2022年11月
2022年11月30日
No.82 十三天の心 テル
テルの技術力は非常に高い、応用力も高く、軽々と習得するのに何十年掛かると言われるような代物でもほんの一瞬で覚える所か、そんな技すらも改良を加えてさらに質の高いものにしてしまう。
テル「え?技術の見直しがしたい?」
聖人族A「はい、テル様の功績はお聞きしております、あの絶対的帝園の主様に直接ご指導をしたとお聞きしております、そんなテル様に私達の伝統技術をぜひ見直してもらい、さらなる高みに上げて欲しいのです!」
テルは自分と同じ種族の子から依頼されていた。
テル(う~ん、暇だから別にいいんだけど・・・いいのかな?無償でやって?)
テルとしては暇潰しなので別に構わないのだが、今の所属は【第二の園】、無償で他所の園に技術を提供するのは色々とマズイのではないか?と考える。
テル「ごめんね、今は所属が違うからちょっと私もやっていいのかわからないんだ~」
聖人族A「そうですか・・・すみません、ムリを言ってしまって・・・」
聖人族の子はあからさまに気を落とし、テルの元から帰ろうとしていた。
テルはそんな背中を見ていられなくなり、その聖人族の子を止めた
テル「わかった!ちょっと待って!この際だから上に聞いてみるから!ちょっとここで待ってて!」
テルは大慌てで止め、即座にシンに連絡する。
・・・・・・
テル「シン様?私が以前居た園で技術の伝授や依頼を受けるのは大丈夫ですかね?」
シン「特に定めてないから問題ないと思うけど・・・だけど他所の園だと外部からの依頼や干渉は禁止って法もあるから【第七の園】の法をしっかり見てからやりなさい、あ、でも構成員幹部相手はダメよ、それで園同士の戦争とかになったらいけないからね!私達は帝園全体の治安管理も任されているのだからそこは公平にね!後、その技術がまわりまわって構成員幹部へ届くのも駄目だから使用用途と他言無用であることをしっかり伝えるようにね!」
テル「成程・・・まわりまわってその技術が構成員幹部の利益になったら駄目・・・って技術伝授って絶対ダメじゃん!!」
シン「まあ、ブラックよりのグレーね、その園のための技術になりますからね、申し訳ないけど断って頂戴」
シンはテルにそう指示し、テルは少し残念そうにシンとの連絡を切る。
・・・・・・
テル「ごめん、やっぱり無理みたい、引き留めちゃってごめんね」
聖人族A「いえ、私のために動いてくれただけでも嬉しいです!ありがとうございました!」
聖人族の子は深く頭を下げ、そのまま走り去って行った。
テル(せっかくの才能も使わないと宝の持ち腐れだよね・・・はぁ)
テルはため息をつきながら自分の家に戻る。
・・・・・・
テルの家は【第七の園】にあり、見る限り可愛いアイテムでデコレーションをした広い2LDKサイズの家を持っていた。
大広場は30畳程ある広い空間であり、今回のようにお客が来た時に出迎える場所である、そして自分らしさを出すために色んなデコレーションをしていた。
そして残り2部屋は衣装室と寝室だった。
衣装室は20畳程あり、寝室はなんと4畳程しかなく、シングルベッドを部屋いっぱいに置き、小物置き用の小さい机を頭付近に置いている程度であった。
テルは普段美意識が高く、常に自分の身体の細胞が劣化させないようにオーラ技術開発を独自で行い、何もしなくても美肌を保ち、あらゆる美容効果を持つオーラを常に纏うという変わった技術を使っていた。
そのおかげでテルの身体が汚れることはなく、油分や汗も完璧に浄化し、服も汚れないようにオーラで纏っていたため、テルはそのままベッドに倒れこんだ。
テル「体臭は身体の内側の問題と身体の外側による汚れによる問題から生まれる物、それで今回外部からの要員は排除したから、次は内部だけど・・・正直、オーラを体内に充満させたらそれだけで別に問題なさそうだし、後はバランスかな~、全部浄化したらその日飲食したものまですぐに浄化されちゃいそうだし・・・」
テルはうつ伏せでベッドに倒れたまま、先ほど口走った事をすぐに実行してみる・・・結果、出来た。
テル「うん、これで食べ物の消化した事で発生する臭いや、口臭、口腔内ケアもオーラだけで完璧にこなせるね・・・あとは・・・」
テルはこうやって思いついた事をすぐに実践してはすぐに成果を出し、日常で使うという事を繰り返していた。
テルはお風呂や手入れが好きなため、それだけの技術を持ちながらも敢えてお風呂に入り、汚れてもいない美しく白い肌を洗う、その行動だけで心が落ち着くのだ。
だがテルが【十三天の心】の候補生に選ばれた時から、生活は変わり、自分の役割が無くなり、常に誰かのためではなく自分のためだけに力を磨くようになった。それが時に虚しく感じ、御礼を言われなくなったり、以前までは多く相談に来ていた客も今では減って、今回のように来ても期待に応える事も出来ずにそのまま帰すという繰り返しだった。
テル「つまんないなぁ、自分だけが満たされても誰も私に感謝してくれないし、誰も私を求めてくれない・・・」
テルは自分の先ほどまで思い付き、完成させていた新たな技術を解除し、そのままお風呂に入った。
・・・・・・
【十三天の心】の役割は治安維持と主様への力を与え、支え、共に戦う事。
治安等早々悪くなることはなく、メンバー全員が暇を持て余しているのが現状だった。
ネルは主(パト)の所に定期的に遊びに行き
ベルは常に自室で読書に没頭し(最近は帝国産の小説に没頭している)
シンは仕事があり、業務をこなし
ノラは自分磨きのためにストイックに鍛錬を重ね
フラは自室でダラダラし
ルラは新たな治療技術の研究を行い
ウルは精神統一の特訓で定期的に場所を変えて鍛錬をしている
同期になる5人の話を聞くと
セラは趣味である侍女の業務を意味も無くこなし
ルナは現実世界に居る主の動向を確認し、何かあった時にすぐ対応できるようにと観察し
ユラは日頃は謎の研究に没頭していた。
ニアは花畑で遊んだと能天気な事ばかりしていて
リルは現実世界で主の元で生活していると聞いた。
テル「皆好きに生きてるけど、私達の寿命ってほぼ無限だからずっと生きていくとそんな娯楽もつまらなくなるんじゃないのかな?私なんて技術の究極系だからすぐにできちゃうし・・・つまんないなぁ」
テルはお風呂の湯舟の中で声を出して今の葛藤を口にする。
女帝と帝園全土で知名度が増えても偉い事等一度もしていない、
ただただ時間を無駄に過ごすだけの日々。
テル(もっとこの帝園全土の技術力が上がればよりよい生活が出来るんじゃないかな・・・全土なら一部の構成員幹部の利益にならずに全員の利益になるし、それなら文句ないんじゃ・・・でもそうなると全員一斉に教える必要があるから偏ればそれはそれでダメだしされそうだな~~、惜しいなぁ~~)
テルは湯舟の中で足をバタバタさせながらいい案が浮かばないモヤモヤを発散させていた。
テル「どうせなら同期の皆と仲を深めてお悩みを聞いたらどうだろう!そしたらきっと難題を突き付けてくれるかも!だって皆私と同じ天才だもん!きっとそうだよ!レベル高いはず!!」
そしてテルはまず周りの事は今はどうしようもないため、自分と同じく所属するメンバーの技術的お悩みを聞こうと方針を固めた!
・・・・・・
テルはお気に入りのピンクの衣装を来て自身のオーラら気配を消す杖を持ち、自分が開発したオーラを体中に纏いながらさっそく皆の居る園へ向かったのだった。
テル「え?技術の見直しがしたい?」
聖人族A「はい、テル様の功績はお聞きしております、あの絶対的帝園の主様に直接ご指導をしたとお聞きしております、そんなテル様に私達の伝統技術をぜひ見直してもらい、さらなる高みに上げて欲しいのです!」
テルは自分と同じ種族の子から依頼されていた。
テル(う~ん、暇だから別にいいんだけど・・・いいのかな?無償でやって?)
テルとしては暇潰しなので別に構わないのだが、今の所属は【第二の園】、無償で他所の園に技術を提供するのは色々とマズイのではないか?と考える。
テル「ごめんね、今は所属が違うからちょっと私もやっていいのかわからないんだ~」
聖人族A「そうですか・・・すみません、ムリを言ってしまって・・・」
聖人族の子はあからさまに気を落とし、テルの元から帰ろうとしていた。
テルはそんな背中を見ていられなくなり、その聖人族の子を止めた
テル「わかった!ちょっと待って!この際だから上に聞いてみるから!ちょっとここで待ってて!」
テルは大慌てで止め、即座にシンに連絡する。
・・・・・・
テル「シン様?私が以前居た園で技術の伝授や依頼を受けるのは大丈夫ですかね?」
シン「特に定めてないから問題ないと思うけど・・・だけど他所の園だと外部からの依頼や干渉は禁止って法もあるから【第七の園】の法をしっかり見てからやりなさい、あ、でも構成員幹部相手はダメよ、それで園同士の戦争とかになったらいけないからね!私達は帝園全体の治安管理も任されているのだからそこは公平にね!後、その技術がまわりまわって構成員幹部へ届くのも駄目だから使用用途と他言無用であることをしっかり伝えるようにね!」
テル「成程・・・まわりまわってその技術が構成員幹部の利益になったら駄目・・・って技術伝授って絶対ダメじゃん!!」
シン「まあ、ブラックよりのグレーね、その園のための技術になりますからね、申し訳ないけど断って頂戴」
シンはテルにそう指示し、テルは少し残念そうにシンとの連絡を切る。
・・・・・・
テル「ごめん、やっぱり無理みたい、引き留めちゃってごめんね」
聖人族A「いえ、私のために動いてくれただけでも嬉しいです!ありがとうございました!」
聖人族の子は深く頭を下げ、そのまま走り去って行った。
テル(せっかくの才能も使わないと宝の持ち腐れだよね・・・はぁ)
テルはため息をつきながら自分の家に戻る。
・・・・・・
テルの家は【第七の園】にあり、見る限り可愛いアイテムでデコレーションをした広い2LDKサイズの家を持っていた。
大広場は30畳程ある広い空間であり、今回のようにお客が来た時に出迎える場所である、そして自分らしさを出すために色んなデコレーションをしていた。
そして残り2部屋は衣装室と寝室だった。
衣装室は20畳程あり、寝室はなんと4畳程しかなく、シングルベッドを部屋いっぱいに置き、小物置き用の小さい机を頭付近に置いている程度であった。
テルは普段美意識が高く、常に自分の身体の細胞が劣化させないようにオーラ技術開発を独自で行い、何もしなくても美肌を保ち、あらゆる美容効果を持つオーラを常に纏うという変わった技術を使っていた。
そのおかげでテルの身体が汚れることはなく、油分や汗も完璧に浄化し、服も汚れないようにオーラで纏っていたため、テルはそのままベッドに倒れこんだ。
テル「体臭は身体の内側の問題と身体の外側による汚れによる問題から生まれる物、それで今回外部からの要員は排除したから、次は内部だけど・・・正直、オーラを体内に充満させたらそれだけで別に問題なさそうだし、後はバランスかな~、全部浄化したらその日飲食したものまですぐに浄化されちゃいそうだし・・・」
テルはうつ伏せでベッドに倒れたまま、先ほど口走った事をすぐに実行してみる・・・結果、出来た。
テル「うん、これで食べ物の消化した事で発生する臭いや、口臭、口腔内ケアもオーラだけで完璧にこなせるね・・・あとは・・・」
テルはこうやって思いついた事をすぐに実践してはすぐに成果を出し、日常で使うという事を繰り返していた。
テルはお風呂や手入れが好きなため、それだけの技術を持ちながらも敢えてお風呂に入り、汚れてもいない美しく白い肌を洗う、その行動だけで心が落ち着くのだ。
だがテルが【十三天の心】の候補生に選ばれた時から、生活は変わり、自分の役割が無くなり、常に誰かのためではなく自分のためだけに力を磨くようになった。それが時に虚しく感じ、御礼を言われなくなったり、以前までは多く相談に来ていた客も今では減って、今回のように来ても期待に応える事も出来ずにそのまま帰すという繰り返しだった。
テル「つまんないなぁ、自分だけが満たされても誰も私に感謝してくれないし、誰も私を求めてくれない・・・」
テルは自分の先ほどまで思い付き、完成させていた新たな技術を解除し、そのままお風呂に入った。
・・・・・・
【十三天の心】の役割は治安維持と主様への力を与え、支え、共に戦う事。
治安等早々悪くなることはなく、メンバー全員が暇を持て余しているのが現状だった。
ネルは主(パト)の所に定期的に遊びに行き
ベルは常に自室で読書に没頭し(最近は帝国産の小説に没頭している)
シンは仕事があり、業務をこなし
ノラは自分磨きのためにストイックに鍛錬を重ね
フラは自室でダラダラし
ルラは新たな治療技術の研究を行い
ウルは精神統一の特訓で定期的に場所を変えて鍛錬をしている
同期になる5人の話を聞くと
セラは趣味である侍女の業務を意味も無くこなし
ルナは現実世界に居る主の動向を確認し、何かあった時にすぐ対応できるようにと観察し
ユラは日頃は謎の研究に没頭していた。
ニアは花畑で遊んだと能天気な事ばかりしていて
リルは現実世界で主の元で生活していると聞いた。
テル「皆好きに生きてるけど、私達の寿命ってほぼ無限だからずっと生きていくとそんな娯楽もつまらなくなるんじゃないのかな?私なんて技術の究極系だからすぐにできちゃうし・・・つまんないなぁ」
テルはお風呂の湯舟の中で声を出して今の葛藤を口にする。
女帝と帝園全土で知名度が増えても偉い事等一度もしていない、
ただただ時間を無駄に過ごすだけの日々。
テル(もっとこの帝園全土の技術力が上がればよりよい生活が出来るんじゃないかな・・・全土なら一部の構成員幹部の利益にならずに全員の利益になるし、それなら文句ないんじゃ・・・でもそうなると全員一斉に教える必要があるから偏ればそれはそれでダメだしされそうだな~~、惜しいなぁ~~)
テルは湯舟の中で足をバタバタさせながらいい案が浮かばないモヤモヤを発散させていた。
テル「どうせなら同期の皆と仲を深めてお悩みを聞いたらどうだろう!そしたらきっと難題を突き付けてくれるかも!だって皆私と同じ天才だもん!きっとそうだよ!レベル高いはず!!」
そしてテルはまず周りの事は今はどうしようもないため、自分と同じく所属するメンバーの技術的お悩みを聞こうと方針を固めた!
・・・・・・
テルはお気に入りのピンクの衣装を来て自身のオーラら気配を消す杖を持ち、自分が開発したオーラを体中に纏いながらさっそく皆の居る園へ向かったのだった。
2022年11月27日
No.81 秘書の秘密事情(R18)
ソルテの仕事はパトの業務アシストである。
帝国が再建された当初はソルテの仕事量もかなり多く存在したが
月花が近衛部隊総長としてパトの補佐に入ったおかげでソルテが細かく介入しなくてもよくなった。
メルリア達、専属侍女や帝王直属侍女部隊が出来たおかげでパトの身の回りを気にしなくてよくなった。
他の業務も部隊を細かく分けた事でソルテの負担が軽くなり、依然と比べ暇な時間が出来る程余裕が生まれたのだ。
今のソルテの業務はパトのタイムスケジュール管理、メリアへの毎日行う業務報告とメリアからたまに指示がある方針会議と指示がある程度、それ以外は出かける事が無ければ常に玉座で時間を過ごしている。
・・・・・・
ソルテ(以前までなら業務時間をどうしても超えるレベルの仕事量があったり、パトさんを起こしに行ったり、逆に夜間の確認で見回りをしたりで、全然自分の時間が無かったけど、今となっては週休完全2日とっても全然楽なほど仕事に余裕がある、役割分担って本当に大事ね、痛感したわ)
ソルテはパトが授業を受けている間に仕事を終わらせ、後はスケジュールに沿ってパトに同行するだけの仕事だった、最近は他の部隊も人数を増やし、部隊を管理する中堅を置いたことで専属神達にも時間が出来、以前ほど休みのない毎日に脅かされる事は無くなった。
ソルテ(色々ひと悶着はあったけど結果的にはパトさんのおかげなんでしょうね、メリア様に意見を言って問答無用で黙らせる事が出来る唯一の権力者、だけどそれは独裁政権と変わらないから、しっかり私がパトさんを教育して、よりよい帝国に導けるようにしないといけない、責任の重さは変わってないわね)
ソルテはパトの教育全般を任されているため、厳しく指導するのもソルテの役目、そしてパトに厳しく指導できるのは専属神内でもソルテだけ、任された仕事から除けられないようにソルテも必死だった。
・・・・・・
パトの授業が終わった頃
ソルテ「お疲れ様です、これから30分の休憩後、戦闘訓練に入りますので、休憩後いつも通り更衣室で着替え、バトルルームにいらしてください。時間が来ましたら私からも一声お掛けしますので」
パト「わかった、それじゃあちょっと仮眠したいから5分前になったら起こして」
メルリア「わかりました、アナタ」
パトはそう言うと更衣室のベンチで仮眠をとるために横になった。
その時、メルリアはさぞ当たり前かのように膝枕をし、能力で心地いい風をパトに送る。
ソルテ(以前は確かにパトさんは国王なのにこういう配慮が足りなかった、今こうやって侍女の恩恵を受ける、それが本来あるべき国王の形、やっと私の理想通りになったって感じね)
そして5分前になり、メルリアがパトを起こす。
ソルテ「しっかり休めました?」
ソルテはパトの横に座り、話を聞く
パト「ああ、さっきの授業は眠すぎた、淡々と本を読まれるとなんであそこまで眠くなるんだろうね」
ソルテ「わかります、難しい本や、文章を見ていると眠気に襲われますよね、最近は文字数の多い書類をあまり多く見かけなくなったので、今以前の量の仕事をしたら眠れる自信はありますね」
パト「ソルテでもそうなら俺は余計にダメだな・・・っと世間話してる場合じゃないっと!早く準備しないとね!」
パトは急いで着替える、そして脱いだ服はメルリアに渡され、メルリアはそれを更衣室の外に居る侍女に渡し、新たな着替えを侍女から貰った。
ソルテ「更衣室での着替えはまだ侍女に任せないの?」
パト「え、やだよ、1分くらいで終わる着替えが数分も掛かるじゃん、どうせ訓練で着崩れるんだから適当でいいの!」
パトはそう言いながら訓練場に走って向かう。
ソルテ「あの言葉はまだ侍女達が未熟と取った方がいいのかしら・・・」
メルリア「どうでしょうね、旦那様は結構適当に話す事がありますから・・・」
ソルテ「今後の課題ね!最終目標は【侍女に全部やってもらった方が早くていい!】と言わせる事!」フンス!
メルリア「それって何もしない人じゃないですか?」苦笑い
・・・・・・
ソルテとメルリアはパトの訓練を眺めていた。
ソルテ「確実に強くはなってるのだけどね、もっと何か刺激があればいいんだけど、例えば切磋琢磨出来る同程度の実力者とか」
メルリア「難しいですね、帝国は皆さんお強いですから、専属神の人達と合同で訓練するとかはどうですか?」
ソルテ「ダメですね、最近まともに訓練してるのは雪花ちゃんくらい、ハクちゃんも専攻部隊時代は訓練してたけど、今の部隊になってから勉強ばっかりで訓練どころじゃないわ、カナちゃんも同じだし」
メルリア「では雪花や月花と合同で訓練すればいいのでは?」
ソルテ「月花ちゃんはあまり戦闘面では期待できないわね、それなりに実力は必要だけど、彼女は知略、頭脳はあのアリシア様や琴歌ちゃんすらも凌ぐ天才、だから戦闘面をあまり求められてない異例中の異例だから」
メルリア「そうなのね、育てれば強くなると思うのですけどね」
ソルテ「まあ、月花ちゃん本人が現段階で強さを求めてないし、戦いが好まない人に無理矢理戦わせないといけない程、帝国の軍事力は低くないし、問題はないですよ、やりたくなったら応援はします」
ソルテはメルリアとそう話しながら、一度パトを専攻部隊と一緒に合同訓練をさせたらいいのでは?と考えたりしていた。(それにはメリアと雪花の許可が居るため、まだ提案程度だが)
・・・・・・
パトが訓練でひと休憩に入り、メルリアがタオルとドリンクを用意し、能力で温度調整された風をパトに送る。
ソルテ(パトさんの欲求は・・・右足の痛み?)
ソルテ「ミーエル、パト様の右足を確認して」
ミーエル「は~い!」
実戦訓練ではミーエルも一応瞬時に対応できるようにモニター越しで監視している。
(だが常に見てるとは言っていない・・・)
ミーエルがソルテに言われた通り、右足を確認すると捻挫が見つかり、即座に治療する。
パト「ありがとう、ソルテ、ミーエル、メルリア、後半は基礎トレーニングだからセットをこなしてくるよ」
パトはそう言いながら息を整え、すぐに走り去っていった。
ミーエル「それじゃあね~」
ミーエルは要件を終えるとすぐに自分の部屋に戻って行った。
メルリア「流石ですね、ソルテ、私も一応異常はないか確認していたのですけど」
ソルテ「いえ、私は専属神契約でパトさんの欲求がわかるので、だから右足に対して痛みや違和感を直したいという欲求を感じ取っただけです、些細な変化ですけどね」
そう話しながら本日の基礎トレーニングを終え、訓練が終了したパトは汗を流すために更衣室内にあるシャワー室を使う。
メルリアとソルテはそこからパトが出るのを雑談しながら待っていた。
ソルテ(今までは一人だったけど、今は他の聖鬼神の子達も居るし、側近でメルリア様が常に話し相手になってくれるから寂しくないわね、玉座に行けば月花ちゃんも居るし)
そしてパトがシャワー室から出て、メルリアがパトにタオルを渡す。
ソルテ「パト様も慣れましたね、私達の前で全裸でも気にならなくなりました?」
パト「まあ、二人が気にしてないのに俺ばっかり気にしててもね、ね、メルリア?」
メルリア「え、いや・・・その~~」チラ
メルリアの目線はパトの顔あたりだった、下は見ていない
ソルテ(慣れるという課題で言えばメルリア様の方が大変そうね)苦笑い
・・・・・・
そしてメルリアが侍女に運動後の服を渡し、そのまま部屋の外で待っている間、パトは服を着替えようとする、だがソルテはその一瞬で感じ取った。
ソルテ(あ、欲情してる・・・)
ソルテはパトを見て、パトは勘付かれたと理解し、目を反らす。
だがソルテも専属神であり、互いに想い合う特別な存在、そんな些細な欲求にソルテは応える
ソルテ「あまり時間がないから座って」
パト「またお願いします・・・」
そしてソルテはパトに性的奉仕を行った、その手つきや動作は手慣れており、ソルテも性行為の中でもこのような奉仕の方が圧倒的に多いため、専属神の中でも愛撫や奉仕という分野では一番上手いとパトの中でも評価されていた。(なんとメリアよりも多く経験している)
ソルテの手順はいつも時間の都合もあり、口である程度馴染ませ、その後手を使いながら口で刺激し、早ければ2分以内に絶頂を迎えさせることが出来る。
そしてその絶頂を迎え、出された物はその場を汚さずに即座に次の行動に移せるように全て飲み干し、すぐに掃除をし、ハンカチを使い、パトの物を丁寧に拭き、戻す。それらの動作をパトが余韻に浸っている間に行い、このような行為を必要最低限に抑え、目撃されるリスクを抑えるようにした結果の賜物だった。
ソルテ「はい、では玉座でもしっかり役割を果たしてくださいね」口元フキフキ
パト「いつも悪いね」
ソルテ「こんなことが出来るのは私くらいでしょ?いつでもやってあげますからその時はコッソリと遠慮なく言ってね」
そう言いながら二枚目のハンカチで口元を拭き終わり、さらに口臭ケアと香水を使い、臭いを完全に消し、部屋の臭いも念のため携帯用の香水で隠す。
パト「手慣れてる・・・」
ソルテ「何度もすれば手慣れます」
ソルテはパトの背中をポンっと押しながら笑顔で手を振る。
そんな隠れて互いのプライベートを楽しみながら仕事に戻る。
・・・・・・
玉座ではパトは椅子に相変わらず暇そうに座り、数分後寝てしまう、
そして起きて、ソルテや月花、メルリアと雑談しているとエテルや美魅が遊びに来たり、スティアがたまに甘えに来たり、暇な専属神や従属神達がパトの所に来て、残りの業務を全うする。
ソルテはその時誰が来たか等の報告書を記入して、最後にメリアに送る。
それで一日の秘書業務は終わった。
・・・・・・
ソルテ「今日も何もなかったわね、でもそろそろ帝国の部隊巡回とか、予定を入れた方がいいわね、提案書を適当に作ってメリア様に明日報告書と一緒に投げておこう・・・」
ソルテはそんな事を考えながら、デスクの書類を片付け、自分の部屋に戻ろうとする。
以前ならここからパトを部屋まで送ってから残りの書類や報告書をまとめていたが、それらの仕事を侍女部隊や直属部隊の子がやってくれるおかげでソルテもそのまま自室に帰る事が出来た。
・・・・・・
ソルテ「ふはぁ~~、疲れた~~」
ソルテは自室のソファーにダイブし、大きな一息をつく
ソルテ「今日も私は頑張った!仕事はそんなにないけど頑張った!」
ソルテはソファーに置いてあるクッションに顔を沈め、足をバタバタする。
そしてある程度満足すると仰向けになり、天井を眺め、ぼーっと何も考えずに目を閉じる。
ソルテは基本的に内気であり、人見知りが激しい性格のため、普段の業務のように誰かと話すという行為に少なからずストレスを感じてしまうタイプであり、それを含め、メルリアやパトは業務上では目上の存在、月花は同じ総長として立場はほぼ同じ、疲れるのである。
ソルテ(だからといって部隊の子達と仕事以外で何話したらいいかわからないし・・・ラル様の気持ち・・・よくわかるなぁ~)
ソルテは仕事では見せないような緩い顔でホゲ~~っと間抜けな声を出しながら一日のストレスを開放していった。
その姿はまさに地球の日本に多く存在するOLそのものだった。
そしてある程度リラックスしたらコーヒーを作り、その間本を読んでいた。
ソルテ(今日はこの本は読み終えたいなぁ~、最近娯楽に特化した従属神達が帝国に娯楽を増やしてくれてるおかげで半年前に比べて面白い本が増えたし、こればかりは本当パトさんのおかげね)
どこの部隊にも所属していない従属神は何をしてもいいため、自分達の長所を生かして日頃を生きている、その中でも娯楽が多くあり、最近では帝国でも多くのお店や娯楽の文化が増えつつあるのだ。
もちろん、それはパトが考えたわけではなく、偶然の産物だった、役割のない従属はあまりにも退屈だった故の個神活動だった。
ソルテ(このシリーズまさかの1日に4冊も新シリーズ出てくるから1日中読んでても全然間に合わないのよね、今15巻だけど今出てるので390巻・・・他の気になるシリーズもどれも毎日出るから間に合わないし、娯楽天国ね・・・一冊のボリュームもかなり多いし、愛読家の私にとっては天国ね)
ソルテが満足していると部屋のドアがノックされる。
ラル「ソルテ、居るかしら?良いお菓子買ってきたから一緒にどう?」
ソルテ「ラル、いいですよ、今開けますね」
ソルテは扉の鍵を開けて、ラルを向かい入れる。
ラル「あら、もう15巻なのね、横で映画見ててもいいかしら?」
ソルテ「いいですよ、ラルは昨日の続編ですか?」
ラル「そうそう、今のシリーズ凄く面白くてね、従属神達の娯楽への力の入りようは凄いわね、もうこのシリーズまだ4作目だけど、昨日の今日でもう新作出してきてね、今28作目なんだけど、1作大体6時間程度あるから、一日ぶっ通しで見ようとしたらかなり満足してしまうのよね」
ソルテ「どこにそんな時間があるのでしょうね」
ラル「撮影ではNGを一度も出さないらしいわね、演出も周りの従属神がやってるし、小物は創造神達がすぐに作ってたりするから、後はその都度シーンが出来たら流れ作業で映像を繋ぎ合わせてながらBGMを入れたりしてるらしいわ、一度見学に行ったのだけど凄く満足だったわ、従属神達も本当馬鹿には出来ないわよね」
ソルテ「ラルの部隊の子が聞いたら喜びますね」クス
ラル「ソルテも最近わかるでしょ?下の子の扱いは難しいの」はぁ~
ソルテ「それですね~、威厳を出した方がいいのか、フレンドリーに行くべきか・・・」はぁ~
ラル「はい!仕事の事は考えない!今は娯楽に集中!」
ソルテはラルの隣に座り、ラルの好きな紅茶を出して、持ってきたお菓子をお皿に沿えて出した。
そして二人の時間は過ごし・・・
・・・・・・
ラル「ふう、満足!いつもごめんね、一人の方が好きなのに邪魔しちゃって」
ソルテ「ラルはわかってくれてるので気になりませんよ、でもパトさんの所にたまに行ったらいいのに」
ラル「う~ん、私は今の距離感が好きだから、それにあまり性欲もないから」
ラルは専属神の中でも性欲があまりなく、イチャイチャしたいというより、たまに傍に居て話している時間の心地よさの方が好きなタイプであり、ソルテと同様あまり他人とは深く関わりを持つのを好まないタイプなのだ。
ラル「ベタベタしたいって性格じゃないし、好きな時にパトさんの所に行くわ」
ソルテ「そうね、私も仕事で常に居るからそこで満足してしまって、プライベートは休日くらいに一緒に居てくれたらいいくらいですね、流石に一日合わないのは寂しいですから」
ラル「ふふふ、可愛らしいわね、皆は毎日なんて会えないのに、ほんとに毎日会っている専属神ってソルテくらいじゃない?」
ソルテ「最近は月花ちゃんもね、プライベートでもどこでも脳内で喋る事が出来るらしいから本当いい契約だと思うわ」
ラル「私はそれ引いてたらストレスが強かったかも」あはは~(苦笑い)
ソルテ「それではまた明日お互い仕事頑張りましょうね」
ラル「そうね、明日も嫌われるか~~」背伸び~~
ラルはそう言いながら「ご馳走様~」と去って行った。
そしてソルテは今日は自室のお風呂に入り、寝る準備をする。
ソルテ「以前は早朝に起こしに行ってたけど、今はそれも無くなって出発前に着けばいいくらいになったから朝にもゆとりが生まれた・・・ありがたいわね」
ソルテは部屋の灯りを消し、ベッドの中に入る。
ソルテ(今日もパトさんのご奉仕をしたな・・・凄く気持ちよさそうにしてくれるから私も嬉しいけど・・・私はちょっと寂しいかな)
ソルテ「ん///」クチュ
ソルテは今日の性的奉仕の事が頭によぎり、自慰行為を始める。
ソルテ(いつも私が奉仕をしてるけど、私はパトさんから気持ちよくしてもらえない、今は慣れたけどやっぱりこういう行為をしたら欲しくなる・・・でも本来業務内でそのような行為は禁止、だからバレたらいけない・・・そう、だから私は我慢しないと・・・)
ソルテ「んん///」チュクチュク
ソルテはそんな事を考え、自分が抱かれ、快楽のまま求められることを想像しながら自慰行為も絶頂を迎え、性欲を抑える。そして荒々しくなった息を整え、ソルテはボソっとつぶやく
ソルテ「パトさんも私の欲求・・・わかってくれたらいいのにな」
ソルテは濡れてしまった自身の股間を拭き、そのまま眠ってしまう。
そして翌朝、何事もない顔で、いつものソルテの姿で、秘書としてパトの前に立つのだ。
ソルテ「おはようございます、パト様、本日も一緒に頑張りましょうね」
帝国が再建された当初はソルテの仕事量もかなり多く存在したが
月花が近衛部隊総長としてパトの補佐に入ったおかげでソルテが細かく介入しなくてもよくなった。
メルリア達、専属侍女や帝王直属侍女部隊が出来たおかげでパトの身の回りを気にしなくてよくなった。
他の業務も部隊を細かく分けた事でソルテの負担が軽くなり、依然と比べ暇な時間が出来る程余裕が生まれたのだ。
今のソルテの業務はパトのタイムスケジュール管理、メリアへの毎日行う業務報告とメリアからたまに指示がある方針会議と指示がある程度、それ以外は出かける事が無ければ常に玉座で時間を過ごしている。
・・・・・・
ソルテ(以前までなら業務時間をどうしても超えるレベルの仕事量があったり、パトさんを起こしに行ったり、逆に夜間の確認で見回りをしたりで、全然自分の時間が無かったけど、今となっては週休完全2日とっても全然楽なほど仕事に余裕がある、役割分担って本当に大事ね、痛感したわ)
ソルテはパトが授業を受けている間に仕事を終わらせ、後はスケジュールに沿ってパトに同行するだけの仕事だった、最近は他の部隊も人数を増やし、部隊を管理する中堅を置いたことで専属神達にも時間が出来、以前ほど休みのない毎日に脅かされる事は無くなった。
ソルテ(色々ひと悶着はあったけど結果的にはパトさんのおかげなんでしょうね、メリア様に意見を言って問答無用で黙らせる事が出来る唯一の権力者、だけどそれは独裁政権と変わらないから、しっかり私がパトさんを教育して、よりよい帝国に導けるようにしないといけない、責任の重さは変わってないわね)
ソルテはパトの教育全般を任されているため、厳しく指導するのもソルテの役目、そしてパトに厳しく指導できるのは専属神内でもソルテだけ、任された仕事から除けられないようにソルテも必死だった。
・・・・・・
パトの授業が終わった頃
ソルテ「お疲れ様です、これから30分の休憩後、戦闘訓練に入りますので、休憩後いつも通り更衣室で着替え、バトルルームにいらしてください。時間が来ましたら私からも一声お掛けしますので」
パト「わかった、それじゃあちょっと仮眠したいから5分前になったら起こして」
メルリア「わかりました、アナタ」
パトはそう言うと更衣室のベンチで仮眠をとるために横になった。
その時、メルリアはさぞ当たり前かのように膝枕をし、能力で心地いい風をパトに送る。
ソルテ(以前は確かにパトさんは国王なのにこういう配慮が足りなかった、今こうやって侍女の恩恵を受ける、それが本来あるべき国王の形、やっと私の理想通りになったって感じね)
そして5分前になり、メルリアがパトを起こす。
ソルテ「しっかり休めました?」
ソルテはパトの横に座り、話を聞く
パト「ああ、さっきの授業は眠すぎた、淡々と本を読まれるとなんであそこまで眠くなるんだろうね」
ソルテ「わかります、難しい本や、文章を見ていると眠気に襲われますよね、最近は文字数の多い書類をあまり多く見かけなくなったので、今以前の量の仕事をしたら眠れる自信はありますね」
パト「ソルテでもそうなら俺は余計にダメだな・・・っと世間話してる場合じゃないっと!早く準備しないとね!」
パトは急いで着替える、そして脱いだ服はメルリアに渡され、メルリアはそれを更衣室の外に居る侍女に渡し、新たな着替えを侍女から貰った。
ソルテ「更衣室での着替えはまだ侍女に任せないの?」
パト「え、やだよ、1分くらいで終わる着替えが数分も掛かるじゃん、どうせ訓練で着崩れるんだから適当でいいの!」
パトはそう言いながら訓練場に走って向かう。
ソルテ「あの言葉はまだ侍女達が未熟と取った方がいいのかしら・・・」
メルリア「どうでしょうね、旦那様は結構適当に話す事がありますから・・・」
ソルテ「今後の課題ね!最終目標は【侍女に全部やってもらった方が早くていい!】と言わせる事!」フンス!
メルリア「それって何もしない人じゃないですか?」苦笑い
・・・・・・
ソルテとメルリアはパトの訓練を眺めていた。
ソルテ「確実に強くはなってるのだけどね、もっと何か刺激があればいいんだけど、例えば切磋琢磨出来る同程度の実力者とか」
メルリア「難しいですね、帝国は皆さんお強いですから、専属神の人達と合同で訓練するとかはどうですか?」
ソルテ「ダメですね、最近まともに訓練してるのは雪花ちゃんくらい、ハクちゃんも専攻部隊時代は訓練してたけど、今の部隊になってから勉強ばっかりで訓練どころじゃないわ、カナちゃんも同じだし」
メルリア「では雪花や月花と合同で訓練すればいいのでは?」
ソルテ「月花ちゃんはあまり戦闘面では期待できないわね、それなりに実力は必要だけど、彼女は知略、頭脳はあのアリシア様や琴歌ちゃんすらも凌ぐ天才、だから戦闘面をあまり求められてない異例中の異例だから」
メルリア「そうなのね、育てれば強くなると思うのですけどね」
ソルテ「まあ、月花ちゃん本人が現段階で強さを求めてないし、戦いが好まない人に無理矢理戦わせないといけない程、帝国の軍事力は低くないし、問題はないですよ、やりたくなったら応援はします」
ソルテはメルリアとそう話しながら、一度パトを専攻部隊と一緒に合同訓練をさせたらいいのでは?と考えたりしていた。(それにはメリアと雪花の許可が居るため、まだ提案程度だが)
・・・・・・
パトが訓練でひと休憩に入り、メルリアがタオルとドリンクを用意し、能力で温度調整された風をパトに送る。
ソルテ(パトさんの欲求は・・・右足の痛み?)
ソルテ「ミーエル、パト様の右足を確認して」
ミーエル「は~い!」
実戦訓練ではミーエルも一応瞬時に対応できるようにモニター越しで監視している。
(だが常に見てるとは言っていない・・・)
ミーエルがソルテに言われた通り、右足を確認すると捻挫が見つかり、即座に治療する。
パト「ありがとう、ソルテ、ミーエル、メルリア、後半は基礎トレーニングだからセットをこなしてくるよ」
パトはそう言いながら息を整え、すぐに走り去っていった。
ミーエル「それじゃあね~」
ミーエルは要件を終えるとすぐに自分の部屋に戻って行った。
メルリア「流石ですね、ソルテ、私も一応異常はないか確認していたのですけど」
ソルテ「いえ、私は専属神契約でパトさんの欲求がわかるので、だから右足に対して痛みや違和感を直したいという欲求を感じ取っただけです、些細な変化ですけどね」
そう話しながら本日の基礎トレーニングを終え、訓練が終了したパトは汗を流すために更衣室内にあるシャワー室を使う。
メルリアとソルテはそこからパトが出るのを雑談しながら待っていた。
ソルテ(今までは一人だったけど、今は他の聖鬼神の子達も居るし、側近でメルリア様が常に話し相手になってくれるから寂しくないわね、玉座に行けば月花ちゃんも居るし)
そしてパトがシャワー室から出て、メルリアがパトにタオルを渡す。
ソルテ「パト様も慣れましたね、私達の前で全裸でも気にならなくなりました?」
パト「まあ、二人が気にしてないのに俺ばっかり気にしててもね、ね、メルリア?」
メルリア「え、いや・・・その~~」チラ
メルリアの目線はパトの顔あたりだった、下は見ていない
ソルテ(慣れるという課題で言えばメルリア様の方が大変そうね)苦笑い
・・・・・・
そしてメルリアが侍女に運動後の服を渡し、そのまま部屋の外で待っている間、パトは服を着替えようとする、だがソルテはその一瞬で感じ取った。
ソルテ(あ、欲情してる・・・)
ソルテはパトを見て、パトは勘付かれたと理解し、目を反らす。
だがソルテも専属神であり、互いに想い合う特別な存在、そんな些細な欲求にソルテは応える
ソルテ「あまり時間がないから座って」
パト「またお願いします・・・」
そしてソルテはパトに性的奉仕を行った、その手つきや動作は手慣れており、ソルテも性行為の中でもこのような奉仕の方が圧倒的に多いため、専属神の中でも愛撫や奉仕という分野では一番上手いとパトの中でも評価されていた。(なんとメリアよりも多く経験している)
ソルテの手順はいつも時間の都合もあり、口である程度馴染ませ、その後手を使いながら口で刺激し、早ければ2分以内に絶頂を迎えさせることが出来る。
そしてその絶頂を迎え、出された物はその場を汚さずに即座に次の行動に移せるように全て飲み干し、すぐに掃除をし、ハンカチを使い、パトの物を丁寧に拭き、戻す。それらの動作をパトが余韻に浸っている間に行い、このような行為を必要最低限に抑え、目撃されるリスクを抑えるようにした結果の賜物だった。
ソルテ「はい、では玉座でもしっかり役割を果たしてくださいね」口元フキフキ
パト「いつも悪いね」
ソルテ「こんなことが出来るのは私くらいでしょ?いつでもやってあげますからその時はコッソリと遠慮なく言ってね」
そう言いながら二枚目のハンカチで口元を拭き終わり、さらに口臭ケアと香水を使い、臭いを完全に消し、部屋の臭いも念のため携帯用の香水で隠す。
パト「手慣れてる・・・」
ソルテ「何度もすれば手慣れます」
ソルテはパトの背中をポンっと押しながら笑顔で手を振る。
そんな隠れて互いのプライベートを楽しみながら仕事に戻る。
・・・・・・
玉座ではパトは椅子に相変わらず暇そうに座り、数分後寝てしまう、
そして起きて、ソルテや月花、メルリアと雑談しているとエテルや美魅が遊びに来たり、スティアがたまに甘えに来たり、暇な専属神や従属神達がパトの所に来て、残りの業務を全うする。
ソルテはその時誰が来たか等の報告書を記入して、最後にメリアに送る。
それで一日の秘書業務は終わった。
・・・・・・
ソルテ「今日も何もなかったわね、でもそろそろ帝国の部隊巡回とか、予定を入れた方がいいわね、提案書を適当に作ってメリア様に明日報告書と一緒に投げておこう・・・」
ソルテはそんな事を考えながら、デスクの書類を片付け、自分の部屋に戻ろうとする。
以前ならここからパトを部屋まで送ってから残りの書類や報告書をまとめていたが、それらの仕事を侍女部隊や直属部隊の子がやってくれるおかげでソルテもそのまま自室に帰る事が出来た。
・・・・・・
ソルテ「ふはぁ~~、疲れた~~」
ソルテは自室のソファーにダイブし、大きな一息をつく
ソルテ「今日も私は頑張った!仕事はそんなにないけど頑張った!」
ソルテはソファーに置いてあるクッションに顔を沈め、足をバタバタする。
そしてある程度満足すると仰向けになり、天井を眺め、ぼーっと何も考えずに目を閉じる。
ソルテは基本的に内気であり、人見知りが激しい性格のため、普段の業務のように誰かと話すという行為に少なからずストレスを感じてしまうタイプであり、それを含め、メルリアやパトは業務上では目上の存在、月花は同じ総長として立場はほぼ同じ、疲れるのである。
ソルテ(だからといって部隊の子達と仕事以外で何話したらいいかわからないし・・・ラル様の気持ち・・・よくわかるなぁ~)
ソルテは仕事では見せないような緩い顔でホゲ~~っと間抜けな声を出しながら一日のストレスを開放していった。
その姿はまさに地球の日本に多く存在するOLそのものだった。
そしてある程度リラックスしたらコーヒーを作り、その間本を読んでいた。
ソルテ(今日はこの本は読み終えたいなぁ~、最近娯楽に特化した従属神達が帝国に娯楽を増やしてくれてるおかげで半年前に比べて面白い本が増えたし、こればかりは本当パトさんのおかげね)
どこの部隊にも所属していない従属神は何をしてもいいため、自分達の長所を生かして日頃を生きている、その中でも娯楽が多くあり、最近では帝国でも多くのお店や娯楽の文化が増えつつあるのだ。
もちろん、それはパトが考えたわけではなく、偶然の産物だった、役割のない従属はあまりにも退屈だった故の個神活動だった。
ソルテ(このシリーズまさかの1日に4冊も新シリーズ出てくるから1日中読んでても全然間に合わないのよね、今15巻だけど今出てるので390巻・・・他の気になるシリーズもどれも毎日出るから間に合わないし、娯楽天国ね・・・一冊のボリュームもかなり多いし、愛読家の私にとっては天国ね)
ソルテが満足していると部屋のドアがノックされる。
ラル「ソルテ、居るかしら?良いお菓子買ってきたから一緒にどう?」
ソルテ「ラル、いいですよ、今開けますね」
ソルテは扉の鍵を開けて、ラルを向かい入れる。
ラル「あら、もう15巻なのね、横で映画見ててもいいかしら?」
ソルテ「いいですよ、ラルは昨日の続編ですか?」
ラル「そうそう、今のシリーズ凄く面白くてね、従属神達の娯楽への力の入りようは凄いわね、もうこのシリーズまだ4作目だけど、昨日の今日でもう新作出してきてね、今28作目なんだけど、1作大体6時間程度あるから、一日ぶっ通しで見ようとしたらかなり満足してしまうのよね」
ソルテ「どこにそんな時間があるのでしょうね」
ラル「撮影ではNGを一度も出さないらしいわね、演出も周りの従属神がやってるし、小物は創造神達がすぐに作ってたりするから、後はその都度シーンが出来たら流れ作業で映像を繋ぎ合わせてながらBGMを入れたりしてるらしいわ、一度見学に行ったのだけど凄く満足だったわ、従属神達も本当馬鹿には出来ないわよね」
ソルテ「ラルの部隊の子が聞いたら喜びますね」クス
ラル「ソルテも最近わかるでしょ?下の子の扱いは難しいの」はぁ~
ソルテ「それですね~、威厳を出した方がいいのか、フレンドリーに行くべきか・・・」はぁ~
ラル「はい!仕事の事は考えない!今は娯楽に集中!」
ソルテはラルの隣に座り、ラルの好きな紅茶を出して、持ってきたお菓子をお皿に沿えて出した。
そして二人の時間は過ごし・・・
・・・・・・
ラル「ふう、満足!いつもごめんね、一人の方が好きなのに邪魔しちゃって」
ソルテ「ラルはわかってくれてるので気になりませんよ、でもパトさんの所にたまに行ったらいいのに」
ラル「う~ん、私は今の距離感が好きだから、それにあまり性欲もないから」
ラルは専属神の中でも性欲があまりなく、イチャイチャしたいというより、たまに傍に居て話している時間の心地よさの方が好きなタイプであり、ソルテと同様あまり他人とは深く関わりを持つのを好まないタイプなのだ。
ラル「ベタベタしたいって性格じゃないし、好きな時にパトさんの所に行くわ」
ソルテ「そうね、私も仕事で常に居るからそこで満足してしまって、プライベートは休日くらいに一緒に居てくれたらいいくらいですね、流石に一日合わないのは寂しいですから」
ラル「ふふふ、可愛らしいわね、皆は毎日なんて会えないのに、ほんとに毎日会っている専属神ってソルテくらいじゃない?」
ソルテ「最近は月花ちゃんもね、プライベートでもどこでも脳内で喋る事が出来るらしいから本当いい契約だと思うわ」
ラル「私はそれ引いてたらストレスが強かったかも」あはは~(苦笑い)
ソルテ「それではまた明日お互い仕事頑張りましょうね」
ラル「そうね、明日も嫌われるか~~」背伸び~~
ラルはそう言いながら「ご馳走様~」と去って行った。
そしてソルテは今日は自室のお風呂に入り、寝る準備をする。
ソルテ「以前は早朝に起こしに行ってたけど、今はそれも無くなって出発前に着けばいいくらいになったから朝にもゆとりが生まれた・・・ありがたいわね」
ソルテは部屋の灯りを消し、ベッドの中に入る。
ソルテ(今日もパトさんのご奉仕をしたな・・・凄く気持ちよさそうにしてくれるから私も嬉しいけど・・・私はちょっと寂しいかな)
ソルテ「ん///」クチュ
ソルテは今日の性的奉仕の事が頭によぎり、自慰行為を始める。
ソルテ(いつも私が奉仕をしてるけど、私はパトさんから気持ちよくしてもらえない、今は慣れたけどやっぱりこういう行為をしたら欲しくなる・・・でも本来業務内でそのような行為は禁止、だからバレたらいけない・・・そう、だから私は我慢しないと・・・)
ソルテ「んん///」チュクチュク
ソルテはそんな事を考え、自分が抱かれ、快楽のまま求められることを想像しながら自慰行為も絶頂を迎え、性欲を抑える。そして荒々しくなった息を整え、ソルテはボソっとつぶやく
ソルテ「パトさんも私の欲求・・・わかってくれたらいいのにな」
ソルテは濡れてしまった自身の股間を拭き、そのまま眠ってしまう。
そして翌朝、何事もない顔で、いつものソルテの姿で、秘書としてパトの前に立つのだ。
ソルテ「おはようございます、パト様、本日も一緒に頑張りましょうね」
No.80 田舎者 フルール episode7(Final)
ミーエル「メリア~治ったよ~」
メリア「んん?今何時くらいですか?」
ミーエル「もう朝だね、ちょっと時間掛かったよ、心も持ち直して考えなおしたし!これで大丈夫だよ思うよ!」
メリア「表だけじゃないですよね?一度それで結構問題になったのですが・・・」
メリアは地球での出来事を思い出した。
ミーエル「うん、私の場合、一種の洗脳術もあるから、そう思い込ませて、心の底から負担を軽減して、傷を治すようにしてるから問題ないよ、最後は一応メンタルチェックもしてるし」
メリア「え、それで先ほど言った結果通りになったのですか?」
ミーエル「うん、それよりもっと、【責任をもってあの3人を家族のように大事にするし、絶対に見捨てない】って覚悟してたから、まあ、そこは主様らしい結論だしいいんじゃないかな?」
メリア「重いですね~、これから肉体関係を持つ相手全員にそんな思想を持たれたらご主人が持たないと思うんですけどね」
ミーエル「その時はその時かな、今はこれでいいんじゃない?そんな先の事なんて言ったって主様がそれについてこれないわけだし」
メリア「そうですね、わかりました」
メリアはそう言うとミーエルの助言通り、慌てずにパトの心境が今後の帝国に当てはまるまでしっかり見届けようと決心した。
ミーエル「今日は体調不良ってことで一日ここで休ませてあげたいから、ソルテ達にそれだけ伝えといてくれる?」
メリア「わかりました、ではご主人をお願いしますね」
・・・・・・
メリア「というわけでご主人は夜に体調を崩され、ミーエルの所で治療は完了していますが、経過観察のために一日だけミーエルの所に入院となりました。なので今日の勤務は休みとなります」
エイリ「はい・・・あの、メリア様!私は侍女なので仕事に戻ります」
メリア「何を言っているの?もう貴女は侍女じゃないわ、聞いてなかったのかしら?」
エイリ「え?何のことでしょうか?」
メルリア「ごめんなさいメリア、その場の勢いで同行させただけでまだ言ってなかったの・・・///」
メリア「メルリア姉様らしくないですね、まあ初夜で緊張していたということにしておきましょう」
メルリア「言わないで、昨夜の事は私もちょっと・・・///」
常にくねくねしながら真っ赤な顔を両手で隠しているメルリアは放っておいてメリアはエイリに話を続ける。
メリア「エイリ、貴女はパト様直々のご要望で専属侍女への推薦がありました、そして私が貴女に再度審査した結果、合格とします、今の結果に慢心せずに、これからも切磋琢磨し、自身を磨き続け、パト様の隣に居ても恥ずかしくないように努めなさい、いいですね?」
エイリ「はい!畏まりました!!」
フルール「あの・・・私は・・・」
フルールは申し訳なさそうにメリアに聞く、まだ来て丸一日も経っていないのだ、本人からすれば保護者であるパトが居ないとどういう立ち位置に居ればいいかわからないのだ。
メリア「貴女は・・・仮専属侍女として採用します、一応昨夜の行為後、貴女が就寝している時にポテンシャルの変化を見させて貰いましたけど、中々興味深いと私自身判断したので今後の将来を見据えて認めます、ですが実力がないのは事実なので、当分の間は完全な侍女業務ではなく、パト様と一緒に授業を受け、実戦訓練を受けて貰います、そしてそれが終わり次第パト様の部屋で待機命令とし、パト様直々に指示を貰うまでその部屋から出る事を許しません。いいですね?」
フルールには帝国に必要な知識と帝国の従属神として相応しい実力を身に付けてもらうようになった。
だが実力がないため、パトの足手まといにならないためにもパトの部屋から出る事を許さないようにして保護をしようと決めた。
メリア(ご主人の理想通りの配置にしましたからね、後はご主人の選択が間違いではなかったと周りに認めさせてください、それはご主人にしか出来ないことですからね)
メリア「ということでソルテ、この三人の管理はメインはパト様、サブは私、貴女の命令優先は3番目なので、貴女がこの三人に命令する場合、パト様と私の承諾を得てから指示をお願いします。」
ソルテ「わかりました、メリア様」深く頭を下げる
そしてメリアとソルテは部屋を出て、残った3人はパトの部屋に残された
・・・・・・
ソルテ「まさか一晩で3人を抱くなんて・・・想像も出来ませんでしたね、そこまで本気とは」
メリア「そう言う事、だからソルテもご主人の本気に向き合ってあげて、せっかく最近はご主人が意思を持って前に進もうとしているのだから、私達が道を正し、修正させながらも寄り添って行かないとでしょう?専属神として、一人の女性として・・・ね?」
ソルテ「はい、私は本日はどうしましょうか?」
メリア「ご主人の自室に居る3人と仲良くなったらどうです?どうせなら月花ちゃんも暇でしょうし、5人で親睦会でも深めて今後の仕事が優位に動くようにしたらいいんですよ!ソルテも【命令権】はなくてもお願いなら出来ますからね、関係は上手く使って、上手く抜けて、ですよ?」
メリアは先ほど自分で言っておきながら、自分の言葉の抜けをソルテに教える
ソルテから命令は出来ないが、お願いし、パトから命令を出させたり、本人の意思で動けばそれは命令にはならない、そのためにも信頼と友好的な関係が必須になるためソルテに仲良くしておけとメリアは言った。
ソルテ「そうですね、ではメリア様のお言葉にあやかってそうさせて貰いますね」
そして二人は業務的な話をした後、ソルテが周りを見回し、メリアの耳元で小声で聞いた
ソルテ「メリア様、もしかしてその行為後の現場にそのまま呼ばれたの?」
メリア「ええ、三人共全裸で寄り添いながら寝てましたよ・・・その状態でポテンシャル確認は地獄でした・・・特にフルール、メルリア姉様の胸が邪魔で中々調べられなかったので・・・」
ソルテ「うわぁ、それはお気の毒に・・・」
メリア「まあ、そのおかげでこの現場をいち早く知って行動に移せたから良かったけど・・・一番不憫なのはネルですよ」
ソルテ「そういえば居なかったわね?どうしたの?」
メリア「昨夜あの部屋に居ながら一人だけ性行為もせずに寝ていたの・・・それで起きたら自分以外全員が事後でしょう?まあ泣きそうな顔してご主人の所に行ったわ、寝落ちしたネルの自業自得でしょうけど」
ソルテ「それは・・・一番心境が複雑ですね・・・でもちょっと・・・」
クスっと笑うソルテ
ソルテ「面白いですね、それw」
メリア「私もちょっと笑っちゃいましたw」
二人はクスクスと笑いながらお互い手をふり互いの勤務に戻る。
・・・・・・
パト自室にて
エイリ「ええ、いきなりの部隊異動・・・どうしましょう?メルリア様?」困惑
メルリア「とりあえず今後エイリは私達と同じ部屋で生活するようになるから、自分の荷物を部屋からここに持ってくるといいわ、これからは侍女の中でも最も特別な侍女として主様に尽くすようになりますからね」
フルール「私はどうしたらいいですか?」
メルリア「フルールはまだ母国から貴女の荷物が回収されていないので、当分はこの国で用意された物で生活ですね、というより恐らく今後私服に着替える機会がほぼ無くなりますし、私達専属侍女は側近ですから旦那様のお目汚しをしてはいけません、なので帝国産の服しか恐らく着れないと思ってください、最初は窮屈に感じるかもしれませんが」
フルール「いえ!服に拘りはなかったので!母の形見だけ手元にあれば私物は特に何もいりません」
メルリア「そう、なら今日はせっかくの休みですし、親睦会と新人研修としましょう!こんな時間がある事なんて滅多にないですからね!ここでしっかり業務を把握して明日から復帰する旦那様に精一杯のご奉仕が出来るようにしましょう!」
そうして3人は新生活に向けて準備を始めた。
その時に廊下で話を終えて戻って来たソルテとソルテに呼び出された月花が合流し、5人で新生活の準備や普段の仕事内容、親睦会として5人で祝いをした。
・・・・・・
病室にて
ミーエル「調子はどう?主様?」
パト「うん、大丈夫、鼓動も別におかしくないし、感情も落ち着いてる」
ミーエル「うんうん!それなら安心だね!今日は私に全部任せて!久しぶりに専属医師の仕事だよ!」
ミーエルは張り切りながら奥の部屋に戻っていく
パト(昨日の夜まではあんなに気分が沈んで心臓の鼓動がバカみたいに早かったのに・・・今は本当に落ち着いてる)
ネル「なぜ・・・私を・・・」
パト「うわ!びっくりした?!」ピ――――――!!
ミーエル「どしたの?!」バサ!!
常にパトの心音波形と感情波形を観察していたミーエルがパトの所に飛びついてきた!
するとそこにはパトのベッドに項垂れるネルが居た。
ミーエル「ネルか~~、もう!今主様は経過観察中なんだから変な刺激しないで!」プンプン!
ネル「ミーエルよ、お前に私の気持ちがわかるか?同じ部屋に居て・・・私以外全員が楽しく裸で性行為だ・・・私はその時馬鹿面しながら寝ていたのだぞ?」
ミーエル(うわ、めんどくさそう、それにネルが自分で馬鹿面って言うなんて、相当心に来てるね・・・)
パト「ごめん、ネル寝てたから・・・」
ネル「夜這いするだろ・・・普通、この場で言うのもなんだが、身体はもう既に準備出来ていたぞ・・・」頭を下げて項垂れながら震えている
パト「いや、良い寝顔だったし・・・その・・・ついで感覚でネルとの初めてをヤるのはちょっと俺は気が引けて・・・」
ネル「上手いな主様、だがもうあのような雰囲気はもう作れる気がしないのだ・・・」
パト「それはほら!こっちで過ごす時間を増やせば!」
ネル「言っただろう?こっちの世界は窮屈だと、それに私は帝園での役割があるのだ、常駐契約は出来ないのだよ」
ミーエル(毎日暇してたくせに)一時期ネルの住処で同居していた
パト「ネル!元気出して!俺がネルを特別に想ってるんだからこれからもそういう場面は来るって!」ネルの頭を撫でる
ネル「そうか、こんなめんどくさい女にもまたチャンスはあるか?主様~」パトのベッドに顔を埋めながらパトの手を受け入れるネル
ミーエル(うわ!ネルが主様に甘える所初めて見た!というかめんどくさいって自覚してたんだ?!)
