は【白系統】、運命は【赤系統】、法螺は【黒系統】で主様は【赤系統】と相性が良いのは知ってるよね?」

シン「ええ、三原色と黒白色を含めた五大色系統の話ですよね」

ミール「そうそう、今の帝王様は【赤系統】と相性が良いけど、実際帝王様は【白系統】つまり赤と白なら比較的早く覚える可能性が高いってことだね」

シン「ならセラとルナは採用と?」

ミール「まあまあ、慌てない慌てない、そう簡単な話じゃないのよそれが~」

ミールはそう言いながらソファーに倒れこみ、足をぶらぶらさせながら話す。

ミール「あくまで【五大色系統】は得意不得意の目安を分かり易く理解するためのもの、別に覚えられないってわけじゃないし、才能とかそんなものでもないの」

シン「法螺も視野に入れると?」

ミール「そうだね~、赤と白、本当純粋で正義感のある2色だね、縁起もいいし~」

シン「ミール様?もしかして現実逃避してません?」

ミール「だって!わかんないんだもん!正直覚える時はサッと覚えるし、覚えるだろうな~って待っててもきっかけがなかったら全然覚醒しないし、そんなものなんだよ~わかるわけないじゃん!」

ミールは大げさに暴れる

シン「ならなんで私の提案を受けたのですか~」

ミール「だって、わかると思ったんだもん・・・」

ミールは不貞腐れながら近くのテーブルに置いてあるジュースを飲む

ミール「法螺ならメリアの方が向いてるのにね!メリアは【緑系統と黒系統」だからね~」

シン「メリアが怒りますよ、はぁ」

・・・・・・

シン「それで、3人はどういう判断をするのですか?」

ミール「う~ん、正直、3人共採用でいいんじゃない?叡智だって運命だって法螺だってどうせいつかは覚醒するでしょ?」

シン「その言い分なら候補生全員構成員に出来ますね!ミール様!」(ちょい怒り)

ミール「ごめんってば、でも五光帝連合メンバーのシンだから正直に言うけど、構成員と候補生の差なんて正直ないんだよ?強いて言えば主様が使えるかどうかの問題だけど、別に召喚だけなら候補生の段階でも出来るわけだしね、オーラを分け与えても力現実世界で発揮できないけど」

シン「そうですけど、一番肝心な主様が覚醒した属性を使う時に私達の御業と力を与える、それが私達の役目、力の象徴でしょう?」

ミール「そうだね、だけどそれは一人だけで充分でしょ?そしてそれも大体がネルが採用されてる、実際一番相性良いから使いやすいだろうしね、帝王様も」

シン「ですが、主様が求めた時にお応えするのが大事では」

ミール「それはそうだけど、実際の所叡智はまだしも、運命とか法螺って使うの?って話じゃない?」

シン「それは・・・」

ミール「シンだって実際シン本人に頼られる事が殆どでシンの力を使った心当たりないでしょ?」

シン「少しくらいならありますけど・・・」

ミール「でもリピートが無い時点で察しないと!使いにくいんだよ!絶対!だってネルなんて力を使う度毎度だよ!しかもネル個人にも何度も頼られる!結果論だけで言えば、ネルとシン以外今の所要らない子だからね?」

シン「それは、しっかり教育しますけど・・・」

ミール「だからまあ、今回はいいんじゃないかな、特別というよりかは、検証というところかな」

ミールは考えている事を提案する

ミール「今回の3人を採用して、出来る限り目の前で力を使わせる、そこから帝王様が要領を得て、習得するかどうか、もしそれが可能なら候補生は極力現実世界で帝王様に尽くすように動かせるのも手だと思うんだよね!」

シン「それは興味深いですね!成程!今回の三人には極力主様と関わって貰い、早期習得が可能かどうか、それを検証しましょう!」

ミール「ではセラ、ルナ、ユラの3名の正式メンバーとして採用とします!その代わりシンはこの3人を積極的に育てて、主様に尽くさせることね!それ次第では主様をもっともっと強くすることが可能だから!」

シン「わかりました!ではそのようにお伝えしますね、後、次からは適当な判断は辞めてくださいね!」

ミール「ごめんって~」

シンはミールに忠告するとその場を去った。

・・・・・・
ミール「【七天の心】から【十三天の心】か、いい感じだね、まあ、今の所一番帝王様に貢献してるし、ある程度優遇してもいいかな、それに可能性が増えればその分帝園はもっと広く強くなる、第二の園の構成員が増えるのは帝王様自身の成長の可能性を広げる事とイコール、もっと積極的に帝王様を導かないといけないよね」


ミールは今回の結果に満足そうに微笑みながらジュースを飲む。





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2022年10月26日

No.60 シェインの買い物

今日、シェインは買い物に来ていた・・・

ファルドラ「んで、なんで俺を呼んだ?」

シェイン「レディーに荷物持たせる気?隊長ともあろうお方ならそれくらい」

ファルドラ「ならお前は副隊長だな!いくら部隊では先輩でも地位は俺の方が上!ならっておい!」

シェインはファルドラの小言を無視して先に進む。

・・・・・・
ファルドラ「それで、何買うんだよ、僕はこう見えて色々と忙しいんだけど?」

シェイン「そうだね~、この地域で数日程宿泊になりそうだし、携帯食料とかある程度のインスタント食料とか飲み物を買っておきたいね、スーパーで買えば安いし♪」

ファルドラ「地球防衛軍副隊長なら給料も良い額貰ってるだろう、ケチるなよ」

シェイン「はい?普通に経費だけど?」

ファルドラ「そうか、まあ、普通だな」

そんな他愛もない話をしながら二人は食品が並んでいる場所まで歩く

ファルドラ「おお!このカップラーメン美味しいんだよね!シェイン!僕の分も買っといて!」

シェイン「進めんかい!!美味しいならどんな商品か私に紹介せんかい!!」щ(゚Д゚щ)

シェインは大げさなリアクションでファルドラに煽る

ファルドラ「黒豚骨ラーメンだけど・・・」

シェイン「ああ、食べた事ある、けど私油もの苦手でね」

ファルドラ「知ってるよ!だから興味ないと思って聞かなかったんだよ!!」

シェイン「へえ、まるで私の事を知ってるような言い方をするね~、なら!私の好きな食べ物は何か!それくらい簡単だよね!なにせ!私は君の先輩なんだからね!!」

ファルドラ「簡単さ、ダークマター、だろ?」

シェイン「あ~、メガネが取りたくなってきたな~」(#^ω^)

ファルドラ「冗談!やめろ!関係ない物まで壊れるだろ!」

シェイン「あんなもの食べれるわけないでしょうが!!」(# ゚Д゚)

シェインは大げさにぴょんぴょんとジャンプしながら怒りを表現する!

ファルドラ「えっと、実は知らない!」

シェイン「まあ、これといってないしね、特別好きな食べ物はないかな~」

ファルドラ「なら吹っ掛けてくるなよ・・・」

・・・・・・
二人は食品の買い物を終え、何故か服コーナーに来ていた。

シェイン「どう?どっちが似合う?」

シェインはニコニコしながらシェインに似合うカラーの服をファルドラに見せる
ファルドラはそんなシェインを無視して、別のコーナーから服を見つけ、それをシェインに差し出す。

ファルドラ「これ♪」

ファルドラが出してきたのは小学生くらいの子が着れそうな小さな服だった。

シェイン「え、まさかロリコン・・・」

ファルドラ「もし僕がロリコンだとしたら、シェインに着せるのは冒涜だと思わないか?」

シェイン「おい、誰が年増だ?まだぴちぴちの十代だぞ?」

シェインはファルドラから服を奪い、元の場所に戻す。

・・・・・・
二人は服屋を堪能した後、カフェで一息ついていた

シェイン「まあまあ、付き合ってくれたお礼だよ、飲みなよ~」

ファルドラ「僕の自腹なんだが?」

シェインは飲み物の他にケーキや焼き菓子も注文していた。

ファルドラ「人の金だと思って沢山注文して・・・はぁ、隊長になってまで僕は何してるんだか」

シェイン「ファル君はさ、隊長になっても関係なく私の後輩なわけ、だからついつい、面倒をこうやって見てしまうって事なのよ~」

シェインはそう言いながら注文した物の写真を撮っていた。

シェイン「あ、ファル君そのカップ持って~」

シェインはそう言いながらファルドラに携帯のカメラを向ける

ファルドラ「撮るな!まったく・・・」

シェイン「まあまあ、ほら!いつものすました顔で!あのすました態度で!さあさあ!!」

シェインはカメラ越しにファルドラを煽る

ファルドラ「そんなもの意識してないんだけどな・・・」

ファルドラはそう言いながら、シェインの言われた通りのポーズを取る

シェイン「おお!いいねいいね!いかにもクソ生意気な大学生!俺、仕事出来ますけど?見たいな憎たらしい顔してる!!ほらほらアングルこっちにちょうだ~い♪」

ファルドラ「上げ方ヘタクソか、ほぼ偏見と悪口じゃん」

シェイン「ほらほら、片腕で頬をついて、もう片方の手はカップの上の部分を軽く持つ!いいね!後ろから押してその中身をこぼさせたいくらいいいね!!」

ファルドラ「もはや嫌がらせじゃん」

こうしてシェインのファルドラ撮影会が終わり、二人共注文した食べ物や飲み物を食べた。

・・・・・・
帰り道・・・

ファルドラ「またSNSに投稿したのか?」

シェイン「うん!インベタグラムってやつだね!ファル君の今日の写真上げておいたよ~」

ファルドラ「待て、シェインのフォロワーってどんな人居るんだ?!」

シェイン「さあ?」

ファルドラ(変な噂とか流れなければいいだけどな・・・)

後日、部隊内でシェインとファルドラがデートしていたと二人の知らない所で噂になっていたのは、まだ知らない・・・




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2022年10月24日

No.59 礼花と宝華の酒盛り中の会話(第五章230話内容)

宝華はパトとの会話で、ずっと目をつけていた【天野江 奏星】を保護していると聞き、
パトの元に向かおうとしていた。

宝華「礼花姉さん、ちょっとパト君の所に行ってくるわ~~、うっひ」

礼花「今から?!どうしたの?」

宝華「私の言っていた天野江の生き残りが何故かパト君の旅館で保護されてるらしいの~~うっひ」

礼花「そう・・・なら私も行くわ、心配過ぎるわよ」

宝華「なんか来てくれるみたいよ~~うっひ、どうせだしこのまま飲みながら待ってましょう~うっひ」

宝華はそう言いながら片手に持っている一升瓶を直飲みで喉に流す!

