奉園(ミニステエデン)シリーズ
2026年10月19日
No.214 奉園(ミニステエデン)の世界へ! エピソード1
メルリアはパトを自身の世界に招待した。
メルリア「旦那様、ここが私の世界、旦那様の恩恵を得られた事で進化した世界奉園(ミニステエデン)です」
メルリアは深く頭を下げる、そしてそのままパトの腕に抱き着く。
パト「以前行っていた学園が国となりティア別で階級を作りながら切磋琢磨している世界だっけ、メルリアらしい世界だな」
メルリア「この世界は男性も女性も素晴らしい力を持っています、執事も侍女も全員は帝国の侍女クラスと思って頂いて構いません、作法に関してもティアが高い学校に関しては完璧に近いものとなっております」
パト「侍女として完成された世界、そして男性も居る、俺的にはそこが一番嬉しい話だ、何故か俺から出来た世界は男性が生まれない、多分俺の世界王の方針なんだろう、男性を作る事は歪を生むとね、実際それがあるかもってわかってるから俺も強い抗議はしない、けど居て欲しくないわけじゃない、どんな場面でも男性の方が都合が良い場面はあるんだ、そういう意味ではメルリアの世界は凄く価値があると思うよ」
パトは嬉しそうに話す、世界王も従属も専属神も全員が男性を作る事を拒む、パト自身も男性と接吻したり身体を重ねるのは断固拒否のため、余計な事は言わないようにしている。
メルリア「まずルールがあります、この世界では階級で言うと旦那様が一番、私が二番、世界王が三番となります、そして階級が高い程直接依頼出来る学校のティアが限られます」
パト「そういえば以前もそんな話してたな、確か俺はティア0、トップ4の学校になら指示が出来る話だったっけ?」
メルリア「その通りです、覚えていてくれた嬉しいです、そして私はティア1まで、世界王はティア2までの学校を使用できます、それ以下の属する学校は乞うご期待となりますね」
パト「勿体ないよな、学校は結構な数があるのにその大半が使えないなんて、もしかしたらそんな学校の中でも有望な人材がいるかもしれないのに」
パトは知っている、組織に埋もれているだけで有望な人材が沢山居る事を。
メルリア「わかっております、なので交流をする分には何も制限はありません、ただ旦那様から直接仕事の依頼をする場合に限ってのお話しです、後もしお気に入りの子が出来ましたら【特待生】という形でどのティアに居ても直接呼び出すシステムがありますのでぜひ活用してください。」
パト「それはいい、らしくない質問をするけど、どんな用途でもいいのか?」
パトはメルリアに聞く、それはメルリアの価値観的にどこまでを許しているのかを確認したかったからだ。
メルリア「私個人で言えばあまり乱暴は控えて頂きたいです、どの子も皆良い子です、例えティアが低くても同じです、多くの境遇があり、色々問題を抱えている子も必ずいます、ですが根は良い子のはずです、ただ強要ではありません、旦那様が使い捨てのように扱うのであればそれを避難したり拒絶する事はありません、それもまた侍女としての宿命なのは理解しております、私もこうして良くしてもらって幸せですが、人によってはゴミのように扱い、都合のよい時だけ利用し、後は放置でもおかしくない身分、それが侍女としての本来の立ち位置なのです」
パト「聞いただけだ、それにそんな侍女を下げるな、俺は皆には感謝している、雑に扱う事なんてないさ、メルリアなら信じてくれるだろう?」
メルリアは笑顔で「もちろんです♪」と答えた。
・・・・・・
パトとメルリアはティア0の学校 ミルフィート学園都市 に足を運んでいた。
パト「本当だ、学校というよりは国だな」
街には多くの住人でにぎわっていた。
そして驚く事にどれもが現代以上のハイテクノロジーに溢れていた。
メルリア「この世界で第2位を誇る学校です、このミルフィート学園都市は評価される10項目で【奉納】【化学】【治安】に優れた学園なのです、奉納とは演芸や贈り物として贈られる物品のクオリティーを意味しています、つまりここは治安が凄く安定しており、物が最高品質で多種多様に出回っており、化学力で成功をしている学校となります」
