2025年11月
2025年11月24日
No.194 幸せの代償(R18)
幸せをずっと感じ続けるとどうなると思いますか?
不幸をずっと感じ続けるとどうなると思いますか?
人はどちらも過剰に摂取してはならず、どちらにしても心を壊す要因になります。
例えば幸せ、多くの幸せは身も心も満たし優越感に浸る事が出来るでしょう。
ですがその先に待つのは幸せという麻薬の依存、人は強い幸福感を感じると気持ちが落ち着いた時に心が病むようになっていると思うのです。
不幸なら問題ないのか?不幸は料理に例える事が出来るでしょう。
不幸を知らない人が幸せという美味を感じる事は出来ません、不幸を知っている、不味い料理を知っているからこそ美味しい料理がわかるのです。
そういう意味で言えば適度な不幸は人をより幸せにするために必要な栄養と言えるでしょう。
だがその幸せを過剰に取れば再度不幸に陥る。
人の心は常に波のように揺れ動き、バランスを保たれている。
私は厭悪の究極系 エル・サンダイン。
人の悪感情を利用する事に特化した女帝。
だがただただ悪意を送り込んでも意味がない。
人の心を深く深く追求した技術が必要になる。
私は研究した。
とある話を聞いたことがあるだろうか?
男性の自慰行為、やり過ぎる事で男性ホルモンが減少し、鬱になりやすい
逆に適度な自慰行為は身体共に良き影響を与える。
自慰行為をしなければ男性ホルモンが増え、健康になり異性にモテる。
だがずっと自慰行為をしなければ男性としての性欲が失われると同時に精子の作られる量が減り
結果的に男性ホルモンが減ってしまう。
これは一例だが適度なバランスを保つ事で均衡を保っている現状がある。
帝園は女性しか存在しないためこの一例は現実世界で知った一例であり、私が現実世界に出て自身の厭悪についてしっかりと考えるまで思いつきもしなかった。
これが私にとって究極系の構成員に辿り着けなかった要因。
人を知らなさ過ぎた。
ただの悪意は人によって救いにも居心地の良い空間にもなってしまう、
それを主、パト様との闘いで学んだ。
だから相手にとって最も嫌う悪意を的確に見つけ取り込ませる必要があるのだ。
だがそうなると私は人を知らなさすぎる。
私の出身園 第十二園は軍事国、常に戦争が起き、第十二園内にある国はいつも戦いに明け暮れていた。
元々私もその隊員だった。
当初の実力は中の上くらい、だが邪人族は褐色肌が当たり前なのに私はアルビノ肌、邪人族にしてはあり得ない程白い肌を持っていた、故に同じ隊員から迫害を受けた。
もちろん性的暴行も受けた。
何度も殴られた、舌なんて何度も千切られ、穴という穴に真っ赤になった熱した鉄棒を突っ込まれた。
肌を焦がせば褐色なるのではと何度も拷問を受けた。
それはそれは多くの無慈悲な悪意を受けた。
そこで私は目覚めた。
気付けば私は悪意に対して何も感じなくなっていた。
それどころか悪意が私自身を守ってくれる、癒してくれる、今まで受けていた攻撃も全て当たらない。
私は攻撃の影響を受けない肉体と精神を手に入れた。
そして数年、私は今まで私を虐めた邪人族を辱め続けた。
私の舌を引きちぎった奴らには今まで千切られてきた私の舌をご馳走した。
私の穴という穴に鉄棒を突っ込んだ奴らには丁度股の間に穴が空いていたためそこから鉄棒を突き刺し
きっともっと黒くなりたいと思い、串刺しのまま火あぶりにした。
私は不思議と今まで受けて来た暴行で失ってきた部位がすぐに再生した。
本来であれば帝園で死ぬことで全部位が治るのだが私は自然治癒で治った。
不幸だった。
だけど私はその不幸を受け止める器があり、悪意が私を愛してくれた、それに甘んじて私はただただ悪意と共に寄り添って生きて来た。
幸せだった。
私の幸せを皆にもわからせたかった。だけど他の皆は私と違って不幸を受け止める器がなく、悪意もまた彼女達を愛さなかった、だから死ぬギリギリまでずっと許しを乞うていたのだろう。
そう、私は不幸であり、幸せだった。
話は逸れたが結果的に人は幸せ過ぎても不幸を感じ、不幸を感じなければ幸せを感じれない。
だから私は考えたの、私は主様と対峙した時、めいいっぱい不幸にしてあげよう、そして私という
幸せに満たされ依存させればと。
私はちょっと甘かったのかもしれない、
あの時の反省をずっと私はしていた。
本来の計画で言えば私が雪花や月花に告げ口をし、以前のパトが帰る数日前に雪花と月花と以前のパトが3人で性行為をしている所を主様に見せるつもりだった。
メリアはそのトドメとして用意していた。
目の前で愛する人二人が主様にとって知らない男性の肉棒と繋がっている光景は最大級の不幸を言えるだろう、きっと立ち直れない、これがあとから術中だと知った後でもきっとその光景は消えない。
最大限の不幸、だがそこで終わらせてしまっては意味がない、
そのためのメリアだった。
主様は逃げるように自室に籠るだろう、きっと心を壊すだろう。
そこでメリアと以前のパトがまた性行為をし、今まで自分の前だけ囁いてくれた愛の言葉、艶めかしい喘ぎ声、自分だけしか知らないメリアの肉壺、そこを自由に弄ぶ肉棒、それがトドメだった。
それが最終日、そしてそこで項垂れる主様に私が取り入る。
一晩中愛する、裸で、私がずっと主様に愛を囁く、そして主様は私に依存する。
これで完成だった。
最大限の不幸中の幸福、それは最も無くなっている栄養が一気に満たされ溢れ出るような幸福の洪水。
今まで愛していた恋人達の目の前での裏切りによる悪意で満たされ、私がそこに介入することで主様は悪意に飲まれたままずっと生きていく事が出来た。
だが結果を言えば失敗。
メリアがそれを阻止し続けた。
メリアも同じ依存を得意とする女性、同じ依存を扱う者同士、結果的にメリアは私の能力で作った存在にも関わらず、最初の出会い以降以前のパトと会う事すらしなかった。
それはメリア側にとって最大級の依存攻撃だっただろう。
メリアは一度主様の前で以前のパトの腕を組む事で嫉妬心を生まれさせた。
結果的にそこから雪花と月花が以前のパトと仲良くなる程度で終わったが、それがメリアの価値を高めさせた。
パトはメリアと会えなかった、だから四季家と仲良くなった。
主様にとってパトとメリアに目の前で進展がなかったのは心の何処かでは安堵だっただろう。
それが主様の嫉妬心を持たせながらもメリアを無意識のうちに意識させる高等テクニック。
モテる女は異性をその気にさせるのが上手いと聞いたことがある。
自分が他の男性に惹かれるかも、取られるかも、それを上手く誘導出来る女性は男性からアプローチを受ける。
その中でメリアは私を止めた。
私にとって誘導したかった展開以上にここで動きを止められるという意味を最後の最後まで理解出来ていなかったのが大きかった。
途中までは私の邪魔をするメリアがただただ鬱陶しいだけだったが、結果的に主様が私に対して不信感を抱き、最終日にパトと私の接触を見せつける事で完全に私への好意が絶対的安息の地ではなくなってしまった。
メリアと同じ土俵、「いつかとられてしまうかも」という感情の域に入ってしまった。
それで私はメリアに勝つのは不可能だった。
結果的に私は主様に拒絶され、最後の最後で否定され、負けた。
・・・・・・
ずっと反省してきた、主様を陥れるやり方、周りを陥れるやり方は間違っていなかったと今でも思う。
だがその悪意は主様に拒絶されるだけで、きっと私は消滅するだろう。
だからこそ私は悪意についてもっと学ばないといけない、ただ悪意を埋め込むのではなく、
もっと巧妙に、そして周りがその悪意に違和感を覚えないように。
それが厭悪の究極系、エルの進化論なのだから。
不幸をずっと感じ続けるとどうなると思いますか?
人はどちらも過剰に摂取してはならず、どちらにしても心を壊す要因になります。
例えば幸せ、多くの幸せは身も心も満たし優越感に浸る事が出来るでしょう。
ですがその先に待つのは幸せという麻薬の依存、人は強い幸福感を感じると気持ちが落ち着いた時に心が病むようになっていると思うのです。
不幸なら問題ないのか?不幸は料理に例える事が出来るでしょう。
不幸を知らない人が幸せという美味を感じる事は出来ません、不幸を知っている、不味い料理を知っているからこそ美味しい料理がわかるのです。
そういう意味で言えば適度な不幸は人をより幸せにするために必要な栄養と言えるでしょう。
だがその幸せを過剰に取れば再度不幸に陥る。
人の心は常に波のように揺れ動き、バランスを保たれている。
私は厭悪の究極系 エル・サンダイン。
人の悪感情を利用する事に特化した女帝。
だがただただ悪意を送り込んでも意味がない。
人の心を深く深く追求した技術が必要になる。
私は研究した。
とある話を聞いたことがあるだろうか?
男性の自慰行為、やり過ぎる事で男性ホルモンが減少し、鬱になりやすい
逆に適度な自慰行為は身体共に良き影響を与える。
自慰行為をしなければ男性ホルモンが増え、健康になり異性にモテる。
だがずっと自慰行為をしなければ男性としての性欲が失われると同時に精子の作られる量が減り
結果的に男性ホルモンが減ってしまう。
これは一例だが適度なバランスを保つ事で均衡を保っている現状がある。
帝園は女性しか存在しないためこの一例は現実世界で知った一例であり、私が現実世界に出て自身の厭悪についてしっかりと考えるまで思いつきもしなかった。
これが私にとって究極系の構成員に辿り着けなかった要因。
人を知らなさ過ぎた。
ただの悪意は人によって救いにも居心地の良い空間にもなってしまう、
それを主、パト様との闘いで学んだ。
だから相手にとって最も嫌う悪意を的確に見つけ取り込ませる必要があるのだ。
だがそうなると私は人を知らなさすぎる。
私の出身園 第十二園は軍事国、常に戦争が起き、第十二園内にある国はいつも戦いに明け暮れていた。
元々私もその隊員だった。
当初の実力は中の上くらい、だが邪人族は褐色肌が当たり前なのに私はアルビノ肌、邪人族にしてはあり得ない程白い肌を持っていた、故に同じ隊員から迫害を受けた。
もちろん性的暴行も受けた。
何度も殴られた、舌なんて何度も千切られ、穴という穴に真っ赤になった熱した鉄棒を突っ込まれた。
肌を焦がせば褐色なるのではと何度も拷問を受けた。
それはそれは多くの無慈悲な悪意を受けた。
そこで私は目覚めた。
気付けば私は悪意に対して何も感じなくなっていた。
それどころか悪意が私自身を守ってくれる、癒してくれる、今まで受けていた攻撃も全て当たらない。
私は攻撃の影響を受けない肉体と精神を手に入れた。
そして数年、私は今まで私を虐めた邪人族を辱め続けた。
私の舌を引きちぎった奴らには今まで千切られてきた私の舌をご馳走した。
私の穴という穴に鉄棒を突っ込んだ奴らには丁度股の間に穴が空いていたためそこから鉄棒を突き刺し
きっともっと黒くなりたいと思い、串刺しのまま火あぶりにした。
私は不思議と今まで受けて来た暴行で失ってきた部位がすぐに再生した。
本来であれば帝園で死ぬことで全部位が治るのだが私は自然治癒で治った。
不幸だった。
だけど私はその不幸を受け止める器があり、悪意が私を愛してくれた、それに甘んじて私はただただ悪意と共に寄り添って生きて来た。
幸せだった。
私の幸せを皆にもわからせたかった。だけど他の皆は私と違って不幸を受け止める器がなく、悪意もまた彼女達を愛さなかった、だから死ぬギリギリまでずっと許しを乞うていたのだろう。
そう、私は不幸であり、幸せだった。
話は逸れたが結果的に人は幸せ過ぎても不幸を感じ、不幸を感じなければ幸せを感じれない。
だから私は考えたの、私は主様と対峙した時、めいいっぱい不幸にしてあげよう、そして私という
幸せに満たされ依存させればと。
私はちょっと甘かったのかもしれない、
あの時の反省をずっと私はしていた。
本来の計画で言えば私が雪花や月花に告げ口をし、以前のパトが帰る数日前に雪花と月花と以前のパトが3人で性行為をしている所を主様に見せるつもりだった。
メリアはそのトドメとして用意していた。
目の前で愛する人二人が主様にとって知らない男性の肉棒と繋がっている光景は最大級の不幸を言えるだろう、きっと立ち直れない、これがあとから術中だと知った後でもきっとその光景は消えない。
最大限の不幸、だがそこで終わらせてしまっては意味がない、
そのためのメリアだった。
主様は逃げるように自室に籠るだろう、きっと心を壊すだろう。
そこでメリアと以前のパトがまた性行為をし、今まで自分の前だけ囁いてくれた愛の言葉、艶めかしい喘ぎ声、自分だけしか知らないメリアの肉壺、そこを自由に弄ぶ肉棒、それがトドメだった。
それが最終日、そしてそこで項垂れる主様に私が取り入る。
一晩中愛する、裸で、私がずっと主様に愛を囁く、そして主様は私に依存する。
これで完成だった。
最大限の不幸中の幸福、それは最も無くなっている栄養が一気に満たされ溢れ出るような幸福の洪水。
今まで愛していた恋人達の目の前での裏切りによる悪意で満たされ、私がそこに介入することで主様は悪意に飲まれたままずっと生きていく事が出来た。
だが結果を言えば失敗。
メリアがそれを阻止し続けた。
メリアも同じ依存を得意とする女性、同じ依存を扱う者同士、結果的にメリアは私の能力で作った存在にも関わらず、最初の出会い以降以前のパトと会う事すらしなかった。
それはメリア側にとって最大級の依存攻撃だっただろう。
メリアは一度主様の前で以前のパトの腕を組む事で嫉妬心を生まれさせた。
結果的にそこから雪花と月花が以前のパトと仲良くなる程度で終わったが、それがメリアの価値を高めさせた。
パトはメリアと会えなかった、だから四季家と仲良くなった。
主様にとってパトとメリアに目の前で進展がなかったのは心の何処かでは安堵だっただろう。
それが主様の嫉妬心を持たせながらもメリアを無意識のうちに意識させる高等テクニック。
モテる女は異性をその気にさせるのが上手いと聞いたことがある。
自分が他の男性に惹かれるかも、取られるかも、それを上手く誘導出来る女性は男性からアプローチを受ける。
その中でメリアは私を止めた。
私にとって誘導したかった展開以上にここで動きを止められるという意味を最後の最後まで理解出来ていなかったのが大きかった。
途中までは私の邪魔をするメリアがただただ鬱陶しいだけだったが、結果的に主様が私に対して不信感を抱き、最終日にパトと私の接触を見せつける事で完全に私への好意が絶対的安息の地ではなくなってしまった。
メリアと同じ土俵、「いつかとられてしまうかも」という感情の域に入ってしまった。
それで私はメリアに勝つのは不可能だった。
結果的に私は主様に拒絶され、最後の最後で否定され、負けた。
・・・・・・
ずっと反省してきた、主様を陥れるやり方、周りを陥れるやり方は間違っていなかったと今でも思う。
だがその悪意は主様に拒絶されるだけで、きっと私は消滅するだろう。
だからこそ私は悪意についてもっと学ばないといけない、ただ悪意を埋め込むのではなく、
もっと巧妙に、そして周りがその悪意に違和感を覚えないように。
それが厭悪の究極系、エルの進化論なのだから。
2025年11月16日
No.193 ハクとティノール
ハクは帝国に残った
パト達が地球に戻りエウレカ探偵事務所を経営している時、
本来であればハクは自分にとって二人の主の元に居なければならない。
だがそれを拒んだ。
それは現時点で自分の役職上離れる事が出来なかった。
そしてやっとハクにとって馴染める環境が整いつつある時にまた別の環境に移動するのが厳しかった。
ハクの立場で言えばそんな事を言ってられないのだが、ハクは自我を優先した。
その判断は数日たった今でも後悔しているし、仕方なかったと思い込むには時間が掛かる出来事だった。
・・・・・・
ハク「もっと勉強しないと・・・」
ハクは最近特訓がおろそかになっていた。
ハクにとっては帝国法治部隊は荷が重すぎる仕事だった。
だがメリアがハクなら出来ると与えられた役職、そして最初こそは嫌だったがパトや雪花、ほかの専属神達と肩を並べる事が出来る唯一の手段だからこそ妥協はしたくなかった。
ハク(私は専属神内で一番弱いんだから・・・)
ハクにはコンプレックスがあった。
それは専属神内序列9位、という肩書だ。
最下位は月花だが、月花が持つ世界【帝園】は専属神内世界ランキング1位、世界王ランキング1位と月花は他の専属神以上の物を持っているため、実質ハクが専属神内で一番弱いと言っても過言ではない立場であった。
ハクは帝国に来てから恐らく専属神内で最も成長した。
時空を自在に操り、時と空間の理解度を高めた事で高火力技を多く生み出し、
単純な攻撃力であれば雪花を上回る程である、勿論将来性を考えた時、破壊神として存在するソルテ以上の火力も出す事が可能となるポテンシャルを持っているうえに、世界に唯一の才能を持つため、自身を卑下する必要はまったくないのだが、ハクにとって現在、現状が最も重要視する。
ハク「はぁ、もうこんな時間か、また特訓出来なかったし、最近自分の世界に入ってないなぁ」
ハクの世界 虚園(イナニスエデン)
虚無の世界であり、その世界には世界王ティノールしか存在しない。
難しいルールも無く、自分の神域解界時の効果を調整するための世界という認識でハクは世界を使っていた。
そこの管理者兼世界王のティノールはたまに会ったら会話相手になる程度で殆どは放置、そもそも日頃の彼女は知能が低く会話もそこまで成立しないため放っておく方が彼女のためでもあった。
ハク「でもずっと会わないと私の事忘れちゃうからたまには顔を見せておかないとだしね」
そうしてハクは自分の世界に入った。
・・・・・・
ティノール「なのね、こうやって私が何かしらやらかした時だけ皆集まって私を責めて来るけどさ、結局の所私を抑制出来ていないルードゥスも悪いと思うんだけど」
ハクが世界に入った時、視界にティノールが立っていた、そして珍しく4体の眷属を纏わせ会話をしていた、ハクにとって知能のあるティノールに会うのはかなり久しぶりであり、恐らく初めて虚園に入った時以来ではないかと考えていた。
ハク「珍しいね、どうしたの?皆揃って」
ハクがティノールに声を掛ける、するとティノールはハクに対して事情を説明する。
ティノール「私がいつもどおり色んな所を散歩してたんだけど、その時どう考えたのか拾之刻空間の設定を触って跡形もなくしちゃったんだよ、それで元に戻そうにも元の数字なんて覚えてる訳もないから困ってたの、それで4人から凄く私が責められてたんだけどルードゥスも悪いと思わない?だって私の管理をしているのに私を止めなかったんだよ、それは私悪くないよね~~」
ティノールはルードゥス(緑目)に指をさし責任転嫁をし、ルードゥスはそれを拒んでいた。
ハク「まあまあ、それは私が治せば良いだけの話だから、でもあれだね、ルードゥス以外の眷属って普段は何をしてるの?ずっとティノールの身体の中には居るんだよね?要所要所で出て来るとか出来ないの?」
ティノールはハクの質問に対して「あ~~」と少し困った顔をして答える
ティノール「要所要所で呼んでいる形ね、東西南北の果てに拠点を置いてるの、本当なら私一人でもいいんだけど、それだと私、本当に自我というか狂暴化しちゃうみたいで、私も記憶がないのよ、だからこの世界の平和のためにもってことでルードゥスが面倒を見てくれてるみたいで、4人には【喜怒哀楽】の属性を持ってる訳なんだけど、ルードゥスは【楽】、楽しいと思える気持ちを司っているから一番私と相性が良いみたいで、ただ能天気で知能が低い子、つまり子供っぽくなっちゃうみたいで、でもそれが一番マシらしいからルードゥスが居てくれるというかね」
ハク「あ、あ~~そうなんだ」
ハクはよく喋るティノールの言葉を追うのに必死だった。
ハク「でも【喜】でも良さそうな感じではあるけど」
ティノール「不気味だって言われた、ずっとニコニコしてるから・・・話しかけてもずっとニヤニヤケラケラで・・・ちなみにあと二つはもうわかるでしょう」
ハク(【怒】は文字通り怒り、【哀】は悲しむ、鬱とかそういうのかな、だとしたら確かに面倒臭いかも)
ティノール「私に誰もついていなかったら【魔王】、4人全員が私に集まっていたら【賢者】それが私、また暇な時は私じゃなく他の眷属の子達にも顔を見せてあげて、唯一この世界で私を管理している【私の一部】だから」
ハク「うん、そうだね」
ハクはそう話していると元々の目的についてティノールに聞かれたため、帝国での事情を話ながら今抱えている不安を話した。
ティノール「大変だよね、でも以外、ハクが主様や雪花様よりも自分を選ぶなんて、それってかなりの進歩なんじゃない、だって元々この二人はハクが自立して貰える事を望んでいたわけでしょ?だから今回の件も二人は別にハクの事を悪いようには考えていないんじゃないかな、それに既に結構な人数が地球に帰ったんだよね?なら主様にとって第二の故郷、帝国の治安を守るのも大事な事だと思うけどね、ハクはこのまま帝国に残って成長してたらいいんだよ、多分地球に行った子達よりも大幅に強くなれると思うから、そう考えたらいいんじゃないかな?」
ハク「そうだね、まさかティノールからそんな話を聞けるなんて思いもしなかったなぁ」
元々はティノールのお世話をしなければという使命感で入っただけだったが良い話を聞けたと満足したハク。
・・・・・・
ハク「色々ありがとう話を聞いて貰えてスッキリしたよ」
ティノール「私も設定を直してもらって助かったよ、それじゃあまた暇な時にでも私に会いに来てね」
ハクはティノールが弄った設定を直して現実世界に戻る。
これはちょっとした出来事のお話。
パト達が地球に戻りエウレカ探偵事務所を経営している時、
本来であればハクは自分にとって二人の主の元に居なければならない。
だがそれを拒んだ。
それは現時点で自分の役職上離れる事が出来なかった。
そしてやっとハクにとって馴染める環境が整いつつある時にまた別の環境に移動するのが厳しかった。
ハクの立場で言えばそんな事を言ってられないのだが、ハクは自我を優先した。
その判断は数日たった今でも後悔しているし、仕方なかったと思い込むには時間が掛かる出来事だった。
・・・・・・
ハク「もっと勉強しないと・・・」
ハクは最近特訓がおろそかになっていた。
ハクにとっては帝国法治部隊は荷が重すぎる仕事だった。
だがメリアがハクなら出来ると与えられた役職、そして最初こそは嫌だったがパトや雪花、ほかの専属神達と肩を並べる事が出来る唯一の手段だからこそ妥協はしたくなかった。
ハク(私は専属神内で一番弱いんだから・・・)
ハクにはコンプレックスがあった。
それは専属神内序列9位、という肩書だ。
最下位は月花だが、月花が持つ世界【帝園】は専属神内世界ランキング1位、世界王ランキング1位と月花は他の専属神以上の物を持っているため、実質ハクが専属神内で一番弱いと言っても過言ではない立場であった。
ハクは帝国に来てから恐らく専属神内で最も成長した。
時空を自在に操り、時と空間の理解度を高めた事で高火力技を多く生み出し、
単純な攻撃力であれば雪花を上回る程である、勿論将来性を考えた時、破壊神として存在するソルテ以上の火力も出す事が可能となるポテンシャルを持っているうえに、世界に唯一の才能を持つため、自身を卑下する必要はまったくないのだが、ハクにとって現在、現状が最も重要視する。
ハク「はぁ、もうこんな時間か、また特訓出来なかったし、最近自分の世界に入ってないなぁ」
ハクの世界 虚園(イナニスエデン)
虚無の世界であり、その世界には世界王ティノールしか存在しない。
難しいルールも無く、自分の神域解界時の効果を調整するための世界という認識でハクは世界を使っていた。
そこの管理者兼世界王のティノールはたまに会ったら会話相手になる程度で殆どは放置、そもそも日頃の彼女は知能が低く会話もそこまで成立しないため放っておく方が彼女のためでもあった。