礼花「宝華、今からパトが来るのにそんなに飲んでていいの~?正直、ちょっと意識しちゃってるんでしょう?」

礼花はド直球に聞く

宝華「何を?!うっひ、わ、私はしょんな!うっひ、」

礼花「いや、わかるわよ、あんたが異性を気にしたらちょっと目が違うのよ、ほら!昔あったじゃない!同じ部隊で~」

宝華「あれは違うもん!うっひ!相手が凄く私を気に掛けてたから~うっひ、私もちょっと、ほんのちょっとその気になりそうになっただけで~~」

礼花「でもダメだったんでしょ?」

宝華「だって、私より弱い人に興味ないんだもん、うっひ」

礼花「そうね、宝華はあのバカと凍夜にはなんだかんだ言って、尊敬と敬意は示してたわね」

宝華「まあ、月詠隊長は性格が乱暴というか大人げないし女遊びが酷い時期の事を知ってたら誰も月詠隊長に好意を向けるのは無理だと思うけどね~うっひ」

礼花「私はあのバカの後始末で迷惑ばっかり受けた被害者よ!今見るだけでも顔面殴りたいわ~~!!!」

礼花は昔の事を思い出し、近くにあったクッションを殴る!

宝華「でも二人共既婚者だし~うっひ、そんな目で見られないし~、うっひ、最近唯一負けたのがバハートだけど~、うっひ、あの子は女の子だし~~うっひ」

礼花「同期だったビリアンはどうだったの?」

宝華「ダメ、私より弱い!!うっひ」

礼花「でも一時噂になってたわよね?もしかして付き合ってるのかも~~って?」

宝華「ああ、若い頃のビリアンが私に意識あったのね~うっひ、それで私としてはまだ十代で修行の身だったから~うっひ、そういう恋愛的なものがなくて~~うっひ」

宝華は話しながら一升瓶のお酒をグイっと流し込み、フラフラしながら話す。

宝華「それでビリアンから告白されたの!うっひ、「お前を守る盾になりたい」的な?うっひ」

礼花「お~~、若い告白ね!それでそれで!」

宝華「だから~~「盾なら耐えれるよね」って思いっきり全力の一撃を喰らわせたの~~うっひ、それで耐えたら付き合おうって思ってたんだけど~うっひ」

礼花「耐えれなかったと?」

宝華「いやぁ~、その一撃当時の私からしても最高の一撃でね~うっひ、ビリアンゲボっちゃってさ~~うっひ」

礼花「え?!ゲボらしたの?!」

宝華「そうそう~うっひ、それで「壊れる盾は要らない」って言って振った記憶があるかな~、うっひ」

礼花「告白する言葉を間違えたパターンね・・・」

当時の出来事以降ビリアンは自分の未熟さを知り、鍛錬を積み、隊長クラスまで実力を上げたのはまた別のお話。

・・・・・・
二人はホテルの外に出て、近くの公園まで歩いていた。

礼花「でもうちのパトはどうなの?」

宝華「うっひ、そうね~好みのタイプかと聞かれたら~、違うわね、私は男らしい人が好きだから
うっひ」

礼花「まあ、実力はともかく見た目はひ弱だからね、パトは」

宝華「そうそう!うちの副隊長のラディウスにも見た目ばっか気にしててさ~うっひ、なんか頼りないのよね~今どきの男って~~うっひ」

礼花「時代よ、やっぱり女性が強くなってきてるからね、昔見たいな堅物男は稀よ」

宝華「だけどね・・・怪我してる私をあんなひ弱な体形をしているパトがあんなにも優しく、それで力強く支えてくれたのが・・・その・・・うっひうっひ」

礼花「宝華、しゃっくりが二回連続で出たら猿みたいよ・・・」

礼花は茶化したが、内心確信していた。

礼花(あ~、ホの字ね、ひ弱と馬鹿にしてたらまさかの男らしさに当てられて、意識しちゃった系ね~、しかも自分を負かした以上、条件も満たしてる上に、宝華も36歳、年齢的にもやっぱり意識する所があったのね~~)

礼花も酔っているとは言え、そこは口に出さなかった。

礼花「宝華!姉として教えてあげる!」

宝華「なに?うっひ」

礼花「若い男性のホテルの一室に行くのはね・・・男女の関係になる確率が高いの!!(適当)」

宝華「な、なんだってーーー!!!うっひ」

宝華はただでさえ酔って顔が真っ赤だった頬がより一層真っ赤になった。

宝華「でも行くって言ったのは私よ?!それに何度か任務で部下の男性の部屋で仕事の話をしたことあるけど、そんな事一度も・・・」

礼花「それは仕事だからよ!プライベートでは?」

宝華「ない・・・うっひ」

礼花「でしょ!そして今回はプライベート!パトは東京に来てかなりモテてる!そして周りに女の子を沢山連れまわすくらいのヤリ手!(適当)ならもちろん宝華も例外じゃないわよ~~」

宝華「え!?そんな!36歳で経験ないのに!どうしよう!この歳で倍離れてる男の子にリードされるの?!うっひ」

礼花「それが嫌なら・・・」

宝華「それが嫌なら・・・うっひ」

礼花「自分から責めるのよ、年上の余裕を見せてリードすればいい、どうせやられるのなら自分から行けばいい!宝華の戦闘スタイルは怒涛の攻めでしょ!ならこういう時も攻めないと!!」

宝華「そっか!!私から攻めたらいいんだね!うっひ!」

礼花「でもいいの?攻めるという事は自分の初めてをうちのパトに捧げるということよ?(誘導+最終確認)」

宝華「いいわ!私より強いのなら文句はなし!それに割と結構気になるから良い!!!うっひ!」

礼花(はい、言質はとりました~~♪、後は適当に上げておいてっと~~♪)

礼花はやはり月花・雪花・桜花・芦花の母親なのである・・・。

・・・・・・
そして宝華はどうせならとたまたま近くにあった雑貨屋で色んなアイテムを買っていた。

宝華「礼花姉!やっぱり避妊具は居るかな!!ひっく」

礼花「既成事実を作りたいなら・・・不要ね」(笑いを堪えている)

・・・・・・
宝華「ねえ!どうやったら私の意思が伝わるかしら!うっひ!」

礼花「そこの【イエス枕】ならわかるんじゃない?」(かなり笑いを堪えている)

・・・・・・
宝華「下着とか・・・その・・・」

礼花「大丈夫!パトは多分そんな事気にしない!!」(面倒くさい)
・・・・・・
宝華「よし!いざ!うっひ!!」

礼花「とりあえずさっきの買い物の間にパトと近くの公園で待ち合わせしたから行くわよ!」

宝華「ええ!若者に負けないわよ!!うっひ!」

礼花「その粋よ!試合では負けたけどこっちでは勝つのよ!宝華!!」(やけくそ)

宝華「ええ!うっひ!」ダッシューーー!!!

こうして、礼花は宝華を焚きつけるだけ焚きつけ、パトの元に向かわせた・・・
そしてパトが連れてきていたミーエルによって酔いを醒まされ、宝華の人生最大の黒歴史を刻んだのだった・・・。



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No.58 メリアとバハート(第五章225話~226話頃)

WCBT本選2回戦終了後の話・・・

バハートはパトと出来る限り関係を近づけようとカナとハクを伝手にメリアにお泊りの了承を得る事が出来た。

バハート(よし!お泊りまで持っていければ後は時間がある限りどうにでもなる!後はあのメリアさん側の言っていた事がどんな事か、それ次第だけど・・・)

メリアはバハートの覚醒に目を向けていた。

・・・・・・
カナはまだ眠っているパトを、ハクは同じく眠っている奏星を宿泊先の部屋に寝かせるために移動する、その時、メリアとバハートが二人きりになる。

バハート(そういえばネルという人に渡されたエミエルっていうぬいぐるみをソフィアちゃんに貸しっぱなしだったなぁ・・・まあ、別にエミエルちゃんも嫌そうじゃなかったし、いっか)

メリア「すみません、一度貴女の身体を調べさせて貰ってもいいですか?」

バハート「えっと、脱がないといけない?」

メリア「いえ、背を向けてくれるだけでいいですよ、それで大体のポテンシャルを認知することができますので」

バハート「わかったわ」

本来ならバハートの情報を漏洩するのは問題であった、だが今回に限っては龍の姿と天使の姿が混ざったような姿、流石のバハート本人も自分の事がまったくわかっていない状態だったため、メリアの要件を快く受けた。

バハート(とりあえずこれである程度の事がわかれば明後日の試合には制御出来るかどうかがわかるわね、今だに頭の輪っかだけ隠せないし、これも聞いておかないと)

メリア「う~ん、専属神向きじゃないわね、というよりこれって・・・」

バハート(専属神?なにそれ?でも何か違う方向性で見てる?)

