2024年09月
2024年09月09日
No.153 ああ、君はそういう奴だったよな!!(R18)
パト「君はそういうやつだったよな!すっかり忘れてたわ!!」
パトはカナに言い放っていた。
カナ「それは私のセリフだよ、別に私は問題ないよ?でもこの状況を招いた原因はパトだよね?そこに関しては反省してる?」
パトは帝国で仕事を終え、自身の個室でお風呂に入ろうとしていた、丁度珍しく専属侍女が全員不在だったため、パトは特に気にすることなくそのままお風呂に向い、そのまま入った、だがそこにはカナが湯舟の中に居たのだ。
・・・・・・
パト「なんでいる?ここは俺の部屋だぞ?」
カナ「え、遊びに来たけど珍しく誰も居なかったし、昨日私お風呂に入りそびれちゃった事を思い出したから丁度いいしお風呂を借りようと思っただけだけど?」
パト「しっかりお風呂にお湯を貯めたんだな、もう身体は洗ったのか?」
カナ「もち!今はある程度身体がぬくもったら出るつもり!だけどパトが来たなら良い話相手になるしこのまま居るからパトも身体洗いなよ!」
パト「はあ!気が散るだろ!」
カナ「見なきゃ問題ないでしょ!パトはシャンプーする時も身体洗う時も私の方をずっと見てるつもり!それはそれでパトも変態じゃん!私のせいだけじゃないよね!」
パト「っく!正論を!だが俺の思考や感情が分かるカナなら理解してるはずだ!俺にそんなやましい気持ちはないと!」
パトも流石にカナの裸を見て大袈裟に照れたりすることはなくなった、だが流石に年頃の男ということもあり、専属神でもあるカナを見て欲情しないというのが無理である、だがパトはカナにその心情を悟られたくない、だからこそ気を紛らわせる必要があるのだ。
パト「とりあえずゆっくりしておけよ、俺は身体を洗うから!」
カナ「ふ~ん、でもパト、せっかくだから身体とか髪の毛拭いてほしいんだけど?」
カナもパトの感情を理解している、今更欲情したところで別にカナからすれば問題ない、そもそも欲情したら「一発出しとく?」くらいは平然と言える。だがカナはそんな事よりもスキンシップを大事にしている、性的な目的でもいいが、互いに身体を触れ合う行為、それは気を許し合うボディータッチスキンシップ、カナにとって性行為よりも大事なコミュニケーションなのだ。
パト「はいはい、じゃあ俺が洗い終わるまでの間湯舟に入ってろよ、出たら身体拭いてやるから」
カナ「うむ!我慢できなくなったらいつでも言うといい!互いにスッキリしておくのも健康な身体を維持するためには必要な事だからね!悶々とした状態で過ごしたくないでしょ?」
パトはカナの話を聞きながら身体を洗う、その間はカナがただ一方的に話す。
・・・・・・
そして互いにお風呂から上がり、パトはカナの身体をタオルで拭いていた。
カナ「マジマジ見てるね~、どう?何か変わったところある?」
パト「いや、カナって今も鍛えてるのか?」
カナ「以前ほどじゃないね、業務の方が忙しいし、今は自分一人で特訓をするなんてしないかな~、危機感はあるんだけどね、ハクとかは今でも時間ある時は一人で特訓してるし、能力の研究も怠ってないしね」
パトはカナの足から内股を拭き、お腹周りを拭いていた。
カナ「こら、恥ずかしいのはわかるけどちゃんと拭いて!ケアを怠るとすぐにダメになるんだから!デリケートなんだよ!まったく」
パト「毎度思うんだけど股間とかは自分でやったらどうだ?デリケートなら痛かったりするんじゃないのか?」
パトはたまにこうしてカナの身体を拭くことはあるが、股間まで拭く事になるのでそればかりは慣れていなかった。
カナ「パトだから気を許して任せてるの!信頼の証!別にマジマジ見たいなら見たらいいよ、言っておくけど私も結構パトの股間ガン見してるしね!」
カナは堂々と足を肩幅まで広げる、パトも流石に見慣れた光景のため、タオルを伸ばし、しっかりと拭けるように準備をする。
カナ「そうそう、固まった状態のタオルで拭いたら私はわかるけどパトは拭けたかどうかわからないからね!直で触って確認する度胸があるなら別にいいけど下心が私に感知されるから嫌でしょ!ならタオルを薄くして出来るだけ拭けたかどうかわかるくらいの感触が認知できるくらいで拭く!任せたぜ!」
パトは赤面しながらいつもの手順で拭く、カナは特に顔を赤らめたり、触れた瞬間に感じて喘ぎ声を漏らす等の事は一切せずに堂々と立っていた、パトもそれを見て考え過ぎる自分に嫌気がさし、普通に拭き、引き続きお腹、胸、脇、背中、首、耳、頭を拭いていく、頭付近はタオルを変える事も忘れてはならない。
カナ「私ちょっとだけ胸大きくなったと思わない?」
カナは自分の胸を押し上げてパトに話しかける。
パト「カナ、まだ成長期なのか?でもそれ以上大きくなったら戦闘で不便になるんじゃないか?カナはどちらかと言うと前線で戦うタイプだろ?」
カナ「そうだね~、でも私ソフィアとほぼ身長変わらないじゃん?152センチでソフィアが150、たったの2センチよ?でも胸は圧倒的に負けてる・・・なんか癪だよね」
パト「カナもそういう所で競いたくなるんだな、気にしてないかと思った」
パトはそう言いながら今度は自分の身体を拭き、素早くパンツを履く。
カナ「お胸マッサージしてみる?私も胸が大きくなって嬉しいし、パトも私のお胸を触れて嬉しい!両者得のお話しじゃない?パトだから仕方ない、特別に「あ、手が滑った~」って言って乳首を弄る権利もあげよう、流石に感じちゃうけどパトはそれを求めてるんだもんね、仕方ないよね、オスとメスが密着したら行きつく先はやっぱりそこだもんね」っぽ
パト「やると一言も言ってないけどな、それならエステの方にいけよ、そっちの方が確実だぞ」
カナ「違うんだよなぁ~~!パトにやってもらうからこそ意味があるんだよ!ほら!興奮するでしょ?性的に興奮したら女性ホルモンとか出てきそうな気がするでしょ?やっぱり異性でパートナーであるパトにやってもらう事に意味がある!」
パト「ほら、馬鹿な事言ってないでこっちこい、頭を乾かすぞ~」
・・・・・・
パトはカナの頭を乾かす、
カナ「上手くなったね、本当パトにやってもらうと綺麗に仕上がるんだ~」
カナは気持ちよさそうに満足な顔をしてパトに身を委ねる。
パト(こういう時のカナは本当可愛らしいんだよな、親友という感じもあるし、ペットみたいというか小動物系というか、明らかカナは陽キャなのに居心地がいいんだよな)
カナ「それはね、パトだけの私だからだよ」
カナは鏡越しにパトにドヤ顔して見せる、パトはそんなカナの顔を見て微笑みながら髪を乾かす。
パト「カナは今のままでいてくれよ、恋人であり、親友であり・・・みたいな距離感が俺にとって凄く居心地いいんだ、たまには男女の関係になりたい時だってある、だけどカナとは今みたいに親友みたいに楽しくいたいんだ・・・」
