2025年05月21日
No.170 カナ冒険記その3
カナはまずは旅に出るために資金調達、そしてそこから道具や保存食を買って準備を整えなければならないと考え、野宿した後そのまま狩りを始めた。
ウルフの群れを見つけたカナ
カナ「よっしゃーー!!ウルフの毛皮1枚で50ロンだから、どんどん剥ぎ取れば塵積で金になる!」
カナはそう叫びながら次々と現れるウルフを殴り倒していく!
そして一時間後・・・
カナ「よし、ざっと100体くらいかな、今から剥ぎ取るのが面倒なんだよね~、しかもこれ全部取ったとしても5000ロンって・・・時給換算したらいったい何円なんだか・・・割に合わないなぁ、バイトした方が稼げたりするのかな?時給いくらか見てなかったよ」
カナは文句言いながらもウルフの皮を剝ぎ続け、村に戻る、そして買取屋に向かう。
カナ「今日は大量のウルフを見つけたからこれ!大量っしょ~~♪」
買取屋「うわあ~~~、勿体ない・・・」
カナ「え?なんで?」
買取屋「ウルフが群れで生息しているって事は間違いなく農家かこの村から討伐依頼が出ているはずなんですよ、だからそこから依頼を受けて討伐したらもっと収入があったのに・・・これだとタダ働きですね~」
カナ「え!!それっていくらくらいになるの?!」
買取屋「ざっと1万ロンですかね、結局こういう毛皮は追加報酬みたいな位置ですしね、報酬と手元に入れるお小遣い的な?」
カナ「ミスった~~~!!」
カナはその場で項垂れながらウルフの毛皮買取料5000ロン記載される。
・・・・・・
カナ「ねえ、いい仕事ない?」
カナは半泣きで受付嬢に話かける。
受付嬢「ど、どうしました?先ほど買取屋の所で項垂れてましたけど」
カナ「聞かないで、不幸な事故があっただけだからさ・・・、それより仕事!」
受付嬢「仕事の募集はあそこのパソコンから確認してください、そしていい仕事を見つけたら自分の冒険者IDを記載して申請していただけたら受注完了です!後は早い物勝ちになりますね!いつも朝8時に依頼が更新されますので冒険者の基本は朝早くにここに来て仕事を見つける事です!それが面倒という方は自分でパソコンを買ってますね、ネットワークさえ繋がって入ればギルドのサイトにいつでもログインできますので」
カナ「超現代的・・・でもわかりやすい!ありがとう!!」
カナはそう言われるとすぐにギルドに沢山並べられたパソコンに触れる、そして自身のIDを入力して依頼一覧を確認する。
・バルバートン討伐 報酬8万ロン
・レッドウルフ討伐 報酬6千ロン
・ベアウッドの卵10個収集 報酬2万ロン
カナ「え?たったの3つ?!全然仕事ないじゃん!これで生計立てれるの?!」
カナは考える、いち早くここでお金を集めて次の街に向わなければ先に進めないと。
カナ「とりあえずバルバートン討伐任務やるか・・・っていうか夜なのにまだ仕事残ってるって事は結構面倒臭いのかな?それか誰か仕事してるけど時間が掛かる的な?生息地が遠いとか?」
まずは情報収集しかないなと考えるカナ。
・・・・・・
カナはとりあえず今晩のご飯をと考え食堂を探し、見つけてはそのままお店に入る。
そして今日の報酬金を使ってお腹いっぱいになるまでご飯を食べる、その金額460ロン
お腹を満たしたカナはそのまま聞き込みを始める、まずは店員さんに話かけ、相場を確認する。
店員「バイトの大体の時給?時給換算とか面倒ではないですか?基本的に日当換算ですね、ちなみに1日4時間以上で1500ロンですよ!、一ヵ月分(30日)働けば4万5千ロン、お金に困ってる人は掛け持ちで仕事をしているのが普通なので、朝は建設、昼は配達、夜はお店のスタッフ、みたいにやってて、最高なら13万ロンくらいなら稼げるかな~」
カナ(一般人、12時間以上の勤務で月約13万ロンか、宿代一泊1000ロンだったり、今日の食事でも460ロン、これを30日分で考えた場合、宿代約3万ロン、食費約1万5千ロン、最低でも月4万5千ロン稼いでおかないと生きていくのは大変って事か)
カナ「ここって税金みたいな制度ってあるの?」
店員「もちろんよ、冒険者の場合はどこで仕事しているかによるわね、例えばこの街の依頼を最後に受けたらこの街に納税する事!みたいなね!」
カナ「へぇ、納税ってどれくらいなの?」
