2023年02月12日
No.104 メルリアの独占episode6(R18)
パトと月花、フルールの三人はメリアの部屋に訪れる。
メリア「ご主人!どうしました?月花ちゃんと侍女を連れているという事はプライベートではないですね」
パト「ああ、ごめん、一応プライベートなんだ、これでも」
パトは申し訳なさそうに、先ほど技術開発部隊でソフィアに話していた事をメリアに話す、不足な点は月花がフォローしながらのため、メリアもレプリカに関しての情報はしっかり理解することが出来た。
・・・・・・
メリア「成程、レプリカ開発ですか、確かに現段階は禁忌ですが、それはソフィアの言う通り、今まで誰も上手く開発出来なかった技術で多くの被害者を生み出したからです、でもソフィアがレプリカ開発にやる気ってことはソフィアなりに手ごたえありそうなのかもしれませんね」
メリアは考える、そこにパトが素朴な疑問を投げる
パト「メリアクラスでもレプリカ技術って難しいの?」
メリア「そうですね、出来なくはないんです、ですがどうしてもエラーが発生してしまって想定とは違う動きをしたりするんです、ご主人もレプリカ関係の漫画やお話を見た事ってないですか?レプリカという事はオリジナルが存在します、つまりレプリカはオリジナルになれない、そんな劣等感からオリジナル、いや世界をも嫌悪し、反逆をするというお話、これは神界でも実際に何度も起きたお話です、なので禁忌になっています。歴史は繰り返すとも言いますが、それは私達の価値観、いや世界観では不可能だった、でもソフィアの異質異能なら上手くいくかもしれません」
パト「まだ上手く扱えないのに?」
メリア「ですが可能性を持っているのはこの世界でソフィアだけです、いいですよ!やりましょう!この技術がもし帝国で開発出来れば月花ちゃんの言う通り犠牲が無くなります、もちろん先ほど聞いた通り感情は加えないんですよね?」
月花「ええ、非人道的行為に見えるけど、感情はないわ、後から生まれる可能性はあるかもだけど、それは元技術開発部隊の私から言わせてもらうけど、都度調整が必要になるわね、こればかりは仕方ないかも」
メリア「そうですか、いいでしょう、ある程度のリスクを背負わないとこのような功績は生まれません、私が責任を持ちますので、進めてください、ただし、雪花ちゃんに許可を得るのは自己責任でお願いします。そう言えばどのような用途で使用するのですか?」
パト「えっと・・・性欲の抑制・・・」
メリア「むむむ・・・私との性行為はご不満ですか?ご主人・・・」じとー
パト「違うんだ!偏りを無くすために欲しいんだ!俺からは絶対に断れないしさ!だから感情の無い第三者に委ねれば俺もそういう管理が上手くいくと思うんだ!な!」
メリア「はぁ、仕方ありません、ですがずっとというわけにはいきませんよ?」
パト「はい・・・ヘタレを極めててすみません・・・」
月花「メリアちゃんからもメルリア様を止めてよ、そうすればそもそもこんな問題にはならないのに」
メリア「私が仲介に入ってもいいですけど、そうすれば私は平等に貴女達にも仲介に入りますよ?そこは権力関係なしに自由にして居るのですから、メルリア姉様が同室の権利を得て、毎晩夜伽が出来るのはメルリア姉様の権利です、それに私からしてもメリットはありますしね」
月花「メルリア様から聞いた、やっぱり覚醒による戦力になるから?」
メリア「その通りです、それにご主人の前で言うのはアレですけど、今ご主人の股間が反応しなくともいくらでも反応させる術はあります、そこまで問題視するような内容でもありませんし、メルリア姉様の独占欲は雪花ちゃんと同等レベルだと思えばフェアです、私が止める必要はありませんね」
パト「でもメリア、俺とそういうこと出来ないんだぞ?」
メリア「確かにそうですね、自力で反応させれないのは残念です、ですが別に私は性行為だけが全てだと思って居ませんので、反応しないなら一緒に居るまでです、性行為が一番愛を感じられるからその手段を選んでいるだけですので」
パト「そうだったんだ、でも少し気が楽かも・・・」
メリア「そうですね、見境なさそうに見えるかもですが、私も毎日発情してるわけではありませんので、もちろんご主人が求めてくださるなら一瞬で発情しますよ!楽勝ですね!!」
パト「最後のセリフで台無しだよ、でもありがとう、雪花に聞いてみるよ」
メリア「はい、ご主人、いい結果を得られる事をご期待してますね」
パトとメリアはそう話し、メリアの部屋を後にする。
・・・・・・
移動中
パト「さて、メリアからは了承を得たわけだし、一番大変そうな雪花の説得に行くか」
月花「それが一番大変そうよね、私が雪花でも確かにすぐに首を縦に振るような案件じゃないしね」
フルール「そうですね、自分のレプリカを作りたいから卵子を提供してくれ・・・は恐ろしいですね」
パト「・・・殴られる事は覚悟しよう・・・」
・・・・・・
どかーーーーーーーーん!!!