パト「成程、化学力が高いんだから多くの製品も作れる、必然的に奉納の質も上がるというわけだ、芸術ポイントも高いのは学園都市ならではの努力の結晶なんだろうね」
メルリア「10項目には【戦力】【奉仕】【奉納】【技術】【化学】【勉学】【作法】【治安】【衣食住】【民度】で決まります、1項目10点満点で合計100点中何点かを世界王が採点しています、勿論停滞は悪化を辿るので常に進化し続けています、つまり以前が10点だから次も10点かと言うと違います、世界全体の平均を見て採点をしますので平均が上がれば9点にも8点にも下がります」
パト「凄いな、つまり次々と成果を出して行かないとすぐにティア順位を下げてしまう要因になるという事か、そうなると結構ギスギスしているんじゃないか、特に俺なんて歓迎されているかどうか」
パトは専属神の世界に何度も足を運んだ事があるため、わかる事がある。
パトから生まれた世界は凄くパトを歓迎する、例え専属神が主であっても主を主と思っていない世界王も存在する、だがそんな世界王でもパトになると話が変わってくる。
だが元々世界を持っていた専属神の世界はあまりパトを歓迎していない。
むしろ専属神にのみに力を使いたいのに余計な奴まで面倒を見ないといけなくなったために足を運べば扱いにくそうな顔をする者も居る。
メルリア「この世界では旦那様は凄く歓迎されています・・・が申し訳にくいのですが、特待生という制度に関してはちょっと納得していないというか・・・批判的な意見が多いというのが現実ですかね」
メルリアは困った顔をしてしまった。
メルリア「今は私と世界王で特待生システムに対して納得してもらえるように動いています、ですがこの世界はチーム一丸になって成果を出して私達に認めてもらおうという社会が主体です、それが個人主義になると結局チームで頑張っても個人的評価の方が上だとなれば努力している意味がなくなると異議を唱える方も居るのです」
至極真っ当な意見だった。
パト「チームスポーツでもある話だな、チームで全国大会で結果を残したのに強化合宿や特待生に選ばれるのはチームの中の個人だ、チーム一丸で皆同じく結果を出したのに個人にだけスポットが当たるのは理不尽だと感じる人が居てもおかしくない、でも実際スカウトとはそういうものだからな、理不尽には感じるけど個人的に魅力を感じたから欲しくなるもの、それを邪魔されるとなるとこの世界の価値観が下がってしまうと思うんだけどな」
メルリアの表情は曇った。
事実パトが普段から扱っている帝園(ミガドルエデン)は種族事に国はあれど全て個々の結果に委ねている、どれだけ重役だろうがパトが選べば引き抜ける、契約条件が厳しいという条件はあるがパトとしても凄く扱いやすいか理解しているのだ、これを「この従属は重役で抜かれたら困るから契約してはならない」「皆同じ地位で同じく頑張った仲間なのに一人だけ選ばれるのはおかしい!!」と毎度言われてはパト側も扱いにくいと考える。
メルリア「そうですよね、その件に関しては今後特待生に選ばれた学校に応じて追加ポイントを加算させるつもりです。その方がチーム一丸となって特待生に選ばれるような侍女を育てたとなると思うのです」
パト「万園と同じシステムだな、でも悪くないと思うぞ、実際そうでもしないと学校対抗でも大きな逆転は狙えない、個人的意識を改めても組織は変わらない、ならば優秀な個を作って売り出す方が組織的には都合が良い事がある、ティア表で上位の学校は組織力も高い、だけどティア表が低い学校に所属している従属はそういう抜け道でも作っておかないと腐っていく一方だと思うんだ、救済処置システムとして広めていくといい、そうすれば上の組織はまだ批判的意見は残るかもしれないけど下の組織は躍起になると思うんだ」
メルリア「わかりました、そうなるように精進します」
・・・・・・
パトとメルリアはミルフィート学園都市で買い物を楽しんだ後カフェでゆっくりと落ち着いていた。
パト「実際この世界の従属のレベルは高いのか?実力的な意味で、確か万園は技術力か従属で何かしら提供しないと評価しないんだろ?」
