No.102 ヒキニート時代のパト│No.104 メルリアの独占episode6(R18)

2023年02月12日

No.103 メルリアの独占episode5

パトは帝国から帰って来た。

パト(とりあえずルナとの話し合いで、性欲を一瞬で調整する【精神系能力者】、だけど月花とも話したけど、帝王神候補であるメルリアにすら速攻で効果を発揮できる程の・・・正直かなり条件絞るから難しいそうだけど、技術開発部隊に聞いてみないとだよな・・・)

メルリア「おかえりなさいませ、アナタ」

パト「メルリア、ただいま、ちょっと技術開発部隊に足を運ぶから、そうだな・・・フルールをお供に置いていくよ、たまには一緒に外で歩かないとな、経験をさせないと」

メルリア「フルールですね、わかりました、では御呼びいたします」

メルリアはそのまま自室に戻り、フルールを呼びに行った。
そして奥の部屋でフルールは慌てるように支度をし、パトの所に急いで向かってきた。

パト「別に慌てなくてもいいのに」

フルール「いえ!お待たせさせてしまうわけには行きませんので!」

パト「とりあえず行こうか、そんなにペースは速くないと思うからゆっくりついてきてね」

パトはフルールを連れて技術開発部隊に向かった。

・・・・・・
技術開発部隊

パト「えっと、先に月花がアポを取りに行ったはずだけど・・・まあ大丈夫か」

パトが少し不安になりながらも技術開発部隊の部屋に入る。

技術部隊員A「主様!!このような場所に来てくださり!光栄です!!」

パト(あ~、やっぱり、アポとか要らなかったかな・・・かなりウェルカムじゃん、ってそうか、ここの責任者はソフィアだからここでの不貞は直接帝国No.3の権力者の耳に入ることになるのか、やっぱりアポは取っておいた方が良さそうだな、従属の精神を維持するためにも)

ただ、ソフィアにそれを伝えても部下に伝えるとは想像も出来ないが・・・

フルール「主様は凄いですね、このような私から見ても凄く地位の高い神達から忠誠を頂けるなんて」

パト「俺自身が凄いかって言われると怪しいけどね、フルールもそう感じた事はない?」

フルール「よくありました、未熟なのに崇拝者達は私の事を尊敬の眼で見てくれていましたから、ですが規模が違うじゃないですか、私の時はどちらかというと妄信的な崇拝でしたけど、ここの従属はそんなものではなく主様を認識してそれでも尊敬している、そのように感じます」

パト「だといいけどね、ほら、ついた、ソフィアの・・・いや、研究員の仮眠室だ・・・」

ソフィアは一応技術開発部隊の総長なのでちゃんと総長の部屋があるのだが、何分広すぎて居心地が悪いらしく、ソフィアは常に研究員用の一人用仮眠室を占領して常にそこで惰眠を貪っているのだ。

・・・・・・
パト「ソフィア~、起きてるか~~」

ソフィア「パト~~!月花ちゃんから聞いたよ~、レプリカだよね?とんでもない事を考えるな~お主は~」

パトはソフィアの寝ていたベッドの横に座り、ソフィアは当たり前のようにパトの上に座り、話す。

月花「思考がリンクしてるからとりあえず帝園で話してた内容をそのままソフィアちゃんに伝えたから」

月花はソフィア用に容易してあるゲーミングチェアでくつろぎながら話す。

パト「仕事が早くて助かる、というかソフィア、お前とうとう職場にゲーム環境を完備させたな・・・メリアに見つかると怒られるぞ・・・」

ソフィア「問題なしだよ!何故ならこれらは研究費で買ったから名目上は研究道具!つまり仕事道具の一環なのであーる!それにここは仮眠室!実際は私の物だけど、名目は部隊員共有機材!つまりメリアの一存で取り上げる事は不可能なのだーー!」

月花「はぁ、変な所に頭を使うわよね、ソフィアちゃんは・・・これでメリアちゃんと同等の頭脳を持っているんだから不思議でならないわ」

パト「そういえば素朴な疑問なんだけど、メルリアとソフィアならどっちが頭良いんだ?」

ソフィア「私だよ!メルリアちゃんは頭は良い方だけど、メリアに比べると全然だからね、メリアの頭脳はあの帝王メルトリアと同等、帝王神候補の中でも中間くらいだし、私もそれくらいかな」