メリア(見た目通り、種族は【天龍】、【峻厳を象徴とする赤色の天使と力と叡智、生命の炎を象徴とする赤の究極龍】その半々、良い言い方をすれば希少価値の高い天使の守備力と龍の攻撃力を備えた子、悪い言い方をすれば半端者、ご主人くらいの良いとこどりの性質なら良かったのだけど・・・)

メリアはバハートのポテンシャルを見て、考える、そしてその力は専属神向きではないと認識する、

メリア(もし月花ちゃんを【頭脳】としての役割を与えるのなら、残りの役割は2つ、それはこの子にまったく当てはまらない、それにこの二枠は私としても大体目途が付いてる、だからこの子が専属神に選ばれる可能性は0。だけど帝園のエミエルから覚醒を促されたおかげで天使族としてのポテンシャルはかなり高い!しかもエミエルが関与してるという事は【帝園】と【現実世界】両方自由に行き来出来て、私から天使族に関与することが出来る!そして契約を無視してエミエルの技術をこのバハートという子に与えればそれだけで使える・・・従属向きね)

メリアは喉から手が出る程の技術力を持つ【帝園】の技術をエミエルからバハートに教わることで、使い道があると判断した、それに龍としての素質もパト経由で覚醒したため、高い、そして現在バハートはパトにゾッコン。利用しない手はないと考えた。

・・・・・・
メリア「ありがとうございます、そうですね、バハートさん、地球防衛軍とご主人の従属、両立して見る気はないですか?」

バハート「それは内容によるわね、私今でも色んな活動をやってるから別に所属する分には問題ないけど、それで地球防衛軍の仕事に支障が出るなら断ることになるかな」

メリア「問題ありません、むしろ貴女は地球防衛軍に居てくれた方がいいです、そしてご主人の従属として契約をしていただけるのであれば、今以上の関係になる事も容認しましょう」

メリアはバハートに対して、【従属になるのなら、パトとどんな関係になっても構わない】と男女の関係を深める事を容認すると言ったのだ、流石のバハートもそのメリアの提案には驚きを隠せなかった。

バハート「正気・・・?メリアさんってパト君の・・・」

メリア「生涯を共にする者です、そして身も心も全てご主人に捧げています、私は全てご主人のためにあります」

人間の世界で言えばもはや伴侶、いやそれよりももっと深い関係であるとバハートでも容易に認識出来た。

バハート「そんな関係なのに他の女性と関係を持つ事を容認するの?ま、まあ今でもかなりの子がパト君の周りに居るのは知ってるけど・・・」

メリア「全員ではありませんが、カナやハク、雪花やソフィアも私と同じ関係です、そして全員がそれを容認しています」(※納得しているとは言ってない)

バハート「・・・そんな関係が・・・」

バハートは流石に驚きを隠せなかった、むしろそんな関係がこの現代で会っていいのか?と考えていた。

バハート(いや、でも国によっては一夫多妻制の国もある、一概に否定は出来ないけど・・・)

メリア「まあ、バハートさんで言えば一夫多妻と思ってくれていいです、私はその中の正妻長、妻の中で一番の権力者だと思ってください、私は別にご主人と他の女性が肉体関係になっても構わないんです、何故ならそれほどご主人は魅力的です、そんな魅力的な人が居て、他の女性が寄り付かないわけがない、なら許容し、受け入れ、一緒に愛し、生涯を尽くす、それが私の考え方です。独占したいのならしても構いません、それほどご主人に愛されるのはその人が魅力的ですからね、もちろんバハートさんにそれほどの魅力があればの話ですが」

メリアは余裕そうな表情でバハートを見る。

バハート「私では無理だと?」

メリア「ご主人は難しいですよ?なにせ律儀ですからね、甲斐性なしで女好きなら私も扱いが楽なのですが、なんせヘタレですから、押せば引くし、引けば均等を保つしで、まったくもって難しいです、押してばかりの貴女ではご主人は意識するどころか、嫌悪感を抱かれますよ?」

バハート「!!?」

バハートは自分の行動に釘を刺された、それは誰よりも恐らくパトを知っているであろうメリアからだ。

メリアはバハートに近づき、耳元まで顔を近づけ、話す。

メリア「ですが、バハートさんが従属になるのであれば、私は歓迎し、ご主人が貴女に好意を抱いてくれるように協力します、そうですね、少なくともこの東京に居る間までにはバハートさんが満足する結果を用意しましょう、そして別に従属になったからと言って制限はしません、今まで通り自身の役割を真っ当すればいいです」

バハート「都合が良すぎるわね、条件が無いのはおかしいと思うのだけど?」

バハートもメリアからの良すぎる条件に疑問を抱く、メリアに警戒をするバハートはメリアの次の発言を待つ。

メリア「条件?私自身、貴女にそこまでの事を求めていませんし、期待もしてません、ただ、ご主人に忠誠を誓い、一生の愛を捧げ、身も心も差し出すのなら、恩恵を与えるだけです」

メリアの狙いは【パトのお願いや、頼みを聞く奴隷】だった。
メリアから別にバハートに何かする気は一切なく、ただし、パトを通じて、バハートを掌握すればいい、そうすれば直接ではなくとも間接的にバハートをメリアの思い通りに動かせるからだ。

・・・・・・

メリアの狙いを簡単に書けばこうだ

・エミエルからバハートへ【帝国】の技術をノーコストで得て、利用する

・バハートのパトへの愛を利用してバハートを支配する

・地球防衛軍隊長であるバハートを支柱に収めれば今後、情報を容易に得ることが可能

・WCBTの目的である【オーブ回収】を確実なものにする
(隊長経由で白鳳に交渉させ、オーブを得る。最終手段(凍夜をそのプランに入れていた))

・・・・・・

メリア「私はご主人を愛する者を邪見に扱いたくないのです、だから恩恵を与え、共にご主人と共に居て欲しい、そこに条件を加えるなんて野暮でしょう?」

バハート「いいわ、だけど従属契約は保留にさせてほしい、パト君に直接了承を得たいし、それにパト君から直接、貴女に【契約後の内容変更、および追加を禁止】するように言ってもらうわ」

メリア「どうぞ、私はそれで問題ありません、ですがお願いがひとつあります、これは条件ではなく、恩恵だと思って頂けたら」

バハート「条件ではなく恩恵でありお願い?なに?」

メリア「ご主人の【帝園】と身体と肉体を連携させておいてください、そうすれば肉体寿命と魂の管理をご主人の能力世界である【帝園】で管理してくれます、これだけは従属になる前から行ってください、若き肉体が老いるのはご主人も求める所ではないでしょう?」

バハート「それをするとどうなるの?もしかして身体を支配されるとかじゃないわよね?」

メリア「違いますよ、これは保険だと思ってください、もしひとつでも嘘をつけば私はご主人に咎められますし嫌われてしまいます、それは私も嫌です」

バハート(そうか、このメリアさんもパト君の下に居るんだ、だからパト君の嫌がる事はしたくない、もしくはすれば印象が悪くなる、成程、条件を破るのはメリアさん側にとってもそこまでメリットがないのね、なら大丈夫か・・・)

バハート「わかった、とりあえずその保険の話はわかったわ、従属契約はパト君から了承を得たら結ぶ、そして従属になれば男女の関係を助けてくれると」

メリア「いえ、男女の関係は今からでもアシストしますよ、まずは好かれないと従属の了承をしてくれないかもですからね、後、その天龍の扱い方も教えます、明後日の試合もありますし、明日、一緒に訓練しましょう、契約してないとはいえ、ご主人を愛する者同士、仲良くしましょう♪」

メリアは笑顔で、バハートをそのまま抱きしめる。

バハートもそんなメリアに何も疑いを持たずに好意を受け取る。

メリアの甘い蜜に誘導されているとも気付かずに・・・

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2022年10月19日

No.57 正規メンバー会議2

シン「では続いて5人目を出します」

ネル「どれだけ居るんだ、まったく、これでは頭が痛くなるな」

・・・・・・
五人目
シオ・シルミエッタ

出身 第八の園
種族 機械族
属性 幻想
配色 露(つゆ)
地位 不明

ネル「待て、地位不明とはなんだ?種子なのか?構成員なのか?はっきりさせろ」

シン「ネル、シオはミールの罰によって行方不明です。現在何処に居るかもわかりません、なので候補生なのか種子なのかわからない状態なのです。」

ノラ「わからない、それに行方不明の人を構成員には出来ないですよね?」

ルラ「それにミール様の罰の最中なら例えここで通してもミール様が却下するのでは?」

ウル「そうだね、これはまあ、迷うことはないかな」

ベル「異議ないと・・・思う」

フラ「私も異議な~し」

シン「では決議を」

〇0名 ×7名

シオ・シルミエッタ 現状維持

・・・・・・
フラ「ねえ、後何人いるの?」

シン「候補生は3名、種子が4名ですね、種子は今回関係ないので、残り3名、新入りの子達ばかりよ」

ネル「新入りか、私は知らないな、候補生のくせに私に挨拶ひとつないとはな、礼儀をまず教えてやらないといけないかな?」

ベル「普段から自分の領域に居るのに・・・それは酷いと・・・思う」

ネル「冗談だ、そういう意味で言えばウルやルラだって私に挨拶なんてなかったしな、そもそも私が関心を向けないだろうし」

ルラ「まさか根に持ってます?」

ネル「いやいや、まさかフラは来たけどな、無礼だったのは間違いなかったが」

フラ「来ても文句、来なくても文句、はぁ~~」

ベル「ネルは・・・めんどくさいと・・・思う」

シン「とりあえず残り三人!次々行きますよ!」

・・・・・・
六人目
皇 由羅(すめらぎ ゆら)

出身 第十一の園
種族 鬼族
属性 法螺
配色 錫(すず)
地位 候補生

シン「ユラですね、最近種子に選ばれて数か月で構成員になった優秀な子ですね、法螺は・・・まあ時と場合ではしっかり身に着けて欲しいものですけどね、ちなみに主様はまだ会得していません」

ネル「法螺、嘘つきというわけか、まあ主様はすぐに顔に出すからなポーカーフェイスが下手な主様に法螺のセンスがあるかと言われたら・・・なあ」

ノラ「月花様も嘘はそこまで得意ではないですからね、そこだけはしっかり受け継いでいるのですね、主様も」

ルラ「嘘が無いという事はやましい事がないという事、良い事じゃないですか」

ウル「やましい事だらけでしょ、言わないだけで、言わなければ嘘にはならないんだから」

シン「主様と月花様の事は置いておいて、とりあえずユラの事を審議してもらえれば・・・」

ネル「いやいや、ちゃんと話しているさ、ユラが優秀なのはわかっている、法螺の究極系になる女だ、どうせ嘘つき女なんだろ?なら私の前では嘘つけないくらいに恐怖を植え付けてやればいいだけの話だ、特に考える必要はないな」

シン「もし構成員になったら仲間なんだから暴力は辞めて!」

ベル「ちなみに・・・どんな子か・・・教えて欲しいと・・・思う」

シン「表情豊かで元気な子ですよ、知的にも見えますし、好戦的にも見えますし・・・というかポーカーフェイスが上手いなぁ~とは思ったかな~」

ネル「普通に翻弄されているじゃないか、全然情報が定まってない!」

シン「いや!本当に不思議な子なの!見たらわかるわよ!何考えてるか全然わからないから!」

ノラ「それは・・・人として信用していいものか・・・」

フラ「相手は鬼族だし、ノラは神族だし、何処にも人は居ないけど?」

ノラ「物の例えだ!どうでもいい事で揚げ足を取るな!!」

フラ「私の時はすぐに指摘するくせに~」ブーブー!!

