2022年11月27日
No.80 田舎者 フルール episode7(Final)
ミーエル「メリア~治ったよ~」
メリア「んん?今何時くらいですか?」
ミーエル「もう朝だね、ちょっと時間掛かったよ、心も持ち直して考えなおしたし!これで大丈夫だよ思うよ!」
メリア「表だけじゃないですよね?一度それで結構問題になったのですが・・・」
メリアは地球での出来事を思い出した。
ミーエル「うん、私の場合、一種の洗脳術もあるから、そう思い込ませて、心の底から負担を軽減して、傷を治すようにしてるから問題ないよ、最後は一応メンタルチェックもしてるし」
メリア「え、それで先ほど言った結果通りになったのですか?」
ミーエル「うん、それよりもっと、【責任をもってあの3人を家族のように大事にするし、絶対に見捨てない】って覚悟してたから、まあ、そこは主様らしい結論だしいいんじゃないかな?」
メリア「重いですね~、これから肉体関係を持つ相手全員にそんな思想を持たれたらご主人が持たないと思うんですけどね」
ミーエル「その時はその時かな、今はこれでいいんじゃない?そんな先の事なんて言ったって主様がそれについてこれないわけだし」
メリア「そうですね、わかりました」
メリアはそう言うとミーエルの助言通り、慌てずにパトの心境が今後の帝国に当てはまるまでしっかり見届けようと決心した。
ミーエル「今日は体調不良ってことで一日ここで休ませてあげたいから、ソルテ達にそれだけ伝えといてくれる?」
メリア「わかりました、ではご主人をお願いしますね」
・・・・・・
メリア「というわけでご主人は夜に体調を崩され、ミーエルの所で治療は完了していますが、経過観察のために一日だけミーエルの所に入院となりました。なので今日の勤務は休みとなります」
エイリ「はい・・・あの、メリア様!私は侍女なので仕事に戻ります」
メリア「何を言っているの?もう貴女は侍女じゃないわ、聞いてなかったのかしら?」
エイリ「え?何のことでしょうか?」
メルリア「ごめんなさいメリア、その場の勢いで同行させただけでまだ言ってなかったの・・・///」
メリア「メルリア姉様らしくないですね、まあ初夜で緊張していたということにしておきましょう」
メルリア「言わないで、昨夜の事は私もちょっと・・・///」
常にくねくねしながら真っ赤な顔を両手で隠しているメルリアは放っておいてメリアはエイリに話を続ける。
メリア「エイリ、貴女はパト様直々のご要望で専属侍女への推薦がありました、そして私が貴女に再度審査した結果、合格とします、今の結果に慢心せずに、これからも切磋琢磨し、自身を磨き続け、パト様の隣に居ても恥ずかしくないように努めなさい、いいですね?」
エイリ「はい!畏まりました!!」
フルール「あの・・・私は・・・」
フルールは申し訳なさそうにメリアに聞く、まだ来て丸一日も経っていないのだ、本人からすれば保護者であるパトが居ないとどういう立ち位置に居ればいいかわからないのだ。
メリア「貴女は・・・仮専属侍女として採用します、一応昨夜の行為後、貴女が就寝している時にポテンシャルの変化を見させて貰いましたけど、中々興味深いと私自身判断したので今後の将来を見据えて認めます、ですが実力がないのは事実なので、当分の間は完全な侍女業務ではなく、パト様と一緒に授業を受け、実戦訓練を受けて貰います、そしてそれが終わり次第パト様の部屋で待機命令とし、パト様直々に指示を貰うまでその部屋から出る事を許しません。いいですね?」
フルールには帝国に必要な知識と帝国の従属神として相応しい実力を身に付けてもらうようになった。
だが実力がないため、パトの足手まといにならないためにもパトの部屋から出る事を許さないようにして保護をしようと決めた。
メリア(ご主人の理想通りの配置にしましたからね、後はご主人の選択が間違いではなかったと周りに認めさせてください、それはご主人にしか出来ないことですからね)
メリア「ということでソルテ、この三人の管理はメインはパト様、サブは私、貴女の命令優先は3番目なので、貴女がこの三人に命令する場合、パト様と私の承諾を得てから指示をお願いします。」
ソルテ「わかりました、メリア様」深く頭を下げる