店員「年に50万ロン、それだけ払えば問題ないわよ、どんなに貧乏でも裕福でも50万ロンさえ払えば義務は果たされるの、だけどそれはこの村での話、例えば隣の街の【シルムコッド】なんて年200万ロンも払わないといけないの!だから時期が来ると冒険者はこぞってこの村に来るわね、もう依頼争奪戦!ただでさえこの街の仕事はかなり少ないのに街を拠点にしてる冒険者がこぞってここに来るから、おかげで住んでもないのにこの村に沢山納税してくれるから村なのにあんなデカいギルドが建てられたり、設備が豊富だったりするんだけどね~」
カナ「へぇ~そんな事情があるんだね~、それっていつもどの時期なの?」
店員「12月はとくに凄いわね、その年の最後に受けた依頼達成場所で決まるから1月に達成しても意味ないのよね、だからこの村も12月は普段は出てこないような難しい任務ばかり、それでも皆こぞって仕事をしてくれるから便利なものよ~」
カナ「それはもちろん個人依頼は適応されないんだよね?」
店員「されないわね、それを許したらズル出来るからね、ギルドからの正式な依頼をこなしてやっと正式に認められる!聞けば1月の段階で既に税金を払って後はのびのび過ごしている冒険者が多いって聞くし、強いって自由よね~、私なんて全然実力ないからこういう仕事しか出来ないのにね」
カナ(つまり私の納税義務はこの村って事か、ラッキーだね!でも良い話が聞けた!ギリギリで納税額の少ない街で仕事をこなす!)
・・・・・・
カナはそのまま次に別の卓で食事をしている女性達に話しかける。
カナ「ねえねえ!私今度初めて【シルムコッド】に行こうと思うんだけどあっちの物価って高いの?」
女性A「高いわね~、でもこの村では絶対に売ってないような物ばかりだから仕方ない所はあるかもね~、人によってはシルムコッドで住むのは無理だからこの村からシルムコッドに行って仕事する人多いわよ」
女性B「でもこの村は食材が安いのが救いよね~、家も建てやすいし、借家でも支払い金少ないし、基本的に掛かるお金が少ないっていうのが魅力的なのよね~、仕事がないのは辛い所だけど!あはは~~」
女性A「だから公務員になれば安泰なのよ!ほら!ギルドとか!受付嬢の倍率高いからね~~」
女性B「だってわざわざ都会の街で良い学校行ってこのへんぴな村に来てギルド職員になるって・・・わりにあわないって・・・」
女性A「勉強とかかなり難しいらしいしね~、でも一度くらいシルムコッドよりも都会の街に行ってみたいわよね~」
女性B「わかる!私港街に住んでみたい!でも港街の人からすれば山側に住む私達を羨ましいって思うのかもね~」
カナ「うんうんなるほどね~、良い話聞けたよ!ありがとう!ジュースおごるね!」
・・・・・・
カナは店を出て武器屋や道具屋に向かう。
カナ「アルミソード750ロン、鉄ソード2500ロン、鉄の鎧8000ロン、高いねぇ~」
武器屋「お嬢ちゃん冒険者かい?ならそんな重たい武器よりもレイピアみたいな軽い武器の方がいいんじゃねえか?なんか得意な武器とかあるか?」
カナ「私槍と武術が得意なんだよ!槍を持たせたらもう!それはそれは!」
武器屋「槍か!いいね!なら鉄槍とかどうだ?1500ロンだぜ!」
カナ「ナックル的な奴も欲しいな~硬くない的にわざわざ槍を使うの面倒だしさ!ある程度は殴って蹴って終わらせたい!」
武器屋「いいね!ならこの装備一式でどうだ!全部で5000ロンだぜ!」
カナ「買った!!!!」
・・・・・・
カナ「回復ポーション、疲労回復ポーション、アツアツポーション、サムサムポーション、エラ呼吸ポーション(30分)、ハイ回復ポーション、状態異常回復ポーション、結構揃ってるね!」
道具屋「いらっしゃい!何か必要な物はありますか!冒険のお供から日用品まで全て揃えております!」
カナ「鞄とかある?」
道具屋「もちろん!丈夫がウリの皮の鞄です!沢山入りますよ!」
カナ(そっか、この世界は魔法という概念がないからなんでも入る魔法の鞄みたいな概念無いんだ・・・)
道具屋「もしかして新規の冒険者様ですか?ならなんとこのお店の特別商品!初めてセット!なんと各種類のポーション1本セットと鞄!そして冒険に欠かせない革製の靴や服も合わせて1万ロン!どうでしょう!」
カナ「買う!でもお金ないからまた明日以降でお願いします!!!」
カナは道具屋を後にする。
・・・・・・
カナ「今日も野宿か・・・」
所持金6000ロン
食費460ロン
武器防具一式5000ロン
現在所持金540ロン
カナの冒険はまだまだ始まらない・・・
ウルフの群れを見つけたカナ
カナ「よっしゃーー!!ウルフの毛皮1枚で50ロンだから、どんどん剥ぎ取れば塵積で金になる!」
カナはそう叫びながら次々と現れるウルフを殴り倒していく!