ハク「でもずっと会わないと私の事忘れちゃうからたまには顔を見せておかないとだしね」
そうしてハクは自分の世界に入った。
・・・・・・
ティノール「なのね、こうやって私が何かしらやらかした時だけ皆集まって私を責めて来るけどさ、結局の所私を抑制出来ていないルードゥスも悪いと思うんだけど」
ハクが世界に入った時、視界にティノールが立っていた、そして珍しく4体の眷属を纏わせ会話をしていた、ハクにとって知能のあるティノールに会うのはかなり久しぶりであり、恐らく初めて虚園に入った時以来ではないかと考えていた。
ハク「珍しいね、どうしたの?皆揃って」
ハクがティノールに声を掛ける、するとティノールはハクに対して事情を説明する。
ティノール「私がいつもどおり色んな所を散歩してたんだけど、その時どう考えたのか拾之刻空間の設定を触って跡形もなくしちゃったんだよ、それで元に戻そうにも元の数字なんて覚えてる訳もないから困ってたの、それで4人から凄く私が責められてたんだけどルードゥスも悪いと思わない?だって私の管理をしているのに私を止めなかったんだよ、それは私悪くないよね~~」
ティノールはルードゥス(緑目)に指をさし責任転嫁をし、ルードゥスはそれを拒んでいた。
ハク「まあまあ、それは私が治せば良いだけの話だから、でもあれだね、ルードゥス以外の眷属って普段は何をしてるの?ずっとティノールの身体の中には居るんだよね?要所要所で出て来るとか出来ないの?」
ティノールはハクの質問に対して「あ~~」と少し困った顔をして答える
ティノール「要所要所で呼んでいる形ね、東西南北の果てに拠点を置いてるの、本当なら私一人でもいいんだけど、それだと私、本当に自我というか狂暴化しちゃうみたいで、私も記憶がないのよ、だからこの世界の平和のためにもってことでルードゥスが面倒を見てくれてるみたいで、4人には【喜怒哀楽】の属性を持ってる訳なんだけど、ルードゥスは【楽】、楽しいと思える気持ちを司っているから一番私と相性が良いみたいで、ただ能天気で知能が低い子、つまり子供っぽくなっちゃうみたいで、でもそれが一番マシらしいからルードゥスが居てくれるというかね」
ハク「あ、あ~~そうなんだ」
ハクはよく喋るティノールの言葉を追うのに必死だった。
ハク「でも【喜】でも良さそうな感じではあるけど」
ティノール「不気味だって言われた、ずっとニコニコしてるから・・・話しかけてもずっとニヤニヤケラケラで・・・ちなみにあと二つはもうわかるでしょう」
ハク(【怒】は文字通り怒り、【哀】は悲しむ、鬱とかそういうのかな、だとしたら確かに面倒臭いかも)
ティノール「私に誰もついていなかったら【魔王】、4人全員が私に集まっていたら【賢者】それが私、また暇な時は私じゃなく他の眷属の子達にも顔を見せてあげて、唯一この世界で私を管理している【私の一部】だから」
ハク「うん、そうだね」
ハクはそう話していると元々の目的についてティノールに聞かれたため、帝国での事情を話ながら今抱えている不安を話した。
ティノール「大変だよね、でも以外、ハクが主様や雪花様よりも自分を選ぶなんて、それってかなりの進歩なんじゃない、だって元々この二人はハクが自立して貰える事を望んでいたわけでしょ?だから今回の件も二人は別にハクの事を悪いようには考えていないんじゃないかな、それに既に結構な人数が地球に帰ったんだよね?なら主様にとって第二の故郷、帝国の治安を守るのも大事な事だと思うけどね、ハクはこのまま帝国に残って成長してたらいいんだよ、多分地球に行った子達よりも大幅に強くなれると思うから、そう考えたらいいんじゃないかな?」
ハク「そうだね、まさかティノールからそんな話を聞けるなんて思いもしなかったなぁ」
元々はティノールのお世話をしなければという使命感で入っただけだったが良い話を聞けたと満足したハク。
・・・・・・
ハク「色々ありがとう話を聞いて貰えてスッキリしたよ」
ティノール「私も設定を直してもらって助かったよ、それじゃあまた暇な時にでも私に会いに来てね」
ハクはティノールが弄った設定を直して現実世界に戻る。
これはちょっとした出来事のお話。
No.192 帝園の天使王達
ティエルは第四の園(テーセリスエデン)の最高責任者にして天使族の御神体
帝園での全体実力順位は4位、王冠(ケテル)族の天使王も務め、全美徳を司る存在である。
そんなティエルが現状頭を悩ませてる事がある。
それは【各属性の天使王達が問題児しかいない】点だ。
知恵(コクマ―)の天使王 序列2位 リティエル
彼女はプライドの塊であり、自分が優秀である事を疑わない、
その結果他属性の天使を見下し、ほかの天使王とも仲が悪い。
理解(ビナー)の天使王 序列3位 ラクトゥエル
彼女はリティエルとは真逆の性格で誰とでも打ち解け、優秀でありながら
他者を理解出来る心の広さを持つ、だが自分の事を蔑ろにしがちで
割と自分の領地の事になると適当になるという問題点があった。
慈悲(ケセド)の天使王 序列4位 ミーエル
彼女は浅はかであり、幼稚、慈悲の割に怠けたり、ほかの天使に仕事を
丸投げしたり、ほかの園では慈悲とは程遠いあくどい交渉で困らせる等
主との契約問題以外にも多くの問題を起こしていた問題児筆頭
峻厳(ゲプラー)の天使王 序列5位 エミエル
彼女は自己中心的にして我儘、自分が常に第一であり、自分に甘く相手にはとことん厳しい
で有名であり、彼女の身勝手な行動は同じ属性から他属性の天使王からも
嫌がられている、ミーエルと同等レベルの問題児
美(ディファレト)の天使王 序列6位 ミファエル
彼女は美に対する意識が非常に高く、基本拘りが強く少しの歪みも許せない
という面倒臭い性格をしている、基本同じ属性の天使からは好かれているが
他種族の天使からは嫌われている。
勝利(ネツァク)の天使王 序列7位 ユイエル
彼女は最近【第二の園】に種子や候補生ではなく、いきなり構成員として採用された異例の
天使王である。
性格は根暗でオタク気質、感性がおっさんで相手にマウントを取って気持ちよくなるタイプ
同じ趣味や感性、同じ推し等の同じオタクが許せない厄介オタクでもあり、
日頃からアンチやレスバ、天使界にSNSのようなネットワークは存在しないため
他種族で存在するオタク仲間と常日頃から討論している、だが内容は凄くどうでもいい。
極度の負けず嫌いのため、他の天使王からは基本話しかけられない。
栄光(ホド)の天使王 序列8位 ラタエル
仕事人気質で常に結果を求める性格、天使としてはまだマシな部類
結果至上主義のため、結果で栄光を掴めない天使は落ちこぼれとレッテルを張りやすい
天使王達に対しては対等だがそれ以下になると態度が悪いで有名であり
同族にはかなり嫌われている、そして堕天化している天使で最も多い種族でもある。
基礎(イェンド)の天使王 序列9位 ラグリエル
普通、無個性、特徴と言われても何に対しても突出した所がない
影が薄く基本頭数に居れ忘れられている可哀想な存在。
ティエルも思い出さないと頭に残らない程天使王なのに個性がなく
本人も話しかけられなければ話さないタイプのためもっと改善してほしいと
思っている
王国(マルクト)の天使王 序列10位 クオエル
毎年天使王がコロコロ変わる種族であり、当たりはずれがある
今の天使王は比較的当たりだが、3代前の天使王は大外れだった。
同種族内では民主主義的制度をとっており毎年選挙を行って代表を決めているらしい。
クオエルは保守派思考であり、自領土の安定化を考えるリーダシップ溢れる天使王である。
現状天使王で一番人格者。続いてほしいとティエルは思っている。
知識(ダアト)の天使王 序列11位 レエル
学者気質の天使王で学問に対して身を置きたいと考える天使が集まりやすい、
別種族の天使もレエルについてくる者も多く、唯一の他種族領地の長として
日々研究に勤しんでいる。ちなみ喋らせると長いため、ほかの天使王達は
レエルに話しかけない。
・・・・・・
以上、現状の天使王達の特徴と現状、評価を書いたが、問題は
天使王同士の仲が悪い
これが最も問題とする所だった。
ミーエルが問題を起こした時
もちろんティエルは庇った。
だが第2位リティエル、第5位エミエル、第8位ラタエル、第10位クオエルから猛反発を受けたのだ。
擁護派は第1位ティエル、第3位ラクトゥエル、第9位ラグリエル、第11位レエル
無関心は第6位ミファエル、第7位ユイエル
結果的にミーエル降格派と擁護派が半々だったのとティエルのフォローもあり、ミーエルの降格は免れたものの、他種族同士の天使王の仲が悪いためこのような問題が起きた時仲間を守るという感性が一切ないのがティエルの悩みだった。
第5位エミエルが人形になって現実世界に留まっている件も問題になった
第7位ユイエルが第二の園に選ばれ天使王達にマウント取った事で反発や抗議が起きた問題もあった。
基本他種族が問題を起こしたり、功績を出すと他種族の天使王は不満で仕方ないのだろう。
・・・・・・
ラタエル「私は日頃から不満があります!私は間違いなく他天使王に比べ功績を出しており、実力もあります!なのに何故8位のままなのですか!種族事で序列が決まっているのなら私はこれから努力してもずっとあのユイネルよりも格下の順位のまま生きていかねばならないという訳ですか!!」
ティエル「そもそもね、その序列は天使の種族代表を表す数字であってね、決して天使王達の序列を表す数字じゃないのよ?種族としての序列だからそこに天使王達の優秀か否かは採点に入ってないの、だから皆立場で言えば平行線なんだよ?わかる?」
ラタエル「お言葉ですがティエル様、でしたらこの天使族の副責任者は誰なのでしょうか?まさか第2位のリティエルではないでしょうね?私は過去に一度も彼女と競った事がありません、なのに種族的優劣で天使族の副責任者すらも奪われてしまっていたらと思うと」
ティエル「えっと~~、でもね、争いで優劣は決めて欲しくないというか・・・わかってくれない?」
・・・・・・
ミファエル「ティエル様、私達天使族はもっと高貴で優雅であるべきですが、それは美的センスがなければ成り立ちません、なので私、ミファエルに美、いわゆる芸術部門を任せてはいかがでしょうか?」
ティエル「他の種族の子達の歴史もあるからね、やっぱりミファエルだけに全権利を委ねるのはどうかと思ったりね、もちろんミファエルの美的センスは素晴らしいと思うよ?でも皆違って皆良いって言葉もあるし、ほかとは違う感性だからこそ美は輝くと思いますし、ここは自身の領地でもっと美的センスを磨いては如何かなと」
・・・・・・
ティエル「・・・おかしい、天使族は美徳にちなんだ種族のはずなのに、なんでこうも欲望に溢れてるのだろう・・・」
ティエルは頭を抱えながらも天使族の王として日々天使王達と関わり、関係性を調整する。
帝園での全体実力順位は4位、王冠(ケテル)族の天使王も務め、全美徳を司る存在である。
そんなティエルが現状頭を悩ませてる事がある。
それは【各属性の天使王達が問題児しかいない】点だ。
知恵(コクマ―)の天使王 序列2位 リティエル
彼女はプライドの塊であり、自分が優秀である事を疑わない、
その結果他属性の天使を見下し、ほかの天使王とも仲が悪い。
理解(ビナー)の天使王 序列3位 ラクトゥエル
彼女はリティエルとは真逆の性格で誰とでも打ち解け、優秀でありながら
他者を理解出来る心の広さを持つ、だが自分の事を蔑ろにしがちで
割と自分の領地の事になると適当になるという問題点があった。
慈悲(ケセド)の天使王 序列4位 ミーエル
彼女は浅はかであり、幼稚、慈悲の割に怠けたり、ほかの天使に仕事を
丸投げしたり、ほかの園では慈悲とは程遠いあくどい交渉で困らせる等
主との契約問題以外にも多くの問題を起こしていた問題児筆頭
峻厳(ゲプラー)の天使王 序列5位 エミエル
彼女は自己中心的にして我儘、自分が常に第一であり、自分に甘く相手にはとことん厳しい
で有名であり、彼女の身勝手な行動は同じ属性から他属性の天使王からも
嫌がられている、ミーエルと同等レベルの問題児
美(ディファレト)の天使王 序列6位 ミファエル
彼女は美に対する意識が非常に高く、基本拘りが強く少しの歪みも許せない
という面倒臭い性格をしている、基本同じ属性の天使からは好かれているが
他種族の天使からは嫌われている。
勝利(ネツァク)の天使王 序列7位 ユイエル
彼女は最近【第二の園】に種子や候補生ではなく、いきなり構成員として採用された異例の
天使王である。
性格は根暗でオタク気質、感性がおっさんで相手にマウントを取って気持ちよくなるタイプ
同じ趣味や感性、同じ推し等の同じオタクが許せない厄介オタクでもあり、
日頃からアンチやレスバ、天使界にSNSのようなネットワークは存在しないため
他種族で存在するオタク仲間と常日頃から討論している、だが内容は凄くどうでもいい。
極度の負けず嫌いのため、他の天使王からは基本話しかけられない。
栄光(ホド)の天使王 序列8位 ラタエル
仕事人気質で常に結果を求める性格、天使としてはまだマシな部類
結果至上主義のため、結果で栄光を掴めない天使は落ちこぼれとレッテルを張りやすい
天使王達に対しては対等だがそれ以下になると態度が悪いで有名であり
同族にはかなり嫌われている、そして堕天化している天使で最も多い種族でもある。
基礎(イェンド)の天使王 序列9位 ラグリエル
普通、無個性、特徴と言われても何に対しても突出した所がない
影が薄く基本頭数に居れ忘れられている可哀想な存在。
ティエルも思い出さないと頭に残らない程天使王なのに個性がなく
本人も話しかけられなければ話さないタイプのためもっと改善してほしいと
思っている
王国(マルクト)の天使王 序列10位 クオエル
毎年天使王がコロコロ変わる種族であり、当たりはずれがある
今の天使王は比較的当たりだが、3代前の天使王は大外れだった。
同種族内では民主主義的制度をとっており毎年選挙を行って代表を決めているらしい。
クオエルは保守派思考であり、自領土の安定化を考えるリーダシップ溢れる天使王である。
現状天使王で一番人格者。続いてほしいとティエルは思っている。
知識(ダアト)の天使王 序列11位 レエル
学者気質の天使王で学問に対して身を置きたいと考える天使が集まりやすい、
別種族の天使もレエルについてくる者も多く、唯一の他種族領地の長として
日々研究に勤しんでいる。ちなみ喋らせると長いため、ほかの天使王達は
レエルに話しかけない。
・・・・・・
以上、現状の天使王達の特徴と現状、評価を書いたが、問題は
天使王同士の仲が悪い
これが最も問題とする所だった。
ミーエルが問題を起こした時
もちろんティエルは庇った。
だが第2位リティエル、第5位エミエル、第8位ラタエル、第10位クオエルから猛反発を受けたのだ。
擁護派は第1位ティエル、第3位ラクトゥエル、第9位ラグリエル、第11位レエル
無関心は第6位ミファエル、第7位ユイエル
結果的にミーエル降格派と擁護派が半々だったのとティエルのフォローもあり、ミーエルの降格は免れたものの、他種族同士の天使王の仲が悪いためこのような問題が起きた時仲間を守るという感性が一切ないのがティエルの悩みだった。
第5位エミエルが人形になって現実世界に留まっている件も問題になった
第7位ユイエルが第二の園に選ばれ天使王達にマウント取った事で反発や抗議が起きた問題もあった。
基本他種族が問題を起こしたり、功績を出すと他種族の天使王は不満で仕方ないのだろう。
・・・・・・
ラタエル「私は日頃から不満があります!私は間違いなく他天使王に比べ功績を出しており、実力もあります!なのに何故8位のままなのですか!種族事で序列が決まっているのなら私はこれから努力してもずっとあのユイネルよりも格下の順位のまま生きていかねばならないという訳ですか!!」
ティエル「そもそもね、その序列は天使の種族代表を表す数字であってね、決して天使王達の序列を表す数字じゃないのよ?種族としての序列だからそこに天使王達の優秀か否かは採点に入ってないの、だから皆立場で言えば平行線なんだよ?わかる?」
ラタエル「お言葉ですがティエル様、でしたらこの天使族の副責任者は誰なのでしょうか?まさか第2位のリティエルではないでしょうね?私は過去に一度も彼女と競った事がありません、なのに種族的優劣で天使族の副責任者すらも奪われてしまっていたらと思うと」
ティエル「えっと~~、でもね、争いで優劣は決めて欲しくないというか・・・わかってくれない?」
・・・・・・
ミファエル「ティエル様、私達天使族はもっと高貴で優雅であるべきですが、それは美的センスがなければ成り立ちません、なので私、ミファエルに美、いわゆる芸術部門を任せてはいかがでしょうか?」
ティエル「他の種族の子達の歴史もあるからね、やっぱりミファエルだけに全権利を委ねるのはどうかと思ったりね、もちろんミファエルの美的センスは素晴らしいと思うよ?でも皆違って皆良いって言葉もあるし、ほかとは違う感性だからこそ美は輝くと思いますし、ここは自身の領地でもっと美的センスを磨いては如何かなと」
・・・・・・
ティエル「・・・おかしい、天使族は美徳にちなんだ種族のはずなのに、なんでこうも欲望に溢れてるのだろう・・・」
ティエルは頭を抱えながらも天使族の王として日々天使王達と関わり、関係性を調整する。
patopatoblog at 00:53|Permalink│帝園(ミガドルエデン)シリーズ
No.191 ネルがパトの布団に侵入しない理由(R18)
ネルはミーエルと会話をしていた。
ミーエル「そういえばネルって結構強きな事言ってるけどさ、夜這いとか強硬手段を選ばないよね?ネルなら無理矢理襲って既成事実を作ってても全然違和感ないんだけど、むしろネルが毎度主様を振り回してる方が納得出来るけどね」
ミーエルはネルが主であるパトに主従以外にも個人的な恋心を抱いてるのは理解していた。
帝園はそもそも種族によってパトに対する好感度の上がり方が異なり、神族に関しては常に100%、
言わば「生まれた時から主が大好き」という状態で生まれるため、ネルがパトに恋心を抱くのは仕方ないと思うのだが、ネルはその感覚よりも一線を超えてパトに対して好意を抱いていたのはミーエルでも気付いていた。
ネル「まったく品のないただただ胸だけがデカい天使にはわからんのだな、一方的な行為に何の意味があると言うんだ?」
ネルは涼し気な顔で答える。
ミーエル「つまり主様から求められないと自分からいけないヘタレということ?」
ネル「言葉を慎め駄天使、私程の高貴な女帝がそんなことで臆するとでも?」
ミーエル「だって他の皆なんて主様からムードなんて一切作ってくれないから無理矢理作ってる感じだって聞いたよ、そもそも主様って常に性欲だけは満たされてるからムラムラして求めて来るみたいな状況にはなりにくいから仕方ないと思うんだけどね、せめて3日くらいインターバルを設けていれば多少は性欲が回復して主様からも従属の誰かに対して性交渉をしてくると思うんだけどね」
ネル「お前の無駄な考察は不要だ、私はただ主様が求めていない行為に対して私からねだっていても仕方ないと言っているんだ、考えてみろミーエル他の従属は主様と肉体関係になりたいがために自身を売って誘惑しているのだ、みっともないと思わんか?だが私は敢えて主様から来るのを待つ、それはまさにプライドなんだ、私からはお願いしない、私が欲しいなら主様から要求するんだとな!」
ネルは胸を張りドヤ顔をしてみせる。
ミーエル「そう考えてるから売れ残るんだよ、このままだと他の子も肉体関係持ったのにネルだけ・・・なんて事にもなりかねないよ、そういえば以前シンがパト様の部屋から夜遅くに出て来てたな~、なんかシンは火照っていたような~~」
ミーエルは嘘をついた、シンがわざわざ一人でパトの部屋に出る必要はない、何故ならパトに召喚されて出るか、パトから出て来るか、戻るかなので全てパトで完結するため、わざわざ他の部屋に向かうという行動が必要ない、だがその嘘にネルはまんまと引っかかる。
ネル「は?!抱かれたのか?!ズボズボされたのか?!」困惑
ミーエル「表現が下品!!」
ネルは平常心を装うために近くにあった布で手を拭く。
ミーエル「そもそも他の子だって女性的魅力があるんだから主様が欲情しても仕方ないでしょ?あれだよ、「ヤラせてくれない女よりもヤラせてくれる女がモテる」みたいな」
ネル「そんな穴モテ女に私はなりたくないぞ!!」
ミーエル「でも主様との関係で次のステップに行くためには少なくとも肉体関係は必須じゃない、むしろそこをいつまでも超えないからネルって今の関係のままなんじゃない?雪花とかメリアを見なよ、恋人であり良き相棒!って感じが凄いじゃん、人生のパートナー感が出てるじゃん?でもネルって主様の忠実なるしもべ感はあるけど相棒とはちょっと違うじゃん?」
ネル「・・・・・・」困惑の表情
ミーエル「私思うんだ、別に何もしないていいけどさ、せめてちょっとくらいは攻めたらいいんじゃない?このままだと本当に色んな人は肉体関係を持ったのにネルだけって事にもなりかねないよ、私はそういう気はないけど、もし主様が私を求めたら絶対に身を委ねるしね、忘れてるかもだけど私慈悲の天使だし、基本主様の願いは叶えないといけないしね」
ネル「まさかお前?!もう主様と?!」
ミーエル「全然、というか多分私性的対象で見られてないね、以前着替え中に裸見られた事あるけどまあすごい、オブジェを見てるかのような平常心、逆に私が困惑してしまったくらいだよ、「え、なんで私の裸見て平常心なの?まさか性欲枯渇した?」って」
ネル「それは哀れだな、まあ涙ふけ」
ネルはそう言いながらもさっきまで持っていた布をミーエルに渡すが、「そんなネルの手汗でベトベトな布なんていらない!!」っと拒絶されてしまう。
ミーエル「でもベルはわからないけどさ、シンとか比較的に抱かれやすそうじゃない?ルラ様も奉仕に関してのポテンシャルずば抜けて高そうだし、ルナなんて肉体関係持ってても違和感が全然仕事しないし、ネルよりも関係を持ちやすそうな子なんて沢山居るんだから早くしないと拗らせるだけになると思うよ~」
ネル「わかった・・・襲いはしない、だがせめて同じ布団で寝るくらいは・・・」
ミーエル「そうだね!それがいいよ!ちなみに私が主様と同じ布団で寝た時はくすぐられたり、身体をちょんちょんされて虐められただけだったよ、悲しいね~」
ネル「帝国の時だろ、あれは見ていたがお前が女性的魅力が無いのが悪いだろ、あれではただのガキではないか・・・」
ネルはミーエルを煽りながら会話を続け今晩作戦を実行に移した。
・・・・・・
ネルはミーエルとの会話を終えるとパトの部屋に向っていた。
ネル「主様よ、今日は主様の部屋に泊まるぞ、ベッドを用意させろ」
パト「そうなの?わかったメルリアにお願いしておくよ」
パトはそういうとメルリアの元に向いベッド追加のお願いをしていた。
ネルはその時パトとメルリア、そしてその会話に加わるエイリやフルールの姿を見る
ネル(こいつらは私が寝ている間に4人同時に性行為をしたんだったな・・・私も居たのに私だけ省かれた、それが一番悲しいな、私はあの3人よりも魅力がないと言うのか・・・)
ネルは胸に痛みを覚えながらも今晩実行する計画のためにお風呂に入り、パト達と共に過ごす。
・・・・・・
パト「おやすみネル」
パトは自分のベッドの中で眠った。
ネルはそれを見計らってパトのベッドにもぐりこむ。
ネル(入ってしまったーーー!!)赤面
ネルは横向きで寝ているパトの前に寝て、自らパトの手を自分の腰当たりに回すように運ぶ、そしてパトがネルを抱き枕のように支えている状況を作る。
ネル(よし、この状態で私も寝る、そして主様が起きた時に寝ている私が目の前に居た時、私を襲ってくれれば!!)
