エテル
2022年09月04日
No.14 好きの感情
エテル「・・・」
エテルは基本的に現実世界に居る
それは特に命令などではなく、自分自身が居たいから居る。それだけである。
基本的にエテルは誰かに対して積極的に交流を深めることはない。
つまり誰かと仲が良い訳では無い。
美魅とは基本的に一緒に居るが仲が良いと言うより歳が近いから組まされてるクラスの横に居る子というイメージの方がしっくりくるだろう。
美魅はエテルを友人だと思っているのだが、
エテルはそんな好意すら理解できない。
機械族、見た目や身体機能は生身の人間と変わらないのだが、機械故に見た目の成長はしない。身体的強化も基本的な個体はしない、つまり成長しない。
エテルも同じであり、今はまだ年相応の見た目だが、何百年と時間が経ってもエテルの見た目や身体能力が変わることは無い。
そんなどこまでも変わらないエテル、
ずっと感情はなく、情がない、全て自分優先であり、非効率な感情論を理解できない。
そう言われ続けていたのだが、エテルは今何故か現実世界に居座っている。
これはそんな説明を聞いたソルテ目線のお話。
・・・・・・
ソルテ(エテル、この子の持つ特性や能力のポテンシャルは神王級なのは認めるけど、それにしてもなんというか、意思が無さすぎる、これでパト様を守る側近として任せることは・・・)
ソルテはエテルの立ち位置について考えていた。
美魅は実力が未熟なのもあり、即侍女としての役割に振り分けたのだが、エテルはそのような仕事は一切しない。
帝園出身なのだから何もする必要がないのだが、ある程度ポジションに収めて置かないと
ソルテも管理に困ってしまうのだ。
ソルテ(実力は確かだから侍女にするのは勿体無い。悩みますね。)
ソルテは広い玉座の隅にある秘書席で仕事をしていた。普段はパトが玉座にいる間はそこで仕事をしている。
今は専属侍女のメルリアが居るため身の回りの仕事が緩和され、目を離しても仕事が出来る環境が出来ていた。
ソルテ(別に嫌では無かったのだけど・・・)
別にソルテの役割自体はそのままだからいつも通り世話を焼いてもいいのだが、生憎ソルテも最近出来た自分の直属部隊の育成で忙しかった。
そんな時に控え室からエテルが出てきた
ソルテ(まただわ、たまに定期的に玉座に来るのよね)
ソルテは休憩も兼ねてエテルの同行を眺めていた。
エテル「主、暇だからここに居て良い?」
パト「ああ、俺も暇だから良いぞ!なんの話を」
エテル「話はいいや、本読んでるから」
パト「あ・・・そうなのね」(´・ω・`)
パトはいつも通りのエテルの態度に慣れているのか、あまり気にすることなくそのままメルリアに話しかける
パト「メルリア問題だ!パンはパンでも食べられないパンはなんだ!」
メルリア「えっと、パンとは?」
パト「ああ、馴染みないか、ならダメだな。」
メルリア「今から全知で検索しますね!」ヾ(・ω・`;)ノ
パト「全知って独自の検索エンジンって感じなんだな」
メルリア「そうですね、全知は【全てを知っている】ではなく【どんな情報も正確に知ることが出来る】ってイメージですからね、そのせいでよく博識だと勘違いされます」(^_^;)
パト「メリアなんか全知が止まって情報の更新がされなくなってよく間違いが多かったからね、それでなんとなく察したよね」
メルリア「メリアはお母様の模写子ですからね、ポテンシャルがそのままお母様と同じなので私より遥かに優秀ですよ、」
パト「そう考えたらメルトリア帝王神も若い頃はメリアみたいな性格だったのかもね」
メルリア「ありえますね」( ◜ᴗ◝ )
そんな話をパトとメルリアがしてる中、エテルは本を読んでいた。
ソルテ(特に変わりなし、やっぱりあの子の事がわからないわ、困ったものね)
ソルテがそう考えて視線を変えようとした時、違和感に気づいた。
そして再度エテルを見る。
エテルの表情が柔らかい、少し笑ってるようにも見えるのだ。
ソルテ「そんな面白い本なのかしら?いや、あの子に面白いと思う感情は・・・」
そうこう考えながら、1時間が過ぎた頃エテルが控え室に戻ろうと動いた。
パトも軽く「またいつでも来なよ」と声を掛け、エテルを見届ける
そしてソルテは気付いた。
ソルテ(あの子、パト様の隣に居る時だけ表情が柔らかいんだわ・・・)
エテルが横に来て読書をする光景はソルテも何度も遭遇していたが、その時はいつもエテルと同じくパトの横だったため、表情を見る機会は無かった。
ソルテ(なんだかんだ言ってもパト様が好きなのね、きっと本能で、だからエテルも毎日定期的にパト様の横に行くのね)
ソルテはそんなエテルを見て決めた
ソルテ「エテルは守備護衛、この役割で大丈夫ね」
そんな何気ない日常の中で発見した変化のお話。
