2025年09月13日
No.174 世界王が生まれる瞬間(微R18)
万園に大きな力が溢れ出す。
ネルはその現象を眺めている。
ネル「なんだ?この充満されていく感覚は?」
ネルはいつも通り万園のフロアで神籟を誘っていた、だがその途中で世界全体が強い力で満たされている感覚を得る。
神籟「珍しい・・・この万園世界の時間で一体何十年ぶりの世界王誕生でしょうか・・・」
ネル「うお?!今回は現れた?!今更戦う気になったのか?!」
神籟「違うよ、でも珍しい現象なのは間違いないからネルに教えておこうかなってね」
ネルはこの現象を前にして戦うような気分になれなかったため神籟の話を聞く。
神籟「元々この世界は世界王で溢れていたのは知ってるよね?」
ネル「ああ、神籟から聞いたからな、それで世界王同士の共食いが起こって今の人数になったと聞いたが?」
神籟「その通りですよ、あの時に生き残った世界王は6名、そこから要所要所でストレリチア様が世界王を作って22名までになった、その一番若い子が【無命(むめい)】外ではノルンと名乗っているメリアにくっついている子、後は各々世界王を作れる人が世界王を作ったりしていた、つまりここ数十年ストレリチア様が世界王を作ることがなかったの」
ネル「つまりこの莫大なエネルギーは今ストレリチア様が直々に世界王を作っている最中だと?」
神籟「そうね、ストレリチア様が作れる世界王の強さは過去最高でEXクラス、EXクラスは【最強種】と呼ばれるんだけど、それも過去に生まれたのは10体のみ、そして今残っているのは3名、私を含め残りの3名は後天的に生まれた【最強種】」
ネル「それも前に聞いた、つまりもしかするとお前に匹敵する世界王が生まれる可能性があると?」
神籟「ほぼ0に近いけどね、でも言えるのはストレリチア様が産む世界王の強さの最低はSS+クラス、確実にネルよりも強いよ、ネルはAランクだからね、手も足もでないだろうね、残念ながら」
ネル「複雑なものだな、私も別に何かしらの訓練をしたわけではないが万園の世界王として選ばれてから自身なりに訓練をしているのだがな、それでもランクに変動はなし、それが生まれて間もない世界王に負けるのか」
神籟「私は世界王戦争賛成派だから、ネルがお願いするなら第三席 誕爛(たんらん)に声かけるよ、誕爛もストレリチア様同様世界王を作れるから、最高ランクはS+だし、ネルみたいな子達にも丁度いいんじゃないかな?」
神籟は密かに思っていた。
各世界から主パトに適合した従属の世界王化、それは何も問題ないし、今後もパトの覚醒を考えれば積極的に取り組むべき事項。
だがそれと同時に覚醒しても万園の世界王どころか、各従属に与えられた世界の世界王よりも弱い事があるためそこは万園の世界王と名乗るにふさわしくないのではないかと。
神籟「万園も私達やネルのように正式に選ばれ進化した世界王は上層世界、ストレリチア様や誕爛が大量に世界王を作ってそれらを戦わせ覚醒、成長させる下層世界、こうやって二分化することで万園は成長し続ける事が可能だと、私は思うんだよね」
ネル「それは面白い事だな、もちろん上層世界の住人は下層世界に自由に出入りできるんだろうな?」
神籟「私はそれを了承したいけど・・・多分無理かな、なにせ戦うという事は殺し合うって事だからね、死んでも生き返るとかそんな生易しい世界じゃない、負けたら喰われて養分になって終わり、それは流石にパト様も許容しないんじゃない?パト様はネルの事凄く大事そうだしね、もっと自分の事よりもパト様の事も考えてあげなよ、もうネルだけの身体じゃないんだからさ」
ネル「それもそうだな、仕方ない、どの世も女が嫁げば不自由になるもの、暴れたいが主様がそれで私を失って泣いてしまうのは流石にマズいからな」
