No.115 専属神内の好き嫌い│No.117 琴歌と直属部隊episode1

2023年07月22日

No.116 防衛軍へ営業!(微R18)

窓から日差しが入る、帝国に居た頃とは違い、6畳の部屋に二人用のダブルベット
そこには裸で寝ている二人の姿があった。

パト「うぅ、眩しいな、カーテンの隙間から入る日差しなのに・・・今日は快晴か?」

パトはカーテンの隙間を抑え、日差しを閉ざす横でぐっすり眠っている彼女は眠っている

パト(まだ寝ているか、でも起こさないとだよな、今日はこのためにわざわざ地球のアパートを使ったんだから)

パト達が居るのは以前パトと雪花が同居していたアパートだった、今はアリシアがその部屋の家賃を払い、維持している。

パトはそこで一晩過ごしていたのだ

琴歌「んん、おはようございます・・・もう起きてたのですね」

パト「おはよう琴歌、昨日は遅くまで起きてたからな、まだ寝足りないんじゃないか?」

琴歌「いえ、大丈夫ですよ、予定時間までの間に身なりは整えないといけませんからね」

パト「じゃあお風呂沸かしておこうか?汗を流しておきたいだろ?」

琴歌「お願いします」

琴歌はそう言いながら再度枕に顔を鎮める、そしてパトはお風呂にお湯を溜めると琴歌の元に戻る

パト「待ち時間があるけど、まだ寝てる?お湯が溜まったら起こすけど?」

パトがそう言うと琴歌はクスっと笑いながら布団を少しめくり、誘惑する

琴歌「どうせ汗を流すなら、どうですか?」

パト「珍しく積極的だな、でも誘いにはのります!」

そうしてお湯が溜まってからも少しの間、二人は身体を繋げ愛し合っていた。

・・・・・・
お風呂内

パト「でも琴歌が地球防衛軍に足を運ぶなんて珍しいな」

琴歌「息抜きですよ、ずっと帝国に居たら人間だった頃の感性がおかしくなりそうですからね、だからたまには地球での仕事はアリシア様にお願いして変わってもらうようにしてるのですよ」

パトと琴歌は湯舟の仲で話していた。

パト「それで俺も心配だからついてきたけど、要件は?」

琴歌「帝国が無償で貸している機器の定期点検の案内ですね、防衛軍にはパト君から何億円ほどの支援金をアリシアコーポレーションから出してますし、出来る限り帝国産の機器を無償で提供してあげて欲しいって言われてからちゃんとこなしているのですよ」

パト「まあ、身内や従属が居るわけだしね、無下には出来ないでしょ」

琴歌「そうそう、後は支援金の使用金額詳細の確認もアリシア様からお願いされているのでした、今は月数百億円程渡していますけど、その支援金がどれほど使われいるかで今後の支給額を検討するとのことなので」

パト「多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメってことか、まあ当然だな」

琴歌「アリシアコーポレーションの売り上げ的には別に問題はないのですが、せっかくこちらで稼いだお金ですからね、他社にいいように使われるだけではこちらもいい気分ではありませんからね」

パト「定期的に使う方法を検討してくれれば別に問題ないさ、得たお金を排出せずに貯めていたら社会を壊しかねないから使ってるだけだからさ」

琴歌「アリシア様は地球の国をひとつ丸々購入してパト君の城を立てようと考えているらしいですよ、アリシアコーポレーションも元々は国をひとつ丸々購入して全権利をエウレカ帝国が手に入れてから建てたものですからね、同じことをするつもりでしょうかね?」

パト「城とか大層なのは辞めてほしいんだけどな、俺はこのアパートくらいの広さが丁度良いんだよ、帝国だって広すぎて持て余してるのにさ~」

琴歌「そうですね~、私もずっとワンルームの部屋で過ごしてましたから広すぎると落ち着きませんね、お互い感性が一致しててよかったです♪」

パト「そうだな、一応地球では俺と琴歌が正式な夫婦として処理されてるから琴歌が欲しいと思うような家があれば日本内で建てても良いんだぞ?もちろん俺も一緒に内装は決めるからな!」

