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<title>パトパトのブログ - メインエピソード</title>
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<title>No.213　パト単独行動</title>
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<description>エウレカ探偵事務所、今回は珍しくパトの単独任務だった。ただし、単独と言っても本当の意味でパトが一人になるわけではない。パト（琴歌から言われた任務、男性のみが入れる施設で敵の勢力の鎮圧、もしもの事を考えたら妥当だ、それに一人の方がやりやすい）パトは基本エウ...</description>
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<dc:date>2026-10-18T02:32:24+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[エウレカ探偵事務所、今回は珍しくパトの単独任務だった。<br /><br />ただし、単独と言っても本当の意味でパトが一人になるわけではない。<br /><br />パト（琴歌から言われた任務、男性のみが入れる施設で敵の勢力の鎮圧、もしもの事を考えたら妥当だ、それに一人の方がやりやすい）<br /><br />パトは基本エウレカ探偵事務所で働く時はスリーマンセル、もしくは従属を呼んで最低でも二人体制で戦う事を強いられていた、パト自身がではなく琴歌からのお願いだった。<br /><br />パト（僕は別に問題ないのに、もしもの事を考えたら誰かが居た方が保険になるって事だろうけど、そうなったら自由に出て来る連中がいるわけだし、そういう意味で言えば絶対に一人になる事なんて絶対にないんだけどな）<br /><br />パトはそう考えながら相手の拠点地まで歩く。<br /><br />・・・・・・<br />パトは相手の拠点地の真正面に立っていた。<br /><br />パト（今回の作戦は真正面突破でいいかな、完全制圧だから一人たりとも逃したくないしな、どうしよ、逃して警戒されたり残党で組織を組まれても厄介だな）<br /><br />パトは考えながらも莫大なオーラを使用して建物を破壊する。<br /><br />パト「オーラ・ペタ・バースト」<br /><br />パトの手からオーラの大爆発が巻き起こった。<br />その段階で建物はほぼ崩壊。<br /><br />敵A「敵だ！！」<br /><br />ほぼ死んでいる敵の中にもパトの攻撃を運よく退けた者が数人いた。<br /><br />パト「さて、情報はもう洗い出してるんだよね、悪いけど生け捕りなんて発想は諦めてくれ」<br /><br />パトがそう言うと同時に敵A含む複数人の首が宙を舞った。<br /><br />パト「神波剣（オーラ・ソード）」<br /><br />パトはオーラを剣の形に変えて攻撃を仕掛けていた、この剣の切れ味は凄まじく、刃先は細かく振動しているためただ切る事も可能だがただ当てるだけで軽く刃が沈んでいく仕様にしていた。<br /><br />最小で針程度、最長で2Ｋｍ程度、ただし両方とも極端だと精度重視のため最小の場合火力が大幅に落ち、最長だと大雑把になりやすく切れやすいが過度な結果を生み出しやすくなる、切らなくていい所まで切るという事だ。<br /><br />パト「やっぱり便利だ、形も変幻自在だから直線上と考える必要はない、狙いたいところに狙いをつけて切ればいい、剣というより鞭に近い性能だな、いつもだと雪花に良い所を譲るからたまにはこうやって帝国で学んだ特訓の成果を実践で使ってみたいよな」<br /><br />と言いつつも既に敵は全滅していた。<br /><br />・・・・・・<br />パトはエウレカ探偵事務所に連絡していた。<br /><br />パト「琴歌、仕事を終えたよ、防衛軍に確認報告をして貰ってもいいかな」<br /><br />琴歌「お疲れ様です、流石はパト君、この短期間でもう完全鎮圧をしてしまうなんて、抜けは大丈夫そうですか？」<br /><br />パト「ああ、気配は一切感じなかったよ、最悪僕のオーラ「神派銃（オーラ・ガン）」でトドメを刺すよ」<br /><br />パトのもう一つの技術、オーラを操作性のある球に変換して銃のように打ち込む技術である。<br />視界にあるものなら精度は100％、視界外なら【神真】で空間の気配を探知して死角であっても撃ち抜く事が可能な技術であり、距離にもよるが300ｍ以内で死角だったとしても７０％命中の精度を持っている。<br /><br />パト「雪花とミーエルはどう？僕の代わりにノラを加えたけど仕事は順調そうかな？」<br /><br />琴歌「定期報告では苦戦はしていないようですね、ノラさんが色々二人を引っ張ってくれてるみたいですね、助かりますよ、やっぱり帝園の方たちは全員優秀です」<br /><br />琴歌は電話越しでも伝わる程ご機嫌な声でパトと喋る。<br /><br />琴歌「そうですね、そのままパト君には別の依頼をお願いしましょうか、バハートさんから特例任務を2件預かっているのですがどうでしょうか？出来れば売上自体はないのでパト君一人で早急にこなしていただけたら凄く助かるのですが」<br /><br />パト「ああ、わかったよ、バハートのためだからね、僕がやるよ、それで何処に行けばいいのかな？」<br /><br />琴歌「ラオスに向ってください、国際犯罪組織がラオスに拠点を構えているという情報が入っています、あともう一か所はエクアドルですね、密輸の阻止をお願いしたいとのことです」<br /><br />パト「ラオスの方は生け捕りがいい？エクアドルは密輸情報次第だな、フィロンに情報を任せておいてもいいかな、ラオスの件を解決している間に情報を出してもらえると助かるよ」<br /><br />琴歌「わかりました、では私は情報班に仕事を伝えておきますね、後アリシア様にもよろしくお願いします」<br /><br />そう話すと琴歌は電話を切った。<br /><br />パト「特例任務なら仕方ないな、さっさと終わらせよう」<br /><br />特例任務とは複雑な話になるのだが、防衛軍はギルドに仕事を提供しているのだがその依頼の殆どが国が依頼金を防衛軍に渡し、その何割かをギルド依頼金として提示しているのだ、つまり防衛軍は中抜きしているような形になる、つまり国という客が居なければお金が発生しないため防衛軍が対処しなければならない、だがここ最近の世界テロや東京異変等の大型事件の連続で防衛軍の人員不足が発生しているため外部に依頼しなければ仕事を回せないというのが現状だった。<br /><br />バハートはパト達に相談したのが、防衛軍直接依頼の依頼料がギルド依頼金として払えないという問題に対してエウレカ探偵事務所側が無償で依頼を特例で受けてくれないかという話だった。<br /><br />勿論琴歌は反対した、エウレカ探偵事務所は会社であり慈善事業ではないのだ<br />だがバハートは地球防衛軍でもあるが、帝国の従属であり、雪花の直属部隊所属、無下にも出来ないという事で考えた結果、アリシアコーポレーションが防衛軍発注の依頼を受け取り、アリシアコーポレーションから防衛軍に依頼を送るという内容だった。<br /><br />例えばＡ案件で1億の依頼金が発生したとする、そのＡ案件をアリシアコーポレーションが買い取り、そのまま防衛軍に1億を依頼金として防衛軍に支払う、そして7000万依頼としてギルドに出す事で防衛軍は3000万の売上を出した上に依頼をこなすという形をとったのだ。<br /><br />だがそれではアリシアコーポレーションが損をする、なのでこのような案件の場合はバハートが優遇してエウレカ探偵事務所に依頼する事にしたのだ、そうすれば7000万はエウレカ探偵事務所に入り、2割をエウレカ探偵事務所の売上として持ち、残りはアリシアコーポレーションに還すという流れを作ったのだ。<br /><br />それでも1400万がエウレカ探偵事務所、5600万がアリシアコーポレーションに入る、だがこれでは約半分が帰って来ただけでまだ赤字、そこに関しては地球防衛軍がアリシアコーポレーションの資材だけを購入し使用するという契約で手を打った。<br /><br />アリシアからしたら「太客への投資としては安い金額ですよ、防衛軍経由なら各国に売る事も可能ですから色々手続きも含め楽になりますしね」<br /><br />と了承を得た、バハートは深く頭を下げた、エウレカ探偵事務所としてはギルド仕事の中で言えば安い案件のため、あまりメリットを感じないが従属のお願いのため、売上ではなく助け合いとして了承した<br /><br /><br />それが【特例任務】と呼ばれているのだ。<br /><br />パト「ラオスの目的地までは数日は覚悟しとかないとな、今回の報酬は1500万、僕が1日動くのに20万、交通費とか情報班を動かすとなれば・・・うわ、あまり売上は期待できないかもな、さっさと終わらせないと琴歌が微妙な顔をしてしまうぞ！」<br /><br />パトはそう言いながら少し焦りながら現場から離れた所に置いていた荷物を持って次の目的地に向かった。<br /><br />]]>
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<title>No.207　強さの証明　episode1</title>
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<description>パトはエウレカ探偵事務所で仕事をしている。基本的には国が手を出しにくい大きな組織、テロリストの駆除、悪信教討伐等宗教関係の討伐等が最も多く依頼として行われているそれらは一度地球防衛軍が国から依頼を受け、それをギルド依頼として発注し、それをパト達エウレカ探...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-05-10T03:37:43+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[パトはエウレカ探偵事務所で仕事をしている。<br /><br />基本的には国が手を出しにくい大きな組織、テロリストの駆除、悪信教討伐等宗教関係の討伐等が最も多く依頼として行われている<br /><br />それらは一度地球防衛軍が国から依頼を受け、それをギルド依頼として発注し、それをパト達エウレカ探偵事務所が受ける形になる事が多い。<br /><br />見積もりを出して競争になるのだが、あまりにも規模が大きいのと難易度が高いため他企業や組織が依頼を受注出来ないため、ほぼ独占という形でエウレカ探偵事務所が請け負っていた。<br /><br />今回の任務はドイツからの依頼で悪徳宗教の壊滅を依頼してきた。<br /><br />被害は世界各国で少年少女を拉致監禁し、教徒として教え込ませているというものだった。<br />一度国側がその宗教を調べ、監禁された少女を一人救ったのだが、洗脳が酷く、少女本人は拉致されたと思っておらず、「親が君をそこに連れて行くように依頼された、立派になれば親も喜ぶ」という言葉でまさか無断で連れて来られているとは思っても居なかったのだ。<br /><br />行わせていた事も質が悪かった。<br />まだ見境もない時期に悪習を習慣づける事で違和感を感じなくさせる、勿論自分の周りも同じ洗脳、共同生活を送っているためそのことに理不尽を感じる事はあれどそれが常識なのだと認識させる。<br /><br />人は、周りが同じことをしていれば納得はしてなくても違和感を感じる事なく事を生じる習慣がある。<br />それを利用した手口だと判断した。<br /><br />ドイツとしてはこのままではドイツの責任という事で他国から責任追及を受けかねないという事で防衛軍に依頼をしてきたという経緯だった。<br /><br />・・・・・・<br />パト「組織の壊滅か、普通に壊すのはダメなんだよな、多分」<br /><br />バハート「そうね、まずは捕まっている子供達の保護、そして被害者の隔離、そこまで済んだうえで関係者の確保、からの建物の調査からの解体かしらね、やる事が多いうえに色々準備や施設が必要になってくる案件だけど」<br /><br />パト「ああ、言ってる事だけいうとかなり難しい話だ、そもそも調査から大変だろうしな、まず被害者リストとかあったらいいんだけど、それも実際ないんだよな」<br /><br />雪花「各国に足を運んで行方不明者リストを手に入れるしかないわね、ドイツが独断で責任追及される前に対策したいって話なんでしょう、つまりは他国に情報が漏れる前、という事は知る由もないって事かしらね、まあドイツからしたら世界でヤバイ宗教が居ると思ったら自分の土地内で活動してたっていう貧乏くじを引いたようなものでしょうから結構同情出来る案件でもあるわね」<br /><br />バハート「それで子供や被害者教徒の保護は第五部隊から施設を貸し出すからそこに収容をお願い、カウンセリングはミーエルちゃんが担当するって話でいいのかな？」<br /><br />ミーエル「それが私の仕事だからね、情報部隊って事は月花様の班を使えばわざわざ国に足を運ぶ必要はなさそうだね、各国の重要サーバーに入る必要があるならソフィアちゃんの班に声を掛けてエテルちゃんを使うのも手だね、まずは情報を集めて、そこから潜入、からの被害者全員の顔写真を撮影、そこからフィロンちゃんが照らし合わせて個人情報を特定、全てを集めたら回収、そこでやっと私達の出番ってところかな」<br /><br />パト「そうだな、でも潜入を誰がするかって話だ、リスクは勿論あるけど一人一人の顔を撮るってなるとかなり時間も掛かるし、一日少しで終わるような話じゃない、それこそ時間が必要になる話だと思うんだけどな」<br /><br />バハート「やり方は任せるよ、私はこれ以上の手伝いは贔屓になっちゃうから、防衛軍側でどうにか出来る事ならそれなりに協力するから相談はしてきてね」<br /><br />雪花「そうね、ならまたわからない事があったら連絡するわ」<br /><br />そう話すとパト達は防衛軍施設を後にした。<br /><br />・・・・・・<br />シンガポール<br /><br />第五部隊本部はそこにある。<br />依頼競争は各国に設けている施設からでも対応は可能なのだが、仕事の説明や詳細、データでは取り扱えない書類上での機密情報の開示等の理由もあり、仕事依頼の話をするとなるとシンガポールまで足を運ぶ必要があった。<br /><br />パト「ああ、とりあえず月花の班にいるフィロンとソフィアの班に居るエテルで外側と内側で行方不明者情報を集めてくれ、それまでに僕達はドイツに足を運んで拠点の監視を行うよ、あと黄金卿からファルドラの救援要請もしておいてくれないか、潜入となったらファルドラが適任だろ、僕でもいいけど僕は司令塔として動く必要があるから現場をメインに任せたいんだ」<br /><br />パトは琴歌と連絡をしていた、基本的にエウレカ探偵事務所で人を動かすのはパトではなく琴歌だった。<br /><br />パトが現場側で動く以上琴歌が全体を把握して人を動かす方が効率がいいという流れだった。<br /><br />パト「とりあえずは問題無しかな、ドイツに足を運ぶ準備をしようか、当分は日本には帰れないぞ」<br /><br />雪花「お腹壊さないかしら・・・またアリシアコーポレーションから非常食買っておこうかな・・・」<br /><br />パト「ちゃんと電子決済しておけよ、経理はエイリやフルールが担当しているからな、今回の案件はかなりの額を貰っているらしい、無事成功出来たら数十年は遊んで暮らせる額は入ってくるレベルらしいぞ」<br /><br />雪花「本当！ならこの仕事を無事終わらせて100連休くらいとっちゃおうかな～」<br /><br />パト「ば～か、その得たお金で設備投資にするんだよ、本来被害者の保護も依頼側の範囲なんだ、それをバハートが気を利かして防衛軍の設備を貸してくれるって話で話が済んでるんだぞ、勿論掛かった費用はこっちに請求するように言ってある、でもそれも自分達で管理出来れば安く済むって話だ！」<br /><br />雪花「それはバハートちゃんの恩恵を使えばいいのに、そんな設備だって維持費とか管理費が馬鹿にならないと思うんだけど、税金も凄そう」<br /><br />パト「ふふふ、将来的には家族の元に還すのは勿論だけど、もし身寄りがない子だったらそのままうちの会社で働いてもらうんだ、別に稼ぐ方法はいくらでもある、僕達は力があるし知恵もあるから探偵が向いてると考えてこの職にしたけど、別になんだっていいんだ、それこそアリシアコーポレーションで補ってる非常食だってこっちで作ってしまえばいいだけの話だろ、月花が元々技術開発部隊でそれなりに知識も豊富だ、なら後はそれを理解出来る人材がいればいい、それをその施設から育て働かせるんだ」<br /><br />ミーエル「自給自足で人材を育てるって事だね、外部からは居れないのはなんで？」<br /><br />パト「離れる可能性があるからだよ、ちょっと性格悪い話だけど、保護して育てて貰った恩というものを最大限に利用するんだ、なら多少の理不尽くらいなら努力や根性で乗り越えてくれるだろう、そこで離れるという選択肢が取れる外部人材はあまり信頼出来ないんだ、仕事柄情報を外部に出して欲しくないしね」<br /><br />雪花「その言い分だとフィロンちゃんやミオラちゃんはどうするの？」