No.91 メルリアの独占 episode1 (R18)│No.93 メルリアの独占episode2(微R18)

2023年01月08日

No.92 悪夢の効果(R18)

パトは夢を見ていた、それはパトにとって最悪の悪夢だった。

・・・・・・
パト「やめろ・・・やめてくれ・・・」

謎の男A「この上物の女の身体を楽しませてもらうぜ~~」

琴歌「いやぁああああああ!パト君!!」

パトの目の前には琴歌と琴歌に覆いかぶさる謎の男が布で身体の胴体部分を隠し、パトは身動きが取れないまま、琴歌が目の前で犯される姿をただ泣きながら見続けた、

謎の男「うう!」

謎の男が一気に溜まりに溜まったものを琴歌の体内に放ち、そのまま琴歌の上にのしかかるように覆いかぶさる、そして琴歌もそのまま荒い息のまま汗を流しながら覆いかぶされたまま身動きを取らない。

布からはみ出る琴歌の顔から胸元までの艶めかしい汗がパトの感情を狂わせる。

パト「うがあああああああああああああああああ!!!!?!?!?!?!?!??!」

・・・・・・

パト「は!!?」ガバ!!

パトは勢いよく布団から起き上がる、体中から嫌な汗が出ており、そして部屋は暗く、横には琴歌が裸で眠っていた。

パト(夢か・・・ここ最近頻繁に見るな・・・なんだろう・・・何かの暗示なのかな・・・)

パトは自分が起き上がった事で布団がめくれ、少し寒そうにしている琴歌に再度布団をかけ直し、頭をゆっくりと撫で、琴歌の安らかな顔を見届ける。

パト(いけない、ちょっと水を飲みに行こう、もう夜も遅いし、それくらいは自分でしないとな)

パトはそう思い、身体に軽い服を纏い、冷蔵庫のあるリビングまで歩いて移動する。

・・・・・・
フルール「どうされました?主様?」

リビングにはフルールが待機していた。

パト「フルール、起きてたのか?」

フルール「はい、私はまだ主様のお力になれないので、夜の警護をお願いしてやっています、朝から夕方は本当に私のやる事がないので、どうしても申し訳なくて・・・」

パト「そうか、フルールがそれで気が済むなら俺は何も言わないよ、そうだ、水を用意してくれる?出来れば冷えてる方がいいんだけど」

フルール「畏まりました!すぐに準備しますね!」

フルールが深夜の暇時間に役目が出来た事で笑顔になり、軽い足取りで水を取りに行った、そしてパトはリビングの椅子に座り、一息つく。

パト(でももし、専属神に危険な事をさせたらあるかもしれない現実なんだ、それなら俺がもっと過保護になるべきなのかな・・・)

パトはそんな事を考えているとふと夢の内容を思い出し、他人に犯された艶めかしい琴歌を思い出した事で再度琴歌を求めたくなったパトはフルールを待たずにそのまま自室に戻ってしまう。

フルール「お水をお持ちしました・・・あれ?主様?」

フルールは先ほどまで居たパトの姿が無い事に不思議に思ったが、パトの自室の扉が開いていた事から部屋に戻ったのだと考え、パトの自室に水を届けに行った。

だがフルールが見た物は行為を始めているパトと琴歌の姿だった。

琴歌はまだ寝起きで頭がよく働ないていない状態、パトはそんな琴歌に対して先ほどの行為よりも強く琴歌を求めていた。
そしてそれを見たフルールは慌ててその場を後にした。

