2022年11月09日
No.69 田舎者 フルール episode2
フルーリルが王都に出てから数日が経った。
フルールは街の願いをなんとか応えるのにやっとの毎日を送っていた。
フルール(お母様、大丈夫かな、でもお母様の任務は王都の豊穣を守る事、戦場に立つ事じゃないのだから・・・)
フルールは数日経っても変わらない現状に恐怖していた。
この星は大丈夫なのか?今回来た宇宙外生命体はそんなに強いのか?この国にまで被害が来ないか?
そんな事をずっと考えていた、普段ならフルーリルが慰めてくれるのだが、今はフルール一人のため、
そんな不安が常に募っていった。
そしてさらに数日、そんなフルールの不安が的中してしまったのだ。
フルール「王都壊滅?!そんな?!お母様は?!!」
それは国民からの情報だった。
王都は謎の生物の手によって壊滅、王都の戦力をもってしてもその怪物を仕留める事は叶わず、王都に居た住人、神は全滅したという知らせだった。
フルール「お母様!お母様は大丈夫なの?!どうなったの?!ねえ?!どうなるの?!!」
フルールは酷く動揺していた、まさか王都に攻めてくるとは考えなかったのだ、そして中級神や上級神達が動いて尚王都までの侵略を許してしまったのだ、それほどの勢力がこの星を蝕んでいるという現実がフルールの脳裏に確かに刻まれた。
フルール(お母様・・・私はどうしたら・・・)
フルールは立ち上がれなくなってしまった、足に力が入らなかった。これからどうなるのか?この星はこのまま浸食され、私達は死ぬのか?そんな事しか頭によぎらなかった。
・・・・・・
そしてそんな王都壊滅の情報が届いてから数日、一人の中級神がフルールの元の現れ、母親の死を伝えられた。
フルール「うそ・・・」
王都中級神「すまない、私達の力不足で・・・」
フルールは中級神の言葉が耳に入らなかった。
もう母親に会えない、そのショックから立ち直れなかったのだ。
フルール「応援は・・・まだ来ないのですか?」
王都中級神「交渉中だ・・・だが以前も聞いたと思うが、こちらに応援に来てもらったとしてもそれらに応える報酬を容易出来ないんだ、そのせいで戦力不足、上級神様も今なんとかエウレカ帝国に応援要請を出している所なんだ・・・」
フルール「なんで皆来てくれないんですか・・・こんな危機的状況で報酬なんて用意できるわけないじゃないですか・・・困った時に助けてくれないと意味ないじゃないですか!!」
フルールは泣きながら王都中級神に訴える
王都中級神「君の言う通りだと思う、だが神々の世界は難しいんだ、特に私達のような地位では・・・」
フルール「うう、うう・・・助けてよ・・・」
そんな時、王都中級神の連絡宝珠から通信が入った。フルールもその音声を聞いていた
上級神「応援要請を受諾してくれた!!しかもエウレカ帝国からだ!ただちに応援に向かうとのことです!そして私が管理する中級神以上の神々全員Aー8952星に集まれ!この依頼、エウレカ帝国帝王自らが対応してくださるとのことだ!!」
王都中級神はその言葉に固まる
王都中級神「エウレカ帝国帝王自らが来る・・・だと・・・」
フルール「その方はそんなに凄い神なのですか?」
王都中級神「我々とは別次元の神様だ、下級神、中級神、上級神、最上級神、神王という地位は知っているだろう?」
フルール「はい、私も恥ずかしながら出世を夢見ていましたので・・・」
王都中級神「そうか、なら知っていると思うが、我々のような神が出世出来たとしても神王までなんだ、その上の階級にはどう足掻いても絶対になれない、それは知ってるな?」
フルール「はい、【帝王神候補】と【帝王神】ですね、この階級の神は【神王】の全員が束になって挑んでもかすり傷すらも付ける事が出来ないと言われる程の圧倒的存在の神、ということは・・・」
王都中級神「エウレカ帝国帝王は帝王神候補序列1位、最有力帝王神候補であり、実質世界最強の神と言われている」
フルール「世界最強の神・・・?!!」
フルールは一生拝めないであろう階級の神がこの星に来ると知り、母親を亡くした悲しみと共に一目でも顔を見たいという好奇心が複雑に混ざり、王都中級神がその後急いで去った後、フルールは歩いてその場に向かって歩いて行った