すると扉が開き、そこにはエテルと美魅、エテルの頭に乗っているスティアの3人が入って来た。
エテル「玉座に居ないと思ったらここに居た」
美魅「一日中ベッドの中とは良い御身分やな!駄主!王様にでもなったつもりかいね!」
エテル「王様だよね?それに良い御身分だし」
美魅「今そんな事どうでもええんや!えんか!うちに弱ってる所見せたら殺されるで!」
エテル「心配だから授業終わってすぐに来たくせに・・・」
美魅「ちゃうわ!弱っとる主を見れるのは中々ないからチャンスやと思ったんや!」
スティア「元気そうだね~~、どっちかと言うとネルの方が元気ない~~?」
ミーエル「ああ、すぐに収まるから気にしないであげて」
エテル「それで、いつ殺すの?主目の前に居るけど?」
美魅「思ったより元気そうやったからええわ、こんなん弱ってるうちに入らへんからな」プイ
エテル「やっぱり心配で見に来ただけだよね?」
パト「皆心配掛けたね、今日は念のための入院だから明日からちゃんと復帰するよ!」
ミーエル「それを判断するのは私です!そのためにも安静にしてくださいね!」
ミーエルはそう言いながらベッドの上で座っているパトを寝かしつける。
ミーエル「ほら!ここは病室!主様も安静にしないといけないんだから騒がしくするなら出ていって!」
美魅「しゃあないな!まあええわ!元気な主を殺してこそやりがいがあるってもんやからな!」
エテル「その割には膝の上でまったりしてるよね?」
美魅「落ち着くんやからええやろ!」
スティア「美魅~~言ってることとやってること支離滅裂~~」
3人はそのまま病室から出ていった。
・・・・・・
ネル「さて、ミーエル、この病室のベッドをダブルサイズに変えて貰えるか?」
ミーエル「昨日のリベンジを今日果たすつもり?」ジー
ネル「違う、私も流石に弱っている主様に欲情はしない、従属として傍に居てやろうと思って居るのだ、こういう時には温もりが必要だろう?」ドヤ
ミーエル「へえ~さっきの言葉他の【十三天の心】に聞かせてあげたいね~、まあいいよ、でも昨日より主様が悪化してたらネルでも出禁だからね!この場所では私の方が偉いんだからね!」
ネル「わかっているさ、それにミーエル、その場の偉いなんて略奪すればすぐにひっくり返る」ドヤ
ミーエル「ネルがこの病室で一番偉くなっても使いこなせないでしょ」呆れ
ネル「何を言っている!私も【神羅万象支配】を持っているのだぞ!治療くらい出来る!」
ミーエル「はいはい、それじゃあベッド広げるからネルは離れててね~」
ミーエルはそう言いながらパトのベッドを広げた。スライド式で広くなる構造だった。
ネル「凄いな、広くなるのか」
ミーエル「まあ、人型以外の神でも治療が出来るようにって開発された帝国産の治療ベッドだからね、ある程度自由に広くは出来るよ」
ネル「よし!ならば主様よ!一緒にお風呂はどうだ?」
ミーエル「さっそく主様の心境を揺るがさないでーーー!!」(# ゚Д゚)
・・・・・・
後日
パト「さて、色々心配を掛けたね、話は聞いてるかな?」
パトは玉座に座っていた、そしてパトの前にはエイリとフルールの二人が居た。
エイリ「はい、私の新たな役目、今後主様のために誠心誠意尽くしていきたい所存です」
フルール「私をこのような待遇で保護してくださった主様の偉大なる恩にお応え出来るようにこの身を主様に全て捧げ、誠心誠意尽くさせて頂き、そして一刻も早く主様の傍に居ても恥ずかしくないように己を磨きたい所存です」
ソルテ「フルールの今後は聞いてますよね?」
パト「ああ、俺の希望通りだ、流石メリア、ソルテも受け入れてくれてありがとう、今度またゆっくり話そう、色々ギスギスしちゃったしね」
ソルテ「そうですね、仕事じゃなければベッドから出れないくらい泣いていた所です」
メルリア「ふふ」クスクス
パトはソルテの言葉に苦笑いをしながら二人の決意表明に応える
パト「二人の高い心意気は受け取った、では今後、俺の期待に応えてくれるのを期待しているぞ!」
エイリ・フルール「はい!」
こうしてエイリとフルールは専属侍女として新たな役割が与えられた。
ソルテ「ではさっそく授業に向かいます、今回はこの件で遅らせてますので、急いで向かいますよ」
パト「そうだな!」
ソルテ「フルール、貴女も今日から同じ部屋で学ぶのですから行きますよ!」
フルール「はい!!」
エイリ「では私は部屋の後ろで待機しています!」
メルリア「私は初日ですからね、エイリと一緒に同行させてもらいますね」
パト「なんか増えたな・・・専属神達も居るのに大変そうだ・・・」
こうしてたった一人の少女を保護した事からパトの周りは充実していった。
だが、こんな充実した生活も長くは続かなかった・・・。
メリア「んん?今何時くらいですか?」
ミーエル「もう朝だね、ちょっと時間掛かったよ、心も持ち直して考えなおしたし!これで大丈夫だよ思うよ!」
メリア「表だけじゃないですよね?一度それで結構問題になったのですが・・・」
メリアは地球での出来事を思い出した。
ミーエル「うん、私の場合、一種の洗脳術もあるから、そう思い込ませて、心の底から負担を軽減して、傷を治すようにしてるから問題ないよ、最後は一応メンタルチェックもしてるし」
メリア「え、それで先ほど言った結果通りになったのですか?」
ミーエル「うん、それよりもっと、【責任をもってあの3人を家族のように大事にするし、絶対に見捨てない】って覚悟してたから、まあ、そこは主様らしい結論だしいいんじゃないかな?」
メリア「重いですね~、これから肉体関係を持つ相手全員にそんな思想を持たれたらご主人が持たないと思うんですけどね」
ミーエル「その時はその時かな、今はこれでいいんじゃない?そんな先の事なんて言ったって主様がそれについてこれないわけだし」
メリア「そうですね、わかりました」
メリアはそう言うとミーエルの助言通り、慌てずにパトの心境が今後の帝国に当てはまるまでしっかり見届けようと決心した。
ミーエル「今日は体調不良ってことで一日ここで休ませてあげたいから、ソルテ達にそれだけ伝えといてくれる?」
メリア「わかりました、ではご主人をお願いしますね」
・・・・・・
メリア「というわけでご主人は夜に体調を崩され、ミーエルの所で治療は完了していますが、経過観察のために一日だけミーエルの所に入院となりました。なので今日の勤務は休みとなります」
エイリ「はい・・・あの、メリア様!私は侍女なので仕事に戻ります」
メリア「何を言っているの?もう貴女は侍女じゃないわ、聞いてなかったのかしら?」
エイリ「え?何のことでしょうか?」
メルリア「ごめんなさいメリア、その場の勢いで同行させただけでまだ言ってなかったの・・・///」
メリア「メルリア姉様らしくないですね、まあ初夜で緊張していたということにしておきましょう」
メルリア「言わないで、昨夜の事は私もちょっと・・・///」
常にくねくねしながら真っ赤な顔を両手で隠しているメルリアは放っておいてメリアはエイリに話を続ける。
メリア「エイリ、貴女はパト様直々のご要望で専属侍女への推薦がありました、そして私が貴女に再度審査した結果、合格とします、今の結果に慢心せずに、これからも切磋琢磨し、自身を磨き続け、パト様の隣に居ても恥ずかしくないように努めなさい、いいですね?」
エイリ「はい!畏まりました!!」
フルール「あの・・・私は・・・」
フルールは申し訳なさそうにメリアに聞く、まだ来て丸一日も経っていないのだ、本人からすれば保護者であるパトが居ないとどういう立ち位置に居ればいいかわからないのだ。
メリア「貴女は・・・仮専属侍女として採用します、一応昨夜の行為後、貴女が就寝している時にポテンシャルの変化を見させて貰いましたけど、中々興味深いと私自身判断したので今後の将来を見据えて認めます、ですが実力がないのは事実なので、当分の間は完全な侍女業務ではなく、パト様と一緒に授業を受け、実戦訓練を受けて貰います、そしてそれが終わり次第パト様の部屋で待機命令とし、パト様直々に指示を貰うまでその部屋から出る事を許しません。いいですね?」
フルールには帝国に必要な知識と帝国の従属神として相応しい実力を身に付けてもらうようになった。
だが実力がないため、パトの足手まといにならないためにもパトの部屋から出る事を許さないようにして保護をしようと決めた。
メリア(ご主人の理想通りの配置にしましたからね、後はご主人の選択が間違いではなかったと周りに認めさせてください、それはご主人にしか出来ないことですからね)
メリア「ということでソルテ、この三人の管理はメインはパト様、サブは私、貴女の命令優先は3番目なので、貴女がこの三人に命令する場合、パト様と私の承諾を得てから指示をお願いします。」
ソルテ「わかりました、メリア様」深く頭を下げる
そしてメリアとソルテは部屋を出て、残った3人はパトの部屋に残された
・・・・・・
ソルテ「まさか一晩で3人を抱くなんて・・・想像も出来ませんでしたね、そこまで本気とは」
メリア「そう言う事、だからソルテもご主人の本気に向き合ってあげて、せっかく最近はご主人が意思を持って前に進もうとしているのだから、私達が道を正し、修正させながらも寄り添って行かないとでしょう?専属神として、一人の女性として・・・ね?」
ソルテ「はい、私は本日はどうしましょうか?」
メリア「ご主人の自室に居る3人と仲良くなったらどうです?どうせなら月花ちゃんも暇でしょうし、5人で親睦会でも深めて今後の仕事が優位に動くようにしたらいいんですよ!ソルテも【命令権】はなくてもお願いなら出来ますからね、関係は上手く使って、上手く抜けて、ですよ?」
メリアは先ほど自分で言っておきながら、自分の言葉の抜けをソルテに教える
ソルテから命令は出来ないが、お願いし、パトから命令を出させたり、本人の意思で動けばそれは命令にはならない、そのためにも信頼と友好的な関係が必須になるためソルテに仲良くしておけとメリアは言った。
ソルテ「そうですね、ではメリア様のお言葉にあやかってそうさせて貰いますね」
そして二人は業務的な話をした後、ソルテが周りを見回し、メリアの耳元で小声で聞いた
ソルテ「メリア様、もしかしてその行為後の現場にそのまま呼ばれたの?」
メリア「ええ、三人共全裸で寄り添いながら寝てましたよ・・・その状態でポテンシャル確認は地獄でした・・・特にフルール、メルリア姉様の胸が邪魔で中々調べられなかったので・・・」
ソルテ「うわぁ、それはお気の毒に・・・」
メリア「まあ、そのおかげでこの現場をいち早く知って行動に移せたから良かったけど・・・一番不憫なのはネルですよ」
ソルテ「そういえば居なかったわね?どうしたの?」
メリア「昨夜あの部屋に居ながら一人だけ性行為もせずに寝ていたの・・・それで起きたら自分以外全員が事後でしょう?まあ泣きそうな顔してご主人の所に行ったわ、寝落ちしたネルの自業自得でしょうけど」
ソルテ「それは・・・一番心境が複雑ですね・・・でもちょっと・・・」
クスっと笑うソルテ
ソルテ「面白いですね、それw」
メリア「私もちょっと笑っちゃいましたw」
二人はクスクスと笑いながらお互い手をふり互いの勤務に戻る。
・・・・・・
パト自室にて
エイリ「ええ、いきなりの部隊異動・・・どうしましょう?メルリア様?」困惑
メルリア「とりあえず今後エイリは私達と同じ部屋で生活するようになるから、自分の荷物を部屋からここに持ってくるといいわ、これからは侍女の中でも最も特別な侍女として主様に尽くすようになりますからね」
フルール「私はどうしたらいいですか?」
メルリア「フルールはまだ母国から貴女の荷物が回収されていないので、当分はこの国で用意された物で生活ですね、というより恐らく今後私服に着替える機会がほぼ無くなりますし、私達専属侍女は側近ですから旦那様のお目汚しをしてはいけません、なので帝国産の服しか恐らく着れないと思ってください、最初は窮屈に感じるかもしれませんが」
フルール「いえ!服に拘りはなかったので!母の形見だけ手元にあれば私物は特に何もいりません」
メルリア「そう、なら今日はせっかくの休みですし、親睦会と新人研修としましょう!こんな時間がある事なんて滅多にないですからね!ここでしっかり業務を把握して明日から復帰する旦那様に精一杯のご奉仕が出来るようにしましょう!」
そうして3人は新生活に向けて準備を始めた。
その時に廊下で話を終えて戻って来たソルテとソルテに呼び出された月花が合流し、5人で新生活の準備や普段の仕事内容、親睦会として5人で祝いをした。
・・・・・・
病室にて
ミーエル「調子はどう?主様?」
パト「うん、大丈夫、鼓動も別におかしくないし、感情も落ち着いてる」
ミーエル「うんうん!それなら安心だね!今日は私に全部任せて!久しぶりに専属医師の仕事だよ!」
ミーエルは張り切りながら奥の部屋に戻っていく
パト(昨日の夜まではあんなに気分が沈んで心臓の鼓動がバカみたいに早かったのに・・・今は本当に落ち着いてる)
ネル「なぜ・・・私を・・・」
パト「うわ!びっくりした?!」ピ――――――!!
ミーエル「どしたの?!」バサ!!
常にパトの心音波形と感情波形を観察していたミーエルがパトの所に飛びついてきた!
するとそこにはパトのベッドに項垂れるネルが居た。
ミーエル「ネルか~~、もう!今主様は経過観察中なんだから変な刺激しないで!」プンプン!
ネル「ミーエルよ、お前に私の気持ちがわかるか?同じ部屋に居て・・・私以外全員が楽しく裸で性行為だ・・・私はその時馬鹿面しながら寝ていたのだぞ?」
ミーエル(うわ、めんどくさそう、それにネルが自分で馬鹿面って言うなんて、相当心に来てるね・・・)
パト「ごめん、ネル寝てたから・・・」
ネル「夜這いするだろ・・・普通、この場で言うのもなんだが、身体はもう既に準備出来ていたぞ・・・」頭を下げて項垂れながら震えている
パト「いや、良い寝顔だったし・・・その・・・ついで感覚でネルとの初めてをヤるのはちょっと俺は気が引けて・・・」
ネル「上手いな主様、だがもうあのような雰囲気はもう作れる気がしないのだ・・・」
パト「それはほら!こっちで過ごす時間を増やせば!」
ネル「言っただろう?こっちの世界は窮屈だと、それに私は帝園での役割があるのだ、常駐契約は出来ないのだよ」
ミーエル(毎日暇してたくせに)一時期ネルの住処で同居していた
パト「ネル!元気出して!俺がネルを特別に想ってるんだからこれからもそういう場面は来るって!」ネルの頭を撫でる
ネル「そうか、こんなめんどくさい女にもまたチャンスはあるか?主様~」パトのベッドに顔を埋めながらパトの手を受け入れるネル
ミーエル(うわ!ネルが主様に甘える所初めて見た!というかめんどくさいって自覚してたんだ?!)
すると扉が開き、そこにはエテルと美魅、エテルの頭に乗っているスティアの3人が入って来た。
エテル「玉座に居ないと思ったらここに居た」
美魅「一日中ベッドの中とは良い御身分やな!駄主!王様にでもなったつもりかいね!」
エテル「王様だよね?それに良い御身分だし」
美魅「今そんな事どうでもええんや!えんか!うちに弱ってる所見せたら殺されるで!」
エテル「心配だから授業終わってすぐに来たくせに・・・」
美魅「ちゃうわ!弱っとる主を見れるのは中々ないからチャンスやと思ったんや!」
スティア「元気そうだね~~、どっちかと言うとネルの方が元気ない~~?」
ミーエル「ああ、すぐに収まるから気にしないであげて」
エテル「それで、いつ殺すの?主目の前に居るけど?」
美魅「思ったより元気そうやったからええわ、こんなん弱ってるうちに入らへんからな」プイ
エテル「やっぱり心配で見に来ただけだよね?」
パト「皆心配掛けたね、今日は念のための入院だから明日からちゃんと復帰するよ!」
ミーエル「それを判断するのは私です!そのためにも安静にしてくださいね!」
ミーエルはそう言いながらベッドの上で座っているパトを寝かしつける。
ミーエル「ほら!ここは病室!主様も安静にしないといけないんだから騒がしくするなら出ていって!」
美魅「しゃあないな!まあええわ!元気な主を殺してこそやりがいがあるってもんやからな!」
エテル「その割には膝の上でまったりしてるよね?」
美魅「落ち着くんやからええやろ!」
スティア「美魅~~言ってることとやってること支離滅裂~~」
3人はそのまま病室から出ていった。
・・・・・・
ネル「さて、ミーエル、この病室のベッドをダブルサイズに変えて貰えるか?」
ミーエル「昨日のリベンジを今日果たすつもり?」ジー
ネル「違う、私も流石に弱っている主様に欲情はしない、従属として傍に居てやろうと思って居るのだ、こういう時には温もりが必要だろう?」ドヤ
ミーエル「へえ~さっきの言葉他の【十三天の心】に聞かせてあげたいね~、まあいいよ、でも昨日より主様が悪化してたらネルでも出禁だからね!この場所では私の方が偉いんだからね!」
ネル「わかっているさ、それにミーエル、その場の偉いなんて略奪すればすぐにひっくり返る」ドヤ
ミーエル「ネルがこの病室で一番偉くなっても使いこなせないでしょ」呆れ
ネル「何を言っている!私も【神羅万象支配】を持っているのだぞ!治療くらい出来る!」
ミーエル「はいはい、それじゃあベッド広げるからネルは離れててね~」
ミーエルはそう言いながらパトのベッドを広げた。スライド式で広くなる構造だった。
ネル「凄いな、広くなるのか」
ミーエル「まあ、人型以外の神でも治療が出来るようにって開発された帝国産の治療ベッドだからね、ある程度自由に広くは出来るよ」
ネル「よし!ならば主様よ!一緒にお風呂はどうだ?」
ミーエル「さっそく主様の心境を揺るがさないでーーー!!」(# ゚Д゚)
・・・・・・
後日
パト「さて、色々心配を掛けたね、話は聞いてるかな?」
パトは玉座に座っていた、そしてパトの前にはエイリとフルールの二人が居た。
エイリ「はい、私の新たな役目、今後主様のために誠心誠意尽くしていきたい所存です」
フルール「私をこのような待遇で保護してくださった主様の偉大なる恩にお応え出来るようにこの身を主様に全て捧げ、誠心誠意尽くさせて頂き、そして一刻も早く主様の傍に居ても恥ずかしくないように己を磨きたい所存です」
ソルテ「フルールの今後は聞いてますよね?」
パト「ああ、俺の希望通りだ、流石メリア、ソルテも受け入れてくれてありがとう、今度またゆっくり話そう、色々ギスギスしちゃったしね」
ソルテ「そうですね、仕事じゃなければベッドから出れないくらい泣いていた所です」
メルリア「ふふ」クスクス
パトはソルテの言葉に苦笑いをしながら二人の決意表明に応える
パト「二人の高い心意気は受け取った、では今後、俺の期待に応えてくれるのを期待しているぞ!」
エイリ・フルール「はい!」
こうしてエイリとフルールは専属侍女として新たな役割が与えられた。
ソルテ「ではさっそく授業に向かいます、今回はこの件で遅らせてますので、急いで向かいますよ」
パト「そうだな!」
ソルテ「フルール、貴女も今日から同じ部屋で学ぶのですから行きますよ!」
フルール「はい!!」
エイリ「では私は部屋の後ろで待機しています!」
メルリア「私は初日ですからね、エイリと一緒に同行させてもらいますね」
パト「なんか増えたな・・・専属神達も居るのに大変そうだ・・・」
こうしてたった一人の少女を保護した事からパトの周りは充実していった。
だが、こんな充実した生活も長くは続かなかった・・・。
2022年11月23日
No.79 田舎者 フルール episode6(R18)(設定説明あり)
メリア「本当に良かったのですか?」
パト「うん・・・これで良かったんだ・・・」
パトとメリアの前には安らかな顔で寝ている3人が居た・・・
・・・・・・
パトがネルからのお誘いを受けた後、「心の準備がある」と言いトイレに向かった。
パト(ヤバイヤバイ!このままだと今夜はとんでもないことになるぞ?!こうなったら仕方ない!)
パトは帝オーラを使い、【十三天の心】ルナを召喚した。
ルナ「あの・・・召喚先がトイレというのは・・・」
パト「今はそれどころじゃないんだよ、貞操の危機なんだ、助けて」
ルナ「はぁ、どうすれば?」
パト「ルナって魔人の始祖なんだよな?つまり色んな魔族の技とか使えるんだよな?いや!使えてください!今すぐ覚えてください!」
ルナ「そんなに懇願しなくても使えますよ!落ち着いてください」
パト「それで今この部屋に居るネル含め4人を寝かせてほしいんだ、そして俺と性行為をしている夢を見させてほしい!じゃないと俺が現実でそれらをしないといけなくなるんだよ?!」
ルナ「今後のためにも一度経験しておいたらどうです?」
パト「あ~ルナまでそんなこと言うんだ~~!俺の貞操とかどうだっていいんだ~~」
ルナ「甲斐性なしな主様というのも中々私としてはありなので///」
パト「ルナの性癖なんて聞いてないよ!それで出来る?」
ルナ「出来ますけど・・・それって相手の気持ちを裏切る行為になりませんか?」
パトはルナの意見に喉を詰まらせる。
ルナ「私の時もこのようにお逃げになるのですか?私はせっかくここまで勇気をもって誘ってくださっているのですから・・・受けてあげて欲しいですけど・・・」
ルナは自分の時もこのようにはぐらかされてしまうのか?と少し心配になり、パトにそう問う
パト「それは・・・嬉しいけどさ・・・」
ルナ「1度に性行為を行う人数が一人じゃないといけないなんてルールはありませんよ、その日が4人なら、4人全員を愛したらいいじゃないですか」
パト(ダメだ?!ルナも別に集団性行為に対して抵抗がないタイプか?!メリアも多分やれって言うし、雪花とかだとこの場はどうにかなるけど、その後も色々問題になりそうだし・・・月花!!月花はどう思う!?)
月花(・・・・すぴーzzz)
パト(寝てやがる?!まあ当たり前か・・・え、やらないと駄目なの?!いや!やりたいけど!いいの?!いいものなの?!何か俺の中で失われない?!「俺、一晩で4人一斉に相手したことあるから」とかプレイボーイの謳い文句経験者になるの?!)
パトは頭を抱えて考える、ルナから見たら本当に苦しそうに悩んでいるパトを見て、心底集団性行為はパトの中にある常識的に有り得ないという事なんだろうと理解する。
ルナ「・・・わかりました。そのような状態で初夜をされても相手も不満が残るでしょうからね、今回は私が手助けします・・・」
パト「・・・やっぱり俺がヘタレなのが駄目なのかな・・・」
ルナ(優柔不断とヘタレのコンボが入りましたね!?この状態になると決まるまで時間がかなり掛かる!下手すれば決まらないことだってあるんですよ?!)
ルナ「主様、お時間がないのでは?」
パト「わかった・・・男・・・見せるよ・・・」
パトは服をその場で脱ぎ、覚悟を決める!!!!
ルナ「そ、その場で脱がないでください///」
パト「ルナ、済まなかったな、命令変更だ、精力増強を俺に促してくれ、10回戦くらいはいけるくらいやらないと賢者モードに入らないくらいに」
ルナ(男らしい!!)ドキ!!
ルナはパトの命令通りに勢力増強を促す魔術と使い、パトを強化する
パト「凄いムラムラだ・・・これなら理性のブレーキもいい感じに弾け飛ぶだろうぜ・・・ルナも混ざるか?」
ルナ「わ、私は一人の時に長く愛されたいという夢があるので・・・///」
パト「俺には促してきたくせに案外ルナも可愛い所があるじゃないか・・・行ってくる!!」
パトは全裸でトイレのドアを思い切り開ける!!そしてそのまま自室に居るネルの元に向かう
それを見送ったルナはとりあえずこの場に居たら危険と察知し、即座に帝園に帰る。
そしてパトの記憶はここから飛んだのだ・・・
・・・・・・
パト「・・・メリア・・・来てくれないか?」
メリア「ご主人?こんな夜遅くになんでしょうか?」眠い・・・
パト「いいから・・・」
パトからそう言われるとすぐに晶話が切られる
晶話(しょうわ)・・・帝国や帝園の技術で結晶同士で会話や互いの映像を移す事が出来るアイテムである、帝国や帝園では連絡用として主流である。
メリア「どうしたんでしょうか・・・結構深刻そうですが・・・」
・・・・・・
そして冒頭に戻り。
メリア「とりあえず服着ます?いえ・・・お風呂の方がいいですかね?」
パト「ああ・・・罪悪感で死にたい・・・」
メリア「本当に覚えてないのですか?」
パト「やったことは覚えてるさ・・・でも何を発して、相手が何を言ったかとかは・・・行為の内容は結構しっかり覚えているのだけど・・・だから罪悪感で死にたいんだけどね・・・」
メリアの前には実の姉であるメルリアとフルール、エイリの3人が裸で抱き合って寝ている姿だった、もちろん全裸である・・・
メリア「ちなみに・・・ネルは?」
パト「いや、俺がトイレで長い間悩んでいる間に寝てたらしくて・・・」
パトの曖昧の記憶の中で、パトが自室に戻ると、ネルは再度睡眠に落ちていた。
ネルはあまり夜更かしが出来るタイプではなく、夜はどうしても睡魔が勝ってしまい、睡眠を優先していまうらしい。
その説明を聞き、パトの自室で寝ているネルを見ると確かに先ほどの3人に比べて凄く整った布団や髪を見て説明通りなんだなと認識する。
メリア「それでなんで私を呼んだのですか?」
パト「こんなこと相談出来るのメリアしかいないじゃん、生憎こんな深夜だと専属神全員寝てるだろう、メリアも寝てたんでしょ?」
メリア「ええ、まあ流石にこんな時間ですし・・・」
パト「だからメリアに懺悔して快楽と煩悩に身を委ねた残念主の姿を見てもらおうとね・・・」
パトは全裸で体育座りをしながら頭を伏せていた。
メリア(一国の王が全裸で部屋の隅で体育座りしながら悲しんでいる姿は・・・絶対に誰にも見せれませんね・・・)焦
メリア「とりあえずお風呂に入りましょう、私も一緒に入ってお話を聞きますから」
パト「うん・・・あと、フルール見て、多分だけど、俺から見てもかなり凄い進化をしたと思うんだけど」
メリア「わかりました、確認しますね」
・・・・・・
メリアは全裸で寝ている3人を見る・・・
メリア(そういえばこれでこの3人はご主人の物になった。メルリア姉様、私を含め、ご主人の所有する帝王神候補は3名、私とソフィアの力が戻り、ご主人が以前ほどではなくとも、帝園をある程度使いこなせるくらいまで成長すればこの世界の天下を取るのは用意・・・)
メリアは不敵な笑みを浮かべながらメルリアの頭に優しく手を置く
メリア(おめでとうございます、メルリア姉様、貴女はどこまでも私の理想通りに事を進めてくれますね・・・ずっと嫉妬してましたけど、メルリア姉様をご主人の傍に置いておいて正解でしたよ・・・このまま私の代わりにご主人を導いてくださいね、私と同じ頭脳を持っているのですから)
メリアはメルリアに感謝の意を送り、メルリアも今回初めてということで、覚醒をしているはずとメリアがメルリアのポテンシャルを覗く。
メリア(ふむふむ、成程・・・私やソフィアは制限が掛かってしまってるからどうしてもポテンシャルを見ようよしてもロックが掛かって見れなかったのですが・・・凄い・・・帝王神候補に選ばれる神がさらに覚醒したら・・・ふふふ、これは私やソフィアにも強い期待が持てますね・・・ありがとうメルリア姉様、感謝の意を込めて今後メルリア姉様にはご主人の導き手として傍に居てもらう事をこの私メリア直々に許可しましょう、このような結果ならば私の嫉妬も心躍る歓喜の嫉妬になるでしょうね・・・)
メリアは普段から帝王神候補として絶対的なポテンシャルを持っていたメルリアが今回の件でさらに大幅な進化を遂げた事により、今以上に期待できるメルリアの可能性に歓喜した。
メリア「次はエイリね、この子は確かご主人が推薦してきた侍女部隊所属の子ね、あのご主人が推薦するほどの子なのでどんな子か一目見たかったのですが・・・確かにこれはご主人が欲しがるわけですね、ご主人の好みそのままじゃないですか!まあ!私の方がご主人のドストライクなんですけどね!!」
メリアはふん!とどや顔をしながらエイリの頭にそっと手を置く
メリア(嬉しい事にご主人の好みを私はコンプリートしているんです!相思相愛!以心伝心!忠実で愛が重い子が好きという所まで再現したらこの子も専属神と遜色ない愛情を得られるかもしれないですね~~、メルリア姉様は忠実ですけど愛が重くないですからね~、そこがまだご主人のハートを射貫いていない原因なんですが、私より夢中になられても癪なので黙っておきましょう!)
メリアがポテンシャルを覗くと同時にどうでもいい事を考えているとスキャンが完了した。
メリア「えっと~、エイリは・・・【援喜闘幸福神(えんきとうこうふくしん)】おお~~!戦いも出来、アシストも超一流という援喜神の最上位種ですか!大抵アシストメインの神ですが、この子は前線でも闘神の如く戦う事も出来、それらのスキルや能力も覚えていくでしょうね、現時点で最上級神77位なら、今回で神王クラスの実力アップは見込めるでしょうね、というより性行為でさらに進化するんですね・・・それって私達も?」
メリアは考えるが、専属神全員初体験は既に済ませており、一応確認したが、そのような二段階進化は見られなかった。
メリア(この子が特別?いやそれともキス一度程度では満足な進化が出来なかった?それで今本格的な進化が出来たということ?でもその可能性が高いわね、でも確かにこのポテンシャルなら専属侍女に置いても問題はないでしょう、私が観察して・・・ですけどね)
メリアがエイリの評価をし終えると、真ん中で二人から抱き着かれるように眠りについているフルールを見る。だがそのフルールは見たらすぐわかるレベルで【天使】だった。
メリア(フルール、この子は天使族に進化したのね、攻撃型じゃなくて守備型なのはまあ、侍女としては本望な所ですけど・・・後はどこまでの進化をしたかですよね・・・ご主人も何か凄いって言ってましたし、これはしっかり確認しないとですね!!)
メリアはメルリアとエイリのせいで少し遠いがなんとかフルールの頭に手を乗せ、ポテンシャルを覗く
メリア(ご主人に拾われた子、さっきまでは本当にポテンシャルが低すぎて奴隷にするのも嫌なほどでしたが・・・せっかく今回で覚醒したのですからご主人の期待を裏切らないようにしてほしいですね、いえ、覚醒が大した事なければそれはそれで証明になりますね、弱い個体に覚醒を促しても弱いままだから覚醒させるだけ無駄と、そう考えればこの子は結果次第はいい実験体という考え方も出来ますね、私が同じことをしようとしたら絶対にご主人怒っちゃいますからね、)
メリアがいつも通り腹黒い事を考えているとスキャンが終わり、ポテンシャルを見ていく
メリア「種族は・・・ラルと同じ【聖天守護天神】・・・えっと~~この子の場合、どういう見方になるのでしょうかね・・・天使って確か11種族のタイプに分かれてましたよね?ラルは【峻厳】で月花ちゃんの所のネロは【慈悲】、あの二人は色の特色が凄く出てるからわかりますけど・・・この子は白いですからね~~、ちょっと失礼」
メリアはフルールの眼を無理矢理開いてみた、眼球が上の方に隠れていたためオーラで膜をつくり、眼球を真正面に向けさせ、確認する
メリア「姉様の胸が邪魔!!!」
フルールはメルリアの胸元に顔を預けるように寝ていたため、眼の確認をしたくてもメルリアの胸が邪魔をするのだ。
そうこうしながらなんとかフルールの眼を確認する。
メリア「赤い眼の・・・華眼???」
メリア(華眼は帝園の天使にだけ現れる特徴的な眼、この子はこの現実世界で生まれた弱い神、なのになんで覚醒したらこんなことに・・・わからない、ちょっと明日早朝にご主人達が来る前にミーエルから聞いておかないとですね)
メリア「確かにご主人が困惑するのも納得ですね、ですが赤い眼という事はラルと同じ峻厳ってことですかね、まあ、いいでしょうそれではご主人の所に戻りますかね」
メリアは3人の確認を済ませ、絶賛体育座り中のパトの元に戻る
・・・・・・
メリア「あの・・・服着ないのですか?」
パト「なんだよ、メリアも俺の事ヤリチンだと思ってんだろ、そうだよ、俺は甲斐性なしで取り柄もない、支えられて自分では何もできないくせに、女にだけはヤる事だけやるクソ野郎だよ、生きててごめんなさい・・・」
メリア「うわ、凄くショック受けてますね」
メリア(100万の従属神と性行為してもらうためには1日10人~100人とか当たり前のようにしてほしいのですが・・・3人でこれだと・・・ちょっと先が思いやられますね・・・)
メリア「ミーエルさんの所に行きます?」
パト「行く、ここには絶対に来てほしくない・・・ミーエルから軽蔑される、まぁ、結局事の発端を説明するから軽蔑されるんだけどね・・・ミーエルは無垢な子だからなぁ、はぁ~~~」(病み)
メリア「では私が服を着せてあげますので一緒に行きましょう!ね?」
メリアは一緒にお風呂とも考えていたが、まず何よりパトのメンタルケアが大事だと考え、急いで服を着させ、ミーエルの元に向かう
メリア(さりげなくそのまま天使の事を聞けばいいですしね)
・・・・・・
ミーエル「・・・私はこんな夜中に叩き起こされて、なんてとんでもない懺悔を聞いているの?」
ミーエルはパトから事情を説明を受けた。
メリア「今回ばかりはご主人でも逃げ切れなかったみたいなんです、ミーエル、どうにかメンタルケア頼めませんかね?」
ミーエル「専属医師だから全然いいけど・・・異性と性行為してただでさえ専属神意外とするのは気が引けるのに、専属神以外の子、しかも3人共初めてという状況でまさかの4Pをかまして罪悪感で病むって・・・うん、面白いwww」
ミーエルは笑いを堪える、ミーエルにとって性行為などどうせ主としか出来ないため、他の子とヤッた等の話なんてそこまで気にもしない案件なのだ(価値観の違い)
メリア「面白がらないで!とりあえずケアをお願いします!じゃないと今後性行為がトラウマとかになったら私達が凄く辛いです!!」
ミーエル「必死だね~、でもわかった、でもどこまでのケアをするの?完全に立ち直らせるの?でもそれを立ち直らせたら今の主様の女性への価値観とか変わらないかな?今は抵抗感があるから見境なく従属に手をだす事はしないし、大事にしてくれるけど、そこの価値観が下がったり慣れられたら、それこそ私達を性の対象でしか見ない・・・みたいになるかもしれないよ?」
メリア「それは・・・ちょっと私も嫌ですね、では【今回は3人の未来のためにやったこと、そのおかげで3人の女性は救われた】という形で刷り込んでくれます?」
ミーエル「それなら、大義名分が出来るね、わかった!」
ミーエルはカルテに今回のパトの病について記載し、記録していく。
メリア「それにしても結構ありますね、これ全部ご主人のですよね?」
ミーエル「うん、専属医師だしね、これらは全部主様が病に掛かった、もしくはその傾向があったものだね、これらの細かい情報があれば体調管理もバッチリだからね!」
メリア(普段抜けてますけど、仕事をちゃんとしてて良かったです)
ミーエル「一応毎日メディカルチェックを行ってて、そのデータを毎日保存しているのですけど、今日は特に朝は問題なかったので、今回の出来事が原因と確定して問題なさそうだから準備が出来たらさっそく治療するね、えっと・・・メリアは居る?」
メリア「はい、ちょっとミーエルに聞きたい事もあったので」
ミーエル「それじゃあ今聞くよ、治療を開始したら治るまでずっと付きっきりだから」
メリア「では、貴女方【天使族】で11種族を分ける基準ってなんですか?」
ミーエル「簡単に言えば眼だね、だけど例外もあるからね~、ティエルとかね、ティエルってあのベージュの眼って何処にも属していない色なんだよね、それらは全部【番外】と言われる11番目の属性位置にするんだけど、ティエル自体は【王冠(ケテル)の天使王】、だから例外はあるにはあるよ」
メリア「ちなみに赤色だとやっぱり【峻厳】になるのですかね?」
ミーエル「赤色?普通に考えたら峻厳だけど、赤だと【王国(マルクト)】の可能性も可能性も捨てきれないね、王国属性は4色あって【黄・黒・小豆(暗赤)・オリーブ(黄緑)】だからその色の天使達は結構判別が難しいって言われてるね」
メリア「【王国(マルクト)】というのはどのような属性なのですか?強いのですか?」
ミーエル「天使は別に強さで見てないからねぇ、じゃないと私が序列4位とかあり得ないしね、ちなみに【王国(マルクト)】は役割がまあ多い!私みたいに【慈悲】って決めてるわけじゃなくて、私が知ってる中でも【希望・調和・使命・愛】とかね、これらはまだ言葉に出来るから良いけどもっと細かいと単語で表すのは無理だから文章で~みたいなのも居るし、ここに分類されると分別は本当に面倒かな」
メリア「成程、なら【峻厳】である方がマシってことですかね」
ミーエル「峻厳ってラル様や、うちのエミエルだよ?言ったら怒られそうだけど、本当にめんどくさいよ?」
メリア「否定はしませんけど・・・」
メリアは苦笑いをする、そして本題を話す
メリア「では華眼の発動条件って知ってます?」
ミーエル「ああ、この私の眼だね!この眼は天使としてのポテンシャルを超えた時に発動するものだね!眼の能力的なものはないけど、この眼を持ってる天使族の成長は凄まじいよ!ラル様でも華眼は出てなかったからポテンシャルだけで見たら私達の方が上なんだよね~これが~」ドヤ
メリア「ということは帝園独自の眼ではないってことですか?」
ミーエル「独自ではないね、ただ華眼が開放出来るのは帝園に住む【帝天使級】の天使のみで、現実世界の天使族は華眼を開放するには努力程度じゃ絶対に解放出来ないから無理とは言ってるけど」
メリア「ラルも出てないしね、・・・ちなみにラルがご主人を何度も性行為をすれば解放する可能性はある?」
ミーエル「大いにあり得るね、知ってると思うけど、私達従属は【主様から帝オーラを渡されれば渡される程ポテンシャルが飛躍的に上がる】から華眼発動条件を満たす所まで上げれば自然と発生するんじゃないかな?」
メリア「成程、私もちょっと曖昧なのですけど、キスや性行為で帝オーラの提供量が変わるだけで、覚醒には大きな変化はないですよね?」
ミーエル「聞いたことないね、キスは時間にもよるけど長ければ長い程その分、【帝園の帝オーラ】がその子達に流れるから強くはなると思うけど」
メリア「そういう意味で言えば性行為が一番効率が良いんですよね?」
ミーエル「うん、私はそう聞いてるよ、特に性行為で主様の体液を得れば得る程効果は高くて、1度の性行為(約20分以内想定)で5~10帝オーラ分は入るって聞いたけど、キスは1帝オーラ分くらいで大事なのは情報密度の高い液体、つまり血液や精液を相手の体内に入れる行為が効率が高いってことだね、特に精液、1回分で5~10帝オーラだから一晩で3回頑張ればたった一晩で最高30帝オーラ、今の主様なら一ヵ月分のオーラ提供が出来るってことだから凄く強くなれるね」
メリア「成程、流石ですね、それって帝園では常識なのですか?」
ミーエル「各園の幹部クラスなら全員知ってるんじゃないかな?ミール様が教えてくれるし、私はティエルからも教わったし」
メリア「成程、つまり私達専属神はそういう意味では物凄くパワーアップしてるということですね」
ミーエル「そうだね、メリアやソフィアちゃんがもし今の制限が無くなったら多分、帝王神くらいなら余裕で問題なく倒せるくらいのポテンシャルはあるんじゃないかな?この一年でどれだけ行為をしたか知らないけど」
メリア「聞きたいですか?記録してるので言えますよ?」
ミーエル「聞きたくないよ、なんで記録してるの、気持ち悪い」
メリア「このような情報を得た時のためです!知っておけば自分の状態が明確にわかるでしょう!」
ミーエル「そうだね、ちなみに回数はいいからおおよそどれくらいの帝オーラ量を得たの?」
メリアは考える・・・
メリア「2500帝オーラくらいですかね、最高だとすると」
ミーエル(無茶苦茶やることやってるなぁ~、専属神10人も居るのに・・・)
ミーエル「ま、まあ、それだけあればメリアなら帝王神は余裕かもね、多分」
メリア「待ってください!!愛撫やその・・・口でした場合はどうなのでしょう!」
ミーエル「愛撫や口・・・愛撫は身体舐める程度でしょう?ならオーラは0です、頬キスとかもですね、口は・・・まあ精液を飲んでいれば10は行かなくても5は最低ありますよ・・・はい///」
メリア「なら3000帝オーラ以上は硬いですね!!」
ミーエル「なんでそんなに増えるの!というより帝オーラの話はほぼ猥談になるから嫌なんだよ~~」(´;ω;`)
メリア「いいじゃないですか、女同士!こういう情報は分け合いましょう!情報提供ですよ!」
ミーエル「話はそれだけ?それじゃあ主様のメンタルケアに行ってくるね・・・」
メリア「はい!情報ありがとうございます!」
ミーエル「はぁ、まったく専属神達は凄く性行為が盛んとは聞いてたけど一人で3000帝オーラ分を性行為だけで得てるって・・・主様もなんだかんだ言って年相応に盛んってことだね・・・まあそれだけ健康体だったってことだけど・・・今回みたいに精神的に落ち込んでたら性行為も出来ないだろうし・・・はぁ~~」
ミーエルは専属医師という医師という視点でパトの事を考えながら治療の準備を進めた。
・・・・・・
メリア「さて!後はミーエルに任せるとして、朝まで残り5時間、寝ましょう!!」
メリアはそう言いミーエルの控室で睡眠を取った。
パト「うん・・・これで良かったんだ・・・」
パトとメリアの前には安らかな顔で寝ている3人が居た・・・
・・・・・・
パトがネルからのお誘いを受けた後、「心の準備がある」と言いトイレに向かった。
パト(ヤバイヤバイ!このままだと今夜はとんでもないことになるぞ?!こうなったら仕方ない!)
パトは帝オーラを使い、【十三天の心】ルナを召喚した。
ルナ「あの・・・召喚先がトイレというのは・・・」
パト「今はそれどころじゃないんだよ、貞操の危機なんだ、助けて」
ルナ「はぁ、どうすれば?」
パト「ルナって魔人の始祖なんだよな?つまり色んな魔族の技とか使えるんだよな?いや!使えてください!今すぐ覚えてください!」
ルナ「そんなに懇願しなくても使えますよ!落ち着いてください」
パト「それで今この部屋に居るネル含め4人を寝かせてほしいんだ、そして俺と性行為をしている夢を見させてほしい!じゃないと俺が現実でそれらをしないといけなくなるんだよ?!」
ルナ「今後のためにも一度経験しておいたらどうです?」
パト「あ~ルナまでそんなこと言うんだ~~!俺の貞操とかどうだっていいんだ~~」
ルナ「甲斐性なしな主様というのも中々私としてはありなので///」
パト「ルナの性癖なんて聞いてないよ!それで出来る?」
ルナ「出来ますけど・・・それって相手の気持ちを裏切る行為になりませんか?」
パトはルナの意見に喉を詰まらせる。
ルナ「私の時もこのようにお逃げになるのですか?私はせっかくここまで勇気をもって誘ってくださっているのですから・・・受けてあげて欲しいですけど・・・」
ルナは自分の時もこのようにはぐらかされてしまうのか?と少し心配になり、パトにそう問う
パト「それは・・・嬉しいけどさ・・・」
ルナ「1度に性行為を行う人数が一人じゃないといけないなんてルールはありませんよ、その日が4人なら、4人全員を愛したらいいじゃないですか」
パト(ダメだ?!ルナも別に集団性行為に対して抵抗がないタイプか?!メリアも多分やれって言うし、雪花とかだとこの場はどうにかなるけど、その後も色々問題になりそうだし・・・月花!!月花はどう思う!?)
月花(・・・・すぴーzzz)
パト(寝てやがる?!まあ当たり前か・・・え、やらないと駄目なの?!いや!やりたいけど!いいの?!いいものなの?!何か俺の中で失われない?!「俺、一晩で4人一斉に相手したことあるから」とかプレイボーイの謳い文句経験者になるの?!)
パトは頭を抱えて考える、ルナから見たら本当に苦しそうに悩んでいるパトを見て、心底集団性行為はパトの中にある常識的に有り得ないという事なんだろうと理解する。
ルナ「・・・わかりました。そのような状態で初夜をされても相手も不満が残るでしょうからね、今回は私が手助けします・・・」
パト「・・・やっぱり俺がヘタレなのが駄目なのかな・・・」
ルナ(優柔不断とヘタレのコンボが入りましたね!?この状態になると決まるまで時間がかなり掛かる!下手すれば決まらないことだってあるんですよ?!)
ルナ「主様、お時間がないのでは?」
パト「わかった・・・男・・・見せるよ・・・」
パトは服をその場で脱ぎ、覚悟を決める!!!!
ルナ「そ、その場で脱がないでください///」
パト「ルナ、済まなかったな、命令変更だ、精力増強を俺に促してくれ、10回戦くらいはいけるくらいやらないと賢者モードに入らないくらいに」
ルナ(男らしい!!)ドキ!!
ルナはパトの命令通りに勢力増強を促す魔術と使い、パトを強化する
パト「凄いムラムラだ・・・これなら理性のブレーキもいい感じに弾け飛ぶだろうぜ・・・ルナも混ざるか?」
ルナ「わ、私は一人の時に長く愛されたいという夢があるので・・・///」
パト「俺には促してきたくせに案外ルナも可愛い所があるじゃないか・・・行ってくる!!」
パトは全裸でトイレのドアを思い切り開ける!!そしてそのまま自室に居るネルの元に向かう
それを見送ったルナはとりあえずこの場に居たら危険と察知し、即座に帝園に帰る。
そしてパトの記憶はここから飛んだのだ・・・
・・・・・・
パト「・・・メリア・・・来てくれないか?」
メリア「ご主人?こんな夜遅くになんでしょうか?」眠い・・・
パト「いいから・・・」
パトからそう言われるとすぐに晶話が切られる
晶話(しょうわ)・・・帝国や帝園の技術で結晶同士で会話や互いの映像を移す事が出来るアイテムである、帝国や帝園では連絡用として主流である。
メリア「どうしたんでしょうか・・・結構深刻そうですが・・・」
・・・・・・
そして冒頭に戻り。
メリア「とりあえず服着ます?いえ・・・お風呂の方がいいですかね?」
パト「ああ・・・罪悪感で死にたい・・・」
メリア「本当に覚えてないのですか?」
パト「やったことは覚えてるさ・・・でも何を発して、相手が何を言ったかとかは・・・行為の内容は結構しっかり覚えているのだけど・・・だから罪悪感で死にたいんだけどね・・・」
メリアの前には実の姉であるメルリアとフルール、エイリの3人が裸で抱き合って寝ている姿だった、もちろん全裸である・・・
メリア「ちなみに・・・ネルは?」
パト「いや、俺がトイレで長い間悩んでいる間に寝てたらしくて・・・」
パトの曖昧の記憶の中で、パトが自室に戻ると、ネルは再度睡眠に落ちていた。
ネルはあまり夜更かしが出来るタイプではなく、夜はどうしても睡魔が勝ってしまい、睡眠を優先していまうらしい。
その説明を聞き、パトの自室で寝ているネルを見ると確かに先ほどの3人に比べて凄く整った布団や髪を見て説明通りなんだなと認識する。
メリア「それでなんで私を呼んだのですか?」
パト「こんなこと相談出来るのメリアしかいないじゃん、生憎こんな深夜だと専属神全員寝てるだろう、メリアも寝てたんでしょ?」
メリア「ええ、まあ流石にこんな時間ですし・・・」
パト「だからメリアに懺悔して快楽と煩悩に身を委ねた残念主の姿を見てもらおうとね・・・」
パトは全裸で体育座りをしながら頭を伏せていた。
メリア(一国の王が全裸で部屋の隅で体育座りしながら悲しんでいる姿は・・・絶対に誰にも見せれませんね・・・)焦
メリア「とりあえずお風呂に入りましょう、私も一緒に入ってお話を聞きますから」
パト「うん・・・あと、フルール見て、多分だけど、俺から見てもかなり凄い進化をしたと思うんだけど」
メリア「わかりました、確認しますね」
・・・・・・
メリアは全裸で寝ている3人を見る・・・
メリア(そういえばこれでこの3人はご主人の物になった。メルリア姉様、私を含め、ご主人の所有する帝王神候補は3名、私とソフィアの力が戻り、ご主人が以前ほどではなくとも、帝園をある程度使いこなせるくらいまで成長すればこの世界の天下を取るのは用意・・・)
メリアは不敵な笑みを浮かべながらメルリアの頭に優しく手を置く
メリア(おめでとうございます、メルリア姉様、貴女はどこまでも私の理想通りに事を進めてくれますね・・・ずっと嫉妬してましたけど、メルリア姉様をご主人の傍に置いておいて正解でしたよ・・・このまま私の代わりにご主人を導いてくださいね、私と同じ頭脳を持っているのですから)
メリアはメルリアに感謝の意を送り、メルリアも今回初めてということで、覚醒をしているはずとメリアがメルリアのポテンシャルを覗く。
メリア(ふむふむ、成程・・・私やソフィアは制限が掛かってしまってるからどうしてもポテンシャルを見ようよしてもロックが掛かって見れなかったのですが・・・凄い・・・帝王神候補に選ばれる神がさらに覚醒したら・・・ふふふ、これは私やソフィアにも強い期待が持てますね・・・ありがとうメルリア姉様、感謝の意を込めて今後メルリア姉様にはご主人の導き手として傍に居てもらう事をこの私メリア直々に許可しましょう、このような結果ならば私の嫉妬も心躍る歓喜の嫉妬になるでしょうね・・・)
メリアは普段から帝王神候補として絶対的なポテンシャルを持っていたメルリアが今回の件でさらに大幅な進化を遂げた事により、今以上に期待できるメルリアの可能性に歓喜した。
メリア「次はエイリね、この子は確かご主人が推薦してきた侍女部隊所属の子ね、あのご主人が推薦するほどの子なのでどんな子か一目見たかったのですが・・・確かにこれはご主人が欲しがるわけですね、ご主人の好みそのままじゃないですか!まあ!私の方がご主人のドストライクなんですけどね!!」
メリアはふん!とどや顔をしながらエイリの頭にそっと手を置く
メリア(嬉しい事にご主人の好みを私はコンプリートしているんです!相思相愛!以心伝心!忠実で愛が重い子が好きという所まで再現したらこの子も専属神と遜色ない愛情を得られるかもしれないですね~~、メルリア姉様は忠実ですけど愛が重くないですからね~、そこがまだご主人のハートを射貫いていない原因なんですが、私より夢中になられても癪なので黙っておきましょう!)
メリアがポテンシャルを覗くと同時にどうでもいい事を考えているとスキャンが完了した。
メリア「えっと~、エイリは・・・【援喜闘幸福神(えんきとうこうふくしん)】おお~~!戦いも出来、アシストも超一流という援喜神の最上位種ですか!大抵アシストメインの神ですが、この子は前線でも闘神の如く戦う事も出来、それらのスキルや能力も覚えていくでしょうね、現時点で最上級神77位なら、今回で神王クラスの実力アップは見込めるでしょうね、というより性行為でさらに進化するんですね・・・それって私達も?」
メリアは考えるが、専属神全員初体験は既に済ませており、一応確認したが、そのような二段階進化は見られなかった。
メリア(この子が特別?いやそれともキス一度程度では満足な進化が出来なかった?それで今本格的な進化が出来たということ?でもその可能性が高いわね、でも確かにこのポテンシャルなら専属侍女に置いても問題はないでしょう、私が観察して・・・ですけどね)
メリアがエイリの評価をし終えると、真ん中で二人から抱き着かれるように眠りについているフルールを見る。だがそのフルールは見たらすぐわかるレベルで【天使】だった。
メリア(フルール、この子は天使族に進化したのね、攻撃型じゃなくて守備型なのはまあ、侍女としては本望な所ですけど・・・後はどこまでの進化をしたかですよね・・・ご主人も何か凄いって言ってましたし、これはしっかり確認しないとですね!!)
メリアはメルリアとエイリのせいで少し遠いがなんとかフルールの頭に手を乗せ、ポテンシャルを覗く
メリア(ご主人に拾われた子、さっきまでは本当にポテンシャルが低すぎて奴隷にするのも嫌なほどでしたが・・・せっかく今回で覚醒したのですからご主人の期待を裏切らないようにしてほしいですね、いえ、覚醒が大した事なければそれはそれで証明になりますね、弱い個体に覚醒を促しても弱いままだから覚醒させるだけ無駄と、そう考えればこの子は結果次第はいい実験体という考え方も出来ますね、私が同じことをしようとしたら絶対にご主人怒っちゃいますからね、)
メリアがいつも通り腹黒い事を考えているとスキャンが終わり、ポテンシャルを見ていく
メリア「種族は・・・ラルと同じ【聖天守護天神】・・・えっと~~この子の場合、どういう見方になるのでしょうかね・・・天使って確か11種族のタイプに分かれてましたよね?ラルは【峻厳】で月花ちゃんの所のネロは【慈悲】、あの二人は色の特色が凄く出てるからわかりますけど・・・この子は白いですからね~~、ちょっと失礼」
メリアはフルールの眼を無理矢理開いてみた、眼球が上の方に隠れていたためオーラで膜をつくり、眼球を真正面に向けさせ、確認する
メリア「姉様の胸が邪魔!!!」
フルールはメルリアの胸元に顔を預けるように寝ていたため、眼の確認をしたくてもメルリアの胸が邪魔をするのだ。
そうこうしながらなんとかフルールの眼を確認する。
メリア「赤い眼の・・・華眼???」
メリア(華眼は帝園の天使にだけ現れる特徴的な眼、この子はこの現実世界で生まれた弱い神、なのになんで覚醒したらこんなことに・・・わからない、ちょっと明日早朝にご主人達が来る前にミーエルから聞いておかないとですね)
メリア「確かにご主人が困惑するのも納得ですね、ですが赤い眼という事はラルと同じ峻厳ってことですかね、まあ、いいでしょうそれではご主人の所に戻りますかね」
メリアは3人の確認を済ませ、絶賛体育座り中のパトの元に戻る
・・・・・・
メリア「あの・・・服着ないのですか?」
パト「なんだよ、メリアも俺の事ヤリチンだと思ってんだろ、そうだよ、俺は甲斐性なしで取り柄もない、支えられて自分では何もできないくせに、女にだけはヤる事だけやるクソ野郎だよ、生きててごめんなさい・・・」
メリア「うわ、凄くショック受けてますね」
メリア(100万の従属神と性行為してもらうためには1日10人~100人とか当たり前のようにしてほしいのですが・・・3人でこれだと・・・ちょっと先が思いやられますね・・・)
メリア「ミーエルさんの所に行きます?」
パト「行く、ここには絶対に来てほしくない・・・ミーエルから軽蔑される、まぁ、結局事の発端を説明するから軽蔑されるんだけどね・・・ミーエルは無垢な子だからなぁ、はぁ~~~」(病み)
メリア「では私が服を着せてあげますので一緒に行きましょう!ね?」
メリアは一緒にお風呂とも考えていたが、まず何よりパトのメンタルケアが大事だと考え、急いで服を着させ、ミーエルの元に向かう
メリア(さりげなくそのまま天使の事を聞けばいいですしね)
・・・・・・
ミーエル「・・・私はこんな夜中に叩き起こされて、なんてとんでもない懺悔を聞いているの?」
ミーエルはパトから事情を説明を受けた。
メリア「今回ばかりはご主人でも逃げ切れなかったみたいなんです、ミーエル、どうにかメンタルケア頼めませんかね?」
ミーエル「専属医師だから全然いいけど・・・異性と性行為してただでさえ専属神意外とするのは気が引けるのに、専属神以外の子、しかも3人共初めてという状況でまさかの4Pをかまして罪悪感で病むって・・・うん、面白いwww」
ミーエルは笑いを堪える、ミーエルにとって性行為などどうせ主としか出来ないため、他の子とヤッた等の話なんてそこまで気にもしない案件なのだ(価値観の違い)
メリア「面白がらないで!とりあえずケアをお願いします!じゃないと今後性行為がトラウマとかになったら私達が凄く辛いです!!」
ミーエル「必死だね~、でもわかった、でもどこまでのケアをするの?完全に立ち直らせるの?でもそれを立ち直らせたら今の主様の女性への価値観とか変わらないかな?今は抵抗感があるから見境なく従属に手をだす事はしないし、大事にしてくれるけど、そこの価値観が下がったり慣れられたら、それこそ私達を性の対象でしか見ない・・・みたいになるかもしれないよ?」
メリア「それは・・・ちょっと私も嫌ですね、では【今回は3人の未来のためにやったこと、そのおかげで3人の女性は救われた】という形で刷り込んでくれます?」
ミーエル「それなら、大義名分が出来るね、わかった!」
ミーエルはカルテに今回のパトの病について記載し、記録していく。
メリア「それにしても結構ありますね、これ全部ご主人のですよね?」
ミーエル「うん、専属医師だしね、これらは全部主様が病に掛かった、もしくはその傾向があったものだね、これらの細かい情報があれば体調管理もバッチリだからね!」
メリア(普段抜けてますけど、仕事をちゃんとしてて良かったです)
ミーエル「一応毎日メディカルチェックを行ってて、そのデータを毎日保存しているのですけど、今日は特に朝は問題なかったので、今回の出来事が原因と確定して問題なさそうだから準備が出来たらさっそく治療するね、えっと・・・メリアは居る?」
メリア「はい、ちょっとミーエルに聞きたい事もあったので」
ミーエル「それじゃあ今聞くよ、治療を開始したら治るまでずっと付きっきりだから」
メリア「では、貴女方【天使族】で11種族を分ける基準ってなんですか?」
ミーエル「簡単に言えば眼だね、だけど例外もあるからね~、ティエルとかね、ティエルってあのベージュの眼って何処にも属していない色なんだよね、それらは全部【番外】と言われる11番目の属性位置にするんだけど、ティエル自体は【王冠(ケテル)の天使王】、だから例外はあるにはあるよ」
メリア「ちなみに赤色だとやっぱり【峻厳】になるのですかね?」
ミーエル「赤色?普通に考えたら峻厳だけど、赤だと【王国(マルクト)】の可能性も可能性も捨てきれないね、王国属性は4色あって【黄・黒・小豆(暗赤)・オリーブ(黄緑)】だからその色の天使達は結構判別が難しいって言われてるね」
メリア「【王国(マルクト)】というのはどのような属性なのですか?強いのですか?」
ミーエル「天使は別に強さで見てないからねぇ、じゃないと私が序列4位とかあり得ないしね、ちなみに【王国(マルクト)】は役割がまあ多い!私みたいに【慈悲】って決めてるわけじゃなくて、私が知ってる中でも【希望・調和・使命・愛】とかね、これらはまだ言葉に出来るから良いけどもっと細かいと単語で表すのは無理だから文章で~みたいなのも居るし、ここに分類されると分別は本当に面倒かな」
メリア「成程、なら【峻厳】である方がマシってことですかね」
ミーエル「峻厳ってラル様や、うちのエミエルだよ?言ったら怒られそうだけど、本当にめんどくさいよ?」
メリア「否定はしませんけど・・・」
メリアは苦笑いをする、そして本題を話す
メリア「では華眼の発動条件って知ってます?」
ミーエル「ああ、この私の眼だね!この眼は天使としてのポテンシャルを超えた時に発動するものだね!眼の能力的なものはないけど、この眼を持ってる天使族の成長は凄まじいよ!ラル様でも華眼は出てなかったからポテンシャルだけで見たら私達の方が上なんだよね~これが~」ドヤ
メリア「ということは帝園独自の眼ではないってことですか?」
ミーエル「独自ではないね、ただ華眼が開放出来るのは帝園に住む【帝天使級】の天使のみで、現実世界の天使族は華眼を開放するには努力程度じゃ絶対に解放出来ないから無理とは言ってるけど」
メリア「ラルも出てないしね、・・・ちなみにラルがご主人を何度も性行為をすれば解放する可能性はある?」
ミーエル「大いにあり得るね、知ってると思うけど、私達従属は【主様から帝オーラを渡されれば渡される程ポテンシャルが飛躍的に上がる】から華眼発動条件を満たす所まで上げれば自然と発生するんじゃないかな?」
メリア「成程、私もちょっと曖昧なのですけど、キスや性行為で帝オーラの提供量が変わるだけで、覚醒には大きな変化はないですよね?」
ミーエル「聞いたことないね、キスは時間にもよるけど長ければ長い程その分、【帝園の帝オーラ】がその子達に流れるから強くはなると思うけど」
メリア「そういう意味で言えば性行為が一番効率が良いんですよね?」
ミーエル「うん、私はそう聞いてるよ、特に性行為で主様の体液を得れば得る程効果は高くて、1度の性行為(約20分以内想定)で5~10帝オーラ分は入るって聞いたけど、キスは1帝オーラ分くらいで大事なのは情報密度の高い液体、つまり血液や精液を相手の体内に入れる行為が効率が高いってことだね、特に精液、1回分で5~10帝オーラだから一晩で3回頑張ればたった一晩で最高30帝オーラ、今の主様なら一ヵ月分のオーラ提供が出来るってことだから凄く強くなれるね」
メリア「成程、流石ですね、それって帝園では常識なのですか?」
ミーエル「各園の幹部クラスなら全員知ってるんじゃないかな?ミール様が教えてくれるし、私はティエルからも教わったし」
メリア「成程、つまり私達専属神はそういう意味では物凄くパワーアップしてるということですね」
ミーエル「そうだね、メリアやソフィアちゃんがもし今の制限が無くなったら多分、帝王神くらいなら余裕で問題なく倒せるくらいのポテンシャルはあるんじゃないかな?この一年でどれだけ行為をしたか知らないけど」
メリア「聞きたいですか?記録してるので言えますよ?」
ミーエル「聞きたくないよ、なんで記録してるの、気持ち悪い」
メリア「このような情報を得た時のためです!知っておけば自分の状態が明確にわかるでしょう!」
ミーエル「そうだね、ちなみに回数はいいからおおよそどれくらいの帝オーラ量を得たの?」
メリアは考える・・・
メリア「2500帝オーラくらいですかね、最高だとすると」
ミーエル(無茶苦茶やることやってるなぁ~、専属神10人も居るのに・・・)
ミーエル「ま、まあ、それだけあればメリアなら帝王神は余裕かもね、多分」
メリア「待ってください!!愛撫やその・・・口でした場合はどうなのでしょう!」
ミーエル「愛撫や口・・・愛撫は身体舐める程度でしょう?ならオーラは0です、頬キスとかもですね、口は・・・まあ精液を飲んでいれば10は行かなくても5は最低ありますよ・・・はい///」
メリア「なら3000帝オーラ以上は硬いですね!!」
ミーエル「なんでそんなに増えるの!というより帝オーラの話はほぼ猥談になるから嫌なんだよ~~」(´;ω;`)
メリア「いいじゃないですか、女同士!こういう情報は分け合いましょう!情報提供ですよ!」
ミーエル「話はそれだけ?それじゃあ主様のメンタルケアに行ってくるね・・・」
メリア「はい!情報ありがとうございます!」
ミーエル「はぁ、まったく専属神達は凄く性行為が盛んとは聞いてたけど一人で3000帝オーラ分を性行為だけで得てるって・・・主様もなんだかんだ言って年相応に盛んってことだね・・・まあそれだけ健康体だったってことだけど・・・今回みたいに精神的に落ち込んでたら性行為も出来ないだろうし・・・はぁ~~」
ミーエルは専属医師という医師という視点でパトの事を考えながら治療の準備を進めた。
・・・・・・
メリア「さて!後はミーエルに任せるとして、朝まで残り5時間、寝ましょう!!」
メリアはそう言いミーエルの控室で睡眠を取った。
2022年11月20日
No.78 田舎者 フルール episode5(微R18)
パトはメリアと一通り談笑をしながら時間を過ごし、自室に戻った。
するとそこにはネルが待機していた。
パト「あ、ネルまだ帰ってなかったんだ?」
ネル「せっかく5オーラも貰っているからな、せっかくだから最後までこっちに居させて貰おうと思ってな」
メルリア「今日は大活躍でしたからね」
ネル「なに、あの程度かと拍子抜けしたくらいだ、もう少し手ごたえを感じれば良かったのだがな」
ネルはそう良いながらメルリアに出された紅茶を一口つける
フルール「私の星を救って頂き、本当にありがとうございます」
フルールは先ほどの話からネルが自分の星に居た原因を排除してくれたと理解し、感謝の言葉を述べる。
ネル「気にするな、私はあくまで娯楽だった、お前の事情なんて一寸を気にしていなかったからな、感謝されるようなものではない」
ネルはフルールの感謝を拒絶した、ネルも律儀なため自分の事で行った事に対して感謝の意を示されるのはあまり心地の良いものではなかった。
パト「でもネルのおかげで疲れたのは間違いないな、戦闘より、その後の方が大変だったよ、しかも会議の話まったく聞いてなかったよな?!」
パトは会議中の出来事を思い出し、ネルに突っ込む
ネル「あの会議は帝国側の話だろう?私は関係ないからな、主様よ、ちゃんと王として責務を果たさないといけないのだぞ?」
パト「責務を真っ当するために次は絶対に行かない!」
ネル「主様主様、人助けを良しとする主様が果たしてそんな事が出来るのかね?」ニヤニヤ
パト「ぐぬぬ・・・」
パトとネルが話してる時、フルールは今回の経緯を大体理解した。
フルール(成程、私の星を救ってくれたのはあくまで偶然、やっぱり上の神々からすれば一惑星に起きる出来事なんて大したものじゃない・・・なんかショックかな・・・)
フルールは自分が必死に守って来た環境がまるで馬鹿にされたような気分を味わっていた。
自国の民の苦労は?母親の死は?星のために戦った神達は?そしてその戦いの中死んでいった人達は?そんな事を考え、表情を曇らせていった。
ネル「フルール、表情が暗いな、精々私達を正義の救世主とでも勘違いしたのだろう?それは勘違いも甚だしいというものだぞ」
パト「ネル、それを今日言うものじゃないだろう」
ネル「主様、こういう考えのすれ違いがあればすぐに正さねば亀裂を生むぞ?現にこの女は主様を【誰でも救う救世主】に見えているだろう、だが実際は違う、自分が救われたのは偶然に過ぎない、星が救われたのも偶然、お前がこうやって主様に出会い、好かれたのも偶然、それらを全て自分の成果と一寸でも思わない事だな」
フルール「・・・わかっております」
ネル「いいや、わかっていないな、別に説教でもない、この世界で生きるならこの世界の世界観を知っておけ、ここで過ごすための教育だ、顔をあげろ」
パトも教育と言われれば口出しは出来なかった、メルリアも当然黙って聞いていた。
ネル「この国は良くも悪くもこの世界で1・2を争う大国だ、故に見る世界が違う、惑星の住民一人など気にするような領域ではない、そして当然だがその住民が特別になる事もない、救われたのならそれは偶然にあやかれただけ、ラッキーというべきだな」
ネルはそうしてこのエウレカ帝国から見る世界の価値観を話す。
・・・・・・
ネル「フルール、お前は今後、そんな世界の主の【物】として生きるのだ、それはお前が望んだことだからな、わかったか?」
フルール「はい、わかりました・・・」
フルールはネルの説明で心身共に疲れていた
フルール(全然世界が違う、国民数十万の命とかそんなレベルじゃない、星に存在する生命全て、そしてそれらを数ある星全て理解し、それらをトップとして管理し、繁栄という恩恵を与える、星単位、もしくは宇宙のエリア単位で考えてるのだから私のような下級神の中でも下の方に居るような存在、こうやってここに居られるだけでも運が良いと思わないと駄目だよね・・・お母様・・・)
フルールはその場でただ立ち尽くしていた、ネルも少しため息をついて
ネル「現実を見せるのも考え物だな、メルリア、紅茶のおかわりいいかな?」
メルリア「わかりました」
パト「フルール、疲れただろう?ベッドを容易させてあるから少し休んだらいいよ」
パトはフルールにそう言い、紅茶を持ってきたメルリアにフルールを寝室に案内させる
・・・・・・
パト「ネル、ちょっと言うの早すぎたんじゃない?」
ネル「私達に変な幻想を抱かれるくらいなら今言った方がいいだろう?このままでは主様が少しでも星の民を救わない選択をした時、フルールから反感を買われるぞ?」
パト「そうか・・・」
ネル「ああ、主様は優しすぎるからな、それは私も理解している、だから私が説明した、現実を知った上での主様の選択なら多少価値観の違いはあれど納得はするだろうからな、それこそ帝国に来たばかりの主様のようにな」
パト「そうだな、俺達のやってることは褒められる部分もあるけど、その分汚い事もしてる、救った命もあれば奪った命もある、それは理解しておかないとな」
パトは今回の判断はネルが正しいと判断し、パトは静かになる。
ネル「さて、この後だがどうするつもりだ?一発ヤルのか?」ワクワク
パト「やらないよ!でも覚醒させないとあのメリアですら話を聞いてもらえないからなぁ、今日中にはキスまではしておかないとマズいね」
ネル「キスまでか!それはまあ奥手な事で!ここは王として性奴隷を採用したらいいのだ!常に下半身全裸で性処理をされて馬鹿面晒しながら玉座に座る主様も情けなくて滑稽で私は凄く満たされるのだがな」ニヤニヤ
パト「ネルの性癖に俺を巻き込むな!普通に侍女だよ、力が無くても出来る仕事はある、部屋番とか」
ネル「それは実質ニートではないか、私でも出来るし、主様なんて得意分野ではないか」
パト「そうなんだよ、実務経験があるから即戦力に・・・って誰が得意分野じゃ!!」
ネル「だが、確かこの部屋の掃除って毎度家具全体を洗浄・清掃・手入れをされているのだろう?その規模をあの女が出来るのか?」
パト「そもそもそこまでする必要がないんだよ、毎日家具全体の清掃、身の回りは全て新品クラスまで清掃・手入れされる、俺は自分の臭いがある布団で寝たい!」
ネル「その気持ちはわからんでもないな、部屋は自分の領域だからな、それが毎度無くなると自分の部屋という感覚に中々馴染めにくそうだと思う」
パト「そうそう、だからもし侍女に出来たら部屋に居させる!それで決まり!」
ネル「主様は監禁をするっと」
パト「言い方!!?」
パトとネルが話している時メルリアとフルールは寝室で話していた。
・・・・・・
メルリア「ここが私達の寝室ですよ、ですが今までベッドは1つだけでしたのに、3つになったんですね、お仕事が早いです」
フルール「あの短期間でこんな高級で重そうなベッドを2つも追加したのですか?」
メルリア「この程度なら旦那様の侍女達なら整える事も含めても10秒も掛かりませんね」
フルール「ははは、凄い・・・全然世界が違う・・・私一人だったら絶対に運べない・・・」
メルリア「まあまあ、フルールの役割については旦那様が考えております、あの方は絶対にフルールを悪いようにはしません、だから安心して寝てください、今日は色々あって疲れたでしょう・」
フルール「はい、お言葉に甘えさせていただきます・・・」
フルールはメルリアに誘導され、自分用に用意されたベッドに座り、そのまま倒れ、眠りに落ちてしまった。
メルリア(まずは心の疲れを落として、そこからしっかり先を見据えていきましょう)
メルリアは寝室の光を消してパトの元に戻る
・・・・・・
メルリア「あれ、ネルは帰られたのですか?」
パト「いや、お風呂に行ったよ今日は泊っていくらしい」
メルリア「そうなのですか、では主様の部屋にベッドを一つ追加しておきますね」
パト「そうだな、頼むよ」
メルリアはそう言って、パトの寝室に向かい、即座にベッドの準備を整え、戻って来た
メルリア「準備完了しました」
パト「ありがとう、本当メルリアの仕事は早いから恐れ入るよ、まあ、せっかくだしゆっくりしなよ、もう俺も後はお風呂だけだからさ」
メルリア「ではお言葉に甘えて自由行動をさせていただきます」
メルリアはそう言うとその場にある椅子に座り、パトに話しかける
メルリア「アナタ、フルールをどのようにするお考えなのでしょう」
パト「さっき、ネルとも相談してたけど、俺は部屋番がいいかなって思ってる、というよりそれしか出来ないんじゃないかなって」
メルリア「侍女として傍に置くということですか?」
パト「メリアから美魅やエテルと一緒には居させないって言われたからね、美魅やエテル達のように学校に行かせてもいいけど、それだとフルールだけの問題だけじゃないからさ、フルールのためのお供を置いておかないといけなくなる、それはメリアもそうだしソルテや月花は許さないと思うんだ、だから勉強は無理と考えたら俺の部屋番として居て貰って、部屋内ではメルリアやエイリは自由にしていいって役割分担をしようかなって思ってるんだ」
メルリア「成程、役割分担ですか、エイリはどのようなポジションを?」
パト「メルリアは常に俺の傍に居て貰いたいから、エイリにはメルリアが俺の傍から離れないと出来ないような仕事を頼むつもりだ、逆にメルリアが他所に出ないといけない場面が来たら代理でエイリを置けるし、こっちも役割が決まってる方が命令しやすいんだ」
メルリア「私を傍に置いてくれるのですね///」
パト「ま、まあ居心地良いし、専属神同様気を許せるし///」
メルリア「わかりました、それで今日ネルが泊るということは営みを?」
パト「いや、俺とネルはそんな事しないぞ、ただ一緒に寝るだけだ、だから寝るが就寝したらそっちに行く、何か夜這いみたいで嫌だけどね、でも寝てる時にしておいた方がショックも少ないかなって」
メルリア「そんな御謙遜を、しっかり起きてる時にしてあげてください、アナタからの愛情をしっかり認識させてあげればきっとフルールもこの場に馴染んでくれますよ」
パト「うう、でも好きでもない男にキスされるんだぞ?!俺なら耐えられない?!」顔青ざめ
メルリア「確かに今まではアナタに好意があった神々達相手でしたからね、そこはちょっと抵抗あるかもしれませんね~」
パト「そうそう、つまり主従関係として逆らえない状況のキスだろ?嫌だ~~俺そんな強制的なキスやだ~~」
パトは足と手をバタバタさせながら駄々をこねる
メルリア(旦那様も大変ですね、)
パト「はぁ、とりあえずせっかくだから嫌われたくないからさ、せめて【奴隷】とか自分で思い込ませないようにしっかり居場所を作ってあげないとね」
パトはメルリアとそう話している内にエイリが入ってくる
エイリ「主様、お風呂のお時間です!」
パト「はいはい、出ましたね、もみくちゃタイム」
パトはトボトボとエイリ達侍女チームについていく
・・・・・・
そして夜
パト「さあ、時間か、どうしたものか・・・」
ネル「夜這いか?男なら堂々と最後まで自分の物だと見せつけてやればいいのだ!」ドヤ
パト「他人事だと思って最大限まで楽しんでやがるな・・・ネルはこのまま寝るのか?」
ネル「ああ、楽しむのはいいがちゃんと帰ってくるのだぞ主様、起きた時にここで一人なのは寂しいというものだ」
パト「なんでやる事前提なんだよ、とりあえずわかった、じゃあ行ってくる」
パトはネルと会話してから自分の寝室を後にする
・・・・・・
パトは侍女の寝室にゆっくり入る
メルリアとフルールは眠っていた
パト「よし、このまま気配を消してササっと覚醒させればOK!早くして早く寝よう!」
パトはフルールの元まで行き、フルールの顔を見る。
パト(泣いてる・・・)
パトが見たフルールは泣いていた、
パト(当然か、母親を亡くして、故郷のために自分を売って、こうやって先が不安の中ここに居るんだ、寝てても辛いよな)
パトはフルールの涙を近くのタオルで拭く、そしてエイリ用に用意されていたベッドに腰掛け、フルールの様子を見る
パト(健気だよな、自分の事はいいからって言う人、初めて・・・じゃないな、けど悪い奴はいない、きっと本当に良い子なんだよな、どうにかここに馴染んでほしいけど、メリアとかソルテはあんまり歓迎してくれてないし、こうやって侍女達にも歓迎されずに孤立させてしまったら俺は・・・はぁ)
パトはこの先、フルールという存在を認めて貰えるか、それが不安でため息をついてしまった。
パト(俺だって学校に行ったことないし、同級生の友達とか居たことない、というより社会とか集団を知らないからなぁ、どうしたらいいものか、これが保護者の気持ちなのかな)
フルール「・・・どうなされました?」
パト「ふひ?!」
パトの大きなため息でフルールが目覚めてしまった。
パト「フルールこそ、大丈夫か?汗が凄いぞ?」
フルール「すみません、ちょっと悪夢を見ていたのかもしれませんね・・・」
パト「そうか、もし汗が気持ち悪かったらこの部屋にもシャワーが付いているから汗を流してくるといい、服は侍女に行って用意してもらおう」
フルール「感謝します」
そうしてフルールはパトの部屋にあるシャワーを借りた
その間、パトは自分の寝室に戻り、ネルに話していた
パト「どうしよう、チャンス逃したかも」
ネル「ヘタレの主様よ、もう堂々と言えばよいではないか、【脱げ】っと」
パト「なんで営み前提なんだよ!しないって言ってんだろ?!」
ネルはパトのツッコミを聞く間もなくそのまま寝てしまった。
パト(こいつ、眠たいからって適当言いやがって?!そうだ!どうせなら頬にキスして驚かしてやろう!)
