No.129 山奥川遊び(R18)│No.131 欲しいと思ってくれるなら(R18)

2023年10月13日

No.130 奴隷の少女episode3(Final)

次の日早朝、ステラはまだ皆寝ている中一人だけ外の空気を吸うために外出する。

ステラ「んん~~~、やっぱり国が違うと空気の味も雰囲気も変わるわね~、私もいい加減拠点を構えたいところだけど」

ステラが背伸びをしながら深呼吸をしていると背後からパトが現れた。

パト「起きるの早いんですね、ステラさん」

ステラ「まあね、見た目は子供でも中身は38歳よ、もうどうしても朝早く起きちゃう身体なのよ、パト君はどうしたの?もしかして私と二人きりになりたいからってわざわざ狙ってきたの?大胆ね、私は今からどんな辱めを受けるのかしら?」

ステラは冗談交じりで喋るがパトはその冗談に対して返答する。

パト「あながち間違いではないですよ、二人きりは狙いましたから、どうしても二人で話したい事があったので、僕、どうしても一人きりにはなれないもので」

ステラ「それは幸せな悩みね、それでどうしたの?」

ステラがパトの方を向くと、パトはステラを抱き寄せる、そして二人の顔が近くなる。

パト「正直、ステラさんは本当に僕でいいの?あの場では僕についていくって言ってたけど本当に嫌じゃない?」

ステラは顔を真っ赤にしているがパトは真剣だった。

パト「僕は確かに保険のために貴女と一度キスをしました、ですがそれは間違いなく愛情はありません、ですが死んでほしくない、ステラさんの目的に少しでも協力出来たらと思ってやったことです、結果的に不老不死と神化という進化の呪い受けました、僕はこれは恩恵ではなく呪いだと思っています、何故ならもし僕とこのまま一度でも肉体関係を持てばステラさんの恋愛の自由が奪われるからです、僕が言った事は本心ですよ、もし目的を果たしても僕の所に来る必要はない、強要は一切しない」

ステラは顔が赤いままパトの話を聞く

パト「僕は既に寿命と恋愛の自由を貴女から奪った、もう貴女が一度男性と肉体関係を持つと、もう他の男性と結ばれない、寿命がないからそれが一生続く、生き地獄です」

ステラは顔を隠しながらやっと喋る

ステラ「なし崩しなんかで言ってないわよ、それに私がこの身体になった時にもう決めてたの、私は異性への理想が高すぎるらしいからね、貴方と初めて戦った大会、今でも覚えてる、あれは間違いなく私の恋だった、薄情するけど若い頃は月詠隊長が好きだった時期もあった、凍夜義兄さんが好きだった時期もあった、だけどそれは琴歌ちゃんや月花ちゃんが産まれる前の話、今私は貴方に恋してる、私がこうやって乙女で居られるのは貴方の前だけなの、それ以外では防衛軍の時は皆の前に立つ天野江宝華、今は【黄金卿】を束ねるリーダー、甘える事が出来ないの」

ステラは話しながらパトを見る

ステラ「貴方も私を失恋させるつもり?」

ステラはそう言いながらパトに口づけをする・・・
そして少しの間互いに口を交わらせ、そして離れるとステラは話す。

ステラ「何年も生きてると惚れた、惚れられたなんて話はいくらでもある、私は私よりも強い男性が好き、そしてリーダーシップのある男性が好き、趣味を理解してくれる人が好き、今の私を救ってくれるヒーローみたいな男性が好き、そこに年上も年下も関係ない、私は私の意思で貴方についていくと決めた、だから貴方の言う呪いを受けたの、嫌じゃない、むしろ私を受け取って、パト君」

パト「はい、喜んで、絶対に目標を叶えます、そして貴女の途方も無いほどの人生は僕が責任もって支えます」

ステラ「成長したわね、パト君、大会の時はまだ少し頼り無かったのに、今はもう頼りになる一人前の男性だわ」

パト「いえ、僕は逃げてここに居るんです、買い被り過ぎですよ」

ステラ「逃げて早々独立して着いてきてくれた子達を養うと決めるのはそう判断出来る事じゃないわよ、自信もちなさいよ」

パト「はい」

ステラ「さて、私はこのままでも凄く心地いいのだけどいつまで私を乙女扱いしてくれるのかしら?」

パト「宝華さんの気が済むまでです、僕の身体は一つしかありませんし、この場所はあまりにも狭いですから」

ステラ「ならもう少し甘えちゃおっかな、今なら見た目相応だし、誰も見られてないから私も乙女になれるから・・・」

ステラはそう言うとパトの身体に落ち着くように身を委ねる。

パト(俺がこの人を必ず幸せにする、男の約束だからな)

