No.46 フラとノラの喧嘩│No.48 暗元の日常

2022年09月24日

No.47 魂と肉体【帝園の場合も含む】(設定説明)

ルラは【十三天の心】【藍・医療の究極系】

帝園でももっとも特殊な医療方法と技術を持ち合わせ、他の医療系能力者を寄せ付けない程の圧倒的な治療師であった。

パト「ルラってなんでも治せるんでしょう?」

ルラ「な、なんでもは流石に無理ですね、私にも出来ない事はあります」

パト「へえ、例えばどんな?」

ルラ「蘇生ですね、私は帝園で唯一生物や神を蘇生する力を持っているのですが、それでもかなりの高難易度なんですよ」

パト「そうなんだ、例えば?」

ルラ「寿命による死は絶対に無理ですね、よく言われるんです。ですが寿命は魂が朽ち果て、肉体が役割を終え、腐敗を即始めるので蘇生条件が絶対に満たされないようになっているのです」

パト「へえ、なら逆にどんな条件なら生き返れるの?」

ルラ「まずは外的要因による死ですね、これは肉体損傷だったり、肉体という器が魂を肉体に維持出来ない事が原因なので、これはその人の魂を純度100%で保管し、肉体を綺麗に直してしまえば可能です」

パト「魂って目に見えないのにどうやって純度100%を維持するの?」

ルラ「それを見ることが出来るのが私だけなんです、神や帝園の人でも無理ですね、私は【魂の可視化】が可能なので蘇生術を可能としたのですよ」

パト(成程、蘇生術の条件って聞いた話によると昔からの謎だったんだけどそんな理由だったんだ)

ルラ「これはあのミール様ですらまだ習得出来ていないので、私は唯一無二となります。そして注意ですが、魂の維持は相当なオーラを必要とします、そして魂にオーラをぶつけると魂がそのオーラと混ざってしまって結構マズい事になりますね。」

パト「どうなるの?」

ルラ「蘇生自体は問題ないのですが、その人、その魂の役割が変わります。人格や経験、記憶は肉体側の問題なのですが、もしその人の魂に他の人のオーラや魂で補完した場合、能力やその人の人生の縛りが生まれます。」

縛り、それを聞くと一瞬めんどくさそうに聞こえる

ルラ「魂の縛りとは魂を補完した人の能力を使う事が可能、ただし完璧にではありません、補完分程度です、そして補完した魂は、もう一人と意思疎通やら、身体の自由を奪ったりと色々な事がシンクロできますね、主様も心当たりあるのでは?」

パト「俺と月花みたいな関係ってことか、俺は確か肉体は以前のままで、魂は月花とメリアで補完されているらしいからね」

ルラ「普通有り得ないんですけどね、ですがメリア様と月花様の魂を混ぜたおかげで【帝園】が完成しましたからね、主様の魂は半分はメリア様、半分は月花様、だから専属神になったとたんに月花様は主様と意思疎通が可能となり、メリア様は主様の肉体に干渉出来るのです(操るのは無理)」

パト「異例ってこと?」

ルラ「いえ、肉体が綺麗ならば一応原理としては間違っていません、私も割とよくします、逆に魂だけ無くなって、肉体だけ綺麗に残るタイプの生物や能力もありまして、その時にやるのが、他から得た魂を他の肉体に移すことで蘇生を可能にします、もちろんそれをすると以前までの能力が使えなくなりますが、他の魂が持っていた能力なら使えます、そして他の魂側が絶命していれば人生の縛りもありませんし、手段としては有効ですね」

そしてルラは答える

ルラ「そういう意味では自分の定まった魂を器に移す程度なら医療能力者でなくとも可能ですね、ですがその場合最低2人必要になりますけどね、100%そのまま魂渡したら術者死んじゃいますから」

パト「でもメリアってそういう意味で言えばヤバかったんじゃ。」

ルラ「凄く命の危機でしたね、メリア様は主様に80%の魂を明け渡しました、でも賢いです、自らを主様の中に入ることで主様とメリア様、両方の魂を充填させ、見事に成功させましたので」

パト「凄いな、それで月花から貰った20%は?」

ルラ「メリア様がパト様の中に入ったタイミングで月花様にパト様の20%を渡して補完しています、メリア様は風前の灯火状態、主様は今まで入っていた魂とは違うため、肉体がその魂に順応するまでの間は目覚める事が出来なかった、そんなところですかね、私の見方からすると」

パト「そうなんだ、でもさっき聞いたけど、メリアが俺の中に入ることでメリアの器も充填されるものなの?」

ルラ「不可能ではないですよ、魂も循環しています、火で例えるとずっと火は燃えないので燃料が必要となります、それが肉体ですね、肉体の中に居れば、その燃料を少しずつメリア様に移すことで、メリア様の肉体に維持する魂を補完することが可能です、そういう意味ではもしかしてメリア様も魂を見る事は出来なくても感じることは出来たのかもしれませんね」

パト「成程、つまりそれに掛かった時間が2年」

ルラ「いえ、1年程度で地道にコツコツと奪えば可能ですよ」

パト「あ、でもだとすれば俺ってなんで今まで通り能力とか使えたのかな?」

ルラ「メリア様は全知全能、持っていたからではないですか?そして神羅万象支配が起動したタイミングでパト様の魂が強固なものになりましたから」

パト「それだよ、死ぬ条件がいっぱいあるってやつ」

ルラ「はい、主様の神羅万象支配の象徴とする能力は【世界】つまり、世界を作り、多くの従属を使役し、魂を分け与え、力を与えて、軍力を上げて戦わせる、それが主様の象徴です、だから従属は主様と交わることで覚醒するのです、他の神羅万象支配の能力者では不可能です。」