ウル「でも悪い子ではないんだよね?種子に選ばれた時点で主様への好感度は高いわけだし」

シン「そうね、敵意はないかも・・・だけどイタズラの対象としては見てるかも・・・」

ネル「けしからんな、主様をイタズラ相手とは!」

ベル「どの口が言ってるんだろう・・・って思う」

シン「まあ、ネルも主様のお気に入りなのは間違いないですし・・・もしかしたら相性いいかもですね・・・」

ネルは帝園内で一番帝オーラを提供されているため【帝園従属主様お気に入りランキング】という非公式に作ったミールのランキングで堂々の1位を取っているのだ。

ネルはそのランキングを知っており、実際にパトはネルの事を大変気に入っており、何かあればネルに相談したり、ネルから自由に現実世界に出てきても何も文句を言わない、そして修行相手をしたり、指導したりと関係はかなり良好なのだ。そのためネル自身はかなり気分が良いのだ。

ノラ「私は主様に無礼を働くのは許せないですね、ですが候補生になった時点でいずれは構成員になる可能性が高い、なら・・・でも・・・ネルだけでも大変なのに・・・」

ネル「いつも思っていたがノラ、私の時だけ呼び捨てなのはなんでだ?」

ノラ「尊敬してないので」きっぱり

ネル「真顔でとんでもない事を言われた姉の心情はかなりのものだな・・・」

シン「では決議を・・・あと私語が多過ぎですよ!」

〇4名 ×3名

皇 由羅(すめらぎ ゆら) 法螺の究極系 【錫】 内定採用→ミール審査へ

・・・・・・
七人目

ニア・アルトリ―ム

出身 第三の園
種族 獣族・狸族
属性 変化
配色 練(れん)
地位 候補生

シン「次はニアね、第三の園に住む狸族の子ね、性格は温厚で甘えん坊、人を驚かすのが大好きな子って感じね、ちなみに主様は意外と会得してるわね」

ウル「獣族か、元々の好感度も高い種族だし、攻撃特化の種族、それに加えて変化の究極系、かなり出来る子?」

シン「そうですね、ウル程ではないけど、実際種子からすぐに候補生になってるわ、種族的にも変身とか得意だったし、相性が良かったのかもしれないわね」

ネル「だが獣族か・・・間違いなく馬鹿だな・・・本能で動くからな・・・あいつら」

ノラ「確かにそうですね、ですが、変化はこの先凄く役に立つのでは?」

ネル「主様を変身させてイタズラを企てたりか?」

ノラ「確かに主様はおふざけやイタズラが大好きなのは知っていますが!そのような用途で採用するわけではないです!!」

ルラ「相手の領土に侵入とかってことでしょう?でもそのニアって子、本能で動く獣族だけど大丈夫ですかね?潜入とは程遠そうですけど・・・」

シン「・・・のほほんとしてますからね・・・なんか天然というか、災いを呼び寄せるドジっ子というか・・・正直、そんな繊細な作業は一番させたくないわね・・・」

ネル「そのくせ変化に関しては帝園一と来たか、宝の持ち腐れだな」

シン「でも実力は本物ですから!強いのも間違いないですから!それに主様が変化を使えばきっと凄く有意義に使ってくれます!」

フラ「でも実際主様も会得してるんだよね?なら問題ないなら普通に採用じゃない?」

ベル「うん・・・主様にも・・・必要・・・あっても・・・困らないと・・・思う」

ネル「まあそうだな、人格まで言いだしたらテルもセラも問題児だし、それくらいなら大目に見るか」

シン「エルの厭悪に比べたら・・・変な副作用はなさそうですからね。」

シンは頭を悩ませていたが、能力はそこまで害はないとは言い切れないが、闇堕ちや暴走等のリスクはないのでシン自身もギリギリヨシとした。

シン「では決議を」

〇6名 ×1名

ニア・アルトリ―ム  変化の究極系 【練】 正式採用

・・・・・・
八人目

リル・ゴッドラグーン

出身 第六の園
種族 龍族
属性 総滅
配色 藤(ひさ)
地位 候補生

シン「この子が最後ですね、この子は龍族の
御神体ですね、聖人族の御神体であるフラや
精霊族の御神体であるミール様と同等クラス、
見た目は幼いですけど、力は相当なものです」

フラ「私と同じご神体なんだ、なんか仲良く
なれそうだね」

ネル「御神体って奴はどうしてまあ、低身長
巨乳なんだろうな」

フラの身長は148cm バストD
ミールの身長は144cm バストD

と小柄の割には胸が大きいのだ。

ネル「ちなみに身長、体重は?」

シン「身長が136cm バストCですね」

ネル「136のCだと?!エテルや美魅と同じ
くらいの身長でそんなバカみたいな胸つけてる
のか?!それで総滅だと?!大丈夫なのか?!
そいつ?!近距離とか出来るのか?!
的が大きいぞ?!」

シン「ネル、落ち着いてください、というより
ひがまないでください、ちなみに胸という的が
大きくても身長がかなり低い小柄なので、問題ない ですし、実際に模擬戦で戦ってみましたけど、
強いですよ、破壊力は総滅というだけあって、
相当ありました、帝園一の破壊力、これはフラも
そうですけど期待は大きいですね」

ノラ「性格は?フラやミール様と同じなら
そこが大事ですよね?」

フラ「ん?今私やミール様侮辱した?」

ノラ「ここまで特徴が一致したら疑うのも当然、
二度あることは三度ある」

シン「性格は~~、うん・・・うん。」

ノラ「なんですか!シン姉様その反応!
やっぱりめんどくさいんですか!!」

フラ「とうとうめんどくさいって言った!!
ミール様も含めて言ったーー!!」

シン「個性は強いと思うよ、うん、でも
決して悪い子ではないわ、うん、
悪い子ではない」

ルラ「それほど幼い容姿という事は歳はいくつ
くらいなのですか?」

シン「10歳ね、ミールは主様と同じ歳で、
フラが確か14歳だからまだまだ幼いわね」

ルラ「現実世界と帝園の時間軸は違い過ぎ
ますからね、異質過ぎて法則が定まって
いないので、年齢もあんまり当てに
ならないですけどね」

ウル「仕方ないよ、帝園は日常感覚で
時間を弄る子が沢山居るから土地も1坪単位
で時間や時空の流れが異なってたりするから、
能力者100%の世界も考え物だよね」

シン「この帝園はどこまでも主様に求められる
世界でなくてはならないですからね、
現実世界の1秒をこちらでは1万年の時を
寿命関係なく過ごす事も容易に成し遂げて
見せなければ帝園の存在価値はない、
ミール様はそう答えるでしょうね」

ネル「話が逸れているぞ、そのリルを採用
するのかしないのか、どっちなんだ?」

ベル「主様は・・・総滅・・・持ってるのか
・・・気になると思う」

シン「持ってますね、総滅は実際の所攻撃
と同系統の属性ですから」

ネル「当然だな、主様は攻撃の究極系で
ある私と一番相性が良いのだ、総滅程度簡単
に会得して貰わなければ困るという物だ」

ネルは事ある事に自分が主であるパトと
一番相性が良い事を自慢していた。

ルラ「性格はフラやミール様に近いという
認識でいいのでしょうか?」

シン「そうね、総滅と言っても
乱暴者じゃないからね!元気なんだけど
ちょっと口が悪いというか、毒舌というか~、
でも人当りはいいの!
すっごく可愛くて笑顔なの!」

ルラ「毒舌吐く人にいい人とかあるの
ですか?」困惑

ネル「そうだな、礼儀がなっていない奴に
ろくなやつはいないな」

ベル「どの口が言ってるんだ・・・って思う」

フラ「私だって毒舌なんかはかないよ!」

ノラ「毒舌が全て悪いと思うなよ、
フラも充分に面倒だ」

フラ「酷い!ノラ嫌い!!」プイ!

シン「喧嘩しないの、ノラも言い過ぎよ、
フラの個性をちゃんと尊重しなさい」

ノラ「すみません、フラ、言い過ぎた」

フラ「気を付けてよね、そもそも教育
終わってるんだから自由にさせてよ~」

シン「フラ、ノラも貴女のために言っているのです、
むしろノラはフラを凄く特別に見ているからここまで
お世話するのよ、ノラがルラやウルに指導している
所とかあまり見た事ないもの」

フラ「あれ?ノラって私の事好きだったの?」

ノラ「変な事言わないでください!シン姉様!
フラは私が面倒を見て来たので気にかけている
だけです!私の教育が悪いとなるのは
名誉に関わるので」

ネル「また脱線してる、それで
このリルはどうなんだ?」

ベル「主様が総滅を持ってて・・・
ネルやユラみたいな
性格なら・・・問題ないと・・・思う」

ウル「まあ年相応と思えば毒舌も
仕方ないのかもね、御神体って園によっては
かなり重宝されて甘やかされるからね、
ここでしっかり作法を教えれば変わると思うよ
、表だけは」

ネル「まあ、中身まで干渉する気は私も
サラサラないしな、女帝になるのだから
それくらいは好きにさせてやらないと
いけないというものだ」

ルラ「そうですね、個性を尊重する、
とても大事な事です、いいではないですか」

シン「では決議を」

〇4名 ×3名

リル・ゴッドラグーン 総滅の究極系 
【藤】 正式採用

・・・・・・
シン「とりあえず以上ですね、正式採用が3名、
内定採用が3名、それで内定はミールの所に
持っていきますね」

ベル「終わった・・・帰って寝る」

ルラ「衣装を作らないとですね、
ティエル様に依頼しておきますね」

ノラ「フラ、暇なら娯楽に付き合ってくれないか?」

フラ「いいよ~」

ウル「ネル姉様!私とお茶でも!」

ネル「さて、主様の所に行って遊びに行こうか
・・・ウル?どうした?」

ウル「あの・・・同行してもいいですか?」

ネル「いいぞ、お前も主様に媚びておけ、
媚びれば面白い反応ばかりで面白いのだぞ?」

ウル「私は程々にします・・・」

シン「さて、また面倒事が増えそうですね
・・・はぁ・・・」

新メンバーが【七天の心】内で決まった!