パトは部屋の隅まで吹っ飛んだ。
雪花に殴られたのだ。
雪花「とうとう私の人権すらも軽く見たか!最低!私でいいじゃない!私の何が不満なの!」
パト「いや、だからそういうことじゃなくてだな・・・」
雪花「私がやる!レプリカなんて必要ないわ!そもそも私のレプリカが非人道的な扱いを受けるのもいい気がしないし、私が出来る事をレプリカに奪われるなんて納得がいかないわ!」
月花「なら、雪花はパトが他の子との性行為を見届ける事が出来る?後は他の子とパトがそういう雰囲気になっても止めずに了承することが出来る?自分は混ざらず、文句を言わず、平等に判断できる?耐えれる?私は雪花、貴女は病んでしまうと思うのだけど?」
月花が冷静に雪花を説得するが、怒り奮闘に雪花からしたら月花の言葉は耳に入らなかった
雪花「なんでそんな事しないといけないの!私だけ愛したらいいじゃない!そもそも私は他の子とパトが性行為しているのだって大反対なんだから!私は自分だけ愛されたい!自分だけを相手してほしい!それがどんどん離れていって自分がパトと一緒に居られる機会を奪われているのになんでそこまで妥協しないといけないのよ!」
パト「間違ってないよ、俺が間違っている、それはここに来る前から自覚はしてるから」
雪花「そう、侍女達と一緒でもいいから私もパトと同室にして、一度パトとの同居もメリアちゃんから邪魔されて凄く寂しいっていうのに・・・」
パト「わかった、そうしよう、そもそも近い内にそうするつもりだったし・・・」
月花「いいの?!メルリア様の問題だってあるのに?!」
パト「ソフィアやメリア、月花だって思ってるんだろう、俺の気の持ちようでどうにでもなる問題だって、ならもう少し頑張ってみるよ、メルリアの件は俺から言うし、雪花に我慢をさせないようにもする」
パトは雪花に殴られて怒りを向けられたことで再度頑張ってみようと決心した。
雪花「メルリア様の件は私がどうにかする、どうしても管理してほしいなら私が管理してあげる、私はパトを支えるって決めてるのだからそれくらいどうってことないわよ!もっと私を信じなさい!いいわね!」
パト「はい・・・」
月花「もう、とりあえずミーエルちゃんには声掛けとくわよ、雪花、もし貴女の心が折れたらレプリカ案に協力してもらうから、いいわね?」
雪花「出来なかった時の落とし前って事でしょ、わかったわ、私がもしパトの管理を投げだしたら遺伝子でもなんでも提供してやるわよ」
月花「それじゃあパト、当分雪花と私が同室で居ようと思うのだけどいいかしら?私がしっかり状況を把握して判断したいから」
パト「いいけど、喧嘩だけは辞めてくれ、後俺が言うのもあれだけど、もし心が折れても自分を責めないでくれ、元々俺達の価値観とは程遠いんだ、間違いなくストレスを感じる、胸が締め付けられる思いをさせる、だからそれで逃げても仕方ないんだ、俺の今の取り巻く価値観がおかしい・・・いや違うだけなんだからさ・・・」
雪花「ええ!それじゃあ部屋に戻りましょう!私暇だから一週間程仕事休んで一緒に居てあげるわ!」
月花「え、いいの?それ?奏星さんが困らない?」
雪花「逆に私が手伝ったら迷惑になったわ、そもそも私はデスクワークに向いてないし、今はもう現場に行くこともないから本当に私の居場所が無くてね・・・だからパトの側近としての仕事をやりたかったのよ!」
パト「それじゃあよろしく頼むよ雪花」
パト達は雪花の強い意志を信じて、共に自室に戻り、侍女達に雪花と月花の荷物やベッドを持ち運ばせ、一週間の同居をする準備を整えた。
・・・・・・
パト達は自室に戻ってからメルリアに雪花と月花が一週間同居する事を話し、雪花がその間、パト周りの女性関係の管理を試験的に行う事を説明した。
メルリア「成程、一人の女性と関係が偏らないように雪花が管理すると、別に問題はないですよ」
メルリアはパトの横に座り、当たり前のようにパト周りの世話を完璧にこなす、食事中でも使用済みの食器が出たらすぐに片付け、次々とメニューを出し、至れり尽くせりの完璧な侍女の仕事っぷりを見せつけた。
雪花「本当この生活を続けてたらパトがまたダメ人間になりそうね・・・」
パト「俺も正直ちょっと怖いや、地球で世界中旅してた頃の事が今出来るかと言われたらちょっと自信ないな~」
エイリ「ここに来る前のお話ですか?凄く興味深いお話ですね!メリア様やソフィア様もいらしたと思うと」
月花「いいわよね、私はその間セキと二人で色んな国を歩いてたのに」
雪花「それは月花お姉ちゃんが選んだ道でしょ、強がらずに私達と一緒に来てたら良かったのに」
月花「それをしてたら今頃九騎神使の子達とは会えなかったわね、ある意味私の選択は正解だったのよ♪」
パト「そうだね、月花が得た物は凄く大きいと思うよ!」
パト達は6人で食を囲み、パトはエイリと侍女達と共に大浴場に向かい、他4人も女性用の大浴場に向かった。
そして就寝前になる。
部屋の割り振りは専属侍女の3人が同じく一室を使い、月花と雪花とパトがパトの寝室で眠る事にした、それはメルリア対策でもあり、夜這い等のリスクも考えての事だった。
雪花(私が管理すると言った以上私がその権利を悪用して独占するのはNG、ここはしっかり私も我慢して抑制しないと)
雪花は絶対に役割を果たそうと意気込む、だがそうは言っても眠気には勝てずにパトや月花が先に就寝している姿を確認して雪花も睡魔に身を委ねて寝てしまった・・・。
・・・・・・
朝、雪花は目を覚ますと裸のパトがうつ伏せになっていたのだ。
雪花「え?!なんで?!」
雪花は寝起きと同時に目の前の光景が信じられなかった、月花も雪花の声で目が覚め、パトの光景を見て「またか・・・」と声をこぼす程度だった。
雪花「誰が?!というよりなんで私は起きなかったの?!どんなに静かにやってても音は隠せないでしょう!?」
月花「隠せるわよ、というより、私達多分深い睡眠を強要させられたかも、それに加え私達の周りを無音空間にすれば私達は絶対に起きれないし、気付けない、動く気配を感じようにも深い眠りに入ってたら気付くにも気付けないだろうし・・・」
雪花「ちょっとメルリア様に一喝入れて来る!!こんなの強姦じゃない!!パトの意思に反してる!こんなの許されるわけないわ!!」
雪花が怒りのまま部屋を飛び出そうとベッドから離れる瞬間、パトが雪花の腕を掴む。
雪花「なによ!パトはまだメルリア様を庇うの!ここまでされて!どうかしてるわよ!!」
パト「違う・・・ここまでやったのは・・・雪花だよ・・・」
雪花「は?」
雪花はパトの言っている意味がわからなかった。
パト「俺は・・・昨夜、雪花の夜這いに起こされたんだ、それで朝までずっと性行為をしていた・・・その後雪花は部屋のシャワーを使って体の汗を流して戻ったんだよ・・・」
パトの説明に理解出来なかった雪花だったが、話を聞いて自分の身体の違和感に気付いた。
