ソルテ

2022年09月14日

No.33 メイドイン!テイコク!3

ソルテ「【援喜神】ルーリエみたいに、相手を喜ばせる事や、応援してステータス向上や運気を向上させる神、これらを主体にするべきかしらね、でもそれだけだと足を引っ張るかもしれない。ある程度の実力も備えて貰っていないと・・・」

ソルテは【援喜神】に目を付け、従属神の名簿を見ていた。

ソルテ(検索したら万を超える数、これらから優秀な神材を選ぶ、骨が折れるわね)

ソルテが玉座にある秘書の机で仕事をしているとパトが来る

パト「お疲れ様、いい従属神は見つけた?」

ソルテ「そうですね、パト様はどのような侍女をお求めですか?」

パト「俺は・・・そうだな~しっかり仕事してくれるけど嫌な顔とかしない元気な子が良いかな~」

ソルテ「容姿等の好みではどうですか?」

パト「それは・・・そんな目で見る気はないから気にしなくていいよ」

パトは従属神との関係をに匂わせる話になると極端に冷たくなる。
パトの方針は【個神の尊重】【帝国住人一人一人の幸福と満足】であるため奴隷のように一生を容易に縛る考えが心底気に入らなかった。

ソルテ「私だって、嫌ですよ、従属神とは言え、他所の女と関係を持たれるのは、神界の常識と価値観でも嫌だと思う神は居ます。」

パト「ならなんで、メリアに賛成したんだよ、メリアの国政策の方針は【帝王第一の独裁政権】だ、それは確かに俺や俺の周りに居る専属神は何不自由ない生活が出来る、それに専属神は俺が愛したからこそ今の関係がある、だけど従属神はどうだ?顔も知らない、名前も知らない、話した事もない、そんな相手と契りを結び、永遠の契約をさせ、一生選択の自由を奪い、俺に尽くさせる。それを俺は許容できない」

ソルテ「なら何故キスは?!」

パト「従属神1万では誰も幸せになれないからだ、10万でも計算したら足りなかった、100万必要だったんだ、こんな馬鹿でかい規模の国だ、その単位じゃないと一人一人に満足に休息を与えることが出来ない、自由が生まれない、俺はもっと自由に生きて欲しい、生きる事に楽しみを見出して欲しい。そう考えてる、こんなことを言えば失礼だけど、だから我慢した。我慢してキスをした、俺は帝王だ、嫌な事ばかりから逃げてても仕方ないだろ?」

ソルテ(実際覚醒した従属神が増えたおかげで間違いなく帝国は以前より仕事の周りが良くなっていく、だけど、その分管理する量も増える・・・)

ソルテ「管理はどうするつもりですか?メリア様が少数精鋭型を取ったのは信頼を持つ者を集め、管理を容易にし、反逆の可能性を下げた結果です、ですがここまで力ある従属神を100万も持ち、外部にもそれらを配置させるなら裏切りや、他国が捕まえ拷問し情報を聞き出すかもしれない、そんな可能性があるのです!」

パト「そうだな、それは確かに管理が難しくなる分、その可能性が高まるだろうな」

ソルテ「だからメリア様は保険として契りを結ばせようとしています、そうすれば最低でも裏切りは不可能!」

パト「肉体的にはな、でも精神的な支配は無理だ、そんな契約じゃないだろ?両者が望まない行為は反感と恨みを買うぞ?」

ソルテ「それは・・・そうですが・・・」

・・・・・・

パトとソルテの話を玉座から聞く月花とメルリア。

月花「正直、どちらも正論に感じるわね、国という大きな組織を動かす以上綺麗事ばかりも言ってられない。どう思います?メルリア様?」

メルリア「国の政策に正解はありません、ですが私は旦那様の考え方が好きですね、メリアの政策は確実性を求めすぎる、それは確かに国全体の安定性が高いのでしょうけど、意外性のある成長を見込めません。あくまでメリアが思い描く政策が進むだけ、そんな国になります。」

月花「パトの政策は民は自由になるけど、その分不安定になったり、不明瞭な線引きが生まれるから上の管理がお粗末になる、そういう事ね」

メルリア「ええ、ですが私も知っています、そんな風に民個人に自由を主張させる国は最初こそは良いのですが・・・長い時間を与えられると共にその恩恵を忘れ、当たり前のようにその自由に依存し、民の質が落ちます、上がる事はないでしょう。」

月花「痛い話ね、私の住んでた日本もそんな感じだわ、平和に慣れすぎた人が多すぎて、自由の程度を勘違いして、好き勝手に、そして平和が本当に絶妙なバランスで成り立っていて少し傾けば大きな不幸がやっていくることを疑わない人ばかりだから・・・」

メルリア「そう、今は従属神100万全員旦那様に忠誠と好意があります。【思考盗聴】をして裏切者や私利私欲に覚醒した力を悪用しようとする者が居ないかずっと見ていましたが、全員純粋なものでした。メリアが厳選しただけの事はあります。」

月花「つまりメリアちゃんはその忠誠と好意を利用してしまいたいってことなのね、恋心とか尊敬とかの感情って波があるし、落ち着いちゃうと中々戻らないって言うしね」

メルリア「相手の心理をよく理解するメリアだからこその【従属神100万名との契り】そのように深く考えるとメリアの考えがある意味堅実なんですよね。」

月花とメルリアは悩む。

・・・・・・

メリアは琴歌と一緒に居た。

メリア「ご主人はせっかくここまで動き出したのに、中途半端過ぎます。ここは確実に肉体的にでも縛っておけばいいのに、精神は時間があればどうにでもなるのに」

琴歌「確かに国を動かす上では感情論が過ぎますね、ですが道徳的ではないのは確かです」

メリア「道徳的?人間の定めた価値観の話でしょう?あんなの日本のローカルルールでしょう、同じ地球でも通用しない物を世界規模、ましてや神々の世界に持ってくるのはどうかと思いますが?」

琴歌「そうですね、メリアさんが言っていた【郷に入っては郷に従え】その通りだと思います、ここは日本ではありません、帝国です、神々の世界であっても一つの国であり、パトさんが国王です、なら日本と同じようにローカルルールがあっても問題ないのではないですか?」

メリア「そこに日本のローカルルールも含めようと?」

琴歌「そうですね、せっかく私達はこの国を導く側に居るのですから、自ら法を作っても問題ないはずですが?」

メリア「そうですね、ですがこの帝国に住む国民はどれだけ賛成をしますかね?」

琴歌「賛成はしないでしょうね、従属神にはデメリットしかありませんから、忠誠があり、好意がある人が拒むなら求めてはいけない、愛されてはいけない、なんて絶対に言えませんから」

