2024年02月

2024年02月25日

No.142 メリアの嫌いな兄妹(微R18)

メリアはメルリアと一緒に居た。

メリア「単刀直入で聞きますけど、ご主人と何回程性行為を致しましたか?メルリア姉様?」

メルリアは赤面しながらメリアの方を見る

メルリア「珍しく二人きりになったと思ったらドストレートですね、えっと・・・ちなみになんでそんな事を?」

メリア「ただの好奇心です、あとは対抗意識ですね、私のご主人を貸しているのですから進捗くらい聞かせてくれてもいいと思うのですがね」

メリアはメルリアに冷たい目線を送る、それは「いいから言え、出なければ潰すぞ?」と言わんばかりの目だった、流石のメルリアもメリアのその眼に抗う事が出来ずに話す。

メルリア「えっと・・・ダンナ様が致した回数を1とするなら・・・既に3桁は硬いですね」

メリア「そうですか、では日数で言えば?」

メルリア「えっと・・・40日程でしょうか?」

メリア「姉様、ほぼ毎日じゃないですか、結構ドン引きですよ」

メルリア「ごめんなさい!でも抑えきれないんです!ここは目に毒ですし、一度嫉妬したらもう環境が悪すぎです!」

メリア「私だって嫉妬しないわけじゃないですよ?姉さまのせいで間違いなく周りとの回数が格段に減って居ますからね、でもまあ、順番があるわけではありませんし、ご主人の自由、別にメルリア姉様を咎める必要性は無いのですけどね」

メリアはテーブルに置いていた紅茶をすする

メリア(流石姉様、この短期間で私の想定以上の回数をこなしている、ここまでしていれば姉様自体かなりの強化を見込める、この調子で姉様を強化していけば、他の帝王神候補の姉様兄様方を制圧出来るのもそう遠い未来ではない、試しに帝王神候補序列9位、アリル姉様の国を狙ってもいいでしょうね、アリル姉様は温厚で大人しそうに見えるけど、そんなイメージで挑めば必ず返り討ちに会う、戦いを一切好まないメルリア姉様と状況次第で最も好戦的になるアリル姉様、そして相手の戦力、確か専属神が4名、どれもアリル姉様が認めた強者)

メリアはメルリアを育て、メルリア主体のエウレカ帝国戦力が整った段階でアリルが統括する国、そしてアリルというもう一人の帝王神候補の入手を狙っていた。

メリア「エウレカ帝国も戦力が整いましたよね、現状で戦える帝王神候補1名、神王13名、最上級神数万名、上級神も多く在籍する、これ自体ならどの国よりも強力かもしれませんね」

メルリア「メリア、私が言える立場ではないですけど、間違っても戦争をしようだなんて考えないでくださいね」

メリア「それは無理な話ですよ、帝王神になるのは一人、それに対して帝王神候補は12名、そのうち私、ソフィア、メルリア姉様はご主人側についた、ならば敵は8名、そう遠くない段階で争いは始まります、そうなればまず必要なのは戦力でしょうね、帝王神候補が配下につく、その脅威は神王を何十体用意しても補えるものではありません、早い段階で仕掛けて集める必要があるのです」

メルリア「・・・という事は近い内に・・・」

メリア「ええ、狙いますよ、アリル姉様の国、そしてアリル姉様と姉様率いる専属神4名、アリル姉様は調べましたが専属神4名とも女神、そしてアリル姉様は初物、狙う戦力としては充分です。メルメア姉様やリトア姉様は特別な異性は一切作りませんが専属神に男性が居ますからね、例え争いで勝ったとしてもその専属神を破棄して貰わないといけません」

メルリア「まさか、姉妹全員をダンナ様の配下に入れるつもりなんですか?!」

メリア「ええ、ただそうなればいいなって話ですがね、トア兄様もリトア姉様、メアトル兄様は私ですら素で敵わない存在、知性も策略も実力も私以上の大物、帝王神になる上で厄介な敵になるのは間違いなくその3名、そしてその3名の内リトア姉様を加入出来れば・・・戦況は一気にこっちに持ってこれる、そのリトア姉様を倒すためにはメルメア姉様とアリル姉様を配下に入れて、強化させる、流石のリトア姉様も覚醒強化された帝王神候補3名、私の封印やソフィアの封印も解け、実力が戻れば5名、そしてご主人もその時戻れば6名、半数の帝王神候補が一気に攻める構図が出来る、半数を得れば勝ち、兄様姉様は家族を下僕にするという発想はあっても実行しようとはしませんからね、私がそれを先にやらせてもらうだけです」

メルリア「物騒な事ばかり考えているのね、メリア、平和を求めようとは思わないの?」

メリア「平和?それはご主人が帝王神になった時、もしくは兄様姉様全員がご主人に降伏し、服従した後で充分ですよ、なにせ今のんびりして兄様や姉様に他の帝王神候補や神王が奪われ、エウレカ帝国が戦争で負ければそれこそ目も当てれません、一度の敗北も許されない、一度負ければ死ぬまで一生下僕の神生が待つのみ、自分の好きな人と好きなだけ過ごせる時間すらも、自由も権利も全て奪われ、握られる、そんなのは私は許せないです」