・・・・・・

パトは数分後寝室に戻る、するとそこには雪花が居た。

雪花「宝華さんの所に行ってたの?」

パト「ただ用を足してただけだよ、それじゃダメ?」

雪花「そんなに宝華さんの臭いを身体中に付けておいてよく言うけど、まあ、今回は見逃してあげる、どうせ何も進展ないのはわかるし」

パトは帝国から出ていく時、精神病を患っていた、それは軽度な【女性恐怖症】と重度な【性恐怖症】、そしてそれに伴う結果でED(勃起不全)になってしまっていたのだ。

雪花「むしろまあ、宝華さんを抱きしめれたと思うわ、大事だったのね」

パト「ああ、でももう大丈夫、宝華さんも幸せにする覚悟は出来たから」

雪花「なら私の直属部隊に宝華さんの席を空けとかないとね、あの人本当優秀だからぜひ私の部隊に欲しいわ、只今私の部隊は変態しかいないから宝華さんもきっと馴染めるわ」

パト「確かに!奏星も居るし、上手くやれるよ」

パトは雪花と談笑をした後、そのまま支度を進めた。

・・・・・・

雪花「いい加減起きなさいよ~~~!!」むに~~

雪花はいつまでたっても起きないミーエルの頬を引っ張る。

ミーエル「うひ~~、起きる~~!痛い~~~」

パト「ミーエル凄い髪ボサボサだぞ、髪といてやるからそこ座りなよ」

パトはそう言うと渋々座ったミーエルの髪を慣れた手付きでほぐす。

ミーエル「ああ、いつやってもらっても感慨深い、最初カナちゃんがやって貰っているの見てて凄く羨ましかったからな~、私、主様の天使なのにね~」

パト「なんか徐々に俺の天使って実感が湧いたよね、最初の頃は回復が得意な従属くらいだったし」

ミーエル「え~~酷いなぁ~、でも自分の物って自覚してくれてるだけでいいかな~」

ミーエルがパトの手によって髪を整えて貰っている間に荷物を全てまとめ、エウレカ探偵事務所までのルートを描いた地図、今回保護したノノという少女が国から出るための書類を作成していた。

ミーエル「あれ?そういえばステラはもう行ったの?」

パト「ああ、準備があるからって早々に出ていったよ、真面目だよな、あの人」

雪花「ミーエルちゃんとは大違いね、ほら!準備出来たしパトに手伝ってもらったんだからさっさと顔洗う!そして歯を磨け!早く早く!」

ミーエルは雪花に急かされ、渋々洗面所に向かっていった。

・・・・・・
ノノ「だ、大丈夫かな・・・」

ノノは震えていた、だがミーエルがノノの手を優しく繋ぐ。

ミーエル「大丈夫、ノノちゃんはこれからは私達と同じ家族だからね、胸を張って前を見たらいいんだよ!」

パト達は空港から飛行機に乗り、日本に帰って来た。

パト「さてと、ここからが少し長いんだよね、行くぞ~~」

パト達は電車を乗り換え、タクシーを使い、エウレカ探偵事務所に数日ぶりに帰って来た。

・・・・・・
エウレカ探偵事務所内の電気が付いていたため、そのまま中に入ると琴歌率いるD班(営業経理班)のメンバーが揃っていた。

エイリ「主様!おかえりなさいませ!」

フルール「長旅お疲れ様でした!」

エイリとフルールが出迎えてくれる中、琴歌はそのままパトに抱き着き、最高の笑顔で出迎えてくれた。

琴歌「お疲れ様です!パト君!任務完了報告と孤児院への加入申請書類は作っています!どうぞ後は私達に任せて長旅の英気を養ってください!」

雪花「あ~モテモテね、パトは~~ハーレムハーレム~~」

パト「茶化すなよ、やっぱり俺も全然会えないとなると寂しいもんだよ」

琴歌「そうですよ、それに雪花さん、勤務中にキスまでは許しますけど、ご奉仕はやりすぎなのではないですか?見てないと思ってたら大間違いですよ~~♪」

雪花「この悪趣味!覗き魔!昼休憩だからセーフですー!」

琴歌「パト君の事を気に掛けてくれての事だと判断して見逃してあげます♪」

雪花「ほ~ほ~、随分口が達者になったわよね~!正妻の余裕って奴かな~」(# ゚Д゚)

