No.122 黎明の陽射し│No.124 奴隷の少女episode2

2023年09月14日

No.123  次の次元に立ったハク

誰しも体験はないだろうか?

日頃ゲーム等をしていて、ふと始めた時に、なにかのきっかけで今まで出来なかった事が出来るようになった事。

なにかのきっかけで人は飛躍的に成長する時がある、それはまるで覚醒でもしたかのような優越感に浸る時もある。

ハクもそうだった。

ハク「・・・あれ?」

ハクは一瞬の閃きとその閃きに対して【上手くいくかも?】という根拠のない自信が生まれた、
そしてとりあえずで試してみると出来た、そしてそこから連鎖のように次々と難解だった事が容易に想える程次々と解決していった、ハクはその成長に楽しくなり、眠る間もなくずっと特訓空間で自分の力を高めていた。

数日・・・

カナ「ハクが数日仕事や部屋に戻ってないの!」

パト「は?!マジか!誰かハクの居場所を知っている奴はいないか?」

カナはハクが行方不明になった事を自室のパトに伝えに来ていた。

メルリア「特訓コーナーですかね、ずっとあそこにハクが居ましたよ」

パト「え、という事は数日もの間ずっとそこから帰ってないのか?!体調は大丈夫なのかよ?!」

パトは慌てて特訓コーナーに向った。

・・・・・・
パト「ハク!!?」

パトがハクの居る特訓コーナーに向かうとハクは数日間そこに居たとは思えない程元気な姿をしていた。

ハク「パト君!どうしたの?」

パト「どうしたの?じゃないよ、数日も部隊にも部屋にも帰ってなかったそうじゃないか」

ハク「あ・・・数日経ってたんだ、ごめんなさい・・・でもね!でもね!凄いの!私凄く強くなったの!パト君に見て欲しい!!」

ハクはいつもと違い凄くテンションが高かった。

パト「えっと、もしかしてずっとここで特訓をしてたのか?」

ハク「うん!凄く上手くいって、今まで難しいと思ってた事が次々と出来るようになってね!それで凄く楽しくなっちゃって!」

パト(凄くハイになってるな、でも成長を実感出来る時が一番楽しいって気持ちもわかるし、当然か、でもどう強くなったんだろう、ハクは)

パトはそう考えながらハクの実験の成果を見るために訓練相手になった。

・・・・・・
ハク「行くよ!パト君!」

パト「ああ、いつでもいいよ!」

ハクはパトの声と聞くと構えることなくその場に立ち尽くした、するとハクの周りが一瞬で凍り付いた。

カナ「すご!自然支配使ったの?」

ハク「ううん、時空支配だよ、そしてこれをね」

ハクはそういうと瞬間的に凍った空間から一瞬に業火に変えた。

カナ「凄い!次は業火!でも自然支配なら出来ると思うけど」

ハク「うん、これはね、【時を強制的に止めた反動で生み出した】現象なの」

カナ「時を強制的に止めた?!今までは時の流れを極限まで自分だけ遅める事が限界だったよね?」

ハク「うん!完全に時について答えを出せたの!だから攻撃でもね!えい!」

ハクは何もしなかった、だが特訓コーナーの壁が一瞬で大穴を開ける程の衝撃波が生まれた。

ハク「時を止めた反動を利用した衝撃波だね、弓矢と同じで、ぐぐ~~~って時の流れを止めてギリギリまで止めていっきに一点放出!そうすれば何もしなくてもこうやって強力な衝撃を生み出す事が出来るの!」

ハクは日頃と違い凄く早く喋る、それほど嬉しい事だったのかもしれない

ハク「これを利用すればあくまで衝撃は能力を私用した結果の現象、つまり雪花様の原始支配を掻い潜る事が出来るの!初めて雪花様から一手を奪う手段を手に入れたの!」

カナ「凄い技術だね、確かに止める術を手に入れたらそれだけで応用が沢山利く、もしかしてずっとそれを試してたの?」

ハク「うん!パト君!お願いなんだけど、私にオーラ弾を放ってもらっていいかな?」

パト「いいけど・・・ほい!」

パトはハクに目掛けてそこまで強くないオーラ弾を放った、するとハクの周りでオーラ弾がピタッととまってしまったのだ。

ハク「成功!うん!私の周りに時空支配を纏えば障害物が来ても勝手に止めてくれる!自分から迎えばしっかり取れる!それでこの止めたオーラをさっきの弓矢の感覚で~~~」

ハクは集中する、するとパトのオーラ弾が凄い勢いでパトの方向に飛んできた!!