<br /><br />パト「フィロンは大丈夫だと思ってる、だけどミオラはどうだろうな、メリアだったらさっさと肉体関係でも作って依存させろって言うんだろうな、とりあえずメリア流を採用するなら依存させる事だろうな、でもそれなら別に僕じゃなくてもいい、それに僕はあまり依存を使った手段は使いたくないんだ」<br /><br />雪花「恩は利用するって言った奴のセリフじゃないな～、別にいいけどね」<br /><br />パト達は外部に音が漏れないように力法を使いながら空港に移動していた。<br /><br />・・・・・・<br />ドイツ空港　飛行機内<br /><br />パト「さて、寝るか、色々考えてもいいけど到着してからでも遅くはないだろう」<br /><br />ミーエル「そういうものだね、ただ情報が少ないよね、世界各国で動いてるって事はそれなりに大きな宗教なんでしょ？なら拠点が一か所とは思えないんだよね、複数あって一か所だけ攻めたら他に情報が回って警戒耐性に入られないかな、そうなると色々と面倒臭いと思うんだけど」<br /><br />パト「そのための調査さ、でも少なくとも各国にその宗教の簡易的な拠点はあるかもね、そこまで攻める必要があるかどうかも調査してもらうつもりだよ、そもそもミーエルが言ったように一か所攻めた時点他拠点の連中は間違いなく警戒する、すると拉致した子供や被害者教徒だって隠されるか悪用されかねない叩くなら一気に同時に叩く必要がある」<br /><br />パトはそう話しながら睡眠をとる態勢に入る。<br /><br />パト「帝園は本当に便利な力だよ、今の僕なら100人くらいは呼べる、少ないならその分倒すだけだよ、帝園の弱者はこの世界では防衛軍の副隊長、隊長クラスだからさ」<br /><br />雪花「まあ数の力で言えばこっちに分があるわよね、それとファルドラからは連絡来たの？ステラからでもいいけど」<br /><br />パト「いいや、それに別に勝手に来るだろう」<br /><br />パトはそのまま寝てしまう。<br /><br />雪花「呑気なものね、色々大変だと思ってないんじゃないかしら」<br /><br />ミーエル「多分そうだろうね、雪花ちゃんから見て今回の依頼はどう思う？」<br /><br />雪花「う～ん、私は戦う専門だから戦闘という視点で言えば凄く簡単、勿論相手側だって刺客は居るかもだけど並大抵の相手なら別に何も怖くないわね、人質がってなっても正直って感じ、体内にもぐりこむとかそんな事されても・・・そもそも能力を受け付けないから」<br /><br />ミーエル「私も保護した子供達のケアは簡単だと思う、ここでの難しいは情報をどれだけ性格に集められるかだからね、さっきも話してた事だけど被害者の数、建物の数、ここを見誤ると本当に大変、もしかすると今回の宗教が健全だと判断している国があった場合、そこに助けを要求するかも、どこが攻められたかまでわかれば相手だって私達にとって都合が悪い動きをしてくるかもしれない、答え合わせで完全正答をしないとダメって考えたらかなり大変だと思わない？」<br /><br />雪花「成程、だからパトも楽観的なんだ、自分の分野は簡単だから気にしても仕方ないって」<br /><br />ミーエル「そう言う事でしょうね、主様らしいというか、でも事実私達が出来る事は今の所はほぼないに等しいと思うよ、刺客を送られたら対処するくらいじゃないかな？」<br /><br />雪花「それならどんどん来てほしいわね！この飛行機内で襲われたりしないかしら、流石に退屈過ぎるわ」<br /><br />ミーエル「縁起でもない事言うのは辞めてよ、ここで墜落したら陸に足を運ぶ方が面倒臭いよ」<br /><br />・・・・・・<br />ドイツに到着。<br /><br />パト「腰が・・・それに暑いな・・・」<br /><br />雪花「パト、とりあえずホテルでゆっくりしましょう、観光は明日からで」<br /><br />ミーエル「観光に来たわけじゃないでしょ！」<br /><br />？？？「や～君達にぽん人だね！私にぽん大好きな～のよ～」<br /><br />パト「な、勝手に来るって言っただろう？」<br /><br />パト達の前に立っていたのは黄色のローブを被り、黄色の仮面をかぶったパトと似た身長をした男性だった。<br /><br />パト「ファル、よく来てくれた、潜入の準備はいつ頃出来そうかな？」<br /><br />ファルドラ「おいおい、まずは久しぶりに会ったんだから一杯酒盛りしてからだろ、そもそも僕だって今来た所だし、情報は色々集めながら来てたけどそれにしても休みたい」<br /><br />パト「それもそうだな、とりあえず宿を探すか、ファルはどうする？一応今回はエウレカ探偵事務所側の依頼だからファルの金銭面は全面こっちで見るつもりだけど、都合が悪いなら自腹でもいいぞ」<br /><br />ファルドラ「お！ならお言葉に甘えて全額援助してもらおうかな！僕もそれなりに稼がないと生活が困るからさ、ほら僕達の組織って別に各自報酬制だから給料とかないし、最悪バイト探しだってしないといけないくらいなんだぞ」<br /><br />パト「秘密結社がバイトは笑えるな、ならしっかり働いてもらうよ」<br /><br />パト達は宿を探し出した。<br /><br />・・・・・・<br />宿を見つけた、シングル4部屋は難しかったため、ダブルの部屋を2部屋とりパトとファルドラ、雪花とミーエルで部屋に泊まった。<br /><br />パト「さて、最近はどうだったんだ？悪信教と何かしら進展はあったの？」<br /><br />ファルドラ「雑魚はね、だけど公爵クラスになると全然、気になるのが君主クラスも顔を出さない、闇側の動きがここ2年大人しかった、それが気になるな、2年前なんて世界テロから色々あったわけだしな、僕自身問題も起こしたけどそれだってラディウスが悪信教として暗躍していたからっていうのもあったわけだしな、あの時は確か東京に悪信教が集結していたんだよな、何かしら暗躍しようとしていたってわけだ、だけど今は本当に何も起きていない、いや正式には今回みたいな案件はあるけどそれにしても平和過ぎる、もっと力ある闇側勢力が動いてもいいって思うんだけどな」<br /><br />パト「2年前の防衛軍は僕から言ってもかなり弱体化してたからね、正義側を壊滅させたいならあのタイミングだと思って僕自身警戒はしてた、だけどそれからはまったくの音沙汰なし、何か企んでいるのかもな」<br /><br />ファルドラ「そうそう、しかも今回は悪信教とは違うが宗教関係の問題だろ？なら悪信教が裏で絡んでる可能性も充分ありえるだろ、だからこの案件は僕にとっても好都合ってわけだ、何かしらヒントを得られればいんだけどな」<br /><br />パトはファルドラと真面目な話をしながらも世間話に花を咲かせる。<br /><br />パト「誰か良い人とか出来たのか？」<br /><br />ファルドラ「馬鹿言え、そんな事ありえないね」<br /><br />パト「ぶっちゃけ宝華さんとはどうなんよ？」<br /><br />ファルドラ「あれは対象外だ、見た目が幼くなったとはいえ中身はあまりにも変態な叔母さん過ぎる、見た目は17歳、中身は37歳は洒落にならんだろ」<br /><br />パト「でもファルドラは年下が好きなんだろ？え、違うの？」<br /><br />ファルドラ「それは多分フィロンの事言ってるのか？なら違うな、僕は年下が好きなんじゃない、フィロンが好きなんだぜ？相棒？」<br /><br />パト「さすがにキモいな、いい歳してるんだからヤバイ発言は控えとけよ」<br /><br />ファルドラ「お前に言われたくねえよ、実際どうなんよ、どんだけの女を口説いてきたんだ？」<br /><br />パト「そうだな、最低でも100万人の女神かな、モテモテだぞ、もうそれはそれはマジプレッシャー」<br /><br />ファルドラ「あれか、自分の行動全てが神格化されるって奴か、動きにくいにも程があるな、エロゲとかの趣味は健在なんだろ？」<br /><br />パト「勿論だろ、ギャルゲーとかエロゲ―はエロ抜きにしても最高のコンテンツだぞ、それをやめるなんて僕には到底出来ないね」<br /><br />ファルドラ「それでこそ相棒だな、現実の方がエロゲよりエロゲ主人公やってるのにエロゲの方を選ぶそのヘタレ具合、中々のポテンシャルだぜ！」<br /><br />パト「うるせ！」<br /><br />パトはファルドラの肩に対して軽く肘で小突く、そんな会話をして二人は睡眠に入る。<br /><br />次の日から仕事をするために英気を養うために。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29900050.html">
<title>No.204　第四期の女帝達episode2</title>
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<description>シンはハルの元から離れて少し休憩していた。シン「あの子、私の攻撃・・・」結局通用しなかった攻撃、その攻撃はどこまで彼女に通用したのか、本当に本気を出せば通用していたのか、そんな事を考えるシンだが、一度離れてしまった以上もう一度試すという行為を選ぶのは何処...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-05-06T02:43:37+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[シンはハルの元から離れて少し休憩していた。<br /><br />シン「あの子、私の攻撃・・・」<br /><br />結局通用しなかった攻撃、その攻撃はどこまで彼女に通用したのか、本当に本気を出せば通用していたのか、そんな事を考えるシンだが、一度離れてしまった以上もう一度試すという行為を選ぶのは何処かプライドに傷がつく、そう考えた彼女は次の場所に居る【愛全の究極系　アム】の件について考える事にした。<br /><br />シン「一度ミール様の所に戻ってみようか」<br /><br />・・・・・・<br />シンは再度ミールの居る場に足を運ぶ。<br /><br />ミール「どしたの？忘れ物かな？」<br /><br />シン「白々しいですよ、見てたんですよね？」<br /><br />ミール「まあね、シンの思惑通りだよ、彼女、いやもう一人のアムもだけどあの二人には強さの基準というか概念がないから順位が存在しないよ、戦って勝つ事もないし、負ける事もないって所かな、そんな子に順位をつけろっていうのが無理な話だと思わない？」<br /><br />シン「では私でも勝てないと？」<br /><br />ミール「どうだろうね、私なら勝てると思うけど、でもそれって強さでっていうよりほぼズルで勝つって意味に近いんだよね、私自身の力で勝つというよりかは帝園という世界そのものを利用して脅す感じかな、そうでもしないと勝敗をつけれない子に勝てないんだよ」<br /><br />シン「ミール様程の人でもそんな子が帝園に居るんですね」<br /><br />ミール「そうだね、でもそれって凄く特殊というか特別枠だね、例えば君達の母、エステルだって私は彼女を殺せないし、彼女自身に順位はないよ、勝ち負けとかいう概念が彼女にはないからね」<br /><br />シン「そうなんですか、てっきり私達のような従属を作る事に特化した方なのかとばかり・・・」<br /><br />ミール「その認識で間違いないよ、でもそんな彼女をもし殺そうとしても絶対に死なないって話、例えば私が世界を使って彼女を無限に殺したとしも私は彼女を殺しきれないんだよ、勿論彼女自身に戦う力は備わってないから私が負ける事がない、ほら、勝敗がつかないでしょ、だから順位がつけられないんだよ、なんで死なないかって話になると彼女自身が帝園と直結してるからかな、別に帝園にだけに限らないんだけどね」<br /><br />シン「そうなんですか？私エステル様の事、結構知ってるようで何も知らないんですね、少しでもいいので教えてもらってもいいですか？」<br /><br />ミール「ユグドラシルって知ってる？世界樹でもいいけど」<br /><br />シン「はい、知ってます」<br /><br />ミール「あれって星の生命エネルギーと直結して育つ植物ってイメージだよね、エステルはそんな感じの能力も持ってるんだ、つまり帝園だから栄えたんじゃないんだ、エステルが帝園に居るから栄えたんだよ、エステルが帝園のエネルギーを利用する事で君達が生まれた、そして直結した世界とエステルは同化する、つまり人間の姿のエステルを殺しても無意味なんだよ、本体は帝園なんだから、だったら世界を壊せば終わりだと思うでしょ？でもそのエステルの根が私自身にも芽生えていたらどう？つまり私が死なないとエステルを絶対に殺せないって事になるよね、それがエステルを殺せない理由なんだよ」<br /><br />ミールが語ると少し笑顔になって完結を述べる。<br /><br />ミール「結論から言うとエステルは帝王様と同じ性質を持ってるの、本人だけ殺しても死なない、多くの条件を満たしたうえで殺さないと死なない、だけどその条件が私でも無理ゲーだから殺せないそれだけの話ってわけ」<br /><br />シン「そうだったのですね、ミール様ですら殺せないなんて」<br /><br />ミール「本来御神体の連中ってそんな奴ばっかりだよ、ヘブンズハートのメンバーに第七園の御神体フラ、第六園の御神体リルが居るけど、あの二人はまだ成長過程だからまだ勝敗のつく強さの範疇に居るだけ、元々御神体は帝王様単体から生まれた未成熟な世界王達、シン達が【世界王の素質を持つ従属】とするならば御神体は【成熟する前の世界王】ってことになるのかな、勿論世界王として覚醒してる私みたいなタイプも居るけどね、そして最近世界王として成った第八園御神体エテル・ホープ・ノーミール、が最近私に続いて二人目の世界王として現れた」<br /><br />シンは聞いていると疑問に思う。<br /><br />シン「なんでフラやリルをヘブンズハートに？本来であれば世界王として何もしなくても覚醒する従属なのでしょう、ならわざわざ第二園に所属させる意味がないと思うのですが」<br /><br />ミール「環境が悪いって所かな、ほらフラの所もリルの所も御神体である彼女達に凄く甘いんだよ、つまり現状に全然困ってない、世界王覚醒には余程強力な力を備えているか、もしくは帝王様と契約して一定数の強化を施してもらうかの手段が必要になってくる、御神体単体だけで世界王覚醒まで持っていく事は可能だけどそこまで意識の高い子なんて居ないからね、あの第四園御神体ティエルでさえ自己鍛錬なんてまったくしてないんだから、それが結局の所の現状なのよね、だから第二園で鍛えた方がいいかな～って思って入れたんだ、意味合い的にも別に間違ってるわけでもないしね」<br /><br />シン「そうですか、色々理由があって所属している子もいるのですね、色々お話出来て良かったです」<br /><br />シンはミールとの話を終えると次の場所に向おうと準備を始めた。<br /><br />ミール「あ、次はアムの所に行くんだよね？」<br /><br />シン「はい、どんな子か私が直接確かめようと思いまして」<br /><br />ミール「なら粗相は気を付けてね、あの子、自分からは何もしてこないけど、こっちから攻撃をすると多分シンでも負けちゃうかもだから」<br /><br />ミールはニヤっと笑いながら告げる、その言葉の意味を理解出来なかったシンは不安な表情をしながらもアムの所に向かう。<br /><br />・・・・・・<br />シンはアムの居る場所に向かう、場所を聞いていたが同様を隠せなかった。<br /><br />シン「ずっとここに居たの・・・？」<br /><br />シンが驚くのも無理はなかった、そこは第二園が存在する時からずっと存在する建物、今や誰も居ない、主が誰かもわからない、御神体を祀る御神殿だった。<br /><br />シン（ここは私でも足を踏み入れた事が無い場所、というよりかは足を踏み入れられなかった場所、ミール様から聞いている、第二園の御神体カル、名前だけミール様が見つけ出しただけで姿、存在すら認知されていない御神体の一人の唯一の手掛かりになる場所・・・そこに居るっていうの？）<br /><br />シンは思い出すミールが「御神体かも」という言葉の意味を。<br /><br />・・・・・・<br />シンは御神殿の前に立つ、足がすくむ、先ほどシンが御神殿に立ち入らなかった理由でもある、それがこの恐怖心だった。<br /><br />シン（確かこの場所、ネルが好奇心で入ろうとしてたけど、あのネルでさえ、「興が冷めた、帰るぞ」と言って立ち去った場所、ベルも「ここなんか気持ち悪い、帰る」と言って帰った、私も同じ気持ちだったから立ち去った、今も全然変わらない、でも愛全の究極系アムはここに居る。）<br /><br />シンは恐怖心を抑えながら御神殿の扉に触れる、するとシンの身体全身に電撃が流れる、実際には流れていない、だがそう錯覚する程にシンの身体は身動きを取る事が出来なかった。<br /><br />？？？「立ち去れ、立ち去れ、立ち去れ、立ち去れ」<br /><br />シンは冷や汗で身体を埋め尽くしていた、今すぐにでも服を脱いで楽になりたい、だけど服を脱いだらきっと死ぬ、そんな命の危機を感じる程にこの扉の威圧感は凄かった。<br /><br />シン（もし、もし御神体が居た場合、その場合ミール様以上に強いなんてことがありえるのだろうか、でもミール様が名前までしか認知出来ていないという事はそれ以上の情報を意図的に抑えているという事になる、つまり一部とは言えあのミール様を掻い潜る力を持っているという証明になっているのではないか）<br /><br />シンは長い時間扉の前で立ちすくんでいた、進むのが怖い、だけど進まないとアムという女性に会う事が出来ない、別に会わなくてもいいのではと思いはするがそれでは結局彼女の事を知る事が出来ない。