メルリア「いえ、実はその両方とも万園には評価いただけてないんです、というより他所の世界が強すぎてこの世界は万園に喜んでいただけるレベルまで上がっていないというのが現状です」
パト「例えばこの世界で一番強い奴は他所の世界で例えるとどのレベルなんだ?」
メルリアは「うっ」と気まずい顔になる、そして考えて考えて答える
メルリア「少なくともですが・・・ミーエルより強い従属は存在しないかと」
パト「ミーエル以下か、でもミーエルもかなり強い方らしいし」
メルリア「ミーエルしか知らないから言っているだけです、恐らくですが帝園の構成員クラスには勝てないかと・・・まず間違いなくエテルには勝てないですね」
パト「そうなんだ、それで技術力も提供できないって言ってるけど俺からみたらどの技術も凄そうだけど」
メルリア「天園(カエルムエデン)を知ったら私の世界技術はかなり低いですよ・・・」
メルリアの表情は暗くなる一方だった。
メルリア「この世界が誇るのは侍女と執事です、つまり強さも技術もそこまで重きを置いていないのです、作法や奉仕に関しては恐らくどの世界にも負けません、ですがそれは万園の評価基準外のためこの世界のレベルは低いと認定されているでしょう、となるとこの世界が評価されるには旦那様が沢山この世界の侍女や執事を扱ってくれる事になります、ですが・・・わかっています侍女の数は現実の帝国で十分足りています、侍女としてのレベルも申し分なしです、今更私の世界の侍女が加わったとしてもという所はあります、そもそも私が侍女として働いているのです、私の仕事を私の世界王の侍女にやってもらうという事はあれど不足分を補うという意味で言えば不必要なのです」
パトはメルリアの説明に心当たりが十分にあった。
侍女の数は現状多すぎるくらいだ、多すぎるために侍女が1日働いたら一週間の残りは全て休みとなる程に数は足りている。
メリアやソルテ曰く 日程を詰めれば余裕がなくなるためこれくらい余裕な方が良い
パトは使っていないが、性欲が有り余った時に何時でも呼べるように、そして万全な状態である必要もあるための体制とのことだった。
パト(確かにヤりたい!ってなってお願いした子が疲れ切ってたらこっちも気を使う、ソルテやメリアの侍女は少なくとも全奉仕前提、つまり侍女が主である俺に手を掛けさせてはならない、俺が攻めるなら最高の感度を、侍女が攻めるなら俺が満足するまでの間パフォーマンスを維持するだけの気力と体力を、それを仕事中とか仕事後だと酷だよなぁ)
パトは考えながら飲み物を飲む。
メルリア「旦那様、私はどうしたらいいでしょうか、我儘を言って私の世界の従属を使ってほしいと言ったら旦那様はきっとお優しいので一人でも二人でもお気に入りの子を見つけて扱ってくれるでしょう、ですがそんなやり方をしてもよろしいのかどうか」
パト「普通の事だと思うよ、実際帝園なんてそんなのばっかりだしね、営業をしないと客は誰も商品を買わないし契約もしないよ、つまりメルリアも同じ、専属侍女と言っても俺は大事な従属で大事な女性だ、だからちゃんと話して欲しい、こういう所だけ自分は侍女だからなんて言うのは辞めてくれ」
メルリア「本当に優しい言葉ですね、ではこの世界から従属3名程を特待生にしてほしいと言ったらどうでしょうか?」
パト「すぐには決めかねるな、俺だって急いで決める気はない、例えば一度特待生にして結局合わずに解除したらその従属を傷つける行為になるだろ、一度特待生に選んだなら死ぬまで面倒を見たい、勿論常にとはいかないけどね、他の世界事情もあるし」
メルリア「ありがとうございます、ではこのミルフィート学園都市で気に入りそうな従属を1名見つけては如何でしょうか?ちなみに今まで見て来た住人全てが従属適正ありの従属達です!よろしくお願いします!」
メルリアは深く頭を下げた。
パト(お願いされたからとりあえず探してみるか、まあこの世界のクオリティーを見てみたいって気持ちもあったし都合良いか、第二位の学校 ミルフィート学園都市、どのレベルなのか楽しみだ)
メルリア「旦那様、ここが私の世界、旦那様の恩恵を得られた事で進化した世界奉園(ミニステエデン)です」