ネルは淡い期待を抱きながら眠りについた。
・・・・・・
深夜4時ごろ
パトは違和感で眼が覚めた、普段に比べてベッドの中の温度が高い、そして何かがある、いつもと違う状況を気にしてパトが眼を覚ました時、目の前にはネルの後ろ髪が見えていた。
パト(え、なんでこんなところにネルが居るんだ?もしかして寝ぼけて俺のベッドに入ったのか?別に何もされてないな・・・夜這いとか何かイタズラをしたわけでもなさそうだし、ネルがそもそもそういう事してくるタイプにも思えないし・・・まあいいか)
パトは自分の手がネルの腰当たりに触れている事に気付く、最初は戸惑ったが、深夜に起き、目の前に無防備な女性が居るという状況がパトのイタズラ心を刺激する。
パト(なんか寝込みを襲うみたいだけど・・・)
パトはそっとネルを抱きしめてみる。
パト(細い・・・筋肉質かと思えばそうじゃなく、でもしっかり整えられている、こんな華奢な身体で普段みたいな戦闘が出来るなんてとてもじゃないけど想像が出来ないな、でもいつも俺を導いてくれてたんだよな・・・)
パトは目の前のネルの事で気持ちがいっぱいになる、そして発情したパトがネルに対して後ろ首あたりに軽くキスをしながらもう片方の手をネルの胸を撫でる。
パト(ネル・・・ネル・・・ネル・・・)
パトは寝ているネルに対して愛撫を繰り返す、だが起こしては申し訳ないと体勢は変えず、そしてパト自身も現状の体勢のままでネルを感じたいと考えた結果、パトはネルの胸の突起物に狙いを定める。
パト(そういえばネルって敏感な所あるのかな、意識したこともなかったな・・・)
パトはネルの乳首を服の上ごしから優しく、そして一定のリズムで撫でる。
ネルの口からは甘い吐息が吐かれながら、たまに身体がビクンとはねる。
パト(感じてる・・・ネルって乳首弱いんだ・・・)
パトはそのままネルの乳首を虐める。
そしてネルの吐息が先ほどに比べて荒くなっていたため、これ以上はネルが起きてしまうと思ったパトは欲情した気持ちを抑えてネルへのイタズラをやめてします。
パト(これ以上やったら本当に起こしちゃうな、流石に下も・・・いやダメだ、それ以上はネルだって起きてる時の方がいい、今ここで俺がやってしまうとネルの思い出が・・・ってここまで触っておいて何言ってるんだか・・・)
パトはネルと反対方向に向き、そのまま寝てしまう。
・・・・・・
ネルは勢いよく起きる
ネルの顔は真っ赤で目を見開きパトの方を見ていた、心臓は今にもはち切れそうなほどドキドキしていたのが自分でもわかっていた。
ネル(主様が私を求めた、ずっと私の胸を・・・私の首筋を・・・)
「私に魅力がないわけじゃなかった」その答えがしっかり出た事よりもパトがネルを求めていた時、
間違いなくそこに居たのは男と女、立場も主従も関係ない、一人の男と女の関係がそこにはあった。
つまりネルは主従以上の、主従と言わず傍に立てる資格を持っている、人生のパートナーとしての権利が自分にもあるのだと認識した。
ネル(本来であれば怒るものなのだろうが・・・思い人から求められるというのがこんなにも嬉しいとはな、しかも私はこのまま私の初めてを奪ってくれても良かったのに、私の事を案じて辞めた、ずっと私の下腹部は熱いのに、本当は触ってほしくて仕方なかったのに、でも主様はそれは私が起きている時にと・・・自分の行いが恥ずかしいな・・・あの時寝たふりをせずに求めていたら・・・)
ネルは顔を真っ赤にして反省会を行う、だがその顔を今まで誰も見た事ない、暴君や女帝と呼ばれた女性とは思えない、一人の恋をした女の子の顔をしていた。
・・・・・・
ミーエル「っで、結局ヘタレが発動して自分のベッドに戻ったと?」
後日、ネルはミーエルの元に向い、いつもと同じように会話をしていた。
ネルは基本暇な時はミーエルの所に足を運び適当に雑談をしながら時間を潰すのが日課になっていた。
ネル「だが一歩前進だ、言わば昨日は主様から私を求めたのだ!つまりこのままいけば私は主様から求められるのだよミーエル?」
ミーエル「まあ、いいんじゃない、でもネルがそんな乙女だったなんてね~、なんだったらそのまま主様のペニスで遊んでるかと思ったよ」
ネル「お前濁さないんだな」
ミーエル「別に恥ずかしいものでもないでしょ、陰茎とでも言えばいい?セクシャルにいちいち反応するほど幼稚じゃないの私は、これでも医者だよ?帝国の立ち位置的なもので正式な医者ではないけどさ」
ネル「普通にチンコでもいいだろう、その話はどうでもいい、次はどうやって主様から私を求めてもらうかだ、次はもっと過激なのがいいな!」
ミーエル「ネルが臆病風に吹かれなかったらいくらでも進めるよ、だって充分相思相愛なんだから」
ミーエルは呆れながらも親友であるネルの話を聞き、何もない一日を過ごす。
ミーエル「そういえばネルって結構強きな事言ってるけどさ、夜這いとか強硬手段を選ばないよね?ネルなら無理矢理襲って既成事実を作ってても全然違和感ないんだけど、むしろネルが毎度主様を振り回してる方が納得出来るけどね」
ミーエルはネルが主であるパトに主従以外にも個人的な恋心を抱いてるのは理解していた。
帝園はそもそも種族によってパトに対する好感度の上がり方が異なり、神族に関しては常に100%、
言わば「生まれた時から主が大好き」という状態で生まれるため、ネルがパトに恋心を抱くのは仕方ないと思うのだが、ネルはその感覚よりも一線を超えてパトに対して好意を抱いていたのはミーエルでも気付いていた。
ネル「まったく品のないただただ胸だけがデカい天使にはわからんのだな、一方的な行為に何の意味があると言うんだ?」
ネルは涼し気な顔で答える。
ミーエル「つまり主様から求められないと自分からいけないヘタレということ?」
ネル「言葉を慎め駄天使、私程の高貴な女帝がそんなことで臆するとでも?」
ミーエル「だって他の皆なんて主様からムードなんて一切作ってくれないから無理矢理作ってる感じだって聞いたよ、そもそも主様って常に性欲だけは満たされてるからムラムラして求めて来るみたいな状況にはなりにくいから仕方ないと思うんだけどね、せめて3日くらいインターバルを設けていれば多少は性欲が回復して主様からも従属の誰かに対して性交渉をしてくると思うんだけどね」
ネル「お前の無駄な考察は不要だ、私はただ主様が求めていない行為に対して私からねだっていても仕方ないと言っているんだ、考えてみろミーエル他の従属は主様と肉体関係になりたいがために自身を売って誘惑しているのだ、みっともないと思わんか?だが私は敢えて主様から来るのを待つ、それはまさにプライドなんだ、私からはお願いしない、私が欲しいなら主様から要求するんだとな!」
ネルは胸を張りドヤ顔をしてみせる。
ミーエル「そう考えてるから売れ残るんだよ、このままだと他の子も肉体関係持ったのにネルだけ・・・なんて事にもなりかねないよ、そういえば以前シンがパト様の部屋から夜遅くに出て来てたな~、なんかシンは火照っていたような~~」
ミーエルは嘘をついた、シンがわざわざ一人でパトの部屋に出る必要はない、何故ならパトに召喚されて出るか、パトから出て来るか、戻るかなので全てパトで完結するため、わざわざ他の部屋に向かうという行動が必要ない、だがその嘘にネルはまんまと引っかかる。
ネル「は?!抱かれたのか?!ズボズボされたのか?!」困惑
ミーエル「表現が下品!!」
ネルは平常心を装うために近くにあった布で手を拭く。
ミーエル「そもそも他の子だって女性的魅力があるんだから主様が欲情しても仕方ないでしょ?あれだよ、「ヤラせてくれない女よりもヤラせてくれる女がモテる」みたいな」
ネル「そんな穴モテ女に私はなりたくないぞ!!」
ミーエル「でも主様との関係で次のステップに行くためには少なくとも肉体関係は必須じゃない、むしろそこをいつまでも超えないからネルって今の関係のままなんじゃない?雪花とかメリアを見なよ、恋人であり良き相棒!って感じが凄いじゃん、人生のパートナー感が出てるじゃん?でもネルって主様の忠実なるしもべ感はあるけど相棒とはちょっと違うじゃん?」
ネル「・・・・・・」困惑の表情
ミーエル「私思うんだ、別に何もしないていいけどさ、せめてちょっとくらいは攻めたらいいんじゃない?このままだと本当に色んな人は肉体関係を持ったのにネルだけって事にもなりかねないよ、私はそういう気はないけど、もし主様が私を求めたら絶対に身を委ねるしね、忘れてるかもだけど私慈悲の天使だし、基本主様の願いは叶えないといけないしね」
ネル「まさかお前?!もう主様と?!」
ミーエル「全然、というか多分私性的対象で見られてないね、以前着替え中に裸見られた事あるけどまあすごい、オブジェを見てるかのような平常心、逆に私が困惑してしまったくらいだよ、「え、なんで私の裸見て平常心なの?まさか性欲枯渇した?」って」
ネル「それは哀れだな、まあ涙ふけ」
ネルはそう言いながらもさっきまで持っていた布をミーエルに渡すが、「そんなネルの手汗でベトベトな布なんていらない!!」っと拒絶されてしまう。
ミーエル「でもベルはわからないけどさ、シンとか比較的に抱かれやすそうじゃない?ルラ様も奉仕に関してのポテンシャルずば抜けて高そうだし、ルナなんて肉体関係持ってても違和感が全然仕事しないし、ネルよりも関係を持ちやすそうな子なんて沢山居るんだから早くしないと拗らせるだけになると思うよ~」
ネル「わかった・・・襲いはしない、だがせめて同じ布団で寝るくらいは・・・」
ミーエル「そうだね!それがいいよ!ちなみに私が主様と同じ布団で寝た時はくすぐられたり、身体をちょんちょんされて虐められただけだったよ、悲しいね~」
ネル「帝国の時だろ、あれは見ていたがお前が女性的魅力が無いのが悪いだろ、あれではただのガキではないか・・・」
ネルはミーエルを煽りながら会話を続け今晩作戦を実行に移した。
・・・・・・
ネルはミーエルとの会話を終えるとパトの部屋に向っていた。
ネル「主様よ、今日は主様の部屋に泊まるぞ、ベッドを用意させろ」
パト「そうなの?わかったメルリアにお願いしておくよ」
パトはそういうとメルリアの元に向いベッド追加のお願いをしていた。
ネルはその時パトとメルリア、そしてその会話に加わるエイリやフルールの姿を見る
ネル(こいつらは私が寝ている間に4人同時に性行為をしたんだったな・・・私も居たのに私だけ省かれた、それが一番悲しいな、私はあの3人よりも魅力がないと言うのか・・・)
ネルは胸に痛みを覚えながらも今晩実行する計画のためにお風呂に入り、パト達と共に過ごす。
・・・・・・
パト「おやすみネル」
パトは自分のベッドの中で眠った。
ネルはそれを見計らってパトのベッドにもぐりこむ。
ネル(入ってしまったーーー!!)赤面
ネルは横向きで寝ているパトの前に寝て、自らパトの手を自分の腰当たりに回すように運ぶ、そしてパトがネルを抱き枕のように支えている状況を作る。
ネル(よし、この状態で私も寝る、そして主様が起きた時に寝ている私が目の前に居た時、私を襲ってくれれば!!)
ネルは淡い期待を抱きながら眠りについた。
・・・・・・
深夜4時ごろ
パトは違和感で眼が覚めた、普段に比べてベッドの中の温度が高い、そして何かがある、いつもと違う状況を気にしてパトが眼を覚ました時、目の前にはネルの後ろ髪が見えていた。
パト(え、なんでこんなところにネルが居るんだ?もしかして寝ぼけて俺のベッドに入ったのか?別に何もされてないな・・・夜這いとか何かイタズラをしたわけでもなさそうだし、ネルがそもそもそういう事してくるタイプにも思えないし・・・まあいいか)
パトは自分の手がネルの腰当たりに触れている事に気付く、最初は戸惑ったが、深夜に起き、目の前に無防備な女性が居るという状況がパトのイタズラ心を刺激する。
パト(なんか寝込みを襲うみたいだけど・・・)
パトはそっとネルを抱きしめてみる。
パト(細い・・・筋肉質かと思えばそうじゃなく、でもしっかり整えられている、こんな華奢な身体で普段みたいな戦闘が出来るなんてとてもじゃないけど想像が出来ないな、でもいつも俺を導いてくれてたんだよな・・・)
パトは目の前のネルの事で気持ちがいっぱいになる、そして発情したパトがネルに対して後ろ首あたりに軽くキスをしながらもう片方の手をネルの胸を撫でる。
パト(ネル・・・ネル・・・ネル・・・)
パトは寝ているネルに対して愛撫を繰り返す、だが起こしては申し訳ないと体勢は変えず、そしてパト自身も現状の体勢のままでネルを感じたいと考えた結果、パトはネルの胸の突起物に狙いを定める。
パト(そういえばネルって敏感な所あるのかな、意識したこともなかったな・・・)
パトはネルの乳首を服の上ごしから優しく、そして一定のリズムで撫でる。
ネルの口からは甘い吐息が吐かれながら、たまに身体がビクンとはねる。
パト(感じてる・・・ネルって乳首弱いんだ・・・)
パトはそのままネルの乳首を虐める。
そしてネルの吐息が先ほどに比べて荒くなっていたため、これ以上はネルが起きてしまうと思ったパトは欲情した気持ちを抑えてネルへのイタズラをやめてします。
パト(これ以上やったら本当に起こしちゃうな、流石に下も・・・いやダメだ、それ以上はネルだって起きてる時の方がいい、今ここで俺がやってしまうとネルの思い出が・・・ってここまで触っておいて何言ってるんだか・・・)
パトはネルと反対方向に向き、そのまま寝てしまう。
・・・・・・
ネルは勢いよく起きる
ネルの顔は真っ赤で目を見開きパトの方を見ていた、心臓は今にもはち切れそうなほどドキドキしていたのが自分でもわかっていた。
ネル(主様が私を求めた、ずっと私の胸を・・・私の首筋を・・・)
「私に魅力がないわけじゃなかった」その答えがしっかり出た事よりもパトがネルを求めていた時、
間違いなくそこに居たのは男と女、立場も主従も関係ない、一人の男と女の関係がそこにはあった。
つまりネルは主従以上の、主従と言わず傍に立てる資格を持っている、人生のパートナーとしての権利が自分にもあるのだと認識した。
ネル(本来であれば怒るものなのだろうが・・・思い人から求められるというのがこんなにも嬉しいとはな、しかも私はこのまま私の初めてを奪ってくれても良かったのに、私の事を案じて辞めた、ずっと私の下腹部は熱いのに、本当は触ってほしくて仕方なかったのに、でも主様はそれは私が起きている時にと・・・自分の行いが恥ずかしいな・・・あの時寝たふりをせずに求めていたら・・・)
ネルは顔を真っ赤にして反省会を行う、だがその顔を今まで誰も見た事ない、暴君や女帝と呼ばれた女性とは思えない、一人の恋をした女の子の顔をしていた。
・・・・・・
ミーエル「っで、結局ヘタレが発動して自分のベッドに戻ったと?」
後日、ネルはミーエルの元に向い、いつもと同じように会話をしていた。
ネルは基本暇な時はミーエルの所に足を運び適当に雑談をしながら時間を潰すのが日課になっていた。
ネル「だが一歩前進だ、言わば昨日は主様から私を求めたのだ!つまりこのままいけば私は主様から求められるのだよミーエル?」
ミーエル「まあ、いいんじゃない、でもネルがそんな乙女だったなんてね~、なんだったらそのまま主様のペニスで遊んでるかと思ったよ」
ネル「お前濁さないんだな」
ミーエル「別に恥ずかしいものでもないでしょ、陰茎とでも言えばいい?セクシャルにいちいち反応するほど幼稚じゃないの私は、これでも医者だよ?帝国の立ち位置的なもので正式な医者ではないけどさ」
ネル「普通にチンコでもいいだろう、その話はどうでもいい、次はどうやって主様から私を求めてもらうかだ、次はもっと過激なのがいいな!」
ミーエル「ネルが臆病風に吹かれなかったらいくらでも進めるよ、だって充分相思相愛なんだから」
ミーエルは呆れながらも親友であるネルの話を聞き、何もない一日を過ごす。
2025年11月10日
No.190 ヤクザの道 サン
サンは迷っていた。
まずパトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロは一緒に地球に来ていたが二人はエウレカ探偵事務所に所属しなかった、パトがそれを拒んだのだ。
結果サンとカロは各自住まいと就職先を見つける必要があった。
だがサンは普通に働く事が出来ないのは既に理解していた。
結果自身の力を存分に発揮出来る極道の道を選んだ。
・・・・・・
太陽組
サンが立ち上げた組織だ。
そもそも極道は何をするのかわからなかった。
どうやってお金を得るのかもわからないし、暴力でどうにかこうにかしていたとしてもそれで生活が出来なければ意味がない。
サンは極道系の動画を見た。
覚せい剤密輸販売、賭博や夜の店の用心棒代、民事介入のよる暴力行為や企業対象暴力等、基本暴力で物事を解決する、変な客が集まりやすい店や商売で身を守るための用心棒として働く事で資金を得る。
詐欺行為もあったり、団体からの上納金、テナント貸し借りや土地の貸し借りで得た収入もあったりするらしい。
サン「成程ね、ならまずは資金調達をして土地と空いているビルを徹底的に買うしかないね、漫画を見ると大体各町にはヤクザの島つまり、テリトリーがあるから勝手な事をしたら目をつけられて酷い目にあうと、そこで紛争があったりと揉めたりとか色々問題が発生する・・・うんうん物騒なのは嫌いじゃないよ私は」
サンは早速資金を調達をしたいが得られる手段がないため奪う事にした。
・・・・・・
まずはエウレカ探偵事務所が立っている街の拠点を構えるヤクザ、登龍組に喧嘩を売った。
サン「ねえねえ、この組私にくれないかな?」
組長「ああ?姉ちゃん、あまり馬鹿な事言ってると酷い目にあうのがわからんか?若さにかまけて馬鹿してるもんちゃうで?」
サン「いいから、暴力でわからせたらいいんでしょ?銃でもなんでもするといいけど、そんなので私を殺せるかな?」
サンは銃を構えるように手を組長に向ける。
サン「こんなことだって出来るんだよ」
サンは指から赤い光線を放つ、だがそれは細く繊細で組長の横をすり抜け壁を貫通した。
組長「何をしたんじゃ?」
サン「うしろ見なよ」
組長は後ろを見る、するとそこに小さな穴が綺麗に空いていた、まるで元々そこに穴が空いていたかのように自然と。
サン「まあかなりの高熱で溶かしたからね、穴をよく見たらわかるけど溶かした後も何もないでしょ?これは私の繊細な技術の賜物なんだ、だから証拠なんて一切残さないよ」
組長「脅しのつもりか?」
組長はサンが空けた穴を眺めながら問う。
サン「うん、組員は何人?喋ってくれた方がいいかもよ、もし喋らないと私が今把握している12人の組員全員脳だけ綺麗に焼いちゃうかも、喋ってくれたら組長の言葉を信じてその人数分だけ殺してあげる、0人とか馬鹿みたいな事言ったら問答無用で全員殺すけどね、居なくなってくれたら私がここで商売出来るわけだしね、よく言えば君達が私の配下に居てくれた方が色々楽出来るからいいんだけど?」
組長「俺らにここまでの脅しとはええ度胸じゃのう、どっちかが死ぬまで殺し合おうや!!」
組長は視線の合図を出すと横の部屋から組員が一人現れサンに銃を放つ!