メリア「そう、【愛される努力をしなさい】もいいですが、従属神にそのチャンスはあると思いますか?会えないのに?なら何処で出会い、愛されるのか?」

メリアが答える。

メリア「ないんですよ、チャンスなんて、従属神全員、ご主人に愛される事なんて!なら私が愛されるチャンスを与えましょう!平等に!そしてそこから愛の忠誠を示せばいい!それは果たして非人道的なのでしょうか?琴歌ちゃん?」

琴歌「そこにパトさんの都合が入ってません、メリアさんの政策に矛盾してますね」

メリア「・・・本当貴女は素敵です。喉から手が出る程でしたが、本当、一緒に来てくれて嬉しいですよ、琴歌ちゃん。」

メリアは琴歌に感謝を伝える、メリアはここまで話で対抗してくる琴歌の話術や頭の回転の速さ、国に対しての成長の貢献等、凄まじい成長を見せてくれるからである。


メリア「でもね、矛盾はしてないの、ご主人第一は別に【ご主人の求める事全てを奴隷のように従う】ものではなく【ご主人が世界で一番優秀であり高貴であると世界全体に知らしめる】ための政策です。ご主人の考えは素晴らしいですが、まだ王としては未熟、そこの命令に従っていれば帝国は崩壊する。」

琴歌「それは反逆では・・・」

メリア「ご主人から辞めろと命令されていませんし、私はちゃんと政策の意図を伝えました【ご主人第一】と、それをどう皆が解釈しても構いませんが、私のやる事は変わりません。」

琴歌はメリアの話を聞き、やはり侮れないと思った。
メリアは賢い、時と場合次第ではハッタリも使うし、言葉のミスリードを使う、そうやって枕詞を潜ませる事で、自分の考えを隠し、相手には良いように伝え、そして可決したら周りの結果とは異なるメリアが本来考えていた政策を始める、琴歌はその手に何度も何度も敗れた、アリシアもそうである。

メリアは帝王神の生まれ変わりなだけあって、世界の支配者の遺伝子がそのまま残っているのだ。

メリア「とりあえず、ご主人にはこれ以上の国政策には関わらせません、途中までは良かったのですがね・・・ご主人が国政策に携わるには・・・まだ綺麗すぎます。」

メリアは「琴歌ちゃんもね・・・」とボソっと告げる。

メリア「もっと穢れなさい、もっと恨まれ、嫌われなさい、そこまでしてまで自分の意思を突き通さなければ国は動かないし変わらない、【皆賛成の仲良しこよし】の政治では結果は出ません」

琴歌「独裁国家の末路を知らないのですか・・・」

メリア「あれは独裁者の技量と器が足りなかった結果、だけど私は出来ます、帝王神の模写子等関係なくです」

琴歌「自己評価が高いのは結構です、ですが、今のメリアさんは【全知全能】を持ち合わせていない、そんな不完全な状態のメリアさんの政策に絶対的信頼は持てません。」

メリア「言うわね、好きですよ、他の子やアリシアもそこまで攻めてきませんから」

琴歌「私もメリアさんは好きです、個人的にも信頼してます、ですが国となれば敵ですし、信頼も寄せません、そこは分けていますので」

メリア「アリシアは本当に琴歌ちゃんをたった一年足らずでここまで育ててくれました。神王でもそこまで考える子は中々居ません、帝王神候補に推薦しましょうか?」

琴歌「そうですね、そうすれば他国への牽制にもなりますね、ご自由にどうぞ」

メリア「ふふ、ご主人とソフィアに検討してみます」

メリアと琴歌は机を挟んでギスギスとしていた。


・新たな侍女に肉体関係を持って、他の従属神にも馴染んでもらおうと考えるソルテ

・それを拒み、個神を尊重したいパト

・パトの政策を自然な流れで下げさせ、【100万の従属神】と契りを交わさせたいメリア

・パトの政策と個人に尊厳を守りたい琴歌

帝国では国を命運を賭ける政策と政策がぶつかり合っていた。

パト・琴歌VSメリア・ソルテ

中立 月花・メルリア

その中、アリシアは・・・

続く






patopatoblog at 22:32|Permalink

2022年09月13日

No.32 メイドイン!テイコク!2

パト「はぁ」

月花「どうしたの?パト?最近疲れてるわね」

パト「ああ、価値観の違いって本当怖いよな、正直頭が痛いや」

月花「そうね、私もそればかりは気持ちがモヤモヤするわね、でも覚醒までは頑張ったじゃない」

パト「うぅ、あれはあれでキツかった。100万名の女性とキスだぞ、俺は水だけ、神の世界に衛生的概念も乏しいから休みなしだし、寝てる間もずっと進行す続けて、というか気になり過ぎて寝れなくて・・・うう、悪夢を見そうだ・・・」

パトは従属神を増やすという自身の政策をこなすためにパトの神羅万象支配の影響を使った究極進化を促し、従属を増やす事には成功した。

メリアもそこに関しては大満足らしく、メリアの政策である【従属の独占化】はパトは手を出す気がないのだ。

パト「独占化ってそんなに大事なのかな、月花」

月花「裏切りを無くす意味では効果絶大ね、寝返る事はないから、でもそれは異性との関係を築く時限定で、同性の主を持つのなら意味のない代物だと思うけど、メルリア様はどう思います?」

メルリア「そうですね、実際その通りです、ですが、同性であれ、異性であれ、神は誰かの従属や専属、手を出している神や生き物を手を出すということを好みません、私ももしシスリットが誰かと肉体的契りを交わしていたのなら恐らく側近には起きませんし重役や幹部には起きません。何故なら一生自身との良好的関係にはなれないと既に宣言されているものですからね」

