No.130 奴隷の少女episode3(Final)│No.132 ノーデリカシー月詠家

2023年10月14日

No.131 欲しいと思ってくれるなら(R18)

帝国で月花はパトの部屋に向っていた。

月花(さてと、今パトは何をしてるのかな~っと)

月花はいつも通りパトの思考を覗き見しようとしていた。
するとパトの思考からフルールとの性行為を思われる声が聞こえたのだ。

月花(うわ、こんな時間に性行為なんて珍しい、というか珍しいわね、あのパトがフルールちゃんとだなんて、でもどうしてまた・・・邪魔しちゃ悪いとは思うけどどうせだし、そのまま行ってみようかな!どうせメルリア様とか出てくるから焦って着替えたみたいな現場とか、何秒で扉を開けるかとか、ちょっとしたイタズラが出来ないのはちょっと面白くないけどね、その分思考で慌ててるのを楽しむけども)

月花はそう考えながらパトの部屋への歩みと止めなかった。

月花(さ~ってフルールちゃんには悪いけど、ちょっと思考から盗み聞きしちゃおうかな~♪)

・・・・・・
フルール「どうですか、私は満足していただけてますか?」

フルール「ああ、優しくしないで、最近ずっと調子が狂います、こんなにも優しくされたら私・・・」

フルール「ダメ、侍女である事を忘れてしまいます、ああ」

・・・・・・
月花「わっと、生々しい~、なんか邪魔するのも悪い気がしてきたわ、まあ、どうせ終わるまでリビングでくつろいでたらいいわね」

月花は独り言を呟きながらパトの部屋に到着していた。
そして月花は部屋を軽くノックし、様子を伺う。
するとエイリが扉を開け、月花は室内までもてなした。

エイリ「主様は今部屋で大事なご用事が」

月花「いいわよ、私にパト関係で隠し事は出来ないって、別に気にしてないし聞いてたら凄くフルールちゃんも幸せそうだし、終わるまでゆっくりさせてもらうわね」

エイリ「は、はい///」

エイリは顔を真っ赤にしながらリビングで紅茶と緑茶を作る。

月花「それにしてもどうしたの?この時間に、しかもフルールちゃんから誘うイメージないからパトからでしょ?珍しいわね?最近ご無沙汰だったっけ?」

エイリ「いえ、私は主様の生活記録を行っておりますが、性行為に期間が空いたことはここ最近ありませんね、月花様は確か一週間前でしたよね?」

月花「しっかり記録されていると思うとなんか複雑な気持ちね、でもまあ、そうね、専属神の中では数は多い方だと思うわ、そもそもパトが凄いのよ、よくもまあ毎日性欲持つわね」

エイリ「いえ、それは多少無理をしています、肉体おひとつで大勢の従属を愛するというのは近くに居させて貰って凄く痛感しました、最近は勢力増強剤を使用したり、1日で数回することもあり、負担がどんどん溜まっていってると思うと」

月花「そういえばメルリア様は?」

エイリ「メルリア様も室内です、実は今回の提案はメルリア様でして、専属侍女たるもの主様への奉仕技術を持ち合わせていないのは恥として、今回フルールの教育という意味も兼ねて見学しています」

月花「うへぇ~~」

月花は苦い顔をする、「そこまでするか?」という感情だった。

月花「別にパトは専属侍女に性的奉仕は求めてないでしょう、まったくメルリア様は」

エイリ「恐らくメルトリア一族の概念なのでしょうね、メリア様はともかくメルリア様も同じ思考という事はその概念が当たり前なのかもしれません、メルリア様は独占欲が凄くお強いのにこうやってフルールのために性行為現場を同行しています、それは自身の独占や嫉妬以上に役割を重視している証拠だと私は思いますよ」

月花「エイリもそういう事あるの?」

エイリ「はい、お恥ずかしながら、ですが私はメルリア様からお褒めの言葉を頂きました!私は凄く上手く出来ているようです!メルリア様からは「ただ激しく刺激するのではなく、緩急をつけて心から満たしていくような~」っと、細かいお言葉は性行為後だったのであまりお記憶になくて」

