No.48 暗元の日常│No.50 勘違いされやすいルナ

2022年09月25日

No.49 雰囲気壊し!

恋愛漫画のお約束はご存じであろうか?

・いい雰囲気になりキスをしようとすると電話がなったり、物音がなったりして空気が微妙になり、そのままお預けをするというものである

パトはギャルゲーやアニメで多くの作品でそのような展開を見て、もどかしいと思って居たのだが、まさか現実で起きるとは思わなかった。だが相手は・・・

・・・・・・
メリア「ご主人、今日は私を・・・」

パト「め、メリア・・・」

メリアはいつも通り、パトを誘惑していた、普段のパトなら一掃してそのままメリアを追い出し、一人で就寝するのだが、今日はたまたま外に二人で買い物をしていると雨が降り出し、二人は濡れながらなんとか宿に戻って来た。

そしてお互い身体や服が濡れている状態で何故かメリアがパトの部屋に一緒に入ってきて、最初の通り誘惑してきたのだ、メリアの濡れた髪、肌に張り付いた濡れた服、底から見える素肌、そんな普段とは少し違うメリアの姿にパト自身もその気になってしまった。

メリアは眼を閉じ、パトからキスしてくるのを待っていた、パトもそんなメリアにキスをしようとするといきなりパトの電話が鳴りだす!!

携帯『プルルルルルルルルル』

パトはとりあえずメリアを置いて、着信先を確認する、そこには【雪花】と表示されていた。

パト(雪花は普段電話でなんか連絡してこない、大体直接来るか、PAINを使ってくる、電話はありえない・・・)

パトも普段なら取るのだか、なにせパト自身結構ムラムラとしていたため、雪花の電話を無視して、メリアの元に向かう。

メリア「取らなくていいのですか?」

パト「ああ、今はメリアに集中したいんだ・・・」

メリア「ご主人・・・」

そんなやり取りをしていると携帯の着信音も止まっており、そのままキスをして行為をしてしまおうとパトが意を決して、動こうとした瞬間、再度携帯が鳴りだす。

パトは無視をするが、今度はずっと着信音が鳴り続ける、止まらない。

パト「ああもう!わかったよ!取ればいいんだろ!」

パトはそう言うと勢いよく携帯を取り、通話ボタンを押す。

・・・・・・

パト「もしもし?どうしたの雪花?」

雪花「ん~~、なんか話したかっただけ~~」

パト「そんなことで電話してきたの?」

雪花「そんなことって何よ~、私だって本来なら女子高生なんだからね!お年頃ってやつよ!」

パト「そ、そっか、今ちょっと用事があるからまた後でかけ直してよ」

雪花「そっか、そっか、わかった~」プツ

そういうと雪花の方から通話を切り、パトはこれで大丈夫だと携帯を置く。

そしてまだムラムラしているパトはメリアの元に向かう、メリアはお預けをされているようなもどかしい気持ちになっていた。

パト「ごめんメリアそれじゃあ・・・」

パトがそのままキスを諦め、メリアを押し倒そうとすると、また電話が掛かってきた。
パトは咄嗟にメリアを避け、その拍子にバランスを崩し、メリアの横に転がりながら倒れこむ

パト「だれじゃい!!」

パトは勢いよく電話を取る、見ると【雪花】と表示されていた
パトは無視してもまた電話が掛かってくると思い、電話を取った。

パト「なに?!今用事があるって言ったよね?!」

雪花「ええ、それで後でかけ直してって言われたからかけ直したのだけど?」

パト「わかった!俺の言い方が悪かった!用事が済んだら俺からかけ直す!だから今は電話してこないで!」

雪花「わかったわ、それでパト?用事って何してるの?大変なら手伝ってあげようか?」

パト「いや、大丈夫、一人で充分だよ」

雪花「そう、本当に一人で大丈夫?一人じゃセックスは出来ないんじゃない?」

雪花の声にパトの顔は青ざめる・・・

パト「な・・・何を言ってるんだい?俺はそんな」

雪花「子作りは共同作業でしょう?一人では無理でしょう?手伝ってあげるわよ?」

雪花は知っている!今この状況を!!雪花は知っているから敢えて手伝うと言った!それは
【メリアの代わりに私が相手してあげるからそれ以上事を犯すなよ?】という脅しである。

パト(どこから?!まさか監視を?!そんな馬鹿な!とりあえずこんなことで俺の収まりきらない若き性欲を抑えられるか!強行突破してやる!!)