パト「そうか、つまり俺が手を出しておく、つまりマーキングしておくと誰も今の従属には手を出そうとしない・・・でも捨て駒なら?」

メルリア「ありえますね、ですがえっと、契りを交わした従属を殺害、誘拐するというのはもはや宣戦布告と同義、そう捉える神々も多いですね」

パト「そうか、やっぱりメリアが提案するだけあって、それなりの牽制や抑制が働いてしまうのか・・・」

メルリア「本当すみません、アナタ、私達の価値観を押し付けてしまって・・・」

パト「いいんだ、でも俺は流石に反逆は辞めて欲しいけど、それでも自由に恋愛して自由にしてほしいんだけどな」

月花「それは無理ね、メリアちゃん言ってたけど、そもそも帝国に入れている段階でパトの物に成程の堅い決意を持つ者を厳選して入れていると言ってたもの」

パト「つまり、今まで居た従属神は俺と契りを交わすこと自体に不満はないのか・・・」

メルリア「むしろ光栄、望んでいますね。」

パトは再度頭を抱える。

月花「それに今回メリアが選んだ100万の従属神はその延長、配下神からポテンシャルの高さを見抜き、パトに絶対的好意と忠誠を持っている子を選んでる。状況ははっきり言って帝国としては最高の結果だけど、パトとしては厳しい結果ね」

パト「はぁ・・・」

パトはため息をつき、メルリアに尋ねる

パト「そういえばソルテはどうしたんだ?」

メルリア「自分の部隊隊員を選んでいると思います。今99万人の従属神は帝国に新しく出来た、【帝国城下町】に住んでいます。そして毎日各部隊からのスカウトのために帝国城に足を運んでいるようです。それでソルテはメリアからアナタの侍女部隊ということで、最優先選択権を貰って一番最初に選ばせて貰っているらしいです」

月花「その次は私の【帝王直属近衛部隊】、その次は琴歌ちゃんの【帝国政治部隊】その次がアリシア様の【帝王代理直属近衛部隊】、そしてメリアちゃんが作った【帝国情報暗部部隊】ここからは残り部隊が定員数まで自由にスカウト!って感じね」

パト「あくまで俺の直属が最優先ってことか」

月花「まあ、信頼度もそうだし、実力とか、性能、ポテンシャルが従属の中でも優秀くらいじゃないとね・・・侍女部隊にそれが必要なのか知らないけど・・・」

メルリア「必要ですね、私が専属として選ばれた理由もそうですけど、侍女が人質になったり足を引っ張るようなら不要、そのまま魂を砕いて死ねってメリアなら言うでしょう。つまりそれほど帝王直属に求められるポテンシャルと神格は必須ということなんです。」

メルリアはボソっと「出なければ私の国を奪われたのに納得いきません」と呟いたがパトと月花は聞かないようにした。

・・・・・・

ソルテはあまりにも多すぎる従属神達に圧倒しそうになるが、頑張って探りを入れる。

ソルテ(流石究極進化をしているだけはある、皆ポテンシャルが高すぎる、恐らく育てれば神王クラスまでは簡単に育つ。)

そのうえ、パトの帝オーラを多く受け取ることでパトの神羅万象支配で究極進化を果たした神々のポテンシャルは大幅に上がり、実力も上がる。専属神達はパトとの交わる回数が多いため、従属神とは比にならない程の帝オーラを貰っているため、同じ究極進化を果たしていても性能が全く別物なのである。

レベルで言えば従属神がレベル1だとすれば、専属神はレベル80。

例え同じ種族の神だとしてもまったく性能が違う、それほどの差があった。

ソルテ(パトさんが好きそうな子、パトさんが求めそうな子、パトさんが発情しそうな子、パトさんと気が合いそうな子、そんな子を・・・)

ソルテ「待って・・・私そこまで詳しく知らない・・・」

ソルテは自分や専属神を愛してくれているのは知っている、そしてパトはギャップ萌えが好きなのも知っている、だが実際の所、女性の好みを聞いたことないのだ!

ソルテ「決めれない!でも本人に直接聞いてもきっと答えてくれない!どうすれば!」

ソルテは考え、常にパトの思考を読めるカナを思い出した。

ソルテ(月花ちゃんは常にパトの傍に居るから駄目だけど、カナならわかる!確かあの子は部隊の引っ越しで護衛部隊の人達と設備建設をしていたはず!)

ソルテはとりあえずカナの所に向かった。

・・・・・・
カナ「え?パトの好みのタイプ?」

ソルテ「そう!見た目とか性格とかでもいいんです!侍女を決めたいのですが、パトさんの好まない女性を選んで一生従わせるのも酷な話、だからせめてちょっとでもわかればと思って・・・」

カナ「ソルテ様が困ってるなら力を貸さないとね!ラル様!ソルテ様の相談に乗りたいので、休憩に入っていいですか?」

ラル(冷徹)「いいわよ、しっかりソルテの役に立ちなさい」

・・・・・・・

カナ「それで、パトの好みだよね?専属神の皆みたいな性格や容姿が好きだよ?」

ソルテ「それは愛してくれているのだから当然知ってます!もっと!細かい所を知りたいの!」

カナ「そうだなぁ~、もう、性格ドストライク!!っみたいなタイプはね、琴歌ちゃんかな~、パトって根はすっごく大人しいというか、根暗だから琴歌ちゃんみたいな子の方がパト的には凄くいいみたいかな~、後ハクもだね!琴歌ちゃんとハクみたいな性格な子が好き!多分間違いないかな~」

カナが一生懸命考え、ソルテを見た後、ソルテは少し悲しんでいた。

ソルテ「私だって・・・凄く大人しいのに・・・」シュン

カナ「リアルの方のソルテ様も凄くタイプだと思うよ、だって嫌がらないし、むしろ秘書として厳しくしている時よりもそっちの方にドキドキしてる感じだし!」

ソルテは花が咲いたような笑顔になる

ソルテ「そう?そう??良かった~~、仕事の姿は別に作ってるものだからあれだけど、リアルの方を嫌われてたらどうしようって~~」

カナ(可愛いなぁ・・・でもソルテ様はそれもあるけど、性格というか、在り方がパトと似てるからパトは絶対好みのはずなんだけどね~)

カナはそう考えていたが目の前のソルテが満足そうなので、敢えて言わない事にする。

ソルテ「なら見た目は!!ここも重要です!ショートですか!ロングですか!!」

カナ「見た目の好みはドストライクは雪花と月花だね、ショートで前髪パッツン?みたいな髪型が好みだね~、別にそれだけってわけじゃないけど・・・」

カナは悩まし気に言う

ソルテ「どうしたの?」

カナ「えっとね、メンドクサイ話なんだけど、こんな性格で役職の子ならこんな見た目の方がいい!!って感じで強く定まってないんだよ、だから比較的に雪花とか月花みたいな子が気になっているのかな~?って感じ?だってそれなら私の前髪も今頃パッツンにされてるしね!手入れはパトがしてくれてるし!」