ネルはどこか嬉しそうに語る、それを横目に神籟はクスっと笑いつつも空を見上げる、すると空に充満した光が一点に集まりだした。
神籟「あ、そろそろだね、・・・今回は4名か、結構多いね、どうしたんだろう?ストレリチア様、4名も世界王を一気に作るなんて、何かあったのかな?」
ネル「あれが・・・」
ネルが空を見上げると4つの光があった。
ネル「あの光が・・・あれがどいつもこいつも私よりも強いのか・・・」
神籟「【神籬(ひもろぎ】【死樂(しらく)】【魂天(こんてん)】【幽夢(ゆうむ)】また花姫(かしん)に測定して貰わないとね」
ネル「待て、何だ?神籟はいったい何が見えた?」
神籟「名前と容姿、ランクとか性格は流石に合ってみないとわからないけど、まあいい子ではないわね、強さを持つって事は何かの個性が秀でてる、無個性は強くなれないから」
ネル「すぐに会う事になるのか?」
神籟「当分はないわね、そもそもストレリチア様がどうして4人も世界王を作ったのか、その意図をまずは円卓の王達が集まって会議しないといけないからね、ストレリチア様に直接聞くのは無礼だから」
ネル「聞いた方がよくないか?」
神籟「聞いて納得するなら私達なんて要らないんだよ、ストレリチア様は一人で全て出来てしまう、本来私達なんて居なくていい存在、何故ならストレリチア様が呼吸をする、そのレベルの事を私達は必死になってやっているんだから、つまり聞くという手間を増やすくらいなら私達なんて要らない、そうなりかねないの」
ネル「面倒な社長様だな、報連相という概念を主様から教わったが皆無過ぎるな」
神籟「ネル、貴女も新人に手を出さないでね、私は自身の世界に戻るから」
ネル「それだけのためにわざわざ私の前に現れたのか?」
神籟「そうだよ、珍しい光景だし、折角だから教えてあげようって思ってね、そうだ、どうせならネルの世界に案内してよ、もし私が納得出来るレベルまで仕上がってるなら喧嘩、してあげてもいいよ?」
ネル「本当か?!なら早速製作を急がねばな!約束守れよ!誰もこの世界でまともに戦ってくれないからな!」
神籟「でも花姫(かしん)とは戦ったんじゃないの?報告ではそう聞いてたけど?」
花姫は第十一席の円卓の王メンバーの一人である。
ネル「・・・負けたさ」
ネルは少し気まずそうな表情でボソっと答える。
神籟「もしかしてテクノブレイクで死んだ?」
ネル「黙れ!!!!あのやられ方は屈辱なんだ!!!!」
神籟「ああ・・・」
神籟はネルに対して哀れみの表情を向ける。
花姫の能力に【孕ませる】力がある、
世界全域という絶対的広範囲領域に花姫の種子をバラまく、そしてそれを花姫以外に付着すると受粉し、花が咲く、花姫はそれを【細胞を孕ませる】【原子を孕ませる】と言う。
ネルは花姫とランク付けをする時に戦った。
結果的にネルは花姫の種子を身体全体に浴び、全細胞が孕んだ。
そして孕み、花として産まれる時にとてつもない快楽を得る、それは人が行う自慰行為で絶頂を迎える時の感度の約500倍、それを一つの種子だけで得る、それを無数に浴びれば身体全体が快楽の波に襲われ、脳や呼吸が過剰になり死に至る、適量ならいいのだが、過度な快楽は【苦痛】でしかない。
神籟「花姫は優しいからちゃんと言えばその快楽を得る前に殺す事もしてくれたでしょうに・・・」
ネル「そんなわざわざ自分から負けを認めるような事するか、快楽という苦痛の中でもなんとか私の絶対で殺してやろうと思ったんだが・・・その能力すらも孕まされたらな・・・」
花姫は物質に限らず能力すらも孕ませる、孕んだ能力は効力を失う、何故なら既にその能力は術者のものではないからだ、孕み主導権を握った花姫のものである。
ネル「嫌な事思い出したな、もう帰る、世界出来たら一番に神籟、お前を呼んでやる、覚悟するんだな!」
ネルはその場を立ち去る。
神籟はその場でクスクス笑いながら「かわいい子」と微笑み、自分の世界に帰る。
