2022年10月11日
No.54 国と国の一方的な会議
パトはメリアとアリシアと共に他国からの交渉を受けるために大会議室に居た。
パト「悪いな、二人共、俺も帝王としてこういう事も知っておきたいと思ってね」
メリア「そうですね、知ることは大事です、今回の相手の申し出は友好国希望」
パト「へえ、友好国か、貿易とか出来そうだね、メリアとアリシアはどう考えてるの?」
メリア「話になりませんね、エウレカ帝国の国の大きさも経済の大きさも天と地ほどの差がありながら友好国など・・・属国か、無礼極まりない相手国に宣戦布告してしまっても構わないのだけど」
パト「メリア?怖いよ?」
アリシア「そうですね、ですが、メリア様と同意見です、属国として私達の配下に加わるのならまだしも友好国とはかなり身の程知らずと思われても仕方ないです」
アリシアはそう言いながらパトに書類を渡す。
パト「この書類は?」
アリシア「今から交渉に来る国のデータです、内情はボロボロ、ですが外見はなんとか保っている、そして貿易には力を入れてさぞかし発展しているように見せていますが、中身は悲惨です、国民の貧困層が増え、そのうえ税率も上がり、国としては最低です、まず言うと星としての価値がない、私の感想はこれですね」
パト「成程、つまり相手はここで帝国と友好関係を結んで、周りの国にアピールして、もっと物資を貰えるようにしようって魂胆なわけだ、でもそれって根本的な解決にならないよね?」
アリシア「その通りです、現段階で相手は無理をしています、これ以上の生産量を増やすのは無理でしょう、なので私達帝国の評判を聞いてきたのでしょう、帝国では死んだ大地を蘇らせる薬の研究や、豊穣の神が溢れかえっていますからね」
メリア「つまり、今は無理してでも帝国と貿易を結び、そして無理して物資を渡して、その大地に栄養を与える薬を定期的に手に入れ、星が復興して、生産にも余裕が生まれれば万々歳ってことですね、愚かな」
メリアは書類を乱暴に置き、相手の目に見えた策に呆れていた
パト「でもそうだな、俺なら属国になって支援を貰える方が国民の事を考えたら一番良いと思うんだけど、なんでしないんだろうね」
メルリア「プライドでしょう、あくまで【自分の国であり、自分の力で我が国を救い、導いた】そんな歴史的名誉が欲しいのでしょう、帝国からすれば1週間もあれば解決する問題ですがね」
メリアとメルリアは別に下手に出てくる以上は帝国の恩恵を与える方針なのだ。
そうすれば懐の大きい国として支持を得られる上にその国の王であるパトの名声が上がるからである。
だが、身の程を知らない、帝国を利用して名誉を上げようとする相手には一切容赦をしない。
それはパトの名誉でもなく、帝国の支持とは全く関係ないからだ、
国の運営はボランティアではない、メリットが無ければいけないのだ。
・・・・・・
そして交渉予定の国が大会議室に来訪し、話し合いという話し合いもなく終わった。
大臣「・・・の物資をこの偉大なるエウレカ帝国様に提供致しますので、ぜひ我が国に恩恵を」
メリア「属国なら考えます、友好国等話にもならない、駆け引きなんてする気もありません、2択です【属国になり帝国の配下になり恩恵を受ける】か【交渉決裂し、そのまま帝国に星ごと潰される】か」
パト(凄い迫力、メルリアの時もこうやって脅したのかな・・・でもそんなメリアも可愛い!!)←馬鹿
大臣「え・・・あの・・・」
アリシア「貴方方の国を調べさせて頂きましたが、こちらに頂いている書類とかなり現状が異なりますが?これはどう説明してくれますか?」
大臣「な・・・それは!」
アリシアは大臣の前に先ほどパトに渡した書類と同じ物を渡す、そこには嘘偽りのない相手国の現状が書いていた。
アリシア「私達の国に所属する者は優秀でしてね、貴方の国に偵察してもらったらこれだけの情報を持ってきてくれるのです、それで貴方の国は私達の国からどれだけ情報を得れましたか?すみませんが、その程度の下準備なしにこの交渉の場に来たのであれば、同等とは到底言えませんね、大臣さん?貴方の御子息、今年で6歳になるのですね?」