<br /><br />シン「行こう・・・」<br /><br />シンは扉をゆっくり押す、既にシンは全力の力を身に宿していた。そして扉を開けて奥に入る。<br /><br />・・・・・・<br />そこには一人の少女が居た。<br /><br />茶色の髪、眼鏡をつけてただ座っていた。<br /><br />シンは一瞬でわかった、彼女がアムなのだと。<br /><br />シン（嫌な気配が消えた？良かった・・・）<br /><br />シンは緊張が薄まった事に安堵し目の前に居る彼女に話しかける。<br /><br />シン「貴女がアム、でいいのかしら？」<br /><br />？？（アム）「？私の事ですか？私はアムという名なのですか？」<br /><br />シン「違うのかしら？なら貴女は何者？」<br /><br />？？（アム）「わからない、ずっとここに居るけど、私をアムと呼んだ人は貴女が初めてです、私はアムという名前なのでしょうか？」<br /><br />シンは確信した、アムという名はミールがつけた名なんだと、名が存在しないからミールが名付けていた名前なんだとすればこの子には本来の名前がある、それが何かをシンは本能で確信して、それを言葉にする。<br /><br />シン「カル・・・なのですか？」<br /><br />？？（アム）「カル？アムではなく？」<br /><br />シン「ごめんなさい、気にしないでください、ですが貴女はずっとこの場所に居たのですか、ここは第二園、一般人はこの園どころか、このような場所に立ち入る事すら出来ません、いつからここに居るのですか？」<br /><br />？？（アム）「わかりません、ですが私が認識しているこの一週間の間はずっと自然に衣食住の物が自然と集まりました。」<br /><br />シンはそう言う彼女の周りを見ると確かに豪華な衣類、充分どころか一人分にしてはあまりにも多く、そして貴重な食材の数々、そしてこの御神殿という住居、全てが整っていた。<br /><br />シン「一週間というのは、それまでの記憶は存在しないんですか？」<br /><br />？？（アム）「わかりません、私も自分の事を考えた事があります、自分が何者で何処から来たのか、何故この建物の中に存在しているのか、でもそう考えていても答えは出ません、ただ私自身何も出来ない、でも目に見えない誰かが私の事をずっと見守ってくれてるみたいに色々助けてくれるんです、だから私はここに居た方が良いんだと思って・・・ずっとここで過ごしていました。」<br /><br />シンは彼女の言葉を聞き、一言「ちょっと調べさせて貰ってもいい？」と承諾を得て建物内を調べる。<br /><br />・・・・・・<br />綺麗な建物、生活感があるが一週間以上住んでいると根拠づける物が一切ない。<br /><br />シン「片付けや洗濯は全部自分で？」<br /><br />？？（アム）「いえ、私は一度もやった事がありません、ただ着替えが必要だと思ったら置いてくれている服に着替えていました、食事も料理が出来ないのですが誰かが私の口に合う料理と食材を選んで作ってくれます、建物もいつも綺麗になっています、一度私が食事を落として汚してしまっても自然にその汚れが消えてしまいました、でもそれがこの建物での日常であるなら私はそうなのだと受け入れていました、なにせ自分自身の事が一番わかっていませんので・・・」<br /><br />シン（これは厄介ね、さっきから言ってる誰かの気配なんて一切感じない、それなのにこの子は一貫して誰かに守られていると言ってる、私は全然気配を感じないのに彼女は何かを感じている、それが全然わからない）<br /><br />今までにない得体の知れない存在。それがシンにとってアムの第一印象だった。<br /><br />シンはその存在を確認するために御神殿に攻撃を仕掛けた。<br /><br />シン（ごめんなさい、でも試させて、正直私ですら意味がわからないのよ）<br /><br />シンは無数の攻撃を御神殿にうち放つ、その威力はネルに及ばずだがその性能に最も近い威力で撃ち抜き続ける。<br /><br />シンは能力の究極系、その性能は全究極系が集結した時、どの分野に置いても一番ではないにしても二番手であれる程の素質を持つ、それは別名【万能の究極系】とも言いかえれる程の性能を持っている。<br /><br />シンはネルの即死性能を持つ絶対的攻撃性、ベルの絶壁性能を持つ絶対的防御性を兼ね備え、ノラの無限性能を持つ無限性能を掛け合わせ御神殿に対して攻撃を続ける、その威力は帝園序列6位に相応しい、あの第七園御神体であるフラ以上の力を持つ化物的性能を発揮する。<br /><br />シン「はああああああああああああああああああ！！！！！」<br /><br />ガガガ！ドドドドド！！！バババ！！！<br /><br />建物は粉々に壊れていく、その破片がアムの無情にも降り注ごうとしていた。<br /><br />シン（女帝ならこの程度でくたばったらダメ！！）<br /><br />シンは心を鬼にしてアムに特大の光線をうち放つ！その性能はテルやセラレベルですら受ければ無傷では居られない程の火力！<br /><br />シンは攻撃を止めた。<br />そして見た。<br /><br />アムの周りの次元が歪んでいた、全てを抑えていた。<br />アムは怯える所か現状を一切把握していなかった、恐らくアムの見ている風景は何も変わり映えのしない風景なのだろう、アムを怖がらせてはいけない、そう思わせられる程歪んだ空間内は何も変わり映えのしない空間が広がっていた。<br /><br />シン（無傷、どんな現象ですら絶対に突破する性能を持った攻撃を狙ったのだけど・・・）<br /><br />アムの周りで留まっていた現象が歪んだ空間の中に取り込まれていく、そしてシンが反応した一瞬の間でシンの周りの空間が真っ白に広がる！<br /><br />シン「な？！」<br /><br />シンは驚きを隠せなかった、全てが何事も無かったかのように元通りに戻っていたのだ。<br /><br />シン「時戻し？時空を操った？でもそんな気配は一度も？！」<br /><br />シンも能力の究極系、時を支配する事は造作もない、むしろそれも考慮して時耐性を強力にし絶対に干渉させないようにしていたほどだった、だが通用しなかった。<br /><br />シン「どんな手品を使ったのよ？！」<br /><br />アムは何事もなかったようにシンの元に歩く。<br /><br />シン「・・・この感覚、まさか姉妹とフェアとティエル、ミール以外で感じる事になるなんてね」<br /><br />シンは本気の目になる。<br /><br />シン「フィルドレッド・ハルグレンダーサ・シュパローン」<br /><br />シンの周りに全次元が集結する<br /><br />シン「穿て！！」<br /><br />シンは全次元をドリルのように回転させ、アムに攻撃を仕掛けた！<br /><br />シン「それで終わると思うな！！ウラドラーマ！！！カガファードラ！！ニュトラスラボエンダ！！！！」<br /><br />全時が止まった、未来も過去も全ての選択肢も全てが止まった！完全にシンが「完全的中」という絶対だけを引き当て確実にアムに当てる準備を整える！<br /><br />世界の耐性という概念を全て壊した、これでシンの意志一つで全てが崩壊する、全ての生命も虚しく崩壊する！<br /><br />シンの肉体は高次元体となる、結果全ての攻撃が無効化は勿論全ての攻撃がシンに当たった場合高次元物質へと変換され相手の特別な特性全てを適応させた絶対的貫通性を持って反射する！<br /><br />シンの持つ最強クラスの能力を一気に3つも使用した！<br /><br />シン（妥協はしない！さっきハル相手に私は無様を晒した！試すならここまでしないと何もわからない！ミール様が勝敗でどうにかなる次元ではないと言った以上その言葉がどこまで真実か、それを確かめる必要が私にはある！！！）<br /><br />シンはアムに攻撃を仕掛けた！！！<br /><br />・・・・・・<br />シンは目を一切逸らさなかった、次はちゃんと全て見えた。<br /><br />アムはダメージを負った、アムを守っていた歪みがシンの猛攻に耐え切れずにアムに傷を与えてしまった、だがその瞬間だった。<br /><br />アムの頭に鬼の角が現れた。<br /><br />アム「最も攻撃性に優れた姿で・・・」<br /><br />アムがそう呟いた瞬間全ての能力攻撃をアム自身が全て弾き飛ばし始めた！<br />その間に一度貫通した次元は修復し、さらに強固なものになった、そしてシンを敵と認識したのか<br />その歪んだ次元はシンに襲う！だがそれを想定していたシンにその攻撃が届くことが無かった！<br /><br />だが歪んだ次元がシンに触れた事でシンがその歪んだ次元の正体を理解出来た。<br /><br />シン（帝園？！？！）<br /><br />その答えは帝園そのものだった。<br />帝園という世界そのものがアムを守っていた、そして帝園がシンに敵と認識し襲い掛かって来た！<br /><br />シン（馬鹿な・・・帝園そのものがあのアムに纏っていたというの？！愛全って・・・まさか世界そのものも含まれるの？！馬鹿げている、全てに愛される究極系・・・それでミール様はそんな名前を）<br /><br />シンは次に見たものは鬼化していたアムが次に精霊化したのだ、そして全ての現象を吸収し始めた、<br />そして次に聖人化、エルフの耳を生やした彼女が凝縮した現象全てをシンに向けて撃ち返してきたのだ！<br /><br />シンは自分が一度高次元体に変換した物質のため防ぎきれないと考えかわす！<br /><br />シンが一瞬目を話した瞬間にアムは再度鬼化してシンの頭部に蹴りを入れる！！<br />シンは軟体化しその衝撃を吸収し、変幻自在を扱い、アムを取り押さえる！<br /><br />シン「もう攻撃はしない！治まりなさい！！！」<br /><br />アム「抑えられて動けない、もっと力が欲しい」<br /><br />アムはそう言うと帝園がアムに向けて力を与える！その中にはシンの力も含まれている！<br /><br />シン「はあ？！馬鹿げている！！愛されているからってそんな事まで貢がせるつもり？！もういい加減にしなさい！！」<br /><br />シンはアムの頬にビンタする！だがその攻撃も辛うじて歪みが抑える。だがその行動でアムが冷静になるには充分だった。<br /><br />・・・・・・<br />シン「悔しいけど本物だわ、強いわ、それに・・・」<br /><br />シンは確信した、彼女は第二園の御神体カルだと。<br /><br />シン（記憶を失っている理由も全然わからないけど絶対に彼女はカルだわ、あんな戦い方が出来る従属なんて絶対に居ないわよ！そもそも色んな種族に変わっていたのもどの種族の特徴にも当てはまってないし！神族の私ですらそんな芸当なんかできないわよ！）<br /><br />シンは頭を悩ませた、ミールは気付いてないのか？彼女が今まで姿形も現さなかった御神体だってことを、恐らくミールの攻撃がアムに通用しなかったのは同じく帝園を利用した攻撃だったからだろう、だから同じく帝園の力を扱うアムに通用しなかったのだ。シンの攻撃は相当に火力を上げてしまえば貫通した、彼女が何故記憶喪失かはわからないがもし、その力を満遍なく扱えたならシンですら勝つ事は困難になるだろう。<br /><br />シン（愛全って事は魅了の力が凄まじいって事？という事は最悪私も魅了されて無力化したところをって事もあり得る力なのか、普通に怖いし強いじゃない！勝敗つくわよ！全然強いし負けるわよ！本当ミール様も適当が過ぎる！）<br /><br />シンはアムに謝罪をしたうえでミールが出した指示の話をした。<br /><br />アム「私が【愛全の究極系】として選ばれた女帝？素質あるのでしょうか？」<br /><br />シン「あの私とほぼ互角にやりあえたんだから大丈夫よ、というか記憶喪失だったのに戦い方は覚えてたの？」<br /><br />アム「？いえ、どこからか声が聞こえて教えてくれました、そして身を委ねたら自然と戦っていました、不思議な体験でした・・・」<br /><br />シン「不思議な体験でした・・・じゃないわよ・・・」<br /><br />多分その声がカルの人格に一枚噛んでいるんだろうとシンは考える。<br /><br />シン「準備が出来たら叡天の羅針盤にいらっしゃい、移動方法は・・・多分願えば勝手にどうにかなると思うわ」<br /><br />シン（どうせ帝園が彼女を守ってすべての事をやってくれるでしょ、はあ、凄い規格外が混じって来ちゃったなぁ、どうしよう、また私のメンツが・・・）<br /><br />シンはそう思いながらその場を去る。<br /><br />]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29892302.html">
<title>No.202　第四期の女帝達　episode1</title>
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<description>今ここで4名の女性が新たな女帝として君臨しようとしていた。絆結の究極系　ユイ　【朧（ろう）】厭悪の究極系　エル　【黎（れい）】涅槃の究極系　ハル　【桜（よう）】愛全の究極系　アム　【銅（どう）】ユイは第四の園　天使族で元所属は神園帝使の序列7位、勝利属性の...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-05-04T17:33:08+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[今ここで4名の女性が新たな女帝として君臨しようとしていた。<br /><br />絆結の究極系　ユイ　【朧（ろう）】<br />厭悪の究極系　エル　【黎（れい）】<br />涅槃の究極系　ハル　【桜（よう）】<br />愛全の究極系　アム　【銅（どう）】<br /><br />ユイは第四の園　天使族で元所属は神園帝使の序列7位、勝利属性の天使王として玉座に座っていた。<br />ユイの力、勝利属性の天使が持つ能力は勝つ事が全て、そのため戦闘寄りの能力になりやすい傾向にあった、その中でユイネルの能力は全ての力を一つにして戦う、もしくは集めた能力を他の子に分配してしまう能力にあったため、ある意味集団の力を彼女一人で全て補ってしまう、そのため勝利の天使王として君臨していた。<br /><br />経歴に問題なく立派な女帝だ。<br /><br />エルは第十二の園　邪人族で元所属は最高重罪人として最深部の牢獄に捕らわれていた。<br />理由は邪人族の肌は褐色であるのが普通だがエルは白色、そして邪人族は漏れなく主パトや月花、パト寄りの人間達を嫌う傾向にあるがエルはその逆でパト達に強い好感を抱いていたため即処刑を言い渡されたが物理攻撃が一切通用しないエルを誰も殺せなかった、むしろ増大な悪意で一時的に帝園順位30位以内の実力を発揮した事でその場に居た邪人族全員を一掃した経歴があり、その結果誰も殺せないという事で監獄内に捕らわれていた。<br /><br />経歴に問題ない実績を持っていた。<br /><br />ハルは第七の園　聖人族で元所属は禁忌として扱われていたため、園内では腫物として扱われていた。<br /><br />ハルは技術の究極系テルの姉に当たる存在で第七の園内で多くの実績を残し続けたテルに比べてハルは逆に多くの実績を奪い続けて来た。<br />それは彼女自身が望んだものではなく、彼女の特性がそうされたものだった。<br />彼女の周りには生も死も存在しない、彼女しか存在しない、してはならない、そのような独特な領域が存在する、つまり彼女が存在ある物に触れると消滅してしまうのだ。例外として遺伝子の繋がりがあるテルは例外として触れる事が出来たが、テルの能力は例外ではなかったため絶縁している。<br />ハル自身は消極的な性格のため誰も近寄って来ない事をむしろ好都合と考えていたため、今まで問題なく過ごしていた。<br /><br />知名度とその評価は問題なく女帝の実績だった。<br /><br />アムは第二の園で偶然発見された謎だらけの存在だった。<br /><br />アムに記憶はなく、記録もなく、ミールが見る事で明らかになる情報全てが何もない、帝園の順位も表示されない、異質な存在だった。<br /><br />ここで何も持たないアムに実績を与えたのはミールだった。<br />彼女はアムに対して殺す勢いで密に攻撃を与え続けた、ミール自身に殺意はなかったが、ミールの範囲外に位置する彼女がどれほどの力量を持つのか不明だったため、それなりに遠慮せずに攻撃を行った。<br /><br />結果だけ言えば全て無傷、アムが何かをしたわけではなく世界そのものが時空を歪めミールの攻撃を拒んだのだ。<br />そこから何をしてもアムに攻撃は届かなかった、あと観察して気付いたのだがアムが例えば水を求めた時、水が自らアムの口元まで近づいてアムの体内に入って行った。<br />食料を求めた時には近くの生物が果物をアムに届けてくれた、果物だけでは身体に悪いと考えたのか、焼けた肉等の食糧が偶然アムの前に現れたりもした。<br />ミールはこの現象を見て【今だ正体を現していない御神体ではないか】と考え保護する形で女帝に任命した。