2024年03月19日
No.143 第五部隊へ臨時講師
エウレカ探偵事務所の仕事でパトは防衛軍に来ていた。
パト「新人教育で実技を担当してほしいんだったよね?」
バハート「そうそう!ロイド官長が検査入院で一ヵ月くらいの長期休暇を取ったからその間だけ臨時で実戦訓練をお願いしたいんだけど・・・どうかな?」
パト「僕は問題ないよ、別にバハートさんからのお願いだからお金も取らないけど」
バハート「そうはいかない・・・って言っても仕方ないか、じゃあ食費と宿泊費はこっちが全部くらいはさせてね」
パト「そうだね、その方が琴歌に怒られなくて済みそうだ、見込みありそうな人はいる?」
バハートはパトの言葉を聞いて少し考える。
バハート「正直言っちゃうと・・・いない・・・なにせ一般合格者達だからね、パト君は選抜合格者クラスをイメージしてると思うけど、平均は一般合格者達だからね、見たら少し拍子抜けしちゃうかも」
パト「ああ、それくらいなら大丈夫大丈夫!それじゃあ挨拶してくるよ」
パトはそう言いながら第五部隊の訓練場に向かう、何度かロイドに案内されて訓練場に出入りした事があるため迷うことなく向かう。
・・・・・・
バハートは基本車椅子である、オーラを纏う事で一般人と同じように生活をすることが可能になる、これは一度死んだ後遺症だった。
バハート「これから一ヵ月の間、臨時で講師をしてくれるパトさんです、間違いなく貴方達より強いので盗める技術はしっかり盗んでくださいね」
パト「短い間だけど、よろしくお願いします」
パトは深く頭を下げる。
パトの目の前には品定めをする目、尊敬の眼差しを向ける目、敵対心を向ける目、多くの目がパトに集中していた。
パト(うわぁ、数年前の僕なら逃げだしそうになってたかも・・・帝国で慣れててよかったぁ~)
バハート「私は見学しますので、ぜひご自由に」
バハートはそう言うと車椅子を動かし部屋の隅で様子を見ていた。
パト「それじゃあ早速だけど、実力を確かめたい、全員で僕に挑んで来てくれないかな?もちろん能力も可だ、全力で僕を殺しに来てもいいし、手段はなんでもいい、一番得意な手で僕を倒してみてくれ」
パトは両手を左右に広げる、パトを見ていた一般防衛軍達は最初こそ動揺するが、一瞬で切り替え、臨戦態勢に入る。
パトは全員の準備が整ったのを確認したら左右に広げた手で思い切り叩き、合図をした。
すると一斉にパトに襲い掛かってきた。
・・・・・・
数分後。
パト「う~ん、集団行動もダメ、一人一人の火力も低いし、能力を使うタイミングも集団故に邪魔しあって全然脅威になっていない・・・駄目だね」
パトの周りには疲労で倒れ込んでいる防衛軍達が居た。
一般兵(男)「マジかよ・・・全然当たらないし、俺の炎が全然効いてない・・・」
一般兵(女)「私本気で狙ったのに・・・むしろ躓かないようにフォローしてくれた・・・」
一般兵(男)「わかる!僕の能力自傷も少し入るんだけど、受け止めたと同時に回復してくれたんだ!」
一般兵(女)「よく考えたら全部受け流してたり回避してただけよね??」
多くの一般兵がパトのレベルの高さに驚き、盛り上がる。
その光景を見てパトはバハートの元に行き、小声で話す。
パト「これくらいで凄く褒めてもらえるってなんか心地いいね」
バハート「パト君は帝国で強くなったって事だよ、私も帝国で何度か雪花ちゃんと訓練した事あるけどレベルが本当に高いから・・・私の後遺症が完治すればもっと本格的に特訓するんだけどなぁ」
パトは普段帝国の訓練で貶される事はあれど、褒められる事は一切なかったので、こうやって一般兵が凄い凄いと褒めたたえてくれる光景が嬉しくてたまらなかった。
パト「皆聞いてくれ、一応今回は皆の戦闘スタイルと能力、立ち回りから色々判断させてもらった、人数も人数だし、今から30分、徹底的に課題を与えるから残りの時間でその課題について考え、答えを出し、そして実戦に活かせるようにしてほしい、まずは5人ずつ、順番は任せるよ」