メルリアは深く頭を下げる、そしてそのままパトの腕に抱き着く。
パト「以前行っていた学園が国となりティア別で階級を作りながら切磋琢磨している世界だっけ、メルリアらしい世界だな」
メルリア「この世界は男性も女性も素晴らしい力を持っています、執事も侍女も全員は帝国の侍女クラスと思って頂いて構いません、作法に関してもティアが高い学校に関しては完璧に近いものとなっております」
パト「侍女として完成された世界、そして男性も居る、俺的にはそこが一番嬉しい話だ、何故か俺から出来た世界は男性が生まれない、多分俺の世界王の方針なんだろう、男性を作る事は歪を生むとね、実際それがあるかもってわかってるから俺も強い抗議はしない、けど居て欲しくないわけじゃない、どんな場面でも男性の方が都合が良い場面はあるんだ、そういう意味ではメルリアの世界は凄く価値があると思うよ」
パトは嬉しそうに話す、世界王も従属も専属神も全員が男性を作る事を拒む、パト自身も男性と接吻したり身体を重ねるのは断固拒否のため、余計な事は言わないようにしている。
メルリア「まずルールがあります、この世界では階級で言うと旦那様が一番、私が二番、世界王が三番となります、そして階級が高い程直接依頼出来る学校のティアが限られます」
パト「そういえば以前もそんな話してたな、確か俺はティア0、トップ4の学校になら指示が出来る話だったっけ?」
メルリア「その通りです、覚えていてくれた嬉しいです、そして私はティア1まで、世界王はティア2までの学校を使用できます、それ以下の属する学校は乞うご期待となりますね」
パト「勿体ないよな、学校は結構な数があるのにその大半が使えないなんて、もしかしたらそんな学校の中でも有望な人材がいるかもしれないのに」
パトは知っている、組織に埋もれているだけで有望な人材が沢山居る事を。
メルリア「わかっております、なので交流をする分には何も制限はありません、ただ旦那様から直接仕事の依頼をする場合に限ってのお話しです、後もしお気に入りの子が出来ましたら【特待生】という形でどのティアに居ても直接呼び出すシステムがありますのでぜひ活用してください。」
パト「それはいい、らしくない質問をするけど、どんな用途でもいいのか?」
パトはメルリアに聞く、それはメルリアの価値観的にどこまでを許しているのかを確認したかったからだ。
メルリア「私個人で言えばあまり乱暴は控えて頂きたいです、どの子も皆良い子です、例えティアが低くても同じです、多くの境遇があり、色々問題を抱えている子も必ずいます、ですが根は良い子のはずです、ただ強要ではありません、旦那様が使い捨てのように扱うのであればそれを避難したり拒絶する事はありません、それもまた侍女としての宿命なのは理解しております、私もこうして良くしてもらって幸せですが、人によってはゴミのように扱い、都合のよい時だけ利用し、後は放置でもおかしくない身分、それが侍女としての本来の立ち位置なのです」
パト「聞いただけだ、それにそんな侍女を下げるな、俺は皆には感謝している、雑に扱う事なんてないさ、メルリアなら信じてくれるだろう?」
メルリアは笑顔で「もちろんです♪」と答えた。
・・・・・・
パトとメルリアはティア0の学校 ミルフィート学園都市 に足を運んでいた。
パト「本当だ、学校というよりは国だな」
街には多くの住人でにぎわっていた。
そして驚く事にどれもが現代以上のハイテクノロジーに溢れていた。
メルリア「この世界で第2位を誇る学校です、このミルフィート学園都市は評価される10項目で【奉納】【化学】【治安】に優れた学園なのです、奉納とは演芸や贈り物として贈られる物品のクオリティーを意味しています、つまりここは治安が凄く安定しており、物が最高品質で多種多様に出回っており、化学力で成功をしている学校となります」
パト「成程、化学力が高いんだから多くの製品も作れる、必然的に奉納の質も上がるというわけだ、芸術ポイントも高いのは学園都市ならではの努力の結晶なんだろうね」
