2022年11月17日
No.76 田舎者 フルール episode4
フルールはメルリアに手入れしてもらっていた
メルリア「先ほどは素晴らしい覚悟でしたね、それほど自身の民が大事だったんですね。」
メルリアはフルールの髪をくしでといていた。
フルール「はい、母が残してくれた大切な民ですから・・・ですが、私はあの場所で民に心ばかりの恩恵を与えるくらいならこうやって根本的な解決に貢献できればそれで・・・」
メルリア「その判断は間違っていません、確かに自分の手でどうにかしたいと思う気持ち、それは凄くわかります、私も今は旦那様の侍女をしていますが、以前は一国の王でした、ですが、自分の国の民を守るためにこうやって旦那様の侍女をしているのですが」
フルールはメルリアに食い入るように聞いた
フルール「そうなんですか?!その国はどうなりましたか?!助かりましたか?!」
メルリア「はい、民全員は幸福に溢れ、以前よりも素晴らしい国になっています、ですがそれは私が導き、共に幸せを得たかったとも思います、ですが、それは自分の事ですからね、民の事を考える王ならば自分を捨てなければなりません、なのでフルール、私は貴女の行動を強く尊敬します。」
メルリアはフルールを後ろからそっと抱きしめる
メルリア「旦那様は絶対にフルールの国を今以上に裕福な物にします、だからフルールは私達の元で旦那様に尽くしましょう、それが覚悟です」
フルール「はい・・・これでお母様に顔向けできますかね・・・」
フルールはメルリアの中で涙を流した。
フルールは自分の無力を嘆き、だけどそんな自分の判断は間違っていない、誇っていい、そう言われた事がフルールにとって最大の救いだった。
・・・・・・
パト「さて、フルールについては所属が決定するまでは無所属であれど俺の傍で面倒を見る、別に教育も要らない、好きにさせたらいい」
ソルテ「わかっています、私の部隊ではありませんので」ムス
ソルテはまだ納得していないようだった。
月花「まあ、メリアちゃんがなんていうかじゃないかしら?パトはどうしたいの?」
パト「俺が引き取ったんだぞ?メリアなんて関係ない、俺が面倒を見る、それだけだ」
雪花「パトもあんまり意地になったらダメよ、そうやって意地になればなるほどさっきの子の居場所が無くなってしまうんだから・・・」
パト「そうだな・・・」
ネル「堅っ苦しいな、帝国というのは、何故主の決めた事に対して不満を持つ?何故遂行する形で協力しない?帝園は無契約の奴らは知らんが、契約した私達は命令は絶対服従、それを破ればミールからの重い刑、もしくは処刑だ、それだけ主様の命令は絶対、それは従属神ならまだしも専属神はもっとわかっていると思って居たのだがな」
ソルテ「何が言いたいのですか?ネル?」
ネルとソルテはギスギスとした雰囲気が出来て来た。
ネル「自分の考えは二の次だと言ってるんだソルテ、主様は甘いからお前達の考えを尊重するが、今回はお前の考えを尊重する気はないと示してる、なのになぜまだ不満を持つ?何様だ?」
ソルテ「私は秘書です、パト様の考えにブレーキを掛ける命を与えられています!今のパト様の考えは目先の事にしか考えが及んでいない!だからこうして意見を言っているまでです!それすら否定するのであれば私のポジションなどただ予定だけを伝えるだけの役割で良いはずです!」
ネル「ブレーキを掛けるなとは言っていない、ブレーキを掛け、それでも進みたい、主はアクセルを踏んでいるのになぜまだブレーキを掛けたいのか?それを聞いている」
月花「二人共!落ち着いて!あまり険悪なムードにならないで!皆譲れない物があるってことでしょ!」