アムという名もミールが決めた。<br /><br />彼女はミールを認めさせる事で女帝となった。<br /><br />・・・・・・<br />ミール「今回私が選抜した女帝はこの4人かな、どう？結構凄いのが集まったと思わない？」<br /><br />シン「確かに経歴は問題ありませんが、戦闘面での実績が少ない子が多過ぎませんか？」<br /><br />シンはミールからの言葉で質問を投げかける。<br /><br />シン「本来第二の園に所属する女帝は強くて当然、何かに突出しているだけの曲芸師を集めているわけではありません、強さあってこそです、欲を言えば一人で園全体を壊滅するだけの力は欲しいんです。」<br /><br />ミール「それが出来るのはネル、ベル、シンまででしょ、いやフラも出来るか・・・ノラもギリギリかな～」<br /><br />シン「別に最難関である五光帝連合（第一園から第五園までの園）の園を単独で壊滅とは言いません、例えば第十二園を最低でも一人で壊滅出来るだけの実力は最低限持っていて欲しいと思うのです。<br /><br />ミール「ならエルはクリアしてるね、事実壊滅まで追い込んで結果封印されていたような子だからさ」<br /><br />シン「エルは第四期ではありますが候補自体で言えば第二期のメンバーと同時期です、彼女は私自身も認めてます、だから第三期のメンバーを決める時に最も警戒していました。今回だって反対寄りですが主様も厭悪の扱い方を学ばなければいけない年頃、過保護にし続けるのもいけないと私なりに判断した結果、受け入れる事にしたまでです。」<br /><br />ミール「じゃあ誰が気に入らないの？」<br /><br />ミールはまたシンの面倒臭い所が始まったと溜息交じりで肘をついて話しを聞く。<br /><br />シン「ハルとアム、この2名の実績は納得できません」<br /><br />ミール「ユイは納得してるんだ？」<br /><br />シン「ユイエルの実績は本物ですから、帝園内で園外との戦争は基本禁止ですが彼女が単独で戦場に行けば第七園くらいは平気で吹きとばしますよ、それだけの事をしてくれるだろうという信頼があります、だからこそ今回の第四期の首席として私が認めました、元々天使王としての実績もありますから統率も出来るでしょうしね」<br /><br />シンは真面目な顔で話を続ける。<br /><br />シン「エルも同様、実績が証明されているのでいいです、ですが他2名は別、何も実績がないじゃないですか」<br /><br />ミール「う～ん、まあそれなりの実績と地位があれば納得してくれはするだろうけど・・・どうしてもっていうならシン本人で試してみる？結構キツイかもよ？」<br /><br />シンはミールにそう言われて、実際に確かめるにはそうするしかないかと納得し、ミールの質問に答えた。<br /><br />シン「そうですね、ここで私が文句を言っても仕方ないですね、私が直接二人を審査します」<br /><br />シンはそう言うとミールの居る場所から離れた。<br /><br />ミールは少し笑いながらシンを見届ける。<br /><br />ミール「ハルとアムの順位は【なし】順位という指標に当てはまらない分野の子達相手にどう立ち向かうつもりなのかな、シンは」<br /><br />・・・・・・<br />シンはまずハルの元に向った。<br /><br />ハルは第七園の禁断の地、【終わらぬ大地】に向った。<br /><br />シン「第七園の禁断の地【終わらぬ大地】ここでは全ての現象に変化が起きない、外部から新たな生命が立ち入ることもない、全てがこの空間だけで完結していると言われている場所、名前だけは知っていたけどここに住人が居るなんて知らなかったわ」<br /><br />【終わらぬ大地】では食料となる植物や生物が存在するが食べる事が出来ない、実を取ろうとしてもまったく身動き一つしない、生物を殺そうとしてもその生物に攻撃が一切届かない、刃を立てようとしても生物にも、突き立てた刃にも何も起こらない【死ぬことも生きる事も出来ない】現状維持だけが続く空間だった。<br /><br />シン（ここでは空気も止まっている、私の中に入る事も無ければ出ていく事もない、存在はするけどまったく活動しない、言わば数値だけはまともな無重力空間のようなもの・・・頭がこんがらがるわね）<br /><br />シンは自身の能力でその空間に立ち入った。<br />物音一つ起こらない、音すらも生まれることも無ければ死ぬこともない。<br /><br />シン（例えば無理矢理音をこの空間内で作ったらその音はずっとこの空間で留まり続けて鳴り響き続けるのかしら、そして作り続けていけば最終的に容量オーバーを起こして・・・どうなるのかしら）<br /><br />試してみたいと考えていたが今回はそのような要件で来たわけではない。<br /><br />シンは大地を歩き続ける。それなりに歩き続けた先に異様な光景が広がっていた。<br />それは綺麗な桜の木達だった。<br /><br />シン「なにここ、今までとは違って嘘みたいに綺麗ね、ここまで綺麗なのが逆に歪に感じる程に・・・」<br /><br />ハル「誰ですか？」<br /><br />シンは声の方向に振り向く。<br /><br />そこには淡いピンク色の髪をした女の子が立っていた。<br /><br />ハル「ここにどんな要件でしょうか・・・」<br /><br />シン（この子がハル、涅槃の究極系としてミール様から選ばれた子、そう言えば順位を聞いていなかったわね）<br /><br />シン「私は第二園、最高責任者のシン・ハート。第二園がどんな所かくらいは流石の貴女も知ってるわよね？」<br /><br />ハル「はい、この帝園を統べる女帝達だけが住む園、私の妹も女帝に選ばれたと聞いています」<br /><br />シン「テルの事ね、絶縁していると聞いてたけどちゃんと情報は入れてるみたいね」<br /><br />ハル「はい、それで女帝の王様がこんなところに何の用でしょうか？私はただここで一人、過ごしているだけなのですが」<br /><br />シン「そうね、本来ならこんなところに足を運ぶことなんてしないわ、別に私観光が趣味ってわけでもないしね」<br /><br />シンは少し世間話をすると本題に入る。<br /><br />シン「貴女が第二園の女帝に選ばれたと言ったらどうする？」<br /><br />ハル「・・・私がですか？何もしていない、何も持たない私が女帝ですか？それに一体何の意味があるのですか？私にはわかりかねます、何を求めてるのですか？」<br /><br />ハルはただシンと出会った時のまま桜の木の下にある大きな石に座ったまま話を続けていた。<br />丁度その高さがシンを見下すにはちょうどいい高さだった。<br /><br />シン「それが私にもわからないの、決めたのは私じゃなくこの帝園の長、ミール様だからね、だから試しに来たの、私自らが納得しないとね、誰かが決めた事に不満を抱いたまま引き継がれるのは私としても納得できないし嫌いなの」<br /><br />シンはそう言いながら手元で作った能力が凝縮した刃をハルに投げつける。<br /><br />だがその攻撃はハルに一切届かなかった。<br />ハルに届く前に消滅したのだ。<br /><br />シン「能力・・・じゃないわね、体質、特性的なものかしら」<br /><br />シンは次に特性や体質等の恩恵を無効化する能力を付与し直して再度攻撃するために刃を生成し、ハルに攻撃を仕掛ける。<br /><br />シュン・・・・・・・<br /><br />だがそれでもハルには一切届かなかった。<br />能力がハルの所に届く前に消滅してしまったのだ。<br /><br />シン（なにこれ、特性でも恩恵でもない、あらゆる系統の能力を無効化する能力を付与して攻撃したのに・・・なんだこの力は）<br /><br />シンは動揺をしながらも次は近接へと攻撃手段を変更する。<br /><br />シュン、シュン、シュン、シュン。<br /><br />不思議な現象だった。<br /><br />シン（攻撃の威力が・・・死んでる、いや、失っている。どんな勢いのある攻撃も全て勢いがなくなって最終的には止まってしまう）<br /><br />シンの攻撃が一切通用しない、届かない。これは確かに不気味だと感じたシン。<br /><br />シン（これ、私が全力を出しても攻撃が届くのかしら、というかベルの守備もネルの攻撃もこの子の前で通用するのかしら・・・全てが無に返されてしまう、ウルとは全く違う系統の無）<br /><br />ハル「あの、満足していただけましたか？」<br /><br />シン「え、まあ、そうね、色々不思議ではあるけど・・・そうだ、貴女から私に攻撃してくれないかしら？出来れば本気で、それできっと納得できると思うわ」<br /><br />シンの想像が正しければ彼女の攻撃はシンに届かない、きっと彼女の力、涅槃とは不変の力であると考えていた。<br /><br />ハルはオーラで攻撃を放つが、その攻撃はシンに届かなかった。<br /><br />シン「やっぱり、今の本気なのね、だとすれば貴女は不変の天才なんだと思うわ、だから強さが存在しない、何故なら優劣を付けられないから、恐ろしいわね、倒す事も出来ないし倒される事も出来ないなんて、場合によっては矛盾を起こしそうな存在なのね」<br /><br />ハルはシンの言葉を耳に受け入れてはいるがまったく頭に入っていなかった。<br /><br />シン「無欲、不変、それが私達同様【絶対】の価値を持つ、久しぶりに見たわ、私達と同格の子、それはミール様も選ぶわけだわ、だけどどうやって叡天の羅針盤に来てもらおうかしら、色々貴女自身危険な存在よね？勝敗はつかないにしてもその無欲、不変を絶対に共用させてしまうんだから、困ったものだわ」<br /><br />シンは頭を悩ませる、この子はこの場から動かさない方がいい。<br /><br />今ここまでシンが歩いてきた道、その距離にして25キロ、その範囲内は全てハルのテリトリーだった。<br />空気が止まっている、音も止まっている、風も、生物も、全てが不変となり老いる事もなく死ぬこともなく、ただ静止している、生きている、ただそれだけの状態にさせられる。<br /><br />シン「ねえ、貴女が触ったものはどうなるのかだけ教えて」<br /><br />シンはお菓子を取り出し、ハルの近くまで投げる、先ほどと同じくそのお菓子は描いていた放物線が弱まりハルに届く事なく落ちてしまった。<br /><br />ハルはそのお菓子の元に足を運ばせ、触ろうとする、するとそのお菓子は見るも無残に砂のように散ってしまった。<br /><br />ハル「あ・・・まただ・・・」<br /><br />シン（確定だわ、この子は女帝にしておかないといけない、禁忌の意味がよくわかった。彼女の居る空間の範囲では輪廻が止まる、つまり生死が全て止まる、だけど彼女に触れた瞬間止まっていた輪廻が急激に回って破滅をもたらす、何も残らない、これが彼女の全て、多くの事が出来る私達と違ってこの子はこれしか出来ない、でもきっとそれだけで充分）<br /><br />シン「ハル、貴女は私が許可するまではここに居なさい、本来であれば全員を集めてってしたかったけど今回のメンバーは違う意味で曲者揃い、まともに集めてはいけないのかもしれないわ・・・だから私が許可するまではここから出る事を禁止します」<br /><br />ハル「つまりいつも通りってことか・・・」<br /><br />シンは（不気味な子・・・）と考えながらその場を後にする、シンですら能力が無ければハルの居る地に足を踏み入れる事が出来ない、その禁忌的存在を実感しながらもう一人の元に足を運ぶ。<br />]]>
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<title>No.201　メリアの闇Ⅱその後</title>
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<description>メリアはシスリットとの話を切り上げ、ファナの実験場に向った。・・・・・・メリア「シスリットに使命を伝えたわ」ファナ「そうか、同情するよ、女帝に言われたら断れないだろうにな」メリア「理解してましたよ、国が人質にされてる事・・・残念です。賢過ぎるのも問題です...</description>
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<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[メリアはシスリットとの話を切り上げ、ファナの実験場に向った。<br /><br />・・・・・・<br />メリア「シスリットに使命を伝えたわ」<br /><br />ファナ「そうか、同情するよ、女帝に言われたら断れないだろうにな」<br /><br />メリア「理解してましたよ、国が人質にされてる事・・・残念です。賢過ぎるのも問題ですね」<br /><br />ファナ「馬鹿言え、そこまでの知能があるから難しい使命を与えたんだろう、一体どんな話をして説得したんだ？」<br /><br />メリア「簡単な誘導です、タブーの話を出しただけです、【女性の妊娠】【いじめ】という簡単なお話です。」<br /><br />ファナ「それに的確な答えなんてあるのか？」<br /><br />メリア「【女性は子供を産め】ですか？これに関してはシンプルですよ、リスクを考えてしまっているのと責任があまりにも大きすぎるが故に子供を産むという選択がとれない、簡単な話ではないですからね、でもこれは倫理的に考えるから駄目なんです。賢い人程リスクを想定してしまい前に進めなくなる、ただここでいう賢い人は【力を持たない賢い人】です、己に力がなく、だけど半端に知識や教育を受けたおかげである程度の知能は手に入れた、その結果、子供が産めなくなったんです。」<br /><br />ファナ「まあ、私はエルフ族だから子孫繁栄にあまり興味がないからわからないが、そこまで変わるものなのか？」<br /><br />メリア「簡単な例えで言えば勉学を受けられない、常に平穏とは程遠い地、先ほどの話ならば人間は繁栄出来ないと思いませんか？何故なら平穏ではなく、戦争の地なら尚更子供なんて作ってる場合じゃないでしょうね、ですが子供は生まれます、子供を作れないと言っている国の住人よりも貧しい国でも多くの子供が生まれます、何故でしょうか？私はそこの民族が知性的ではなく本能的だからだと思っています、つまり本能的な民族程生物としての生き方に近いため子孫を残す事に対して多くの事を考えないのです、私やご主人が居た日本でも同じです、数百年前の戦時中、確かに人口はそこまで多く増えていません、ですがそこまで大きく減ってもいません、今よりも確実に荒れている時代なのに何故なのでしょうか？今は平和そのものなのに、何故子供が作れないのでしょうか？」<br /><br />ファナ「さあな、私には興味がないよ」<br /><br />メリア「そうですね、ここまで長く話しても無意味なので簡単にしましょう、いらないんですよ、知性なんて。権利だって必要ありません。極端な話になりますよ、だって塩梅の良い話なんて存在しないのですから。それは早計だ、浅はかだと誰もが思うでしょう、ですがそれが最も簡単な方法であり、単純なのです。」<br /><br />メリアは笑顔で近くの椅子に座り楽しそうに話を続ける。<br /><br />メリア「例えば強制的に子供を作る、なんてどうでしょう？きっと誰もが考えた簡単な方法だと思いませんか？誰かと誰かをパートナーにして子供を作らせる事を義務にすればいいとか、でも昔はそれはお見合いという文化であったんですよ、勿論自由恋愛もありましたが、歴史を辿れば政略結婚や家柄同士の結婚なんて当たり前にあった事ですよね？そしてそれは60年前、70年前という比較的新しい時代までお見合いや親同士の許嫁という言葉があるくらいには文化的な半強制的な結婚と子孫を残す行為が行われていたんです」<br /><br />メリア「ならば何故今は？自由にさせ過ぎてる、権利を与えすぎてる、役割を与えすぎてる、簡単にまとめればここですかね、自由とは便利な言葉です、ですが悪い意味で言えば自己判断にゆだね、放置する、自分でなんとかしろ、と面倒を見る事を放置しているとも言えますね、つまり昔自力でパートナーを探せなかった人でも親や周りの力でなんとか結婚出来ていたのが、その補助すらもなくなったのが今ですかね、昔に比べてではなく、文化が変わった結果とも言えます。」<br /><br />メリア「次に権利を与えすぎてる、これは男性としての権利、女性としての権利の話ですかね、差別的な発言になりますが、どちらにもメリットデメリットが存在するのです、私的には男女平等は当然であると考えます、個人的には男は根絶やしにしたいですが、それではあまりにも無慈悲ですからね。ですが子供を作るとなると女性側にデメリットが多いんです、嫌でしょ、多くのリスクを抱えるなんて、余程子供が好きなら良いですが、妊娠すれば妊娠に苦しみ、子供を産めば自分ではなく子供を優先にした人生を送らなければならない、自分が主人公という世界を捨てなければならない、女性は多くの事を捨てなければならないんです、権利が多い程そのデメリットは多いと私は考えます、ですがもし権利が少なければ？【昔のように女性は男性に尽くし、子供を産み、家を支え、子供を育て、旦那を支える】これだけが女性の役割だと割り切った人生を生まれてからずっと言われ続けた時、女性はどう考えるでしょうか？」