そしてメリアとソルテは部屋を出て、残った3人はパトの部屋に残された
・・・・・・
ソルテ「まさか一晩で3人を抱くなんて・・・想像も出来ませんでしたね、そこまで本気とは」
メリア「そう言う事、だからソルテもご主人の本気に向き合ってあげて、せっかく最近はご主人が意思を持って前に進もうとしているのだから、私達が道を正し、修正させながらも寄り添って行かないとでしょう?専属神として、一人の女性として・・・ね?」
ソルテ「はい、私は本日はどうしましょうか?」
メリア「ご主人の自室に居る3人と仲良くなったらどうです?どうせなら月花ちゃんも暇でしょうし、5人で親睦会でも深めて今後の仕事が優位に動くようにしたらいいんですよ!ソルテも【命令権】はなくてもお願いなら出来ますからね、関係は上手く使って、上手く抜けて、ですよ?」
メリアは先ほど自分で言っておきながら、自分の言葉の抜けをソルテに教える
ソルテから命令は出来ないが、お願いし、パトから命令を出させたり、本人の意思で動けばそれは命令にはならない、そのためにも信頼と友好的な関係が必須になるためソルテに仲良くしておけとメリアは言った。
ソルテ「そうですね、ではメリア様のお言葉にあやかってそうさせて貰いますね」
そして二人は業務的な話をした後、ソルテが周りを見回し、メリアの耳元で小声で聞いた
ソルテ「メリア様、もしかしてその行為後の現場にそのまま呼ばれたの?」
メリア「ええ、三人共全裸で寄り添いながら寝てましたよ・・・その状態でポテンシャル確認は地獄でした・・・特にフルール、メルリア姉様の胸が邪魔で中々調べられなかったので・・・」
ソルテ「うわぁ、それはお気の毒に・・・」
メリア「まあ、そのおかげでこの現場をいち早く知って行動に移せたから良かったけど・・・一番不憫なのはネルですよ」
ソルテ「そういえば居なかったわね?どうしたの?」
メリア「昨夜あの部屋に居ながら一人だけ性行為もせずに寝ていたの・・・それで起きたら自分以外全員が事後でしょう?まあ泣きそうな顔してご主人の所に行ったわ、寝落ちしたネルの自業自得でしょうけど」
ソルテ「それは・・・一番心境が複雑ですね・・・でもちょっと・・・」
クスっと笑うソルテ
ソルテ「面白いですね、それw」
メリア「私もちょっと笑っちゃいましたw」
二人はクスクスと笑いながらお互い手をふり互いの勤務に戻る。
・・・・・・
パト自室にて
エイリ「ええ、いきなりの部隊異動・・・どうしましょう?メルリア様?」困惑
メルリア「とりあえず今後エイリは私達と同じ部屋で生活するようになるから、自分の荷物を部屋からここに持ってくるといいわ、これからは侍女の中でも最も特別な侍女として主様に尽くすようになりますからね」
フルール「私はどうしたらいいですか?」
メルリア「フルールはまだ母国から貴女の荷物が回収されていないので、当分はこの国で用意された物で生活ですね、というより恐らく今後私服に着替える機会がほぼ無くなりますし、私達専属侍女は側近ですから旦那様のお目汚しをしてはいけません、なので帝国産の服しか恐らく着れないと思ってください、最初は窮屈に感じるかもしれませんが」
フルール「いえ!服に拘りはなかったので!母の形見だけ手元にあれば私物は特に何もいりません」
メルリア「そう、なら今日はせっかくの休みですし、親睦会と新人研修としましょう!こんな時間がある事なんて滅多にないですからね!ここでしっかり業務を把握して明日から復帰する旦那様に精一杯のご奉仕が出来るようにしましょう!」
そうして3人は新生活に向けて準備を始めた。
その時に廊下で話を終えて戻って来たソルテとソルテに呼び出された月花が合流し、5人で新生活の準備や普段の仕事内容、親睦会として5人で祝いをした。
・・・・・・
病室にて
ミーエル「調子はどう?主様?」
パト「うん、大丈夫、鼓動も別におかしくないし、感情も落ち着いてる」
ミーエル「うんうん!それなら安心だね!今日は私に全部任せて!久しぶりに専属医師の仕事だよ!」
ミーエルは張り切りながら奥の部屋に戻っていく
パト(昨日の夜まではあんなに気分が沈んで心臓の鼓動がバカみたいに早かったのに・・・今は本当に落ち着いてる)
ネル「なぜ・・・私を・・・」
パト「うわ!びっくりした?!」ピ――――――!!
