2022年10月11日
No.55 王様らしいことがしたい
パト「俺ってさ・・・国家クラスのヒキニートだよな?」
パトがボソっと呟いた。
そんな言葉にソルテは笑いを堪えながら答える。
ソルテ「そ・・そんなこと・・・ないですよww」
パト「ソルテ!俺の顔を見て言って!背けないで!いや!最初からその方向だけど、せめて目を見て言って!お願い!!」
パトはソルテにそういうが、ソルテは肩を震わせながら振り向こうとはしなかった。
パト「メルリア?俺ってニートなのかな?」
メルリア「アナタにはしっかりと役割があります、それは国民を導く事です」
パト「そうだな!でもその言葉!現在進行形で導いてない俺にすっごく鋭利な刃物として刺さった!」
メルリア「すみません!そんなつもりは!?」
エイリ「呼びましたか?ご主人様?」
パト「エイリ!俺って・・・は!!」
パト(待て!エイリはまだ専属侍女じゃない!そんな子にこんな質問を投げても遠慮のある答えが返ってくるだけ!!それは言わせてる言葉に過ぎないじゃないか!!)
エイリ「あの?ご主人様?」
パト「なんでもないよ・・・エイリ」
月花(脳内)「ちなみに私はしっかりヒキニートだと思ってるわよ!税金泥棒ww」
パト(脳内「追い打ち掛けてくんなよ!それ言いだしたら月花もそんなヒキニートの補佐というクソほどどうでもいい役職ってなるからな!税金泥棒!!」
何故かパトと月花がにらみ合う、
パト「よし!たまには王様らしいことを!!」
ソルテ「メリア様からは政治に関わるなと言われたのでしょう?どうするのですか?」
パト「政治に関わるのが国王の仕事じゃないだろ!他にも」
月花「パト、他の部隊に行っても何をしてるのか知らないのに手伝いになるの?むしろ気を使われて足手まといでしかないわよ」
パト「なら俺はこの帝国のために何をしたら・・・」
メルリア「アナタ、国王とはそういうものです、部下が優秀ならその方達にお任せすればいいのです、そして部下が持ち帰って来た朗報を一緒に喜び、褒美を与える、そうして士気を上げるのも国王の役目ですよ」
パト「そうか!でも部下の報告全部メリアの方に行って、俺帝国の状況全く理解してないからやっぱり言葉の鋭利なナイフが刺さった!!!」
メルリア「すみません!そんなつもりは?!」
エイリ「あの、呼びましたか?ご主人様?」
パト「エイリ、本当君は癒されるよ・・・」
エイリ「あ、ありがとうございます///」
パト「そうなんだよ、国王の仕事全部メリアがやってるから俺に仕事が回ってこない!だから俺はこの一年間、授業と訓練とこうやって寝るか喋るかの生活ばっかりやってきたんだ!」
月花「仕方ないじゃない、パト全然そういう知識ないんだから、知識無い人が上に立たれても下からしたら迷惑なだけよ、手間が増えるだけだしね」
パト「月花!遠回しに俺を要らない子扱いしたね!いいの!俺が要らない子だったらその要らない子の補助をしている馬鹿な子ってことになるけど!」
月花「誰が馬鹿の子よ!私はパトの頭脳としてこうやって傍に居るんだから!」
パト「その頭脳も世間話しかしてこなかったら意味がないけどね!!」
メルリア「アナタ、そうやって従属の子達と交流を深めるのも大事な事なのですよ、私は羨ましいです、私の国は国王の私が働いてなんとか回っていましたから、ですがアナタは違います、部下が国を全て任せれるくらい働いてくれているのです、ならばアナタはこうやって従属と仲を深めることも大事だと私は思います。」
パト「メルリア・・・そうだね、こうやって交流をして仲を深める事は大事だね、でも俺、基本この玉座から出ないから交流全然出来ないんだけどね・・・ごめんね・・・」
メルリア「謝らないでください!!」
ソルテ「主様、メルリア様がどんどん萎縮していっているので、それくらいにしてあげてください」
パト「でもニートだぜ?どうすんの?職業 王様、業務内容は?玉座に座って秘書や補佐、侍女達と話してるだけとか・・・昔のレトロRPGの王様の方がまだマシじゃんか、俺ってただ玉座に座って女の子と戯れてるだけのクソ野郎だよ?」
ソルテはそのパトの言葉にとうとう笑ってしまう。
ソルテ「パトさん、その例え辞めてww仕事に支障が出るでしょww」
パト「笑わせようとしてないのよ・・・」
ソルテは玉座の壁の方を向き、なんとか笑いを抑えようとする。
パト「わかった、とりあえず城下町に行く!徘徊して街の状況を知るのも大事だろ!」
パトは立ち上がり、ソルテに言う
パト「ソルテ!街を案内してくれ!」
ソルテ「畏まりました、予定に余裕がありますので、問題ありません」
パト「予定なんてないでしょうが!!」
ソルテ「ぶふぉww」
ソルテは手帳を顔で隠し、笑っている顔を隠す。
パト(その笑い方凄く好きだけど、なんだろう・・・なんか悔しい・・・)
・・・・・・
従属神A「あれ帝王様じゃない?!」キャーー!