雪花(んん、なんか股間が痛い・・・これは長時間性行為をした時の痛みと似てる・・・それに確かに言われてみれば寝起きのだるさかと思ったけど、身体が疲労している・・・凄く疲れてる・・・)
雪花「でも私・・・記憶がないわよ・・・」
月花「言いがかりになるけど・・・メルリア様が雪花をコントロールしたのかもしれないわね、要は雪花が独占する形を作って管理を無下にさせるか、もしくは雪花だけじゃなく、他の従属や専属神すらもコントロールして定期的にパトと性行為をさせる事でメルリア様だけ占領しているという言い分を否定させるためとか・・・メルリア様はパトの事に関してはお淑やかでもなんでもない、一人の強い女性、独占するためならなんでもすると思うわ、なにせあのメリアちゃんのお姉さんなのよ?」
雪花「パト!そんなの許されるの!!」
パト「証拠がないから無理だ、例え俺がメルリアに真実を話させようとしてもあらゆる手を使って隠すだろうさ、それに俺は脅してまでそう言う事はしたくない、どんな愛情でも受け入れるって決めたんだから、それを拒むのは俺の気持ちに反する」
月花「そもそもさっきの話は私の憶測、証拠もないからメルリア様がやったという証拠がない時点でメルリア様を責めるのはダメ、でもメルリア様も本気なら私の言った事を絶対にやってのける、そう考えるだけよ」
雪花「いいわ、上等じゃない、ならこの一週間でメルリア様を出し抜いてパトを守ってやろうじゃない!というかせっかく性行為したのに私自身覚えてないのは気に入らないもん!痛みと疲労感しか残ってないのとか!!」ぷんすか
パト「悪い・・・服取って貰える?」
雪花はすぐにパトの服を取り、手渡す。
すると扉をノックする音が聞こえ、パトが「どうぞ」と声を掛ける、するとメルリアが入ってきて挨拶をする。
メルリア「おはようございます、アナタ、朝食が出来てますのでぜひ召し上がってください」
パト「ああ、メルリア、ちょっと身体が重たいから治療をしてもらっていい?」
メルリア「どうなさいましたか?昨晩はよく眠れませんでしたか?」
パト「いや・・・まあ、そうかな」
パトは言葉を濁してしまった、真実を話すと雪花の立場が危ういと考えたからだ。
メルリア「わかりました、ではそのまま失礼しますね」
メルリアはそう言うとパトに回復能力を使い、パトの身体の重みを取り去った。
・・・・・・
朝食中
エイリ「メルリア様、昨晩は久しぶりにゆっくり眠ってましたね!」
フルール「そうですね、一緒に寝たのは何か久しぶりに感じました」
メルリア「そうですね、やりすぎは旦那様のお身体に障るので自重しました、おかげで私は今日も元気です♪」
月花(証言はある、目撃者もあるって事は遠隔操作?でもそんな強い能力の気配は隠せないはず、いや私の次元で考えてても仕方ないのかしら、メルリア様と同じ次元の人で可能かどうか、それを聞かないと意味がないわね)
雪花(次は絶対に阻止する・・・事を軽く見ていたわね、もしかするとメルリア様を敵に回していると考えると・・・勝てるかどうか・・・)
パト「メルリア、今日中に俺の室内に【能力無効化エリア】を作ってくれ、実験として試してみたいんだ」
メルリア「わかりました、ただちに行いますね、テスト結果をエイリに試させますね」
パト「ああ、頼む、月花、今日も玉座に行かないとソルテに伝えてくれ、後用事があればここに来るように伝えておいてくれ」
月花「わかったわ、体調が優れないのだからしっかりパトは休んで」
月花はそう言うとそのまま食事を終えて部屋を後にした、そして雪花はパトと一緒に過ごすために自室でくつろいでいた。
・・・・・・
メルリア「これで完了ですね、試しに能力を使用してみてください」
雪花「凄いわね、私の原始すらも能力発動しないわね」
パト「俺の新法すらも発動しない、これはかなり強力だな、期待できそうだ」
雪花「メルリア様、ありがとうございます」
メルリア「では何か御用がありましたらお声をおかけください、アナタ」
メルリアとエイリはその場で頭を下げ、パトの自室を後にした。
雪花「さて、私達は、使えないけどメルリア様はどうかしらね」
パト「ネルを呼んでみるか、見るだけで大体どんな代物かわかるだろうし」
パトはそう言うとネルを召喚した、すると理解していたかのようにネルが召喚されたと同時に前に進む。
ネル「主様よ、私は別に探偵でも物色が趣味なわけでもないのだ、だが必要とするなら成果は残してやろう」
ネルはそう言いながら部屋の四隅を見渡し、パトがネルに渡したオーラ分能力やオーラを使って性質を確かめていた。
・・・・・・
ネル「結論から言うと主様や雪花が考えて居るような事はない、メルリアですらもこの部屋で能力を扱うのは不可能だろう、だがこの空間を作っている装置を切れば話は別だ、だから私が絶権を使用して24時間は絶対に止めれないようにしておいた、これでいいだろうか?主様?」
パト「最高だネル、もしこの状況で同じことが起きた場合、メルリアの線は薄くなるな」
雪花「もちろんだけど、部屋の外でコントロール状態になっても室内に入れば解除されるのよね?」
ネル「ああ、そういう空間だからな、だから遠隔操作という芸当も不可能だろうな、中々素晴らしい技術を開発したじゃないか、悪用されたら面倒だぞ、主様よ」
パト「って言いながら1オーラしか渡してないのに、ネルは普通に能力を扱えてるじゃん」
ネル「私の絶権はどんなものよりも優先されるのだ、こんな道具如きで抑えれる代物じゃないぞ、主様」
パト「流石だ、せっかくだし3人でゲームでもしようよ、後で月花も合流するだろうしさ!」
こうしてパト達は1日を過ごした、そして2日目の夜が訪れた。
・・・・・・
雪花「作戦は万全、就寝前に数十時間は寝たから今はもう眠くない!絶対に守ってやる!!」
雪花はパトと月花が寝るのを見届けた後もゲームをしながら時間を潰す。
するとパトに異変が起きたのだ。
パト「うう、うう、、あああ」
パトは小刻みに震えながら声を漏らしていた。
雪花「んん?パト?寝言?」
雪花はパトの変化に気付きながらも大したことではないと一度は見過ごした、だが次の瞬間、雪花すらも想定していない事態が起きた
雪花「んん?これって・・・この臭いって・・・まさか?!」
雪花はパトの所から青臭い臭いに気付き、慌ててパトの布団をめくる、するとパトの下部が濡れていた。
雪花「なんで・・・なんで射精してるのよ・・・おかしいじゃない・・・」
別にパトは自慰をしていたわけではない、むしろ触れてすらいない、なのにこんな事態が発生している、能力は扱えない、それはネルからもお墨付きを貰っていた、もう変化点はないはずだと考えて居ると。
雪花(待て!なんで考えなかったの私?!この部屋はあくまで【能力無効化エリア】別い道具の効果まで制限するエリアじゃない!なら?!)
