2022年11月04日
No.64 純白の護衛
前々からパトは思っていた。
【過剰防衛過ぎないか】と。
ということで今回は自分の力でもなんとか出来るようにしたいという事で遠距離護衛役は残す条件で、側近や侍女を待機させ、パト一人で地球行動をしていた。
パト「まあ、これも俺の能力から出て来てるわけだし、問題はないよな」
セラ「え、まさか駄主様、もしかして一人でお出かけが怖いからって私を呼んだのですか?確かに私はスーパーメイドですけど、駄々っ子をあやすのが仕事じゃないんですけどね」
パト「うるさいぞセラ、シンに頼まれたんだからしっかり仕事しろよ~」
パトはセラの頭を軽く突きながら、セラの毒舌を制止させる
セラ「では今回は何故一人行動(仮)なんですか?」
パト「自由行動を許可してもらうためだよ、帝国に戻ってからというもの自由があまりにも無さすぎるから自分一人でも基本的に問題ないというのをしっかり理解して貰わないといけないんだ」
セラ「ふ~ん、一人という割には私をしっかり呼んでるんだけどね」
パト「セラとか【十三天の心】は俺の能力でもあるからある意味自力じゃん?実際今ちゃんと1オーラ提供してるわけだし、何かあったら戦ってくれるし!」
セラ「え、私潔癖症なので、そんな訳もわからない人なんて触りたくないですよ?というより近づいてほしくもないですね」
パト「え、潔癖症なの?というか俺はセーフ?」
セラ「いえ、アウトよりのアウトですけど、一応主で、私は従属ですからね、断ると上からのお叱りが入って面倒なので」
パト「え、つら、無茶苦茶嫌々じゃん、まあいいや、とりあえず今日は指名手配犯の確保だから協力お願いね」
パトはトボトボとあからさまに肩を下げて歩いていた。
セラはパトが触った部分に特に何もせずにそのままにしているのには気付かずに。
・・・・・・
セラ「うわ、埃凄い、しかもこれを建物と呼んでいいの?動物の巣穴ってレベルなんじゃ」
パト「セラ、静かにしなさい!というよりいつも思ってたけどなんでモップ?」
セラ「ああ、これが私の武器なのでお構いなく、それより人の事より目の前のよくわからない人達の討伐、怪我なんてさせたら私が他の人に沢山怒られるんだからしっかり無傷で完全勝利してくださいね!」
パト「助けないんかい!というか注文がかなりシビア?!」
パトはセラにツッコミを入れながらも先に進む。
・・・・・・
パト「居るな、数人の気配がする」
セラ「猿が5匹、このレベルの仕事を任されたんですか、駄主様?まさか無能?」
パト「いや!依頼ランクはBだったから!結構高めだよ!俺達が強いから簡単そうに思えるだけで」
セラ「俺達って含めないでください、強いのは私だけです、駄主様は普通でしょ」
パト「ああもう!とりあえず先に進むぞ!ぼふ?!」
パトは先に進もうとすると背後に居たセラがそれをパトの襟首を無造作に掴み制止させる
セラ「なに先に行ってるんですか、無暗な行動は辞めてください、罠とか考えないんですか?馬鹿ですか?」
パト「気にしてるよ!というか心配ならセラが前に行けばいいじゃない!」
セラ「いえ、私はスーパーメイドとして主より出しゃばるわけにはいきませんので」
パト「大層都合の良いスーパーメイドだな!とりあえず何かあったら言ってくれ」
パトはそう言いながら次はちゃんと先に進む
・・・・・・
パト「落とし穴、鉄球、クナイ、なんでもありだな、というかセラ、さっきから無言だけど大丈夫か?」
セラ「え?何か話しかけました?音楽聞いてたので聞こえませんでした?」
パト「敵のアジトに潜り込んでいる時に音楽聞くな!?」バシ!
パトはセラの頭を軽く小突く
セラ「あう!なんですか!いいじゃないですか!別に怪我してるわけでもないのに!」
パト「警戒心を持ちなさいよ!というよりよくもまあその状態であのトラップ抜けて来れたな!」
セラ「浅はかですね主様は!超音波によるトラップが来たらどうするんです?そのためのイヤホン!ほらほら!こう見たら私の方がしっかりしてるーー!」
パト「確かに!っていうと思ったか?!そんなものオーラで防げばいいだけだろ!ほらちゃんとついて来いよ!」
パトとセラは先に進む。
・・・・・・
そして洞穴のようなアジトの最深部に到着する。
パト「あれ?人が居ない?気配は確かにあったのに?」
パトは最深部で明らかに人が居た痕跡がある場所で今回の標的を探していた、だが気配をまったく感じ取れずにいた。
セラ「あちゃ~、これはやられましたね」
セラが頭を支えながら「はぁ~」と軽くため息を吐く
パト「どうしたんだセラ?何かわかったのか?」
セラ「罠ですね、多分私程のスーパー頭脳からするにこの後は生き埋め、つまり、この洞窟を壊して私達を殺すつもりでしょうね」
パト「しまった?!でも確かにここに居た気配はあったんだ!抜け道があるはず!」
パトが慌てていると、セラの言う通り、洞窟内で爆発が起きた!