ミーエル「どしたの?!」バサ!!
常にパトの心音波形と感情波形を観察していたミーエルがパトの所に飛びついてきた!
するとそこにはパトのベッドに項垂れるネルが居た。
ミーエル「ネルか~~、もう!今主様は経過観察中なんだから変な刺激しないで!」プンプン!
ネル「ミーエルよ、お前に私の気持ちがわかるか?同じ部屋に居て・・・私以外全員が楽しく裸で性行為だ・・・私はその時馬鹿面しながら寝ていたのだぞ?」
ミーエル(うわ、めんどくさそう、それにネルが自分で馬鹿面って言うなんて、相当心に来てるね・・・)
パト「ごめん、ネル寝てたから・・・」
ネル「夜這いするだろ・・・普通、この場で言うのもなんだが、身体はもう既に準備出来ていたぞ・・・」頭を下げて項垂れながら震えている
パト「いや、良い寝顔だったし・・・その・・・ついで感覚でネルとの初めてをヤるのはちょっと俺は気が引けて・・・」
ネル「上手いな主様、だがもうあのような雰囲気はもう作れる気がしないのだ・・・」
パト「それはほら!こっちで過ごす時間を増やせば!」
ネル「言っただろう?こっちの世界は窮屈だと、それに私は帝園での役割があるのだ、常駐契約は出来ないのだよ」
ミーエル(毎日暇してたくせに)一時期ネルの住処で同居していた
パト「ネル!元気出して!俺がネルを特別に想ってるんだからこれからもそういう場面は来るって!」ネルの頭を撫でる
ネル「そうか、こんなめんどくさい女にもまたチャンスはあるか?主様~」パトのベッドに顔を埋めながらパトの手を受け入れるネル
ミーエル(うわ!ネルが主様に甘える所初めて見た!というかめんどくさいって自覚してたんだ?!)