雪花はもしやと考え、パトのズボンを脱がし、そのままパンツも脱がした、そのパンツの裏側にはどこかの空間と繋がっているのがわかった。
雪花は怒りのままその穴に勢いよく指をツッコみ思い切り引き抜いた!!
雪花「誰か知らないけどコソコソしてんじゃないわよ!!」
音までは相手に伝わらない、そこで雪花はパトの寝室を出て、専属侍女の部屋に走って向かった!!
・・・・・・
雪花(メルリア!!)
雪花は勢いよく部屋を空けたが、3人は静かに就寝していた、だが雪花が勢いよく扉を開ける事で3人共起き上がってしまった。
雪花「メルリア!!そこまでしてパトと性行為がしたいか!!」
雪花はメルリアの胸ぐらを掴み、メルリアのズボンに手を入れ、メルリアの陰部に指をはめた、メルリアの股間は雪花が触る前から既に酷く濡れていたため抵抗なくスルっと中に指が入った。
メルリア「痛いですよ・・・雪花・・・」
雪花「うるさい!あんたはどれだけ自分の欲求のためだけにパトを苦しめたんだ!!コソコソしやがって!!いい加減にしろ!!専属侍女を降ろさせるぞ!!」
雪花はメルリアの中に入れた指を激しく動かし、メルリアに怒鳴る
メルリア「指を動かさないで・・・んん///」
雪花「そんなに欲求不満なら私が代わりにイカせてやるわよ!それでさっさと寝ろ!!」
メルリア「雪花、勘違いしてますよ!私はただ自慰行為をしてそのまま就寝していただけです・・・昨日今日と私は我慢していたので・・・ただそれだけで・・・ああん///」
雪花「お前の履いているパンツ!その裏側が全部物語ってんだよ!パトの股間と繋がっている穴が・・・穴が・・・」
メルリアの履いていたパンツの裏側には・・・穴はなかった・・・。
雪花「そんな・・・そんな・・・」
雪花は動揺しながらメルリアの中に入れていた指を退け、メルリアのベッド周りを探し始めた。
だがメルリアの周りには何もなかった。
エイリ「雪花様!酷いです!メルリア様は昨日も今日も凄く我慢しているのに!!そんな仕打ちはあんまりですよ!!」
フルール「証拠もないのに・・・」
メルリア「私が一番疑わしかったのなら仕方ないです、誤解が解けたなら私はそれでいいですよ」
エイリとフルールはしゃがんでいるメルリアに駆け寄り、雪花を強く睨みつける、その騒動を聞きつけたパトと月花が後から部屋に入る。
月花「何があったの!!?」
パト「おい・・・」
パトの目の前の惨状を見て、言葉を失った。
下半身裸で半泣きでしゃがみこんでいるメルリア
それを庇いながら雪花を睨むエイリ
同じく庇いメルリアの心配をするフルール
そして立ち尽くしている雪花
月花「あんた・・・まさか勝手に決めつけたの?あれほど言ったのに・・・」
パト「月花!雪花・・・どうしたんだ、それに俺はなんでその・・・出てたんだ・・・」
雪花「それは、パトのパンツの裏にあった空間が問題で・・・」
パト「俺のパンツは月花が用意した新品だぞ、そんな変な道具じゃない・・・」
雪花「ならなに?!能力だとでもいうの?!あの能力無効化エリアで?!ネルからもお墨付きを貰った部屋で能力が使われてたっていうの?!おかしいじゃない!!それで私は・・・メルリアを・・・」
雪花は自分の右手の中指と人差し指についている、メルリアの愛液を見て言葉を失った・・・
雪花「ごめん・・・私、ムリだわ・・・最低過ぎる・・・」
雪花は涙を流しながら、部屋に置いてあった紙で手を拭き、一人パトの部屋から去ってしまった。
パト「雪花!!雪花!!」
パトは雪花を呼ぶがそれに答えることなく去って行った雪花、パトは雪花を追いかけるか、メルリアの心配をするか、どうしたらいいかわからず立ち尽くしてしまった。
月花「パト私がメルリア様を見るから雪花を追いかけて!」
パト「ああ!頼む!!」
パトは雪花を追うために部屋を後にした、そして出てすぐに居た侍女に雪花が何処に行ったかを聞き、雪花を追いかけた。
メリア「ご主人!どうしました?月花ちゃんと侍女を連れているという事はプライベートではないですね」
パト「ああ、ごめん、一応プライベートなんだ、これでも」
パトは申し訳なさそうに、先ほど技術開発部隊でソフィアに話していた事をメリアに話す、不足な点は月花がフォローしながらのため、メリアもレプリカに関しての情報はしっかり理解することが出来た。
・・・・・・