だがその銃はサンに届かずに溶けて消えてしまう。
サン「だから言ったでしょ、多分そこの組員能力者だね、普通の銃にしては威力が高かったけど、結局は鉄、私の高温に耐えれないと思ったよ」
サンのオーラは特異体質であり、オーラには強い熱が込められており、それに触れるだけで跡形もなく溶けてしまうのだ。
だがサンはオーラ技術も高く、薄い膜のようなオーラを身体に纏っている、それだけで大抵の攻撃は防ぎきってしまう、先ほどの銃もサンの薄いオーラに触れただけで跡形もなく消え去ってしまった。
サン「私のオーラは特殊でね、ちなみにその穴をあけたのも能力じゃなくてただのオーラ、君達如きに能力を使うなんて弱い者イジメが過ぎるだろ?オーラでも過剰なのに、でも暴力で納得させたらそこから治療させないといけないし手間じゃん?だから今この段階で納得してくれると助かるわけなんだけど」
サンは笑いながら組長に問う。
サンは普段は礼儀正しい、だがスイッチが入るとどんどん口調が悪くなる。そして私から僕に変わった時が真骨頂、皇園の従属No.1サン・ソレイユの本性が現れる。
組長「撃て!どんどん撃てやボケが!!」
組員は銃を連発する!そして撃ち終えたと思えばサンに向って蹴りを入れる。
サン「馬鹿が」
銃は全て溶けた、そして組員がサンの顔に蹴りを入れようとした瞬間組員の足がサンに当たる部分のみ全て溶けたのだ。
組員「ぎゃあああああああああああああ!!!」
組員は傷みでのたうちまわる!だがその傷口からは血は一切出ていなかった。
サン「止血はサービスだよ、血で汚れたら掃除が大変だ、【僕】は掃除が嫌いなんだ」
サンはそう言いながら地面でのたうち回る組員を見下し、冷たい目で喋る。
サン「こいつは使い物にならないなぁ、死ね」
サンはそういうと一瞬で組員を跡形なく溶かし尽くしてしまった、まるでそこには何もなかったかのように一瞬で
サン「こうやって証拠も何も一切残らないんだ、どうする?あ、僕のオーラは特殊って言ったんだけどもう一つ効果があるんだ、それが気配が消えるって所でね、写真や映像に僕は映らない、そして僕がもっとこのオーラの火力を上げたら僕も透明人間のように消える、もちろんその状態で僕に触れれば溶けて死ぬ、理不尽だよね?でもそれが僕だ」
サンは組長の元に歩く
サン「さあ選べデブ、僕についてくるか、消し炭になって一生見つからない行方不明者となるか・・・まだ海に沈む方がいいんじゃないか?」
組長はサンの威圧に負け、屈した。
組長「好きにせえや、せやけどお前が組員一人一人説得せえ、俺は関与せえへんからな!」
サン「非協力的だな、お前が出来る事なんて組員に威張り散らして仕事させることだろ?それを放棄するならお前要らないぞ?」
サンは組長に近づき手をかざす、その手が組長の腕に触れようとした瞬間腕がドロっと溶けだした。
組長「ぎゃあああああああああああああああああ!!!」
サン「痛いねえ、今火力下げたんだ、弱火でじっくり、料理が美味しく頂ける秘訣だよね」
サンはじわじわと腕に手を近づける、組長は傷みで表情が歪みながら声に出してサンの言う事を聞く事を誓った。
組長「わかった!俺が全部なんとかする!!だからやめてくれ!!!!!!!!」
サン「うん!素直でよろしい!じゃあ私は帰るから次の日までに説得よろしく!あ!私の事を反対する馬鹿が居たら明日呼んでおいて!さっきと同じ拷問するから」
サンは笑顔で登龍組を後にする。
・・・・・・
次の日
サンは登龍組に足を運ぶ
サン「それでこれで全員?」
組長「全員ついていくと決めました、今後もよろしくお願いします!」
サン「うんうん!良い返事が聞けて嬉しいよ!じゃあ私は次の組潰しに行くからここでいつも通り営業してて」
組長「え、まさかどんどんエリアを増やしていくつもりですか?!」
サン「当然でしょ?こんな小さな島で満足してたら主様に怒られちゃう、どうせなら日本全土を踏破して上納金を貰う方が楽でしょ、私にヤクザの仕事とか向いてないし」
組長含め組員はサンの言葉を聞き恐れたという。
組長(こいつ頭がイカれてる、汚い事に手を出すよりもワイら脅して上納金貰って悠々自適に過ごす方が楽なんてそう簡単に言える言葉ちゃうで・・・怖い奴が現れたもんや)
サン「さて、まず登龍組は月売り上げの2割私に上納してね!優しい値段でしょ?私を怒らせて上納金増やさせないでね?潰れても私、困らないから」
サンは可愛い笑顔のまま扉を閉める、机の上にはサンが作って間もない口座番号が書かれた紙が置かれていた・・・。
まずパトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロは一緒に地球に来ていたが二人はエウレカ探偵事務所に所属しなかった、パトがそれを拒んだのだ。
結果サンとカロは各自住まいと就職先を見つける必要があった。
だがサンは普通に働く事が出来ないのは既に理解していた。
結果自身の力を存分に発揮出来る極道の道を選んだ。
・・・・・・
太陽組
サンが立ち上げた組織だ。
そもそも極道は何をするのかわからなかった。
どうやってお金を得るのかもわからないし、暴力でどうにかこうにかしていたとしてもそれで生活が出来なければ意味がない。
サンは極道系の動画を見た。
覚せい剤密輸販売、賭博や夜の店の用心棒代、民事介入のよる暴力行為や企業対象暴力等、基本暴力で物事を解決する、変な客が集まりやすい店や商売で身を守るための用心棒として働く事で資金を得る。
詐欺行為もあったり、団体からの上納金、テナント貸し借りや土地の貸し借りで得た収入もあったりするらしい。
サン「成程ね、ならまずは資金調達をして土地と空いているビルを徹底的に買うしかないね、漫画を見ると大体各町にはヤクザの島つまり、テリトリーがあるから勝手な事をしたら目をつけられて酷い目にあうと、そこで紛争があったりと揉めたりとか色々問題が発生する・・・うんうん物騒なのは嫌いじゃないよ私は」
サンは早速資金を調達をしたいが得られる手段がないため奪う事にした。
・・・・・・
まずはエウレカ探偵事務所が立っている街の拠点を構えるヤクザ、登龍組に喧嘩を売った。
サン「ねえねえ、この組私にくれないかな?」
組長「ああ?姉ちゃん、あまり馬鹿な事言ってると酷い目にあうのがわからんか?若さにかまけて馬鹿してるもんちゃうで?」
サン「いいから、暴力でわからせたらいいんでしょ?銃でもなんでもするといいけど、そんなので私を殺せるかな?」
サンは銃を構えるように手を組長に向ける。
サン「こんなことだって出来るんだよ」
サンは指から赤い光線を放つ、だがそれは細く繊細で組長の横をすり抜け壁を貫通した。
組長「何をしたんじゃ?」
サン「うしろ見なよ」
組長は後ろを見る、するとそこに小さな穴が綺麗に空いていた、まるで元々そこに穴が空いていたかのように自然と。
サン「まあかなりの高熱で溶かしたからね、穴をよく見たらわかるけど溶かした後も何もないでしょ?これは私の繊細な技術の賜物なんだ、だから証拠なんて一切残さないよ」
組長「脅しのつもりか?」
組長はサンが空けた穴を眺めながら問う。
サン「うん、組員は何人?喋ってくれた方がいいかもよ、もし喋らないと私が今把握している12人の組員全員脳だけ綺麗に焼いちゃうかも、喋ってくれたら組長の言葉を信じてその人数分だけ殺してあげる、0人とか馬鹿みたいな事言ったら問答無用で全員殺すけどね、居なくなってくれたら私がここで商売出来るわけだしね、よく言えば君達が私の配下に居てくれた方が色々楽出来るからいいんだけど?」
組長「俺らにここまでの脅しとはええ度胸じゃのう、どっちかが死ぬまで殺し合おうや!!」
組長は視線の合図を出すと横の部屋から組員が一人現れサンに銃を放つ!
だがその銃はサンに届かずに溶けて消えてしまう。
サン「だから言ったでしょ、多分そこの組員能力者だね、普通の銃にしては威力が高かったけど、結局は鉄、私の高温に耐えれないと思ったよ」
サンのオーラは特異体質であり、オーラには強い熱が込められており、それに触れるだけで跡形もなく溶けてしまうのだ。
だがサンはオーラ技術も高く、薄い膜のようなオーラを身体に纏っている、それだけで大抵の攻撃は防ぎきってしまう、先ほどの銃もサンの薄いオーラに触れただけで跡形もなく消え去ってしまった。
サン「私のオーラは特殊でね、ちなみにその穴をあけたのも能力じゃなくてただのオーラ、君達如きに能力を使うなんて弱い者イジメが過ぎるだろ?オーラでも過剰なのに、でも暴力で納得させたらそこから治療させないといけないし手間じゃん?だから今この段階で納得してくれると助かるわけなんだけど」
サンは笑いながら組長に問う。
サンは普段は礼儀正しい、だがスイッチが入るとどんどん口調が悪くなる。そして私から僕に変わった時が真骨頂、皇園の従属No.1サン・ソレイユの本性が現れる。
組長「撃て!どんどん撃てやボケが!!」
組員は銃を連発する!そして撃ち終えたと思えばサンに向って蹴りを入れる。
サン「馬鹿が」
銃は全て溶けた、そして組員がサンの顔に蹴りを入れようとした瞬間組員の足がサンに当たる部分のみ全て溶けたのだ。
組員「ぎゃあああああああああああああ!!!」
組員は傷みでのたうちまわる!だがその傷口からは血は一切出ていなかった。
サン「止血はサービスだよ、血で汚れたら掃除が大変だ、【僕】は掃除が嫌いなんだ」
サンはそう言いながら地面でのたうち回る組員を見下し、冷たい目で喋る。
サン「こいつは使い物にならないなぁ、死ね」
サンはそういうと一瞬で組員を跡形なく溶かし尽くしてしまった、まるでそこには何もなかったかのように一瞬で
サン「こうやって証拠も何も一切残らないんだ、どうする?あ、僕のオーラは特殊って言ったんだけどもう一つ効果があるんだ、それが気配が消えるって所でね、写真や映像に僕は映らない、そして僕がもっとこのオーラの火力を上げたら僕も透明人間のように消える、もちろんその状態で僕に触れれば溶けて死ぬ、理不尽だよね?でもそれが僕だ」
サンは組長の元に歩く
サン「さあ選べデブ、僕についてくるか、消し炭になって一生見つからない行方不明者となるか・・・まだ海に沈む方がいいんじゃないか?」
組長はサンの威圧に負け、屈した。
組長「好きにせえや、せやけどお前が組員一人一人説得せえ、俺は関与せえへんからな!」
サン「非協力的だな、お前が出来る事なんて組員に威張り散らして仕事させることだろ?それを放棄するならお前要らないぞ?」
サンは組長に近づき手をかざす、その手が組長の腕に触れようとした瞬間腕がドロっと溶けだした。
組長「ぎゃあああああああああああああああああ!!!」
サン「痛いねえ、今火力下げたんだ、弱火でじっくり、料理が美味しく頂ける秘訣だよね」
サンはじわじわと腕に手を近づける、組長は傷みで表情が歪みながら声に出してサンの言う事を聞く事を誓った。
組長「わかった!俺が全部なんとかする!!だからやめてくれ!!!!!!!!」
サン「うん!素直でよろしい!じゃあ私は帰るから次の日までに説得よろしく!あ!私の事を反対する馬鹿が居たら明日呼んでおいて!さっきと同じ拷問するから」
サンは笑顔で登龍組を後にする。
・・・・・・
次の日
サンは登龍組に足を運ぶ
サン「それでこれで全員?」
組長「全員ついていくと決めました、今後もよろしくお願いします!」
サン「うんうん!良い返事が聞けて嬉しいよ!じゃあ私は次の組潰しに行くからここでいつも通り営業してて」
組長「え、まさかどんどんエリアを増やしていくつもりですか?!」
サン「当然でしょ?こんな小さな島で満足してたら主様に怒られちゃう、どうせなら日本全土を踏破して上納金を貰う方が楽でしょ、私にヤクザの仕事とか向いてないし」
組長含め組員はサンの言葉を聞き恐れたという。
組長(こいつ頭がイカれてる、汚い事に手を出すよりもワイら脅して上納金貰って悠々自適に過ごす方が楽なんてそう簡単に言える言葉ちゃうで・・・怖い奴が現れたもんや)
サン「さて、まず登龍組は月売り上げの2割私に上納してね!優しい値段でしょ?私を怒らせて上納金増やさせないでね?潰れても私、困らないから」
サンは可愛い笑顔のまま扉を閉める、机の上にはサンが作って間もない口座番号が書かれた紙が置かれていた・・・。
No.189 玲瓏(れいろう)とカロ
万園(オールエデン)には世界王が現時点で27名在籍している。
サンとカロは万園に入るための修行期間として一時的に万園の一部の世界で面倒を見ているが基本は
パトの傍に居させている。
用事がなくてもパトと共に過ごせば適正率も上がるという考えあっての事だった。
パトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロはエウレカ探偵事務所には入らなかった。
それどころかパトと一緒に過ごすわけでもなく、各自活動をしていた。
サンは現在現実世界で自分に適正がありそうな職を探していた。
そしてカロは現実世界で研究員として働けば貢献出来る、だがその信頼度がなくどこの研究機関にも落とされてしまった。
結果的に万園で世界を創る事に集中していたのだが、それも上手くいっていないかった。
・・・・・・
カロ「カロの世界、それはいったいどんな世界なのか、どんな世界がいいのか、悩むなぁ」
カロは考える、そして試行錯誤しながら世界を形成していく、世界を創る時オーラを膨大に消費する、そのため一日に出来る作業量は決まっている、だが考えや構造に行き詰まるともちろん作業も止まる、結果的に一日分全部のオーラを消費した事が今までに一度も無かった。
カロが試行錯誤していると一人の世界王が姿を現した。
玲瓏(れいろう)、万園に所属世界王で円卓の王第八席に属する王
彼女は音を支配する世界王であり、歌姫系統の究極最終系に属する、言わば月詠琴歌や琴歌の世界王ソラリアの最高位に位置する存在である。
玲瓏「おや、世界づくりに苦労していますね、何か助言を差し上げましょうか?」
カロ「えっと・・・心遣い感謝します・・・貴女は?」
玲瓏「私の名は玲瓏(れいろう)この万園の世界王で円卓の王第八席です、よろしくお願いしますね見習いさん」
カロ「あわわわあわあわ?!?!」
カロは圧倒的格上の存在に同様を隠せなかった
玲瓏「慌てないで、私は別に貴女を咎めたりしないわ、頑張ってると思ったから少しでも助言が出来たらなと思っていましてね」
カロ「ありがとうございます!でも今まで会ってきた中で一番偉い方だったので、たしか玲悧様で第九席でしたよね、花姫様で第十二席、はわわわわわ~、やはり役割も凄いのですか?」
玲瓏「私の役割は万園に属する世界がパト様や万園に悪影響、過剰影響を及ぼす可能性がある場合、規制もしくは助言するのが役割、つまりは規制官です」
カロ「という事は私の世界の世界王、リエル様が何か問題を起こそうとしたら規制する役割ってことですよね?」
玲瓏「立場的にはそうですね、ですが私は乱暴を好みません、大体は私の言う事を聞いてくれますので助かりますよ、争いは百害あって一利なしですからね」
カロ(珍しい、この世界で平和主義の人が居るなんて、しかもカロからみても常識人に見える、大体個性派揃いで苦労しそうだなって思ってたのに、なんか安心したかも)
玲瓏「それで世界作りで何か困りごとでも?私で良ければ相談に乗りますよ?」
玲瓏はカロの横に正座で座り、カロの顔を覗き込む。
カロ「えっと・・・自分の世界というのがイメージ出来なくてですね、そもそもカロってどんな世界を求めてるんだろうって考えてたら全然手が動かなくて・・・」
玲瓏「成程、自分の事がわからないから作業が進まないと、カロさんは波動に特化した方ですよね、でしたら波動に満たされた世界を作っては如何でしょうか?」
カロ「一番に考えました、でも波動、つまりオーラなんですけど、想像が出来ないんです」
玲瓏はカロの悩みについて一つ提案をする
玲瓏「ならばオーラで全てを満たしてしまえばいいのですよ、そしてオーラで何でもできる世界を創る、それって凄く面白くないですか?」
カロ「オーラだけで全てを作る世界?」
カロは想像してみる、だがいまひとつピンと来ていなかった。
玲瓏「例えばカロちゃんが日頃から過ごしている環境、それらすべてをオーラで作り上げられた世界を創るとしましょう、そしてオーラを永久的に作る機関も作ってしまえば貴女はオーラを枯渇する事がない無限にオーラを生成出来る世界を持つ世界王になれませんか?そうですね、もっとわかりやすいイメージで言えばお菓子で出来た家です!」
カロ「それならイメージ出来るかも!」
カロはお菓子で出来た家をイメージした、そしてオーラで世界を形成していく、カロはオーラを創る技術を既に持っていたため、それを形として具現化、それらを世界に各地に置く事で無限に湧き出る水の如く世界にオーラが満たされ形が形成されていった。
玲瓏「いいですね、オーラが無限に形成されれば早ければ一日で世界を創る事も現実的になりそうですね」
カロ「ありがとうございます!凄く助かりました!玲瓏様のおかげです!」
玲瓏「カロちゃんは現実では何をしているの?パト様との関係は上手くいってる?」
玲瓏はカロの現状を聞く
カロ「ううん、多分性格とかは凄く合うんだけど、やっぱり日が浅いというかお互いが寄り添うタイプじゃないから全然接点が無くて・・・今回もカロとサンは強すぎるから基本的に自由にしててって言われちゃって、でも現実世界でやりたい事がないというか、あっても全然やらせてくれないしそんな資金もないしで・・・困ってたりします」
玲瓏「そうなのね、だったら私の所で働かない?私こう見えて毎日現実世界に出てるの、私自身がっていうより、もう一人の私がって言っちゃうとややこしくなるよね、簡単に言うと私は万園の玲瓏、そして現実世界で密にパト様に恩恵を与えれるように人間の肉体として活動しているもう一人の私が存在するの」
カロ「二人の玲瓏様が同時に行動しているってこと?」
玲瓏「そうそう、でもこっちの私は疲れる事は一切ないんだけど、現実世界の私は人間の肉体と同じだから万園の私の感覚で働いてたりすると過労で倒れちゃったりするの、だからカロちゃんが私の助手として現実世界の私を甘やかしてくれたら助かるなぁ、研究員として雇いたいけど多分分野が全然違うから」
玲瓏は少し遠慮をしたような態度でカロに話す。
カロ「玲瓏様が現実世界でやっている事はなんですか?」
玲瓏「私がやっているのは詠唱術開発と販売、例えば私が作った詠唱がこもった玉、それを持ってオーラを込めるだけで私が詠唱として埋め込んだ能力が発動するみたいなね、物じゃなくても詠唱を乗せた本とかもあってね、その本を持って詠唱をすることでオーラがあればだれでも詠唱に埋め込んだ能力を扱う事が出来るの!まるで魔法みたいでしょ?」
玲瓏は何もない空間から自分の制作した本を取り出す。
玲瓏「この本の場合は全120ページ、つまり120個の詠唱が描かれていてそれを音読するだけで120種類の能力を扱えるの!」
玲瓏は本を持ち1つの詠唱を唱える、すると本が光りだし、そこから8連撃の炎が飛び出して来た。
玲瓏「コントロールや火力もこの詠唱で全て調整してるから詠唱とオーラを込めるだけで誰でもそれなりの能力を扱える優れもの!ただもっと火力を弱めたいとか強めたいとか、さっきのは8連撃だったけど4連撃でいいとか、そういう微調整は無理っていう欠点があるのよね、でも扱えるだけマシってところかな」
カロ「凄い技術ですね・・・」
玲瓏「一番便利なのはやっぱり本かな、【炎の書】だったら100ページ分で100パターンの状況に合わせた詠唱を入れてるの、現実世界で日本円だと大体1000万円くらいかな、ちょっと相場がわからないからとりあえず1000万円にしたけど、無能力者や能力者が他の能力を扱えるなんてロマンがあると思わない?」
カロ「カロもそう思う!凄いよ!」
玲瓏「商品を買ってもらう時は一応私と面談をして誰でも買っていい状態にはしてないの、あとはオーダーメイドで魔法書を作ったりもしててね、でも毎度詠唱を読むのは手間だって人向けに最初に見せた詠唱球を売ってたりするの、手のひらサイズだったり、銃の玉サイズにして専用の銃に装填して撃つだけでその詠唱が発動したりね、即効性がある分こっちは人気があるかな~」
カロ(この人、凄い研究者気質だ!カロと凄く話が合いそう!)
カロ「カロもそこで働きたい!カロはオーラの研究をしているんだけどもしかすると消費者に求めているオーラを使わずに詠唱球や詠唱書を扱う事も可能かも!」
カロは空中にオーラを使って絵を描く
それは本の裏側等にオーラ充填用スペースを設け、そこに回数分のオーラを詰め込む事で使用者はオーラなしでも詠唱を扱えるというものだ
先ほどの拳銃タイプも装填部分の他にもう一つオーラを蓄えるタンクを備える事でオーラを必要とせずに撃ち続ける事も可能、それどころかオーラを上手く扱えれば連射も可能だったり、銃や詠唱書の反動を抑える役割も担えると語った。
玲瓏「凄いわね、オーラの専門家が加わるとここまで多くのバリエーションが増えるなんて、面白い!ぜひ私の研究所で働いてほしい!もちろん自分の好きなタイミングでいいわ!給料は働いた分出すわ!どうかしら!」
カロ「よろしくお願いします!」
玲瓏とカロは握手を交わす、そしてカロの就職先と師匠が見つかった。
サンとカロは万園に入るための修行期間として一時的に万園の一部の世界で面倒を見ているが基本は
パトの傍に居させている。
用事がなくてもパトと共に過ごせば適正率も上がるという考えあっての事だった。
パトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロはエウレカ探偵事務所には入らなかった。
それどころかパトと一緒に過ごすわけでもなく、各自活動をしていた。
サンは現在現実世界で自分に適正がありそうな職を探していた。
そしてカロは現実世界で研究員として働けば貢献出来る、だがその信頼度がなくどこの研究機関にも落とされてしまった。
結果的に万園で世界を創る事に集中していたのだが、それも上手くいっていないかった。
・・・・・・
カロ「カロの世界、それはいったいどんな世界なのか、どんな世界がいいのか、悩むなぁ」
カロは考える、そして試行錯誤しながら世界を形成していく、世界を創る時オーラを膨大に消費する、そのため一日に出来る作業量は決まっている、だが考えや構造に行き詰まるともちろん作業も止まる、結果的に一日分全部のオーラを消費した事が今までに一度も無かった。
カロが試行錯誤していると一人の世界王が姿を現した。
玲瓏(れいろう)、万園に所属世界王で円卓の王第八席に属する王
彼女は音を支配する世界王であり、歌姫系統の究極最終系に属する、言わば月詠琴歌や琴歌の世界王ソラリアの最高位に位置する存在である。
玲瓏「おや、世界づくりに苦労していますね、何か助言を差し上げましょうか?」
カロ「えっと・・・心遣い感謝します・・・貴女は?」
玲瓏「私の名は玲瓏(れいろう)この万園の世界王で円卓の王第八席です、よろしくお願いしますね見習いさん」
カロ「あわわわあわあわ?!?!」
カロは圧倒的格上の存在に同様を隠せなかった
玲瓏「慌てないで、私は別に貴女を咎めたりしないわ、頑張ってると思ったから少しでも助言が出来たらなと思っていましてね」
カロ「ありがとうございます!でも今まで会ってきた中で一番偉い方だったので、たしか玲悧様で第九席でしたよね、花姫様で第十二席、はわわわわわ~、やはり役割も凄いのですか?」
玲瓏「私の役割は万園に属する世界がパト様や万園に悪影響、過剰影響を及ぼす可能性がある場合、規制もしくは助言するのが役割、つまりは規制官です」
カロ「という事は私の世界の世界王、リエル様が何か問題を起こそうとしたら規制する役割ってことですよね?」
玲瓏「立場的にはそうですね、ですが私は乱暴を好みません、大体は私の言う事を聞いてくれますので助かりますよ、争いは百害あって一利なしですからね」
カロ(珍しい、この世界で平和主義の人が居るなんて、しかもカロからみても常識人に見える、大体個性派揃いで苦労しそうだなって思ってたのに、なんか安心したかも)
玲瓏「それで世界作りで何か困りごとでも?私で良ければ相談に乗りますよ?」
玲瓏はカロの横に正座で座り、カロの顔を覗き込む。
カロ「えっと・・・自分の世界というのがイメージ出来なくてですね、そもそもカロってどんな世界を求めてるんだろうって考えてたら全然手が動かなくて・・・」
玲瓏「成程、自分の事がわからないから作業が進まないと、カロさんは波動に特化した方ですよね、でしたら波動に満たされた世界を作っては如何でしょうか?」
カロ「一番に考えました、でも波動、つまりオーラなんですけど、想像が出来ないんです」
玲瓏はカロの悩みについて一つ提案をする
玲瓏「ならばオーラで全てを満たしてしまえばいいのですよ、そしてオーラで何でもできる世界を創る、それって凄く面白くないですか?」
カロ「オーラだけで全てを作る世界?」
カロは想像してみる、だがいまひとつピンと来ていなかった。
玲瓏「例えばカロちゃんが日頃から過ごしている環境、それらすべてをオーラで作り上げられた世界を創るとしましょう、そしてオーラを永久的に作る機関も作ってしまえば貴女はオーラを枯渇する事がない無限にオーラを生成出来る世界を持つ世界王になれませんか?そうですね、もっとわかりやすいイメージで言えばお菓子で出来た家です!」
カロ「それならイメージ出来るかも!」
カロはお菓子で出来た家をイメージした、そしてオーラで世界を形成していく、カロはオーラを創る技術を既に持っていたため、それを形として具現化、それらを世界に各地に置く事で無限に湧き出る水の如く世界にオーラが満たされ形が形成されていった。
玲瓏「いいですね、オーラが無限に形成されれば早ければ一日で世界を創る事も現実的になりそうですね」
カロ「ありがとうございます!凄く助かりました!玲瓏様のおかげです!」
玲瓏「カロちゃんは現実では何をしているの?パト様との関係は上手くいってる?」
玲瓏はカロの現状を聞く
カロ「ううん、多分性格とかは凄く合うんだけど、やっぱり日が浅いというかお互いが寄り添うタイプじゃないから全然接点が無くて・・・今回もカロとサンは強すぎるから基本的に自由にしててって言われちゃって、でも現実世界でやりたい事がないというか、あっても全然やらせてくれないしそんな資金もないしで・・・困ってたりします」
玲瓏「そうなのね、だったら私の所で働かない?私こう見えて毎日現実世界に出てるの、私自身がっていうより、もう一人の私がって言っちゃうとややこしくなるよね、簡単に言うと私は万園の玲瓏、そして現実世界で密にパト様に恩恵を与えれるように人間の肉体として活動しているもう一人の私が存在するの」
カロ「二人の玲瓏様が同時に行動しているってこと?」
玲瓏「そうそう、でもこっちの私は疲れる事は一切ないんだけど、現実世界の私は人間の肉体と同じだから万園の私の感覚で働いてたりすると過労で倒れちゃったりするの、だからカロちゃんが私の助手として現実世界の私を甘やかしてくれたら助かるなぁ、研究員として雇いたいけど多分分野が全然違うから」
玲瓏は少し遠慮をしたような態度でカロに話す。
カロ「玲瓏様が現実世界でやっている事はなんですか?」
玲瓏「私がやっているのは詠唱術開発と販売、例えば私が作った詠唱がこもった玉、それを持ってオーラを込めるだけで私が詠唱として埋め込んだ能力が発動するみたいなね、物じゃなくても詠唱を乗せた本とかもあってね、その本を持って詠唱をすることでオーラがあればだれでも詠唱に埋め込んだ能力を扱う事が出来るの!まるで魔法みたいでしょ?」
玲瓏は何もない空間から自分の制作した本を取り出す。
玲瓏「この本の場合は全120ページ、つまり120個の詠唱が描かれていてそれを音読するだけで120種類の能力を扱えるの!」
玲瓏は本を持ち1つの詠唱を唱える、すると本が光りだし、そこから8連撃の炎が飛び出して来た。
玲瓏「コントロールや火力もこの詠唱で全て調整してるから詠唱とオーラを込めるだけで誰でもそれなりの能力を扱える優れもの!ただもっと火力を弱めたいとか強めたいとか、さっきのは8連撃だったけど4連撃でいいとか、そういう微調整は無理っていう欠点があるのよね、でも扱えるだけマシってところかな」
カロ「凄い技術ですね・・・」
玲瓏「一番便利なのはやっぱり本かな、【炎の書】だったら100ページ分で100パターンの状況に合わせた詠唱を入れてるの、現実世界で日本円だと大体1000万円くらいかな、ちょっと相場がわからないからとりあえず1000万円にしたけど、無能力者や能力者が他の能力を扱えるなんてロマンがあると思わない?」
カロ「カロもそう思う!凄いよ!」
玲瓏「商品を買ってもらう時は一応私と面談をして誰でも買っていい状態にはしてないの、あとはオーダーメイドで魔法書を作ったりもしててね、でも毎度詠唱を読むのは手間だって人向けに最初に見せた詠唱球を売ってたりするの、手のひらサイズだったり、銃の玉サイズにして専用の銃に装填して撃つだけでその詠唱が発動したりね、即効性がある分こっちは人気があるかな~」
カロ(この人、凄い研究者気質だ!カロと凄く話が合いそう!)