ドガアアアン!!!!
パト「クソ!どうすれば?!」
セラ「はあ、主様私に抱き着いてください、そして絶対に離れないでください」
セラはそう言うとパトはセラの言う通り抱き着き、セラに身を任せる。
パト「この後どうするんだ?セラ?」
セラ「そうですね、不本意極まりないですけど、キスしてください、ちょっと今のままでは馬力がたりないので」
パト「キスだと?!普通にオーラを渡すだけだと駄目なの?!」
セラ「馬鹿ですね、キスくらいで動揺しないでくださいよ、私は主様の従属でありスーパーメイド、その程度余裕でこなしてくださいよ」呆れ
パト「わかったよ!絶対に後から文句言うなよ!!」
パトはそう言うとセラを自分の方に向け、口づけをする、その時セラは嫌がる素振り等一切見せずにそれを受け入れる
パト「どうだ?!というよりなんの意味があったんだ?!」
セラ「やる気の問題です、それでは一掃しますよ」
セラはそう言うと、自身の周りに領域を展開する。
パト「なんだ、オーラをセラの周囲に」
セラ「これはただの目印です、この範囲内は」
セラは白く発光しながらただ一言言い放つ
セラ「塵一つ入れない」
そこからのセラはまさに神速、目にも止まらない速度で塵一つその領域に入れる事なく全てを弾き、そして目の前で塞がっている道に一撃を放つ
セラ「~弾圧の白~」
セラの指先から純白に輝く超特大光線が放たれる!!
そして光線に触れた周囲は水晶化しそこには出口まで水晶の道が出来ていた。
パト「綺麗・・・」
パトはセラの技に見惚れた、あまりにも美しすぎるその技はパトが今まで見て来た技の中でも一番目を奪われたのだ。
セラ「さて、良い所は主様に譲ります、さっさと雑魚を倒してください」
パト「あ、ああ!」
パトはセラに言われるとそのまま水晶の道を進み、指名手配犯を追いかけ、そして抵抗してきたが、パトが返り討ちにし、捕獲する。
・・・・・・
セラ「任務お疲れ様です。結局一人では無理だって証明されましたね~、この結果は遠護側近の人達がソルテに報告するからね、残念でしたね」
パト「いや、実際その通りだ、セラが居なかったら俺はあのまま生き埋めになっていた、本当に感謝するよ」
セラ「スーパーメイドの凄さがわかったのならそれでいいですよ♪ふふん♪」
パト「それにしてもあの技凄いな、どんな技なんだ?」
セラ「さあ、理屈なんて知りません!大事なのは気持ちなんじゃないですかね!」
パト「適当だなおい、でもまあセラらしいか・・・」
パトはいつも通りのセラを見てどこか安心した。
パト「それじゃあ報酬だけど、」
パト(どうせセラの事だし、今回は私のファインプレーなんだから全部よこせって言われそうだな、そうじゃくても自慢が入ってくるのは間違いない・・・だけど今回ばかりは仕方ないか)
セラ「いりませんよ、それにもう貰っていますから」
セラはキョトンとした態度でパトに言い放ち、パトもそんなセラの予想外の言葉に困惑する。
パト「え?!報酬要らないの?」
セラ「そんなものどうやって使えって言うんですか?大抵欲しい物なんて主様に言えばパシられてくれるのに・・・」
パト「パシり言うな!どこまでもセラだな!!」
パトはそう言いながら帝国に帰るために移動する。
そしてセラはそんなパトの後ろ姿を見て、そっと自分の口元に手を当てる
セラ「もう、ご褒美は貰いましたから・・・」
セラはクスっと笑いながら、パトの後ろについていく
パト「そういえばお腹空いたな、セラって普段何食べるんだ?」
セラ「普段は大した物なんて、私は控えめに言って霜降りステーキが良いですね」
パト「控え目って言葉辞書で調べてみ?」
セラ「必要ありません、私【叡智の究極系】なので」
パト「もはや詐欺な肩書だよな、それ・・・」
二人は帝国に戻るまでそんな話をしながら時間を過ごした。
【過剰防衛過ぎないか】と。
ということで今回は自分の力でもなんとか出来るようにしたいという事で遠距離護衛役は残す条件で、側近や侍女を待機させ、パト一人で地球行動をしていた。
パト「まあ、これも俺の能力から出て来てるわけだし、問題はないよな」
セラ「え、まさか駄主様、もしかして一人でお出かけが怖いからって私を呼んだのですか?確かに私はスーパーメイドですけど、駄々っ子をあやすのが仕事じゃないんですけどね」