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2022年10月18日

No.56 正規メンバー会議1

帝園、第二の園、【七天の心】

今回はこの【七】という数字が【十三】となった時のお話である。

・・・・・・

第二の園にある、【七天の心】のメンバーのみ入る事が許される【叡天の羅針盤】という建物、そこに7名の女帝が集まる。

シン「今回は全員集まってくれてありがとう、それで今回は正規メンバーついてのお話をします」

シンはそういうと候補生や種子の資料を渡す。

ネル「結構多いんだな、そもそもそんなもの構成員になる資格がある者からさっさと構成員にすればいいだろう、毎度一度のタイミングに合わせる必要もないだろうに」

ノラ「それは私も思います、私の時は私とフラの二人が決まり、最初に私が、そしてその次にフラがとタイミングをズラして構成員になりました、正直そんなことをせずとも構成員の資格を手に入れた時点で構成員にしてしまった方が私としても候補生としてもよろしいかと」

シン「そうね、私達の名前が構成員の数になって居なければそうしてましたね」

シンは少し落胆する。

ルラ「あー、そうですね私達の園の名前は【七天の心】7人の構成員が居るから【七天】ですからね、そこをすぐに変えてしまうと・・・」

ウル「書類関係や正式名の変更手続きに困るってことなんだね」

ベル「正直・・・暇なんだから・・・それくらいは・・・したらいいと・・・思う」

フラ「興味な~し」

シン「興味もって!それに結構大変なの!既に提出している書類の記載変更!!どれだけあると思ってるの!!というか誰よ!構成員の数を組織名にしたの!!毎度毎度山のような書類の変更を強いられる私の身にもなってください!!」

ネル「私ではないな、そもそも私が名前を付けるなら【帝】という文字は入れたいものだ!なにせ女帝だからな!」ドヤ!

シン「なら必然的にミール様ね・・・はあ、まあ、それは良いとして、とりあえず今回既に資格を持っている者、もう少しで覚醒出来そうな者を出して構成員に組み込みます」

ウル「【覚醒出来そうな者】という事は、覚醒してないのに構成員に入れるということですか?」

シン「いえ、それは私達の話ではなく、主様側の話です、主様が今後覚醒出来そうな究極系の子をあらかじめ構成員にしておくのです、主様も今は成長期であり修行に尽くしています、つまり私達の想定以上に早く覚醒する可能性がありますからね」

ネル「構わないがミールから許可はとってあるのか?」

シン「問題ないわ、私達で決めた者を一度ミール様に確認してもらい、主様の現在の成長度合いを見て、最終判決をしてくれるというように話をしています。」

ベル「準備良すぎる・・・と思う」

ノラ「流石はシン姉様、私も見習わないといけませんね」

フラ「それで誰から検討するの?」

ノラ「それを今からシン姉様が話すのだろう!フラはもう少し場の流れというものをだな!」

ネル「ノラ、その説教も後にしろ、それもかなりのタイムロスだ」

シン「こほん!それでは一人目から表示しますね」

・・・・・・
一人目
テル・ホーレイ

出身 第七の園
種族 聖人族
属性 技術
配色 孔(こう)
地位 候補生

シン「まずはテルね、この子はずっと構成員ね、かなり優秀な子だし、主様に尽くしたという功績もある、そして主様も技術は会得しているわ」

ネル「なら問題なしだな、否定する所がないじゃないか、話し合いすらする必要もない、まったくシンもこれくらいはすぐに決めて欲しいものだ」

シン「一応決まりだからやってるの!!」

ウル「私が教育係だったけど問題ないと思うよ、主様と親しいなら疑問にする余地もないですね」

シン「では一応決まりなので多数決で決めます。決議に入っていいですか?異論のある子はいない?」

フラ「うん、問題ないよ」

シン「では多数決を取ります、テルの構成員に賛成の方は〇を、反対の方は×の札をあげてください」

結果

〇7名 ×0名

テル・ホーレイ 技術の究極系 【孔】正式採用

・・・・・・
二人目
エル・サンダイン

出身 第十二の園
種族 邪人族
属性 厭悪
配色 漆(れい)
地位 候補生

シン「次はエル、この子も結構前から構成員ね、でも正直私は・・・ちょっと賛成するかどうか迷ってるわ」

ネル「その前にだシン、なんだこの〇×の札は、クイズ番組じゃないんだぞ?」

ネルは〇と×の札を交互に上げながら講義する

シン「これほど合理的なアイテムはありません!それに分かり易いじゃないですか」

ネル「いや、一応新たな女帝を決める大事な会議なんだが・・・」

ベル「ネル、シンは頑張って選んだ・・・だから・・・そこにいちゃもんをつけるのは・・・野暮だと思う」

ネル「そうか、まあいいだろう、せめて材質と表記は変えてくれ、見られはしないが絵ずらが間抜け過ぎる」

シン「検討します、それよりエルについての議論をしてください!」

ルラ「主様がその属性は会得しているのですか?」

シン「・・・はい、残念ながらもっています」

ウル「なら条件は満たしてるわけだし、構成員にしない理由がないのでは?」

ノラ「シン姉様は恐らく構成員にした後を考えているのだろう、厭悪は黒い感情を極限まで高めるものだからな、会得しているとは言え、使い慣れていない悪意を主様が使って後遺症が残らないか、そこが心配する所、そうですよね?」

シン「その通りです、構成員にしても主様が使うとは限りませんが、使わないのも問題なのです。構成員である以上はどんな些細な命令でも誠心誠意忠実にこなすのが従属の役目、その時厭悪は使えるのか、そこが心配なのです」

ベル「でも・・・条件を満たしてる、選ばないのは・・・規約違反だと・・・思う」

フラ「一度保留でいいんじゃない?まだエルを構成員にさせるのを見送って、主様が大丈夫と私達でも判断できるくらいになったらすぐに構成員にしてあげたらいいんじゃないかな?」

ノラ「そうだな、懸念が残るのならばそれでも問題ない、別に機会を伸ばすだけだ、とくにこの組織に上下関係はないからね」

ネル「上下関係はなくとも先輩後輩はあるだろ、条件を満たしているのに入るのが遅くなればエルよりも覚醒が後だった奴やに先輩面されるということだ、エル自身そんなの耐えれないと思うがな、私なら間違いなく、そんな判断を下した奴らを殺しに行くな」

シン「理不尽なのは理解してます・・・ですが・・・」

ネル「それを決める会議なのだろう、個人的懸念で抑えるべきなのか、規約通りに構成員にするのか、長々と話す気はない、さっさと判断しろシン」

シン「・・・では決議を」

〇3名 ×4名

エル・サンダイン 不採用 候補生継続

・・・・・・
三人目
セラ・ハート

出身 第一の園
種族 神族
属性 叡智
配色 皓(きよ)
地位 候補生

シン「次はセラですね、最近やっと構成員になったわ、ちなみに主様側はまだ叡智は獲得していません」

ネル「その前にエル構成員反対派の意見を聞かせろ、規約を無視してまであいつを構成員に刺せない理由はなんだ?シン・ノラ・ルラ・ウル?」

シン「私は先ほど言った通り懸念です。リスクを主様に与えるわけにはいきません、最高責任者としてそれを容認するのはまだ難しいです」

ノラ「同じくです、懸念があるのならば主様側でリスクを無くしてから構成員として迎えるべきです、先輩後輩等のそんな理由で構成員にさせるのは浅はかだと」

ルラ「そうですね、私は保守的思考です、そして慈悲です、ですがそれを主様とエル、この二人を天秤にかけたら、主様でした、なので反対しました」

ウル「そうだね、ネル姉様には悪いけど、主様が厭悪で暴走したら私達でも抑制は不可能、主様の暴走が私達、いや、それどころか全従属が望まないことです、なのでそのリスクはある以上は見送りは必然かと」

ネル「・・・そうか、従属全員にも関わるリスクがあると言われたのなら私も頷くしかないか、納得した、続けてくれ」

シン「はい、では話は戻ってセラなのですが、どうですか?」

ベル「本人が覚醒しているなら・・・検討は出来ると・・・思う」

ノラ「ですが主様側はどうでしょう?叡智って・・・大丈夫なのでしょうか?」

ネル「主様は馬鹿だからな、月花の世界最高峰級の頭脳を受け継いでるはずなのだが、どうしてこう要領が悪いのか・・・」

フラ「使い方の問題じゃないかな?勉強もやり方が正しければちゃんと覚えれるけど、正しくないやり方だと全然覚えれないし、効率も悪い、みたいな」

ルラ「一理ありますね、月花様と主様の頭脳の仕組みが同じなら使い方と考え方の問題、そして月花様は最近役職が代わり、主様の補佐になりました、このまま上手くいけば月花様の考え方を主様が理解し、叡智を会得できるかもしれませんね」

ウル「月花様次第ってことか・・・でも可能性は充分にあるってことだよね?」

シン「そうですね、ですがそれもきっかけ次第ですからね、それがないといつまでも覚醒は無理でしょうね」

ネル「そうだな、覚醒して私達よりも頭良くなるかと言われたら絶対にありえないからな!」ニヤニヤ

ベル「ネル・・・ニヤニヤし過ぎ・・・だと思う」

ネル「ベルはどうなんだ?意見くらいは言うんだな」

ベル「セラは・・・良いと思う・・・いい意味でも・・・悪い意味でも・・・」

ネル「ああ、セラも叡智なのに何故か馬鹿だからな、抜けが多すぎて本当に帝園で一番頭がいいのか疑いたくなる時はあるな」

シン「まあまあ、覚醒したし、ミール様も種子として選んでいるのだからそこはまあ・・・」

ネル「とりあえず決議をしようではないか、今回は規約的には構成員にはなれない、だがエルの時があったように規約に縛られない考えを示す必要がある、それを再度頭に置いて結論を出すのだぞ」

シン「では決議を・・・」

〇6名 ×1名

セラ・ハート 叡智の究極系 【皓】 内定採用→ミール審査へ

・・・・・・
四人目

ルナ・ワルプルギス

出身 第九の園
種族 魔人族・魔人の始祖
属性 運命
配色 紅(くれ)
地位 構成員

シン「次はルナね・・・この人は結構な問題児ね、構成員になる方法も種族としてなら違和感はなにのだけど・・・」

ネル「主様のお気に入りだからな、ルナは私も同じ赤系統、だが私は嫌いではない、目的のためなら手段を選ばない、そしてその目的が主様に気に入られ、傍で守ることなら尚更問題はない、むしろ好感を持てる」