カロ「カロもそこで働きたい!カロはオーラの研究をしているんだけどもしかすると消費者に求めているオーラを使わずに詠唱球や詠唱書を扱う事も可能かも!」
カロは空中にオーラを使って絵を描く
それは本の裏側等にオーラ充填用スペースを設け、そこに回数分のオーラを詰め込む事で使用者はオーラなしでも詠唱を扱えるというものだ
先ほどの拳銃タイプも装填部分の他にもう一つオーラを蓄えるタンクを備える事でオーラを必要とせずに撃ち続ける事も可能、それどころかオーラを上手く扱えれば連射も可能だったり、銃や詠唱書の反動を抑える役割も担えると語った。
玲瓏「凄いわね、オーラの専門家が加わるとここまで多くのバリエーションが増えるなんて、面白い!ぜひ私の研究所で働いてほしい!もちろん自分の好きなタイミングでいいわ!給料は働いた分出すわ!どうかしら!」
カロ「よろしくお願いします!」
玲瓏とカロは握手を交わす、そしてカロの就職先と師匠が見つかった。
No.188 自尊心を養う散歩と意外な客人
パトはアニメを見ていて最近考えている事があった。
パト「俺の従属達ってなろう系よろしくレベルでチートな連中ばっかりなんだよな、だけど難しいよな、例えば【十三天の心】を使えばすぐに問題を解決出来るだろうけどなんかそれってつまらないんだよなぁ」
パトはそう考えるととりあえずとシン、ノラ、ウルの3名を召喚した。
シン「パト様、今回はどのようなご用件で?」
ノラ「パト様の命を受けに参上致しました、ご指示を」
ウル「私に適した指示を希望するよ、何の用かな?」
パト「この3人だけなんだよなぁ、忠実に従属キャラを徹底してくれるのは・・・」
シン「はぁ・・・?」
ノラ「いったい何のことでしょうか?」
ウル「??」
パト「いや、たまにはさもう俺に忠実な従属がさ、俺の指示一つで無双してくれちゃったりしてほしいなって思ってね」
シン「お望みであればいくらでも戦いますが?」
ノラ「敵はどのような?」
ウル「全部消してあげましょう!」
パト「ごめん、敵は居ないんだ、残念ながら、そして俺が3人を呼んだのはこの3人くらいしか今の俺の欲求を満たしてくれ無さそうだったからさ」
3人はパトの意図が読めないでいた。
パト「今日はね!主と無敵の従属3人を連れてザワザワ言われる日です!なので勿体ないですが君達には20帝オーラずつ提供します!だからガンガン圧を出して帝国中を目一杯ザワザワさせましょう!」
シン「また思い付きで、オーラだって限られているというのに・・・貰えるのは嬉しいですが」
ノラ「また変なノリで・・・たまには私の強さを求めて欲しいですね」
ウル「また私に適さない指示を、でもまあオーラはありがたくいただくけどね」
パト「とりあえず街を歩こう、ザワザワさせるぞ!」
パトは部屋から飛び出した。
・・・・・・
シン「ちなみになんで他の子は呼ばなかったのですか?」
パト「ネルは絶対に従属感出してくれないし、ベルはめんどくさがりそうだし、フラも同様絶対にめんどくさがる、ルラはちょっとキャラ的に違うかな~って思ったし、テルは言う事聞かないし、セラも罵倒ばかりで基本適当だし、ルナは陽射しが駄目だし、ユラもダメ、ニアもダメ、リルは学校、だからこの3人なんだよ」
ノラ「そう考えたら忠実な従属が少なくて申し訳なさを感じますね」
ウル「我儘というか個性派揃いだしね、よくある主様が褒めたらうっとり顔で「主様・・・♡」みたいな忠誠というか信仰に近い感情を持ってる子って全然居ないよね」
シン「それがミール様くらいですね、もっと病的なまでに忠誠心を持つ従属の子が構成員になってくれたらいいんだけど・・・」
パト「別にいいんだ、それは帝国で満たされてる、今の侍女部隊なんかまさにそれだからさ、何をしても話しかけてもずっとうっとりしてくれるし、俺と話した内容とか凄く覚えててくれたりするんだ、でもあの子達はあくまで帝国クラス、あの子達ではザワザワさせれないんだ、だからこそのシン達なんだ」
シン「まあ別に主様が満足するならいくらでも構いませんが・・・」
パトはシン、ノラ、ウルの3名を連れて街を歩いた。
・・・・・・
住人A「パト様だ、しかもあの3人・・・凄い全員が帝王神候補クラスの圧・・・」
住人B「流石はパト様、パト様の傍に居られる従属は既に帝王神候補級の猛者でしか成し得ないという事なのでしょうね、今後もエウレカ帝国は安泰ですね!」
住人C「ああ・・・なんて美しい・・・」
シン「ねえ、ノラ、これ結構気持ちいいわね」ボソボソ
ノラ「そうですね、気恥ずかしいですがなんか尊敬されているっというのは心地いいですね」ボソボソ
ウル「自己肯定感爆上がり!帝園では誰も褒めてくれないから凄く自分が凄いんだって思える!これ癖になりそう!」ボソボソ
パト「どうだ、いいものだろう?たまにはこうやって自尊心を養うのも、たまには忠実な従属と一緒に歩いてこうやってやりたいものだよね」
・・・・・・
パト達が街を歩いている時、偶然メルメア・メルトリアがエウレカ帝国に訪れていた。
メルメア(今日は両国の友好の証として長が国に訪れる日、本当なら私がエウレカ帝国に入った時点で盛大なパレードを開いてほしいものだけど、相手は第一位の国、立場的には私の方が弱いからそこまでの期待は出来ないわね)
メルメアがパトと対談するのは明後日の予定だったため、パトはメルメアが今日来ている事は知らされていなかった。
メルメアは自身の身分を隠しエウレカ帝国の視察を始めた。
メルメア(流石、娯楽も料理もサービスもどれも超一流クラス、この街の通りだけでも1日遊びつくせないわね、女神しかいない女神大国なだけあって治安も良い、脅威の犯罪率0%の超平和国家、一番下の階級でも満足なサービスを受けられる、安泰の生活を送られる仕様とも聞いていたけど何処を見渡しても汚い家なんてない、どれも豪邸、手入れも充分、神の国に相応しい佇まい、正直羨ましいわね)
メルメアの国は多くの種族が共存している国、
故に種族間での争いが多く、どうしても共存は難しかった。
メルメアがどうすればこの国のような完全な平和を手に入れれるか考えていた時強い気配を感じた。
メルメア(何この強い気配?!私と同じ帝王神候補級?!まさかメリアとソフィアとメルリア?!)
メルメアは急いで強い気配の元に足を運んだ、だがそこに居たのはパトと従属3人だった。
メルメア(あれはパト?!あとはあの緑の髪はシンだっけ?他の二人は知らないけど・・・気配の強さは私と同等・・・ネルも強力だったのにまだあのレベルの子達を持っているの?!どうなってるのよ?!第一位は?!)
メルメアは恐怖で青ざめていた。
するとパトがメルメアの気配に気づき、手を振る。
パト「やあメルメア!遊びに来てたのか?どうせなら一緒に散歩しないか?」
メルメア「第一位・・・挨拶が遅れました、今日はボディーガードを連れて散歩ですか?このような平和な国で襲撃なんてあるのですか?」
パト「ボディーガード?あははは、違う違うこの子達は付き添いだよ、だって一人で散歩とか寂しいでしょ?だから従属の子達と一緒に散歩してるだけ」
パト(本当は自尊心を養うためとは言えないわな)
メルメア「成程そうやって定期的に従属とも交流を図っていると、いいですね、私も合流しましょう」
メルメアはパト達と共について行った。
・・・・・・
メルメアはパトと話していた。
メルメア「後ろの3人、相当強いですね、私と同等レベル、以前ネルと戦った時もボロ負けしましたし、そもそも今の帝国にはメリア、ソフィア、メルリアの第一位含む4名の帝王神候補が在籍している、ぶっちゃけあと何人帝王神候補級の従属を持っているのですか?」
メルメアはどうせ濁されるとわかっていながら質問をしてみる。
パト「そうだな、少なくとも後ろのシン達レベルなら今俺が把握している段階では数十体くらいかな、あと後ろのシン達はまだこの程度じゃないよ、今日はこれだけにして貰ってるんだ、これ以上の圧は他の子を怖がらせてしまうからね、そうだな、あの時のネルと同じ位強いって考えてくれたらいいよ」
メルメア「それは怖いですね、少なくとも私以上の戦力が1人以上居る時点で勝ち目はありませんね、これからも私の国とは仲良くしてほしいものですね」
パト「勿論、武力はあっても文明はまだまだだからね!これからもどんどん発展させていくつもりだよ」
シン「後ろから失礼しますが、メルメア様と同程度の実力って意味で言うと既に1万以上存在します、あと私達よりも圧倒的に強い従属もほぼ無限に存在します、一人や二人情報を得た程度では武力で勝つのは不可能ですよ、あと私に関しては情報を抜かれたとしても負けませんがね」
ノラ「同じく、私は貴女がよろしければ無限の時間戦ってあげても構わないよ、ただし、飽きれば終わらせてしまうかもしれませんがね」
ウル「敵になったら君の存在事消してあげるよ、この世に痕跡一つ残さずにね」
パト「お前達威圧するな、友好的であろうとしているんだからさ」
メルメアは既に泣きそうだった。
メルメア(私は帝王神候補序列7位のはずなのに、世界で8番目に強いとされる存在なのに・・・なんでこんなに私よりも強い存在がゴロゴロしてるのよ、意味が分からないわよ・・・)
パト「困らせてしまって申し訳ないメルメア、今日今ならお詫びにプライベートで食事はどうかな?もちろん二人でだ、誰かが居たら警戒してしまうだろう?」
シン「主様、それはメリアが許さないのでは?」
パト「メリアの許可は必要ないでしょ?だって俺は王なんだよ?それに反対するなら専属神の強制命令権を使うまでだよ、これは俺が必要だと思ったからやるんだ、それを邪魔するのは専属神でも許さないよ、勿論シン達もね」
シン「大変失礼いたしました」
シンは慌てて頭を下げる、今のパトの言葉からは「俺に指図するな」という強い意志を感じたからだ。
ウル「あんな主様珍しいね、大体は折れるのに」ボソボソ
ノラ「狙っているのかもしれませんね、そうじゃなくても友好的でありたいと思っている、無粋な真似は気に入らないのだろう、ここは主様の意志を尊重してこそだ」ボソボソ
パト「悪いね、メルメアだって俺の国について知りたい事があるんだろう?安心して俺はこの国の機密情報を一切知らない、喋ったらダメな事はメリアから一切教えられていないんだ、だから別に俺は何も隠さずに君と会話が出来るよ、気になるでしょ?」
メルメア「それは確かに・・・でもそれだと貰い過ぎなのでは・・・」
パト「じゃあ俺もメルメアに聞きたい事沢山聞くよ、それで充分価値の等価交換として成立しないかな?」
メルメア「第一位がいいのなら・・・」
メルメアはパトの対応に困惑していた。
メルメア(何を企んでいるんだ?もしかして第一位はメルリアと同じように私も手に入れようと?!もしかして肉体関係?!男女の仲?!そう言う事?!だからこうやって私を?!どうしよう!私異性からアプローチなんてされた事がないよ!っていうかこれある意味デートよね?!どうしよう!エスコートされちゃうの?!王としてじゃなく一人の女性として?!えええええええええええええ!!!)
パト(ここでメルメアと友好的であれば他のメルトリア兄妹も警戒心を緩めてくれるかも、メリアのせいで他国から警戒されてるのは知ってるし、俺自身戦争なんてする気は一切ないけどメリアは準備が整い次第多分平気で他国に戦争を仕掛けるだろう・・・せめてその時に俺はメリアと方針が違うんだと理解してもらえるように仲の良い存在を作らないと・・・そう考えたらメルメアが一番安心だ、しかもここはエウレカ帝国!自国なら全然安心だ!他の男性のメルトリア国にも足を運びたいけど他国だし、メリア達は男を嫌うしで中々足を運べないしで苦労してた事を考えるとこれはチャンスだ!)
・・・・・・
こうしてパト達は自尊心を養う散歩を終え、シン達は20帝オーラの恩恵時間を残したまま帰るのは勿体ないからと各自自由行動を始めた。
そうしてパトとメルメアは二人でディナーに向った。
・・・・・・
メルリア「メルメア姉様、お元気そうでなによりです」
メルメア「メルリアも元気そうでなにより、どこか表情が和らなくなったわね、貴女に王は向いてないと思ってたけど今の方が向いているのかもね、幸せそうでよかったわ」
メルリア「はい、王としての責務に未練がないわけではありませんが、今は旦那様に使える毎日が凄く楽しいです」
メルメア「第一位、感謝します、本来敵国に負けた王は殺されるか奴隷にされるのが常識だけど、こうしてメルリアを一番傍におき、可愛がってくれるなんて」
パト「もしメルメアが危うくなったら専属侍女になるといいよ、俺は歓迎する」
メルリア「私は反対です、旦那様は私の物です、メリアにだって渡したくありません!」
パト「俺は別にメルリアの物でもないぞ、独占はダメだぞメルリア」
メルリア「はい、でも私の愛をもっともっと受け止めて欲しいです!」
パト「充分受け取ってるし、俺も充分愛を伝えてるつもりだよ?」
メルメア「ねえ、第一位本当に貴方メリアが一番なのよね?お母様から聞いた話と違うわよ」
パト「誰が一番って決めてるわけじゃないよ、あれは口約束、でもメリアは凄く大事だ、なにせこの帝国の全権利をメリアに任せている程、行き過ぎた行為も確かにあるし、きっと俺が知らない所では俺ですら知ればドン引きする程の悪行をしている可能性は大いにある、でもそれだけ信頼しているんだ」
パトはメルリアが持って来た料理を口にし、口の中を美味しい料理で満たした後、笑顔で話す。
パト「この国は信頼で成り立っている、俺はここで王をやっているが王としての業務は一切やっていない、俺に出来る事は日頃の感謝を皆に伝える事だけ、だから皆に愛情を伝える、だからメルメアだってエウレカ帝国と仲良くしてくれるなら歓迎する、メリアがメルメアに対して悪行をしたとしても俺はその件で止める事はしないけど、絶対にメルメアとメルメアが大事にしてきたものは守る、それだけは約束するよ」
メルメア「凄いわね、これが第一位」
メルリア「メリアは絶対に何かしてきます、でもその代わり旦那様が救済してくれます、私達は最終的には私達の代で誰かが帝王神になった時点で帝王神の配下になるか、殺されるかの二択、長生き出来る神生ではありませんし、到底幸せになれるものでもありません、ですが旦那様のついていけば自分の夢を追い続けてもいいと言ってくれました、メルメア姉様はこの意味がわかりますよね」
メルメア「そうね、本来負けが確定した時点で自身の野望は諦めるしかない、だけど第一位は自分の下に入るならその野望を叶えてもいい、むしろ協力すると言ってるのよね、それはなんと魅力的な・・・」
メルリア「メルメア姉様もエウレカ帝国の戦力を把握しているはずです、遅かれ早かれなら今すぐにでも旦那様の専属侍女として務め、恩恵を受ける道を選んだ方が得策かと、ほかの兄様姉様達だとそうはいきませんよ」
メルリアはメルメアを勧誘する。
パトにとってもそれは都合の良い話だが、そうなればメルメアと取り込んだという事で結局のところメルトリア一族に警戒されてしまうのだ。
パト「いい話だね、でもメルメアだって今はまだ自分の望む世界を叶えるために頑張っていたいだろ?なら頑張ったらいいさ、右にも左にも首が振れなくなったら俺に助けを求めてくれたらいいよ、その時はエウレカ帝国が責任もってメルメア共和国を運営するからさ」
メルメア「それは良い話ね、貴方達と手を組んで良かったわ、私の判断は間違ってなかったみたいね」
メルリア「それはそうとメルメア姉様、恐らくですがアリル姉様の国とこのエウレカ帝国に不穏な話が出ているのは知っていますか?」
パト「なんだ?その話は?」
メルメア「ええ、アリルとメリアは兄妹の中でも最も仲が悪い、そしてアリルが最近エウレカ帝国領の星々にちょっかいを出しているみたいね、まだ私の所に応援要請は来てないけど、このまま続けば近い将来戦争になるかもしれないわね」
メルリア「その時はメルメア姉様、ぜひ全面的に強力をお願いします、メリアはきっとそこまでお願いをしません、ですが私はメルメア姉様のお力をお借りしたいです、ここを少しでも壊されたくないんです、出来れば両国無傷のまま、帝王神候補同士の戦いで、アリル姉様を止めたいのです」
メルメア「それは私に決めれない、それに他国同士の戦争に協力すると言っても兵力を渡すという契約を結んだだけで私が出る必要があるという契約ではない」
パト「その考えは捨てた方がいい、メリアがもしその考えを知ればまず最初にメルメア共和国を狙うだろう、メルメアを兵力として咥えたいのに当の本人が言う事を聞かないのであれば自身の配下にしてしまえば楽、メリアは絶対にそう考えるぞ」
メルメア「そもそも第一位の戦力でも充分でしょう!」
メルメアは立ち上がる
メルリア「あの戦力はあまり使いたくない、最終兵器のようなものです、メルメア姉様も世界を持っていますよね?」
メルメア「勿論だ、帝王神候補の条件は【世界】を持っているか否かだ、持っていなければそもそも帝王神候補にはなれない」
メルリア「旦那様はその【世界】を無数に作る【世界】を持っています、つまり一つしか持たない私達如きが旦那様の相手になるわけがない、だけどその力を使うにはあまりにも危う過ぎる、だからこそ今ある力だけで解決したい、旦那様も私もメリアもそう考えています・・・ですがメルメア姉様が反対する、そして私達がメルメア共和国に応援を求める時はアリル姉様から宣戦布告を受けた時です、つまり時間があまりない時、そうなればこちらも致し方ありません、エウレカ帝国の最大戦力をメルメア共和国に使い、主導権を奪ってからメルメア姉様を兵力に加えるという策が採用されるだけです」
メルメア「おかしいじゃない!それをなんでアリルに使わないの?!私には使えるのに?!」
パトはアワアワしながら二人の話を聞いていた。
メルリア「それは機密事項です、ですが、メリアの感覚から言えば元々懐いていない犬に噛まれるより、忠誠を誓っている犬に噛まれる方が腹が立つ・・・そういう事です、私もメリアと少しの間一緒に居たのでちょっとずつメリアの思考が読めてきました、あの子は残忍です、どこまでも冷徹です」
メルメアは冷静に動揺しているメルメアの目を見て話す。
メルリア「メリアは嫌いな子には徹底的に嫌がらせをするタイプです、そして気に入った子にはとことん優しい、そして気に入った子が裏切ったり喧嘩になると短期間でその問題に対して解決しようとします、つまり嫌いな子には長い時間苦しんでほしい、だけど気に入ってる子はそうは考えていないから一瞬の怒りで解決しようとする、専属神の子達との関係でそれはよくわかりました」
パト「確かにそうだね、メリアは身内や仲間には凄く甘いんだ、もちろん喧嘩になったりするけどそれを長引かせる事をしない、そもそもメリアはそういうギスギスした事が苦手だからこそ一瞬で問題解決しようと考えるんだ、だからどちらかと言えばメルメアがメリアに逆らう方が危険っていうのは俺も納得なんだ」
メルメア「なによそれ・・・それじゃあ結局私の所は面倒事が来るだけじゃない」
メルリア「有益な情報でしょう、もし以前のメルメア姉様の感覚のままメリアと対談していたら国を滅ぼされてましたよ、それこそ私が思っていた以上に早く専属秘書になっている未来があったかもしれませんね」
メルメア「悪い冗談は辞めてよ、でも確かに良い情報だったわ、それは感謝するわ」
パト「少なくとも今すぐ始まる問題でもないし、そもそも問題になるかもわからない事さ、互いに警戒しておこう、ほら!もっと有意義な話をしよう、メルメアも俺の国で欲しい技術があるならどんどん言ってよ、俺がメリア達に出来る限り寄り添うように話しておくからさ!」
メルリア「流石は旦那様、心が広いです♪」
メルメア「そうね、ここで王と話せるのは私にとって凄く優位な事だわ、存分に話させてもらうわね」
こうしてパト、メルメアは食事を堪能し、メルリアが食事を作り、運搬しながら会話に入りながらと有意義な話が出来た。
最初は自尊心を養うだけの散歩から客人との会談と有意義な一日を送る事が出来たパトだった。
おかげで王としても仕事もしたため、自尊心は相当養われた。
パト「俺の従属達ってなろう系よろしくレベルでチートな連中ばっかりなんだよな、だけど難しいよな、例えば【十三天の心】を使えばすぐに問題を解決出来るだろうけどなんかそれってつまらないんだよなぁ」
パトはそう考えるととりあえずとシン、ノラ、ウルの3名を召喚した。
シン「パト様、今回はどのようなご用件で?」
ノラ「パト様の命を受けに参上致しました、ご指示を」
ウル「私に適した指示を希望するよ、何の用かな?」
パト「この3人だけなんだよなぁ、忠実に従属キャラを徹底してくれるのは・・・」
シン「はぁ・・・?」
ノラ「いったい何のことでしょうか?」
ウル「??」
パト「いや、たまにはさもう俺に忠実な従属がさ、俺の指示一つで無双してくれちゃったりしてほしいなって思ってね」
シン「お望みであればいくらでも戦いますが?」
ノラ「敵はどのような?」
ウル「全部消してあげましょう!」
パト「ごめん、敵は居ないんだ、残念ながら、そして俺が3人を呼んだのはこの3人くらいしか今の俺の欲求を満たしてくれ無さそうだったからさ」
3人はパトの意図が読めないでいた。
パト「今日はね!主と無敵の従属3人を連れてザワザワ言われる日です!なので勿体ないですが君達には20帝オーラずつ提供します!だからガンガン圧を出して帝国中を目一杯ザワザワさせましょう!」
シン「また思い付きで、オーラだって限られているというのに・・・貰えるのは嬉しいですが」
ノラ「また変なノリで・・・たまには私の強さを求めて欲しいですね」
ウル「また私に適さない指示を、でもまあオーラはありがたくいただくけどね」
パト「とりあえず街を歩こう、ザワザワさせるぞ!」
パトは部屋から飛び出した。
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シン「ちなみになんで他の子は呼ばなかったのですか?」
パト「ネルは絶対に従属感出してくれないし、ベルはめんどくさがりそうだし、フラも同様絶対にめんどくさがる、ルラはちょっとキャラ的に違うかな~って思ったし、テルは言う事聞かないし、セラも罵倒ばかりで基本適当だし、ルナは陽射しが駄目だし、ユラもダメ、ニアもダメ、リルは学校、だからこの3人なんだよ」
ノラ「そう考えたら忠実な従属が少なくて申し訳なさを感じますね」
ウル「我儘というか個性派揃いだしね、よくある主様が褒めたらうっとり顔で「主様・・・♡」みたいな忠誠というか信仰に近い感情を持ってる子って全然居ないよね」
シン「それがミール様くらいですね、もっと病的なまでに忠誠心を持つ従属の子が構成員になってくれたらいいんだけど・・・」
パト「別にいいんだ、それは帝国で満たされてる、今の侍女部隊なんかまさにそれだからさ、何をしても話しかけてもずっとうっとりしてくれるし、俺と話した内容とか凄く覚えててくれたりするんだ、でもあの子達はあくまで帝国クラス、あの子達ではザワザワさせれないんだ、だからこそのシン達なんだ」
シン「まあ別に主様が満足するならいくらでも構いませんが・・・」
パトはシン、ノラ、ウルの3名を連れて街を歩いた。
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住人A「パト様だ、しかもあの3人・・・凄い全員が帝王神候補クラスの圧・・・」
住人B「流石はパト様、パト様の傍に居られる従属は既に帝王神候補級の猛者でしか成し得ないという事なのでしょうね、今後もエウレカ帝国は安泰ですね!」
住人C「ああ・・・なんて美しい・・・」
シン「ねえ、ノラ、これ結構気持ちいいわね」ボソボソ
ノラ「そうですね、気恥ずかしいですがなんか尊敬されているっというのは心地いいですね」ボソボソ
ウル「自己肯定感爆上がり!帝園では誰も褒めてくれないから凄く自分が凄いんだって思える!これ癖になりそう!」ボソボソ
パト「どうだ、いいものだろう?たまにはこうやって自尊心を養うのも、たまには忠実な従属と一緒に歩いてこうやってやりたいものだよね」
・・・・・・
パト達が街を歩いている時、偶然メルメア・メルトリアがエウレカ帝国に訪れていた。
メルメア(今日は両国の友好の証として長が国に訪れる日、本当なら私がエウレカ帝国に入った時点で盛大なパレードを開いてほしいものだけど、相手は第一位の国、立場的には私の方が弱いからそこまでの期待は出来ないわね)
メルメアがパトと対談するのは明後日の予定だったため、パトはメルメアが今日来ている事は知らされていなかった。
メルメアは自身の身分を隠しエウレカ帝国の視察を始めた。
メルメア(流石、娯楽も料理もサービスもどれも超一流クラス、この街の通りだけでも1日遊びつくせないわね、女神しかいない女神大国なだけあって治安も良い、脅威の犯罪率0%の超平和国家、一番下の階級でも満足なサービスを受けられる、安泰の生活を送られる仕様とも聞いていたけど何処を見渡しても汚い家なんてない、どれも豪邸、手入れも充分、神の国に相応しい佇まい、正直羨ましいわね)
メルメアの国は多くの種族が共存している国、
故に種族間での争いが多く、どうしても共存は難しかった。
メルメアがどうすればこの国のような完全な平和を手に入れれるか考えていた時強い気配を感じた。
メルメア(何この強い気配?!私と同じ帝王神候補級?!まさかメリアとソフィアとメルリア?!)