琴歌「いいですね!そういうの私とても楽しみです!」

パトと琴歌は湯舟の中でそんな将来の話をしながら互いに身体を洗い、準備をする。

・・・・・・
琴歌「それでは行きますね」

パト「ちなみにどの部隊に行くの?部隊で行く建物が違うだろ?」

琴歌「第一部隊ですね、経理も担当しているらしいですから、一応お父さんにアポは取ってあります」

パト「うわ・・・」

パトは琴歌と白鳳が鉢合わせる状況に顔を青ざめる

パト(琴歌と白鳳さんか、琴歌凄く白鳳さんには当たりキツイから間違いなくギスギスするんだよなぁ~)

パトはそう考えながら、覚悟を決める。

琴歌「では転移しますね」

琴歌は慣れた動作で転移を行う。

・・・・・・
パト「琴歌、能力にも随分なれたよな」

琴歌「全自動でやってくれますからね、私が介入してる技術的なものは一切ないので楽ですよ♪」

パト(超便利な能力・・・流石は専属神内4位、メリアが帝王神候補に立候補させようとしてるだけの事はある、チートにも程があるよな)

琴歌とパトは地球防衛軍第一部隊の本拠地ビルに入る、そこで受付の女性に話しかける

琴歌「本日月詠白鳳と面談のアポを取っている四季琴歌と四季パトですが」

受付「月詠隊長の御子息ですね!お待ちしておりました!最上階の隊長室にどうぞ!ご案内致します!」

受付の隊員は琴歌とパトに道案内を行う。

パト(一応地球では四季を名乗ってるんだな、帝国では月詠の苗字を使っているからずっと使い続けるのかと思った)

琴歌「帝国内で四季を名乗ると雪花さんと月花さんと被りますからね、四季を名乗るのは地球だけなんですよ」

パトの考えを見透かしたように琴歌がパトに話す。

パト「帝国だと俺の正式名も違うだろうに」

琴歌「でも四季を名乗る度にパトさんと籍を入れたんだなって実感できるので凄く気に入っている名前なんですよ♪」

受付「初々しいですね、夫婦になって一番に実感出来ることですからね」

琴歌「はい、凄く心地いいですよ♪」

パト(雪花が聞いたら激怒しそうな話だけどな・・・)

雪花と月花は地球の家系図的に既に兄妹として登録されていたので、既に家族なら問題ないだろうと話し合った結果、琴歌と血縁を結ぶこととなった、だが雪花だけは最後の最後まで反発してきたが、
月花がなんとかなだめてくれた。

・・・・・・
受付「隊長室となります、どうぞ中へ」

琴歌「ありがとうございます」

琴歌は受付の女性に頭を下げ、扉をノックして中に入る。

白鳳「来たか、まあ座れ」

部屋の中で大きな椅子に座っていた月詠白鳳は椅子から立ち上がる

琴歌「座れじゃないでしょうお父さん?今回は私達がお客ですよ?おもてなしは礼儀でしょう?」イライラ

琴歌の顔があからさまに不機嫌そのものになっていた。

白鳳「自分の子供に接待してどうする、俺は親だぞ」

琴歌「ですが今は仕事ですけどね、秘書の方はいらっしゃらないのですか?」

白鳳「居るに決まっているだろう、おいこの二人に飲み物を」

そう言うと奥の秘書室から秘書が出て来た

秘書「お飲み物はどちらに致しましょう?」

琴歌「ハーブティーでお願いします」

パト「俺はリンゴジュースで」

白鳳「俺には高級な水を頼む」

琴歌「わざわざ高級って言わないでください恥ずかしい」イライラ

白鳳「高級って付けねぇと普通の水道水持ってくるだろうが、ここは日本じゃねえんだ」

琴歌「ちゃんと帝国産の浄水器を設置しているでしょう、充分【高級】水と大差ないですよ」

パト「まぁまぁ、それで今回の話を進めようよ」

白鳳「定期点検の案内だろ、そんなものそっちのタイミングで好きにやればいいだろう」

白鳳の適当な態度に琴歌の怒りがどんどん湧き上がる

琴歌「なら不法侵入で入っても文句言わないでくださいね!こっちも暇ではないので、各部隊の都合に毎度合わせるくらいならそっちでまとまった日にちで一気に点検させてもらった方が都合がいいんです、相手の事情も汲み取れないのですか?」イライライラ