パトはカナの髪を乾かし終え、そのまま後ろからカナを抱きしめる、カナは鏡越しでパトを見つめ、パトの頭を撫でる。
カナ「いいよぉ、でも今は親友よりも、恋人で居たいかな、ダメかな?」
カナにそう言われたパトはそのままカナと口を合わせる、そこからは親友ではなく二人の関係は恋人に戻る、そのまま服を着せたばかりのカナの服の下に手を這わせ、カナの感じる所へと、そして到着する。
カナ「あ、エッチな触り方だ、ん、流石の私もこれは感じちゃうんだけど・・・」
パト「ならそのまま感じてろよ、今は恋人で居たいんだろ」
そのまま再度パトとカナは口を合わせ、舌と舌を絡め、互いに自身が感じる場所に手を置き、気持ちを高め合う。
・・・・・・
お互い着ていた服を再度着替え直し、服装を整える。
カナ「3回もやっちゃったね~、いやいやパトは元気だね~」
パト「すまん、高まったらおさまりが・・・」
カナ「でも好きだよ、こういうたまに恋人で居られる時間、私が女の子で居られて沢山甘えられる時間、ここしかないからさ、でもずっとこうしてたら本当癖になりそうで怖いけどね」
パト「本当だよ、親友に戻れなくなるかもしれないからな、俺もこの時間は好きだけど凄く怖いや」
パトはカナを後ろから抱きしめた状態で話す、既に部屋にはフルールやエイリ達が帰って来ていたが、空気を読んで静かにしていた。
フルール「仲良しですね、ですがいいのでしょうか?部屋を空けておいた方が良かったのでは?」
エイリ「ダメですよ、私達の仕事はしっかりしないと、干渉しなかったら別に二人もいつも通りになりますから」
メルリア「少しメリアに呼ばれていた間に・・・次は私が・・・」ぷくーー
侍女三人はドア越しに聞こえるパトとカナのイチャイチャした会話を聞き、各々悶々として過ごしていた。
パトはカナに言い放っていた。
カナ「それは私のセリフだよ、別に私は問題ないよ?でもこの状況を招いた原因はパトだよね?そこに関しては反省してる?」
パトは帝国で仕事を終え、自身の個室でお風呂に入ろうとしていた、丁度珍しく専属侍女が全員不在だったため、パトは特に気にすることなくそのままお風呂に向い、そのまま入った、だがそこにはカナが湯舟の中に居たのだ。
・・・・・・
パト「なんでいる?ここは俺の部屋だぞ?」
カナ「え、遊びに来たけど珍しく誰も居なかったし、昨日私お風呂に入りそびれちゃった事を思い出したから丁度いいしお風呂を借りようと思っただけだけど?」
パト「しっかりお風呂にお湯を貯めたんだな、もう身体は洗ったのか?」
カナ「もち!今はある程度身体がぬくもったら出るつもり!だけどパトが来たなら良い話相手になるしこのまま居るからパトも身体洗いなよ!」
パト「はあ!気が散るだろ!」
カナ「見なきゃ問題ないでしょ!パトはシャンプーする時も身体洗う時も私の方をずっと見てるつもり!それはそれでパトも変態じゃん!私のせいだけじゃないよね!」
パト「っく!正論を!だが俺の思考や感情が分かるカナなら理解してるはずだ!俺にそんなやましい気持ちはないと!」
パトも流石にカナの裸を見て大袈裟に照れたりすることはなくなった、だが流石に年頃の男ということもあり、専属神でもあるカナを見て欲情しないというのが無理である、だがパトはカナにその心情を悟られたくない、だからこそ気を紛らわせる必要があるのだ。
パト「とりあえずゆっくりしておけよ、俺は身体を洗うから!」
カナ「ふ~ん、でもパト、せっかくだから身体とか髪の毛拭いてほしいんだけど?」
カナもパトの感情を理解している、今更欲情したところで別にカナからすれば問題ない、そもそも欲情したら「一発出しとく?」くらいは平然と言える。だがカナはそんな事よりもスキンシップを大事にしている、性的な目的でもいいが、互いに身体を触れ合う行為、それは気を許し合うボディータッチスキンシップ、カナにとって性行為よりも大事なコミュニケーションなのだ。
パト「はいはい、じゃあ俺が洗い終わるまでの間湯舟に入ってろよ、出たら身体拭いてやるから」
カナ「うむ!我慢できなくなったらいつでも言うといい!互いにスッキリしておくのも健康な身体を維持するためには必要な事だからね!悶々とした状態で過ごしたくないでしょ?」
パトはカナの話を聞きながら身体を洗う、その間はカナがただ一方的に話す。
・・・・・・
そして互いにお風呂から上がり、パトはカナの身体をタオルで拭いていた。
カナ「マジマジ見てるね~、どう?何か変わったところある?」
パト「いや、カナって今も鍛えてるのか?」
カナ「以前ほどじゃないね、業務の方が忙しいし、今は自分一人で特訓をするなんてしないかな~、危機感はあるんだけどね、ハクとかは今でも時間ある時は一人で特訓してるし、能力の研究も怠ってないしね」
パトはカナの足から内股を拭き、お腹周りを拭いていた。
カナ「こら、恥ずかしいのはわかるけどちゃんと拭いて!ケアを怠るとすぐにダメになるんだから!デリケートなんだよ!まったく」
パト「毎度思うんだけど股間とかは自分でやったらどうだ?デリケートなら痛かったりするんじゃないのか?」
パトはたまにこうしてカナの身体を拭くことはあるが、股間まで拭く事になるのでそればかりは慣れていなかった。
カナ「パトだから気を許して任せてるの!信頼の証!別にマジマジ見たいなら見たらいいよ、言っておくけど私も結構パトの股間ガン見してるしね!」
カナは堂々と足を肩幅まで広げる、パトも流石に見慣れた光景のため、タオルを伸ばし、しっかりと拭けるように準備をする。
カナ「そうそう、固まった状態のタオルで拭いたら私はわかるけどパトは拭けたかどうかわからないからね!直で触って確認する度胸があるなら別にいいけど下心が私に感知されるから嫌でしょ!ならタオルを薄くして出来るだけ拭けたかどうかわかるくらいの感触が認知できるくらいで拭く!任せたぜ!」
パトは赤面しながらいつもの手順で拭く、カナは特に顔を赤らめたり、触れた瞬間に感じて喘ぎ声を漏らす等の事は一切せずに堂々と立っていた、パトもそれを見て考え過ぎる自分に嫌気がさし、普通に拭き、引き続きお腹、胸、脇、背中、首、耳、頭を拭いていく、頭付近はタオルを変える事も忘れてはならない。
カナ「私ちょっとだけ胸大きくなったと思わない?」
カナは自分の胸を押し上げてパトに話しかける。
パト「カナ、まだ成長期なのか?でもそれ以上大きくなったら戦闘で不便になるんじゃないか?カナはどちらかと言うと前線で戦うタイプだろ?」
カナ「そうだね~、でも私ソフィアとほぼ身長変わらないじゃん?152センチでソフィアが150、たったの2センチよ?でも胸は圧倒的に負けてる・・・なんか癪だよね」
パト「カナもそういう所で競いたくなるんだな、気にしてないかと思った」
