2022年12月08日
No.87 ラルと映画デート
ラルは普段とは違い、身なりの軽いおしゃれな服装をしていた。
パト「ラルって本当勿体ないよね、部隊でもそれくらい物腰柔らかかったら部隊の皆と仲良く出来るのに」
ラル「色々大変なんですよ、上も、上下関係は大事だし、しっかり仕事をやってもらうためには手を抜いたら私から酷い仕打ちを受けるとか、そんな被害妄想をしてくれた方が、私にとっても仕事が楽だし」
ラルはそう言いながらパトと映画を見るために映画館に向かった。
パト「ラルって休日は結構映画館にソルテと一緒に行ってるんだってね」
ラル「最近はハクちゃんも来てくれるのよ、ハクちゃん凄く女子力高いから私もびっくりしちゃうかな~」
パト「確かに!それで・・・ほほう、ホラーか、やっぱり」
パトはラルが手慣れた感じで映画チケットを購入する。
パト「ラルも地球に慣れたね、なんか嬉しいよ」
ラル「ほぼ毎週来てたら流石にね」
パト「毎週?!それって流石に見る映画とか少ないんじゃない?!」
ラル「有名どころを狙えばそうだけど、B級映画とかを上映している小さい映画館に行けば結構あるのよ、当たりはずれは凄いけど」
パト「やっぱり外れとかあるんだ」
ラル「でもどんな映画監督も下から這い上がって知名度を得て有名になるのよ、だからもしかすると凄い発掘があるかもしれない、そう考えると中々馬鹿に出来ないわよ」
ラルは映画の良さについて楽しそうに語る、普段ラルは一人の時間を好むため、中々ラルと一緒に出掛けたりラルとの時間を過ごす事がないため、パトから見てもラルの楽しそうな反応は新鮮で楽しかった。
パト「さて、俺はポップコーンとジュース買うけどラルは何かいる?」
ラル「飲み物だけでいいわ、えっと・・・オレンジジュースでいいかな」
パト「おっけ~、それじゃあ買ってくるね」
ラル「一緒に並ぶわよ、せっかくなんだし一緒に居ましょうよ」
ラルはそう言うとパトと一緒に並ぶ、今回の映画は有名な監督が制作した映画らしく、テレビでも何度も宣伝されていたため、観客も多く、注文するにもそれなりの列を作っていた。
パト「流石に寝ないと思うけど寝たらごめんね?」
ラル「あら、パトさんは映画中に寝ちゃうタイプ?」
パト「暗くてしんみりとしてたらそのまま寝ちゃうかも、実は俺、あんまり映画館で映画を見るってやったことないからさ」
ラル「なら大丈夫、この映画はスリルがあるからきっと最後まで楽しめるわ!」ワクワク
そしてパトとラルは二人の各自の買い物をし、指定された上映会場に入り、席に座り、ただ流れている映画の宣伝を見る。
パト「すげぇ、最近の映画はCG技術が凄くてしかも綺麗なんだよなぁ、技術の進化を感じるよな、ラル」
ラル「そうね、あの映ってる世界が作り物だなんて考えられないわ、でもそれだけ楽しめるから好きだわ」
パト「そうだね、実際はどの星もあんなに綺麗じゃないからね、たまに凄く技術が発展してる星もあるけど」
ラル「そんなものよ、でもきっとこの星の人達は普段とは違う風景を望んでいるのね、だからそういう意味では他の星を知ってる私達よりも純粋に楽しめるのかもね」
パト「そうだね、あ、始まりそうだね!」
ラル「さて、しっかり目に焼き付けておかないと!」
そして映画の上映が始まり、最初から最後までのホラー展開にパトは驚き、ラルは目を輝かせながら楽しんでいた。
・・・・・・
ラル「凄く楽しかった~~!流石ね!あれだけの大迫力なのは中々ないわよ!」
パト「こ、怖かった・・・というか見てられなかった・・・寝れるかあんなもん」
ラル「パトたまに私の腕に捕まってた物ね~」
パト「怖いんだから仕方ないだろ!それでラルを見たら何故か凄く笑顔だし!?しかもグロシーンの時も凄く笑顔だったよね?!」ガクブル
ラル「だってあの血が拭きだすシーンって凄く楽しくない?私はその血の出かた大袈裟な方が凄く好きなの!」