・・・・・・
エウレカ帝国の宇宙船が到着する、この星からするとあまりにもハイテクノロジーであり、豪華な宇宙船だった。
そしてそこから下りて来たのは
帝王直属近衛部隊員500名
帝王専攻側近・専攻部隊総長 四季 雪花
帝王専属侍女 メルリア・メルトリア
帝王秘書 ソルテ・ピュアデーモン
帝王補佐 四季 月花
そして
帝王 パト・ディカイオス・エウレカ
・・・・・・
上級神(凄まじい勢力だ・・・一人一人が最上級神クラス・・・上級神である私がこんなにも弱く惨めに感じる程の・・・圧倒的実力差・・・)
そしてその上級神に向かって帝王秘書 ソルテが歩いてきた。
ソルテ「私はエウレカ帝国 帝王秘書ソルテ・ピュアデーモンと申します、種族は聖鬼神族、階級は最上級神序列3位です、お見知りおきを」
上級神「ソルテ様!お先にご挨拶をさせてしまい申し訳ございません!私はこのエリアを統括しております上級神でございます!この度は私の応援要請にお応え頂き光栄でございます!」
ソルテ「この応援要請は我が主 帝王パト様直々にお受けした物です、感謝をするなら帝王パト様に自身の生涯一生を掛けてお返ししなさい」
上級神(帝王様自ら?!一体どうなってこうなったんだ??!)
パト「ソルテ、下がれ、ここは我一人で行う、手出しは無用だ」
パトは【叡天眼(赫)】を発動させ、ソルテを睨む、そしてソルテは「失礼いたしました」と言い、パトの後ろに戻る
パト「うむ、この程度の生命体如き、我が手を下すまでもないな、飽きれた物だ・・・」
パトは目に見えて落胆する。
パト「仕方ない、この仕事、我が従属一人に任せようか」
パトはそう言うと目の前に手をかざし、唱える
パト「帝園 【十三の心】ネル、我が主の命により、ここに召喚せよ!!」
そうパトが叫ぶとその場にネルが現れる。
ネル「うむ、命は受けた、この星の雑魚を狩ればいいのか?主様よ?」
パト「ああ、時間が勿体ないからな、時間を掛けずに速やかに終わらせろ」
ネル「そうか、了解した」
ネルはそう言うと空高く飛び、星全体を見渡す
ネル(ふふふ、役になり切っているな!主様!流石だ!ソルテの練習の成果がここぞとばかりに発揮している!これは面白い!さて、今回の依頼、本当はメリア達がメリットがないと蹴っていた案件だったものを私が暇だからと言って主様に我儘を言って受けた依頼だからな、楽しませてもらうとするかな!今回なんと5オーラも奮発してくれたわけだしな!)
ネルは久々の殺戮にワクワクが隠せなかった、だがせっかくパトが用意してくれた舞台のため、ネルも気合を入れて討伐に励んだ。
ネル「ほほお、ERRORか、これは中々大物じゃないのか?そうだな、数はおよそ20体、よしよし、なら一撃で終わるな」
ネルは両腕を広げ、両手を思い切り開く、そして全指先に真っ赤なオーラが集まる。
ネル【破滅の雨】
ネルが技を唱えたと同時に、無数の赤いオーラ弾が星全土に降り注ぐ
ズドーンズドーン!
ズドーンズドーン!
ネルの放った無数のオーラ弾は全弾ERRORという標的に命中し、一瞬にして消滅した。
ネル「ふう、この技は爽快感があって見応えもある、我ながら素晴らしい技だ・・・」
ネルは自分の技を久しぶりに使えたことで満足していた。だがまだ役は終わっていないので、パトの演技に応えるようにパトの元に戻る。
ネル「敵殲滅完了しました、主様、」
パト「ご苦労だったな、我の後ろで休むといい」
パト(見てたけど凄い技だな、本当に一瞬で片付けるとは・・・というより俺よりも普通に強いじゃん、マジで勘弁してほしい・・・ボロ出たらどうすんのさ、今の役だってソルテから何回練習させられたと思ってるんだ!だけどまあ、たまにはこうやって自分から現場を見ないとだよな)
パトはそう考えていると後ろからソルテがツンツンを指先で突かれる
ソルテ「パト様、セリフ忘れたら言ってくださいよ、月花ちゃんにセリフ丸暗記してもらってますので」ボソボソ
月花(任せて!私こういうのいっぱいやって来たから得意なのよ!)
