日常
2022年09月05日
No.15 メルリアの歩み
メルリアはパトの専属侍女になってから、常にパトの侍女として隣に居た、
最初こそは【卑猥なお願いをされる】【無理難題を押し付けて笑い者にする】等の事を考えていたが
1ヵ月程過ぎてもそんな事はなく、むしろ一人の女性として紳士に接してくれるパトに対して
印象が大きく変わり、そしてその中で考えるようになる。
メルリア(この人ってなんでこんなに女性を集めてるのだろう?)
メルリアは謎だった、もちろんメルリア法国の女王をやっていた頃からエウレカ帝国の情報は知っていた。
全世界の優秀な女神を寝こそぎ持っていったと。
メルリアはそこから昔からパトは【大の女好き】と印象が多少あったのだ。
だが実際侍女としてずっと傍で見ていると、別に一部の側近部隊の従属とは少々の関わりがあるものの、世間話、もしくは挨拶してすれ違う程度、そこから従属に卑猥な事等一切しなかった。
メルリア(近くで見る限り、ハーレムを作りたいって素振りでもなかったですし、なんででしょう?)
そう疑問に思う中その話題は出てきた
・・・・・・
パト「暇だなぁ」
メルリア「アナタ、こういう時こそ従属の方とスキンシップを取ってみては如何でしょう?」
パト「だって皆仕事で忙しそうなんだもん、俺が暇そうに歩いて仕事の邪魔をするのもなぁ」('_')
メルリア「帝王なのですからそれくらいはよろしいのでは?」
パト「メルリアはさ、法国の女王をやっていた時って従属とはどんな感じに接してたの?」
メルリア「私ですか?私は悩み、迷える神々に教えと慈悲を与え、寄り添い、助け合ってきました」
パト「なんかいいね、でも俺のイメージしている国王というよりは、懺悔を聞く神父みたいな感じなんだな」
メルリア「そうですね、でもそれで国のため、自身のために前に進めるのであれば私は凄く満足でした」
メルリアはここだと思いながらパトに普段から考えてる事を聞いてみる
メルリア「アナタは従属とどのような関係を築きたいのですか?」
パト「従属とか・・・ソルテとかメリアが聞いたら怒られそうだけど、仲良くしたいかな、俺って国王って柄じゃないしさ、威厳とか皆無だし、ソルテがなんとか頑張って威厳があって風格のある帝王を演出して従属達にもその印象を持ってもらえるようにしてるけど、多分俺が喋ったらそんなイメージすぐに壊れるんじゃないかな」
パトはそんな事を言いながら笑う、メルリアは少し突っ込んだ質問をしてみる
メルリア「ではなぜ女性の神ばかりを集めたのですか?」
パト「集めたのは俺じゃないよ、集めたのはメリア、聞いた話だと俺の肩書を利用して、メリアが片っ端から女神を集めたらしいんだよ、俺もびっくりしたね、だって男一人もいないし、というかこの帝国、男に関する設備とか一切ないからね、こればかりは驚いたよね」
パトは笑いながら話す。
メルリア「メリアがこの状況を作り上げたのですか?」
パト「ああ、俺が集めたのは専属神と帝園の従属だけだ、本当は専属神達みたいな関係を築いて国の繁栄をって動かないと駄目なんだろうけどね、メリアにも言われたし」
メルリア「それは・・・その///」
パト「メリアに言われたよ、一度俺の覚悟が決まったら従属全員と一度性行為をしろと、それで従属は一生俺の従属として居るようになると、従属もそれを望んでここに来ている、って言われたんだ」
メルリア(成程、確かに一度性行為してしまえば女神はその相手意外と性行為することが出来ない、一生その相手に尽くす事になる、流石メリア、逃げ道を塞ごうとしているのですね、非神道的で、私は一番気に入らないやり方ですが、間違いではないですね。恐らくこの見境の無さが私との差だったのですね)
メルリア「ではいずれは全員と性行為をするのですか・・・その・・・私とも///」
パト「どうだろうね、それが帝王の役目ならやらないといけないんだろうけど・・・俺は役目ってだけでそんな事はしたくないな・・・」
パトは少し困った顔で話す。
パト「俺にとって性行為って愛情表現だと思ってるんだ、だから戦略とか役割で性行為をすると俺の中での性行為の価値が下がってしまう、そう思うんだ、性行為は大事だと思える人とだけやるから意味があるし価値があると思う、だから今はどうしても覚悟なんてできやしないさ」
メルリアはパトの考えを聞いて、堅実な人なんだと認識する、それはまさにメルリアの好みだった。
メルリア(想像と違った、凄く私達の事を大切に考えてる、従属をコマとしてではなく、一人一人にちゃんと向き合いたい、そんな気持ちがしっかり伝わってくる、ステキ・・・)
メルリアは少し顔を赤らめながらパトを見つめていた
パト「まあ、それがまだ帝王の自覚がないって言われる所なんだろうね、本当困った役割だよ、ね!メルリア・・・メルリア?」
メルリア「アナタは・・・もし、もしですよ?私が合意すれば性行為をしてくださりますか?」
メルリアは顔を真っ赤にしながらパトに聞く
パト「ああ・・・///」
パトも顔を赤らめながらメルリアを見つめる、そしてパトは答えた
パト「するよ、俺はメルリアが大事だ、メルリアが求めてくれるなら俺はその想いを絶対に目を反らさない、それが相手にとって最低の行為だとわかってるからね」
メルリアはパトの真っ直ぐな目に耐え切れず目を反らす
メルリア「真面目ですね、私はアナタの専属侍女、言ってくださればお相手しますのに」
パト「だけどそこにメルリアの想いがない、そうだろ?専属侍女で居てくれるけど、メルリアは物じゃないんだ、そこにメルリアの意思があるのだからそれを無視することはできないよ」
メルリアは専属侍女になった時、ある程度覚悟していた、だがいざ過ごしてみれば一人の女性として大切にしてくれる、見下すのではなく対等に向き合ってくれる、そんなパトの想いがこの上なくメルリアの恋心を動かしたのだ。
メルリア「ありがとうございます、そのような心遣いをしてくれるなんて・・・」
パト「もう言わないから・・・恥ずかしいし」
パトはそう言って勢いよく身体を反らす、そんなパトを見てメルリアがふと本音をこぼしてしまった。
メルリア「可愛いですね♪」
パト「ほっとけ・・・」
メルリア(アナタはヘタレじゃない、私達従属の事を大事に思ってくれるからこそ、気にし過ぎて一歩が踏み出せないだけ・・・だからもっと私達から歩んでいってもいいのかもしれない)
メルリアは異性との付き合った経験はない、自身は法王であり、民の導く神として先頭に立ち続けなければいけない存在だった、だがそれが無くなり、自分の思う神生を歩んでもいいのかなと考えた時、
メルリアは動き出した
メルリアはパトの耳元でささやく
メルリア「アナタが良ければ私をアナタの物にしてもいいのですよ?///」
パトはそんな甘いささやきに驚き、玉座から転げ落ちてしまう
パト「ふぁ?!・・・ふぇ??!」
メルリア「ふふふ///」
それを遠くで見ていたソルテ。
ソルテ「見せつけてくれるじゃない・・・むう」
最初こそは【卑猥なお願いをされる】【無理難題を押し付けて笑い者にする】等の事を考えていたが
1ヵ月程過ぎてもそんな事はなく、むしろ一人の女性として紳士に接してくれるパトに対して
印象が大きく変わり、そしてその中で考えるようになる。
メルリア(この人ってなんでこんなに女性を集めてるのだろう?)
メルリアは謎だった、もちろんメルリア法国の女王をやっていた頃からエウレカ帝国の情報は知っていた。
全世界の優秀な女神を寝こそぎ持っていったと。
メルリアはそこから昔からパトは【大の女好き】と印象が多少あったのだ。
だが実際侍女としてずっと傍で見ていると、別に一部の側近部隊の従属とは少々の関わりがあるものの、世間話、もしくは挨拶してすれ違う程度、そこから従属に卑猥な事等一切しなかった。
メルリア(近くで見る限り、ハーレムを作りたいって素振りでもなかったですし、なんででしょう?)
そう疑問に思う中その話題は出てきた
・・・・・・
パト「暇だなぁ」
メルリア「アナタ、こういう時こそ従属の方とスキンシップを取ってみては如何でしょう?」
パト「だって皆仕事で忙しそうなんだもん、俺が暇そうに歩いて仕事の邪魔をするのもなぁ」('_')
メルリア「帝王なのですからそれくらいはよろしいのでは?」
パト「メルリアはさ、法国の女王をやっていた時って従属とはどんな感じに接してたの?」
メルリア「私ですか?私は悩み、迷える神々に教えと慈悲を与え、寄り添い、助け合ってきました」
パト「なんかいいね、でも俺のイメージしている国王というよりは、懺悔を聞く神父みたいな感じなんだな」
メルリア「そうですね、でもそれで国のため、自身のために前に進めるのであれば私は凄く満足でした」
メルリアはここだと思いながらパトに普段から考えてる事を聞いてみる
メルリア「アナタは従属とどのような関係を築きたいのですか?」
パト「従属とか・・・ソルテとかメリアが聞いたら怒られそうだけど、仲良くしたいかな、俺って国王って柄じゃないしさ、威厳とか皆無だし、ソルテがなんとか頑張って威厳があって風格のある帝王を演出して従属達にもその印象を持ってもらえるようにしてるけど、多分俺が喋ったらそんなイメージすぐに壊れるんじゃないかな」
パトはそんな事を言いながら笑う、メルリアは少し突っ込んだ質問をしてみる
メルリア「ではなぜ女性の神ばかりを集めたのですか?」
パト「集めたのは俺じゃないよ、集めたのはメリア、聞いた話だと俺の肩書を利用して、メリアが片っ端から女神を集めたらしいんだよ、俺もびっくりしたね、だって男一人もいないし、というかこの帝国、男に関する設備とか一切ないからね、こればかりは驚いたよね」
パトは笑いながら話す。
メルリア「メリアがこの状況を作り上げたのですか?」
パト「ああ、俺が集めたのは専属神と帝園の従属だけだ、本当は専属神達みたいな関係を築いて国の繁栄をって動かないと駄目なんだろうけどね、メリアにも言われたし」
メルリア「それは・・・その///」
パト「メリアに言われたよ、一度俺の覚悟が決まったら従属全員と一度性行為をしろと、それで従属は一生俺の従属として居るようになると、従属もそれを望んでここに来ている、って言われたんだ」
メルリア(成程、確かに一度性行為してしまえば女神はその相手意外と性行為することが出来ない、一生その相手に尽くす事になる、流石メリア、逃げ道を塞ごうとしているのですね、非神道的で、私は一番気に入らないやり方ですが、間違いではないですね。恐らくこの見境の無さが私との差だったのですね)
メルリア「ではいずれは全員と性行為をするのですか・・・その・・・私とも///」
パト「どうだろうね、それが帝王の役目ならやらないといけないんだろうけど・・・俺は役目ってだけでそんな事はしたくないな・・・」
パトは少し困った顔で話す。
パト「俺にとって性行為って愛情表現だと思ってるんだ、だから戦略とか役割で性行為をすると俺の中での性行為の価値が下がってしまう、そう思うんだ、性行為は大事だと思える人とだけやるから意味があるし価値があると思う、だから今はどうしても覚悟なんてできやしないさ」
メルリアはパトの考えを聞いて、堅実な人なんだと認識する、それはまさにメルリアの好みだった。
メルリア(想像と違った、凄く私達の事を大切に考えてる、従属をコマとしてではなく、一人一人にちゃんと向き合いたい、そんな気持ちがしっかり伝わってくる、ステキ・・・)
メルリアは少し顔を赤らめながらパトを見つめていた
パト「まあ、それがまだ帝王の自覚がないって言われる所なんだろうね、本当困った役割だよ、ね!メルリア・・・メルリア?」
メルリア「アナタは・・・もし、もしですよ?私が合意すれば性行為をしてくださりますか?」
メルリアは顔を真っ赤にしながらパトに聞く
パト「ああ・・・///」
パトも顔を赤らめながらメルリアを見つめる、そしてパトは答えた
パト「するよ、俺はメルリアが大事だ、メルリアが求めてくれるなら俺はその想いを絶対に目を反らさない、それが相手にとって最低の行為だとわかってるからね」
メルリアはパトの真っ直ぐな目に耐え切れず目を反らす
メルリア「真面目ですね、私はアナタの専属侍女、言ってくださればお相手しますのに」
パト「だけどそこにメルリアの想いがない、そうだろ?専属侍女で居てくれるけど、メルリアは物じゃないんだ、そこにメルリアの意思があるのだからそれを無視することはできないよ」
メルリアは専属侍女になった時、ある程度覚悟していた、だがいざ過ごしてみれば一人の女性として大切にしてくれる、見下すのではなく対等に向き合ってくれる、そんなパトの想いがこの上なくメルリアの恋心を動かしたのだ。
メルリア「ありがとうございます、そのような心遣いをしてくれるなんて・・・」
パト「もう言わないから・・・恥ずかしいし」
パトはそう言って勢いよく身体を反らす、そんなパトを見てメルリアがふと本音をこぼしてしまった。
メルリア「可愛いですね♪」
パト「ほっとけ・・・」
メルリア(アナタはヘタレじゃない、私達従属の事を大事に思ってくれるからこそ、気にし過ぎて一歩が踏み出せないだけ・・・だからもっと私達から歩んでいってもいいのかもしれない)