あはは、っとエイリは恥ずかしそうに顔を赤くして話す。

月花「なんかそう考えたら私達はパトしか知らないけどパトは色んな子とヤッてるわけよね、そうなると必然的に比べられるってわけか、パトはそんな事しないのは思考読んでたらわかるけど、でもそこは複雑よね」

エイリ「そう考えたら不思議ですよね、なぜ女神は複数の男性と交わったら穢れが産まれるのでしょうね」

月花「ああ、そこは学んだけど、【マイクロキメリズム】という現象にちなんでいると仮定が立てられているらしいわ」

エイリ「なんですか?そのマイクロ・・・という現象とは?」

月花「要は他の男性Aから精子を貰って、体内で自分の卵子とくっついて妊娠した時、その間で遺伝子交換が行われて、そこから男女の遺伝子を持った子供が生まれてくるわよね?そこは神の身体の構造上もっと簡単に考えていいわけだけど」

月花はエイリに話す、月花は一応神界の勉強を早い段階で終えていたため知識の一環として話す。

月花「神は一度の性行為で100%妊娠なのね、そして出産は任意、つまり私達は今妊娠しているけど待機状態って事、でも問題はここからで、例えば人間で説明すると、この二人の遺伝子を持った子供が中絶で降ろした場合、もう子供は居ないわよね、そして女性が次は別の男性Bから精子を貰って再度妊娠する、さあ問題、今度はどんな遺伝子を持った子供が生まれると思う?」

エイリ「え、次はその殿方Bと女性の遺伝子を持った子供が生まれるのでは?」

月花「外れ、答えは男性A、男性B、女性の3人の遺伝子が混ざることになるの」

エイリ「え?!だって男性Aの精子は混入してないんですよ?!」

月花「いいえ、女性の身体に男性Aの遺伝子情報が入っているの、だから男性Bと女性と男性Aの遺伝子って組み合わせね、つまりこの【女性の身体に2つの遺伝子情報が入る】というのが穢れとなっているってことね」

月花はエイリが持って来た緑茶を飲みながら話す

月花「神の身体はシンプルで男性から精子を貰うと100%妊娠って言ったわよね?それで別の男性と肉体関係を持って精子を入れられてみなさい、母体に二つの遺伝子が混ざっておかしくなる、しかも100%だからね、だから穢れが産まれて死ぬ、そういう仕組みだと理解してるわ、男性はそりゃあ死なないわよ、男性の身体に複数の遺伝子が入る事が無いんですもの」

エイリ「博識なんですね、流石月花様です」

月花「まあ、メリアちゃんから聞いていたから私なりに根拠を知りたかっただけよ、でも人は一度受精卵が成立するとそのまま子供へと成長するけど、神はその人で言う【受精卵のまま維持する】から性行為を重ねる事に男性の精子遺伝子情報が濃く反映される、つまり強い神であればより強い個体が産まれるって理屈ね、逆に弱い遺伝子を貰うと全然大した事ない個体が産まれる、そりゃあ神界の女神はパトの所に集まるわよ、帝王神候補第二位のメリアちゃんの兄妹の長男さんでもパトの遺伝子の下位互換扱い、シビアよね、男にとってシビアな世界よここは」

エイリ「私、そんな事全然意識してませんでした」

月花「そんなの本能よ、誰かを好きになる脳の理屈なんて結果的に言えば強い遺伝子を残したいという本能、あまりいい話ではないけど、世間で言う不細工だったり、性格が悪いとか、イメージダウンになる要素って人間が本能で【この遺伝子は欲しくない】と思っているからって説があるらしいわ、だから生理的に無理って言うのも【この遺伝子は近づいてほしくない】っていう本能からの拒否反応ってことなのね、逆にイケメンだったり性格が良い、強いとか印象が良い人がモテるのは本能で良い遺伝子と判断しているから男性はモテるって説があるわ」