ソルテ「成程、明確な答えがないのね、ちなみにメイドの場合の理想像は?」

カナ「前髪パッツン、髪はセミロングからロングまでOK、ある程度成長した見た目ならCカップ以上は欲しい、まだ未発達みたいな子に関してはそこに当てはめない、常に尽くし、常に愛され、常に傍に居てくれる」

ソルテ「結構幅広いわね・・・」

カナ「確か男友達(要と道影)と話してた内容だったと思う・・・つまり清楚系であることに強い拘りがあるみたい!ゲテモノ系とか柄が悪い系、逆に硬すぎる系はNGみたいだね!」

ソルテ「成程、物腰柔らかく、温厚で・・・ってそれってメルリア様じゃない?」

カナ「それだ!!メルリア様!パトすっごくメルリア様が理想過ぎる侍女だからかなり喜んでいたよ!」

ソルテ「ふふふ・・・絞れたわね・・・」

カナ「あ、でもあまりにも女々しすぎるとパト疲れるからね?」

ソルテ「そうなの?!」

カナ「うん、ここだけの話、男の子の趣味の話だったり、男の子特融の話が出来ない、理解されない、趣味を共有できないのがパトにとって帝国の一番の不満点と言っても過言ではないから、ソルテの直属部隊に居る娯楽相手担当の【聖鬼神【橙】アルディ】みたいな子がある程度いた方がいいかも」

ソルテ「確かに・・・そういえばそういう趣味を共有できるのって雪花ちゃんと月花ちゃんくらいだと思っていたわ」

カナ「ふふん!私もだよ!私はこう見えて男子特融の会話なり趣味は正通している!まあ、それは全部パトの知識のせいだけど、でも!そのおかげで私の地位は強いよ?」

ソルテ「私も理解を示した方が・・・」

カナ「とりあえず、女々しすぎる子は居てもいいけど居すぎるとパトが疲れるよ、ただでさえ専属で常に付きっきりのメルリア様でかなり満足してるんだから」

ソルテ「うう」

カナ「そもそも、多数の侍女はパト嫌がってるはずだから、ただでさえ、身の回りに、常時でソルテ様、月花、メルリア様の3人が居て、雪花とラル様が外出時とか、暇時に配置されてる。そこにメイドまであの玉座に数十人も居たら、もうパト気を休める場所が無くなってハゲるよ?」

ソルテ「悪手なのかな・・・」

カナ「かなりの悪手だね、多分、今の方針のまま、侍女を大量追加したらパトから笑顔消えるよ?後、従属との性行為も相当嫌がってるしね、キスはパト自身が提案したから我慢したけど、あれも精神ギリギリ、そんなまだ癒えてない状態で侍女を追加したらもうダメ、せめて侍女や近衛部隊の前だけは素のパトで居させてあげないと」

カナはパトの一番の内部的理解者である。
パトの内心を全て知っているため、パトの嫌がる事は絶対にしない、そういう事が徹底して出来るため、カナは専属神の中でも絶対的な信頼感があるのだ。

ソルテ「凄く参考になるわね・・・なんか相談事があればカナちゃんに聞けば良さそうだわ」

カナ「うん!ソルテ様に頼られるのは嫌いじゃないからドンドン来て!秘書は大変そうだしね!なんたってあのパトの秘書だもん!メンドクサイよね!」

カナはあっさりと笑って見せる。

ソルテ「メンドクサイって・・・」

カナ「いいの、忠誠を見せすぎるとパトは気が滅入る、そんな王族みたいな思考回路と常識を持ち合わせていないんだから、もっと友達みたいに居てあげないと。性行為とかだってパトの価値観に合わせてあげよう?国以前に、パトがこの国を捨てちゃうよ?正直メリアで成り立ってるわけだし、」

ソルテはカナの言葉に反省するばかりだった。
国やパトの未来の事ばかり考え、今のパトの価値観や気持ちを考えていなかった。

ソルテ「そっか、ただでさえ精神的に疲弊している時にここまでの追い打ちをしたらパトさんから失望されてしまうわね・・・私、秘書失格かも」

カナ「だね、でも秘書はそんな主の嫌がる事でも仕事として厳しく立ち振る舞う、それが出来るのがソルテ様だけだから選ばれたんでしょ?なら自身持って!パトはソルテ様すっごく大好きなんだから!」

ソルテ「そう、ならもう少し考えるわ、99万も居るんだもの、2000名なんてきっとすぐに見つかるわ」

ソルテはそう言いながら、方針と考え方と変えて、カナのアドバイスに則った子を採用出来るように再度従属達が居る控室に向かう、

ソルテ(とりあえず今日は目星をつける!!それから厳しく審査する!!)

ソルテのメイド探しはまだまだ続く!!

patopatoblog at 21:30|Permalink

2022年09月11日

No.30 メイドイン!テイコク!1(設定説明)

ソルテは【帝王秘書】として今までパトの世話をこなしてきた。

それと同時に【帝王直属近衛部隊】も管理していた。

【帝王直属近衛部隊】の役割は帝王パトの侍女や教育、清掃や、奉仕、伝言や買い出し等の日常のアシストをするのが主な仕事だった。

そしてその部隊は今まで総長等の責任者が不在だったため、ソルテが代わりに見ていた。

だが、とある騒動により、【帝国大改革】をパトがメリアに提案し、月花が【帝王直属近衛部隊】の総長として役職に着いた、そして月花は【帝王補佐】という頭脳アシストや仕事の補佐をする側近の役割を与えられたおかげでソルテは自身の【帝王秘書】としての真の役割を果たす事で出来た。

・・・・・・
ソルテ「メルリア様が来てから、身の回りの仕事が無くなった。月花ちゃんがこっちに配属されてから近衛部隊の管理が無くなった。これで私の仕事だけに専念できる。そして私自身この仕事をこなすために新たな部隊を作ってもらった。」

ソルテは秘書という役職でありながら、自身のとある部隊を持ちたいとパトとメリアに提案し、それが了承され、ソルテ統括の部隊が生まれた。

その名は【帝王直属侍女部隊】

侍女とはメイド、つまり主に仕える召使いである。

・・・・・・
メリア「【帝王直属侍女部隊】ですか、それって【帝王直属近衛部隊】とはどう違うのでしょうか?」

ソルテ「メルリア様と私の仕事を見て思いました。似ているようで全く異なると、私が作る部隊は完全なる奉仕、清掃!主様だけに尽くす、帝国玉座と帝王だけが許されるエリアの配属!無駄のない徹底的な奉仕!それだけに特化した部隊です。」

パトはソルテの話を聞き、流石に困惑する

パト「ソルテ、前にも言ったけど少数で良いんだぞ?俺だって一人の方が気が楽で・・・」

ソルテ「それです!!」

ソルテはパトに指を指す!

