2023年01月08日
No.94 一番弟子の挑戦episode1(続き延期第三幕が終えるまで)
パトはWCBTでそれなりの名声を得て、世界でも注目されていた。
基本的にWCBTでベスト8に入る人間は世界的に見ても有名人が多く、パトも例外ではなかった。
そしてその名声で密かに噂されているのは【パトの一番弟子】の存在だった。
その名も・・・
・・・・・・
美魅「嫌や、なんでうちが大会でなあかんねん!」
パト「第六回は俺は【帝国大革命】の件で忙しいから出られないんだ、前年度ベスト8以上は運営からも凄く推薦されるらしいけど、出れないものは出れないからさ、ハクや雪花は出るみたいだし、美魅もこの一年かなり鍛えたしそれなりに成績残せるんじゃないかなって思うんだよね!」
美魅「あんな低レベルの大会なんかに出て優勝してもなんの自慢にもならへんやん!」
パト「へえ~、ハクや雪花に勝てると?」
美魅「・・・と、当然や!楽勝や!」
パト「ならその楽勝って所を見せて来てよ、もし優勝してきたらお小遣いアップね!」
美魅「ほんまか!言ったな!嘘ついたら夜殺しに行くけんな!!」
パト「はいはい、それじゃあシスリットに説明しておくから、しっかり調整しておけよ」
美魅「まさかシスリットが保護者なんか!?」
パト「だって、ハクも雪花ももう二人で部屋取ったらしいし、それに殆ど桜花達と遊ぶだろうし、美魅は邪魔かなって」
美魅「邪魔言うな!ええわ!ならシスリットと行って地球最強の称号をちょちょいと勝ち取ったる!」
パト「おっけ~まだ大会まで数週間はあるし、出発前に俺と本気で戦おう、それで実力をみてやるよ」
美魅「ええで!殺したる!!」
美魅はそう言うとパトの所を後にした
・・・・・・
美魅「どないしよ、訓練とかサボっとったから全然なんやけど・・・」
エテル「私が代わりに出ようか?多分優勝出来ると思うけど?」
美魅「うっさい!これはうちへの挑戦状や!うちが解決せな意味ない!」
美魅は慌てていた、正直言うと真面目に特訓なんてしていなかった。
理由は簡単で別に美魅が強くなる理由がまったくなかったからだ。
帝国では自分より強い奴が殆どで、同じ歳のエテル、そして最近増えたリル、この二人の方が優秀であるが故に、自分がそこまで必死に頑張らなくていいと考えて居た。
美魅(計算外やったわ、まさかうちが一年前の大会に出される羽目になるなんてな、いや一年前に比べたらうちも強くなっとる、せやけどハクや雪花を倒せるかって言われたら絶対に無理!どないしよ・・・)
美魅は考える、だが美魅は基本的に馬鹿であり、考えてもろくな答えは出てこなかった。
リル「何を慌ててるんだか、弱いって大変だね」
エテル「あれだよ、一人で地球の人と戦ってみたら?レベルくらいならわかるんじゃない?」
美魅「レベルとかそんな話やない!優勝せなあかんのや!」
美魅はジタバタしながら「あ~~~」と暴れる
エテル「そういえばどの状態の美魅で出るの?あの戦闘モード時?でもあれってある程度主からオーラ貰ってないと出来ないんじゃないの?」
美魅「いや、それは大丈夫や、貰ったオーラ数で持続時間が変わるだけで、一度貰えばこっちのもんや」
美魅はそう言うとふと閃く
美魅「せや!あの主からオーラを沢山貰えばええんや!!ほんで強くなってしまえば戦えるやん!」
エテル「悪あがきだねでもそうまでしないと勝てないなら早くやったら?」
美魅「せやな!ほな行ってくるわ!」ダッシュ―――!!