大臣や相手国の貴族は全員顔が青ざめていた、帝国からはメリアとアリシアの二人しか喋っていないのに、数十人の相手国の大臣や貴族相手に圧倒していた。
パト(凄い、これが事前の情報戦、既に交渉は始まって、この場に来た時点で勝負がついているのか、恐れ入った。これは現場を知らないと全然理解出来ない事だ・・・)
パトはとりあえず偉そうな顔と態度をしていろとソルテから言われていたため、その態度のまま会議を見学する。
・・・・・・
結果は属国となり、帝国の恩恵を受けることになった。
メリア「まあ、あれだけ脅せば愚か者でも多少は理解するでしょう」
アリシア「そうですね、でも今回のメリア様は優しかったですね、わざわざ分かり易く二択を迫るなんて」
パト「え、あれで優しかったの?悪魔そのものだったけど?」
メリア「酷いです!ご主人!!ですが今回はご主人の前というのもあったので、手加減はしました」
パト「へえ、本来はどんな感じなの?」
メリア「普段なら相手の過ちを全て流して最後に取り返しのつかない所まで話を持って行ってトドメですね、私が価値とあると思えば属国に誘導しますし、価値がないと思えば戦争に誘導しますね、戦争で最低でも土地が手に入れば帝国でどうにか出来ますし、国民性が高ければそのまま兵士や国民全員を生かし、責任者だけを打ち取ったりですね」
アリシア「メリア様の評価次第って所ですね、国民性が気に入れば大事な未来の我が国民として街や住人にも傷一つつけさせない、それくらい徹底しますからね、その代わり専攻部隊は大変でしょうが」
パト「大変だろうね、かなり戦術が限られるし、繊細な作戦を要求されるからね、雪花の苦労がわかるわ~」
メリア「雪花ちゃんにそんな作戦作れるわけないじゃないですか~、大体は私が指示出してますよ~♪」
パト「裏の支配者・・・」
メリア「だから悪く言わないでください!国はこれほど容赦ないものなんです!!」
パトの国と国の会議見学は中々見どころ満載だった。
パト(こうやって帝国の領土が俺の知らないうちに広がってるんだな~)
呑気な帝国の王だった・・・
パト「悪いな、二人共、俺も帝王としてこういう事も知っておきたいと思ってね」
メリア「そうですね、知ることは大事です、今回の相手の申し出は友好国希望」
パト「へえ、友好国か、貿易とか出来そうだね、メリアとアリシアはどう考えてるの?」
メリア「話になりませんね、エウレカ帝国の国の大きさも経済の大きさも天と地ほどの差がありながら友好国など・・・属国か、無礼極まりない相手国に宣戦布告してしまっても構わないのだけど」
パト「メリア?怖いよ?」
アリシア「そうですね、ですが、メリア様と同意見です、属国として私達の配下に加わるのならまだしも友好国とはかなり身の程知らずと思われても仕方ないです」
アリシアはそう言いながらパトに書類を渡す。
パト「この書類は?」
アリシア「今から交渉に来る国のデータです、内情はボロボロ、ですが外見はなんとか保っている、そして貿易には力を入れてさぞかし発展しているように見せていますが、中身は悲惨です、国民の貧困層が増え、そのうえ税率も上がり、国としては最低です、まず言うと星としての価値がない、私の感想はこれですね」
パト「成程、つまり相手はここで帝国と友好関係を結んで、周りの国にアピールして、もっと物資を貰えるようにしようって魂胆なわけだ、でもそれって根本的な解決にならないよね?」
アリシア「その通りです、現段階で相手は無理をしています、これ以上の生産量を増やすのは無理でしょう、なので私達帝国の評判を聞いてきたのでしょう、帝国では死んだ大地を蘇らせる薬の研究や、豊穣の神が溢れかえっていますからね」
メリア「つまり、今は無理してでも帝国と貿易を結び、そして無理して物資を渡して、その大地に栄養を与える薬を定期的に手に入れ、星が復興して、生産にも余裕が生まれれば万々歳ってことですね、愚かな」
メリアは書類を乱暴に置き、相手の目に見えた策に呆れていた
パト「でもそうだな、俺なら属国になって支援を貰える方が国民の事を考えたら一番良いと思うんだけど、なんでしないんだろうね」