すると扉が開き、そこにはエテルと美魅、エテルの頭に乗っているスティアの3人が入って来た。
エテル「玉座に居ないと思ったらここに居た」
美魅「一日中ベッドの中とは良い御身分やな!駄主!王様にでもなったつもりかいね!」
エテル「王様だよね?それに良い御身分だし」
美魅「今そんな事どうでもええんや!えんか!うちに弱ってる所見せたら殺されるで!」
エテル「心配だから授業終わってすぐに来たくせに・・・」
美魅「ちゃうわ!弱っとる主を見れるのは中々ないからチャンスやと思ったんや!」
スティア「元気そうだね~~、どっちかと言うとネルの方が元気ない~~?」
ミーエル「ああ、すぐに収まるから気にしないであげて」
エテル「それで、いつ殺すの?主目の前に居るけど?」
美魅「思ったより元気そうやったからええわ、こんなん弱ってるうちに入らへんからな」プイ
エテル「やっぱり心配で見に来ただけだよね?」
パト「皆心配掛けたね、今日は念のための入院だから明日からちゃんと復帰するよ!」
ミーエル「それを判断するのは私です!そのためにも安静にしてくださいね!」
ミーエルはそう言いながらベッドの上で座っているパトを寝かしつける。
ミーエル「ほら!ここは病室!主様も安静にしないといけないんだから騒がしくするなら出ていって!」
美魅「しゃあないな!まあええわ!元気な主を殺してこそやりがいがあるってもんやからな!」
エテル「その割には膝の上でまったりしてるよね?」
美魅「落ち着くんやからええやろ!」
スティア「美魅~~言ってることとやってること支離滅裂~~」
3人はそのまま病室から出ていった。
・・・・・・
ネル「さて、ミーエル、この病室のベッドをダブルサイズに変えて貰えるか?」
ミーエル「昨日のリベンジを今日果たすつもり?」ジー
ネル「違う、私も流石に弱っている主様に欲情はしない、従属として傍に居てやろうと思って居るのだ、こういう時には温もりが必要だろう?」ドヤ
ミーエル「へえ~さっきの言葉他の【十三天の心】に聞かせてあげたいね~、まあいいよ、でも昨日より主様が悪化してたらネルでも出禁だからね!この場所では私の方が偉いんだからね!」
ネル「わかっているさ、それにミーエル、その場の偉いなんて略奪すればすぐにひっくり返る」ドヤ
ミーエル「ネルがこの病室で一番偉くなっても使いこなせないでしょ」呆れ
ネル「何を言っている!私も【神羅万象支配】を持っているのだぞ!治療くらい出来る!」
ミーエル「はいはい、それじゃあベッド広げるからネルは離れててね~」
ミーエルはそう言いながらパトのベッドを広げた。スライド式で広くなる構造だった。
ネル「凄いな、広くなるのか」
ミーエル「まあ、人型以外の神でも治療が出来るようにって開発された帝国産の治療ベッドだからね、ある程度自由に広くは出来るよ」
ネル「よし!ならば主様よ!一緒にお風呂はどうだ?」
ミーエル「さっそく主様の心境を揺るがさないでーーー!!」(# ゚Д゚)
・・・・・・
後日
パト「さて、色々心配を掛けたね、話は聞いてるかな?」
パトは玉座に座っていた、そしてパトの前にはエイリとフルールの二人が居た。
エイリ「はい、私の新たな役目、今後主様のために誠心誠意尽くしていきたい所存です」
フルール「私をこのような待遇で保護してくださった主様の偉大なる恩にお応え出来るようにこの身を主様に全て捧げ、誠心誠意尽くさせて頂き、そして一刻も早く主様の傍に居ても恥ずかしくないように己を磨きたい所存です」
ソルテ「フルールの今後は聞いてますよね?」
パト「ああ、俺の希望通りだ、流石メリア、ソルテも受け入れてくれてありがとう、今度またゆっくり話そう、色々ギスギスしちゃったしね」
ソルテ「そうですね、仕事じゃなければベッドから出れないくらい泣いていた所です」
メルリア「ふふ」クスクス
パトはソルテの言葉に苦笑いをしながら二人の決意表明に応える
パト「二人の高い心意気は受け取った、では今後、俺の期待に応えてくれるのを期待しているぞ!」
エイリ・フルール「はい!」
こうしてエイリとフルールは専属侍女として新たな役割が与えられた。
ソルテ「ではさっそく授業に向かいます、今回はこの件で遅らせてますので、急いで向かいますよ」
パト「そうだな!」
ソルテ「フルール、貴女も今日から同じ部屋で学ぶのですから行きますよ!」
フルール「はい!!」