パト「俺は考えを変えない、弱き者を助けないのならこんな強さと富だけを見せびらかす趣味の悪い国の王なんて辞めてやる、この帝国の力は弱き者に救いを求め、神として全員に恩恵を与えたい、そうやって生まれたはずだ、見えない所で弱き者が救われないのはどうしようもない、けど目の前に居るなら救ってやる、そうじゃないのかソルテ?」
ソルテ「・・・はい・・・」
ネル「おい、ソルテ、いい加減にしろ、秘書に私情を挟むなよ、まだその態度を続けるなら今この力でお前を」
パト「ネル、抑えてくれ、ネルにそんな事で力を使ってほしくない」
雪花「パト!その言い方だと別に制裁を否定しているようには聞こえないのだけど!!」
パト「現にそう言っている、強さに浮かれるな、他の帝王神候補と俺との違いは底辺を知ってるかどうかだ、底辺を知っている俺はわかる、底辺である辛さを、底辺である葛藤を、底辺を味わってるからわかる、底辺を見下され、見放される辛さを、それをわからないなら分かり合えることはない、そう言ってるんだ」
雪花「・・・それは」
雪花はパトの言葉が深く刺さった、それは自分自身が何年も才能も知能もなくただ平凡に過ごし、天才だった月花や芦花、センスがあった桜花に劣等感を抱いていた雪花には一番理解出来たのだ。
月花「ソルテ様、私はこればかりはパトに支持します、強きものの政治はメリアがやっています、メリアは帝国全土を含め帝国の領土全域の管理をしています、ならパトくらい弱き者の助けをやってもいいのではないでしょうか?」
ソルテ「好きにしなさい、私は否定しないわよ、それに雪花ちゃんもパト様の考えを聞いて納得したんでしょ?なら私が納得するまで時間くらい頂戴」
ソルテは少し悲しそうに俯く
パト(本当はこんなこと言いたくない、でも自分の考えや理想を伝えるためには時にぶつからないといけないんだ・・・悪いなソルテ・・・)
パトは罪悪感を感じながらも待機室を後にし上級神に声を掛ける
パト「我は帝国に戻るとする、我が国と友好的な関係を築けるよう期待しているぞ、上級神」
上級神「ありがたきお言葉、本日は誠に感謝致します。」
パト「メルリア、フルールの着替えと準備は済んだか?」
パトがメルリアを呼ぶと、一瞬にしてパトの背後にメルリアが立っていた。
メルリア「はい、準備は整っております、お連れ致しましょうか?」
パト「ああ、今から帝国に戻る、フルールを連れてくるのだ」
メルリア「畏まりました、ただちにお連れします」
メルリアはそう言うと近くの侍女に指示をし、フルールをパトの元まで来るように伝言を伝え、向かわせた。
・・・・・・
フルールは今まで着た事ないような高級な衣服を身に纏っていた。
フルール(凄く軽い、それに綺麗、これが私の知らない世界・・・凄い・・・)
侍女A「フルール、主様が御呼びです、すぐに準備し、私についてきてください」
フルール「はい!」
フルールは慌てて侍女の元まで走り、侍女と共にパトの元まで向かった。
パト「それでは行くぞ、必要な荷物があったのなら後日回収させる、今日は諦めるんだ」
フルール「はい、畏まりました」
こうしてパトと共にフルールは帝国に帰還した。
・・・・・・
そしてパト達は帝国の城内に帰還した。
フルール「す、すごい!初めて宇宙に出た!あんなに沢山星があるなんて!しかも凄い!どんな技術?!どれだけの鉄を集めたらこんな綺麗な機械が作れるの?!」
宇宙船が開くとそこには数百名の侍女と近衛隊が出迎えていた。
フルール(す、すごい・・・こんな大勢が・・・というよりここって室内?!こんな広い室内って存在するの?!)