メルリアは異性との付き合った経験はない、自身は法王であり、民の導く神として先頭に立ち続けなければいけない存在だった、だがそれが無くなり、自分の思う神生を歩んでもいいのかなと考えた時、
メルリアは動き出した
メルリアはパトの耳元でささやく
メルリア「アナタが良ければ私をアナタの物にしてもいいのですよ?///」
パトはそんな甘いささやきに驚き、玉座から転げ落ちてしまう
パト「ふぁ?!・・・ふぇ??!」
メルリア「ふふふ///」
それを遠くで見ていたソルテ。
ソルテ「見せつけてくれるじゃない・・・むう」
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2022年09月04日
No.14 好きの感情
エテル「・・・」
エテルは基本的に現実世界に居る
それは特に命令などではなく、自分自身が居たいから居る。それだけである。
基本的にエテルは誰かに対して積極的に交流を深めることはない。
つまり誰かと仲が良い訳では無い。
美魅とは基本的に一緒に居るが仲が良いと言うより歳が近いから組まされてるクラスの横に居る子というイメージの方がしっくりくるだろう。
美魅はエテルを友人だと思っているのだが、
エテルはそんな好意すら理解できない。
機械族、見た目や身体機能は生身の人間と変わらないのだが、機械故に見た目の成長はしない。身体的強化も基本的な個体はしない、つまり成長しない。
エテルも同じであり、今はまだ年相応の見た目だが、何百年と時間が経ってもエテルの見た目や身体能力が変わることは無い。
そんなどこまでも変わらないエテル、
ずっと感情はなく、情がない、全て自分優先であり、非効率な感情論を理解できない。
そう言われ続けていたのだが、エテルは今何故か現実世界に居座っている。
これはそんな説明を聞いたソルテ目線のお話。
・・・・・・
ソルテ(エテル、この子の持つ特性や能力のポテンシャルは神王級なのは認めるけど、それにしてもなんというか、意思が無さすぎる、これでパト様を守る側近として任せることは・・・)
ソルテはエテルの立ち位置について考えていた。
美魅は実力が未熟なのもあり、即侍女としての役割に振り分けたのだが、エテルはそのような仕事は一切しない。
帝園出身なのだから何もする必要がないのだが、ある程度ポジションに収めて置かないと
ソルテも管理に困ってしまうのだ。
ソルテ(実力は確かだから侍女にするのは勿体無い。悩みますね。)
ソルテは広い玉座の隅にある秘書席で仕事をしていた。普段はパトが玉座にいる間はそこで仕事をしている。
今は専属侍女のメルリアが居るため身の回りの仕事が緩和され、目を離しても仕事が出来る環境が出来ていた。
ソルテ(別に嫌では無かったのだけど・・・)
別にソルテの役割自体はそのままだからいつも通り世話を焼いてもいいのだが、生憎ソルテも最近出来た自分の直属部隊の育成で忙しかった。
そんな時に控え室からエテルが出てきた
ソルテ(まただわ、たまに定期的に玉座に来るのよね)
ソルテは休憩も兼ねてエテルの同行を眺めていた。
エテル「主、暇だからここに居て良い?」
パト「ああ、俺も暇だから良いぞ!なんの話を」
エテル「話はいいや、本読んでるから」
パト「あ・・・そうなのね」(´・ω・`)
パトはいつも通りのエテルの態度に慣れているのか、あまり気にすることなくそのままメルリアに話しかける
パト「メルリア問題だ!パンはパンでも食べられないパンはなんだ!」
メルリア「えっと、パンとは?」
パト「ああ、馴染みないか、ならダメだな。」
メルリア「今から全知で検索しますね!」ヾ(・ω・`;)ノ
パト「全知って独自の検索エンジンって感じなんだな」
メルリア「そうですね、全知は【全てを知っている】ではなく【どんな情報も正確に知ることが出来る】ってイメージですからね、そのせいでよく博識だと勘違いされます」(^_^;)
パト「メリアなんか全知が止まって情報の更新がされなくなってよく間違いが多かったからね、それでなんとなく察したよね」
メルリア「メリアはお母様の模写子ですからね、ポテンシャルがそのままお母様と同じなので私より遥かに優秀ですよ、」
パト「そう考えたらメルトリア帝王神も若い頃はメリアみたいな性格だったのかもね」
メルリア「ありえますね」( ◜ᴗ◝ )
そんな話をパトとメルリアがしてる中、エテルは本を読んでいた。
ソルテ(特に変わりなし、やっぱりあの子の事がわからないわ、困ったものね)
ソルテがそう考えて視線を変えようとした時、違和感に気づいた。
そして再度エテルを見る。
エテルの表情が柔らかい、少し笑ってるようにも見えるのだ。
ソルテ「そんな面白い本なのかしら?いや、あの子に面白いと思う感情は・・・」
そうこう考えながら、1時間が過ぎた頃エテルが控え室に戻ろうと動いた。
パトも軽く「またいつでも来なよ」と声を掛け、エテルを見届ける
そしてソルテは気付いた。
ソルテ(あの子、パト様の隣に居る時だけ表情が柔らかいんだわ・・・)
エテルが横に来て読書をする光景はソルテも何度も遭遇していたが、その時はいつもエテルと同じくパトの横だったため、表情を見る機会は無かった。
ソルテ(なんだかんだ言ってもパト様が好きなのね、きっと本能で、だからエテルも毎日定期的にパト様の横に行くのね)
ソルテはそんなエテルを見て決めた
ソルテ「エテルは守備護衛、この役割で大丈夫ね」
そんな何気ない日常の中で発見した変化のお話。
エテルは基本的に現実世界に居る
それは特に命令などではなく、自分自身が居たいから居る。それだけである。
基本的にエテルは誰かに対して積極的に交流を深めることはない。
つまり誰かと仲が良い訳では無い。
美魅とは基本的に一緒に居るが仲が良いと言うより歳が近いから組まされてるクラスの横に居る子というイメージの方がしっくりくるだろう。
美魅はエテルを友人だと思っているのだが、
エテルはそんな好意すら理解できない。
機械族、見た目や身体機能は生身の人間と変わらないのだが、機械故に見た目の成長はしない。身体的強化も基本的な個体はしない、つまり成長しない。
エテルも同じであり、今はまだ年相応の見た目だが、何百年と時間が経ってもエテルの見た目や身体能力が変わることは無い。
そんなどこまでも変わらないエテル、
ずっと感情はなく、情がない、全て自分優先であり、非効率な感情論を理解できない。
そう言われ続けていたのだが、エテルは今何故か現実世界に居座っている。
これはそんな説明を聞いたソルテ目線のお話。
・・・・・・
ソルテ(エテル、この子の持つ特性や能力のポテンシャルは神王級なのは認めるけど、それにしてもなんというか、意思が無さすぎる、これでパト様を守る側近として任せることは・・・)
ソルテはエテルの立ち位置について考えていた。
美魅は実力が未熟なのもあり、即侍女としての役割に振り分けたのだが、エテルはそのような仕事は一切しない。
帝園出身なのだから何もする必要がないのだが、ある程度ポジションに収めて置かないと
ソルテも管理に困ってしまうのだ。
ソルテ(実力は確かだから侍女にするのは勿体無い。悩みますね。)
ソルテは広い玉座の隅にある秘書席で仕事をしていた。普段はパトが玉座にいる間はそこで仕事をしている。
今は専属侍女のメルリアが居るため身の回りの仕事が緩和され、目を離しても仕事が出来る環境が出来ていた。
ソルテ(別に嫌では無かったのだけど・・・)
別にソルテの役割自体はそのままだからいつも通り世話を焼いてもいいのだが、生憎ソルテも最近出来た自分の直属部隊の育成で忙しかった。
そんな時に控え室からエテルが出てきた
ソルテ(まただわ、たまに定期的に玉座に来るのよね)
ソルテは休憩も兼ねてエテルの同行を眺めていた。
エテル「主、暇だからここに居て良い?」
パト「ああ、俺も暇だから良いぞ!なんの話を」
エテル「話はいいや、本読んでるから」
パト「あ・・・そうなのね」(´・ω・`)
パトはいつも通りのエテルの態度に慣れているのか、あまり気にすることなくそのままメルリアに話しかける
パト「メルリア問題だ!パンはパンでも食べられないパンはなんだ!」
メルリア「えっと、パンとは?」
パト「ああ、馴染みないか、ならダメだな。」
メルリア「今から全知で検索しますね!」ヾ(・ω・`;)ノ
パト「全知って独自の検索エンジンって感じなんだな」
メルリア「そうですね、全知は【全てを知っている】ではなく【どんな情報も正確に知ることが出来る】ってイメージですからね、そのせいでよく博識だと勘違いされます」(^_^;)
パト「メリアなんか全知が止まって情報の更新がされなくなってよく間違いが多かったからね、それでなんとなく察したよね」
メルリア「メリアはお母様の模写子ですからね、ポテンシャルがそのままお母様と同じなので私より遥かに優秀ですよ、」
パト「そう考えたらメルトリア帝王神も若い頃はメリアみたいな性格だったのかもね」
メルリア「ありえますね」( ◜ᴗ◝ )
そんな話をパトとメルリアがしてる中、エテルは本を読んでいた。
ソルテ(特に変わりなし、やっぱりあの子の事がわからないわ、困ったものね)
ソルテがそう考えて視線を変えようとした時、違和感に気づいた。
そして再度エテルを見る。
エテルの表情が柔らかい、少し笑ってるようにも見えるのだ。
ソルテ「そんな面白い本なのかしら?いや、あの子に面白いと思う感情は・・・」
そうこう考えながら、1時間が過ぎた頃エテルが控え室に戻ろうと動いた。
パトも軽く「またいつでも来なよ」と声を掛け、エテルを見届ける
そしてソルテは気付いた。
ソルテ(あの子、パト様の隣に居る時だけ表情が柔らかいんだわ・・・)
エテルが横に来て読書をする光景はソルテも何度も遭遇していたが、その時はいつもエテルと同じくパトの横だったため、表情を見る機会は無かった。
ソルテ(なんだかんだ言ってもパト様が好きなのね、きっと本能で、だからエテルも毎日定期的にパト様の横に行くのね)
ソルテはそんなエテルを見て決めた
ソルテ「エテルは守備護衛、この役割で大丈夫ね」
そんな何気ない日常の中で発見した変化のお話。
patopatoblog at 06:13|Permalink
2022年09月02日
No.11 メリアとミールの重すぎる愛
メリア「はあ、ご主人の全てが欲しい・・・」
雪花「今回の独り言はずば抜けてイカれてるわね」
メリア「人をヤバい人みたいに言わないでくださいよ、冗談ですよ」
雪花(冗談で出てくる言葉じゃないのよね〜)
雪花「今更だけどメリアちゃんってパトのどこが好きなの?」
メリア「え?全部ですよ?頭の髪の毛から足の爪先から垢まで全部。」
雪花「普通に怖いわよ!ホラーだわ!」
メリア「ご主人の発する声を聞くだけで1日頑張ろう!って気持ちになれますよね〜」
雪花(想像をぶっちぎった回答ばかりだわ。)
メリア「雪花ちゃんや専属神や従属にはそこまで求めませんよ、ですが・・・」
メリアが何かを思い出すかのように話す
メリア「ミールさんは私と同じ領域に居たのは驚きました。いえ、ある意味私よりも危険かもしれません。」
雪花「自分が危険な事は自覚してたのね」
メリア「今はそんな事どうでもいいんです!私が言いたいのはミールは私より見境ないのが怖いんです!」
雪花「ちなみにどんな?」
メリア「あれは五光帝連合会議終わりに2人で話てた時です。」
・・・・・・
ミール「メリアは帝王様と一緒に居られて羨ましいなぁ」
メリア「私も最近は仕事で会える頻度は多くないですよ〜」
ミール「私はもっとだよ、帝王様、もっと帝園に遊びに来ないかな〜、というか」
メリアは見た・・・
ミール「毎度思うんだよ、帝園に来てくれるけど殆ど別の要件で私に逢いに来てないって。それってつまり私なんてどうでもいいってことなんですよね、他の子は現実世界に行ったり、呼ばれたりして一緒に居られるのに、なんで私はダメなの?辛いよ。私も帝王様と遊びたい、愛されたい。独占してほしい。私をいっぱい可愛がって欲しい。他の子がそんなに魅力的なのかな?私なんて呼ばれてないのに付きまとっているウザイ奴なのかな?こんなに愛して、こんなに尽くしてるのに。はぁ、これも他の子が誘惑ばかりするからイケナインダヨネ?節操がない子は私が消しちゃおうかな・・・はぁ、邪魔な子が多い・・・」
メリアはミール愚痴が恐ろしく感じた。
メリア(あ、これは危険な気配を感じますね)
メリアは急いで話を変える。
メリア「ミールさんはご主人のどんな所が好きですか?」
ミールはメリアの質問に対して、食いつくように語る
ミール「帝王様の何処が良いって、もちろん全部なんだけど、強いて言うなら、帝王様を構成するパーツ全てかな、だから帝王様の一部だけでも凄く好きだし、一生家宝として持ち歩けると思うんだ、帝王様の存在自体が奇跡みたいなものだからね、その奇跡に感謝して帝王様を見たらもう身体の神経すべてを使って、帝王様を堪能するって決めてるんだ~、だけど最近帝王様成分が足りなくなってきててね、それなのに、他の子からは帝王様の匂いだったり、思い出だったりを持って帰ってきたりしてね、凄く悲しいの、楽しい思い出とか、悲しい思い出も全部帝王様を構成するうえで必要不可欠な物だからそんなかけがえのない物全部を含めてほしいな~って思うんだ。」