<br /><br />ファナ「一種の洗脳というわけか、お前は子孫を残すために生まれた存在だ、それが出来ない欠陥品は生きる価値がない、そう思わせれば勝ちという事だな」<br /><br />メリア「正解です、単純な洗脳程簡単に出来ます、今は昔と違って価値観も違います、女性一人一人が活躍出来る社会、素晴らしいです、ですが結果的にそれが子孫を残すという最も大きなリスクを追う事から遠ざけた結果・・・と言わざるを得ないのではないでしょうかね」<br /><br />ファナ「憶測としか言えないがな、答えは果たしてどうか」<br /><br />メリア「興味はありませんよ、勿論こんなどうでもいい事に結論を出す事もありません、他所の話です。ですが【子供を産むのは自由】と言ってる限り将来性はないでしょうね」<br /><br />ファナ「私も女帝も女だ、冷たすぎるんじゃないか？」<br /><br />メリア「私はずっと簡単ですからね、ご主人の従属神達はご主人の遺伝子を貰い、子孫を繁栄させなさいと、それ以外の劣等遺伝子は無駄だと、だからこそのこの帝国ですから」<br /><br />ファナ「私もいずれは帝王の子種を頂けるのか、光栄だね」<br /><br />メリア「ええ、光栄に思いなさい、貴女のような人でも慈悲を与えるのが私ですからね」<br /><br />ファナ「嫌味をどうも、それでイジメの方はどうなんだ？」<br /><br />ファナはメリアが喋り続けるため実験に集中出来ないと考え、作業の手を止め、休憩に入る。<br /><br />メリア「イジメ？ああ【いじめられる側にも問題がある】ですか？それに関しては結構喋ったつもりですが、私情を挟むとなればイジメなんてあって当たり前なんですよ、何故なら生き物は常に優劣を決める生き物ですから」<br /><br />メリアはファナから渡された紅茶を受け取り、「ありがとうございます」と一言言うと口に含む。<br /><br />メリア「例えば-10～+10の20段階評価で、0が標準、マイナスが非友好的、プラスが友好的でいきましょうか、組織の中で無難に過ごせるのは-5～+5の人だけです、ですがその枠を超えれば異常者、異端者扱いになる、それはわかりますか？」<br /><br />ファナ「ああ、私がその異端者だからね」<br /><br />メリア「例えば【喋らない人】【空気を読まずにうるさい人】真逆の人間であれど関わりたくないという共通点があります。後は普通という枠から離れた存在、【圧倒的に落ちこぼれている人】と【圧倒的に優秀な人】、これらも真逆でありながらも疎まれる存在です。これらの人間はヘイトを受けやすくイジメの対象になりやすい。もちろん加害者が普通の人間に対して因縁があるからイジメるというパターンもありますが、基本的に集団的にイジメに会いやすいのはこの普通という枠から離れた人間です。」<br /><br />ファナ「自信があるんだな」<br /><br />メリア「実際にやらなくても想定すればいいんです、自分が加害者になるなら、絶対に誰かを虐めなければならない時、誰を選ぶか？その時に普通に人を選べば周りから反感を喰らい自分の立場を下げてしまうリスクを追います、それに良心が少しでもあれば普通の人に対して暴行を働こうとは私でも考えません。無差別に誰でも良かったって人が居ますがそれは除外です。そんな思考放棄した人まで考慮していたらなにも結果を生み出せません」<br /><br />メリア「逆に私が被害者なら。加害者が居てその人から目を付けられないようにするためにはどうすればいいか、私が凡人なら加害者とは一定の関係を持ちつつ関わらずに過ごします。何故なら先ほどの20段階評価は集団評価の他に加害者の自己評価もあるからです。ここで大事なのは加害者の中で【普通】と判断される事です。ここで極端に加害者が嫌いだから関わらないとなれば加害者が私をターゲットにするリスクが高まります。だからと言って過剰に関わりを持てば被害者にならないにしても加害者側になる可能性が高いです。【お前もあいつを虐めろ、仲良いんだから出来るよな？】と一種の圧力を賭けられます、断れば一気に悪印象に陥ります、ですが一緒に虐めれば加害者です、ですが加害者からは気に居られ間違いなく虐められることはないでしょう。」<br /><br />ファナ「面倒臭い話だな、つまりはバランスを見誤らない事が大事だって言いたいのか？」<br /><br />メリア「そうです、どんなに【イジメはダメだ】と言っても無くならないのは多くの要因と原因が生まれるからです。学校で例えましょう、クラスでイジメがあった、先ほど話した被害者側と加害者側が居ます。イジメは関わりたくない人達、ここでは他のクラスメイトも【被害者候補】と言っていいでしょう、となれば私が想定した動きになります。一定の距離感を保つ者、関わらない者、過剰に関わり一緒に加害者側になる者、どの立場でもこの均衡が崩れる事でリスクがあります。」<br /><br />ファナ「リスクね、それがさっき言っていた弱者強者か？」<br /><br />メリア「そうですね、生き物は優劣を決めるものです、優位に居た人間が転落した時、今まで優位に居た者に手も足も出なかった弱者が優位に居た人を攻撃します。そこでお前は下だと、自分達よりも上に居るのが憎い、上がって来るなと・・・徹底的に潰そうとします。ですがそれが生き物なんですよ。」<br /><br />メリア「私はご主人に誘われてネットというものを使いましたがあの世界は好きです。人の貪欲なものがよく見えます。」<br /><br />メリアはまるで楽しい出来事があったかのように目を輝かせながら語る。<br /><br />メリア「人はまず当事者じゃなければ納得しろと同調するくせに、いざ自分が当事者になれば納得できないとわめきます。この例えで言えば新聞とネット記事の文化ですね、ネット記事の文化が栄えたら新聞という文化が廃れました。勿論新聞関係者は納得できない所があるでしょう、ペーパーレスなんてと思いますが時代の流れには逆らえない、周りから紙の無駄遣いをするな、やり方が古いと無理矢理納得させようとしましたね」<br /><br />メリア「ですが、ＡＩ技術が発展した時に多くの作品がＡＩで賄えるとなった時、その作品を作る人達が納得できない、と問題になりました、そのＡＩは作品を読み込ませ、学習させる事で作るというもので結果的に今まで居た作品を作る人の技術が無断で奪われたという結果になりました。ですがこれ、構図は似てませんか？勿論私も酷いと思う部分はあります、ですがＡＩ技術の発展は今後多くの方が望む技術となるでしょう、それが正式な手順か否かは別としてＡＩ技術で自分達の立場が危うくなれば騒ぎましたよね？ですがその人達は新聞のネット化、ペーパーレス化に異議を唱えたかという話なのです。むしろいい話であり、ネット化の方が便利だから新聞は有料だし場所を取るしで要らないと切り捨てた人も居たのではないでしょうか？」<br /><br />ファナ「日本の文化は知らないが、技術が発展すれば以前の技術者に価値が無くなるというのはよくある話だ、仕方ないと言えばそれまでだがな」<br /><br />メリア「そうですね、ですがそれをネットは簡単に見る事が出来ます、先ほどのイジメもそうです、【イジメはダメ、だけどイジメるに値する理由があればイジメてもいい】という謎の理論で人は他人を叩き、炎上させ、人を壊します。行き過ぎた正義感という最も悪に近い感情ですね。」<br /><br />ファナ「本末転倒だな、それでよくもまあ【いじめはダメ】と言ったものだ・・・そうか、それはさっきのイジメの被害者、被害者候補、加害者に話に繋がるのか、炎上させられた被害者、炎上させた加害者、そしてそれを黙って距離感をとって様子を見る第三者（被害者候補）・・・面白いな」<br /><br />メリア「ええ、しかもこの炎上、自身で起こすパターンを誰かが火をつけて炎上させるパターンがあるんです、というかほとんどは誰かが火をつけて炎上させるパターンですね、リークと言って裏の情報を無断でバラす事で本来表に出てこなかった問題を敢えて表に出して燃やし、全員でイジメの対象を作りイジメる。それが今のネット環境です。凄いですよね、ここまで来ると何を言っても無意味、一人の言葉とはどこまでも無力なのだと思い知らされますよ」<br /><br />ファナ「想像出来るな、おおよそ、どんなに弁明しても聞く耳を持たない、証拠がない、もしくは出せもしない証拠を求める事で結果弁明しきれない、と言ったところか、魔女狩りみたいなものだな、【お前は魔女か？】に対してどれだけ否定しても否定を確定する証拠不十分のため疑わしきは罰すると言わんばかりに処刑を行う。たとえ無実であれど集団に言葉は通じずと・・・」<br /><br />メリア「ええ、これは誘導、洗脳に近いものを感じますよね、しかもその殆どが第三者にとってどうでもいい事なんです、内輪揉め、浮気、不倫、不貞、密会、当事者の問題なのに何故か第三者が喚き散らすんです、しかもそれだけ怒ったにも関わらず一ヵ月もすれば忘れるんです、次の炎上にまた怒っているんです、面白いでしょ？この第三者はいったい何がしたいんでしょうね？自身よりも弱者であると判断した者を攻撃する事で自身が強者であると錯覚したいのでしょうかね・・・哀れなものです」<br /><br />メリアは語りながらも紅茶を飲み干した。<br /><br />メリア「色々楽しかったですよ。実験の邪魔をしてすみません、実験体の数は足りてますか？」<br /><br />ファナ「そろそろ補充して欲しい所だな」<br /><br />メリア「わかりました、では専攻部隊に私の【帝国情報暗部部隊】の隊員を混ぜて拉致しておきますね、大事に扱ってくださいよ、出来る限り従属神や配下神は使いたくないのでね」<br /><br />ファナ「わかっている、では頼んだぞ」<br /><br />メリア「はぁ～、本当心理って楽しい、洗脳誘導、依存、私が得意とする分野ですからね、しっかり生かして見せますよ」<br /><br />メリアは暗い廊下の暗闇に姿を消した。]]>
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<title>No.200　出揃った円卓の王（エテルの進化）後日談</title>
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<description>万園に在籍する世界王全員に通達が行き渡る。ストレリチア「円卓の王　13名はただちに万園の玉座に集まってください」・・・・・・誤謬「これが円卓の王だけが許されているというストレリチア様への謁見・・・」円卓の王　第十三席　誤謬（ごびゅう）誤謬は円卓の王の中では...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-12-30T02:47:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[万園に在籍する世界王全員に通達が行き渡る。<br><br>ストレリチア「円卓の王　13名はただちに万園の玉座に集まってください」<br><br>・・・・・・<br>誤謬「これが円卓の王だけが許されているというストレリチア様への謁見・・・」<br><br>円卓の王　第十三席　誤謬（ごびゅう）<br><br>誤謬は円卓の王の中では一番若い世界王であり、最も円卓の王として新しい王。<br>今までストレリチアから招集に立ち会う事がなかったため動揺する。<br><br>・・・・・・<br>花神「とうとう・・・ですか・・・」<br><br>円卓の王　第十二席　花神（かしん）<br><br>白い部屋と巨大な純白のクッションの上で裸で横になっているのは花神、彼女は花で服を見繕いながらクッションの上に立ち上がる。<br><br>・・・・・・<br>凄艶「ストレリチア様、動き出すのですね」<br><br>円卓の王　第十一席　凄艶（せいえん）<br><br>多くの芸術作品、そして大きな舞台の真ん中に立つのは凄艶、彼女は歩みを始める。<br><br>・・・・・・<br>媛命「さて、今回はどんな厄介事を押し付けてくるのかな」<br><br>円卓の王　第十席　媛命（えんめい）<br><br>心安らぐ豊かな空間の中、彼女は憂鬱そうな顔で空を見上げる。<br><br>・・・・・・<br>怜悧「いくね、きっと私達にとっても良くない事が起きるかもね」<br><br>円卓の王　第九席　怜悧（れいり）<br><br>神経を研ぎ澄まし、ローブを纏う彼女、そしてその周りには無機質で巨大な手、そして怜悧を囲うように舞う無機質な龍のような生物<br><br>・・・・・・<br>玲瓏「終わらせたい仕事があったのですが、仕方ありませんね、これもストレリチア様、そして主様のお導きなのですから」<br><br>円卓の王　第八席　玲瓏（れいろう）<br><br>多くの本が積まれている書庫の最奥で一人呟くのは玲瓏、彼女の声は現実にしてしまう効果を無意識レベルで持ってしまうため、効果が出ないように極力声を小さくする。<br><br>・・・・・・<br>仙厳「地獄の始まりか、それとも天国の扉が開く音か・・・」<br><br>円卓の王　第七席　仙厳（せんげん）<br><br>仙厳は気を引き締めてストレリチアの場所に向かう、その表情は硬く、これから起きる事に対して緊張感を持っていた。<br><br>・・・・・・<br>神籟「さて、このタイミングでって事は主様絡みでしょうね、ただし嫌な形でしょうかね」<br><br>円卓の王　第六席　神籟（しんらい）<br><br>神籟は今から起るであろうことに大体の予測をつけ、移動を開始する、その足取りは何処か楽し気だった。<br><br>・・・・・・<br>惺紡「私の力をもってしてもか、平穏が崩れる音が聞こえるな」<br><br>円卓の王　第五席　惺紡（せいほう）<br><br>惺紡は過去の世界王戦争の再来を危惧した。だがそれはストレリチア本人が拒んだ結果、<br>同じ過ちを繰り返す事はないはずだと心の中で自身を言い聞かす。<br><br>・・・・・・<br>朔薬「・・・・・・いったい誰が告げ口したのでしょうね」<br><br>円卓の王　第四席　朔薬（さくやく）<br><br>疎ましそうにつぶやく彼女の顔はどこか曇っていた。<br><br>・・・・・・<br>円卓の王達が次々とストレリチアが在籍する世界に集まる。<br><br>誤謬「ここが・・・そしてお前達がごびゅ～と同じ世界王・・・」<br><br>花神「こうして十三席から四席まで集まる事は稀ですね、過去に一度も無かったのではないでしょうか？」<br><br>凄艶「そうだね、でもこうして私達を集める理由はないかな？今まで好きにさせてもらっていたのに」<br><br>媛命「どうでもいいよ、どうせストレリチア様が決めた事に断れるわけじゃないんだしさ、そもそもそんな事を考えてたら君達、死ぬよ？」<br><br>怜悧「珍しく媛命と意見があったね、変な考察はやめるね、どうせすぐに答えは聞けるね」<br><br>玲瓏「・・・」（ただ他の世界王達の話を聞く玲瓏）<br><br>仙厳「静かにしろ、今ここには朔薬様や惺紡様も居る、どの発言が刑に処されるかわからないぞ」<br><br>神籟「そうですね、ですが自由な発言で罰則はありえません、発言の自由を奪う事はストレリチア様は求めていない、寛大なお方ですからね」<br><br>惺紡「神籟のストレリチア様至上主義には尊敬に値するね、それはストレリチア様から直接仕事を頂ける立場故かな？神籟？」<br><br>神籟「代わりたければ譲ってもいい、だけど果たして惺紡がそんな事出来るのかな？いや出来たとしても話の意図を理解できないだろうね、君は所詮暴力にものを言わすしかないんだからね」<br><br>朔薬「神籟、惺紡、これ以上言い合いは辞めてください、そろそろトップ3が入ってきますよ」<br><br>朔薬がそういうと3つの光の柱が現れる。<br><br>・・・・・・<br>ストレリチアが座る玉座、その前に3つの椅子が現れる。<br><br>誕爛「皆もう集合してるね、こうやって皆の姿を見られるのは凄く感慨深い、気を休めるといい」<br><br>円卓の王　第三席　誕爛（たんらん）<br><br>円卓の王の中で最も身長が低い誕爛が現れた椅子の上で足を組む、そしてその視線は全員を凍らせるには充分だった。<br><br>神籟「相変わらずずっと威嚇してるのね、怖いのよ、いい加減」<br><br>誕爛「すまないね、どれだけコントロールしてもこの微細な漏れはどうしようも出来ないんだ、なにせこれは【息を吸って吐く】のと同じ程度の微量なオーラなのだから、これを止めるのは息をするなというのと同義だ」<br><br>祖占「いやいや、同義じゃないよ、それは君がオーラの制御が下手だからだよね？下手の理由をオーラの責任に擦り付けるのは私としてはどうかなって思うわね」<br><br>円卓の王　第二席　祖占（そうらな）<br><br>誕爛「いえいえ、僕のオーラ量は祖占殿以上のものでしてね、というよりほぼオーラという概念を持たない貴女に到底理解出来るものではない、そもそも僕が本気を出せばランクを一つあげるくらい容易だ、あまりデカい態度で居ると僕は君を第三席の座に座らせないといけないな」<br><br>祖占「やってみろよガキ、お前みたいな軍隊蟻を量産して出した所で雑魚は雑魚だろうが、それともまさかお前が指揮した従属なら私に届くとでも思ってるのか？それこそ心外だ、第七席連中ならそれで充分殺せるが私を殺せるとは到底思えないけどね」<br><br>第三席と第二席が睨み続ける。<br><br>軍として最強の力を持つ第三席<br><br>個として最強の力を持つ第二席<br><br>この二人の意見がかみ合う事は一切ない。<br><br>・・・・・・<br>「待たせたね、全員集まってるね、嬉しいわ」<br><br>円卓の王達「「「「来たな」」」」<br><br>最後の一席に一人の女性が現れる。