パト「はぁ~~、疲れた!やっぱり他所は疲れるわ~」
侍女・近衛隊「おかえりなさいませ、主様」
パト「うわぁ~、なんかむず痒い」
月花「男の子日和ね~パト~♪」
ネル「私もやってやろうか?ヘタレな主様よ?」
パト「ネルがやったら冷やかしにしか聞こえないのは凄いと思うわ~」
パト達は先ほどまでの雰囲気とは違い、随分楽な態度で会話をしていた。
パト「さてと、フルール、さっそくで悪いけど一緒に来てもらっていい?一応メリアに挨拶させとくからさ」
フルール「は、はい!」
雪花「もう気を楽にしていいわよ、もう演技は終わったし」
雪花は肩をグルグルと回しながら宇宙船を降りて、侍女からアイスティーを受け取っていた
雪花「ほら、長旅で疲れたし玉座に戻りましょう!ソファーでゆっくりしたいわ」
雪花がそう言うと月花とネルが雪花と一緒に玉座に向かっていった。
パト「ソルテも戻ってていいぞ、俺がメリアに言っておくから」
ソルテ「はい・・・」
ソルテは元気がなさそうに雪花達に続いて玉座に向かう
メルリア「どうなされました?ソルテ、元気が無さそうですね」
パト「少し揉めてね、でも大丈夫今だけだから」
パトはそう言いながらメルリアとフルールを連れてメリアの居る場所まで向かう
・・・・・・
メリア「成程、この子がそうですか・・・」
パト・メルリア・フルールはメリアの部屋に行き、今までの出来事を話していた
パト「という事であのエリアはアリシアに早急に対処するように命令したけど問題ないよね!」
メリア「ご主人が言うなら全予定を廃止してでも優先させますけど・・・それでこの子はどうするつもりですか?」
パト「俺が面倒を見ようかなって、ほら美魅とかと同じ部隊に入れてさ」
メリア「却下です、あそこは帝園出身の子達の部隊ですからあまりこちらの子と混ぜたくないです」
パト「ええ、じゃあ専属侍女って扱いになるけどいいの?」
メリア「それもダメです、実力がまったくないじゃないですか、下級神ですよね?」
パト「ああ、でも俺が引き取った以上は俺の傍に置いておかないと不安だ、特にこの帝国内は上級神であること前提で街や設備を作られてるから尚の事だ」
メリア「困りましたね、侍女や専属侍女は実力があってのもの、弱くそしてご主人の足を引っ張る存在なんてもってのほか、どうにかなりませんか?」
パト「なりません!あとエイリも専属侍女に入れてくれ、俺あの子なら何故か落ち着くんだ」
メリア「ご主人、慣れは時間が解決してくれます、それ以外に推す理由はないでしょうか・」
メルリア「エイリと旦那様はオーラの波長が似てます、後不思議な事にこのフルールという子もどこか特殊は波長を感じます、そしてそれは何処か旦那様と通じるものがあるのです」
メリア「波長?それを言い出したら私とご主人は完全一致ですね!」ドヤ
パト「はいはい、でもエイリは何処か皆と同じ時間を過ごしてる中でも何処か特別に感じるんだ、仮でもいいから専属侍女の仕事をやらせてみて欲しいんだ、何かその特別に感じる理由がわかるかもしれない!もしそれが誰にでも抱けるものなら上手くいけばメリアの考えにも貢献できると思うよ?」
メリア「ご主人、交渉が上手くなりましたね、素敵です、ではお試しという形でエイリを専属侍女に任命します、後フルールはやっぱり仮とか以前の問題ですね、せめて覚醒させてください、話はそこからですよ」
メリアは今のフルールでは弱すぎて交渉の余地がまったくないので、せめてパトがフルールにキスをして覚醒を促してほしいとお願いした。
パト「まあ、そうなるよな・・・わかった!なら明日!またここに来る!とりあえず今日は俺の部屋に泊めるから!」
メリア「それはお好きなように、ご主人の従属なので、なんなら私もお呼ばれされても良いのですよ!!」ワクワク