そして一時間後・・・
カナ「よし、ざっと100体くらいかな、今から剥ぎ取るのが面倒なんだよね~、しかもこれ全部取ったとしても5000ロンって・・・時給換算したらいったい何円なんだか・・・割に合わないなぁ、バイトした方が稼げたりするのかな?時給いくらか見てなかったよ」
カナは文句言いながらもウルフの皮を剝ぎ続け、村に戻る、そして買取屋に向かう。
カナ「今日は大量のウルフを見つけたからこれ!大量っしょ~~♪」
買取屋「うわあ~~~、勿体ない・・・」
カナ「え?なんで?」
買取屋「ウルフが群れで生息しているって事は間違いなく農家かこの村から討伐依頼が出ているはずなんですよ、だからそこから依頼を受けて討伐したらもっと収入があったのに・・・これだとタダ働きですね~」
カナ「え!!それっていくらくらいになるの?!」
買取屋「ざっと1万ロンですかね、結局こういう毛皮は追加報酬みたいな位置ですしね、報酬と手元に入れるお小遣い的な?」
カナ「ミスった~~~!!」
カナはその場で項垂れながらウルフの毛皮買取料5000ロン記載される。
・・・・・・
カナ「ねえ、いい仕事ない?」
カナは半泣きで受付嬢に話かける。
受付嬢「ど、どうしました?先ほど買取屋の所で項垂れてましたけど」
カナ「聞かないで、不幸な事故があっただけだからさ・・・、それより仕事!」
受付嬢「仕事の募集はあそこのパソコンから確認してください、そしていい仕事を見つけたら自分の冒険者IDを記載して申請していただけたら受注完了です!後は早い物勝ちになりますね!いつも朝8時に依頼が更新されますので冒険者の基本は朝早くにここに来て仕事を見つける事です!それが面倒という方は自分でパソコンを買ってますね、ネットワークさえ繋がって入ればギルドのサイトにいつでもログインできますので」
カナ「超現代的・・・でもわかりやすい!ありがとう!!」
カナはそう言われるとすぐにギルドに沢山並べられたパソコンに触れる、そして自身のIDを入力して依頼一覧を確認する。
・バルバートン討伐 報酬8万ロン
・レッドウルフ討伐 報酬6千ロン
・ベアウッドの卵10個収集 報酬2万ロン
カナ「え?たったの3つ?!全然仕事ないじゃん!これで生計立てれるの?!」
カナは考える、いち早くここでお金を集めて次の街に向わなければ先に進めないと。
カナ「とりあえずバルバートン討伐任務やるか・・・っていうか夜なのにまだ仕事残ってるって事は結構面倒臭いのかな?それか誰か仕事してるけど時間が掛かる的な?生息地が遠いとか?」
まずは情報収集しかないなと考えるカナ。
・・・・・・
カナはとりあえず今晩のご飯をと考え食堂を探し、見つけてはそのままお店に入る。
そして今日の報酬金を使ってお腹いっぱいになるまでご飯を食べる、その金額460ロン
お腹を満たしたカナはそのまま聞き込みを始める、まずは店員さんに話かけ、相場を確認する。
店員「バイトの大体の時給?時給換算とか面倒ではないですか?基本的に日当換算ですね、ちなみに1日4時間以上で1500ロンですよ!、一ヵ月分(30日)働けば4万5千ロン、お金に困ってる人は掛け持ちで仕事をしているのが普通なので、朝は建設、昼は配達、夜はお店のスタッフ、みたいにやってて、最高なら13万ロンくらいなら稼げるかな~」
カナ(一般人、12時間以上の勤務で月約13万ロンか、宿代一泊1000ロンだったり、今日の食事でも460ロン、これを30日分で考えた場合、宿代約3万ロン、食費約1万5千ロン、最低でも月4万5千ロン稼いでおかないと生きていくのは大変って事か)
カナ「ここって税金みたいな制度ってあるの?」
店員「もちろんよ、冒険者の場合はどこで仕事しているかによるわね、例えばこの街の依頼を最後に受けたらこの街に納税する事!みたいなね!」
カナ「へぇ、納税ってどれくらいなの?」
店員「年に50万ロン、それだけ払えば問題ないわよ、どんなに貧乏でも裕福でも50万ロンさえ払えば義務は果たされるの、だけどそれはこの村での話、例えば隣の街の【シルムコッド】なんて年200万ロンも払わないといけないの!だから時期が来ると冒険者はこぞってこの村に来るわね、もう依頼争奪戦!ただでさえこの街の仕事はかなり少ないのに街を拠点にしてる冒険者がこぞってここに来るから、おかげで住んでもないのにこの村に沢山納税してくれるから村なのにあんなデカいギルドが建てられたり、設備が豊富だったりするんだけどね~」
カナ「へぇ~そんな事情があるんだね~、それっていつもどの時期なの?」
店員「12月はとくに凄いわね、その年の最後に受けた依頼達成場所で決まるから1月に達成しても意味ないのよね、だからこの村も12月は普段は出てこないような難しい任務ばかり、それでも皆こぞって仕事をしてくれるから便利なものよ~」
カナ「それはもちろん個人依頼は適応されないんだよね?」
店員「されないわね、それを許したらズル出来るからね、ギルドからの正式な依頼をこなしてやっと正式に認められる!聞けば1月の段階で既に税金を払って後はのびのび過ごしている冒険者が多いって聞くし、強いって自由よね~、私なんて全然実力ないからこういう仕事しか出来ないのにね」
カナ(つまり私の納税義務はこの村って事か、ラッキーだね!でも良い話が聞けた!ギリギリで納税額の少ない街で仕事をこなす!)