エイリ「では私は部屋の後ろで待機しています!」
メルリア「私は初日ですからね、エイリと一緒に同行させてもらいますね」
パト「なんか増えたな・・・専属神達も居るのに大変そうだ・・・」
こうしてたった一人の少女を保護した事からパトの周りは充実していった。
だが、こんな充実した生活も長くは続かなかった・・・。
メリア「んん?今何時くらいですか?」
ミーエル「もう朝だね、ちょっと時間掛かったよ、心も持ち直して考えなおしたし!これで大丈夫だよ思うよ!」
メリア「表だけじゃないですよね?一度それで結構問題になったのですが・・・」
メリアは地球での出来事を思い出した。
ミーエル「うん、私の場合、一種の洗脳術もあるから、そう思い込ませて、心の底から負担を軽減して、傷を治すようにしてるから問題ないよ、最後は一応メンタルチェックもしてるし」
メリア「え、それで先ほど言った結果通りになったのですか?」
ミーエル「うん、それよりもっと、【責任をもってあの3人を家族のように大事にするし、絶対に見捨てない】って覚悟してたから、まあ、そこは主様らしい結論だしいいんじゃないかな?」
メリア「重いですね~、これから肉体関係を持つ相手全員にそんな思想を持たれたらご主人が持たないと思うんですけどね」
ミーエル「その時はその時かな、今はこれでいいんじゃない?そんな先の事なんて言ったって主様がそれについてこれないわけだし」
メリア「そうですね、わかりました」
メリアはそう言うとミーエルの助言通り、慌てずにパトの心境が今後の帝国に当てはまるまでしっかり見届けようと決心した。
ミーエル「今日は体調不良ってことで一日ここで休ませてあげたいから、ソルテ達にそれだけ伝えといてくれる?」
メリア「わかりました、ではご主人をお願いしますね」
・・・・・・
メリア「というわけでご主人は夜に体調を崩され、ミーエルの所で治療は完了していますが、経過観察のために一日だけミーエルの所に入院となりました。なので今日の勤務は休みとなります」
エイリ「はい・・・あの、メリア様!私は侍女なので仕事に戻ります」
メリア「何を言っているの?もう貴女は侍女じゃないわ、聞いてなかったのかしら?」
エイリ「え?何のことでしょうか?」
メルリア「ごめんなさいメリア、その場の勢いで同行させただけでまだ言ってなかったの・・・///」
メリア「メルリア姉様らしくないですね、まあ初夜で緊張していたということにしておきましょう」
メルリア「言わないで、昨夜の事は私もちょっと・・・///」
常にくねくねしながら真っ赤な顔を両手で隠しているメルリアは放っておいてメリアはエイリに話を続ける。
メリア「エイリ、貴女はパト様直々のご要望で専属侍女への推薦がありました、そして私が貴女に再度審査した結果、合格とします、今の結果に慢心せずに、これからも切磋琢磨し、自身を磨き続け、パト様の隣に居ても恥ずかしくないように努めなさい、いいですね?」
エイリ「はい!畏まりました!!」
フルール「あの・・・私は・・・」
フルールは申し訳なさそうにメリアに聞く、まだ来て丸一日も経っていないのだ、本人からすれば保護者であるパトが居ないとどういう立ち位置に居ればいいかわからないのだ。
メリア「貴女は・・・仮専属侍女として採用します、一応昨夜の行為後、貴女が就寝している時にポテンシャルの変化を見させて貰いましたけど、中々興味深いと私自身判断したので今後の将来を見据えて認めます、ですが実力がないのは事実なので、当分の間は完全な侍女業務ではなく、パト様と一緒に授業を受け、実戦訓練を受けて貰います、そしてそれが終わり次第パト様の部屋で待機命令とし、パト様直々に指示を貰うまでその部屋から出る事を許しません。いいですね?」
フルールには帝国に必要な知識と帝国の従属神として相応しい実力を身に付けてもらうようになった。
だが実力がないため、パトの足手まといにならないためにもパトの部屋から出る事を許さないようにして保護をしようと決めた。
メリア(ご主人の理想通りの配置にしましたからね、後はご主人の選択が間違いではなかったと周りに認めさせてください、それはご主人にしか出来ないことですからね)
メリア「ということでソルテ、この三人の管理はメインはパト様、サブは私、貴女の命令優先は3番目なので、貴女がこの三人に命令する場合、パト様と私の承諾を得てから指示をお願いします。」