ミールの長すぎる語りを聞けば普通の人ならドン引きし、話を終わらせて去るだろう。
だがメリアはミールの熱い思いを感じ取り、共感し、聞き入っていた。
メリア「素晴らしいです、思い出も含めて全てがご主人を構成する愛すべきパーツ!その言葉に感銘を受けました!ミールさんは私が心の底から同等と認める存在です!」
ミール「メリアも私の話についてこれるんだから中々だよね!帝園でここまで話せる子なんて居ないから凄く楽しいよ!」
メリアとミールは共感したのだ。
・・・・・・
メリア「そんな感じでですね、私と同等ですが、あの子は私よりも過激なんです!だからまだ私は甘いと言っても過言ではないですよ!」
雪花「どっちも悪い意味でイカれてるわよ、何を聞いただけでドン引きよ、しかもそのミールちゃんの発言を一語一句覚えてるメリアちゃんもメリアちゃんよ!」
メリア「だって、ミールさんの話はためになりますからね!互いにまだまだご主人への愛が未熟だと再認識させられますよ」
メリアは「私なんてまだまだ」とつぶやきながら椅子から立ち上がる
メリア「そんな話してたらご主人に会いたくなりました!どうせ仕事なんて来ませんし今からご主人の所に行ってきます!」
メリアは雪花の返事も待たずにそのまま部屋を後にした。
雪花「世界最強のヤンデレと世界最強のメンヘラがタッグを組んだらエゲつないわね・・・」
雪花はこの二人のようにはならないと心の底から誓うのだった・・・
雪花「今回の独り言はずば抜けてイカれてるわね」
メリア「人をヤバい人みたいに言わないでくださいよ、冗談ですよ」
雪花(冗談で出てくる言葉じゃないのよね〜)
雪花「今更だけどメリアちゃんってパトのどこが好きなの?」
メリア「え?全部ですよ?頭の髪の毛から足の爪先から垢まで全部。」
雪花「普通に怖いわよ!ホラーだわ!」
メリア「ご主人の発する声を聞くだけで1日頑張ろう!って気持ちになれますよね〜」
雪花(想像をぶっちぎった回答ばかりだわ。)
メリア「雪花ちゃんや専属神や従属にはそこまで求めませんよ、ですが・・・」
メリアが何かを思い出すかのように話す
メリア「ミールさんは私と同じ領域に居たのは驚きました。いえ、ある意味私よりも危険かもしれません。」
雪花「自分が危険な事は自覚してたのね」
メリア「今はそんな事どうでもいいんです!私が言いたいのはミールは私より見境ないのが怖いんです!」
雪花「ちなみにどんな?」
メリア「あれは五光帝連合会議終わりに2人で話てた時です。」
・・・・・・
ミール「メリアは帝王様と一緒に居られて羨ましいなぁ」
メリア「私も最近は仕事で会える頻度は多くないですよ〜」
ミール「私はもっとだよ、帝王様、もっと帝園に遊びに来ないかな〜、というか」
メリアは見た・・・
ミール「毎度思うんだよ、帝園に来てくれるけど殆ど別の要件で私に逢いに来てないって。それってつまり私なんてどうでもいいってことなんですよね、他の子は現実世界に行ったり、呼ばれたりして一緒に居られるのに、なんで私はダメなの?辛いよ。私も帝王様と遊びたい、愛されたい。独占してほしい。私をいっぱい可愛がって欲しい。他の子がそんなに魅力的なのかな?私なんて呼ばれてないのに付きまとっているウザイ奴なのかな?こんなに愛して、こんなに尽くしてるのに。はぁ、これも他の子が誘惑ばかりするからイケナインダヨネ?節操がない子は私が消しちゃおうかな・・・はぁ、邪魔な子が多い・・・」
メリアはミール愚痴が恐ろしく感じた。
メリア(あ、これは危険な気配を感じますね)
メリアは急いで話を変える。
メリア「ミールさんはご主人のどんな所が好きですか?」
ミールはメリアの質問に対して、食いつくように語る
ミール「帝王様の何処が良いって、もちろん全部なんだけど、強いて言うなら、帝王様を構成するパーツ全てかな、だから帝王様の一部だけでも凄く好きだし、一生家宝として持ち歩けると思うんだ、帝王様の存在自体が奇跡みたいなものだからね、その奇跡に感謝して帝王様を見たらもう身体の神経すべてを使って、帝王様を堪能するって決めてるんだ~、だけど最近帝王様成分が足りなくなってきててね、それなのに、他の子からは帝王様の匂いだったり、思い出だったりを持って帰ってきたりしてね、凄く悲しいの、楽しい思い出とか、悲しい思い出も全部帝王様を構成するうえで必要不可欠な物だからそんなかけがえのない物全部を含めてほしいな~って思うんだ。」
ミールの長すぎる語りを聞けば普通の人ならドン引きし、話を終わらせて去るだろう。
だがメリアはミールの熱い思いを感じ取り、共感し、聞き入っていた。
メリア「素晴らしいです、思い出も含めて全てがご主人を構成する愛すべきパーツ!その言葉に感銘を受けました!ミールさんは私が心の底から同等と認める存在です!」
ミール「メリアも私の話についてこれるんだから中々だよね!帝園でここまで話せる子なんて居ないから凄く楽しいよ!」
メリアとミールは共感したのだ。
・・・・・・
メリア「そんな感じでですね、私と同等ですが、あの子は私よりも過激なんです!だからまだ私は甘いと言っても過言ではないですよ!」
雪花「どっちも悪い意味でイカれてるわよ、何を聞いただけでドン引きよ、しかもそのミールちゃんの発言を一語一句覚えてるメリアちゃんもメリアちゃんよ!」
メリア「だって、ミールさんの話はためになりますからね!互いにまだまだご主人への愛が未熟だと再認識させられますよ」
メリアは「私なんてまだまだ」とつぶやきながら椅子から立ち上がる
メリア「そんな話してたらご主人に会いたくなりました!どうせ仕事なんて来ませんし今からご主人の所に行ってきます!」
メリアは雪花の返事も待たずにそのまま部屋を後にした。
雪花「世界最強のヤンデレと世界最強のメンヘラがタッグを組んだらエゲつないわね・・・」
雪花はこの二人のようにはならないと心の底から誓うのだった・・・
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No.10 帝園の究極系5姉妹の日常
帝園 第二の園【十三天の園】
12名の分野に特化した帝園でも1人1人が最高責任者クラス、最強を誇るミールに直接選ばれたエリート集団。
そのエリート集団を表で束ねているのが
翠・能力の究極系 シン・ハート
第一の園出身で神族、12人の中でも実力が秀でている。
だがそんなシンすらも頭が上がらない存在が居る。
赫・攻撃の究極系 ネル・ハート
実力は13人の中でも最強、シンの実の姉であり、第二の園に選ばれた最初のメンバーなのである。
もちろん最初は最高責任者だったが、
最高責任者ではパトの傍に居られないと役割を投げ、シンに無理矢理託した。
だがシンより強い存在はもう1人居る
蒼・守備の究極系 ベル・ハート
シンの姉であり、ネルの妹、つまり次女である。
常に無口であり、消極的な性格であり、ネルとは真逆のタイプである。
だが実力はシンを遥かに上回り、シンはベルに傷一つ付けれない程である。
ネルが最初ベルに最高責任者を擦り付けようとしたが、ベルが拒否し、当時1番選択権が無かったシンに押し付けられた。
シンは姉2人には敵わないのだ。
シンは表では13人の長としてまとめあげる技量を持ち、もちろん他のメンバーもそれに不満を持つ者は居なかった。
だが、間違いなく第二の園の裏の権力者はネルだった。
そしてシンにはまだ2人の妹が居た
黄・無限の究極系 ノラ・ハート
皓・叡智の究極系 セラ・ハート
ノラはド真面目な性格であり、約束や決まり事を絶対に守る。
逆にセラは適当で大雑把な性格であり、約束や時間を守らないが潔癖症であり、一定距離に不純物が入ると許せないという変な所でマメな5姉妹で1番末っ子に当たる。
そんな個性派揃いの5姉妹全員が究極系として選ばれている。
正真正銘の最強姉妹である。
だが、そんな5姉妹でも日常は・・・
・・・・・・
ネル「暇だな、王というものは、どこか喧嘩を売りにいくか?」
シン「ネル、それだけは辞めてください。始末書書くのは私なんですよ?」
ベル「・・・ミールに喧嘩売れば・・・いいと思う」
ネル「馬鹿言うな、ミールは戦っているとは思えんからな、どちらかと言うと拷問だな。私はドMではないからな、遠慮する。」
ノラ「では私が相手しましょうか?ネル?」
セラ「ふぁあぁあ〜(あくび)」
ノラ「セラ、せっかく構成員に昇格したんだ、威厳を出しなさい」
セラ「出しても退屈が凌げるわけじゃないし、興味なしですね」
ネル「そうだな、それとノラ、私はお前とは戦わない、私の相手になるのはベルくらいだ。」
ノラ「いつまでも子供扱いしているといつか追い越しますよ?」
ネル「それは私も嬉しいものだ、ぜひ追い越してくれ」
ネルの発言は強者故の発言だった。
ネルは帝園でも5本指に入る実力者。
ミール・ネル・フェア(スティア)・ティエル・ベル
この5名が帝園のトップに君臨している。
ネルを唯一苦しめる事が出来るのが他の4人なのである。
過去に一度ネルとフェアが本気で殺し合い、最後はお互いほぼ同士討ちという結果があった。
スティアは温厚であり、守りに徹するのだが
フェアは凶悪であり、凶暴、この世の最悪を全て詰め込んだ極悪な獣、ネルがそれを食い止めた形となったのだ。
ティエルとベルは守備特化の平和主義者のため
争うことがない。
ミールは勝負という舞台にすら上がれない。
ネルは戦いという快楽に飢えていた。
ネル「主様の所に遊びに行くかな」
シン「呼ばれていないのに行く訳にはいかないでしょ!」
ネル「暇なのだ!まだ現実世界で主様の面倒を見ている方が私の娯楽になる!」
ノラ「主様が困るだけでしょう」
セラ「最近メイドも増えたし、平和ボケしてるからね、ネル姉様みたいに血の気が多い人は逆に居心地悪いかもですよ?」
セラはそう言いながら何処かに向かおうとする。
シン「セラ、どこに行くの?」
セラ「え、現実世界」
シン「なんで?」
セラ「侍女だから教育にいかないと、最近帝国は侍女に力入れてるから私の出番なんですよ、シン姉様」
シン「聞いてません!そもそもそれは主様から了承得ているのですか?!」
セラ「まさか、行ったら文句言われる。失礼な話ですよね」
ネル「セラ、お前は私達だから大目に見てたが控えめに言ってセンスはないぞ?」
ベル「控えめではないと・・・思う」
セラ「なんでですか!このスーパーメイド!セラがですよ?!叡智の究極系である私が?!」
ネル「頭は良いが、知識は多くないだろ、全知をもっと使え、宝の持ち腐れなんだよ」
セラ「興味ない知識なんてゴミ同然じゃないですか?」
ノラ「否定はできない。」
セラ「シン姉様ならそれでも向上心を持つように言うけど、この5姉妹で向上心持ってる人居る?」
ネル「居ないな、既に完璧だからな、シンは違うのか?」
シン「いえ、あの、向上心はあるけど〜」
ベル「実際は出来てない・・・それはないと同義だと・・・思う」
ノラ「ですが意識の問題もありますし!」
ネル「そういう意味なら私が1番だな、最近は腑抜けた主様の良き愛人として自分磨きをしている!どうだ!凄いだろう!」
ノラ「シンの方が最近女性に磨きかかったと思いますが」
ネル「なんだと?とうとう身体で落としたか!この痴女め!」
シン「してません!主様の思い付きでよくお使いを頼まれるだけです!ネルは嫌がるでしょう!」
ノラ「私もシンに負けない忠誠を持っているのに・・・頼りにされない。」
ネル「態度が堅いからだろ、おふざけなら絶対ノラには頼まないな、私でも」
ノラ「うう・・・なぜ・・・」
セラ「とりあえず日課なので行きますね」スタター
シン「こら!セラ!勝手は許しませんよ!」スタター
ネル「なんだかんだ言って、一番適当に生きてるセラの方が遊び相手には向いているのかもしれないな」
ベル「主様も・・・適当だから・・・相性良いと・・・思う」
ノラ「はあ、いつの世も真面目が馬鹿をみるのだ」
ネル「精進するんだな、我が愛しき妹よ」スタター
ノラ「ネル?どこに?」
ベル「私も・・・行く」スタター
ノラ「・・・まさか私以外全員現実世界に行った???」
ノラは1人、叡天の羅針盤でお留守番をしていた。
5姉妹の日常は微笑ましい。
12名の分野に特化した帝園でも1人1人が最高責任者クラス、最強を誇るミールに直接選ばれたエリート集団。
そのエリート集団を表で束ねているのが
翠・能力の究極系 シン・ハート
第一の園出身で神族、12人の中でも実力が秀でている。
だがそんなシンすらも頭が上がらない存在が居る。
赫・攻撃の究極系 ネル・ハート
実力は13人の中でも最強、シンの実の姉であり、第二の園に選ばれた最初のメンバーなのである。
もちろん最初は最高責任者だったが、
最高責任者ではパトの傍に居られないと役割を投げ、シンに無理矢理託した。
だがシンより強い存在はもう1人居る
蒼・守備の究極系 ベル・ハート
シンの姉であり、ネルの妹、つまり次女である。
常に無口であり、消極的な性格であり、ネルとは真逆のタイプである。
だが実力はシンを遥かに上回り、シンはベルに傷一つ付けれない程である。
ネルが最初ベルに最高責任者を擦り付けようとしたが、ベルが拒否し、当時1番選択権が無かったシンに押し付けられた。
シンは姉2人には敵わないのだ。