パト(楽しんでんなぁ、一応沢山の命が無くなってるんだからもっと重い雰囲気出せよ・・・)
パト「終わったな、そこの上級神、これでいいかな?」
上級神「あ・・・あ・・・あ・・・」
上級神は言葉が出なかった。
ネルの攻撃、それはその上級神から見たら圧倒的なものだった。
そして実際の所、ネルの先ほどの技の火力は最上級神上位級の火力を手加減状態で出してたため、そんなネルを従属として持つパトに圧倒的実力差と世界の差を感じ、言葉を失ってしまっていた。
ソルテ「パト様がお話掛けてくださっているのに無視ですか?」
上級神「も、申し訳ございません!あまりにも凄かったので・・・」
パト(その気持ちはわかる!俺が見ても凄かった!)
パト「この程度で驚かれては我も困るのだがな、実際我は何もしていない、従属の手だけで終わってしまう程の物だったとは・・・つまらないものだな」
ネル「言うではないか、なら別惑星に行って同じ個体と戦ってみるか?主様ww」ボソボソ
パト「後ろから小さい声で話しかけんな、というか辞めて、普通に返り討ちで死ぬから」ボソボソ
ソルテ「さて、では報酬の話を行いたいのですが、まず上級神はどの程度の報酬をこの我がエウレカ帝国に貢いでくれるのか、それを伺いましょう」
上級神「立ち話もあれなので、我が城で如何でしょうか?!」
ソルテ「遅いです、後数秒遅ければ無礼者として貴方を刑罰を与える所でした」
上級神(こ、怖すぎる~~~!!?)
こうしてパト達一行と上級神と中級神達は上級神の城にある大広間に移動した。
一連の流れを見ていたフルールは・・・
フルール「・・・凄い・・・これが世界の頂点・・・全てにおいて住んでいる世界が違う・・・」
フルールはただ先ほどの光景を頭に焼き付けていた、それは先ほどまで母親の報告を聞いて悲しんでいた事すらも一瞬忘れる程の・・・それ程強烈なものだった
フルール「着いて行こう!世界トップクラスの神はどんな方達なのかもっと見てみたい!こんなチャンスもう今後二度と一生ないもの!!」
フルールは走って後を追った。
フルールは街の願いをなんとか応えるのにやっとの毎日を送っていた。
フルール(お母様、大丈夫かな、でもお母様の任務は王都の豊穣を守る事、戦場に立つ事じゃないのだから・・・)
フルールは数日経っても変わらない現状に恐怖していた。
この星は大丈夫なのか?今回来た宇宙外生命体はそんなに強いのか?この国にまで被害が来ないか?
そんな事をずっと考えていた、普段ならフルーリルが慰めてくれるのだが、今はフルール一人のため、
そんな不安が常に募っていった。
そしてさらに数日、そんなフルールの不安が的中してしまったのだ。
フルール「王都壊滅?!そんな?!お母様は?!!」
それは国民からの情報だった。
王都は謎の生物の手によって壊滅、王都の戦力をもってしてもその怪物を仕留める事は叶わず、王都に居た住人、神は全滅したという知らせだった。
フルール「お母様!お母様は大丈夫なの?!どうなったの?!ねえ?!どうなるの?!!」
フルールは酷く動揺していた、まさか王都に攻めてくるとは考えなかったのだ、そして中級神や上級神達が動いて尚王都までの侵略を許してしまったのだ、それほどの勢力がこの星を蝕んでいるという現実がフルールの脳裏に確かに刻まれた。
フルール(お母様・・・私はどうしたら・・・)
フルールは立ち上がれなくなってしまった、足に力が入らなかった。これからどうなるのか?この星はこのまま浸食され、私達は死ぬのか?そんな事しか頭によぎらなかった。
・・・・・・
そしてそんな王都壊滅の情報が届いてから数日、一人の中級神がフルールの元の現れ、母親の死を伝えられた。
フルール「うそ・・・」
王都中級神「すまない、私達の力不足で・・・」
フルールは中級神の言葉が耳に入らなかった。
もう母親に会えない、そのショックから立ち直れなかったのだ。
フルール「応援は・・・まだ来ないのですか?」
王都中級神「交渉中だ・・・だが以前も聞いたと思うが、こちらに応援に来てもらったとしてもそれらに応える報酬を容易出来ないんだ、そのせいで戦力不足、上級神様も今なんとかエウレカ帝国に応援要請を出している所なんだ・・・」
フルール「なんで皆来てくれないんですか・・・こんな危機的状況で報酬なんて用意できるわけないじゃないですか・・・困った時に助けてくれないと意味ないじゃないですか!!」
