ティエル

2022年09月08日

No.25 帝園最悪の厄災 フェア

帝園最悪の厄災、【全世界の大罪の権化】フェア

フェアは帝園に存在する生き物を娯楽で殺し、喰らい、そしてゴミのように捨ててきた、
その被害は全帝園に広がり、フェアの視界に入ったら最後、身体をズタボロに食い千切られると
言われている。

フェアは第三の園の最高責任者だった。

だが本能で生きるフェアに誰も話しかけるわけでもなく、ただ野放し状態だった。

そんな状況に堪えかねて帝国でも実力が高いミール・ネル・ティエルの3名がフェア捕獲・討伐へと動いた。

・・・・・・

ミール「帝園最悪の厄災 フェアを討伐します」

ネル「面白い、私の遊び相手には持って来いだな、ミール、手を出すな、私が叩く!」

ティエル「私は周りへの被害を抑えます、お好きなように戦って」

ティエルは第四の園に最高責任者。
フェアが【全世界の大罪の権化】ならティエルは逆、【全世界の美徳の権化】
帝園でも5本指に入る実力者の一人である。

ネル「そうか、なら第二の園、最高責任者にて【赫の暴帝】の実力、余す事なく出し尽くしてやろう、果たして、フェアのような理性のない獣風情が私に敵うかどうか、そこは疑問だがな」

・・・・・・

その後ネルとフェアは戦いを始めた。

ネル「私の絶権をものともしないか!いいぞ!!もっと楽しませろ!獣ーーー!!」

フェア「お前は旨そうだなー!お前のような実力者はどんな味がするのかなーーーー!!!」

フェアはネルの腕を嚙みちぎる!

ネル「うぐぅ?!!腕一本取られたか・・・」

フェアはネルの腕を掴み、ネルの腕を口いっぱいにして喰らう

フェア「美味だなぁ、私美食家だからさぁ~、こんな極上を食べたらぁ~まだまだ欲しくなるよぉ~~」

ネル「そうか、やる気を出してもらって結構!!よく覚えておけよ、じゃないとお前が本気にならないからな!!」

そしてネルはフェアの尻尾を引きちぎり、それをフェアの口に突っ込む!!

ネル「味わえよ獣、これがお前の味だぁ」

ネルはそう言うとフェアの口に超特大破壊光線を放つ。

フェアはそれを総喰支配で全て吸収する。だがそこに容赦なくネルがフェアの眼に噛みつき、フェアの眼が失明する!

フェア「ぎゃああああああああああ!!!!」

ネル「どうした獣?一人前に悲鳴を上げれるのか?ああ?」

フェア「殺す!!」

フェアは嗅覚と聴覚を使い、フェイントを巧みに使い、ネルの横腹を食いちぎる!

ネル「ごはぁ?!」

フェア「血の臭いでいっぱいだぁ~、お前でも腹部は柔らかいんだなぁ?」

フェアはネルの横腹をぐっちゃぐっちゃと音を立てて喰らう

ネル「私はな?音を立てて食事をする奴が嫌いなんだ」

ネルとフェアのが死闘を繰り広げている中

・・・・・・
ミール「流石のネルでもフェアは厳しい、ティエル、フェアの人格を封印します、頭に何か身に着けることが出来る制御アイテムを作れますか?」

ティエル「はい、ミール様、制御をミール様本人で行って頂けるのなら」

ミール「わかった、早く作って、じゃないとネル死ぬよ?フェアはまだ元気そうだけど」

ティエル「【大罪】の獣、狂気が過ぎる・・・」

ティエルはそう言いながらフェアの人格をコントロールする制御アイテムを作る

ティエル「完成しました、ミール様がコントロールする事前提で作っています。」

ミール「うん、ありがとう」

ミールはそのままフェアの元に向かうが、フェアとネルの動きに着いていけずに右往左往する。

ミール「うう・・・」

ティエル(ミール様でさえ把握できない速度?!フェアも驚きだけど、ネルもここまで・・・)

・・・・・・

フェアに打撃攻撃は効かない、全て吸収してしまうから、ならネルの取る行動は一つ、ちぎる!

ネルはフェアの耳をちぎり、腕をちぎり、足をちぎり、ある部位全てをちぎった。

フェア「げばぁ、げばぁ、うごぁ~~~」

フェアも血で喉が詰まりまともな声を出せていなかった、呼吸は血ごと吸い込み、血ごと吐く、そんな状態だった。

だがネルも相当重症だった、腕を喰われ、横腹を喰われ、左あばらを喰われ、耳を喰われていた。

ネル(肺が噛みちぎられてから呼吸が出来ない・・・もう意識が・・・)

フェアもネルも死の一歩手前だった。そこで動きが鈍ったのを確認したミールがフェアに見た目草冠に制御用の宝石が付いた、制御アイテムを装備させる!

フェア「ぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ??!?!?!?!!」

フェアは大量の血を吐き、苦しみながらもがく!

ティエルはそのうちにネルの傷を全て癒す

ネル「・・・何をした?」

ティエル「ネルでも倒せないから制御することにしたの」

ネル「余計なことをするな!!!」

ティエル「余計?さっきの貴女なら呼吸が出来なくてそのまま死んでたでしょうね、まだ帝園という世界は主様と契約していない、恩恵はないわよ?ミール様だってまったく力が出せないでいるのに」

ミールはフェアの狂暴化が治まったのを確認し、フェアの傷を癒す、そしてフェアの髪色が緑色に変色していくのを見届ける。

ミール「これで問題なしだね、とりあえず表上ではこの状態のフェアを最高責任者にしよう」

ティエル「名前を変えなければ、他の最高責任者が警戒します」

ミール「名前、スティアってどう?綺麗な名前でしょう?」

ネル「くそ、平和主義者共め・・・」

ティエル「ネル!」

ネル(・・・もうフェアとは戦わない、いや違うな、先ほどまでの痛みが、私に恐怖として与えている。私が・・・フェアに恐怖している、安堵している!!)

ネル「クソ!!!!」

ネルはそのまま去って行った。

・・・・・・

これが帝園最大の厄災が治まった、帝園最大の事件、フェアは帝園の厄災であり、全世界の【大罪】の象徴、平和のために絶対にフェアの人格を表に出させてはならない、それが帝園の最高責任者の間で決まりとなった。

数年後

・・・・・・

ミールはスティアを1オーラで主と契約させ、現実世界に送り届けた。

ミール(スティアの身体能力と能力を抑制させた、これで例えフェアの人格が出ても力が出せない、保険には保険を、それに帝王様ならフェアが出てもきっと扱える、こっちでは面倒見切れません。お願いします帝王様・・・)


それが全ての真相と出来事である。






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