琴歌「正妻はこの日本でのお話しですから、絆の深さで言えば私は雪花さんには敵いませんよ、まあ、元気な雪花さんも見られた事で私も安心出来ましたので、自分の仕事に戻りますかね」

琴歌はそう言うとパトから離れ、そのまま自分の席に座り、先ほど言っていた書類をフルールに渡す。

琴歌「エイリさん、ノノさんの証明写真を撮って現像出来たら完了です、申請書を出して正式に住民票を作りますよ、またシェインさんの名前を借りないとですね」

雪花は琴歌の机にお尻を軽く乗せ話す

雪花「防衛軍の第三部隊隊長で琴歌ちゃんの義姉妹なんだからこういう時に身内は使っておかないと!」

琴歌「そうですね、あ、休憩が終えたら次の仕事がありますので会議室に集まってくださいね!」

パト「は~い」

パトはエウレカ探偵事務所秘書室(琴歌の仕事部屋)にあるソファに寝転がる。
ミーエルはその反対側のソファに座り、雪花もミーエルの横に座りミーエルにもたれかかる。

ミーエル「重い~~!」

雪花「ミーエルちゃん女の私から見てもすっごく柔らかいから心地いいの~~」

琴歌「雪花さんを見ているとネルさんを思い出しますね」(*^-^*)

パト「そういえば現場に居た時はこっちに顔見せなかったなぁ、まあ汚いプレハブ小屋だったし、流石のネルも嫌だったのかな」

ミーエル「ありえるね~、ネルだし」

パト「B班(情報推理班)とC班(科学推理班)はどこ行ってるの?」

琴歌「B班(情報推理班)は今は北海道ですね、C班(科学推理班)は~~今日は休日です!ソフィアちゃんは仮眠室でアニメ見てると思いますよ」

パト「そうか、相変わらずだな」

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エウレカ探偵事務所班組み分け

A班(特攻救命班)
リーダー パト(代表取締役)
メンバー 雪花(討伐戦略課課長)
メンバー ミーエル(医療復興課課長)

B班(情報推理班)
リーダー 月花(専務)
メンバー エテル(情報営業課所属)
メンバー フィロン(情報営業課所属)(面接入社)

C班(科学推理班)
リーダー ソフィア(情報営業課課長)
メンバー ミオラ(討伐戦略課所属)(面接入社)
メンバー 美魅(討伐戦略課所属)

D班(営業経理班)
リーダー 琴歌(常務兼代表取締役秘書)
メンバー エイリ(医療復興課所属)
メンバー フルール(医療復興課所属)
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パト「二人共上手くやれてるかな・・・心配だ」

雪花「癖が強い二人だからね、まあ、月花お姉ちゃん昔からコミュ力お化けだし大丈夫でしょ!、ソフィアちゃんは~~、もしかするとイライラさせてるかもしれないけど」(;'∀')

琴歌「二人共しっかり馴染んでますよ、ですが私は二人にもパト君の恩恵は渡していた方がいいと思いますけど・・・」

パト「ダメだ、それは断固拒否!相手から望むとしても相当検討する!ほいほいと覚醒させたり、不老不死にさせたり、帝国の恩恵を使う訳にはいかないよ、責任持てないし、ああいう普通の価値観を持つ女性達がこの会社をまともにするのです!ぶい!」

ミーエル「女性が世界最前線で戦える職場!集え!分野に特化した強者達よ!だっけ?」

パト「そうそう!本当は男性社員も採用したかったけど、満場一致反対喰らったからね、せめて女性が働きやすい職場を目指すしかないじゃん、タダでさえ今のメンバーは帝園組を除いて肉体関係あるんだから」

雪花「ソフィアちゃんもあれで17歳でしょ?いい加減性教育教えたら?ミーエルちゃん?」

ミーエル「なんで私?!」

雪花「保健体育の先生でしょ~」

ミーエル「違うもん!どっちかというと保健の先生だもん!体育は専門外!」

パト「とりあえずあの二人は俺から何かすることはありません!そもそも出来ません!嫌になったらいつでも辞めたり普通の生活を送って貰います!」

琴歌「まあ、パト君がそこまで言うなら・・・そうだ、帝国からメリアさんが遊びに行くと連絡ありましたよ」

パト「大歓迎、メリアも落ち着いたらまたこっちに住んだらいいんだよ、仕事は口出しさせないけど」

琴歌「間違いないですね、それでは雑談も程々にして仕事の話をしましょう!」

琴歌は手を叩き、人数分の書類を各自に渡した。

パト「さて、次はどんな仕事か・・・」

終わり

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