メリア「成程、レプリカ開発ですか、確かに現段階は禁忌ですが、それはソフィアの言う通り、今まで誰も上手く開発出来なかった技術で多くの被害者を生み出したからです、でもソフィアがレプリカ開発にやる気ってことはソフィアなりに手ごたえありそうなのかもしれませんね」
メリアは考える、そこにパトが素朴な疑問を投げる
パト「メリアクラスでもレプリカ技術って難しいの?」
メリア「そうですね、出来なくはないんです、ですがどうしてもエラーが発生してしまって想定とは違う動きをしたりするんです、ご主人もレプリカ関係の漫画やお話を見た事ってないですか?レプリカという事はオリジナルが存在します、つまりレプリカはオリジナルになれない、そんな劣等感からオリジナル、いや世界をも嫌悪し、反逆をするというお話、これは神界でも実際に何度も起きたお話です、なので禁忌になっています。歴史は繰り返すとも言いますが、それは私達の価値観、いや世界観では不可能だった、でもソフィアの異質異能なら上手くいくかもしれません」
パト「まだ上手く扱えないのに?」
メリア「ですが可能性を持っているのはこの世界でソフィアだけです、いいですよ!やりましょう!この技術がもし帝国で開発出来れば月花ちゃんの言う通り犠牲が無くなります、もちろん先ほど聞いた通り感情は加えないんですよね?」
月花「ええ、非人道的行為に見えるけど、感情はないわ、後から生まれる可能性はあるかもだけど、それは元技術開発部隊の私から言わせてもらうけど、都度調整が必要になるわね、こればかりは仕方ないかも」
メリア「そうですか、いいでしょう、ある程度のリスクを背負わないとこのような功績は生まれません、私が責任を持ちますので、進めてください、ただし、雪花ちゃんに許可を得るのは自己責任でお願いします。そう言えばどのような用途で使用するのですか?」
パト「えっと・・・性欲の抑制・・・」
メリア「むむむ・・・私との性行為はご不満ですか?ご主人・・・」じとー
パト「違うんだ!偏りを無くすために欲しいんだ!俺からは絶対に断れないしさ!だから感情の無い第三者に委ねれば俺もそういう管理が上手くいくと思うんだ!な!」
メリア「はぁ、仕方ありません、ですがずっとというわけにはいきませんよ?」
パト「はい・・・ヘタレを極めててすみません・・・」
月花「メリアちゃんからもメルリア様を止めてよ、そうすればそもそもこんな問題にはならないのに」
メリア「私が仲介に入ってもいいですけど、そうすれば私は平等に貴女達にも仲介に入りますよ?そこは権力関係なしに自由にして居るのですから、メルリア姉様が同室の権利を得て、毎晩夜伽が出来るのはメルリア姉様の権利です、それに私からしてもメリットはありますしね」
月花「メルリア様から聞いた、やっぱり覚醒による戦力になるから?」
メリア「その通りです、それにご主人の前で言うのはアレですけど、今ご主人の股間が反応しなくともいくらでも反応させる術はあります、そこまで問題視するような内容でもありませんし、メルリア姉様の独占欲は雪花ちゃんと同等レベルだと思えばフェアです、私が止める必要はありませんね」
パト「でもメリア、俺とそういうこと出来ないんだぞ?」
メリア「確かにそうですね、自力で反応させれないのは残念です、ですが別に私は性行為だけが全てだと思って居ませんので、反応しないなら一緒に居るまでです、性行為が一番愛を感じられるからその手段を選んでいるだけですので」
パト「そうだったんだ、でも少し気が楽かも・・・」
メリア「そうですね、見境なさそうに見えるかもですが、私も毎日発情してるわけではありませんので、もちろんご主人が求めてくださるなら一瞬で発情しますよ!楽勝ですね!!」
パト「最後のセリフで台無しだよ、でもありがとう、雪花に聞いてみるよ」
メリア「はい、ご主人、いい結果を得られる事をご期待してますね」
パトとメリアはそう話し、メリアの部屋を後にする。
・・・・・・
移動中
パト「さて、メリアからは了承を得たわけだし、一番大変そうな雪花の説得に行くか」
月花「それが一番大変そうよね、私が雪花でも確かにすぐに首を縦に振るような案件じゃないしね」
フルール「そうですね、自分のレプリカを作りたいから卵子を提供してくれ・・・は恐ろしいですね」
パト「・・・殴られる事は覚悟しよう・・・」
・・・・・・
どかーーーーーーーーん!!!
