No.47 魂と肉体【帝園の場合も含む】(設定説明)│No.49 雰囲気壊し!

2022年09月24日

No.48 暗元の日常

冥界、死者の彷徨う魂が集まる世界、ここでは未練が残って居たり、若い身で命を落とした若き魂が集まる世界。

その冥界の治安を維持しているのが六冥王と飛ばれる6名の王。

その一人である六冥王 暗元は見た目は14歳くらいの幼い少女なのだが、実際は1000年も冥界に居る古の王と呼ばれる存在だった。

暗元の生前の名前は【四季之弥生姫】

名の通り、雪花や桜花達の先祖に当たる存在である。
だが血縁というわけではなく、実際は雪花や桜花の血筋は暗元の姉であり、暗元は四季家とは無縁の血筋なのである。

だが、暗元は当時中国の守り神であった、四神の玄武と仲良くなり、見事四季家の守り神として契約を結び、今後四季家の繁栄に貢献した四季家の救世主であった。

そんな歴史に名も残らなかった英雄は冥界で自由気ままに暮らしていた。

・・・・・・

暗元「あ~また新しい魂だ、こんな所に来るくらいなんだから未練とかいっぱいあるんだろうなぁ」

暗元達の仕事は冥界に彷徨う魂を成仏させることである。ここに来る魂は比較的に若い、ある程度寿命を真っ当したり、結果に対して不満を持っていなかったり、魂がすぐに崩れる程度には消費している魂は冥界には来ない。

暗元「まあ、そういう意味で言えば姉様の子孫にあたる四季家が冥界に来た話はないから人生を全うしているんだなと思うと安心かな、」

暗元は桜花と触れ合うことで、四季家が現在でも存在している事に安堵していた。
今までは四季家の一族がまったく冥界に来なかったことから

【もしかして四季家は滅亡したのかも】

と考えていたからだ、それが桜花と出会い、桜花を守護している玄武と1000年ぶりに会うことで、その不安は解消された。

暗元はいつものように新たな魂の元に向かう。

・・・・・・

暗元「君が新しい住人だね」

魂A「んだこらぁ!クソガキ!コロスゾ!!」

今度来た魂は見たまんまヤンキーだった、金髪のリーゼント、暗元も50年ぶりに見たな~っと関心していた

暗元「懐かしい髪型だね!結構リーゼントって手入れ大変なんだよね?いつもどうやってるの?」

魂A「え、興味あんのか?」

ヤンキーの魂は暗元の無警戒な態度から殺気が失せ、暗元と話す。

・・・・・・

暗元「そうなんだ、喧嘩で打ちどころが悪かったんだね、それは悔しいね!まだまだやれるのにね!」

ヤンキー「そうなんだよ!俺は相手の親玉の頭をもう少しで取れたんだ!気力とか身体もまだやれたんだ!なのにパイプの当たり所が悪くて脳天一発即死だぜ!そりゃあねえよな!!」

ヤンキーは死ぬ以前の暴走族同士の喧嘩の話で盛り上がっていた。

暗元「それじゃあここで過ごしてね、お腹も空かないし、気温とかも感じないからどこで寝ても不愉快にはならないからね」

ヤンキー「おう、ガキもちゃんとしたところで寝ろよな」

暗元はヤンキーの元から離れ、自分の家に戻る

暗元「あのヤンキー君も今はまだいいけど、きっと数日経てば現実に残された人達の事を考えて、それで最後は成仏しちゃうんだよね、それが普通なんだけど」

・・・・・・
冥界には強い個体の魂は来ない、それは冥界の管理者をしている人物より強い個体が来ると冥界の治安が維持出来ないからである、だからあくまで冥界の管理者よりも弱い個体限定でしか冥界に来ることは出来ない。

そして暗元は眠り、次の日を迎える

暗元「さて、今日も迷える魂達のお話を聞こうかな~」

暗元は常にこのような毎日を送っている・・・1000年もの長い間。

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