パトはネルの頬に軽くキスをして「おやすみ」と言った。
するとネルが勢いよく起き上がり顔を真っ赤にしてパトの方を見る!
ネル「ななななな、なんてことするのだ?!主様あれか!?私の身体に興味あったのか?!え、でも私そんな準備してなんか、いやでも主様が求めるのなら、ありのままを受け入れてもらうのが従属として大事なのでは、うむ、赫の暴帝の名に恥じぬようにしっかり主様の溢れんばかりの性欲を受け止めてやろう!さあ!来い!!」
パト「動揺しすぎだろ・・・おやすみって言ったんだよ、早く寝ろ・・・それじゃあな」
ネル「・・・おやすみ・・・なさい」
ネルはベッドの上で枕で顔を隠しながら返事をする。
・・・・・・
パトはフルールがシャワーから出てくるのを待っていた。
パト(さっきのネル、無茶苦茶可愛かったな・・・)
ネルにも女の子らしい所があるんだなと感心していた時にフルールが更衣室から顔を出して来た。
パト「おお、出来たか?ってなんで上半身裸なの?!」
フルールはパンツは履いていたのだが、上は何も着ていなかった。だが恥ずかしがって扉の内側に隠れ、パトに聞いてきた
フルール「胸に巻く物が・・・ないのですが・・・」
パト「胸に巻く?ブラは用意して貰っておいたけど?サイズが合わなかった?」
フルール「いえ!ブラというのがどれの事かが・・・わからなくって」
パト(しまった、もしかしてフルールの文化にブラジャーという下着の概念なかったのか?!胸に巻くという事は恐らくさらしみたいな布で縛っていたんだな、でもフルールって服の上から見ても結構胸あったよな、苦しくないのかな・・・)
パト「なら侍女に行って胸に巻く布を用意してもらうよ、悪いけど今のうちにズボンとか履いてて」
パトは侍女を呼び、さっそくフルールの下着を用意させた。
・・・・・・
パト「これでいい?」
パトはココアをフルールと自分の分用意した。
フルール「ありがとうございます、帝国の王様にこんなことしてもらって・・・」
パト「気にするな、俺もこの部屋に居る時は王様じゃなくて一個人の男性だ、身分なんて関係ないさ」
パトは笑顔でフルールに話す
フルール「そうですね、私が居た星で見た時とは雰囲気が全然違いますね、やはり演技だったのですか?」
パト「ああ、当然、周りからいっぱい練習させられたよ、もちろん俺の周りも練習してたんだぞ!威厳のある発言と態度をして相手を恐縮させないといけないってね」
フルール「帝国というのも大変なんですね・・・」
パトが話、フルールが聞くという時間がココアを飲む間の時間ずっと続いた
パト「フルールはさ、やっぱり後悔してる?」
フルール「いえ、これしか選択ありませんでしたので、それにこの選択も帝王様が声をお掛けしてくれなかったら全員から見捨てられ、あのまま上級神の怒りを買い、私は終わっていたかもしれません」
パト「もし、戻っていいよって言ったら戻りたい?」
フルールはパトのその質問に動揺する
パト(素は戻りたいんだろうね、だけどもう戻せない、俺がこの子の神生を買ったのだから、それを戻すというのは振りだしに戻す事、つまり恩恵が軽くなる)
パトは神同士の契約や貢ぎは大変シビアであることを知っている、だけどこの質問は意地悪かなと少し後悔してた時にフルールは答える
フルール「いえ、戻りません、それでは私や私の国、あの星を守ってくれた恩を無下にすることになります、私は私情よりも恩を大事にしたい、薄情で恩知らずにはなりたくありません」
パトはフルールの決意を感じた
パト(やっぱりこの子は強い子だな、あの場で自分の神生を投げ出せる子なんだ、当然か、これは俺がちょっと軽く見てたかもね・・・反省だな)
パトは自分の先ほどまでの考えに反省し、フルールという自分と変わらない年頃の少女を認めた
パト「ならフルール、これは命令になるんだけどいいかな?」
フルールは命令という言葉に肩を震わせる、メルリアの言葉が頭によぎったのだ
フルール(とうとう大人な体験を・・・///)
パト「俺とキスをしてくれないか?必要な事なんだ、今日あの部屋で話を聞いただろう?フルールの居場所を作るためにはまずフルールを覚醒させないといけないんだ、そのためにはキスみたいに身体を身体を重ねる必要がある、その時に俺の中にある特別なオーラがフルールを覚醒させてくれるんだ、わかるか?」
フルール(キス・・・接吻の事ですよね・・・覚醒、もしかして強くなれるということ?身体を重ねて覚醒なら・・・それがもっと重ねる面積が広ければ強い覚醒が出来るのでは・・・)
フルール「キスだけでいいのですか?私は弱いです、なので、キス程度の接触の覚醒で不十分ならこの身体、全て帝王様に捧げます、何時間でも捧げます、なので私を強い存在にしてください!!」
パト「え??!」
パト(キスで悩んでくると思ったのに凄く積極的・・・しかもえっと、キスと行為とかの密着範囲とか時間で覚醒レベルって変わるものなの?考えた事なかったんだけど?え~でも確かにもし最初からそういう行為で凄い覚醒が出来たら俺も安心してメリアやソルテに推薦を出せるし・・・でももしキスだけって妥協して大した覚醒が出来なかったら・・・)
パトは悩んでしまった、性行為は極力したくない、しかも相手は今日会ったばかりのフルール、従属には手を出さないパトだが、全員キスまではしている、だから覚醒させるという名目でキスは許容範囲だったのだが、新たな可能性を提示されてしまった以上、パトも小心者故に悩む。
フルール「お願いします、私の事は構いません!私は帝王様の物、愛情なしの性行為が無理だとおっしゃるのなら今からでも愛します!身も心も委ねます!だから遠慮なく私に最高の覚醒を!!」
パト(強いなぁ?!この子?!グイグイ来るのよ!どうしよう?!俺が動揺してるんですけど?!)
パトもまさかの展開で逆に押されていた
パトはフルールが「命令とあれば・・・」みたいに仕方なくやるみたいな態度を示してくると思って居たので計算が全然違っていた。
パト「わかった!!その覚悟は受け取った!なら侍女の部屋行くぞ!メルリアには俺のベッドで寝てもらうように言うから!」
・・・・・・
メルリア「私ですら身体を求められてないのに・・・」
パト「ごめんて・・・でももし!キスと性行為で覚醒の度合いが違うのなら大きな発見になるかも」
メルリア「・・・やっぱり駄目です、私を先に愛してください!!出なければ全員に言いふらします!」
パト「うそ・・・本気?!」
メルリア「本気です!いくら専属侍女とは言え、私にもプライドはあります!だってキスすらもしてないんですよ!だから私を先に愛してください!アナタも流石に私がアナタの事を心底愛しているのは自覚してますよね!!生殺しは酷いです!!」
パト(どうしよう・・・大変な展開になったぞ・・・)
そのタイミングで何故かドアがノックされる
パト「入っていいぞ」
エイリ「あの、夜遅くに申し訳ございません、シャワー室を使用されたようなので、清掃を・・・」
メルリア「エイリ!貴女も丁度いいわ!このまま旦那様に抱かれなさい!大事な事なの!」
エイリ「ええ?!?!///」
パト「増やすな?!メルリアどうした?!普段のお淑やかなメルリアは何処に行ったの?!」
メルリア「お淑やかで居たらアナタ全然私を求めてくれないじゃないですか!裸も見られて!同じ部屋で寝てるのに!!私ってそんなに女として魅力ありませんか??!!」
パト「わかった!ならエイリ!メルリア!二人も侍女の寝室で待っててくれ!!」
メルリア「わかりました!!」
エイリ「はえ~~~///」
パトはそう言いながら自室に戻る
・・・・・・
パト「ネルエモン・・・助けて」
ネル「主様よ、私も女だ、そして今初夜をまさか3人同時にやろうとしている現場に遭遇して私も流石に困惑が隠せない・・・30分でいいんだ・・・まずは私を先にここで愛してくれないか?」
パト「ネルまで?!」
ネル「主様、私が隠し事なしでここまで話したのだ・・・恥を掻かせるな・・・」
ネルが恥じらいながら、俯くそのギャップにもうパトはやけだった
そして今晩の事はパト自身・・・何も忘れられない経験をすると同時に忘れたい出来事となった。
するとそこにはネルが待機していた。
パト「あ、ネルまだ帰ってなかったんだ?」
ネル「せっかく5オーラも貰っているからな、せっかくだから最後までこっちに居させて貰おうと思ってな」
メルリア「今日は大活躍でしたからね」
ネル「なに、あの程度かと拍子抜けしたくらいだ、もう少し手ごたえを感じれば良かったのだがな」
ネルはそう良いながらメルリアに出された紅茶を一口つける
フルール「私の星を救って頂き、本当にありがとうございます」
フルールは先ほどの話からネルが自分の星に居た原因を排除してくれたと理解し、感謝の言葉を述べる。
ネル「気にするな、私はあくまで娯楽だった、お前の事情なんて一寸を気にしていなかったからな、感謝されるようなものではない」
ネルはフルールの感謝を拒絶した、ネルも律儀なため自分の事で行った事に対して感謝の意を示されるのはあまり心地の良いものではなかった。
パト「でもネルのおかげで疲れたのは間違いないな、戦闘より、その後の方が大変だったよ、しかも会議の話まったく聞いてなかったよな?!」
パトは会議中の出来事を思い出し、ネルに突っ込む
ネル「あの会議は帝国側の話だろう?私は関係ないからな、主様よ、ちゃんと王として責務を果たさないといけないのだぞ?」
パト「責務を真っ当するために次は絶対に行かない!」
ネル「主様主様、人助けを良しとする主様が果たしてそんな事が出来るのかね?」ニヤニヤ
パト「ぐぬぬ・・・」
パトとネルが話してる時、フルールは今回の経緯を大体理解した。
フルール(成程、私の星を救ってくれたのはあくまで偶然、やっぱり上の神々からすれば一惑星に起きる出来事なんて大したものじゃない・・・なんかショックかな・・・)
フルールは自分が必死に守って来た環境がまるで馬鹿にされたような気分を味わっていた。
自国の民の苦労は?母親の死は?星のために戦った神達は?そしてその戦いの中死んでいった人達は?そんな事を考え、表情を曇らせていった。
ネル「フルール、表情が暗いな、精々私達を正義の救世主とでも勘違いしたのだろう?それは勘違いも甚だしいというものだぞ」
パト「ネル、それを今日言うものじゃないだろう」
ネル「主様、こういう考えのすれ違いがあればすぐに正さねば亀裂を生むぞ?現にこの女は主様を【誰でも救う救世主】に見えているだろう、だが実際は違う、自分が救われたのは偶然に過ぎない、星が救われたのも偶然、お前がこうやって主様に出会い、好かれたのも偶然、それらを全て自分の成果と一寸でも思わない事だな」
フルール「・・・わかっております」
ネル「いいや、わかっていないな、別に説教でもない、この世界で生きるならこの世界の世界観を知っておけ、ここで過ごすための教育だ、顔をあげろ」
パトも教育と言われれば口出しは出来なかった、メルリアも当然黙って聞いていた。
ネル「この国は良くも悪くもこの世界で1・2を争う大国だ、故に見る世界が違う、惑星の住民一人など気にするような領域ではない、そして当然だがその住民が特別になる事もない、救われたのならそれは偶然にあやかれただけ、ラッキーというべきだな」
ネルはそうしてこのエウレカ帝国から見る世界の価値観を話す。
・・・・・・
ネル「フルール、お前は今後、そんな世界の主の【物】として生きるのだ、それはお前が望んだことだからな、わかったか?」
フルール「はい、わかりました・・・」
フルールはネルの説明で心身共に疲れていた
フルール(全然世界が違う、国民数十万の命とかそんなレベルじゃない、星に存在する生命全て、そしてそれらを数ある星全て理解し、それらをトップとして管理し、繁栄という恩恵を与える、星単位、もしくは宇宙のエリア単位で考えてるのだから私のような下級神の中でも下の方に居るような存在、こうやってここに居られるだけでも運が良いと思わないと駄目だよね・・・お母様・・・)
フルールはその場でただ立ち尽くしていた、ネルも少しため息をついて
ネル「現実を見せるのも考え物だな、メルリア、紅茶のおかわりいいかな?」
メルリア「わかりました」
パト「フルール、疲れただろう?ベッドを容易させてあるから少し休んだらいいよ」
パトはフルールにそう言い、紅茶を持ってきたメルリアにフルールを寝室に案内させる
・・・・・・
パト「ネル、ちょっと言うの早すぎたんじゃない?」
ネル「私達に変な幻想を抱かれるくらいなら今言った方がいいだろう?このままでは主様が少しでも星の民を救わない選択をした時、フルールから反感を買われるぞ?」
パト「そうか・・・」
ネル「ああ、主様は優しすぎるからな、それは私も理解している、だから私が説明した、現実を知った上での主様の選択なら多少価値観の違いはあれど納得はするだろうからな、それこそ帝国に来たばかりの主様のようにな」
パト「そうだな、俺達のやってることは褒められる部分もあるけど、その分汚い事もしてる、救った命もあれば奪った命もある、それは理解しておかないとな」
パトは今回の判断はネルが正しいと判断し、パトは静かになる。
ネル「さて、この後だがどうするつもりだ?一発ヤルのか?」ワクワク
パト「やらないよ!でも覚醒させないとあのメリアですら話を聞いてもらえないからなぁ、今日中にはキスまではしておかないとマズいね」
ネル「キスまでか!それはまあ奥手な事で!ここは王として性奴隷を採用したらいいのだ!常に下半身全裸で性処理をされて馬鹿面晒しながら玉座に座る主様も情けなくて滑稽で私は凄く満たされるのだがな」ニヤニヤ
パト「ネルの性癖に俺を巻き込むな!普通に侍女だよ、力が無くても出来る仕事はある、部屋番とか」
ネル「それは実質ニートではないか、私でも出来るし、主様なんて得意分野ではないか」
パト「そうなんだよ、実務経験があるから即戦力に・・・って誰が得意分野じゃ!!」
ネル「だが、確かこの部屋の掃除って毎度家具全体を洗浄・清掃・手入れをされているのだろう?その規模をあの女が出来るのか?」
パト「そもそもそこまでする必要がないんだよ、毎日家具全体の清掃、身の回りは全て新品クラスまで清掃・手入れされる、俺は自分の臭いがある布団で寝たい!」
ネル「その気持ちはわからんでもないな、部屋は自分の領域だからな、それが毎度無くなると自分の部屋という感覚に中々馴染めにくそうだと思う」
パト「そうそう、だからもし侍女に出来たら部屋に居させる!それで決まり!」
ネル「主様は監禁をするっと」
パト「言い方!!?」
パトとネルが話している時メルリアとフルールは寝室で話していた。
・・・・・・
メルリア「ここが私達の寝室ですよ、ですが今までベッドは1つだけでしたのに、3つになったんですね、お仕事が早いです」
フルール「あの短期間でこんな高級で重そうなベッドを2つも追加したのですか?」
メルリア「この程度なら旦那様の侍女達なら整える事も含めても10秒も掛かりませんね」
フルール「ははは、凄い・・・全然世界が違う・・・私一人だったら絶対に運べない・・・」
メルリア「まあまあ、フルールの役割については旦那様が考えております、あの方は絶対にフルールを悪いようにはしません、だから安心して寝てください、今日は色々あって疲れたでしょう・」
フルール「はい、お言葉に甘えさせていただきます・・・」
フルールはメルリアに誘導され、自分用に用意されたベッドに座り、そのまま倒れ、眠りに落ちてしまった。
メルリア(まずは心の疲れを落として、そこからしっかり先を見据えていきましょう)
メルリアは寝室の光を消してパトの元に戻る
・・・・・・
メルリア「あれ、ネルは帰られたのですか?」
パト「いや、お風呂に行ったよ今日は泊っていくらしい」
メルリア「そうなのですか、では主様の部屋にベッドを一つ追加しておきますね」
パト「そうだな、頼むよ」
メルリアはそう言って、パトの寝室に向かい、即座にベッドの準備を整え、戻って来た
メルリア「準備完了しました」
パト「ありがとう、本当メルリアの仕事は早いから恐れ入るよ、まあ、せっかくだしゆっくりしなよ、もう俺も後はお風呂だけだからさ」
メルリア「ではお言葉に甘えて自由行動をさせていただきます」
メルリアはそう言うとその場にある椅子に座り、パトに話しかける
メルリア「アナタ、フルールをどのようにするお考えなのでしょう」
パト「さっき、ネルとも相談してたけど、俺は部屋番がいいかなって思ってる、というよりそれしか出来ないんじゃないかなって」
メルリア「侍女として傍に置くということですか?」
パト「メリアから美魅やエテルと一緒には居させないって言われたからね、美魅やエテル達のように学校に行かせてもいいけど、それだとフルールだけの問題だけじゃないからさ、フルールのためのお供を置いておかないといけなくなる、それはメリアもそうだしソルテや月花は許さないと思うんだ、だから勉強は無理と考えたら俺の部屋番として居て貰って、部屋内ではメルリアやエイリは自由にしていいって役割分担をしようかなって思ってるんだ」
メルリア「成程、役割分担ですか、エイリはどのようなポジションを?」
パト「メルリアは常に俺の傍に居て貰いたいから、エイリにはメルリアが俺の傍から離れないと出来ないような仕事を頼むつもりだ、逆にメルリアが他所に出ないといけない場面が来たら代理でエイリを置けるし、こっちも役割が決まってる方が命令しやすいんだ」
メルリア「私を傍に置いてくれるのですね///」
パト「ま、まあ居心地良いし、専属神同様気を許せるし///」
メルリア「わかりました、それで今日ネルが泊るということは営みを?」
パト「いや、俺とネルはそんな事しないぞ、ただ一緒に寝るだけだ、だから寝るが就寝したらそっちに行く、何か夜這いみたいで嫌だけどね、でも寝てる時にしておいた方がショックも少ないかなって」
メルリア「そんな御謙遜を、しっかり起きてる時にしてあげてください、アナタからの愛情をしっかり認識させてあげればきっとフルールもこの場に馴染んでくれますよ」
パト「うう、でも好きでもない男にキスされるんだぞ?!俺なら耐えられない?!」顔青ざめ
メルリア「確かに今まではアナタに好意があった神々達相手でしたからね、そこはちょっと抵抗あるかもしれませんね~」
パト「そうそう、つまり主従関係として逆らえない状況のキスだろ?嫌だ~~俺そんな強制的なキスやだ~~」
パトは足と手をバタバタさせながら駄々をこねる
メルリア(旦那様も大変ですね、)
パト「はぁ、とりあえずせっかくだから嫌われたくないからさ、せめて【奴隷】とか自分で思い込ませないようにしっかり居場所を作ってあげないとね」
パトはメルリアとそう話している内にエイリが入ってくる
エイリ「主様、お風呂のお時間です!」
パト「はいはい、出ましたね、もみくちゃタイム」
パトはトボトボとエイリ達侍女チームについていく
・・・・・・
そして夜
パト「さあ、時間か、どうしたものか・・・」
ネル「夜這いか?男なら堂々と最後まで自分の物だと見せつけてやればいいのだ!」ドヤ
パト「他人事だと思って最大限まで楽しんでやがるな・・・ネルはこのまま寝るのか?」
ネル「ああ、楽しむのはいいがちゃんと帰ってくるのだぞ主様、起きた時にここで一人なのは寂しいというものだ」
パト「なんでやる事前提なんだよ、とりあえずわかった、じゃあ行ってくる」
パトはネルと会話してから自分の寝室を後にする
・・・・・・
パトは侍女の寝室にゆっくり入る
メルリアとフルールは眠っていた
パト「よし、このまま気配を消してササっと覚醒させればOK!早くして早く寝よう!」
パトはフルールの元まで行き、フルールの顔を見る。
パト(泣いてる・・・)
パトが見たフルールは泣いていた、
パト(当然か、母親を亡くして、故郷のために自分を売って、こうやって先が不安の中ここに居るんだ、寝てても辛いよな)
パトはフルールの涙を近くのタオルで拭く、そしてエイリ用に用意されていたベッドに腰掛け、フルールの様子を見る
パト(健気だよな、自分の事はいいからって言う人、初めて・・・じゃないな、けど悪い奴はいない、きっと本当に良い子なんだよな、どうにかここに馴染んでほしいけど、メリアとかソルテはあんまり歓迎してくれてないし、こうやって侍女達にも歓迎されずに孤立させてしまったら俺は・・・はぁ)
パトはこの先、フルールという存在を認めて貰えるか、それが不安でため息をついてしまった。
パト(俺だって学校に行ったことないし、同級生の友達とか居たことない、というより社会とか集団を知らないからなぁ、どうしたらいいものか、これが保護者の気持ちなのかな)
フルール「・・・どうなされました?」
パト「ふひ?!」
パトの大きなため息でフルールが目覚めてしまった。
パト「フルールこそ、大丈夫か?汗が凄いぞ?」
フルール「すみません、ちょっと悪夢を見ていたのかもしれませんね・・・」
パト「そうか、もし汗が気持ち悪かったらこの部屋にもシャワーが付いているから汗を流してくるといい、服は侍女に行って用意してもらおう」
フルール「感謝します」
そうしてフルールはパトの部屋にあるシャワーを借りた
その間、パトは自分の寝室に戻り、ネルに話していた
パト「どうしよう、チャンス逃したかも」
ネル「ヘタレの主様よ、もう堂々と言えばよいではないか、【脱げ】っと」
パト「なんで営み前提なんだよ!しないって言ってんだろ?!」
ネルはパトのツッコミを聞く間もなくそのまま寝てしまった。
パト(こいつ、眠たいからって適当言いやがって?!そうだ!どうせなら頬にキスして驚かしてやろう!)
パトはネルの頬に軽くキスをして「おやすみ」と言った。
するとネルが勢いよく起き上がり顔を真っ赤にしてパトの方を見る!
ネル「ななななな、なんてことするのだ?!主様あれか!?私の身体に興味あったのか?!え、でも私そんな準備してなんか、いやでも主様が求めるのなら、ありのままを受け入れてもらうのが従属として大事なのでは、うむ、赫の暴帝の名に恥じぬようにしっかり主様の溢れんばかりの性欲を受け止めてやろう!さあ!来い!!」
パト「動揺しすぎだろ・・・おやすみって言ったんだよ、早く寝ろ・・・それじゃあな」
ネル「・・・おやすみ・・・なさい」
ネルはベッドの上で枕で顔を隠しながら返事をする。
・・・・・・
パトはフルールがシャワーから出てくるのを待っていた。
パト(さっきのネル、無茶苦茶可愛かったな・・・)
ネルにも女の子らしい所があるんだなと感心していた時にフルールが更衣室から顔を出して来た。
パト「おお、出来たか?ってなんで上半身裸なの?!」
フルールはパンツは履いていたのだが、上は何も着ていなかった。だが恥ずかしがって扉の内側に隠れ、パトに聞いてきた
フルール「胸に巻く物が・・・ないのですが・・・」
パト「胸に巻く?ブラは用意して貰っておいたけど?サイズが合わなかった?」
フルール「いえ!ブラというのがどれの事かが・・・わからなくって」
パト(しまった、もしかしてフルールの文化にブラジャーという下着の概念なかったのか?!胸に巻くという事は恐らくさらしみたいな布で縛っていたんだな、でもフルールって服の上から見ても結構胸あったよな、苦しくないのかな・・・)
パト「なら侍女に行って胸に巻く布を用意してもらうよ、悪いけど今のうちにズボンとか履いてて」
パトは侍女を呼び、さっそくフルールの下着を用意させた。
・・・・・・
パト「これでいい?」
パトはココアをフルールと自分の分用意した。
フルール「ありがとうございます、帝国の王様にこんなことしてもらって・・・」
パト「気にするな、俺もこの部屋に居る時は王様じゃなくて一個人の男性だ、身分なんて関係ないさ」
パトは笑顔でフルールに話す
フルール「そうですね、私が居た星で見た時とは雰囲気が全然違いますね、やはり演技だったのですか?」
パト「ああ、当然、周りからいっぱい練習させられたよ、もちろん俺の周りも練習してたんだぞ!威厳のある発言と態度をして相手を恐縮させないといけないってね」
フルール「帝国というのも大変なんですね・・・」
パトが話、フルールが聞くという時間がココアを飲む間の時間ずっと続いた
パト「フルールはさ、やっぱり後悔してる?」
フルール「いえ、これしか選択ありませんでしたので、それにこの選択も帝王様が声をお掛けしてくれなかったら全員から見捨てられ、あのまま上級神の怒りを買い、私は終わっていたかもしれません」
パト「もし、戻っていいよって言ったら戻りたい?」
フルールはパトのその質問に動揺する
パト(素は戻りたいんだろうね、だけどもう戻せない、俺がこの子の神生を買ったのだから、それを戻すというのは振りだしに戻す事、つまり恩恵が軽くなる)
パトは神同士の契約や貢ぎは大変シビアであることを知っている、だけどこの質問は意地悪かなと少し後悔してた時にフルールは答える
フルール「いえ、戻りません、それでは私や私の国、あの星を守ってくれた恩を無下にすることになります、私は私情よりも恩を大事にしたい、薄情で恩知らずにはなりたくありません」
パトはフルールの決意を感じた
パト(やっぱりこの子は強い子だな、あの場で自分の神生を投げ出せる子なんだ、当然か、これは俺がちょっと軽く見てたかもね・・・反省だな)
パトは自分の先ほどまでの考えに反省し、フルールという自分と変わらない年頃の少女を認めた
パト「ならフルール、これは命令になるんだけどいいかな?」
フルールは命令という言葉に肩を震わせる、メルリアの言葉が頭によぎったのだ
フルール(とうとう大人な体験を・・・///)
パト「俺とキスをしてくれないか?必要な事なんだ、今日あの部屋で話を聞いただろう?フルールの居場所を作るためにはまずフルールを覚醒させないといけないんだ、そのためにはキスみたいに身体を身体を重ねる必要がある、その時に俺の中にある特別なオーラがフルールを覚醒させてくれるんだ、わかるか?」
フルール(キス・・・接吻の事ですよね・・・覚醒、もしかして強くなれるということ?身体を重ねて覚醒なら・・・それがもっと重ねる面積が広ければ強い覚醒が出来るのでは・・・)
フルール「キスだけでいいのですか?私は弱いです、なので、キス程度の接触の覚醒で不十分ならこの身体、全て帝王様に捧げます、何時間でも捧げます、なので私を強い存在にしてください!!」
パト「え??!」
パト(キスで悩んでくると思ったのに凄く積極的・・・しかもえっと、キスと行為とかの密着範囲とか時間で覚醒レベルって変わるものなの?考えた事なかったんだけど?え~でも確かにもし最初からそういう行為で凄い覚醒が出来たら俺も安心してメリアやソルテに推薦を出せるし・・・でももしキスだけって妥協して大した覚醒が出来なかったら・・・)
パトは悩んでしまった、性行為は極力したくない、しかも相手は今日会ったばかりのフルール、従属には手を出さないパトだが、全員キスまではしている、だから覚醒させるという名目でキスは許容範囲だったのだが、新たな可能性を提示されてしまった以上、パトも小心者故に悩む。
フルール「お願いします、私の事は構いません!私は帝王様の物、愛情なしの性行為が無理だとおっしゃるのなら今からでも愛します!身も心も委ねます!だから遠慮なく私に最高の覚醒を!!」
パト(強いなぁ?!この子?!グイグイ来るのよ!どうしよう?!俺が動揺してるんですけど?!)
パトもまさかの展開で逆に押されていた
パトはフルールが「命令とあれば・・・」みたいに仕方なくやるみたいな態度を示してくると思って居たので計算が全然違っていた。
パト「わかった!!その覚悟は受け取った!なら侍女の部屋行くぞ!メルリアには俺のベッドで寝てもらうように言うから!」
・・・・・・
メルリア「私ですら身体を求められてないのに・・・」
パト「ごめんて・・・でももし!キスと性行為で覚醒の度合いが違うのなら大きな発見になるかも」
メルリア「・・・やっぱり駄目です、私を先に愛してください!!出なければ全員に言いふらします!」
パト「うそ・・・本気?!」
メルリア「本気です!いくら専属侍女とは言え、私にもプライドはあります!だってキスすらもしてないんですよ!だから私を先に愛してください!アナタも流石に私がアナタの事を心底愛しているのは自覚してますよね!!生殺しは酷いです!!」
パト(どうしよう・・・大変な展開になったぞ・・・)
そのタイミングで何故かドアがノックされる
パト「入っていいぞ」
エイリ「あの、夜遅くに申し訳ございません、シャワー室を使用されたようなので、清掃を・・・」
メルリア「エイリ!貴女も丁度いいわ!このまま旦那様に抱かれなさい!大事な事なの!」
エイリ「ええ?!?!///」
パト「増やすな?!メルリアどうした?!普段のお淑やかなメルリアは何処に行ったの?!」
メルリア「お淑やかで居たらアナタ全然私を求めてくれないじゃないですか!裸も見られて!同じ部屋で寝てるのに!!私ってそんなに女として魅力ありませんか??!!」
パト「わかった!ならエイリ!メルリア!二人も侍女の寝室で待っててくれ!!」
メルリア「わかりました!!」
エイリ「はえ~~~///」
パトはそう言いながら自室に戻る
・・・・・・
パト「ネルエモン・・・助けて」
ネル「主様よ、私も女だ、そして今初夜をまさか3人同時にやろうとしている現場に遭遇して私も流石に困惑が隠せない・・・30分でいいんだ・・・まずは私を先にここで愛してくれないか?」
パト「ネルまで?!」
ネル「主様、私が隠し事なしでここまで話したのだ・・・恥を掻かせるな・・・」
ネルが恥じらいながら、俯くそのギャップにもうパトはやけだった
そして今晩の事はパト自身・・・何も忘れられない経験をすると同時に忘れたい出来事となった。
2022年11月17日
No.77 レベルの差を見せつけられる雪花(微R18)
雪花は一仕事を終え、専攻部隊の原祖聖戦女神のメンバーと談笑をしていた。
奏星「本当やってみたいですよ!透明人間!だって全裸で街に立っていてもバレないんですよ!」
トール「そもそも全裸で街に立ちたいと思ったけどないけどな~」
ルーリエ「裸はちょっと・・・そこまで身体に自信ないし・・・」
ルーリエはそう言いながら自分の身体を見る、そしてその言葉を聞いて雪花もルーリエを見る
雪花(自信が・・・ないだと?)
ルーリエは女の雪花から見ても凄くいい身体つきをしていた、胸はD近くあり、腰回りはきゅっとひきしまり、お尻辺りは適度に出て、身体全体も筋肉という筋肉はなく、程よい肉付きをした雪花の理想といってもいい程だった。
トール「ルーリエ、その体形で自信ないとか言ってると雪花様が傷つくぞ」
雪花「私を引き合いに出さないで!でもルーちゃん、私もその身体は誇っていいと思うわ、私なんて・・・胸はないし、筋肉ついちゃってるし・・・」はぁ~~
奏星「どうしたのですか?お話聞きますよ?」ワガママボディー
雪花「うっさいわね!敵から情けを貰うと余計に腹立つのよ!!」ムキ―!!
奏星「あらあら~、それは困りましたね~~」ボイン!!
奏星はここぞとばかりに胸を強調した。
雪花はその行動にカチンと来て、奏星の胸を鷲掴みする!
雪花「胸なんて所詮は脂肪!むしろ攻撃の的が増えて足手まといと言っても過言ではないわ!専攻部隊に胸なんて要らないわ!戦場で何かの拍子に胸だけ切り取られてしまえばいいんだわ!!」
奏星「でも雪花ちゃん?確かに物理的な攻撃の的は増えますけど、男性にするアプローチの的も広いうわ~~~~~」ぐわんぐわん
雪花は奏星の胸を掴みながら前後に揺らして言葉を遮らせた
雪花「私はもうパトが居るからそういうアプローチは必要ないもん!」
トール「でも美を怠っていけばパト様も目移りしちゃうかも・・・周り女神だらけだし、アプローチとか凄いんだろうなぁ~」
ルーリエ「私がこの身体に自信がないのはパト様の近衛部隊や侍女部隊の皆様を見たからです・・・なんというか、女性として完成されてるって感じなんですよね、同じ女性とは思えない程の人格や器が広くて、それに身体も良くて、顔も可愛くて、うう・・・」(´;ω;`)
ルーリエは思い出しながら泣きだしてしまった
雪花「ルーちゃん!大丈夫よ!ルーちゃんだってすっごく可愛いよ!それに凄くレベルが高いわ!もっと自分に自信をもって!ルーちゃんは自己肯定が低いのよ!私はルーちゃんすっごく大好きよ!」
ルーリエ「雪花様~~~♡♡///」
奏星「百合ですね、ちなみに仮眠室は空いていますので、あ!ローション使い切ってたので補充して貰わないと!」
雪花「なんで仮眠室にローション置いてんのよ!というかなんで使い切ってんのよ!!」
奏星「仕事の合間でも発散したいじゃないですか///」
雪花「どうすんのよ、もう仮眠室のベッド使いたくないんだけど・・・割と寝心地良くて気に入ってたのに・・・」
雪花はそんな話をしながら定時時間を迎え、パトの元に向かった。
・・・・・・
侍女A「おかえりなさいませ、雪花様」
雪花「ええ、貴女達もいつもお疲れ様」
雪花はいつも通り軽く挨拶をして、玉座に向かう、だがさっきまでの話を思い出し、ふと立ち止まり、侍女を観察する。
雪花(確かに普段は意識したことないけどすっごくボディーラインのバランスいいわね、見た感じDカップからEカップでそれを下着で調整してるって感じかしら、腰回りもしっかり出てるし・・・)
雪花「ちょっとごめんなさい、手を見せて貰っていい?」
侍女A「いいですよ?どうなさいました?」
雪花(え?!マシュマロみたいに柔らかい!?女の私が柔らかいと感じるのだからパトからしたらもうそれは極上!?しかも顔も綺麗と可愛いを最高級に再現したような容姿!!)
雪花「貴女、化粧はしているの?」
侍女A「化粧?とはなんでしょうか?」
雪花(はいすっぴん!!見たらわかったけどナチュラルメイクを少しでも期待した私が馬鹿だったーー!!確かに素顔でこのハイクオリティー、完璧じゃない、しかも性格も全員メルリア様みたいに温厚で器が大きくて、それでいて健気らしいじゃない!私が男なら間違いなく酒池肉林してるわね、パトもよく理性を保てるわね、関心するわ)
雪花「ありがとう、凄く良い手入れをしてるのね、普段どんな手入れをしているの?」
侍女A「国が定めたエステを定期的に受けているだけですね、私個人としましては美というものがあまりわかっていないので・・・駄目ですよね、それでは主様に軽蔑されてしまいますよね」
雪花(うそ、可能性の塊じゃない、自信無くすわ、ミーちゃんに言った直後だけど私も自信無くすわ~、それでここまで健気、何がどうなってるのよ)
雪花は自信喪失しながら玉座に向かった。
・・・・・・
パト「雪花!いらっしゃい!俺もそろそろ帰ろうと思ってたんだけどさ!出来れば今からゲームでも・・・?どしたの?」
雪花はあからさまにげんなりとしていた、というより顔が青ざめていた。
雪花「パト・・・なんで侍女達を見ても理性を保てるの?」
パト「人を性欲モンスターみたいに言うな」
雪花「だって、ここまで高レベルの女性なのよ!私も改めて見たけどすっごくレベル高いじゃない!」
ソルテ「それはそうです、私とメルリア様が厳選に厳選して、それからパトさんの好みの女性をさらに厳選したのですから、最上級でないと困りますよ」ドヤ
雪花「ソルテ様、ある意味ソルテ様も負けてるっというのを自覚した方がいいですよ、いや本当」
ソルテ「自覚してます!」ドヤ
パト「凄いな、自信満々だぞ、この秘書」
ソルテ「別に私はその路線で勝負をしてませんので、ね?」チラ
ソルテはチラっとパトに相槌を送る
パト「ズルいぞ、それは」目を反らす
雪花「なんかいい雰囲気・・・ソルテ様ってズルいですよね、一番パトと一緒に居られる時間が多い専属神じゃないですか」
ソルテ「その分色々見えてしまって大変ですけどね・・・」苦笑い
パト「おい、確かに面倒をかけまくってるのは自覚してるし、ここで土下座したいくらいだけど、せめてそこは肯定だけにしといてくれよ」
雪花「パトのダメな所なんて今更って感じだけどね、むしろヒキニート時代を知ってる私からしたら今のパトなんてかなり更生しててなんか拍子抜けに感じるわね」
パト「昔の雪花は首袖掴むわ、殴るわ蹴るわ、投げ飛ばすわ・・・怖かったな」
雪花「昔の話でしょ!!今はしてません!!」
メルリア「旦那様を・・・殴る蹴る・・・??!」
ソルテ「パトさんと雪花ちゃんってよくそんな関係から今の関係に発展したと思うわ」
雪花「ま、まぁ私がパトの事一目惚れだったわけだし、腑抜けてるなら私が根性叩きなおしてあげないとって思ってたしね~~///」
パト「そ、それはどうも///」
ソルテ「はいはい、惚気は自室でやってください、私は少し仕事が残っているので終わったら自室に行きますね」
パト「はいよ~~」
パト達は玉座からパトの自室に向かった。
・・・・・・
パト「勝った!へ!雑魚が!!」
雪花「負けた!ハメコンボとか卑怯よ!!」
パトと雪花は格闘ゲームをして遊んでいた、その後ろでメルリアが二人のゲームプレイを椅子に座って眺めていた。
メルリア「本当、旦那様と雪花が一緒に居ると仲のいい兄妹って感じがしますね」
パト「実際そうだしね、血がつながってなくても兄妹だし、俺の大事な妻だからさ」
雪花「もう!パトったら!!///」
パト「げぼぁ??!」バシン!!!
雪花は照れ隠しでパトの背中を思い切り叩く
メルリア「月花も姉弟なんですよね?でも月花と居る時の主様はなんというか熟年夫婦という印象が強いんですよね、お互い分かり合ってるという感じで、趣味や趣向も同じですしね」
雪花「まあ、月花お姉ちゃんとパトはね、でも私だって負けてないわよ!」
三人はそんな話をしながら時間を過ごした。
・・・・・・
パト「お風呂の時間か・・・はぁ、そろそろ来るな・・・」
メルリア「嫌そうな顔しないでください、アナタのためなんですよ?」
雪花「ああ、前言ってた侍女達にもみくちゃに洗われるやつね」
パト「うん、慣れなくてね・・・雪花、俺はどうやったら暴君になれる?」
雪花「小心者のパトには無理よ、一生私で満足してなさい」むぎゅー
パト「そうしたいのだけどね・・・周りがそれを許さないのですよ」
エイリ「パト様、ご入浴のお時間になりました、ご都合が良ければご一緒にご同行して頂いてもよろしいでしょうか?」
パト「はい、行ってきます・・・」トボトボ
雪花「行ったわね・・・本来男なら泣いて喜びそうなものだけど・・・」
メルリア「意中の相手が居たら辛いのかもしれないですね、雪花を見ていて思いました、本当雪花と一緒にいる旦那様は心の底からリラックスしています、私も本当はそれくらい心を許して欲しいのですけどね、まだちょっと遠慮されちゃって」
雪花「それはまだメルリア様がパトにぶつかってないからじゃないかな?パトは陰キャだから相手の事が分かればわかる程心を開いてくれるわ、メルリア様ももっと本来の自分を出して行けばきっとパトもメルリア様に遠慮とかしなくなると思いますよ」
メルリア「雪花、ありがとうございます、流石はメリアが認めた専属神、心強いですね」
雪花は侍女やメルリア、他の専属神にはない良さがある、雪花はそんな自分をあまり自覚していない。
雪花も他の子に負けない程魅力的な女性なのである。
奏星「本当やってみたいですよ!透明人間!だって全裸で街に立っていてもバレないんですよ!」
トール「そもそも全裸で街に立ちたいと思ったけどないけどな~」
ルーリエ「裸はちょっと・・・そこまで身体に自信ないし・・・」
ルーリエはそう言いながら自分の身体を見る、そしてその言葉を聞いて雪花もルーリエを見る
雪花(自信が・・・ないだと?)
ルーリエは女の雪花から見ても凄くいい身体つきをしていた、胸はD近くあり、腰回りはきゅっとひきしまり、お尻辺りは適度に出て、身体全体も筋肉という筋肉はなく、程よい肉付きをした雪花の理想といってもいい程だった。
トール「ルーリエ、その体形で自信ないとか言ってると雪花様が傷つくぞ」
雪花「私を引き合いに出さないで!でもルーちゃん、私もその身体は誇っていいと思うわ、私なんて・・・胸はないし、筋肉ついちゃってるし・・・」はぁ~~
奏星「どうしたのですか?お話聞きますよ?」ワガママボディー
雪花「うっさいわね!敵から情けを貰うと余計に腹立つのよ!!」ムキ―!!
奏星「あらあら~、それは困りましたね~~」ボイン!!
奏星はここぞとばかりに胸を強調した。
雪花はその行動にカチンと来て、奏星の胸を鷲掴みする!
雪花「胸なんて所詮は脂肪!むしろ攻撃の的が増えて足手まといと言っても過言ではないわ!専攻部隊に胸なんて要らないわ!戦場で何かの拍子に胸だけ切り取られてしまえばいいんだわ!!」
奏星「でも雪花ちゃん?確かに物理的な攻撃の的は増えますけど、男性にするアプローチの的も広いうわ~~~~~」ぐわんぐわん
雪花は奏星の胸を掴みながら前後に揺らして言葉を遮らせた
雪花「私はもうパトが居るからそういうアプローチは必要ないもん!」
トール「でも美を怠っていけばパト様も目移りしちゃうかも・・・周り女神だらけだし、アプローチとか凄いんだろうなぁ~」
ルーリエ「私がこの身体に自信がないのはパト様の近衛部隊や侍女部隊の皆様を見たからです・・・なんというか、女性として完成されてるって感じなんですよね、同じ女性とは思えない程の人格や器が広くて、それに身体も良くて、顔も可愛くて、うう・・・」(´;ω;`)
ルーリエは思い出しながら泣きだしてしまった
雪花「ルーちゃん!大丈夫よ!ルーちゃんだってすっごく可愛いよ!それに凄くレベルが高いわ!もっと自分に自信をもって!ルーちゃんは自己肯定が低いのよ!私はルーちゃんすっごく大好きよ!」
ルーリエ「雪花様~~~♡♡///」
奏星「百合ですね、ちなみに仮眠室は空いていますので、あ!ローション使い切ってたので補充して貰わないと!」
雪花「なんで仮眠室にローション置いてんのよ!というかなんで使い切ってんのよ!!」
奏星「仕事の合間でも発散したいじゃないですか///」
雪花「どうすんのよ、もう仮眠室のベッド使いたくないんだけど・・・割と寝心地良くて気に入ってたのに・・・」
雪花はそんな話をしながら定時時間を迎え、パトの元に向かった。
・・・・・・
侍女A「おかえりなさいませ、雪花様」
雪花「ええ、貴女達もいつもお疲れ様」
雪花はいつも通り軽く挨拶をして、玉座に向かう、だがさっきまでの話を思い出し、ふと立ち止まり、侍女を観察する。
雪花(確かに普段は意識したことないけどすっごくボディーラインのバランスいいわね、見た感じDカップからEカップでそれを下着で調整してるって感じかしら、腰回りもしっかり出てるし・・・)
雪花「ちょっとごめんなさい、手を見せて貰っていい?」
侍女A「いいですよ?どうなさいました?」
雪花(え?!マシュマロみたいに柔らかい!?女の私が柔らかいと感じるのだからパトからしたらもうそれは極上!?しかも顔も綺麗と可愛いを最高級に再現したような容姿!!)
雪花「貴女、化粧はしているの?」
侍女A「化粧?とはなんでしょうか?」
雪花(はいすっぴん!!見たらわかったけどナチュラルメイクを少しでも期待した私が馬鹿だったーー!!確かに素顔でこのハイクオリティー、完璧じゃない、しかも性格も全員メルリア様みたいに温厚で器が大きくて、それでいて健気らしいじゃない!私が男なら間違いなく酒池肉林してるわね、パトもよく理性を保てるわね、関心するわ)
雪花「ありがとう、凄く良い手入れをしてるのね、普段どんな手入れをしているの?」
侍女A「国が定めたエステを定期的に受けているだけですね、私個人としましては美というものがあまりわかっていないので・・・駄目ですよね、それでは主様に軽蔑されてしまいますよね」
雪花(うそ、可能性の塊じゃない、自信無くすわ、ミーちゃんに言った直後だけど私も自信無くすわ~、それでここまで健気、何がどうなってるのよ)
雪花は自信喪失しながら玉座に向かった。
・・・・・・
パト「雪花!いらっしゃい!俺もそろそろ帰ろうと思ってたんだけどさ!出来れば今からゲームでも・・・?どしたの?」
雪花はあからさまにげんなりとしていた、というより顔が青ざめていた。
雪花「パト・・・なんで侍女達を見ても理性を保てるの?」
パト「人を性欲モンスターみたいに言うな」
雪花「だって、ここまで高レベルの女性なのよ!私も改めて見たけどすっごくレベル高いじゃない!」
ソルテ「それはそうです、私とメルリア様が厳選に厳選して、それからパトさんの好みの女性をさらに厳選したのですから、最上級でないと困りますよ」ドヤ
雪花「ソルテ様、ある意味ソルテ様も負けてるっというのを自覚した方がいいですよ、いや本当」
ソルテ「自覚してます!」ドヤ
パト「凄いな、自信満々だぞ、この秘書」
ソルテ「別に私はその路線で勝負をしてませんので、ね?」チラ
ソルテはチラっとパトに相槌を送る
パト「ズルいぞ、それは」目を反らす
雪花「なんかいい雰囲気・・・ソルテ様ってズルいですよね、一番パトと一緒に居られる時間が多い専属神じゃないですか」
ソルテ「その分色々見えてしまって大変ですけどね・・・」苦笑い
パト「おい、確かに面倒をかけまくってるのは自覚してるし、ここで土下座したいくらいだけど、せめてそこは肯定だけにしといてくれよ」
雪花「パトのダメな所なんて今更って感じだけどね、むしろヒキニート時代を知ってる私からしたら今のパトなんてかなり更生しててなんか拍子抜けに感じるわね」
パト「昔の雪花は首袖掴むわ、殴るわ蹴るわ、投げ飛ばすわ・・・怖かったな」
雪花「昔の話でしょ!!今はしてません!!」
メルリア「旦那様を・・・殴る蹴る・・・??!」
ソルテ「パトさんと雪花ちゃんってよくそんな関係から今の関係に発展したと思うわ」
雪花「ま、まぁ私がパトの事一目惚れだったわけだし、腑抜けてるなら私が根性叩きなおしてあげないとって思ってたしね~~///」
パト「そ、それはどうも///」
ソルテ「はいはい、惚気は自室でやってください、私は少し仕事が残っているので終わったら自室に行きますね」
パト「はいよ~~」
パト達は玉座からパトの自室に向かった。
・・・・・・
パト「勝った!へ!雑魚が!!」
雪花「負けた!ハメコンボとか卑怯よ!!」
パトと雪花は格闘ゲームをして遊んでいた、その後ろでメルリアが二人のゲームプレイを椅子に座って眺めていた。
メルリア「本当、旦那様と雪花が一緒に居ると仲のいい兄妹って感じがしますね」
パト「実際そうだしね、血がつながってなくても兄妹だし、俺の大事な妻だからさ」
雪花「もう!パトったら!!///」
パト「げぼぁ??!」バシン!!!