パト「何を言ってるんだか・・・とりあえず一人で大丈夫だから」っピ

パトは声を震わせながら電話を無理矢理切る。

パト(こんなやり方で大丈夫か?雪花なら今からでも突撃してくるかもしれない!嫌だ!もう抑制出来ないのにお預けなんて!!)

パトは携帯の電源を切り、上着を脱ぎ、メリアを押し倒し、メリアを見つめる

メリア「こ、こんな強引なパト君、素敵です、どうしましょう、私凄くドキドキしてます///」

パト(とりあえず時間との勝負だ!先に事を済ませてしまえば!!)

ドンドン

部屋のドアからノックされた

パト(もう来たのか?!早すぎる?!無視だ!!ここは旅館!物を破損するのはNGだ!大丈夫!!)

メリア「誰か来たのでしょうか?」

パト「気にするな、メリアは俺だけを見ろ・・・」

メリア「は・・・はい///」

メリアは普段のパトではありえないくらいの男らしさに凄く心がトキめいていた。

パトもそのままメリアを求めるように首筋を愛撫しようとすると

ドンドンバン!ドンドンバン!ドンドンバン!ドンドンバン!

扉の外でリズムカルにノックされる、いや、ノックだけではなく、床を鳴らしていた。

パト(気になる!どんな嫌がらせだ!!)

パトがなんとか気を紛らわせようとすると扉の向こうからハクの声が聞こえてきた。

ハク「誰か居ます~?」

パトはノックしているのがハクだと考えるが、ハクはそんなことをする子じゃない、つまりこれはソフィアかカナの仕業である可能性が高かった。

パト(雪花のタイミングが良すぎる、電話、ノックやハクのタイミングを見計らったかのようなアクション、これは・・・絶対にカナの仕業だ!!)

パトは最近考えたカナ対策を行使した!それは【脳内でカナのエッチな妄想を事細かく説明し、妄想すること】である、流石のカナも自分をネタにされ、事細かくシチュエーションを指定し、解説されながらやられるのは堪える。パトは脳内で現在性欲爆発モードによる妄想ワールドを展開する!

すると廊下の方で

カナ「サイテー!パトそんな事を私に求めるなんて!!そんなの身体がいくつあっても足りないよ!!」

ハク「カナちゃん?!どうしたの?!」

ソフィア「それでこのリズムいつまで続けたらいいの?」

パト(ノックの正体はソフィアか!ということはカナが主犯で指示を出していたってことか!)

パトはドアの方を向きながらカナに対して、あ~んな事やこ~んな事を妄想し、辱めていた。

カナ「え?!パトが複数に分身?!え?!集団プレイ!?そんなエロアニメ見たいな妄想を私でするなんて卑怯だよ!!」

パト「なら邪魔は辞めるんだな!今の俺を止めるのは不可能だ!!なんならこのまま触手プレイからのスライムプレイまで妄想するぞ!!」

ハク「ハレンチ!!///」

カナ「わかった!辞める!!だからそんな妄想は辞めて!!」

ソフィア「触手?スライム?ゲームの話?」

扉の向こうでカナが急いで退散している音が聞こえる・・・

パト「ふん、馬鹿め、主に逆らおうとするからそうなるのさ!!ハハハハハ!!」

パトが勝ち誇っていたが、肝心な事に気付く・・・

パトの性欲が治まっていた、そしてさっきまであったピンクな雰囲気がまったく無くなっていた。

メリアはキョトンとしながらパトを眺める、だがパトもそんなメリアを見ても理性が戻ったため、さっきまであった性行為をしたいという欲求が無くなり・・・

パト「空気もあれだし・・・今日は辞めておくか」

メリア「え~~~~?!私凄く焦らされただけですよーーー!!?」

メリアは凄く残念そうにするが、パトも流石にあれだけはしゃいでしまうと性行為をしようという気分にはならなかった。

メリア「もう!皆して邪魔してーー!!酷いですよーーー!!」

メリアが布団の上で駄々をこねていると、今度はメリアの携帯に電話が掛かる。

パトはメリアの代わりに着信先を見ると表示されていたのは【雪花】だった。

パトは恐る恐る通話ボタンを押すと雪花が

雪花「今回も作戦阻止成功ね、メリアちゃん?」

パトは何も言わずに電話をその場に置く・・・

パト(こいつらは一体何で競ってんだ・・・)

専属神達の攻防により、パトはただただ虚しい気持ちのまま一人で寝た。

patopatoblog at 22:07│日常 
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