パトはそう言うと一般兵達が集まり、順番を決め始めた。
バハート「結構慣れてるのね、やっぱり帝園の従属が増えたから?」
パト「増えたと言っても全然召喚してないよ、出す用事もなかったし、でもまあ、仮にも王様やってたわけだしね、指示するのは慣れたかな~」
一般兵(男)「順番決まりました!まずは僕達からお願いします!」
パト「了解!じゃあさっきと同じように全力で僕に挑んできて!都度問題点を指摘するから!」
・・・・・・
パト「オーラの溜めが早い!それじゃあ攻撃手段が丸わかりだぞ!」
パト「なんで能力を使うのにオーラ量をケチるんだ!もっと使え!」
パト「重心が悪い!そんな体勢だと少し重い一撃が入るとすぐに体勢が崩れるぞ!」
パト「回り込む事ばかり考えるな!横に移動するだけでもいいんだ!行動は攻撃の流れの一部にしろ!」
パト「タイミングが早い!まだ全然準備出来てないのになんで攻めて来るんだ!出来ないならもっとペースを落とせ!」
・・・・・・・
30分経過・・・
パト「はい!さっき言われた課題を意識して自主練!休憩も充分取るんだよ!」
一般兵(女)「き・・・キツい・・・あれだけ攻めたのになんで汗一つ流してないの?あの人??」
バハート「これくらいは当然だからだよ、彼に汗を流させたいと思うなら今の5倍は全員早くならないと駄目かもね、少なくとも体術に関しては」
一般兵(女)「そんな~~~」
一般兵はその場で立ち上がり、休憩に入る。
バハート「どう?さっきの5人は?」
バハートはパトの所に向い、タオルと水筒を渡す、そしてパトは水筒の中にあるスポーツドリンクを
勢いよく飲む。
パト「経験不足だね、戦術の組み立て方が悪いよね、少なくとも相手の視線や意識している場所くらいは最低認知して貰わないとだね」
バハート「離れて見ているとわかるものだけど、近くだと、特に戦っている当事者だと中々理解出来る物じゃないわ、相手が格上だと特にね、まあそれに慣れてもらうっていう意味でパト君を呼んだんだけどね!」
パト「僕は別にバハートさんが喜んでくれるならそれでいいよ、雪花の組織にも入ってくれたし、いつか恩返しがしたかったんだ、今や防衛軍から仕事もくれるしね」
エウレカ探偵事務所の大きな収入源は防衛軍が立ち上げたギルドだった。
防衛軍から出されている仕事で最高難度の8割はエウレカ探偵事務所が落札、もしくは指名で案件を取っている。
バハート「仕事に関してはお互い様って所があるけどね、そもそも高難易度に関しては本当にパト君達にしか対応出来ないレベルなのが殆どだし、私的には凄く助かってるかな、でも!あまり難易度の低い案件は受けないでね、他の業者にも仕事を振っておきたいんだから、エウレカ探偵事務所は誰もが取れない高難易度案件のみ!ちゃんとお願いね!」
パト「はいはい、おっと、次の5人が来たみたいだね、それじゃバハートさんは仕事に戻ってていいよ、終わったらそっちに向かうから」
バハート「もっと見ていたいけど仕方ないわね、それじゃあ頑張ってね♪」
バハートは車椅子を動かし自分の隊長部屋に戻って行った。
・・・・・・
本日の訓練終了
パト「今日言われた課題を各自忘れないように、すぐに出来る事ばかりじゃないのは重々承知、だからこそ普段から意識をして少しづつ修正していく必要があるんだ、この一ヵ月でロイドさんとは違う方向性で成長させたいと思ってるから頑張ってついてきてください、以上!お疲れ様でした!」
一般兵「「ありがとうございました!」」ヘトヘト
パトは訓練が終わるとバハートの仕事部屋に向った。
パト「お疲れ様~、今日の訓練は終わったけどバハートさんはまだ仕事?」