パト「え、なんか凄く卑猥な事になりそうだからヤダ、フルールとかエイリにそんな不衛生な物見せられないよ」
メリア「酷いです!なんで不衛生なんですか!私の身体綺麗ですよ!!今見てみますか?!」
パトとメリアがここぞとばかりにイチャイチャしている時、フルールとメルリアは話していた
フルール「私・・・大丈夫でしょうか?」
メルリア「ええ、でもちょっと覚悟はしておいたほうがいいかも・・・ちょっぴり大人の階段を上りますので///」
フルール「ふえ~~~~~~///」
メルリア「先ほどは素晴らしい覚悟でしたね、それほど自身の民が大事だったんですね。」
メルリアはフルールの髪をくしでといていた。
フルール「はい、母が残してくれた大切な民ですから・・・ですが、私はあの場所で民に心ばかりの恩恵を与えるくらいならこうやって根本的な解決に貢献できればそれで・・・」
メルリア「その判断は間違っていません、確かに自分の手でどうにかしたいと思う気持ち、それは凄くわかります、私も今は旦那様の侍女をしていますが、以前は一国の王でした、ですが、自分の国の民を守るためにこうやって旦那様の侍女をしているのですが」
フルールはメルリアに食い入るように聞いた
フルール「そうなんですか?!その国はどうなりましたか?!助かりましたか?!」
メルリア「はい、民全員は幸福に溢れ、以前よりも素晴らしい国になっています、ですがそれは私が導き、共に幸せを得たかったとも思います、ですが、それは自分の事ですからね、民の事を考える王ならば自分を捨てなければなりません、なのでフルール、私は貴女の行動を強く尊敬します。」
メルリアはフルールを後ろからそっと抱きしめる
メルリア「旦那様は絶対にフルールの国を今以上に裕福な物にします、だからフルールは私達の元で旦那様に尽くしましょう、それが覚悟です」
フルール「はい・・・これでお母様に顔向けできますかね・・・」
フルールはメルリアの中で涙を流した。
フルールは自分の無力を嘆き、だけどそんな自分の判断は間違っていない、誇っていい、そう言われた事がフルールにとって最大の救いだった。
・・・・・・
パト「さて、フルールについては所属が決定するまでは無所属であれど俺の傍で面倒を見る、別に教育も要らない、好きにさせたらいい」
ソルテ「わかっています、私の部隊ではありませんので」ムス
ソルテはまだ納得していないようだった。
月花「まあ、メリアちゃんがなんていうかじゃないかしら?パトはどうしたいの?」
パト「俺が引き取ったんだぞ?メリアなんて関係ない、俺が面倒を見る、それだけだ」
雪花「パトもあんまり意地になったらダメよ、そうやって意地になればなるほどさっきの子の居場所が無くなってしまうんだから・・・」
パト「そうだな・・・」
ネル「堅っ苦しいな、帝国というのは、何故主の決めた事に対して不満を持つ?何故遂行する形で協力しない?帝園は無契約の奴らは知らんが、契約した私達は命令は絶対服従、それを破ればミールからの重い刑、もしくは処刑だ、それだけ主様の命令は絶対、それは従属神ならまだしも専属神はもっとわかっていると思って居たのだがな」
ソルテ「何が言いたいのですか?ネル?」
ネルとソルテはギスギスとした雰囲気が出来て来た。
ネル「自分の考えは二の次だと言ってるんだソルテ、主様は甘いからお前達の考えを尊重するが、今回はお前の考えを尊重する気はないと示してる、なのになぜまだ不満を持つ?何様だ?」
ソルテ「私は秘書です、パト様の考えにブレーキを掛ける命を与えられています!今のパト様の考えは目先の事にしか考えが及んでいない!だからこうして意見を言っているまでです!それすら否定するのであれば私のポジションなどただ予定だけを伝えるだけの役割で良いはずです!」