パトはそう言いながら今度は自分の身体を拭き、素早くパンツを履く。
カナ「お胸マッサージしてみる?私も胸が大きくなって嬉しいし、パトも私のお胸を触れて嬉しい!両者得のお話しじゃない?パトだから仕方ない、特別に「あ、手が滑った~」って言って乳首を弄る権利もあげよう、流石に感じちゃうけどパトはそれを求めてるんだもんね、仕方ないよね、オスとメスが密着したら行きつく先はやっぱりそこだもんね」っぽ
パト「やると一言も言ってないけどな、それならエステの方にいけよ、そっちの方が確実だぞ」
カナ「違うんだよなぁ~~!パトにやってもらうからこそ意味があるんだよ!ほら!興奮するでしょ?性的に興奮したら女性ホルモンとか出てきそうな気がするでしょ?やっぱり異性でパートナーであるパトにやってもらう事に意味がある!」
パト「ほら、馬鹿な事言ってないでこっちこい、頭を乾かすぞ~」
・・・・・・
パトはカナの頭を乾かす、
カナ「上手くなったね、本当パトにやってもらうと綺麗に仕上がるんだ~」
カナは気持ちよさそうに満足な顔をしてパトに身を委ねる。
パト(こういう時のカナは本当可愛らしいんだよな、親友という感じもあるし、ペットみたいというか小動物系というか、明らかカナは陽キャなのに居心地がいいんだよな)
カナ「それはね、パトだけの私だからだよ」
カナは鏡越しにパトにドヤ顔して見せる、パトはそんなカナの顔を見て微笑みながら髪を乾かす。
パト「カナは今のままでいてくれよ、恋人であり、親友であり・・・みたいな距離感が俺にとって凄く居心地いいんだ、たまには男女の関係になりたい時だってある、だけどカナとは今みたいに親友みたいに楽しくいたいんだ・・・」
パトはカナの髪を乾かし終え、そのまま後ろからカナを抱きしめる、カナは鏡越しでパトを見つめ、パトの頭を撫でる。
カナ「いいよぉ、でも今は親友よりも、恋人で居たいかな、ダメかな?」
カナにそう言われたパトはそのままカナと口を合わせる、そこからは親友ではなく二人の関係は恋人に戻る、そのまま服を着せたばかりのカナの服の下に手を這わせ、カナの感じる所へと、そして到着する。
カナ「あ、エッチな触り方だ、ん、流石の私もこれは感じちゃうんだけど・・・」
パト「ならそのまま感じてろよ、今は恋人で居たいんだろ」
そのまま再度パトとカナは口を合わせ、舌と舌を絡め、互いに自身が感じる場所に手を置き、気持ちを高め合う。
・・・・・・
お互い着ていた服を再度着替え直し、服装を整える。
カナ「3回もやっちゃったね~、いやいやパトは元気だね~」
パト「すまん、高まったらおさまりが・・・」
カナ「でも好きだよ、こういうたまに恋人で居られる時間、私が女の子で居られて沢山甘えられる時間、ここしかないからさ、でもずっとこうしてたら本当癖になりそうで怖いけどね」
パト「本当だよ、親友に戻れなくなるかもしれないからな、俺もこの時間は好きだけど凄く怖いや」
パトはカナを後ろから抱きしめた状態で話す、既に部屋にはフルールやエイリ達が帰って来ていたが、空気を読んで静かにしていた。
フルール「仲良しですね、ですがいいのでしょうか?部屋を空けておいた方が良かったのでは?」
エイリ「ダメですよ、私達の仕事はしっかりしないと、干渉しなかったら別に二人もいつも通りになりますから」
メルリア「少しメリアに呼ばれていた間に・・・次は私が・・・」ぷくーー
侍女三人はドア越しに聞こえるパトとカナのイチャイチャした会話を聞き、各々悶々として過ごしていた。
2024年09月05日
No.152 ゼロと零と園と世界
雪花は眼を閉じる。
聞こえるのは風の音、そして風の中に混ざる砂が自分自身に当たる音。
雪花は眼を開く。
見慣れた街並み、だけどそこには色がない、自分が生まれた世界、似た世界、だがそこには色もなければ臭いもなく、懐かしむ人達も居ない。
雪花「いつ来ても慣れないわね・・・ここは」
雪花の世界【零園(オリジンエデン)】
この世界は雪花の知る全てを写し出す世界、だがそれはただ似ているだけで別のもの、写し鏡だが、その背景はモノクロ、白と黒だけで表現されている。
雪花「パトから聞く専属神達の世界は楽しそうだなって思う世界が多いんだけど、私はどうやってこの世界に価値観を持つべきか・・・」
雪花の世界には誰かが持つような価値観や世界観が存在しない、雪花の立っている場所から見える世界は雪花が本能で構築している価値観や世界観を具現化しているに過ぎない場所になる、【零都市】と呼ばれる場所になる。
雪花は歩く、お店の中を見るが、自分の興味のあるお店には白黒ではあるが物が置いてある、だが今まで雪花が興味を持つ事もなかったお店に入ってみると何もない、空き部屋のようになっていた。
雪花「これが私の世界、私の価値観の具現化、こう見るとつまらないものね、全部に興味を持てと言われても困るけど、いざ知らないとこう何もない、空白の空間がそこにあるだけ、無知をこうやって目の当たりにするとちょっとだけ虚無感を感じるのがこの世界の嫌いな所ね」
雪花は世界を知るために歩く、そして【自分が知っている事だけが存在する世界】に飽きを感じ、自身の実家に帰る。
・・・・・・
???「どう?新しい価値観は生まれたかな?雪花ちゃん?」
雪花が家に帰るとそこには白髪の少女が話をかけて来た。
雪花「ユミル、いいえ、別に、何も変わってないわ」
ユミル?「それは残念だね、つまり雪花ちゃんの世界は何も成長していないってことだね」
雪花「そうね、でもこの世界に私の新たな価値観が付与されることで何が変わるの?現実世界と同じ世界が出来上がるだけじゃない、貴女達を除いてね」
ユミル?「あは、そうだね、私は何処にでも居るし、私は私だけど私じゃない、私は沢山居るし、私は何処にだっている、この私も私だし、他の私も私、だけど自我は別に共有されてるわけじゃない、混乱してる?」
雪花「つまり全部あんたって事で認識してるわ、その見た目で話しかけられるのはちょっと癪だけど」
ユミルの姿は桜花の姿を瓜二つだった、だがそれだと雪花が区別がつかないからと髪を切り、桜花に似てしまうがなんとか区別出来るようにしている。
ユミル「私はこの世界の王、だけど、この世界に生まれ落ちた新たな価値観の私も同じくこの世界の王、だから王の数だけ【都市】が生まれる、私は原点、原初の王だから【零都市】の世界王、ここは従属は生まれない、だけど新たな価値観を持った世界王が生まれる、それはその価値観と世界の原初、生まれた証として他の私が生まれる、また不思議ちゃんだって話を逸らした?」
ユミルは雪花を見てクスっと笑う、雪花はユミルの喋り方が苦手だ、わざわざ混乱するような言い回しをして、言いたい事をはっきりと伝えない、例えるなら
