No.114 ラルの圧迫面接2│No.116 防衛軍へ営業!(微R18)

2023年07月22日

No.115 専属神内の好き嫌い

パト「専属神達って俺の前だと仲良くしてるけど実際の所、関係はどうなんだろう?」

パトはふと考えた、それはメリアと琴歌の関係が悪かったり、
アリシアと月花の関係があまり良くなかったりという仕事上の裏事情を知っているからだ。

パト(女の関係って男同士の友人関係より面倒臭いって聞くし、でも主として、ケアをしていかないといけないだろうし・・・ここは面談でもするしかない・・・いや、正直に話すか?俺に心配掛けまいと嘘つくんじゃないか?それに声に出す事でそれが公になってもっと関係が悪くなるかもしれない、これは安易に動けないな)

パトが考えていると脳内で月花が話しかける。

月花(そうね、女性同士の関係ってパトが想像しているよりもかなりドロドロしてるわね、専属神内全員が仲良しだったらよかったのだけど、実際は全然違うわね)

パト(月花が知ってる情報とかないの?ある程度把握しておきたいんだけど、だって俺の責任で関係悪化させたくないし)

月花(まあ、私が見る限りでいいなら・・・)

・・・・・・

メリア 友好関係 雪花
    不仲関係 琴歌

アリシア 友好関係 メリア・ソフィア・琴歌
     不仲関係 月花

雪花 友好関係 メリア・ハク・琴歌・月花
   不仲関係 なし

カナ 友好関係 ハク
   不仲関係 ラル

ハク 友好関係 雪花・カナ
   不仲関係 メリア

ソフィア 友好関係 メリア・アリシア
     不仲関係 ラル・月花

琴歌 友好関係 アリシア・雪花・月花
   不仲関係 メリア

ソルテ 友好関係 アリシア・ラル・月花
    不仲関係 ソフィア

ラル 友好関係 アリシア・雪花・カナ・ハク・ソルテ・月花
   不仲関係 ソフィア

月花 友好関係 雪花・琴歌
   不仲関係 アリシア・ソフィア

・・・・・・
パト(マジで・・・俺全然知らなかったんだけど・・・)

月花(メリアちゃんと琴歌ちゃんが仕事で凄く仲が悪いのは専属神内でも有名な話だけどね、結構対立してるし、でもお互いしっかりしてるから表立っていがみ合う事はしないけどね、別にプライベートまで関与してほしくない程ではないしね、あくまで仕事関係でギスギスしてるだけってイメージね)

パト(メリアはリアリストだからな~、琴歌とはやっぱり合わないのか)

月花(アリシア様はまぁ・・・私でしょうね、仲良くしようとはしてくれてるけど、一番苦手意識があるとしたら私ね、私もアリシア様とソフィアちゃんにはまだ距離を置いておきたい所だし、難しい所よね)

パト(まあ、それは時間が解決してくれるとしか言えないね、でも一度関係が壊れたら永遠とその関係を引きずっていかないといけないと思うと長寿も良い事だけじゃないよね)

月花(後は雪花は私から見ても苦手意識があるとは思えないわね、誰とでも接することが出来るし、唯一専属神内でメリアちゃんから心を許されてる存在だし、案外雪花が専属神内の中心なのかもね)

パト(流石は雪花、やっぱり深く考えない性格が良い意味で発揮出来てるって感じなのかな)

月花(カナちゃんは・・・まあ、分かり易いわね、ハクちゃんと一番仲が良いし、ラル様に苦手意識もってるしってね)

パト(仕事を一緒にしてた反動だな、っていうか仕事で関係悪化してるのばっかだな、仕事しない方がいいんじゃないか?)

月花(理想はそうだけどね、だからメリアちゃんも早く自分達が専属神としての役割を全うできるように神材育成に力を入れてるのでしょうね、メリアちゃんだって専属神内の関係はわかってると思うから急ぎたいと思ってるだろうしね)

パトと月花が二人で脳内会話をしているところ、メルリアが話しかけてくる。

メルリア「どうしました?アナタ?御顔が優れていないようですが?」

パト「ああ、大丈夫、少し考え事をしてただけだよ」ニコ

パトはメルリアにそう話しながら脳内で月花との会話に戻る、ちなみにパトは玉座に座って、月花は玉座の間の隅にあるソファーでくつろいでいた。

パト(というか月花、まだ業務中だろ、座ってろよ)

月花(いいでしょ、こうやって脳内で会話して役割をこなしてるのだから、ほら、まだ関係の話は終わってないわよ)

パト(そうだそうだ、ハクはどうなんだ?)