月花「へぇ、メルリア様私から見ても凄く頭良いように見えるのに・・・」

ソフィア「融通の問題だよね、勉強とか記憶力の話じゃなくてIQの話し、勉強なんて所詮は知識だし、記憶力だって所詮は頭を効率よく使うための判断材料の維持力、そこからそれらの情報をしっかり使うのが頭の良さだからね」

パト「あ~~パス、俺にはついていけないや、それでソフィアの感覚で【精神系能力者】【好意がなく忠誠がある】、そんな条件を満たすものは出来そう?」

ソフィア「物の方がいいの?提案にあったレプリカとか神造人間(じんぞうにんげん)の方がいいの?」

パト「作りやすい方かな、でも物だとメルリアみたいな帝王神候補相手にちゃんと効くものを作れるかが問題になるけど、後消費量とかね、1個に何回効果があるのかとか、それを常に持ち歩くなら量産してもらいたいし・・・」

ソフィア「でもそれを作ると専属神の子達にとってもデメリットが多そうだよね、性欲をパトの一存で抑えられるんだから、それってパトが望むことなの?」

ソフィアから耳の痛い言葉が飛んできた。
実際その通りで、物にすればパト側の事情一つで専属神や従属神の好意を無下にする事が可能になる、それは果たして相手から見たらどう思うのか・・・一方の都合でそこまでする必要はあるのか?

月花「まあ、確かにパトの一存で私達の性欲や好意を抑えられるのはちょっと嫌ね、やっぱりそこは互いの問題だから、本当言えばこの問題もパトがしっかりしていれば済む問題で、主であるパトがメルリア様に一喝入れれば終わる、ただそれだけのお話なのよね」

パト「うん、それは重々承知してる・・・酷い事だよな・・・やっぱりなしでいいか・・・」

フルール「あの・・・すみません、お言葉をよろしいでしょうか?」

パトが提案を下げようとした時、フルールが声を上げる。

月花「いいわよ、フルールさんも意見があるなら聞くわ」

フルール「まず私達専属侍女が主様にここまでのご迷惑をお掛けしている、そのことを深く謝罪させてください」

フルールはパト達に深く頭を下げる。

フルール「それで、本題なのですが、主様が出来たらいいっとおっしゃいましてもそれが出来ないからこうして問題になっていると認識していたのですが・・・」

月花「そうね、でも出来ないから全部道具や他人に任せるというのはちょっと違うと思わない?それにこの問題はどうにもならない問題じゃなくてパトがメルリア様にしっかり言い聞かせばいい話、違う?」

フルール「ですが出来ていません、いえ、出来るはずがありません、何故なら主様だから、期待を裏切る行為だけはしたくない、出来ることなら受け入れたいと考える主様だから、その人格を変えてまで相手の好意を否定するのは・・・難しいのではないかと・・・いえ、すみません、私よりも共に居た時間が長いお二人にご無礼な事を・・・」

月花「せっかくいい事言っているのだから自分の言葉に自信を持って、でもまあ私もソフィアちゃんもそれは知ってるわ、いやむしろそういう所が好きとってもいいくらいだもの、正直この提案は私達の首を絞めてるの、だって否定しなさいって事は私のお誘いも否定されるかもしれない、それって凄く寂しいじゃない、もしパトが私とだけ関係を持っていれば絶対にそんな事言わないけど、パトは複数と関係を持っている、私なんて、今パトと肉体関係を持っている子で言うと何十分の一の存在なの、そういう意味ではフルールさんと同じ立場ね、貴女も身体の関係を持っているのでしょう?」

フルール「えっと・・・一度だけ///」

ソフィア「???」(まったく話についていけないソフィア)

月花「パトはこの状況から成長しないといけない、全員の誘いを受け入れるのなら複数人と同時に性行為をする度胸を持ってもらわないと駄目、でもそれも嫌ならもう断る事を教えるしかない、それを物に頼るのは「私達の事をまったく信用してない、物の効果に頼らないと駄目」って言われてるようなものなの、だから極力私は道具の力を使ってほしくないの、わかる?」