「今日はお米はいらない、だけどお米が嫌いという訳ではなく、お米を口に含む事に気が乗らない、口の中に入り、お腹の中で満腹感を手軽に与えてくれるお米ではなく、沢山の食材を食べて出来るだけお腹を満たさないようなものを食べたいと思い、その結果、お米はいらないって私は思うの」
っと「お米はいらない」で終わる話に長々と理由と感想を述べて来るため結論が迷走する事もしばしばあった。
ユミルの言葉を簡単にまとめると
・零園にはユミルという個体しか存在しない
・ユミルは雪花が新たな価値観が生まれる事で生まれ、その価値観で構築された【都市】に住む
・都市の価値観がそこに居るユミルの個体を確定している
ユミル「ご飯を食べる?と言っても雪花ちゃんの大好物のものしか存在しないけどね、喉が渇いたら水道水から飲んでね、安心して、雪花ちゃんの好きな飲み物だから、あ、電気は必要ないよね?だって光もなければ闇もないんだから、座って?安心して?雪花ちゃんが一番求めてる柔らかい座布団だから、でもごめんね、テレビには何も映らないの、でも雪花ちゃんが面白いと思っていたものや興味があった作品の劣化版なら映せるよ?だって雪花ちゃんはその場で面白いって感じたり、興味を持ってもすぐに忘れちゃうからね、思い出せる?1年前自分が何に面白いと思ってたか?思い出せる?1年前自分は何に興味を持って居たか?そんな思い出せてもそれは鮮明?今見ても懐かしいとは思わない?記憶って綻びが生まれるからね、余程身体に染み込んでないと全然残らないものだよ、仕方ないね、それが雪花ちゃんの全てだもん、でも安心して?【一都市】のユミルは楽しそうにしてるよ?帝国って楽しそうだもんね?でもいいの?雪花ちゃんの原点である【零都市】のはどんどん綻んできてるよ?興味がなくなった?故郷は楽しくない?」
ユミルは淡々とでも笑顔でずっと一方的に雪花に話しかける、雪花も返事をしてもどうせ話が止まらないからとただただユミルの言葉を聞いていた。
雪花(本当、この世界で何をすればいいのかしら、私は・・・)
自分自身の価値観を見せられても楽しくない、楽しくない事、興味がない事に無理に取り組んでも意味がない。
ユミル「今度ね、現実世界に行ってみたいなぁ、どんな感じかな?雪花ちゃんの価値観と世界観と違って色んな価値観で溢れてるのかな?見るだけで眼がいたくなるような世界が広がってるのかな?」
雪花「出たらいいじゃない、別に悪さをしないなら止めないわよ私は」
ユミル「ううん、ダメだよ、私はこの世界の価値観以外を許せないから、私はこの【零都市】の価値観に塗り固めてしまう、それはやっちゃダメな事だって私でもわかるよ」
ユミルの力は強制的に自分の世界観や価値観を強制する事。
例えばユミルの価値観の中にない能力や特性があった場合、それが全て無力化される。
どんな強力な世界を持って居ても、強い特性、強い能力、素晴らしい頭脳、見惚れる程の技術も、ユミルの価値観に存在しなければ存在出来ない、酷い話、ユミルの価値観の中で存在が認められない場合、存在する事も出来ない、それがユミルの力、恐ろしいのが、ユミルは1人ではなく、複数存在し、その個体数事に違う価値観が存在する。
帝園 ミール・エデンは無限に世界を作る
だが、零園 ユミル・オリジン・ゼロは有限の世界を作る
No.2に位置する強力な世界王である。
その力が表に出れば獄園のノルンですら手も足も出ない、自分の世界で生きる王にとってその価値観と世界観を奪うユミルは世界王の天敵なのだ。
言わば「世界王キラー」とも言える相手が強ければ強い程敵わない世界王なのである。
雪花「私が故郷の価値観を増やしたらユミルは喜ぶの?」
ユミル「うん、雪花ちゃんの価値観は季節みたいなものだからね、変化があればそれは楽しいと思うかな、でも一人で楽しむことだけね、私はこの都市に一人しかいないからね、楽しみにしてるね、雪花ちゃん?」
ユミルは白い髪を揺らしながら笑いかける、きっと悪い子ではない、だがまったく理解出来ない存在。
雪花(私がこの子を理解出来る日が来るのかしら・・・まだ数回程度だから理解出来ないのか、それともこの子に実は自我がないとか・・・馬鹿な事を、賢くないのに哲学的な事を考えても仕方ないでしょうに)
雪花はユミルと過ごした後に、現実世界に帰る。
聞こえるのは風の音、そして風の中に混ざる砂が自分自身に当たる音。
雪花は眼を開く。
見慣れた街並み、だけどそこには色がない、自分が生まれた世界、似た世界、だがそこには色もなければ臭いもなく、懐かしむ人達も居ない。
雪花「いつ来ても慣れないわね・・・ここは」
雪花の世界【零園(オリジンエデン)】
この世界は雪花の知る全てを写し出す世界、だがそれはただ似ているだけで別のもの、写し鏡だが、その背景はモノクロ、白と黒だけで表現されている。
雪花「パトから聞く専属神達の世界は楽しそうだなって思う世界が多いんだけど、私はどうやってこの世界に価値観を持つべきか・・・」
雪花の世界には誰かが持つような価値観や世界観が存在しない、雪花の立っている場所から見える世界は雪花が本能で構築している価値観や世界観を具現化しているに過ぎない場所になる、【零都市】と呼ばれる場所になる。
雪花は歩く、お店の中を見るが、自分の興味のあるお店には白黒ではあるが物が置いてある、だが今まで雪花が興味を持つ事もなかったお店に入ってみると何もない、空き部屋のようになっていた。
雪花「これが私の世界、私の価値観の具現化、こう見るとつまらないものね、全部に興味を持てと言われても困るけど、いざ知らないとこう何もない、空白の空間がそこにあるだけ、無知をこうやって目の当たりにするとちょっとだけ虚無感を感じるのがこの世界の嫌いな所ね」
雪花は世界を知るために歩く、そして【自分が知っている事だけが存在する世界】に飽きを感じ、自身の実家に帰る。
・・・・・・
???「どう?新しい価値観は生まれたかな?雪花ちゃん?」
雪花が家に帰るとそこには白髪の少女が話をかけて来た。
雪花「ユミル、いいえ、別に、何も変わってないわ」
ユミル?「それは残念だね、つまり雪花ちゃんの世界は何も成長していないってことだね」
雪花「そうね、でもこの世界に私の新たな価値観が付与されることで何が変わるの?現実世界と同じ世界が出来上がるだけじゃない、貴女達を除いてね」
ユミル?「あは、そうだね、私は何処にでも居るし、私は私だけど私じゃない、私は沢山居るし、私は何処にだっている、この私も私だし、他の私も私、だけど自我は別に共有されてるわけじゃない、混乱してる?」
雪花「つまり全部あんたって事で認識してるわ、その見た目で話しかけられるのはちょっと癪だけど」
ユミルの姿は桜花の姿を瓜二つだった、だがそれだと雪花が区別がつかないからと髪を切り、桜花に似てしまうがなんとか区別出来るようにしている。