シン「ちなみに主様は・・・運命を会得していません、がルナの血を何度も交換しているため共感力は高いかと」

ノラ「まあ、構成員じゃないとそのような関係を持ってはいけないという規則はない、別に問題のない範囲、主様も同意しているのなら私達がどうこう考えるのは野暮というもの」

フラ「男女の関係でも正直どっちでもいいよね、長い目で見れば全員肉体関係を持つ可能性だってあるんだし」

ルラ「ですが、そこまでの関わりがあって功績はあるのでしょうか?」

ネル「あるにはあるな、主様もその技は気に入っている、私はあまり気に入らないが本人が気に入っているのなら別に問題はない」

ウル「既に私より実績はあって、主様からの好感度も高い、ルナ本人の忠誠度も高いとなればルナ本人は問題なさそうだね、それで主様だけど、そっちはどうなの?」

ベル「運命って・・・覚醒はかなり難しいと・・・思う」

シン「そうですね、正直私も覚醒条件のイメージが出来ません、ネルはどう見ます?」

ネル「血の交換を今でも定期的に行っているのだろう?ならそこから運命の覚醒をする可能性はどうなんだろうな」

ノラ「ルナは魔人族、可能性は0ではないですが、今の段階ですら会得していない代物、果たして会得まで行くのか・・・」

フラ「血はそこまで関係ないんじゃない?だって主様が血で会得したのはルナの種族による特性ばかりだし、運命はルナの種族と関係ない代物だし」

ネル「確かにな、難しいが、決議をしよう、例え通ってもこの件は条件を満たしているテルとは違い、ミールが最終判断をするんだ、シンが言ったように可能性を理解しているのはミールだけ、なら私達は構成員にさせても問題ないか、その点を判断しようじゃないか」

シン「なら決議を」

〇5名 ×2名

ルナ・ワルプルギス 運命の究極系 【紅】 内定採用→ミール審査へ



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2022年10月11日

No.55 王様らしいことがしたい

パト「俺ってさ・・・国家クラスのヒキニートだよな?」

パトがボソっと呟いた。
そんな言葉にソルテは笑いを堪えながら答える。

ソルテ「そ・・そんなこと・・・ないですよww」

パト「ソルテ!俺の顔を見て言って!背けないで!いや!最初からその方向だけど、せめて目を見て言って!お願い!!」

パトはソルテにそういうが、ソルテは肩を震わせながら振り向こうとはしなかった。

パト「メルリア?俺ってニートなのかな?」

メルリア「アナタにはしっかりと役割があります、それは国民を導く事です」

パト「そうだな!でもその言葉!現在進行形で導いてない俺にすっごく鋭利な刃物として刺さった!」

メルリア「すみません!そんなつもりは!?」

エイリ「呼びましたか?ご主人様?」

パト「エイリ!俺って・・・は!!」

パト(待て!エイリはまだ専属侍女じゃない!そんな子にこんな質問を投げても遠慮のある答えが返ってくるだけ!!それは言わせてる言葉に過ぎないじゃないか!!)

エイリ「あの?ご主人様?」

パト「なんでもないよ・・・エイリ」

月花(脳内)「ちなみに私はしっかりヒキニートだと思ってるわよ!税金泥棒ww」

パト(脳内「追い打ち掛けてくんなよ!それ言いだしたら月花もそんなヒキニートの補佐というクソほどどうでもいい役職ってなるからな!税金泥棒!!」

何故かパトと月花がにらみ合う、

パト「よし!たまには王様らしいことを!!」

ソルテ「メリア様からは政治に関わるなと言われたのでしょう?どうするのですか?」

パト「政治に関わるのが国王の仕事じゃないだろ!他にも」

月花「パト、他の部隊に行っても何をしてるのか知らないのに手伝いになるの?むしろ気を使われて足手まといでしかないわよ」

パト「なら俺はこの帝国のために何をしたら・・・」

メルリア「アナタ、国王とはそういうものです、部下が優秀ならその方達にお任せすればいいのです、そして部下が持ち帰って来た朗報を一緒に喜び、褒美を与える、そうして士気を上げるのも国王の役目ですよ」

パト「そうか!でも部下の報告全部メリアの方に行って、俺帝国の状況全く理解してないからやっぱり言葉の鋭利なナイフが刺さった!!!」

メルリア「すみません!そんなつもりは?!」

エイリ「あの、呼びましたか?ご主人様?」

パト「エイリ、本当君は癒されるよ・・・」

エイリ「あ、ありがとうございます///」

パト「そうなんだよ、国王の仕事全部メリアがやってるから俺に仕事が回ってこない!だから俺はこの一年間、授業と訓練とこうやって寝るか喋るかの生活ばっかりやってきたんだ!」

月花「仕方ないじゃない、パト全然そういう知識ないんだから、知識無い人が上に立たれても下からしたら迷惑なだけよ、手間が増えるだけだしね」

パト「月花!遠回しに俺を要らない子扱いしたね!いいの!俺が要らない子だったらその要らない子の補助をしている馬鹿な子ってことになるけど!」

月花「誰が馬鹿の子よ!私はパトの頭脳としてこうやって傍に居るんだから!」

パト「その頭脳も世間話しかしてこなかったら意味がないけどね!!」

メルリア「アナタ、そうやって従属の子達と交流を深めるのも大事な事なのですよ、私は羨ましいです、私の国は国王の私が働いてなんとか回っていましたから、ですがアナタは違います、部下が国を全て任せれるくらい働いてくれているのです、ならばアナタはこうやって従属と仲を深めることも大事だと私は思います。」

パト「メルリア・・・そうだね、こうやって交流をして仲を深める事は大事だね、でも俺、基本この玉座から出ないから交流全然出来ないんだけどね・・・ごめんね・・・」

メルリア「謝らないでください!!」

ソルテ「主様、メルリア様がどんどん萎縮していっているので、それくらいにしてあげてください」

パト「でもニートだぜ?どうすんの?職業 王様、業務内容は?玉座に座って秘書や補佐、侍女達と話してるだけとか・・・昔のレトロRPGの王様の方がまだマシじゃんか、俺ってただ玉座に座って女の子と戯れてるだけのクソ野郎だよ?」

ソルテはそのパトの言葉にとうとう笑ってしまう。

ソルテ「パトさん、その例え辞めてww仕事に支障が出るでしょww」

パト「笑わせようとしてないのよ・・・」

ソルテは玉座の壁の方を向き、なんとか笑いを抑えようとする。

パト「わかった、とりあえず城下町に行く!徘徊して街の状況を知るのも大事だろ!」

パトは立ち上がり、ソルテに言う

パト「ソルテ!街を案内してくれ!」

ソルテ「畏まりました、予定に余裕がありますので、問題ありません」

パト「予定なんてないでしょうが!!」

ソルテ「ぶふぉww」

ソルテは手帳を顔で隠し、笑っている顔を隠す。

パト(その笑い方凄く好きだけど、なんだろう・・・なんか悔しい・・・)

・・・・・・

従属神A「あれ帝王様じゃない?!」キャーー!
従属神B「帝王様!ご機嫌麗しゅうございます!」キャーー!

パトは大名行列を作っていた、

パトが先頭で歩き、その後ろには秘書ソルテと補佐月花と専属侍女メルリア、その後ろに16名の侍女部隊の従属神と32名の近衛部隊の従属神が居た。

パト「なんでこんなに大袈裟なんだよ、別に4人で良かっただろ」

ソルテ「遠くから見守っている近衛部隊が120名居ます」

パト「要らないだろ!国内だぞ!?誰が狙うの?!」

ソルテ「いえ、貞操が・・・」

パト「狙われるのそっち?!逆レイプの危機?!」

月花「あまりはしたない事言わないの、敵国のスパイが居るかもしれないでしょ、0として考えるのは愚かよ」

パト「へえ、なんか目印とかあればいいのにね、例えば俺経由で覚醒させた子は何処か光る!みたいな」

メルリア「それは名案ですね、そうすれば隠しきれませんし、そういうマーキング行為は凄く喜ぶと思います」

パト「マーキング?え?そんなつもりは?」

ソルテ「俺の覚醒させた女だぞ、ってマークですか、流石主様、独占欲がお強いようでww」

ソルテはちょっとわざとらしく意地悪な言い回しを笑いながら言う。

パト「おい、ソルテ、今の言い方悪意を感じるぞ、でも独占欲は多分強いかもな、取られたら、会った事ない従属神でも少しモヤってするかも・・・」

月花「その気持ちは大事よ、恋愛目線の独占欲強い異性はちょっと引くけど、国王目線の独占欲はそれだけ大事に思ってくれているという証明になるからね」

パト「確かに!不思議なもんだね!」

パトは街を歩きながら結局いつも通り話して終わっただけだった。

・・・・・・

パト「あれ?結局俺って何してたの?」

ソルテ「散歩ですね」

メルリア「ですが、従属神の方たちはアナタを見れて光栄だったと思いますよ」

月花「これだけ必要とされるんだからパトにだって価値はあるわよ、象徴としてこの場に居る、それが仕事よ!」

パト「いい事言った風で終わらせようとしたって、さっきまでの発言は忘れないからな!」




patopatoblog at 21:57|Permalink│日常 | メインエピソード

No.54 国と国の一方的な会議

パトはメリアとアリシアと共に他国からの交渉を受けるために大会議室に居た。

パト「悪いな、二人共、俺も帝王としてこういう事も知っておきたいと思ってね」

メリア「そうですね、知ることは大事です、今回の相手の申し出は友好国希望」

パト「へえ、友好国か、貿易とか出来そうだね、メリアとアリシアはどう考えてるの?」

メリア「話になりませんね、エウレカ帝国の国の大きさも経済の大きさも天と地ほどの差がありながら友好国など・・・属国か、無礼極まりない相手国に宣戦布告してしまっても構わないのだけど」