メルリア「プライドでしょう、あくまで【自分の国であり、自分の力で我が国を救い、導いた】そんな歴史的名誉が欲しいのでしょう、帝国からすれば1週間もあれば解決する問題ですがね」
メリアとメルリアは別に下手に出てくる以上は帝国の恩恵を与える方針なのだ。
そうすれば懐の大きい国として支持を得られる上にその国の王であるパトの名声が上がるからである。
だが、身の程を知らない、帝国を利用して名誉を上げようとする相手には一切容赦をしない。
それはパトの名誉でもなく、帝国の支持とは全く関係ないからだ、
国の運営はボランティアではない、メリットが無ければいけないのだ。
・・・・・・
そして交渉予定の国が大会議室に来訪し、話し合いという話し合いもなく終わった。
大臣「・・・の物資をこの偉大なるエウレカ帝国様に提供致しますので、ぜひ我が国に恩恵を」
メリア「属国なら考えます、友好国等話にもならない、駆け引きなんてする気もありません、2択です【属国になり帝国の配下になり恩恵を受ける】か【交渉決裂し、そのまま帝国に星ごと潰される】か」
パト(凄い迫力、メルリアの時もこうやって脅したのかな・・・でもそんなメリアも可愛い!!)←馬鹿
大臣「え・・・あの・・・」
アリシア「貴方方の国を調べさせて頂きましたが、こちらに頂いている書類とかなり現状が異なりますが?これはどう説明してくれますか?」
大臣「な・・・それは!」
アリシアは大臣の前に先ほどパトに渡した書類と同じ物を渡す、そこには嘘偽りのない相手国の現状が書いていた。
アリシア「私達の国に所属する者は優秀でしてね、貴方の国に偵察してもらったらこれだけの情報を持ってきてくれるのです、それで貴方の国は私達の国からどれだけ情報を得れましたか?すみませんが、その程度の下準備なしにこの交渉の場に来たのであれば、同等とは到底言えませんね、大臣さん?貴方の御子息、今年で6歳になるのですね?」
大臣や相手国の貴族は全員顔が青ざめていた、帝国からはメリアとアリシアの二人しか喋っていないのに、数十人の相手国の大臣や貴族相手に圧倒していた。
パト(凄い、これが事前の情報戦、既に交渉は始まって、この場に来た時点で勝負がついているのか、恐れ入った。これは現場を知らないと全然理解出来ない事だ・・・)
パトはとりあえず偉そうな顔と態度をしていろとソルテから言われていたため、その態度のまま会議を見学する。
・・・・・・
結果は属国となり、帝国の恩恵を受けることになった。
メリア「まあ、あれだけ脅せば愚か者でも多少は理解するでしょう」
アリシア「そうですね、でも今回のメリア様は優しかったですね、わざわざ分かり易く二択を迫るなんて」
パト「え、あれで優しかったの?悪魔そのものだったけど?」
メリア「酷いです!ご主人!!ですが今回はご主人の前というのもあったので、手加減はしました」
パト「へえ、本来はどんな感じなの?」
メリア「普段なら相手の過ちを全て流して最後に取り返しのつかない所まで話を持って行ってトドメですね、私が価値とあると思えば属国に誘導しますし、価値がないと思えば戦争に誘導しますね、戦争で最低でも土地が手に入れば帝国でどうにか出来ますし、国民性が高ければそのまま兵士や国民全員を生かし、責任者だけを打ち取ったりですね」
アリシア「メリア様の評価次第って所ですね、国民性が気に入れば大事な未来の我が国民として街や住人にも傷一つつけさせない、それくらい徹底しますからね、その代わり専攻部隊は大変でしょうが」
パト「大変だろうね、かなり戦術が限られるし、繊細な作戦を要求されるからね、雪花の苦労がわかるわ~」
メリア「雪花ちゃんにそんな作戦作れるわけないじゃないですか~、大体は私が指示出してますよ~♪」
パト「裏の支配者・・・」
メリア「だから悪く言わないでください!国はこれほど容赦ないものなんです!!」
パトの国と国の会議見学は中々見どころ満載だった。
パト(こうやって帝国の領土が俺の知らないうちに広がってるんだな~)
呑気な帝国の王だった・・・