フルール「それは・・・そうですね、私は月花様のような恋人関係ではありません、主様の配下であり、主様の慰みを癒す一侍女です。だからそのような価値観にはご理解が及びませんでした・・・ご無礼をお許しください」

パト「フルール、そこまで自分の価値感を下げるな、俺はメリア達全員を押し通してでもお前を傍に置こうと思うくらいは大事に思っている、もっと自分に自信を持って、それにそんな「自分は主の性処理だけの存在」みたいに言うな、しっかり愛情はあるし、俺が極悪に聞こえる・・・」

月花「既に色欲の権化じゃない」(ニヤニヤ)

パト「うっせ!郷に入っては郷に従えだろ!俺は神界の価値観でやってるだけだよ!」

フルール「ありがとうございます・・・主様」

フルールは再度深く頭を下げる、それに対して月花もフォローに入る。

月花「別に意見を言うのは構わないのよ、人それぞれ価値観や経験している事が異なるのだから、そこから誰もが納得できる回答案が出る事だってよくあるのだから、だから自分の考えはしっかり持って、しっかり伝える事、パトの侍女をやるならしっかりね!パトは優柔不断だからフルールさんがしっかり導いてあげないとこの主様は中々前に進めないんだから」

フルール「はい!ありがとうございます!月花様!」

フルールは涙目ながらも月花の言葉に自信を持った。

ソフィア「じゃあとりあえず物がモラル的にダメって話なら、もうこれはレプリカと神造人間だね、第三者がジャッジして性欲を抑える、まあ思いつく限り、その条件に当てはまってる人なら一人居るかな」

パト「マジで!誰?!」

ソフィア「【雪花ちゃん】だよ、雪花ちゃんのレプリカなら【原始支配】を持っているから【精神支配】も可能だし、例え相手に能力耐性があっても【原始支配】でいくらでも無効化出来るから、そこの使用に特化したものを調整して作ればいけるかも」

ソフィアはパトの上から下り、月花が座っているチェア周りに置いてあるメモ帳を取り出し、書き留める。

ソフィア「正確は雪花ちゃんのままだと嫉妬心が凄いから感情を無くさせて、雪花のパトに対する忠誠心と愛情を残してしまえば感情は無いから【感情はないが、忠誠心と執着心がある】状態をバランスよく作れるね、後は頭は良すぎると面倒だから雪花ちゃんの自頭のままほっといてっと」(遠回しに雪花は馬鹿だと言っている事に気付いていないソフィア)

パト「可能なのか?」

ソフィア「雪花の遺伝子情報が欲しいけどね、一番欲しいのは雪花だけの遺伝子情報」

月花「ああ、今の雪花はパトの遺伝子情報が体内にあるけど大丈夫?」

ソフィア「う~ん、レプリカだからね、唾液とか皮膚とかじゃなくて卵子とかが良いんだけど・・・パトと複合している卵子じゃなくて雪花の体内で出来た新鮮な混ざり気のない物は持って来れないの?」

月花「私は嫌よ、実の妹の股間に手をツッコむなんて」

パト「月花、お前は子宮内の物を素手で取るつもりか・・・男の俺でもわかるけど凄くグロイ絵図だぞ・・・」

月花「そもそも私達の身体は神仕様じゃない!生理だって来てないのに」

ソフィア「うん、だから一応人間の身体としての説明をしたけど、月花ちゃんに生理がないなら雪花ちゃんも生理はなさそうだよね、なら多分私達と同じ遺伝結晶だからそれを回収してきて!」

パト「待て!だからどうやって取るのさ?!」

ソフィア「えっとね、女神の身体については習ってるよね?人間と違って女神の体内には常に人間でいう卵子が留まってる状態なの、つまり一度性行為をすれば100%妊娠、だけど違うのはそこからすぐに体内で肉体を宿すわけじゃなくて、その状態で維持される、結晶にどんどんお互いの遺伝子情報を組み込む事も可能、遺伝結晶自体は母体の方は必要になれば毎日生成する、つまり卵子が無くなればどんどん毎日付け足されるってこと、逆にずっと卵子単体が居ればそのまま身体は卵子を作らずに居るって感じかな、だから遺伝結晶になっている間は母体は毎日遺伝結晶に自信の遺伝子を足しているし、性行為をすることで男性側の遺伝子をその都度入れて遺伝結晶を強化することも出来る、」