パト「うわっと?!」

パトは咄嗟に避けた、だが大したオーラ弾ではなかったのだが、ハクが弾いたオーラ弾は速度が乗っていた事もあり、質の割には高火力な物になっていた。

ハク「どうどう!これで相手の攻撃を受け止める術と反射する術を手に入れたよ!あ!もしかして能力使用後の結果を私の能力よりも前に置いておけば【能力無効化】を阻止できるんじゃないかな?!」

ハクはそう独り言を言うとあの手この手で調整を始めた、その間カナがパトに話しかける。

カナ「凄いね、この技術をものにしたら専属神内でも上位クラスの人達と渡り合えるんじゃないかな?」

パト「そうだな、凄い技術なのは間違いないよ、正直あれをされると俺でもハクに攻撃できる手段がかなり限られてくる、カナはどうなの?」

カナ「多分私は大丈夫、だってハクが行っているのは時間操作だからね、次元は時間という概念を壊す事も出来る、時間という概念が無くなればハクのあの技術は根本的に消えちゃうからね」

パト「そっか、でもアリシアにならいい勝負できそうだよな」

カナ「無限と虚偽でそうはならないと思うけどね、虚偽で時間という概念そのものを壊されたり、ハク本体を壊されたら時間関係ないからね、その相手の能力事時間で抑えきれるならまだ戦えそうだけど、無限がそれを許さないだろうし・・・無限だからハクの時間と止める行為に対して、無限はその時間の質量を無限に生成してぶつける、防波堤もある程度の高波は抑えれても限度を超えたら壊れちゃうのと同じ、膨大な質量と時間で潰されたらね・・・」

パト「渡り合えないじゃん、さっきカナが言ってたくせに」

カナ「この技術がもっと質をあげたらだよ!今はの完成度だとまだ敵わないけど、もしこの時間の干渉が自分の周りだけじゃなく広範囲に広げて私達くらいまで届くと、心臓の時間だけを止める【強制心臓麻痺】とか出来そうじゃない?」

パト「おっかない事言うなよ、でもそれいい案だな、ハクが今どれだけ止める事が出来るのか聞いてみるか」

パトはそう言うとハクの元に歩く

・・・・・・
パト「どう?上手くいきそう?」

ハク「うん!時空支配で時を私の周りだけ止める、だけどさっきの【時差爆発】とそれの現象を再度外回りから固める時空支配、三重構造にしたら雪花様なら時空支配を一度壊したら溜めていた衝撃波が襲うの!操作も出来るけど、ここはオートにした方がいいよね!それでそれを常に補完出来るサイクルを作れば!・・・だけどそれはあくまで戦闘モードのお話しで、日常だと危ないし、衝撃波を常に私の周りに纏っている状態だから私からなにも触れなくなっちゃうの、そこは不便かな・・・」

パト「まあ今思いついて実戦してるわけだし、今の内にどんどん考えよう、それでハクは今時間と止める事が出来てるけど、どこまでの範囲ならいける?」

ハクはパトからそう言われた事で一度試してみる

ハク「う~ん、今までは時間を完全に止めるというより、極限まで遅くする、後は八時宝礼(やちかほうらい)でメリアちゃんから法則はわからないけど時戻しや時送り、時止めの技術は教わってた、あの技術は今思うと今の私には出来過ぎた効率重視の能力だったんだなって理解出来るよ、もしあれを自分の加減で最大出力まで出せるようになれば相当強くなれる!この世界そのものを掌握することだって可能になるよ!!」