ユミル「私はこの世界の王、だけど、この世界に生まれ落ちた新たな価値観の私も同じくこの世界の王、だから王の数だけ【都市】が生まれる、私は原点、原初の王だから【零都市】の世界王、ここは従属は生まれない、だけど新たな価値観を持った世界王が生まれる、それはその価値観と世界の原初、生まれた証として他の私が生まれる、また不思議ちゃんだって話を逸らした?」
ユミルは雪花を見てクスっと笑う、雪花はユミルの喋り方が苦手だ、わざわざ混乱するような言い回しをして、言いたい事をはっきりと伝えない、例えるなら
「今日はお米はいらない、だけどお米が嫌いという訳ではなく、お米を口に含む事に気が乗らない、口の中に入り、お腹の中で満腹感を手軽に与えてくれるお米ではなく、沢山の食材を食べて出来るだけお腹を満たさないようなものを食べたいと思い、その結果、お米はいらないって私は思うの」
っと「お米はいらない」で終わる話に長々と理由と感想を述べて来るため結論が迷走する事もしばしばあった。
ユミルの言葉を簡単にまとめると
・零園にはユミルという個体しか存在しない
・ユミルは雪花が新たな価値観が生まれる事で生まれ、その価値観で構築された【都市】に住む
・都市の価値観がそこに居るユミルの個体を確定している
ユミル「ご飯を食べる?と言っても雪花ちゃんの大好物のものしか存在しないけどね、喉が渇いたら水道水から飲んでね、安心して、雪花ちゃんの好きな飲み物だから、あ、電気は必要ないよね?だって光もなければ闇もないんだから、座って?安心して?雪花ちゃんが一番求めてる柔らかい座布団だから、でもごめんね、テレビには何も映らないの、でも雪花ちゃんが面白いと思っていたものや興味があった作品の劣化版なら映せるよ?だって雪花ちゃんはその場で面白いって感じたり、興味を持ってもすぐに忘れちゃうからね、思い出せる?1年前自分が何に面白いと思ってたか?思い出せる?1年前自分は何に興味を持って居たか?そんな思い出せてもそれは鮮明?今見ても懐かしいとは思わない?記憶って綻びが生まれるからね、余程身体に染み込んでないと全然残らないものだよ、仕方ないね、それが雪花ちゃんの全てだもん、でも安心して?【一都市】のユミルは楽しそうにしてるよ?帝国って楽しそうだもんね?でもいいの?雪花ちゃんの原点である【零都市】のはどんどん綻んできてるよ?興味がなくなった?故郷は楽しくない?」
ユミルは淡々とでも笑顔でずっと一方的に雪花に話しかける、雪花も返事をしてもどうせ話が止まらないからとただただユミルの言葉を聞いていた。
雪花(本当、この世界で何をすればいいのかしら、私は・・・)
自分自身の価値観を見せられても楽しくない、楽しくない事、興味がない事に無理に取り組んでも意味がない。
ユミル「今度ね、現実世界に行ってみたいなぁ、どんな感じかな?雪花ちゃんの価値観と世界観と違って色んな価値観で溢れてるのかな?見るだけで眼がいたくなるような世界が広がってるのかな?」
雪花「出たらいいじゃない、別に悪さをしないなら止めないわよ私は」
ユミル「ううん、ダメだよ、私はこの世界の価値観以外を許せないから、私はこの【零都市】の価値観に塗り固めてしまう、それはやっちゃダメな事だって私でもわかるよ」
ユミルの力は強制的に自分の世界観や価値観を強制する事。
例えばユミルの価値観の中にない能力や特性があった場合、それが全て無力化される。
どんな強力な世界を持って居ても、強い特性、強い能力、素晴らしい頭脳、見惚れる程の技術も、ユミルの価値観に存在しなければ存在出来ない、酷い話、ユミルの価値観の中で存在が認められない場合、存在する事も出来ない、それがユミルの力、恐ろしいのが、ユミルは1人ではなく、複数存在し、その個体数事に違う価値観が存在する。
帝園 ミール・エデンは無限に世界を作る
だが、零園 ユミル・オリジン・ゼロは有限の世界を作る
No.2に位置する強力な世界王である。
その力が表に出れば獄園のノルンですら手も足も出ない、自分の世界で生きる王にとってその価値観と世界観を奪うユミルは世界王の天敵なのだ。
言わば「世界王キラー」とも言える相手が強ければ強い程敵わない世界王なのである。
雪花「私が故郷の価値観を増やしたらユミルは喜ぶの?」
ユミル「うん、雪花ちゃんの価値観は季節みたいなものだからね、変化があればそれは楽しいと思うかな、でも一人で楽しむことだけね、私はこの都市に一人しかいないからね、楽しみにしてるね、雪花ちゃん?」
ユミルは白い髪を揺らしながら笑いかける、きっと悪い子ではない、だがまったく理解出来ない存在。
雪花(私がこの子を理解出来る日が来るのかしら・・・まだ数回程度だから理解出来ないのか、それともこの子に実は自我がないとか・・・馬鹿な事を、賢くないのに哲学的な事を考えても仕方ないでしょうに)
雪花はユミルと過ごした後に、現実世界に帰る。
2024年09月04日
No.151 期待されなかった人が期待される日々
パトは普段通り、エウレカ探偵事務所の仕事を雪花とミーエルの3人組でこなしていた。
パト「今日の任務は防衛軍第四部隊からで、防衛軍内の情報をハッキングしようとした集団の所在地を把握したから討伐して欲しいって事だ、場所はエジプトの○○らしい」
雪花「どこよそこ、そもそもエジプトの〇〇って日本の東京都ってレベルで全然絞れてないじゃない、防衛軍も半端な情報で仕事を振らないで欲しいわね、まったく」
ミーエル「そもそもまた外国・・・誰も喋れないよ・・・」
パト・雪花・ミーエルの三人は戦力的に一番高い、だが弱点があり、3人共そこまで賢くなく、外国出張となると外国の言葉や文字がわからないのはもちろん、地名を言われても全然ピンと来ていないのだ。
パト「相手の言葉は月花が脳内で翻訳してくれるから助かるけど、こっちからは本当に喋れないんだよな、脳内で月花が代わりに喋ってくれても僕がそれを上手く話せないし」
雪花「それはそうね、英語だってペラペラ喋る人って私からはワチャワチャ言ってるようにしか聞こえないもの、それを口にして同じ事を言えって言われても出来ないわね」
雪花はパトの言葉に賛同し、エジプト出張の準備のために事務所に置いてある私物をまとめ始めた。
ミーエル「もう出張前提だから事務所に私物置くようになったね、雪花ちゃん・・・」
雪花「毎度家に持って帰っても面倒臭いでしょ、ここならフルールちゃんが綺麗に選択してくれるし、少なくなってたら買い足してくれるから助かるの!やっぱり役割分担って大事じゃない?」
パト「それもそうだな、僕も最近は事務所に着替えの服とか全部置いてるかも、その方が楽だし、仕事用のスーツとかも全部事務所で管理してくれてる方が楽だしね、フルールとエイリが頻繁に綺麗にしてくれるからやっぱり甘えちゃうよね、色々と」