パト「サイコパス!この子天使なのに凄く思考がサイコパス?!天使のフワフワしたイメージを返して?!」
ラル「天使にだって好みがあるんです!私はちょっとグロに耐性があっただけで」
パト「耐性どころの話じゃないんだよなぁ、もはやグロで回復してるレベルなんだよなぁ」
ラル「さて、もういい感じの時間だし、昼食を食べに行きましょう!今度は私が奢りますよ!しかも私が紹介する場所よ!」
パト「それは楽しみだ、それじゃあ行こうか!」
二人はラルのオススメの店に行き、おしゃれな料理を堪能した。
・・・・・・
パト「ここ雰囲気があっていいね、俺は絶対に一人で入れない店だわ」
ラル「パトは無理でしょうね、だから私とこれからもこういう店に来たらいいの♪」
パト(ラル、無意識なんだろうな、俺の事呼び捨てになってる、きっとそれくらい今を楽しんでくれてるのかな)
パト「そうだ、次は何を見るの?」
ラル「そうね~、次はさっきの映画に比べたらランクは下がると思うけど、私的には結構楽しみにしている作品ね、私の予想では会話が長くて眠たくなるかもだから気を付けてね」
パト「よし!その時は起こしてね!」
料理を堪能した二人はそのまま映画館に向かった
・・・・・・
パト「ここか~、よくこんな所知ってたね」
ラル「検索エンジンって凄いわよね、調べたらすぐに出てきてくれるのだから」
ラルはそう言いながら自分用の携帯をパトに見せびらかす、
パト「はは、使いこなしてるな」
ラル「ほら、上映時間が近いから急いでいきましょう!」
ラルはパトの手を引っ張り、会計と再度食べ物と飲み物を買い、劇場の椅子に座る、先ほどの映画館とは比べ、こちらはそれなりに広いのだが、人がまったく居なかった。
ラル「ここって常に人が少ないから独占って感じがしてい凄く優越感に浸れるのよね、私のお気に入り」
パト「そうだな、こうやって喋ってても周りに誰も居ないから気が楽でいいや」
パトはそう言いながら見回すと、今回の映画は余程知名度がないのか、上映数分前だというのに誰も座っていなかった。
パト(これって大丈夫なのか・・・恐ろしい程つまらないとかないよな・・・)
ラル「ほら、そろそろ始まるわ!」
だがそんな横でラルだけは目を輝かせながら大きなスクリーンに釘付けになっていた。
パト(ラルが楽しんでるならいっか、俺も最大限楽しめるように頑張ろう!!)
そして映画が始まる・・・
・・・・・・
ラル「う~ん、なんだろう、【死ねばとりあえずOK】感があからさまに出てたわね、なんかあまり気乗りしなかったかも」
パト「しかも続編を匂わせて無茶苦茶中途半端に終わったしね、ああいうの凄くモヤモヤするんだよなぁ」
ラルとパトは映画を見終えて、すぐに映画館を出て、近くの飲食店に入っていた。
パト「さて、もう夕方か、どうする?もう一本何処かで見ていく?」
ラル「いえ、もう今日はこれくらいかしらね、夕方の上映スケジュールを一通り見ていたのだけど、とくに見たい物がもう出てなくてね、パトが見たい物があるなら一緒に見るけど?」
パト「俺か、俺はアニメ系になるけどいい?」
ラル「アニメ系ね、よくソフィアが見ているわね、仕事中でもお構いなしにだけど」
パト「ソフィアらしいな~」苦笑い
ラル「いいわよ、せっかくだし面白い作品に会えるのなら私も歓迎だわ」
ラルはそう言いながらパトと一緒に夕方からの予定表を眺める
パト「これはどう?結構人気らしいよ」
ラル「へえ、絵も綺麗ね、絵の作品だからそれだけ綺麗に出来るってことか・・・どんなお話か気になるわね!」
ラルはそう言うとパトも乗り気になり店を後にして再度最初の映画館に戻る
・・・・・・
パト「俺もあまり事前情報がないからどんなお話か楽しみだ」
ラル「パトは最近こういう作品は見ないの?」
パト「最近はそうだね、もうここ二年はあまり詳しくないかな、色々あったしね」