バハ―ト「ううん、もう私も終わり、どうせなら一緒に食事にでも行く?」
パト「そうだね、普段中々会えないわけだし、この一ヵ月は出来る限り一緒に食事をしよう!」
バハート「それ雪花ちゃんに怒られない?大丈夫~?」ニヤニヤ
パト「これくらいで怒ってたら帝国でハゲてるよ」苦笑い
バハート「別にやましい事をするわけじゃないしね、それじゃあ行きましょう」
・・・・・・
2人はどこにでもあるレストランに入り、互いに好きな物を頼んだ。
バハート「あまり触れなかったけど、帝国には戻ってないの?」
パト「うん、基本的には戻らないね、そもそも帝国に僕が居る必要性がないんだ、今は以前と違ってエウレカ帝国と地球を行き来するルートも出来てるし、僕がここに来たからと言って帝国に残った専属神達に寂しい思いをさせる事も無いんだよ、そもそも日常的に会ってたわけでもないし、そこまで状況的には変わらないかな」
バハートはパトが地球に戻って来た経緯を雪花から聞いていたため、今まで深堀はしてこなかった、だがずっと気にはなっていた事であるため、思い切ってパトに聞いてみた。
バハ―ト「えっと・・・下の方がその・・・起立しなくなったのも・・・まだ?」
パト「残念ながらそっちは全然、欲が無いわけじゃないんだけどね、僕だって健全な男なわけだしね、こうやってバハートさんと二人で食事していても下心が無いわけじゃないよ、やっぱりバハートさんを女性として見てる所はある、だけどそんな感情とは裏腹にまったく反応してくれないんだよね」
バハート「ちゃんと下心はあったんだ~~ふ~~ん♪」ニコニコ
バハートもまんざらでもない顔でパトの話を聞く。
パト「でも今はそれでもいいかなって思ってるよ、正直男女の関係には疲れた所はあるんだ、帝国でも帝園でもそうだけど普段から僕が接するのは女性なわけだしね、今は僕が不能な分、遠慮なく女性と接することが出来るから」
バハート「モテモテの人の悩みは贅沢ですな~、って思うんだろうけど私も元アイドルだったからちょっとわかるかも、疲れちゃう時あるよね、でも大丈夫!帝国では主従の関係でも地球では対等だよ!いつでも頼ってきていいし、なんなら探偵事務所のメンバーと喧嘩して居心地悪かったら私の家に上がり込んでもいいわね!ダメ男を匿ってどんどんヒモ男にして私に依存させてみたいなって思ってたんだよね~♪」
パト「どんな趣味だよww」
パトとバハートは笑いながら食事をし、バハートを家まで送り届けた後、用意してくれたホテルに向った。
・・・・・・
ホテル内到着
パト(さて、本日の報告をしておくか・・・)
パトは自身の携帯を取り出し、琴歌へ連絡する。
琴歌「お疲れ様です♪バハートさんからの依頼は順調ですか?」
パト「うん、問題ないよ、琴歌もそっちはどう?何か変化あった?」
琴歌「変化ですか、変化ではないですが、雪花さんとミーエルさんには一ヵ月の間黄金卿の手伝いをしてもらう事にしました、あの二人では戦場把握や戦闘は秀でているのですが、どうも推理力に欠けていると言いますか・・・」
パト「言いたい事はわかるよ、ステラなら上手く雪花達を扱ってくれるだろうさ、他二班も問題はなさそう?」
琴歌「月花先輩は問題無しですね、案件も数件抑えていますし、今月は恐らく問題ないですよ、ソフィアさんの班も今の所は順調ですね、ですがソフィアちゃん自身が気分屋なのでいつ欠勤状態になるかという不安がありますね」
パト「定期的に休ませてあげたら大丈夫だよ、エイリとフルールも元気?」
琴歌「はい、お二人はアシストをして貰っています、パトさんに会いたがっていましたよ♪」
パト「おみやげ買って帰るよ、それじゃあ明日もよろしく頼むね、琴歌」
琴歌「パトさんも折角なので息抜きしてくださいね、いつも戦場で緊張状態だったんですから」
パトは琴歌とその後も雑談をし、お風呂や睡眠のために電話を切り、明日に向けて準備をしてから睡眠に入った。