雪花は照れ隠しでパトの背中を思い切り叩く
メルリア「月花も姉弟なんですよね?でも月花と居る時の主様はなんというか熟年夫婦という印象が強いんですよね、お互い分かり合ってるという感じで、趣味や趣向も同じですしね」
雪花「まあ、月花お姉ちゃんとパトはね、でも私だって負けてないわよ!」
三人はそんな話をしながら時間を過ごした。
・・・・・・
パト「お風呂の時間か・・・はぁ、そろそろ来るな・・・」
メルリア「嫌そうな顔しないでください、アナタのためなんですよ?」
雪花「ああ、前言ってた侍女達にもみくちゃに洗われるやつね」
パト「うん、慣れなくてね・・・雪花、俺はどうやったら暴君になれる?」
雪花「小心者のパトには無理よ、一生私で満足してなさい」むぎゅー
パト「そうしたいのだけどね・・・周りがそれを許さないのですよ」
エイリ「パト様、ご入浴のお時間になりました、ご都合が良ければご一緒にご同行して頂いてもよろしいでしょうか?」
パト「はい、行ってきます・・・」トボトボ
雪花「行ったわね・・・本来男なら泣いて喜びそうなものだけど・・・」
メルリア「意中の相手が居たら辛いのかもしれないですね、雪花を見ていて思いました、本当雪花と一緒にいる旦那様は心の底からリラックスしています、私も本当はそれくらい心を許して欲しいのですけどね、まだちょっと遠慮されちゃって」
雪花「それはまだメルリア様がパトにぶつかってないからじゃないかな?パトは陰キャだから相手の事が分かればわかる程心を開いてくれるわ、メルリア様ももっと本来の自分を出して行けばきっとパトもメルリア様に遠慮とかしなくなると思いますよ」
メルリア「雪花、ありがとうございます、流石はメリアが認めた専属神、心強いですね」
雪花は侍女やメルリア、他の専属神にはない良さがある、雪花はそんな自分をあまり自覚していない。
雪花も他の子に負けない程魅力的な女性なのである。
No.76 田舎者 フルール episode4
フルールはメルリアに手入れしてもらっていた
メルリア「先ほどは素晴らしい覚悟でしたね、それほど自身の民が大事だったんですね。」
メルリアはフルールの髪をくしでといていた。
フルール「はい、母が残してくれた大切な民ですから・・・ですが、私はあの場所で民に心ばかりの恩恵を与えるくらいならこうやって根本的な解決に貢献できればそれで・・・」
メルリア「その判断は間違っていません、確かに自分の手でどうにかしたいと思う気持ち、それは凄くわかります、私も今は旦那様の侍女をしていますが、以前は一国の王でした、ですが、自分の国の民を守るためにこうやって旦那様の侍女をしているのですが」
フルールはメルリアに食い入るように聞いた
フルール「そうなんですか?!その国はどうなりましたか?!助かりましたか?!」
メルリア「はい、民全員は幸福に溢れ、以前よりも素晴らしい国になっています、ですがそれは私が導き、共に幸せを得たかったとも思います、ですが、それは自分の事ですからね、民の事を考える王ならば自分を捨てなければなりません、なのでフルール、私は貴女の行動を強く尊敬します。」
メルリアはフルールを後ろからそっと抱きしめる
メルリア「旦那様は絶対にフルールの国を今以上に裕福な物にします、だからフルールは私達の元で旦那様に尽くしましょう、それが覚悟です」
フルール「はい・・・これでお母様に顔向けできますかね・・・」
フルールはメルリアの中で涙を流した。
フルールは自分の無力を嘆き、だけどそんな自分の判断は間違っていない、誇っていい、そう言われた事がフルールにとって最大の救いだった。
・・・・・・
パト「さて、フルールについては所属が決定するまでは無所属であれど俺の傍で面倒を見る、別に教育も要らない、好きにさせたらいい」
ソルテ「わかっています、私の部隊ではありませんので」ムス
ソルテはまだ納得していないようだった。
月花「まあ、メリアちゃんがなんていうかじゃないかしら?パトはどうしたいの?」
パト「俺が引き取ったんだぞ?メリアなんて関係ない、俺が面倒を見る、それだけだ」
雪花「パトもあんまり意地になったらダメよ、そうやって意地になればなるほどさっきの子の居場所が無くなってしまうんだから・・・」
パト「そうだな・・・」
ネル「堅っ苦しいな、帝国というのは、何故主の決めた事に対して不満を持つ?何故遂行する形で協力しない?帝園は無契約の奴らは知らんが、契約した私達は命令は絶対服従、それを破ればミールからの重い刑、もしくは処刑だ、それだけ主様の命令は絶対、それは従属神ならまだしも専属神はもっとわかっていると思って居たのだがな」
ソルテ「何が言いたいのですか?ネル?」
ネルとソルテはギスギスとした雰囲気が出来て来た。
ネル「自分の考えは二の次だと言ってるんだソルテ、主様は甘いからお前達の考えを尊重するが、今回はお前の考えを尊重する気はないと示してる、なのになぜまだ不満を持つ?何様だ?」
ソルテ「私は秘書です、パト様の考えにブレーキを掛ける命を与えられています!今のパト様の考えは目先の事にしか考えが及んでいない!だからこうして意見を言っているまでです!それすら否定するのであれば私のポジションなどただ予定だけを伝えるだけの役割で良いはずです!」
ネル「ブレーキを掛けるなとは言っていない、ブレーキを掛け、それでも進みたい、主はアクセルを踏んでいるのになぜまだブレーキを掛けたいのか?それを聞いている」
月花「二人共!落ち着いて!あまり険悪なムードにならないで!皆譲れない物があるってことでしょ!」
パト「俺は考えを変えない、弱き者を助けないのならこんな強さと富だけを見せびらかす趣味の悪い国の王なんて辞めてやる、この帝国の力は弱き者に救いを求め、神として全員に恩恵を与えたい、そうやって生まれたはずだ、見えない所で弱き者が救われないのはどうしようもない、けど目の前に居るなら救ってやる、そうじゃないのかソルテ?」
ソルテ「・・・はい・・・」
ネル「おい、ソルテ、いい加減にしろ、秘書に私情を挟むなよ、まだその態度を続けるなら今この力でお前を」
パト「ネル、抑えてくれ、ネルにそんな事で力を使ってほしくない」
雪花「パト!その言い方だと別に制裁を否定しているようには聞こえないのだけど!!」
パト「現にそう言っている、強さに浮かれるな、他の帝王神候補と俺との違いは底辺を知ってるかどうかだ、底辺を知っている俺はわかる、底辺である辛さを、底辺である葛藤を、底辺を味わってるからわかる、底辺を見下され、見放される辛さを、それをわからないなら分かり合えることはない、そう言ってるんだ」
雪花「・・・それは」
雪花はパトの言葉が深く刺さった、それは自分自身が何年も才能も知能もなくただ平凡に過ごし、天才だった月花や芦花、センスがあった桜花に劣等感を抱いていた雪花には一番理解出来たのだ。
月花「ソルテ様、私はこればかりはパトに支持します、強きものの政治はメリアがやっています、メリアは帝国全土を含め帝国の領土全域の管理をしています、ならパトくらい弱き者の助けをやってもいいのではないでしょうか?」
ソルテ「好きにしなさい、私は否定しないわよ、それに雪花ちゃんもパト様の考えを聞いて納得したんでしょ?なら私が納得するまで時間くらい頂戴」
ソルテは少し悲しそうに俯く
パト(本当はこんなこと言いたくない、でも自分の考えや理想を伝えるためには時にぶつからないといけないんだ・・・悪いなソルテ・・・)
パトは罪悪感を感じながらも待機室を後にし上級神に声を掛ける
パト「我は帝国に戻るとする、我が国と友好的な関係を築けるよう期待しているぞ、上級神」
上級神「ありがたきお言葉、本日は誠に感謝致します。」
パト「メルリア、フルールの着替えと準備は済んだか?」
パトがメルリアを呼ぶと、一瞬にしてパトの背後にメルリアが立っていた。
メルリア「はい、準備は整っております、お連れ致しましょうか?」
パト「ああ、今から帝国に戻る、フルールを連れてくるのだ」
メルリア「畏まりました、ただちにお連れします」
メルリアはそう言うと近くの侍女に指示をし、フルールをパトの元まで来るように伝言を伝え、向かわせた。
・・・・・・
フルールは今まで着た事ないような高級な衣服を身に纏っていた。
フルール(凄く軽い、それに綺麗、これが私の知らない世界・・・凄い・・・)
侍女A「フルール、主様が御呼びです、すぐに準備し、私についてきてください」
フルール「はい!」
フルールは慌てて侍女の元まで走り、侍女と共にパトの元まで向かった。
パト「それでは行くぞ、必要な荷物があったのなら後日回収させる、今日は諦めるんだ」
フルール「はい、畏まりました」
こうしてパトと共にフルールは帝国に帰還した。
・・・・・・
そしてパト達は帝国の城内に帰還した。
フルール「す、すごい!初めて宇宙に出た!あんなに沢山星があるなんて!しかも凄い!どんな技術?!どれだけの鉄を集めたらこんな綺麗な機械が作れるの?!」
宇宙船が開くとそこには数百名の侍女と近衛隊が出迎えていた。
フルール(す、すごい・・・こんな大勢が・・・というよりここって室内?!こんな広い室内って存在するの?!)
パト「はぁ~~、疲れた!やっぱり他所は疲れるわ~」
侍女・近衛隊「おかえりなさいませ、主様」
パト「うわぁ~、なんかむず痒い」
月花「男の子日和ね~パト~♪」
ネル「私もやってやろうか?ヘタレな主様よ?」
パト「ネルがやったら冷やかしにしか聞こえないのは凄いと思うわ~」
パト達は先ほどまでの雰囲気とは違い、随分楽な態度で会話をしていた。
パト「さてと、フルール、さっそくで悪いけど一緒に来てもらっていい?一応メリアに挨拶させとくからさ」
フルール「は、はい!」
雪花「もう気を楽にしていいわよ、もう演技は終わったし」
雪花は肩をグルグルと回しながら宇宙船を降りて、侍女からアイスティーを受け取っていた
雪花「ほら、長旅で疲れたし玉座に戻りましょう!ソファーでゆっくりしたいわ」
雪花がそう言うと月花とネルが雪花と一緒に玉座に向かっていった。
パト「ソルテも戻ってていいぞ、俺がメリアに言っておくから」
ソルテ「はい・・・」
ソルテは元気がなさそうに雪花達に続いて玉座に向かう
メルリア「どうなされました?ソルテ、元気が無さそうですね」
パト「少し揉めてね、でも大丈夫今だけだから」
パトはそう言いながらメルリアとフルールを連れてメリアの居る場所まで向かう
・・・・・・
メリア「成程、この子がそうですか・・・」
パト・メルリア・フルールはメリアの部屋に行き、今までの出来事を話していた
パト「という事であのエリアはアリシアに早急に対処するように命令したけど問題ないよね!」
メリア「ご主人が言うなら全予定を廃止してでも優先させますけど・・・それでこの子はどうするつもりですか?」
パト「俺が面倒を見ようかなって、ほら美魅とかと同じ部隊に入れてさ」
メリア「却下です、あそこは帝園出身の子達の部隊ですからあまりこちらの子と混ぜたくないです」
パト「ええ、じゃあ専属侍女って扱いになるけどいいの?」
メリア「それもダメです、実力がまったくないじゃないですか、下級神ですよね?」
パト「ああ、でも俺が引き取った以上は俺の傍に置いておかないと不安だ、特にこの帝国内は上級神であること前提で街や設備を作られてるから尚の事だ」
メリア「困りましたね、侍女や専属侍女は実力があってのもの、弱くそしてご主人の足を引っ張る存在なんてもってのほか、どうにかなりませんか?」
パト「なりません!あとエイリも専属侍女に入れてくれ、俺あの子なら何故か落ち着くんだ」
メリア「ご主人、慣れは時間が解決してくれます、それ以外に推す理由はないでしょうか・」
メルリア「エイリと旦那様はオーラの波長が似てます、後不思議な事にこのフルールという子もどこか特殊は波長を感じます、そしてそれは何処か旦那様と通じるものがあるのです」
メリア「波長?それを言い出したら私とご主人は完全一致ですね!」ドヤ
パト「はいはい、でもエイリは何処か皆と同じ時間を過ごしてる中でも何処か特別に感じるんだ、仮でもいいから専属侍女の仕事をやらせてみて欲しいんだ、何かその特別に感じる理由がわかるかもしれない!もしそれが誰にでも抱けるものなら上手くいけばメリアの考えにも貢献できると思うよ?」
メリア「ご主人、交渉が上手くなりましたね、素敵です、ではお試しという形でエイリを専属侍女に任命します、後フルールはやっぱり仮とか以前の問題ですね、せめて覚醒させてください、話はそこからですよ」
メリアは今のフルールでは弱すぎて交渉の余地がまったくないので、せめてパトがフルールにキスをして覚醒を促してほしいとお願いした。
パト「まあ、そうなるよな・・・わかった!なら明日!またここに来る!とりあえず今日は俺の部屋に泊めるから!」
メリア「それはお好きなように、ご主人の従属なので、なんなら私もお呼ばれされても良いのですよ!!」ワクワク
パト「え、なんか凄く卑猥な事になりそうだからヤダ、フルールとかエイリにそんな不衛生な物見せられないよ」
メリア「酷いです!なんで不衛生なんですか!私の身体綺麗ですよ!!今見てみますか?!」
パトとメリアがここぞとばかりにイチャイチャしている時、フルールとメルリアは話していた
フルール「私・・・大丈夫でしょうか?」
メルリア「ええ、でもちょっと覚悟はしておいたほうがいいかも・・・ちょっぴり大人の階段を上りますので///」
フルール「ふえ~~~~~~///」
メルリア「先ほどは素晴らしい覚悟でしたね、それほど自身の民が大事だったんですね。」
メルリアはフルールの髪をくしでといていた。
フルール「はい、母が残してくれた大切な民ですから・・・ですが、私はあの場所で民に心ばかりの恩恵を与えるくらいならこうやって根本的な解決に貢献できればそれで・・・」
メルリア「その判断は間違っていません、確かに自分の手でどうにかしたいと思う気持ち、それは凄くわかります、私も今は旦那様の侍女をしていますが、以前は一国の王でした、ですが、自分の国の民を守るためにこうやって旦那様の侍女をしているのですが」
フルールはメルリアに食い入るように聞いた
フルール「そうなんですか?!その国はどうなりましたか?!助かりましたか?!」
メルリア「はい、民全員は幸福に溢れ、以前よりも素晴らしい国になっています、ですがそれは私が導き、共に幸せを得たかったとも思います、ですが、それは自分の事ですからね、民の事を考える王ならば自分を捨てなければなりません、なのでフルール、私は貴女の行動を強く尊敬します。」
メルリアはフルールを後ろからそっと抱きしめる
メルリア「旦那様は絶対にフルールの国を今以上に裕福な物にします、だからフルールは私達の元で旦那様に尽くしましょう、それが覚悟です」
フルール「はい・・・これでお母様に顔向けできますかね・・・」
フルールはメルリアの中で涙を流した。
フルールは自分の無力を嘆き、だけどそんな自分の判断は間違っていない、誇っていい、そう言われた事がフルールにとって最大の救いだった。
・・・・・・
パト「さて、フルールについては所属が決定するまでは無所属であれど俺の傍で面倒を見る、別に教育も要らない、好きにさせたらいい」
ソルテ「わかっています、私の部隊ではありませんので」ムス
ソルテはまだ納得していないようだった。
月花「まあ、メリアちゃんがなんていうかじゃないかしら?パトはどうしたいの?」
パト「俺が引き取ったんだぞ?メリアなんて関係ない、俺が面倒を見る、それだけだ」
雪花「パトもあんまり意地になったらダメよ、そうやって意地になればなるほどさっきの子の居場所が無くなってしまうんだから・・・」
パト「そうだな・・・」
ネル「堅っ苦しいな、帝国というのは、何故主の決めた事に対して不満を持つ?何故遂行する形で協力しない?帝園は無契約の奴らは知らんが、契約した私達は命令は絶対服従、それを破ればミールからの重い刑、もしくは処刑だ、それだけ主様の命令は絶対、それは従属神ならまだしも専属神はもっとわかっていると思って居たのだがな」
ソルテ「何が言いたいのですか?ネル?」
ネルとソルテはギスギスとした雰囲気が出来て来た。
ネル「自分の考えは二の次だと言ってるんだソルテ、主様は甘いからお前達の考えを尊重するが、今回はお前の考えを尊重する気はないと示してる、なのになぜまだ不満を持つ?何様だ?」
ソルテ「私は秘書です、パト様の考えにブレーキを掛ける命を与えられています!今のパト様の考えは目先の事にしか考えが及んでいない!だからこうして意見を言っているまでです!それすら否定するのであれば私のポジションなどただ予定だけを伝えるだけの役割で良いはずです!」
ネル「ブレーキを掛けるなとは言っていない、ブレーキを掛け、それでも進みたい、主はアクセルを踏んでいるのになぜまだブレーキを掛けたいのか?それを聞いている」
月花「二人共!落ち着いて!あまり険悪なムードにならないで!皆譲れない物があるってことでしょ!」
パト「俺は考えを変えない、弱き者を助けないのならこんな強さと富だけを見せびらかす趣味の悪い国の王なんて辞めてやる、この帝国の力は弱き者に救いを求め、神として全員に恩恵を与えたい、そうやって生まれたはずだ、見えない所で弱き者が救われないのはどうしようもない、けど目の前に居るなら救ってやる、そうじゃないのかソルテ?」
ソルテ「・・・はい・・・」
ネル「おい、ソルテ、いい加減にしろ、秘書に私情を挟むなよ、まだその態度を続けるなら今この力でお前を」
パト「ネル、抑えてくれ、ネルにそんな事で力を使ってほしくない」
雪花「パト!その言い方だと別に制裁を否定しているようには聞こえないのだけど!!」
パト「現にそう言っている、強さに浮かれるな、他の帝王神候補と俺との違いは底辺を知ってるかどうかだ、底辺を知っている俺はわかる、底辺である辛さを、底辺である葛藤を、底辺を味わってるからわかる、底辺を見下され、見放される辛さを、それをわからないなら分かり合えることはない、そう言ってるんだ」
雪花「・・・それは」
雪花はパトの言葉が深く刺さった、それは自分自身が何年も才能も知能もなくただ平凡に過ごし、天才だった月花や芦花、センスがあった桜花に劣等感を抱いていた雪花には一番理解出来たのだ。
月花「ソルテ様、私はこればかりはパトに支持します、強きものの政治はメリアがやっています、メリアは帝国全土を含め帝国の領土全域の管理をしています、ならパトくらい弱き者の助けをやってもいいのではないでしょうか?」
ソルテ「好きにしなさい、私は否定しないわよ、それに雪花ちゃんもパト様の考えを聞いて納得したんでしょ?なら私が納得するまで時間くらい頂戴」
ソルテは少し悲しそうに俯く
パト(本当はこんなこと言いたくない、でも自分の考えや理想を伝えるためには時にぶつからないといけないんだ・・・悪いなソルテ・・・)
パトは罪悪感を感じながらも待機室を後にし上級神に声を掛ける
パト「我は帝国に戻るとする、我が国と友好的な関係を築けるよう期待しているぞ、上級神」
上級神「ありがたきお言葉、本日は誠に感謝致します。」
パト「メルリア、フルールの着替えと準備は済んだか?」
パトがメルリアを呼ぶと、一瞬にしてパトの背後にメルリアが立っていた。
メルリア「はい、準備は整っております、お連れ致しましょうか?」
パト「ああ、今から帝国に戻る、フルールを連れてくるのだ」
メルリア「畏まりました、ただちにお連れします」
メルリアはそう言うと近くの侍女に指示をし、フルールをパトの元まで来るように伝言を伝え、向かわせた。
・・・・・・
フルールは今まで着た事ないような高級な衣服を身に纏っていた。
フルール(凄く軽い、それに綺麗、これが私の知らない世界・・・凄い・・・)
侍女A「フルール、主様が御呼びです、すぐに準備し、私についてきてください」
フルール「はい!」
フルールは慌てて侍女の元まで走り、侍女と共にパトの元まで向かった。
パト「それでは行くぞ、必要な荷物があったのなら後日回収させる、今日は諦めるんだ」
フルール「はい、畏まりました」
こうしてパトと共にフルールは帝国に帰還した。
・・・・・・
そしてパト達は帝国の城内に帰還した。
フルール「す、すごい!初めて宇宙に出た!あんなに沢山星があるなんて!しかも凄い!どんな技術?!どれだけの鉄を集めたらこんな綺麗な機械が作れるの?!」
宇宙船が開くとそこには数百名の侍女と近衛隊が出迎えていた。
フルール(す、すごい・・・こんな大勢が・・・というよりここって室内?!こんな広い室内って存在するの?!)
パト「はぁ~~、疲れた!やっぱり他所は疲れるわ~」
侍女・近衛隊「おかえりなさいませ、主様」
パト「うわぁ~、なんかむず痒い」
月花「男の子日和ね~パト~♪」
ネル「私もやってやろうか?ヘタレな主様よ?」
パト「ネルがやったら冷やかしにしか聞こえないのは凄いと思うわ~」
パト達は先ほどまでの雰囲気とは違い、随分楽な態度で会話をしていた。
パト「さてと、フルール、さっそくで悪いけど一緒に来てもらっていい?一応メリアに挨拶させとくからさ」
フルール「は、はい!」
雪花「もう気を楽にしていいわよ、もう演技は終わったし」
雪花は肩をグルグルと回しながら宇宙船を降りて、侍女からアイスティーを受け取っていた
雪花「ほら、長旅で疲れたし玉座に戻りましょう!ソファーでゆっくりしたいわ」
雪花がそう言うと月花とネルが雪花と一緒に玉座に向かっていった。
パト「ソルテも戻ってていいぞ、俺がメリアに言っておくから」
ソルテ「はい・・・」
ソルテは元気がなさそうに雪花達に続いて玉座に向かう
メルリア「どうなされました?ソルテ、元気が無さそうですね」
パト「少し揉めてね、でも大丈夫今だけだから」
パトはそう言いながらメルリアとフルールを連れてメリアの居る場所まで向かう
・・・・・・
メリア「成程、この子がそうですか・・・」
パト・メルリア・フルールはメリアの部屋に行き、今までの出来事を話していた
パト「という事であのエリアはアリシアに早急に対処するように命令したけど問題ないよね!」
メリア「ご主人が言うなら全予定を廃止してでも優先させますけど・・・それでこの子はどうするつもりですか?」
パト「俺が面倒を見ようかなって、ほら美魅とかと同じ部隊に入れてさ」
メリア「却下です、あそこは帝園出身の子達の部隊ですからあまりこちらの子と混ぜたくないです」
パト「ええ、じゃあ専属侍女って扱いになるけどいいの?」
メリア「それもダメです、実力がまったくないじゃないですか、下級神ですよね?」
パト「ああ、でも俺が引き取った以上は俺の傍に置いておかないと不安だ、特にこの帝国内は上級神であること前提で街や設備を作られてるから尚の事だ」
メリア「困りましたね、侍女や専属侍女は実力があってのもの、弱くそしてご主人の足を引っ張る存在なんてもってのほか、どうにかなりませんか?」
パト「なりません!あとエイリも専属侍女に入れてくれ、俺あの子なら何故か落ち着くんだ」
メリア「ご主人、慣れは時間が解決してくれます、それ以外に推す理由はないでしょうか・」
メルリア「エイリと旦那様はオーラの波長が似てます、後不思議な事にこのフルールという子もどこか特殊は波長を感じます、そしてそれは何処か旦那様と通じるものがあるのです」
メリア「波長?それを言い出したら私とご主人は完全一致ですね!」ドヤ
パト「はいはい、でもエイリは何処か皆と同じ時間を過ごしてる中でも何処か特別に感じるんだ、仮でもいいから専属侍女の仕事をやらせてみて欲しいんだ、何かその特別に感じる理由がわかるかもしれない!もしそれが誰にでも抱けるものなら上手くいけばメリアの考えにも貢献できると思うよ?」
メリア「ご主人、交渉が上手くなりましたね、素敵です、ではお試しという形でエイリを専属侍女に任命します、後フルールはやっぱり仮とか以前の問題ですね、せめて覚醒させてください、話はそこからですよ」
メリアは今のフルールでは弱すぎて交渉の余地がまったくないので、せめてパトがフルールにキスをして覚醒を促してほしいとお願いした。
パト「まあ、そうなるよな・・・わかった!なら明日!またここに来る!とりあえず今日は俺の部屋に泊めるから!」
メリア「それはお好きなように、ご主人の従属なので、なんなら私もお呼ばれされても良いのですよ!!」ワクワク
パト「え、なんか凄く卑猥な事になりそうだからヤダ、フルールとかエイリにそんな不衛生な物見せられないよ」
メリア「酷いです!なんで不衛生なんですか!私の身体綺麗ですよ!!今見てみますか?!」
パトとメリアがここぞとばかりにイチャイチャしている時、フルールとメルリアは話していた
フルール「私・・・大丈夫でしょうか?」
メルリア「ええ、でもちょっと覚悟はしておいたほうがいいかも・・・ちょっぴり大人の階段を上りますので///」
フルール「ふえ~~~~~~///」
2022年11月16日
No.75 毒蟲内事情
毒蟲は拠点らしきものが存在しない。
毒蟲は各々が個人活動で生計を立ててあり、毒蟲としての組織として重要事項説明のための集会用で適当な廃墟に集結してはその場で伝達が行われる、その程度である。
毒蟲には得意分野が存在する
No.1 蟻 対集団特化
No.2 蜈蚣 対戦艦特化
No.3 蜂 対個人特化
No.4 蜘蛛 対拘束特化
No.5 蜉蝣 対能力者特化
No.6 蠅 対情報特化
No.7 蛭 対偽装特化
No.8 蟋蟀 対国特化
No.9 蟷螂 対社会性特化
No.10 天道 対洗脳特化
元No.5 蛾 対毒殺特化
元No.8 白蟻 対スパイ特化
元No.10 蚊 対遠距離特化
と各メンバーの得意とする分野ごとに仲間内で仕事を共有したり、依頼を投げたりして互いに仕事を共有することで組織が成り立っていた。
だがその組織内にも問題児が存在する
それが蜈蚣と蜘蛛である。
蜈蚣は興味のある相手、興味のある仕事しかやる気が沸かず、絶対に仕事をしないという徹底ぶりだった。
だが蜈蚣は対戦艦、つまり超大型戦闘機相手や対個人戦等の戦闘でもっとも結果を出すため、毒蟲の中でも用心棒的立ち位置で同行させる事が多く、基本的に仕事面の期待はしていなかった。
もう一人は蜘蛛、蜘蛛は神出鬼没であり、毒蟲の集会ですら出席率が一番悪く、「会ったら伝えといてくれ」となる程、まったく組織に顔を出さない、マイペースであり、蜈蚣と同じく興味が沸かないと積極的に動かない、興味があっても大抵流す等の掴みとれない性格をしている。
・・・・・・
これは蜘蛛達が霊峰山遠征での出来事。
蜂「え?!私も霊峰山?!何処よそこ?!」
蟻「幻想郷から天界に行って、その天界に存在する山ね、副団長と蜘蛛、蛾、蛭、蚊の5人が行ってるわね」
蜂「5人も行ってるなら私が行く必要ないじゃない!!」
蟻「それが、私の情報が正しければ・・・副団長がやられて、蛾と蚊は死亡、蛭もかなりの重症を負ってるらしいの、蟷螂や蠅にも伝えて行かせてるから、蜂も助っ人に向かって、かなりマズいかもしれない」
蜂「悲惨ね、わかったわ、蜘蛛は平気なの?」
蟻「今はね、でもあのバカ、力をかなり置いて行ってるから副団長を倒すような奴らが居る中だと蜘蛛も危ないかも」
蜂「ああもう!わかったわよ!行きます!蟻は行かないの?」
蟻「私は司令塔をやるわ、情報が伝達出来ないと混乱するでしょ?」
蜂「はいはい、わかりました、蜈蚣は?」
蟻「無視されてる、あの脳筋が・・・」
蜂(私も無視したいのだけどね・・・)
・・・・・・
霊峰山にて・・・
蜂「うわぁ、これは悲惨ね、片目えぐれてんじゃない・・・」
蟷螂「蜂!来てくれたのね!副団長はまだ生きてるからこのまま私が下界まで運ぶわ!後蠅が蛭を回収したって聞いたから蜂は蜘蛛を!」
蜂「こんな寒い所でよくもまあ、仕方ない、えっと・・・どこ?」
蟷螂「頂上らしいわ!」
蜂「ふざけんじゃないわよ!なんでよりにもよって頂上!?無茶苦茶大変じゃない!こんなか弱い女の子が行くような場所じゃないわよ?!」
蜂は文句を言いながらも頂上を目指す。
・・・・・・
霊峰山頂上で蜘蛛と合流後・・・
蜂「はあ、あいつは普通に無事だったわね、それにしても伝達で蛾は肉塊で発見されて、蚊は真っ二つ、蛭も大量出血してて瀕死の所を何とか保護って聞いたし、かなりの相手とかちあったのね、私、行かなくて良かったわ~」
・・・・・・
その後・・・
蟻「副団長が長期治療に入るので、その間は私が指揮します。とりあえずまずはメンバーの補充、現時点で3人の欠員があるから、とりあえず優秀な人を呼んできて、団長の命令執行するのに戦力がまったく足りないから、そうね、蜂、蠅、蟷螂、今動けるメンバーで新しいメンバーを探して、見つかるまではシワ寄せが全部来ると思っててね」
蜂「はぁ~い」
蠅「仕方ないねぇ」
蟷螂「当てはないのだけどね」
・・・・・・
こうして、蜂は世界テロの首謀者である元神王連のメンバーであるラウダーを蟋蟀としてスカウトし、
蠅は冥界で元メンバーの白蟻を焚きつけて現実のメンバーに戻そうとしたところ、要との闘いで悪魔界まで落とされていた麗夜をスカウトし、その上冥界に居る六冥王が開発した技術と、白蟻から聞いた【究極の属性の宝玉】の存在を知り、毒蟲という組織の実力の底上げに貢献し、
蠅がスカウトした麗夜こと、蜉蝣が悪魔界で元神王連のダンテの情報を毒蟲 蟻に提供し、蟻がダンテのフィアンセだった七曜の魔女 キリアにダンテの情報を流し、ダンテを悪魔界から現実世界に呼び戻す計画を遂行させたが、邪魔が入り失敗、結果的にキリアをメンバーとして加入させ、教育係を結果を出せていなかった蟷螂に任せた。
そして各メンバーで究極の属性の宝玉を入手させ、10個の宝玉をメンバー各自に渡し、計画執行予定日まで各自、【刀剣融合】【究極の属性の宝玉と武器を配合】を義務付けた。
毒蟲の計画は進んでいる。
毒蟲は各々が個人活動で生計を立ててあり、毒蟲としての組織として重要事項説明のための集会用で適当な廃墟に集結してはその場で伝達が行われる、その程度である。
毒蟲には得意分野が存在する
No.1 蟻 対集団特化
No.2 蜈蚣 対戦艦特化
No.3 蜂 対個人特化
No.4 蜘蛛 対拘束特化
No.5 蜉蝣 対能力者特化
No.6 蠅 対情報特化
No.7 蛭 対偽装特化
No.8 蟋蟀 対国特化
No.9 蟷螂 対社会性特化
No.10 天道 対洗脳特化
元No.5 蛾 対毒殺特化
元No.8 白蟻 対スパイ特化
元No.10 蚊 対遠距離特化
と各メンバーの得意とする分野ごとに仲間内で仕事を共有したり、依頼を投げたりして互いに仕事を共有することで組織が成り立っていた。
だがその組織内にも問題児が存在する
それが蜈蚣と蜘蛛である。
蜈蚣は興味のある相手、興味のある仕事しかやる気が沸かず、絶対に仕事をしないという徹底ぶりだった。
だが蜈蚣は対戦艦、つまり超大型戦闘機相手や対個人戦等の戦闘でもっとも結果を出すため、毒蟲の中でも用心棒的立ち位置で同行させる事が多く、基本的に仕事面の期待はしていなかった。
もう一人は蜘蛛、蜘蛛は神出鬼没であり、毒蟲の集会ですら出席率が一番悪く、「会ったら伝えといてくれ」となる程、まったく組織に顔を出さない、マイペースであり、蜈蚣と同じく興味が沸かないと積極的に動かない、興味があっても大抵流す等の掴みとれない性格をしている。
・・・・・・
これは蜘蛛達が霊峰山遠征での出来事。
蜂「え?!私も霊峰山?!何処よそこ?!」
蟻「幻想郷から天界に行って、その天界に存在する山ね、副団長と蜘蛛、蛾、蛭、蚊の5人が行ってるわね」
蜂「5人も行ってるなら私が行く必要ないじゃない!!」
蟻「それが、私の情報が正しければ・・・副団長がやられて、蛾と蚊は死亡、蛭もかなりの重症を負ってるらしいの、蟷螂や蠅にも伝えて行かせてるから、蜂も助っ人に向かって、かなりマズいかもしれない」
蜂「悲惨ね、わかったわ、蜘蛛は平気なの?」
蟻「今はね、でもあのバカ、力をかなり置いて行ってるから副団長を倒すような奴らが居る中だと蜘蛛も危ないかも」
蜂「ああもう!わかったわよ!行きます!蟻は行かないの?」
蟻「私は司令塔をやるわ、情報が伝達出来ないと混乱するでしょ?」
蜂「はいはい、わかりました、蜈蚣は?」
蟻「無視されてる、あの脳筋が・・・」
蜂(私も無視したいのだけどね・・・)
・・・・・・
霊峰山にて・・・
蜂「うわぁ、これは悲惨ね、片目えぐれてんじゃない・・・」
蟷螂「蜂!来てくれたのね!副団長はまだ生きてるからこのまま私が下界まで運ぶわ!後蠅が蛭を回収したって聞いたから蜂は蜘蛛を!」
蜂「こんな寒い所でよくもまあ、仕方ない、えっと・・・どこ?」
蟷螂「頂上らしいわ!」
蜂「ふざけんじゃないわよ!なんでよりにもよって頂上!?無茶苦茶大変じゃない!こんなか弱い女の子が行くような場所じゃないわよ?!」
蜂は文句を言いながらも頂上を目指す。
・・・・・・
霊峰山頂上で蜘蛛と合流後・・・
蜂「はあ、あいつは普通に無事だったわね、それにしても伝達で蛾は肉塊で発見されて、蚊は真っ二つ、蛭も大量出血してて瀕死の所を何とか保護って聞いたし、かなりの相手とかちあったのね、私、行かなくて良かったわ~」
・・・・・・
その後・・・
蟻「副団長が長期治療に入るので、その間は私が指揮します。とりあえずまずはメンバーの補充、現時点で3人の欠員があるから、とりあえず優秀な人を呼んできて、団長の命令執行するのに戦力がまったく足りないから、そうね、蜂、蠅、蟷螂、今動けるメンバーで新しいメンバーを探して、見つかるまではシワ寄せが全部来ると思っててね」
蜂「はぁ~い」
蠅「仕方ないねぇ」
蟷螂「当てはないのだけどね」
・・・・・・
こうして、蜂は世界テロの首謀者である元神王連のメンバーであるラウダーを蟋蟀としてスカウトし、
蠅は冥界で元メンバーの白蟻を焚きつけて現実のメンバーに戻そうとしたところ、要との闘いで悪魔界まで落とされていた麗夜をスカウトし、その上冥界に居る六冥王が開発した技術と、白蟻から聞いた【究極の属性の宝玉】の存在を知り、毒蟲という組織の実力の底上げに貢献し、
蠅がスカウトした麗夜こと、蜉蝣が悪魔界で元神王連のダンテの情報を毒蟲 蟻に提供し、蟻がダンテのフィアンセだった七曜の魔女 キリアにダンテの情報を流し、ダンテを悪魔界から現実世界に呼び戻す計画を遂行させたが、邪魔が入り失敗、結果的にキリアをメンバーとして加入させ、教育係を結果を出せていなかった蟷螂に任せた。
そして各メンバーで究極の属性の宝玉を入手させ、10個の宝玉をメンバー各自に渡し、計画執行予定日まで各自、【刀剣融合】【究極の属性の宝玉と武器を配合】を義務付けた。
毒蟲の計画は進んでいる。
2022年11月15日
No.74 実家帰宅
雪花「ご飯まだーー?!」
礼花「手伝いなさいよ、もう18になるんでしょ」呆れ
雪花「だって子は親に甘えてなんぼじゃない」
礼花「はぁ、本当雪花はパトと一緒にさせて正解だったわ、じゃなかったら今頃どうなっていたか」
月花「そうね、少なくともOLとか出来そうに無かったわね」笑い
雪花と月花は実家に帰省していた。
(パトは事情で帰れなかった)
雪花「なら月花お姉ちゃんはどんな仕事をするつもりだったのよ!」
月花「国家公務員」ドヤ
雪花「イラ!ここぞとばかりに!!」
礼花「なら雪花は何を目指してたの?」
雪花「体育教師!」ドヤ
礼花「剣道くらいじゃない、柔道とか拳法は教えてもダメだったくせに」ため息
雪花「あ、足は早かった!!」
月花「でも雪花はまだいいわよ、桜花は色々不味かったんじゃない?」
礼花「今でも充分不味いわよ、実力はあっても生活出来るかは別問題なのが現実なのよ。」リアル
月花「芦花はあのリオさんから直接引き抜きで大企業 能力開発研究所 の研究員、ある意味1番の成功者なのかしらね」
雪花「それひとつじゃないでしょ、まったく、あの子は凄いわ、本当」
月花「お母さんは神社の経営と医者でしょ?」
礼花「私、できる女だから」ドヤ
雪花「私だって簡単な治療出来るもん!」
礼花「病名や原因、処方する薬、わかる?」
雪花「病名知らない!原因知らない!薬はミーエルちゃんの万能薬!」
礼花「それはもうミーエルちゃんに任せた方が楽ね」
礼花と月花は笑い、雪花はムキーっと露骨に怒っていた。
・・・・・・
月花「お母さんはこの広い家に1人でしょ?寂しくないの?」
礼花「うーん、正直寂しいわね、桜花と要君が籍入れてここに住んでくれたらおばあちゃん出来るのだけどね〜」
雪花「帰って来ないでしょ、桜花達は第二の四季神社を幻想郷に建てるつもりなんだから」
月花「霊夢が激怒しそうな話しね」汗
雪花「少なくとも七曜の魔女っ子達も居るし、桜花独りだと借金まみれになりそうだけど、サーヴァやパラスケみたいな優秀な子が居るし、経営はどうにでもなるんじゃない?」
礼花「甘いわね、神社経営で8人、余程人呼ばないと無理よ、神主の勉強してるの要君だけだし、一人で残りの7人養うのはねぇ〜」
月花「神社より魔法協会作った方がいいんじゃ」
雪花「それよ!」
礼花「いいわね!」
雪花と礼花は月花の提案に賛成する
礼花「あの子四季流とか天野江流のセンスないけど魔法のセンスは何故か高いしそっちの方が絶対いいわ!」
雪花「さりげなく酷いこと言うわね、この親、ほらお鍋沸騰してるわよ〜」
礼花は雪花に言われて慌てて台所に戻る
月花「まあ、あの子の好きなようにしたらいいんじゃない?センスよりやり甲斐で選びたい時もあるだろうし」
雪花「月花お姉ちゃんは今の仕事やり甲斐ある?」
月花「ええ、パトの補佐なんて凄い私に合ってるわ、思考パターンが似てるからね」
雪花「いいポジションよね」
月花「雪花も奏星さんと仲良くしてるじゃない、聞いたわよ!戦場で大活躍だったんでしょ!」
雪花「奏星さんは性格はアレだけど実力は本物だからね、あれでまだ下級神クラスなんだから上級神クラスとかになった時が恐ろしいわね」
月花「と言いつつ絶対に負けないんでしょ?」
雪花「まあね♪」
礼花「ほら!2人とも!食器とかお茶とか出して!」
雪花「わかった〜」
月花「ごめんごめん」
たまに帰っては母と時間を過ごす2人だった。
礼花「手伝いなさいよ、もう18になるんでしょ」呆れ
雪花「だって子は親に甘えてなんぼじゃない」
礼花「はぁ、本当雪花はパトと一緒にさせて正解だったわ、じゃなかったら今頃どうなっていたか」
月花「そうね、少なくともOLとか出来そうに無かったわね」笑い
雪花と月花は実家に帰省していた。
(パトは事情で帰れなかった)
雪花「なら月花お姉ちゃんはどんな仕事をするつもりだったのよ!」
月花「国家公務員」ドヤ
雪花「イラ!ここぞとばかりに!!」
礼花「なら雪花は何を目指してたの?」
雪花「体育教師!」ドヤ
礼花「剣道くらいじゃない、柔道とか拳法は教えてもダメだったくせに」ため息
雪花「あ、足は早かった!!」
月花「でも雪花はまだいいわよ、桜花は色々不味かったんじゃない?」
礼花「今でも充分不味いわよ、実力はあっても生活出来るかは別問題なのが現実なのよ。」リアル
月花「芦花はあのリオさんから直接引き抜きで大企業 能力開発研究所 の研究員、ある意味1番の成功者なのかしらね」
雪花「それひとつじゃないでしょ、まったく、あの子は凄いわ、本当」
月花「お母さんは神社の経営と医者でしょ?」
礼花「私、できる女だから」ドヤ
雪花「私だって簡単な治療出来るもん!」
礼花「病名や原因、処方する薬、わかる?」
雪花「病名知らない!原因知らない!薬はミーエルちゃんの万能薬!」
礼花「それはもうミーエルちゃんに任せた方が楽ね」
礼花と月花は笑い、雪花はムキーっと露骨に怒っていた。
・・・・・・
月花「お母さんはこの広い家に1人でしょ?寂しくないの?」
礼花「うーん、正直寂しいわね、桜花と要君が籍入れてここに住んでくれたらおばあちゃん出来るのだけどね〜」
雪花「帰って来ないでしょ、桜花達は第二の四季神社を幻想郷に建てるつもりなんだから」
月花「霊夢が激怒しそうな話しね」汗
雪花「少なくとも七曜の魔女っ子達も居るし、桜花独りだと借金まみれになりそうだけど、サーヴァやパラスケみたいな優秀な子が居るし、経営はどうにでもなるんじゃない?」
礼花「甘いわね、神社経営で8人、余程人呼ばないと無理よ、神主の勉強してるの要君だけだし、一人で残りの7人養うのはねぇ〜」
月花「神社より魔法協会作った方がいいんじゃ」
雪花「それよ!」
礼花「いいわね!」
雪花と礼花は月花の提案に賛成する
礼花「あの子四季流とか天野江流のセンスないけど魔法のセンスは何故か高いしそっちの方が絶対いいわ!」
雪花「さりげなく酷いこと言うわね、この親、ほらお鍋沸騰してるわよ〜」
礼花は雪花に言われて慌てて台所に戻る
月花「まあ、あの子の好きなようにしたらいいんじゃない?センスよりやり甲斐で選びたい時もあるだろうし」
雪花「月花お姉ちゃんは今の仕事やり甲斐ある?」
月花「ええ、パトの補佐なんて凄い私に合ってるわ、思考パターンが似てるからね」
雪花「いいポジションよね」
月花「雪花も奏星さんと仲良くしてるじゃない、聞いたわよ!戦場で大活躍だったんでしょ!」
雪花「奏星さんは性格はアレだけど実力は本物だからね、あれでまだ下級神クラスなんだから上級神クラスとかになった時が恐ろしいわね」
月花「と言いつつ絶対に負けないんでしょ?」
雪花「まあね♪」
礼花「ほら!2人とも!食器とかお茶とか出して!」
雪花「わかった〜」
月花「ごめんごめん」
たまに帰っては母と時間を過ごす2人だった。
2022年11月13日
No.73 琴歌の負けられない戦い
琴歌は帝国政治部隊の総長兼エウレカ帝国総理大臣というポジションについている。
今回、ひとつの議題について討論される
【帝王教育方針委員会】
以前ソルテ達がメリアにパトの教育方針に異議を唱え、特別にメリアに意見をする場を設けたが、
結果は惨敗、メリアに成す術なく終わった。
そして今回、この【帝王教育方針委員会】からの議題に上がったのが
【戦闘訓練の強化】だった
パトは帝国に来て、確かにそれなりに実力は上がった、だが、地球に居た頃に比べるとやはりストイックな環境ではなくなり、地球の著しい成長が出来ているかと言われたらそうとは言い切れなかった。
琴歌ですら帝国に来て、体力を増やし、能力を最低限使えるようになり、それなりにオーラも扱えるようになった。
だがパトは成長こそはしているが果たしてそれは地球に居た頃に比べて成長しているのかと言われたら疑問が残る問題だった。
そこで教育委員会はパトの強化に重点を置き、勉学の量を減らし、実戦経験を増やす方がいいのではという事で検討してほしいらしい。
・・・・・・
琴歌「今回の議題、私的には凄くありなのですが・・・メリアさんはどうなのでしょうか・・・」
今回の会議の出席簿を見ると、メリアとアリシアが参加していた、
琴歌(最近、メリアさんにもアリシア様にも負けが続いてる、いや最近勝て出したことで二人も念入りに準備をしているのかもしれませんね、今回は私としては賛成、パトさんも勉強は苦手らしいですし、ここは戦闘訓練に重視した方が良いはずです)
琴歌はそう考える、そしてその想いが間違ってないと確認するために琴歌はパトの所に向かう、
琴歌(まずは情報と証言、そして賛同を得るための根拠となる証拠!これらが勝負を決めますからね!念入りに行きますよ!)
琴歌は気合が入っていた。
・・・・・・
琴歌は玉座に来ていた。
パト「琴歌!いらっしゃい!ゆっくりしてね!」
パトは玉座に相変わらず座っていた
琴歌「パトさん今日も勤務お疲れ様です、どうですか?何かご不満な点がありましたら、私がしっかり対策していきますからね!」
パト「心強いね!流石琴歌!せっかくだし一緒に居てよ!」
琴歌はパトの言葉に甘えて玉座の間の横にある机で一息つく
侍女A「飲み物はいかがでしょうか?」
琴歌「アイスティーをお願いします、パトさんは?」
パト「アップルジュースで、大きめの器でお願い」
侍女A「畏まりました、すぐにお持ち致します」
琴歌「以前に比べて便利になりましたね」
パト「ああ、侍女部隊が居てくれるおかげで生活がしやすくなった、感謝しなくちゃね、琴歌の所にも侍女部隊が居るでしょ?」
琴歌「はい、部屋の手入れや食事の準備、合間の休憩では必ずお声を掛けてくれるので私としても凄く助かっています」
パト「良かった、俺一人に侍女2000人も要らないからね、こうやって皆の所にも回って生活が良くなるならいい事だよ」
琴歌「そうですね、それでパトさん、最近教育の方はどうですか?何か難しい所はないですか?ワタシで良ければ教えますよ?」
さっそく琴歌がパトに勉強事情を聞き出そうと動いた、もちろんポケットに入れてある録音機の電源を入れ、ONにする、パトの直接の発言が強い証言となる。
パト「そうだね、勉強は今の所は問題というか、俺のペースに合わせてくれて、学んでわからない所があったら戻って、っていう反復学習してるから、的確に理解出来るようになってるかな、ペースはやっぱりかなり遅いけど、誤った知識、曖昧な知識で無責任な事は出来ないからね、しっかり学んで理解しないとって思ってるよ」
琴歌「流石です、確かに勉強速度は遅いかもしれませんが、それは個性ですからね、パトさんが納得いくまでしっかり学んで頂けたらと思います」
琴歌は笑いながらパトと話す、そして着実に聞きたい話題に持っていき、そしてとうとうその話題に触れる
琴歌「勉強も大事ですけど、訓練の時間はどうですか?パトさんもやっぱり実力もつけたいと思います、もしもう少し特訓の時間が必要なら私がメリアさんにお声をお掛けしますけど」
パト「訓練か、問題ないかな、今は別にそこまで必死に頑張る時じゃないんだよ、そりゃあ能力の技開発とか、オーラの新しい技術の挑戦とかやることはあるかもだけど、今の俺はそれより今の技術を確実なものにすることが大事なんだ、元々今の技術も何年という月日を掛けてじっくり身に着けて馴染ませるものなんだけど、俺は無理して覚えた、だからまずはロスをなくして、当たり前のように力を含めなくても呼吸をするかのように当たり前の感覚で今の力を扱えるようになれば、もっとその先に挑戦してもきっと早く成長出来ると思うんだ、まずは基礎、そしてその応用、そしてダメならまた基礎、勉強と同じだよ」
琴歌はパトの話を聞き、納得した半面、少し焦っていた。
琴歌(やっちゃいましたね、訓練においての価値観が違いました・・・パトさんがこういうのなら現状維持を狙った方がいいですかね、ですが、難しい、パトさんの考えは誰に入れられたものか、自身で考えたのなら、入る隙は沢山ある、)
例えば
・神界視点の強さに持っていくためには今の訓練時間は短い
・パト様は先を見ていないから現状維持を求める、訓練を増やすべき
・パト様の技術は程度が低いため現状維持をするにしてももっと精度を上げる必要があるため時間を増やすべき
等の意見がまかり通る可能性が高い。
琴歌(とりあえず今の考えが誰からの物か、そこを聞いてから考えましょう、メリアさんやアリシア様なら共闘を狙えるかもしれませんからね!)
琴歌「凄く立派な考えですね、私は身体を動かす事が苦手で訓練もパトさんのように満足にこなせなかったので尊敬します」
パト「そう?でも琴歌も頑張ってるじゃん、地球に居た頃に比べると凄いと思うよ」
琴歌「そう言ってもらえて嬉しいです、パトさんも今の考えはどうやって考えるようになったのですか?」
パト「そうだね、自分の考えもあるけど、半分はネルかな、今の訓練はソルテの直属部隊の子とネルが見てくれてるから」
琴歌(ネルさんですか、またこれは・・・)
パト「ネルってさ凄く強いけど、それって基礎を疎かにしてないからこそ、無駄が消えたって言ってたんだ、そしてネルを支える強さ、それは強い技でも高度な技術でもなく、基礎の完成度なんだって」
琴歌「そうなんですか?」
パト「うん、基礎を完成させ、そしてその応用を身に着け、それをまた基礎として、また新たな応用を生み出し、そしてそれをまた基礎にして鍛えることで、周りから見たら高度な技術でも自分からすれば手を動かす前を向いて歩く程度の感覚でその技術を扱えるようになる、そうなれば技に掛かるコストも減るし、必要とするオーラも少なく、変にオーラを動かさない分、乱れも少なく、安定した力を出す事が出来るって言ってたんだ」
琴歌「凄いですね、ネルさんだから説得力のある言葉・・・私もその言葉通り精進しないといけませんね」
琴歌(確かにネルさんのその教えならパトさんの今の現状の考え方にも納得できますね、それにこの方針は私としても納得できますし、あのネルさんが逝ってるのだからメリアさんやアリシア様も納得する材料になるはず、これは私も反対派としてパトさんの意見を尊重しなければいけませんね)
琴歌「あら、もう時間ですね、パトさん貴重なお話ありがとうございます、また時間が空いた時に伺いますね」
パト「ああ、また遊びに来てね、今日俺の部屋に来る?」
琴歌「凄く嬉しいお誘いなのですが、今日中にまとめないといけない大事な資料がありますので、また明日誘ってもらっていいですか?」
パト「わかった、なら明日どうかな?」
琴歌「はい、喜んで」クス
パトと琴歌は微笑ましい会話をしながら、琴歌は玉座を後にしパトの証言を元に資料作成をした。
・・・・・・
そして議会当日
メリア「今回の議題、【戦闘訓練の強化】についてですが、この議題を出した経緯を教えてくれませんか?」
メリアはパトの教育委員会には入っていなかった、入ったらこのような議会が開けずに独断で遂行してしまうので、琴歌とアリシアの意見によって外されているのだ。
委員会「はい、今回の件は帝王様の教育結果標に基づいてなのですが、ここ最近は実力の向上があまりよろしくありません、そして新たな技術を学ぶにしても現在の技術を磨くにしても時間が少ないと思われます、なので、勉強の時間を減らし、戦闘訓練の強化への時間を増やし、文武を両立させてほしい、と考えております」
アリシア「勉強の時間を削ってと言いますけど、帝王様は現在勉強の結果も実戦同様そこまで大きな成長はありません、その中でわざわざ戦闘訓練の時間を増やす必要性はあまり感じられないと思いますが」
議員A「でしたら、勉強時間をそのままにし、戦闘訓練の時間も増やすというのは如何でしょうか?現時点で帝王様の玉座に居る時間は長いため、数時間程戦闘訓練に時間をとってもさほど影響はないと思います」
メリア「そうですね、ご主人は今はまだ成長期、玉座に居る時間よりも今は学ぶ時間が大事、そして勉強とは違い、戦闘訓練は多少の無理もどうにでもなる、確かに悪くはないわね」
琴歌(メリアさんは賛成派、アリシア様は反対派に回りましたか、ここは私が反対派で死守しなければいけませんね)
琴歌「現在帝王様は今の訓練状況に満足しています、そしてこちらで独自に調べさせて頂いたのですが、自由時間等でも戦闘訓練に励んでいるそうです、それは本来の戦闘訓練では相手に出来ない方達と行っているため、有意義な時間を過ごしていると思います。」
議員B「成程、訓練時間を単純に増やしても訓練相手が同じだからあまり意味がないのでは、そういうことですね」
琴歌「はい、現時点の戦闘訓練では帝王様が求めればソルテ直属部隊所属のフォルテが対応しています、ですがそれ以外では自己鍛錬という形で集中力が切れたりしたら注意や筋トレのアシスタントとして活躍しています。そして技術面では帝園 ネル様がご教授してくださっているとのことです。増やす意味はあるのですが、もし増やすのであれば今の現状のまま増やすのではなく、訓練時間に対応できる方を増やし、多くの方と実戦を重ね、実戦的経験を積む事が必要だと判断いたします」
会場は歓声が飛ぶ
アリシア「そうですね、今の現状はもしかするとネル様の意向によるものなのかもしれません、そこの意図もわからずに時間だけ増やしてもあまり意味はありません」
メリア「そうでしょうか?時間を増やせば先ほどの訓練相手のバリエーションを増やすという問題にも貢献できると思いますがね、それに自由時間で色んな方にご教授を頂いているのは知っていますが、逆に言えばそれをわざわざ自由時間にするほど、今の戦闘訓練の時間は足りていない、そう捉えることも可能ではないのでしょうか?」
メリアの反撃に議会の数名は賛同の歓声が飛ぶ
琴歌「それは自由時間でしか時間が合わない、もしくは個人的事情で訓練をしている可能性もあります!例えばメリア様やアリシア様!私達はパト様が戦闘訓練時間に呼び出しがあった場合、すぐに対処出来ますか?アリシア様は能力でコピーを作らない事前提でお願いします」
メリア「可能です、今この場でご主人から命令が出てもこの議会を中断してでも向かいます、優先事項はご主人が第一です、それはこの国の法で定まっています。もちろんこれに反し、断ろうものなら罪は軽いものの裁判クラスです、それはこの政治部隊の方々なら重々承知をしているはず、月詠様はどう考えているのかはわかりかねますけどね」
琴歌「私はもちろんその考えです、ですがそう理想論で済むはずがないでしょう!今は中断出来る会議かもしれませんね!ですがすぐに結果が必要とする会議ならばどうです?流石のメリア様でも断る事はなくても時間を変えて欲しいとはお願いするのではないですか?いえ、私はその現場を何度も見ていますが?」ピ(録音機による証拠提出)
議会は琴歌の証拠提出により、琴歌への賛同の歓声が飛ぶ
アリシア「確かに時間をずらす必要がある案件、それは私にも多くあります、とてもじゃありませんが、まず私は殆どこの帝国には居ません、なので急遽呼び出しをされても私のコピーを行かせるしか方法がありあせん。部下も同じだと思いますそこはもっと柔軟な考えが必要だと思います」
琴歌とアリシアの二人による反対派が押し始めていた、メリアは目を瞑り、考え事をしていた。
琴歌(今の流れなら勝てる!パトさんの環境を守ることが出来ます!)
メリア「では時間変更はなし、という結論で本当によろしいのですね?反対派の皆様は?」
メリアが低いトーンで会話する、この状態でのメリアは威嚇体勢、つまり本気という事だ。
メリア「まず論点を戻しましょう、まず現時点で成長率が遅いご主人への救済処置として戦闘訓練の時間延長、ですがこれには問題があり、どこからその時間を持ってくるか、そして現時点では玉座に居る待機時間が多いため、その時間を使い、戦闘訓練に当てることで、補うことは可能」
メリアが淡々と説明する
メリア「そしてまずメリットとしては戦闘訓練の時間が確保できる、現在ご主人は自由時間を使ってまで訓練をしていると情報を得ました、なので私はこの時間延長と共に訓練相手として定期的に人をゲストとして呼びます、つまり義務化することで、専属・従属達の業務に組み込みますそうすれば先ほどの急遽の依頼という線は消えます、そして自由時間は戦闘訓練時間に満足を頂き、結果的に有意義に過ごす事が可能、どうでしょうか?」
琴歌「ではデメリットを」
メリア「デメリット?ありますか?」
琴歌「あります!まず義務化すると言いましたがそれでは本来訓練をしてほしい方が来てくれる日にちがおかしくなります!例えば帝王様が私に一週間程の時間を掛けて訓練相手になってほしいと思って居てもメリア様の意見では帝王様が満足いく日にちまで訓練相手になる事は不可能です!何故なら業務の一部と組み込んでしまうのですから!」
琴歌はそしてさらに追い打ちをかける
琴歌「そして先ほどメリア様は業務に組み込むと申しましたが、それは帝王様自らが定めた政策に違反しています!!【各部隊はその他の部隊の仕事に干渉する事は許可しない、応援をする場合は無所属の従属神から使用する事】つまりメリア様の提案は通りません!何故なら【パト様の教育は【帝王直属近衛部隊】と【帝王直属侍女部隊】の二つしか許可されていない業務ですから!」
アリシア「追記で言いますと、では帝王様が呼ぶのに反対するのは根本的な法に触れると反論をする予定なら、先ほども言いましたが急用という緊急性があるため咄嗟に対応できるかどうか等の別問題があります、そしてこの緊急性ですが、【暇なら大丈夫】ではなく【如何なる時も緊急に備えて業務中の間は自身の責務を全うする】というルールがありますので、基本的に各部隊に所属する専属神・従属神は常に緊急性があると判断されます、なので帝王様の呼び出しの権利はそれなりに制限が掛かることもお忘れなく」
琴歌とアリシアがメリアに対して反論をする。
メリア「では呼ぶのは不可能としましょう、ですが、時間を増やすメリットは残っていますが」
琴歌(今だ!ここでパトさんの音声データを出せば!!)
琴歌「メリア様、この音声をお聞きください」っピ
・・・・・・
パト音声データ「「訓練か、問題ないかな、今は別にそこまで必死に頑張る時じゃないんだよ、そりゃあ能力の技開発とか、オーラの新しい技術の挑戦とかやることはあるかもだけど、今の俺はそれより今の技術を確実なものにすることが大事なんだ、元々今の技術も何年という月日を掛けてじっくり身に着けて馴染ませるものなんだけど、俺は無理して覚えた、だからまずはロスをなくして、当たり前のように力を含めなくても呼吸をするかのように当たり前の感覚で今の力を扱えるようになれば、もっとその先に挑戦してもきっと早く成長出来ると思うんだ、まずは基礎、そしてその応用、そしてダメならまた基礎、勉強と同じだよ」」
・・・・・・
パトと琴歌の会話の音声データは会場に鳴り響く・・・
そして琴歌は喋る
琴歌「帝王様は戦闘訓練時間に納得されています、先ほどのメリア様の意見では帝王様の意見に背くのは重罪、ならばこの意見に背くのは重罪、罪を問われることになりますが如何でしょうか?」
琴歌はメリアに音声データの入った録音機を付き出す
メリアは琴歌を鋭く睨みつける
そして互いの睨み合う時間が続き・・・メリアが発言する
メリア「わかりました、今回の件に関しましては私は【反対】とさせていただきます」
琴歌(勝った・・・)
アリシア(流石だわ!あのメリア様に勝った!問答無用の勝利だわ!)
委員会「では決議を取ります今回出席されている政治部隊の皆様含め2003名の投票をお願いします」
【パトの戦闘訓練強化は?】
賛成 295票
反対 1708票
委員会「今回の結果を持ちまして帝王様の戦闘訓練強化案は見送りとさせていただき、現状維持を続けていきたいと思います」
琴歌「教育委員会にお願いです、今回の件、少なくとも5年、もしくは帝王様自ら案を出さない限り議題を出さないで頂きたいです!せっかく今回結果を出したのに、何度もぶり返されては意味がありませんので」
委員会「畏まりました、今後この議題は5年間、帝王様から直接の依頼が無い限りこの場の議題に出さない事を誓います」
琴歌「この後すぐに書類を提出してください、それでその表明を証明します」
委員会「畏まりました」
メリア「これにて、今回の議会は終わります、お疲れ様でした」
・・・・・・
琴歌「ふう~~」
琴歌は近くの椅子で一息ついていた・
アリシア「お疲れ様、流石ね、まさかあのメリア様を言い負かすなんてね」
琴歌「そうですね、今までは何度も買った事はありますが、どこか余裕の表情でしたからね、しかもこの【教育委員会】関係は本当にメリア様の負け知らずでしたし、最後のあの気配、間違いなく本気でした」
アリシア「ええ、それに勝てたのは琴歌ちゃんの準備の賜物、まさか最後の最後にパト様のあの音声データを出されたら、まだまだ反論の余地があったメリア様ですら黙るしかないですからね」
琴歌「はい、パトさんの時間を守れてよかったです」
琴歌とアリシアが二人で勝利を称え合っている時メリアは一人控室で座っていた
・・・・・・
メリア(負けた・・・私が・・・本気で勝ちに行ったのに・・・しかも流石琴歌ちゃん、先を読んで同じ議題が上がらないように釘を刺して来た)
メリアは今回の敗北が気に入らず、ある程度の日数を置いて、パトの戦闘訓練環境に不満を持たせるように誘導しようとしたがそれを阻止された
メリア(ご主人から直接・・・考えましたね、私や誰か等の代理は認めない、上手いですね、そしてご主人は絶対に言ってこない、言うにしても琴歌ちゃんが説得して回りにかかる負担を考慮させてご主人から意見させないようにするのは、意見を言わせようよ誘導するより容易!!完全な敗北!!!)
メリアは今回の敗北の悔しさに涙を流した。
メリアはパトの一番の理解者でなければならないのに、今回は琴歌に取られた。
メリア「次は絶対に負けません!ご主人の事を一番に考えてるのは私なんですからね!!!」
メリアはそう言いながら子供のように部屋で泣き崩れていた。
そして琴歌の戦いが終わった。
こうして琴歌の戦いは常に続くのであった。
今回、ひとつの議題について討論される
【帝王教育方針委員会】
以前ソルテ達がメリアにパトの教育方針に異議を唱え、特別にメリアに意見をする場を設けたが、
結果は惨敗、メリアに成す術なく終わった。
そして今回、この【帝王教育方針委員会】からの議題に上がったのが
【戦闘訓練の強化】だった
パトは帝国に来て、確かにそれなりに実力は上がった、だが、地球に居た頃に比べるとやはりストイックな環境ではなくなり、地球の著しい成長が出来ているかと言われたらそうとは言い切れなかった。
琴歌ですら帝国に来て、体力を増やし、能力を最低限使えるようになり、それなりにオーラも扱えるようになった。
だがパトは成長こそはしているが果たしてそれは地球に居た頃に比べて成長しているのかと言われたら疑問が残る問題だった。
そこで教育委員会はパトの強化に重点を置き、勉学の量を減らし、実戦経験を増やす方がいいのではという事で検討してほしいらしい。
・・・・・・
琴歌「今回の議題、私的には凄くありなのですが・・・メリアさんはどうなのでしょうか・・・」
今回の会議の出席簿を見ると、メリアとアリシアが参加していた、
琴歌(最近、メリアさんにもアリシア様にも負けが続いてる、いや最近勝て出したことで二人も念入りに準備をしているのかもしれませんね、今回は私としては賛成、パトさんも勉強は苦手らしいですし、ここは戦闘訓練に重視した方が良いはずです)
琴歌はそう考える、そしてその想いが間違ってないと確認するために琴歌はパトの所に向かう、
琴歌(まずは情報と証言、そして賛同を得るための根拠となる証拠!これらが勝負を決めますからね!念入りに行きますよ!)
琴歌は気合が入っていた。
・・・・・・
琴歌は玉座に来ていた。
パト「琴歌!いらっしゃい!ゆっくりしてね!」
パトは玉座に相変わらず座っていた
琴歌「パトさん今日も勤務お疲れ様です、どうですか?何かご不満な点がありましたら、私がしっかり対策していきますからね!」
パト「心強いね!流石琴歌!せっかくだし一緒に居てよ!」
琴歌はパトの言葉に甘えて玉座の間の横にある机で一息つく
侍女A「飲み物はいかがでしょうか?」
琴歌「アイスティーをお願いします、パトさんは?」
パト「アップルジュースで、大きめの器でお願い」
侍女A「畏まりました、すぐにお持ち致します」
琴歌「以前に比べて便利になりましたね」
パト「ああ、侍女部隊が居てくれるおかげで生活がしやすくなった、感謝しなくちゃね、琴歌の所にも侍女部隊が居るでしょ?」
琴歌「はい、部屋の手入れや食事の準備、合間の休憩では必ずお声を掛けてくれるので私としても凄く助かっています」
パト「良かった、俺一人に侍女2000人も要らないからね、こうやって皆の所にも回って生活が良くなるならいい事だよ」
琴歌「そうですね、それでパトさん、最近教育の方はどうですか?何か難しい所はないですか?ワタシで良ければ教えますよ?」
さっそく琴歌がパトに勉強事情を聞き出そうと動いた、もちろんポケットに入れてある録音機の電源を入れ、ONにする、パトの直接の発言が強い証言となる。
パト「そうだね、勉強は今の所は問題というか、俺のペースに合わせてくれて、学んでわからない所があったら戻って、っていう反復学習してるから、的確に理解出来るようになってるかな、ペースはやっぱりかなり遅いけど、誤った知識、曖昧な知識で無責任な事は出来ないからね、しっかり学んで理解しないとって思ってるよ」
琴歌「流石です、確かに勉強速度は遅いかもしれませんが、それは個性ですからね、パトさんが納得いくまでしっかり学んで頂けたらと思います」
琴歌は笑いながらパトと話す、そして着実に聞きたい話題に持っていき、そしてとうとうその話題に触れる
琴歌「勉強も大事ですけど、訓練の時間はどうですか?パトさんもやっぱり実力もつけたいと思います、もしもう少し特訓の時間が必要なら私がメリアさんにお声をお掛けしますけど」
パト「訓練か、問題ないかな、今は別にそこまで必死に頑張る時じゃないんだよ、そりゃあ能力の技開発とか、オーラの新しい技術の挑戦とかやることはあるかもだけど、今の俺はそれより今の技術を確実なものにすることが大事なんだ、元々今の技術も何年という月日を掛けてじっくり身に着けて馴染ませるものなんだけど、俺は無理して覚えた、だからまずはロスをなくして、当たり前のように力を含めなくても呼吸をするかのように当たり前の感覚で今の力を扱えるようになれば、もっとその先に挑戦してもきっと早く成長出来ると思うんだ、まずは基礎、そしてその応用、そしてダメならまた基礎、勉強と同じだよ」
琴歌はパトの話を聞き、納得した半面、少し焦っていた。
琴歌(やっちゃいましたね、訓練においての価値観が違いました・・・パトさんがこういうのなら現状維持を狙った方がいいですかね、ですが、難しい、パトさんの考えは誰に入れられたものか、自身で考えたのなら、入る隙は沢山ある、)
例えば
・神界視点の強さに持っていくためには今の訓練時間は短い
・パト様は先を見ていないから現状維持を求める、訓練を増やすべき
・パト様の技術は程度が低いため現状維持をするにしてももっと精度を上げる必要があるため時間を増やすべき
等の意見がまかり通る可能性が高い。
琴歌(とりあえず今の考えが誰からの物か、そこを聞いてから考えましょう、メリアさんやアリシア様なら共闘を狙えるかもしれませんからね!)