パトは部屋の隅まで吹っ飛んだ。
雪花に殴られたのだ。
雪花「とうとう私の人権すらも軽く見たか!最低!私でいいじゃない!私の何が不満なの!」
パト「いや、だからそういうことじゃなくてだな・・・」
雪花「私がやる!レプリカなんて必要ないわ!そもそも私のレプリカが非人道的な扱いを受けるのもいい気がしないし、私が出来る事をレプリカに奪われるなんて納得がいかないわ!」
月花「なら、雪花はパトが他の子との性行為を見届ける事が出来る?後は他の子とパトがそういう雰囲気になっても止めずに了承することが出来る?自分は混ざらず、文句を言わず、平等に判断できる?耐えれる?私は雪花、貴女は病んでしまうと思うのだけど?」
月花が冷静に雪花を説得するが、怒り奮闘に雪花からしたら月花の言葉は耳に入らなかった
雪花「なんでそんな事しないといけないの!私だけ愛したらいいじゃない!そもそも私は他の子とパトが性行為しているのだって大反対なんだから!私は自分だけ愛されたい!自分だけを相手してほしい!それがどんどん離れていって自分がパトと一緒に居られる機会を奪われているのになんでそこまで妥協しないといけないのよ!」
パト「間違ってないよ、俺が間違っている、それはここに来る前から自覚はしてるから」
雪花「そう、侍女達と一緒でもいいから私もパトと同室にして、一度パトとの同居もメリアちゃんから邪魔されて凄く寂しいっていうのに・・・」
パト「わかった、そうしよう、そもそも近い内にそうするつもりだったし・・・」
月花「いいの?!メルリア様の問題だってあるのに?!」
パト「ソフィアやメリア、月花だって思ってるんだろう、俺の気の持ちようでどうにでもなる問題だって、ならもう少し頑張ってみるよ、メルリアの件は俺から言うし、雪花に我慢をさせないようにもする」
パトは雪花に殴られて怒りを向けられたことで再度頑張ってみようと決心した。
雪花「メルリア様の件は私がどうにかする、どうしても管理してほしいなら私が管理してあげる、私はパトを支えるって決めてるのだからそれくらいどうってことないわよ!もっと私を信じなさい!いいわね!」
パト「はい・・・」
月花「もう、とりあえずミーエルちゃんには声掛けとくわよ、雪花、もし貴女の心が折れたらレプリカ案に協力してもらうから、いいわね?」
雪花「出来なかった時の落とし前って事でしょ、わかったわ、私がもしパトの管理を投げだしたら遺伝子でもなんでも提供してやるわよ」
月花「それじゃあパト、当分雪花と私が同室で居ようと思うのだけどいいかしら?私がしっかり状況を把握して判断したいから」
パト「いいけど、喧嘩だけは辞めてくれ、後俺が言うのもあれだけど、もし心が折れても自分を責めないでくれ、元々俺達の価値観とは程遠いんだ、間違いなくストレスを感じる、胸が締め付けられる思いをさせる、だからそれで逃げても仕方ないんだ、俺の今の取り巻く価値観がおかしい・・・いや違うだけなんだからさ・・・」
雪花「ええ!それじゃあ部屋に戻りましょう!私暇だから一週間程仕事休んで一緒に居てあげるわ!」
月花「え、いいの?それ?奏星さんが困らない?」
雪花「逆に私が手伝ったら迷惑になったわ、そもそも私はデスクワークに向いてないし、今はもう現場に行くこともないから本当に私の居場所が無くてね・・・だからパトの側近としての仕事をやりたかったのよ!」
パト「それじゃあよろしく頼むよ雪花」
パト達は雪花の強い意志を信じて、共に自室に戻り、侍女達に雪花と月花の荷物やベッドを持ち運ばせ、一週間の同居をする準備を整えた。
・・・・・・
パト達は自室に戻ってからメルリアに雪花と月花が一週間同居する事を話し、雪花がその間、パト周りの女性関係の管理を試験的に行う事を説明した。
メルリア「成程、一人の女性と関係が偏らないように雪花が管理すると、別に問題はないですよ」
メルリアはパトの横に座り、当たり前のようにパト周りの世話を完璧にこなす、食事中でも使用済みの食器が出たらすぐに片付け、次々とメニューを出し、至れり尽くせりの完璧な侍女の仕事っぷりを見せつけた。
雪花「本当この生活を続けてたらパトがまたダメ人間になりそうね・・・」
パト「俺も正直ちょっと怖いや、地球で世界中旅してた頃の事が今出来るかと言われたらちょっと自信ないな~」
エイリ「ここに来る前のお話ですか?凄く興味深いお話ですね!メリア様やソフィア様もいらしたと思うと」
月花「いいわよね、私はその間セキと二人で色んな国を歩いてたのに」
雪花「それは月花お姉ちゃんが選んだ道でしょ、強がらずに私達と一緒に来てたら良かったのに」
月花「それをしてたら今頃九騎神使の子達とは会えなかったわね、ある意味私の選択は正解だったのよ♪」
パト「そうだね、月花が得た物は凄く大きいと思うよ!」
パト達は6人で食を囲み、パトはエイリと侍女達と共に大浴場に向かい、他4人も女性用の大浴場に向かった。
そして就寝前になる。
部屋の割り振りは専属侍女の3人が同じく一室を使い、月花と雪花とパトがパトの寝室で眠る事にした、それはメルリア対策でもあり、夜這い等のリスクも考えての事だった。
雪花(私が管理すると言った以上私がその権利を悪用して独占するのはNG、ここはしっかり私も我慢して抑制しないと)
雪花は絶対に役割を果たそうと意気込む、だがそうは言っても眠気には勝てずにパトや月花が先に就寝している姿を確認して雪花も睡魔に身を委ねて寝てしまった・・・。
・・・・・・
朝、雪花は目を覚ますと裸のパトがうつ伏せになっていたのだ。
雪花「え?!なんで?!」
雪花は寝起きと同時に目の前の光景が信じられなかった、月花も雪花の声で目が覚め、パトの光景を見て「またか・・・」と声をこぼす程度だった。
雪花「誰が?!というよりなんで私は起きなかったの?!どんなに静かにやってても音は隠せないでしょう!?」
月花「隠せるわよ、というより、私達多分深い睡眠を強要させられたかも、それに加え私達の周りを無音空間にすれば私達は絶対に起きれないし、気付けない、動く気配を感じようにも深い眠りに入ってたら気付くにも気付けないだろうし・・・」
雪花「ちょっとメルリア様に一喝入れて来る!!こんなの強姦じゃない!!パトの意思に反してる!こんなの許されるわけないわ!!」
雪花が怒りのまま部屋を飛び出そうとベッドから離れる瞬間、パトが雪花の腕を掴む。
雪花「なによ!パトはまだメルリア様を庇うの!ここまでされて!どうかしてるわよ!!」
パト「違う・・・ここまでやったのは・・・雪花だよ・・・」
雪花「は?」
雪花はパトの言っている意味がわからなかった。
パト「俺は・・・昨夜、雪花の夜這いに起こされたんだ、それで朝までずっと性行為をしていた・・・その後雪花は部屋のシャワーを使って体の汗を流して戻ったんだよ・・・」
パトの説明に理解出来なかった雪花だったが、話を聞いて自分の身体の違和感に気付いた。