パト「一応習っているけど」(というかソフィア知識で詳しいくせになんで性的な事は一切知らないというか無関心なんだか・・・)

月花「つまり、雪花の出来立てほやほやの卵子を遺伝結晶と混ざる前に入手して持ってこいと・・・」

月花が頭を抱え、そしてぼそっと言い放つ

月花「雪花のお腹を掻っ捌くか・・・」(闇顔)

パト「怖い事言うなよ、それはまあ、ミーエルに頼めばいけるかもしれないぞ?一応治療の分野だろ?卵子摘出も治療内容次第では出来そうじゃない?」

月花「治すのは出来るけど取り出すのよ?しかも雪花になんていうの?「雪花のレプリカ作りたいから卵子ちょうだい!」って?絶対に私達殴られるわよ?」

パト「理由が理由だしな・・・しかも求めてるものも中々イカれてるし・・・」

ソフィア「どうする?唾液とか皮膚でもいいけど、それで出来るのは見た目ぐらいだから能力までしっかり引き継いでる保証はないよ?」

パト「劣化版レプリカになるってことか、目的が違えばそれで良いんだろうけど、今回はメルリアみたいな相手でもって話だからな、劣化してしまうのはマズイな」

ソフィア「でもこのレプリカ技術は面白いかもね!以前までは誰も上手く出来ないからって禁忌に指定されてたけど上手くいけば帝国の独自技術として凄く助かるかも!」

月花「そうね、非人道的行為をレプリカにやらせる事で従属への負担が減る、でも見た目はやっぱり人型だから罪悪感は持ちそうね、実際そういうアニメを見た事あるし・・・愛着とか沸いちゃったら反対意見も出てきそう・・・」

ソフィア「そうだね、そもそもレプリカを作るならメリアなら「子供を作れ」って言いそうだしね、ぶっちゃけそっちの方が手っ取り早いし、育てる手間はあるけど」

月花「でもまあ、メリアちゃんみたいな暗部関係限定で使うならアリね、琴歌ちゃんから聞いたことあるけど、メリアちゃんは国のために配下神を使って非人道的行為な作戦を多く実行しているらしいし、どっちにしろその作戦は必須なわけだからそれをレプリカにやらせれば今非人道的行為をしている配下神を救う事が出来る、琴歌ちゃんに伝えれば帝国の政策としても前に進むかもしれないわ」

パト「綺麗事を言うならレプリカだって意識を持つ生命体だ・・・ってなるけど、国のため、平和のためなら仕方ないのかもね・・・でも平和になったらレプリカだって人権を持ってもいいと思うんだ」

ソフィア「それはダメだね、一度権利を与えると権利が無い歴史に憤怒してクーデターが起きちゃう、この技術は表に出してはダメな物だよ、だから私が作るのはこの一体だけ、そこからは琴歌ちゃんとメリアとアリシアが話し合えばいいだけ、そこで作るなら技術開発部隊で作るし、方針に従うしってだけでね、今回はその実験段階かな」

月花「その第一被験者が雪花なのはちょっと複雑だけどね」

パト「まあ、雪花に直接害はないだろうし、言い方次第では雪花も乗り気になるかもよ?」

3人は数時間程話し合い、方針を固めていった、フルールはこうして国の技術が生まれるのかと強く感心したと同時に帝国の闇を一部見てしまった事に強く後悔した。

・・・・・・
パト「とりあえずメリアに提案しよう、それで意見を貰って問題なければ雪花に伝える、それで二人の了承を得たら、雪花から卵子を摘出して、ソフィアの技術開発部隊でレプリカ開発を進めて貰う!その完成度次第で運用するかどうかを琴歌の政治部隊に検討してもらって、出来たレプリカは俺が貰う。それでいい?」

月花「大変そうね、とりあえずメリアちゃんの所に行きましょうか、」

ソフィア「ふふ~ん、久しぶりに面白そうな研究だからね!しっかり了承得て来てね!私も機材や材料を準備して待ってるから!」

パト達はソフィアの部屋を後にする。

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