エイリ「つまり、私達帝国の女神は本能でパトさんを選んだってことですか」

月花「そうでしょうね、そりゃあ計画的なものもあるでしょうけど、私もずっと不思議だったのよ、以前東京でパトは凄くモテたらしいわ、パトは【人生最大のモテ期】とか言ってたけど、実際はパトの遺伝子が一般人に比べて明らかに上物だった、だから本能に抗えなかった説を私は考えてる、ぶっちゃけ性格とか中身が陰キャとか喋らないとわからないものだしね、他人の第一印象は見た目、そして見た目で全てを判断する、パトはそこが満点だったからマズかったのね」

エイリ「でもその気持ちわかります」

月花「まあ、私は元々は帝国の研究者だったわけだし、そこはパトのためにも解明して対策するつもりよ、一度メリアちゃんに提案して却下されちゃったけど、【遺伝子レベルを一時的に下げる薬】を作るつもり、そうすれば一定時間の間だけパトの遺伝子レベルが下がって東京の時みたいに無条件で一目惚れ多発!みたいな事は起きないわ、あれを運とかで済ませるわけにはいかない、そこには必ずロジックがあるのだから」

月花は月花なりにパトの事を考え、パトの悩みを解決しようと働きかけていたのだ。
そうこう話している間にパト達が部屋から出来てた。

パト「あれ?月花来てたんだ」

メルリア「月花、来ていただいたのにおもてなしが出来なくてすみません」

月花「あれ?フルールちゃんは?」

パト「えっと・・・あの~~」

月花「性的奉仕の勉強会でしょ、知ってるわよ、私に隠し事しても仕方ないでしょ」

パト「言いにくい事だってあるだろうよ」

月花はパトの思考を読み、フルールは事後そのまま疲れ果て裸のままパトのベッドで寝ている事を知った。

月花「ちゃんと最後まで面倒見てあげなさいよ、重罪人♪」クスクス

パト「罪作りな人を掛け合わせて重罪人か!流石月花!」焦り

メルリア「アナタの性行為は私が見ていてもうっとりする程です、あれほど耳元で愛をささやかれたら奉仕ではなくもはや恋人同士の交わりです、フルールが羨ましいです」

パト「使命感を持つなって言ってるだろ、フルールも使命感でやろうとするからその概念を無くしたかっただけだし」

メルリア「ですが、専属侍女たるもの、主の奉仕も出来ない、性的不満を持たせているというのは他国では恥そのものです、その概念は私の国である法国貴族の中でもあった概念です、私は今まで性的欲求不満という感覚がアナタに出会うまで無かったので気にもしてませんでしたけど」

パト「これも上級国民の使命って奴か、俺から性欲無くす薬作ってもらおうかな、いやそれでEDになるのは辛いな、はぁ・・・引きこもり時代に自慰行為をしていたのが懐かしい」

月花「そうね、頻繁にやっていたものね、それで女性に対して罪悪感を持って、家族である私達と距離を空けてたあの頃が懐かしいわ」

パト「見てたのかよ、無茶苦茶恥ずかしいうえに死にたいんだけど」

月花「面白かったからね!」

月花にとっての自慰行為のオカズがパトの自慰行為が多かったのは月花にとって内緒の話である。
だがそれを容赦なく脳内でセキが月花にツッコむ

セキ(月花もようパトで自慰で自身を慰めておったじゃろうに、あれはわしから見ても間違いなく姉妹一性欲が強かったと思うのじゃ、月花もあの頃はお年頃という奴じゃったからのう、わしは変な性癖に目覚めんか心配だったのじゃ、おかげで乳首が敏感なくらいで済んで)

月花(余計な事言ってんじゃないの!!)