ソルテ「失礼、秘書としてではなく、ソルテとして話します」

ソルテはそう言うとメガネを外す。

ソルテ「パトさん、貴方は帝王という自覚は無さすぎます、別に実力は問いません(そこを責めたらメリアに激怒される)、私が求めるのは多くの召使い相手でも堂々と接して、帝王としての威厳を身に着けて欲しい!謙虚なのは私達も嬉しいのですが、帝王である以上、多少は傲慢でなければいけません!暴虐無人になれとは言いません、少しでも帝国の王という風格を持つためにも大量の侍女と大量の近衛隊を傍に置くべきなのです」

メリアはソルテの話を聞き、その提案に頷く。

メリア「ではソルテ、その侍女部隊に何名の従属神が必要が考えていますか?」

ソルテ「2000名です、近衛部隊と同じ数を、そして最近メリア様が定めた【帝国認定従属神】の従属を求めます」

メリア「その制度はまだ導入は難しいですが、その制度を説明して了承する女神を2000名ならいいでしょう、ですが、一度入れば脱退は死を意味するとしっかり説明してくださいね」

ソルテ「もちろんです。近衛部隊も侍女部隊も言わば帝王の懐に居る側近と同等、その役職で裏切りや暗殺など問答無用ですからね、外部干渉系能力に完全耐性がある女神と侍女に向いている女神を私自らスカウトします。2000名なので多少お時間を頂きますが、その間秘書代理としてアリシアを置いて頂いてもよろしいでしょうか?」

メリア「いいでしょう、初めてご主人が帝国に向けて発した【大革命】ですからね。私達はその命令に全力でお答えしますよ、当然失敗は許しません!」

パト(はぁ、俺から言ったとは言え、とんでもない事になったなぁ~)

・・・・・・

この時点で聞きなれない単語が二つ出たと思う

【帝国認定従属神】・・・帝王と性的契りを交わし、完全服従を約束した従属神

【帝国大革命】・・・以前、月花の過労騒動からパトが月花の知恵を借りて、帝国の今の社会問題を解決するためにメリアの作り上げてきた国の在り方を非現実的、もっと悪く言えば無謀、空想の産物と呼べる程の政策をパトが提示した、国内では保守派のメリアだが主の帝王としての初めての国全土の命令という事でメリアが張り切り、全勢力と力を入れてパトの【帝国大革命】を始めた。


・まずその政策は【専属神1人につき、1部隊】

つまり今までは専攻部隊では総長は雪花、副総長はハクと専属神2人体制で行っていたが、メリアが各専属神の直属部隊を作らせたのだから、1部隊に2人も専属神を置く必要はないと考え、1部隊に1専属神、副総長等の参謀、幹部に【各専属神直属部隊】のメンバーを選び、管理すれば良いというものだ。

その結果、今まで総長不在だった【帝王直属近衛部隊】と【帝王代理直属近衛部隊】に総長が付くようになり、管理が行き渡るようになった。

・そして次の政策は【従属神の大幅な導入】

以前の帝国は質に拘り、従属神の数が少なく、そのうえ、仕事量が多かったため、まったくと言っていい程仕事が回っていなかった。効率が悪かった、これは月花の意見だった。

そしてその対策として、今までの従属神を増やし【1万名→100万名】まで増やすという無茶苦茶な政策を開始したのだ。

その策としては配下神の育成だった。

帝国は配下神を多く所持していたにも関わらずまったく活かしきれていない、もしくは育成や教育に力を注いでいなかった、だから若手、新人が育つことが少なく、帝国全体としての成長が遅かった。

なので、まずは配下神に【4段階の階級に仕分け】しその中で1番上の階級に入った女神達をパトがキスをすることで、強制的な覚醒を促せた。

それだけで【従属神100万】問題は解決したのだが、ないせ配下神からの成り上がりのため、ポテンシャルは高くとも、実力がまったく見合っていなかった。

それは専属神内で経験と把握済みだったため、パトはそこから帝国内で教育することに決めた。
そして、神材育成に成功すればどんどん配下神から従属神への昇格者が増え、帝国の戦力は大幅な成長を見込めると考えた、もちろん反乱や、外部の勧誘を視野に入れ、それらを監視するアイテムの開発を技術開発部隊に依頼している。

・次に行ったのは【帝国外部従国領土の育成と復興】

パトはゲーム等の知識で知っていたのだが、格差を生めばそこから反乱や反発が生まれ、下剋上される可能性があると考えた、

なので帝国は既に帝国内では充分な国家成長を遂げているため、帝国外の領土に住む国や地域への政策に力を入れるべきと考え、新たな従属神、60万名と配下神を使い、それらに割り振る、

そうすれば帝国の支持率上昇と、自身の領土から優秀な神材が生まれ、帝国の繁栄に貢献してくれると考えた。

・そして最後に帝国内の政策で【各部隊の役割の明確化】

今までの帝国部隊は部隊と言えど役割が多く存在し、どこまでがどの部隊の仕事か、それらがはっきりしていなかった、あと1部隊の役割分担の量が多かった。

その改善点を治すために、部隊の役割の明確化、そして部隊の増設だった。

最初にあった、専属神1人、1部隊もそこに繋がる。

例えば専攻部隊の場合、本来の役割を残した【帝国専攻部隊】があり、そしてそこから役割を分断して新たな部隊【帝国法治部隊】が結成された。

【帝国法治部隊】の総長はハク、役割はメリアがハクに直属部隊に対しての役割を示した通り、帝国内の治安維持である、言わば警察である。裁判等も行い、その裁量は【政治部隊】を合同で行う等して国内・国外とはっきりと分断したのだ。