パトが脳内でそう言うと月花が再度話し出した

月花(ハクちゃんも分かり易いけどね、雪花とカナちゃんには心を開いてるけど、メリアちゃんには少し距離を空けてるわね)

パト(え?!ハクがメリアを?!一緒に旅をした仲なのに?!)

月花(考え方の相違ね、メリアちゃんのどこまでも感情的ではない思考がハクちゃんとは全然合わないのでしょうね、それ以外なら長い付き合いだから仲良くやってるけどね)

パト(まあ仕方ない所か、旅してた時もハクは結構メリアから怒られて泣いてたからな~)

月花(でも不仲と言っても苦手意識がある程度で本当に不仲って訳ではないからね!)

パト(わかってるって、それでソフィアは?)

月花(ソフィアちゃんか~、ソフィアちゃんを苦手としてる人は結構居ると思うけど、ソフィアちゃん本人となるとやっぱり私かな、ソフィアちゃんって多分専属神内一の引きこもり体質だからあんまり他の専属神と仕事以外で接点ないしね)

パト(確かに!プライベートで言えば俺とアリシアぐらいじゃないかな!ソフィアって自分のやりたいこと第一優先だから他人に時間を使わない傾向があるからね!)

月花(そこは仕事で痛いほど知ってるわ、天才気質の最高峰みたいな子だからね、でもあの子はああいうやり方しか出来ないんだって諦めてるわ、それに仕事じゃないならソフィアちゃんとは関係は上手くいきそうだしね、好き嫌いする子じゃないから)

パト(ソフィアの良い所でもあり、悪い所でもあるって感じだね)

月花(次に琴歌ちゃんは・・・自分で言うのもなんだけど、私には凄く信頼してくれてるわね、一番仲がいいまであるわ)ドヤ

パト(それは俺が見てもわかるな!それでやっぱり不仲なのは・・・)

月花(メリアちゃん以外いるわけないでしょ、そもそもあの子は内気な子なのよ、相手に嫌いと思わせる態度なんて絶対に取らない子、なのにメリアちゃんにはあからさまに嫌悪感を出してる、やっぱり仕事で嫌な部分を沢山見て聞いてるんでしょうね、知り過ぎるのも問題ってことかしら)

パト(メリアの考えや野望、黒い部分の話は俺も聞いてるし、知ってる、まあ俺に隠れて俺に反感を買うような事も多分沢山してるだろうな、でもそれを許容しないとメリアの長所が活かされないのも知ってるし、こればかりは仕方ないかな)

月花(へぇ、パトはメリアちゃんがやってるヤバい事には許容してるんだ、どんな非人道的でも?)

パト(それが他の専属神にも出来るなら考えるけど、そんな事が出来るのは良くも悪くもメリアだけだ、それにその実験から得た知識や情報はしっかり帝国に反映されてるだろうし、無駄になっていない、各国の歴史でも非人道的な人体実験の結果で化学や技術が発展している歴史がある以上、批判するのは軽率な判断だよ、表に出さないように上手くやっているなら俺も許容する、逆に表に情報漏洩して国民に批判を集めるような失態を犯したなら俺はメリアに罰を与えなければいけない、それが俺の責任だって思ってるよ)

月花(主としての使命ってわけね、でもそこは自分も罪を受けるってならないのね)

パト(罪なら受けてるさ、専属神の子達に罰を与えないといけないんだぞ、これがどれだけ心抉られるか)

月花(パトにはダメージ大きそうね、それで次はソルテ様だけど、彼女は難しいわね、強いて言うならソフィアちゃんかな、仕事の関係って話ね、あの人プライベートと仕事ではまったく違うからわからないって言うのが本音ね)

パト(ソルテはプライベートだと基本誰も嫌っていないよ、ただ無関心って所から来てる感じだけど)

月花(そうよね、あの人仕事だと厳しい上司ってイメージだけど、プライベートだとその真逆、大人しい文学少女!みたいなね!)

パト(一緒に居ると落ち着くんだよなぁ~、変に会話をしないといけないわけじゃなくて、ただ自分のやりたい事を互いにやってるだけっていう、でもそれが互いにとって一番いい形なんだよね)

月花(ソルテ様と友好関係が築けているならいいじゃない、後はラル様だけど)

パト(難しいよな、俺が見る限りソフィアの事はあまりよく思ってないっぽいけどどうなの?)

月花(正解ね、ラル様は基本的に面倒事ばかり持ってくるソフィアちゃんには苦手意識があるみたい、あの人自体中々神経質だからね、仕事だときっちり業務をこなさないと納得できないタイプだからソフィアちゃんとは結構対立的関係だと思うわね)

パト(ほんわかしてる時もどこか距離があるしね、というかプライベートでラルとソフィアが話してる所なんて見た事ないな)

月花(普通には話すけど一緒に何かをしよう!っとは絶対にならない二人よね)

パト(あとは月花本人だな、ぶっちゃけ誰と仲が良くて、誰が苦手なんだ?)