・・・・・・
カナはそのまま次に別の卓で食事をしている女性達に話しかける。
カナ「ねえねえ!私今度初めて【シルムコッド】に行こうと思うんだけどあっちの物価って高いの?」
女性A「高いわね~、でもこの村では絶対に売ってないような物ばかりだから仕方ない所はあるかもね~、人によってはシルムコッドで住むのは無理だからこの村からシルムコッドに行って仕事する人多いわよ」
女性B「でもこの村は食材が安いのが救いよね~、家も建てやすいし、借家でも支払い金少ないし、基本的に掛かるお金が少ないっていうのが魅力的なのよね~、仕事がないのは辛い所だけど!あはは~~」
女性A「だから公務員になれば安泰なのよ!ほら!ギルドとか!受付嬢の倍率高いからね~~」
女性B「だってわざわざ都会の街で良い学校行ってこのへんぴな村に来てギルド職員になるって・・・わりにあわないって・・・」
女性A「勉強とかかなり難しいらしいしね~、でも一度くらいシルムコッドよりも都会の街に行ってみたいわよね~」
女性B「わかる!私港街に住んでみたい!でも港街の人からすれば山側に住む私達を羨ましいって思うのかもね~」
カナ「うんうんなるほどね~、良い話聞けたよ!ありがとう!ジュースおごるね!」
・・・・・・
カナは店を出て武器屋や道具屋に向かう。
カナ「アルミソード750ロン、鉄ソード2500ロン、鉄の鎧8000ロン、高いねぇ~」
武器屋「お嬢ちゃん冒険者かい?ならそんな重たい武器よりもレイピアみたいな軽い武器の方がいいんじゃねえか?なんか得意な武器とかあるか?」
カナ「私槍と武術が得意なんだよ!槍を持たせたらもう!それはそれは!」
武器屋「槍か!いいね!なら鉄槍とかどうだ?1500ロンだぜ!」
カナ「ナックル的な奴も欲しいな~硬くない的にわざわざ槍を使うの面倒だしさ!ある程度は殴って蹴って終わらせたい!」
武器屋「いいね!ならこの装備一式でどうだ!全部で5000ロンだぜ!」
カナ「買った!!!!」
・・・・・・
カナ「回復ポーション、疲労回復ポーション、アツアツポーション、サムサムポーション、エラ呼吸ポーション(30分)、ハイ回復ポーション、状態異常回復ポーション、結構揃ってるね!」
道具屋「いらっしゃい!何か必要な物はありますか!冒険のお供から日用品まで全て揃えております!」
カナ「鞄とかある?」
道具屋「もちろん!丈夫がウリの皮の鞄です!沢山入りますよ!」
カナ(そっか、この世界は魔法という概念がないからなんでも入る魔法の鞄みたいな概念無いんだ・・・)
道具屋「もしかして新規の冒険者様ですか?ならなんとこのお店の特別商品!初めてセット!なんと各種類のポーション1本セットと鞄!そして冒険に欠かせない革製の靴や服も合わせて1万ロン!どうでしょう!」
カナ「買う!でもお金ないからまた明日以降でお願いします!!!」
カナは道具屋を後にする。
・・・・・・
カナ「今日も野宿か・・・」
所持金6000ロン
食費460ロン
武器防具一式5000ロン
現在所持金540ロン
カナの冒険はまだまだ始まらない・・・
patopatoblog at 18:52│メインエピソード | 界園(ワールドエデン)シリーズ