フルールは泣きながら王都中級神に訴える
王都中級神「君の言う通りだと思う、だが神々の世界は難しいんだ、特に私達のような地位では・・・」
フルール「うう、うう・・・助けてよ・・・」
そんな時、王都中級神の連絡宝珠から通信が入った。フルールもその音声を聞いていた
上級神「応援要請を受諾してくれた!!しかもエウレカ帝国からだ!ただちに応援に向かうとのことです!そして私が管理する中級神以上の神々全員Aー8952星に集まれ!この依頼、エウレカ帝国帝王自らが対応してくださるとのことだ!!」
王都中級神はその言葉に固まる
王都中級神「エウレカ帝国帝王自らが来る・・・だと・・・」
フルール「その方はそんなに凄い神なのですか?」
王都中級神「我々とは別次元の神様だ、下級神、中級神、上級神、最上級神、神王という地位は知っているだろう?」
フルール「はい、私も恥ずかしながら出世を夢見ていましたので・・・」
王都中級神「そうか、なら知っていると思うが、我々のような神が出世出来たとしても神王までなんだ、その上の階級にはどう足掻いても絶対になれない、それは知ってるな?」
フルール「はい、【帝王神候補】と【帝王神】ですね、この階級の神は【神王】の全員が束になって挑んでもかすり傷すらも付ける事が出来ないと言われる程の圧倒的存在の神、ということは・・・」
王都中級神「エウレカ帝国帝王は帝王神候補序列1位、最有力帝王神候補であり、実質世界最強の神と言われている」
フルール「世界最強の神・・・?!!」
フルールは一生拝めないであろう階級の神がこの星に来ると知り、母親を亡くした悲しみと共に一目でも顔を見たいという好奇心が複雑に混ざり、王都中級神がその後急いで去った後、フルールは歩いてその場に向かって歩いて行った
・・・・・・
エウレカ帝国の宇宙船が到着する、この星からするとあまりにもハイテクノロジーであり、豪華な宇宙船だった。
そしてそこから下りて来たのは
帝王直属近衛部隊員500名
帝王専攻側近・専攻部隊総長 四季 雪花
帝王専属侍女 メルリア・メルトリア
帝王秘書 ソルテ・ピュアデーモン
帝王補佐 四季 月花
そして
帝王 パト・ディカイオス・エウレカ
・・・・・・
上級神(凄まじい勢力だ・・・一人一人が最上級神クラス・・・上級神である私がこんなにも弱く惨めに感じる程の・・・圧倒的実力差・・・)
そしてその上級神に向かって帝王秘書 ソルテが歩いてきた。
ソルテ「私はエウレカ帝国 帝王秘書ソルテ・ピュアデーモンと申します、種族は聖鬼神族、階級は最上級神序列3位です、お見知りおきを」
上級神「ソルテ様!お先にご挨拶をさせてしまい申し訳ございません!私はこのエリアを統括しております上級神でございます!この度は私の応援要請にお応え頂き光栄でございます!」
ソルテ「この応援要請は我が主 帝王パト様直々にお受けした物です、感謝をするなら帝王パト様に自身の生涯一生を掛けてお返ししなさい」
上級神(帝王様自ら?!一体どうなってこうなったんだ??!)
パト「ソルテ、下がれ、ここは我一人で行う、手出しは無用だ」
パトは【叡天眼(赫)】を発動させ、ソルテを睨む、そしてソルテは「失礼いたしました」と言い、パトの後ろに戻る
パト「うむ、この程度の生命体如き、我が手を下すまでもないな、飽きれた物だ・・・」
パトは目に見えて落胆する。
パト「仕方ない、この仕事、我が従属一人に任せようか」
パトはそう言うと目の前に手をかざし、唱える
パト「帝園 【十三の心】ネル、我が主の命により、ここに召喚せよ!!」
そうパトが叫ぶとその場にネルが現れる。
ネル「うむ、命は受けた、この星の雑魚を狩ればいいのか?主様よ?」
パト「ああ、時間が勿体ないからな、時間を掛けずに速やかに終わらせろ」
ネル「そうか、了解した」
ネルはそう言うと空高く飛び、星全体を見渡す
ネル(ふふふ、役になり切っているな!主様!流石だ!ソルテの練習の成果がここぞとばかりに発揮している!これは面白い!さて、今回の依頼、本当はメリア達がメリットがないと蹴っていた案件だったものを私が暇だからと言って主様に我儘を言って受けた依頼だからな、楽しませてもらうとするかな!今回なんと5オーラも奮発してくれたわけだしな!)