パト「新人教育で実技を担当してほしいんだったよね?」
バハート「そうそう!ロイド官長が検査入院で一ヵ月くらいの長期休暇を取ったからその間だけ臨時で実戦訓練をお願いしたいんだけど・・・どうかな?」
パト「僕は問題ないよ、別にバハートさんからのお願いだからお金も取らないけど」
バハート「そうはいかない・・・って言っても仕方ないか、じゃあ食費と宿泊費はこっちが全部くらいはさせてね」
パト「そうだね、その方が琴歌に怒られなくて済みそうだ、見込みありそうな人はいる?」
バハートはパトの言葉を聞いて少し考える。
バハート「正直言っちゃうと・・・いない・・・なにせ一般合格者達だからね、パト君は選抜合格者クラスをイメージしてると思うけど、平均は一般合格者達だからね、見たら少し拍子抜けしちゃうかも」
パト「ああ、それくらいなら大丈夫大丈夫!それじゃあ挨拶してくるよ」
パトはそう言いながら第五部隊の訓練場に向かう、何度かロイドに案内されて訓練場に出入りした事があるため迷うことなく向かう。
・・・・・・
バハートは基本車椅子である、オーラを纏う事で一般人と同じように生活をすることが可能になる、これは一度死んだ後遺症だった。
バハート「これから一ヵ月の間、臨時で講師をしてくれるパトさんです、間違いなく貴方達より強いので盗める技術はしっかり盗んでくださいね」
パト「短い間だけど、よろしくお願いします」
パトは深く頭を下げる。
パトの目の前には品定めをする目、尊敬の眼差しを向ける目、敵対心を向ける目、多くの目がパトに集中していた。
パト(うわぁ、数年前の僕なら逃げだしそうになってたかも・・・帝国で慣れててよかったぁ~)
バハート「私は見学しますので、ぜひご自由に」
バハートはそう言うと車椅子を動かし部屋の隅で様子を見ていた。
パト「それじゃあ早速だけど、実力を確かめたい、全員で僕に挑んで来てくれないかな?もちろん能力も可だ、全力で僕を殺しに来てもいいし、手段はなんでもいい、一番得意な手で僕を倒してみてくれ」
パトは両手を左右に広げる、パトを見ていた一般防衛軍達は最初こそ動揺するが、一瞬で切り替え、臨戦態勢に入る。
パトは全員の準備が整ったのを確認したら左右に広げた手で思い切り叩き、合図をした。
すると一斉にパトに襲い掛かってきた。
・・・・・・
数分後。
パト「う~ん、集団行動もダメ、一人一人の火力も低いし、能力を使うタイミングも集団故に邪魔しあって全然脅威になっていない・・・駄目だね」
パトの周りには疲労で倒れ込んでいる防衛軍達が居た。
一般兵(男)「マジかよ・・・全然当たらないし、俺の炎が全然効いてない・・・」
一般兵(女)「私本気で狙ったのに・・・むしろ躓かないようにフォローしてくれた・・・」
一般兵(男)「わかる!僕の能力自傷も少し入るんだけど、受け止めたと同時に回復してくれたんだ!」
一般兵(女)「よく考えたら全部受け流してたり回避してただけよね??」
多くの一般兵がパトのレベルの高さに驚き、盛り上がる。
その光景を見てパトはバハートの元に行き、小声で話す。
パト「これくらいで凄く褒めてもらえるってなんか心地いいね」
バハート「パト君は帝国で強くなったって事だよ、私も帝国で何度か雪花ちゃんと訓練した事あるけどレベルが本当に高いから・・・私の後遺症が完治すればもっと本格的に特訓するんだけどなぁ」
パトは普段帝国の訓練で貶される事はあれど、褒められる事は一切なかったので、こうやって一般兵が凄い凄いと褒めたたえてくれる光景が嬉しくてたまらなかった。
パト「皆聞いてくれ、一応今回は皆の戦闘スタイルと能力、立ち回りから色々判断させてもらった、人数も人数だし、今から30分、徹底的に課題を与えるから残りの時間でその課題について考え、答えを出し、そして実戦に活かせるようにしてほしい、まずは5人ずつ、順番は任せるよ」