パト「俺だけの神羅万象支配ってことなのか」

ルラ「はい、今後も【帝園】以外の世界、新たな従属が無限に増えると思います。主様は神羅万象支配の象徴の中で【世界】は主様だけの特権です。」

ルラはパトの能力の真実を話す。

パト「待て、もしかして・・・」

ルラ「気付きました?もちろん主様の魂が朽ちた場合、どこで補完するか?それがこの世界でもあります。毎日ほぼ無限に生まれる魂、ですがその根本は主様の魂の代替え品、つまり、私達含め、主様の魂が朽ちると【帝園】の生まれたばかりの従属が主様の新たな魂となります、それが馴染む間は【デスペナルティー】と呼んでいます。」

パト「朽ちないわけじゃないんだな・・・」

ルラ「もちろん交わった魂、つまり覚醒させた魂もある意味主様の物、だから死んでも【帝園】の余っている魂を使えば蘇生する、それが【従属のデスペナルティー】ですね、魂が馴染むまでの時間です。しかもこの魂は馴染めばその肉体に元々あった魂を綺麗にコピーします、だから変な不具合が起きません」

パト「死なない仕組みってそれなのかよ・・・」

ルラ「【帝園】の人口の数が主様の魂の数であり、力の源です。ちなみにミール様からお聞きしたと思いますが、帝園の人口は1日で無限に近い数が生まれ、土地も途方もない距離が毎日生まれます。無限といってもそこから肉体を持つのは時間が掛かりますので、あくまで肉体を持たない魂が無限に生まれているという感じですね」

パト「肉体は?」

ルラ「肉体を持った【帝園】の従属から奪い、それらをあてがいますね、自動的に、魂の補完用が肉体を持ち、寿命を持つと、その寿命を世界が奪い、それを主様や覚醒させた従属に当てられる、心配しないでください、【帝園】の住人は長寿です1体要れば1万年を寿命伸ばしを1億人分は出来ます。気になさらず主様は生きてください」

パト「その犠牲になった子が可哀そう」

ルラ「生まれて間もない頃は自我はありません、なので感情も無い状態で養分として使われるだけです」

パト(待てよ、つまり俺の手が覚醒していればそいつの生死は俺が管理できるのでは?)

ルラ「可能ですよ、ですが覚醒させてからちゃんと【帝園】と連結させてくださいね、でないと魂と肉体の供給は出来ませんので」

パト「は・・・はい」

ルラ「では魂と肉体についてのお勉強は以上です!」


・まとめ

一般人
・寿命死は蘇生不可能(魂が朽ち、肉体が即腐敗(消滅)するから)

・外的要因で死んだ場合、魂の保管が完璧であれば、肉体を治すだけで蘇生可能
(ただし、魂が上手く保管出来ていない場合、足りない分を他人から貰い補完する必要がある)

・他人の魂を使って補完した場合、その他人の能力を使用出来たり、他人が蘇生者に何かしらの干渉が可能となる

・肉体はとりあえず100%分の魂が充填されれば動く(ただし、肉体に順応するまでは動けなかったり意識がない)



帝園の場合

・パトやパトが覚醒させた従属の魂や肉体の補完は【帝園】から行われる

・【帝園】は常に魂と肉体を生成し、それを主に還元する役割がある

・覚醒した従属が死亡しても【帝園】と連結していれば即座に魂が補填され、元々あった魂と同じ性質にコピーし、肉体寿命を使い肉体を修復し、死亡者は自動的に蘇生する。
(ただし、馴染む間は力がまったく出せず、時間が掛かる、これを【デスペナルティー】と呼ぶ)

・【帝園】と連結した時の副作用でパトと何かしらのシンクロが生まれる。

・【帝園】と連結し、常に魂と寿命を供給されているため肉体の老化が起きない、連結時の年齢のまま維持される(若返らせる事は可能だが、逆に老いらせるのは不可能なので、老いたい場合は供給を止め、時間のまま老いるのを待つしかない)

・【帝園】連結は覚醒させたら自動で出来るものではなく、【ミールの承諾】を得て、初めて連結される

・尚茶番時点では専属神しか連結が出来ていない。(肉体シンクロは完了しているため専属神以外が連結してもシンクロはしない)

・月花は一部の帝園を持っているので、連結の必要もなく供給が可能(物語時は供給をONにしていない)

・【帝園】で既に主と契約状態にある従属は供給対象になるため肉体老化が止まる。(老いて力が退化しては契約違反になるため)

・【帝園】の従属が死んだ場合、そのまま魂が補完され、肉体は一度【帝園】に戻る。

・【帝園】内で契約していない従属が死亡した場合、普通はそのまま終わりだが、帝園の住人は主の力の源であるため、ミールが即座に蘇生させている。(なので不要な争いは厳罰に当たる)

・【帝園】内で魂が生まれて1年、肉体が出来て1年、計2年の間は人権は無く、消耗品として扱われる
(2年以降は自我が生まれるため、【生物】として認められ、人権が生まれ、不用意に命を奪わなくなる)







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