<br><br>祖占「重役出勤お疲れ様界羅、随分遅かったんじゃない？」<br><br>界羅「色々準備に手間取ってね、祖占も誕爛も元気そうね、ずっと自分の殻に閉じこもってばかりじゃなくたまには表に顔を出したらどう？」<br><br>誕爛「お生憎だね、僕は既に僕の力を分け与えた僕の世界王を主様の専属神の一人、カナに送っている、彼女は優秀だよ、ランク以上に出来る事が多い、強すぎればカナ本人が壊れる可能性があるからね、あの程度の世界王で丁度いいと僕は思ってるんだけどね」<br><br>祖占「それを言えば私もだね、四季雪花、彼女の力はまさに私の後釜に相応しい、私がユミルを送り込んだ、上手くいけばきっと四季雪花は私のような力を手に入れる、全てを失う代わりに全てを得る最強の力をね、それこそ主様が求める最強の専属神だと思わないかい？」<br><br>界羅は二人の話を聞き、少し笑いながら首を横に振る。<br><br>界羅「お話にならないね、確かに結果的に言えば世界王も世界の質も貴方達二人が関わった子は別格の物となっている、結果的に帝王様の力になれる、それは大変すばらしい事だと私は思います、ですが肝心の帝王様本人を蔑ろにした政策に一体何の意味があるのでしょうか？」<br><br>円卓の王　第一席　界羅（かいら）<br><br>第四席より下の世界王達はトップ3の会話をただただ聞いていた。<br>聞く以外の選択肢がなかったのだ。<br><br>神籟「聞きたい事は山ほどある、だけどここで口を挟めば誰かの機嫌を損ねてしまうかもしれない、トップ3の実力は万園内でも異常な程の上だ。<br><br>その3人の逆鱗に触れる事が何よりも恐怖だった。<br><br>界羅「今回の提案も私が行いました、由々しき事態であり、そして今後の万園の在り方を・・・それを明確にしてもらうための時間です、そこで私は貴方達でも帝王様のお力になれる政策を考えストレリチア様に提案しました。あの方は最初こそ悩みはしましたが最後は了承してくれました。」<br><br>祖占「おい待て、私達はストレリチア様の話を聞きに来たんだ、お前の話を聞きに来たわけじゃないぞ界羅、これ以上出しゃばるな」<br><br>祖占は界羅を睨みつける、だが界羅はそれをものともせず話を続ける。<br><br>・・・・・・<br>界羅「まず一件、万園経由から外れた世界王が生まれた、名はエテル・ノーミール。もとは帝園（ミガドルエデン）出身の従属だった、だけど最近昔の私がそのエテルに敗れたの、それはもう一方的に・・・そして不手際でまさかの私が彼女の相手にすることになった・・・」<br><br>仙厳「それが本当ならば異常事態ですね、早く万園の世界王として登録するべきです、でなければ制御が効かずに主様に被害が」<br><br>界羅「余計な事はしなくていい、むしろ喜ばしい事です、良い傾向です、なにせただの従属が世界王に進化した、本来ならば世界王に適正がある従属が各世界で育て、万園と帝王様がその従属を選びこの万園の世界王として扱う、だけどその流れを無視したイレギュラー、それをすぐに排除するのは勿体ない、そうは思いませんか？」<br><br>凄艶「界羅様、仙厳様や玲瓏様はその状況を放置できない立場にあります、元々界羅様は私達を集めてどうするつもりだったのか、それを聞かせてはくれませんか？」<br><br>界羅「世界王としてのトリガー、それは世界王遺伝子を取り込む事、それは誕爛もわかっていることでしょう、なにせ全世界で世界王を作れるのはストレリチア様と私と誕爛の3人だけ・・・今まではその世界王遺伝子を適正がない子に植え付けても身体が朽ちるだけだった」<br><br>界羅は冷たい眼差しで円卓の王全員を睨む。<br><br>界羅「エテルは元々世界王適正外の従属だった、だけど世界王に進化した、ＳＳＳクラスの私を殺す程の力を持って・・・でもそうね、相性で勝っただけで彼女自体のランクをつけるとするなら・・・Ｅ+かＤかな、進化した【死界の手】はまさに即死級、どんな策も現象もその手の前では無力、近いと言えば祖占に近いかな、それはいいとして、彼女は私の権限で見守る形をとってもらう、一切の接触を許さない」<br><br>誕爛「彼女は何が目的なのか、把握して、それで尚安全という保障を得ての発言と取っていいのかな？」<br><br>界羅「そうだね、あとはそうね、私を殺そうとしたけどそれでも私の可愛い娘みたいな存在なの」<br><br>界羅は笑う。<br><br>朔薬「次の話はどのような内容なのでしょうか？」<br><br>界羅「これは第七席から言える事なんだけど、君達、実力は確かなんだけど経験値が圧倒的に足りてない、それって偽りの強さともいえるのではないかなって思うの」<br><br>神籟「まさか！？あの話が進んだの？！」<br><br>神籟は自分の世界から立ち上がる。<br>界羅は神籟を見て頷く。<br><br>界羅「ええ、万園に上層世界と下層世界を設ける。ピラミッド式で条件を満たせば上の層に上がれる仕組み、そして最上層は私達が居る空間、最上層は戦う事はしない、死んだら困るからね、でもそれより下は話は別、居てもいなくても帝王様の力になれない、だから死んでも別に構わない、だから現在円卓の王以外の世界王達は最上層より一段下に降りてもらう、そして条件を満たした者だけこの層に居る権利を与える。」<br><br>界羅は笑う。<br><br>界羅「別に円卓の王だけが優秀だとは思っていないからね、だからこそ優秀な世界王は歓迎する、勿論帝王様が選んだ別世界の世界王も最上層だ、彼女達は大事な客人であり、帝王様の力になってくれる大事な存在だからね」<br><br>円卓の王達全員の表情が曇る。<br><br>神籟「ストレリチア様は許したというのですか？！」<br><br>界羅「帝王様のため、それで納得してくれました、現時点で約50億体の世界王生成を完了しました。あの方は以前の【世界王戦争】の時に比べて大きな力を得ました。そして世界王戦争はあくまでストレリチア様が世界王を作る練習として増やしていたにすぎない、だけど今回は明確に、目的をもって世界王を作る、その結果が一日で50億体の世界王投入、素晴らしい。私では到底真似できない芸当です、誕爛はどうですか？真似、出来ますか？」<br><br>誕爛「1日では無理ですね、それにストレリチア様が作るとなると・・・弱くないですよね、ストレリチア様が直々に作る世界王の強さは最低ＳＳランク、つまりそのレベルの連中が最下層から競い合い、喰らいあい、この層にやってくると」<br><br>神籟「ＥＸクラスの量産が目的ですか？」<br><br>界羅「あれはストレリチア様ですら作れない領域、そしてただ喰らうだけでなれる領域ではない、そこまでは期待しない、だけど将来的にはそれもありかもですね」<br><br>惺紡「今居る円卓の王が落ちた場合、そのままこの層に残留する、その認識でいいのかな？」<br><br>界羅「そうだね、既に私達は帝王様にとって大事な存在、そして例外としてメリアの世界で世界王をしている無命、ノルン、も最上層です、目的は先ほども言いましたが帝王様を強くするためです、私達の地位なんて無意味、我々は帝王様に尽くすために生まれた存在、それはストレリチア様だって変わらない、その目的に沿って私は動いた、それだけ、すぐに結果は出ないでしょう、ですが、私はエテルを見てまだこの世界もやり方によってはまだまだ化けると考えた、そして先ほどは否定しましたが今居る円卓の王達が全員ＥＸクラスに到達出来る事を夢見てます、それが結果的に帝王様のためになるのですから・・・」<br><br>・・・・・・<br>その後、界羅は一通りの説明を終えると黙ったまま、ストレリチアを待つ。<br><br>その後ストレリチアが現れ、界羅が説明した要件そのままの内容を話す。<br>そしてこの会議は終える。<br><br>円卓の王が下層に向かう事は不可能である、そしてもし今の自分に不満を感じるのであれば円卓の王という立場を失う事を条件に下層に降り、進化を狙う事を許可するという話で落ち着いた。<br><br>だが現状円卓の王達が下層に降りるという判断をする者は誰もいなかった。<br><br>それもそのはず、この戦いは一部の人を除いて誰も望んでいない結果だったからだ。<br>だがその中で自分は例外という条件を出してもらえるならその恩恵にあやかりたいと考えるのは普通の事だった。<br><br>だが不安もある、もし下層から上がって来た世界王が円卓の王の座を賭けて勝負を仕掛けてきたら、戦闘経験が浅い第七席以下の世界王は太刀打ちできるのか？そういう疑念を持ちながらも各自の世界に戻った。<br><br>・・・・・・<br>神籟「最後に言われた・・・【この事は円卓の王内だけの超重要機密事項である】他の世界から来た従属達に絶対に伝えてはならない、勿論主様本人も、これは万園が独自で行う選別である・・・と」<br><br>神籟は界羅という第一席を侮っていた。<br>元々ミールの時から主様至上主義の考えを持つ、従属も自分すらも主様の為だけの存在、それ以外はあい、だからミールはどこか従属を物として扱う事がある、そしてきっと何か主様関係で起きた時、ミールは無情に従属を殺すだろう、だがそれがミールであり、界羅だ。<br><br>ミールはパト以外はどうでもいいと考えているサイコパス気質であり、ヤンデレ思考の持ち主。<br>最も主を裏切らない存在であり、最も主の善良な心を苦しめる存在、だがストレリチアと同様に最も主に近い存在故に世界はミール、界羅の異常性を隠し通さなければならない。<br><br>神籟「本当・・・トップ3にろくなやつがいない・・・全員狂ってるよ。いや、それはトップ3に限らずか、あの戦争で生き残った私達6人全員・・・揃って狂ってるのかもね・・・」<br><br>自分のそうだったら、という空想が界羅に奪われ、実現してしまった責任を感じながら神籟は自身の世界に戻った。<br><br>そして最下層では再度地獄が始まろうとしていた。<br><br>ストレリチア「・・・ごめんなさい、娘たちを殺し合わせるような真似をして・・・許してとは言いません、ですが万園の質を今以上にするために、停滞させないために、そのためなら私は・・・心を鬼にします！」<br><br>]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29057546.html">
<title>No.198　従属の強化（R18）記憶のカケラその1</title>
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<description>パト「以前聞いたことあるけど従属はなんで俺から体液とか、エネルギーを貰うと強化されるんだ？」パトは暇つぶしで呼んでいたシンに聞いていた。シン「セクハラですか？」パト「いや、まあそう思われても仕方ないな、でもそこ否定的ならシンには今後はそんな関係は望めない...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
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<content:encoded><![CDATA[パト「以前聞いたことあるけど従属はなんで俺から体液とか、エネルギーを貰うと強化されるんだ？」<br /><br />パトは暇つぶしで呼んでいたシンに聞いていた。<br /><br />シン「セクハラですか？」<br /><br />パト「いや、まあそう思われても仕方ないな、でもそこ否定的ならシンには今後はそんな関係は望めないね」<br /><br />シン「冗談ですよ、そんな事言わないでくださいよ！えっと説明しますとですね！私達は主様の力から生み出された存在なんです、それはまず理解してますか？」<br /><br />パト「それは勿論、でも帝園だと月花の力も影響しているだろ？」<br /><br />シン「そうですね、ですから帝園という世界を強化して恩恵を受けられるのは主様と月花様の二人のみです、そして逆に私達に恩恵を与えられるのもお二人のみです」<br /><br />パト「って事は月花の体液やエネルギーでも良いってわけ？」<br /><br />シン「実際はそうですね、ですが密度が全然違います、例えばですが、主様の場合、唾液よりも精液の方が主様の情報量が多いのはわかりますか？遺伝子的な意味で捕えて貰っても構いません」<br /><br />パト「うんうん、そうだね、それはなんとなくでもわかる」<br /><br />シン「次に月花様の場合ですが、月花様の場合はそうですね、唾液、ここでは愛液と言いましょうか、それらを摂取したとしても遺伝子的な情報量は少ないですよね」<br /><br />パト「確かにね、となると女性の場合は卵子とか？」<br /><br />シン「そうですね、ですがそれを得る方法は？」<br /><br />パト「・・・現実的に摂取出来るものじゃないな、ああ、もしかしてだから精液の方が効率がいい的な？」<br /><br />シン「はい、もちろん唾液でも主様や月花様の体内で生成された分泌物には変わりないです、だから強化は出来ますが・・・効果が薄いんです」<br /><br />パト「血液とかは？」<br /><br />シン「ありですね、血液は特に遺伝子情報がありますからね、ですが魔族や妖怪族みたいな血を好んで飲む種族から良いですが私達は流石に嫌です、だって血を飲むなんて生理的にも嫌です」<br /><br />パト「まあ、そうだな、俺も月花の血を飲めって言われたら結構きついかも・・・」<br /><br />シン「そうです、つまり気持ちの問題という所もあります、例えば従属が男で主が男と女両方居た場合、男の精液を摂取する手段を選ぶと思いますか？」<br /><br />パト「俺が従属だったとしても女の人の方がいいな」<br /><br />シン「それが本音です、摂取方法で言えば私は主様と月花様から摂取可能です、ですが私は女であり、もちろん性欲もあります、そして私は主様が大好きです、そして同性恋愛に一切の興味がありません、となれば月花様から唾液を貰ったり、愛液をすするような手段を選ぶことに抵抗があるのはわかりますか？」<br /><br />シンは順序よく説明する、パトもシンが恥ずかしがることなく説明するため、下心なしで真面目に話を聞けた。<br /><br />これがシンの人柄がなせることだとパトも納得していた。<br /><br />パト「うん、わかる、選択肢はあっても取りたくないってことだね」<br /><br />シン「その通りです、だから極力私達は主様の唾液や精液で強化されたい、ひとつの我儘だと思ってください」<br /><br />パト「そう言えば昔ミールから聞いたことあるんだけど、唾液は1帝オーラ相当、精液は5帝オーラ相当って聞いたことあるけど実際そうなの？」<br /><br />シン「間違いはないですが、補足があります、それは摂取方法ですね、言わば【どうやって摂取したか】によって効率が全然違います。」<br /><br />パト「それは初耳だな」<br /><br />パトは勉学的意味合いで興味を持つ。<br />シンは分かりやすいように指から光の映像を映し出す。<br /><br />シン「問題です、主様の唾液を一定数摂取したとします、口から摂取するのと股間から摂取するの、どちらが効率が良いかわかりますか？」<br /><br />パト「ええ、口からじゃないの？」<br /><br />シン「外れです、女性型の従属の場合股間、主に膣内から子宮に届ける方が摂取効率が高いです。卑猥な話などではなくこれは女性が最も遺伝子を吸収しやすい臓器があるという意味です。口からは栄養として吸収するので勿論効果はあるのですが残念ながら子宮程の効果は得られませんね」<br /><br />パト「どれくらいの差があるんだ？」<br /><br />シン「大まかに例えるなら唾液を口から摂取した場合1帝オーラ相当の強化だとすれば、子宮からの摂取は3帝オーラ相当の強化が見込めます、勿論量や質にも関係します、ですが3倍の効果は見込めます」<br /><br />パト「っとすれば精液の場合は5帝オーラ相当だから15帝オーラ相当か、それって凄くないか？」<br /><br />シン「はい、これは主が男、従属が女だから成り立つ最大限の強化方法です、男と男、女と女、女と男ではこうはいきません、主が女で従属が男の場合は主である女の人が男の従属から力を吸収する関係性になります、というかそもそも女神が複数の男性と関係を持つと穢れが発生して朽ち果てますので実際は成り立ちませんね」<br /><br />パト「そうだよな、確か複数の遺伝子を持つことが出来ないからだっけ？」<br /><br />シン「その通りです、女神は一つの遺伝子を取り込んで次の子孫を残す事が可能ですが、それが二つの遺伝子が交わることで穢れが生まれる、結果的に女神は身体を維持出来ずに崩壊する。そういう意味では人間や動物、生物の方が肉体的には強いですね」<br /><br />パト「そうか、だから主である俺が男だから女の従属が生まれやすいとか？」<br /><br />シン「主様の場合、主様が今構成されているものが月花様、メリア、カナと雪花の4名ですから、女性だけの世界が生まれるのは仕方ないですね、実質女性と女性が作り上げた世界のような認識なんでしょうね」<br /><br />パト「俺男なんだけどなぁ、でも世界を作られる時に世界は俺を女と認識しているって事か、何か微妙な気分だな」<br /><br />シン「それがむしろ良かったです、先ほども言いましたが男の主と男の従属は相性が悪いのです、戦いとか相棒的意味合いで言えば優秀なのかもしれないのですが、強化方面では絶望的ですね、女性と女性も同じです、女と男は・・・逆に従属に殺されるパターンが多いですね」<br /><br />パト「シンはそういう所も把握してるのか？」