琴歌「凄く立派な考えですね、私は身体を動かす事が苦手で訓練もパトさんのように満足にこなせなかったので尊敬します」
パト「そう?でも琴歌も頑張ってるじゃん、地球に居た頃に比べると凄いと思うよ」
琴歌「そう言ってもらえて嬉しいです、パトさんも今の考えはどうやって考えるようになったのですか?」
パト「そうだね、自分の考えもあるけど、半分はネルかな、今の訓練はソルテの直属部隊の子とネルが見てくれてるから」
琴歌(ネルさんですか、またこれは・・・)
パト「ネルってさ凄く強いけど、それって基礎を疎かにしてないからこそ、無駄が消えたって言ってたんだ、そしてネルを支える強さ、それは強い技でも高度な技術でもなく、基礎の完成度なんだって」
琴歌「そうなんですか?」
パト「うん、基礎を完成させ、そしてその応用を身に着け、それをまた基礎として、また新たな応用を生み出し、そしてそれをまた基礎にして鍛えることで、周りから見たら高度な技術でも自分からすれば手を動かす前を向いて歩く程度の感覚でその技術を扱えるようになる、そうなれば技に掛かるコストも減るし、必要とするオーラも少なく、変にオーラを動かさない分、乱れも少なく、安定した力を出す事が出来るって言ってたんだ」
琴歌「凄いですね、ネルさんだから説得力のある言葉・・・私もその言葉通り精進しないといけませんね」
琴歌(確かにネルさんのその教えならパトさんの今の現状の考え方にも納得できますね、それにこの方針は私としても納得できますし、あのネルさんが逝ってるのだからメリアさんやアリシア様も納得する材料になるはず、これは私も反対派としてパトさんの意見を尊重しなければいけませんね)
琴歌「あら、もう時間ですね、パトさん貴重なお話ありがとうございます、また時間が空いた時に伺いますね」
パト「ああ、また遊びに来てね、今日俺の部屋に来る?」
琴歌「凄く嬉しいお誘いなのですが、今日中にまとめないといけない大事な資料がありますので、また明日誘ってもらっていいですか?」
パト「わかった、なら明日どうかな?」
琴歌「はい、喜んで」クス
パトと琴歌は微笑ましい会話をしながら、琴歌は玉座を後にしパトの証言を元に資料作成をした。
・・・・・・
そして議会当日
メリア「今回の議題、【戦闘訓練の強化】についてですが、この議題を出した経緯を教えてくれませんか?」
メリアはパトの教育委員会には入っていなかった、入ったらこのような議会が開けずに独断で遂行してしまうので、琴歌とアリシアの意見によって外されているのだ。
委員会「はい、今回の件は帝王様の教育結果標に基づいてなのですが、ここ最近は実力の向上があまりよろしくありません、そして新たな技術を学ぶにしても現在の技術を磨くにしても時間が少ないと思われます、なので、勉強の時間を減らし、戦闘訓練の強化への時間を増やし、文武を両立させてほしい、と考えております」
アリシア「勉強の時間を削ってと言いますけど、帝王様は現在勉強の結果も実戦同様そこまで大きな成長はありません、その中でわざわざ戦闘訓練の時間を増やす必要性はあまり感じられないと思いますが」
議員A「でしたら、勉強時間をそのままにし、戦闘訓練の時間も増やすというのは如何でしょうか?現時点で帝王様の玉座に居る時間は長いため、数時間程戦闘訓練に時間をとってもさほど影響はないと思います」
メリア「そうですね、ご主人は今はまだ成長期、玉座に居る時間よりも今は学ぶ時間が大事、そして勉強とは違い、戦闘訓練は多少の無理もどうにでもなる、確かに悪くはないわね」
琴歌(メリアさんは賛成派、アリシア様は反対派に回りましたか、ここは私が反対派で死守しなければいけませんね)
琴歌「現在帝王様は今の訓練状況に満足しています、そしてこちらで独自に調べさせて頂いたのですが、自由時間等でも戦闘訓練に励んでいるそうです、それは本来の戦闘訓練では相手に出来ない方達と行っているため、有意義な時間を過ごしていると思います。」
議員B「成程、訓練時間を単純に増やしても訓練相手が同じだからあまり意味がないのでは、そういうことですね」
琴歌「はい、現時点の戦闘訓練では帝王様が求めればソルテ直属部隊所属のフォルテが対応しています、ですがそれ以外では自己鍛錬という形で集中力が切れたりしたら注意や筋トレのアシスタントとして活躍しています。そして技術面では帝園 ネル様がご教授してくださっているとのことです。増やす意味はあるのですが、もし増やすのであれば今の現状のまま増やすのではなく、訓練時間に対応できる方を増やし、多くの方と実戦を重ね、実戦的経験を積む事が必要だと判断いたします」
会場は歓声が飛ぶ
アリシア「そうですね、今の現状はもしかするとネル様の意向によるものなのかもしれません、そこの意図もわからずに時間だけ増やしてもあまり意味はありません」
メリア「そうでしょうか?時間を増やせば先ほどの訓練相手のバリエーションを増やすという問題にも貢献できると思いますがね、それに自由時間で色んな方にご教授を頂いているのは知っていますが、逆に言えばそれをわざわざ自由時間にするほど、今の戦闘訓練の時間は足りていない、そう捉えることも可能ではないのでしょうか?」
メリアの反撃に議会の数名は賛同の歓声が飛ぶ
琴歌「それは自由時間でしか時間が合わない、もしくは個人的事情で訓練をしている可能性もあります!例えばメリア様やアリシア様!私達はパト様が戦闘訓練時間に呼び出しがあった場合、すぐに対処出来ますか?アリシア様は能力でコピーを作らない事前提でお願いします」
メリア「可能です、今この場でご主人から命令が出てもこの議会を中断してでも向かいます、優先事項はご主人が第一です、それはこの国の法で定まっています。もちろんこれに反し、断ろうものなら罪は軽いものの裁判クラスです、それはこの政治部隊の方々なら重々承知をしているはず、月詠様はどう考えているのかはわかりかねますけどね」
琴歌「私はもちろんその考えです、ですがそう理想論で済むはずがないでしょう!今は中断出来る会議かもしれませんね!ですがすぐに結果が必要とする会議ならばどうです?流石のメリア様でも断る事はなくても時間を変えて欲しいとはお願いするのではないですか?いえ、私はその現場を何度も見ていますが?」ピ(録音機による証拠提出)
議会は琴歌の証拠提出により、琴歌への賛同の歓声が飛ぶ
アリシア「確かに時間をずらす必要がある案件、それは私にも多くあります、とてもじゃありませんが、まず私は殆どこの帝国には居ません、なので急遽呼び出しをされても私のコピーを行かせるしか方法がありあせん。部下も同じだと思いますそこはもっと柔軟な考えが必要だと思います」
琴歌とアリシアの二人による反対派が押し始めていた、メリアは目を瞑り、考え事をしていた。
琴歌(今の流れなら勝てる!パトさんの環境を守ることが出来ます!)
メリア「では時間変更はなし、という結論で本当によろしいのですね?反対派の皆様は?」
メリアが低いトーンで会話する、この状態でのメリアは威嚇体勢、つまり本気という事だ。
メリア「まず論点を戻しましょう、まず現時点で成長率が遅いご主人への救済処置として戦闘訓練の時間延長、ですがこれには問題があり、どこからその時間を持ってくるか、そして現時点では玉座に居る待機時間が多いため、その時間を使い、戦闘訓練に当てることで、補うことは可能」
メリアが淡々と説明する
メリア「そしてまずメリットとしては戦闘訓練の時間が確保できる、現在ご主人は自由時間を使ってまで訓練をしていると情報を得ました、なので私はこの時間延長と共に訓練相手として定期的に人をゲストとして呼びます、つまり義務化することで、専属・従属達の業務に組み込みますそうすれば先ほどの急遽の依頼という線は消えます、そして自由時間は戦闘訓練時間に満足を頂き、結果的に有意義に過ごす事が可能、どうでしょうか?」
琴歌「ではデメリットを」
メリア「デメリット?ありますか?」
琴歌「あります!まず義務化すると言いましたがそれでは本来訓練をしてほしい方が来てくれる日にちがおかしくなります!例えば帝王様が私に一週間程の時間を掛けて訓練相手になってほしいと思って居てもメリア様の意見では帝王様が満足いく日にちまで訓練相手になる事は不可能です!何故なら業務の一部と組み込んでしまうのですから!」
琴歌はそしてさらに追い打ちをかける
琴歌「そして先ほどメリア様は業務に組み込むと申しましたが、それは帝王様自らが定めた政策に違反しています!!【各部隊はその他の部隊の仕事に干渉する事は許可しない、応援をする場合は無所属の従属神から使用する事】つまりメリア様の提案は通りません!何故なら【パト様の教育は【帝王直属近衛部隊】と【帝王直属侍女部隊】の二つしか許可されていない業務ですから!」
アリシア「追記で言いますと、では帝王様が呼ぶのに反対するのは根本的な法に触れると反論をする予定なら、先ほども言いましたが急用という緊急性があるため咄嗟に対応できるかどうか等の別問題があります、そしてこの緊急性ですが、【暇なら大丈夫】ではなく【如何なる時も緊急に備えて業務中の間は自身の責務を全うする】というルールがありますので、基本的に各部隊に所属する専属神・従属神は常に緊急性があると判断されます、なので帝王様の呼び出しの権利はそれなりに制限が掛かることもお忘れなく」
琴歌とアリシアがメリアに対して反論をする。
メリア「では呼ぶのは不可能としましょう、ですが、時間を増やすメリットは残っていますが」
琴歌(今だ!ここでパトさんの音声データを出せば!!)
琴歌「メリア様、この音声をお聞きください」っピ
・・・・・・
パト音声データ「「訓練か、問題ないかな、今は別にそこまで必死に頑張る時じゃないんだよ、そりゃあ能力の技開発とか、オーラの新しい技術の挑戦とかやることはあるかもだけど、今の俺はそれより今の技術を確実なものにすることが大事なんだ、元々今の技術も何年という月日を掛けてじっくり身に着けて馴染ませるものなんだけど、俺は無理して覚えた、だからまずはロスをなくして、当たり前のように力を含めなくても呼吸をするかのように当たり前の感覚で今の力を扱えるようになれば、もっとその先に挑戦してもきっと早く成長出来ると思うんだ、まずは基礎、そしてその応用、そしてダメならまた基礎、勉強と同じだよ」」
・・・・・・
パトと琴歌の会話の音声データは会場に鳴り響く・・・
そして琴歌は喋る
琴歌「帝王様は戦闘訓練時間に納得されています、先ほどのメリア様の意見では帝王様の意見に背くのは重罪、ならばこの意見に背くのは重罪、罪を問われることになりますが如何でしょうか?」
琴歌はメリアに音声データの入った録音機を付き出す
メリアは琴歌を鋭く睨みつける
そして互いの睨み合う時間が続き・・・メリアが発言する
メリア「わかりました、今回の件に関しましては私は【反対】とさせていただきます」
琴歌(勝った・・・)
アリシア(流石だわ!あのメリア様に勝った!問答無用の勝利だわ!)
委員会「では決議を取ります今回出席されている政治部隊の皆様含め2003名の投票をお願いします」
【パトの戦闘訓練強化は?】
賛成 295票
反対 1708票
委員会「今回の結果を持ちまして帝王様の戦闘訓練強化案は見送りとさせていただき、現状維持を続けていきたいと思います」
琴歌「教育委員会にお願いです、今回の件、少なくとも5年、もしくは帝王様自ら案を出さない限り議題を出さないで頂きたいです!せっかく今回結果を出したのに、何度もぶり返されては意味がありませんので」
委員会「畏まりました、今後この議題は5年間、帝王様から直接の依頼が無い限りこの場の議題に出さない事を誓います」
琴歌「この後すぐに書類を提出してください、それでその表明を証明します」
委員会「畏まりました」
メリア「これにて、今回の議会は終わります、お疲れ様でした」
・・・・・・
琴歌「ふう~~」
琴歌は近くの椅子で一息ついていた・
アリシア「お疲れ様、流石ね、まさかあのメリア様を言い負かすなんてね」
琴歌「そうですね、今までは何度も買った事はありますが、どこか余裕の表情でしたからね、しかもこの【教育委員会】関係は本当にメリア様の負け知らずでしたし、最後のあの気配、間違いなく本気でした」
アリシア「ええ、それに勝てたのは琴歌ちゃんの準備の賜物、まさか最後の最後にパト様のあの音声データを出されたら、まだまだ反論の余地があったメリア様ですら黙るしかないですからね」
琴歌「はい、パトさんの時間を守れてよかったです」
琴歌とアリシアが二人で勝利を称え合っている時メリアは一人控室で座っていた
・・・・・・
メリア(負けた・・・私が・・・本気で勝ちに行ったのに・・・しかも流石琴歌ちゃん、先を読んで同じ議題が上がらないように釘を刺して来た)
メリアは今回の敗北が気に入らず、ある程度の日数を置いて、パトの戦闘訓練環境に不満を持たせるように誘導しようとしたがそれを阻止された
メリア(ご主人から直接・・・考えましたね、私や誰か等の代理は認めない、上手いですね、そしてご主人は絶対に言ってこない、言うにしても琴歌ちゃんが説得して回りにかかる負担を考慮させてご主人から意見させないようにするのは、意見を言わせようよ誘導するより容易!!完全な敗北!!!)
メリアは今回の敗北の悔しさに涙を流した。
メリアはパトの一番の理解者でなければならないのに、今回は琴歌に取られた。
メリア「次は絶対に負けません!ご主人の事を一番に考えてるのは私なんですからね!!!」
メリアはそう言いながら子供のように部屋で泣き崩れていた。
そして琴歌の戦いが終わった。
こうして琴歌の戦いは常に続くのであった。
No.72 田舎者 フルール episode3
パト達は上級神の城に案内される
パト「それで、報酬の話だが?」
パトは今回の件はネルの暇つぶしに付き合っただけなので、正直報酬の件はどうでも良かったが、形は大事にした方がいいのは理解していたため、一応聞いておく。
上級神「私達の物で満足いただける物があるか・・・」
ソルテ「それを決めるのは私達です、そうですね、この惑星とエリアを一通り調べていましたが、唯一秀でていたのが中級神の多さ、ですがこのような敵に勝てないようでは期待外れも良い所、私達の侍女1人でも服に埃を付けずに帰ってきますよ」
ソルテはため息をつく
ソルテ(さて、これだけの態度を見せれば相手はこのエリアの星を全て持ってくるでしょうね、まあ、元々この上級神は私達の配下神らしいし、狙おうと思えばいつでも声一つで狙えたエリア、特にそこまで欲しいとも思えないわね、だからメリア様達は行きたがらなかったのね、私も大体は理解してたけど」
上級神は頭を悩ませる
上級神(このお方達が満足する物などこちらが用意できるわけないだろう!どうする!この惑星エリアを渡すか!いやそんなもの上の一声ですぐにでも手に入るもの!そんなすぐ手に入るものを渡しても相手は満足しない!ならなにを・・・クソ、まさかこの星のためにここまでの!?)
フルールは気配を消して会議の話を聞いていた、
フルール(報酬の話をしてる・・・やっぱり無償で助けてくれるわけじゃない、お母様も亡くなって、危うく私の大事な国民も無くす所だった・・・感謝はしてる・・・けど)
ソルテ「上級神、そこの入り口に居るネズミをこちらに出しなさい、何を考えてるかわからないけど情報漏洩と印象操作を狙っているのなら、只では済みませんよ?」
上級神「な?!そのような事は?!誰だ!入ってこい!!」
フルールは気配を消していたにも関わらずバレた事に驚いていた
フルール(まさか、ここまで気配を消しても気付くの?!これが上位の神!怖い!!)
フルールはそう考えながらもバレてしまったため部屋に入る
・・・・・・
パト(女の子・・・)
ソルテ「名前は?どこ所属かも」
フルール「えっと・・・フルール・ユリファベルです、ユリファベル国の豊穣神見習いです。」
ソルテ(下級神か、雪花ちゃんが居るからあまり言いたくないけど、必要ないわね、)
上級神「何故勝手に入って来た!貴様!後で覚えているがいい!!」
ソルテ「黙りなさい、私達の前で声を荒げるな、主様が不愉快になられるだろう?」
上級神(しまった!確かエウレカ帝国の帝王は生粋の女好き!?こんな女神でも無礼を働けば男である私は極刑!これは対応を考えなければ!)
パト(あいつ、すっごい変な誤解してそう・・・)
上級神「お見苦しい所を・・・ですが、この場を知ってしまった者です、こちらで対処させていただいても?」
フルール「え?!そんな?!」
フルール(私死ぬの?!そんな?!)
ソルテ「だからそんな事は好きにしなさい、次私達が不愉快に感じれば消します、私は世界最強の破壊神と帝王神候補様方から評価を頂いております、貴方とこのエリア如き、1秒もかからずして消し炭にしますけど?」
パト「それくらいにしておけ、格下に脅してどうする、それこそ器が小さく見られるだろう」
パトはソルテを抑制する、もちろんソルテもそこまでするつもりはなく、あくまで威嚇の演出だ。
パト(さて、上級神なんて本気出されたら対処出来るのソルテとメルリアくらいだけど、どうするか・・・月花的にはどんな報酬が妥協点だと思う?)
月花(そうね、正直、どんな報酬でも私達への対価としては見合ってないから、ここは無難なのがこのエリアの受け渡し、でも正直そんな物貰ってもって感じだし、ここはパトが欲しい物でいいんじゃない?)
パトはネルと雪花の方をチラっと見てみる
ネルはつまらなさそうに自分の服袖を整えていた
雪花は俯いている、多分寝てる。
パト(クソ!脳筋共は会話に参加する気すらない!ここは一度引き下がってメリア達に任せようかな)
月花(それが良いかもね、アリシア様ならいい感じに収めてくれるからそうしたらどう?)
パト(そうだね、なら一応この場は終わらせよう、ソルテもちょっと困ってるみたいだし)
パトがそうこう考えているとフルールがパトに話しかける
フルール「私のような下級神で神見習いが帝王様のような高貴なお方にお声をお掛けするのも恐れ多いのですが、お願いです。どうか今回の件、無償で済ませてはくれないでしょうか・・・」
上級神「貴様!これ以上私の顔に泥を塗るな!!誰かこの女をこの場から」
ソルテ「中に入れるように命令したのは私ですが?私の命令から背くのですか?あと声を荒げるなとも言いましたが?」
上級神「うぐ?!」
上級神は黙ってしまう。
パト「無償か、それは出来ない事だ、それを許し特別扱いをすればしっかりと対価を払っている他の者が報われない、そうだろう?ここまでは話はわかるか?フルール」
フルール「はい・・・ですが私達の星は恐らく帝王様に渡せるような物を持ち合わせておりません・・・なのでこれ以上となれば・・・」
ソルテ「フルール、下級神でしかも見習いの世間知らずだと思うので、今回は見逃します、そして教えておきましょう、星々単位の話なんてどうでもいいのです、私達はこの数十もあるこのエリアを貰うか貰わないか、その話をしています、単語として出していないだけでそれは全員理解してます、ですがそれでもこのエリアの秀でている物、それがまったく私達から見て魅力がない、だからこの上級神も考えている」
ソルテはフルールに向けて話す、ソルテは聖鬼族、基本的に非情になれない種族のため、情をフルールに向ける
ソルテ「ちなみにこのエリアの秀でている物、それは中級神の多さ、つまり戦力が高いという事、だけど今回このような失態を犯し、統率も取れていない上級神、このような体たらくの戦力で私達が魅力に感じる等ありえません、私の後ろに居る、侍女、この子に【このエリアを破壊しろ】と命令すれば服に埃を付ける事なく、当たり前のようにこなすでしょう、その程度なのですよ、ここは」
フルール(凄い・・・言ってることの次元が違う・・・私みたいな星の中にある小さな国の豊穣神とか本当に些細な事に感じる程だ・・・きっとこの人達からしたらお母様や王都の犠牲は些細なものとして見てないんでしょうね・・・私にとって神生に関わる程の一大事なのに・・・)
フルールは自分の小ささに失望する。
ソルテ「これでお話は以上です、とりあえず全部喋ってしまったわけですし、とりあえずこのエリア全域でいいです、後日帝国の者が伺いますので契約をしてください、断ってくれても構いませんが、私よりも強いので、敵に回さない事をお勧めします。それでは」
ソルテは上級神にそれだけを伝え、パトに向き話す。
ソルテ「会談は終了致しました、帝王様はこの内容で問題ないでしょうか?」
パト「・・・メルリア、服を直せ」
メルリア「畏まりました、アナタ」
パト(さてと、これでおしまい、ささっとかえってアリシアに丸投げして、俺は寝る!疲れた!もうこんな会談はごめんだ)
フルール「なら私を!!私を捧げます!!」
会議室にフルールの大きな声が響く
ソルテ「貴女のような下級神の中でも下位に居る存在に価値があるとでも?」
フルール「私は今回の騒動で母親を亡くしました、私を崇めてくれる国も王都壊滅により今後貿易が悪くなり、間違いなく不況に陥ります、私は豊穣神として民を助けたい、ですが今の私では何もできない、国民が今より貧しくなり、飢えで死んでいく姿を見ていくしかない・・・そんなのは嫌です!せっかくお母様が守り続けた国と愛しき民達!私はこの身を捧げてでも私達の星を見捨てないでほしい!救ってほしい!!なので私一人でどんな命令でも聞きます!この身を帝王様の快楽のためだけの玩具として扱って頂いてもかまいません!!なのでお願いします!」
フルールは頭を深く下げ、土下座をする。
雪花(別に私達の配下に入ったらそこらへんの問題は全部アリシア様とソフィアちゃんがなんとかするから別に問題ないのだけど・・・きっとここまでの自己犠牲的なお願いをして利用しないわけない、ソルテ様はどう考える、本当に玩具として扱う?でもそれはパトが認めないと思うけど)
ソルテ「必要ありません、貴女の代わりは文字通りこちらには」
ソルテが喋っている時、パトが声を上げた
パト「その覚悟、一国の王として感銘を受けた、今回の騒動で母を亡くし、それでも我が使命を全うしたいという強い意志を持ち、この上級神ですら恐れる我にここまでの覚悟、いいだろう、フルール、お前の神生!この我が頂いた!お前は今後我のためだけに尽くし!我のためだけに生きろ!それで今回の報酬の件は良心的に進める事を約束しよう」
ネル(気に入ったな、主様、こういう立場が弱い娘の強い決意と覚悟、それを救うのは主様の夢だからなぁ、面白い)
パト「ソルテ、アリシアに今すぐ連絡し、すぐにこの場に来るように命令しろ、現時点で危機的状況だ、すぐに検査官を導入し、カナの部隊をこちらに派遣させろ、そして環境問題をただちに解決し、失った王都再建をすぐに始めさせるのだ、3日、3日で以前よりも良い星に仕上げろ!いいな!!」
ソルテ「畏まりました、帝王様!」
ソルテはすぐに会議室を後にし、アリシアに連絡する。
上級神はいきなりの展開に考えが追い付かず、放心状態になっていた
・・・・・・
パトは土下座を続けるフルールの元に行く
フルール「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」
パト「頭を上げるんだ、フルール」
フルールはそう言われると、涙でぐしゃぐしゃになっている顔をパトに向ける
パト「メルリア、この子を手入れしろ、もうこの子は我の物だ、丁重に扱え、いいな?」
メルリア「畏まりました、アナタ、フルール様、こちらへ」
メルリアはフルールを優しく立ち上がらせ、城内の更衣室まで連れて行く
パト「雪花、月花、アリシアが来るまで待機室で休息だ、上級神、今すぐ案内しろ」
上級神「畏まりました!!」
・・・・・・
待機室にて
雪花「パト弱いわね~~」
パト「仕方ないだろ、あそこまでの決意を向けられたら見捨てれないよ」
月花「まあ、パトらしいわね、ソルテ様なんて【なんでそんな事を?!】みたいな顔してたわよ、あれは滑稽だったわ」
ソルテ「滑稽で悪かったですね」
月花「ソルテ様?!」
ソルテが待機室に入って来た。
ソルテ「びっくりしましたよ、パト様、せっかく話を終わらせようとしたのに何故こちら側がそこまでの待遇を」
パト「まあソルテ、いいじゃないか、あそこまでの覚悟を見せられたら答えてあげないと」
ソルテ「それでどうするのですか?」
パト「さっき言った通り、アリシアとソフィアとカナに任せるつもりだけど?」
ソルテ「違います!!そこは別に問題ありません!3日と言わず恐らく明日から取り掛かって終わりますよ、別にこの星の文化や技術は高くないので、再現は可能ですし、ここの自然は既にサンプルがありますので、それを量産してしまえばいい、その程度の仕事ですので」
月花「ああ、もしかしてそれ、私が技術開発部隊に居た頃い作ったかも」
パト「そうなんだ、なら何が問題なんよ、ソルテ」
ソルテ「あのフルールという子です!下級神ですよ?!メルリア様のような帝王神候補、今は専属侍女を目指しているエイリだって最上級神77位、優秀です!ですがフルールは下級神のしかも見習い!誰も許可出せませんし、部隊にも配属出来ません!なので城内に入れるなんて不可能ですし、下級神は配下神のまた配下神の配下神の~~って続くほどに価値が引く地位です、帝国の仕事なんて・・・」
雪花「まあ、そこは多分問題ないんじゃないかな、一つだけ入れる場所があるでしょ?」
月花「シスリットが管理している【帝国特別近衛部隊】ね」
パト「そ、そう!あそこにはまだ下級神クラスの美魅だって居る、そこに配属させて面倒を見れば問題ないじゃないか」
ソルテ「パト様!お言葉ですが!今後このように救いを求めてくる人達をそうやって匿うのは辞めてください!慈悲は本当に素晴らしいですが、このような形で使えない神を集めても帝国の負担が増えるだけなんですから!」
パトはソルテの言葉にカチンと頭に来た。
パト「ソルテ、俺は弱き者に手を差し伸べる王になりたい、弱き者を見捨てるのは不可能だ、何故なら俺自身が弱い者だったからな、底辺に居た時、雪花やメリア、月花や皆が手を差し伸べて一緒に歩いてくれたからこうやってこの場に居るんだ、そんな風に育ち成長してきた俺が弱き者を助けないのはおかしいだろう、俺は自分に与えられた恩をこうやって返す、俺はそういう王になるんだ」
ソルテ「ですが・・・」
月花「ソルテ様、私達の国王がそう言ってるのにこれ以上否定しても仕方ないじゃない、メリアちゃんなら例え不満や不条理と感じてもパトの理想のために動くと思うわ、そうでしょ?」
ソルテ「・・・そうですね・・・失礼いたしました・・・」
ソルテは難しい顔をして、近くにある椅子に座る
雪花「相当気に入らないって顔ね、あれ」ボソボソ
月花「まあ、実際問題気に入らないんでしょうね、ソルテ様は効率を重視するから」ボソボソ
ソルテ「聞こえてるわよ、話すなら外で話してちょうだい」ムス
雪花・月花「は、は~~い」焦り
雪花と月花は待機室から出ていった。
パトは今回の判断は曲げる気はなく、ソルテにも同情の言葉は出さなかった
パト(俺は間違ってない、あそこまで必死にお願いしてきてるのに無視なんて出来るか)
パト「それで、報酬の話だが?」
パトは今回の件はネルの暇つぶしに付き合っただけなので、正直報酬の件はどうでも良かったが、形は大事にした方がいいのは理解していたため、一応聞いておく。
上級神「私達の物で満足いただける物があるか・・・」
ソルテ「それを決めるのは私達です、そうですね、この惑星とエリアを一通り調べていましたが、唯一秀でていたのが中級神の多さ、ですがこのような敵に勝てないようでは期待外れも良い所、私達の侍女1人でも服に埃を付けずに帰ってきますよ」
ソルテはため息をつく
ソルテ(さて、これだけの態度を見せれば相手はこのエリアの星を全て持ってくるでしょうね、まあ、元々この上級神は私達の配下神らしいし、狙おうと思えばいつでも声一つで狙えたエリア、特にそこまで欲しいとも思えないわね、だからメリア様達は行きたがらなかったのね、私も大体は理解してたけど」
上級神は頭を悩ませる
上級神(このお方達が満足する物などこちらが用意できるわけないだろう!どうする!この惑星エリアを渡すか!いやそんなもの上の一声ですぐにでも手に入るもの!そんなすぐ手に入るものを渡しても相手は満足しない!ならなにを・・・クソ、まさかこの星のためにここまでの!?)
フルールは気配を消して会議の話を聞いていた、
フルール(報酬の話をしてる・・・やっぱり無償で助けてくれるわけじゃない、お母様も亡くなって、危うく私の大事な国民も無くす所だった・・・感謝はしてる・・・けど)
ソルテ「上級神、そこの入り口に居るネズミをこちらに出しなさい、何を考えてるかわからないけど情報漏洩と印象操作を狙っているのなら、只では済みませんよ?」
上級神「な?!そのような事は?!誰だ!入ってこい!!」
フルールは気配を消していたにも関わらずバレた事に驚いていた
フルール(まさか、ここまで気配を消しても気付くの?!これが上位の神!怖い!!)
フルールはそう考えながらもバレてしまったため部屋に入る
・・・・・・
パト(女の子・・・)
ソルテ「名前は?どこ所属かも」
フルール「えっと・・・フルール・ユリファベルです、ユリファベル国の豊穣神見習いです。」
ソルテ(下級神か、雪花ちゃんが居るからあまり言いたくないけど、必要ないわね、)
上級神「何故勝手に入って来た!貴様!後で覚えているがいい!!」
ソルテ「黙りなさい、私達の前で声を荒げるな、主様が不愉快になられるだろう?」
上級神(しまった!確かエウレカ帝国の帝王は生粋の女好き!?こんな女神でも無礼を働けば男である私は極刑!これは対応を考えなければ!)
パト(あいつ、すっごい変な誤解してそう・・・)
上級神「お見苦しい所を・・・ですが、この場を知ってしまった者です、こちらで対処させていただいても?」
フルール「え?!そんな?!」
フルール(私死ぬの?!そんな?!)
ソルテ「だからそんな事は好きにしなさい、次私達が不愉快に感じれば消します、私は世界最強の破壊神と帝王神候補様方から評価を頂いております、貴方とこのエリア如き、1秒もかからずして消し炭にしますけど?」
パト「それくらいにしておけ、格下に脅してどうする、それこそ器が小さく見られるだろう」
パトはソルテを抑制する、もちろんソルテもそこまでするつもりはなく、あくまで威嚇の演出だ。
パト(さて、上級神なんて本気出されたら対処出来るのソルテとメルリアくらいだけど、どうするか・・・月花的にはどんな報酬が妥協点だと思う?)
月花(そうね、正直、どんな報酬でも私達への対価としては見合ってないから、ここは無難なのがこのエリアの受け渡し、でも正直そんな物貰ってもって感じだし、ここはパトが欲しい物でいいんじゃない?)
パトはネルと雪花の方をチラっと見てみる
ネルはつまらなさそうに自分の服袖を整えていた
雪花は俯いている、多分寝てる。
パト(クソ!脳筋共は会話に参加する気すらない!ここは一度引き下がってメリア達に任せようかな)
月花(それが良いかもね、アリシア様ならいい感じに収めてくれるからそうしたらどう?)
パト(そうだね、なら一応この場は終わらせよう、ソルテもちょっと困ってるみたいだし)
パトがそうこう考えているとフルールがパトに話しかける
フルール「私のような下級神で神見習いが帝王様のような高貴なお方にお声をお掛けするのも恐れ多いのですが、お願いです。どうか今回の件、無償で済ませてはくれないでしょうか・・・」
上級神「貴様!これ以上私の顔に泥を塗るな!!誰かこの女をこの場から」
ソルテ「中に入れるように命令したのは私ですが?私の命令から背くのですか?あと声を荒げるなとも言いましたが?」
上級神「うぐ?!」
上級神は黙ってしまう。
パト「無償か、それは出来ない事だ、それを許し特別扱いをすればしっかりと対価を払っている他の者が報われない、そうだろう?ここまでは話はわかるか?フルール」
フルール「はい・・・ですが私達の星は恐らく帝王様に渡せるような物を持ち合わせておりません・・・なのでこれ以上となれば・・・」
ソルテ「フルール、下級神でしかも見習いの世間知らずだと思うので、今回は見逃します、そして教えておきましょう、星々単位の話なんてどうでもいいのです、私達はこの数十もあるこのエリアを貰うか貰わないか、その話をしています、単語として出していないだけでそれは全員理解してます、ですがそれでもこのエリアの秀でている物、それがまったく私達から見て魅力がない、だからこの上級神も考えている」
ソルテはフルールに向けて話す、ソルテは聖鬼族、基本的に非情になれない種族のため、情をフルールに向ける
ソルテ「ちなみにこのエリアの秀でている物、それは中級神の多さ、つまり戦力が高いという事、だけど今回このような失態を犯し、統率も取れていない上級神、このような体たらくの戦力で私達が魅力に感じる等ありえません、私の後ろに居る、侍女、この子に【このエリアを破壊しろ】と命令すれば服に埃を付ける事なく、当たり前のようにこなすでしょう、その程度なのですよ、ここは」
フルール(凄い・・・言ってることの次元が違う・・・私みたいな星の中にある小さな国の豊穣神とか本当に些細な事に感じる程だ・・・きっとこの人達からしたらお母様や王都の犠牲は些細なものとして見てないんでしょうね・・・私にとって神生に関わる程の一大事なのに・・・)
フルールは自分の小ささに失望する。
ソルテ「これでお話は以上です、とりあえず全部喋ってしまったわけですし、とりあえずこのエリア全域でいいです、後日帝国の者が伺いますので契約をしてください、断ってくれても構いませんが、私よりも強いので、敵に回さない事をお勧めします。それでは」
ソルテは上級神にそれだけを伝え、パトに向き話す。
ソルテ「会談は終了致しました、帝王様はこの内容で問題ないでしょうか?」
パト「・・・メルリア、服を直せ」
メルリア「畏まりました、アナタ」
パト(さてと、これでおしまい、ささっとかえってアリシアに丸投げして、俺は寝る!疲れた!もうこんな会談はごめんだ)
フルール「なら私を!!私を捧げます!!」
会議室にフルールの大きな声が響く
ソルテ「貴女のような下級神の中でも下位に居る存在に価値があるとでも?」
フルール「私は今回の騒動で母親を亡くしました、私を崇めてくれる国も王都壊滅により今後貿易が悪くなり、間違いなく不況に陥ります、私は豊穣神として民を助けたい、ですが今の私では何もできない、国民が今より貧しくなり、飢えで死んでいく姿を見ていくしかない・・・そんなのは嫌です!せっかくお母様が守り続けた国と愛しき民達!私はこの身を捧げてでも私達の星を見捨てないでほしい!救ってほしい!!なので私一人でどんな命令でも聞きます!この身を帝王様の快楽のためだけの玩具として扱って頂いてもかまいません!!なのでお願いします!」
フルールは頭を深く下げ、土下座をする。
雪花(別に私達の配下に入ったらそこらへんの問題は全部アリシア様とソフィアちゃんがなんとかするから別に問題ないのだけど・・・きっとここまでの自己犠牲的なお願いをして利用しないわけない、ソルテ様はどう考える、本当に玩具として扱う?でもそれはパトが認めないと思うけど)
ソルテ「必要ありません、貴女の代わりは文字通りこちらには」
ソルテが喋っている時、パトが声を上げた
パト「その覚悟、一国の王として感銘を受けた、今回の騒動で母を亡くし、それでも我が使命を全うしたいという強い意志を持ち、この上級神ですら恐れる我にここまでの覚悟、いいだろう、フルール、お前の神生!この我が頂いた!お前は今後我のためだけに尽くし!我のためだけに生きろ!それで今回の報酬の件は良心的に進める事を約束しよう」
ネル(気に入ったな、主様、こういう立場が弱い娘の強い決意と覚悟、それを救うのは主様の夢だからなぁ、面白い)
パト「ソルテ、アリシアに今すぐ連絡し、すぐにこの場に来るように命令しろ、現時点で危機的状況だ、すぐに検査官を導入し、カナの部隊をこちらに派遣させろ、そして環境問題をただちに解決し、失った王都再建をすぐに始めさせるのだ、3日、3日で以前よりも良い星に仕上げろ!いいな!!」
ソルテ「畏まりました、帝王様!」
ソルテはすぐに会議室を後にし、アリシアに連絡する。
上級神はいきなりの展開に考えが追い付かず、放心状態になっていた
・・・・・・
パトは土下座を続けるフルールの元に行く
フルール「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・・」
パト「頭を上げるんだ、フルール」
フルールはそう言われると、涙でぐしゃぐしゃになっている顔をパトに向ける
パト「メルリア、この子を手入れしろ、もうこの子は我の物だ、丁重に扱え、いいな?」
メルリア「畏まりました、アナタ、フルール様、こちらへ」
メルリアはフルールを優しく立ち上がらせ、城内の更衣室まで連れて行く
パト「雪花、月花、アリシアが来るまで待機室で休息だ、上級神、今すぐ案内しろ」
上級神「畏まりました!!」
・・・・・・
待機室にて
雪花「パト弱いわね~~」
パト「仕方ないだろ、あそこまでの決意を向けられたら見捨てれないよ」
月花「まあ、パトらしいわね、ソルテ様なんて【なんでそんな事を?!】みたいな顔してたわよ、あれは滑稽だったわ」
ソルテ「滑稽で悪かったですね」
月花「ソルテ様?!」
ソルテが待機室に入って来た。
ソルテ「びっくりしましたよ、パト様、せっかく話を終わらせようとしたのに何故こちら側がそこまでの待遇を」
パト「まあソルテ、いいじゃないか、あそこまでの覚悟を見せられたら答えてあげないと」
ソルテ「それでどうするのですか?」
パト「さっき言った通り、アリシアとソフィアとカナに任せるつもりだけど?」
ソルテ「違います!!そこは別に問題ありません!3日と言わず恐らく明日から取り掛かって終わりますよ、別にこの星の文化や技術は高くないので、再現は可能ですし、ここの自然は既にサンプルがありますので、それを量産してしまえばいい、その程度の仕事ですので」
月花「ああ、もしかしてそれ、私が技術開発部隊に居た頃い作ったかも」
パト「そうなんだ、なら何が問題なんよ、ソルテ」
ソルテ「あのフルールという子です!下級神ですよ?!メルリア様のような帝王神候補、今は専属侍女を目指しているエイリだって最上級神77位、優秀です!ですがフルールは下級神のしかも見習い!誰も許可出せませんし、部隊にも配属出来ません!なので城内に入れるなんて不可能ですし、下級神は配下神のまた配下神の配下神の~~って続くほどに価値が引く地位です、帝国の仕事なんて・・・」
雪花「まあ、そこは多分問題ないんじゃないかな、一つだけ入れる場所があるでしょ?」
月花「シスリットが管理している【帝国特別近衛部隊】ね」
パト「そ、そう!あそこにはまだ下級神クラスの美魅だって居る、そこに配属させて面倒を見れば問題ないじゃないか」
ソルテ「パト様!お言葉ですが!今後このように救いを求めてくる人達をそうやって匿うのは辞めてください!慈悲は本当に素晴らしいですが、このような形で使えない神を集めても帝国の負担が増えるだけなんですから!」
パトはソルテの言葉にカチンと頭に来た。
パト「ソルテ、俺は弱き者に手を差し伸べる王になりたい、弱き者を見捨てるのは不可能だ、何故なら俺自身が弱い者だったからな、底辺に居た時、雪花やメリア、月花や皆が手を差し伸べて一緒に歩いてくれたからこうやってこの場に居るんだ、そんな風に育ち成長してきた俺が弱き者を助けないのはおかしいだろう、俺は自分に与えられた恩をこうやって返す、俺はそういう王になるんだ」
ソルテ「ですが・・・」
月花「ソルテ様、私達の国王がそう言ってるのにこれ以上否定しても仕方ないじゃない、メリアちゃんなら例え不満や不条理と感じてもパトの理想のために動くと思うわ、そうでしょ?」
ソルテ「・・・そうですね・・・失礼いたしました・・・」
ソルテは難しい顔をして、近くにある椅子に座る
雪花「相当気に入らないって顔ね、あれ」ボソボソ
月花「まあ、実際問題気に入らないんでしょうね、ソルテ様は効率を重視するから」ボソボソ
ソルテ「聞こえてるわよ、話すなら外で話してちょうだい」ムス
雪花・月花「は、は~~い」焦り
雪花と月花は待機室から出ていった。
パトは今回の判断は曲げる気はなく、ソルテにも同情の言葉は出さなかった
パト(俺は間違ってない、あそこまで必死にお願いしてきてるのに無視なんて出来るか)
2022年11月09日
No.71 帝王と側近達の王様ゲーム
今日から数日自身の部隊が暇になるという事で、ラルはパトの護衛側近として、玉座に滞在していた。
ラル「自分の部隊でやる事が無くなったらこうやって玉座で待機、なんか久しぶりに感じるなぁ~」
ソルテ「そうですね、最近はこちらの部隊周りが良くなって側近が日常的に居なくても良くなったのはありますね」
雪花「そうですね、部隊も中間管理職達が頑張ってくれるから私の仕事が本当になくなってきたんですよね・・・」
ラル「雪花ちゃん、わかるわ、専攻部隊や護衛部隊って以前に比べて部隊員数が大幅に増えたから私の仕事無くなったのよね、強いて言うなら毎週ある日程会議くらい?」
雪花「私も日程会議とメリアちゃんからの指示くらいでそれも大体最近は奏星さんに任せてるから本当に仕事が無くて」
ソルテ「これもパトさんが頑張って動いてくれた結果ですね、本来最高責任者は暇くらいで丁度良いんです、だから今この形が一番理想に近いとも言えますね」
ラル「そうねぇ~、和むわぁ~」
パト「よっし!和むついでにラル!遊ぼうじゃないか!」
ラル「遊ぶ?」
パト「そうそう!ラルは普段この部屋とか自室以外では本当に冷徹モードだから全然相手してくれないんだ!だからここに居る以上は俺のおもちゃになってもらうぜ!!」
ラル「・・・お手柔らかに・・・」
ラルは少し嫌な予感はしたが、確かに普段は冷徹モードでパトすらも軽くあしらっていたため、断ったり、文句すら言う事が出来なかった。
パト「王様ゲームというのは・・・どうかな?」
雪花「あ~、命令して服とか脱がすやつ?」
パト「それは不純な方の王様ゲームだろ!そんな性欲まみれの大学生みたいな遊びはしないよ!やるのは純粋に楽しめる王様ゲームさ!」
ソルテ「本音は?」
パト「ラルに色々命令して反応を楽しみたい!!」
ソルテ「なら今ここで命令したらいいのに・・・」
パト「それは職権乱用だろがい!そんなことしてラルに何かやらせても俺の方が罪悪感で楽しめないわ!」
ラル「王様ゲームを提案するのも中々の職権乱用ですけどね・・・」
雪花「ええ~いいじゃないですか!やりましょうよ!ラル様!」
パト「そうよそうよ~、やりましょうよラル様~~♪」
ラル「断るなんて言ってないでしょ~!やります!それでどんな内容の命令なら問題ないの?」
パトは少し考える、
パト「エロいのはなし、一発芸とか、ポッキーゲームみたいなものだったらOK!」
雪花「そのエロの定義は?」
パト「服を脱がさせる、性的奉仕をさせる、性的行為をさせる、それとあからさまな人格否定、言わば冒涜になるような命令、冗談にならない命令、かな、楽しめないと意味がないからね!」
ソルテ「あくまで健全であれという事ですね」
パト「ああ!司会はメルリアにやってもらう!俺達4人でゲーム開始だ!!」
そんな時、月花が玉座に帰ってくる。
月花「話は大体理解してるわ、私も混ざるわ!」
雪花「月花お姉ちゃん!メリアちゃんとのお話はもういいの?」
月花「ええ、今の配置になってからの近況報告だったから」
月花はそう言いながらパトの肩に寄りかかり、ソルテ達と普通に話す。
雪花「随分距離感近くなったわね~~」むす~~
パト「まあ、補佐だしね、距離があるより、近い方がいいじゃない?」焦り
雪花「そうですねー!」ムキ――!
ソルテ「では始めましょう、まずはメルリア様、申し訳ないのですが、1から4の数字を書いた棒4本と先端だけ赤く塗った棒1本用意してもらっていいですか?」
メルリア「わかりました」
メルリアはそう言うとすぐに何もない所からソルテの言われた通りの物が出て来た。
パト「某青狸より物出すんじゃないか・・・この子は・・・」
雪花「泣きついてみたら?メルエモ~ンって?」
メルリア「泣きつかなくても言われたら出しますよ!」焦り
パト「それじゃあ5回勝負な!せーの!」
パト・雪花・ラル・ソルテ・月花「王様だーれだ!」
・・・・・・
1回目 王様はソルテだった。
ソルテ「私が王様ですか・・・さて」
ソルテは命令を考える、ゲーム参加者はパト・雪花・ラル・月花、正直パトはリアル王様であれど、ある程度の言う事は聞いてくれるし、雪花や月花も聞いてくれる、ラルに関してはどこかそういう遊びは受け入れてくれないというイメージがあったため、ソルテとしてはラルに命令したかった。なので、命令の内容もラル向けの命令にしてみる
ソルテ「2番の人、1番の人にこのゲームが終わるまでぶりっ子のように媚びてください」
パト「ちくちょう!2番だ!!」
ラル「私1番ね」
ソルテ(っち、外したか!)
雪花「はい!それじゃあパトがラル様に沢山媚びてください!」
パト「ラル~~、僕~~腕ぎゅ~してていいですか~~?」
ソルテ「ぶふぉ?!」
ラル「ぶふぇ?!」
メルリア「ぷふ///」
侍女達「ぷは///」
雪花「流石ね、そういう系のゲームをやりこんできたから媚び技をマスターしてるのね・・・」笑い
パト「ねえねえラル~、ラルってすっごく温かいね~♪凄くいい匂い~ふにゃ~~♪」
ラル「パ・・・パト様・・・あまりやりすぎは威厳に響くと///」
パト「何言ってるにゃ~、言われた事をやらない姿を見せるなんてそれこそ見せれない姿にゃ~♪」
侍女A「た、確かにそうだわ!」侍女B「どんな命令でも全力で応える!」
侍女C「成程・・・深い!」
雪花「なんか逆に好感度高いみたい・・・物は言いようとはこのことね」
月花「ゲームでも見てるけど、リアルでも見てるかもじゃない?雪花ww」
雪花「あん?うっさいわよホワイトマッシュルーム」ギロ(睨む)
月花「誰がキノコよ!」
ソルテ「それじゃあ次行くわよ」
ラル「こんなのが後4回・・・キツイわね」
パト・雪花・ラル・ソルテ・月花「王様だ~れだ!」
・・・・・・
2回目の王様は雪花だった。
雪花「よっしゃ!でもここから大事なのよね!命令したい人に的確に命令を与える、この難しさ・・・」
雪花としてはパトは頼めばいつでもお願いを聞いてくれるため論外、だがラルやソルテに対して辱めをさせてやろうという気もあまりなかった、故に月花を狙う!
雪花(月花お姉ちゃんの語尾に「にゃん」ってつけてやるわ!威厳壊しを的確に狙えるのは妹である私!!)
雪花「4番、今からゲームが終わるまでの間、語尾に「にゃん」と語尾をつけなさい」
雪花(さあ!4番は誰だ!!)
ラル「・・・・・にゃん・・・」
ラルは顔を真っ赤にしながらにゃんと泣く
雪花(ラル様ーーーーーー!!?)
月花「雪花、惨い事をするわね・・・」ゴクリ
ソルテ「ラル様・・・にゃん・・・ぷふ///、失礼///」
ソルテは我慢できずに吹き出してしまい、全員に背中を見せながらむせる
パト「ラルのにゃんすっごく可愛い~~♪もうドキドキ♪」
ラル「あまり言わないでほしい・・・にゃん///」
パト(おっと、これは凄くいいかも)
月花(わかるわ、ラル様がやるからこそいいわね!!)
パトと月花は脳内で共感した。
侍女部隊の中で5人の遊びを見ていたエイリ
エイリ(わぁ~、あのラル様がにゃん!って!凄いギャップです!私達の前では冷徹で厳しい姿しか見せなかったのに・・・)
メルリア「ではラルは語尾を忘れないでね」
ラル「わかってる・・・にゃん///早く次をやって欲しい・・・にゃん///」
雪花「それじゃあ次やっちゃいましょう!」
パト・雪花・ソルテ・ラル・月花「王様だ~れだ!」にゃん///」
・・・・・・
三回の王様は・・・月花だった。
月花「次は私ね、まあ、私は雪花よりも良心的な命令を出してあげるわ」
雪花「嘘よ、辱めを考えた月花お姉ちゃんはいつもいやらしい笑顔になんのよ」
月花「適当な事言わないでよ!私はポーカーフェイス出来ますーー!!」
ラル「は、早く命令してちょうだい・・・にゃん///」
パト「ラル~♪、にゃんって言って恥ずかしがってるの可愛い~~♪ぎゅ~~♪」
ラル「ああ~~~~~」混乱中
ソルテ「げ・・・月花ちゃん、ラル様のために・・・」
月花「そ、そうね」
月花はどうせならこのままラルに向けて追尾攻撃をしたかった、パトや雪花は言いよう次第では普通に言う事を聞いてくれる、そしてソルテにも何かやらせたいと思う月花、なのでメインターゲットはラル、次にソルテを狙いを定め、命令を決める!
月花「3番、そうね~~語尾にゲスをつけましょうか、このゲームが終わるまで」
雪花「狙ったわね!そうやって妹を蹴落として楽しいでゲス!!」
3番は雪花だった。
月花「なんでだろう、案外似合ってる・・・」
ソルテ「そ、そうね・・・なんか違和感がないわ・・・」
雪花「酷いでゲス!もう!やけになってやるでゲス!」
パト「ラル~あの青い子ゲスゲスうるさい~~、ラルの声で僕を満たしてほしいな~~♪」
ラル「ちょっと///、えっと・・・ゲスも良いと思うにゃん///・・・にゃんよりは・・・にゃん///」
雪花「ラル殿、そのように言っても動揺してるとこうやって弄られるでゲスよ~」
ラル「雪花ちゃん、意地悪にゃん・・・」
雪花「ゲームとはこういうものでゲス、こういうゲームに参加した自分を責めるでゲス、ゲ~スゲスゲスゲスwww」
月花「わー、語尾に負けない程の下衆っぷりだわ、今一番触れられたくないであろうラル様に集中攻撃してるわ・・・」
ソルテ「今の所命令を受けてないのは月花ちゃんと私だけね」
月花「次はソルテ様じゃないかしら?私はこういうゲーム得意なんです、意地でも標的から外れるんですよ」ドヤ
ソルテ「へえ、それはいい事聞きました、次でまた私が王様になって仕留めましょう」
メルリア「では4回目行きますね!」
パト・雪花・ソルテ・ラル・月花「王様だ~れだ!」にゃん///」ゲス!!」
・・・・・・
4回目の王様は・・・パトだった。
パト「やった~♪僕が王様~~♪どうしようか困るワン♪」
月花「ずっと思ってたけどパト、そのぶりっこ誰の真似よ・・・」
パト「最近やったゲームだよ~~♪ね~ラル~~」すりすり
ラル「し、知らないにゃん///」
パト(さて、ここぞとばかりにラルに話を振って「にゃん」を堪能したいところだけど、今は王様、命令を考えなければならない・・・今の所全員生ぬるい・・・王様ゲームと言えば「ポッキーゲーム」これ一択だろ」
パトはなんの迷いもなく命令する、何故なら誰に当たってもパトとしては得をするからだ。
パト「1番と4番、ポッキーゲームをして、負けた方は最近あった恥ずかしいエピソードをメルリアの手によって暴露します、もちろん加減はしよう」
月花「く?!」
ソルテ「な??!」
パト「きゃ~~月花とソルテがポッキーゲーム♪メルリア~~、それじゃあポッキー一本出して~」
メルリア「模倣で完全再現しました、どうぞ」
雪花「それ出来るなら、もうお菓子欲しい時はメルリア様に頼めばタダでお菓子を堪能できるでゲスね、これは今後活用するでゲスよ」
月花「そう言う事はしないの、沢山お金貰ってるのだからしっかり地球に還元しなさい」
雪花「ひゃ~綺麗事なんて嫌いでゲス!さっさとぶっちゅーするでゲス!」
月花「くう?!」
そして準備が整い、月花とソルテは一本のポッキーを加える。
月花(ちっか!ゲームの存在は知ってたけど想像以上に近い?!)
ソルテ(こ・・・これは・・・そっちの趣味はないのだけどこれは・・・すぐに目が合う?!)
二人はあまりにも顔の近さに動揺が隠せなかった。
メルリア「判定を分かり易くするために、チョコの部分と生地の部分を半分半分にしました」
雪花「それ、チョコケチっただけになるでゲス」
雪花はそうツッコミしている横でポッキーゲームは開始していた
ポリ・・・ポリ・・・ポリ
月花(これ、負けた方がいいのでは?)
ソルテ(月花ちゃんは賢い、この勝負、ある程度の所まで来ると止まって様子見するはず!その間に私が半分まで食べれば!!)
ソルテは月花にバレないように少しづつ食べる!
月花(ソルテ様!私が攻めないと考えて先に真ん中まで行って絶対的勝利を得ようと!させない!!)
月花はソルテの計画に気付き、月花も勢いよく食べる!!
雪花「二人共このままだとぶっちゅーでゲスよ?!」
パト「それはそれで感無量だよ~~♪」
ラル「鬼だ・・・にゃん///」
ラルとソルテは互いに真ん中一歩手前、互いの口の体温が微かに分かる程の距離にまで近づいていた!
一つ食べてば勝ちは確定、だが動こうとすれば相手も抵抗する!少しでも動こうものなら間違いなく口と口が触れる!絶体絶命の危機だった!!
月花(ソルテ様の鼻息が?!しかも当たってないのに体温がわかる気がする?!)
ソルテ(うう!これ、侍女達にも見られてるのよね・・・ああ、恥ずかしい!でも侍女の前に暴露は辛い!でもどっちにしても威厳が??!)
二人の感覚は極限状態だった。
そして二人が同時に先に動こうとする!!
月花(まずい!)ソルテ(同じタイミング?!)
二人は咄嗟に引き、真ん中の僅かなポッキーを外してしまう。
メルリア「ドローですね、」
パト「いいゲームだったのら~~♪僕すっごく満足だから暴露話はなしでいいよ~~、ねえ~ラル~~♪」
ラル「ナイスファイトだった・・・にゃん///」
雪花「まあ、今回はこれでいいでゲス、ナイスファイトでゲス」
月花「はあ、やりますね、ソルテ様、まさか攻めに来るとは思いませんでした」
ソルテ「これでも破壊神ですからね、攻めますよ私は、でも月花ちゃんもよく気付いて、私のスピードに追い付いたわね、流石だわ」
二人は何故かポッキーゲームで称え合っていた。
メルリア「では最後のゲームです!」
パト・雪花・ソルテ・ラル・月花「王様だ~れだ!」にゃん!」ゲス!」
・・・・・・
5回目はラルだった。
パト「わあ~~ラルすご~い♪王様だよ!王様!何命令する~?」
ラル「えっと・・・どうしましょうか・・・にゃん///」
ラルは正直言ってこのゲームを早く終わらせたかった
ラル(うう、従属神の前でなんて姿を・・・早くこのゲームを終わらせないと!それにこれで最後、語尾とかそういうのはもうそこまでの罰ゲームにならない、ならパト様の命令のようなものが最適、でも私こういうゲーム疎いしなぁ、どうしましょう・・・)
ラルは一生懸命命令を考え、答えを出す。
ラル「えっと・・・1番は・・・私の靴を拭いてほしい・・・にゃん、2番は肩を、3番は腰を、4番は前をマッサージするにゃん」混乱
パト「え・・・」(1番)
ソルテ「へ?」(2番)
月花「あり?」(3番)
雪花「前でゲス??!」(4番)
4人はまさか全員に命令をされて困惑していた!
月花「全員に命令とかありなの?!」
メルリア「今回のルールではそのような事は言われていませんのでありですね」
雪花「迂闊でゲス!固定概念に捕らわれてたでゲス!!」
ソルテ「うう、ちなみにいつまで?」
ラル「私が満足するまで・・・してほしいにゃん」
パト「僕は・・・靴なの?」困惑
ラル「お気に入りの純白の靴だから・・・お願いにゃん」
パト「わかったよ!僕満足してもらえるようにゴシゴシするね♪」(困惑)
月花「こ・・・これは早くやらないと終わらないわね・・・」
・・・・・・
こうして王様ゲームは終わった。
玉座の隅でマッサージ用のベッド台を容易し、4人がかりでラルの命令を実行した、ちなみにラルの命令が終わるまでゲームが終わらないため語尾はそのままだった。
ソルテ「ラル様!これでどうでしょう!?」
ラル「流石ソルテ、力加減素晴らしいにゃん」
月花「肩・・・全然凝ってないですけど・・・」
ラル「だから手の体温をじっくり肩に馴染ませて優しく揉みこんでほしいにゃん、凄くリラックスできるにゃん」
そして背中組が終わり、次は前のマッサージに当たった雪花がマッサージを開始する
ラル「リンパマッサージをお願いするにゃん」
雪花「リンパとかわからないし、ラル様の綺麗な顔を触れないでゲス~~~!!」
4人が楽しんでいる中、パトはラルの脱いだ靴を一生懸命磨いていた・・・
ラル「自分の部隊でやる事が無くなったらこうやって玉座で待機、なんか久しぶりに感じるなぁ~」
ソルテ「そうですね、最近はこちらの部隊周りが良くなって側近が日常的に居なくても良くなったのはありますね」
雪花「そうですね、部隊も中間管理職達が頑張ってくれるから私の仕事が本当になくなってきたんですよね・・・」
ラル「雪花ちゃん、わかるわ、専攻部隊や護衛部隊って以前に比べて部隊員数が大幅に増えたから私の仕事無くなったのよね、強いて言うなら毎週ある日程会議くらい?」
雪花「私も日程会議とメリアちゃんからの指示くらいでそれも大体最近は奏星さんに任せてるから本当に仕事が無くて」
ソルテ「これもパトさんが頑張って動いてくれた結果ですね、本来最高責任者は暇くらいで丁度良いんです、だから今この形が一番理想に近いとも言えますね」
ラル「そうねぇ~、和むわぁ~」
パト「よっし!和むついでにラル!遊ぼうじゃないか!」
ラル「遊ぶ?」
パト「そうそう!ラルは普段この部屋とか自室以外では本当に冷徹モードだから全然相手してくれないんだ!だからここに居る以上は俺のおもちゃになってもらうぜ!!」
ラル「・・・お手柔らかに・・・」
ラルは少し嫌な予感はしたが、確かに普段は冷徹モードでパトすらも軽くあしらっていたため、断ったり、文句すら言う事が出来なかった。
パト「王様ゲームというのは・・・どうかな?」
雪花「あ~、命令して服とか脱がすやつ?」
パト「それは不純な方の王様ゲームだろ!そんな性欲まみれの大学生みたいな遊びはしないよ!やるのは純粋に楽しめる王様ゲームさ!」
ソルテ「本音は?」
パト「ラルに色々命令して反応を楽しみたい!!」
ソルテ「なら今ここで命令したらいいのに・・・」
パト「それは職権乱用だろがい!そんなことしてラルに何かやらせても俺の方が罪悪感で楽しめないわ!」
ラル「王様ゲームを提案するのも中々の職権乱用ですけどね・・・」
雪花「ええ~いいじゃないですか!やりましょうよ!ラル様!」
パト「そうよそうよ~、やりましょうよラル様~~♪」
ラル「断るなんて言ってないでしょ~!やります!それでどんな内容の命令なら問題ないの?」
パトは少し考える、
パト「エロいのはなし、一発芸とか、ポッキーゲームみたいなものだったらOK!」
雪花「そのエロの定義は?」
パト「服を脱がさせる、性的奉仕をさせる、性的行為をさせる、それとあからさまな人格否定、言わば冒涜になるような命令、冗談にならない命令、かな、楽しめないと意味がないからね!」
ソルテ「あくまで健全であれという事ですね」
パト「ああ!司会はメルリアにやってもらう!俺達4人でゲーム開始だ!!」
そんな時、月花が玉座に帰ってくる。
月花「話は大体理解してるわ、私も混ざるわ!」
雪花「月花お姉ちゃん!メリアちゃんとのお話はもういいの?」
月花「ええ、今の配置になってからの近況報告だったから」
月花はそう言いながらパトの肩に寄りかかり、ソルテ達と普通に話す。
雪花「随分距離感近くなったわね~~」むす~~
パト「まあ、補佐だしね、距離があるより、近い方がいいじゃない?」焦り
雪花「そうですねー!」ムキ――!
ソルテ「では始めましょう、まずはメルリア様、申し訳ないのですが、1から4の数字を書いた棒4本と先端だけ赤く塗った棒1本用意してもらっていいですか?」
メルリア「わかりました」
メルリアはそう言うとすぐに何もない所からソルテの言われた通りの物が出て来た。
パト「某青狸より物出すんじゃないか・・・この子は・・・」
雪花「泣きついてみたら?メルエモ~ンって?」
メルリア「泣きつかなくても言われたら出しますよ!」焦り
パト「それじゃあ5回勝負な!せーの!」
パト・雪花・ラル・ソルテ・月花「王様だーれだ!」
・・・・・・
1回目 王様はソルテだった。
ソルテ「私が王様ですか・・・さて」
ソルテは命令を考える、ゲーム参加者はパト・雪花・ラル・月花、正直パトはリアル王様であれど、ある程度の言う事は聞いてくれるし、雪花や月花も聞いてくれる、ラルに関してはどこかそういう遊びは受け入れてくれないというイメージがあったため、ソルテとしてはラルに命令したかった。なので、命令の内容もラル向けの命令にしてみる
ソルテ「2番の人、1番の人にこのゲームが終わるまでぶりっ子のように媚びてください」
パト「ちくちょう!2番だ!!」
ラル「私1番ね」
ソルテ(っち、外したか!)