ネルはその現象を眺めている。
ネル「なんだ?この充満されていく感覚は?」
ネルはいつも通り万園のフロアで神籟を誘っていた、だがその途中で世界全体が強い力で満たされている感覚を得る。
神籟「珍しい・・・この万園世界の時間で一体何十年ぶりの世界王誕生でしょうか・・・」
ネル「うお?!今回は現れた?!今更戦う気になったのか?!」
神籟「違うよ、でも珍しい現象なのは間違いないからネルに教えておこうかなってね」
ネルはこの現象を前にして戦うような気分になれなかったため神籟の話を聞く。
神籟「元々この世界は世界王で溢れていたのは知ってるよね?」
ネル「ああ、神籟から聞いたからな、それで世界王同士の共食いが起こって今の人数になったと聞いたが?」
神籟「その通りですよ、あの時に生き残った世界王は6名、そこから要所要所でストレリチア様が世界王を作って22名までになった、その一番若い子が【無命(むめい)】外ではノルンと名乗っているメリアにくっついている子、後は各々世界王を作れる人が世界王を作ったりしていた、つまりここ数十年ストレリチア様が世界王を作ることがなかったの」
ネル「つまりこの莫大なエネルギーは今ストレリチア様が直々に世界王を作っている最中だと?」
神籟「そうね、ストレリチア様が作れる世界王の強さは過去最高でEXクラス、EXクラスは【最強種】と呼ばれるんだけど、それも過去に生まれたのは10体のみ、そして今残っているのは3名、私を含め残りの3名は後天的に生まれた【最強種】」
ネル「それも前に聞いた、つまりもしかするとお前に匹敵する世界王が生まれる可能性があると?」
神籟「ほぼ0に近いけどね、でも言えるのはストレリチア様が産む世界王の強さの最低はSS+クラス、確実にネルよりも強いよ、ネルはAランクだからね、手も足もでないだろうね、残念ながら」
ネル「複雑なものだな、私も別に何かしらの訓練をしたわけではないが万園の世界王として選ばれてから自身なりに訓練をしているのだがな、それでもランクに変動はなし、それが生まれて間もない世界王に負けるのか」
神籟「私は世界王戦争賛成派だから、ネルがお願いするなら第三席 誕爛(たんらん)に声かけるよ、誕爛もストレリチア様同様世界王を作れるから、最高ランクはS+だし、ネルみたいな子達にも丁度いいんじゃないかな?」
神籟は密かに思っていた。
各世界から主パトに適合した従属の世界王化、それは何も問題ないし、今後もパトの覚醒を考えれば積極的に取り組むべき事項。
だがそれと同時に覚醒しても万園の世界王どころか、各従属に与えられた世界の世界王よりも弱い事があるためそこは万園の世界王と名乗るにふさわしくないのではないかと。
神籟「万園も私達やネルのように正式に選ばれ進化した世界王は上層世界、ストレリチア様や誕爛が大量に世界王を作ってそれらを戦わせ覚醒、成長させる下層世界、こうやって二分化することで万園は成長し続ける事が可能だと、私は思うんだよね」
ネル「それは面白い事だな、もちろん上層世界の住人は下層世界に自由に出入りできるんだろうな?」
神籟「私はそれを了承したいけど・・・多分無理かな、なにせ戦うという事は殺し合うって事だからね、死んでも生き返るとかそんな生易しい世界じゃない、負けたら喰われて養分になって終わり、それは流石にパト様も許容しないんじゃない?パト様はネルの事凄く大事そうだしね、もっと自分の事よりもパト様の事も考えてあげなよ、もうネルだけの身体じゃないんだからさ」
ネル「それもそうだな、仕方ない、どの世も女が嫁げば不自由になるもの、暴れたいが主様がそれで私を失って泣いてしまうのは流石にマズいからな」
ネルはどこか嬉しそうに語る、それを横目に神籟はクスっと笑いつつも空を見上げる、すると空に充満した光が一点に集まりだした。