メルメアは急いで強い気配の元に足を運んだ、だがそこに居たのはパトと従属3人だった。
メルメア(あれはパト?!あとはあの緑の髪はシンだっけ?他の二人は知らないけど・・・気配の強さは私と同等・・・ネルも強力だったのにまだあのレベルの子達を持っているの?!どうなってるのよ?!第一位は?!)
メルメアは恐怖で青ざめていた。
するとパトがメルメアの気配に気づき、手を振る。
パト「やあメルメア!遊びに来てたのか?どうせなら一緒に散歩しないか?」
メルメア「第一位・・・挨拶が遅れました、今日はボディーガードを連れて散歩ですか?このような平和な国で襲撃なんてあるのですか?」
パト「ボディーガード?あははは、違う違うこの子達は付き添いだよ、だって一人で散歩とか寂しいでしょ?だから従属の子達と一緒に散歩してるだけ」
パト(本当は自尊心を養うためとは言えないわな)
メルメア「成程そうやって定期的に従属とも交流を図っていると、いいですね、私も合流しましょう」
メルメアはパト達と共について行った。
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メルメアはパトと話していた。
メルメア「後ろの3人、相当強いですね、私と同等レベル、以前ネルと戦った時もボロ負けしましたし、そもそも今の帝国にはメリア、ソフィア、メルリアの第一位含む4名の帝王神候補が在籍している、ぶっちゃけあと何人帝王神候補級の従属を持っているのですか?」
メルメアはどうせ濁されるとわかっていながら質問をしてみる。
パト「そうだな、少なくとも後ろのシン達レベルなら今俺が把握している段階では数十体くらいかな、あと後ろのシン達はまだこの程度じゃないよ、今日はこれだけにして貰ってるんだ、これ以上の圧は他の子を怖がらせてしまうからね、そうだな、あの時のネルと同じ位強いって考えてくれたらいいよ」
メルメア「それは怖いですね、少なくとも私以上の戦力が1人以上居る時点で勝ち目はありませんね、これからも私の国とは仲良くしてほしいものですね」
パト「勿論、武力はあっても文明はまだまだだからね!これからもどんどん発展させていくつもりだよ」
シン「後ろから失礼しますが、メルメア様と同程度の実力って意味で言うと既に1万以上存在します、あと私達よりも圧倒的に強い従属もほぼ無限に存在します、一人や二人情報を得た程度では武力で勝つのは不可能ですよ、あと私に関しては情報を抜かれたとしても負けませんがね」
ノラ「同じく、私は貴女がよろしければ無限の時間戦ってあげても構わないよ、ただし、飽きれば終わらせてしまうかもしれませんがね」
ウル「敵になったら君の存在事消してあげるよ、この世に痕跡一つ残さずにね」
パト「お前達威圧するな、友好的であろうとしているんだからさ」
メルメアは既に泣きそうだった。
メルメア(私は帝王神候補序列7位のはずなのに、世界で8番目に強いとされる存在なのに・・・なんでこんなに私よりも強い存在がゴロゴロしてるのよ、意味が分からないわよ・・・)
パト「困らせてしまって申し訳ないメルメア、今日今ならお詫びにプライベートで食事はどうかな?もちろん二人でだ、誰かが居たら警戒してしまうだろう?」
シン「主様、それはメリアが許さないのでは?」
パト「メリアの許可は必要ないでしょ?だって俺は王なんだよ?それに反対するなら専属神の強制命令権を使うまでだよ、これは俺が必要だと思ったからやるんだ、それを邪魔するのは専属神でも許さないよ、勿論シン達もね」
シン「大変失礼いたしました」
シンは慌てて頭を下げる、今のパトの言葉からは「俺に指図するな」という強い意志を感じたからだ。
ウル「あんな主様珍しいね、大体は折れるのに」ボソボソ
ノラ「狙っているのかもしれませんね、そうじゃなくても友好的でありたいと思っている、無粋な真似は気に入らないのだろう、ここは主様の意志を尊重してこそだ」ボソボソ
パト「悪いね、メルメアだって俺の国について知りたい事があるんだろう?安心して俺はこの国の機密情報を一切知らない、喋ったらダメな事はメリアから一切教えられていないんだ、だから別に俺は何も隠さずに君と会話が出来るよ、気になるでしょ?」
メルメア「それは確かに・・・でもそれだと貰い過ぎなのでは・・・」
パト「じゃあ俺もメルメアに聞きたい事沢山聞くよ、それで充分価値の等価交換として成立しないかな?」
メルメア「第一位がいいのなら・・・」
メルメアはパトの対応に困惑していた。
メルメア(何を企んでいるんだ?もしかして第一位はメルリアと同じように私も手に入れようと?!もしかして肉体関係?!男女の仲?!そう言う事?!だからこうやって私を?!どうしよう!私異性からアプローチなんてされた事がないよ!っていうかこれある意味デートよね?!どうしよう!エスコートされちゃうの?!王としてじゃなく一人の女性として?!えええええええええええええ!!!)
パト(ここでメルメアと友好的であれば他のメルトリア兄妹も警戒心を緩めてくれるかも、メリアのせいで他国から警戒されてるのは知ってるし、俺自身戦争なんてする気は一切ないけどメリアは準備が整い次第多分平気で他国に戦争を仕掛けるだろう・・・せめてその時に俺はメリアと方針が違うんだと理解してもらえるように仲の良い存在を作らないと・・・そう考えたらメルメアが一番安心だ、しかもここはエウレカ帝国!自国なら全然安心だ!他の男性のメルトリア国にも足を運びたいけど他国だし、メリア達は男を嫌うしで中々足を運べないしで苦労してた事を考えるとこれはチャンスだ!)
・・・・・・
こうしてパト達は自尊心を養う散歩を終え、シン達は20帝オーラの恩恵時間を残したまま帰るのは勿体ないからと各自自由行動を始めた。
そうしてパトとメルメアは二人でディナーに向った。
・・・・・・
メルリア「メルメア姉様、お元気そうでなによりです」
メルメア「メルリアも元気そうでなにより、どこか表情が和らなくなったわね、貴女に王は向いてないと思ってたけど今の方が向いているのかもね、幸せそうでよかったわ」
メルリア「はい、王としての責務に未練がないわけではありませんが、今は旦那様に使える毎日が凄く楽しいです」
メルメア「第一位、感謝します、本来敵国に負けた王は殺されるか奴隷にされるのが常識だけど、こうしてメルリアを一番傍におき、可愛がってくれるなんて」
パト「もしメルメアが危うくなったら専属侍女になるといいよ、俺は歓迎する」
メルリア「私は反対です、旦那様は私の物です、メリアにだって渡したくありません!」
パト「俺は別にメルリアの物でもないぞ、独占はダメだぞメルリア」
メルリア「はい、でも私の愛をもっともっと受け止めて欲しいです!」
パト「充分受け取ってるし、俺も充分愛を伝えてるつもりだよ?」
メルメア「ねえ、第一位本当に貴方メリアが一番なのよね?お母様から聞いた話と違うわよ」
パト「誰が一番って決めてるわけじゃないよ、あれは口約束、でもメリアは凄く大事だ、なにせこの帝国の全権利をメリアに任せている程、行き過ぎた行為も確かにあるし、きっと俺が知らない所では俺ですら知ればドン引きする程の悪行をしている可能性は大いにある、でもそれだけ信頼しているんだ」
パトはメルリアが持って来た料理を口にし、口の中を美味しい料理で満たした後、笑顔で話す。
パト「この国は信頼で成り立っている、俺はここで王をやっているが王としての業務は一切やっていない、俺に出来る事は日頃の感謝を皆に伝える事だけ、だから皆に愛情を伝える、だからメルメアだってエウレカ帝国と仲良くしてくれるなら歓迎する、メリアがメルメアに対して悪行をしたとしても俺はその件で止める事はしないけど、絶対にメルメアとメルメアが大事にしてきたものは守る、それだけは約束するよ」
メルメア「凄いわね、これが第一位」
メルリア「メリアは絶対に何かしてきます、でもその代わり旦那様が救済してくれます、私達は最終的には私達の代で誰かが帝王神になった時点で帝王神の配下になるか、殺されるかの二択、長生き出来る神生ではありませんし、到底幸せになれるものでもありません、ですが旦那様のついていけば自分の夢を追い続けてもいいと言ってくれました、メルメア姉様はこの意味がわかりますよね」
メルメア「そうね、本来負けが確定した時点で自身の野望は諦めるしかない、だけど第一位は自分の下に入るならその野望を叶えてもいい、むしろ協力すると言ってるのよね、それはなんと魅力的な・・・」
メルリア「メルメア姉様もエウレカ帝国の戦力を把握しているはずです、遅かれ早かれなら今すぐにでも旦那様の専属侍女として務め、恩恵を受ける道を選んだ方が得策かと、ほかの兄様姉様達だとそうはいきませんよ」
メルリアはメルメアを勧誘する。
パトにとってもそれは都合の良い話だが、そうなればメルメアと取り込んだという事で結局のところメルトリア一族に警戒されてしまうのだ。
パト「いい話だね、でもメルメアだって今はまだ自分の望む世界を叶えるために頑張っていたいだろ?なら頑張ったらいいさ、右にも左にも首が振れなくなったら俺に助けを求めてくれたらいいよ、その時はエウレカ帝国が責任もってメルメア共和国を運営するからさ」
メルメア「それは良い話ね、貴方達と手を組んで良かったわ、私の判断は間違ってなかったみたいね」
メルリア「それはそうとメルメア姉様、恐らくですがアリル姉様の国とこのエウレカ帝国に不穏な話が出ているのは知っていますか?」
パト「なんだ?その話は?」
メルメア「ええ、アリルとメリアは兄妹の中でも最も仲が悪い、そしてアリルが最近エウレカ帝国領の星々にちょっかいを出しているみたいね、まだ私の所に応援要請は来てないけど、このまま続けば近い将来戦争になるかもしれないわね」
メルリア「その時はメルメア姉様、ぜひ全面的に強力をお願いします、メリアはきっとそこまでお願いをしません、ですが私はメルメア姉様のお力をお借りしたいです、ここを少しでも壊されたくないんです、出来れば両国無傷のまま、帝王神候補同士の戦いで、アリル姉様を止めたいのです」
メルメア「それは私に決めれない、それに他国同士の戦争に協力すると言っても兵力を渡すという契約を結んだだけで私が出る必要があるという契約ではない」
パト「その考えは捨てた方がいい、メリアがもしその考えを知ればまず最初にメルメア共和国を狙うだろう、メルメアを兵力として咥えたいのに当の本人が言う事を聞かないのであれば自身の配下にしてしまえば楽、メリアは絶対にそう考えるぞ」
メルメア「そもそも第一位の戦力でも充分でしょう!」
メルメアは立ち上がる
メルリア「あの戦力はあまり使いたくない、最終兵器のようなものです、メルメア姉様も世界を持っていますよね?」
メルメア「勿論だ、帝王神候補の条件は【世界】を持っているか否かだ、持っていなければそもそも帝王神候補にはなれない」
メルリア「旦那様はその【世界】を無数に作る【世界】を持っています、つまり一つしか持たない私達如きが旦那様の相手になるわけがない、だけどその力を使うにはあまりにも危う過ぎる、だからこそ今ある力だけで解決したい、旦那様も私もメリアもそう考えています・・・ですがメルメア姉様が反対する、そして私達がメルメア共和国に応援を求める時はアリル姉様から宣戦布告を受けた時です、つまり時間があまりない時、そうなればこちらも致し方ありません、エウレカ帝国の最大戦力をメルメア共和国に使い、主導権を奪ってからメルメア姉様を兵力に加えるという策が採用されるだけです」
メルメア「おかしいじゃない!それをなんでアリルに使わないの?!私には使えるのに?!」
パトはアワアワしながら二人の話を聞いていた。
メルリア「それは機密事項です、ですが、メリアの感覚から言えば元々懐いていない犬に噛まれるより、忠誠を誓っている犬に噛まれる方が腹が立つ・・・そういう事です、私もメリアと少しの間一緒に居たのでちょっとずつメリアの思考が読めてきました、あの子は残忍です、どこまでも冷徹です」
メルメアは冷静に動揺しているメルメアの目を見て話す。
メルリア「メリアは嫌いな子には徹底的に嫌がらせをするタイプです、そして気に入った子にはとことん優しい、そして気に入った子が裏切ったり喧嘩になると短期間でその問題に対して解決しようとします、つまり嫌いな子には長い時間苦しんでほしい、だけど気に入ってる子はそうは考えていないから一瞬の怒りで解決しようとする、専属神の子達との関係でそれはよくわかりました」
パト「確かにそうだね、メリアは身内や仲間には凄く甘いんだ、もちろん喧嘩になったりするけどそれを長引かせる事をしない、そもそもメリアはそういうギスギスした事が苦手だからこそ一瞬で問題解決しようと考えるんだ、だからどちらかと言えばメルメアがメリアに逆らう方が危険っていうのは俺も納得なんだ」
メルメア「なによそれ・・・それじゃあ結局私の所は面倒事が来るだけじゃない」
メルリア「有益な情報でしょう、もし以前のメルメア姉様の感覚のままメリアと対談していたら国を滅ぼされてましたよ、それこそ私が思っていた以上に早く専属秘書になっている未来があったかもしれませんね」
メルメア「悪い冗談は辞めてよ、でも確かに良い情報だったわ、それは感謝するわ」
パト「少なくとも今すぐ始まる問題でもないし、そもそも問題になるかもわからない事さ、互いに警戒しておこう、ほら!もっと有意義な話をしよう、メルメアも俺の国で欲しい技術があるならどんどん言ってよ、俺がメリア達に出来る限り寄り添うように話しておくからさ!」
メルリア「流石は旦那様、心が広いです♪」
メルメア「そうね、ここで王と話せるのは私にとって凄く優位な事だわ、存分に話させてもらうわね」
こうしてパト、メルメアは食事を堪能し、メルリアが食事を作り、運搬しながら会話に入りながらと有意義な話が出来た。
最初は自尊心を養うだけの散歩から客人との会談と有意義な一日を送る事が出来たパトだった。
おかげで王としても仕事もしたため、自尊心は相当養われた。
2025年11月09日
No.187 美魅の挑戦【鬼下民】episode3
美魅「帰ったで」
美魅はただそれだけ報告すると疲れた表情のままその場に立つ。
パトはその美魅を見て質問する。
パト「苦しいか?」
パトから見て美魅は自分よりも弱い相手、無抵抗な相手に一方的に攻撃するのは気が向いていないのではないかと感じていた。
美魅「はあ?うちは全然問題ないわ、それにまだ39ポイントやで、まだまだ殺さな出世なんて出来へんのや」
パト「そうか、美魅、非情になれとは言わない、思う所があるならそれと向き合う事だ、無視していいものじゃない、普段の訓練に比べて疲れる原因は何か?現場での緊張、ストレス、果たしてそれだけなのか、もしくは他の要因があるのではないか、そう考えていくんだ、今の美魅を見ていると日頃の訓練よりも疲れているように見てたんだ、勿論本番だからっていうのもわかる、だがあいつらは俺と普段訓練している美魅にとって疲れる相手だったか?俺はそんなに弱いか?」
美魅はパトの言葉を素直に聞いていた。
美魅「・・・疲れたのは別に気を使ってたからやない、そうやな・・・」
美魅は自分の今の状況を考える、どう言葉にすればいいのか考えている様子だ。
美魅「別に個々を襲う時はこんな感情にならへんかった、確かに隠密で気をかなり使って疲れていたのはあった・・・せやけど今回はどこか違う、集団相手を殺してうち一人がその場に立っていた、その現状が凄く・・・孤独に感じたんや」
美魅は自分の気持ちをなんとか言葉にした、そして出て来た言葉が【孤独】。
パト「孤独か、言い得て妙だな、確かに強者は最終的にはその場で孤独になる、そうか、美魅にとってその殺戮の現場は祭りのように高揚していた、そしてそれが終わり、自分だけしか残っていない現状を知って一度冷静になり疲れが出た・・・なのかな」
旅行やテーマパークに行った時の状況に似ている
人は何かをして楽しんでいる時、疲れを感じにくい、だが一度遊び終え、家、主に自分の肉体や精神が休まる場所に戻った時に疲れが一気に出て来る感覚、脳のスイッチが切り替わったような虚無感や脱力感、美魅はその感覚に近いと言った。
パト「美魅、今日はもう休め、明日別の場所に向おう」
美魅「どこで休むんや、第十一園は休む場所なんて・・・」
美魅は自分で喋っていて途中で気が付いた。
美魅「いや、あるな、うちが殺したこの村の家が・・・」
パト「そうだ、美魅、もしお前が望むならこの村は美魅の物になるんだ、それだけの強さと戦いを繰り広げたんだぞ、美魅が」
美魅は眼を見開く。「ここ全部がうちの好きにしてええんか・・・」とボソっと呟く。
美魅「・・・とりあえず休むで、うちはもう疲れたんや」
美魅は村で一番綺麗な建物を選びそこで休む事にした、
それは元々住んでいた鬼族が美魅を殺すために抜け出した家、だからこの家に死体や返り血はない、
だがパトや美魅にとってこの家はボロ屋であり、とてもじゃないが衛生面が整っているとは言えない家だった。
美魅「ここで風呂に入るなら水を布に浸して拭くしかないで」
美魅は家の中にある比較的綺麗な布をパトに手渡す。
パト「じゃあ先に美魅が身体を拭いておいで、かなり疲れてもう寝たいだろ?」
美魅「そうやな、主も別に家の中ならどこででも拭いててえんやで、シャワーとか湯舟とかないんやからな、そもそも溜めて置ける水だって満足にない、綺麗な水なんて貴重品なんや」
パト「ああ・・・」
パトは美魅にそう言われると個室に入りそこで身体を拭く。
・・・・・・
パトと美魅は身を寄せ合うように眠っている。
水で身体を拭いたため体温が下がっている二人は身を寄せ合い、お互いが向き合う形で寝る事で対応を確保しようとしていた。
美魅「うちは温いけど主はええんか?」
美魅は頭から足までパトの内側に収まっていた、パトは美魅に腕枕をし、もう片方の腕を頭を撫で気を落ち着かせていた。
パト「俺だってこういう環境は慣れてる、それに今頑張っているのは美魅であって俺じゃない、一番体力を回復してほしい子に一番休んでて欲しいんだ」
パトは美魅の頭を優しく撫でる、美魅はその手のぬくもりに心を落ち着かせ眠りに入る。
パト「・・・」
パトは考えていた。
パト(美魅は孤独と答え、俺はそれを娯楽特有の疲れと例えた、けどそれは寂しさもある、ずっと美魅は一人だった、そして俺と出会い、エテルというほぼ同じ歳の女の子の友達が出来た、帝国で学校に行かせてあげる事で沢山の友達を作ったとも聞いていた。月花の九騎神使の子達とも仲が良かったと聞いて凄く微笑ましかったしね)
だからこそパトは不安を感じていた。
パト(美魅は・・・本当は殺し合いじゃなくて仲良くしたいんじゃないかな、ここの制度の都合上どしても相手を殺さないと出世できない、そして立場が弱いままだと自分の意見すら言えず、生殺与奪も自分で選ぶことが出来ない、美魅は今その葛藤の中に居るんじゃないか、そう考えてしまうんだ)
本当は殺したくない、仲良くしたい、だけど殺さないとその夢は実現しない
そんな最悪の矛盾を生んだ現状が美魅の中で違和感として残っているのではないかと
だが美魅自身そこに気付いていないのではないかと。
パト(平和を望むために戦争をする・・・そんなジレンマと同じってわけか、これは武力による戦争だ、勝者の方針がこの国の方針になる、強い者が発言した言葉で弱い者達が無償で言う事を聞いてくれる【戦う必要がなくなる】そんな歪んだ正義が美魅の中にあるのではないか・・・と、考え過ぎか)
パトが考えていると美魅は既に眠っていた。
パト(あと何日掛かるかわからない、でも俺は美魅の主であり保護者なんだ、しっかり導いてあげないとだよな)
・・・・・・
そして数日が経過し、美魅は他の鬼下民階級の鬼達を撃破していった。
そして100ポイント取得に成功した。
パト「帝園に入って大体3週間くらいか、結構長かったな」
美魅「せやな本来なら生活しながら地道にポイントを稼ぐもんやからな、時にスピード出世を狙った奴が大量虐殺をするっていうのも珍しいわけじゃないけどな、早く済ませようとしても時間は掛かるもんや」
パト「それでどうするんだ?昇格戦、やるか?」
パトは美魅に提案する、だが美魅は浮かない顔をしていた。
美魅「うち一度だけ格上と戦ってみたいわ、正直今の内はどれだけ強いのか・・・それを知りたいんや」
パト「そうだな、正直次の階級である【鬼中民】の実力は俺も知らないからな」
美魅「鬼中民から人数が限られてくる、つまり一つ階級が上がるだけでも大出世なわけや、こんな広大な大地に鬼中民はたったの約16000人しかおらんわけや、日本の人口に直してもその狭い門やって事はわかるやろ」
パト「そうだな、そう考えたら昇格出来る鬼はたったの4万人、それに対して鬼族の総人口は・・・」
美魅「それは知らんな」
パトはミールを呼ぶ。
ミール(おおよそ9800億人ですかね、鬼族はそこまで多くは作られていませんので)