シンは表では13人の長としてまとめあげる技量を持ち、もちろん他のメンバーもそれに不満を持つ者は居なかった。
だが、間違いなく第二の園の裏の権力者はネルだった。
そしてシンにはまだ2人の妹が居た
黄・無限の究極系 ノラ・ハート
皓・叡智の究極系 セラ・ハート
ノラはド真面目な性格であり、約束や決まり事を絶対に守る。
逆にセラは適当で大雑把な性格であり、約束や時間を守らないが潔癖症であり、一定距離に不純物が入ると許せないという変な所でマメな5姉妹で1番末っ子に当たる。
そんな個性派揃いの5姉妹全員が究極系として選ばれている。
正真正銘の最強姉妹である。
だが、そんな5姉妹でも日常は・・・
・・・・・・
ネル「暇だな、王というものは、どこか喧嘩を売りにいくか?」
シン「ネル、それだけは辞めてください。始末書書くのは私なんですよ?」
ベル「・・・ミールに喧嘩売れば・・・いいと思う」
ネル「馬鹿言うな、ミールは戦っているとは思えんからな、どちらかと言うと拷問だな。私はドMではないからな、遠慮する。」
ノラ「では私が相手しましょうか?ネル?」
セラ「ふぁあぁあ〜(あくび)」
ノラ「セラ、せっかく構成員に昇格したんだ、威厳を出しなさい」
セラ「出しても退屈が凌げるわけじゃないし、興味なしですね」
ネル「そうだな、それとノラ、私はお前とは戦わない、私の相手になるのはベルくらいだ。」
ノラ「いつまでも子供扱いしているといつか追い越しますよ?」
ネル「それは私も嬉しいものだ、ぜひ追い越してくれ」
ネルの発言は強者故の発言だった。
ネルは帝園でも5本指に入る実力者。
ミール・ネル・フェア(スティア)・ティエル・ベル
この5名が帝園のトップに君臨している。
ネルを唯一苦しめる事が出来るのが他の4人なのである。
過去に一度ネルとフェアが本気で殺し合い、最後はお互いほぼ同士討ちという結果があった。
スティアは温厚であり、守りに徹するのだが
フェアは凶悪であり、凶暴、この世の最悪を全て詰め込んだ極悪な獣、ネルがそれを食い止めた形となったのだ。
ティエルとベルは守備特化の平和主義者のため
争うことがない。
ミールは勝負という舞台にすら上がれない。
ネルは戦いという快楽に飢えていた。
ネル「主様の所に遊びに行くかな」
シン「呼ばれていないのに行く訳にはいかないでしょ!」
ネル「暇なのだ!まだ現実世界で主様の面倒を見ている方が私の娯楽になる!」
ノラ「主様が困るだけでしょう」
セラ「最近メイドも増えたし、平和ボケしてるからね、ネル姉様みたいに血の気が多い人は逆に居心地悪いかもですよ?」
セラはそう言いながら何処かに向かおうとする。
シン「セラ、どこに行くの?」
セラ「え、現実世界」
シン「なんで?」
セラ「侍女だから教育にいかないと、最近帝国は侍女に力入れてるから私の出番なんですよ、シン姉様」
シン「聞いてません!そもそもそれは主様から了承得ているのですか?!」
セラ「まさか、行ったら文句言われる。失礼な話ですよね」
ネル「セラ、お前は私達だから大目に見てたが控えめに言ってセンスはないぞ?」
ベル「控えめではないと・・・思う」
セラ「なんでですか!このスーパーメイド!セラがですよ?!叡智の究極系である私が?!」
ネル「頭は良いが、知識は多くないだろ、全知をもっと使え、宝の持ち腐れなんだよ」
セラ「興味ない知識なんてゴミ同然じゃないですか?」
ノラ「否定はできない。」
セラ「シン姉様ならそれでも向上心を持つように言うけど、この5姉妹で向上心持ってる人居る?」
ネル「居ないな、既に完璧だからな、シンは違うのか?」
シン「いえ、あの、向上心はあるけど〜」
ベル「実際は出来てない・・・それはないと同義だと・・・思う」
ノラ「ですが意識の問題もありますし!」
ネル「そういう意味なら私が1番だな、最近は腑抜けた主様の良き愛人として自分磨きをしている!どうだ!凄いだろう!」
ノラ「シンの方が最近女性に磨きかかったと思いますが」
ネル「なんだと?とうとう身体で落としたか!この痴女め!」
シン「してません!主様の思い付きでよくお使いを頼まれるだけです!ネルは嫌がるでしょう!」
ノラ「私もシンに負けない忠誠を持っているのに・・・頼りにされない。」
ネル「態度が堅いからだろ、おふざけなら絶対ノラには頼まないな、私でも」
ノラ「うう・・・なぜ・・・」
セラ「とりあえず日課なので行きますね」スタター
シン「こら!セラ!勝手は許しませんよ!」スタター
ネル「なんだかんだ言って、一番適当に生きてるセラの方が遊び相手には向いているのかもしれないな」
ベル「主様も・・・適当だから・・・相性良いと・・・思う」
ノラ「はあ、いつの世も真面目が馬鹿をみるのだ」
ネル「精進するんだな、我が愛しき妹よ」スタター
ノラ「ネル?どこに?」
ベル「私も・・・行く」スタター
ノラ「・・・まさか私以外全員現実世界に行った???」
ノラは1人、叡天の羅針盤でお留守番をしていた。
5姉妹の日常は微笑ましい。
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2022年09月01日
No.9 白鳳の若かりし武勇伝
シェイン「あ!ハクホーの卒アル見っけ!」パラパラ
白鳳「ああ、一応取ってあるんだ、ちゃんと戻しとけよシェイン」
シェイン「はーい、それではハクホーの若かりし頃はっと」パラ
そこに写って居たのは今とそこまで変わらないが服が乱れ、どこか色気がある感じだった。
シェイン「なんか〜〜、ハクホーって昔モテてた?」
白鳳「どうだろうな、若い頃の話はあんま好きじゃねえんだ」
シェイン「えー、すっごく気になるな〜」
シェインはそう言いながら誰かに電話をかけた。
シェイン「あ、そちらは夜ですよね、夜分遅くにすみません、シェインです」
白鳳(誰に電話かけたんだ?)
シェイン「はい、それでですね〜、要件がありまして、白鳳の若い頃ってどんな人だったのかなって」
白鳳「おい待て!誰に電話してんだ!」
シェイン「え?」ピッ
礼花(電話)「いいわよ!まずあの月詠はね!仕事はサボって毎日女を取っかえ引っ変えしてホテルに入り浸って!香水臭いし!任務が終わって打ち合わせがあるのに夜の街に出てはキャバクラや風俗三昧!揉めたら店と裏のマフィアを潰し晒して帰って来ては面倒事ばかり増やすクソ野郎で」プツ
白鳳は慌ててシェインの手元にある携帯の通話を切る
シェインはフリーズしていた。
白鳳は冷や汗だらけになっていた。
白鳳「あの馬鹿女、余計な事をペラペラと」
シェイン「私より酷いじゃん!!というかやっぱりモテてたんじゃん!というか取っかえ引っ変えって!一体どんだけの人と関係持ったの?!」
白鳳「うるさい、若い頃の話はやめろ、ほら片付けしろ」
シェイン「えー!気になるー!ねえねえ!女絡みで修羅場とかあった?」
シェインは目を輝かせながら聞く
白鳳「・・・さあな」
シェイン「絶対あったんだ!!うわぁ〜ハクホーやらし〜」
白鳳「もう40代だぞ、そんな気も起きねえよ!」
シェイン「そっかそっか〜ハクホーも昔はやんちゃだったか〜、それが気付いたら世界最強と呼ばれるんだから世の中どうなるかわからないよね〜、ねぇねぇ!1つだけ武勇伝教えて!教えてくれたらもう聞かないから!」
シェインはソファーでピョンピョン跳ねながら白鳳にお願いをする
白鳳「はぁ、そうだな、絶対1つだけだぞ?」
シェイン「やった♪」
白鳳「さっきキャバクラの店主と揉めてマフィアを潰したってあっただろ?」
シェイン「うんうん♪」
白鳳「あれは俺が楽しく飲んでてな、まあ、そこそこの子も居たわけだ、それで会計しようとしたら馬鹿みたいな請求してきやがってな」
シェイン「ぼったくりバーってやつだね!」
白鳳「ああ、それで揉めて相手もヤクザを出して脅してきたわけだ」
シェイン「うわ〜命知らず〜」
白鳳「もちろんボコボコにした、警察呼ぶぞと言われても俺がその警察なわけだしな、弁論でどうこう解決するのも面倒だったからな」
シェイン「それでどしたの?♪」
白鳳「店の子全員が奉仕してくれるなら見なかった事にしてやるって言ってやったんだ」
シェイン「えーー(ドン引き)」
白鳳「もちろん反発されたが1番強い奴を半殺しにしてゲボらしたら皆泣きながらやってもらった」
シェイン「えーー(ドン引き)」
白鳳「泣きながらだと流石に俺も気分悪いからな、せめてエロい事言いながら楽しそうにやれって壁殴ったら、そこからは楽しかったな、流石の俺も任務を忘れてたな、中々出来ない体験だったしな」
シェイン「もうどっちが悪かわかんないや(ドン引き)」
白鳳「以上だ!ほら!もう聞くなよ!」
シェイン「うん、もういいや、なんかお腹いっぱい」
白鳳「若かったんだ」
シェイン「それを若さで済ますにはやんちゃ過ぎるでしょ、同期の四季夫婦には頭上がらないね」
白鳳「まあ、迷惑は掛けたな、だが今はその分真面目にやってる、それでいいんだ」
シェイン「まあ、過去だしね、私も大人のレディーだからそれくらいでハクホーを見損なわないよ!」
白鳳「まだガキだろ、ほらいつまで休んでんだ!早く手を動かせ!」
シェイン「はーい」
シェインはアルバムを棚に戻し片付けを再開する。
白鳳「ああ、一応取ってあるんだ、ちゃんと戻しとけよシェイン」
シェイン「はーい、それではハクホーの若かりし頃はっと」パラ
そこに写って居たのは今とそこまで変わらないが服が乱れ、どこか色気がある感じだった。
シェイン「なんか〜〜、ハクホーって昔モテてた?」
白鳳「どうだろうな、若い頃の話はあんま好きじゃねえんだ」
シェイン「えー、すっごく気になるな〜」
シェインはそう言いながら誰かに電話をかけた。
シェイン「あ、そちらは夜ですよね、夜分遅くにすみません、シェインです」
白鳳(誰に電話かけたんだ?)
シェイン「はい、それでですね〜、要件がありまして、白鳳の若い頃ってどんな人だったのかなって」
白鳳「おい待て!誰に電話してんだ!」
シェイン「え?」ピッ
礼花(電話)「いいわよ!まずあの月詠はね!仕事はサボって毎日女を取っかえ引っ変えしてホテルに入り浸って!香水臭いし!任務が終わって打ち合わせがあるのに夜の街に出てはキャバクラや風俗三昧!揉めたら店と裏のマフィアを潰し晒して帰って来ては面倒事ばかり増やすクソ野郎で」プツ
白鳳は慌ててシェインの手元にある携帯の通話を切る
シェインはフリーズしていた。
白鳳は冷や汗だらけになっていた。
白鳳「あの馬鹿女、余計な事をペラペラと」
シェイン「私より酷いじゃん!!というかやっぱりモテてたんじゃん!というか取っかえ引っ変えって!一体どんだけの人と関係持ったの?!」
白鳳「うるさい、若い頃の話はやめろ、ほら片付けしろ」
シェイン「えー!気になるー!ねえねえ!女絡みで修羅場とかあった?」
シェインは目を輝かせながら聞く
白鳳「・・・さあな」
シェイン「絶対あったんだ!!うわぁ〜ハクホーやらし〜」
白鳳「もう40代だぞ、そんな気も起きねえよ!」
シェイン「そっかそっか〜ハクホーも昔はやんちゃだったか〜、それが気付いたら世界最強と呼ばれるんだから世の中どうなるかわからないよね〜、ねぇねぇ!1つだけ武勇伝教えて!教えてくれたらもう聞かないから!」
シェインはソファーでピョンピョン跳ねながら白鳳にお願いをする
白鳳「はぁ、そうだな、絶対1つだけだぞ?」
シェイン「やった♪」
白鳳「さっきキャバクラの店主と揉めてマフィアを潰したってあっただろ?」
シェイン「うんうん♪」
白鳳「あれは俺が楽しく飲んでてな、まあ、そこそこの子も居たわけだ、それで会計しようとしたら馬鹿みたいな請求してきやがってな」
シェイン「ぼったくりバーってやつだね!」
白鳳「ああ、それで揉めて相手もヤクザを出して脅してきたわけだ」
シェイン「うわ〜命知らず〜」
白鳳「もちろんボコボコにした、警察呼ぶぞと言われても俺がその警察なわけだしな、弁論でどうこう解決するのも面倒だったからな」
シェイン「それでどしたの?♪」
白鳳「店の子全員が奉仕してくれるなら見なかった事にしてやるって言ってやったんだ」
シェイン「えーー(ドン引き)」
白鳳「もちろん反発されたが1番強い奴を半殺しにしてゲボらしたら皆泣きながらやってもらった」
シェイン「えーー(ドン引き)」
白鳳「泣きながらだと流石に俺も気分悪いからな、せめてエロい事言いながら楽しそうにやれって壁殴ったら、そこからは楽しかったな、流石の俺も任務を忘れてたな、中々出来ない体験だったしな」
シェイン「もうどっちが悪かわかんないや(ドン引き)」
白鳳「以上だ!ほら!もう聞くなよ!」
シェイン「うん、もういいや、なんかお腹いっぱい」
白鳳「若かったんだ」
シェイン「それを若さで済ますにはやんちゃ過ぎるでしょ、同期の四季夫婦には頭上がらないね」
白鳳「まあ、迷惑は掛けたな、だが今はその分真面目にやってる、それでいいんだ」
シェイン「まあ、過去だしね、私も大人のレディーだからそれくらいでハクホーを見損なわないよ!」
白鳳「まだガキだろ、ほらいつまで休んでんだ!早く手を動かせ!」
シェイン「はーい」
シェインはアルバムを棚に戻し片付けを再開する。
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No.8 カナって優遇すぎない?