エテルは基本的に現実世界に居る
それは特に命令などではなく、自分自身が居たいから居る。それだけである。
基本的にエテルは誰かに対して積極的に交流を深めることはない。
つまり誰かと仲が良い訳では無い。
美魅とは基本的に一緒に居るが仲が良いと言うより歳が近いから組まされてるクラスの横に居る子というイメージの方がしっくりくるだろう。
美魅はエテルを友人だと思っているのだが、
エテルはそんな好意すら理解できない。
機械族、見た目や身体機能は生身の人間と変わらないのだが、機械故に見た目の成長はしない。身体的強化も基本的な個体はしない、つまり成長しない。
エテルも同じであり、今はまだ年相応の見た目だが、何百年と時間が経ってもエテルの見た目や身体能力が変わることは無い。
そんなどこまでも変わらないエテル、
ずっと感情はなく、情がない、全て自分優先であり、非効率な感情論を理解できない。
そう言われ続けていたのだが、エテルは今何故か現実世界に居座っている。
これはそんな説明を聞いたソルテ目線のお話。
・・・・・・
ソルテ(エテル、この子の持つ特性や能力のポテンシャルは神王級なのは認めるけど、それにしてもなんというか、意思が無さすぎる、これでパト様を守る側近として任せることは・・・)
ソルテはエテルの立ち位置について考えていた。
美魅は実力が未熟なのもあり、即侍女としての役割に振り分けたのだが、エテルはそのような仕事は一切しない。
帝園出身なのだから何もする必要がないのだが、ある程度ポジションに収めて置かないと
ソルテも管理に困ってしまうのだ。
ソルテ(実力は確かだから侍女にするのは勿体無い。悩みますね。)
ソルテは広い玉座の隅にある秘書席で仕事をしていた。普段はパトが玉座にいる間はそこで仕事をしている。
今は専属侍女のメルリアが居るため身の回りの仕事が緩和され、目を離しても仕事が出来る環境が出来ていた。
ソルテ(別に嫌では無かったのだけど・・・)
別にソルテの役割自体はそのままだからいつも通り世話を焼いてもいいのだが、生憎ソルテも最近出来た自分の直属部隊の育成で忙しかった。
そんな時に控え室からエテルが出てきた
ソルテ(まただわ、たまに定期的に玉座に来るのよね)
ソルテは休憩も兼ねてエテルの同行を眺めていた。
エテル「主、暇だからここに居て良い?」
パト「ああ、俺も暇だから良いぞ!なんの話を」
エテル「話はいいや、本読んでるから」
パト「あ・・・そうなのね」(´・ω・`)
パトはいつも通りのエテルの態度に慣れているのか、あまり気にすることなくそのままメルリアに話しかける
パト「メルリア問題だ!パンはパンでも食べられないパンはなんだ!」
メルリア「えっと、パンとは?」
パト「ああ、馴染みないか、ならダメだな。」
メルリア「今から全知で検索しますね!」ヾ(・ω・`;)ノ
パト「全知って独自の検索エンジンって感じなんだな」
メルリア「そうですね、全知は【全てを知っている】ではなく【どんな情報も正確に知ることが出来る】ってイメージですからね、そのせいでよく博識だと勘違いされます」(^_^;)
パト「メリアなんか全知が止まって情報の更新がされなくなってよく間違いが多かったからね、それでなんとなく察したよね」
メルリア「メリアはお母様の模写子ですからね、ポテンシャルがそのままお母様と同じなので私より遥かに優秀ですよ、」
パト「そう考えたらメルトリア帝王神も若い頃はメリアみたいな性格だったのかもね」
メルリア「ありえますね」( ◜ᴗ◝ )
そんな話をパトとメルリアがしてる中、エテルは本を読んでいた。
ソルテ(特に変わりなし、やっぱりあの子の事がわからないわ、困ったものね)
ソルテがそう考えて視線を変えようとした時、違和感に気づいた。
そして再度エテルを見る。
エテルの表情が柔らかい、少し笑ってるようにも見えるのだ。
ソルテ「そんな面白い本なのかしら?いや、あの子に面白いと思う感情は・・・」
そうこう考えながら、1時間が過ぎた頃エテルが控え室に戻ろうと動いた。
パトも軽く「またいつでも来なよ」と声を掛け、エテルを見届ける
そしてソルテは気付いた。
ソルテ(あの子、パト様の隣に居る時だけ表情が柔らかいんだわ・・・)
エテルが横に来て読書をする光景はソルテも何度も遭遇していたが、その時はいつもエテルと同じくパトの横だったため、表情を見る機会は無かった。
ソルテ(なんだかんだ言ってもパト様が好きなのね、きっと本能で、だからエテルも毎日定期的にパト様の横に行くのね)
ソルテはそんなエテルを見て決めた
ソルテ「エテルは守備護衛、この役割で大丈夫ね」
そんな何気ない日常の中で発見した変化のお話。
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