ネルは久々の殺戮にワクワクが隠せなかった、だがせっかくパトが用意してくれた舞台のため、ネルも気合を入れて討伐に励んだ。
ネル「ほほお、ERRORか、これは中々大物じゃないのか?そうだな、数はおよそ20体、よしよし、なら一撃で終わるな」
ネルは両腕を広げ、両手を思い切り開く、そして全指先に真っ赤なオーラが集まる。
ネル【破滅の雨】
ネルが技を唱えたと同時に、無数の赤いオーラ弾が星全土に降り注ぐ
ズドーンズドーン!
ズドーンズドーン!
ネルの放った無数のオーラ弾は全弾ERRORという標的に命中し、一瞬にして消滅した。
ネル「ふう、この技は爽快感があって見応えもある、我ながら素晴らしい技だ・・・」
ネルは自分の技を久しぶりに使えたことで満足していた。だがまだ役は終わっていないので、パトの演技に応えるようにパトの元に戻る。
ネル「敵殲滅完了しました、主様、」
パト「ご苦労だったな、我の後ろで休むといい」
パト(見てたけど凄い技だな、本当に一瞬で片付けるとは・・・というより俺よりも普通に強いじゃん、マジで勘弁してほしい・・・ボロ出たらどうすんのさ、今の役だってソルテから何回練習させられたと思ってるんだ!だけどまあ、たまにはこうやって自分から現場を見ないとだよな)
パトはそう考えていると後ろからソルテがツンツンを指先で突かれる
ソルテ「パト様、セリフ忘れたら言ってくださいよ、月花ちゃんにセリフ丸暗記してもらってますので」ボソボソ
月花(任せて!私こういうのいっぱいやって来たから得意なのよ!)
パト(楽しんでんなぁ、一応沢山の命が無くなってるんだからもっと重い雰囲気出せよ・・・)
パト「終わったな、そこの上級神、これでいいかな?」
上級神「あ・・・あ・・・あ・・・」
上級神は言葉が出なかった。
ネルの攻撃、それはその上級神から見たら圧倒的なものだった。
そして実際の所、ネルの先ほどの技の火力は最上級神上位級の火力を手加減状態で出してたため、そんなネルを従属として持つパトに圧倒的実力差と世界の差を感じ、言葉を失ってしまっていた。
ソルテ「パト様がお話掛けてくださっているのに無視ですか?」
上級神「も、申し訳ございません!あまりにも凄かったので・・・」
パト(その気持ちはわかる!俺が見ても凄かった!)
パト「この程度で驚かれては我も困るのだがな、実際我は何もしていない、従属の手だけで終わってしまう程の物だったとは・・・つまらないものだな」
ネル「言うではないか、なら別惑星に行って同じ個体と戦ってみるか?主様ww」ボソボソ
パト「後ろから小さい声で話しかけんな、というか辞めて、普通に返り討ちで死ぬから」ボソボソ
ソルテ「さて、では報酬の話を行いたいのですが、まず上級神はどの程度の報酬をこの我がエウレカ帝国に貢いでくれるのか、それを伺いましょう」
上級神「立ち話もあれなので、我が城で如何でしょうか?!」
ソルテ「遅いです、後数秒遅ければ無礼者として貴方を刑罰を与える所でした」
上級神(こ、怖すぎる~~~!!?)
こうしてパト達一行と上級神と中級神達は上級神の城にある大広間に移動した。
一連の流れを見ていたフルールは・・・
フルール「・・・凄い・・・これが世界の頂点・・・全てにおいて住んでいる世界が違う・・・」
フルールはただ先ほどの光景を頭に焼き付けていた、それは先ほどまで母親の報告を聞いて悲しんでいた事すらも一瞬忘れる程の・・・それ程強烈なものだった
フルール「着いて行こう!世界トップクラスの神はどんな方達なのかもっと見てみたい!こんなチャンスもう今後二度と一生ないもの!!」
フルールは走って後を追った。