従属神B「帝王様!ご機嫌麗しゅうございます!」キャーー!
パトは大名行列を作っていた、
パトが先頭で歩き、その後ろには秘書ソルテと補佐月花と専属侍女メルリア、その後ろに16名の侍女部隊の従属神と32名の近衛部隊の従属神が居た。
パト「なんでこんなに大袈裟なんだよ、別に4人で良かっただろ」
ソルテ「遠くから見守っている近衛部隊が120名居ます」
パト「要らないだろ!国内だぞ!?誰が狙うの?!」
ソルテ「いえ、貞操が・・・」
パト「狙われるのそっち?!逆レイプの危機?!」
月花「あまりはしたない事言わないの、敵国のスパイが居るかもしれないでしょ、0として考えるのは愚かよ」
パト「へえ、なんか目印とかあればいいのにね、例えば俺経由で覚醒させた子は何処か光る!みたいな」
メルリア「それは名案ですね、そうすれば隠しきれませんし、そういうマーキング行為は凄く喜ぶと思います」
パト「マーキング?え?そんなつもりは?」
ソルテ「俺の覚醒させた女だぞ、ってマークですか、流石主様、独占欲がお強いようでww」
ソルテはちょっとわざとらしく意地悪な言い回しを笑いながら言う。
パト「おい、ソルテ、今の言い方悪意を感じるぞ、でも独占欲は多分強いかもな、取られたら、会った事ない従属神でも少しモヤってするかも・・・」
月花「その気持ちは大事よ、恋愛目線の独占欲強い異性はちょっと引くけど、国王目線の独占欲はそれだけ大事に思ってくれているという証明になるからね」
パト「確かに!不思議なもんだね!」
パトは街を歩きながら結局いつも通り話して終わっただけだった。
・・・・・・
パト「あれ?結局俺って何してたの?」
ソルテ「散歩ですね」
メルリア「ですが、従属神の方たちはアナタを見れて光栄だったと思いますよ」
月花「これだけ必要とされるんだからパトにだって価値はあるわよ、象徴としてこの場に居る、それが仕事よ!」
パト「いい事言った風で終わらせようとしたって、さっきまでの発言は忘れないからな!」
パトがボソっと呟いた。
そんな言葉にソルテは笑いを堪えながら答える。
ソルテ「そ・・そんなこと・・・ないですよww」
パト「ソルテ!俺の顔を見て言って!背けないで!いや!最初からその方向だけど、せめて目を見て言って!お願い!!」
パトはソルテにそういうが、ソルテは肩を震わせながら振り向こうとはしなかった。
パト「メルリア?俺ってニートなのかな?」
メルリア「アナタにはしっかりと役割があります、それは国民を導く事です」
パト「そうだな!でもその言葉!現在進行形で導いてない俺にすっごく鋭利な刃物として刺さった!」
メルリア「すみません!そんなつもりは!?」
エイリ「呼びましたか?ご主人様?」
パト「エイリ!俺って・・・は!!」
パト(待て!エイリはまだ専属侍女じゃない!そんな子にこんな質問を投げても遠慮のある答えが返ってくるだけ!!それは言わせてる言葉に過ぎないじゃないか!!)