雪花(んん、なんか股間が痛い・・・これは長時間性行為をした時の痛みと似てる・・・それに確かに言われてみれば寝起きのだるさかと思ったけど、身体が疲労している・・・凄く疲れてる・・・)
雪花「でも私・・・記憶がないわよ・・・」
月花「言いがかりになるけど・・・メルリア様が雪花をコントロールしたのかもしれないわね、要は雪花が独占する形を作って管理を無下にさせるか、もしくは雪花だけじゃなく、他の従属や専属神すらもコントロールして定期的にパトと性行為をさせる事でメルリア様だけ占領しているという言い分を否定させるためとか・・・メルリア様はパトの事に関してはお淑やかでもなんでもない、一人の強い女性、独占するためならなんでもすると思うわ、なにせあのメリアちゃんのお姉さんなのよ?」
雪花「パト!そんなの許されるの!!」
パト「証拠がないから無理だ、例え俺がメルリアに真実を話させようとしてもあらゆる手を使って隠すだろうさ、それに俺は脅してまでそう言う事はしたくない、どんな愛情でも受け入れるって決めたんだから、それを拒むのは俺の気持ちに反する」
月花「そもそもさっきの話は私の憶測、証拠もないからメルリア様がやったという証拠がない時点でメルリア様を責めるのはダメ、でもメルリア様も本気なら私の言った事を絶対にやってのける、そう考えるだけよ」
雪花「いいわ、上等じゃない、ならこの一週間でメルリア様を出し抜いてパトを守ってやろうじゃない!というかせっかく性行為したのに私自身覚えてないのは気に入らないもん!痛みと疲労感しか残ってないのとか!!」ぷんすか
パト「悪い・・・服取って貰える?」
雪花はすぐにパトの服を取り、手渡す。
すると扉をノックする音が聞こえ、パトが「どうぞ」と声を掛ける、するとメルリアが入ってきて挨拶をする。
メルリア「おはようございます、アナタ、朝食が出来てますのでぜひ召し上がってください」
パト「ああ、メルリア、ちょっと身体が重たいから治療をしてもらっていい?」
メルリア「どうなさいましたか?昨晩はよく眠れませんでしたか?」
パト「いや・・・まあ、そうかな」
パトは言葉を濁してしまった、真実を話すと雪花の立場が危ういと考えたからだ。
メルリア「わかりました、ではそのまま失礼しますね」
メルリアはそう言うとパトに回復能力を使い、パトの身体の重みを取り去った。
・・・・・・
朝食中
エイリ「メルリア様、昨晩は久しぶりにゆっくり眠ってましたね!」
フルール「そうですね、一緒に寝たのは何か久しぶりに感じました」
メルリア「そうですね、やりすぎは旦那様のお身体に障るので自重しました、おかげで私は今日も元気です♪」
月花(証言はある、目撃者もあるって事は遠隔操作?でもそんな強い能力の気配は隠せないはず、いや私の次元で考えてても仕方ないのかしら、メルリア様と同じ次元の人で可能かどうか、それを聞かないと意味がないわね)
雪花(次は絶対に阻止する・・・事を軽く見ていたわね、もしかするとメルリア様を敵に回していると考えると・・・勝てるかどうか・・・)
パト「メルリア、今日中に俺の室内に【能力無効化エリア】を作ってくれ、実験として試してみたいんだ」
メルリア「わかりました、ただちに行いますね、テスト結果をエイリに試させますね」
パト「ああ、頼む、月花、今日も玉座に行かないとソルテに伝えてくれ、後用事があればここに来るように伝えておいてくれ」
月花「わかったわ、体調が優れないのだからしっかりパトは休んで」
月花はそう言うとそのまま食事を終えて部屋を後にした、そして雪花はパトと一緒に過ごすために自室でくつろいでいた。
・・・・・・
メルリア「これで完了ですね、試しに能力を使用してみてください」
雪花「凄いわね、私の原始すらも能力発動しないわね」
パト「俺の新法すらも発動しない、これはかなり強力だな、期待できそうだ」
雪花「メルリア様、ありがとうございます」
メルリア「では何か御用がありましたらお声をおかけください、アナタ」
メルリアとエイリはその場で頭を下げ、パトの自室を後にした。
雪花「さて、私達は、使えないけどメルリア様はどうかしらね」
パト「ネルを呼んでみるか、見るだけで大体どんな代物かわかるだろうし」
パトはそう言うとネルを召喚した、すると理解していたかのようにネルが召喚されたと同時に前に進む。
ネル「主様よ、私は別に探偵でも物色が趣味なわけでもないのだ、だが必要とするなら成果は残してやろう」
ネルはそう言いながら部屋の四隅を見渡し、パトがネルに渡したオーラ分能力やオーラを使って性質を確かめていた。
・・・・・・
ネル「結論から言うと主様や雪花が考えて居るような事はない、メルリアですらもこの部屋で能力を扱うのは不可能だろう、だがこの空間を作っている装置を切れば話は別だ、だから私が絶権を使用して24時間は絶対に止めれないようにしておいた、これでいいだろうか?主様?」
パト「最高だネル、もしこの状況で同じことが起きた場合、メルリアの線は薄くなるな」
雪花「もちろんだけど、部屋の外でコントロール状態になっても室内に入れば解除されるのよね?」
ネル「ああ、そういう空間だからな、だから遠隔操作という芸当も不可能だろうな、中々素晴らしい技術を開発したじゃないか、悪用されたら面倒だぞ、主様よ」
パト「って言いながら1オーラしか渡してないのに、ネルは普通に能力を扱えてるじゃん」
ネル「私の絶権はどんなものよりも優先されるのだ、こんな道具如きで抑えれる代物じゃないぞ、主様」
パト「流石だ、せっかくだし3人でゲームでもしようよ、後で月花も合流するだろうしさ!」
こうしてパト達は1日を過ごした、そして2日目の夜が訪れた。
・・・・・・
雪花「作戦は万全、就寝前に数十時間は寝たから今はもう眠くない!絶対に守ってやる!!」
雪花はパトと月花が寝るのを見届けた後もゲームをしながら時間を潰す。
するとパトに異変が起きたのだ。
パト「うう、うう、、あああ」
パトは小刻みに震えながら声を漏らしていた。
雪花「んん?パト?寝言?」
雪花はパトの変化に気付きながらも大したことではないと一度は見過ごした、だが次の瞬間、雪花すらも想定していない事態が起きた
雪花「んん?これって・・・この臭いって・・・まさか?!」
雪花はパトの所から青臭い臭いに気付き、慌ててパトの布団をめくる、するとパトの下部が濡れていた。
雪花「なんで・・・なんで射精してるのよ・・・おかしいじゃない・・・」
別にパトは自慰をしていたわけではない、むしろ触れてすらいない、なのにこんな事態が発生している、能力は扱えない、それはネルからもお墨付きを貰っていた、もう変化点はないはずだと考えて居ると。
雪花(待て!なんで考えなかったの私?!この部屋はあくまで【能力無効化エリア】別い道具の効果まで制限するエリアじゃない!なら?!)