ラル「なら落ち着いたらまたゆっくり映画鑑賞の趣味に目覚めるといいわ!私がいつでも同行してあげる!」
パト「考えておくよ・・・」苦笑い
そして本日最後の映画を見届ける
・・・・・・
ラル「グロくはなかったけど凄く良い話だったわね」
パト「ああ、作品に製作者の性癖がしっかり出てるよ・・・」じんわり
ラル「性癖?」
パト「どんな作品にも個性があるんだ、それが一番出るのは性癖だと思ってる、むしろその製作者の性癖があるおかげで作品のキャラに魅力が生まれるんだ、それがないとただ絵に声を当ててるだけの紙芝居だからね、作品にどれだけ自分の描きたいって力が強いか、それでその作品ってより良くなっていくと思うんだ、誰かの忖度が入った作品じゃないんだ、って実感出来て俺は凄く楽しめたよ」
ラル「へぇ、そんな考え方もあるのね、確かにホラーもどれも同じ展開じゃないし、人減関係もその人の作品によって変わってる、恋人関係なのか、友人なのか、逆にそのグロにも一瞬で殺すのか、悲鳴を聞きながらじんわり殺すのか、恐怖を与えるだけ与えた後殺すとか、その人の感性が強く入ってると思うわ」
パト「え、こわ、絶対その製作者ドSじゃん・・・」
ラル「それじゃあどうする?もう外も暗いし、そのまま帰る?」
パト「そうだな、夕方のディナーに誘いたいけど俺ってそんなキャラじゃないし、一緒に帰ろうか!」
こうして二人は帝国に着くまでの間互いの作品への価値観を話し、盛り上がった。
パト「そういえばラル、今日途中からずっと呼び捨てだったね」
ラル「今更なのね、勇気出したんだから」
パト「これからもそれでいいよ、ラルだし」
ラル「じゃあ部下が居ない時にね」
パト「ラルって本当勿体ないよね、部隊でもそれくらい物腰柔らかかったら部隊の皆と仲良く出来るのに」
ラル「色々大変なんですよ、上も、上下関係は大事だし、しっかり仕事をやってもらうためには手を抜いたら私から酷い仕打ちを受けるとか、そんな被害妄想をしてくれた方が、私にとっても仕事が楽だし」
ラルはそう言いながらパトと映画を見るために映画館に向かった。
パト「ラルって休日は結構映画館にソルテと一緒に行ってるんだってね」
ラル「最近はハクちゃんも来てくれるのよ、ハクちゃん凄く女子力高いから私もびっくりしちゃうかな~」
パト「確かに!それで・・・ほほう、ホラーか、やっぱり」
パトはラルが手慣れた感じで映画チケットを購入する。
パト「ラルも地球に慣れたね、なんか嬉しいよ」
ラル「ほぼ毎週来てたら流石にね」
パト「毎週?!それって流石に見る映画とか少ないんじゃない?!」
ラル「有名どころを狙えばそうだけど、B級映画とかを上映している小さい映画館に行けば結構あるのよ、当たりはずれは凄いけど」
パト「やっぱり外れとかあるんだ」
ラル「でもどんな映画監督も下から這い上がって知名度を得て有名になるのよ、だからもしかすると凄い発掘があるかもしれない、そう考えると中々馬鹿に出来ないわよ」
ラルは映画の良さについて楽しそうに語る、普段ラルは一人の時間を好むため、中々ラルと一緒に出掛けたりラルとの時間を過ごす事がないため、パトから見てもラルの楽しそうな反応は新鮮で楽しかった。
パト「さて、俺はポップコーンとジュース買うけどラルは何かいる?」
ラル「飲み物だけでいいわ、えっと・・・オレンジジュースでいいかな」
パト「おっけ~、それじゃあ買ってくるね」
ラル「一緒に並ぶわよ、せっかくなんだし一緒に居ましょうよ」
ラルはそう言うとパトと一緒に並ぶ、今回の映画は有名な監督が制作した映画らしく、テレビでも何度も宣伝されていたため、観客も多く、注文するにもそれなりの列を作っていた。
パト「流石に寝ないと思うけど寝たらごめんね?」
ラル「あら、パトさんは映画中に寝ちゃうタイプ?」
パト「暗くてしんみりとしてたらそのまま寝ちゃうかも、実は俺、あんまり映画館で映画を見るってやったことないからさ」