パト「メリア?怖いよ?」

アリシア「そうですね、ですが、メリア様と同意見です、属国として私達の配下に加わるのならまだしも友好国とはかなり身の程知らずと思われても仕方ないです」

アリシアはそう言いながらパトに書類を渡す。

パト「この書類は?」

アリシア「今から交渉に来る国のデータです、内情はボロボロ、ですが外見はなんとか保っている、そして貿易には力を入れてさぞかし発展しているように見せていますが、中身は悲惨です、国民の貧困層が増え、そのうえ税率も上がり、国としては最低です、まず言うと星としての価値がない、私の感想はこれですね」

パト「成程、つまり相手はここで帝国と友好関係を結んで、周りの国にアピールして、もっと物資を貰えるようにしようって魂胆なわけだ、でもそれって根本的な解決にならないよね?」

アリシア「その通りです、現段階で相手は無理をしています、これ以上の生産量を増やすのは無理でしょう、なので私達帝国の評判を聞いてきたのでしょう、帝国では死んだ大地を蘇らせる薬の研究や、豊穣の神が溢れかえっていますからね」

メリア「つまり、今は無理してでも帝国と貿易を結び、そして無理して物資を渡して、その大地に栄養を与える薬を定期的に手に入れ、星が復興して、生産にも余裕が生まれれば万々歳ってことですね、愚かな」

メリアは書類を乱暴に置き、相手の目に見えた策に呆れていた

パト「でもそうだな、俺なら属国になって支援を貰える方が国民の事を考えたら一番良いと思うんだけど、なんでしないんだろうね」

メルリア「プライドでしょう、あくまで【自分の国であり、自分の力で我が国を救い、導いた】そんな歴史的名誉が欲しいのでしょう、帝国からすれば1週間もあれば解決する問題ですがね」

メリアとメルリアは別に下手に出てくる以上は帝国の恩恵を与える方針なのだ。
そうすれば懐の大きい国として支持を得られる上にその国の王であるパトの名声が上がるからである。
だが、身の程を知らない、帝国を利用して名誉を上げようとする相手には一切容赦をしない。
それはパトの名誉でもなく、帝国の支持とは全く関係ないからだ、

国の運営はボランティアではない、メリットが無ければいけないのだ。

・・・・・・

そして交渉予定の国が大会議室に来訪し、話し合いという話し合いもなく終わった。

大臣「・・・の物資をこの偉大なるエウレカ帝国様に提供致しますので、ぜひ我が国に恩恵を」

メリア「属国なら考えます、友好国等話にもならない、駆け引きなんてする気もありません、2択です【属国になり帝国の配下になり恩恵を受ける】か【交渉決裂し、そのまま帝国に星ごと潰される】か」

パト(凄い迫力、メルリアの時もこうやって脅したのかな・・・でもそんなメリアも可愛い!!)←馬鹿

大臣「え・・・あの・・・」

アリシア「貴方方の国を調べさせて頂きましたが、こちらに頂いている書類とかなり現状が異なりますが?これはどう説明してくれますか?」

大臣「な・・・それは!」

アリシアは大臣の前に先ほどパトに渡した書類と同じ物を渡す、そこには嘘偽りのない相手国の現状が書いていた。

アリシア「私達の国に所属する者は優秀でしてね、貴方の国に偵察してもらったらこれだけの情報を持ってきてくれるのです、それで貴方の国は私達の国からどれだけ情報を得れましたか?すみませんが、その程度の下準備なしにこの交渉の場に来たのであれば、同等とは到底言えませんね、大臣さん?貴方の御子息、今年で6歳になるのですね?」

大臣や相手国の貴族は全員顔が青ざめていた、帝国からはメリアとアリシアの二人しか喋っていないのに、数十人の相手国の大臣や貴族相手に圧倒していた。

パト(凄い、これが事前の情報戦、既に交渉は始まって、この場に来た時点で勝負がついているのか、恐れ入った。これは現場を知らないと全然理解出来ない事だ・・・)

パトはとりあえず偉そうな顔と態度をしていろとソルテから言われていたため、その態度のまま会議を見学する。

・・・・・・

結果は属国となり、帝国の恩恵を受けることになった。

メリア「まあ、あれだけ脅せば愚か者でも多少は理解するでしょう」

アリシア「そうですね、でも今回のメリア様は優しかったですね、わざわざ分かり易く二択を迫るなんて」

パト「え、あれで優しかったの?悪魔そのものだったけど?」

メリア「酷いです!ご主人!!ですが今回はご主人の前というのもあったので、手加減はしました」

パト「へえ、本来はどんな感じなの?」

メリア「普段なら相手の過ちを全て流して最後に取り返しのつかない所まで話を持って行ってトドメですね、私が価値とあると思えば属国に誘導しますし、価値がないと思えば戦争に誘導しますね、戦争で最低でも土地が手に入れば帝国でどうにか出来ますし、国民性が高ければそのまま兵士や国民全員を生かし、責任者だけを打ち取ったりですね」

アリシア「メリア様の評価次第って所ですね、国民性が気に入れば大事な未来の我が国民として街や住人にも傷一つつけさせない、それくらい徹底しますからね、その代わり専攻部隊は大変でしょうが」

パト「大変だろうね、かなり戦術が限られるし、繊細な作戦を要求されるからね、雪花の苦労がわかるわ~」

メリア「雪花ちゃんにそんな作戦作れるわけないじゃないですか~、大体は私が指示出してますよ~♪」

パト「裏の支配者・・・」

メリア「だから悪く言わないでください!国はこれほど容赦ないものなんです!!」

パトの国と国の会議見学は中々見どころ満載だった。

パト(こうやって帝国の領土が俺の知らないうちに広がってるんだな~)

呑気な帝国の王だった・・・




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2022年10月09日

No.53 シオの日記

〇月〇日

今日は約500名の機械族が生まれた、その中でずっと気にかけてた子がやっと目を覚ました。
その子はとても可愛らしく、とても才能に溢れていたわ。

その子には【エテル】と名前をつけようと思う、そして私がしっかり面倒を見て、一人前の【機巧神域】の構成員として育てようと思う。


〇月▽日

エテルは笑わない、感情はないわけではないのだけど、全然笑わない、
でもただ笑わないだけじゃなくて、怒りもしないし、嫌な顔もしない、ただ無表情に受け答えをしていた、

個性は生まれてるはずだから、ほかの機械族と違ってちゃんと感情を理解できるはずなんだけど・・・
でも時間はいっぱいあるし、私がしっかり色んな事を経験させてあげたいと思う。

〇月◇日

色々私が面白かったネタをエテルに披露してみた。
だけどエテルはただ「どうしたの?」と心配されてしまった。

エテルにはまだ【娯楽】がわからないみたい、私が生まれた頃はどうだっただろうと考えながら
エテルの事を考えては居るんだけど、やっぱり難しい、それより気になったのが、精神的なものの成長が早い気がする。

笑わないとか、怒らないのはまだいいとしても、寂しいとかそんな感情もどこか乏しい気がする。

危機感を与えるために驚かせようとしたけど、それも無反応、もしかして、感情関係に欠陥があったのかな?

今度メンテナンスルームに連れて行って状態を見てみようと思う。

〇月×日

メンテナンスルームでカトラナがエテルに対して強い苦手意識を感じてしまったらしい、
私も正直恐怖心を感じた。

カトラナは私に【感情が乏しいということは情を持たないということ、つまり無自覚に無慈悲に愛情関係なく殺す事が出来るってことなんですよ・・・】とカトラナはエテルに近づく事に恐怖していた。

私はあまりにも強い力を持つエテルが【機巧神域】のメンバーと馴染めるように私がしっかりと教えていこうと思う。

×月〇日

私の前にミール様が現れた。

私は種子に選ばれたらしい・・・選ばれた以上、私の所属は第二の園、だから私は【機巧神域】の最高責任者を下りないといけない、そして無関係になった私はエテルに深い干渉をすることができない。

だけど、私が関われる所でしっかりエテルの面倒を見ていきたいと思う。

だけどカトラナが最高責任者になってから方針が変わり、エテルを【機巧神域】の幹部会議に呼ばなかったり、第八の園に居にくくさせるように誘導していた。

カトラナはエテルを園の平和を脅かす兵器を判断したのだ、許せない、同じ仲間なのに。

私がエテルを守らないと。

-----------日

私は忠告を受けた、接触しすぎだと、だけどエテルの居場所を奪い、あらゆる園を一人で転々と歩いているエテルの事を考えると・・・

するとミール様が私の前に現れた。カトラナの密告を受けて。
私は園に居てはいけないらしい・・・

----------

私はもう園にはいません。どこにいるかもわかりません。
私はただ心配なのです。あの子が・・・

私はただ・・・【機巧神域】を良くしたいだけで・・・
なんで私を種子に選んだの?なんで私の幸せを奪ったの?

もう私には何も残っていない・・・
次、私が園に戻るのはいつなのだろう・・・
そもそもどうやって戻れるのだろう・・・。




2022年10月03日

No.52 琴歌の性癖大作戦(R18)

琴歌は常にとある疑念があった。

【パトはどれだけ如何わしい事をしているのか】と


琴歌は他の人との性行為を見て凄く興奮してしまう性癖があった。

元々その素質は最初からあり、パトと初めて出会い、他にも付き合っている異性が5人も居ると言われても案外すぐに了承し、パトと添い遂げる事となった琴歌。

そしてその時はまだ自覚は無かったのだが、琴歌はパトが他の女性とイチャイチャしていたりするのを見ると凄く嫌な気持ちではなくただ心が揺さぶられるような高揚感が生まれ、興奮している自分が居る事に気付いた。

そこからというもの、パトの視界を見れるという事もあり、自分が暇な時にタイミングが良さそうな時に共有し、覗いていた。

それで成功して性行為を見る事が出来たのはメリア・雪花・カナ・ソルテ・月花の5名

メリアの性行為を見た感想は・・・

琴歌(メリアさんは本当に凄いです、パト君を感じさせる術を網羅している感じですね、それなのに優位性に立たず、パト君に優位性を保たせながら自身も楽しみ、パト君をも満足させる、そして後処理も凄い・・・完璧ですね、本当全てを愛しているを体現しているかのようです・・・)

雪花の性行為を見た感想は・・・

琴歌(雪花さん、結構受け身なんですね、意外ですね、てっきり凄く責めるのかと思ってたけど・・・あ、でも雪花さんが上にまたがったら主導権を握ったみたいに、凄く動きますね・・・え、いつまで動くんですか?!体力が凄い・・・え?!そんな体勢が辛い格好でも?!体力凄すぎますよ・・・うう、視界から見てるのでパト君の表情が見れないのがもどかしいですね・・・)