他にも【帝国護衛部隊】これも分断され【帝国保全部隊】が結成された。

役割は人と国を守るか、建物や環境を守るかの違いであり、

【帝国護衛部隊】はラルが、【帝国保全部隊】はカナが担当した。

このように組織を増やし、役割をはっきりと分断し、1部隊の従属神数を増やす事で1人1人の仕事量を減らす事にしたのだ。

そしてその今まであったのは各部隊の隊員の貸し借りだった。

それが管理を難しくさせる要因だったため、パトはその問題に対して【帝国内無所属従属神】という役割を作った。

つまりあえてフリーの状態である従属神を作ることで各部隊に神員不足があった場合、フリーの従属神から補充をすれば良いと考えたのだ。

そもそも帝国は既に豊な国のため、全員が一生懸命働く必要はないため、役割を敢えて持たせない従属神が居ても問題ないと考えたのだ、もちろん、ある程度の報酬金を与えることで、豊な生活を確保させる。

この発想はソルテとの会話で思いつき、【あえて暇と余裕を作るのも最高の仕事をする上で大切な事】というソルテの言葉でこの政策を考えたのだ、普段は帝国の城で居させるだけで、役割はないが、城の護衛になるという無駄のない配置のため、これもメリアは了承した。



そして従属神100万名政策では

帝国認定従属神【帝王直属近衛・帝王直属侍女・帝王代理直属近衛・帝国政治・帝国情報暗部】1万名

各部隊所属従属神【帝国技術開発・帝国専攻・帝国護衛・帝国法治・帝国保全】5万名

帝国内無所属従属神 4万名

帝国外管理従属神【支援援助復興・治安管理・産業管理】60万名

帝国内管理従属神【政治隊公務・産業管理・衛生管理】30万名

計100万名

という分担で配属した。

パトパト原稿第五章専属神篇2 - Excel 2022_09_11 11_52_30
画像:現時点の【帝国大革命】帝国構成表 直属部隊名未定部分は名称なしとする。

・・・・・・

そして長く難しい話は戻り、ソルテの政策は【パトへの帝王としての地位と威厳の成長】だった。

まずは侍女に臆さない度胸、侍女相手にも慈悲はあれど帝王としての立ち振る舞いを覚える、つまり国民に頭の低い態度を見せない、荒を絶対に晒させない。そこまで徹底した帝王道を歩いてほしいというソルテの政策だった。

先ほどもメリアは言ったが【帝国認定従属神】はまだ受理出来ていないのだ。

何故なら【帝国認定従属神】の配置予定神数は1万名。そして条件は帝王との性行為。

はっきり言って、最大の無謀なのだ。

まずメリアとしては1万と言わずに100万の従属全員と性行為をし、完全服従をしてほしい。
だが、パトとしてはその政策は自分の意見を通すための妥協案だった。

それが【1万名】だった。

普通に考えればわかるが、1日に一体何名と相手しなければならない?
顔も名前も覚えていない相手と何通りの性行為をしなければならない?

はっきり言って正気の沙汰ではなく、最悪パトの精神が壊れる恐れがあった。
まず恐れたのが【性に対する価値観の低下】。

性行為への価値観が下がることで、専属神と従属神との差がなくなってしまい、恋愛感情の認識が曖昧になってしまうのではないかという恐怖。

そして1万名がパトの遺伝子を持つことになる。それはつまり、パトの子しか産む事が出来なくなるということだ。

それは従属神一人一人の幸せを奪ってしまうのではないか?という個神に対する考え。

それらの懸念が払われない以上、承諾は出来ないとパト含め、専属神内で反対多数で保留となっていた。

・・・・・・

メリアの意見に賛成派だったのはソルテ・ソフィア・アリシアだった。

そのソルテだからこその政策だった。

ソルテ(まずはこの侍女で慣れてもらう。そうしないといつまでもパトさんは首を縦に振らない、慣れて、そしてそれでも私達専属神と従属神との区別が出来る、そんな所までくればメリア様の政策も進む。恐らくメリア様もそう考えて私の政策に反対しなかったんだわ)

そう考えながらソルテは優秀な侍女を今だ配置していない90万以上の従属神の中から排出するのだ。

ソルテ「この中から2000名の私ですら嫉妬する程のエリートを見つけ出す。優先権をメリア様から貰いましたからね、最高の従属を選びますよ」

ソルテはそう言いながら扉を開ける・・・

続く

patopatoblog at 23:27|Permalink

2022年09月09日

No.27 パトの居心地の悪さ(微R18)

帝国は女神しかいない、男はパト一人である。

故に大浴場は女湯しか存在せず、あらゆる設備も全て女性用の物しか存在しない、

城内のパトや専属神、従属が生活するエリアでは女性ものの下着や服が平気で干されていたりするため
パトとしては目のやり場に困るというもの。

パト「俺も大浴場に入りたい、凄くゴージャスで色んな設備が整ってるんでしょ?」

ソルテ「はい、ですがパト様用の大浴場を作っていますが?」

パト「でも女性の大浴場の方が大人数規模だから凄く広くて設備も整ってるらしいじゃん、しかもオイルマッサージとか凄く羨ましい!俺もやりたい!!」

ソルテ「では私がやって差し上げますので、パト様の大浴場で」

パト「まあ、ソルテは服を脱がないならいいか、俺の全裸は見られるけど」

ソルテ「そんな事気にしてたらずっと出来ませんよ?」

パト「メルリアもどう?せっかくだからさ!」

メルリア「ご同行致します」

パトと常に一緒に居る専属侍女のメルリアは主と常に居る事が必須のため、パトの身体を洗うのも一つの仕事として、こなしていた、そしてパトが湯舟で落ち着いている間に着替えを用意し、パトが浴室から出ると身体を拭き、着替えを渡し、その後メルリアがそのパト専用大浴場を使用している、

ソルテ「私が言うのもなんですけど、せめて私やメリルア様とくらいは一緒にお風呂に入れるように頑張りませんか?」

パト「それは・・・反応しそうで申し訳ない・・・」

メルリア「反応・・・」ボワ!!

メルリアはよからぬ想像をし、顔を真っ赤にする。

ソルテ「それは仕方ないですよ、私としても直属部隊の子達も含めて、出来ればそのような場所でも気兼ねなく一緒に居られる方が会話等のスキンシップも取れるので、凄く良い環境だと思うのです。」

パトは悩み、今回だけならと了承する、

パト(というかそれがいいなら俺普通に女性の大浴場で良くね?)