エウレカ探偵事務所ではエイリとフルールが雑務を全て請け負っており、現場で仕事をする人達のアシストを全面的にしている。
・・・・・・
パト「パスポート持ったか~」
雪花・ミーエル「は~い」
パト「よっし、それじゃあエジプトに行くぞ~」
雪花「飛んだ方が楽じゃない?」
パト「国の不法入国で世界指名手配犯になりたいならどうぞ、僕は地球で働いていたいからパスで」
ミーエル「カナちゃんを呼んで次元支配で移動したら絶対にバレないのにね、仕事をするだけだし」
パト「防衛軍がそれらをちゃんとチェックするんだよ、僕達みたいなデタラメな実力者が本気を出したらいくらでもズルが出来るからさ、だからちゃんと正規ルートで仕事をしたか後から証拠の書類を提出しないといけないんだよ、琴歌から聞いただろ、面倒なんだよ仕事も」
雪花「めんどうになったわよね、防衛軍が出来ない事をしてるんだから多少目を瞑ってくれてもいいのにね、パトもエウレカ探偵事務所の社長なんだからちょっとは強きでいかないと面倒な仕事ばかり与えられるわよ!ただでさえランクの低い仕事は取るなってバハートちゃんから言われてるのに」
パト「そもそもその仕事を割り振ってるのがバハートさんなんだよ、文句あるなら雪花からバハートさんに言ってくれよ、一応雪花の直属部隊の部下だろ」
雪花「あ~だめだめ、エウレカ帝国関係なら言う事聞いてくれるけど防衛軍関係の話になると私は無関係だからって全然話を聞いてくれない、彼女って見た目の割にしっかり切り替えてるのよ」
ミーエル「何気にエミエルとも上手くいってるみたいだし、バハートさんって案外凄いよね!」
パト達はそうこうと話をしている間に飛行機に乗り、エジプトまでの時間を睡眠時間に使ったり読書時間に使ったりと各自自由に過ごした。
・・・・・・
そして数時間の時間が経ち、エジプトの目的の街に到着したパト。
パト「雪花、水くれ」
雪花「はいはい、ちゃんと氷と水を配合したキンキンの奴ね」
雪花はそう言うと原始支配の能力で水と氷を作り、それを空中で水玉にまとめ、パトの口元に運ぶ。
パトはその水玉を口の中に含み、それを何度も繰り返す。
パト「はぁ、生き返った、やっぱり安全面を考えたら雪花の能力で作った水の方がいいな、ミーエルも水分補給しなくて大丈夫なのか?」
ミーエル「私は全然大丈夫、それよりどうやって犯人を見つけるの?ハッキングなんてぶっちゃけどこでも出来るよね?」
パト「そうだよなぁ、単独犯なのかグループ犯なのか、そもそもどこの組織なのかもわからないわけだしな、本当情報がアバウトだよな、確か渡された情報は他になかったんだっけ?」
雪花「ハッキングしてきたID番号も渡されてるけど私達が見たところでって感じね、3人共機械にそこまで強いわけじゃないし」
パト「仕方ない、時短をしようか、【帝園 エテル召喚】」
パトはエテルを召喚した。
エテル「主、私今別の任務してたけど・・・」
月花(こらーー!パト!勝手にエテルちゃん連れて行かないで!せっかく今エテルちゃんに重要な仕事をしてもらってたのに!フィロンちゃんだけじゃ情報が追えないでしょ!!)
パト(無視無視・・・)
パトは脳内で騒いでいる月花の言葉を無視し、エテルに命令する。
パト「エテル、悪いんだけど、このID履歴を辿って場所を教えてくれないか?」
エテル「IDまであるなら問題ないね、多分すぐだよ」
エテルはそう言うと【電脳支配】で即座に電波世界に入り、姿を消した。
その光景を見ていた雪花とミーエルは話していた。
雪花「本当便利よね、帝園、ああやって適材適所に従属を呼んで働かせてたらいいんだもん、私もああいう世界だったら良かったのに」
ミーエル「よくもまあその帝園の住人である私の前で言えたよね、でも実際そうだからね、帝園の従属は主様の潜在能力そのものであり、主様に使われる事が使命の存在、ああやって使ってくれるってだけで凄い光栄な事だって考える子も多いよ、私はもうなんか慣れちゃったけどね、ずっとこっちの世界に居るし」
雪花「ミーエルちゃんはまだまだ帰れないの?」
ミーエル「そもそも私は契約した時から一切オーラを渡されてないね、便利だからわざわざ返すのも嫌だって主様に言われちゃったしね、まあ悪い気はしてないからいいんだけど、帝園の人からすると役得みたいな所もあるし」
雪花「ふ~ん、そんなものなのね~」
・・・・・・
数分後、エテルはパトの元に帰って来た。
エテル「ここだね、主、私のおでこに頭をつけて、見て来たものを見せるから」
パト「いつもありがとうなエテル、本当にエテルは優秀な子だよ」
パトはそう言うとエテルのおでこにパトのおでこを当て、情報を共有する、その後雪花とミーエルも同じように情報を共有する。
パト「あ~、テログループのしわざか、ビンゴって奴だね、単独犯の愉快犯ならちょっと思う所はあったけど相手が指名手配級の犯罪者なら容赦なしだ!行くぞ!二人共!」
雪花「腕が鳴るわね!」
ミーエル「守備は任せてね!」
エテル「それじゃあ私は電波世界を使って月花の元に帰るね」
エテルはそう言うと一瞬でその場から消えてしまった。
・・・・・・
そしてパト達はテロ達のアジトに堂々と正面から侵入し、攻略を始める。
パト「法則支配、自然法 酸素欠乏」
パトから前にある空間の酸素が奪われ、テロリスト達はその場で倒れてしまう、
そのタイミングで酸欠を諸ともせずに雪花がアジトの奥へ猛スピードで攻略に入る
テロA「ぐへぇ!!」
テロB「この!!!」銃を撃つ
雪花はテロの撃った銃を原始剣で打ち払い、残りの1発をオーラを込めた左手でそのままキャッチし、そのままテロに投げ放つ、投げ放ったタマがテロリストの足に命中し、その場で倒れてしまう。
雪花「銃なんて隙をつかれて狙われても怪我にもならないわね、ほら、全部私に撃ったら?せっかくここまで溜め込んだんだから最後くらい使っておかないと勿体ないでしょう、これからお前達は一生豚箱の中で過ごすのだから・・・いや豚箱で済まないか、クスクス」
テロ「撃て――――――!!!!」
残りのテロ達が雪花に向けて集中的に銃を放った、それを全て原始支配で灰にしてしまった。
雪花「原始支配 オートアウト」
雪花の周りには金属の粉が舞っていた、その金属粉をオーラで吹きとばし、金属粉が強い衝撃を生み出し、全テロリストに命中し、沈静化に成功する。
雪花「あっけない、この世にあるものは一度全部零に出来る私にそんな物意味がないわよ、パト、こっちは終わったわよ」
ミーエル「相変わらず私の出番がない・・・私じゃなくて通訳に適した月花ちゃんを班に入れたらいいのに・・・」
パト「それをしたら賢さが偏るだろ、それに僕が帝園を使えるんだから優秀な人材は出来る限り別班で活躍して貰わないと」