ネル「ブレーキを掛けるなとは言っていない、ブレーキを掛け、それでも進みたい、主はアクセルを踏んでいるのになぜまだブレーキを掛けたいのか?それを聞いている」
月花「二人共!落ち着いて!あまり険悪なムードにならないで!皆譲れない物があるってことでしょ!」
パト「俺は考えを変えない、弱き者を助けないのならこんな強さと富だけを見せびらかす趣味の悪い国の王なんて辞めてやる、この帝国の力は弱き者に救いを求め、神として全員に恩恵を与えたい、そうやって生まれたはずだ、見えない所で弱き者が救われないのはどうしようもない、けど目の前に居るなら救ってやる、そうじゃないのかソルテ?」
ソルテ「・・・はい・・・」
ネル「おい、ソルテ、いい加減にしろ、秘書に私情を挟むなよ、まだその態度を続けるなら今この力でお前を」
パト「ネル、抑えてくれ、ネルにそんな事で力を使ってほしくない」
雪花「パト!その言い方だと別に制裁を否定しているようには聞こえないのだけど!!」
パト「現にそう言っている、強さに浮かれるな、他の帝王神候補と俺との違いは底辺を知ってるかどうかだ、底辺を知っている俺はわかる、底辺である辛さを、底辺である葛藤を、底辺を味わってるからわかる、底辺を見下され、見放される辛さを、それをわからないなら分かり合えることはない、そう言ってるんだ」
雪花「・・・それは」
雪花はパトの言葉が深く刺さった、それは自分自身が何年も才能も知能もなくただ平凡に過ごし、天才だった月花や芦花、センスがあった桜花に劣等感を抱いていた雪花には一番理解出来たのだ。
月花「ソルテ様、私はこればかりはパトに支持します、強きものの政治はメリアがやっています、メリアは帝国全土を含め帝国の領土全域の管理をしています、ならパトくらい弱き者の助けをやってもいいのではないでしょうか?」
ソルテ「好きにしなさい、私は否定しないわよ、それに雪花ちゃんもパト様の考えを聞いて納得したんでしょ?なら私が納得するまで時間くらい頂戴」
ソルテは少し悲しそうに俯く
パト(本当はこんなこと言いたくない、でも自分の考えや理想を伝えるためには時にぶつからないといけないんだ・・・悪いなソルテ・・・)
パトは罪悪感を感じながらも待機室を後にし上級神に声を掛ける
パト「我は帝国に戻るとする、我が国と友好的な関係を築けるよう期待しているぞ、上級神」
上級神「ありがたきお言葉、本日は誠に感謝致します。」
パト「メルリア、フルールの着替えと準備は済んだか?」
パトがメルリアを呼ぶと、一瞬にしてパトの背後にメルリアが立っていた。
メルリア「はい、準備は整っております、お連れ致しましょうか?」
パト「ああ、今から帝国に戻る、フルールを連れてくるのだ」
メルリア「畏まりました、ただちにお連れします」
メルリアはそう言うと近くの侍女に指示をし、フルールをパトの元まで来るように伝言を伝え、向かわせた。
・・・・・・
フルールは今まで着た事ないような高級な衣服を身に纏っていた。
フルール(凄く軽い、それに綺麗、これが私の知らない世界・・・凄い・・・)
侍女A「フルール、主様が御呼びです、すぐに準備し、私についてきてください」
フルール「はい!」
フルールは慌てて侍女の元まで走り、侍女と共にパトの元まで向かった。
パト「それでは行くぞ、必要な荷物があったのなら後日回収させる、今日は諦めるんだ」
フルール「はい、畏まりました」
こうしてパトと共にフルールは帝国に帰還した。
・・・・・・
そしてパト達は帝国の城内に帰還した。
フルール「す、すごい!初めて宇宙に出た!あんなに沢山星があるなんて!しかも凄い!どんな技術?!どれだけの鉄を集めたらこんな綺麗な機械が作れるの?!」
宇宙船が開くとそこには数百名の侍女と近衛隊が出迎えていた。
フルール(す、すごい・・・こんな大勢が・・・というよりここって室内?!こんな広い室内って存在するの?!)