雪花「はい!それじゃあパトがラル様に沢山媚びてください!」
パト「ラル~~、僕~~腕ぎゅ~してていいですか~~?」
ソルテ「ぶふぉ?!」
ラル「ぶふぇ?!」
メルリア「ぷふ///」
侍女達「ぷは///」
雪花「流石ね、そういう系のゲームをやりこんできたから媚び技をマスターしてるのね・・・」笑い
パト「ねえねえラル~、ラルってすっごく温かいね~♪凄くいい匂い~ふにゃ~~♪」
ラル「パ・・・パト様・・・あまりやりすぎは威厳に響くと///」
パト「何言ってるにゃ~、言われた事をやらない姿を見せるなんてそれこそ見せれない姿にゃ~♪」
侍女A「た、確かにそうだわ!」侍女B「どんな命令でも全力で応える!」
侍女C「成程・・・深い!」
雪花「なんか逆に好感度高いみたい・・・物は言いようとはこのことね」
月花「ゲームでも見てるけど、リアルでも見てるかもじゃない?雪花ww」
雪花「あん?うっさいわよホワイトマッシュルーム」ギロ(睨む)
月花「誰がキノコよ!」
ソルテ「それじゃあ次行くわよ」
ラル「こんなのが後4回・・・キツイわね」
パト・雪花・ラル・ソルテ・月花「王様だ~れだ!」
・・・・・・
2回目の王様は雪花だった。
雪花「よっしゃ!でもここから大事なのよね!命令したい人に的確に命令を与える、この難しさ・・・」
雪花としてはパトは頼めばいつでもお願いを聞いてくれるため論外、だがラルやソルテに対して辱めをさせてやろうという気もあまりなかった、故に月花を狙う!
雪花(月花お姉ちゃんの語尾に「にゃん」ってつけてやるわ!威厳壊しを的確に狙えるのは妹である私!!)
雪花「4番、今からゲームが終わるまでの間、語尾に「にゃん」と語尾をつけなさい」
雪花(さあ!4番は誰だ!!)
ラル「・・・・・にゃん・・・」
ラルは顔を真っ赤にしながらにゃんと泣く
雪花(ラル様ーーーーーー!!?)
月花「雪花、惨い事をするわね・・・」ゴクリ
ソルテ「ラル様・・・にゃん・・・ぷふ///、失礼///」
ソルテは我慢できずに吹き出してしまい、全員に背中を見せながらむせる
パト「ラルのにゃんすっごく可愛い~~♪もうドキドキ♪」
ラル「あまり言わないでほしい・・・にゃん///」
パト(おっと、これは凄くいいかも)
月花(わかるわ、ラル様がやるからこそいいわね!!)
パトと月花は脳内で共感した。
侍女部隊の中で5人の遊びを見ていたエイリ
エイリ(わぁ~、あのラル様がにゃん!って!凄いギャップです!私達の前では冷徹で厳しい姿しか見せなかったのに・・・)
メルリア「ではラルは語尾を忘れないでね」
ラル「わかってる・・・にゃん///早く次をやって欲しい・・・にゃん///」
雪花「それじゃあ次やっちゃいましょう!」
パト・雪花・ソルテ・ラル・月花「王様だ~れだ!」にゃん///」
・・・・・・
三回の王様は・・・月花だった。
月花「次は私ね、まあ、私は雪花よりも良心的な命令を出してあげるわ」
雪花「嘘よ、辱めを考えた月花お姉ちゃんはいつもいやらしい笑顔になんのよ」
月花「適当な事言わないでよ!私はポーカーフェイス出来ますーー!!」
ラル「は、早く命令してちょうだい・・・にゃん///」
パト「ラル~♪、にゃんって言って恥ずかしがってるの可愛い~~♪ぎゅ~~♪」
ラル「ああ~~~~~」混乱中
ソルテ「げ・・・月花ちゃん、ラル様のために・・・」
月花「そ、そうね」
月花はどうせならこのままラルに向けて追尾攻撃をしたかった、パトや雪花は言いよう次第では普通に言う事を聞いてくれる、そしてソルテにも何かやらせたいと思う月花、なのでメインターゲットはラル、次にソルテを狙いを定め、命令を決める!
月花「3番、そうね~~語尾にゲスをつけましょうか、このゲームが終わるまで」
雪花「狙ったわね!そうやって妹を蹴落として楽しいでゲス!!」
3番は雪花だった。
月花「なんでだろう、案外似合ってる・・・」
ソルテ「そ、そうね・・・なんか違和感がないわ・・・」
雪花「酷いでゲス!もう!やけになってやるでゲス!」
パト「ラル~あの青い子ゲスゲスうるさい~~、ラルの声で僕を満たしてほしいな~~♪」
ラル「ちょっと///、えっと・・・ゲスも良いと思うにゃん///・・・にゃんよりは・・・にゃん///」
雪花「ラル殿、そのように言っても動揺してるとこうやって弄られるでゲスよ~」
ラル「雪花ちゃん、意地悪にゃん・・・」
雪花「ゲームとはこういうものでゲス、こういうゲームに参加した自分を責めるでゲス、ゲ~スゲスゲスゲスwww」
月花「わー、語尾に負けない程の下衆っぷりだわ、今一番触れられたくないであろうラル様に集中攻撃してるわ・・・」
ソルテ「今の所命令を受けてないのは月花ちゃんと私だけね」
月花「次はソルテ様じゃないかしら?私はこういうゲーム得意なんです、意地でも標的から外れるんですよ」ドヤ
ソルテ「へえ、それはいい事聞きました、次でまた私が王様になって仕留めましょう」
メルリア「では4回目行きますね!」
パト・雪花・ソルテ・ラル・月花「王様だ~れだ!」にゃん///」ゲス!!」
・・・・・・
4回目の王様は・・・パトだった。
パト「やった~♪僕が王様~~♪どうしようか困るワン♪」
月花「ずっと思ってたけどパト、そのぶりっこ誰の真似よ・・・」
パト「最近やったゲームだよ~~♪ね~ラル~~」すりすり
ラル「し、知らないにゃん///」
パト(さて、ここぞとばかりにラルに話を振って「にゃん」を堪能したいところだけど、今は王様、命令を考えなければならない・・・今の所全員生ぬるい・・・王様ゲームと言えば「ポッキーゲーム」これ一択だろ」
パトはなんの迷いもなく命令する、何故なら誰に当たってもパトとしては得をするからだ。
パト「1番と4番、ポッキーゲームをして、負けた方は最近あった恥ずかしいエピソードをメルリアの手によって暴露します、もちろん加減はしよう」
月花「く?!」
ソルテ「な??!」
パト「きゃ~~月花とソルテがポッキーゲーム♪メルリア~~、それじゃあポッキー一本出して~」
メルリア「模倣で完全再現しました、どうぞ」
雪花「それ出来るなら、もうお菓子欲しい時はメルリア様に頼めばタダでお菓子を堪能できるでゲスね、これは今後活用するでゲスよ」
月花「そう言う事はしないの、沢山お金貰ってるのだからしっかり地球に還元しなさい」
雪花「ひゃ~綺麗事なんて嫌いでゲス!さっさとぶっちゅーするでゲス!」
月花「くう?!」
そして準備が整い、月花とソルテは一本のポッキーを加える。
月花(ちっか!ゲームの存在は知ってたけど想像以上に近い?!)
ソルテ(こ・・・これは・・・そっちの趣味はないのだけどこれは・・・すぐに目が合う?!)
二人はあまりにも顔の近さに動揺が隠せなかった。
メルリア「判定を分かり易くするために、チョコの部分と生地の部分を半分半分にしました」
雪花「それ、チョコケチっただけになるでゲス」
雪花はそうツッコミしている横でポッキーゲームは開始していた
ポリ・・・ポリ・・・ポリ
月花(これ、負けた方がいいのでは?)
ソルテ(月花ちゃんは賢い、この勝負、ある程度の所まで来ると止まって様子見するはず!その間に私が半分まで食べれば!!)
ソルテは月花にバレないように少しづつ食べる!
月花(ソルテ様!私が攻めないと考えて先に真ん中まで行って絶対的勝利を得ようと!させない!!)
月花はソルテの計画に気付き、月花も勢いよく食べる!!
雪花「二人共このままだとぶっちゅーでゲスよ?!」
パト「それはそれで感無量だよ~~♪」
ラル「鬼だ・・・にゃん///」
ラルとソルテは互いに真ん中一歩手前、互いの口の体温が微かに分かる程の距離にまで近づいていた!
一つ食べてば勝ちは確定、だが動こうとすれば相手も抵抗する!少しでも動こうものなら間違いなく口と口が触れる!絶体絶命の危機だった!!
月花(ソルテ様の鼻息が?!しかも当たってないのに体温がわかる気がする?!)
ソルテ(うう!これ、侍女達にも見られてるのよね・・・ああ、恥ずかしい!でも侍女の前に暴露は辛い!でもどっちにしても威厳が??!)
二人の感覚は極限状態だった。
そして二人が同時に先に動こうとする!!
月花(まずい!)ソルテ(同じタイミング?!)
二人は咄嗟に引き、真ん中の僅かなポッキーを外してしまう。
メルリア「ドローですね、」
パト「いいゲームだったのら~~♪僕すっごく満足だから暴露話はなしでいいよ~~、ねえ~ラル~~♪」
ラル「ナイスファイトだった・・・にゃん///」
雪花「まあ、今回はこれでいいでゲス、ナイスファイトでゲス」
月花「はあ、やりますね、ソルテ様、まさか攻めに来るとは思いませんでした」
ソルテ「これでも破壊神ですからね、攻めますよ私は、でも月花ちゃんもよく気付いて、私のスピードに追い付いたわね、流石だわ」
二人は何故かポッキーゲームで称え合っていた。
メルリア「では最後のゲームです!」
パト・雪花・ソルテ・ラル・月花「王様だ~れだ!」にゃん!」ゲス!」
・・・・・・
5回目はラルだった。
パト「わあ~~ラルすご~い♪王様だよ!王様!何命令する~?」
ラル「えっと・・・どうしましょうか・・・にゃん///」
ラルは正直言ってこのゲームを早く終わらせたかった
ラル(うう、従属神の前でなんて姿を・・・早くこのゲームを終わらせないと!それにこれで最後、語尾とかそういうのはもうそこまでの罰ゲームにならない、ならパト様の命令のようなものが最適、でも私こういうゲーム疎いしなぁ、どうしましょう・・・)
ラルは一生懸命命令を考え、答えを出す。
ラル「えっと・・・1番は・・・私の靴を拭いてほしい・・・にゃん、2番は肩を、3番は腰を、4番は前をマッサージするにゃん」混乱
パト「え・・・」(1番)
ソルテ「へ?」(2番)
月花「あり?」(3番)
雪花「前でゲス??!」(4番)
4人はまさか全員に命令をされて困惑していた!
月花「全員に命令とかありなの?!」
メルリア「今回のルールではそのような事は言われていませんのでありですね」
雪花「迂闊でゲス!固定概念に捕らわれてたでゲス!!」
ソルテ「うう、ちなみにいつまで?」
ラル「私が満足するまで・・・してほしいにゃん」
パト「僕は・・・靴なの?」困惑
ラル「お気に入りの純白の靴だから・・・お願いにゃん」
パト「わかったよ!僕満足してもらえるようにゴシゴシするね♪」(困惑)
月花「こ・・・これは早くやらないと終わらないわね・・・」
・・・・・・
こうして王様ゲームは終わった。
玉座の隅でマッサージ用のベッド台を容易し、4人がかりでラルの命令を実行した、ちなみにラルの命令が終わるまでゲームが終わらないため語尾はそのままだった。
ソルテ「ラル様!これでどうでしょう!?」
ラル「流石ソルテ、力加減素晴らしいにゃん」
月花「肩・・・全然凝ってないですけど・・・」
ラル「だから手の体温をじっくり肩に馴染ませて優しく揉みこんでほしいにゃん、凄くリラックスできるにゃん」
そして背中組が終わり、次は前のマッサージに当たった雪花がマッサージを開始する
ラル「リンパマッサージをお願いするにゃん」
雪花「リンパとかわからないし、ラル様の綺麗な顔を触れないでゲス~~~!!」
4人が楽しんでいる中、パトはラルの脱いだ靴を一生懸命磨いていた・・・
No.70 雪花と同居生活
以前パトと雪花が地球で同居生活をしてみようという話があり、
実際に地球でアパートを借りて、自分達のお金だけで生活をしてみようとなった。
パト「ここが二人暮らし用のアパートだね、雪花」
パトは家具や家電をアパート内に入れながら雪花に話しかける
雪花「そうね、なんかいつか本当にやってみたかったから嬉しいわ」
パト「メリア達には実は内緒だけどね、俺の周りの連中を説得するのもかなり苦労したけどね」
雪花「そうね、でもよく許可が出たわね」
パト「雪花は一応俺の側近でもあるし、数名はソルテの直属部隊の子達が外で監視してくれてるのと、送り迎えはメルリアに任せる、これで大体の許可を得る事は出来たよ、嫉妬は凄かったけど」
雪花「そうね、でもそこまでしてこうやって私との場所を作ってくれたのは本当に嬉しい!それじゃあせっかくだし一緒にお買い物に行こう!」
雪花はパトの手を取り、まだ片付けきっていないアパートの部屋を後にして、外に出る。
パトと雪花が二人暮らしで選んだのは田舎の街だった。
・・・・・・
パト「やっぱり田舎の方が落ち着くな、俺は」
雪花「私もだわ、一応ずっと田舎育ちだし、これくらい落ち着いてる方が私も気が楽だわ」
パトと雪花は恋人繋ぎと呼ばれる手の繋ぎ方で近くのスーパーまで歩く、その道中には畑仕事をしている農家のご夫妻から「初々しいね、新婚さんかい?」等と声を掛けられ、雪花も笑顔で「そうです!」と返事を返していた。
アパートからそこまで離れていない所にスーパーがあった
雪花「田舎あるあるね、ドラッグストアとお店が大体合体してる店・・・」
パト「都会は本当色んなものがあるけど、田舎はまあ、こうシンプルだよね」
雪花とパトは自分達の昔の生活を思い出しながら買い物をする。
パト「おいおい!雪花!なんかこの感じ懐かしいね!遊びで買い物とかすることはあったけど日用品とか食材を探して買い物するのはまた違っていいね!」
雪花「そうね!なんか今まで普通にしてた事なのに何故か凄く落ち着くわ!」
二人はただの食材の買い物に凄くテンションを上げていた、それほど帝国での生活は違ったのだ。
新体制になってから
朝になると侍女がパトや専属神達を起こし、朝の準備を手伝い、各自にあった3食を用意し、身の回りの整理整頓清掃は全て行ってくれていた。
雪花「凄くありがたいし、便利なんだけど、なんか自分がどんどん駄目になりそうで怖いのよね」
パト「それ!凄くわかる!俺の場合はそれに加えて着替えとかお風呂の身体洗い、身だしなみ、日常の細かい動作の補助とか、予知とか使って、俺が行動する前に何を求めるかとかを読んで、その時になったら既に用意して俺に出すとかね・・・なんか人としてダメになりそうで・・・今俺、ちゃんと服着れるよな・・・」
雪花「聞いてたけど本当凄いわね、桜花から借りた漫画の貴族みたいな生活じゃない、実際そんな地位なんだけどね、そうだ!桜花達呼びましょうよ!そんな話をしたらきっと桜花喜ぶわよ~」
パト「そうだな、俺も久しぶりに要とかと話したいな、案外男友達と話す機会が無いからな、というより男を見るのがたまに久しぶりすぎて感動することすらもある・・・うわ!声低!?みたいな」
雪花「それはメリアちゃんに毒されてるわね~私もだけど・・・」
そんな話をしながらパト達は自分のアパートに戻る。
・・・・・・
時間が過ぎ、夕方頃になる、すると互いに忘れてることも多くあった
パト「あ、そういえばお風呂って自分で掃除して湯を張らないといけないんだった!!」ガタ!!
パトは慌ててお風呂の所に行き、お風呂掃除をする。
雪花「そんな慌てる必要ないのに・・・ってああーーー!!!洗濯物を干すための日用品買うの忘れてた!もうーーー!!洗濯するまでは頭にあったのに~~」
雪花も頭を抱えてグルングルンと回す、だがそんな失敗も最初のあるあるであると思いながら楽しみ、
二人は一緒に家事を行った。
・・・・・・
パト「なんか雪花のご飯を食べるのかなり久しぶりな気がするね」
雪花「そうね、私も実際1年くらいご飯を作ってなかったからちょっと自信がなかったけど、まあ、今のパトの食欲を見る限り劣ってなくて良かったわ、後は食の好みも変わってなくてなにより~」
雪花はパトの口元についているご飯粒をすくい、食べる
雪花「作法はどうしたの?ソルテ様から教わったはずでしょ?」ニコ
パト「・・・///」
最初の1日目ということもあり、今の状況を二人は存分に楽しんだ。
・・・・・・
そしてお互いお風呂に入り、就寝の準備をする。
パト「そういえば雪花は今のアパートで良かったの?もっと広い部屋もあったのに」
パト達の借りているアパートの部屋は2DKの部屋で台所と部屋が二つという構造だった。そしてお風呂や脱衣所、トイレ等の日用的な環境がしっかり整っている、普通の部屋だった。
雪花「まあ、私は自分の部屋とか要らないし、せっかく二人でアパートを借りてるのだから出来ることなら二人でずっと同じ部屋に居たいじゃない?」
パト「それはそうだな・・・///」
パトは雪花の発言一つ一つに心をときめいてしまっていた。
普段侍女達と話してはいるが、やはり雪花は別であり、パト自身が強く雪花に惹かれているという所もあるのだ。
パトは侍女や従属達に対して【愛してあげないと】という感情が強く
雪花は【もっと愛したい】と、自らもっと愛したいという感情が強い
その差は歴然であり、雪花はやはりパトの中では特別な存在なのである。
・・・・・・
パト「さて、電気消すぞ~」
雪花「実家の時はひも付きだったのに、今はリモコンなのよね~」
パトは電気を消す、
パト「そういえば時間軸ってどうなるんだろうね、地球で24時間の所、帝国は48時間だからさ」
雪花「私に聞かないでよ!えっと~こっちの1時間が向こうでは2時間ってことでしょ?だからえっと~」
パトと雪花は考える。
パト「つまり帝国で16時間労働は地球では8時間労働っということだね!だからえっと・・・俺は毎日24時間労働だから~、12時間労働、帝国の朝6時から夕方6時までが仕事だから~」
地球の時計は12まで数字があり、二周することで1日と認識される、
帝国の時計は24まで数字があり、これも二周することで1日と認識される。
雪花「と、とりあえずメルリア様が迎えに来てくれるから大丈夫よ!」
雪花はとりあえずと眠りに着こうとする。
パトはせっかくの同居ということもあり、それなりに期待はしていた、だからパトは雪花の元に行き、抱き着く。
雪花も不意に抱き着かれて動揺する。
そしてパトに引き寄せられ、身体を全て委ね、愛し合った。
・・・・・・
朝
メルリア「アナタ、おはようございます、準備はどう・・・ふぁーーーー!!!///」
メルリアが見た光景はまさに事後の姿だった。
そう、お互い裸でくっついた状態で寝ていたのだ。
そしてパトと雪花はメルリアの声で目が覚める
パト「ふぁ~~、おはようメルリア、今はえっと・・・5時か、帝国の朝5時と同じなんだな・・・」
雪花「んん?もうそんな時間?というより朝早すぎない?私はいつも朝8時起床なんだけ・・・ど・・・」
雪花は自分の姿と状況を理解した。
雪花「パトーーーー!!服ーーーー!!?」
パト「服?ああ、忘れてた・・・」
雪花「なんでそこは冷静なのよ?!」
パト「メルリアは着替えとかそういうの全般任せてるから・・・その、慣れちゃって」
雪花「やっぱりパトもどこか毒されたわね、」
雪花は動揺はしながらもクスっと笑い、服を着ようする、だがそんな雪花を止め、パトは雪花にキスをする。
パト「おはよう、雪花」
雪花「///・・・おはようございます・・・」かぁ~
雪花は不意打ちをくらい、顔を真っ赤にしながら服を着ていた。
メルリア「いいですね、見てて微笑ましいです」ほわ~~
パト「昨日はなにかあった?」
メルリア「えっと・・・今回の件がメリアにバレまして・・・今日からは普通に帝国で過ごせとのことです・・・」
雪花「もう気づいたのね・・・なんでまた」
メルリア「侍女部隊が旦那様が居ない間仕事が無くて、ソルテも一日の業務連絡をしないといけないの、それであまりにも不自然過ぎて昨日、玉座にメリアが来て・・・それでバレてしまって」
パト「まあ、仕方ないか、でもこのアパートはどうするの?せっかく借りたのに」
メルリア「アリシアが管理してくれるそうです、日用品や食材は流石に劣化しますので、捨てるようにはなると思いますが、他の物に関しては配下神が定期的に管理してくれるそうです。」
雪花「そう、残念ね、でもいい思い出にはなったわ」
パト「そうだな・・・今度はこっそりじゃなくて、大きく動かないとだな」
パトはそこに関して考えがあった。
二人の準備が終え、メルリアはアパートの外で待ってもらっていた。
パト「雪花、俺は諦めていない」
雪花「パト・・・」
パト「俺にとっても凄く居心地の良い時間だったんだ、だからもしちょっと覚悟は居るけど、その時が着たら雪花はついてきてくれるか?」
雪花は悩むことなく頷く
雪花「当然、私はどこまでも着いていくわ、まあ、パトがそこまでの覚悟を今こうやって持ってるだけでも凄くすご~~く嬉しいのだけどね」
雪花はそう言いながらパトにキスをする。
雪花「だからその気持ちと行動は控えて、その愛情を独占しちゃったら皆に悪いわ」
パト「雪花・・・」
雪花「私も変わったわよね、今でも嫉妬はするけど、だけど、専属神の人達なら別にいいやって割り切れるようになってきたのよね、その中でこんなにも私を特別に思ってくれてる、それだけ私はもう凄く最高♪」
雪花はギュッとパトの身体に抱き着き、部屋を出る
雪花「ほら!メリアちゃんに怒られに行くわよ!」
パト「そうだな、行こうか!」
たった1日だったが、パトと雪花の中では最高の思い出となった同居生活だった。
実際に地球でアパートを借りて、自分達のお金だけで生活をしてみようとなった。
パト「ここが二人暮らし用のアパートだね、雪花」
パトは家具や家電をアパート内に入れながら雪花に話しかける
雪花「そうね、なんかいつか本当にやってみたかったから嬉しいわ」
パト「メリア達には実は内緒だけどね、俺の周りの連中を説得するのもかなり苦労したけどね」
雪花「そうね、でもよく許可が出たわね」
パト「雪花は一応俺の側近でもあるし、数名はソルテの直属部隊の子達が外で監視してくれてるのと、送り迎えはメルリアに任せる、これで大体の許可を得る事は出来たよ、嫉妬は凄かったけど」
雪花「そうね、でもそこまでしてこうやって私との場所を作ってくれたのは本当に嬉しい!それじゃあせっかくだし一緒にお買い物に行こう!」
雪花はパトの手を取り、まだ片付けきっていないアパートの部屋を後にして、外に出る。
パトと雪花が二人暮らしで選んだのは田舎の街だった。
・・・・・・
パト「やっぱり田舎の方が落ち着くな、俺は」
雪花「私もだわ、一応ずっと田舎育ちだし、これくらい落ち着いてる方が私も気が楽だわ」
パトと雪花は恋人繋ぎと呼ばれる手の繋ぎ方で近くのスーパーまで歩く、その道中には畑仕事をしている農家のご夫妻から「初々しいね、新婚さんかい?」等と声を掛けられ、雪花も笑顔で「そうです!」と返事を返していた。
アパートからそこまで離れていない所にスーパーがあった
雪花「田舎あるあるね、ドラッグストアとお店が大体合体してる店・・・」
パト「都会は本当色んなものがあるけど、田舎はまあ、こうシンプルだよね」
雪花とパトは自分達の昔の生活を思い出しながら買い物をする。
パト「おいおい!雪花!なんかこの感じ懐かしいね!遊びで買い物とかすることはあったけど日用品とか食材を探して買い物するのはまた違っていいね!」
雪花「そうね!なんか今まで普通にしてた事なのに何故か凄く落ち着くわ!」
二人はただの食材の買い物に凄くテンションを上げていた、それほど帝国での生活は違ったのだ。
新体制になってから
朝になると侍女がパトや専属神達を起こし、朝の準備を手伝い、各自にあった3食を用意し、身の回りの整理整頓清掃は全て行ってくれていた。
雪花「凄くありがたいし、便利なんだけど、なんか自分がどんどん駄目になりそうで怖いのよね」
パト「それ!凄くわかる!俺の場合はそれに加えて着替えとかお風呂の身体洗い、身だしなみ、日常の細かい動作の補助とか、予知とか使って、俺が行動する前に何を求めるかとかを読んで、その時になったら既に用意して俺に出すとかね・・・なんか人としてダメになりそうで・・・今俺、ちゃんと服着れるよな・・・」
雪花「聞いてたけど本当凄いわね、桜花から借りた漫画の貴族みたいな生活じゃない、実際そんな地位なんだけどね、そうだ!桜花達呼びましょうよ!そんな話をしたらきっと桜花喜ぶわよ~」
パト「そうだな、俺も久しぶりに要とかと話したいな、案外男友達と話す機会が無いからな、というより男を見るのがたまに久しぶりすぎて感動することすらもある・・・うわ!声低!?みたいな」
雪花「それはメリアちゃんに毒されてるわね~私もだけど・・・」
そんな話をしながらパト達は自分のアパートに戻る。
・・・・・・
時間が過ぎ、夕方頃になる、すると互いに忘れてることも多くあった
パト「あ、そういえばお風呂って自分で掃除して湯を張らないといけないんだった!!」ガタ!!
パトは慌ててお風呂の所に行き、お風呂掃除をする。
雪花「そんな慌てる必要ないのに・・・ってああーーー!!!洗濯物を干すための日用品買うの忘れてた!もうーーー!!洗濯するまでは頭にあったのに~~」
雪花も頭を抱えてグルングルンと回す、だがそんな失敗も最初のあるあるであると思いながら楽しみ、
二人は一緒に家事を行った。
・・・・・・
パト「なんか雪花のご飯を食べるのかなり久しぶりな気がするね」
雪花「そうね、私も実際1年くらいご飯を作ってなかったからちょっと自信がなかったけど、まあ、今のパトの食欲を見る限り劣ってなくて良かったわ、後は食の好みも変わってなくてなにより~」
雪花はパトの口元についているご飯粒をすくい、食べる
雪花「作法はどうしたの?ソルテ様から教わったはずでしょ?」ニコ
パト「・・・///」
最初の1日目ということもあり、今の状況を二人は存分に楽しんだ。
・・・・・・
そしてお互いお風呂に入り、就寝の準備をする。
パト「そういえば雪花は今のアパートで良かったの?もっと広い部屋もあったのに」
パト達の借りているアパートの部屋は2DKの部屋で台所と部屋が二つという構造だった。そしてお風呂や脱衣所、トイレ等の日用的な環境がしっかり整っている、普通の部屋だった。
雪花「まあ、私は自分の部屋とか要らないし、せっかく二人でアパートを借りてるのだから出来ることなら二人でずっと同じ部屋に居たいじゃない?」
パト「それはそうだな・・・///」
パトは雪花の発言一つ一つに心をときめいてしまっていた。
普段侍女達と話してはいるが、やはり雪花は別であり、パト自身が強く雪花に惹かれているという所もあるのだ。
パトは侍女や従属達に対して【愛してあげないと】という感情が強く
雪花は【もっと愛したい】と、自らもっと愛したいという感情が強い
その差は歴然であり、雪花はやはりパトの中では特別な存在なのである。
・・・・・・
パト「さて、電気消すぞ~」
雪花「実家の時はひも付きだったのに、今はリモコンなのよね~」
パトは電気を消す、
パト「そういえば時間軸ってどうなるんだろうね、地球で24時間の所、帝国は48時間だからさ」
雪花「私に聞かないでよ!えっと~こっちの1時間が向こうでは2時間ってことでしょ?だからえっと~」
パトと雪花は考える。
パト「つまり帝国で16時間労働は地球では8時間労働っということだね!だからえっと・・・俺は毎日24時間労働だから~、12時間労働、帝国の朝6時から夕方6時までが仕事だから~」
地球の時計は12まで数字があり、二周することで1日と認識される、
帝国の時計は24まで数字があり、これも二周することで1日と認識される。
雪花「と、とりあえずメルリア様が迎えに来てくれるから大丈夫よ!」
雪花はとりあえずと眠りに着こうとする。
パトはせっかくの同居ということもあり、それなりに期待はしていた、だからパトは雪花の元に行き、抱き着く。
雪花も不意に抱き着かれて動揺する。
そしてパトに引き寄せられ、身体を全て委ね、愛し合った。
・・・・・・
朝
メルリア「アナタ、おはようございます、準備はどう・・・ふぁーーーー!!!///」
メルリアが見た光景はまさに事後の姿だった。
そう、お互い裸でくっついた状態で寝ていたのだ。
そしてパトと雪花はメルリアの声で目が覚める
パト「ふぁ~~、おはようメルリア、今はえっと・・・5時か、帝国の朝5時と同じなんだな・・・」
雪花「んん?もうそんな時間?というより朝早すぎない?私はいつも朝8時起床なんだけ・・・ど・・・」
雪花は自分の姿と状況を理解した。
雪花「パトーーーー!!服ーーーー!!?」
パト「服?ああ、忘れてた・・・」
雪花「なんでそこは冷静なのよ?!」
パト「メルリアは着替えとかそういうの全般任せてるから・・・その、慣れちゃって」
雪花「やっぱりパトもどこか毒されたわね、」
雪花は動揺はしながらもクスっと笑い、服を着ようする、だがそんな雪花を止め、パトは雪花にキスをする。
パト「おはよう、雪花」
雪花「///・・・おはようございます・・・」かぁ~
雪花は不意打ちをくらい、顔を真っ赤にしながら服を着ていた。
メルリア「いいですね、見てて微笑ましいです」ほわ~~
パト「昨日はなにかあった?」
メルリア「えっと・・・今回の件がメリアにバレまして・・・今日からは普通に帝国で過ごせとのことです・・・」
雪花「もう気づいたのね・・・なんでまた」
メルリア「侍女部隊が旦那様が居ない間仕事が無くて、ソルテも一日の業務連絡をしないといけないの、それであまりにも不自然過ぎて昨日、玉座にメリアが来て・・・それでバレてしまって」
パト「まあ、仕方ないか、でもこのアパートはどうするの?せっかく借りたのに」
メルリア「アリシアが管理してくれるそうです、日用品や食材は流石に劣化しますので、捨てるようにはなると思いますが、他の物に関しては配下神が定期的に管理してくれるそうです。」
雪花「そう、残念ね、でもいい思い出にはなったわ」
パト「そうだな・・・今度はこっそりじゃなくて、大きく動かないとだな」
パトはそこに関して考えがあった。
二人の準備が終え、メルリアはアパートの外で待ってもらっていた。
パト「雪花、俺は諦めていない」
雪花「パト・・・」
パト「俺にとっても凄く居心地の良い時間だったんだ、だからもしちょっと覚悟は居るけど、その時が着たら雪花はついてきてくれるか?」
雪花は悩むことなく頷く
雪花「当然、私はどこまでも着いていくわ、まあ、パトがそこまでの覚悟を今こうやって持ってるだけでも凄くすご~~く嬉しいのだけどね」
雪花はそう言いながらパトにキスをする。
雪花「だからその気持ちと行動は控えて、その愛情を独占しちゃったら皆に悪いわ」
パト「雪花・・・」
雪花「私も変わったわよね、今でも嫉妬はするけど、だけど、専属神の人達なら別にいいやって割り切れるようになってきたのよね、その中でこんなにも私を特別に思ってくれてる、それだけ私はもう凄く最高♪」
雪花はギュッとパトの身体に抱き着き、部屋を出る
雪花「ほら!メリアちゃんに怒られに行くわよ!」
パト「そうだな、行こうか!」
たった1日だったが、パトと雪花の中では最高の思い出となった同居生活だった。
No.69 田舎者 フルール episode2
フルーリルが王都に出てから数日が経った。
フルールは街の願いをなんとか応えるのにやっとの毎日を送っていた。
フルール(お母様、大丈夫かな、でもお母様の任務は王都の豊穣を守る事、戦場に立つ事じゃないのだから・・・)
フルールは数日経っても変わらない現状に恐怖していた。
この星は大丈夫なのか?今回来た宇宙外生命体はそんなに強いのか?この国にまで被害が来ないか?
そんな事をずっと考えていた、普段ならフルーリルが慰めてくれるのだが、今はフルール一人のため、
そんな不安が常に募っていった。
そしてさらに数日、そんなフルールの不安が的中してしまったのだ。
フルール「王都壊滅?!そんな?!お母様は?!!」
それは国民からの情報だった。
王都は謎の生物の手によって壊滅、王都の戦力をもってしてもその怪物を仕留める事は叶わず、王都に居た住人、神は全滅したという知らせだった。
フルール「お母様!お母様は大丈夫なの?!どうなったの?!ねえ?!どうなるの?!!」
フルールは酷く動揺していた、まさか王都に攻めてくるとは考えなかったのだ、そして中級神や上級神達が動いて尚王都までの侵略を許してしまったのだ、それほどの勢力がこの星を蝕んでいるという現実がフルールの脳裏に確かに刻まれた。
フルール(お母様・・・私はどうしたら・・・)
フルールは立ち上がれなくなってしまった、足に力が入らなかった。これからどうなるのか?この星はこのまま浸食され、私達は死ぬのか?そんな事しか頭によぎらなかった。
・・・・・・
そしてそんな王都壊滅の情報が届いてから数日、一人の中級神がフルールの元の現れ、母親の死を伝えられた。
フルール「うそ・・・」
王都中級神「すまない、私達の力不足で・・・」
フルールは中級神の言葉が耳に入らなかった。
もう母親に会えない、そのショックから立ち直れなかったのだ。
フルール「応援は・・・まだ来ないのですか?」
王都中級神「交渉中だ・・・だが以前も聞いたと思うが、こちらに応援に来てもらったとしてもそれらに応える報酬を容易出来ないんだ、そのせいで戦力不足、上級神様も今なんとかエウレカ帝国に応援要請を出している所なんだ・・・」
フルール「なんで皆来てくれないんですか・・・こんな危機的状況で報酬なんて用意できるわけないじゃないですか・・・困った時に助けてくれないと意味ないじゃないですか!!」
フルールは泣きながら王都中級神に訴える
王都中級神「君の言う通りだと思う、だが神々の世界は難しいんだ、特に私達のような地位では・・・」
フルール「うう、うう・・・助けてよ・・・」
そんな時、王都中級神の連絡宝珠から通信が入った。フルールもその音声を聞いていた
上級神「応援要請を受諾してくれた!!しかもエウレカ帝国からだ!ただちに応援に向かうとのことです!そして私が管理する中級神以上の神々全員Aー8952星に集まれ!この依頼、エウレカ帝国帝王自らが対応してくださるとのことだ!!」
王都中級神はその言葉に固まる
王都中級神「エウレカ帝国帝王自らが来る・・・だと・・・」
フルール「その方はそんなに凄い神なのですか?」
王都中級神「我々とは別次元の神様だ、下級神、中級神、上級神、最上級神、神王という地位は知っているだろう?」
フルール「はい、私も恥ずかしながら出世を夢見ていましたので・・・」
王都中級神「そうか、なら知っていると思うが、我々のような神が出世出来たとしても神王までなんだ、その上の階級にはどう足掻いても絶対になれない、それは知ってるな?」
フルール「はい、【帝王神候補】と【帝王神】ですね、この階級の神は【神王】の全員が束になって挑んでもかすり傷すらも付ける事が出来ないと言われる程の圧倒的存在の神、ということは・・・」
王都中級神「エウレカ帝国帝王は帝王神候補序列1位、最有力帝王神候補であり、実質世界最強の神と言われている」
フルール「世界最強の神・・・?!!」
フルールは一生拝めないであろう階級の神がこの星に来ると知り、母親を亡くした悲しみと共に一目でも顔を見たいという好奇心が複雑に混ざり、王都中級神がその後急いで去った後、フルールは歩いてその場に向かって歩いて行った
・・・・・・
エウレカ帝国の宇宙船が到着する、この星からするとあまりにもハイテクノロジーであり、豪華な宇宙船だった。
そしてそこから下りて来たのは
帝王直属近衛部隊員500名
帝王専攻側近・専攻部隊総長 四季 雪花
帝王専属侍女 メルリア・メルトリア
帝王秘書 ソルテ・ピュアデーモン
帝王補佐 四季 月花
そして
帝王 パト・ディカイオス・エウレカ
・・・・・・
上級神(凄まじい勢力だ・・・一人一人が最上級神クラス・・・上級神である私がこんなにも弱く惨めに感じる程の・・・圧倒的実力差・・・)
そしてその上級神に向かって帝王秘書 ソルテが歩いてきた。
ソルテ「私はエウレカ帝国 帝王秘書ソルテ・ピュアデーモンと申します、種族は聖鬼神族、階級は最上級神序列3位です、お見知りおきを」
上級神「ソルテ様!お先にご挨拶をさせてしまい申し訳ございません!私はこのエリアを統括しております上級神でございます!この度は私の応援要請にお応え頂き光栄でございます!」
ソルテ「この応援要請は我が主 帝王パト様直々にお受けした物です、感謝をするなら帝王パト様に自身の生涯一生を掛けてお返ししなさい」
上級神(帝王様自ら?!一体どうなってこうなったんだ??!)
パト「ソルテ、下がれ、ここは我一人で行う、手出しは無用だ」
パトは【叡天眼(赫)】を発動させ、ソルテを睨む、そしてソルテは「失礼いたしました」と言い、パトの後ろに戻る
パト「うむ、この程度の生命体如き、我が手を下すまでもないな、飽きれた物だ・・・」
パトは目に見えて落胆する。
パト「仕方ない、この仕事、我が従属一人に任せようか」
パトはそう言うと目の前に手をかざし、唱える
パト「帝園 【十三の心】ネル、我が主の命により、ここに召喚せよ!!」
そうパトが叫ぶとその場にネルが現れる。
ネル「うむ、命は受けた、この星の雑魚を狩ればいいのか?主様よ?」
パト「ああ、時間が勿体ないからな、時間を掛けずに速やかに終わらせろ」
ネル「そうか、了解した」
ネルはそう言うと空高く飛び、星全体を見渡す
ネル(ふふふ、役になり切っているな!主様!流石だ!ソルテの練習の成果がここぞとばかりに発揮している!これは面白い!さて、今回の依頼、本当はメリア達がメリットがないと蹴っていた案件だったものを私が暇だからと言って主様に我儘を言って受けた依頼だからな、楽しませてもらうとするかな!今回なんと5オーラも奮発してくれたわけだしな!)
ネルは久々の殺戮にワクワクが隠せなかった、だがせっかくパトが用意してくれた舞台のため、ネルも気合を入れて討伐に励んだ。
ネル「ほほお、ERRORか、これは中々大物じゃないのか?そうだな、数はおよそ20体、よしよし、なら一撃で終わるな」
ネルは両腕を広げ、両手を思い切り開く、そして全指先に真っ赤なオーラが集まる。
ネル【破滅の雨】
ネルが技を唱えたと同時に、無数の赤いオーラ弾が星全土に降り注ぐ
ズドーンズドーン!
ズドーンズドーン!
ネルの放った無数のオーラ弾は全弾ERRORという標的に命中し、一瞬にして消滅した。
ネル「ふう、この技は爽快感があって見応えもある、我ながら素晴らしい技だ・・・」
ネルは自分の技を久しぶりに使えたことで満足していた。だがまだ役は終わっていないので、パトの演技に応えるようにパトの元に戻る。
ネル「敵殲滅完了しました、主様、」
パト「ご苦労だったな、我の後ろで休むといい」
パト(見てたけど凄い技だな、本当に一瞬で片付けるとは・・・というより俺よりも普通に強いじゃん、マジで勘弁してほしい・・・ボロ出たらどうすんのさ、今の役だってソルテから何回練習させられたと思ってるんだ!だけどまあ、たまにはこうやって自分から現場を見ないとだよな)
パトはそう考えていると後ろからソルテがツンツンを指先で突かれる
ソルテ「パト様、セリフ忘れたら言ってくださいよ、月花ちゃんにセリフ丸暗記してもらってますので」ボソボソ
月花(任せて!私こういうのいっぱいやって来たから得意なのよ!)
パト(楽しんでんなぁ、一応沢山の命が無くなってるんだからもっと重い雰囲気出せよ・・・)
パト「終わったな、そこの上級神、これでいいかな?」
上級神「あ・・・あ・・・あ・・・」
上級神は言葉が出なかった。
ネルの攻撃、それはその上級神から見たら圧倒的なものだった。
そして実際の所、ネルの先ほどの技の火力は最上級神上位級の火力を手加減状態で出してたため、そんなネルを従属として持つパトに圧倒的実力差と世界の差を感じ、言葉を失ってしまっていた。
ソルテ「パト様がお話掛けてくださっているのに無視ですか?」
上級神「も、申し訳ございません!あまりにも凄かったので・・・」
パト(その気持ちはわかる!俺が見ても凄かった!)
パト「この程度で驚かれては我も困るのだがな、実際我は何もしていない、従属の手だけで終わってしまう程の物だったとは・・・つまらないものだな」
ネル「言うではないか、なら別惑星に行って同じ個体と戦ってみるか?主様ww」ボソボソ
パト「後ろから小さい声で話しかけんな、というか辞めて、普通に返り討ちで死ぬから」ボソボソ
ソルテ「さて、では報酬の話を行いたいのですが、まず上級神はどの程度の報酬をこの我がエウレカ帝国に貢いでくれるのか、それを伺いましょう」
上級神「立ち話もあれなので、我が城で如何でしょうか?!」
ソルテ「遅いです、後数秒遅ければ無礼者として貴方を刑罰を与える所でした」
上級神(こ、怖すぎる~~~!!?)
こうしてパト達一行と上級神と中級神達は上級神の城にある大広間に移動した。
一連の流れを見ていたフルールは・・・
フルール「・・・凄い・・・これが世界の頂点・・・全てにおいて住んでいる世界が違う・・・」
フルールはただ先ほどの光景を頭に焼き付けていた、それは先ほどまで母親の報告を聞いて悲しんでいた事すらも一瞬忘れる程の・・・それ程強烈なものだった
フルール「着いて行こう!世界トップクラスの神はどんな方達なのかもっと見てみたい!こんなチャンスもう今後二度と一生ないもの!!」
フルールは走って後を追った。
フルールは街の願いをなんとか応えるのにやっとの毎日を送っていた。
フルール(お母様、大丈夫かな、でもお母様の任務は王都の豊穣を守る事、戦場に立つ事じゃないのだから・・・)
フルールは数日経っても変わらない現状に恐怖していた。
この星は大丈夫なのか?今回来た宇宙外生命体はそんなに強いのか?この国にまで被害が来ないか?
そんな事をずっと考えていた、普段ならフルーリルが慰めてくれるのだが、今はフルール一人のため、
そんな不安が常に募っていった。
そしてさらに数日、そんなフルールの不安が的中してしまったのだ。
フルール「王都壊滅?!そんな?!お母様は?!!」
それは国民からの情報だった。
王都は謎の生物の手によって壊滅、王都の戦力をもってしてもその怪物を仕留める事は叶わず、王都に居た住人、神は全滅したという知らせだった。
フルール「お母様!お母様は大丈夫なの?!どうなったの?!ねえ?!どうなるの?!!」
フルールは酷く動揺していた、まさか王都に攻めてくるとは考えなかったのだ、そして中級神や上級神達が動いて尚王都までの侵略を許してしまったのだ、それほどの勢力がこの星を蝕んでいるという現実がフルールの脳裏に確かに刻まれた。
フルール(お母様・・・私はどうしたら・・・)
フルールは立ち上がれなくなってしまった、足に力が入らなかった。これからどうなるのか?この星はこのまま浸食され、私達は死ぬのか?そんな事しか頭によぎらなかった。
・・・・・・
そしてそんな王都壊滅の情報が届いてから数日、一人の中級神がフルールの元の現れ、母親の死を伝えられた。
フルール「うそ・・・」
王都中級神「すまない、私達の力不足で・・・」
フルールは中級神の言葉が耳に入らなかった。
もう母親に会えない、そのショックから立ち直れなかったのだ。
フルール「応援は・・・まだ来ないのですか?」
王都中級神「交渉中だ・・・だが以前も聞いたと思うが、こちらに応援に来てもらったとしてもそれらに応える報酬を容易出来ないんだ、そのせいで戦力不足、上級神様も今なんとかエウレカ帝国に応援要請を出している所なんだ・・・」
フルール「なんで皆来てくれないんですか・・・こんな危機的状況で報酬なんて用意できるわけないじゃないですか・・・困った時に助けてくれないと意味ないじゃないですか!!」
フルールは泣きながら王都中級神に訴える
王都中級神「君の言う通りだと思う、だが神々の世界は難しいんだ、特に私達のような地位では・・・」
フルール「うう、うう・・・助けてよ・・・」
そんな時、王都中級神の連絡宝珠から通信が入った。フルールもその音声を聞いていた
上級神「応援要請を受諾してくれた!!しかもエウレカ帝国からだ!ただちに応援に向かうとのことです!そして私が管理する中級神以上の神々全員Aー8952星に集まれ!この依頼、エウレカ帝国帝王自らが対応してくださるとのことだ!!」
王都中級神はその言葉に固まる
王都中級神「エウレカ帝国帝王自らが来る・・・だと・・・」
フルール「その方はそんなに凄い神なのですか?」
王都中級神「我々とは別次元の神様だ、下級神、中級神、上級神、最上級神、神王という地位は知っているだろう?」
フルール「はい、私も恥ずかしながら出世を夢見ていましたので・・・」
王都中級神「そうか、なら知っていると思うが、我々のような神が出世出来たとしても神王までなんだ、その上の階級にはどう足掻いても絶対になれない、それは知ってるな?」
フルール「はい、【帝王神候補】と【帝王神】ですね、この階級の神は【神王】の全員が束になって挑んでもかすり傷すらも付ける事が出来ないと言われる程の圧倒的存在の神、ということは・・・」
王都中級神「エウレカ帝国帝王は帝王神候補序列1位、最有力帝王神候補であり、実質世界最強の神と言われている」
フルール「世界最強の神・・・?!!」
フルールは一生拝めないであろう階級の神がこの星に来ると知り、母親を亡くした悲しみと共に一目でも顔を見たいという好奇心が複雑に混ざり、王都中級神がその後急いで去った後、フルールは歩いてその場に向かって歩いて行った
・・・・・・
エウレカ帝国の宇宙船が到着する、この星からするとあまりにもハイテクノロジーであり、豪華な宇宙船だった。
そしてそこから下りて来たのは
帝王直属近衛部隊員500名
帝王専攻側近・専攻部隊総長 四季 雪花
帝王専属侍女 メルリア・メルトリア
帝王秘書 ソルテ・ピュアデーモン
帝王補佐 四季 月花
そして
帝王 パト・ディカイオス・エウレカ
・・・・・・
上級神(凄まじい勢力だ・・・一人一人が最上級神クラス・・・上級神である私がこんなにも弱く惨めに感じる程の・・・圧倒的実力差・・・)
そしてその上級神に向かって帝王秘書 ソルテが歩いてきた。
ソルテ「私はエウレカ帝国 帝王秘書ソルテ・ピュアデーモンと申します、種族は聖鬼神族、階級は最上級神序列3位です、お見知りおきを」
上級神「ソルテ様!お先にご挨拶をさせてしまい申し訳ございません!私はこのエリアを統括しております上級神でございます!この度は私の応援要請にお応え頂き光栄でございます!」
ソルテ「この応援要請は我が主 帝王パト様直々にお受けした物です、感謝をするなら帝王パト様に自身の生涯一生を掛けてお返ししなさい」
上級神(帝王様自ら?!一体どうなってこうなったんだ??!)
パト「ソルテ、下がれ、ここは我一人で行う、手出しは無用だ」
パトは【叡天眼(赫)】を発動させ、ソルテを睨む、そしてソルテは「失礼いたしました」と言い、パトの後ろに戻る
パト「うむ、この程度の生命体如き、我が手を下すまでもないな、飽きれた物だ・・・」
パトは目に見えて落胆する。
パト「仕方ない、この仕事、我が従属一人に任せようか」
パトはそう言うと目の前に手をかざし、唱える
パト「帝園 【十三の心】ネル、我が主の命により、ここに召喚せよ!!」
そうパトが叫ぶとその場にネルが現れる。
ネル「うむ、命は受けた、この星の雑魚を狩ればいいのか?主様よ?」
パト「ああ、時間が勿体ないからな、時間を掛けずに速やかに終わらせろ」
ネル「そうか、了解した」
ネルはそう言うと空高く飛び、星全体を見渡す
ネル(ふふふ、役になり切っているな!主様!流石だ!ソルテの練習の成果がここぞとばかりに発揮している!これは面白い!さて、今回の依頼、本当はメリア達がメリットがないと蹴っていた案件だったものを私が暇だからと言って主様に我儘を言って受けた依頼だからな、楽しませてもらうとするかな!今回なんと5オーラも奮発してくれたわけだしな!)
ネルは久々の殺戮にワクワクが隠せなかった、だがせっかくパトが用意してくれた舞台のため、ネルも気合を入れて討伐に励んだ。
ネル「ほほお、ERRORか、これは中々大物じゃないのか?そうだな、数はおよそ20体、よしよし、なら一撃で終わるな」
ネルは両腕を広げ、両手を思い切り開く、そして全指先に真っ赤なオーラが集まる。
ネル【破滅の雨】
ネルが技を唱えたと同時に、無数の赤いオーラ弾が星全土に降り注ぐ
ズドーンズドーン!
ズドーンズドーン!
ネルの放った無数のオーラ弾は全弾ERRORという標的に命中し、一瞬にして消滅した。
ネル「ふう、この技は爽快感があって見応えもある、我ながら素晴らしい技だ・・・」
ネルは自分の技を久しぶりに使えたことで満足していた。だがまだ役は終わっていないので、パトの演技に応えるようにパトの元に戻る。
ネル「敵殲滅完了しました、主様、」
パト「ご苦労だったな、我の後ろで休むといい」
パト(見てたけど凄い技だな、本当に一瞬で片付けるとは・・・というより俺よりも普通に強いじゃん、マジで勘弁してほしい・・・ボロ出たらどうすんのさ、今の役だってソルテから何回練習させられたと思ってるんだ!だけどまあ、たまにはこうやって自分から現場を見ないとだよな)
パトはそう考えていると後ろからソルテがツンツンを指先で突かれる
ソルテ「パト様、セリフ忘れたら言ってくださいよ、月花ちゃんにセリフ丸暗記してもらってますので」ボソボソ
月花(任せて!私こういうのいっぱいやって来たから得意なのよ!)
パト(楽しんでんなぁ、一応沢山の命が無くなってるんだからもっと重い雰囲気出せよ・・・)
パト「終わったな、そこの上級神、これでいいかな?」
上級神「あ・・・あ・・・あ・・・」
上級神は言葉が出なかった。
ネルの攻撃、それはその上級神から見たら圧倒的なものだった。
そして実際の所、ネルの先ほどの技の火力は最上級神上位級の火力を手加減状態で出してたため、そんなネルを従属として持つパトに圧倒的実力差と世界の差を感じ、言葉を失ってしまっていた。
ソルテ「パト様がお話掛けてくださっているのに無視ですか?」
上級神「も、申し訳ございません!あまりにも凄かったので・・・」
パト(その気持ちはわかる!俺が見ても凄かった!)
パト「この程度で驚かれては我も困るのだがな、実際我は何もしていない、従属の手だけで終わってしまう程の物だったとは・・・つまらないものだな」
ネル「言うではないか、なら別惑星に行って同じ個体と戦ってみるか?主様ww」ボソボソ
パト「後ろから小さい声で話しかけんな、というか辞めて、普通に返り討ちで死ぬから」ボソボソ
ソルテ「さて、では報酬の話を行いたいのですが、まず上級神はどの程度の報酬をこの我がエウレカ帝国に貢いでくれるのか、それを伺いましょう」
上級神「立ち話もあれなので、我が城で如何でしょうか?!」
ソルテ「遅いです、後数秒遅ければ無礼者として貴方を刑罰を与える所でした」
上級神(こ、怖すぎる~~~!!?)
こうしてパト達一行と上級神と中級神達は上級神の城にある大広間に移動した。
一連の流れを見ていたフルールは・・・
フルール「・・・凄い・・・これが世界の頂点・・・全てにおいて住んでいる世界が違う・・・」
フルールはただ先ほどの光景を頭に焼き付けていた、それは先ほどまで母親の報告を聞いて悲しんでいた事すらも一瞬忘れる程の・・・それ程強烈なものだった
フルール「着いて行こう!世界トップクラスの神はどんな方達なのかもっと見てみたい!こんなチャンスもう今後二度と一生ないもの!!」
フルールは走って後を追った。
No.68 専属神序列の圧倒的格差とメリアの評価(設定解説含む)
パトの専属神は10名居る、そしてその専属神達には序列が存在する。
まずは順番を表す【専属神番号】
これは序列関係なく、専属神になった順番で番号が決まる。
専属神になった順番なので、強さや賢さ等の評価とは無関係の番号である。
そして今回説明するのは【専属神序列】
序列は潜在能力、知能戦闘センス、全総合的に見て評価されている。
そしてこの序列はよほどの事は無い限り覆されることはない。
現時点での専属神序列
1位 No.1メリア・メルトリア
2位 No.6ソフィア・ターフェアイト
3位 No.3四季 雪花
4位 No.7月詠 琴歌
5位 No.9ラル・ロゼデエス
6位 No.2アリシア・ホーリーナイト
7位 No.8ソルテ・ピュアデーモン
8位 No.4カナ・エウレカ
9位 No.5ハク・エウレカ
10位No.10四季 月花
この序列のポテンシャルにおいて圧倒的な格差がある。
例えば10位は9位には絶対に勝てず、9位は8位には絶対に勝てないというように現時点では
序列が変わる事はないと断言されている。
例えば10位月花VS9位ハクの場合
月花単体の実力ではハクの時空には手も足も出ず、そのまま負けてしまう
9位ハクVS8位カナの場合
ハクの時空をカナの次元で掌握し、ハクはカナには基本手も足も出ずに負けてしまう。
8位カナVS7位ソルテの場合
カナの次元があってもソルテがその世界事壊す力でカナの力を完封してしまう。
7位ソルテVS6位アリシアの場合
ソルテの破壊を物ともせずに無限に存在するアリシアがソルテを完封してしまう。
6位アリシアVS5位ラルの場合
アリシアの無限を完全ラルが拒絶し、触れさせることなく、ラルがアリシアを完封してしまう。
5位ラルVS4位琴歌の場合
完全な守備を持つラルの力を完封する歌姫の力で琴歌はラルを容易に撃破出来る。
4位琴歌VS3位雪花の場合
琴歌の能力ありきの歌姫支配(全自動全能支配)を雪花の原始支配で完全に無効化にして完封撃破が可能。
3位雪花VS2位ソフィアの場合
雪花の原始支配すらも超越し、空間、世界を我が物にしてしまうソフィアには勝てない。
2位ソフィアVS1位メリアの場合
ソフィアの力を絶対的知識量と絶対的能力量、そして絶対支配を持ち、全てを完封するメリアがソフィアを完封する。
このように1位の序列が変わるだけで大雑把だがここまでの壁が存在するのだ。
・・・・・・
パト「専属神序列ってメリアが作ってるんだよね?」
メリア「そうですね、私が全員のポテンシャルを見て、総合的に判断してますね、ご主人も知ってると思いますが、現時点の実力ではなく、ポテンシャル評価なので、今は実感は沸かないと思いますけど数年と経てばこの序列通りの強さ順になると思いますよ」
パト「そうなんだ、ちなみに俺は俺は!」
メリア「え、ご主人は私よりダントツで1位になりますよ、現時点の実力は大した事ありませんが、ポテンシャルというジャンルはもう全世界の生命体全てのポテンシャルを集めても無理ですね、それくらいとんでもないです、ネル達やミールを見たらわかるでしょう?」
パト「確かに・・・そういえば帝園の住人全員が俺の能力であり、ポテンシャルなんだよな、忘れてたわ」
メルリア「私から見てもアナタのポテンシャルは恐ろしいです。同じ帝王神候補という地位に居るのがおかしく感じる程です。」
パト・メリア・メルリアは3人でパトの自室でお茶をしていた。
今日はメリアがパトの部屋にお泊りに来ていたのだ。
・・・・・・
パト「もし例えばだけど、メルリアとか従属神とかが専属神序列に加えるとどの地位くらいに入るのか知りたいね!好奇心的な意味で!」
メリア「それは面白そうですね!結構新規メンバーも増えましたしそういうポテンシャル順位的思考で見てみるのも面白そうです!」
パト「それじゃあメルリア!彼女を順位に組み込むなら?」
メリア「メルリア姉様は5位ですね、ラル以上なので、もし私が順位をつけるならそれくらいですね」
メルリア「琴歌さんには勝てないという見解なのね、メリアは」
メリア「正直琴歌ちゃんは、以前の私より強いですよ?それに琴歌ちゃんに関しては帝王神候補として立候補させてもそれなりの順位に入るとも考えています」
パト「へえ、メリア大絶賛だね、琴歌のこと」
メリア「認めていますからね、実際雪花ちゃんが3位ですけど、相性の問題で3位というだけで、全体的評価の高さで言えば琴歌ちゃんの方が間違いなく上ですよ」
メルリア「100%歌姫支配・・・オーラを必要とせず、音や周囲の微かなエネルギーを使ってオーラとして扱える事も出来る・・・普通に考えたら確かに相当凄いですね」
パト「ならメリア的にはメルリアが5位という事だから、他の子を出しても6位以下になるってことか」
メリア「いや、まあどの子でも10位なら入れるかもですね」
パト「月花ってそんなに弱い評価なんだ」
メリア「いえ!弱いとは思って居ませんが、この序列はポテンシャル基準なので、月花ちゃんは従属を神粋玲の世界に入れて、その力を使って戦うという戦い方は月花ちゃん本人のポテンシャルとは別物判定なんです、だからどうしても10位にはなっちゃうんですよ」
パト「確かに月花単体だとハクに手も足も出ないもんなぁ~」
月花(もうちょっとフォローしなさいよ!私には専属神で1・2を争う頭脳があるでしょう!)
パト「えっと、月花が脳内で頭脳に関しては専属神の中で上位のはず!って言ってます」
メリア「確かにそうですね、頭脳だけで言えばアリシアや琴歌ちゃんよりも頼りになりますね、ソフィアの次くらいなので3番目くらいですね!」
月花(ふん!ポテンシャルだって結局はどんな方法でも勝てばいいのよ!)
パト「まあまあ、月花の言い分はその通りだからさ、気を取り直してさ」
メリア「だから弱いとは言ってないでしょう、期待してますよ」
メリアもパトの脳内で聞いている月花に向かってフォローする
メルリア「ではメリアから見て、この子は専属神に入れても良かったかな、って思う子はいますか?」
メリア「それは・・・どうでしょう、正直言うと居ませんね、アリシアの無限の力はどの神聖エルフ族や神王よりも上でしたし、雪花ちゃんの戦闘センスは神界でも通用し、原始支配という希少な能力を持つ子ですし、カナやハクの金銀の究極龍は究極龍の中でもかなり希少ですし、ソフィアに関しては唯一無二の存在ですし、琴歌ちゃんも100%歌姫という私達すら持てない唯一無二の能力者ですし、ソルテも破壊神でありながら、神聖の力も持ち、そして改革支配を持っているので独裁者としてのセンスがずば抜けて高いので、従属達の扱いに最も長けてます、そしてラルは神界屈指の守護神であり、最高位天使族、守備や医療関係でラルに並ぶ者はほぼ居ません。月花ちゃんはご主人の【帝園】を共有し、ご主人の力の恩恵を直に得ることが出来る実質最強、なので私はこれ以上のメンバーはないと思って居ます。」
パト「そうだな、俺も今の専属神以外想像出来ないかな」
メルリア「いいですね、それだけ期待されているのですね」
メリア「ええ、だから今は私含め全員が成長段階、強くなっていかなければいけません、実力的にも、精神的にも」
パト「そうだな」
メルリアはパトとメリアから専属神達の自慢話を沢山聞いた。
メリアにとって専属神とは賭け掛けの無い仲間であり、本来の自分を曝け出せる友でもあるのだ。
まずは順番を表す【専属神番号】
これは序列関係なく、専属神になった順番で番号が決まる。
専属神になった順番なので、強さや賢さ等の評価とは無関係の番号である。
そして今回説明するのは【専属神序列】
序列は潜在能力、知能戦闘センス、全総合的に見て評価されている。
そしてこの序列はよほどの事は無い限り覆されることはない。
現時点での専属神序列
1位 No.1メリア・メルトリア
2位 No.6ソフィア・ターフェアイト
3位 No.3四季 雪花
4位 No.7月詠 琴歌
5位 No.9ラル・ロゼデエス
6位 No.2アリシア・ホーリーナイト
7位 No.8ソルテ・ピュアデーモン
8位 No.4カナ・エウレカ
9位 No.5ハク・エウレカ
10位No.10四季 月花
この序列のポテンシャルにおいて圧倒的な格差がある。
例えば10位は9位には絶対に勝てず、9位は8位には絶対に勝てないというように現時点では
序列が変わる事はないと断言されている。
例えば10位月花VS9位ハクの場合
月花単体の実力ではハクの時空には手も足も出ず、そのまま負けてしまう
9位ハクVS8位カナの場合
ハクの時空をカナの次元で掌握し、ハクはカナには基本手も足も出ずに負けてしまう。
8位カナVS7位ソルテの場合
カナの次元があってもソルテがその世界事壊す力でカナの力を完封してしまう。
7位ソルテVS6位アリシアの場合
ソルテの破壊を物ともせずに無限に存在するアリシアがソルテを完封してしまう。
6位アリシアVS5位ラルの場合
アリシアの無限を完全ラルが拒絶し、触れさせることなく、ラルがアリシアを完封してしまう。
5位ラルVS4位琴歌の場合
完全な守備を持つラルの力を完封する歌姫の力で琴歌はラルを容易に撃破出来る。
4位琴歌VS3位雪花の場合
琴歌の能力ありきの歌姫支配(全自動全能支配)を雪花の原始支配で完全に無効化にして完封撃破が可能。
3位雪花VS2位ソフィアの場合
雪花の原始支配すらも超越し、空間、世界を我が物にしてしまうソフィアには勝てない。
2位ソフィアVS1位メリアの場合
ソフィアの力を絶対的知識量と絶対的能力量、そして絶対支配を持ち、全てを完封するメリアがソフィアを完封する。
このように1位の序列が変わるだけで大雑把だがここまでの壁が存在するのだ。
・・・・・・
パト「専属神序列ってメリアが作ってるんだよね?」
メリア「そうですね、私が全員のポテンシャルを見て、総合的に判断してますね、ご主人も知ってると思いますが、現時点の実力ではなく、ポテンシャル評価なので、今は実感は沸かないと思いますけど数年と経てばこの序列通りの強さ順になると思いますよ」
パト「そうなんだ、ちなみに俺は俺は!」
メリア「え、ご主人は私よりダントツで1位になりますよ、現時点の実力は大した事ありませんが、ポテンシャルというジャンルはもう全世界の生命体全てのポテンシャルを集めても無理ですね、それくらいとんでもないです、ネル達やミールを見たらわかるでしょう?」
パト「確かに・・・そういえば帝園の住人全員が俺の能力であり、ポテンシャルなんだよな、忘れてたわ」
メルリア「私から見てもアナタのポテンシャルは恐ろしいです。同じ帝王神候補という地位に居るのがおかしく感じる程です。」
パト・メリア・メルリアは3人でパトの自室でお茶をしていた。
今日はメリアがパトの部屋にお泊りに来ていたのだ。
・・・・・・
パト「もし例えばだけど、メルリアとか従属神とかが専属神序列に加えるとどの地位くらいに入るのか知りたいね!好奇心的な意味で!」
メリア「それは面白そうですね!結構新規メンバーも増えましたしそういうポテンシャル順位的思考で見てみるのも面白そうです!」
パト「それじゃあメルリア!彼女を順位に組み込むなら?」
メリア「メルリア姉様は5位ですね、ラル以上なので、もし私が順位をつけるならそれくらいですね」
メルリア「琴歌さんには勝てないという見解なのね、メリアは」
メリア「正直琴歌ちゃんは、以前の私より強いですよ?それに琴歌ちゃんに関しては帝王神候補として立候補させてもそれなりの順位に入るとも考えています」
パト「へえ、メリア大絶賛だね、琴歌のこと」
メリア「認めていますからね、実際雪花ちゃんが3位ですけど、相性の問題で3位というだけで、全体的評価の高さで言えば琴歌ちゃんの方が間違いなく上ですよ」
メルリア「100%歌姫支配・・・オーラを必要とせず、音や周囲の微かなエネルギーを使ってオーラとして扱える事も出来る・・・普通に考えたら確かに相当凄いですね」
パト「ならメリア的にはメルリアが5位という事だから、他の子を出しても6位以下になるってことか」
メリア「いや、まあどの子でも10位なら入れるかもですね」
パト「月花ってそんなに弱い評価なんだ」
メリア「いえ!弱いとは思って居ませんが、この序列はポテンシャル基準なので、月花ちゃんは従属を神粋玲の世界に入れて、その力を使って戦うという戦い方は月花ちゃん本人のポテンシャルとは別物判定なんです、だからどうしても10位にはなっちゃうんですよ」
パト「確かに月花単体だとハクに手も足も出ないもんなぁ~」
月花(もうちょっとフォローしなさいよ!私には専属神で1・2を争う頭脳があるでしょう!)