そんなことを考えながらも自分がその場に居る事を考えると罪悪感で逃げ出したくなるので、やはり自分の浴場での方がまだ気持ちの言い訳が出来る分、楽だった。

・・・・・・

そして更衣室、パトは自分の服をメルリアに脱がさせてもらい、下着は自分で脱ぎ、浴室に入った。

メルリアはその後、パトが脱いだ服を洗濯所に持っていこうとするが、ソルテがそれを止める

ソルテ「その仕事は私がします、メルリア様はパト様のご奉仕と話し相手を、これが上手くいけば私の直属部隊からも数名専属侍女として派遣できるのです、お願いします。私もすぐに合流しますので」

メルリア「は・・・はい~~///」

メルリアはそう言われ、自分の服を脱ぎ、急いで大浴場に向かう、

パトは掛け湯をしてシャワーを浴びようとしていた所だった。

メルリア「アナタ!お身体洗います!」

パトが振りぬくと全裸のメルリアがそこに居た。

パト「なんてきゃっきょうをしてりゅんだぁ?!?!(なんて格好をしてるんだ?!)」

メルリア「私がアナタの奉仕をしてお話相手になれればと」

メルリアはそう言いながらいつもの手付きでお湯を使う。

パト(油断した!ソルテは脱いできそうだなって考えてたけど、メルリアがまさか脱いでくるとは?!普段は服を着ていた分、気が緩んでた?!)

パトは眼を瞑り、自身の中に芽生えた煩悩をかき消そうと心を無にする。

メルリア「えっと、まずは身体からいきますねアナタ」

ポヨン。

メルリアの胸が直でパトの背中に当たったのだ。
パトは眼を瞑って心を無にしようと集中していたのがまずかった。

パト(あ・・・無理だぁ・・・父さん・・・母さん・・・自分の息子の制御すらできない馬鹿息子でごめんなさい・・・)

パトは抵抗空しく反応してしまった息子を最後の抵抗として自身の太ももの裏に踏んずけて隠した。

メルリア「では立ってくださいアナタ」

パト「もう立ってるので・・・」

メルリア「そうですか・・・ですが私!頑張ります!」プシューーー

メルリアもここまで来たら意地だとパトをしっかり立たせ、身体をしっかり洗う。

メルリア「次は前失礼しますね」

メルリアがパトの前に現れる、パトはせめて見てはならぬと目線を上にする

メルリア「あ!」

パト「どうした?!」

パトは不意に下を見てしまった。そこには裸のメルリアが居た。

パト(デカい・・・しかも少し泡が付いてるのが・・・グッドぉ~)

パトはまったく制御出来ていなかった。

メルリア「すみませんアナタ!気が動転していて洗う順番を間違えました!」

それどころじゃないパトは「気にしないで・・・」と上を向きながら答える、

メルリア「はい!それでは洗いますね」

メルリアは一通り洗い終えた、何気にパトの息子は洗う時に見ていたため、そこまでだと思っていたが今回はフルパワー息子だったため、気が動転して手が震えていた。

メルリア「お、終わりました・・・」

パト「ふぁ~~~~」

二人が疲れ切っているとそのタイミングでソルテが裸で入ってくる。

ソルテ「あら、もう身体は順調に洗えたみたいですね、頭ももう?」

メルリア「頭はまだですよ、」

ソルテ「良かった、なら私にやらせてもらますか?」

メルリア「はい、問題ないです」

そう言うとソルテがメルリアの代わりにパトの髪を洗いだした。

ソルテ「余程疲れたのですね、息子さんはすっごく元気ですけど」

パト「うう、煩悩に負けた・・・」

ソルテ「まあまあ、これは私もメルリア様も想定していた事ですから、恥ずかしい事じゃないですよ」

パト「それにしてもソルテ頭洗うの上手いね、凄く気持ちいいよ!」

ソルテ「それはどうも、気に入って貰えてよかったわ」

ソルテは手際よくこなし、そのままパト湯舟へと導く、

そしてソルテも湯舟に浸かり、パトの横に座る。

ソルテ「う~ん、最低でも三人ね」

A・パトの身体を洗う人 B・自分の身体を洗う人 C・洗濯物を持っていく人
↓
A・パトを湯舟に誘導し、浸かったらその間に身体を洗う B・パトの横に座り、会話をする C・自分の身体を洗う
↓
A・後半のパトのお供をする B・先に上がり、パトの服の準備をする C後半のパトのお供をする
↓
B・パトの身体を拭く、服を着せる A・C自分の服を着て、そのまま仕事に戻る。

ソルテ「ローテーションで無駄なく回せば常に一人がパトさんの横に居る事になる。」

パト「サラッととんでもない事言うなよ、気が休まる所か居心地悪くなるわ、俺がヘタレコミュ障って忘れたの?」

パトは今の状況でさえ気まずさを感じていた。横には裸のソルテ、後ろには身体を洗っているメルリア。パトが向ける視線が限られているのだ。

ソルテ「それもそうですね、では今のように二人にしましょう、」

A・身体を洗う B洗濯物を出し、着替えの服を出す
↓
A・湯舟まで誘導する、そこから自身の身体を洗う B・ボディーマッサージをする
↓
A・湯舟で接待 B・身体を洗う
↓
うーん

ソルテ「やはり難しい・・・」

パト「いや、やっぱり一人でいいよ、気を使わせすぎるのも俺も気が引けるし・・・」

ソルテ「ですが、現時点で2名余っているの、だからその二人を侍女として置いておきたい、」

パト「ちなみに誰?」

ソルテ「聖鬼神【灰】温厚 セシュレス・ノーロット 聖鬼神【桃】愛情 スーリエ・ノア―ラ」

パト「温厚と愛情、確かに侍女向けだね」

ソルテ「ええ、聖鬼神ではシーノに続く2番目と3番目の神聖度が高い聖鬼神なので、信頼度も高いの、シーノは近衛護衛で常に見守らせてるしね」

パト「なら侍女はメルリア・セシュレス・スーリエの3人になるってことか、だけどセシュレスとスーリエはソルテ管轄なんだろ?専属とはちょっと違うか」

ソルテ「そうね、専属にしてしまったら私の管轄から外れるから専属はメルリア様、後の二人は私が命令を出さない間の侍女、むしろ私好みに侍女として教育出来るし、メルリア様みたいに傍に居る事がメインと違って、身の回りの片付けや準備、支度も含めてやってもらえるといいと思ってるの」

パト「なんか悪いな、俺なんかにそんなに護衛や侍女や近衛隊やって・・・」

ソルテ「それくらい帝国でのパトさんの存在は偉大だってことですよ、今は確かにその域とは言い難いですけどね~」

パト「うるせ!う!!」

パトは条件反射でソルテの方を向いてしまった、そこのはキレイに整ったバランスの良い身体を晒していたソルテだった。

パト「やっぱり目のやり場に困るな・・・」

そのタイミングでメルリアが身体を洗い終え、ソルテと交代で湯舟に浸かる。

メルリア「アナタと一緒に湯舟に浸かるのは初めてですね」

パト「そうだな、恥ずかしくて困るよ」

メルリア「私もです、ですが、私の役割ですからね、尽くしますよ」

パト「その気持ちは・・・嬉しい・・・が!!やっぱり裸はキツイ!!」

パトは立ち上がりその場から逃げ出すように更衣室に移動する

メルリア「あ!待ってください!私も出ます!」

メルリアが慌てて出ようとしたため足を滑らせる。

パト「メルリア!?」

パトは慌ててメルリアを庇おうと飛び込む!