白鳳「俺にどうしろってんだ、第一部隊ならまだしも他部隊の都合なんて知らないぞ」

琴歌「今どきはビデオチャットで会議とか打ち合わせ出来るでしょう、最新技術をしっかり取り入れないと若い人達から嫌われますよ」

白鳳「他の部隊にも言えよ、というかそういうのは第二部隊の仕事だろうが」

琴歌「勝手に進めたら怒る癖によく言いますよ、文句の一言でもお義父さんに言ったらわかるんですからね?」

白鳳「言わねえよ、そもそも毎度集まるなんて効率の悪い事をするくらいならリモートの方が幾分マシだと俺も常々思ってんだよ、後は各部隊拠点を置いている国が違うからそれらの兼ね合いもあんだよ」

琴歌「ではアリシアコーポレーションで開発した独自の通信電波を使用してはいかがでしょうか?他の国の通信会社と違って料金は格安ですよ、まあ防衛軍には支援金を送って居ますので、そこから差し引いて無料で提供出来ますので」

琴歌はそう良いながらわかっていたかのように書類を白鳳の前に置く。

白鳳「その仕事も第二部隊だから俺に持ってきても困るんだ、第一部隊は各国の重役共から仕事を貰う言わば営業職だ、防衛軍内部事情は第二部隊だ、わかったか?」

パト「では父さんに提案があったと報告だけお願いできますか?その後はこちらで対応しますので」

白鳳「面倒だな、お前から直接電話したほうが早いだろ?」

琴歌「仮にも営業なのですから筋くらいは守ってくださいよ」

白鳳はため息をつきながら琴歌が置いた書類を受け取る。

琴歌「ちなみにですが、プライベートでお義父さんと話す機会があって今回の件を知らなかったらわかりますよね?仕事してくださいよ?」

白鳳「はいはい、とりあえず機械の定期点検の日程とお前らの提案を伝達しておけばいいんだな、それこそ電話で済んだ話だろうが」

琴歌「忘れたのですか?もう一件あったでしょ!!」バン!

琴歌が珍しく声を荒げながら書類を出す

琴歌「支援金の使用用途を記載した詳細書類!もしくはデータの提出をお願いしていたはずですけど!出来たのですか?」

白鳳「ああ、あったなそんなの、待ってろ今秘書の奴に出させるから」

白鳳はそう言いながら秘書室に向っていった

琴歌「まったくあの人は!私達が相手だからって!!」イライライライラ

パト「まぁまぁ、せっかく久しぶりに家族で会ったんだから仲良くしようよ」焦り

琴歌「私だって努力してますけど、あの人のあの態度を見るとどうしてもイライラするんです!!」

白鳳が秘書室から出て来た、そして同時に秘書は飲み物を持ってきた

秘書「お待たせいたしました、書類も完成しておりますので、いますぐお持ちいたします」

白鳳「だとよ、それでその書類を見てどうするんだ?」

琴歌「予算検討ですよ、お金を与えすぎても意味ないですからね、後は遊びで使ってないかの確認です、まさか会社の二次会でキャバクラ料金をまさか支援金で払っていたり・・・とか?」

白鳳「俺はもうそんな所に行かねえよ、それに防衛軍だって世界規模の会社だぞ、数万、数十万程度の飲み会金くらい容易に経費で払える」

琴歌「そうですか、ならこの支援金は何に使って居るのでしょう?」

白鳳「今は大体は第五部隊の新事業だろうな、世界の実力者に防衛軍の仕事を依頼する【ギルド】立ち上げの件はそっちにも話言ってんだろ」

パト「ロイドさんから話しは聞いてますよ、俺もそのギルドに登録してますし、いつかは本格的にこちらもギルド依頼をこなす会社を建てるつもりです」

白鳳「まあ、どうせ詳細が出てくるからわかる話だ、今の所この支援金はギルドの建設費、その後は報酬費として運用するとのことだ、国から金貰って依頼は出すが、こっちも商売だ、何割か貰わねえといけねえんだ、だが国相手に高額積もるわけにもいかねぇ、ってことで依頼金で引いた分はギルド報酬金に充てるってわけだ、そもそも支援金は防衛軍の資産じゃねえからな」