・・・・・・
朝・・・

琴歌「おはようございます、パト君」

琴歌は裸のままパトに朝の挨拶をする、あの後パトと琴歌は何度も身体を重ね、愛し合った。
なのでお互い寝不足状態だった。

パト「おはよう、琴歌・・・昨夜はごめん、何度も何度も・・・疲れてるなら今日も休んでいていいから」

琴歌「大丈夫ですよ・・・今日はちょっとメリアさんに直接お話したい事がありますから、それが終わったらここで休ませて貰いますね」

琴歌はそう言うとパトにキスをして、服を着て、身だしなみを整えだした。
パトは夢の出来事くらいで琴歌を疲れさせるほど求めてしまった事に罪悪感を感じていた。

琴歌「それにしても最近、私の事を沢山求めてくれますね、私は凄く嬉しいんですけど、何かあったのですか?」

パト「いや、琴歌が知らない男に俺の目の前で犯される夢を最近何度も見てね・・・それで不安になってさ・・・馬鹿みたいだろ・・・」

琴歌「そうですね、私はパトさんから離れませんし、役割的に帝国からも余程の事がない限り国外に出ませんね、安心してください」

琴歌は自分の長い髪をくしで解きながら笑顔で話す、そして準備が整うと、そのままパトの部屋を後にし、メリアの部屋まで向かっていった。

メルリア「アナタ、どうしたのですか・・・その裸で・・・///」

パト「ごめんメルリア、今日も休みで、なんか仕事をしたい気分じゃないんだ・・・」

・・・・・・

コンコン

メリア「いいですよ、入ってください」

部屋の奥でメリアの声が聞こえ、それを合図に琴歌がメリアの部屋に入った。

メリア「数日ぶりですね、琴歌ちゃん、どうですか?最近?」

琴歌「開始してからほぼ毎日、朝まで求めてくれます、凄く激しいです///」

琴歌が顔を赤らめながら声が小さくなりながらも話す。
だがメリアは琴歌の報告を聞いて満足そうに頷いた。

メリア「悪夢作戦は成功ですね!以前ご主人が私が他の男の所に行く夢を見てそれから私に付きっきりになった事があったので、もしかするととは思ったのですが、まさかここまで影響があるとは思いませんでしたよ」

メリアは満足そうに結果を聞いて喜んでいた。

琴歌「でも流石にパトさんが可哀そうですよ、目の前で自分の愛しき人が知らない男性に激しく犯される姿を夢だとしても何度も見させられるなんて・・・」

メリア「ですが、夢だけでそれだけ求めるってことはそれだけそういう状況になる事を恐れている証拠です!つまりそれだけ今の私達は離れて欲しくない!愛情がある証拠なのです!そしてその愛情をもっとご主人自身自覚してもらう必要があるのですよ」

メリアは自分の机に座り、話を続ける。

メリア「私達は専属神として契約している、だからご主人としても心の底から安心しているのです、従属はともかく私達専属神は裏切らない、自分から離れて行かないと、だけどそのちょっとした恐怖心、専属神が他の男になびいてしまうかもしれない、そんな些細な可能性を夢だけでも見せて感じさせることで、強い支配欲を呼び覚まさせるのですよ、ご主人は独占欲強いですからね」

メリアは腕を組み、琴歌に話す。

琴歌「とりあえず現状が続くなら私も流石に仕事は出来ないのでまだ一週間は休暇を頂きますね」

メリア「いいですよ、折角ですし妻らしい事をしてはどうですか?以前雪花ちゃんとご主人が借りたアパートもアリシアコーポレーションが管理してますし、そのまま地球で住んでもいいですよ」

琴歌「メリアさんにしては優しすぎますね、何か裏がありますか?」

メリア「もちろん、ですがそれはお互いの利益を考えれば当然でしょう、私がそれを許可するのは琴歌ちゃんがそれをすることで得られる利益の方が多いからです」

琴歌「なら一週間と言わずにこのまま独占してもいいですか?」

メリア「結果的にご主人がそれを望むのならいいですよ、それが答えですから」

琴歌「パトさんを使って実験するなんて・・・」

メリア「ご主人のためです、それでは私も研究がありますので」

メリアがそう言うと自分の部屋を後にしようとする、が琴歌はメリアの前に立ち、睨みつけるように話す。

琴歌「まだあの実験をやっているのですか?辞めてくださいと何度も!!」

メリア「最終段階です、これでわかりますよ、そしてご主人の不安を完全に取り除く事が出来ます」

琴歌はメリアの実験の内容を知っていた。

【穢れの法則の明確化実験】

内容は生まれたばかりの下級神の女神を使った実験だった。

まず被験体の女神に男性の神Aと交配させる。

そしてその後、男性神Aの女神となった個体が別の男性神Bにどこまでされる事でどのような反応が出て、穢れが発症し消滅するか、そしてそれを阻止する現象とそれを技術的に解明して強力な物に出来ないかの実験だった。そうすれば帝国の専属神、従属神全員に貞操帯をつけるのと同じ効果を得られる事になり、パトの不安を完全に取り除く事が出来るのだ。

だが内容を見る限り、非人道的行為なのは明白であり、実験終了後には結果を隠ぺいするため、実験体は全て始末してしまうのだ。

つまりメリアのエゴのために知らない男と身体を重ね、何もしていないのに殺される、それに琴歌は強く非難と反対をメリアに訴えていたが、メリアは必要な事だと言い、琴歌の言葉に耳を貸さなかった。

メリア「おかげでそれなりの結果が出来ましたよ、性行為もどこまでなら強い穢れに蝕ばまなれないのか?キスは?体液は?そんな謎が解決していって楽しいですよ、それに拒絶反応を目の前で見れた事は大きいです」

琴歌「まさか自身の目の前で交配させたのですか?!」

メリア「いえ、流石に映像です、嗚咽が走りましたけど、こればかりは私の眼で見ておかないと結果方向だけでは信憑性が得られませんでしたから、なにせ、最初の異性と違う異性と交配したら穢れて消滅するのは知っていましたしね」