ハク「カナちゃんって凄く優遇されるよね?」
カナ「いきなりどしたの?」
ハク「だってカナちゃんってパト君から凄く気を許されてるでしょ?羨ましい。」
カナ「そうかな?普通だと思うけど?心当たりがあるとするならアレかな?ずっと思考や感情がわかるからパトも遠慮しなくなったのかな?」
ハク「きっとそうだよ!だってカナちゃんってパト君とお風呂とか拒絶されないでしょ?」
カナ「されないね、私結構胸とか大っきいんだけどね、パトは何故か私なら欲情しないんだよ」
ハク「それはそれでなんか辛い」
カナ「確かに気になったよ!でも私の身体をチラ見するわけでもなく!逆にガン見するわけでもなく!服着てたっけ?って思うくらい普通なの!」
ハク「逆にそこまで来ると気になるね、聞いてみる?」
カナ「そうだね!ちなみなハクの時は?」
ハク「私はそんなことしないもん!!」
カナ「スキンシップなのに〜」
・・・・・・
2人はパトの玉座に向かう
カナ「パトってなんで私の身体に欲情しないの?」どストレート
パト「はい?」
ハク「だってカナちゃんって、凄く羨ましいくらいスタイル良いんだよ?それで欲情しないのはなんでかなって」
パト「昼間から何話してんのさ。女怖い。」
そんな会話を後ろでただ聞くメルリア
メルリア(いきなり凄い話題ですね、私の方がびっくりしてますよ)
ソルテは用事で席を外していた。
パト「うーん、なんだろうな。確かにスタイルは凄くいいよね、それにカナは魅力溢れる女性だと思うよ」
いきなりの褒め言葉に照れるカナ。
おそらく脳内でも同じことを考えていたのだろう。
パト「だけど、カナだから女性として意識し過ぎなくて済むし、カナだから気兼ねなくいられるから、それがもしかしたら気にならない理由かな?」
カナ「なるほど?」
ハク「でも、やる事はやるんだよね?」
パト「もちろん、さっきも言ったけど魅力溢れる女性だからね」
ハク「カナちゃんだけ意識をしっかり切り替える事が出来るってことかな?」
カナ「もはや熟年夫婦だね!」
パト「そうかもね、それに俺の考えが分かるのに受け止めてくれるから本音というか偽らなくていいのも気が楽なんだよね」
カナ「確かにそうだね!パト他の子には遠慮するけど私にはしないね!」
ハク「なんか羨ましい・・・」ムスー
パト「まあそれはカナの特権ってだけで、俺はハクも凄く大事だと思ってるよ、俺の弱さを受け入れてくれるのはハクだけなんだからさ」
パトはそう言いながらハクの頭を撫でる
パト「俺はハクくらいにしか弱音は言えないんだ。だから凄く心落ち着くよ」
ハク「うん!いつでも来てね!」
カナ「それはそれで羨ましいなぁ」ムスー
ハク「カナちゃんに相談したらカナちゃんまで悩んじゃうから向いてないよ」
カナ「感受性が豊かなんですー!!」
パト「2人とも暇ならゆっくりして行きなよ、メルリアも座りなよ、ずっと立ってるなんて疲れるでしょ?」
メルリア「お気遣い感謝します、アナタ。」
メルリアはそう言いながらパトの横に座る
玉座の後ろに控えの椅子を置いているのをメルリアが持ってきたのだ。
メルリア「今日は賑やかですね、アナタ」
パト「ああ、メルリアも楽しんで、どうせやる事ないしさ」
メルリア「ではアナタのお隣に居ますね。」
その2人のやりとりを見るカナとハク
カナ(1番羨ましいポジションだよなぁ)
ハク(私がやりたい。だけど雪花様も居るし、うう〜)
隣の芝生は青く見える。
カナ「いきなりどしたの?」
ハク「だってカナちゃんってパト君から凄く気を許されてるでしょ?羨ましい。」
カナ「そうかな?普通だと思うけど?心当たりがあるとするならアレかな?ずっと思考や感情がわかるからパトも遠慮しなくなったのかな?」
ハク「きっとそうだよ!だってカナちゃんってパト君とお風呂とか拒絶されないでしょ?」
カナ「されないね、私結構胸とか大っきいんだけどね、パトは何故か私なら欲情しないんだよ」
ハク「それはそれでなんか辛い」
カナ「確かに気になったよ!でも私の身体をチラ見するわけでもなく!逆にガン見するわけでもなく!服着てたっけ?って思うくらい普通なの!」
ハク「逆にそこまで来ると気になるね、聞いてみる?」
カナ「そうだね!ちなみなハクの時は?」
ハク「私はそんなことしないもん!!」
カナ「スキンシップなのに〜」
・・・・・・
2人はパトの玉座に向かう
カナ「パトってなんで私の身体に欲情しないの?」どストレート
パト「はい?」
ハク「だってカナちゃんって、凄く羨ましいくらいスタイル良いんだよ?それで欲情しないのはなんでかなって」
パト「昼間から何話してんのさ。女怖い。」
そんな会話を後ろでただ聞くメルリア
メルリア(いきなり凄い話題ですね、私の方がびっくりしてますよ)
ソルテは用事で席を外していた。
パト「うーん、なんだろうな。確かにスタイルは凄くいいよね、それにカナは魅力溢れる女性だと思うよ」
いきなりの褒め言葉に照れるカナ。
おそらく脳内でも同じことを考えていたのだろう。
パト「だけど、カナだから女性として意識し過ぎなくて済むし、カナだから気兼ねなくいられるから、それがもしかしたら気にならない理由かな?」
カナ「なるほど?」
ハク「でも、やる事はやるんだよね?」
パト「もちろん、さっきも言ったけど魅力溢れる女性だからね」
ハク「カナちゃんだけ意識をしっかり切り替える事が出来るってことかな?」
カナ「もはや熟年夫婦だね!」
パト「そうかもね、それに俺の考えが分かるのに受け止めてくれるから本音というか偽らなくていいのも気が楽なんだよね」
カナ「確かにそうだね!パト他の子には遠慮するけど私にはしないね!」
ハク「なんか羨ましい・・・」ムスー
パト「まあそれはカナの特権ってだけで、俺はハクも凄く大事だと思ってるよ、俺の弱さを受け入れてくれるのはハクだけなんだからさ」
パトはそう言いながらハクの頭を撫でる
パト「俺はハクくらいにしか弱音は言えないんだ。だから凄く心落ち着くよ」
ハク「うん!いつでも来てね!」
カナ「それはそれで羨ましいなぁ」ムスー
ハク「カナちゃんに相談したらカナちゃんまで悩んじゃうから向いてないよ」
カナ「感受性が豊かなんですー!!」
パト「2人とも暇ならゆっくりして行きなよ、メルリアも座りなよ、ずっと立ってるなんて疲れるでしょ?」
メルリア「お気遣い感謝します、アナタ。」
メルリアはそう言いながらパトの横に座る
玉座の後ろに控えの椅子を置いているのをメルリアが持ってきたのだ。
メルリア「今日は賑やかですね、アナタ」
パト「ああ、メルリアも楽しんで、どうせやる事ないしさ」
メルリア「ではアナタのお隣に居ますね。」
その2人のやりとりを見るカナとハク
カナ(1番羨ましいポジションだよなぁ)
ハク(私がやりたい。だけど雪花様も居るし、うう〜)
隣の芝生は青く見える。
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2022年08月31日
No.6 パトと美魅の間の契り
露草 美魅 帝園出身で鬼族の少女
力こそはあるものの、それは一時的に力を開放した時に限る、それ以外は年相応の無力な鬼の少女なのである。
パトにとって美魅という存在は特別である。
美魅はパトの命令は一切聞かない、むしろ殺しにくる程である。
ツンデレなどではなく、結構本気で嫌っている。
普通に考えてそんな美魅を側近に置くはずがないのだが、パトは側近どころか、侍女にまで任命し、傍に置いている。
それは別にパト本人がドMとか、そういう理由ではなく、美魅はパトの弟子だからである。
ネルがパトに対して出した課題、それは【パト自身が誰かにその技術を教え、そしてそれを己も再度理解し、成長する】。
何事も教えられてばかりでは完璧に習得は出来ない、それを誰かに教える、自分の言葉にする、そうすることで曖昧な理解からしっかりした理解へと変わっていく、そのために美魅はパトの傍に居る。
実際、美魅は帝園は弱く、鬼族の中では一番位も低い、戻しても死んでいる可能性があるため、保護という意味も込めて、パトは帝園に返さずに傍に居させる。
だがそんな美魅も一肌恋しい時がある。
だが美魅にとってそれを満たしてくれる人はパトしかいない、だからこそ美魅はパトの事は嫌いだが、習慣としてパトの膝の上に居る。
美魅としても不本意ではあるが、それでも落ち着いてしまうのだから仕方ないと、美魅は玉座に座るパトの膝に座る。
パトは嫌われているとは言え、教え子であり、自分の従属であることには変わりはなく、
自分の膝の上で大人しく居る美魅が可愛いと思い、よく頭を撫でる。
ソルテもその光景は微笑ましく、同じ鬼族として主であるパトが鬼族に優しくしてくれる姿を見ると嬉しくなる。
美魅「よいしょ、」膝の上に座る
パト「今日もお疲れ様、今日は何したんだ?」
美魅「うっさいわ・・・お皿洗いしたわ・・・」
パト「そうか、割らなかったか?」
美魅「うちこう見えて器用なんやで!お皿なんてそうそう割らへんわ」
パト「そうか、なら落ち着くまで頭撫でてあげるよ」
パトは優しく美魅の頭を撫でる。
美魅「子供扱い・・・もええもんやな、不本意やけどすっごい落ち着くわ」
美魅はそう言いながらパトの手を受け入れる。
その時の美魅の表情は本当にうっとりした可愛らしい女の子になる。
美魅「主はええな、楽そうやわ」
パト「生憎俺は勉強尽くしで死にそうだ、代わるか?」
美魅「ええわ~、うちは勉強とか嫌いなんや」
パト「そっかそっか、それは残念、だけどまた時間がある時は俺が教えるからな」
最近はメルリア達が入って、シスリットが帝園出身の子達の面倒を見ている。
パト「シスリットはどうだ?仲良くやれてるか?」
美魅「主よりええで、決まりやから教えとかはしてくれへんけど、練習相手にはなってくれるしな」
パト「そうか、ならシスリットの従属にでもなるか?」
パトが冗談で言った言葉だった。
パトは「それもええなぁ!」という返しを期待していたが違っていた。
美魅「いや、ええわ、シスリットはええんやけど、わいの主はあんたやからな、それに・・・」
美魅が珍しく言いよどむ。
美魅「この暖かい時間と場所は・・・好きなんや」
パトはそういう美魅の頭をワシャワシャっと雑に撫でる
美魅「やめんかいや!あ~あ!髪が~~」
パト「俺が整えてやるよ、メルリア、くしあるか?」
メルリア「どうぞ」
パト「流石、メリルアも全知全能持ってるから物の空間転移も容易だね」
メルリア「恐縮ですよ、アナタ」
パトはメルリアからくしを貰うと自分でグシャグシャにした美魅の髪を整える。
パト「普段の美魅は迷惑かけてきて、毎度殺されそうになるけど、別に美魅以外がいいなって思ったことはないぞ」
美魅「はん!とんだドMやで!なら今度も殺しにいったるわ!」
パト「調子に乗るな~~~」
パトは美魅の首を持ち左右に振る。
美魅「うわ~~~、ぐわんぐわんする~~!」
パト(馬鹿だけど、どこか面倒を見たくなるんだよな、俺が今後、そういう所も含めてしっかり教えてやらないとな)
終わり。
力こそはあるものの、それは一時的に力を開放した時に限る、それ以外は年相応の無力な鬼の少女なのである。
パトにとって美魅という存在は特別である。
美魅はパトの命令は一切聞かない、むしろ殺しにくる程である。
ツンデレなどではなく、結構本気で嫌っている。
普通に考えてそんな美魅を側近に置くはずがないのだが、パトは側近どころか、侍女にまで任命し、傍に置いている。
それは別にパト本人がドMとか、そういう理由ではなく、美魅はパトの弟子だからである。
ネルがパトに対して出した課題、それは【パト自身が誰かにその技術を教え、そしてそれを己も再度理解し、成長する】。
何事も教えられてばかりでは完璧に習得は出来ない、それを誰かに教える、自分の言葉にする、そうすることで曖昧な理解からしっかりした理解へと変わっていく、そのために美魅はパトの傍に居る。
実際、美魅は帝園は弱く、鬼族の中では一番位も低い、戻しても死んでいる可能性があるため、保護という意味も込めて、パトは帝園に返さずに傍に居させる。
だがそんな美魅も一肌恋しい時がある。
だが美魅にとってそれを満たしてくれる人はパトしかいない、だからこそ美魅はパトの事は嫌いだが、習慣としてパトの膝の上に居る。
美魅としても不本意ではあるが、それでも落ち着いてしまうのだから仕方ないと、美魅は玉座に座るパトの膝に座る。
パトは嫌われているとは言え、教え子であり、自分の従属であることには変わりはなく、
自分の膝の上で大人しく居る美魅が可愛いと思い、よく頭を撫でる。
ソルテもその光景は微笑ましく、同じ鬼族として主であるパトが鬼族に優しくしてくれる姿を見ると嬉しくなる。
美魅「よいしょ、」膝の上に座る
パト「今日もお疲れ様、今日は何したんだ?」
美魅「うっさいわ・・・お皿洗いしたわ・・・」
パト「そうか、割らなかったか?」
美魅「うちこう見えて器用なんやで!お皿なんてそうそう割らへんわ」
パト「そうか、なら落ち着くまで頭撫でてあげるよ」
パトは優しく美魅の頭を撫でる。
美魅「子供扱い・・・もええもんやな、不本意やけどすっごい落ち着くわ」
美魅はそう言いながらパトの手を受け入れる。
その時の美魅の表情は本当にうっとりした可愛らしい女の子になる。
美魅「主はええな、楽そうやわ」
パト「生憎俺は勉強尽くしで死にそうだ、代わるか?」
美魅「ええわ~、うちは勉強とか嫌いなんや」
パト「そっかそっか、それは残念、だけどまた時間がある時は俺が教えるからな」