琴歌「そういう使い道なら別に問題ありません、というか全額払うつもりなんですね、防衛軍は、そのまま抜いた額を報酬金で払ったらいいじゃないですか」

白鳳「国から来る依頼だぞ?大抵は国家指名手配者の確保、討伐、未開拓エリアの調査、どれもこれも命がけの任務だ、そんな仕事を安く受ける馬鹿が何処に居んだよ、報酬金はしっかり渡す、防衛軍がケチな集団だと思われてギルド利用者が居なくなったら本末転倒だろうがよ」

パト(難しい話をし始めたな、俺は聞いてるだけっと)

琴歌「大体一件の依頼報酬額の相場はいくらなんですか?」

月詠「数千万から数百億だな、悪信教相手だと高額報酬だな、パトも貰った事あんだろ」

パト「なかなかの大金だった!」

琴歌「っで、何割中抜きするつもりで?」

月詠「3割だな」

琴歌「なら例えば10憶の依頼が来た場合、3億は防衛軍の懐に入るんですね、っで3億は私達の支援金から賄うと」

琴歌は頭の中で計算をする

パト「大体何件くらい仕事が来るんでしょうかね」

白鳳「今の段階で防衛軍が国から来る仕事をこなしきってないのが現状だからな、最初の方は依頼数も多いだろうな、せいぜい月20~50件はあるんじゃないか?第五部隊の管轄だから知らないけどな」

パト(第五部隊管轄か、後でバハートさんに詳細を聞いておくか)

琴歌「ならとりあえずは今の金額で良さそうですね足りない分は防衛軍側でどうにかしてください、あくまで支援金はパトさんのご厚意によるものですので」

白鳳「お前、防衛軍に入ったら良いんじゃねえか?なら即隊長だろうぜ、誰も拒みはしねえだろ」

パト「冗談を、俺がどこの部隊の隊長をやれって話ですか」

白鳳「第四部隊は・・・頭良い奴じゃねえと無理だな、第三部隊はシェインが隊長に就任したばかりだからな・・・ねえわ!」

パト「はっは~~別に入る気ないけど否定されると辛いもんだな~」

琴歌「パトさんは防衛軍よりも遥か上の軍事力を持ってますので問題ないですよ」

琴歌は今秘書が持って来た書類に目を通していた、そして数分後話す。

・・・・・・
仕事が終わり、琴歌とパトはアパートに帰宅する。

パト「白鳳さんの言った通りの運用だったね」

琴歌「私ならこの運用方法なら5割は貰いますけどね、計算しましたけど、それでも数十億は余裕はあります、例え数百億の依頼があっても中抜きするのは数十億、それが100件もあれば数千億行きますけど、それは悪信教討伐レベル、悪信教も弱い地位は大分数を減らしてますし、数百億案件がそうあるわけでもなさそうですし、あったとしてもすぐにこなせるものでもない、なら私なら5割は取って依頼者に払った方がギリギリになりますけど充分利益を出せる話だと思いますけどね」

パト「難しい話だな、でも琴歌が言う通り5割取ったら、月々いくら程かかる見通しなんだ?」

琴歌「そうですね、平均400億程ですかね、月々ですからね、20件依頼があってもそれをすぐにこなせるとは到底思えません、それ相応の時間が掛かります、地球の実力者はそこまで強くないですからね、どんなに早くても1ヵ月以上は必要、なら結局依頼数よりも報酬を払う機会の方が少ないんです、なら400億見ておけば運用する分には問題なしです、毎月支援金は貰えますしね、それらをストックしておけば報酬が重なっても問題ないでしょう」

パト「凄いな、琴歌は、本当頼りになるわ~」

パトと琴歌は仕事の話を終え、アパートで琴歌の手作りご飯を食べ、再度一緒にお風呂に入り、身体を交わらせ、心地よい疲れと共に就寝していく。






patopatoblog at 05:11│日常 | メインエピソード
No.115 専属神内の好き嫌い│No.117 琴歌と直属部隊episode1