ラル「なら大丈夫、この映画はスリルがあるからきっと最後まで楽しめるわ!」ワクワク
そしてパトとラルは二人の各自の買い物をし、指定された上映会場に入り、席に座り、ただ流れている映画の宣伝を見る。
パト「すげぇ、最近の映画はCG技術が凄くてしかも綺麗なんだよなぁ、技術の進化を感じるよな、ラル」
ラル「そうね、あの映ってる世界が作り物だなんて考えられないわ、でもそれだけ楽しめるから好きだわ」
パト「そうだね、実際はどの星もあんなに綺麗じゃないからね、たまに凄く技術が発展してる星もあるけど」
ラル「そんなものよ、でもきっとこの星の人達は普段とは違う風景を望んでいるのね、だからそういう意味では他の星を知ってる私達よりも純粋に楽しめるのかもね」
パト「そうだね、あ、始まりそうだね!」
ラル「さて、しっかり目に焼き付けておかないと!」
そして映画の上映が始まり、最初から最後までのホラー展開にパトは驚き、ラルは目を輝かせながら楽しんでいた。
・・・・・・
ラル「凄く楽しかった~~!流石ね!あれだけの大迫力なのは中々ないわよ!」
パト「こ、怖かった・・・というか見てられなかった・・・寝れるかあんなもん」
ラル「パトたまに私の腕に捕まってた物ね~」
パト「怖いんだから仕方ないだろ!それでラルを見たら何故か凄く笑顔だし!?しかもグロシーンの時も凄く笑顔だったよね?!」ガクブル
ラル「だってあの血が拭きだすシーンって凄く楽しくない?私はその血の出かた大袈裟な方が凄く好きなの!」
パト「サイコパス!この子天使なのに凄く思考がサイコパス?!天使のフワフワしたイメージを返して?!」
ラル「天使にだって好みがあるんです!私はちょっとグロに耐性があっただけで」
パト「耐性どころの話じゃないんだよなぁ、もはやグロで回復してるレベルなんだよなぁ」
ラル「さて、もういい感じの時間だし、昼食を食べに行きましょう!今度は私が奢りますよ!しかも私が紹介する場所よ!」
パト「それは楽しみだ、それじゃあ行こうか!」
二人はラルのオススメの店に行き、おしゃれな料理を堪能した。
・・・・・・
パト「ここ雰囲気があっていいね、俺は絶対に一人で入れない店だわ」
ラル「パトは無理でしょうね、だから私とこれからもこういう店に来たらいいの♪」
パト(ラル、無意識なんだろうな、俺の事呼び捨てになってる、きっとそれくらい今を楽しんでくれてるのかな)
パト「そうだ、次は何を見るの?」
ラル「そうね~、次はさっきの映画に比べたらランクは下がると思うけど、私的には結構楽しみにしている作品ね、私の予想では会話が長くて眠たくなるかもだから気を付けてね」
パト「よし!その時は起こしてね!」
料理を堪能した二人はそのまま映画館に向かった
・・・・・・
パト「ここか~、よくこんな所知ってたね」
ラル「検索エンジンって凄いわよね、調べたらすぐに出てきてくれるのだから」
ラルはそう言いながら自分用の携帯をパトに見せびらかす、
パト「はは、使いこなしてるな」
ラル「ほら、上映時間が近いから急いでいきましょう!」
ラルはパトの手を引っ張り、会計と再度食べ物と飲み物を買い、劇場の椅子に座る、先ほどの映画館とは比べ、こちらはそれなりに広いのだが、人がまったく居なかった。
ラル「ここって常に人が少ないから独占って感じがしてい凄く優越感に浸れるのよね、私のお気に入り」
パト「そうだな、こうやって喋ってても周りに誰も居ないから気が楽でいいや」
パトはそう言いながら見回すと、今回の映画は余程知名度がないのか、上映数分前だというのに誰も座っていなかった。
パト(これって大丈夫なのか・・・恐ろしい程つまらないとかないよな・・・)
ラル「ほら、そろそろ始まるわ!」
だがそんな横でラルだけは目を輝かせながら大きなスクリーンに釘付けになっていた。
パト(ラルが楽しんでるならいっか、俺も最大限楽しめるように頑張ろう!!)