ソルテ「わかりました、メリア様」深く頭を下げる
そしてメリアとソルテは部屋を出て、残った3人はパトの部屋に残された
・・・・・・
ソルテ「まさか一晩で3人を抱くなんて・・・想像も出来ませんでしたね、そこまで本気とは」
メリア「そう言う事、だからソルテもご主人の本気に向き合ってあげて、せっかく最近はご主人が意思を持って前に進もうとしているのだから、私達が道を正し、修正させながらも寄り添って行かないとでしょう?専属神として、一人の女性として・・・ね?」
ソルテ「はい、私は本日はどうしましょうか?」
メリア「ご主人の自室に居る3人と仲良くなったらどうです?どうせなら月花ちゃんも暇でしょうし、5人で親睦会でも深めて今後の仕事が優位に動くようにしたらいいんですよ!ソルテも【命令権】はなくてもお願いなら出来ますからね、関係は上手く使って、上手く抜けて、ですよ?」
メリアは先ほど自分で言っておきながら、自分の言葉の抜けをソルテに教える
ソルテから命令は出来ないが、お願いし、パトから命令を出させたり、本人の意思で動けばそれは命令にはならない、そのためにも信頼と友好的な関係が必須になるためソルテに仲良くしておけとメリアは言った。
ソルテ「そうですね、ではメリア様のお言葉にあやかってそうさせて貰いますね」
そして二人は業務的な話をした後、ソルテが周りを見回し、メリアの耳元で小声で聞いた
ソルテ「メリア様、もしかしてその行為後の現場にそのまま呼ばれたの?」
メリア「ええ、三人共全裸で寄り添いながら寝てましたよ・・・その状態でポテンシャル確認は地獄でした・・・特にフルール、メルリア姉様の胸が邪魔で中々調べられなかったので・・・」
ソルテ「うわぁ、それはお気の毒に・・・」
メリア「まあ、そのおかげでこの現場をいち早く知って行動に移せたから良かったけど・・・一番不憫なのはネルですよ」
ソルテ「そういえば居なかったわね?どうしたの?」
メリア「昨夜あの部屋に居ながら一人だけ性行為もせずに寝ていたの・・・それで起きたら自分以外全員が事後でしょう?まあ泣きそうな顔してご主人の所に行ったわ、寝落ちしたネルの自業自得でしょうけど」
ソルテ「それは・・・一番心境が複雑ですね・・・でもちょっと・・・」
クスっと笑うソルテ
ソルテ「面白いですね、それw」
メリア「私もちょっと笑っちゃいましたw」
二人はクスクスと笑いながらお互い手をふり互いの勤務に戻る。
・・・・・・
パト自室にて
エイリ「ええ、いきなりの部隊異動・・・どうしましょう?メルリア様?」困惑
メルリア「とりあえず今後エイリは私達と同じ部屋で生活するようになるから、自分の荷物を部屋からここに持ってくるといいわ、これからは侍女の中でも最も特別な侍女として主様に尽くすようになりますからね」
フルール「私はどうしたらいいですか?」
メルリア「フルールはまだ母国から貴女の荷物が回収されていないので、当分はこの国で用意された物で生活ですね、というより恐らく今後私服に着替える機会がほぼ無くなりますし、私達専属侍女は側近ですから旦那様のお目汚しをしてはいけません、なので帝国産の服しか恐らく着れないと思ってください、最初は窮屈に感じるかもしれませんが」
フルール「いえ!服に拘りはなかったので!母の形見だけ手元にあれば私物は特に何もいりません」
メルリア「そう、なら今日はせっかくの休みですし、親睦会と新人研修としましょう!こんな時間がある事なんて滅多にないですからね!ここでしっかり業務を把握して明日から復帰する旦那様に精一杯のご奉仕が出来るようにしましょう!」
そうして3人は新生活に向けて準備を始めた。
その時に廊下で話を終えて戻って来たソルテとソルテに呼び出された月花が合流し、5人で新生活の準備や普段の仕事内容、親睦会として5人で祝いをした。
・・・・・・
病室にて
ミーエル「調子はどう?主様?」
パト「うん、大丈夫、鼓動も別におかしくないし、感情も落ち着いてる」
ミーエル「うんうん!それなら安心だね!今日は私に全部任せて!久しぶりに専属医師の仕事だよ!」
ミーエルは張り切りながら奥の部屋に戻っていく
パト(昨日の夜まではあんなに気分が沈んで心臓の鼓動がバカみたいに早かったのに・・・今は本当に落ち着いてる)
ネル「なぜ・・・私を・・・」
パト「うわ!びっくりした?!」ピ――――――!!