最近はメルリア達が入って、シスリットが帝園出身の子達の面倒を見ている。
パト「シスリットはどうだ?仲良くやれてるか?」
美魅「主よりええで、決まりやから教えとかはしてくれへんけど、練習相手にはなってくれるしな」
パト「そうか、ならシスリットの従属にでもなるか?」
パトが冗談で言った言葉だった。
パトは「それもええなぁ!」という返しを期待していたが違っていた。
美魅「いや、ええわ、シスリットはええんやけど、わいの主はあんたやからな、それに・・・」
美魅が珍しく言いよどむ。
美魅「この暖かい時間と場所は・・・好きなんや」
パトはそういう美魅の頭をワシャワシャっと雑に撫でる
美魅「やめんかいや!あ~あ!髪が~~」
パト「俺が整えてやるよ、メルリア、くしあるか?」
メルリア「どうぞ」
パト「流石、メリルアも全知全能持ってるから物の空間転移も容易だね」
メルリア「恐縮ですよ、アナタ」
パトはメルリアからくしを貰うと自分でグシャグシャにした美魅の髪を整える。
パト「普段の美魅は迷惑かけてきて、毎度殺されそうになるけど、別に美魅以外がいいなって思ったことはないぞ」
美魅「はん!とんだドMやで!なら今度も殺しにいったるわ!」
パト「調子に乗るな~~~」
パトは美魅の首を持ち左右に振る。
美魅「うわ~~~、ぐわんぐわんする~~!」
パト(馬鹿だけど、どこか面倒を見たくなるんだよな、俺が今後、そういう所も含めてしっかり教えてやらないとな)
終わり。
patopatoblog at 23:29|Permalink
No.5 桜花の夢
桜花は実家に帰っていた。
要は農業に努め、出来た作物を売ることで生計を立てている。
他にも物の修理をしたり、山奥にある作物や素材の回収などの仕事をしている
桜花はそんな要の生活を支えるためにネットワークを使った営業を行っていた。
桜花「さて、今日も一度ネットワークが届くところまで行ってそこから作業をしないとね」
そんな姿を見ていた礼花は桜花に問う。
礼花「別に神職を目指しなさいとは言わないけど、桜花がやっていることって桜花の夢なの?」
桜花「夢?そうだね、最終的には四季神社を継ぎたいけど、今はどうせだから好きな事をしてみたいかな」
礼花は四季神社の神主代理として凍夜の代わりに神主を行っていた。礼花が月花を生んだ時に必要だからと資格は取っていたのだ、そして今は神主として仕事をしているが本業は医者である。
礼花は街の医者をしている、実際生計はそちらで立っている、四季神社の方では収益がそこまでなく、仕方のないことなのである。
礼花「それに私は死なないからお父さんが亡くなったても跡継ぎに関しては気にする必要はないけど、それでも桜花も神職の心得はないと心配だわ、お父さんには要君を神職に押したんでしょう?」
桜花「うん、要君頭いいし、要領いいからさ、きっと私と違って神主に向いてると思うんだよね!それに穢れなきって言うならお父さんもお母さんもいっぱい人殺してるわけだしね!」
礼花「縁起でもないこと言わないで」
桜花はそう言いながらパソコンに向き合う、実が桜花がやっているのは以前パトがやっていた事なのだ。
桜花(昔は私とパトと雪花ちゃん、色んな仲間が居て、楽しい日々を過ごしてた、だからこれだけは私だけでも続けていたいんだよね、それにこれで生計立てれるし!)
そして夕方頃になったタイミングで桜花は四季神社を後にする。
桜花「また明日来るね!」
礼花「私は寂しくないから嬉しいけど、あんまり無茶しないでね、貴女は貴女らしいゆっくり成長すればいいんだからね」
桜花「わかってる!」
桜花はそう言いながら自分の家に帰る。
そして桜花は帰り道で考える
桜花(月花お姉ちゃんは国の研究長、雪花ちゃんは国の部隊長、芦花ちゃんはリオの技術開発局でお仕事、みんな凄い所で働いているんだよね、それに比べて私は・・・)
桜花はふと姉妹のことを考えると劣等感に苛まれてしまうため、極力考えないようにしていた。
【自分は落ちこぼれじゃない】
そう思い込むために。
・・・・・・
桜花「ただいまー」
トゥリー「ただいまなのー」
デフテー「それを言うならおかえりです、トゥリー」
パラ「おかえりなさい、ごはんそろそろできますので、手を洗ったら広間でくつろいでてください」
桜花「いつもありがとう、要君は?」
パラ「まだ帰ってきてないですね、今日は山奥に薬草を取りに行ってるらしいので、時間が掛かるのかもしれないね、心配?」
桜花「うん、だけど大丈夫、要君は弱くないからね!自然の生き物程度には負けないよ!」
桜花はそう言うと広間に向かう。
桜花はふと思ったことを聞いてみた
桜花「パラちゃんって将来って考えてる?」
パラ「将来?うーん、正直今生きるのが精いっぱいって感じだからね、将来を考える余裕はないかな、正直、」
サーヴァ「難しいでしょうね、でも今こうして生活出来てるのは桜花ちゃんのおかげなんだよ、将来も大事だけど、今を楽しむのもいいと思うわ」
そういうサーヴァは医大生だったが退学している、医者になるという夢が潰れてしまったのだ。
だから桜花にとってサーヴァの言葉はすごく重く感じた。
パラスケだってそうだ、元々は姉である月花と同じ、東京になる名門神聖女学院の生徒だった。将来有望であり、期待も大きかっただろうと思うと桜花は少なからず気分が沈んだ。
桜花(それに比べて私は・・・)
そう考えているとパラスケは桜花に話しかけた
パラスケ「桜花ちゃんは将来はどう考えてるの?」
桜花「正直わかんない、実家の家業を継ぎたい気持ちはあるけど、正直出来る自信ないしね」
パラスケ「そうなんだ、きっと大丈夫、もう私達は皆で一つ、一緒に助け合って、それで生きていければきっとこれ以上は何もいらないと思うんだ、まだトゥリーやデフテー、ペンプは若いから心境の変化はあると思うけど、その時はしっかり応援してあげたいしね」
パラスケは皆の幸せを願っていた、そしてそれを見届けるのが自分の幸せだと信じていた。
桜花「そうだね、今の状況がいつまで続くかわからないけど、それでも私の夢の先にパラちゃん達も一緒に居られたらって思うよ!」
パラとサーヴァは桜花に笑顔を返す。
そして2階からゲームで遊んでいたペンプとテラールも降りてきて、要の帰りを待ちながら家族仲良く過ごしていた。
要「ただいま~~、遅くなって悪いな」
桜花「おかえりなさい!」
パラ達「ただいま~」
桜花の未来はわからない、だけど今をこうして楽しむのも悪くないと考えた桜花だった。
要は農業に努め、出来た作物を売ることで生計を立てている。
他にも物の修理をしたり、山奥にある作物や素材の回収などの仕事をしている
桜花はそんな要の生活を支えるためにネットワークを使った営業を行っていた。
桜花「さて、今日も一度ネットワークが届くところまで行ってそこから作業をしないとね」
そんな姿を見ていた礼花は桜花に問う。
礼花「別に神職を目指しなさいとは言わないけど、桜花がやっていることって桜花の夢なの?」
桜花「夢?そうだね、最終的には四季神社を継ぎたいけど、今はどうせだから好きな事をしてみたいかな」
礼花は四季神社の神主代理として凍夜の代わりに神主を行っていた。礼花が月花を生んだ時に必要だからと資格は取っていたのだ、そして今は神主として仕事をしているが本業は医者である。
礼花は街の医者をしている、実際生計はそちらで立っている、四季神社の方では収益がそこまでなく、仕方のないことなのである。
礼花「それに私は死なないからお父さんが亡くなったても跡継ぎに関しては気にする必要はないけど、それでも桜花も神職の心得はないと心配だわ、お父さんには要君を神職に押したんでしょう?」
桜花「うん、要君頭いいし、要領いいからさ、きっと私と違って神主に向いてると思うんだよね!それに穢れなきって言うならお父さんもお母さんもいっぱい人殺してるわけだしね!」
礼花「縁起でもないこと言わないで」
桜花はそう言いながらパソコンに向き合う、実が桜花がやっているのは以前パトがやっていた事なのだ。
桜花(昔は私とパトと雪花ちゃん、色んな仲間が居て、楽しい日々を過ごしてた、だからこれだけは私だけでも続けていたいんだよね、それにこれで生計立てれるし!)
そして夕方頃になったタイミングで桜花は四季神社を後にする。
桜花「また明日来るね!」
礼花「私は寂しくないから嬉しいけど、あんまり無茶しないでね、貴女は貴女らしいゆっくり成長すればいいんだからね」
桜花「わかってる!」
桜花はそう言いながら自分の家に帰る。
そして桜花は帰り道で考える
桜花(月花お姉ちゃんは国の研究長、雪花ちゃんは国の部隊長、芦花ちゃんはリオの技術開発局でお仕事、みんな凄い所で働いているんだよね、それに比べて私は・・・)
桜花はふと姉妹のことを考えると劣等感に苛まれてしまうため、極力考えないようにしていた。
【自分は落ちこぼれじゃない】
そう思い込むために。
・・・・・・
桜花「ただいまー」
トゥリー「ただいまなのー」
デフテー「それを言うならおかえりです、トゥリー」
パラ「おかえりなさい、ごはんそろそろできますので、手を洗ったら広間でくつろいでてください」
桜花「いつもありがとう、要君は?」
パラ「まだ帰ってきてないですね、今日は山奥に薬草を取りに行ってるらしいので、時間が掛かるのかもしれないね、心配?」
桜花「うん、だけど大丈夫、要君は弱くないからね!自然の生き物程度には負けないよ!」
桜花はそう言うと広間に向かう。
桜花はふと思ったことを聞いてみた
桜花「パラちゃんって将来って考えてる?」
パラ「将来?うーん、正直今生きるのが精いっぱいって感じだからね、将来を考える余裕はないかな、正直、」
サーヴァ「難しいでしょうね、でも今こうして生活出来てるのは桜花ちゃんのおかげなんだよ、将来も大事だけど、今を楽しむのもいいと思うわ」
そういうサーヴァは医大生だったが退学している、医者になるという夢が潰れてしまったのだ。
だから桜花にとってサーヴァの言葉はすごく重く感じた。
パラスケだってそうだ、元々は姉である月花と同じ、東京になる名門神聖女学院の生徒だった。将来有望であり、期待も大きかっただろうと思うと桜花は少なからず気分が沈んだ。
桜花(それに比べて私は・・・)
そう考えているとパラスケは桜花に話しかけた
パラスケ「桜花ちゃんは将来はどう考えてるの?」
桜花「正直わかんない、実家の家業を継ぎたい気持ちはあるけど、正直出来る自信ないしね」
パラスケ「そうなんだ、きっと大丈夫、もう私達は皆で一つ、一緒に助け合って、それで生きていければきっとこれ以上は何もいらないと思うんだ、まだトゥリーやデフテー、ペンプは若いから心境の変化はあると思うけど、その時はしっかり応援してあげたいしね」
パラスケは皆の幸せを願っていた、そしてそれを見届けるのが自分の幸せだと信じていた。
桜花「そうだね、今の状況がいつまで続くかわからないけど、それでも私の夢の先にパラちゃん達も一緒に居られたらって思うよ!」
パラとサーヴァは桜花に笑顔を返す。
そして2階からゲームで遊んでいたペンプとテラールも降りてきて、要の帰りを待ちながら家族仲良く過ごしていた。
要「ただいま~~、遅くなって悪いな」
桜花「おかえりなさい!」
パラ達「ただいま~」
桜花の未来はわからない、だけど今をこうして楽しむのも悪くないと考えた桜花だった。
patopatoblog at 21:06|Permalink
No.4 アリシアの仕事
アリシアは前途多難な神生を送っている、だがアリシアはそれらを苦労と思わずに乗り越えてきた。
アリシアは優秀である、優秀過ぎるが故にある程度の苦難がまったく苦難ではなくなる。
アリシアは優しく、正確も温厚、誰に対しても優しく、見下す等もってのほか、誰にでも手を差し伸べ、救いを与える、もはや帝国一の善人と言っても過言ではない。
だがそんなアリシアにも問題があった、それは【自分基準で考える】のである。
アリシアは自分自身が仕事が出来ると思っておらず、当たり前の事を当たり前にやっているだけという認識なのである、故に、部下に任せる仕事のレベルが常に高く、部下もアリシアからのお願いだからと断れずに請け負ってしまう、アリシアは優秀過ぎるが自己採点も甘いため、自身が帝国の中でも5本指に入る優秀な神材だと理解していない、それが問題なのである。
その被害者がアリシアの直属の部下になる琴歌なのである。
政治部隊、帝国、内外の政治、外交分野を手掛け、国の治安を守る部隊、現在はメリアの配慮があり、国内と国外で分担を分け、アリシアと琴歌両方に負担が分担するようになった。
琴歌は元々メリアとアリシア達が整え終わっている国内政治を維持、メリアと主に改善を図る仕事のため、そこまで忙しくはなくなり、公私を分けれるようになった。
だが明らかに仕事量が多い国外政治、今だ未開拓な問題が1宇宙分はあるであろう仕事量を任されたアリシアは毎日仕事に追われていた。だが・・・
アリシア「さて、今日はこれくらいですね、これくらいの仕事なら2年もあれば充分ですね!」
アリシアは優秀過ぎた・・・本来琴歌が携われば余裕で100年は掛かる仕事量を2年と定めてしまったのだ。この仕事がアリシアだけに収まればいいが、問題はここからである。
外交の物資や自然復興等の研究を代表で行っている月花、そこに全てシワ寄せがいったのである。
・・・・・・
アリシア「月花ちゃん、この星の問題と技術発展の援助ということで、これだけの薬と技術開発をお願いしたいのだけど」書類ドサ!!