ハクは思考が口から全て出ている状態でもお構いなしに時止めの範囲を広げる、するとハクは咄嗟にその時止めを辞めた。

パト「どうしたんだ?ハク?」

ハク「・・・危ない事を思いついちゃったんだよ・・・凄く凄く・・・だけどこれって大丈夫なのかな・・・使っていいやり方なのかな・・・」

ハクの表情が先ほどと変わって青ざめていった、それほど恐ろしい事に気付いてしまったのだろう。

パト「教えて貰えるか?どんな使い方なんだ?」

ハク「対象者だけ時の流れに逆らわせるんだよ、つまり今は一緒に時と流れてる状態なんだけど、相手だけその場に留める、そうすれば・・・多分その肉体は簡単に朽ちる・・・」

パト「そうなの?タイムリープ的な事にならないの?」

ハク「あれは時耐性がある人が偶然出来る行為だね、耐性があっても車酔いみたいになりやすいんだけど、耐性が無いと膨大な時の波に無防備な状態で当たるわけだから・・・瞬間的なら気絶、数秒ならもう身体ごと壊す事が出来るよね・・・」

ハクはそう言いながら続ける

ハク「あと考えもしたの、血流を一部時で止めて遮断とか、心臓とか一部を時止めで・・・でもそれらの殺傷力と後遺症を考えたら・・・凄いなって・・・でも今の私なら多分・・・簡単にできてしまう」

ハクは自分自身の力に怯え始めた。

パト「それでどこまで広げれそうなの?」

ハク「実用性を求めるなら・・・300M・・・それ居ないなら必中で問題ない」

パトは驚いた、ハクは近距離、中距離に置いて大きな成長を得た、いきなり過ぎる結果に驚きを隠せなかった。

パト「そうか、でも帝国ならもっと、いや、それ以上の技術は持ってる、もっとハクも切磋琢磨していいだよ、ほら、まずは疲労もあるだろうし、少し休みな」

・・・・・・
パト「メルリアから見て、ハクの成長はどう?」

カナはハクの元で話していた、そしてパトは少し離れたところにあるベンチに座り、メルリアに話しかける

メルリア「そうですね、能力の完成度で言えば上級神ですら倒せます、いえ、耐性が無ければ最上級神も倒せる力ですね、そもそも時支配というのはそれほどの代物です、しかもメリアから聞いていますけど、ハクはその時支配の中でも別格、混沌支配や超越支配で時支配の限度をものともしていない、白銀帝王龍という種族がハクを後押ししている、私も盲点でした、私達にも出来ない事です、メリアはハクを見た瞬間にその素質を見抜いたのでしょう、その組み合わせが生まれるなんて、この歴史上一度も存在しなかった、ハクは今こそこのレベルですけど、将来は私達の都合の良い世界に作り替える、それまで何度もやり直し、ハク自身が敵わない敵でも生まれる条件、それらを過去で潰してそもそも【うまれてこなかった】という存在抹消まで容易に出来るでしょう、あの子を専属神に入れておいたのはファインプレーです、敵にしたくありません、いえ、そこまで成長しきるまえに殺してしまいますね、私でも・・・」

パト「・・・・」

あのメルリアにすらそこまでの評価を与えるハク、それほどハクの力は恐ろしい物だった、時を支配する、そんなのフィクションのファンタジーものなら定番の能力と言ってもいい、だがそれらは人間が使い、小さな野望で、大した力も持たずに使っているに過ぎない、最終的にまで極めた時空支配とは世界改変行う禁忌をを許された秘儀。