そして映画が始まる・・・
・・・・・・
ラル「う~ん、なんだろう、【死ねばとりあえずOK】感があからさまに出てたわね、なんかあまり気乗りしなかったかも」
パト「しかも続編を匂わせて無茶苦茶中途半端に終わったしね、ああいうの凄くモヤモヤするんだよなぁ」
ラルとパトは映画を見終えて、すぐに映画館を出て、近くの飲食店に入っていた。
パト「さて、もう夕方か、どうする?もう一本何処かで見ていく?」
ラル「いえ、もう今日はこれくらいかしらね、夕方の上映スケジュールを一通り見ていたのだけど、とくに見たい物がもう出てなくてね、パトが見たい物があるなら一緒に見るけど?」
パト「俺か、俺はアニメ系になるけどいい?」
ラル「アニメ系ね、よくソフィアが見ているわね、仕事中でもお構いなしにだけど」
パト「ソフィアらしいな~」苦笑い
ラル「いいわよ、せっかくだし面白い作品に会えるのなら私も歓迎だわ」
ラルはそう言いながらパトと一緒に夕方からの予定表を眺める
パト「これはどう?結構人気らしいよ」
ラル「へえ、絵も綺麗ね、絵の作品だからそれだけ綺麗に出来るってことか・・・どんなお話か気になるわね!」
ラルはそう言うとパトも乗り気になり店を後にして再度最初の映画館に戻る
・・・・・・
パト「俺もあまり事前情報がないからどんなお話か楽しみだ」
ラル「パトは最近こういう作品は見ないの?」
パト「最近はそうだね、もうここ二年はあまり詳しくないかな、色々あったしね」
ラル「なら落ち着いたらまたゆっくり映画鑑賞の趣味に目覚めるといいわ!私がいつでも同行してあげる!」
パト「考えておくよ・・・」苦笑い
そして本日最後の映画を見届ける
・・・・・・
ラル「グロくはなかったけど凄く良い話だったわね」
パト「ああ、作品に製作者の性癖がしっかり出てるよ・・・」じんわり
ラル「性癖?」
パト「どんな作品にも個性があるんだ、それが一番出るのは性癖だと思ってる、むしろその製作者の性癖があるおかげで作品のキャラに魅力が生まれるんだ、それがないとただ絵に声を当ててるだけの紙芝居だからね、作品にどれだけ自分の描きたいって力が強いか、それでその作品ってより良くなっていくと思うんだ、誰かの忖度が入った作品じゃないんだ、って実感出来て俺は凄く楽しめたよ」
ラル「へぇ、そんな考え方もあるのね、確かにホラーもどれも同じ展開じゃないし、人減関係もその人の作品によって変わってる、恋人関係なのか、友人なのか、逆にそのグロにも一瞬で殺すのか、悲鳴を聞きながらじんわり殺すのか、恐怖を与えるだけ与えた後殺すとか、その人の感性が強く入ってると思うわ」
パト「え、こわ、絶対その製作者ドSじゃん・・・」
ラル「それじゃあどうする?もう外も暗いし、そのまま帰る?」
パト「そうだな、夕方のディナーに誘いたいけど俺ってそんなキャラじゃないし、一緒に帰ろうか!」
こうして二人は帝国に着くまでの間互いの作品への価値観を話し、盛り上がった。
パト「そういえばラル、今日途中からずっと呼び捨てだったね」
ラル「今更なのね、勇気出したんだから」
パト「これからもそれでいいよ、ラルだし」
ラル「じゃあ部下が居ない時にね」
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