パト「9800億だって、ってことは1%未満の超エリートって事じゃないか、美魅、本当に挑むのか?なんか数字だけ聞いたらかなり強いんじゃないかって不安になったんだけど」
美魅「ビビってる場合ちゃうで!せっかく挑戦権を得られたのに次に行かんなんてアホやろ!」
パト「待て!冷静になって考えてみろ、9800億の鬼族が居て日々そこまで変動していないって事はそれだけ鬼中民の強さは秀でているって事だ、これが1億程の人口ならまだ向上心が少ないやつが多いのかって納得するけど、9800億も居てここまで殺伐とせず平穏に階級が変動しないのはおかしい」
美魅「ビビりやな、そんなもん簡単な話や100体も殺せないって事や、そもそも鬼族は頭が悪いんや、教養なんて皆無や、算数だってまともに出来ない馬鹿ばかり、1+1なんて簡単な問題も2年前のうちだったら絶対に応えられへんかった、それがこの世界の現状や、うちみたいに教養を得て作戦を立てる頭がないんや、やからとりあえず殺して、殺されてを繰り返して100ポイント溜めてをやって来てるんや、効率なんてもんこの園には存在せえへん!」
パト「そ、そうか、そんなレベルなのかここは」
美魅「そもそもここは常に食糧難や、まともにご飯も食べれへん奴が殆ど、やから共食いやって当然のように起っとる、うちはそれすらもありつけなかった、やから土を、虫を、微かに生えてる雑草を・・・食べて来たんや、弱い奴は共食いにも参加出来へん、むしろ狩られるだけや、ほんで肉体だけは治る」
パトは美魅を強く抱きしめた、当時はただの成り行きで面倒を見る形だった。
だが今は違う、あの時に美魅に出会ってこうやって保護出来て本当に良かった。
パト「美魅、今の生活は満足か?」
美魅「満足?当然や、毎日当たり前のようにご飯が出て来る、当たり前のように勉強が出来る、当たり前のように寒い時は温かい部屋、暑い時は涼しい部屋におられる、お風呂にも毎日入れる、周りに気を許せる友達がおる、それでなんで満足出来ないや?意味がわからへん」
パトは美魅を強く抱きしめる。
パト「今更だな、こんなこと今まで聞いても来なかったから全然美魅の居た環境に対して想像出来なかった、でもこうやって聞いて、美魅が満足しているなら俺は凄く嬉しい・・・」
美魅「今更何言うとんねん、でもやからわかるんや、きっと鬼中民はそんなに強くない、うちは確かに突出した力はない、所詮は子供や、真鬼縛解してやっと戦える程度や、やけど今のうちには知恵がある、技術がある、本能だけでは補う事が出来ない強さがある、多くの敗北もしてきた、多くのタイプの人と何度も戦ってきた、やからこそこの経験は実力以上の物を発揮する、そううちには確信があるんや」
パト「はは、父さんみたいな事を言うんだな、経験に勝るものはなし、かそうだよな、筋力が強くても上手く扱えなかったら意味がない、知恵だけあってもそれを行使出来るものがなければ意味がない、両方があってこそやっと力としても発揮出来る」
パトはいつもこう考えている
力が50 知恵が30だった場合、実際に発揮させる力は30程度に収まるのではないかと
力80 知恵50 だった場合は実際に発揮される実力は知恵の50に影響されて力は50までしか発揮出来ないと
アンバランスでは互いの力を存分に発揮出来ないのではないかと、パトはこの理論を常に頭の中で組み立て教育してきた。
パト「わかった、なら一度鬼中民と戦ってみろ、だけど負けそうになったら今回は俺が仲介に入る、だがそれは美魅を逃がすためだ、代わりに俺が鬼中民を倒すって事じゃない」
美魅「はあ!何勝手な!」
パト「勘違いするな、美魅を守るためじゃない、俺だって鬼中民の実力は把握しておきたいんだ、今後鬼族と契約をするとなれば最低でも鬼中民クラスの連中を相手にして倒したい、俺の都合だ。」
美魅「主はうち以外の鬼族も仲間にする気なんか」
パト「当然だ、鬼族と契約すれば俺の身体能力が向上する、以前俺が帝園の全園の従属大量契約をした話をしただろう、その中には勿論美魅と同じ【鬼下民】の子もいる」
パトは以前契約方式が【討伐式】の従属を中心に多くの契約を得た、そして強化された
精霊族はLv.1を10体
怪人族は一般妖怪を20体
鬼族は【鬼下民】を20体
邪人族は【五等兵】を10体
それ以外で言えば
獣は4体
天使族は【天使】を10体
龍族は4体
聖人族は【五等聖】4体と【四等聖】1体
機械族は4体
魔族は6体
パトは少なくとも88体の従属契約に成功し、それだけ力も得ている、
パト「わざわざ召喚する事もないし、出してないだけでそれなりの従属は既に居る、でもこれからだって力をつける、実戦経験を得るために戦い続ける、真名開示式や任意式だって結局のところ力で屈服させてるなら認めてもいいっていうほぼ討伐式と変わらない契約だって事もわかってるしな」
美魅「なんかずるいわ・・・」
パト「でも美魅はそんな俺を超えたいって努力してるんだろ、なら頑張れ、俺も美魅が強くなれるように傍で見ていてやるからさ、そして【鬼下民】で契約した子が大出世して強くなった!って言わせてくれよ、その方が俺も誇らしいしさ」
パトは美魅の頭を笑顔で撫でる、美魅は複雑そうな顔をするが、パトの笑顔が自分にだけ向いている現状、ここまで我儘を言っても向き合ってくれる、それだけでも美魅の気持ちは充分に満たされた。
美魅(多分これが愛情って奴なんやろうな、ここが居場所なんやって身体が、脳がそう納得しとるんや、エテルも最近家族愛について考えていたって聞いてたし、うちも似たような感覚になってたかもしれんな)
美魅にとってパトは当初と変わらず憎い相手だ、だがそれ以上に我儘を言っても許してくれる、心を開ける大事な存在だ。
美魅「よし、なら探すで!うちが鬼中民を倒しても文句言うなよ!」
パト「言わない言わない、そもそも美魅で倒せるなら俺でも倒せそうだしな~」
美魅「うっざ!ええわ!ここで一気に強くなって主ビビらしたるわ!うちが勝ったらどっちの稽古かわからんなるな~」
パト「俺に勝ってから言えっての!」
パトと美魅はそう話しながら【鬼中民】を探す。
美魅はただそれだけ報告すると疲れた表情のままその場に立つ。
パトはその美魅を見て質問する。
パト「苦しいか?」
パトから見て美魅は自分よりも弱い相手、無抵抗な相手に一方的に攻撃するのは気が向いていないのではないかと感じていた。
美魅「はあ?うちは全然問題ないわ、それにまだ39ポイントやで、まだまだ殺さな出世なんて出来へんのや」
パト「そうか、美魅、非情になれとは言わない、思う所があるならそれと向き合う事だ、無視していいものじゃない、普段の訓練に比べて疲れる原因は何か?現場での緊張、ストレス、果たしてそれだけなのか、もしくは他の要因があるのではないか、そう考えていくんだ、今の美魅を見ていると日頃の訓練よりも疲れているように見てたんだ、勿論本番だからっていうのもわかる、だがあいつらは俺と普段訓練している美魅にとって疲れる相手だったか?俺はそんなに弱いか?」
美魅はパトの言葉を素直に聞いていた。
美魅「・・・疲れたのは別に気を使ってたからやない、そうやな・・・」
美魅は自分の今の状況を考える、どう言葉にすればいいのか考えている様子だ。
美魅「別に個々を襲う時はこんな感情にならへんかった、確かに隠密で気をかなり使って疲れていたのはあった・・・せやけど今回はどこか違う、集団相手を殺してうち一人がその場に立っていた、その現状が凄く・・・孤独に感じたんや」
美魅は自分の気持ちをなんとか言葉にした、そして出て来た言葉が【孤独】。
パト「孤独か、言い得て妙だな、確かに強者は最終的にはその場で孤独になる、そうか、美魅にとってその殺戮の現場は祭りのように高揚していた、そしてそれが終わり、自分だけしか残っていない現状を知って一度冷静になり疲れが出た・・・なのかな」
旅行やテーマパークに行った時の状況に似ている
人は何かをして楽しんでいる時、疲れを感じにくい、だが一度遊び終え、家、主に自分の肉体や精神が休まる場所に戻った時に疲れが一気に出て来る感覚、脳のスイッチが切り替わったような虚無感や脱力感、美魅はその感覚に近いと言った。
パト「美魅、今日はもう休め、明日別の場所に向おう」
美魅「どこで休むんや、第十一園は休む場所なんて・・・」
美魅は自分で喋っていて途中で気が付いた。
美魅「いや、あるな、うちが殺したこの村の家が・・・」
パト「そうだ、美魅、もしお前が望むならこの村は美魅の物になるんだ、それだけの強さと戦いを繰り広げたんだぞ、美魅が」
美魅は眼を見開く。「ここ全部がうちの好きにしてええんか・・・」とボソっと呟く。
美魅「・・・とりあえず休むで、うちはもう疲れたんや」
美魅は村で一番綺麗な建物を選びそこで休む事にした、
それは元々住んでいた鬼族が美魅を殺すために抜け出した家、だからこの家に死体や返り血はない、
だがパトや美魅にとってこの家はボロ屋であり、とてもじゃないが衛生面が整っているとは言えない家だった。
美魅「ここで風呂に入るなら水を布に浸して拭くしかないで」
美魅は家の中にある比較的綺麗な布をパトに手渡す。
パト「じゃあ先に美魅が身体を拭いておいで、かなり疲れてもう寝たいだろ?」
美魅「そうやな、主も別に家の中ならどこででも拭いててえんやで、シャワーとか湯舟とかないんやからな、そもそも溜めて置ける水だって満足にない、綺麗な水なんて貴重品なんや」
パト「ああ・・・」
パトは美魅にそう言われると個室に入りそこで身体を拭く。
・・・・・・
パトと美魅は身を寄せ合うように眠っている。
水で身体を拭いたため体温が下がっている二人は身を寄せ合い、お互いが向き合う形で寝る事で対応を確保しようとしていた。
美魅「うちは温いけど主はええんか?」
美魅は頭から足までパトの内側に収まっていた、パトは美魅に腕枕をし、もう片方の腕を頭を撫で気を落ち着かせていた。
パト「俺だってこういう環境は慣れてる、それに今頑張っているのは美魅であって俺じゃない、一番体力を回復してほしい子に一番休んでて欲しいんだ」
パトは美魅の頭を優しく撫でる、美魅はその手のぬくもりに心を落ち着かせ眠りに入る。
パト「・・・」
パトは考えていた。
パト(美魅は孤独と答え、俺はそれを娯楽特有の疲れと例えた、けどそれは寂しさもある、ずっと美魅は一人だった、そして俺と出会い、エテルというほぼ同じ歳の女の子の友達が出来た、帝国で学校に行かせてあげる事で沢山の友達を作ったとも聞いていた。月花の九騎神使の子達とも仲が良かったと聞いて凄く微笑ましかったしね)
だからこそパトは不安を感じていた。
パト(美魅は・・・本当は殺し合いじゃなくて仲良くしたいんじゃないかな、ここの制度の都合上どしても相手を殺さないと出世できない、そして立場が弱いままだと自分の意見すら言えず、生殺与奪も自分で選ぶことが出来ない、美魅は今その葛藤の中に居るんじゃないか、そう考えてしまうんだ)
本当は殺したくない、仲良くしたい、だけど殺さないとその夢は実現しない
そんな最悪の矛盾を生んだ現状が美魅の中で違和感として残っているのではないかと
だが美魅自身そこに気付いていないのではないかと。
パト(平和を望むために戦争をする・・・そんなジレンマと同じってわけか、これは武力による戦争だ、勝者の方針がこの国の方針になる、強い者が発言した言葉で弱い者達が無償で言う事を聞いてくれる【戦う必要がなくなる】そんな歪んだ正義が美魅の中にあるのではないか・・・と、考え過ぎか)
パトが考えていると美魅は既に眠っていた。
パト(あと何日掛かるかわからない、でも俺は美魅の主であり保護者なんだ、しっかり導いてあげないとだよな)
・・・・・・
そして数日が経過し、美魅は他の鬼下民階級の鬼達を撃破していった。
そして100ポイント取得に成功した。
パト「帝園に入って大体3週間くらいか、結構長かったな」
美魅「せやな本来なら生活しながら地道にポイントを稼ぐもんやからな、時にスピード出世を狙った奴が大量虐殺をするっていうのも珍しいわけじゃないけどな、早く済ませようとしても時間は掛かるもんや」
パト「それでどうするんだ?昇格戦、やるか?」
パトは美魅に提案する、だが美魅は浮かない顔をしていた。
美魅「うち一度だけ格上と戦ってみたいわ、正直今の内はどれだけ強いのか・・・それを知りたいんや」
パト「そうだな、正直次の階級である【鬼中民】の実力は俺も知らないからな」
美魅「鬼中民から人数が限られてくる、つまり一つ階級が上がるだけでも大出世なわけや、こんな広大な大地に鬼中民はたったの約16000人しかおらんわけや、日本の人口に直してもその狭い門やって事はわかるやろ」
パト「そうだな、そう考えたら昇格出来る鬼はたったの4万人、それに対して鬼族の総人口は・・・」
美魅「それは知らんな」
パトはミールを呼ぶ。
ミール(おおよそ9800億人ですかね、鬼族はそこまで多くは作られていませんので)
パト「9800億だって、ってことは1%未満の超エリートって事じゃないか、美魅、本当に挑むのか?なんか数字だけ聞いたらかなり強いんじゃないかって不安になったんだけど」
美魅「ビビってる場合ちゃうで!せっかく挑戦権を得られたのに次に行かんなんてアホやろ!」
パト「待て!冷静になって考えてみろ、9800億の鬼族が居て日々そこまで変動していないって事はそれだけ鬼中民の強さは秀でているって事だ、これが1億程の人口ならまだ向上心が少ないやつが多いのかって納得するけど、9800億も居てここまで殺伐とせず平穏に階級が変動しないのはおかしい」
美魅「ビビりやな、そんなもん簡単な話や100体も殺せないって事や、そもそも鬼族は頭が悪いんや、教養なんて皆無や、算数だってまともに出来ない馬鹿ばかり、1+1なんて簡単な問題も2年前のうちだったら絶対に応えられへんかった、それがこの世界の現状や、うちみたいに教養を得て作戦を立てる頭がないんや、やからとりあえず殺して、殺されてを繰り返して100ポイント溜めてをやって来てるんや、効率なんてもんこの園には存在せえへん!」
パト「そ、そうか、そんなレベルなのかここは」
美魅「そもそもここは常に食糧難や、まともにご飯も食べれへん奴が殆ど、やから共食いやって当然のように起っとる、うちはそれすらもありつけなかった、やから土を、虫を、微かに生えてる雑草を・・・食べて来たんや、弱い奴は共食いにも参加出来へん、むしろ狩られるだけや、ほんで肉体だけは治る」
パトは美魅を強く抱きしめた、当時はただの成り行きで面倒を見る形だった。
だが今は違う、あの時に美魅に出会ってこうやって保護出来て本当に良かった。
パト「美魅、今の生活は満足か?」
美魅「満足?当然や、毎日当たり前のようにご飯が出て来る、当たり前のように勉強が出来る、当たり前のように寒い時は温かい部屋、暑い時は涼しい部屋におられる、お風呂にも毎日入れる、周りに気を許せる友達がおる、それでなんで満足出来ないや?意味がわからへん」
パトは美魅を強く抱きしめる。
パト「今更だな、こんなこと今まで聞いても来なかったから全然美魅の居た環境に対して想像出来なかった、でもこうやって聞いて、美魅が満足しているなら俺は凄く嬉しい・・・」
美魅「今更何言うとんねん、でもやからわかるんや、きっと鬼中民はそんなに強くない、うちは確かに突出した力はない、所詮は子供や、真鬼縛解してやっと戦える程度や、やけど今のうちには知恵がある、技術がある、本能だけでは補う事が出来ない強さがある、多くの敗北もしてきた、多くのタイプの人と何度も戦ってきた、やからこそこの経験は実力以上の物を発揮する、そううちには確信があるんや」
パト「はは、父さんみたいな事を言うんだな、経験に勝るものはなし、かそうだよな、筋力が強くても上手く扱えなかったら意味がない、知恵だけあってもそれを行使出来るものがなければ意味がない、両方があってこそやっと力としても発揮出来る」
パトはいつもこう考えている
力が50 知恵が30だった場合、実際に発揮させる力は30程度に収まるのではないかと
力80 知恵50 だった場合は実際に発揮される実力は知恵の50に影響されて力は50までしか発揮出来ないと
アンバランスでは互いの力を存分に発揮出来ないのではないかと、パトはこの理論を常に頭の中で組み立て教育してきた。
パト「わかった、なら一度鬼中民と戦ってみろ、だけど負けそうになったら今回は俺が仲介に入る、だがそれは美魅を逃がすためだ、代わりに俺が鬼中民を倒すって事じゃない」
美魅「はあ!何勝手な!」
パト「勘違いするな、美魅を守るためじゃない、俺だって鬼中民の実力は把握しておきたいんだ、今後鬼族と契約をするとなれば最低でも鬼中民クラスの連中を相手にして倒したい、俺の都合だ。」
美魅「主はうち以外の鬼族も仲間にする気なんか」
パト「当然だ、鬼族と契約すれば俺の身体能力が向上する、以前俺が帝園の全園の従属大量契約をした話をしただろう、その中には勿論美魅と同じ【鬼下民】の子もいる」
パトは以前契約方式が【討伐式】の従属を中心に多くの契約を得た、そして強化された
精霊族はLv.1を10体
怪人族は一般妖怪を20体
鬼族は【鬼下民】を20体
邪人族は【五等兵】を10体
それ以外で言えば
獣は4体
天使族は【天使】を10体
龍族は4体
聖人族は【五等聖】4体と【四等聖】1体
機械族は4体
魔族は6体
パトは少なくとも88体の従属契約に成功し、それだけ力も得ている、
パト「わざわざ召喚する事もないし、出してないだけでそれなりの従属は既に居る、でもこれからだって力をつける、実戦経験を得るために戦い続ける、真名開示式や任意式だって結局のところ力で屈服させてるなら認めてもいいっていうほぼ討伐式と変わらない契約だって事もわかってるしな」
美魅「なんかずるいわ・・・」
パト「でも美魅はそんな俺を超えたいって努力してるんだろ、なら頑張れ、俺も美魅が強くなれるように傍で見ていてやるからさ、そして【鬼下民】で契約した子が大出世して強くなった!って言わせてくれよ、その方が俺も誇らしいしさ」
パトは美魅の頭を笑顔で撫でる、美魅は複雑そうな顔をするが、パトの笑顔が自分にだけ向いている現状、ここまで我儘を言っても向き合ってくれる、それだけでも美魅の気持ちは充分に満たされた。
美魅(多分これが愛情って奴なんやろうな、ここが居場所なんやって身体が、脳がそう納得しとるんや、エテルも最近家族愛について考えていたって聞いてたし、うちも似たような感覚になってたかもしれんな)
美魅にとってパトは当初と変わらず憎い相手だ、だがそれ以上に我儘を言っても許してくれる、心を開ける大事な存在だ。
美魅「よし、なら探すで!うちが鬼中民を倒しても文句言うなよ!」
パト「言わない言わない、そもそも美魅で倒せるなら俺でも倒せそうだしな~」
美魅「うっざ!ええわ!ここで一気に強くなって主ビビらしたるわ!うちが勝ったらどっちの稽古かわからんなるな~」
パト「俺に勝ってから言えっての!」
パトと美魅はそう話しながら【鬼中民】を探す。
No.186 過去の淫ら(R18)
琴歌とパト、月花の3人は一室でくつろいでいた。
琴歌「正直帝国でのパト君はどうだったのですか?私は殆どが仕事で会える機会が少なかった事もあって正直どうだったのかなって、「上手くやってる」みたいな言葉は聞けたのですが結局のところそうじゃなかったわけですよね?特に性的な事に関しては」
月花「結構ぶっこんで来るわね琴歌ちゃん、あまり目の共有はしてこなかったの?」
琴歌「はい、休憩時間中にたまに程度ですが、基本は自分の事でいっぱいいっぱいでしたね、私もアリシア様からかなりの仕事と訓練を与えられてましたから、あまりパト君の前では言いたくないのですが、何度も吐いたりしましたよ、仕事だって何度も精神を壊したと思います、だからか体力は一般人よりかはついたと思いますし、度胸もつきました、何より完全に受け身は辞めましたね、戦わないとどんどん利用されるだけでしたので、特にアリシア様に関しては」
月花「痛い程わかるわ、私は結局変われなかったから精神を壊して異動になったけど、そう考えると琴歌ちゃんは本当に強いわね、私なんて全然、だって今はあのメリアちゃんやアリシア様と肩を並べて意見のぶつけ合いをしてたのよね?普通に出来ないわよ、それ」
パトは二人の話を聞いてやっと口をあける
パト「それは俺も同感だな、この前アリシアとアリシアコーポレーションとエウレカ探偵事務所の仕事の会議をしていた時だって俺かなり虐められたからな、アリシアって仕事になるとかなりドSなんだな、気付いたら何も喋れなくなったよ」
琴歌「それがアリシア様のやり方なんですよ!まるで将棋やチェスのような競技を連想させるやり方で途中まで上手くいってると思っても途中から雲行きが怪しくなって気付いた時には詰んでいるなんてよくあります、私もこの二年程度では完全にアリシア様を抑える事は出来ません」
月花「凄いわね、メリアちゃんはどうなの?」