ミーエル「どしたの?!」バサ!!
常にパトの心音波形と感情波形を観察していたミーエルがパトの所に飛びついてきた!
するとそこにはパトのベッドに項垂れるネルが居た。
ミーエル「ネルか~~、もう!今主様は経過観察中なんだから変な刺激しないで!」プンプン!
ネル「ミーエルよ、お前に私の気持ちがわかるか?同じ部屋に居て・・・私以外全員が楽しく裸で性行為だ・・・私はその時馬鹿面しながら寝ていたのだぞ?」
ミーエル(うわ、めんどくさそう、それにネルが自分で馬鹿面って言うなんて、相当心に来てるね・・・)
パト「ごめん、ネル寝てたから・・・」
ネル「夜這いするだろ・・・普通、この場で言うのもなんだが、身体はもう既に準備出来ていたぞ・・・」頭を下げて項垂れながら震えている
パト「いや、良い寝顔だったし・・・その・・・ついで感覚でネルとの初めてをヤるのはちょっと俺は気が引けて・・・」
ネル「上手いな主様、だがもうあのような雰囲気はもう作れる気がしないのだ・・・」
パト「それはほら!こっちで過ごす時間を増やせば!」
ネル「言っただろう?こっちの世界は窮屈だと、それに私は帝園での役割があるのだ、常駐契約は出来ないのだよ」
ミーエル(毎日暇してたくせに)一時期ネルの住処で同居していた
パト「ネル!元気出して!俺がネルを特別に想ってるんだからこれからもそういう場面は来るって!」ネルの頭を撫でる
ネル「そうか、こんなめんどくさい女にもまたチャンスはあるか?主様~」パトのベッドに顔を埋めながらパトの手を受け入れるネル
ミーエル(うわ!ネルが主様に甘える所初めて見た!というかめんどくさいって自覚してたんだ?!)