雪花はもしやと考え、パトのズボンを脱がし、そのままパンツも脱がした、そのパンツの裏側にはどこかの空間と繋がっているのがわかった。
雪花は怒りのままその穴に勢いよく指をツッコみ思い切り引き抜いた!!
雪花「誰か知らないけどコソコソしてんじゃないわよ!!」
音までは相手に伝わらない、そこで雪花はパトの寝室を出て、専属侍女の部屋に走って向かった!!
・・・・・・
雪花(メルリア!!)
雪花は勢いよく部屋を空けたが、3人は静かに就寝していた、だが雪花が勢いよく扉を開ける事で3人共起き上がってしまった。
雪花「メルリア!!そこまでしてパトと性行為がしたいか!!」
雪花はメルリアの胸ぐらを掴み、メルリアのズボンに手を入れ、メルリアの陰部に指をはめた、メルリアの股間は雪花が触る前から既に酷く濡れていたため抵抗なくスルっと中に指が入った。
メルリア「痛いですよ・・・雪花・・・」
雪花「うるさい!あんたはどれだけ自分の欲求のためだけにパトを苦しめたんだ!!コソコソしやがって!!いい加減にしろ!!専属侍女を降ろさせるぞ!!」
雪花はメルリアの中に入れた指を激しく動かし、メルリアに怒鳴る
メルリア「指を動かさないで・・・んん///」
雪花「そんなに欲求不満なら私が代わりにイカせてやるわよ!それでさっさと寝ろ!!」
メルリア「雪花、勘違いしてますよ!私はただ自慰行為をしてそのまま就寝していただけです・・・昨日今日と私は我慢していたので・・・ただそれだけで・・・ああん///」
雪花「お前の履いているパンツ!その裏側が全部物語ってんだよ!パトの股間と繋がっている穴が・・・穴が・・・」
メルリアの履いていたパンツの裏側には・・・穴はなかった・・・。
雪花「そんな・・・そんな・・・」
雪花は動揺しながらメルリアの中に入れていた指を退け、メルリアのベッド周りを探し始めた。
だがメルリアの周りには何もなかった。
エイリ「雪花様!酷いです!メルリア様は昨日も今日も凄く我慢しているのに!!そんな仕打ちはあんまりですよ!!」
フルール「証拠もないのに・・・」
メルリア「私が一番疑わしかったのなら仕方ないです、誤解が解けたなら私はそれでいいですよ」
エイリとフルールはしゃがんでいるメルリアに駆け寄り、雪花を強く睨みつける、その騒動を聞きつけたパトと月花が後から部屋に入る。
月花「何があったの!!?」
パト「おい・・・」
パトの目の前の惨状を見て、言葉を失った。
下半身裸で半泣きでしゃがみこんでいるメルリア
それを庇いながら雪花を睨むエイリ
同じく庇いメルリアの心配をするフルール
そして立ち尽くしている雪花
月花「あんた・・・まさか勝手に決めつけたの?あれほど言ったのに・・・」
パト「月花!雪花・・・どうしたんだ、それに俺はなんでその・・・出てたんだ・・・」
雪花「それは、パトのパンツの裏にあった空間が問題で・・・」
パト「俺のパンツは月花が用意した新品だぞ、そんな変な道具じゃない・・・」
雪花「ならなに?!能力だとでもいうの?!あの能力無効化エリアで?!ネルからもお墨付きを貰った部屋で能力が使われてたっていうの?!おかしいじゃない!!それで私は・・・メルリアを・・・」
雪花は自分の右手の中指と人差し指についている、メルリアの愛液を見て言葉を失った・・・
雪花「ごめん・・・私、ムリだわ・・・最低過ぎる・・・」
雪花は涙を流しながら、部屋に置いてあった紙で手を拭き、一人パトの部屋から去ってしまった。
パト「雪花!!雪花!!」
パトは雪花を呼ぶがそれに答えることなく去って行った雪花、パトは雪花を追いかけるか、メルリアの心配をするか、どうしたらいいかわからず立ち尽くしてしまった。
月花「パト私がメルリア様を見るから雪花を追いかけて!」
パト「ああ!頼む!!」
パトは雪花を追うために部屋を後にした、そして出てすぐに居た侍女に雪花が何処に行ったかを聞き、雪花を追いかけた。