エイリ「あの?ご主人様?」
パト「なんでもないよ・・・エイリ」
月花(脳内)「ちなみに私はしっかりヒキニートだと思ってるわよ!税金泥棒ww」
パト(脳内「追い打ち掛けてくんなよ!それ言いだしたら月花もそんなヒキニートの補佐というクソほどどうでもいい役職ってなるからな!税金泥棒!!」
何故かパトと月花がにらみ合う、
パト「よし!たまには王様らしいことを!!」
ソルテ「メリア様からは政治に関わるなと言われたのでしょう?どうするのですか?」
パト「政治に関わるのが国王の仕事じゃないだろ!他にも」
月花「パト、他の部隊に行っても何をしてるのか知らないのに手伝いになるの?むしろ気を使われて足手まといでしかないわよ」
パト「なら俺はこの帝国のために何をしたら・・・」
メルリア「アナタ、国王とはそういうものです、部下が優秀ならその方達にお任せすればいいのです、そして部下が持ち帰って来た朗報を一緒に喜び、褒美を与える、そうして士気を上げるのも国王の役目ですよ」
パト「そうか!でも部下の報告全部メリアの方に行って、俺帝国の状況全く理解してないからやっぱり言葉の鋭利なナイフが刺さった!!!」
メルリア「すみません!そんなつもりは?!」
エイリ「あの、呼びましたか?ご主人様?」
パト「エイリ、本当君は癒されるよ・・・」
エイリ「あ、ありがとうございます///」
パト「そうなんだよ、国王の仕事全部メリアがやってるから俺に仕事が回ってこない!だから俺はこの一年間、授業と訓練とこうやって寝るか喋るかの生活ばっかりやってきたんだ!」
月花「仕方ないじゃない、パト全然そういう知識ないんだから、知識無い人が上に立たれても下からしたら迷惑なだけよ、手間が増えるだけだしね」
パト「月花!遠回しに俺を要らない子扱いしたね!いいの!俺が要らない子だったらその要らない子の補助をしている馬鹿な子ってことになるけど!」
月花「誰が馬鹿の子よ!私はパトの頭脳としてこうやって傍に居るんだから!」
パト「その頭脳も世間話しかしてこなかったら意味がないけどね!!」
メルリア「アナタ、そうやって従属の子達と交流を深めるのも大事な事なのですよ、私は羨ましいです、私の国は国王の私が働いてなんとか回っていましたから、ですがアナタは違います、部下が国を全て任せれるくらい働いてくれているのです、ならばアナタはこうやって従属と仲を深めることも大事だと私は思います。」
パト「メルリア・・・そうだね、こうやって交流をして仲を深める事は大事だね、でも俺、基本この玉座から出ないから交流全然出来ないんだけどね・・・ごめんね・・・」
メルリア「謝らないでください!!」
ソルテ「主様、メルリア様がどんどん萎縮していっているので、それくらいにしてあげてください」
パト「でもニートだぜ?どうすんの?職業 王様、業務内容は?玉座に座って秘書や補佐、侍女達と話してるだけとか・・・昔のレトロRPGの王様の方がまだマシじゃんか、俺ってただ玉座に座って女の子と戯れてるだけのクソ野郎だよ?」
ソルテはそのパトの言葉にとうとう笑ってしまう。
ソルテ「パトさん、その例え辞めてww仕事に支障が出るでしょww」
パト「笑わせようとしてないのよ・・・」
ソルテは玉座の壁の方を向き、なんとか笑いを抑えようとする。
パト「わかった、とりあえず城下町に行く!徘徊して街の状況を知るのも大事だろ!」
パトは立ち上がり、ソルテに言う
パト「ソルテ!街を案内してくれ!」
ソルテ「畏まりました、予定に余裕がありますので、問題ありません」
パト「予定なんてないでしょうが!!」
ソルテ「ぶふぉww」
ソルテは手帳を顔で隠し、笑っている顔を隠す。
パト(その笑い方凄く好きだけど、なんだろう・・・なんか悔しい・・・)
・・・・・・
従属神A「あれ帝王様じゃない?!」キャーー!
従属神B「帝王様!ご機嫌麗しゅうございます!」キャーー!
パトは大名行列を作っていた、
パトが先頭で歩き、その後ろには秘書ソルテと補佐月花と専属侍女メルリア、その後ろに16名の侍女部隊の従属神と32名の近衛部隊の従属神が居た。
パト「なんでこんなに大袈裟なんだよ、別に4人で良かっただろ」
ソルテ「遠くから見守っている近衛部隊が120名居ます」
パト「要らないだろ!国内だぞ!?誰が狙うの?!」
ソルテ「いえ、貞操が・・・」
パト「狙われるのそっち?!逆レイプの危機?!」
月花「あまりはしたない事言わないの、敵国のスパイが居るかもしれないでしょ、0として考えるのは愚かよ」
パト「へえ、なんか目印とかあればいいのにね、例えば俺経由で覚醒させた子は何処か光る!みたいな」
メルリア「それは名案ですね、そうすれば隠しきれませんし、そういうマーキング行為は凄く喜ぶと思います」
パト「マーキング?え?そんなつもりは?」
ソルテ「俺の覚醒させた女だぞ、ってマークですか、流石主様、独占欲がお強いようでww」
ソルテはちょっとわざとらしく意地悪な言い回しを笑いながら言う。
パト「おい、ソルテ、今の言い方悪意を感じるぞ、でも独占欲は多分強いかもな、取られたら、会った事ない従属神でも少しモヤってするかも・・・」
月花「その気持ちは大事よ、恋愛目線の独占欲強い異性はちょっと引くけど、国王目線の独占欲はそれだけ大事に思ってくれているという証明になるからね」
パト「確かに!不思議なもんだね!」
パトは街を歩きながら結局いつも通り話して終わっただけだった。
・・・・・・
パト「あれ?結局俺って何してたの?」
ソルテ「散歩ですね」
メルリア「ですが、従属神の方たちはアナタを見れて光栄だったと思いますよ」
月花「これだけ必要とされるんだからパトにだって価値はあるわよ、象徴としてこの場に居る、それが仕事よ!」
パト「いい事言った風で終わらせようとしたって、さっきまでの発言は忘れないからな!」