月花は脳内でセキのツッコミを止める。

パト「今脳内でセキにツッコまれてたな、セキ達も出したらいいのに」

月花「私の中の世界が心地いいのよ、仕事の時以外では呼ぶ必要はないわね、まあ勝手に出てくるけど」

メルリア「ではアナタ、この後私も愛情を頂いてもよろしいですか?」照れ

エイリ「行為後は水分不足になりがちになりますのでぜひ私の作ったスポーツドリンクを飲んでくださいね!」

パト「いや、気の使い方が違うじゃん・・・」

月花「元気ね~、私はその次でいいかな、どうせメルリア様は常に上だからパトも疲れないでしょ?」

エイリ「メルリア様は凄いですよ!なにせ主様の射精コントロールが絶妙なんです!じんわり快楽に導きながらその時間を出来る限り長く続けるようになんか凄くエッチに艶めかしく腰を使うんです!あれは同じ女性から見ても凶器です!メルトリア一族おそるべしです!」

メルリア「一度しっかり見せた事ありますけど、そこまで褒められると照れますね、それにたまには旦那様の欲望のまま激しく求めてほしいです、今回のフルールのように覆いかぶさるようにして耳元で愛を囁いてくれるのも凄く良いですね!アナタ!」

メルリアは目をキラキラさせながらパトに同意を求める、だがパトはそんなメルリアを見る事なくエイリから貰ったスポーツドリンクを飲みながら月花に話しかける。

パト「とりあえず今日は終わり、何度も言ってるけど、俺は従属をただの性のはけ口とかにしたくないんだ、それにもう少し自重してくれないと」

メルリア「そうですね、では性行為後なのでお風呂ですが、ご同行いたしますね」

パト「いや、一人で・・・ああ、ダメなのか、なら月花!一緒に入ろう!」

月花「私!?別にいいけど」

不意にお風呂のお誘いを受けた月花は顔を赤くする

パト(メルリアが来ると間違いなくお風呂場で始まっちゃうから月花がどうこうしてくれないか?)

月花(ああ、問題ないわよ)

普通侍女が主であるパトの身体を洗う時は脱がないのだが、メルリアは決まって全裸なのだ、そしてそこから性行為が始まる確率が非常に高いためパトはメルリア同伴を拒んだ。

メルリア「では月花様、よろしくお願いします、私はフルールのお世話をしておりますので」

・・・・・・
パト「はぁ、本当メルリアの性欲には困ったものだよ、お風呂とかもうもはやあれは風俗の類だぞ、行った事ないけども」

月花「え、まさかあの伝説の壺洗いとかも?!」

パト「ああ・・・一度だけ、俺に拒む度胸があれば・・・悲しい顔は見たくないんだよな、流される俺も悪いんだけど・・・はぁ」

月花「実際難しいわよね、メルリア様なんて四六時中一緒だものね、それで気まずい関係にでもなったらって思うと私もキツイわね、でも今回みたいに言ったら辞めるんでしょ?」

パト「行為前ならな、スイッチが入ると無理だね、やっぱり全知全能支配を持ってるだけあるから、一度【無限支配】で複製を作って、複数奉仕を再現された時はもはや全知全能の無駄遣いだと思ったね」

月花「全知全能支配を性技に使う神ってなんなのよ」

二人が話している間にパト戦闘男性大浴場に到着する。

月花「それじゃあごゆっくり」

パト「せっかくだから月花も来なよ、話し相手居ないと寂しいじゃん」

月花「・・・あのね、私だって、お隣の部屋で性行為しているのをずっと知ってて感化されているのよ?絶対に始まると思うのだけど?」

月花も先ほどから疼きはあった、

パト「だから誘ってるんだろう」

・・・・・・
お風呂場で二人が湯舟に浸かる、もちろん性行為はあった事後だ。

月花「はぁ~~、スッキリするわね~~」

パト「・・・なんか凄くその・・・エロくなかった?今日の月花?」

月花「色んな話聞かされたら私だって興奮するわ、まあちょっと嫉妬心?はあったけど・・・」

月花はそう言いながらプイッと目を背ける。
そんな月花をパトは笑顔で抱きしめる。

パト「あ~もう!可愛いなぁ!普段はこんな風なのに始まるとお姉さんぶって優勢を取ろうとするんだからギャップだよなぁ~~」

月花「うるさい!気が済んだら戻るわよ!もう!・・・ふふ」

月花もクスっとにやけながら存分にいちゃつき合った二人は部屋に戻り、ひとときを過ごした。


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