パト「うるさいぞセラ、シンに頼まれたんだからしっかり仕事しろよ~」
パトはセラの頭を軽く突きながら、セラの毒舌を制止させる
セラ「では今回は何故一人行動(仮)なんですか?」
パト「自由行動を許可してもらうためだよ、帝国に戻ってからというもの自由があまりにも無さすぎるから自分一人でも基本的に問題ないというのをしっかり理解して貰わないといけないんだ」
セラ「ふ~ん、一人という割には私をしっかり呼んでるんだけどね」
パト「セラとか【十三天の心】は俺の能力でもあるからある意味自力じゃん?実際今ちゃんと1オーラ提供してるわけだし、何かあったら戦ってくれるし!」
セラ「え、私潔癖症なので、そんな訳もわからない人なんて触りたくないですよ?というより近づいてほしくもないですね」
パト「え、潔癖症なの?というか俺はセーフ?」
セラ「いえ、アウトよりのアウトですけど、一応主で、私は従属ですからね、断ると上からのお叱りが入って面倒なので」
パト「え、つら、無茶苦茶嫌々じゃん、まあいいや、とりあえず今日は指名手配犯の確保だから協力お願いね」
パトはトボトボとあからさまに肩を下げて歩いていた。
セラはパトが触った部分に特に何もせずにそのままにしているのには気付かずに。
・・・・・・
セラ「うわ、埃凄い、しかもこれを建物と呼んでいいの?動物の巣穴ってレベルなんじゃ」
パト「セラ、静かにしなさい!というよりいつも思ってたけどなんでモップ?」
セラ「ああ、これが私の武器なのでお構いなく、それより人の事より目の前のよくわからない人達の討伐、怪我なんてさせたら私が他の人に沢山怒られるんだからしっかり無傷で完全勝利してくださいね!」
パト「助けないんかい!というか注文がかなりシビア?!」
パトはセラにツッコミを入れながらも先に進む。
・・・・・・
パト「居るな、数人の気配がする」
セラ「猿が5匹、このレベルの仕事を任されたんですか、駄主様?まさか無能?」
パト「いや!依頼ランクはBだったから!結構高めだよ!俺達が強いから簡単そうに思えるだけで」
セラ「俺達って含めないでください、強いのは私だけです、駄主様は普通でしょ」
パト「ああもう!とりあえず先に進むぞ!ぼふ?!」
パトは先に進もうとすると背後に居たセラがそれをパトの襟首を無造作に掴み制止させる
セラ「なに先に行ってるんですか、無暗な行動は辞めてください、罠とか考えないんですか?馬鹿ですか?」
パト「気にしてるよ!というか心配ならセラが前に行けばいいじゃない!」
セラ「いえ、私はスーパーメイドとして主より出しゃばるわけにはいきませんので」
パト「大層都合の良いスーパーメイドだな!とりあえず何かあったら言ってくれ」
パトはそう言いながら次はちゃんと先に進む
・・・・・・
パト「落とし穴、鉄球、クナイ、なんでもありだな、というかセラ、さっきから無言だけど大丈夫か?」
セラ「え?何か話しかけました?音楽聞いてたので聞こえませんでした?」
パト「敵のアジトに潜り込んでいる時に音楽聞くな!?」バシ!
パトはセラの頭を軽く小突く
セラ「あう!なんですか!いいじゃないですか!別に怪我してるわけでもないのに!」
パト「警戒心を持ちなさいよ!というよりよくもまあその状態であのトラップ抜けて来れたな!」
セラ「浅はかですね主様は!超音波によるトラップが来たらどうするんです?そのためのイヤホン!ほらほら!こう見たら私の方がしっかりしてるーー!」
パト「確かに!っていうと思ったか?!そんなものオーラで防げばいいだけだろ!ほらちゃんとついて来いよ!」
パトとセラは先に進む。
・・・・・・
そして洞穴のようなアジトの最深部に到着する。
パト「あれ?人が居ない?気配は確かにあったのに?」
パトは最深部で明らかに人が居た痕跡がある場所で今回の標的を探していた、だが気配をまったく感じ取れずにいた。
セラ「あちゃ~、これはやられましたね」
セラが頭を支えながら「はぁ~」と軽くため息を吐く
パト「どうしたんだセラ?何かわかったのか?」
セラ「罠ですね、多分私程のスーパー頭脳からするにこの後は生き埋め、つまり、この洞窟を壊して私達を殺すつもりでしょうね」
パト「しまった?!でも確かにここに居た気配はあったんだ!抜け道があるはず!」
パトが慌てていると、セラの言う通り、洞窟内で爆発が起きた!