メルリア「10項目には【戦力】【奉仕】【奉納】【技術】【化学】【勉学】【作法】【治安】【衣食住】【民度】で決まります、1項目10点満点で合計100点中何点かを世界王が採点しています、勿論停滞は悪化を辿るので常に進化し続けています、つまり以前が10点だから次も10点かと言うと違います、世界全体の平均を見て採点をしますので平均が上がれば9点にも8点にも下がります」
パト「凄いな、つまり次々と成果を出して行かないとすぐにティア順位を下げてしまう要因になるという事か、そうなると結構ギスギスしているんじゃないか、特に俺なんて歓迎されているかどうか」
パトは専属神の世界に何度も足を運んだ事があるため、わかる事がある。
パトから生まれた世界は凄くパトを歓迎する、例え専属神が主であっても主を主と思っていない世界王も存在する、だがそんな世界王でもパトになると話が変わってくる。
だが元々世界を持っていた専属神の世界はあまりパトを歓迎していない。
むしろ専属神にのみに力を使いたいのに余計な奴まで面倒を見ないといけなくなったために足を運べば扱いにくそうな顔をする者も居る。
メルリア「この世界では旦那様は凄く歓迎されています・・・が申し訳にくいのですが、特待生という制度に関してはちょっと納得していないというか・・・批判的な意見が多いというのが現実ですかね」
メルリアは困った顔をしてしまった。
メルリア「今は私と世界王で特待生システムに対して納得してもらえるように動いています、ですがこの世界はチーム一丸になって成果を出して私達に認めてもらおうという社会が主体です、それが個人主義になると結局チームで頑張っても個人的評価の方が上だとなれば努力している意味がなくなると異議を唱える方も居るのです」
至極真っ当な意見だった。
パト「チームスポーツでもある話だな、チームで全国大会で結果を残したのに強化合宿や特待生に選ばれるのはチームの中の個人だ、チーム一丸で皆同じく結果を出したのに個人にだけスポットが当たるのは理不尽だと感じる人が居てもおかしくない、でも実際スカウトとはそういうものだからな、理不尽には感じるけど個人的に魅力を感じたから欲しくなるもの、それを邪魔されるとなるとこの世界の価値観が下がってしまうと思うんだけどな」
メルリアの表情は曇った。
事実パトが普段から扱っている帝園(ミガドルエデン)は種族事に国はあれど全て個々の結果に委ねている、どれだけ重役だろうがパトが選べば引き抜ける、契約条件が厳しいという条件はあるがパトとしても凄く扱いやすいか理解しているのだ、これを「この従属は重役で抜かれたら困るから契約してはならない」「皆同じ地位で同じく頑張った仲間なのに一人だけ選ばれるのはおかしい!!」と毎度言われてはパト側も扱いにくいと考える。
メルリア「そうですよね、その件に関しては今後特待生に選ばれた学校に応じて追加ポイントを加算させるつもりです。その方がチーム一丸となって特待生に選ばれるような侍女を育てたとなると思うのです」
パト「万園と同じシステムだな、でも悪くないと思うぞ、実際そうでもしないと学校対抗でも大きな逆転は狙えない、個人的意識を改めても組織は変わらない、ならば優秀な個を作って売り出す方が組織的には都合が良い事がある、ティア表で上位の学校は組織力も高い、だけどティア表が低い学校に所属している従属はそういう抜け道でも作っておかないと腐っていく一方だと思うんだ、救済処置システムとして広めていくといい、そうすれば上の組織はまだ批判的意見は残るかもしれないけど下の組織は躍起になると思うんだ」
メルリア「わかりました、そうなるように精進します」
・・・・・・
パトとメルリアはミルフィート学園都市で買い物を楽しんだ後カフェでゆっくりと落ち着いていた。
パト「実際この世界の従属のレベルは高いのか?実力的な意味で、確か万園は技術力か従属で何かしら提供しないと評価しないんだろ?」
メルリア「いえ、実はその両方とも万園には評価いただけてないんです、というより他所の世界が強すぎてこの世界は万園に喜んでいただけるレベルまで上がっていないというのが現状です」