<br /><br />シン「勿論、能力で把握していますよ、勉強してますので、ミール様が色々な世界線を作って教えてくれたりもするんです、ですが・・・酷いものですよ」<br /><br />パトは聞いた。<br />女が主で従属が男だらけの末路、それは強姦による女主の消滅。<br />女が強いが男が反乱を企て、実力で勝てないため数狙いで強姦し、消滅させる等。<br /><br />殆どが強姦による消滅だった。<br /><br />パト「胸糞悪い話だ、でもそれって専属神内でも居たよな、ソフィアとソルテの世界には男の世界王や従属が、危ないのか？」<br /><br />シン「ソフィアは大丈夫ですね、なにせ二人は身内ですし、人との従属契約は存在しないので、ソルテは・・・どうですかね、人との契約はありませんが世界の中ではわかりかねます」<br /><br />パト「逆に言えば女しか居ない世界は安心って事か、メリア、アリシア、雪花、ハク、琴歌、ラル、月花の7人は問題無しなのは救いか、カナは・・・よくわからないんだよな、あの世界、カルティナの世界ってゲームみたいな世界だろ、それって魔物に負けたらって展開にならないのかな？カナ曰く負けたらゲームみたいに消滅するからとは言ってたけど、逆に負けなければって事もあり得るよな」<br /><br />シン「それは世界王が守りますよ、先ほどの世界は世界王が居ない世界でしたので、世界王が居れば世界王が主を守ります、なので基本は大丈夫です、そのため世界王が居る世界か否かでは世界の質が全く異なるのですよ」<br /><br />パト「そうなのか・・・それは良かった、というかなら早く言ってくれよ、心配したじゃないか！」<br /><br />シン「いえいえ、でも心配するのは大事ですよ、それで話を戻しますが、主様についてですが、ストレリチア様がそもそも男を作らないと思います、効率が悪いというのもありますが、主様が男なら従属は女性の方が色々と扱いやすいのですよ、肉体的にも精神的にも蹂躙しやすいっていうメリットが強いですからね」<br /><br />パト「俺はそんな事しないぞ！それにそもそも俺だって女だけだと居心地が悪いというか、扱いに困ると言うか、捨て駒として扱えないというか・・・色々気にしてしまうんだよ！心配事が増えるというか」<br /><br />シン「それは主様が優しいからですね、でもそのメリットを覆せる話にはなりません、むしろそのメリットが残っている限り万園は絶対に女しか作りません、主様が女性を作りやすいというのも相まってね、専属神や従属神達も女性ばかりですし、女性の世界王が定着しやすく、そして従属も女性を作れる」<br /><br />パト「結果、俺の能力で俺だけのハーレム世界の完成ってわけか、とんだなろう小説みたいな話だな、いや、なろう小説の方がまだ御利巧さんだよ」<br /><br />シン「10人とか100人とかのレベルではないですからね、メリアみたいな事を言って申し訳ないですが肉体関係は積極的に取って欲しいです、私達にとって意味合いが異なりますので、愛情表現というのもありますが、私達を育てるという意味でもありますから、そもそも肉体関係は一つの信頼関係を築くにもうってつけです、卑下する気持ちもわかりますが、価値観が違うとだけ言っておきます」<br /><br />パト「シンまでメリアみたいな事言うんだな、それが一番幸せの形だって」<br /><br />シンは頭を横にふる。<br /><br />シン「それはあくまで効率の話です。主様が効率よく私達を鍛えたいならこうした方がいいという話です。私は自身で言うとお勧めはしません、価値観は違えど嫉妬等の感情はあります、特にネルは間違いなく主様に強い恋愛感情を抱いてますし、私も勿論主様が大好きです。だからこそ義務的に性行為をしてほしくない、愛して欲しいと願います、そもそも私達は強いですから力なんて求めてません、十三天の心は力よりも愛情が欲しいです、それは別に肉体関係に限らず定期的に呼んでこうして話してくれるだけでも凄く嬉しいものなのです」<br /><br />パト「そうか、何処に言っても俺は男であることでしか評価されないのかと思ったよ」<br /><br />シン「これは教養です、だから知識を入れた上で主様が選べばいい事です。ほかに聞きたい事はありますか？」<br /><br />パトはシンから従属の強化について話しを聞けたことで満足したがもう一つ聞きたい事があった。<br /><br />パト「世界王の立場はどうなんだ？」<br /><br />パトはネルが世界王に進化したりと世界王というクラスに属する従属とも接点が増えた、ミールも帝園の世界王として存在している、だがそれは他の従属と同じなのか？<br /><br />シン「基本は同じです、ですがネルによると、世界王に進化してから唾液交換では強化出来なくなったと聞きました。」<br /><br />パト「え、そうなのか？でもネルはそんな事一言も」<br /><br />シン「ネルから聞いた話になりますが、万園の神籟（しんらい）？という方が言うには、世界王は世界王を喰らうか、主本人、もしくはストレリチア様から直接恩恵を頂かないと強化出来ない、少なくとも万園関係の世界王はそうだと言っていたそうです、つまりストレリチア様から功績として世界王としての経験値を貰うか、主、ここではパト様が高濃度、相当量の精液提供で強化出来るというわけですね、勿論子宮に直接です、吸収率も考えたらこれだけの条件でやっと世界王が強化される、ただの従属よりも成長の難易度がかなり高いと見た方がいいですね」<br /><br />パト「ストレリチアの恩恵っていうのは？」<br /><br />シン「それは神籟様も知らないみたい、その恩恵を受けているのは万園でもたった一人の世界王だけと聞いたから、ほかの世界王は皆世界王を喰らって強化された存在であると答えたらしいわ、ネルが言われたのは「貴女は私達が出来なかった強化方法、主様からの恩恵を得て強化する方が近道、ストレリチア様が現在世界王を頻繁に作らない今、後天的な強い世界王は生まれないから」とおっしゃったそうですよ」<br /><br />パト「万園も性行為を勧めるわけか、もう嫌になるな・・・」<br /><br />パトの表情は暗くなる。<br /><br />シン「酷い妄想と言えばどれだけ良かったか、私が主様の立場なら恐らく同じことを考えます、どの世界に言っても肉体関係を迫られる、そうしないと強い従属を手に入れてもそれ以上の強化が出来ないと強制してきているみたいなものですからね、心中お察しします」<br /><br />パト「何かいい方法はないのかな、例えば血液とか！」<br /><br />シン「致死量に至らなければいいですね、ですが性行為が無理ならそれも致し方ない決断です、ですがそれは危険な橋です。血液だってしっかりと主様の体内で生成された高濃度な遺伝子情報が入った血液が必要となります、つまり回復しながら血液を与えるのは不可能なんです、何故なら回復で生み出した血液は瞬時に身体を強化して作り出しているものであって濃度が高くありません、勿論精子だって透明なものに意味はないです、しっかりと白い事が前提です、つまりは高濃度で無ければならない事が条件です、血液ならばかなりの量を取られます、ですがまだ楽ではありますね、ですが貧血だったり、身体が弱る事は免れません、それに比べ性行為による精子提供はおおよそ3回が限界でしょうが、命の別状がない上に身体的不調になる事もありません、すみません何度もでも結局のところ皆さんが勧めるだけの事はあるのです」<br /><br />パト「選択肢はあってもそれを選ぶか否かは話は別って事か」<br /><br />シン「そうです、毎日キスをして唾液を与えるよりも1回の性行為、血液1リットルを提供するよりも1回の性行為、この際汗や尿、涙でもいいですよ、ですがそれらを一定量飲むよりも1回の性行為、全て性行為1回に勝る効率的手段が存在しないんです、むしろそれが主が男、従属が女の関係だけが許された最大級の利点と言ってもいいです」<br /><br />パト「・・・ありがとう！いい勉強になったよ！」<br /><br />パトはシンの頭を撫でながら褒める。<br />シンは顔を真っ赤にしながらも嬉しそうに身を委ねる。<br /><br />パト（・・・どいつもこいつも結局は身体かよ・・・いちいちこんなことで腹を立ててる自分が本当に気持ち悪い、周りが求めてるんだから協力するという形でやればいいのに・・・こうやって俺の気持ち一つで皆を困らせてるのが現状っていうのがわからないのか？本当反吐が出る）<br /><br />これはパトがＥＤになる要因になった一つのきっかけ、<br />【肉体関係こそが全従属が求めている事である】という事実。]]>
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<title>No.196　召喚士最強</title>
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<description>地球防衛軍第五部隊はギルドを起ち上げた。それはロイドが発案し、実現させたプロジェクトであり、世界で防衛軍に入ってはいないが力を持つ者の力をなんとか防衛軍側に貸してもらおうという第三勢力の加入を狙った案だった。内容は防衛軍第三部隊、第五部隊の二部隊で発生し...</description>
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<dc:date>2025-12-07T01:35:19+09:00</dc:date>
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<content:encoded><![CDATA[地球防衛軍第五部隊はギルドを起ち上げた。<br /><br />それはロイドが発案し、実現させたプロジェクトであり、世界で防衛軍に入ってはいないが力を持つ者の力をなんとか防衛軍側に貸してもらおうという第三勢力の加入を狙った案だった。<br /><br />内容は防衛軍第三部隊、第五部隊の二部隊で発生した業務の外注依頼、それをランク分けして依頼する事で防衛軍隊員の安全な業務、そして今までに比べて防衛軍の負荷を軽減する効果があった。<br /><br />Sランク、Aランク、Bランク、Cランク<br /><br />基本はこの4ランクで仕事があり、グループや企業で登録した組織にも所属しているメンバーや組織実績によってランクを定め、受けられる仕事を調整している。<br /><br />Sランクは隊長・副隊長クラスが受けるレベル<br />Aランクは選抜組隊員（幹部）クラスが受けるレベル<br />Bランクは選抜組隊員（新人）クラスが受けるレベル<br />Cランクは一般隊員クラスが受けるレベル<br /><br />とされているためどの仕事も基本難易度が非常に高く、登録しているグループや組織、企業でも<br />仕事が受けられるCランク以下のDランク、Eランクが多く存在する、その時はCランクチームが格下チームを雇う事で仕事に参加出来るシステムであり、このギルドではCランク以上の組織というのは強い意味を持つのだ。<br /><br />ロイドがここまで考えたのはあくまで協力者であるため死者を出してはいけないと考えたためだ。<br />そのため、登録されたメンバー各自にランクが設定され、仕事での役割バランスを整えるために<br />【職業】というものも同時に登録された。<br /><br />それはまるでゲームのRPGのようなもので、剣士、治癒士、能力者等その役職の役割が出来る者を片っ端から称号を付けるシステムを採用している、そのため実力者は役職が複数ついている事が当たり前であり、仕事を受ける時もその役職持ちが何人必要等最低条件が組み込まれている事が殆どのため、複数の役職を持つ者が居て、ランクが高いメンバーが居るのは優良と判断されていた。<br /><br />・・・・・・<br />ここまで説明してまずパトが立ち上げた組織<br /><br />エウレカ探偵事務所<br /><br />エウレカ探偵事務所の組織ランクはギルド最強とされる【Sランク】本来ならばクランを作って普段誰も取れない【Sランク】【Aランク】の案件を元請け受注者として格下組織を雇い共に業務をやらせるというのが本来の組織としての在り方だろう。<br /><br />そして職業の話に戻る、その中で最も珍しいとされている職業、それは【召喚士】<br /><br />防衛軍ギルドに登録されている召喚士は全体の約1％未満、現時点で1000人ギルド登録しているとすればたったの10人にも満たないレア職である、<br /><br />元々は獣魔使い、魔物使い、日本になると式神使いの類がこの役職に選ばれる。<br /><br />エウレカ探偵事務所ではパトと月花が選ばれた。<br /><br />・・・・・・<br />パト「召喚士だけの親睦会って何をしろって言うんだ・・・」<br /><br />月花「数少ないって事はそれだけ成長のきっかけ、発見が少ないって事でもあるから同職者同士で色々刺激を与えて成長してくださいって事でしょうね、でも」<br /><br />パトはスティアを、月花はセキを連れていた。<br /><br />その周りに居るのは獣使い、魔物、悪魔、妖怪のような雑魚キャラと言ってしまえばそれまでの生き物しか居なかった。<br /><br />セキ「おい月花よ、わしはこやつらと同じ類か？月花はわしの事を犬と思っておったのか？」<br /><br />セキは不機嫌そうに睨む<br /><br />月花「犬なんて思ってないわ、鳥とは思ってるけど」<br /><br />セキ「そう言う事を言っとるんじゃないわ！なんでわしがこやつと同系統扱いなのじゃ！酷いのじゃ！酷いのじゃ！わしはお主の守り神で今はパートナーじゃろうが！！」<br /><br />月花「じゃあ琥珀かアイレでも良かったのよ？あの子達と散歩してあげるの楽しいし」<br /><br />セキ「おいおい、月花よあんな理性や品性が欠ける奴らと同じ空間に置いていたら二人が危ないじゃろう、琥珀はまだ大丈夫じゃがアイレが心配なのじゃよ」<br /><br />月花「セキ、あまり大きな声で喋らないで、ヘイトが私に向くでしょ、周りを下に見てるって勝手に思われて恨まれたらどうするの」<br /><br />セキ「むしろ同程度と思われるくらいなら劣等感を抱いてて欲しいのじゃよ・・・」はぁ<br /><br />セキはため息をつく、それを横目で見ていたパトは心の中で安堵する。<br /><br />パト（良かった、スティアは基本寝ているし、こういうのに一切興味ないからセキみたいにイライラすることもないし、とりあえずこの場はなんとか凌ごう・・・ネルなんて出したら絶対にセキ所の話じゃないぞ・・・）<br /><br />パトはスティアではなくネルを連れてきていたらと想像し、溜息をついていた。<br /><br />召喚士Ａ「あの、パトさんですよね、僕ＷＣＢＴを見てまして！2年前ではありますが凄く強くかっこよかったです！昨年は出ていませんでしたが今年は出られるのですか？」<br /><br />パト「え、ええそのつもりです、ですが今年は各国予選かららしいですね、まずは日本代表にならないといけませんからね、となるとやはり強敵は昨年準優勝の四季雪花ですかね、彼女は僕の大事なパートナーであり、相棒であり、家族ですから、もちろん月花も警戒してますよ」<br /><br />パトは月花に話しかける。<br /><br />月花「日本代表になれるのはたったの4枠、そしてアジア大会で16枠、ヨーロッパ大会16枠、アフリカ・オセアニア大会16枠、アメリカ大会16枠、計64名のWCBT大会だったかしら、アジア大会だったら問題ないのだけど日本大会となると凄く大変ね、パトと雪花、美魅、今年は出るかわからないけど、カナやハクも日本国籍、私を含めたとしても誰かは必ず予選落ちするしね」<br /><br />パト「ソフィアも一応日本国籍だな、となると・・・はは、日本で既にＷＣＢＴ準決勝レベルだな、激戦区だ」<br /><br />召喚士Ａ「いやはや、今年は大変そうですね、ですが今上がった名前って殆どがエウレカ探偵事務所のメンバーですよね、流石です、Ｓランクは伊達じゃないですね、パトさんも召喚士だったのは本当以外でした、ご本人がそこまで強いのに召喚獣を扱う場面ってあるのですか？」<br /><br />パト「そうだね、基本僕は従属に頼ってるんだ、僕自身はあまり何もしないかな、僕がそうしたいっというより従属達が仕事を奪われるのを極端に嫌うというか、というわけであまり従属達の仕事を奪わないようにしてるって感じだね」<br /><br />召喚士Ａ「達って今頭の上に乗っている子だけじゃないですか？！えっと、あまり詮索するのはご法度なのは理解してますがその・・・その子は実力で言うと何番目ですか？」<br /><br />パト「考えた事なかったですね、ですがこの子自体は相当強いですよ、かなり上の部類ですね」<br /><br />召喚士Ａ「そうなのですか、あ！これ使ってみます？」<br /><br />召喚士Ａはパトに万歩計のような機械を渡した。<br /><br />パト「これは・・・」<br /><br />召喚士Ａ「召喚した生物の力量を計る機械です、人間のオーラと違ってこれは総合戦闘力を見る機械らしくて、数字は思った以上にシビアだと聞きました」<br /><br />召喚士Ａは自分で精霊を召喚した、その精霊は風属性の光の粒のような存在だった。<br /><br />召喚士Ａ「僕は恥ずかしながら・・・戦闘力21です、ランクはＥです、ですが風魔法は素晴らしいものですよ！」<br /><br />パト「おお～～」<br />月花「おお～～」<br /><br />パトと月花は面白そうだと思い、セキに提案した。