ドガアアアン!!!!
パト「クソ!どうすれば?!」
セラ「はあ、主様私に抱き着いてください、そして絶対に離れないでください」
セラはそう言うとパトはセラの言う通り抱き着き、セラに身を任せる。
パト「この後どうするんだ?セラ?」
セラ「そうですね、不本意極まりないですけど、キスしてください、ちょっと今のままでは馬力がたりないので」
パト「キスだと?!普通にオーラを渡すだけだと駄目なの?!」
セラ「馬鹿ですね、キスくらいで動揺しないでくださいよ、私は主様の従属でありスーパーメイド、その程度余裕でこなしてくださいよ」呆れ
パト「わかったよ!絶対に後から文句言うなよ!!」
パトはそう言うとセラを自分の方に向け、口づけをする、その時セラは嫌がる素振り等一切見せずにそれを受け入れる
パト「どうだ?!というよりなんの意味があったんだ?!」
セラ「やる気の問題です、それでは一掃しますよ」
セラはそう言うと、自身の周りに領域を展開する。
パト「なんだ、オーラをセラの周囲に」
セラ「これはただの目印です、この範囲内は」
セラは白く発光しながらただ一言言い放つ
セラ「塵一つ入れない」
そこからのセラはまさに神速、目にも止まらない速度で塵一つその領域に入れる事なく全てを弾き、そして目の前で塞がっている道に一撃を放つ
セラ「~弾圧の白~」
セラの指先から純白に輝く超特大光線が放たれる!!
そして光線に触れた周囲は水晶化しそこには出口まで水晶の道が出来ていた。
パト「綺麗・・・」
パトはセラの技に見惚れた、あまりにも美しすぎるその技はパトが今まで見て来た技の中でも一番目を奪われたのだ。
セラ「さて、良い所は主様に譲ります、さっさと雑魚を倒してください」
パト「あ、ああ!」
パトはセラに言われるとそのまま水晶の道を進み、指名手配犯を追いかけ、そして抵抗してきたが、パトが返り討ちにし、捕獲する。
・・・・・・
セラ「任務お疲れ様です。結局一人では無理だって証明されましたね~、この結果は遠護側近の人達がソルテに報告するからね、残念でしたね」
パト「いや、実際その通りだ、セラが居なかったら俺はあのまま生き埋めになっていた、本当に感謝するよ」
セラ「スーパーメイドの凄さがわかったのならそれでいいですよ♪ふふん♪」
パト「それにしてもあの技凄いな、どんな技なんだ?」
セラ「さあ、理屈なんて知りません!大事なのは気持ちなんじゃないですかね!」
パト「適当だなおい、でもまあセラらしいか・・・」
パトはいつも通りのセラを見てどこか安心した。
パト「それじゃあ報酬だけど、」
パト(どうせセラの事だし、今回は私のファインプレーなんだから全部よこせって言われそうだな、そうじゃくても自慢が入ってくるのは間違いない・・・だけど今回ばかりは仕方ないか)
セラ「いりませんよ、それにもう貰っていますから」
セラはキョトンとした態度でパトに言い放ち、パトもそんなセラの予想外の言葉に困惑する。
パト「え?!報酬要らないの?」
セラ「そんなものどうやって使えって言うんですか?大抵欲しい物なんて主様に言えばパシられてくれるのに・・・」
パト「パシり言うな!どこまでもセラだな!!」
パトはそう言いながら帝国に帰るために移動する。
そしてセラはそんなパトの後ろ姿を見て、そっと自分の口元に手を当てる
セラ「もう、ご褒美は貰いましたから・・・」
セラはクスっと笑いながら、パトの後ろについていく
パト「そういえばお腹空いたな、セラって普段何食べるんだ?」
セラ「普段は大した物なんて、私は控えめに言って霜降りステーキが良いですね」
パト「控え目って言葉辞書で調べてみ?」
セラ「必要ありません、私【叡智の究極系】なので」
パト「もはや詐欺な肩書だよな、それ・・・」
二人は帝国に戻るまでそんな話をしながら時間を過ごした。