パト「例えばこの世界で一番強い奴は他所の世界で例えるとどのレベルなんだ?」
メルリアは「うっ」と気まずい顔になる、そして考えて考えて答える
メルリア「少なくともですが・・・ミーエルより強い従属は存在しないかと」
パト「ミーエル以下か、でもミーエルもかなり強い方らしいし」
メルリア「ミーエルしか知らないから言っているだけです、恐らくですが帝園の構成員クラスには勝てないかと・・・まず間違いなくエテルには勝てないですね」
パト「そうなんだ、それで技術力も提供できないって言ってるけど俺からみたらどの技術も凄そうだけど」
メルリア「天園(カエルムエデン)を知ったら私の世界技術はかなり低いですよ・・・」
メルリアの表情は暗くなる一方だった。
メルリア「この世界が誇るのは侍女と執事です、つまり強さも技術もそこまで重きを置いていないのです、作法や奉仕に関しては恐らくどの世界にも負けません、ですがそれは万園の評価基準外のためこの世界のレベルは低いと認定されているでしょう、となるとこの世界が評価されるには旦那様が沢山この世界の侍女や執事を扱ってくれる事になります、ですが・・・わかっています侍女の数は現実の帝国で十分足りています、侍女としてのレベルも申し分なしです、今更私の世界の侍女が加わったとしてもという所はあります、そもそも私が侍女として働いているのです、私の仕事を私の世界王の侍女にやってもらうという事はあれど不足分を補うという意味で言えば不必要なのです」
パトはメルリアの説明に心当たりが十分にあった。
侍女の数は現状多すぎるくらいだ、多すぎるために侍女が1日働いたら一週間の残りは全て休みとなる程に数は足りている。
メリアやソルテ曰く 日程を詰めれば余裕がなくなるためこれくらい余裕な方が良い
パトは使っていないが、性欲が有り余った時に何時でも呼べるように、そして万全な状態である必要もあるための体制とのことだった。
パト(確かにヤりたい!ってなってお願いした子が疲れ切ってたらこっちも気を使う、ソルテやメリアの侍女は少なくとも全奉仕前提、つまり侍女が主である俺に手を掛けさせてはならない、俺が攻めるなら最高の感度を、侍女が攻めるなら俺が満足するまでの間パフォーマンスを維持するだけの気力と体力を、それを仕事中とか仕事後だと酷だよなぁ)
パトは考えながら飲み物を飲む。
メルリア「旦那様、私はどうしたらいいでしょうか、我儘を言って私の世界の従属を使ってほしいと言ったら旦那様はきっとお優しいので一人でも二人でもお気に入りの子を見つけて扱ってくれるでしょう、ですがそんなやり方をしてもよろしいのかどうか」
パト「普通の事だと思うよ、実際帝園なんてそんなのばっかりだしね、営業をしないと客は誰も商品を買わないし契約もしないよ、つまりメルリアも同じ、専属侍女と言っても俺は大事な従属で大事な女性だ、だからちゃんと話して欲しい、こういう所だけ自分は侍女だからなんて言うのは辞めてくれ」
メルリア「本当に優しい言葉ですね、ではこの世界から従属3名程を特待生にしてほしいと言ったらどうでしょうか?」
パト「すぐには決めかねるな、俺だって急いで決める気はない、例えば一度特待生にして結局合わずに解除したらその従属を傷つける行為になるだろ、一度特待生に選んだなら死ぬまで面倒を見たい、勿論常にとはいかないけどね、他の世界事情もあるし」
メルリア「ありがとうございます、ではこのミルフィート学園都市で気に入りそうな従属を1名見つけては如何でしょうか?ちなみに今まで見て来た住人全てが従属適正ありの従属達です!よろしくお願いします!」
メルリアは深く頭を下げた。
パト(お願いされたからとりあえず探してみるか、まあこの世界のクオリティーを見てみたいって気持ちもあったし都合良いか、第二位の学校 ミルフィート学園都市、どのレベルなのか楽しみだ)
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2025年05月22日
No.172 奉園(ミニステエデン)
メルリア「どうでしょうか?クリアーラ?」
メルリアは自身の世界に入っていた、その世界の名は奉園(ミニステエデン)