パト「悪用はさせないし、ハクはそんな使い方はしない・・・俺はハクを守るよ」

・・・・・・
パトは雪花と二人で話していた

雪花「へぇ、ハクがねぇ、私もそろそろハクに負けちゃう時が来るのかしらね~」

パト「え、負けそうと思った事あるの?」

雪花「今までだとないわね、正直時空支配なんて意味ないし、でも時空支配で生み出した後の衝撃波は考えたわね、お父さんの時もそうだけど、能力で生み出した現象は能力じゃないから消せないのよね、例えば岩を私に投げてきたら、能力で岩を操作して投げる事は阻止できても投げて来た岩は阻止できない、そこは私自身がどうにかしないといけない事だからね、原始支配はそこまで便利じゃないわ、使いこなせば話は別なんだけどね」

パト「確か原始、だから1から0、0から1にする能力であり、どんな現象、物質も0にすることが出来る、が本来の原始支配だったよね?」

雪花「そうそう、だから本来なら私に届く前に全現象が私の前で消滅するはずなの、つまり、私の周りだけ無そのものになるわけね、でもそこまでオートになってないおかげでこうやって生きてるわね、能力も控えめな性格で助かったわ、これ以上のオートは望めないわね~」

パト「まだ扱えないの?」

雪花「結構扱えてるわよ、ただそれは0から1を作る方、1から0にするのはかなり難しい、ぶっちゃけ出来る気がしない、なんでもかんでもって話なら簡単なのは知ってるわよね?」

パト「確か、計算式の最後に【×0】を入れたらいいんだろ?そうすれば強制的に答えは0になる、つまり無力化出来る、そんなイメージだったよな?」

雪花「そうそう、だけどそれはかなりの荒業でそこまで数式全部を0にするから消したくないものまで消してしまうの、それが対象物だけならいいけど、自然とか、いろんなものまで関連付けてたらもう最悪、私の想像より必要以上のものが消えちゃう、だから私は【集団戦では邪魔】にしかならない、これをマニュアルで動かすよりオートの方が賢いからオートにしかしないの、練習はしてるのだけどね、こればかりは頭の悪さを嘆くしかないわね、慣れなのかもしれないけど」

パト「慣れかもしれないじゃん、シーノに聞いてみたらどう?シーノって感覚でやってそうじゃない?」

雪花「確かに!それじゃあ暇な時にシーノちゃんに聞いてみよう!あの子話してると昔の桜花と話してるみたいで複雑なのよね」

雪花は苦笑いをする。

パト「まあまあ、シーノも初めて自分が興味を持てる娯楽に出会えて楽しく過ごしてるんだし、おおめにね、ハクとは戦ってみる?」

雪花「パス、まだあの子の心を折りたくないわ、折る気はないけどね」

雪花はそう言いながら空っぽになっているコップにお茶を注ぐために冷蔵庫からお茶を取りに立ち上がった。

パト「確かもうそろそろだよな、WCBT、俺と月花、後はメリアとかソフィアは出ないけど、雪花とハクは出るんだろ?優勝できそうか?」

雪花「さあてね、でも月詠さんとは戦ってみたいかも、もちろんお父さんにリベンジもしたいし・・・準決勝でお父さん!決勝で月詠さんだね!」

パト「おいおい、ハクだって勝ち上がるだろ、あれだけの完成度だぞ、もう隊長相手でも敵なしだろ」

雪花「わかんないわよぉ~、シェインさんは時耐性かなり高いし、バハートちゃんだって時耐性は高い上に天秤で時を下げてきたらハクだってキツイわよ、アランさんもパトに負けてから混沌支配をかなり使いこなしてるって聞くし、ヘルナさんもあれだけの技を持って居たら何をしてくるかわからない、相変わらず隊長連中は油断ならないわよ」