琴歌「メリアさんは誘導型ですね、私の目指しているゴールを自分の目的と一致するポイントまで運ぶ、それが凄く強いです、ですからメリアさんが納得した所で一度私はその案件を持ち帰って考えるようにしてます、「決まった、だから決断」ってなると大体はメリアさんのドツボにハマっていますね」
パト「帝国で俺も同じことをされたからわかるよ、どっちに転んでも結果的にメリアの目的に繋がる戦術、正直背筋が凍った・・・」
月花「頭の良い人達の会話ってかなり難しいのよ、私だって交渉は多少出来るけど琴歌ちゃん程頭はまわらないわ、どちらかと言えば分析とか時間を掛けて思考して動く方が得意、でも時間を掛ければ特にメリアちゃんなんかはその時間すらも武器にしてくる厄介極まりない事をしてくるわね」
パト「確かにな・・・」
パトはバツの悪そうな顔で手元のジュースを少しずつ飲む。
琴歌「話が逸れました、パト君の性的は話です、実際何が辛かったのですか?私の時も辛かったとか?」
パト「それはないよ、そもそも性行為自体は凄く心地の良いものだったよ、よく言うじゃないか、年月を重ねて何度も性行為をしていたら最初程性的興奮はなく、最終的には作業的な行為になるって、俺はそれを恐れた、後これ以上経験人数が増えたらきっと軽視していくんだろうなって思ってしまうのが怖かった」
月花「私達はパトしかいないからわからない価値観だけど、私は思考を共有しているからわからなくもないわ、私とパトの価値観が似てるって観点から言わしてもらうけど、事実最初に比べて性行為の価値って言うのは下がっていたわ」
琴歌「どのような感じでですか?」
月花「えっとまずパトの場合、女性の裸を見ても興奮しない、最初は私のおっぱいを見ただけで凄く興奮してたのよ、もうそれはギンギン、でも途中からは前戯を始めてやっとギンギンって感じ」
琴歌「それはわかります、初夜のような興奮はありませんね、でもそれは普通なのでは?」
パト「その話聞く側の俺はかなり気まずいんだが?」
パトの言葉を無視して二人は話を続ける。
月花「慣れは仕方ないわね、でも単純な話、胸で興奮しない、裸で興奮しない、エッチなシチュエーション、行為をしても慣れだけで最初程の勢いってなくなるの、しかもそれが私以外の相手と頻繁にやってたら尚更だし、やっぱり他の子の方が上手いとなると・・・ね」
琴歌「う・・・私基本受け身なのでその言葉は心に刺さりますね、でも前戯は頑張ってるつもりですよ!・・・カナちゃんには絶対に勝てませんが」ボソ
月花「そう、カナには絶対に勝てないのよ、しかもメリアちゃんも上手いし、アリシア様に関してはご奉仕がかなり上手い、ソルテ様は口や手が上手いというか完全に手慣れてるし・・・」ショボン
琴歌「今だに雪花ちゃんとは身体の相性はいいのか、誰よりも乱れてますし、雪花ちゃん自体攻めも受けも上手いうえに他の人に比べて「その体勢でやるのですか?!」みたいな体位でもやりますからね、それがパト君にとっていいのかもしれないですね・・・」ショボン
二人は少し肩を落としながら手元のジュースを飲む、パトはどこか気まずそうに二人の顔を交互に見る。
パト「でも俺だって二人との性行為は楽しみに」
パトがフォローに入ろうとすると月花がパトの言葉を遮る形で話を続ける
月花「そもそもカナちゃんが凄すぎるのよ!私とほぼ同じ専属神特性よ?!なのになんであそこまで差が出てくるの?!あの子絶妙よ?!射精コントロールは当然として興奮度合いもコントロールするし、パトが求めてる事を常に的確にチョイスする、甘え上手だし、あの子の謎のスキルの高さはどこからきたのよ」
琴歌「やはり思考だけではなく感情が強くわかるのは大きいのではないでしょうか?思考だけだと流石に「もっと触って欲しい」なんて考えませんよ、パト君の持ってるエロ本ではないのですから!」
月花「そうね!思考は本当思った以上に役に立たないわね!せいぜい「今のヤバ」「このまま続けたらヤバいかも」「そろそろヤバイ」みたいなパトの状態しかわからないのよね!エロゲ―の絶頂パラメーターを見てる感覚よ!」
パト「おい待てその例えわかりやすすぎてキツイ」
琴歌「私なんてただの視界共有ですよ、せいぜいパト君が他の子と性行為している時にどうやってやってるのかたまに確認する程度です、でもどれもこれも私では再現不可能なものばかり、思いましたよ「ああ、やっぱりパト君はこんなエッチがしたかったんだな~、だから私の所に来てくれないんだな~」って」
パト「それは誤解だよ?!琴歌は常に仕事で大変だし、体力が無い事も考えて無理にがっつくのは違うかなって?!」
琴歌「大体変態チックな体位は全部雪花ちゃんが受けてくれるからいいですよね、私もこれからはパト君の欲望を体現できるように頑張りますので!」
月花「そこの詳しい話は聞かないでおくわ、雪花の姉としての情けだと思いなさい、私、雪花とパトが二人きりで自室に入る時だけ思考共有消してるから」ドヤ
パト「それ単純に姉妹の性事情を知りたくないだけだろ」
月花「当然でしょ、私は雪花とはこういう話は一切したくないの!」
琴歌「私は血がつながった兄妹がいないのでわかりませんが、流石に家族にはバレたくないですよね、ですが私から見るとやっぱり姉妹なんだなって思います!月花先輩は変態的シチュエーションが好きですからね!お姉さん属性を全面的に出したり、仕事の立場を利用した変態的シチュエーションは中々私もそそられました!流石です!月花先輩!」
月花「うわ、自分の事を話されるとなんか凄く嫌な気持ちになるわね」
月花はドン引きしていた。
パト「やっと気持ちを理解してくれたか?俺はずっと気まずいんだよ、本人の前で自分の日頃の変態的性癖を暴露されてるからな、せめて俺の居ない所でやってほしいものだよ」
琴歌「すみません、ですがずっと一度だけ聞きたかったんです!パト君!月花先輩とオフィスエッチ!どうでしたか!やはり興奮しましたか?!私エウレカ探偵事務所でやってみたいと考えてるのですが?!」
琴歌は顔を赤くして食い気味に聞いてくる。
月花「琴歌ちゃんもかなり大体になったわよね、学生時代はこんな話を少しでも臭わせてる子が居たらすぐに赤面してたのに」
琴歌「旦那の性欲を上手く発散させるのも妻の務めです!もちろん旦那が妻の欲を満たすのも務め!だからこそ私はパト君の求める事をしっかり把握しておく必要があります!それが雪花ちゃんや月花先輩から旦那というポジションを奪ってしまった責任ですから!」
月花「私は気にしてないわよ、そもそも私達は地球では既に兄妹として成り立ってるから辞退したってだけで、パトはもちろん養子扱いだけど、別に何も変わらないし、それなら琴歌ちゃんに譲って、「四季 琴歌」って名前になった方がいいでしょ?」
パト「そうそう、もう四季琴歌なんだからそう名乗ったらいいのに」
琴歌「プライベートでは名乗るつもりですよ、仕事では月詠の方が都合が良いので【月詠】を使っていますけどね」
月花「仕事だけ変えない人も居るわよね~」
琴歌「また脱線してます!オフィスエッチです!月花先輩が机の下に潜ってパト君のパト君を舐めたり、机の上に座って月花先輩の月花先輩を舐めさせたり、服を着たままスカートだけをずらして「どうぞ♪ゆっくり召し上がれ♪」なんて言って始める!一度射精する時も「一番奥でね♡」射精しても「一滴も無駄にしたくないの、抜かないで♡」、みたいな甘え言葉!これがパト君の理想なんですか?!」
月花「ぎゃあああああああああああああ!!!」悶絶中
パト「あれはかなり興奮するね」
月花「ぎゃあああああああああああああ!!!」悶絶中
パト「実際抜かないまま二回戦を始める事もあったし、逆に焦らしに焦らして月花から入れてもらう事も」
月花「ぎゃあああああああああああああああ!!!」悶絶中
パト「月花うるさい!聞こえないでしょうが!」
月花「これはかなり効くわね、私も恥ずかしすぎて心臓がはじけ飛びそうだったわ・・・琴歌ちゃん、恐ろしい子ね」
琴歌「そうでもないですよ、私が普通の事しかしてないから他の皆を把握しているだけです!」
月花「なんで私が言った言葉まで把握しているかは聞いた方がいい?」黒い笑顔
琴歌は月花の圧に目線を逸らし「それは返答を控えさせていただきます」とだけ言って汗な流す。
月花「私ね~知ってるんだ~、琴歌ちゃんってすっごく受け身だしドM気質なのよね~」黒い笑顔
琴歌は顔を真っ赤にして硬直する
月花「もっとイジメて、もっと私を求めて、もっと沢山キスして、耳が気持ちいい、身体全体を食べられちゃう!溢れる私の大事な所、召し上がってくれますか?」黒い笑顔
琴歌「あがががががががががががががががががが」
琴歌は月花のセリフを耳に入れないようにヘドバンをくりだした!琴歌の髪の毛が龍の如く舞う!
月花「琴歌ちゃんて言葉でしっかりパトを刺激するわよね、どこかねっとりしているというかね、あれは普通とは言わないかな~、もう超濃厚、琴歌ちゃんってパトのエロゲ―を参考にしてるのか、全部言葉にしちゃう癖があるわよね~「入ってくる、私の中に」とか普通には言わないわよ~」
琴歌「あれは癖です!パト君のエロゲ―は見た事も聞いたこともありません!」
琴歌は顔を真っ赤にして月花に指をさす、だが月花はドヤ顔で言葉を返す
月花「ああ、ならあれは官能小説の影響かな、言葉選びが絶妙だと思ったのよ~」黒い笑顔
琴歌「かかかか、官能小説なんてそんな事はありません!私はそんなもの読んだ事なんて」
月花「へえ~~」
二人は話で盛が合っている所、パトは二人の話を聞いていてこう思っていた。
パト(どちらにせよ、俺の息子、全然機能してないんだけどな・・・)
琴歌「正直帝国でのパト君はどうだったのですか?私は殆どが仕事で会える機会が少なかった事もあって正直どうだったのかなって、「上手くやってる」みたいな言葉は聞けたのですが結局のところそうじゃなかったわけですよね?特に性的な事に関しては」
月花「結構ぶっこんで来るわね琴歌ちゃん、あまり目の共有はしてこなかったの?」
琴歌「はい、休憩時間中にたまに程度ですが、基本は自分の事でいっぱいいっぱいでしたね、私もアリシア様からかなりの仕事と訓練を与えられてましたから、あまりパト君の前では言いたくないのですが、何度も吐いたりしましたよ、仕事だって何度も精神を壊したと思います、だからか体力は一般人よりかはついたと思いますし、度胸もつきました、何より完全に受け身は辞めましたね、戦わないとどんどん利用されるだけでしたので、特にアリシア様に関しては」
月花「痛い程わかるわ、私は結局変われなかったから精神を壊して異動になったけど、そう考えると琴歌ちゃんは本当に強いわね、私なんて全然、だって今はあのメリアちゃんやアリシア様と肩を並べて意見のぶつけ合いをしてたのよね?普通に出来ないわよ、それ」
パトは二人の話を聞いてやっと口をあける
パト「それは俺も同感だな、この前アリシアとアリシアコーポレーションとエウレカ探偵事務所の仕事の会議をしていた時だって俺かなり虐められたからな、アリシアって仕事になるとかなりドSなんだな、気付いたら何も喋れなくなったよ」
琴歌「それがアリシア様のやり方なんですよ!まるで将棋やチェスのような競技を連想させるやり方で途中まで上手くいってると思っても途中から雲行きが怪しくなって気付いた時には詰んでいるなんてよくあります、私もこの二年程度では完全にアリシア様を抑える事は出来ません」
月花「凄いわね、メリアちゃんはどうなの?」
琴歌「メリアさんは誘導型ですね、私の目指しているゴールを自分の目的と一致するポイントまで運ぶ、それが凄く強いです、ですからメリアさんが納得した所で一度私はその案件を持ち帰って考えるようにしてます、「決まった、だから決断」ってなると大体はメリアさんのドツボにハマっていますね」
パト「帝国で俺も同じことをされたからわかるよ、どっちに転んでも結果的にメリアの目的に繋がる戦術、正直背筋が凍った・・・」
月花「頭の良い人達の会話ってかなり難しいのよ、私だって交渉は多少出来るけど琴歌ちゃん程頭はまわらないわ、どちらかと言えば分析とか時間を掛けて思考して動く方が得意、でも時間を掛ければ特にメリアちゃんなんかはその時間すらも武器にしてくる厄介極まりない事をしてくるわね」
パト「確かにな・・・」
パトはバツの悪そうな顔で手元のジュースを少しずつ飲む。
琴歌「話が逸れました、パト君の性的は話です、実際何が辛かったのですか?私の時も辛かったとか?」
パト「それはないよ、そもそも性行為自体は凄く心地の良いものだったよ、よく言うじゃないか、年月を重ねて何度も性行為をしていたら最初程性的興奮はなく、最終的には作業的な行為になるって、俺はそれを恐れた、後これ以上経験人数が増えたらきっと軽視していくんだろうなって思ってしまうのが怖かった」
月花「私達はパトしかいないからわからない価値観だけど、私は思考を共有しているからわからなくもないわ、私とパトの価値観が似てるって観点から言わしてもらうけど、事実最初に比べて性行為の価値って言うのは下がっていたわ」
琴歌「どのような感じでですか?」
月花「えっとまずパトの場合、女性の裸を見ても興奮しない、最初は私のおっぱいを見ただけで凄く興奮してたのよ、もうそれはギンギン、でも途中からは前戯を始めてやっとギンギンって感じ」
琴歌「それはわかります、初夜のような興奮はありませんね、でもそれは普通なのでは?」
パト「その話聞く側の俺はかなり気まずいんだが?」
パトの言葉を無視して二人は話を続ける。
月花「慣れは仕方ないわね、でも単純な話、胸で興奮しない、裸で興奮しない、エッチなシチュエーション、行為をしても慣れだけで最初程の勢いってなくなるの、しかもそれが私以外の相手と頻繁にやってたら尚更だし、やっぱり他の子の方が上手いとなると・・・ね」
琴歌「う・・・私基本受け身なのでその言葉は心に刺さりますね、でも前戯は頑張ってるつもりですよ!・・・カナちゃんには絶対に勝てませんが」ボソ
月花「そう、カナには絶対に勝てないのよ、しかもメリアちゃんも上手いし、アリシア様に関してはご奉仕がかなり上手い、ソルテ様は口や手が上手いというか完全に手慣れてるし・・・」ショボン
琴歌「今だに雪花ちゃんとは身体の相性はいいのか、誰よりも乱れてますし、雪花ちゃん自体攻めも受けも上手いうえに他の人に比べて「その体勢でやるのですか?!」みたいな体位でもやりますからね、それがパト君にとっていいのかもしれないですね・・・」ショボン
二人は少し肩を落としながら手元のジュースを飲む、パトはどこか気まずそうに二人の顔を交互に見る。
パト「でも俺だって二人との性行為は楽しみに」
パトがフォローに入ろうとすると月花がパトの言葉を遮る形で話を続ける
月花「そもそもカナちゃんが凄すぎるのよ!私とほぼ同じ専属神特性よ?!なのになんであそこまで差が出てくるの?!あの子絶妙よ?!射精コントロールは当然として興奮度合いもコントロールするし、パトが求めてる事を常に的確にチョイスする、甘え上手だし、あの子の謎のスキルの高さはどこからきたのよ」
琴歌「やはり思考だけではなく感情が強くわかるのは大きいのではないでしょうか?思考だけだと流石に「もっと触って欲しい」なんて考えませんよ、パト君の持ってるエロ本ではないのですから!」
月花「そうね!思考は本当思った以上に役に立たないわね!せいぜい「今のヤバ」「このまま続けたらヤバいかも」「そろそろヤバイ」みたいなパトの状態しかわからないのよね!エロゲ―の絶頂パラメーターを見てる感覚よ!」
パト「おい待てその例えわかりやすすぎてキツイ」
琴歌「私なんてただの視界共有ですよ、せいぜいパト君が他の子と性行為している時にどうやってやってるのかたまに確認する程度です、でもどれもこれも私では再現不可能なものばかり、思いましたよ「ああ、やっぱりパト君はこんなエッチがしたかったんだな~、だから私の所に来てくれないんだな~」って」
パト「それは誤解だよ?!琴歌は常に仕事で大変だし、体力が無い事も考えて無理にがっつくのは違うかなって?!」
琴歌「大体変態チックな体位は全部雪花ちゃんが受けてくれるからいいですよね、私もこれからはパト君の欲望を体現できるように頑張りますので!」
月花「そこの詳しい話は聞かないでおくわ、雪花の姉としての情けだと思いなさい、私、雪花とパトが二人きりで自室に入る時だけ思考共有消してるから」ドヤ
パト「それ単純に姉妹の性事情を知りたくないだけだろ」
月花「当然でしょ、私は雪花とはこういう話は一切したくないの!」
琴歌「私は血がつながった兄妹がいないのでわかりませんが、流石に家族にはバレたくないですよね、ですが私から見るとやっぱり姉妹なんだなって思います!月花先輩は変態的シチュエーションが好きですからね!お姉さん属性を全面的に出したり、仕事の立場を利用した変態的シチュエーションは中々私もそそられました!流石です!月花先輩!」
月花「うわ、自分の事を話されるとなんか凄く嫌な気持ちになるわね」
月花はドン引きしていた。
パト「やっと気持ちを理解してくれたか?俺はずっと気まずいんだよ、本人の前で自分の日頃の変態的性癖を暴露されてるからな、せめて俺の居ない所でやってほしいものだよ」
琴歌「すみません、ですがずっと一度だけ聞きたかったんです!パト君!月花先輩とオフィスエッチ!どうでしたか!やはり興奮しましたか?!私エウレカ探偵事務所でやってみたいと考えてるのですが?!」
琴歌は顔を赤くして食い気味に聞いてくる。
月花「琴歌ちゃんもかなり大体になったわよね、学生時代はこんな話を少しでも臭わせてる子が居たらすぐに赤面してたのに」
琴歌「旦那の性欲を上手く発散させるのも妻の務めです!もちろん旦那が妻の欲を満たすのも務め!だからこそ私はパト君の求める事をしっかり把握しておく必要があります!それが雪花ちゃんや月花先輩から旦那というポジションを奪ってしまった責任ですから!」
月花「私は気にしてないわよ、そもそも私達は地球では既に兄妹として成り立ってるから辞退したってだけで、パトはもちろん養子扱いだけど、別に何も変わらないし、それなら琴歌ちゃんに譲って、「四季 琴歌」って名前になった方がいいでしょ?」
パト「そうそう、もう四季琴歌なんだからそう名乗ったらいいのに」
琴歌「プライベートでは名乗るつもりですよ、仕事では月詠の方が都合が良いので【月詠】を使っていますけどね」
月花「仕事だけ変えない人も居るわよね~」
琴歌「また脱線してます!オフィスエッチです!月花先輩が机の下に潜ってパト君のパト君を舐めたり、机の上に座って月花先輩の月花先輩を舐めさせたり、服を着たままスカートだけをずらして「どうぞ♪ゆっくり召し上がれ♪」なんて言って始める!一度射精する時も「一番奥でね♡」射精しても「一滴も無駄にしたくないの、抜かないで♡」、みたいな甘え言葉!これがパト君の理想なんですか?!」
月花「ぎゃあああああああああああああ!!!」悶絶中
パト「あれはかなり興奮するね」
月花「ぎゃあああああああああああああ!!!」悶絶中
パト「実際抜かないまま二回戦を始める事もあったし、逆に焦らしに焦らして月花から入れてもらう事も」
月花「ぎゃあああああああああああああああ!!!」悶絶中
パト「月花うるさい!聞こえないでしょうが!」
月花「これはかなり効くわね、私も恥ずかしすぎて心臓がはじけ飛びそうだったわ・・・琴歌ちゃん、恐ろしい子ね」
琴歌「そうでもないですよ、私が普通の事しかしてないから他の皆を把握しているだけです!」
月花「なんで私が言った言葉まで把握しているかは聞いた方がいい?」黒い笑顔
琴歌は月花の圧に目線を逸らし「それは返答を控えさせていただきます」とだけ言って汗な流す。
月花「私ね~知ってるんだ~、琴歌ちゃんってすっごく受け身だしドM気質なのよね~」黒い笑顔
琴歌は顔を真っ赤にして硬直する
月花「もっとイジメて、もっと私を求めて、もっと沢山キスして、耳が気持ちいい、身体全体を食べられちゃう!溢れる私の大事な所、召し上がってくれますか?」黒い笑顔
琴歌「あがががががががががががががががががが」
琴歌は月花のセリフを耳に入れないようにヘドバンをくりだした!琴歌の髪の毛が龍の如く舞う!
月花「琴歌ちゃんて言葉でしっかりパトを刺激するわよね、どこかねっとりしているというかね、あれは普通とは言わないかな~、もう超濃厚、琴歌ちゃんってパトのエロゲ―を参考にしてるのか、全部言葉にしちゃう癖があるわよね~「入ってくる、私の中に」とか普通には言わないわよ~」
琴歌「あれは癖です!パト君のエロゲ―は見た事も聞いたこともありません!」
琴歌は顔を真っ赤にして月花に指をさす、だが月花はドヤ顔で言葉を返す
月花「ああ、ならあれは官能小説の影響かな、言葉選びが絶妙だと思ったのよ~」黒い笑顔
琴歌「かかかか、官能小説なんてそんな事はありません!私はそんなもの読んだ事なんて」
月花「へえ~~」
二人は話で盛が合っている所、パトは二人の話を聞いていてこう思っていた。
パト(どちらにせよ、俺の息子、全然機能してないんだけどな・・・)