パトはそう言うと一般兵達が集まり、順番を決め始めた。
バハート「結構慣れてるのね、やっぱり帝園の従属が増えたから?」
パト「増えたと言っても全然召喚してないよ、出す用事もなかったし、でもまあ、仮にも王様やってたわけだしね、指示するのは慣れたかな~」
一般兵(男)「順番決まりました!まずは僕達からお願いします!」
パト「了解!じゃあさっきと同じように全力で僕に挑んできて!都度問題点を指摘するから!」
・・・・・・
パト「オーラの溜めが早い!それじゃあ攻撃手段が丸わかりだぞ!」
パト「なんで能力を使うのにオーラ量をケチるんだ!もっと使え!」
パト「重心が悪い!そんな体勢だと少し重い一撃が入るとすぐに体勢が崩れるぞ!」
パト「回り込む事ばかり考えるな!横に移動するだけでもいいんだ!行動は攻撃の流れの一部にしろ!」
パト「タイミングが早い!まだ全然準備出来てないのになんで攻めて来るんだ!出来ないならもっとペースを落とせ!」
・・・・・・・
30分経過・・・
パト「はい!さっき言われた課題を意識して自主練!休憩も充分取るんだよ!」
一般兵(女)「き・・・キツい・・・あれだけ攻めたのになんで汗一つ流してないの?あの人??」
バハート「これくらいは当然だからだよ、彼に汗を流させたいと思うなら今の5倍は全員早くならないと駄目かもね、少なくとも体術に関しては」
一般兵(女)「そんな~~~」
一般兵はその場で立ち上がり、休憩に入る。
バハート「どう?さっきの5人は?」
バハートはパトの所に向い、タオルと水筒を渡す、そしてパトは水筒の中にあるスポーツドリンクを
勢いよく飲む。
パト「経験不足だね、戦術の組み立て方が悪いよね、少なくとも相手の視線や意識している場所くらいは最低認知して貰わないとだね」
バハート「離れて見ているとわかるものだけど、近くだと、特に戦っている当事者だと中々理解出来る物じゃないわ、相手が格上だと特にね、まあそれに慣れてもらうっていう意味でパト君を呼んだんだけどね!」
パト「僕は別にバハートさんが喜んでくれるならそれでいいよ、雪花の組織にも入ってくれたし、いつか恩返しがしたかったんだ、今や防衛軍から仕事もくれるしね」
エウレカ探偵事務所の大きな収入源は防衛軍が立ち上げたギルドだった。
防衛軍から出されている仕事で最高難度の8割はエウレカ探偵事務所が落札、もしくは指名で案件を取っている。
バハート「仕事に関してはお互い様って所があるけどね、そもそも高難易度に関しては本当にパト君達にしか対応出来ないレベルなのが殆どだし、私的には凄く助かってるかな、でも!あまり難易度の低い案件は受けないでね、他の業者にも仕事を振っておきたいんだから、エウレカ探偵事務所は誰もが取れない高難易度案件のみ!ちゃんとお願いね!」
パト「はいはい、おっと、次の5人が来たみたいだね、それじゃバハートさんは仕事に戻ってていいよ、終わったらそっちに向かうから」
バハート「もっと見ていたいけど仕方ないわね、それじゃあ頑張ってね♪」
バハートは車椅子を動かし自分の隊長部屋に戻って行った。
・・・・・・
本日の訓練終了
パト「今日言われた課題を各自忘れないように、すぐに出来る事ばかりじゃないのは重々承知、だからこそ普段から意識をして少しづつ修正していく必要があるんだ、この一ヵ月でロイドさんとは違う方向性で成長させたいと思ってるから頑張ってついてきてください、以上!お疲れ様でした!」
一般兵「「ありがとうございました!」」ヘトヘト
パトは訓練が終わるとバハートの仕事部屋に向った。
パト「お疲れ様~、今日の訓練は終わったけどバハートさんはまだ仕事?」
バハ―ト「ううん、もう私も終わり、どうせなら一緒に食事にでも行く?」