パトも歩きながら雪花達の居るアジトの最深部に到着した、パトに服には埃一つついていなかった。
雪花「その中でも私を選ぶってどれだけ私の事好きなのよ~~♪も~~♪」
パト「雪花が傍に居ないのって凄く違和感あるからさ、やっぱり傍に居てくれるなら雪花かなってね、ミーエルだって僕達は強いけど無敵じゃない、馬鹿だから不祥事だってある、ミーエルは僕達の抑止力的存在だ、ミーエルの立ち位置は絶対だ、これで一番バランスが良い、現にミーエルが背後に居るから僕達は今みたいに戦える、それは多少怪我をしたり、無理をしてもミーエルがフォローしてくれるっていう安心感があるからなんだ、居るだけで役に立つってやつだな!」
ミーエル「主様も言葉が上手くなったよね~」
ミーエルは顔を赤くしながら照れる、そして自分だけ何もしてないからと倒れているテロ達を拘束して一か所に運んでいた。
・・・・・・
バハート「流石はパト君!仕事が早いね!それじゃあエジプト支部に居る防衛軍にそのテロ達を渡して証明書を貰ってきてね~♪いつもありがとうね~♪今度一緒にデートでも」ぶちん!!
スマホをスピーカーにして聞いていたパトだったが、雪花がそれを阻止する。
雪花「はい!仕事も終わった事だしエジプト観光を堪能したら帰るわよ~~!ここらの美味しい料理はっと~~♪」
パト「雪花~~喋れないんだから一人でウロウロするな~~って言うか文字もわからないだろ!」
パト達はこうして任務を終える
今回の仕事も決して楽な仕事ではなく、普通だと数か月から最悪情報を確定させるまで1年以上かけてもおかしくない相手だった、それをたった数日で終えてしまうのはパト達の能力が高いからである。
こうして実績を積む事で今まで誰からも期待されてこなかったパトは徐々に世界から信頼を勝ち取り、正義、光サイドで名を轟かせる程になっていた。
パト「さて、翻訳アプリ使って食いに行くぞ~~」
パト「今日の任務は防衛軍第四部隊からで、防衛軍内の情報をハッキングしようとした集団の所在地を把握したから討伐して欲しいって事だ、場所はエジプトの○○らしい」
雪花「どこよそこ、そもそもエジプトの〇〇って日本の東京都ってレベルで全然絞れてないじゃない、防衛軍も半端な情報で仕事を振らないで欲しいわね、まったく」
ミーエル「そもそもまた外国・・・誰も喋れないよ・・・」
パト・雪花・ミーエルの三人は戦力的に一番高い、だが弱点があり、3人共そこまで賢くなく、外国出張となると外国の言葉や文字がわからないのはもちろん、地名を言われても全然ピンと来ていないのだ。
パト「相手の言葉は月花が脳内で翻訳してくれるから助かるけど、こっちからは本当に喋れないんだよな、脳内で月花が代わりに喋ってくれても僕がそれを上手く話せないし」
雪花「それはそうね、英語だってペラペラ喋る人って私からはワチャワチャ言ってるようにしか聞こえないもの、それを口にして同じ事を言えって言われても出来ないわね」
雪花はパトの言葉に賛同し、エジプト出張の準備のために事務所に置いてある私物をまとめ始めた。
ミーエル「もう出張前提だから事務所に私物置くようになったね、雪花ちゃん・・・」
雪花「毎度家に持って帰っても面倒臭いでしょ、ここならフルールちゃんが綺麗に選択してくれるし、少なくなってたら買い足してくれるから助かるの!やっぱり役割分担って大事じゃない?」
パト「それもそうだな、僕も最近は事務所に着替えの服とか全部置いてるかも、その方が楽だし、仕事用のスーツとかも全部事務所で管理してくれてる方が楽だしね、フルールとエイリが頻繁に綺麗にしてくれるからやっぱり甘えちゃうよね、色々と」
エウレカ探偵事務所ではエイリとフルールが雑務を全て請け負っており、現場で仕事をする人達のアシストを全面的にしている。
・・・・・・
パト「パスポート持ったか~」
雪花・ミーエル「は~い」
パト「よっし、それじゃあエジプトに行くぞ~」
雪花「飛んだ方が楽じゃない?」
パト「国の不法入国で世界指名手配犯になりたいならどうぞ、僕は地球で働いていたいからパスで」
ミーエル「カナちゃんを呼んで次元支配で移動したら絶対にバレないのにね、仕事をするだけだし」
パト「防衛軍がそれらをちゃんとチェックするんだよ、僕達みたいなデタラメな実力者が本気を出したらいくらでもズルが出来るからさ、だからちゃんと正規ルートで仕事をしたか後から証拠の書類を提出しないといけないんだよ、琴歌から聞いただろ、面倒なんだよ仕事も」
雪花「めんどうになったわよね、防衛軍が出来ない事をしてるんだから多少目を瞑ってくれてもいいのにね、パトもエウレカ探偵事務所の社長なんだからちょっとは強きでいかないと面倒な仕事ばかり与えられるわよ!ただでさえランクの低い仕事は取るなってバハートちゃんから言われてるのに」
パト「そもそもその仕事を割り振ってるのがバハートさんなんだよ、文句あるなら雪花からバハートさんに言ってくれよ、一応雪花の直属部隊の部下だろ」
雪花「あ~だめだめ、エウレカ帝国関係なら言う事聞いてくれるけど防衛軍関係の話になると私は無関係だからって全然話を聞いてくれない、彼女って見た目の割にしっかり切り替えてるのよ」
ミーエル「何気にエミエルとも上手くいってるみたいだし、バハートさんって案外凄いよね!」
パト達はそうこうと話をしている間に飛行機に乗り、エジプトまでの時間を睡眠時間に使ったり読書時間に使ったりと各自自由に過ごした。
・・・・・・
そして数時間の時間が経ち、エジプトの目的の街に到着したパト。
パト「雪花、水くれ」
雪花「はいはい、ちゃんと氷と水を配合したキンキンの奴ね」
雪花はそう言うと原始支配の能力で水と氷を作り、それを空中で水玉にまとめ、パトの口元に運ぶ。
パトはその水玉を口の中に含み、それを何度も繰り返す。
パト「はぁ、生き返った、やっぱり安全面を考えたら雪花の能力で作った水の方がいいな、ミーエルも水分補給しなくて大丈夫なのか?」
ミーエル「私は全然大丈夫、それよりどうやって犯人を見つけるの?ハッキングなんてぶっちゃけどこでも出来るよね?」
パト「そうだよなぁ、単独犯なのかグループ犯なのか、そもそもどこの組織なのかもわからないわけだしな、本当情報がアバウトだよな、確か渡された情報は他になかったんだっけ?」
雪花「ハッキングしてきたID番号も渡されてるけど私達が見たところでって感じね、3人共機械にそこまで強いわけじゃないし」
パト「仕方ない、時短をしようか、【帝園 エテル召喚】」
パトはエテルを召喚した。
エテル「主、私今別の任務してたけど・・・」
月花(こらーー!パト!勝手にエテルちゃん連れて行かないで!せっかく今エテルちゃんに重要な仕事をしてもらってたのに!フィロンちゃんだけじゃ情報が追えないでしょ!!)