カナの性行為を見た感想は・・・

琴歌(凄い、普段はあんなに元気で甘えるのに、性行為になると立場が逆転してますね!カナさんがパト君を甘やかせながらじっくり動く感じ・・・凄く大人びて見えますね・・・そっか、思考が見えるからじっくりと心からお互いを満たせるようにしているのですね・・・思考や感情が見える人の特権ですね、それはパト君もカナさんには心を開きますよね、【落ち着ける場所】って感じが視界だけでも伝わりますから・・・)

ソルテの性行為を見た感想は・・・

琴歌(ソルテ様って秘書だから一番近くに居るからそういう奉仕も実はって思ってたけど、やっぱりあるんだね、ソルテ様って確かパト君の欲求がわかるんでしたよね?だから性的欲求が出ちゃうとこうやってたまに性処理もしてるんだ・・・不純だと思うけどこれも仕事・・・じゃないよね!!聞いたことないよ!!絶対仕事無視ですよね!!?結構問題案件じゃないですか!!?・・・・・ソルテ様って・・・凄く手も凄いですけど、口も凄いんですね・・・仕事の合間だからかわかりませんがパト君の絶頂を迎える時間が一番早い気がします・・・うわ、飲むんですね、そっか、出したら後処理が生まれるから・・・あ、ちゃんと口臭直しと香水で臭いを消してる・・・流石に徹底してますね・・・これは学ぶことも多そうですし、黙認ですね!)フンス!!

月花の性行為を見た感想は・・・

琴歌(月花先輩ってパト君と二人になると普段と違って凄く甘えん坊になるの可愛いですね~♪でもちょっとお姉さん感を出して、パト君を誘惑するのは私から見ても凄くエッチですね!、そこ仕事場なのにやっちゃうんですか?!え?まさか月花先輩、あらかじめ下着脱いでたんですか?!策士!!既に性行為をすること前提でパト君を誘って誘惑したんですね!流石です!わあ、机に手をついてお尻をパト君に付き出すなんて!そんなハレンチな~~///、ひゃ~~このアングルは凄いですね!なんか月花先輩を好きに出来てる感があって優越感に浸れます!これがパト君側の目線なんですね~、これはいい情報です!・・・でも月花先輩、性行為中でも凄く可愛いですね~、やっぱり一番尊敬できる先輩です!)

・・・・・・
っと覗いても嫌悪感や嫉妬を抱く所か、凄く積極的に見てられるのだ。
しかも何故か向上心もあり、しっかりと観察して取り入れれる所は取り入れようと前向きなのだ。

琴歌(普段は視界だけですけど、もし目の前でその空間で見たらどんな感じなのでしょう・・・もうドキドキが止まらないのですかね・・・それとも私も愛されたいと・・・いえいえ!それはモラル的にダメですね!それにパト君がそれを望みません・・・)

琴歌がそんな事を考えていると、ふと思いつく

琴歌「不慮の事故ならいいのでは?私の視界で見張って、私が乱入できそうな場所で行為を始めたらそこに急いで向かう、そうすれば慌てて行為を辞めちゃうかもですが、そこは私が上手くパト君を誘惑すれば!!」

琴歌は清楚で凄くピュアだったが、内心は結構マニアックな性癖の持ち主だった。
恐らくそれは父親の血縁が関係しているのかもしれない・・・

・・・・・・
琴歌がそんな作戦を考え、数日が経ち、チャンスは舞い降りた

琴歌(始めました!今日は雪花さんですね!でも結構見張りましたけど、本当アリシア様やハクちゃん、ソフィアちゃん、ラル様は見ませんね、性欲が弱いのですかね?)

琴歌はそんな事を考えながら自室を後にし、パトと雪花が居る、会議室に向かった。

琴歌(それにメルリア様や侍女が出来て、性的ご奉仕があると期待してたのですが、健全そのもの、やはりパト君は私達専属神を本当に愛してくれてるのですね、私的にはもっと乱れてる所も見てはみたいですか・・・)

琴歌の脳内で溢れんばかりの煩悩をよぎらせながら会議室に向かって早歩きで向かい、到着する。

・・・・・・
琴歌(ここですね・・・)

この会議室は内部の情報が盗み聞きされないように完全防音耐性になっている、そのため外からは壁に耳を当てても内部の音は聞こえないのだ。

琴歌(鍵はかけてますね、性行為しているのだから当然ですね、メリアさんなら見られてもお構いなしどころか見せつけてきそうまでありますけど、雪花さんはやっぱり人間的感性を持ってくれてますからね)

琴歌はそう考えながらも全自動全能支配を使い、空気の音をエネルギーに変換し、鍵を無音で解除した。

琴歌(普段から能力の練習は欠かしませんでしたからね、大きな規模は無理ですが、これくらいなら問題なしです!それにもう歌わなくてもある程度自分の意思で能力を選別出来るようにもなりましたしね!)

琴歌は普段の特訓の成果を残念な形で発揮し、いざ室内へと向かう。

・・・・・・

琴歌「えっと、多分忘れ物はこの部屋ですね~ってわあ///」

琴歌の見た光景は想像以上だった。

お互い上半身は服を着ていたが、下半身は裸、雪花は机に座り、パトが立っている状態で行為が行わていた、視界だけではわからなかった、雰囲気、臭い、空気、そのどれもが琴歌の想像以上で、平静を保つことが全くできなかった。

雪花「琴歌ちゃん?!///」
パト「琴歌?!」

雪花は顔を真っ赤にして、思考がフリーズする、
パトは顔が一気に青くなる。

パトの信念的なもので、他の専属神にこのような行為を見られるのはご法度だと考えていたためである。

琴歌(・・・凄いですね・・・まさかここまで圧倒的とは・・・)

琴歌(この臭いは・・・パト君と雪花さんの臭いが混ざった感じでしょうか・・・それに二人共あんなに汗を・・・雪花さんですからね、きっと激しい性行為をしていたのでしょう・・・ですがこの心が振え、足元から力が抜けそうなほどの動揺と興奮・・・)

琴歌は作戦の事は忘れ、頭が真っ白になっていたが、本能で続けてほしい、近くで見たいとパトと雪花の元に向かい、そしてパトを後ろから抱き着く。

パト「おい、琴歌」
琴歌「続けてください・・・」

琴歌はパトの背中を身体全体で押す、雪花も流石に気が動転し、後ずさる。

雪花「琴歌ちゃんごめん!そんな気を使わなくても?!」

琴歌「いいですから、私が鍵を閉めてたのに開けて入ってしまったのが原因ですから、最後までしてください、私も責任もって見守りますので」

雪花は琴歌の言葉で理解した。

雪花(この子わざとだ?!覗き癖はあるとは知っていたし、そういう性癖かもって予感はあったけど的中してた!きっとここで性行為をしているのを視界で見て来たんだ!それに迷惑だと思うなら出ていけばいいのに、見守るなんておかしすぎるでしょ?!)

パトも同様で琴歌の前で行為を続ける程の度胸はなく、ズボンは履き、琴歌を説得しようとする

琴歌も別に怒っているわけではなく、むしろ見たいという気持ちが強かったので、パトの説得に対し、笑顔で返す

琴歌「私達を愛してくれるのは私も嬉しいです、焦らないでくださいパト君、私はむしろ私達専属神に順位をつけて、性行為する相手を選んでいるのなら、それこそ失望です、それに私がここに来てしまったせいで、雪花さんとの愛し合う時間が無くなってしまいました、私はそちらの方に怒りが向いています、なので、私のためだと思うのなら雪花さんをここで愛してあげてください、私は今晩愛してくださればそれですっごく満足です♪」

パトは酷く動揺した、続けようとすれば雪花が嫌がる、だが琴歌は喜ぶ、この極端な二択に混乱する。

雪花「いいわよ、別に私達が愛し合う時間はいつでもあるし、琴歌ちゃんが来る前もそれなりに愛し合えたわ、気にしてくれてありがとう、あと・・・色々恥ずかしいから拭いていいかしら?///」

パトは拭かずにそのままズボンを履いたが、雪花は下半身裸のまま立っていた。
雪花の下半身が色々と濡れていたため下着を履こうにも履けなかったのだ。

琴歌「そうですか、雪花さんがそういうのなら私は問題ありません、では失礼しますね」

琴歌はそう言うと部屋を後にする。

雪花(あの子・・・言葉巧みに使って行為を続けさせようとしてたわね・・・毒されてきたわね・・・色々と)

パト「あの~雪花?拭かない?垂れてるしさ?」

パトは布を雪花に渡す。

雪花「あ、ごめん!こんな格好で堂々と立ってるの間抜け過ぎるわね!///」

・・・・・・

琴歌は鼻歌を歌いながら自分の仕事部屋に戻る。

琴歌(そのまま続けるかと思いましたけど、終わりましたね、でも凄く良い体験が出来ました、あんな独特な空気と雰囲気の中で普段私が見ている性行為は行われているのですね・・・私もパト君と営んでいる時は同じような雰囲気なんでしょうかね?ふふふ、それは今晩意識してみましょう♪)

琴歌は満足な結果を得て、今晩を迎えた。

・・・・・・

パトと琴歌との性行為後・・・

琴歌(無理です///体力も持ちませんし、腕とか顎とかも痛いですし、やっぱり普通の寝ている体勢でないと私の体力がもちません・・・)

パト「琴歌?大丈夫?汗凄いし、息もかなり荒いし・・・ちょっと飲み物とタオル持ってくるからゆっくり呼吸を落ち着かせてね」

パトはそう言いながら冷蔵庫の方へ向かった。

琴歌「はあ、はあ、はあ、はあ、余韻や空気を楽しむ余裕がないです・・・やっぱり見る方が・・・」

琴歌はお布団の中で自分の体力の無さと余裕の無さに憂いながら一人反省会を行う。

パト(今回の琴歌凄く積極的だったなぁ、でもやっぱり疲れてるし、もう少し琴歌に合わせてゆっくりやるべきだよね、変な反省されても困るし、はぁ、雪花の件と言い、琴歌には本当迷惑かけてばっかりだな、俺・・・嫌われないのが不思議なくらいだ)

琴歌はかなり満足していることはパトは知らない・・・






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