ビター――ン!!

パトはメルリアの下敷きになり、メルリアは怪我をせずに済んだ。

メルリアはうつ伏せになるように倒れ、パトはその下に倒れたため、メルリアの柔らかいものが全て背中越しで感じ、とうとう限界を超えたパトは鼻血を出してしまい、気絶する。

メルリア「アナタ?!アナターーー??!」

ソルテ「う~ん、やっぱり刺激が強すぎるか、次は服着用か、水着かを検討しましょうかね」


ソルテは秘書としてパト第一優先で考える、その余裕が出来たのが楽しいのであった。






patopatoblog at 19:27|Permalink

2022年09月04日

No.14    好きの感情

エテル「・・・」

エテルは基本的に現実世界に居る
それは特に命令などではなく、自分自身が居たいから居る。それだけである。

基本的にエテルは誰かに対して積極的に交流を深めることはない。

つまり誰かと仲が良い訳では無い。

美魅とは基本的に一緒に居るが仲が良いと言うより歳が近いから組まされてるクラスの横に居る子というイメージの方がしっくりくるだろう。

美魅はエテルを友人だと思っているのだが、
エテルはそんな好意すら理解できない。

機械族、見た目や身体機能は生身の人間と変わらないのだが、機械故に見た目の成長はしない。身体的強化も基本的な個体はしない、つまり成長しない。

エテルも同じであり、今はまだ年相応の見た目だが、何百年と時間が経ってもエテルの見た目や身体能力が変わることは無い。

そんなどこまでも変わらないエテル、
ずっと感情はなく、情がない、全て自分優先であり、非効率な感情論を理解できない。

そう言われ続けていたのだが、エテルは今何故か現実世界に居座っている。

これはそんな説明を聞いたソルテ目線のお話。

・・・・・・

ソルテ(エテル、この子の持つ特性や能力のポテンシャルは神王級なのは認めるけど、それにしてもなんというか、意思が無さすぎる、これでパト様を守る側近として任せることは・・・)

ソルテはエテルの立ち位置について考えていた。

美魅は実力が未熟なのもあり、即侍女としての役割に振り分けたのだが、エテルはそのような仕事は一切しない。

帝園出身なのだから何もする必要がないのだが、ある程度ポジションに収めて置かないと
ソルテも管理に困ってしまうのだ。

ソルテ(実力は確かだから侍女にするのは勿体無い。悩みますね。)

ソルテは広い玉座の隅にある秘書席で仕事をしていた。普段はパトが玉座にいる間はそこで仕事をしている。

今は専属侍女のメルリアが居るため身の回りの仕事が緩和され、目を離しても仕事が出来る環境が出来ていた。

ソルテ(別に嫌では無かったのだけど・・・)

別にソルテの役割自体はそのままだからいつも通り世話を焼いてもいいのだが、生憎ソルテも最近出来た自分の直属部隊の育成で忙しかった。

そんな時に控え室からエテルが出てきた

ソルテ(まただわ、たまに定期的に玉座に来るのよね)

ソルテは休憩も兼ねてエテルの同行を眺めていた。

エテル「主、暇だからここに居て良い?」

パト「ああ、俺も暇だから良いぞ!なんの話を」

エテル「話はいいや、本読んでるから」

パト「あ・・・そうなのね」(´・ω・`)

パトはいつも通りのエテルの態度に慣れているのか、あまり気にすることなくそのままメルリアに話しかける

パト「メルリア問題だ!パンはパンでも食べられないパンはなんだ!」

メルリア「えっと、パンとは?」

パト「ああ、馴染みないか、ならダメだな。」

メルリア「今から全知で検索しますね!」ヾ(・ω・`;)ノ

パト「全知って独自の検索エンジンって感じなんだな」

メルリア「そうですね、全知は【全てを知っている】ではなく【どんな情報も正確に知ることが出来る】ってイメージですからね、そのせいでよく博識だと勘違いされます」(^_^;)

パト「メリアなんか全知が止まって情報の更新がされなくなってよく間違いが多かったからね、それでなんとなく察したよね」

メルリア「メリアはお母様の模写子ですからね、ポテンシャルがそのままお母様と同じなので私より遥かに優秀ですよ、」

パト「そう考えたらメルトリア帝王神も若い頃はメリアみたいな性格だったのかもね」

メルリア「ありえますね」( ◜ᴗ◝ )

そんな話をパトとメルリアがしてる中、エテルは本を読んでいた。

ソルテ(特に変わりなし、やっぱりあの子の事がわからないわ、困ったものね)

ソルテがそう考えて視線を変えようとした時、違和感に気づいた。

そして再度エテルを見る。


エテルの表情が柔らかい、少し笑ってるようにも見えるのだ。

ソルテ「そんな面白い本なのかしら?いや、あの子に面白いと思う感情は・・・」

そうこう考えながら、1時間が過ぎた頃エテルが控え室に戻ろうと動いた。

パトも軽く「またいつでも来なよ」と声を掛け、エテルを見届ける


そしてソルテは気付いた。


ソルテ(あの子、パト様の隣に居る時だけ表情が柔らかいんだわ・・・)

エテルが横に来て読書をする光景はソルテも何度も遭遇していたが、その時はいつもエテルと同じくパトの横だったため、表情を見る機会は無かった。

ソルテ(なんだかんだ言ってもパト様が好きなのね、きっと本能で、だからエテルも毎日定期的にパト様の横に行くのね)

ソルテはそんなエテルを見て決めた

ソルテ「エテルは守備護衛、この役割で大丈夫ね」

そんな何気ない日常の中で発見した変化のお話。


patopatoblog at 06:13|Permalink