メルリアが元々所有していた世界がパトの万園に干渉された事により進化した世界。
そしてその世界に居た世界王はそのままという形で今も尚メルリアの世界王として世界を統括していた。
クリアーラ「順調ですね、最近は強い個体が沢山現れましたからね、今まで名を上げていたTier0の学校がランクダウンして無名校が逆に名を上げて来たりしてます、今まであまり変動なかったのに、良い傾向だと思います」
メルリアの世界は奉仕がメインの世界、元々は宗教的な世界であり、神となるメルリアを強く信仰する世界、そしてメルリアに対して奉仕が出来る者にこそ価値があるとされる世界で、この世界では強さと同等にどれだけメルリアに奉納、つまり貢献出来るか、礼儀や作法を心得ているか、という忠誠心が評価点となっている。
例えばこの世界の場合、クリアーラから直接依頼が来るのはTier2までの学校であり、メルリアが直接依頼出来るのはTier1までの計12校までである。
つまり学校対抗で評価を高める必要があるのだが、Tier2に入るというのが世界全体の目標であるため、在校生と教員が結託して学校の評価を上げようとしている世界である。
・・・・・・
学校とは現実でいう大学付属のような小中高大学一貫校のような機関であり、大人になってもその学校の教員や学校独自の技術を活かした生活、そして研究機関を設け、数多の分野における研究を行い、他校と差別化を図ろうと一致団結している機関になる。
そのため、まずはどの学校に所属するか、そして学校からは戦力になり得るか否かを面接や試験を行う、学校から他校への引き抜きを行うこともあれば、スパイを入れて情報を奪う等の情報戦、そしてそれらの結果を発表する集大成、学校対抗戦、このコンテストで評価する世界王クリアーラが贔屓なしで正確に判断する事でこの世界は成り立っている。
・・・・・・
クリアーラ「それでですね、最近生まれる子達は皆何かしらのポテンシャルを強く秘めているので今生まれるニュージェネレーションズをどうにかこうにかして採用しようとする動きが最近目立つんですよね、やっぱりパト様の万園の影響ですかね」
メルリア「それは間違いないですよ、万園のおかげで私達の世界は凄く大きくなりましたので、しかもこの万園の恩恵は他の世界とはまた違ったもの・・・それが凄く嬉しいです」
奉園は多くの世界と繋がる事が可能な世界、例えば現在繋がっているのはフルールが持つ豊園(アフニアエデン)、エイリが持つ薬園(リカールエデン)、この流れからして専属侍女同士の世界は繋がるという法則性がある。
奉園はパト(万園)に忠実な配下を提供する事になっている、パトが命令出来る学校はTier0の選ばれた4校のみ、だが全てが最上級、万園に選ばれるような従属は期待できないが、技術面で他の世界と共同で開発する事で提供出来る可能性を秘めている。
クリアーラ「このままいけば貢献度No.1世界!となるのも時間の問題ですかね」
クリアーラはクスリと笑う、メルリアはクリアーラを見て苦笑いで返す。
メルリア「次の学校対抗戦はいつでしたっけ?」
クリアーラ「奉園歴第15年第三期は後2ヵ月後ですね、1年で行われる学校対抗戦は四期、この世界は万園と繋がった際に季節というものが出来ましたからね、おかげで春夏秋冬を楽しむ文化も芽生えて来てます、それらにちなんで四期分に分けているのですけどね」
メルリア「次は旦那様も連れて来たいと考えてまして、そしてその御呼びするのに相応しい学校を選んでもらえたらなって思いましてね」
クリアーラ「でしたらTier0ミルフィート学園都市がよろしいかと、ひとつの学校で大きさは超巨大国家、学校内でも派閥の学校を多く作っている向上心の高い学校ですね、ここならパト様も楽しんでもらえるかと」
メルリア「お願いしてもいい?そして最大のおもてなしを」
クリアーラ「喜んで!きっとミルフィート学園都市も大変喜ばれると思いますよ!」
メルリアはクリアーラと要件を話し終えると自身の世界の将来について話し合った。
メルリアは自身の世界に入っていた、その世界の名は奉園(ミニステエデン)