パト「そうだね、普段中々会えないわけだし、この一ヵ月は出来る限り一緒に食事をしよう!」
バハート「それ雪花ちゃんに怒られない?大丈夫~?」ニヤニヤ
パト「これくらいで怒ってたら帝国でハゲてるよ」苦笑い
バハート「別にやましい事をするわけじゃないしね、それじゃあ行きましょう」
・・・・・・
2人はどこにでもあるレストランに入り、互いに好きな物を頼んだ。
バハート「あまり触れなかったけど、帝国には戻ってないの?」
パト「うん、基本的には戻らないね、そもそも帝国に僕が居る必要性がないんだ、今は以前と違ってエウレカ帝国と地球を行き来するルートも出来てるし、僕がここに来たからと言って帝国に残った専属神達に寂しい思いをさせる事も無いんだよ、そもそも日常的に会ってたわけでもないし、そこまで状況的には変わらないかな」
バハートはパトが地球に戻って来た経緯を雪花から聞いていたため、今まで深堀はしてこなかった、だがずっと気にはなっていた事であるため、思い切ってパトに聞いてみた。
バハ―ト「えっと・・・下の方がその・・・起立しなくなったのも・・・まだ?」
パト「残念ながらそっちは全然、欲が無いわけじゃないんだけどね、僕だって健全な男なわけだしね、こうやってバハートさんと二人で食事していても下心が無いわけじゃないよ、やっぱりバハートさんを女性として見てる所はある、だけどそんな感情とは裏腹にまったく反応してくれないんだよね」
バハート「ちゃんと下心はあったんだ~~ふ~~ん♪」ニコニコ
バハートもまんざらでもない顔でパトの話を聞く。
パト「でも今はそれでもいいかなって思ってるよ、正直男女の関係には疲れた所はあるんだ、帝国でも帝園でもそうだけど普段から僕が接するのは女性なわけだしね、今は僕が不能な分、遠慮なく女性と接することが出来るから」
バハート「モテモテの人の悩みは贅沢ですな~、って思うんだろうけど私も元アイドルだったからちょっとわかるかも、疲れちゃう時あるよね、でも大丈夫!帝国では主従の関係でも地球では対等だよ!いつでも頼ってきていいし、なんなら探偵事務所のメンバーと喧嘩して居心地悪かったら私の家に上がり込んでもいいわね!ダメ男を匿ってどんどんヒモ男にして私に依存させてみたいなって思ってたんだよね~♪」
パト「どんな趣味だよww」
パトとバハートは笑いながら食事をし、バハートを家まで送り届けた後、用意してくれたホテルに向った。
・・・・・・
ホテル内到着
パト(さて、本日の報告をしておくか・・・)
パトは自身の携帯を取り出し、琴歌へ連絡する。
琴歌「お疲れ様です♪バハートさんからの依頼は順調ですか?」
パト「うん、問題ないよ、琴歌もそっちはどう?何か変化あった?」
琴歌「変化ですか、変化ではないですが、雪花さんとミーエルさんには一ヵ月の間黄金卿の手伝いをしてもらう事にしました、あの二人では戦場把握や戦闘は秀でているのですが、どうも推理力に欠けていると言いますか・・・」
パト「言いたい事はわかるよ、ステラなら上手く雪花達を扱ってくれるだろうさ、他二班も問題はなさそう?」
琴歌「月花先輩は問題無しですね、案件も数件抑えていますし、今月は恐らく問題ないですよ、ソフィアさんの班も今の所は順調ですね、ですがソフィアちゃん自身が気分屋なのでいつ欠勤状態になるかという不安がありますね」
パト「定期的に休ませてあげたら大丈夫だよ、エイリとフルールも元気?」
琴歌「はい、お二人はアシストをして貰っています、パトさんに会いたがっていましたよ♪」
パト「おみやげ買って帰るよ、それじゃあ明日もよろしく頼むね、琴歌」
琴歌「パトさんも折角なので息抜きしてくださいね、いつも戦場で緊張状態だったんですから」
パトは琴歌とその後も雑談をし、お風呂や睡眠のために電話を切り、明日に向けて準備をしてから睡眠に入った。
patopatoblog at 00:59│日常