神籟「あ、そろそろだね、・・・今回は4名か、結構多いね、どうしたんだろう?ストレリチア様、4名も世界王を一気に作るなんて、何かあったのかな?」
ネル「あれが・・・」
ネルが空を見上げると4つの光があった。
ネル「あの光が・・・あれがどいつもこいつも私よりも強いのか・・・」
神籟「【神籬(ひもろぎ】【死樂(しらく)】【魂天(こんてん)】【幽夢(ゆうむ)】また花姫(かしん)に測定して貰わないとね」
ネル「待て、何だ?神籟はいったい何が見えた?」
神籟「名前と容姿、ランクとか性格は流石に合ってみないとわからないけど、まあいい子ではないわね、強さを持つって事は何かの個性が秀でてる、無個性は強くなれないから」
ネル「すぐに会う事になるのか?」
神籟「当分はないわね、そもそもストレリチア様がどうして4人も世界王を作ったのか、その意図をまずは円卓の王達が集まって会議しないといけないからね、ストレリチア様に直接聞くのは無礼だから」
ネル「聞いた方がよくないか?」
神籟「聞いて納得するなら私達なんて要らないんだよ、ストレリチア様は一人で全て出来てしまう、本来私達なんて居なくていい存在、何故ならストレリチア様が呼吸をする、そのレベルの事を私達は必死になってやっているんだから、つまり聞くという手間を増やすくらいなら私達なんて要らない、そうなりかねないの」
ネル「面倒な社長様だな、報連相という概念を主様から教わったが皆無過ぎるな」
神籟「ネル、貴女も新人に手を出さないでね、私は自身の世界に戻るから」
ネル「それだけのためにわざわざ私の前に現れたのか?」
神籟「そうだよ、珍しい光景だし、折角だから教えてあげようって思ってね、そうだ、どうせならネルの世界に案内してよ、もし私が納得出来るレベルまで仕上がってるなら喧嘩、してあげてもいいよ?」
ネル「本当か?!なら早速製作を急がねばな!約束守れよ!誰もこの世界でまともに戦ってくれないからな!」
神籟「でも花姫(かしん)とは戦ったんじゃないの?報告ではそう聞いてたけど?」
花姫は第十一席の円卓の王メンバーの一人である。
ネル「・・・負けたさ」
ネルは少し気まずそうな表情でボソっと答える。
神籟「もしかしてテクノブレイクで死んだ?」
ネル「黙れ!!!!あのやられ方は屈辱なんだ!!!!」
神籟「ああ・・・」
神籟はネルに対して哀れみの表情を向ける。
花姫の能力に【孕ませる】力がある、
世界全域という絶対的広範囲領域に花姫の種子をバラまく、そしてそれを花姫以外に付着すると受粉し、花が咲く、花姫はそれを【細胞を孕ませる】【原子を孕ませる】と言う。
ネルは花姫とランク付けをする時に戦った。
結果的にネルは花姫の種子を身体全体に浴び、全細胞が孕んだ。
そして孕み、花として産まれる時にとてつもない快楽を得る、それは人が行う自慰行為で絶頂を迎える時の感度の約500倍、それを一つの種子だけで得る、それを無数に浴びれば身体全体が快楽の波に襲われ、脳や呼吸が過剰になり死に至る、適量ならいいのだが、過度な快楽は【苦痛】でしかない。
神籟「花姫は優しいからちゃんと言えばその快楽を得る前に殺す事もしてくれたでしょうに・・・」
ネル「そんなわざわざ自分から負けを認めるような事するか、快楽という苦痛の中でもなんとか私の絶対で殺してやろうと思ったんだが・・・その能力すらも孕まされたらな・・・」
花姫は物質に限らず能力すらも孕ませる、孕んだ能力は効力を失う、何故なら既にその能力は術者のものではないからだ、孕み主導権を握った花姫のものである。
ネル「嫌な事思い出したな、もう帰る、世界出来たら一番に神籟、お前を呼んでやる、覚悟するんだな!」
ネルはその場を立ち去る。
神籟はその場でクスクス笑いながら「かわいい子」と微笑み、自分の世界に帰る。
patopatoblog at 20:13│日常 | 万園(オールエデン)シリーズ