パト(無視無視・・・)
パトは脳内で騒いでいる月花の言葉を無視し、エテルに命令する。
パト「エテル、悪いんだけど、このID履歴を辿って場所を教えてくれないか?」
エテル「IDまであるなら問題ないね、多分すぐだよ」
エテルはそう言うと【電脳支配】で即座に電波世界に入り、姿を消した。
その光景を見ていた雪花とミーエルは話していた。
雪花「本当便利よね、帝園、ああやって適材適所に従属を呼んで働かせてたらいいんだもん、私もああいう世界だったら良かったのに」
ミーエル「よくもまあその帝園の住人である私の前で言えたよね、でも実際そうだからね、帝園の従属は主様の潜在能力そのものであり、主様に使われる事が使命の存在、ああやって使ってくれるってだけで凄い光栄な事だって考える子も多いよ、私はもうなんか慣れちゃったけどね、ずっとこっちの世界に居るし」
雪花「ミーエルちゃんはまだまだ帰れないの?」
ミーエル「そもそも私は契約した時から一切オーラを渡されてないね、便利だからわざわざ返すのも嫌だって主様に言われちゃったしね、まあ悪い気はしてないからいいんだけど、帝園の人からすると役得みたいな所もあるし」
雪花「ふ~ん、そんなものなのね~」
・・・・・・
数分後、エテルはパトの元に帰って来た。
エテル「ここだね、主、私のおでこに頭をつけて、見て来たものを見せるから」
パト「いつもありがとうなエテル、本当にエテルは優秀な子だよ」
パトはそう言うとエテルのおでこにパトのおでこを当て、情報を共有する、その後雪花とミーエルも同じように情報を共有する。
パト「あ~、テログループのしわざか、ビンゴって奴だね、単独犯の愉快犯ならちょっと思う所はあったけど相手が指名手配級の犯罪者なら容赦なしだ!行くぞ!二人共!」
雪花「腕が鳴るわね!」
ミーエル「守備は任せてね!」
エテル「それじゃあ私は電波世界を使って月花の元に帰るね」
エテルはそう言うと一瞬でその場から消えてしまった。
・・・・・・
そしてパト達はテロ達のアジトに堂々と正面から侵入し、攻略を始める。
パト「法則支配、自然法 酸素欠乏」
パトから前にある空間の酸素が奪われ、テロリスト達はその場で倒れてしまう、
そのタイミングで酸欠を諸ともせずに雪花がアジトの奥へ猛スピードで攻略に入る
テロA「ぐへぇ!!」
テロB「この!!!」銃を撃つ
雪花はテロの撃った銃を原始剣で打ち払い、残りの1発をオーラを込めた左手でそのままキャッチし、そのままテロに投げ放つ、投げ放ったタマがテロリストの足に命中し、その場で倒れてしまう。
雪花「銃なんて隙をつかれて狙われても怪我にもならないわね、ほら、全部私に撃ったら?せっかくここまで溜め込んだんだから最後くらい使っておかないと勿体ないでしょう、これからお前達は一生豚箱の中で過ごすのだから・・・いや豚箱で済まないか、クスクス」
テロ「撃て――――――!!!!」
残りのテロ達が雪花に向けて集中的に銃を放った、それを全て原始支配で灰にしてしまった。
雪花「原始支配 オートアウト」
雪花の周りには金属の粉が舞っていた、その金属粉をオーラで吹きとばし、金属粉が強い衝撃を生み出し、全テロリストに命中し、沈静化に成功する。
雪花「あっけない、この世にあるものは一度全部零に出来る私にそんな物意味がないわよ、パト、こっちは終わったわよ」
ミーエル「相変わらず私の出番がない・・・私じゃなくて通訳に適した月花ちゃんを班に入れたらいいのに・・・」
パト「それをしたら賢さが偏るだろ、それに僕が帝園を使えるんだから優秀な人材は出来る限り別班で活躍して貰わないと」
パトも歩きながら雪花達の居るアジトの最深部に到着した、パトに服には埃一つついていなかった。
雪花「その中でも私を選ぶってどれだけ私の事好きなのよ~~♪も~~♪」
パト「雪花が傍に居ないのって凄く違和感あるからさ、やっぱり傍に居てくれるなら雪花かなってね、ミーエルだって僕達は強いけど無敵じゃない、馬鹿だから不祥事だってある、ミーエルは僕達の抑止力的存在だ、ミーエルの立ち位置は絶対だ、これで一番バランスが良い、現にミーエルが背後に居るから僕達は今みたいに戦える、それは多少怪我をしたり、無理をしてもミーエルがフォローしてくれるっていう安心感があるからなんだ、居るだけで役に立つってやつだな!」
ミーエル「主様も言葉が上手くなったよね~」
ミーエルは顔を赤くしながら照れる、そして自分だけ何もしてないからと倒れているテロ達を拘束して一か所に運んでいた。
・・・・・・
バハート「流石はパト君!仕事が早いね!それじゃあエジプト支部に居る防衛軍にそのテロ達を渡して証明書を貰ってきてね~♪いつもありがとうね~♪今度一緒にデートでも」ぶちん!!
スマホをスピーカーにして聞いていたパトだったが、雪花がそれを阻止する。
雪花「はい!仕事も終わった事だしエジプト観光を堪能したら帰るわよ~~!ここらの美味しい料理はっと~~♪」
パト「雪花~~喋れないんだから一人でウロウロするな~~って言うか文字もわからないだろ!」
パト達はこうして任務を終える
今回の仕事も決して楽な仕事ではなく、普通だと数か月から最悪情報を確定させるまで1年以上かけてもおかしくない相手だった、それをたった数日で終えてしまうのはパト達の能力が高いからである。
こうして実績を積む事で今まで誰からも期待されてこなかったパトは徐々に世界から信頼を勝ち取り、正義、光サイドで名を轟かせる程になっていた。
パト「さて、翻訳アプリ使って食いに行くぞ~~」