目の前に置かれた書類に青ざめる月花
月花「これって、何件あるのでしょうか・アリシア様?」
アリシア「大体8700件ね、1惑星分だから今回は少ないわね、それで納期なんだけど、今回は慌てなくていいからね!大体1ヵ月程で!」
月花「無理ですよ!開発と研究ですよ?!色々試行錯誤しなければいけませんし、副作用等を生まないために試験を繰り返さないといけませんし、その材料から集めないといけませんし!その下準備で1ヵ月掛かりますよ!それも1件です!部隊内で二人一組で仕事をこなしても2ヵ月で500件出来るかどうか、なので1ヵ月はちょっと・・・」
月花の判断は正しい、むしろ正常のプランである。
月花も数か月仕事を嗜み、要領を得て、大体の工程を把握しているため、他の研究員の事も考えると妥当な話であった、だがアリシアはそこを理解出来ない。
アリシア「そうですか、なら私が素材集めをしましょう、月花ちゃんは研究に専念すればもっと効率よく研究が捗りますよね!」
月花「待ってください、それって徹夜前提じゃないですよね?」
アリシア「私はこれくらいなら定時までには終わらせますよ?」
月花(アリシア様の定時は私にとって1週間徹夜分の仕事量なのよ!)
月花「アリシア様!えっと~~、もっと納期伸ばせません?」
アリシア「う~んあの惑星は私達エウレカ帝国を信頼して全てを託してくれたわけですし、出来る限り早く帝国の恩恵を受けさせてあげたいのですが」
アリシアは優しい、例え、国外の生物に対しても慈悲を持ち、貧しければ共に悲しみ、そしてどうにかしたいと率先して動く。
だがその行動力と周りの仕事効率がまったくかみ合っていないため、苦労は絶えない。
そして問題はもう一つ
ソフィア「あ!アリシアだ!今仕事なの?」
アリシア「ソフィア様!どうなされました!ソフィア様のためなら全用事を即座に終わらせてでも時間を作りますよ!」
月花は頭を抱える、アリシアはソフィアには盲目なのである、つまりソフィアの前では馬鹿になるという事だ、まだソフィアの居ないアリシアは話しになる、だがソフィアが絡んだ話になるともう手が付けられない、
ソフィア「月花に新しい素材開発のお願いをしたくてね!私その間に他の研究をしたいんだ~」
アリシア「おお!流石ソフィア様ですね!ソフィア様の発想が帝国を豊にしてくれるのです!本当ソフィア様なしではこの帝国は危うかった事でしょう!ああソフィア様は素晴らしいです!」
月花「あの・・・アリシア様?」
アリシア「月花ちゃん!ソフィア様のお願いも聞いてあげてほしいです!もちろん納期を伸ばします!2ヵ月にします!だからお願いします!」
月花はわかっていた、アリシアの案件よりもソフィアの案件の方が難易度が桁外れに高いという事を。
アリシアが提出してくる仕事はあくまでその惑星の環境に調整する、住民の体質に合わせて調合するのがメインの仕事になるのだが、ソフィアの仕事は1からの研究になる、スタート地点がまったく違うため、時間の掛かり方がまったく異なる。
つまり一見、2ヵ月になって伸びたように見えるが、実際は逆、縮まったのだ。
月花「無理・・・といっても強制なのよね・・・とほほ」
アリシア「ありがとうございます!では私はその間に自分の仕事をしてきますね!ソフィア様!時間が会いましたらまた一緒に過ごしましょうね!」
ソフィア「いいけど、今日はこの後アニメ見るから邪魔しないでね?」
月花(研究するんじゃないんかい!!)
月花は心の底でツッコミながら目の前の仕事を行う、しかも以前の仕事が山ほど残っている状態でだ。
アリシア「そういえば以前の仕事の納期、そろそろですよね?進捗はどうです?」
月花「・・・7%」
アリシアは優しいが鬼畜である。
終わり
アリシアは優秀である、優秀過ぎるが故にある程度の苦難がまったく苦難ではなくなる。
アリシアは優しく、正確も温厚、誰に対しても優しく、見下す等もってのほか、誰にでも手を差し伸べ、救いを与える、もはや帝国一の善人と言っても過言ではない。
だがそんなアリシアにも問題があった、それは【自分基準で考える】のである。
アリシアは自分自身が仕事が出来ると思っておらず、当たり前の事を当たり前にやっているだけという認識なのである、故に、部下に任せる仕事のレベルが常に高く、部下もアリシアからのお願いだからと断れずに請け負ってしまう、アリシアは優秀過ぎるが自己採点も甘いため、自身が帝国の中でも5本指に入る優秀な神材だと理解していない、それが問題なのである。
その被害者がアリシアの直属の部下になる琴歌なのである。
政治部隊、帝国、内外の政治、外交分野を手掛け、国の治安を守る部隊、現在はメリアの配慮があり、国内と国外で分担を分け、アリシアと琴歌両方に負担が分担するようになった。
琴歌は元々メリアとアリシア達が整え終わっている国内政治を維持、メリアと主に改善を図る仕事のため、そこまで忙しくはなくなり、公私を分けれるようになった。
だが明らかに仕事量が多い国外政治、今だ未開拓な問題が1宇宙分はあるであろう仕事量を任されたアリシアは毎日仕事に追われていた。だが・・・
アリシア「さて、今日はこれくらいですね、これくらいの仕事なら2年もあれば充分ですね!」
アリシアは優秀過ぎた・・・本来琴歌が携われば余裕で100年は掛かる仕事量を2年と定めてしまったのだ。この仕事がアリシアだけに収まればいいが、問題はここからである。
外交の物資や自然復興等の研究を代表で行っている月花、そこに全てシワ寄せがいったのである。
・・・・・・
アリシア「月花ちゃん、この星の問題と技術発展の援助ということで、これだけの薬と技術開発をお願いしたいのだけど」書類ドサ!!
目の前に置かれた書類に青ざめる月花
月花「これって、何件あるのでしょうか・アリシア様?」
アリシア「大体8700件ね、1惑星分だから今回は少ないわね、それで納期なんだけど、今回は慌てなくていいからね!大体1ヵ月程で!」
月花「無理ですよ!開発と研究ですよ?!色々試行錯誤しなければいけませんし、副作用等を生まないために試験を繰り返さないといけませんし、その材料から集めないといけませんし!その下準備で1ヵ月掛かりますよ!それも1件です!部隊内で二人一組で仕事をこなしても2ヵ月で500件出来るかどうか、なので1ヵ月はちょっと・・・」
月花の判断は正しい、むしろ正常のプランである。
月花も数か月仕事を嗜み、要領を得て、大体の工程を把握しているため、他の研究員の事も考えると妥当な話であった、だがアリシアはそこを理解出来ない。
アリシア「そうですか、なら私が素材集めをしましょう、月花ちゃんは研究に専念すればもっと効率よく研究が捗りますよね!」
月花「待ってください、それって徹夜前提じゃないですよね?」
アリシア「私はこれくらいなら定時までには終わらせますよ?」
月花(アリシア様の定時は私にとって1週間徹夜分の仕事量なのよ!)
月花「アリシア様!えっと~~、もっと納期伸ばせません?」
アリシア「う~んあの惑星は私達エウレカ帝国を信頼して全てを託してくれたわけですし、出来る限り早く帝国の恩恵を受けさせてあげたいのですが」
アリシアは優しい、例え、国外の生物に対しても慈悲を持ち、貧しければ共に悲しみ、そしてどうにかしたいと率先して動く。
だがその行動力と周りの仕事効率がまったくかみ合っていないため、苦労は絶えない。
そして問題はもう一つ
ソフィア「あ!アリシアだ!今仕事なの?」
アリシア「ソフィア様!どうなされました!ソフィア様のためなら全用事を即座に終わらせてでも時間を作りますよ!」
月花は頭を抱える、アリシアはソフィアには盲目なのである、つまりソフィアの前では馬鹿になるという事だ、まだソフィアの居ないアリシアは話しになる、だがソフィアが絡んだ話になるともう手が付けられない、
ソフィア「月花に新しい素材開発のお願いをしたくてね!私その間に他の研究をしたいんだ~」
アリシア「おお!流石ソフィア様ですね!ソフィア様の発想が帝国を豊にしてくれるのです!本当ソフィア様なしではこの帝国は危うかった事でしょう!ああソフィア様は素晴らしいです!」
月花「あの・・・アリシア様?」
アリシア「月花ちゃん!ソフィア様のお願いも聞いてあげてほしいです!もちろん納期を伸ばします!2ヵ月にします!だからお願いします!」
月花はわかっていた、アリシアの案件よりもソフィアの案件の方が難易度が桁外れに高いという事を。
アリシアが提出してくる仕事はあくまでその惑星の環境に調整する、住民の体質に合わせて調合するのがメインの仕事になるのだが、ソフィアの仕事は1からの研究になる、スタート地点がまったく違うため、時間の掛かり方がまったく異なる。
つまり一見、2ヵ月になって伸びたように見えるが、実際は逆、縮まったのだ。
月花「無理・・・といっても強制なのよね・・・とほほ」
アリシア「ありがとうございます!では私はその間に自分の仕事をしてきますね!ソフィア様!時間が会いましたらまた一緒に過ごしましょうね!」
ソフィア「いいけど、今日はこの後アニメ見るから邪魔しないでね?」
月花(研究するんじゃないんかい!!)