パト「はぁ~~、疲れた!やっぱり他所は疲れるわ~」
侍女・近衛隊「おかえりなさいませ、主様」
パト「うわぁ~、なんかむず痒い」
月花「男の子日和ね~パト~♪」
ネル「私もやってやろうか?ヘタレな主様よ?」
パト「ネルがやったら冷やかしにしか聞こえないのは凄いと思うわ~」
パト達は先ほどまでの雰囲気とは違い、随分楽な態度で会話をしていた。
パト「さてと、フルール、さっそくで悪いけど一緒に来てもらっていい?一応メリアに挨拶させとくからさ」
フルール「は、はい!」
雪花「もう気を楽にしていいわよ、もう演技は終わったし」
雪花は肩をグルグルと回しながら宇宙船を降りて、侍女からアイスティーを受け取っていた
雪花「ほら、長旅で疲れたし玉座に戻りましょう!ソファーでゆっくりしたいわ」
雪花がそう言うと月花とネルが雪花と一緒に玉座に向かっていった。
パト「ソルテも戻ってていいぞ、俺がメリアに言っておくから」
ソルテ「はい・・・」
ソルテは元気がなさそうに雪花達に続いて玉座に向かう
メルリア「どうなされました?ソルテ、元気が無さそうですね」
パト「少し揉めてね、でも大丈夫今だけだから」
パトはそう言いながらメルリアとフルールを連れてメリアの居る場所まで向かう
・・・・・・
メリア「成程、この子がそうですか・・・」
パト・メルリア・フルールはメリアの部屋に行き、今までの出来事を話していた
パト「という事であのエリアはアリシアに早急に対処するように命令したけど問題ないよね!」
メリア「ご主人が言うなら全予定を廃止してでも優先させますけど・・・それでこの子はどうするつもりですか?」
パト「俺が面倒を見ようかなって、ほら美魅とかと同じ部隊に入れてさ」
メリア「却下です、あそこは帝園出身の子達の部隊ですからあまりこちらの子と混ぜたくないです」
パト「ええ、じゃあ専属侍女って扱いになるけどいいの?」
メリア「それもダメです、実力がまったくないじゃないですか、下級神ですよね?」
パト「ああ、でも俺が引き取った以上は俺の傍に置いておかないと不安だ、特にこの帝国内は上級神であること前提で街や設備を作られてるから尚の事だ」
メリア「困りましたね、侍女や専属侍女は実力があってのもの、弱くそしてご主人の足を引っ張る存在なんてもってのほか、どうにかなりませんか?」
パト「なりません!あとエイリも専属侍女に入れてくれ、俺あの子なら何故か落ち着くんだ」
メリア「ご主人、慣れは時間が解決してくれます、それ以外に推す理由はないでしょうか・」
メルリア「エイリと旦那様はオーラの波長が似てます、後不思議な事にこのフルールという子もどこか特殊は波長を感じます、そしてそれは何処か旦那様と通じるものがあるのです」
メリア「波長?それを言い出したら私とご主人は完全一致ですね!」ドヤ
パト「はいはい、でもエイリは何処か皆と同じ時間を過ごしてる中でも何処か特別に感じるんだ、仮でもいいから専属侍女の仕事をやらせてみて欲しいんだ、何かその特別に感じる理由がわかるかもしれない!もしそれが誰にでも抱けるものなら上手くいけばメリアの考えにも貢献できると思うよ?」
メリア「ご主人、交渉が上手くなりましたね、素敵です、ではお試しという形でエイリを専属侍女に任命します、後フルールはやっぱり仮とか以前の問題ですね、せめて覚醒させてください、話はそこからですよ」
メリアは今のフルールでは弱すぎて交渉の余地がまったくないので、せめてパトがフルールにキスをして覚醒を促してほしいとお願いした。
パト「まあ、そうなるよな・・・わかった!なら明日!またここに来る!とりあえず今日は俺の部屋に泊めるから!」
メリア「それはお好きなように、ご主人の従属なので、なんなら私もお呼ばれされても良いのですよ!!」ワクワク
パト「え、なんか凄く卑猥な事になりそうだからヤダ、フルールとかエイリにそんな不衛生な物見せられないよ」
メリア「酷いです!なんで不衛生なんですか!私の身体綺麗ですよ!!今見てみますか?!」
パトとメリアがここぞとばかりにイチャイチャしている時、フルールとメルリアは話していた
フルール「私・・・大丈夫でしょうか?」
メルリア「ええ、でもちょっと覚悟はしておいたほうがいいかも・・・ちょっぴり大人の階段を上りますので///」
フルール「ふえ~~~~~~///」