美魅は部屋を後にする。
現在美魅・エテル・リルは同じ部屋で同居してるルームメイトである。
3人共10歳の女の子であり、常駐契約をしている帝園の従属という同じ境遇のため、3人一組で行動をしている。
最近月花側もプルートが思った以上に勉学が無かった事から学校に行くようになり、
月花側も琥珀・アイレ・プルートの3人一組が出来ている、そして個人的に自炊が出来て欲しいからと平日はこの三人も月花と離れて美魅達の隣の部屋で過ごしている、
これは月花が補佐に異動した時にメリアに申し出た話である。
・・・・・・
美魅「主!うちにオーラを頂戴!」
パト「え、俺結構美魅にはオーラ渡してるぞ?ほら膝の上に乗っている時、実感してなかったのか?」
美魅「ほんまかい!?え?どれくらい?」
パト「さあ、美魅が来たタイミングだからなぁ、でも少なくとも100近くはあるんじゃない?」
美魅「100?それってどれくらい多いんや?」
パト「う~ん、多分【十三天の心】のメンバーやミーエルでも100も貰っていない方が多い位かな」
美魅(マジかいな、それだけ貰っといて足りんかったから負けたわ~、なんて死んでも言えんやんけ)
美魅「ふ~ん、ほならええわ!ほなな!」
美魅は再度パトの所から走り去ってしまう。
パト「慌ただしい奴だな、シスリットに美魅の調子でも聞いてみるか」
・・・・・・
美魅「あかん!うち結構貰っとったわ!」
エテル「まあ、見たらわかる、普通に多いと思う」
リル「それだけ貰って弱いって、凡人は大変だね」
美魅「うっさいわ!エリート共!よし!なら今日から本気でやってシスリットから一本取ったる!!」
エテル「ふ~ん、それじゃあ暇だし見学しよう」
リル「私も暇だから見ててあげる!」
美魅「ついてくんなや!鬱陶しい!」
こうして三人はシスリットの元まで向かい、実戦訓練を申し込んだ。
・・・・・・
シスリット「ああ、ごめんね!今ちょうど主様に呼ばれたの!その後ならいいわよ!」
エテル「美魅の調子についてかな?」
リル「今日も安定して弱い」
シスリット「終わったらすぐに戻ってくるから、3人は準備運動をしてて」タタタ
シスリットはそう言うとその場を後にした。
美魅「主め!タイミング悪いなぁ!ほなリルかエテルどっちか相手してくれへん?」
リル「オーラ貰ってないから無理」
エテル「私そういうスタイルじゃないって知ってるでしょ?」
美魅「ああもう!使えへん同期ばっかりやでーーーー!!!」
・・・・・・
美魅達はシスリットの帰りを待っていた、するとシスリットは少し曇った表情で戻って来た。
シスリット「大変な事になったわね、えっと美魅?」
シスリットは汗を拭いながら美魅に必死話す。
シスリット「とりあえず話は濁したけど、主様は美魅には最低でもベスト16までは期待してるわ、ちなみに今変身時間はどれくらい?」
美魅「せやな、全力なら1時間くらいなら楽勝やな!ただ、1週間で1時間やから、え~っと~~」
シスリット「試合の工程表は確認しましたけど、日数があるので、まあ、予選と1回戦である程度温存が出来ていればベスト16どころか、もっと上位を目指す事は出来ると思いますとりあえずこの2週間で戦術を身に付けましょう!闇雲に戦っていたらすぐに時間が来てしまって勝てる試合も勝てなくなってしまいます!」
シスリットは美魅の肩を強く握り、必死な声で美魅に渇を入れる。
美魅「ただ筋トレしたらえんちゃうん?」
シスリット「ダメです!そもそも戦闘形態の美魅なら必要ありません!ですがなんとて戦闘IQが絶望的に低いので、頭のいい相手に当たったら一発でお陀仏です!勉強しましょう!賢くなりましょう!作戦を沢山覚えて練習するのです!」
美魅「そんな~~」
美魅はため息に似た悲鳴を上げた。
基本的にWCBTでベスト8に入る人間は世界的に見ても有名人が多く、パトも例外ではなかった。
そしてその名声で密かに噂されているのは【パトの一番弟子】の存在だった。
その名も・・・
・・・・・・
美魅「嫌や、なんでうちが大会でなあかんねん!」
パト「第六回は俺は【帝国大革命】の件で忙しいから出られないんだ、前年度ベスト8以上は運営からも凄く推薦されるらしいけど、出れないものは出れないからさ、ハクや雪花は出るみたいだし、美魅もこの一年かなり鍛えたしそれなりに成績残せるんじゃないかなって思うんだよね!」
美魅「あんな低レベルの大会なんかに出て優勝してもなんの自慢にもならへんやん!」
パト「へえ~、ハクや雪花に勝てると?」
美魅「・・・と、当然や!楽勝や!」
パト「ならその楽勝って所を見せて来てよ、もし優勝してきたらお小遣いアップね!」
美魅「ほんまか!言ったな!嘘ついたら夜殺しに行くけんな!!」
パト「はいはい、それじゃあシスリットに説明しておくから、しっかり調整しておけよ」
美魅「まさかシスリットが保護者なんか!?」
パト「だって、ハクも雪花ももう二人で部屋取ったらしいし、それに殆ど桜花達と遊ぶだろうし、美魅は邪魔かなって」
美魅「邪魔言うな!ええわ!ならシスリットと行って地球最強の称号をちょちょいと勝ち取ったる!」
パト「おっけ~まだ大会まで数週間はあるし、出発前に俺と本気で戦おう、それで実力をみてやるよ」
美魅「ええで!殺したる!!」
美魅はそう言うとパトの所を後にした
・・・・・・
美魅「どないしよ、訓練とかサボっとったから全然なんやけど・・・」
エテル「私が代わりに出ようか?多分優勝出来ると思うけど?」
美魅「うっさい!これはうちへの挑戦状や!うちが解決せな意味ない!」
美魅は慌てていた、正直言うと真面目に特訓なんてしていなかった。
理由は簡単で別に美魅が強くなる理由がまったくなかったからだ。
帝国では自分より強い奴が殆どで、同じ歳のエテル、そして最近増えたリル、この二人の方が優秀であるが故に、自分がそこまで必死に頑張らなくていいと考えて居た。
美魅(計算外やったわ、まさかうちが一年前の大会に出される羽目になるなんてな、いや一年前に比べたらうちも強くなっとる、せやけどハクや雪花を倒せるかって言われたら絶対に無理!どないしよ・・・)
美魅は考える、だが美魅は基本的に馬鹿であり、考えてもろくな答えは出てこなかった。
リル「何を慌ててるんだか、弱いって大変だね」
エテル「あれだよ、一人で地球の人と戦ってみたら?レベルくらいならわかるんじゃない?」
美魅「レベルとかそんな話やない!優勝せなあかんのや!」
美魅はジタバタしながら「あ~~~」と暴れる
エテル「そういえばどの状態の美魅で出るの?あの戦闘モード時?でもあれってある程度主からオーラ貰ってないと出来ないんじゃないの?」
美魅「いや、それは大丈夫や、貰ったオーラ数で持続時間が変わるだけで、一度貰えばこっちのもんや」
美魅はそう言うとふと閃く
美魅「せや!あの主からオーラを沢山貰えばええんや!!ほんで強くなってしまえば戦えるやん!」
エテル「悪あがきだねでもそうまでしないと勝てないなら早くやったら?」
美魅「せやな!ほな行ってくるわ!」ダッシュ―――!!