パト「えっと、月花が脳内で頭脳に関しては専属神の中で上位のはず!って言ってます」
メリア「確かにそうですね、頭脳だけで言えばアリシアや琴歌ちゃんよりも頼りになりますね、ソフィアの次くらいなので3番目くらいですね!」
月花(ふん!ポテンシャルだって結局はどんな方法でも勝てばいいのよ!)
パト「まあまあ、月花の言い分はその通りだからさ、気を取り直してさ」
メリア「だから弱いとは言ってないでしょう、期待してますよ」
メリアもパトの脳内で聞いている月花に向かってフォローする
メルリア「ではメリアから見て、この子は専属神に入れても良かったかな、って思う子はいますか?」
メリア「それは・・・どうでしょう、正直言うと居ませんね、アリシアの無限の力はどの神聖エルフ族や神王よりも上でしたし、雪花ちゃんの戦闘センスは神界でも通用し、原始支配という希少な能力を持つ子ですし、カナやハクの金銀の究極龍は究極龍の中でもかなり希少ですし、ソフィアに関しては唯一無二の存在ですし、琴歌ちゃんも100%歌姫という私達すら持てない唯一無二の能力者ですし、ソルテも破壊神でありながら、神聖の力も持ち、そして改革支配を持っているので独裁者としてのセンスがずば抜けて高いので、従属達の扱いに最も長けてます、そしてラルは神界屈指の守護神であり、最高位天使族、守備や医療関係でラルに並ぶ者はほぼ居ません。月花ちゃんはご主人の【帝園】を共有し、ご主人の力の恩恵を直に得ることが出来る実質最強、なので私はこれ以上のメンバーはないと思って居ます。」
パト「そうだな、俺も今の専属神以外想像出来ないかな」
メルリア「いいですね、それだけ期待されているのですね」
メリア「ええ、だから今は私含め全員が成長段階、強くなっていかなければいけません、実力的にも、精神的にも」
パト「そうだな」
メルリアはパトとメリアから専属神達の自慢話を沢山聞いた。
メリアにとって専属神とは賭け掛けの無い仲間であり、本来の自分を曝け出せる友でもあるのだ。
2022年11月05日
No.67 田舎者 フルール episode1
辺境の星、辺境の地に小さな国があった、その国は財政豊ではなかったが、民度は良く、互いに助け合い、王族も民族と協力して豪遊することなく、今ある地を一生懸命生き抜いていた。
そんな地で祀られている神が居た。
豊穣神 フルーリル
位は下級神、弱い神だが、民からの信仰によって何とか神として存在出来ている女神だった。
そのフルーリルには一人娘が居た、名はフルール。
容姿は白髪で横髪を二つ結びしている赤目の女の子だ。
フルールは田舎育ちだが、出世意欲があり、目指すは上級神のような地位の高い神になり、この国の貧困を根本的に解決したいと考えていた。
フルール「女神がこの神界で出世するのは難しい、実力はやはり男の神の方がある、女神はオーラ使用や能力の使用に長けて上位に行く神が居るのは知ってるのだけど」
フルーリル「フルール、また書物を呼んでいるのですね」
フルール「お母様、私、もっと強くなって出世したいです、どうやれば強くなれますか?」
フルーリル「困った質問ですね、私も下級神、私の可愛い民達の信仰心のおかげでなんとか私自身の能力を扱えている状態ですから、それに中級神になる事すらそれなりの才能が居るので、私には到底無理でしたし、方法と言われると皆目見当もつきません。ごめんなさい」
フルール「あ、謝らないでください!お母様!ですが私もいつかは強くなって、地位の高い神になって、この国の人達を救ってあげたい、皆凄く良い人なのに・・・」
フルーリル「そうですねその気持ちを持ってくれていればいずれ私が居なくなることがあってもこの国の愛すべき民を任せる事が出来ます。」
フルール「お母様・・・」
フルールは下級神、自身のどんな才能を持っているのかも今だに分かっていない18歳の少女である。
親が豊穣の神という事で自分自身も豊穣の神として生きていくのだとそう考え、疑わなかった。
・・・・・・
フルール「この世界はどれだけ広いんだろう・・・」
フルールは夜の山山頂に居た。
フルールが歩く先々の木々等の自然は道を譲り、フルールの歩みを妨げないように静かに動く。
フルールは座って星空を眺める。
フルール「これだけの星があるのならきっと色んな神が存在して、私が想像も出来ないような強くて美しい神も沢山いるんだろうな・・・それにひきかけ私は全然・・・」
フルールは自分のどうにか出世したいという気持ちと、どうしても出世する方法がわからないという気持ちで心を苦しめていた。
人間界でもあるが、地方に住む人は大きな企業に入り、どんどん地位を上げたいと理想を持っても、
それを満たすための環境が中々存在せず、地方の特に環境が整っていない地域で条件を得るのは至難の業である。特に思って居ても一人の力では間違いなく不可能。ある程度の学力や実力はあってもその努力が実を結ぶのはごくわずかの可能性なのである。
フルールも同じで、出世して、もっと地位を上げたくても環境がないのだ、
環境が無いからそれ以上の存在になれない上に、その上というものを想像もつかないのだ。
故にフルールは夢は持っていても今後、自分が今よりも上に行くのは不可能と、夢を持つのと同時に諦めも混ざっていた。故にフルールの心の中には虚しさがあった。
フルール「せめて、自分の事がわかれば自分でその才能を磨くことも出来るのに・・・まあ、私はお母様の子、豊穣の神なのは間違いないのだから、これからもお母様と共に民に恵を届けるのが私の神生なんだよね」
フルールはそう自分に言い聞かせ、なんとか納得させる。
そして星々が見える山の山頂で一通り心を落ち着かせたフルールは自身を祀る場所に戻る。
フルール「あ、流れ星」
暗い森を照らす星々の光に素早く動く光をフルールの眼に止まる。
フルール「いいなぁ、あの流れ星はきっと色んな世界を駆け巡ってるんだろうなぁ、私も行ってみたいよ」
フルールは流れ星に対し、自身の夢を漏らしてしまう。
・・・・・・
翌日
フルールはいつも通り、参拝に来る民に恵を与える母の姿を背後から眺める。
フルール(私はお母様の今行っている事ですら出来ない、まずは目先の事くらい出来ないとただ上に上がろうなんて無理な話だよね!)
そんないつも通りの日常を過ごしていた。
だがそんな平穏な日常は終わりを迎えた。
それは王都と呼ばれるフルール達の星では一番大きな国家からの応援要請だった。
王都中級神「フルーリル、お主の豊穣の力で王都の民を救ってほしい!今この星の神々は宇宙外生命体の対処で追われているのだ!」
フルールにとって聞きなれない言葉だった。
宇宙外生命体?王都?そんな事を考えていたが、何よりこの状況で母親がこの国から一時的でも離れてしまうとこの国の民は貧困に陥る可能性がある。
フルール「お母様!この国の民は大丈夫なのでしょうか?」
フルーリル「すぐに変化は起こりません、数か月はおそらく、私の恩恵が残ると思います、ですが、もし長丁場になれば・・・」
フルーリルは王都から来た中級神に聞く。
フルーリル「その宇宙外生命体との交戦状況は現在どのようになって居られるのでしょうか?」
王都中級神「私達中級神でも正直厳しい相手だ、最高神様は今他星の神々に応援要請を出してはいるが・・・」
フルーリル「無償、もしくは相手に満足いくほどの報酬を容易できないと・・・」
王都中級神「そうだ、だがこの問題はこのエリアを統括する上級神様の耳にも入っておられるはず、もし運が良ければあの【帝国】が動いてくださるかもしれん」
フルーリル「帝国?そこはどこの星の国なのでしょうか?」
王都中級神「帝国は人々の国ではない、神々の国だ、しかも強い特色でな【女神大国 エウレカ帝国】王都に入れるのも女神のみ、そしてその帝国で出世するのも女神のみ、とことん女神を優遇した国だ、だが国家勢力と規模は世界一だ、確かこのエリアの上級神も帝国在籍だったはずだからな・・・」
フルールは母親と中級神の話を聞いて驚いた。
フルール(女神大国 エウレカ帝国・・・そんな神々の国があるなんて・・・しかもこの人が中級神・・・凄いオーラ量・・・今まで見て来たどの生命体よりも力強い・・・いやそれよりも!)
フルール「その、無礼を承知でお聞きしたいのですが、王都中級神様はそのエウレカ帝国に所属していないのですか?」
王都中級神「所属は不可能だ、我は男、しかも中級神だ、エウレカ帝国に所属する条件は【上級神以上の女神】正規所属を手に入れるだけでもそのような条件だ、上には上が居る、我などこの星だからこうやって大きな地位を持ってはいるが、世界規模になると我はなんとも微力なものか・・・」
フルール(凄い!凄い!この王都中級神様ですらも微力、そしてこの星含め多くの星を統括している上級神様ですらエウレカ帝国に所属するのが精一杯!世界はこんなにも広いのか・・・)
フルールは感銘を受けていた、世界の広さに、そして中級神の明確な力と、上級神という神の規模の大きさに、そしてエウレカ帝国、フルールの心は緊急事態だというのに高揚していた。
フルーリル「わかりました、娘のお話にお付き合いいただきありがとうございます」
王都中級神「なに、偉そうにするだけが上ではない、協力し、手助けしあえるのが神々だ、人々と同じことをしていてはダメなのだ」
フルーリル「そうですね、わかりました、王都中級神様の使命を受けます、明日には出発し、王都に向かいます、どうか中級神様もお気をつけてください」
王都中級神「ご協力感謝します、では私はこれで」
そういうと王都中級神はフルーリル達の国から立ち去った。
この話は神々の間の話のため民は知る余地もなかったが、間違いなくこの星では宇宙外生命体が居るため、星の危機に陥っているのは確かだった。
フルーリル「フルール、私が留守の間、お願いしますね」
フルール「お母様もお気をつけて、民は私の力でどうにか守ります!」
フルールはフルーリルの意思を継いだ。
そんな地で祀られている神が居た。
豊穣神 フルーリル
位は下級神、弱い神だが、民からの信仰によって何とか神として存在出来ている女神だった。
そのフルーリルには一人娘が居た、名はフルール。
容姿は白髪で横髪を二つ結びしている赤目の女の子だ。
フルールは田舎育ちだが、出世意欲があり、目指すは上級神のような地位の高い神になり、この国の貧困を根本的に解決したいと考えていた。
フルール「女神がこの神界で出世するのは難しい、実力はやはり男の神の方がある、女神はオーラ使用や能力の使用に長けて上位に行く神が居るのは知ってるのだけど」
フルーリル「フルール、また書物を呼んでいるのですね」
フルール「お母様、私、もっと強くなって出世したいです、どうやれば強くなれますか?」
フルーリル「困った質問ですね、私も下級神、私の可愛い民達の信仰心のおかげでなんとか私自身の能力を扱えている状態ですから、それに中級神になる事すらそれなりの才能が居るので、私には到底無理でしたし、方法と言われると皆目見当もつきません。ごめんなさい」
フルール「あ、謝らないでください!お母様!ですが私もいつかは強くなって、地位の高い神になって、この国の人達を救ってあげたい、皆凄く良い人なのに・・・」
フルーリル「そうですねその気持ちを持ってくれていればいずれ私が居なくなることがあってもこの国の愛すべき民を任せる事が出来ます。」
フルール「お母様・・・」
フルールは下級神、自身のどんな才能を持っているのかも今だに分かっていない18歳の少女である。
親が豊穣の神という事で自分自身も豊穣の神として生きていくのだとそう考え、疑わなかった。
・・・・・・
フルール「この世界はどれだけ広いんだろう・・・」
フルールは夜の山山頂に居た。
フルールが歩く先々の木々等の自然は道を譲り、フルールの歩みを妨げないように静かに動く。
フルールは座って星空を眺める。
フルール「これだけの星があるのならきっと色んな神が存在して、私が想像も出来ないような強くて美しい神も沢山いるんだろうな・・・それにひきかけ私は全然・・・」
フルールは自分のどうにか出世したいという気持ちと、どうしても出世する方法がわからないという気持ちで心を苦しめていた。
人間界でもあるが、地方に住む人は大きな企業に入り、どんどん地位を上げたいと理想を持っても、
それを満たすための環境が中々存在せず、地方の特に環境が整っていない地域で条件を得るのは至難の業である。特に思って居ても一人の力では間違いなく不可能。ある程度の学力や実力はあってもその努力が実を結ぶのはごくわずかの可能性なのである。
フルールも同じで、出世して、もっと地位を上げたくても環境がないのだ、
環境が無いからそれ以上の存在になれない上に、その上というものを想像もつかないのだ。
故にフルールは夢は持っていても今後、自分が今よりも上に行くのは不可能と、夢を持つのと同時に諦めも混ざっていた。故にフルールの心の中には虚しさがあった。
フルール「せめて、自分の事がわかれば自分でその才能を磨くことも出来るのに・・・まあ、私はお母様の子、豊穣の神なのは間違いないのだから、これからもお母様と共に民に恵を届けるのが私の神生なんだよね」
フルールはそう自分に言い聞かせ、なんとか納得させる。
そして星々が見える山の山頂で一通り心を落ち着かせたフルールは自身を祀る場所に戻る。
フルール「あ、流れ星」
暗い森を照らす星々の光に素早く動く光をフルールの眼に止まる。
フルール「いいなぁ、あの流れ星はきっと色んな世界を駆け巡ってるんだろうなぁ、私も行ってみたいよ」
フルールは流れ星に対し、自身の夢を漏らしてしまう。
・・・・・・
翌日
フルールはいつも通り、参拝に来る民に恵を与える母の姿を背後から眺める。
フルール(私はお母様の今行っている事ですら出来ない、まずは目先の事くらい出来ないとただ上に上がろうなんて無理な話だよね!)
そんないつも通りの日常を過ごしていた。
だがそんな平穏な日常は終わりを迎えた。
それは王都と呼ばれるフルール達の星では一番大きな国家からの応援要請だった。
王都中級神「フルーリル、お主の豊穣の力で王都の民を救ってほしい!今この星の神々は宇宙外生命体の対処で追われているのだ!」
フルールにとって聞きなれない言葉だった。
宇宙外生命体?王都?そんな事を考えていたが、何よりこの状況で母親がこの国から一時的でも離れてしまうとこの国の民は貧困に陥る可能性がある。
フルール「お母様!この国の民は大丈夫なのでしょうか?」
フルーリル「すぐに変化は起こりません、数か月はおそらく、私の恩恵が残ると思います、ですが、もし長丁場になれば・・・」
フルーリルは王都から来た中級神に聞く。
フルーリル「その宇宙外生命体との交戦状況は現在どのようになって居られるのでしょうか?」
王都中級神「私達中級神でも正直厳しい相手だ、最高神様は今他星の神々に応援要請を出してはいるが・・・」
フルーリル「無償、もしくは相手に満足いくほどの報酬を容易できないと・・・」
王都中級神「そうだ、だがこの問題はこのエリアを統括する上級神様の耳にも入っておられるはず、もし運が良ければあの【帝国】が動いてくださるかもしれん」
フルーリル「帝国?そこはどこの星の国なのでしょうか?」
王都中級神「帝国は人々の国ではない、神々の国だ、しかも強い特色でな【女神大国 エウレカ帝国】王都に入れるのも女神のみ、そしてその帝国で出世するのも女神のみ、とことん女神を優遇した国だ、だが国家勢力と規模は世界一だ、確かこのエリアの上級神も帝国在籍だったはずだからな・・・」
フルールは母親と中級神の話を聞いて驚いた。
フルール(女神大国 エウレカ帝国・・・そんな神々の国があるなんて・・・しかもこの人が中級神・・・凄いオーラ量・・・今まで見て来たどの生命体よりも力強い・・・いやそれよりも!)
フルール「その、無礼を承知でお聞きしたいのですが、王都中級神様はそのエウレカ帝国に所属していないのですか?」
王都中級神「所属は不可能だ、我は男、しかも中級神だ、エウレカ帝国に所属する条件は【上級神以上の女神】正規所属を手に入れるだけでもそのような条件だ、上には上が居る、我などこの星だからこうやって大きな地位を持ってはいるが、世界規模になると我はなんとも微力なものか・・・」
フルール(凄い!凄い!この王都中級神様ですらも微力、そしてこの星含め多くの星を統括している上級神様ですらエウレカ帝国に所属するのが精一杯!世界はこんなにも広いのか・・・)
フルールは感銘を受けていた、世界の広さに、そして中級神の明確な力と、上級神という神の規模の大きさに、そしてエウレカ帝国、フルールの心は緊急事態だというのに高揚していた。
フルーリル「わかりました、娘のお話にお付き合いいただきありがとうございます」
王都中級神「なに、偉そうにするだけが上ではない、協力し、手助けしあえるのが神々だ、人々と同じことをしていてはダメなのだ」
フルーリル「そうですね、わかりました、王都中級神様の使命を受けます、明日には出発し、王都に向かいます、どうか中級神様もお気をつけてください」
王都中級神「ご協力感謝します、では私はこれで」
そういうと王都中級神はフルーリル達の国から立ち去った。
この話は神々の間の話のため民は知る余地もなかったが、間違いなくこの星では宇宙外生命体が居るため、星の危機に陥っているのは確かだった。
フルーリル「フルール、私が留守の間、お願いしますね」
フルール「お母様もお気をつけて、民は私の力でどうにか守ります!」
フルールはフルーリルの意思を継いだ。
No.66 奏星の誘惑(R18)
天野江 奏星
エウレカ帝国 専攻部隊 副総長 専属神 四季雪花直属部隊【原祖聖戦女神(オリジンセントヴァルキリー)】副総長 司令塔 雪花の参謀を務める元地球人の神である。
奏星は何といっても性に対して積極的な思考を持っており、男女問わずに性的興味を持つ事が出来、
性癖も【見るのも好きだし、見られるのも好き】【頭で考えるより下半身で考える方が行動が早いかも】【エロは世界を救う】【旦那様のためならどこまでもさらけ出せるむしろ見て欲しい!!】【性への探求は即ち乙女の探求なり】等色々な迷言を作り出している程である。
だが頭や観察力は凄く良く、戦場や戦術に置いて、神々よりも優秀な先読みを行うことが出来る等
雪花の参謀に相応しい功績と実力も持っている。
(ただし、その観察力も性の探求のために身につけたもので、相手の感じる所や弱い所を顔や発汗や反応で見抜き攻めたいという不純すぎる所から身に着いたのはあまり知らない)
奏星は女性とも営みをすることがあると噂されているが、同じ部隊の神とは絶対に関係を持つなと雪花から釘を刺されているため、そこは自重しているらしい。
そんな奏星だが、パトから見た評価はどうかというと・・・
ぶっちゃけ苦手である。
・・・・・・
そもそも奏星の初めてを奪ったのはパトなのだが、その経緯はまさかの夜這いだった。
つまりパトが就寝中に奏星がパトに夜這いをしたことで、関係を持つことになったのだ。
だがパトは積極的過ぎる子はどこか苦手で肉体関係を持った経緯も経緯なのでかなり警戒していた。
奏星「旦那様、今日は」
パト「奏星、元気そうだね、そうだ!部隊の方は」
奏星「いえ!まずは旦那様の旦那様にご挨拶を!」
パト「いきなり?!しかも玉座でやめて!」
奏星「いいえ!まずはその欲求を私で満たしてから話しましょう!そうしましょう!!」
パト「ソルテ?!ヘルプ?!」
ソルテ「従属との関わりは大事ですので」プイ
ソルテはわかっていた、下手に関わると自分自身が対象になってしまうと。
ソルテ(私は同性愛には興味ないんです!だから夜這いとか絶対に嫌!なので目を瞑りますのでどうか奏星で性を発散してください!)
パト「わかった!せめて自室だ!ここでは辞めて!」
奏星「いいでしょう、長い間楽しみましょうね♪」
パトは奏星を連れて自室に向かった。
・・・・・・
メルリア「凄い積極的ですよね、奏星さん・・・」
ソルテ「ええ、帝国に来る前からあんな感じだったのかしら、知らないんですよ」
メルリア「なんか旦那様、あんまり歓迎してなかったように見えましたね」
ソルテ「でもまあ、間違いなくあの子は雪花ちゃんの直属部隊に入ってなかったら私の部隊の侍女をやっていたでしょうね、そして間違いなく【性処理専属】とか自分で役割を決めてたかも・・・」
メルリア「強い方なんですね・・・色々と」
ソルテ「見た目はパトさんの好みですし、冷静な時は本当に優しくて気が使える子だからパトさんも根っから嫌がってるわけじゃないとは思うのだけど・・・」
メルリア「ですが身体の関係を許す程なので旦那様もそこまで・・・」
ソルテ「メルリア様はもう経験したのですか?」ジロ
メルリア「私はまだ・・・旦那様は優しいので私のご都合に合わせてくださるんですよ」
ソルテ「実際凄く大事そうにしてますからね、私から見ても間違いなくパトさんの見た目も性格も好みのはずですよ♪」
メルリア「ソルテへの愛情には負けます、本当に旦那様はソルテを心の底から信頼してますし、傍に居て居心地よさそうに見えます」
ソルテ「それは嬉しいわね、なら私もずっと傍に居ないとね」
そんな二人を認め合う話をしている間、パトと奏星は・・・
・・・・・・
奏星「ごめんなさい!また私!!」
奏星の性欲が治まって冷静になった、パトが4回果てて、奏星が6回程絶頂を迎えた頃に・・・
パト「あの~~、元気なのはいいのだけど・・・時と場合はどうにかならない?」
奏星「うう、すみません。」
パト「別に俺は奏星の事嫌いじゃないけど、こうも積極的過ぎると疲れるというか・・・」
奏星「性欲には勝てないのです、覚醒してからは特に・・・それにこの疼きが来るとどうしても我慢が効かなくて・・・」
パト「雪花から少しは聞いてるけど、女性同士共関係を持ってるんだったけ?」
奏星「嫌なら辞めます!男性はパトさんとしか関係を持っていません!それだけは!」
パト「いや、そこは別に疑ってもないけど、というかあったら奏星神様だから死んじゃうし・・・いや女性同士も同意ならいいんだけど・・・無理矢理は辞めてね?まさか女神しか居ない国で性犯罪とか考えたくないでしょ?」
奏星「えっと・・・それは嫉妬してたりは・・・」
パト「しません!」
奏星「冷たい・・・これが賢者タイム・・・」
パト「うぐ」
パトは女性を悲しませる事だけは出来ないのだ。何故ならヘタレだから、悲しませてでも強気の態度に出れないのだ。
よく居る【断れないお人よし系】【注意はするけどフォローもしちゃう系】【なんだかんだ言って受け入れちゃう系】【厳しく出来ずに優しくしちゃう系】の優柔不断系複数の女性と関係を持ってしまうダメ系男子の典型である。
パト「いやでも・・・奏星が俺をこうやって愛してくれるのは嬉しいし・・・見た目も好みだし、俺のために良くしてくれようって頑張ってくれてるのはその・・・理解してるからさ・・・」
パトは毎度、この流れで奏星に強く注意出来ないのだ。
奏星は苦手だ、だがそれ以外は本当にパトの中では完璧なまでにドストライクの好みなのだ。
パトを理解しようと自ら近ずいてくれる、営みを嫌な顔所か積極的に行ってくれる、多少アブノーマルでも笑顔で了承してくれる、なんでも受け入れてくれる包容力がある奏星の誘惑にはなんだかんだ言ってパトは勝てないのだ。
パト(専属神達との関係を大事にしてたんだけど・・・といっても数人は手を出してしまってる時点が信憑性もないか・・・俺・・・最低男だ・・・)
パトは項垂れた、女性達は全員一途に自身の事を想ってくれている中、パト自身は専属神とも関係を持ち、それどころか専属神以外ともこうやって関係を持ってしまっているというとんでもない罪悪感がパトの自己肯定力をどん底まで下げる。
そんな中、奏星が裸のままパトを前から抱きしめ、
奏星「パトさん、私は一番にならなくていいんです、こうやって私が愛してほしくなったら愛してくれる、それだけでも私は幸せなんです、だからそんなに自分を責めないで、私が今こうやって自由に生きられるのは色々助けてくれた人達やパトさんのおかげなんですから」
パト(うう、胸柔らかい・・・)
何度も言うが、パトは奏星が苦手だ・・・だが・・・嫌いになれないのだ。
むしろ、否定はしててもこうやって求めてしまう、本来は認められない関係だが、この帝国においては
男女比率がパト以外全員女性の時点で9割以上がこのような関係になるのは必然のため、ダメも咎めはしないし、むしろそのような関係にまで進める事に憧れを抱く者も居るのだ。
そしてお互い服を着て、パトも結局奏星に優しく接してしまい、奏星を甘やかせてしまうことで、関係は続いてしまった。
・・・・・・
そして数時間後、パトと奏星は玉座に戻って来た。
ソルテ「お疲れ様です・・・なんか・・・疲れ果ててますね・・・」
パト「そう見える?まあ経過した時間が物語ってるか・・・後は罪悪感くらいかな~」
パトが少し疲れた表情をしてる横で奏星は肌が潤い、満たされた表情をしていた。
ソルテ「奏星さんは・・・随分満たされた顔してますね・・・」
奏星「ええ、沢山可愛がってくれましたので///」っポ
メルリア「はえ~~///」
パト「奏星、満足するまでここに居たらいいよ、俺はちょっと悪いけど仮眠させてもらうよ・・・」
パトはそう言うとそのまま玉座の上で眠ってしまった。
メルリアはパトが眠ってしまったのを確認して玉座からそっとパトを降ろし、玉座の後ろに能力で作った自作のベッドで寝かせ、その間メルリアはパトの髪を撫でながら少しでも疲れを癒せるようにと膝枕をしながら過ごす。
ソルテ「どれだけ激しいことしたの・・・」
奏星「それはもう・・・色々と///」
ソルテ「奏星さん、別に肉体関係は構わないけど、もう少し時と場合を」
奏星「時と場合を伺っていたら私との時間なんて無くなりますよ、自由時間は専属神の皆さんや自分自身の時間に使いたいでしょうしね」
ソルテ「そうだけど・・・はぁ、貴女は雪花ちゃんや琴歌ちゃんとは別の意味で強いわね、元人間組は本当侮れないわ」
奏星「それは誉め言葉として受け取っておきます、でもそれはパトさんも同じ地球の日本人の価値観を持ってるからこそ、わかるのかもしれません、男性を語る程男性と話した事はありませんし、パトさん意外と関係を持ったことないのですが、男性も女性も素直じゃないんです、本当はやりたくても、見栄や建前で断ったり、嫌なふりをするんです、ですが根は私のように行動を起こしたいはずなんです。」
奏星は前で手遊びをしながら話す。
奏星「だから私はパトさんが嫌がってても無理矢理行きます、正直最初は嫌々かもですけど、途中からはパトさんも私に夢中になってくれます♪、さっきも本当にやる気がなかったら1度出したら終わるはずですけど、4回くらいやっちゃいましたからね」
ソルテ「そんなにやったの・・・それは疲れるわ・・・」
奏星「だから本音は嫌じゃないんです、最後はしっかり甘えてくれます、だから私は元人間で、パトさんも人間の感性を持っている者同士として、私からこうやって歩み寄っていくのが大事だと思うんです♪」
ソルテ(この子・・・結構考えてるのね、まああの専攻部隊を実質まとめ上げてる子だから馬鹿ではないのは知ってるけども)
奏星はパトの傍に行き、メルリアの前で平気でパトとキスをする。
奏星「私はこの人のために尽くします、こうやって生きていられる、生きる事に希望を持てるのはパトさんや雪花ちゃんや月花ちゃん達のおかげなのだから。」
メルリア「はえ~~///」
ソルテ「綺麗な話にしてるけど、貴女、他の女性とも関係を持ってるらしいじゃない」
奏星はソルテの言葉を聞き、笑う。
奏星「それ、嘘です♪、私自ら流した嘘♪、もちろん興味が無いわけではないですけど、私の身体はパトさんにだけ捧げてます、だから例え女性でもこの身体を弄ぶのは許しません」
ソルテ「え!そうなの?!ならなんでそんな嘘を・・・」
奏星「その方がパトさんが燃えるかもしれないでしょ?他の子よりも自分の方がって、存在しないライバルを出してるだけで、パトさんは私の事を絶対に見放せないし、虜に出来るんです。男性の独占欲を刺激してあげるのも魅力ある女性の嗜みですよ♪」
奏星はナイショと言わんばかりに人差し指を口元に当てて、ウインクをしてみせる。
ソルテ「流石ね、私には真似できないわ、きっと貴女はずっと主様に愛されるわ、苦手意識はずっとあるかもだけど」
奏星「苦手意識はパトさんの嫉妬心や特別な意識をしてもらうスパイスですよ、だからこれでいいんです、ただの安らぎを求められたら私は専属神の皆さんに勝てませんから」
奏星はそう言うとメルリアと談義をしながらパトの仮眠姿を堪能する。
これが1番ではなく、愛人に徹した女性の強さだとソルテやメルリアは知った。
・・・・・・
奏星「では失礼しますね」
奏星はそう言うと玉座を去って行った。
そして自身の部屋に戻った。
奏星「今日はちょっと喋りすぎちゃった・・・でも従属神の中でここまで関係を持ててるのは私だけ、この先もっとライバルが増えるし、侍女部隊の人がパトさんに対してもっと積極的になったら私の居場所がなくなってしまうかもだから、もっとパトさんには私の事を特別に思って貰わないと・・・」
奏星はそう言いながら自身のお腹を撫でる。
奏星は自身がいつか、一人の女性として、こんなことをしなくても振り向いて特別に思ってくれる、
そんな事を夢見て、安らかに眠る。
奏星(もう一人の正直者の私・・・また背中を押してね・・・)
・・・・・・
パトは仮眠と言いながら実は話を聞いていた。
そしてパト自身深く反省した、奏星はいい子なのは知っていたが、その分気を使わせていた事や、
自分の居場所が欲しいが故にわざわざ【正直な自分】を出してまで強行で性行為まで毎度行う事、
そんな努力を知って、パトは奏星への考え方が変わり、そして専属神同様、区別なく愛してあげたいと
考えていた。
パト「苦手だけど・・・もっと一人の女性として愛してあげたいな・・・」
メルリア「大丈夫ですよアナタ、きっと二人の心が成長すればいつか分かり合えます、私はそう確信してます。」
パト「そうだね・・・ヘタレで優柔不断で駄目男だけど・・・なら駄目男なりの誠意を見せないとな」
メルリア「そうですね、アナタ」
パトはメルリアを自室で食事をしながらゆっくりと話す。
エイリ「ただいま戻りました!」
パト「おかえり~~」
エイリ「はい!ああ、もうご食事をなさっていたんですね!すぐに着席します!」
パトは色んな考えや愛情に触れ、少しづつ成長していく。王として。
エウレカ帝国 専攻部隊 副総長 専属神 四季雪花直属部隊【原祖聖戦女神(オリジンセントヴァルキリー)】副総長 司令塔 雪花の参謀を務める元地球人の神である。
奏星は何といっても性に対して積極的な思考を持っており、男女問わずに性的興味を持つ事が出来、
性癖も【見るのも好きだし、見られるのも好き】【頭で考えるより下半身で考える方が行動が早いかも】【エロは世界を救う】【旦那様のためならどこまでもさらけ出せるむしろ見て欲しい!!】【性への探求は即ち乙女の探求なり】等色々な迷言を作り出している程である。
だが頭や観察力は凄く良く、戦場や戦術に置いて、神々よりも優秀な先読みを行うことが出来る等
雪花の参謀に相応しい功績と実力も持っている。
(ただし、その観察力も性の探求のために身につけたもので、相手の感じる所や弱い所を顔や発汗や反応で見抜き攻めたいという不純すぎる所から身に着いたのはあまり知らない)
奏星は女性とも営みをすることがあると噂されているが、同じ部隊の神とは絶対に関係を持つなと雪花から釘を刺されているため、そこは自重しているらしい。
そんな奏星だが、パトから見た評価はどうかというと・・・
ぶっちゃけ苦手である。
・・・・・・
そもそも奏星の初めてを奪ったのはパトなのだが、その経緯はまさかの夜這いだった。
つまりパトが就寝中に奏星がパトに夜這いをしたことで、関係を持つことになったのだ。
だがパトは積極的過ぎる子はどこか苦手で肉体関係を持った経緯も経緯なのでかなり警戒していた。
奏星「旦那様、今日は」
パト「奏星、元気そうだね、そうだ!部隊の方は」
奏星「いえ!まずは旦那様の旦那様にご挨拶を!」
パト「いきなり?!しかも玉座でやめて!」
奏星「いいえ!まずはその欲求を私で満たしてから話しましょう!そうしましょう!!」
パト「ソルテ?!ヘルプ?!」
ソルテ「従属との関わりは大事ですので」プイ
ソルテはわかっていた、下手に関わると自分自身が対象になってしまうと。
ソルテ(私は同性愛には興味ないんです!だから夜這いとか絶対に嫌!なので目を瞑りますのでどうか奏星で性を発散してください!)
パト「わかった!せめて自室だ!ここでは辞めて!」
奏星「いいでしょう、長い間楽しみましょうね♪」
パトは奏星を連れて自室に向かった。
・・・・・・
メルリア「凄い積極的ですよね、奏星さん・・・」
ソルテ「ええ、帝国に来る前からあんな感じだったのかしら、知らないんですよ」
メルリア「なんか旦那様、あんまり歓迎してなかったように見えましたね」
ソルテ「でもまあ、間違いなくあの子は雪花ちゃんの直属部隊に入ってなかったら私の部隊の侍女をやっていたでしょうね、そして間違いなく【性処理専属】とか自分で役割を決めてたかも・・・」
メルリア「強い方なんですね・・・色々と」
ソルテ「見た目はパトさんの好みですし、冷静な時は本当に優しくて気が使える子だからパトさんも根っから嫌がってるわけじゃないとは思うのだけど・・・」
メルリア「ですが身体の関係を許す程なので旦那様もそこまで・・・」
ソルテ「メルリア様はもう経験したのですか?」ジロ
メルリア「私はまだ・・・旦那様は優しいので私のご都合に合わせてくださるんですよ」
ソルテ「実際凄く大事そうにしてますからね、私から見ても間違いなくパトさんの見た目も性格も好みのはずですよ♪」
メルリア「ソルテへの愛情には負けます、本当に旦那様はソルテを心の底から信頼してますし、傍に居て居心地よさそうに見えます」
ソルテ「それは嬉しいわね、なら私もずっと傍に居ないとね」
そんな二人を認め合う話をしている間、パトと奏星は・・・
・・・・・・
奏星「ごめんなさい!また私!!」
奏星の性欲が治まって冷静になった、パトが4回果てて、奏星が6回程絶頂を迎えた頃に・・・
パト「あの~~、元気なのはいいのだけど・・・時と場合はどうにかならない?」
奏星「うう、すみません。」
パト「別に俺は奏星の事嫌いじゃないけど、こうも積極的過ぎると疲れるというか・・・」
奏星「性欲には勝てないのです、覚醒してからは特に・・・それにこの疼きが来るとどうしても我慢が効かなくて・・・」
パト「雪花から少しは聞いてるけど、女性同士共関係を持ってるんだったけ?」
奏星「嫌なら辞めます!男性はパトさんとしか関係を持っていません!それだけは!」
パト「いや、そこは別に疑ってもないけど、というかあったら奏星神様だから死んじゃうし・・・いや女性同士も同意ならいいんだけど・・・無理矢理は辞めてね?まさか女神しか居ない国で性犯罪とか考えたくないでしょ?」
奏星「えっと・・・それは嫉妬してたりは・・・」
パト「しません!」
奏星「冷たい・・・これが賢者タイム・・・」
パト「うぐ」
パトは女性を悲しませる事だけは出来ないのだ。何故ならヘタレだから、悲しませてでも強気の態度に出れないのだ。
よく居る【断れないお人よし系】【注意はするけどフォローもしちゃう系】【なんだかんだ言って受け入れちゃう系】【厳しく出来ずに優しくしちゃう系】の優柔不断系複数の女性と関係を持ってしまうダメ系男子の典型である。
パト「いやでも・・・奏星が俺をこうやって愛してくれるのは嬉しいし・・・見た目も好みだし、俺のために良くしてくれようって頑張ってくれてるのはその・・・理解してるからさ・・・」
パトは毎度、この流れで奏星に強く注意出来ないのだ。
奏星は苦手だ、だがそれ以外は本当にパトの中では完璧なまでにドストライクの好みなのだ。
パトを理解しようと自ら近ずいてくれる、営みを嫌な顔所か積極的に行ってくれる、多少アブノーマルでも笑顔で了承してくれる、なんでも受け入れてくれる包容力がある奏星の誘惑にはなんだかんだ言ってパトは勝てないのだ。
パト(専属神達との関係を大事にしてたんだけど・・・といっても数人は手を出してしまってる時点が信憑性もないか・・・俺・・・最低男だ・・・)
パトは項垂れた、女性達は全員一途に自身の事を想ってくれている中、パト自身は専属神とも関係を持ち、それどころか専属神以外ともこうやって関係を持ってしまっているというとんでもない罪悪感がパトの自己肯定力をどん底まで下げる。
そんな中、奏星が裸のままパトを前から抱きしめ、
奏星「パトさん、私は一番にならなくていいんです、こうやって私が愛してほしくなったら愛してくれる、それだけでも私は幸せなんです、だからそんなに自分を責めないで、私が今こうやって自由に生きられるのは色々助けてくれた人達やパトさんのおかげなんですから」
パト(うう、胸柔らかい・・・)
何度も言うが、パトは奏星が苦手だ・・・だが・・・嫌いになれないのだ。
むしろ、否定はしててもこうやって求めてしまう、本来は認められない関係だが、この帝国においては
男女比率がパト以外全員女性の時点で9割以上がこのような関係になるのは必然のため、ダメも咎めはしないし、むしろそのような関係にまで進める事に憧れを抱く者も居るのだ。
そしてお互い服を着て、パトも結局奏星に優しく接してしまい、奏星を甘やかせてしまうことで、関係は続いてしまった。
・・・・・・
そして数時間後、パトと奏星は玉座に戻って来た。
ソルテ「お疲れ様です・・・なんか・・・疲れ果ててますね・・・」
パト「そう見える?まあ経過した時間が物語ってるか・・・後は罪悪感くらいかな~」
パトが少し疲れた表情をしてる横で奏星は肌が潤い、満たされた表情をしていた。
ソルテ「奏星さんは・・・随分満たされた顔してますね・・・」
奏星「ええ、沢山可愛がってくれましたので///」っポ
メルリア「はえ~~///」
パト「奏星、満足するまでここに居たらいいよ、俺はちょっと悪いけど仮眠させてもらうよ・・・」
パトはそう言うとそのまま玉座の上で眠ってしまった。
メルリアはパトが眠ってしまったのを確認して玉座からそっとパトを降ろし、玉座の後ろに能力で作った自作のベッドで寝かせ、その間メルリアはパトの髪を撫でながら少しでも疲れを癒せるようにと膝枕をしながら過ごす。
ソルテ「どれだけ激しいことしたの・・・」
奏星「それはもう・・・色々と///」
ソルテ「奏星さん、別に肉体関係は構わないけど、もう少し時と場合を」
奏星「時と場合を伺っていたら私との時間なんて無くなりますよ、自由時間は専属神の皆さんや自分自身の時間に使いたいでしょうしね」
ソルテ「そうだけど・・・はぁ、貴女は雪花ちゃんや琴歌ちゃんとは別の意味で強いわね、元人間組は本当侮れないわ」
奏星「それは誉め言葉として受け取っておきます、でもそれはパトさんも同じ地球の日本人の価値観を持ってるからこそ、わかるのかもしれません、男性を語る程男性と話した事はありませんし、パトさん意外と関係を持ったことないのですが、男性も女性も素直じゃないんです、本当はやりたくても、見栄や建前で断ったり、嫌なふりをするんです、ですが根は私のように行動を起こしたいはずなんです。」
奏星は前で手遊びをしながら話す。
奏星「だから私はパトさんが嫌がってても無理矢理行きます、正直最初は嫌々かもですけど、途中からはパトさんも私に夢中になってくれます♪、さっきも本当にやる気がなかったら1度出したら終わるはずですけど、4回くらいやっちゃいましたからね」
ソルテ「そんなにやったの・・・それは疲れるわ・・・」
奏星「だから本音は嫌じゃないんです、最後はしっかり甘えてくれます、だから私は元人間で、パトさんも人間の感性を持っている者同士として、私からこうやって歩み寄っていくのが大事だと思うんです♪」
ソルテ(この子・・・結構考えてるのね、まああの専攻部隊を実質まとめ上げてる子だから馬鹿ではないのは知ってるけども)
奏星はパトの傍に行き、メルリアの前で平気でパトとキスをする。
奏星「私はこの人のために尽くします、こうやって生きていられる、生きる事に希望を持てるのはパトさんや雪花ちゃんや月花ちゃん達のおかげなのだから。」
メルリア「はえ~~///」
ソルテ「綺麗な話にしてるけど、貴女、他の女性とも関係を持ってるらしいじゃない」
奏星はソルテの言葉を聞き、笑う。
奏星「それ、嘘です♪、私自ら流した嘘♪、もちろん興味が無いわけではないですけど、私の身体はパトさんにだけ捧げてます、だから例え女性でもこの身体を弄ぶのは許しません」
ソルテ「え!そうなの?!ならなんでそんな嘘を・・・」
奏星「その方がパトさんが燃えるかもしれないでしょ?他の子よりも自分の方がって、存在しないライバルを出してるだけで、パトさんは私の事を絶対に見放せないし、虜に出来るんです。男性の独占欲を刺激してあげるのも魅力ある女性の嗜みですよ♪」
奏星はナイショと言わんばかりに人差し指を口元に当てて、ウインクをしてみせる。
ソルテ「流石ね、私には真似できないわ、きっと貴女はずっと主様に愛されるわ、苦手意識はずっとあるかもだけど」
奏星「苦手意識はパトさんの嫉妬心や特別な意識をしてもらうスパイスですよ、だからこれでいいんです、ただの安らぎを求められたら私は専属神の皆さんに勝てませんから」
奏星はそう言うとメルリアと談義をしながらパトの仮眠姿を堪能する。
これが1番ではなく、愛人に徹した女性の強さだとソルテやメルリアは知った。
・・・・・・
奏星「では失礼しますね」
奏星はそう言うと玉座を去って行った。
そして自身の部屋に戻った。
奏星「今日はちょっと喋りすぎちゃった・・・でも従属神の中でここまで関係を持ててるのは私だけ、この先もっとライバルが増えるし、侍女部隊の人がパトさんに対してもっと積極的になったら私の居場所がなくなってしまうかもだから、もっとパトさんには私の事を特別に思って貰わないと・・・」
奏星はそう言いながら自身のお腹を撫でる。
奏星は自身がいつか、一人の女性として、こんなことをしなくても振り向いて特別に思ってくれる、
そんな事を夢見て、安らかに眠る。
奏星(もう一人の正直者の私・・・また背中を押してね・・・)
・・・・・・
パトは仮眠と言いながら実は話を聞いていた。
そしてパト自身深く反省した、奏星はいい子なのは知っていたが、その分気を使わせていた事や、
自分の居場所が欲しいが故にわざわざ【正直な自分】を出してまで強行で性行為まで毎度行う事、
そんな努力を知って、パトは奏星への考え方が変わり、そして専属神同様、区別なく愛してあげたいと
考えていた。
パト「苦手だけど・・・もっと一人の女性として愛してあげたいな・・・」
メルリア「大丈夫ですよアナタ、きっと二人の心が成長すればいつか分かり合えます、私はそう確信してます。」
パト「そうだね・・・ヘタレで優柔不断で駄目男だけど・・・なら駄目男なりの誠意を見せないとな」
メルリア「そうですね、アナタ」
パトはメルリアを自室で食事をしながらゆっくりと話す。
エイリ「ただいま戻りました!」
パト「おかえり~~」
エイリ「はい!ああ、もうご食事をなさっていたんですね!すぐに着席します!」
パトは色んな考えや愛情に触れ、少しづつ成長していく。王として。
2022年11月04日
No.65 ハクの仕事の悩み
ハクは自身の部隊を持ち、勉強を重ねていた。
それはハクの新たな部隊【帝国法治部隊】の任務である、法の裁きを下す側だからである。
ハク「うう、帝国の法律すっごく多い、これを全部把握するなんて無理だよ・・・」
ハクはお世辞にも頭のいい方ではなく、雪花よりかは多少頭が良い程度のため、
法律等単純に覚えるという行為があまり得意ではないのだ。
なのでハクは時間がある時にはメリアに頼み、琴歌の部隊から一人派遣で法関係の講師を呼んでいた。
ハク「講師をお願いして、勉強してわかったんだけど、ただ覚えて理解してるだけではダメなんだね、法を知って、それをあらゆる場面でも即座に判断し、判決を下さないといけない、その判断は私の技量に掛かってる、つまり知識もそうだけど、そこからの応用力、幅広い価値観と判断力が必要になってくるんだよね・・・難しい・・・」
ハクは新たな部隊になってから殆ど総長室から出ていなかった。
というより出ても仕方なかった。
フリム「ハク様、一度休まれてはどうでしょうか?」
ハク「うん、でも総長なのにいつまでも仕事に参加できないのは・・・困るから」
フリム「法治部隊は警備も仕事です、街の問題解決も仕事だったりします、なので一度気晴らしにでも」
ハク「え、それって気晴らしになるの?」困惑
フリム「まあ、実際街で問題なんて起きていませんからね、人の街ならまだしも、ここは神々の街、そして女神の国、女神にとことん優遇された国だからこそ不満や暴動なんて起きません、護衛部隊が居ますので、外部からの不審者や侵入者、スパイなんて入って来れませんし」
ハク「う~ん、ならちょっとだけならいいかな・・・」
ハクはそう言いながら総長室を出て、街をフリムと一緒に歩く。
ハク「この新しい服を着てるとなんか・・・落ち着かない・・・」
ハクは法治部隊専用の正装として、黒と白をモチーフとした勇ましい制服が支給されていた。
それは威厳を象徴し、帝国の法の元、罰を下す執行人としての風格を作るためだった。
フリム「慣れますよ、それに先ほども言いましたが治安は凄くいいので、目に見えてわかるような犯罪はそうそう起きませんよ」
フリムがそう言っていると、お店があった。
ハク「あれ?こんな所にお店なんてあったっけ?」
フリム「アクセサリーショップですね、ここのアクセサリーは身に着けるだけで絶大な恩恵と加護を身に纏う事が出来るので、出かけ先に身に着けておくとよろしいですよ!」
ハク「そうなんだね、ちなみにどんな物があるの?」
フリム「身に着けるだけでオーラ量が数十倍まで上がるものから、自動回復の恩恵が加わった物とか・・・ですかね」
ハク「凄いね、私も・・・買おうかな」
フリム「ハク様からお金を取るなんて滅相もございません!この店を経営している者に言えば恐らく無料で制作してくれます!」
ハク「ダメだよ、フリム、そんな特別は要らない、私は皆と一緒でいいんだよ」っめ!
ハクは「め!」と言いながらフリムの額に人差し指をツンとする。
フリムはその行為があまりにも可愛すぎ、鼻血を出してしまった。
ハク「フリム?!フリム~~?!」
ハクは近くに居た治療系の神に頼み、フリムを治した。
・・・・・・
フリム「ご迷惑をお掛けしました・・・」ショボン
ハク「もう、私達が面倒事を起こしちゃったらダメでしょ?」
ハクはそう言いながらも冷たい飲み物をフリムに渡す
ハク「そういえば皆直属部隊どうなってるのかな?」
フリム「お聞きにならないのですか?」
ハク「最近は全員が集まる事があまりなくてね・・・各部隊の新構成とかで皆手一杯だから・・・」
フリム「そうですね、特に新たな部隊の総長に任命されたハク様やカナ様、ソルテ様は大変かと思います」
ハク「うん、聞いた話だとカナちゃんも【帝国保全部隊】で色々な事を勉強してて、色んな所に出張に行ってるみたい、だからここ最近帝国に帰って来てないらしいね」
フリム「そうですか、環境保全や設備保全を任されているから現地知識を一番に知らないといけないと考えているのかもしれませんね」
ハク「うん、それに部隊もそうだけど、直属部隊の方もだね、皆がどうなのかわからないけど、直属部隊の方もなんとかしないと・・・でもどうしたらいいか」
フリム「どのような方がよろしいのでしょうか?」
ハク「う~ん、私はどうしても気が弱いから、しっかりと意見を持って色々主張してくれる人かな、どうせなら自分にない物を持ってる人がいいな・・・」
フリム「それは私も同感です、では今の部隊に配属になっている者からまずは探してみては如何でしょう?」
ハク「う~ん、それもいいけど、私の事をどう思ってくれてるか・・・実際頼りないし・・・」シュン
フリム「そんなことありません!きっとそういうハク様を理解してフォローしてくださる方が居ます!絶対に居ますよ!」
ハク「うん・・・とりあえず頑張ってみるね」
ハクは自分への評価が相変わらず低いため、特別従属神となる従属が見つかるか、不安だった。
・・・・・・
ハクはフリムをすぐに治療してもらい、町の散策を進める。
フリム「あ、私達の部隊の神ですよ!お話しますか?」
ハク「え・・あ・・・うう」後ずさり
フリムは忘れていたが、ハクはかなりのあがり症で中々のコミュ障である。
フリム「挨拶だけでもどうです?」
ハク「うん・・・そうだね、総長だしね、無視したらそれは凄く悲しいことだし・・・」
ハクはそう言うと自分に自信付けるように呼びかけ、自身の部隊に所属する神に話しかける。
ハク「ご・・・ご苦労様です・・・」
法治部隊員A「ハク様!お勤めご苦労様です!!本日は珍しいですね!」
ハク「えっと・・・その・・・気晴らしに・・・あう」
法治部隊員A(本当この人凄く可愛いんだよなぁ~)
ハクは自覚していないが、法治部隊の隊員から見たハクの印象は【可愛い】だった。
白銀帝王龍という究極龍でありながら常にオドオドしており、だが以前同じ専攻部隊からは
戦場では勇ましく戦うというギャップが法治部隊員の中では相当な良い評判になっていた。
法治部隊員B(この守ってあげたい系!!私が守ってあげたいって気持ちになるんですよね!!)
ハク「えっと!その!頑張ってね!まだまだ私は・・・だけど皆のために急いで総長として前に・・・立てるように・・・頑張るから・・・」プシュー
ハクは二人の部隊員の手を掴み、ギュッと握る。
法治部隊員A「はい!私達もハク様が前に立った時堂々と背中を支えれるように精進します!」
ハク「ありがとう・・・」ニコ
法治部隊員A・B「はわわ~~」
フリム(効果絶大ね、こうやってどんどんモチベーションを上げるだけでも凄く士気が高まるのだけど、ハク様は流石にそこまで考えないでしょうね~)
・・・・・・
ハクは街の散策が一通り終わり、ついでにと雪花の専攻部隊に立ち寄った。
ハク「お邪魔します・・・えっと・・・雪花様は・・・居るかな?」
専攻部隊員A「ハク様!フリム様!お久しぶりです!法治部隊の方は順調ですか!」
フリム「ええ、帝国の女神は本当に神の質が良いから私達も安心して切磋琢磨出来るわ」
専攻部隊員A「それは良かったです!雪花様は【原祖聖戦女神(オリジンセントヴァルキリー)】専用の部屋に居ると思いますのでご自由にお伺いください!ハク様とフリム様の所属していた元部隊ですので誰も咎めはしませんよ!」
ハク「ありがとう、それじゃあお邪魔するね」
ハクはそう言うと雪花達の部屋に向かった。
・・・・・・
ハクは雪花達の部屋に到着し、扉を開ける。
奏星「はい!次の問題です!!これはなーーんだ!!」
雪花「簡単ね!コンドーム!!」
奏星「雪花ちゃん正解!ご褒美に業務用コンドーム144個入りをプレゼント~~♪」
雪花「要らないわよ!女は黙って本番でしょ!!」
奏星「勇ましい!」
ルーリエ「雪花様博識~♪凄いよ~♪世界一の大天才だよ~♪」
トール「こんなのどうやって遊ぶのさ」ぷぅ~~(コンドームを膨らませて風船で遊んでいる)
奏星「あ~~無駄使いしないでください!わざわざ地球まで行って買ってきたんですよ!」
ハク「・・・なにこれ・・・」
ハクは困惑していた、自分が居ない間に専攻部隊の幹部がまさか業務中にコンドームで遊んでいる等まったく想定していなかったからだ。
雪花「ハク?!どうしたの珍しいわね?!」
ハク「雪花様・・・ハレンチだよ・・・」
雪花「ええ~~、あれよ!暇だからクイズで遊んでたの!ほら!戦士は暇な時こそ娯楽を徹底的に楽しむことも大事って」
ハク「でも遊び方が下品過ぎるよ!なんでこの部屋風船みたいに膨らんだコンドームだらけなの?!」
雪花「いや、それはさっきからトールが膨らませてて~~」
ハク「他人の責任にしないで!それは雪花様が注意すればいいでしょ!」
雪花「ごめんってば~~」
ルーリエ「雪花様~♪負けるな負けるな~♪さっき景品で当てたコンドームで反撃しちゃえ~~♪」
奏星「ええ?!この業務用見つけるの苦労したんですよ?!しかも流石に経費に出来ないから自腹で買ってきたのに」
雪花「避妊道具を専攻部隊の必要経費にされてたまるか!」
ハク「まだお話は終わってないよ!雪花様!」
ハクは雪花を無理矢理掴んで総長室に連れて行く
フリム「あ~、ハク様珍しい怒っていましたね~」
奏星「え~、次のアダルトグッズクイズまだまだあったのに~」
トール「何か知らないけどそれはまた次回にお預けだね、僕は雪花様が帰ってくるまで寝てるよ」
ルーリエ「うう、雪花様が居ないと寂しいよぉ、うずうずする・・・」
奏星「ならルーリエさんは私と一緒に部屋の片づけをしましょう!この部屋を綺麗にしたらきっと雪花ちゃんはルーリエさんを沢山褒めてくれると思いますよ!」
ルーリエ「それは凄くいいね!私凄く頑張るよ!」
フリム「私も手伝います、ハク様が居ないので」
3人は後片付けを始めた、そして雪花とハクが部屋に戻ってくるまでに30分程時間が掛かり、雪花の顔がゲッソリとしていたのはまた別のお話。
・・・・・・
ハク「もう!私が居ないとやっぱり雪花様はダメだよね!」
フリム「なんだか羨ましいです、ハク様と雪花様は幼馴染のようなものなのですよね?」
ハク「そうだね、お互い生まれて間もない頃から一緒に居たけど、雪花様はあんまり馴染みはないかもね、でも私はずっと雪花様の守り神として一緒に居て、一緒に成長してきたから、凄く大事なんだ」
フリム「そうなんですね、なんだか本当の姉妹のようで微笑ましかったですよ」
ハク「本当の姉妹も居るからなんとも言えないけどね、フリム!いい時間だしそろそろ部屋に戻ろう!」
フリム「息抜きは出来ましたか?」
ハク「うん!しっかり勉強してどんどん仕事が出来るようになって、それで空いた時間にパト君の所に遊びに行けるようになるまで頑張るんだ!」
フリム「私も応援します!と言っても私も覚えなければならない事が沢山あるのですけどね」
ハク「そうだね、一緒に頑張ろうね!フリム!」
二人はお互いを応援しながら自分達の部隊に戻ったのであった。
それはハクの新たな部隊【帝国法治部隊】の任務である、法の裁きを下す側だからである。
ハク「うう、帝国の法律すっごく多い、これを全部把握するなんて無理だよ・・・」
ハクはお世辞にも頭のいい方ではなく、雪花よりかは多少頭が良い程度のため、
法律等単純に覚えるという行為があまり得意ではないのだ。
なのでハクは時間がある時にはメリアに頼み、琴歌の部隊から一人派遣で法関係の講師を呼んでいた。
ハク「講師をお願いして、勉強してわかったんだけど、ただ覚えて理解してるだけではダメなんだね、法を知って、それをあらゆる場面でも即座に判断し、判決を下さないといけない、その判断は私の技量に掛かってる、つまり知識もそうだけど、そこからの応用力、幅広い価値観と判断力が必要になってくるんだよね・・・難しい・・・」
ハクは新たな部隊になってから殆ど総長室から出ていなかった。
というより出ても仕方なかった。
フリム「ハク様、一度休まれてはどうでしょうか?」
ハク「うん、でも総長なのにいつまでも仕事に参加できないのは・・・困るから」
フリム「法治部隊は警備も仕事です、街の問題解決も仕事だったりします、なので一度気晴らしにでも」
ハク「え、それって気晴らしになるの?」困惑
フリム「まあ、実際街で問題なんて起きていませんからね、人の街ならまだしも、ここは神々の街、そして女神の国、女神にとことん優遇された国だからこそ不満や暴動なんて起きません、護衛部隊が居ますので、外部からの不審者や侵入者、スパイなんて入って来れませんし」
ハク「う~ん、ならちょっとだけならいいかな・・・」
ハクはそう言いながら総長室を出て、街をフリムと一緒に歩く。
ハク「この新しい服を着てるとなんか・・・落ち着かない・・・」
ハクは法治部隊専用の正装として、黒と白をモチーフとした勇ましい制服が支給されていた。
それは威厳を象徴し、帝国の法の元、罰を下す執行人としての風格を作るためだった。
フリム「慣れますよ、それに先ほども言いましたが治安は凄くいいので、目に見えてわかるような犯罪はそうそう起きませんよ」
フリムがそう言っていると、お店があった。
ハク「あれ?こんな所にお店なんてあったっけ?」
フリム「アクセサリーショップですね、ここのアクセサリーは身に着けるだけで絶大な恩恵と加護を身に纏う事が出来るので、出かけ先に身に着けておくとよろしいですよ!」
ハク「そうなんだね、ちなみにどんな物があるの?」
フリム「身に着けるだけでオーラ量が数十倍まで上がるものから、自動回復の恩恵が加わった物とか・・・ですかね」
ハク「凄いね、私も・・・買おうかな」
フリム「ハク様からお金を取るなんて滅相もございません!この店を経営している者に言えば恐らく無料で制作してくれます!」
ハク「ダメだよ、フリム、そんな特別は要らない、私は皆と一緒でいいんだよ」っめ!