月花は心の底でツッコミながら目の前の仕事を行う、しかも以前の仕事が山ほど残っている状態でだ。
アリシア「そういえば以前の仕事の納期、そろそろですよね?進捗はどうです?」
月花「・・・7%」
アリシアは優しいが鬼畜である。
終わり
patopatoblog at 19:52|Permalink
No.2 ミールの悩み2
コンコン
ミール「入りますよ~~」
ミールはそう言いながらシルの部屋に入る。
シル「ミール様、まだ返事してません、やり直し」
ミール「えーー、細かい・・・」
ミールはそう言いながら扉を閉め、やり直す。
コンコン
ミール「入っていいですか?」
シル「ダメです、嫌な予感しかしないので」
ミール「なんでですかーーー!!ね~~え~~!」
ミールはドンドン扉を叩く!そして「い~れ~て~よ~~」と威厳も何もない声でシルにお願いする。
そしてシルは渋々了承し、ミールを部屋の中に入れる。
シル「なに?ミール様の事だから絶対に面倒事でしょ?嫌よ?お断り、気に入らないなら処刑すれば?」
ミール「そんなことしないよ~~、シル~~!お願いだからお話だけでも聞いて~~」
ミールは威厳という言葉を何処かに置いてきたかの如く、シルにしがみつきながらお願いする。
シル「わかりました、聞くだけです、判断は却下です、どうぞ」
ミール「辛辣・・・でもなんでそこまで嫌がるの?」
シル「自身の胸に手を当ててくださいよ、組織の面倒事を全て私!ミール様の幼稚な行動を全て隠ぺいしてきたのも私!ミール様のミスをフォローするのも私!完全無欠完璧主義のミールとは聞いて呆れる!」
ミール「ひゃ~~、ストレス溜まってるね~、たまには他の園に旅行に行ってみては?」
ミールは冷や汗を垂らしながら提案するが、その行動が逆にシルの逆鱗に触れる。
シル「ええ、最近はよく他の園に行ってますね、明日十二の園に行けば今週だけでコンプリートです、やりましたね、スタンプラリーは何処ですか?早く景品が欲しいのですが?」
ミール「スタンプラリーはしてないね~、でもでも!他の子に仕事振ってもいいんだよ!全部シルが負担することなんてないし!」
シルはミールの元に近づき、ミールの頬を両手でつねる。
シル「全部ミール様の仕事なのよ!私の仕事は第五の園内の管理!そこは順調なのにミール様が仕事をしてくれないから私が代わりにミール様の仕事を代理で出席しているのでしょう!?」
ミール「ひゃ~~引っ張らないで~~!痛い~~」
シルはミールの頬をあらゆる方向に引っ張る、ミールも涙目になりながら引っ張られる。
シルはミールの側近であり、副長を務めるが故にミールの仕事を代わりに請け負っていた。
ミールが言う前に既に仕事の殆どをシルが請け負っていたのだ。
ミール「痛い・・・辛い・・・」
シル「それで要件はなんですか?」
ミール「あのね、私は帝園全土の最高責任者でしょ?」
シル「ええ、恐ろしい話です」
ミール「そのうえ、この第五の園の最高責任者でもあるでしょ?」
シル「見えました、私をその第五の園最高責任者にさせるつもりでしょう?」
ミール「わあ!話が早い!お願いできる?」
シル「却下です、そもそもこの園は最高責任者にミール様が居るから他の園を牽制出来ています。これは【十二天の心】も例外ではありません、ミール様がバックに居るから私の言葉に発言力が増すのです。なのでミール様が居ないとなると第五の園は今の状況では居られなくなりますよ?」
シルは状況は話す、ミールもおっちょこちょいではあるが、馬鹿ではない。
ミール自身もその点はよく理解している、故にその力関係のバランスが偏っている事を懸念もしていた。
ミール「だからだよ、今現状第五の園だけ強すぎるんだよ、その原因は主に私なんだけど、でもシルが最高責任者になれば実力は第二の園最高責任者シンとほぼ互角!威厳は保たれると思うんだよね!」
シル「均衡を保ちたいですか、それを言うならシン様は最高責任者ではありますが、最強ではありませんよね?確かに私はシン様と互角にやり合えるかもしれませんが、勝敗は別、正直、勝てる確率は10%あるかどうかだと考えてます、そのうえ、シン様より実力があると言われている【赫の暴帝 ネル】と【蒼の絶壁 ベル】が居ます、あの二人に関しては勝てる気すらしません」
シルは【審判】あらゆる事に結果を出す事を特化した精霊族、その結果はどれだけ理不尽でも、どれだけ確率が傾いていても結果を決めることでその出来事を確立、判決を下す事が出来る。
だが、シンはそれと似た能力を持ち、ベルはそれを全て無視し、ネルに関してはその結果事【絶権】で上書きしてしまう、いわば戦闘以前の問題なのだ。
シル「基礎戦闘力では確かにネル様にも戦えるでしょうね、でも能力を含まれるともう無理!絶対に無理!それらを牽制するにはミール様のネームが必要なんです!なので却下です!そもそも仕事してないのですからいいでしょう?」
ミールはシルの冷静過ぎる判断に困惑するが、的を得ているため、反応に困ってしまう。
ミール(う~ん、弱ったなぁ~、このままだと責任者押し付けられない・・・)
シル「それでも私に責任者をしろと言うのなら、自害します、お世話になりました。来世では庶民として細々を暮らします。」
ミール「わかった!わかったよ~!そんな事言わない!シルはすっごく大事だからね!だから自害とか言わないで~~」
シルはわかっていた、ミールは意外と押しに弱いという事を。
そして自分の立場的にミールは自分を切り捨て出来ないという事を。
シルは策士なのである。
シル「それは良かったです、ではこのままお互い良好な関係を築けるように頑張りましょうね」
ミール「・・・はい・・・」
ミールはそのままトボトボとシルの部屋を後にする。
ミール「失敗した・・・」
ミールの悩みは当分は解決しそうにないのであった。
終わり
ミール「入りますよ~~」
ミールはそう言いながらシルの部屋に入る。
シル「ミール様、まだ返事してません、やり直し」
ミール「えーー、細かい・・・」
ミールはそう言いながら扉を閉め、やり直す。
コンコン
ミール「入っていいですか?」
シル「ダメです、嫌な予感しかしないので」
ミール「なんでですかーーー!!ね~~え~~!」
ミールはドンドン扉を叩く!そして「い~れ~て~よ~~」と威厳も何もない声でシルにお願いする。
そしてシルは渋々了承し、ミールを部屋の中に入れる。
シル「なに?ミール様の事だから絶対に面倒事でしょ?嫌よ?お断り、気に入らないなら処刑すれば?」
ミール「そんなことしないよ~~、シル~~!お願いだからお話だけでも聞いて~~」
ミールは威厳という言葉を何処かに置いてきたかの如く、シルにしがみつきながらお願いする。
シル「わかりました、聞くだけです、判断は却下です、どうぞ」
ミール「辛辣・・・でもなんでそこまで嫌がるの?」
シル「自身の胸に手を当ててくださいよ、組織の面倒事を全て私!ミール様の幼稚な行動を全て隠ぺいしてきたのも私!ミール様のミスをフォローするのも私!完全無欠完璧主義のミールとは聞いて呆れる!」
ミール「ひゃ~~、ストレス溜まってるね~、たまには他の園に旅行に行ってみては?」
ミールは冷や汗を垂らしながら提案するが、その行動が逆にシルの逆鱗に触れる。
シル「ええ、最近はよく他の園に行ってますね、明日十二の園に行けば今週だけでコンプリートです、やりましたね、スタンプラリーは何処ですか?早く景品が欲しいのですが?」
ミール「スタンプラリーはしてないね~、でもでも!他の子に仕事振ってもいいんだよ!全部シルが負担することなんてないし!」
シルはミールの元に近づき、ミールの頬を両手でつねる。
シル「全部ミール様の仕事なのよ!私の仕事は第五の園内の管理!そこは順調なのにミール様が仕事をしてくれないから私が代わりにミール様の仕事を代理で出席しているのでしょう!?」
ミール「ひゃ~~引っ張らないで~~!痛い~~」
シルはミールの頬をあらゆる方向に引っ張る、ミールも涙目になりながら引っ張られる。
シルはミールの側近であり、副長を務めるが故にミールの仕事を代わりに請け負っていた。
ミールが言う前に既に仕事の殆どをシルが請け負っていたのだ。
ミール「痛い・・・辛い・・・」
シル「それで要件はなんですか?」
ミール「あのね、私は帝園全土の最高責任者でしょ?」
シル「ええ、恐ろしい話です」
ミール「そのうえ、この第五の園の最高責任者でもあるでしょ?」
シル「見えました、私をその第五の園最高責任者にさせるつもりでしょう?」
ミール「わあ!話が早い!お願いできる?」
シル「却下です、そもそもこの園は最高責任者にミール様が居るから他の園を牽制出来ています。これは【十二天の心】も例外ではありません、ミール様がバックに居るから私の言葉に発言力が増すのです。なのでミール様が居ないとなると第五の園は今の状況では居られなくなりますよ?」
シルは状況は話す、ミールもおっちょこちょいではあるが、馬鹿ではない。
ミール自身もその点はよく理解している、故にその力関係のバランスが偏っている事を懸念もしていた。
ミール「だからだよ、今現状第五の園だけ強すぎるんだよ、その原因は主に私なんだけど、でもシルが最高責任者になれば実力は第二の園最高責任者シンとほぼ互角!威厳は保たれると思うんだよね!」
シル「均衡を保ちたいですか、それを言うならシン様は最高責任者ではありますが、最強ではありませんよね?確かに私はシン様と互角にやり合えるかもしれませんが、勝敗は別、正直、勝てる確率は10%あるかどうかだと考えてます、そのうえ、シン様より実力があると言われている【赫の暴帝 ネル】と【蒼の絶壁 ベル】が居ます、あの二人に関しては勝てる気すらしません」
シルは【審判】あらゆる事に結果を出す事を特化した精霊族、その結果はどれだけ理不尽でも、どれだけ確率が傾いていても結果を決めることでその出来事を確立、判決を下す事が出来る。
だが、シンはそれと似た能力を持ち、ベルはそれを全て無視し、ネルに関してはその結果事【絶権】で上書きしてしまう、いわば戦闘以前の問題なのだ。
シル「基礎戦闘力では確かにネル様にも戦えるでしょうね、でも能力を含まれるともう無理!絶対に無理!それらを牽制するにはミール様のネームが必要なんです!なので却下です!そもそも仕事してないのですからいいでしょう?」
ミールはシルの冷静過ぎる判断に困惑するが、的を得ているため、反応に困ってしまう。
ミール(う~ん、弱ったなぁ~、このままだと責任者押し付けられない・・・)
シル「それでも私に責任者をしろと言うのなら、自害します、お世話になりました。来世では庶民として細々を暮らします。」
ミール「わかった!わかったよ~!そんな事言わない!シルはすっごく大事だからね!だから自害とか言わないで~~」
シルはわかっていた、ミールは意外と押しに弱いという事を。
そして自分の立場的にミールは自分を切り捨て出来ないという事を。
シルは策士なのである。
シル「それは良かったです、ではこのままお互い良好な関係を築けるように頑張りましょうね」
ミール「・・・はい・・・」
ミールはそのままトボトボとシルの部屋を後にする。
ミール「失敗した・・・」
ミールの悩みは当分は解決しそうにないのであった。
終わり
patopatoblog at 17:35|Permalink
No.1 ミールの悩み1
ミール「気に入りません」
ミールは今の状況を良く思っていなかった。
その原因は帝園そのものにあった。
ミール「帝王様の命令を真っ当する、この役割が出来ている従属が少なすぎます、これでは帝園の存在価値が薄れてしまう」
帝園は人口にすれば余裕で100桁を超える恐ろしい程の人口密度を誇り、今でも毎日のように数えきれない程の住人が増えている、そのほとんどが【力なき者】ではあるのだが、本来そんな従属ですら役割はある。だが支配者であるパト本人がそれだけの人数を契約する程の器を持っていないというのも原因で、とにかく契約数が少ないのである。
ミール「世界の広さは帝王様のポテンシャルの象徴、住人の多さは才能と可能性の象徴。今はどちらにしても多すぎて扱いきれてない、このままだと各園の責任者の負担が増える一方、弱りましたね」
そういうミールも帝園全土の責任者であるが、第五の園【神霊粋徒(レイナシオン)】の最高責任者も兼任している。
ミール「私の園は他の園に比べて人口が一番多い・・・それに強い個体も比較的生まれやすい・・・はぁ~~」
ミールはメリアのようにパトの身近で役割を真っ当しながら傍に居たいと思っているが、役割がある以上、それが出来ない。
ミール「メリアは良いよな~、私だっていっぱい頼りにされたいし、頼まれたら二つ返事で了承したいけど、立場的に出来ないのが辛いんだよね~」
ミールは【神霊粋徒(レイナシオン)】の名簿を眺める。
ミール(この園の責任者から私が外れるのも手だね、生憎私の次を担う子はシンと同等クラスの実力者、3番手でも【十二天の心】メンバーに遅れを取らない実力者、パワーバランスも保たれるし、その方がいいのかも)
ミールはそう考えながら見つめる。
ミール「よし!その方向で考えてみよう!強制したらモチベーションが上がらず組織自体が駄目になる可能性があるからね!まずはやんわりとお願いからだ!」
ミールはそうして自室から出て、第二責任者を務める【20アルカナ 【審判】シル・シェルティー】の元に向かう。
続く。
ミールは今の状況を良く思っていなかった。
その原因は帝園そのものにあった。
ミール「帝王様の命令を真っ当する、この役割が出来ている従属が少なすぎます、これでは帝園の存在価値が薄れてしまう」
帝園は人口にすれば余裕で100桁を超える恐ろしい程の人口密度を誇り、今でも毎日のように数えきれない程の住人が増えている、そのほとんどが【力なき者】ではあるのだが、本来そんな従属ですら役割はある。だが支配者であるパト本人がそれだけの人数を契約する程の器を持っていないというのも原因で、とにかく契約数が少ないのである。
ミール「世界の広さは帝王様のポテンシャルの象徴、住人の多さは才能と可能性の象徴。今はどちらにしても多すぎて扱いきれてない、このままだと各園の責任者の負担が増える一方、弱りましたね」
そういうミールも帝園全土の責任者であるが、第五の園【神霊粋徒(レイナシオン)】の最高責任者も兼任している。
ミール「私の園は他の園に比べて人口が一番多い・・・それに強い個体も比較的生まれやすい・・・はぁ~~」
ミールはメリアのようにパトの身近で役割を真っ当しながら傍に居たいと思っているが、役割がある以上、それが出来ない。
ミール「メリアは良いよな~、私だっていっぱい頼りにされたいし、頼まれたら二つ返事で了承したいけど、立場的に出来ないのが辛いんだよね~」
ミールは【神霊粋徒(レイナシオン)】の名簿を眺める。
ミール(この園の責任者から私が外れるのも手だね、生憎私の次を担う子はシンと同等クラスの実力者、3番手でも【十二天の心】メンバーに遅れを取らない実力者、パワーバランスも保たれるし、その方がいいのかも)
ミールはそう考えながら見つめる。
ミール「よし!その方向で考えてみよう!強制したらモチベーションが上がらず組織自体が駄目になる可能性があるからね!まずはやんわりとお願いからだ!」
ミールはそうして自室から出て、第二責任者を務める【20アルカナ 【審判】シル・シェルティー】の元に向かう。
続く。
patopatoblog at 16:48|Permalink
初めてのブログ(紹介文)
初めまして!そしてこんにちは!
ここではパトパトのキャラ達の日常や動画に出来なかったシーンを少しでも文章に出来ればと思い
作成しました!
キャラ達の日常、動画では表現できないようなエッチな表現(R18表記あり)、物語の裏話・後日談等を短編小説として投稿していきます!(日常の短編小説は余裕があれば動画にしたいとも考えています)
後は後々ですが、ルカタイムレコード・パトパト外伝月花録の小説もこちらに投稿し直し、こちらで連載する予定で考えております!
ブログという形ですが、より一層パトパトを楽しんで頂けたらと思います!
気軽に読んでもらえるとありがたいです!
ここではパトパトのキャラ達の日常や動画に出来なかったシーンを少しでも文章に出来ればと思い
作成しました!
キャラ達の日常、動画では表現できないようなエッチな表現(R18表記あり)、物語の裏話・後日談等を短編小説として投稿していきます!(日常の短編小説は余裕があれば動画にしたいとも考えています)
後は後々ですが、ルカタイムレコード・パトパト外伝月花録の小説もこちらに投稿し直し、こちらで連載する予定で考えております!
ブログという形ですが、より一層パトパトを楽しんで頂けたらと思います!
気軽に読んでもらえるとありがたいです!
patopatoblog at 16:15|Permalink
