No.153 ああ、君はそういう奴だったよな!!(R18)│No.155 行き場のない従属達

2024年10月16日

No.154 時空の支配者 ハク

ハクは以前大きな成長を遂げた。

それは主に時に対する理解を深めたからだ。

能力は知識と想像性である。

知識とは能力の法則を理解するために必要となる物、
想像性とは能力をより上手く扱うために必要となる物

どちらか片方があっても能力は強くならない。

知識があっても創造性がなければ能力の応用性が生まれない
想像性があっても知識がなければ想像を現実とする基礎がないため実現できない。

だがハクは今その二つを地球出身の専属神の中で誰よりも理解を深めていた。

・・・・・・
ハク「私の手の上だけ時の流れを止めて・・・と」

ハクは自分の手の平の上だけ能力を扱い時を止めていた。

ハク「そして切り離した時をここにおいてっと」

ハクは能力で止めていた時を地面に置いた。

ハクは離れ、遠くから様子が伺える位置に立ち、能力を解除する。

ドガアああああああああああああああああああああああン!!!!!!!

ハクですら驚く程の大爆発が起きる、地面は大きく揺れた。
そして爆発があった場所には何もかもはじけ無くなっていた。

ハク「時を止めた地雷爆弾、かなり使えると思ったんだけど、火力が高すぎるね、これだと近接で戦う私とは相性悪いかも、対象物を一気に破壊したい時には凄くいいかもしれないけど・・・」

ハクは独り言を言いながら爆発した場所まで移動する。

ハク「う~ん、時空支配って難しいなぁ、どれを始めても一番の課題になるのは過剰な火力と範囲、特に範囲が広いから味方が居たら使えないし、私も扱いにくいし・・・う~ん」

ハクは地球に居た頃から時空支配は雪花と同じ一人で戦う方が向いている能力だと言われていた。

ハク「雪花ちゃんは原始支配が原因で味方の足を引っ張る、私は時空支配で時耐性がない味方全員を巻き込んで殺してしまうかもしれない、だから時を自分に溜め込むんじゃなくて外に放出する術を学びたかったんだけどな・・・」

時の放出、この考えからハクは多くの技を生み出した。
だがまだ足りない、ハクが成長するためにはもっと繊細な技術が必要となる。

ハク「時は本当莫大なエネルギーだからね、例えるなら川や海の流れ、流れが弱いとその場でとどまって居られるけど、流れが強くて流されてしまう、時はその最高点みたいなもので、本来ならどれだけの質量をぶつけても止める事が出来ない程の流れを持ってる、だから誰も扱えない、だけど私みたいに流れを無視出来る人が知らず知らずにこの時を扱えば自爆する事もある、私も実際に何度も自滅した」

ハクは弓を射る構えを取る、イメージする。

今ハクの周りには時がとんでもない速度で流れている、だがその場で自分だけがその流れに背いている、

イメージを固める

ハクは矢を握るようなイメージで少量の時を掴む、ハクに捕まれた時は流れが止まる。
そして弓をイメージし、弓を引く、その時ハクが掴んだ矢を当てる。

イメージの想像性を広げる

ハクの手元には弓がある、形はオーソドックス、その場には存在しない、ハクが想像する弓
そして矢、矢は時をただ掴んだだけだがそこから形を形成する、これらは時空支配の空間分野を使う

イメージに具体性を持たせる

ハクは別に時の流れを目視できるわけではない、ただ自分の都合の良い解釈で時は時同士干渉せずにあらゆる方向に流れている、だから時の流れで弓が勝手に引かれ、別の流れである時に弓を放つだけで流れに乗った矢が飛んで行ってくれる、そのような解釈、根拠はない、だがそうイメージすることで創造性を補完する。

イメージを具現化する

ハクは弓を放つ、するとハクが放った先から前に目掛けて留めていた時が放出する!!
その場には真っ黒な世界が映っていた、空間が壊れ、異空間があらわになったのだ。

ハク「また失敗だ、いや、多分格上には良い技なんだけど、これをコントロールできないと味方も殺しちゃう・・・もっと抑制しないと・・・」

ハクは生命体が存在しない星で能力の練習を続けていた、そして能力の練習で壊して来た星も少なくはない、ハクは放った時がどこまでの射程範囲を持って居るのか気になり、移動する事にした。

ハク「時の流れを加速する・・・」

ハクはそう言うとハクの移動速度が比べ物にならない程上がった。

そして先端を見つける。

ハク「う~ん、これは最初は勢いが良かったけど、徐々に勢いが失って本来の流れに戻ったって事かな?そうじゃないとずっと貫通する事になるからね、つまり弱めればちゃんと威力と射程範囲を絞る事は可能って事だね!もしかしてずっと弓を引いている状態で居るのがマズいのかな?留めれば留めるほど引っ張られて威力が上がる・・・ありえるかも」

ハクはそう考えると即座に時を掴みその場で離す、それだけでハクの目の前で大爆発が起き、地面が大きく抉れていた。

ハク「そっか!これなら扱えるかも!私天才!!」

ハクは以前身に着けた能力の見解に加え新たな時の法則を理解した、
間違いなく地球規模で収まっていい力を手に入れたハクは不安を感じながらもいつかどこかで絶対に役に立つと考え、自分の能力を磨く。

patopatoblog at 11:02│日常 
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