琴歌はめいいっぱいメリアを睨みつける、そしてメリアは話す。

メリア「結果だけ言えば、股間に相当分厚い処女膜みたいなのが出現します、それは本来の異性ならすんなり抵抗なしに入るのですが、別の異性が女性の中に入れようとするとその膜が強く拒みます、ですが絶対ではなく相当強い力で押せば普通に入れられます、そして入れられただけでは案外穢れは生まれませんでした、ですが中に少量の液が垂れていくたびに大幅に穢れ数値が上がります、そして中に出された時、その穢れの数値はピークを迎えました、そして、数日の時間を得て、弱り、死んでしまいました、私もここまでの事は知りませんでした、いい結果です」

琴歌が見るメリアへの眼は強い軽蔑の眼差しだった。

琴歌「恐らく私はメリアさんが一番嫌いです、ここまで非人道的行為をしてパトさんの隣に立ってほしくないです」

メリア「でもそれは誰かがしないといけないって理解してるでしょ?なに甘い事言ってるの?琴歌ちゃん?」

メリアはあくまで笑顔で琴歌を見る。

メリア「私はご主人から汚れ役をやってることは知られていますし、ご主人も必要悪は理解しています。綺麗事ばかりでは世界は成り立たない、誰かの不幸、犠牲があって、便利な日常や常識が生まれます、学問でもそうです、歴史は誰かの失敗や功績を教える、だから現代を生きる子孫達は先人達の過ちを繰り返さないように学び、成長するんです。琴歌ちゃんも今があるのがそれだけの非人道的行為の積み重ねで得られた事ですよ、いい加減その甘い考えを捨てたらどう?私が貴女を総理大臣に、アリシアよりも上の立場にさせたのは、それがアリシアよりも出来ると信じて居るからですよ、それが出来ないなら精々ご主人のために性奴隷にでもなって、愛玩具として可愛がられればいい、ですが、そんな事が出来る女神は腐る程います、そうなれば貴女の価値は専属神内でも一気に下がりますよ?」

メリアは笑顔だが、今までにない程の強い圧を言葉に込めて琴歌に言い放つ。

琴歌「・・・いいんですか?私も正妻としての地位、取りますよ、価値が下がる?下がるわけないじゃないですか、旦那を支える妻の価値が下がると思います?違いますね、むしろ今居る私以外の女性全員が敗北を意味します、メリアさんの努力、愛されているという自身、それら全てが私の次、二番煎じの物と化すでしょうね、そのチャンスをメリアさんから直々にくれるなら私は喜んでパトさんの妻としての役割を全うしますし、誰よりも早く子を産み、第一子として誰よりも特別な経験を私とパトさんで体験していきますね」ニコ

琴歌はメリアの圧に怖気つく事無く、メリアの首元に鋭利な言葉のナイフを突きつける。
メリアはその言葉から笑顔が失い、琴歌を睨みつける、そしてその状態が続き・・・

メリア「本当、専属神の中で貴女が一番魅力的であり、一番憎いですよ、貴女がそう思うならそうしたらどうですか?ご主人の感性的にも一人の女性に絞れた方が気が休まるでしょうしね」

琴歌「さっきのは冗談です、ですが、あまり私を軽く見てるといつでも既成事実は作れますし、パトさんからメリアさんに命令させ、専属神内の権力ではなく、女としての地位と権力を得て、唯一無二の地位を取りに行きますよ、自分とパトさん、そして将来生まれて来るであろう子のためなら全員蹴落とす覚悟がある事を忘れないでください」

メリア「私に脅しですか、参りましたね、ですがその覚悟と信念の強さに免じて今回も私の敗北と認めます、申し訳ありません、では用事があるので失礼しますね」

メリアは深く頭を下げ、部屋を後にする。

・・・・・・

パトが悪夢を見たのは、夢支配を持つ従属神を使ったためである、そして今回の実験を企てたメリアの協力者が琴歌だった。

琴歌はパトの傍に居て、パトが琴歌にどうアクションを起こすか、それを琴歌自身が体感してほしい、ということだった。

琴歌(私も同犯ですけどね・・・でも私は私欲が強かった、実験とは言え、長い時間パトさんと二人の時間が生まれるのなら、それに参加してもいいかなって、パトさんには悪い事をしてますよね・・・)

パト「どうしたんだ?琴歌?暗い顔をして」

琴歌「いえ!なんでもありません!パトさん、今日もゆっくり過ごしましょうね」

そして今夜もパトは愛しの琴歌が他人に犯される夢を見て、苦しみ、
そして琴歌を激しく求め、メリアの思うつぼになっていた・・・。


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