パト「でも雪花はそれらをものともしない、強いよ、本当」

雪花「・・・パトにだけ言っておくわ、今バハートさんと約束してるの」

パト「約束?」

雪花「もしこの大会でバハートさんと当たった時、私が勝ったらバハートさんが私の直属部隊に入るって」

パト「いいのか?バハートさんだって地球防衛軍の入っているのにこっちの事もなんて」

雪花「別に直属部隊に入ったからと言って何かをさせる気はないわ、でもそうね、独占はしておきたいわね、パトの力に干渉している子なんて稀だから」

パト「まあ、雪花が欲しいと思うならいいんじゃない、というより他の専属神の条件的に雪花ぐらいしか無理だろうし」

雪花「確かに!メリアちゃんもそこらへんは被らないように配慮してくれたのかな?アリシア様と琴歌ちゃんは除いて」

パト「あるだろうね、しっかり口説き落とせよ、そしてしっかり優勝だ!」

雪花「リベンジよ!今年はどんな方法で抽選なのかしらね!まあどこに入っても優勝しちゃうわけだし~~、一回戦からお父さんでも月詠さんでもいいけどね~~♪」

パト「あ、宝華さんは出るのかな?」

雪花「出ないでしょ、正体バレたらまずいのに」

パト「でもステラで出ればよくない?仮面は壊れないだろう?」

雪花「戦い方で一発よ、あんな癖の強い暴君、知ってる人からしたら素顔隠さなくても一発よ、身体の癖までは隠せないんだから」

パト「確かに・・・でもそう考えると昨年よりレベルが下がるよな・・・」

雪花「昨年が異様にレベル高かったのよ、シェインさんも言ってたでしょ、一回戦から準決勝、準々決勝レベルだったって、本来のレベルはそんなものなのよ」

パト「そうか、そう考えると正義側のレベルの低さは問題だな・・・」

パトはそう呟きながら、お茶を飲んだ・・・

パト「これから俺達がハクのように覚醒して強くなった時、正義側も優勢に立てるのか」

雪花「正直微妙ね、強くはなるわ、でもこの力を果たして正義として振る舞っていいのか、それはちょっとズルい気がするわね、まだ私やハク、カナ、琴歌ちゃん、月花お姉ちゃんはいいわ、でもメリアちゃん、アリシア様、ラル様、ソルテ様、ソフィアちゃんの力は借りちゃダメな気がする、もちろん帝国の力もね、悪を完全に壊すのは良い事だと思う、でも行き過ぎた正義は悪と変わらないのも重々承知している、私だってこの一年戦争屋をやって多くの星に足を運んで、多くの命を消してきた、でも正義にも悪にもなる、つまり、行き過ぎた力は過剰防衛に過ぎないの、どれだけ犠牲者が出てもね」

パト「はは、メリアみたいな事を言うんだな・・・雪花も」

雪花「考えて見て、悪信教だって世界から見たら邪教集団、悪だわ、でもその宗教に救われた人は?その宗教に根付いた文化を持つ国は?それらを正義として疑わないはずよ、それからしたら地球防衛軍は悪の組織、国の言いなり、過剰な暴力で他の主張を許さない組織って見え方も出来るの、警察を正義の味方と見るか、権力を良い事に横暴を働く怖い人と見るか、それはその人達の感性で決まるのよ」

パト「話が分からなくなってきたな・・・」

雪花「つまり、私達が正義だと信じて悪を根絶やしにするのはおかしいって話、それが私達地球出身者の問題だから別にいいけど、それを地球とは関係ない帝国を連れてくるのは恥ずかしい行為って事」

パト「正義にも悪にも過剰に肩を持つなってことか、理屈でわかっていても難しい話だな」

雪花「ええ、正義と呼べる人に守りたい人は沢山いるわ、でもそれは悪と呼ばれる人も同じ、守りたい人、守りたい世界があるから戦うの、それは絶対に忘れちゃだめ」

パトは雪花の言葉を聞いて、雪花もこの一年で成長したのだと認識した、帝国という正義とも悪ともなれる国に居たからこそ至った考えなのかもしれない

・・・・・・
パトは寝室で眠っていた。

俺も東京に居た時に急激な成長をした、そこからもさらに俺は強くなった、今ハクは急激な成長を体感している最中だ、これからカナだって琴歌だって、雪花も月花も体感するだろう、各々が才能をどんどん開花させ力を得る、そして本来のポテンシャルに近づいていくんだ、その時、力に飲まれないようにしないといけないな・・・

パトは力を持つという事を考え、そのまま深い睡眠へと入って行った。



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