すると扉が開き、そこにはエテルと美魅、エテルの頭に乗っているスティアの3人が入って来た。
エテル「玉座に居ないと思ったらここに居た」
美魅「一日中ベッドの中とは良い御身分やな!駄主!王様にでもなったつもりかいね!」
エテル「王様だよね?それに良い御身分だし」
美魅「今そんな事どうでもええんや!えんか!うちに弱ってる所見せたら殺されるで!」
エテル「心配だから授業終わってすぐに来たくせに・・・」
美魅「ちゃうわ!弱っとる主を見れるのは中々ないからチャンスやと思ったんや!」
スティア「元気そうだね~~、どっちかと言うとネルの方が元気ない~~?」
ミーエル「ああ、すぐに収まるから気にしないであげて」
エテル「それで、いつ殺すの?主目の前に居るけど?」
美魅「思ったより元気そうやったからええわ、こんなん弱ってるうちに入らへんからな」プイ
エテル「やっぱり心配で見に来ただけだよね?」
パト「皆心配掛けたね、今日は念のための入院だから明日からちゃんと復帰するよ!」
ミーエル「それを判断するのは私です!そのためにも安静にしてくださいね!」
ミーエルはそう言いながらベッドの上で座っているパトを寝かしつける。
ミーエル「ほら!ここは病室!主様も安静にしないといけないんだから騒がしくするなら出ていって!」
美魅「しゃあないな!まあええわ!元気な主を殺してこそやりがいがあるってもんやからな!」
エテル「その割には膝の上でまったりしてるよね?」
美魅「落ち着くんやからええやろ!」
スティア「美魅~~言ってることとやってること支離滅裂~~」
3人はそのまま病室から出ていった。
・・・・・・
ネル「さて、ミーエル、この病室のベッドをダブルサイズに変えて貰えるか?」
ミーエル「昨日のリベンジを今日果たすつもり?」ジー
ネル「違う、私も流石に弱っている主様に欲情はしない、従属として傍に居てやろうと思って居るのだ、こういう時には温もりが必要だろう?」ドヤ
ミーエル「へえ~さっきの言葉他の【十三天の心】に聞かせてあげたいね~、まあいいよ、でも昨日より主様が悪化してたらネルでも出禁だからね!この場所では私の方が偉いんだからね!」
ネル「わかっているさ、それにミーエル、その場の偉いなんて略奪すればすぐにひっくり返る」ドヤ
ミーエル「ネルがこの病室で一番偉くなっても使いこなせないでしょ」呆れ
ネル「何を言っている!私も【神羅万象支配】を持っているのだぞ!治療くらい出来る!」
ミーエル「はいはい、それじゃあベッド広げるからネルは離れててね~」
ミーエルはそう言いながらパトのベッドを広げた。スライド式で広くなる構造だった。
ネル「凄いな、広くなるのか」
ミーエル「まあ、人型以外の神でも治療が出来るようにって開発された帝国産の治療ベッドだからね、ある程度自由に広くは出来るよ」
ネル「よし!ならば主様よ!一緒にお風呂はどうだ?」
ミーエル「さっそく主様の心境を揺るがさないでーーー!!」(# ゚Д゚)
・・・・・・
後日
パト「さて、色々心配を掛けたね、話は聞いてるかな?」
パトは玉座に座っていた、そしてパトの前にはエイリとフルールの二人が居た。
エイリ「はい、私の新たな役目、今後主様のために誠心誠意尽くしていきたい所存です」
フルール「私をこのような待遇で保護してくださった主様の偉大なる恩にお応え出来るようにこの身を主様に全て捧げ、誠心誠意尽くさせて頂き、そして一刻も早く主様の傍に居ても恥ずかしくないように己を磨きたい所存です」
ソルテ「フルールの今後は聞いてますよね?」
パト「ああ、俺の希望通りだ、流石メリア、ソルテも受け入れてくれてありがとう、今度またゆっくり話そう、色々ギスギスしちゃったしね」
ソルテ「そうですね、仕事じゃなければベッドから出れないくらい泣いていた所です」
メルリア「ふふ」クスクス
パトはソルテの言葉に苦笑いをしながら二人の決意表明に応える
パト「二人の高い心意気は受け取った、では今後、俺の期待に応えてくれるのを期待しているぞ!」
エイリ・フルール「はい!」
こうしてエイリとフルールは専属侍女として新たな役割が与えられた。
ソルテ「ではさっそく授業に向かいます、今回はこの件で遅らせてますので、急いで向かいますよ」
パト「そうだな!」
ソルテ「フルール、貴女も今日から同じ部屋で学ぶのですから行きますよ!」
フルール「はい!!」
エイリ「では私は部屋の後ろで待機しています!」
メルリア「私は初日ですからね、エイリと一緒に同行させてもらいますね」
パト「なんか増えたな・・・専属神達も居るのに大変そうだ・・・」
こうしてたった一人の少女を保護した事からパトの周りは充実していった。
だが、こんな充実した生活も長くは続かなかった・・・。