メルリア「・・・私の前でそれを言うのですね、メリア」

メルリアはメリアに屈し、パトの配下になった、
今こそはパトに忠誠を誓い、メルリア自身も肩の荷が降りて幸せに過ごしている、だが全員が全員幸せという事はあり得ない。

メルリアの側近に居た2名の神、リーラとシスリット、その二人も自身が居た国から無理矢理離れ、エウレカ帝国という新たな環境で生きている、その二人が幸せかどうかはメルリアにはわからない。

メルリア「一つ言っておきます、私は帝王神候補11位です、私はお母様からも見捨てられた落ちこぼれ、なにせダンナ様の専属神にさせるために産み、帝王神にさせる気はサラサラないメリアですら10位、私はそれよりも下なのです、エウレカ帝国の内情を知った今、メリアの考えている事はある程度わかります、私を主力にした戦型で動くつもりなのでしょう?」

メリア「その可能性は大いに高いですが、必ずやそうするとは限りません、なにせご主人は戦えませんが帝園(ミガドルエデン)は戦える、そうですね、一ヵ月程帝オーラを蓄えて、ネル当たりに全て渡してしまえば国を壊すくらいわけないでしょう、下手すればお母様すらもそれでどうにかなるかもしれませんね、その可能性を秘めている程、帝園というのは強力であり、私達にとっての切り札です、ですがその策を封じる方法も存在するのは確かです、そもそも召喚させない、弱体化したご主人を狙い、死亡させる、それだけ召喚という手が消える、ご主人は死なない、だけど仮死亡、デスペナルティーという存在を最も私達は恐れる必要があるのです」

メルリア「成程、最初から脅威と思わせてしまえばダンナ様への危険が高まる、そうさせないために極力帝園という力を使わない、エウレカ帝国だけの戦力で戦いきる必要があると」

メリア「ええ、実際メルリア姉様の件もですが企てたのは私です、そして兄様姉様もご主人はそのような争いを好まず、私の方が最も脅威であるというのは認知していることでしょう、つまり、何かを起こせば私にヘイトが向く、私さえ押さえつけ、ご主人を脅せば・・・となる」

メルリア「周りはダンナ様が弱体化している事を知らない、知っていてもそれは一時的なものだと認識している人ですからね、メリアが行った悪さをダンナ様に注意するように促し、メリアの行動を抑え込む、そう考える方の方が多いかもしれませんね」

メリア「そうですね、相手も馬鹿ではないので私の策略なんて容易に思いつくでしょうけどね、後はどれだけ私の性格の悪さについてこられるかですけど・・・」

メリアは紅茶を飲み終え、椅子から立ち上がる。

メリア「少し風を浴びてきますね、あまり気持ちのいい話ではありませんでしたね」

メリアが自室のベランダへ向かおうとした時、メルリアが問いかける。

メルリア「メリアは私達家族の事は・・・嫌いなの?」

メルリアは不安そうな声で問いかける。
メリアは笑顔のまま振り返り迷う事なく答える。

メリア「勿論です、私は兄様姉様全員大嫌いですよ、なにせ私よりも地位が高いですからね、だから私はメルリア姉様貴女だけは唯一信頼と愛情があります」

メリアはベランダに出た。

メルリアは自身の手に持つティーカップを眺める。

メルリア(自分よりも格上の存在が嫌い・・・何処までも貪欲で傲慢な考え方・・・いえ、お母様の模写子であるメリアだからこそ考えつく答えなのか、それともお母様自身がずっとその考えで生き、そして得た地位なのか・・・二人から最も遠い私には一生分かりえない領域ですね)

・・・・・・
ベランダに出たメリア

メリア(アリル姉様討伐、その作戦の要となるメルリア姉様、ご主人との性行為は40、つまり帝オーラ数で言えば200程供給された事になる、1帝オーラ供給されるだけでも種族として覚醒し、その後増える度に潜在能力が解放され、それに合わせて強化されていく。メルリア姉様自身特訓等したこともないでしょうが、現在地と潜在能力値はほぼイコールだった、つまりこのまま解放を続けていけばアリル姉様を討伐することが可能な程の実力を手に入れる事が出来る・・・)

メリアは指で数える仕草をしながらクスっと笑う。

メリア「最低限の保証も考えたら後60回、メルリア姉様はぜひご主人に抱かれてください、将来のためなら二ヵ月程ならその日の二番目でも三番目でも我慢しましょう、ふふふ」

その後60回を満たす前にパトが壊れ、パトが地球に戻るという騒動が起きた。

patopatoblog at 20:23|Permalink│日常 | 日常(R18)