美魅は部屋を後にする。
現在美魅・エテル・リルは同じ部屋で同居してるルームメイトである。
3人共10歳の女の子であり、常駐契約をしている帝園の従属という同じ境遇のため、3人一組で行動をしている。
最近月花側もプルートが思った以上に勉学が無かった事から学校に行くようになり、
月花側も琥珀・アイレ・プルートの3人一組が出来ている、そして個人的に自炊が出来て欲しいからと平日はこの三人も月花と離れて美魅達の隣の部屋で過ごしている、
これは月花が補佐に異動した時にメリアに申し出た話である。
・・・・・・
美魅「主!うちにオーラを頂戴!」
パト「え、俺結構美魅にはオーラ渡してるぞ?ほら膝の上に乗っている時、実感してなかったのか?」
美魅「ほんまかい!?え?どれくらい?」
パト「さあ、美魅が来たタイミングだからなぁ、でも少なくとも100近くはあるんじゃない?」
美魅「100?それってどれくらい多いんや?」
パト「う~ん、多分【十三天の心】のメンバーやミーエルでも100も貰っていない方が多い位かな」
美魅(マジかいな、それだけ貰っといて足りんかったから負けたわ~、なんて死んでも言えんやんけ)
美魅「ふ~ん、ほならええわ!ほなな!」
美魅は再度パトの所から走り去ってしまう。
パト「慌ただしい奴だな、シスリットに美魅の調子でも聞いてみるか」
・・・・・・
美魅「あかん!うち結構貰っとったわ!」
エテル「まあ、見たらわかる、普通に多いと思う」
リル「それだけ貰って弱いって、凡人は大変だね」
美魅「うっさいわ!エリート共!よし!なら今日から本気でやってシスリットから一本取ったる!!」
エテル「ふ~ん、それじゃあ暇だし見学しよう」
リル「私も暇だから見ててあげる!」
美魅「ついてくんなや!鬱陶しい!」
こうして三人はシスリットの元まで向かい、実戦訓練を申し込んだ。
・・・・・・
シスリット「ああ、ごめんね!今ちょうど主様に呼ばれたの!その後ならいいわよ!」
エテル「美魅の調子についてかな?」
リル「今日も安定して弱い」
シスリット「終わったらすぐに戻ってくるから、3人は準備運動をしてて」タタタ
シスリットはそう言うとその場を後にした。
美魅「主め!タイミング悪いなぁ!ほなリルかエテルどっちか相手してくれへん?」
リル「オーラ貰ってないから無理」
エテル「私そういうスタイルじゃないって知ってるでしょ?」
美魅「ああもう!使えへん同期ばっかりやでーーーー!!!」
・・・・・・
美魅達はシスリットの帰りを待っていた、するとシスリットは少し曇った表情で戻って来た。
シスリット「大変な事になったわね、えっと美魅?」
シスリットは汗を拭いながら美魅に必死話す。
シスリット「とりあえず話は濁したけど、主様は美魅には最低でもベスト16までは期待してるわ、ちなみに今変身時間はどれくらい?」
美魅「せやな、全力なら1時間くらいなら楽勝やな!ただ、1週間で1時間やから、え~っと~~」
シスリット「試合の工程表は確認しましたけど、日数があるので、まあ、予選と1回戦である程度温存が出来ていればベスト16どころか、もっと上位を目指す事は出来ると思いますとりあえずこの2週間で戦術を身に付けましょう!闇雲に戦っていたらすぐに時間が来てしまって勝てる試合も勝てなくなってしまいます!」
シスリットは美魅の肩を強く握り、必死な声で美魅に渇を入れる。
美魅「ただ筋トレしたらえんちゃうん?」
シスリット「ダメです!そもそも戦闘形態の美魅なら必要ありません!ですがなんとて戦闘IQが絶望的に低いので、頭のいい相手に当たったら一発でお陀仏です!勉強しましょう!賢くなりましょう!作戦を沢山覚えて練習するのです!」
美魅「そんな~~」
美魅はため息に似た悲鳴を上げた。