月花(自分か~、さっきも言ったけど苦手意識があるのはアリシア様とソフィアちゃんね、嫌いではないのだけど仕事で受けて来た仕打ちを考えると今でもまだ嫌悪感はあるわ、友好的と言えば雪花と琴歌ちゃんかしらね、他の専属神ってやっぱり専属神だから仲良くしてるって感じがあるのだけど、雪花は家族だから心を許せるし、琴歌ちゃんとは学生時代からの仲でその時から仲良かったから、今でも友好的に接する事が出来るって感じかな~)

パト(なんでも出来る万能月花がね~)

月花(私だって人の子よ?!好き嫌いはあるし、聖人君主みたいになんでも許容できるわけじゃないわよ!ただ色んな分野でこなせる程の才能があっただけ~)

パト(俺にそれがないから羨ましいと思うんだけどね、ぶっちゃけ人間社会でも普通にやっていけただろ?)

月花(そうね、多分どの職業に就いてもある程度上手く出来ただろうし、起業しても上手くいく自信もあるわね、なんだったら地球防衛軍に入隊して隊長としてやっていたかもしれないしね、あ~でも私バハートちゃんには勝てなかったから隊長までのセンスはないか~)

パト(選択肢が多い事で、俺は今がなけりゃ間違いなくニートだったぞ)

月花(その時は養ってあげてたわよ、どうせ私は出来る女だけど恋愛は出来なかっただろうしね、一度恋してると他の人に気持ちを乗り換えるのって簡単じゃないのよ?)

パト(それはそれは・・・)照れ隠し

月花(それに私は四季神社を継いでた、それでお母さんと二人で余生を過ごしてたでしょうね、お母さんは不老不死で死なないからずっと二人で過ごして姉妹が他の子と結婚して子供を産んで、たまに実家に顔を出した時にその子供達と遊んで終わり、そんな人生プランが私の中でずっと出来てたのよね)

パト(結婚は考えなかったのか?)

月花(パートナーは絶対に死ぬのよ?いずれお母さんもその時が来る、いつかはお父さんが老いて、そして亡くなって、それでお父さんと一緒に居た時間よりも長く孤独に生きないといけない、お母さんが待ってる人生はそんな感じ、それって凄く辛いじゃない、幸せだった時の思い出だけで長い年月を生きていかないといけないのは私は耐えられない、だから私は絶対に結婚だけはしないと考えてたわ)

パト(そうか、でも俺なら問題なかったわけだ、俺は月花と同じく死なないしね)

月花(そうね、私が死ぬときまでずっと傍に居てくれる、この安心感は凄く大きいわね、雪花もそれは同じなんじゃないかしら、でも心配なのは桜花よ、いつか要君と別れる時が来る、私が本来行うはずだった役割は桜花が変わってくれた、きっと桜花は要君と結婚して子供を産んで、四季家を継いでくれる、だけど、要君とはいつか必ず別れが来る、そしてお母さんと二人で過ごす生活が待ってる、辛い選択だと思うわ、自殺しないといいんだけど)

パト(大丈夫さ、要を失っても、父さんが亡くなっても、家族は居る、母さんは居るし、月花や雪花、芦花だって居る、というかその子供も不老不死を受け継ぐかもしれない、月花と雪花の子供だったら間違いなく受け継ぐ、となれば寂しくはならないさ、家族が増えていくんだからさ)

月花(そうね、私達で支え合って行かないとね、まあ、話は逸れたけどこれで以上よ、どう?今後に活かせそう?)

パト(うん!別に俺が関係を良くしようと動く訳じゃないし、気を利かせたかっただけだからな)

月花(あれ、仲介に入らないんだ?)

パト(入ってほしいのか?)

月花(いや、入ってほしくないわね、入られてもって感じ)

パト(だろ?俺が入っても表だけ仲直りするぐらいで、根本的解決にはならないって理解してるし、余計な事はする気も無いさ)

月花(っで本音は?)

パト(女性同士のいざこざに首を突っ込みたくない・・・怖いじゃん!!!)

月花(パトらしいわね!でもそれが正解よ、それじゃあ珍しく業務をこなしたし、ひと眠りでもしようかしらっと)

パト(あ!ズルい!俺も寝たいのに!!)

パトは脳内で叫ぶとそのまま寝ようとする、だがソルテに邪魔される

ソルテ「パト様、勤務中に寝てはいけません!しっかりと起きてください!」

パト「先生!月花ちゃんが寝てます!!!」ビシ!!

ソルテ「月花ちゃん!!貴女も起きなさい!ダラダラし過ぎですよ!」

月花「ぐぬぬ・・・」



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