ハクは「め!」と言いながらフリムの額に人差し指をツンとする。
フリムはその行為があまりにも可愛すぎ、鼻血を出してしまった。
ハク「フリム?!フリム~~?!」
ハクは近くに居た治療系の神に頼み、フリムを治した。
・・・・・・
フリム「ご迷惑をお掛けしました・・・」ショボン
ハク「もう、私達が面倒事を起こしちゃったらダメでしょ?」
ハクはそう言いながらも冷たい飲み物をフリムに渡す
ハク「そういえば皆直属部隊どうなってるのかな?」
フリム「お聞きにならないのですか?」
ハク「最近は全員が集まる事があまりなくてね・・・各部隊の新構成とかで皆手一杯だから・・・」
フリム「そうですね、特に新たな部隊の総長に任命されたハク様やカナ様、ソルテ様は大変かと思います」
ハク「うん、聞いた話だとカナちゃんも【帝国保全部隊】で色々な事を勉強してて、色んな所に出張に行ってるみたい、だからここ最近帝国に帰って来てないらしいね」
フリム「そうですか、環境保全や設備保全を任されているから現地知識を一番に知らないといけないと考えているのかもしれませんね」
ハク「うん、それに部隊もそうだけど、直属部隊の方もだね、皆がどうなのかわからないけど、直属部隊の方もなんとかしないと・・・でもどうしたらいいか」
フリム「どのような方がよろしいのでしょうか?」
ハク「う~ん、私はどうしても気が弱いから、しっかりと意見を持って色々主張してくれる人かな、どうせなら自分にない物を持ってる人がいいな・・・」
フリム「それは私も同感です、では今の部隊に配属になっている者からまずは探してみては如何でしょう?」
ハク「う~ん、それもいいけど、私の事をどう思ってくれてるか・・・実際頼りないし・・・」シュン
フリム「そんなことありません!きっとそういうハク様を理解してフォローしてくださる方が居ます!絶対に居ますよ!」
ハク「うん・・・とりあえず頑張ってみるね」
ハクは自分への評価が相変わらず低いため、特別従属神となる従属が見つかるか、不安だった。
・・・・・・
ハクはフリムをすぐに治療してもらい、町の散策を進める。
フリム「あ、私達の部隊の神ですよ!お話しますか?」
ハク「え・・あ・・・うう」後ずさり
フリムは忘れていたが、ハクはかなりのあがり症で中々のコミュ障である。
フリム「挨拶だけでもどうです?」
ハク「うん・・・そうだね、総長だしね、無視したらそれは凄く悲しいことだし・・・」
ハクはそう言うと自分に自信付けるように呼びかけ、自身の部隊に所属する神に話しかける。
ハク「ご・・・ご苦労様です・・・」
法治部隊員A「ハク様!お勤めご苦労様です!!本日は珍しいですね!」
ハク「えっと・・・その・・・気晴らしに・・・あう」
法治部隊員A(本当この人凄く可愛いんだよなぁ~)
ハクは自覚していないが、法治部隊の隊員から見たハクの印象は【可愛い】だった。
白銀帝王龍という究極龍でありながら常にオドオドしており、だが以前同じ専攻部隊からは
戦場では勇ましく戦うというギャップが法治部隊員の中では相当な良い評判になっていた。
法治部隊員B(この守ってあげたい系!!私が守ってあげたいって気持ちになるんですよね!!)
ハク「えっと!その!頑張ってね!まだまだ私は・・・だけど皆のために急いで総長として前に・・・立てるように・・・頑張るから・・・」プシュー
ハクは二人の部隊員の手を掴み、ギュッと握る。
法治部隊員A「はい!私達もハク様が前に立った時堂々と背中を支えれるように精進します!」
ハク「ありがとう・・・」ニコ
法治部隊員A・B「はわわ~~」
フリム(効果絶大ね、こうやってどんどんモチベーションを上げるだけでも凄く士気が高まるのだけど、ハク様は流石にそこまで考えないでしょうね~)
・・・・・・
ハクは街の散策が一通り終わり、ついでにと雪花の専攻部隊に立ち寄った。
ハク「お邪魔します・・・えっと・・・雪花様は・・・居るかな?」
専攻部隊員A「ハク様!フリム様!お久しぶりです!法治部隊の方は順調ですか!」
フリム「ええ、帝国の女神は本当に神の質が良いから私達も安心して切磋琢磨出来るわ」
専攻部隊員A「それは良かったです!雪花様は【原祖聖戦女神(オリジンセントヴァルキリー)】専用の部屋に居ると思いますのでご自由にお伺いください!ハク様とフリム様の所属していた元部隊ですので誰も咎めはしませんよ!」
ハク「ありがとう、それじゃあお邪魔するね」
ハクはそう言うと雪花達の部屋に向かった。
・・・・・・
ハクは雪花達の部屋に到着し、扉を開ける。
奏星「はい!次の問題です!!これはなーーんだ!!」
雪花「簡単ね!コンドーム!!」
奏星「雪花ちゃん正解!ご褒美に業務用コンドーム144個入りをプレゼント~~♪」
雪花「要らないわよ!女は黙って本番でしょ!!」
奏星「勇ましい!」
ルーリエ「雪花様博識~♪凄いよ~♪世界一の大天才だよ~♪」
トール「こんなのどうやって遊ぶのさ」ぷぅ~~(コンドームを膨らませて風船で遊んでいる)
奏星「あ~~無駄使いしないでください!わざわざ地球まで行って買ってきたんですよ!」
ハク「・・・なにこれ・・・」
ハクは困惑していた、自分が居ない間に専攻部隊の幹部がまさか業務中にコンドームで遊んでいる等まったく想定していなかったからだ。
雪花「ハク?!どうしたの珍しいわね?!」
ハク「雪花様・・・ハレンチだよ・・・」
雪花「ええ~~、あれよ!暇だからクイズで遊んでたの!ほら!戦士は暇な時こそ娯楽を徹底的に楽しむことも大事って」
ハク「でも遊び方が下品過ぎるよ!なんでこの部屋風船みたいに膨らんだコンドームだらけなの?!」
雪花「いや、それはさっきからトールが膨らませてて~~」
ハク「他人の責任にしないで!それは雪花様が注意すればいいでしょ!」
雪花「ごめんってば~~」
ルーリエ「雪花様~♪負けるな負けるな~♪さっき景品で当てたコンドームで反撃しちゃえ~~♪」
奏星「ええ?!この業務用見つけるの苦労したんですよ?!しかも流石に経費に出来ないから自腹で買ってきたのに」
雪花「避妊道具を専攻部隊の必要経費にされてたまるか!」
ハク「まだお話は終わってないよ!雪花様!」
ハクは雪花を無理矢理掴んで総長室に連れて行く
フリム「あ~、ハク様珍しい怒っていましたね~」
奏星「え~、次のアダルトグッズクイズまだまだあったのに~」
トール「何か知らないけどそれはまた次回にお預けだね、僕は雪花様が帰ってくるまで寝てるよ」
ルーリエ「うう、雪花様が居ないと寂しいよぉ、うずうずする・・・」
奏星「ならルーリエさんは私と一緒に部屋の片づけをしましょう!この部屋を綺麗にしたらきっと雪花ちゃんはルーリエさんを沢山褒めてくれると思いますよ!」
ルーリエ「それは凄くいいね!私凄く頑張るよ!」
フリム「私も手伝います、ハク様が居ないので」
3人は後片付けを始めた、そして雪花とハクが部屋に戻ってくるまでに30分程時間が掛かり、雪花の顔がゲッソリとしていたのはまた別のお話。
・・・・・・
ハク「もう!私が居ないとやっぱり雪花様はダメだよね!」
フリム「なんだか羨ましいです、ハク様と雪花様は幼馴染のようなものなのですよね?」
ハク「そうだね、お互い生まれて間もない頃から一緒に居たけど、雪花様はあんまり馴染みはないかもね、でも私はずっと雪花様の守り神として一緒に居て、一緒に成長してきたから、凄く大事なんだ」
フリム「そうなんですね、なんだか本当の姉妹のようで微笑ましかったですよ」
ハク「本当の姉妹も居るからなんとも言えないけどね、フリム!いい時間だしそろそろ部屋に戻ろう!」
フリム「息抜きは出来ましたか?」
ハク「うん!しっかり勉強してどんどん仕事が出来るようになって、それで空いた時間にパト君の所に遊びに行けるようになるまで頑張るんだ!」
フリム「私も応援します!と言っても私も覚えなければならない事が沢山あるのですけどね」
ハク「そうだね、一緒に頑張ろうね!フリム!」
二人はお互いを応援しながら自分達の部隊に戻ったのであった。
No.64 純白の護衛
前々からパトは思っていた。
【過剰防衛過ぎないか】と。
ということで今回は自分の力でもなんとか出来るようにしたいという事で遠距離護衛役は残す条件で、側近や侍女を待機させ、パト一人で地球行動をしていた。
パト「まあ、これも俺の能力から出て来てるわけだし、問題はないよな」
セラ「え、まさか駄主様、もしかして一人でお出かけが怖いからって私を呼んだのですか?確かに私はスーパーメイドですけど、駄々っ子をあやすのが仕事じゃないんですけどね」
パト「うるさいぞセラ、シンに頼まれたんだからしっかり仕事しろよ~」
パトはセラの頭を軽く突きながら、セラの毒舌を制止させる
セラ「では今回は何故一人行動(仮)なんですか?」
パト「自由行動を許可してもらうためだよ、帝国に戻ってからというもの自由があまりにも無さすぎるから自分一人でも基本的に問題ないというのをしっかり理解して貰わないといけないんだ」
セラ「ふ~ん、一人という割には私をしっかり呼んでるんだけどね」
パト「セラとか【十三天の心】は俺の能力でもあるからある意味自力じゃん?実際今ちゃんと1オーラ提供してるわけだし、何かあったら戦ってくれるし!」
セラ「え、私潔癖症なので、そんな訳もわからない人なんて触りたくないですよ?というより近づいてほしくもないですね」
パト「え、潔癖症なの?というか俺はセーフ?」
セラ「いえ、アウトよりのアウトですけど、一応主で、私は従属ですからね、断ると上からのお叱りが入って面倒なので」
パト「え、つら、無茶苦茶嫌々じゃん、まあいいや、とりあえず今日は指名手配犯の確保だから協力お願いね」
パトはトボトボとあからさまに肩を下げて歩いていた。
セラはパトが触った部分に特に何もせずにそのままにしているのには気付かずに。
・・・・・・
セラ「うわ、埃凄い、しかもこれを建物と呼んでいいの?動物の巣穴ってレベルなんじゃ」
パト「セラ、静かにしなさい!というよりいつも思ってたけどなんでモップ?」
セラ「ああ、これが私の武器なのでお構いなく、それより人の事より目の前のよくわからない人達の討伐、怪我なんてさせたら私が他の人に沢山怒られるんだからしっかり無傷で完全勝利してくださいね!」
パト「助けないんかい!というか注文がかなりシビア?!」
パトはセラにツッコミを入れながらも先に進む。
・・・・・・
パト「居るな、数人の気配がする」
セラ「猿が5匹、このレベルの仕事を任されたんですか、駄主様?まさか無能?」
パト「いや!依頼ランクはBだったから!結構高めだよ!俺達が強いから簡単そうに思えるだけで」
セラ「俺達って含めないでください、強いのは私だけです、駄主様は普通でしょ」
パト「ああもう!とりあえず先に進むぞ!ぼふ?!」
パトは先に進もうとすると背後に居たセラがそれをパトの襟首を無造作に掴み制止させる
セラ「なに先に行ってるんですか、無暗な行動は辞めてください、罠とか考えないんですか?馬鹿ですか?」
パト「気にしてるよ!というか心配ならセラが前に行けばいいじゃない!」
セラ「いえ、私はスーパーメイドとして主より出しゃばるわけにはいきませんので」
パト「大層都合の良いスーパーメイドだな!とりあえず何かあったら言ってくれ」
パトはそう言いながら次はちゃんと先に進む
・・・・・・
パト「落とし穴、鉄球、クナイ、なんでもありだな、というかセラ、さっきから無言だけど大丈夫か?」
セラ「え?何か話しかけました?音楽聞いてたので聞こえませんでした?」
パト「敵のアジトに潜り込んでいる時に音楽聞くな!?」バシ!
パトはセラの頭を軽く小突く
セラ「あう!なんですか!いいじゃないですか!別に怪我してるわけでもないのに!」
パト「警戒心を持ちなさいよ!というよりよくもまあその状態であのトラップ抜けて来れたな!」
セラ「浅はかですね主様は!超音波によるトラップが来たらどうするんです?そのためのイヤホン!ほらほら!こう見たら私の方がしっかりしてるーー!」
パト「確かに!っていうと思ったか?!そんなものオーラで防げばいいだけだろ!ほらちゃんとついて来いよ!」
パトとセラは先に進む。
・・・・・・
そして洞穴のようなアジトの最深部に到着する。
パト「あれ?人が居ない?気配は確かにあったのに?」
パトは最深部で明らかに人が居た痕跡がある場所で今回の標的を探していた、だが気配をまったく感じ取れずにいた。
セラ「あちゃ~、これはやられましたね」
セラが頭を支えながら「はぁ~」と軽くため息を吐く
パト「どうしたんだセラ?何かわかったのか?」
セラ「罠ですね、多分私程のスーパー頭脳からするにこの後は生き埋め、つまり、この洞窟を壊して私達を殺すつもりでしょうね」
パト「しまった?!でも確かにここに居た気配はあったんだ!抜け道があるはず!」
パトが慌てていると、セラの言う通り、洞窟内で爆発が起きた!
ドガアアアン!!!!
パト「クソ!どうすれば?!」
セラ「はあ、主様私に抱き着いてください、そして絶対に離れないでください」
セラはそう言うとパトはセラの言う通り抱き着き、セラに身を任せる。
パト「この後どうするんだ?セラ?」
セラ「そうですね、不本意極まりないですけど、キスしてください、ちょっと今のままでは馬力がたりないので」
パト「キスだと?!普通にオーラを渡すだけだと駄目なの?!」
セラ「馬鹿ですね、キスくらいで動揺しないでくださいよ、私は主様の従属でありスーパーメイド、その程度余裕でこなしてくださいよ」呆れ
パト「わかったよ!絶対に後から文句言うなよ!!」
パトはそう言うとセラを自分の方に向け、口づけをする、その時セラは嫌がる素振り等一切見せずにそれを受け入れる
パト「どうだ?!というよりなんの意味があったんだ?!」
セラ「やる気の問題です、それでは一掃しますよ」
セラはそう言うと、自身の周りに領域を展開する。
パト「なんだ、オーラをセラの周囲に」
セラ「これはただの目印です、この範囲内は」
セラは白く発光しながらただ一言言い放つ
セラ「塵一つ入れない」
そこからのセラはまさに神速、目にも止まらない速度で塵一つその領域に入れる事なく全てを弾き、そして目の前で塞がっている道に一撃を放つ
セラ「~弾圧の白~」
セラの指先から純白に輝く超特大光線が放たれる!!
そして光線に触れた周囲は水晶化しそこには出口まで水晶の道が出来ていた。
パト「綺麗・・・」
パトはセラの技に見惚れた、あまりにも美しすぎるその技はパトが今まで見て来た技の中でも一番目を奪われたのだ。
セラ「さて、良い所は主様に譲ります、さっさと雑魚を倒してください」
パト「あ、ああ!」
パトはセラに言われるとそのまま水晶の道を進み、指名手配犯を追いかけ、そして抵抗してきたが、パトが返り討ちにし、捕獲する。
・・・・・・
セラ「任務お疲れ様です。結局一人では無理だって証明されましたね~、この結果は遠護側近の人達がソルテに報告するからね、残念でしたね」
パト「いや、実際その通りだ、セラが居なかったら俺はあのまま生き埋めになっていた、本当に感謝するよ」
セラ「スーパーメイドの凄さがわかったのならそれでいいですよ♪ふふん♪」
パト「それにしてもあの技凄いな、どんな技なんだ?」
セラ「さあ、理屈なんて知りません!大事なのは気持ちなんじゃないですかね!」
パト「適当だなおい、でもまあセラらしいか・・・」
パトはいつも通りのセラを見てどこか安心した。
パト「それじゃあ報酬だけど、」
パト(どうせセラの事だし、今回は私のファインプレーなんだから全部よこせって言われそうだな、そうじゃくても自慢が入ってくるのは間違いない・・・だけど今回ばかりは仕方ないか)
セラ「いりませんよ、それにもう貰っていますから」
セラはキョトンとした態度でパトに言い放ち、パトもそんなセラの予想外の言葉に困惑する。
パト「え?!報酬要らないの?」
セラ「そんなものどうやって使えって言うんですか?大抵欲しい物なんて主様に言えばパシられてくれるのに・・・」
パト「パシり言うな!どこまでもセラだな!!」
パトはそう言いながら帝国に帰るために移動する。
そしてセラはそんなパトの後ろ姿を見て、そっと自分の口元に手を当てる
セラ「もう、ご褒美は貰いましたから・・・」
セラはクスっと笑いながら、パトの後ろについていく
パト「そういえばお腹空いたな、セラって普段何食べるんだ?」
セラ「普段は大した物なんて、私は控えめに言って霜降りステーキが良いですね」
パト「控え目って言葉辞書で調べてみ?」
セラ「必要ありません、私【叡智の究極系】なので」
パト「もはや詐欺な肩書だよな、それ・・・」
二人は帝国に戻るまでそんな話をしながら時間を過ごした。
【過剰防衛過ぎないか】と。
ということで今回は自分の力でもなんとか出来るようにしたいという事で遠距離護衛役は残す条件で、側近や侍女を待機させ、パト一人で地球行動をしていた。
パト「まあ、これも俺の能力から出て来てるわけだし、問題はないよな」
セラ「え、まさか駄主様、もしかして一人でお出かけが怖いからって私を呼んだのですか?確かに私はスーパーメイドですけど、駄々っ子をあやすのが仕事じゃないんですけどね」
パト「うるさいぞセラ、シンに頼まれたんだからしっかり仕事しろよ~」
パトはセラの頭を軽く突きながら、セラの毒舌を制止させる
セラ「では今回は何故一人行動(仮)なんですか?」
パト「自由行動を許可してもらうためだよ、帝国に戻ってからというもの自由があまりにも無さすぎるから自分一人でも基本的に問題ないというのをしっかり理解して貰わないといけないんだ」
セラ「ふ~ん、一人という割には私をしっかり呼んでるんだけどね」
パト「セラとか【十三天の心】は俺の能力でもあるからある意味自力じゃん?実際今ちゃんと1オーラ提供してるわけだし、何かあったら戦ってくれるし!」
セラ「え、私潔癖症なので、そんな訳もわからない人なんて触りたくないですよ?というより近づいてほしくもないですね」
パト「え、潔癖症なの?というか俺はセーフ?」
セラ「いえ、アウトよりのアウトですけど、一応主で、私は従属ですからね、断ると上からのお叱りが入って面倒なので」
パト「え、つら、無茶苦茶嫌々じゃん、まあいいや、とりあえず今日は指名手配犯の確保だから協力お願いね」
パトはトボトボとあからさまに肩を下げて歩いていた。
セラはパトが触った部分に特に何もせずにそのままにしているのには気付かずに。
・・・・・・
セラ「うわ、埃凄い、しかもこれを建物と呼んでいいの?動物の巣穴ってレベルなんじゃ」
パト「セラ、静かにしなさい!というよりいつも思ってたけどなんでモップ?」
セラ「ああ、これが私の武器なのでお構いなく、それより人の事より目の前のよくわからない人達の討伐、怪我なんてさせたら私が他の人に沢山怒られるんだからしっかり無傷で完全勝利してくださいね!」
パト「助けないんかい!というか注文がかなりシビア?!」
パトはセラにツッコミを入れながらも先に進む。
・・・・・・
パト「居るな、数人の気配がする」
セラ「猿が5匹、このレベルの仕事を任されたんですか、駄主様?まさか無能?」
パト「いや!依頼ランクはBだったから!結構高めだよ!俺達が強いから簡単そうに思えるだけで」
セラ「俺達って含めないでください、強いのは私だけです、駄主様は普通でしょ」
パト「ああもう!とりあえず先に進むぞ!ぼふ?!」
パトは先に進もうとすると背後に居たセラがそれをパトの襟首を無造作に掴み制止させる
セラ「なに先に行ってるんですか、無暗な行動は辞めてください、罠とか考えないんですか?馬鹿ですか?」
パト「気にしてるよ!というか心配ならセラが前に行けばいいじゃない!」
セラ「いえ、私はスーパーメイドとして主より出しゃばるわけにはいきませんので」
パト「大層都合の良いスーパーメイドだな!とりあえず何かあったら言ってくれ」
パトはそう言いながら次はちゃんと先に進む
・・・・・・
パト「落とし穴、鉄球、クナイ、なんでもありだな、というかセラ、さっきから無言だけど大丈夫か?」
セラ「え?何か話しかけました?音楽聞いてたので聞こえませんでした?」
パト「敵のアジトに潜り込んでいる時に音楽聞くな!?」バシ!
パトはセラの頭を軽く小突く
セラ「あう!なんですか!いいじゃないですか!別に怪我してるわけでもないのに!」
パト「警戒心を持ちなさいよ!というよりよくもまあその状態であのトラップ抜けて来れたな!」
セラ「浅はかですね主様は!超音波によるトラップが来たらどうするんです?そのためのイヤホン!ほらほら!こう見たら私の方がしっかりしてるーー!」
パト「確かに!っていうと思ったか?!そんなものオーラで防げばいいだけだろ!ほらちゃんとついて来いよ!」
パトとセラは先に進む。
・・・・・・
そして洞穴のようなアジトの最深部に到着する。
パト「あれ?人が居ない?気配は確かにあったのに?」
パトは最深部で明らかに人が居た痕跡がある場所で今回の標的を探していた、だが気配をまったく感じ取れずにいた。
セラ「あちゃ~、これはやられましたね」
セラが頭を支えながら「はぁ~」と軽くため息を吐く
パト「どうしたんだセラ?何かわかったのか?」
セラ「罠ですね、多分私程のスーパー頭脳からするにこの後は生き埋め、つまり、この洞窟を壊して私達を殺すつもりでしょうね」
パト「しまった?!でも確かにここに居た気配はあったんだ!抜け道があるはず!」
パトが慌てていると、セラの言う通り、洞窟内で爆発が起きた!
ドガアアアン!!!!
パト「クソ!どうすれば?!」
セラ「はあ、主様私に抱き着いてください、そして絶対に離れないでください」
セラはそう言うとパトはセラの言う通り抱き着き、セラに身を任せる。
パト「この後どうするんだ?セラ?」
セラ「そうですね、不本意極まりないですけど、キスしてください、ちょっと今のままでは馬力がたりないので」
パト「キスだと?!普通にオーラを渡すだけだと駄目なの?!」
セラ「馬鹿ですね、キスくらいで動揺しないでくださいよ、私は主様の従属でありスーパーメイド、その程度余裕でこなしてくださいよ」呆れ
パト「わかったよ!絶対に後から文句言うなよ!!」
パトはそう言うとセラを自分の方に向け、口づけをする、その時セラは嫌がる素振り等一切見せずにそれを受け入れる
パト「どうだ?!というよりなんの意味があったんだ?!」
セラ「やる気の問題です、それでは一掃しますよ」
セラはそう言うと、自身の周りに領域を展開する。
パト「なんだ、オーラをセラの周囲に」
セラ「これはただの目印です、この範囲内は」
セラは白く発光しながらただ一言言い放つ
セラ「塵一つ入れない」
そこからのセラはまさに神速、目にも止まらない速度で塵一つその領域に入れる事なく全てを弾き、そして目の前で塞がっている道に一撃を放つ
セラ「~弾圧の白~」
セラの指先から純白に輝く超特大光線が放たれる!!
そして光線に触れた周囲は水晶化しそこには出口まで水晶の道が出来ていた。
パト「綺麗・・・」
パトはセラの技に見惚れた、あまりにも美しすぎるその技はパトが今まで見て来た技の中でも一番目を奪われたのだ。
セラ「さて、良い所は主様に譲ります、さっさと雑魚を倒してください」
パト「あ、ああ!」
パトはセラに言われるとそのまま水晶の道を進み、指名手配犯を追いかけ、そして抵抗してきたが、パトが返り討ちにし、捕獲する。
・・・・・・
セラ「任務お疲れ様です。結局一人では無理だって証明されましたね~、この結果は遠護側近の人達がソルテに報告するからね、残念でしたね」
パト「いや、実際その通りだ、セラが居なかったら俺はあのまま生き埋めになっていた、本当に感謝するよ」
セラ「スーパーメイドの凄さがわかったのならそれでいいですよ♪ふふん♪」
パト「それにしてもあの技凄いな、どんな技なんだ?」
セラ「さあ、理屈なんて知りません!大事なのは気持ちなんじゃないですかね!」
パト「適当だなおい、でもまあセラらしいか・・・」
パトはいつも通りのセラを見てどこか安心した。
パト「それじゃあ報酬だけど、」
パト(どうせセラの事だし、今回は私のファインプレーなんだから全部よこせって言われそうだな、そうじゃくても自慢が入ってくるのは間違いない・・・だけど今回ばかりは仕方ないか)
セラ「いりませんよ、それにもう貰っていますから」
セラはキョトンとした態度でパトに言い放ち、パトもそんなセラの予想外の言葉に困惑する。
パト「え?!報酬要らないの?」
セラ「そんなものどうやって使えって言うんですか?大抵欲しい物なんて主様に言えばパシられてくれるのに・・・」
パト「パシり言うな!どこまでもセラだな!!」
パトはそう言いながら帝国に帰るために移動する。
そしてセラはそんなパトの後ろ姿を見て、そっと自分の口元に手を当てる
セラ「もう、ご褒美は貰いましたから・・・」
セラはクスっと笑いながら、パトの後ろについていく
パト「そういえばお腹空いたな、セラって普段何食べるんだ?」
セラ「普段は大した物なんて、私は控えめに言って霜降りステーキが良いですね」
パト「控え目って言葉辞書で調べてみ?」
セラ「必要ありません、私【叡智の究極系】なので」
パト「もはや詐欺な肩書だよな、それ・・・」
二人は帝国に戻るまでそんな話をしながら時間を過ごした。
2022年11月02日
No.63 過度なご奉仕はご法度!
帝王直属侍女部隊は結成してから間もない部隊で部隊の方向性はソルテに委ねられていた。
そんなソルテがずっと侍女部隊に対して許容範囲をしっかり定めたいと考えていた。
ソルテ(他国では性的奉仕も含める侍女部隊が存在すると聞いたことがある、他にも侍女や使いの者を全裸にして玉座に座る王の奉仕をする等の文化があるとも聞いたことがある、だけどそんな大体で極端な物はパトさんは絶対に好まない、むしろそういう所はかなり厳しい、【女性の尊厳を傷つける行為だけは絶対にするな】って言ってくれる人だから、むしろそのおかげでこの国の女神も他国に比べてかなり優遇された扱いをされている、女性にとっての楽園と言ってもいい程、なのにパトさんにも過度な性的奉仕ではなくとも、喜ぶ程度の奉仕を考えなければならない、それが私の秘書と同時に与えられた使命!!)
ソルテはそんな事を考えていた。
・・・・・・
ソルテはメルリアに相談していた
ソルテ「メルリア様から見て主様はどのような事を求めているように見えますか?」
メルリア「求めてることですか?それは私達の居心地の良さですね、私は立場や役職的にあのお方に常に傍に居る必要があります、やはり聞いてもわかる通り、かなり行動に制限が掛かるわけです」
本来なら私語厳禁はもちろん、私利私欲も厳禁、私情で動く等もってのほか、全ての時間、存在を主のために使う、それが本来のメルリアに与えられている役割である。
メルリア「ですが、あの方はそんな条件を殆ど提示せずに私に自由を与えて貰っています、私語なんてもってのほかですし、本来このように主の傍を離れてソルテと話す事すらも禁止です、ですがそれらが自由なのはあの方のおかげなのです」
メルリアは顔を赤く染めながら話す
メルリア「だから私は尽くすのです、私に愛情と自由を与えてくれるのなら、私も愛情と私自身を捧げているのです、あの方が求めているのはそのような事ではないですかね♪」
ソルテ(なんかすっごい惚気を聞かされた気がする・・・)
ソルテ「メルリア様が主様を大層気に入っているのは充分理解出来ました、ですが私が聞きたいのはそういう事ではなくて、どこまでの奉仕ならあの人は喜んでくれるか、それが聞きたいのです」
メルリア「どこまでの奉仕ですか・・・仕えてあまり日にちは経っていませんが、あまり露出は好まないと思いますね、一度着替えを見られた時があったのですが、あの方、テンパってしまって」
ソルテ「以前聞いたわ、確かに以前のお風呂の時も逆効果だったし(No.27参照)でも本来なら侍女に身体を洗わせる必要があるの!だから侍女の服は脱がさないにしても主様は脱いで貰わないと」
メルリア「ソルテらしくないですね、この一年専属神の中で一番関わりがあったソルテならわかると思うのですが」
ソルテ「わかってますよ、主様は一人の時間が好きなんですよ、私も同じなので気持ちは痛い程わかります、だけど今の結果に満足するわけにはいかないとも思っているの!だから!」
メリア「そのお話!聞かせて貰いましたよ!!」
・・・・・・
メリア「成程成程!なら全部試したらいいんです!悩んで何もしないより、一度実行してご主人の反応を分析して答えに近づける!それが一番です!別に失敗して大惨事になるような案件でもありませんし!ここは勢いよくやっちゃいましょう!」
メルリア「あの方の精神、持つかな・・・」心配・・・
ソルテ「ですがあまり非神道的だと主様が不機嫌になると思うのだけど、それで関係が悪くなるのは私嫌だな・・・」
メリア「別に明らかなブラックから攻めなくてもグレーゾーンから攻めたらいいんですよ、まずはソルテ自身境界線をしっかり引いてご主人をしっかり理解する必要があります!」
ソルテ「メリア様は何か提案はありますか?」
メリア「とりあえず、ボディータッチを増やした奉仕を取り入れましょう!侍女達には色んな所を触って貰ったり、どれ程触れていられるか、どこまでなら許容範囲かをしっかり検証しましょう!」
ソルテ(流石メリア様、パトさん関係になると答えが即答・・・)
・・・・・・
作戦1 【ボディータッチ作戦】
侍女A「主様おはようございます♪」
侍女Aはパトの腕をギュッと掴み、これでもかと言わんばかりに胸を押し付ける
パト「ふぁえ?!!えっと・・・おはよう、今日は近いね・・・」動揺
パトはあからさまに顔を赤くして動揺していた、パトの真後ろに居るメルリアはパトの動向をしっかり観察していた、身近で見た結果をソルテに伝えるために。
・・・・・・
侍女B「今日の朝食はこのようなメニューになっておりますので、ご説明しますね」
侍女Bはパトの背後から両肩を手でそっと支えながら、パトの顔の横で囁くように説明する、その時さりげなく髪の毛を耳に掛ける動作も含める。(好きな人は好きな萌えしぐさ)
パト「えっと、ああ、ええと、ええ~~~」動揺
メルリア(動揺して説明が耳に入って居ませんね、ですが頬同士が近すぎると意識し過ぎてしまうんですね)
・・・・・・
アンジュ「このように問題を解くと覚えるとどうでしょうか?主様」
パト「アンジュ、どうして今日はそんな目の前なの?」
ソルテ直属部隊所属でパトの教育担当であるアンジュはソルテの指示でパトの席の前に座り、近い距離で授業を行っていた
アンジュ「このように一緒に問題を解くのもいいと思いまして♪」
パト「確かに細かく見て貰えるから悪くないかも!」
メルリア(需要を感じれば恥じらいは消えますね、やはりその行動が必要か不必要か、理解出来るか出来ないかが大事そうですね)
・・・・・・
シーノ「主様~勉強頑張ってるンゴ?」
シーノは休憩時間の間にやってきてパト座っている足の上に深く座る
パト「ああ、でも今日はずっと近くで細かく教えてくれてたから理解はしやすかったんだけど、疲れは凄くてね~~、気が抜けなくてさ~」
シーノ「確かにずっと見られてると思うと疲れるカモノハシ」
パト「シーノ、語尾はもっと可愛らしくだぞ~」
ソルテ直属部隊 シーノとは問題なく話していた。
メルリア(あそこまでの接触があっても全然動揺しないですね、ああ、シーノは幼いですし、そこからの無邪気な行動として認識してるから全然気にならないのかもしれないですね、つまり理解があれば気にならないのでは?)
・・・・・・
授業が終わり、実技訓練が始まった。
フォルテ「よっし!主様ーー!!ドンドン攻めてきな!全部返り討ちにしてやるわ!!」
フォルテはそう言いながら正面から抱き着く、
ソルテ直属部隊 聖鬼神【赤】 フォルテ・フォールはパトの戦闘教育担当であり、勉学教育担当のアンジュとは常にセットで動いている。
パト「今日はちょっと試したい技術があるからその相手をしてもらっていい?」
フォルテ「構わないよ!向上心があるのは素晴らしい!ほら!早速見せてごらんなさい!!」
メルリア(あれ?これも全然、あまりにも誘惑的じゃなかったら気にならないのでしょうか?)
メルリアはパトのセーフ基準が少しわからなくなってきていた。
・・・・・・
パト「ふう、今日はなんか疲れたな・・・」
パトは実戦訓練が終わり、シャワールームに向かっていた。
侍女D「お身体を洗わせて頂きますね、主様」
パト「いや、俺は別に・・・」動揺
侍女E「私達のお役目なのです、主様は私達に現れるのはご不満でしょうか・・・」ショボン
パト「いや!そんな事ないよ!見苦しい物を見せちゃうからさ・・・その」動揺
侍女F「お見苦しい等ありえません!誠心誠意主様のお身体をお洗い致します!」
パト「あ・・・はい・・・」
パトは侍女達の熱意に負け、シャワー室というよりは大浴場に近い施設で侍女達に身を委ねた
メルリア(凄く拒んでいましたね、裸を見られるのがやはり恥ずかしいのでしょうか、やはり年頃の男性でもありますし、抵抗感があるのかもしれませんね)
・・・・・・
パト「なんだろう・・・疲れが凄い・・・」
メルリア「大丈夫ですか?アナタ?」
パト「今日はやけに侍女達の距離感が近かったと思わないか?いや嬉しいんだけど、気が動転しちゃってさ」
メルリア「お気に召さなかったですか?」
パト「いや、嬉しいけど、身体は大事にしてほしいよね、俺に尽くしてくれる、俺に尽くすのが役割だとしてもさ・・・その子の身体は唯一無二なんだからさ」
メルリア「アナタ、彼女達は誰に対してもそのような事を行うわけではありません、アナタだからこそ身を許しているのです、少なくともここの侍女の子達は皆さんがそれを望み、アナタが選んだ子達でしょう?」
パト「そうだよな、本来なら上から目線みたいな言い方になるから嫌だけど、愛してあげないといけないんだよね、はぁ、価値観を変えるってかなり難しいよね」
パトは苦笑いをする、その様子を玉座に居る侍女達は心配そうに見つめる。
パト「嫌いじゃないんだ、むしろ凄く愛してる、だから一人一人と向きあいたいんだ、誰でもいいなんて相手に失礼だろう?だからしっかり一人一人認識出来るまではね、待ってほしいかな」
メルリア(成程・・・わかりました、しっかり相手の事を理解している人に対してはある程度の事があっても動揺しないんですね、それは相手の事を知ってるから、逆に知らないと驚いて動揺していまうという事、だったら納得ですね、後は極端な刺激の強い裸は流石に知ってる間でも厳しいというイメージですかね)
メルリア「アナタ、ちょっと席を外してもいいですか?」
パト「いいよ!エイリを呼んでもらえる?」
エイリ「はい!メルリア様の代わりを務めさせて頂きます!」
メルリア「お願いしますね」
メルリアはソルテの所に向かった。
・・・・・・
メルリアはソルテに今回の観察結果を報告する
ソルテ「成程、それは確かに聞けば納得ですね、ボディータッチも私達なら全然嫌がらないわね、よし!ならもっと侍女や従属の子達を覚えて貰えるようにしたら一歩先の奉仕をしても問題ないわね!」
メルリア「一歩先とは?」
ソルテ「一歩先というより、今日のシャワーの時なら洗う!ご所望なら共にお風呂を堪能するなどのスキンシップです!主様は私と似てるから言えますけど、正直ボッチ根性が凄いんです!だから多少の強引に行かないと一生治らない!従属との関係は将来的に考えたら絶対に必要ですからね、最悪性的スキンシップも」
メルリア「それは本当に先の話ですね、というよりソルテはそれでいいの?主様であっても貴女の大事な殿方でもあるのでしょう?嫉妬などは?」
ソルテ「嫉妬はありますし、遺伝子を受け取る行為、易々とやるような行為ではないのは自覚してます、ですが、独占する気もないの、当然メルリア様が主様の恋人になってもメリア様は怒らないし、私も最初こそは嫉妬しますが、恐らく祝福します、それに同じ主を愛する運命共同体というのも心を許せていいじゃない?」
メルリア「いい子ですね、ソルテは、とりあえず今回の件を伝えましたので、今後に活かしてくださいね」
ソルテ「ありがとうございます、メルリア様」
メルリアはソルテと話した後、パトの元に戻った。
ソルテ「さてと、まずは奉仕以前に侍女や近衛部隊の子達の名前を覚えてもらう所からね!そのためにも集団ではなくて、少数チームで一緒に居られる時間を作ってと・・・」
ソルテは新たなヒントを得て、侍女部隊の総長の責務を全うしていた。
そんなソルテがずっと侍女部隊に対して許容範囲をしっかり定めたいと考えていた。
ソルテ(他国では性的奉仕も含める侍女部隊が存在すると聞いたことがある、他にも侍女や使いの者を全裸にして玉座に座る王の奉仕をする等の文化があるとも聞いたことがある、だけどそんな大体で極端な物はパトさんは絶対に好まない、むしろそういう所はかなり厳しい、【女性の尊厳を傷つける行為だけは絶対にするな】って言ってくれる人だから、むしろそのおかげでこの国の女神も他国に比べてかなり優遇された扱いをされている、女性にとっての楽園と言ってもいい程、なのにパトさんにも過度な性的奉仕ではなくとも、喜ぶ程度の奉仕を考えなければならない、それが私の秘書と同時に与えられた使命!!)
ソルテはそんな事を考えていた。
・・・・・・
ソルテはメルリアに相談していた
ソルテ「メルリア様から見て主様はどのような事を求めているように見えますか?」
メルリア「求めてることですか?それは私達の居心地の良さですね、私は立場や役職的にあのお方に常に傍に居る必要があります、やはり聞いてもわかる通り、かなり行動に制限が掛かるわけです」
本来なら私語厳禁はもちろん、私利私欲も厳禁、私情で動く等もってのほか、全ての時間、存在を主のために使う、それが本来のメルリアに与えられている役割である。
メルリア「ですが、あの方はそんな条件を殆ど提示せずに私に自由を与えて貰っています、私語なんてもってのほかですし、本来このように主の傍を離れてソルテと話す事すらも禁止です、ですがそれらが自由なのはあの方のおかげなのです」
メルリアは顔を赤く染めながら話す
メルリア「だから私は尽くすのです、私に愛情と自由を与えてくれるのなら、私も愛情と私自身を捧げているのです、あの方が求めているのはそのような事ではないですかね♪」
ソルテ(なんかすっごい惚気を聞かされた気がする・・・)
ソルテ「メルリア様が主様を大層気に入っているのは充分理解出来ました、ですが私が聞きたいのはそういう事ではなくて、どこまでの奉仕ならあの人は喜んでくれるか、それが聞きたいのです」
メルリア「どこまでの奉仕ですか・・・仕えてあまり日にちは経っていませんが、あまり露出は好まないと思いますね、一度着替えを見られた時があったのですが、あの方、テンパってしまって」
ソルテ「以前聞いたわ、確かに以前のお風呂の時も逆効果だったし(No.27参照)でも本来なら侍女に身体を洗わせる必要があるの!だから侍女の服は脱がさないにしても主様は脱いで貰わないと」
メルリア「ソルテらしくないですね、この一年専属神の中で一番関わりがあったソルテならわかると思うのですが」
ソルテ「わかってますよ、主様は一人の時間が好きなんですよ、私も同じなので気持ちは痛い程わかります、だけど今の結果に満足するわけにはいかないとも思っているの!だから!」
メリア「そのお話!聞かせて貰いましたよ!!」
・・・・・・
メリア「成程成程!なら全部試したらいいんです!悩んで何もしないより、一度実行してご主人の反応を分析して答えに近づける!それが一番です!別に失敗して大惨事になるような案件でもありませんし!ここは勢いよくやっちゃいましょう!」
メルリア「あの方の精神、持つかな・・・」心配・・・
ソルテ「ですがあまり非神道的だと主様が不機嫌になると思うのだけど、それで関係が悪くなるのは私嫌だな・・・」
メリア「別に明らかなブラックから攻めなくてもグレーゾーンから攻めたらいいんですよ、まずはソルテ自身境界線をしっかり引いてご主人をしっかり理解する必要があります!」
ソルテ「メリア様は何か提案はありますか?」
メリア「とりあえず、ボディータッチを増やした奉仕を取り入れましょう!侍女達には色んな所を触って貰ったり、どれ程触れていられるか、どこまでなら許容範囲かをしっかり検証しましょう!」
ソルテ(流石メリア様、パトさん関係になると答えが即答・・・)
・・・・・・
作戦1 【ボディータッチ作戦】
侍女A「主様おはようございます♪」
侍女Aはパトの腕をギュッと掴み、これでもかと言わんばかりに胸を押し付ける
パト「ふぁえ?!!えっと・・・おはよう、今日は近いね・・・」動揺
パトはあからさまに顔を赤くして動揺していた、パトの真後ろに居るメルリアはパトの動向をしっかり観察していた、身近で見た結果をソルテに伝えるために。
・・・・・・
侍女B「今日の朝食はこのようなメニューになっておりますので、ご説明しますね」
侍女Bはパトの背後から両肩を手でそっと支えながら、パトの顔の横で囁くように説明する、その時さりげなく髪の毛を耳に掛ける動作も含める。(好きな人は好きな萌えしぐさ)
パト「えっと、ああ、ええと、ええ~~~」動揺
メルリア(動揺して説明が耳に入って居ませんね、ですが頬同士が近すぎると意識し過ぎてしまうんですね)
・・・・・・
アンジュ「このように問題を解くと覚えるとどうでしょうか?主様」
パト「アンジュ、どうして今日はそんな目の前なの?」
ソルテ直属部隊所属でパトの教育担当であるアンジュはソルテの指示でパトの席の前に座り、近い距離で授業を行っていた
アンジュ「このように一緒に問題を解くのもいいと思いまして♪」
パト「確かに細かく見て貰えるから悪くないかも!」
メルリア(需要を感じれば恥じらいは消えますね、やはりその行動が必要か不必要か、理解出来るか出来ないかが大事そうですね)
・・・・・・
シーノ「主様~勉強頑張ってるンゴ?」
シーノは休憩時間の間にやってきてパト座っている足の上に深く座る
パト「ああ、でも今日はずっと近くで細かく教えてくれてたから理解はしやすかったんだけど、疲れは凄くてね~~、気が抜けなくてさ~」
シーノ「確かにずっと見られてると思うと疲れるカモノハシ」
パト「シーノ、語尾はもっと可愛らしくだぞ~」
ソルテ直属部隊 シーノとは問題なく話していた。
メルリア(あそこまでの接触があっても全然動揺しないですね、ああ、シーノは幼いですし、そこからの無邪気な行動として認識してるから全然気にならないのかもしれないですね、つまり理解があれば気にならないのでは?)
・・・・・・
授業が終わり、実技訓練が始まった。
フォルテ「よっし!主様ーー!!ドンドン攻めてきな!全部返り討ちにしてやるわ!!」
フォルテはそう言いながら正面から抱き着く、
ソルテ直属部隊 聖鬼神【赤】 フォルテ・フォールはパトの戦闘教育担当であり、勉学教育担当のアンジュとは常にセットで動いている。
パト「今日はちょっと試したい技術があるからその相手をしてもらっていい?」
フォルテ「構わないよ!向上心があるのは素晴らしい!ほら!早速見せてごらんなさい!!」
メルリア(あれ?これも全然、あまりにも誘惑的じゃなかったら気にならないのでしょうか?)
メルリアはパトのセーフ基準が少しわからなくなってきていた。
・・・・・・
パト「ふう、今日はなんか疲れたな・・・」
パトは実戦訓練が終わり、シャワールームに向かっていた。
侍女D「お身体を洗わせて頂きますね、主様」
パト「いや、俺は別に・・・」動揺
侍女E「私達のお役目なのです、主様は私達に現れるのはご不満でしょうか・・・」ショボン
パト「いや!そんな事ないよ!見苦しい物を見せちゃうからさ・・・その」動揺
侍女F「お見苦しい等ありえません!誠心誠意主様のお身体をお洗い致します!」
パト「あ・・・はい・・・」
パトは侍女達の熱意に負け、シャワー室というよりは大浴場に近い施設で侍女達に身を委ねた
メルリア(凄く拒んでいましたね、裸を見られるのがやはり恥ずかしいのでしょうか、やはり年頃の男性でもありますし、抵抗感があるのかもしれませんね)
・・・・・・
パト「なんだろう・・・疲れが凄い・・・」
メルリア「大丈夫ですか?アナタ?」
パト「今日はやけに侍女達の距離感が近かったと思わないか?いや嬉しいんだけど、気が動転しちゃってさ」
メルリア「お気に召さなかったですか?」
パト「いや、嬉しいけど、身体は大事にしてほしいよね、俺に尽くしてくれる、俺に尽くすのが役割だとしてもさ・・・その子の身体は唯一無二なんだからさ」
メルリア「アナタ、彼女達は誰に対してもそのような事を行うわけではありません、アナタだからこそ身を許しているのです、少なくともここの侍女の子達は皆さんがそれを望み、アナタが選んだ子達でしょう?」
パト「そうだよな、本来なら上から目線みたいな言い方になるから嫌だけど、愛してあげないといけないんだよね、はぁ、価値観を変えるってかなり難しいよね」
パトは苦笑いをする、その様子を玉座に居る侍女達は心配そうに見つめる。
パト「嫌いじゃないんだ、むしろ凄く愛してる、だから一人一人と向きあいたいんだ、誰でもいいなんて相手に失礼だろう?だからしっかり一人一人認識出来るまではね、待ってほしいかな」
メルリア(成程・・・わかりました、しっかり相手の事を理解している人に対してはある程度の事があっても動揺しないんですね、それは相手の事を知ってるから、逆に知らないと驚いて動揺していまうという事、だったら納得ですね、後は極端な刺激の強い裸は流石に知ってる間でも厳しいというイメージですかね)
メルリア「アナタ、ちょっと席を外してもいいですか?」
パト「いいよ!エイリを呼んでもらえる?」
エイリ「はい!メルリア様の代わりを務めさせて頂きます!」
メルリア「お願いしますね」
メルリアはソルテの所に向かった。
・・・・・・
メルリアはソルテに今回の観察結果を報告する
ソルテ「成程、それは確かに聞けば納得ですね、ボディータッチも私達なら全然嫌がらないわね、よし!ならもっと侍女や従属の子達を覚えて貰えるようにしたら一歩先の奉仕をしても問題ないわね!」
メルリア「一歩先とは?」
ソルテ「一歩先というより、今日のシャワーの時なら洗う!ご所望なら共にお風呂を堪能するなどのスキンシップです!主様は私と似てるから言えますけど、正直ボッチ根性が凄いんです!だから多少の強引に行かないと一生治らない!従属との関係は将来的に考えたら絶対に必要ですからね、最悪性的スキンシップも」
メルリア「それは本当に先の話ですね、というよりソルテはそれでいいの?主様であっても貴女の大事な殿方でもあるのでしょう?嫉妬などは?」
ソルテ「嫉妬はありますし、遺伝子を受け取る行為、易々とやるような行為ではないのは自覚してます、ですが、独占する気もないの、当然メルリア様が主様の恋人になってもメリア様は怒らないし、私も最初こそは嫉妬しますが、恐らく祝福します、それに同じ主を愛する運命共同体というのも心を許せていいじゃない?」
メルリア「いい子ですね、ソルテは、とりあえず今回の件を伝えましたので、今後に活かしてくださいね」
ソルテ「ありがとうございます、メルリア様」
メルリアはソルテと話した後、パトの元に戻った。
ソルテ「さてと、まずは奉仕以前に侍女や近衛部隊の子達の名前を覚えてもらう所からね!そのためにも集団ではなくて、少数チームで一緒に居られる時間を作ってと・・・」
ソルテは新たなヒントを得て、侍女部隊の総長の責務を全うしていた。
No.62 特別な時間
パトはネルを定期的に召喚していた。
ネル「どうした主様よ、こんな平和そのものな時に私を呼んで何をすればいいのだろうか」
ネルは大体理解していた、呼んだ理由なんてないということを。
パト「え、暇だから呼んだんだけど」
ネル「そうかそうか、主様の暇つぶしの相手に私は選ばれたという事なんだな、まったく帝園で恐れられる私が主様の暇つぶし相手とはな」
パト「嫌だった?」
ネル「別に嫌ではない、ほら、今日はどんなお菓子を用意してくれたのだ?」
パト「お菓子の前に!訓練!」
パトはネルを師匠として毎日ではないが、定期的に呼んでは訓練をしていた。
ネル「主様よ、私はこう見えて乙女でな、主様の顔面を蹴るのは心苦しいのだ、それを毎度毎度となればだな」
パト「決まって顔面蹴るなよ!毎度顎割れるんだよ!!」
ネルとの訓練は、相手がパトであろうが容赦はなく、平気で半殺しまで追い込むのだ。
ネル「我が主様はドが付く程のMだからな、困ったものだ」
パト「違うよ!強いて言うならそうやって忖度なしに攻めてくれるのはネルだけだからな、痛いのは嫌だけど、戦いの訓練をしている以上、情けは要らない、それは良く知ってるからさ」
パトは何度も戦いの場を経験して、甘さは必要ないと理解していた、その中で言えばネルが一番、訓練相手として申し分ないと判断していたのだ。
・・・・・・
ミーエル「ネル、最近ちょっと力入れてない?」
ネル「それだけ主様が成長したということだ、いい話じゃないか」
ミーエル「でもその分ネルが遠慮なくなってきたよね?」
ネル「だが1オーラ分だ、それでも主様はまだ私に及ばない、確かに強くはなった、ある程度私の動きを見極め、受け身だけの最初の頃とは違って、しっかり攻めれるようになった、だがそれでも私達の主様である以上、その程度、話にならないからな」
ミーエル「帝園のネル達はこんなものじゃないからね、その気持ちはわかるけど・・・」
ネル「ミーエル、その優しさが要らないんだ、この訓練ではな、だから専属神ではなく、従属神でもなく、私が選ばれたんだ、それは主様を容赦なく殴れるからだ」
ネルはそう言いながら、準備をしパトの所に向かう、
ネルは今の自分のポジションに凄く満足していた。
・・・・・・
数時間後
ミーエル「えっと、今日は顎骨粉砕が20回、頭蓋骨粉砕が15回、首ごと飛んで行ったのが10回・・・」
パト「俺、なんで生きてるんだろう・・・」
もちろん【不死領域】という空間で戦っているためである。
ネル「いやあ、今日も粉砕した粉砕した!主様!ちゃんと骨を鍛えないと駄目だぞ!」
パト「骨鍛えるってなんだよ、それよりオーラだな、反応が遅いなぁ、俺」
ネル「今の主様なら地球クラスなら余裕なんじゃないか?、最近開発しているのだろう?正式な実力を測る機械の作成」
パト「うん、地球や神界ってオーラ量と戦闘力をイコールで考えてるけど、実際全然そんな事ないじゃん?実際ネルはオーラ量がそんなになくても強いわけだし、だからオーラ量とかの忖度なしでの素の実力を数値化出来たらなって思って開発させてるんだけど、中々」
ネル「まあ、実際オーラの扱い方と量さえあれば能力が強くてもある程度完封出来るからな、オーラは強さの根源、強ち間違いではないんだがな、私はオーラの使い方は長けているのだ、主様がわからない程度にな」
ミーエル「ネルは確かにオーラの使い方がかなり上手だよね、メリアよりも上手いかも」
ネル「オーラ技術は帝園の方がかなり先に進んでいるからな、それに私は一番ではない、気に入らないが一番オーラ技術が高いのはテルだろうな、実力はないが、技術面は本当私ですら参考に成程だ、流石は技術の究極系と言われるだけの事はあるもんだ」
パト「珍しい、ネルが他の子を褒めるなんて」
ミーエル「そう?さっきの中でも要らない言葉がチラホラ混じってたと思うけど」
ネル「さて、ミーエル、今日もご苦労だったな、身体を休めるのだ」
ミーエル「今日も二人でなんだね、仲良しだね~♪」
パト「そうだね、実際感謝してるし、これくらい特別でも俺はいいかなって」
ネル「そういう事だ、褒美の時間くらいは二人で居させてくれ」
ミーエルは言われたまま、二人を置いてその場を去る。
・・・・・・
パト「その空間って穴場だよね、専属神との契約がこの中では途切れるなんてね」
ネル「死の感覚とはそれほど恐ろしいものなのだ、そんなものを全て共有していたら専属神達全員病んでしまうぞ」
パト「確かにね!それはダメだわ」
ネル「・・・・」顔真っ赤
パト「はい、おいでネル」
ネル「ああ、失礼するぞ、主様」
ネルはそう言いながら座っているパトの膝に頭を置く、膝枕だった。
ネル「落ち着くな、やはりこういう時間が私は好きだな」
パト「嫌な役割をやらせてるからね、おかげで凄く助かってる、本気で殺しに掛かってくれるのはネルくらいなんだ、ソルテだとどうも忖度が入ってしまう、保身的になってしまうから、何処か緊張感に欠けてしまうからね」
ネル「そうだな、私も実際主様を傷付けるのは好きじゃない、傷心する」
パト「本当助かるよ、ネル」
ネルは誰にも見えない場所でパトに甘えるのが至高のひとときだった、
帝園では暴君と呼ばれ、誰からも恐れられ、威厳を持つ必要があり、
帝国でも常に威厳を持ち、誰からも下に見られないように気を使っている。
だが、この二人だけの時間は唯一ネルが、歳相応の女性で居られる時間である。
パト「そうだ、今度一緒に出掛けない?」
ネル「嬉しい誘いだが却下だ、主様には従属が居るだろう、あいつらの居場所を横取りする気にはなれないんでね、私はこうやって居られるだけで幸せなのだ」
パト「いいの?本当に?」
パトはネルを認めている、むしろ一人の女性として専属神同様信頼し、愛している。
それは帝園のどのメンバーですら成し遂げていない特別な感情だった。
パト「ネルはいつも一歩引いてくれるけど、俺はネルもしっかり愛したい、おまけみたいな扱いはしたくないんだけど」
ネル「嬉しい言葉だな、だが良いのだ、別に私は買い物が好きではないからな、趣味という趣味もないしな、本当にこうやって居られる時間が好きなのだ」
パト「ならなんで【常駐従属契約】を受け入れてくれないんだ?」
ネル「別にいつでも会えるからさ、それに私は帝園にも居場所と役割がある、私の存在が勢力の抑止力になっている、私がただ何もせずに帝園に居る、それだけでも充分な役割なんだよ、主様」
パト「そっか、でも気が向いたらいつでも・・・」
ネル「しつこいぞ、主様、今はエテルと美魅、この二人をしっかり面倒見てやれ、ミーエルはどうでもいいがな、あいつは既にどうにでもなるからな」
パト「ああ、わかったよ」
ネル「嬉しいぞ、主様」
ネルは優しい顔で笑う、普段では絶対に見れない特別な表情だった。
ネル(正直、こっちでの生活は面倒くさいというのもあるがな、東京の時は不便だったしな・・・)
・・・・・・
パト「さてと、それじゃあそろそろ戻るとしますかね、侍女達が待ってるからさ」
ネル「まったく、偉くなったものだな、主様」
パト「本当、過ぎた事ばかりだよ、もっと身の丈にあった生活で良いんだけどね」
ネル「そうだな、ではまた呼ぶと良い、暇なのでな、呼ばなくても私から出向こう」
パト(ネル達は自分からこっちの世界に来れるから確かに【常駐従属契約】は必要ないかもなぁ)
ネルはパトの中にある帝園に戻った。
パト「さて、汗で汚れてるし、お風呂入るか!」
パトは訓練場を後にする。
ネル「どうした主様よ、こんな平和そのものな時に私を呼んで何をすればいいのだろうか」
ネルは大体理解していた、呼んだ理由なんてないということを。
パト「え、暇だから呼んだんだけど」
ネル「そうかそうか、主様の暇つぶしの相手に私は選ばれたという事なんだな、まったく帝園で恐れられる私が主様の暇つぶし相手とはな」
パト「嫌だった?」
ネル「別に嫌ではない、ほら、今日はどんなお菓子を用意してくれたのだ?」
パト「お菓子の前に!訓練!」
パトはネルを師匠として毎日ではないが、定期的に呼んでは訓練をしていた。
ネル「主様よ、私はこう見えて乙女でな、主様の顔面を蹴るのは心苦しいのだ、それを毎度毎度となればだな」
パト「決まって顔面蹴るなよ!毎度顎割れるんだよ!!」
ネルとの訓練は、相手がパトであろうが容赦はなく、平気で半殺しまで追い込むのだ。
ネル「我が主様はドが付く程のMだからな、困ったものだ」
パト「違うよ!強いて言うならそうやって忖度なしに攻めてくれるのはネルだけだからな、痛いのは嫌だけど、戦いの訓練をしている以上、情けは要らない、それは良く知ってるからさ」
パトは何度も戦いの場を経験して、甘さは必要ないと理解していた、その中で言えばネルが一番、訓練相手として申し分ないと判断していたのだ。
・・・・・・
ミーエル「ネル、最近ちょっと力入れてない?」
ネル「それだけ主様が成長したということだ、いい話じゃないか」
ミーエル「でもその分ネルが遠慮なくなってきたよね?」
ネル「だが1オーラ分だ、それでも主様はまだ私に及ばない、確かに強くはなった、ある程度私の動きを見極め、受け身だけの最初の頃とは違って、しっかり攻めれるようになった、だがそれでも私達の主様である以上、その程度、話にならないからな」
ミーエル「帝園のネル達はこんなものじゃないからね、その気持ちはわかるけど・・・」
ネル「ミーエル、その優しさが要らないんだ、この訓練ではな、だから専属神ではなく、従属神でもなく、私が選ばれたんだ、それは主様を容赦なく殴れるからだ」
ネルはそう言いながら、準備をしパトの所に向かう、
ネルは今の自分のポジションに凄く満足していた。
・・・・・・
数時間後
ミーエル「えっと、今日は顎骨粉砕が20回、頭蓋骨粉砕が15回、首ごと飛んで行ったのが10回・・・」
パト「俺、なんで生きてるんだろう・・・」
もちろん【不死領域】という空間で戦っているためである。
ネル「いやあ、今日も粉砕した粉砕した!主様!ちゃんと骨を鍛えないと駄目だぞ!」
パト「骨鍛えるってなんだよ、それよりオーラだな、反応が遅いなぁ、俺」
ネル「今の主様なら地球クラスなら余裕なんじゃないか?、最近開発しているのだろう?正式な実力を測る機械の作成」
パト「うん、地球や神界ってオーラ量と戦闘力をイコールで考えてるけど、実際全然そんな事ないじゃん?実際ネルはオーラ量がそんなになくても強いわけだし、だからオーラ量とかの忖度なしでの素の実力を数値化出来たらなって思って開発させてるんだけど、中々」
ネル「まあ、実際オーラの扱い方と量さえあれば能力が強くてもある程度完封出来るからな、オーラは強さの根源、強ち間違いではないんだがな、私はオーラの使い方は長けているのだ、主様がわからない程度にな」
ミーエル「ネルは確かにオーラの使い方がかなり上手だよね、メリアよりも上手いかも」
ネル「オーラ技術は帝園の方がかなり先に進んでいるからな、それに私は一番ではない、気に入らないが一番オーラ技術が高いのはテルだろうな、実力はないが、技術面は本当私ですら参考に成程だ、流石は技術の究極系と言われるだけの事はあるもんだ」
パト「珍しい、ネルが他の子を褒めるなんて」
ミーエル「そう?さっきの中でも要らない言葉がチラホラ混じってたと思うけど」
ネル「さて、ミーエル、今日もご苦労だったな、身体を休めるのだ」
ミーエル「今日も二人でなんだね、仲良しだね~♪」
パト「そうだね、実際感謝してるし、これくらい特別でも俺はいいかなって」
ネル「そういう事だ、褒美の時間くらいは二人で居させてくれ」
ミーエルは言われたまま、二人を置いてその場を去る。
・・・・・・
パト「その空間って穴場だよね、専属神との契約がこの中では途切れるなんてね」
ネル「死の感覚とはそれほど恐ろしいものなのだ、そんなものを全て共有していたら専属神達全員病んでしまうぞ」
パト「確かにね!それはダメだわ」
ネル「・・・・」顔真っ赤
パト「はい、おいでネル」
ネル「ああ、失礼するぞ、主様」
ネルはそう言いながら座っているパトの膝に頭を置く、膝枕だった。
ネル「落ち着くな、やはりこういう時間が私は好きだな」
パト「嫌な役割をやらせてるからね、おかげで凄く助かってる、本気で殺しに掛かってくれるのはネルくらいなんだ、ソルテだとどうも忖度が入ってしまう、保身的になってしまうから、何処か緊張感に欠けてしまうからね」
ネル「そうだな、私も実際主様を傷付けるのは好きじゃない、傷心する」
パト「本当助かるよ、ネル」
ネルは誰にも見えない場所でパトに甘えるのが至高のひとときだった、
帝園では暴君と呼ばれ、誰からも恐れられ、威厳を持つ必要があり、
帝国でも常に威厳を持ち、誰からも下に見られないように気を使っている。
だが、この二人だけの時間は唯一ネルが、歳相応の女性で居られる時間である。
パト「そうだ、今度一緒に出掛けない?」
ネル「嬉しい誘いだが却下だ、主様には従属が居るだろう、あいつらの居場所を横取りする気にはなれないんでね、私はこうやって居られるだけで幸せなのだ」
パト「いいの?本当に?」
パトはネルを認めている、むしろ一人の女性として専属神同様信頼し、愛している。
それは帝園のどのメンバーですら成し遂げていない特別な感情だった。
パト「ネルはいつも一歩引いてくれるけど、俺はネルもしっかり愛したい、おまけみたいな扱いはしたくないんだけど」
ネル「嬉しい言葉だな、だが良いのだ、別に私は買い物が好きではないからな、趣味という趣味もないしな、本当にこうやって居られる時間が好きなのだ」
パト「ならなんで【常駐従属契約】を受け入れてくれないんだ?」
ネル「別にいつでも会えるからさ、それに私は帝園にも居場所と役割がある、私の存在が勢力の抑止力になっている、私がただ何もせずに帝園に居る、それだけでも充分な役割なんだよ、主様」
パト「そっか、でも気が向いたらいつでも・・・」
ネル「しつこいぞ、主様、今はエテルと美魅、この二人をしっかり面倒見てやれ、ミーエルはどうでもいいがな、あいつは既にどうにでもなるからな」
パト「ああ、わかったよ」
ネル「嬉しいぞ、主様」
ネルは優しい顔で笑う、普段では絶対に見れない特別な表情だった。
ネル(正直、こっちでの生活は面倒くさいというのもあるがな、東京の時は不便だったしな・・・)
・・・・・・
パト「さてと、それじゃあそろそろ戻るとしますかね、侍女達が待ってるからさ」
ネル「まったく、偉くなったものだな、主様」
パト「本当、過ぎた事ばかりだよ、もっと身の丈にあった生活で良いんだけどね」
ネル「そうだな、ではまた呼ぶと良い、暇なのでな、呼ばなくても私から出向こう」
パト(ネル達は自分からこっちの世界に来れるから確かに【常駐従属契約】は必要ないかもなぁ)
ネルはパトの中にある帝園に戻った。
パト「さて、汗で汚れてるし、お風呂入るか!」
パトは訓練場を後にする。