メルリアが元々所有していた世界がパトの万園に干渉された事により進化した世界。
そしてその世界に居た世界王はそのままという形で今も尚メルリアの世界王として世界を統括していた。
クリアーラ「順調ですね、最近は強い個体が沢山現れましたからね、今まで名を上げていたTier0の学校がランクダウンして無名校が逆に名を上げて来たりしてます、今まであまり変動なかったのに、良い傾向だと思います」
メルリアの世界は奉仕がメインの世界、元々は宗教的な世界であり、神となるメルリアを強く信仰する世界、そしてメルリアに対して奉仕が出来る者にこそ価値があるとされる世界で、この世界では強さと同等にどれだけメルリアに奉納、つまり貢献出来るか、礼儀や作法を心得ているか、という忠誠心が評価点となっている。
例えばこの世界の場合、クリアーラから直接依頼が来るのはTier2までの学校であり、メルリアが直接依頼出来るのはTier1までの計12校までである。
つまり学校対抗で評価を高める必要があるのだが、Tier2に入るというのが世界全体の目標であるため、在校生と教員が結託して学校の評価を上げようとしている世界である。
・・・・・・
学校とは現実でいう大学付属のような小中高大学一貫校のような機関であり、大人になってもその学校の教員や学校独自の技術を活かした生活、そして研究機関を設け、数多の分野における研究を行い、他校と差別化を図ろうと一致団結している機関になる。
そのため、まずはどの学校に所属するか、そして学校からは戦力になり得るか否かを面接や試験を行う、学校から他校への引き抜きを行うこともあれば、スパイを入れて情報を奪う等の情報戦、そしてそれらの結果を発表する集大成、学校対抗戦、このコンテストで評価する世界王クリアーラが贔屓なしで正確に判断する事でこの世界は成り立っている。
・・・・・・
クリアーラ「それでですね、最近生まれる子達は皆何かしらのポテンシャルを強く秘めているので今生まれるニュージェネレーションズをどうにかこうにかして採用しようとする動きが最近目立つんですよね、やっぱりパト様の万園の影響ですかね」
メルリア「それは間違いないですよ、万園のおかげで私達の世界は凄く大きくなりましたので、しかもこの万園の恩恵は他の世界とはまた違ったもの・・・それが凄く嬉しいです」
奉園は多くの世界と繋がる事が可能な世界、例えば現在繋がっているのはフルールが持つ豊園(アフニアエデン)、エイリが持つ薬園(リカールエデン)、この流れからして専属侍女同士の世界は繋がるという法則性がある。
奉園はパト(万園)に忠実な配下を提供する事になっている、パトが命令出来る学校はTier0の選ばれた4校のみ、だが全てが最上級、万園に選ばれるような従属は期待できないが、技術面で他の世界と共同で開発する事で提供出来る可能性を秘めている。
クリアーラ「このままいけば貢献度No.1世界!となるのも時間の問題ですかね」
クリアーラはクスリと笑う、メルリアはクリアーラを見て苦笑いで返す。
メルリア「次の学校対抗戦はいつでしたっけ?」
クリアーラ「奉園歴第15年第三期は後2ヵ月後ですね、1年で行われる学校対抗戦は四期、この世界は万園と繋がった際に季節というものが出来ましたからね、おかげで春夏秋冬を楽しむ文化も芽生えて来てます、それらにちなんで四期分に分けているのですけどね」
メルリア「次は旦那様も連れて来たいと考えてまして、そしてその御呼びするのに相応しい学校を選んでもらえたらなって思いましてね」
クリアーラ「でしたらTier0ミルフィート学園都市がよろしいかと、ひとつの学校で大きさは超巨大国家、学校内でも派閥の学校を多く作っている向上心の高い学校ですね、ここならパト様も楽しんでもらえるかと」
メルリア「お願いしてもいい?そして最大のおもてなしを」
クリアーラ「喜んで!きっとミルフィート学園都市も大変喜ばれると思いますよ!」
メルリアはクリアーラと要件を話し終えると自身の世界の将来について話し合った。
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