<br /><br />月花「セキ、やってみたら？」<br /><br />セキ「わしがこれを？おい月花よ・・・」イライラ<br /><br />召喚士Ａ「え？！まさかそこの女性の方、四季月花さんの召喚した方なのですか？！人型？！凄すぎる？！」<br /><br />召喚士Ａは驚く、そしてその声を聴いて周りも動揺する<br /><br />召喚士Ｂ「あの人が召喚した生物？！人でしょ？！」<br />召喚士Ｃ「いやいやありえないって、でもいいなぁ～」<br /><br />パト（やっぱりセキは目立ちすぎじゃないか・・・月花）<br /><br />月花（他の子の方が大問題よ、フォティアとかリアの方が人型ドラゴンってファンタジー感強いからね）<br /><br />パト（でもなんか話題を持っていかれたみたいでなんか悔しいな）<br /><br />月花（パト、今でもこういうのでスゲーー！って言われるの好きだしね～、ネルでも出したら？）<br /><br />パト（いやいい、そもそもミーエル、エテル、美魅がその従属ですって言えば終わる話だしな）<br /><br />パトは変な所で目立つのは嫌がった、というのが自分よりも従属の方が優秀と思われるのがプライドが傷つくため、ほかの人達にそれだけは伝えたくなかった、実際は自身よりも強い従属だらけなのだが。<br /><br />召喚士Ａ「あの、ぜひこの戦闘力測定器を当てて貰えませんか？比較してみたいです！」<br /><br />月花「いいけど、これって最大値はいくら？」<br /><br />召喚士Ａ［9999が限界みたいです、人とは違いますからね」<br /><br />月花「セキ、とりあえず壊しておきなさい、牽制しておきましょう」ボソボソ<br /><br />セキ「パト坊に話題を向けないためじゃな、いいじゃろう、ならわしがちょっと驚かしてやろうではないか！」<br /><br />セキは戦闘力測定器に触れ、力を込めた、すると即座に数値が9999と表示された。<br /><br />召喚士Ａ［9999？！カンストですか？！ここに居る大体の人で最高は156だったのに・・・」<br /><br />パト（まあ、当然だろうな、うちのスティアならもしかすると500くらいで済むかも、全然強化してないし）<br /><br />月花（そうね、でも大丈夫でしょ、なにせもう話題はセキに向いてるからここからパトに向く事なんて）<br /><br />召喚士Ｂ「まさかパトさんの従属もそれくらい強かったりするのですか！」<br /><br />パト（うわ、全然駄目じゃん、でもいいか、今のスティアなら！）<br /><br />パト「そうだね、でもうちの子は今寝てるし、そこまで期待しない方が・・・」<br /><br />パトがそう話しているとスティアが起きた、そして運悪く、空腹で人型の姿に戻った。<br /><br />スティア「主様！お腹空いた～～！ご飯～～！美味しいお肉をご所望～～」<br /><br />召喚士Ｂ「獣人？！いや、これは・・・まさか神獣？！」<br /><br />場がどよめく、パトは困惑する、スティアに事情を説明するまえに召喚士Ｂはもう一台の戦闘力測定器をスティアに持ってきていた。<br /><br />召喚士Ｂ「あの！これを持ってもらってもいいかな？」<br /><br />スティア「んん？なにこれ？」<br /><br />パト「おいおい！勝手に僕の従属に接触は・・・」<br /><br />スティアが戦闘力測定器を持った瞬間数値が9999と表示されたが煙が噴き出し、爆発した。<br /><br />スティア「あれれ～～？壊れた？」<br /><br />召喚士Ｂ「はわわわわわわ・・・・・・」動揺<br /><br />パト（やってしまった・・・とりあえず勝手に渡した事について注意を）<br /><br />月花「すみません、パトがしっかり躾をしているとは言え貴女に何かあればパトの責任になります、不用意に他人の従属に触れるのは辞めてください。」<br /><br />月花は真面目な顔で相手を睨みながら注意する、<br />さっきまでざわめいていた召喚士達の空気が変わり、大人しくなる。<br /><br />召喚士Ｂ「すみませんでした・・・」<br /><br />パト「ちなみにこの事は内緒にしていてくれ、僕達は召喚士の職を与えられたけど召喚士として仕事をするつもりはないんだ、これはあくまでこの場だから連れて来ただけですので」<br /><br />パトが周りに口止めをしようとする横で声がした。<br /><br />ネル「主様よ、むしろここでこいつらを徹底的に脅して格の違いというものを見せておいた方が面白いのではないか？」<br /><br />パト「ネル？！馬鹿お前なんで出て来た？！」<br /><br />ネル「馬鹿とはなんだ主様よ、随分な挨拶だな、私が出たら主様がここに居たのだろう、まあ状況は案の定大体把握しているわけだがな」<br /><br />ネルはニヤニヤしながら召喚士Ａの元に歩く。<br /><br />ネル「それを貸せ、私は主パトの無限に存在する従属の中で最も愛用されている最強の従属だ、お前達みたいなゴミと主様との格の違いを徹底的に教えてやろう」<br /><br />ネルは召喚士Ａの持つ機械に指をさす、それだけでその部屋にあった全ての測定器を破壊した。<br /><br />召喚士Ａ「ふ・・・触れても無いのに・・・全てをカンスト破壊・・・ば・・・化物？！」<br /><br />ネル「ああそうだ、思うだろう？私のような化物が居て、お前達を見る時の感想は何か？それはゴミがどれだけ集まってもゴミだ。戦力になりやしない、ゴミがデカいか小さいかの違いだ、全てちりとりの中にしまい込めば違いもわからん、私からすればそれだけの事だ」<br /><br />ネルは召喚士Ａ含むその場に居る召喚士達にドヤ顔で語る。<br /><br />パト（詰んだな・・・後でネルには説教だ・・・）<br /><br />月花（パト以上に目立ちたがりが居るのを忘れてたわ・・・）<br /><br />二人は頭を抱える、セキも溜息をつくが今この場において誰もネルを止める事は出来ない。<br /><br />ネル「おい雑魚共、お前らのゴミを出せ、やる気ある奴から私に掛かってこい、相手してやる、ただし、私に近づける奴がいるかどうか・・・いた？！」ぽかん！<br /><br />ネルは後ろからパトに殴られた。<br /><br />パト「威圧するな、事情を知っているなら大人しくしていろ、なんで親睦会なのに悪目立ちしなくちゃならないんだよ」<br /><br />ネル「相変わらず小者精神の主様よ、ここはお前らと自分達では格が違う、だから不可能だが精々私達のように使えるゴミになってみろくらいは言ってみせろ、これだから主様はダメなのだ」<br /><br />パト「だ～か～ら～！そういう場じゃないって言ってるだろう！」<br /><br />スティア「ネル～～、私お腹空いてるから後で良い？」<br /><br />ネル「仕方ないな、それではここらのゴミに実力差を見せる前に飯にしよう！時間の無駄は止すんだ主様よ、こいつらが生涯鍛えたところで今の主様にも届かない、従属だって所詮はあのおもちゃの数値で1000くらいが精一杯の奴が一人くらいでるだけだろう、ゴミだ、少なくとも帝園の一番雑魚でもあんなおもちゃの数値なんてすぐにカンスト破壊可能だ、いつまでも庶民の娯楽に付き合ってる暇はないぞ」<br /><br />ネルはスティアと共に食堂に向っていった。<br /><br />・・・・・・<br />パト「本当に最悪だ、ほかの召喚士達やる気をなくしてなかったら良いんだけど」<br /><br />月花「まあいいんじゃない、どうせライバル企業になってたかもしれないし、レア職を持って居たらレアな仕事も負かしてくれるかもしれないじゃない！でもレア職の召喚士が居なくなれば仕事独占！いいお金になるわ♪」<br /><br />パト「はぁ、僕は普通に仲良くなって終わりたかったのに、戦闘面で役に立たなくても情報面で役に立つと思ってたのに・・・これじゃあ僕だけハブられるよ」<br /><br />月花「まあ、あれね・・・どんまい♪ネルにちゃんと事情説明してなかったパトも悪いって割り切るしかないわ」<br /><br />パト「そうだよな、うんありがとう、とりあえずネルには説教だな）<br /><br />パトは疲れた背中を月花に向けながら食堂に向った。<br /><br />月花「でも本当パトは大変よね、力をつけるために帝園の従属を倒す、だけどそれで契約が完了するからパトが扱う従属の数が増える、しかも帝園は毎日従属を数えきれない数生み出しているみたいだから<br />サボっちゃうと後々大変だし、従属の軍隊を扱う世界ってよく言った物ね」<br /><br />パト「倒すだけが条件じゃないにしても大体が倒したら契約してやる、認めてやるみたいな奴ばっかりだから友情ゲットみたいな奴は本当稀だな、最初が、というかスティア、エテル、ミーエルがただただおかしかったんだなって思い知ったよ」<br /><br />パトと月花は二人で待機室話していた。<br />ネルとスティアの帰りを待っているのもあるが騒動が治まるまで時間を空けていた。<br /><br />パト「さて、どう説明するか・・・」<br /><br />パトと月花は元居た部屋に戻る。<br /><br />・・・・・・<br />召喚士Ａ「パトさん！四季さん！すみません！気を使わせてしまって」<br /><br />パト「いえ、僕も申し訳ありません、彼女は凄く生意気といいますか、強さ故にって所がありましてですね、僕自身あまり彼女をこの場に連れて来たくはなかったのです」<br /><br />召喚士Ａ「いえ、こちらが詮索したのが原因ですし、むしろ彼女クラスの相手にあそこまで言われても正直納得という言葉しかありません、もちろん私達の従属が弱いというわけではなく、彼女程の実力者の前では弱者は無力というのはこの世界に居る以上誰もが認識している事です。もちろん悔しいから努力もします、世界は広いんだって思えました、いい機会を与えて貰って感謝です」<br /><br />召喚士Ｂ「私も申し訳ありませんでした、テンションが上がってしまって・・・」<br /><br />月花「私達の従属は強いが故にどこでどのように一般人や貴方方に支障をきたすかわからないので、お互い気を付けていけたらそれでいいですよ」<br /><br />全員が謝罪しあい和気あいあいと従属達の話で盛り上がっている所に再度ネルが帰ってくる。<br /><br />ネル「主様よ、どうだ？雑魚共を一掃してやるが話はついたか？」<br /><br />パト「ネル、それ以上言うと本気で怒るよ、礼儀と作法は弁えろ」<br /><br />ネルはため息をつきながら笑う。<br /><br />ネル「まったく最近の主様は暴君が足りないな、シンみたいになってきてるぞ、まあそれでシンの適正値が上がるなら別にいいが、中途半端な心変わりなら私も異議申し立てはあるぞ」<br /><br />ネルはそう言いながら近くの椅子に座り、全員を眺めていた。<br /><br />セキ「何故わしの隣に座るのじゃ」<br /><br />ネル「従属はここに座るルールなのだろう？なら私がここに座っても問題ないだろう」<br /><br />ネルは腕と足を組みパトを見つめる。恐らく本気で怒ると言われ少し拗ねているのだろう。<br /><br />パト「本当にすまなかった、それじゃあ従属について話そうか」<br /><br />パトは召喚士とされる人達に従属との向き合い方や共に戦うについてを話した。<br />結果を言えば次元が違い過ぎてまったく参考にならなかったというのが最後のオチとなった。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28808235.html">
<title>No.190　ヤクザの道　サン</title>
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<description>サンは迷っていた。まずパトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロは一緒に地球に来ていたが二人はエウレカ探偵事務所に所属しなかった、パトがそれを拒んだのだ。結果サンとカロは各自住まいと就職先を見つける必要があった。だがサンは普通に働く事が出来ないの...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-11-10T02:54:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[サンは迷っていた。<br><br>まずパトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロは一緒に地球に来ていたが二人はエウレカ探偵事務所に所属しなかった、パトがそれを拒んだのだ。<br><br>結果サンとカロは各自住まいと就職先を見つける必要があった。<br><br>だがサンは普通に働く事が出来ないのは既に理解していた。<br>結果自身の力を存分に発揮出来る極道の道を選んだ。<br><br>・・・・・・<br><br>太陽組<br><br>サンが立ち上げた組織だ。<br><br>そもそも極道は何をするのかわからなかった。<br>どうやってお金を得るのかもわからないし、暴力でどうにかこうにかしていたとしてもそれで生活が出来なければ意味がない。<br><br>サンは極道系の動画を見た。<br><br>覚せい剤密輸販売、賭博や夜の店の用心棒代、民事介入のよる暴力行為や企業対象暴力等、基本暴力で物事を解決する、変な客が集まりやすい店や商売で身を守るための用心棒として働く事で資金を得る。<br><br>詐欺行為もあったり、団体からの上納金、テナント貸し借りや土地の貸し借りで得た収入もあったりするらしい。<br><br>サン「成程ね、ならまずは資金調達をして土地と空いているビルを徹底的に買うしかないね、漫画を見ると大体各町にはヤクザの島つまり、テリトリーがあるから勝手な事をしたら目をつけられて酷い目にあうと、そこで紛争があったりと揉めたりとか色々問題が発生する・・・うんうん物騒なのは嫌いじゃないよ私は」<br><br>サンは早速資金を調達をしたいが得られる手段がないため奪う事にした。<br><br>・・・・・・<br>まずはエウレカ探偵事務所が立っている街の拠点を構えるヤクザ、登龍組に喧嘩を売った。<br><br>サン「ねえねえ、この組私にくれないかな？」<br><br>組長「ああ？姉ちゃん、あまり馬鹿な事言ってると酷い目にあうのがわからんか？若さにかまけて馬鹿してるもんちゃうで？」<br><br>サン「いいから、暴力でわからせたらいいんでしょ？銃でもなんでもするといいけど、そんなので私を殺せるかな？」<br><br>サンは銃を構えるように手を組長に向ける。<br><br>サン「こんなことだって出来るんだよ」<br><br>サンは指から赤い光線を放つ、だがそれは細く繊細で組長の横をすり抜け壁を貫通した。<br><br>組長「何をしたんじゃ？」<br><br>サン「うしろ見なよ」<br><br>組長は後ろを見る、するとそこに小さな穴が綺麗に空いていた、まるで元々そこに穴が空いていたかのように自然と。<br><br>サン「まあかなりの高熱で溶かしたからね、穴をよく見たらわかるけど溶かした後も何もないでしょ？これは私の繊細な技術の賜物なんだ、だから証拠なんて一切残さないよ」<br><br>組長「脅しのつもりか？」<br><br>組長はサンが空けた穴を眺めながら問う。<br><br>サン「うん、組員は何人？喋ってくれた方がいいかもよ、もし喋らないと私が今把握している12人の組員全員脳だけ綺麗に焼いちゃうかも、喋ってくれたら組長の言葉を信じてその人数分だけ殺してあげる、0人とか馬鹿みたいな事言ったら問答無用で全員殺すけどね、居なくなってくれたら私がここで商売出来るわけだしね、よく言えば君達が私の配下に居てくれた方が色々楽出来るからいいんだけど？」<br><br>組長「俺らにここまでの脅しとはええ度胸じゃのう、どっちかが死ぬまで殺し合おうや！！」<br><br>組長は視線の合図を出すと横の部屋から組員が一人現れサンに銃を放つ！<br><br>だがその銃はサンに届かずに溶けて消えてしまう。<br><br>サン「だから言ったでしょ、多分そこの組員能力者だね、普通の銃にしては威力が高かったけど、結局は鉄、私の高温に耐えれないと思ったよ」<br><br>サンのオーラは特異体質であり、オーラには強い熱が込められており、それに触れるだけで跡形もなく溶けてしまうのだ。<br><br>だがサンはオーラ技術も高く、薄い膜のようなオーラを身体に纏っている、それだけで大抵の攻撃は防ぎきってしまう、先ほどの銃もサンの薄いオーラに触れただけで跡形もなく消え去ってしまった。<br><br>サン「私のオーラは特殊でね、ちなみにその穴をあけたのも能力じゃなくてただのオーラ、君達如きに能力を使うなんて弱い者イジメが過ぎるだろ？オーラでも過剰なのに、でも暴力で納得させたらそこから治療させないといけないし手間じゃん？だから今この段階で納得してくれると助かるわけなんだけど」<br><br>サンは笑いながら組長に問う。<br><br>サンは普段は礼儀正しい、だがスイッチが入るとどんどん口調が悪くなる。そして私から僕に変わった時が真骨頂、皇園の従属No.1サン・ソレイユの本性が現れる。<br><br>組長「撃て！どんどん撃てやボケが！！」<br><br>組員は銃を連発する！そして撃ち終えたと思えばサンに向って蹴りを入れる。<br><br>サン「馬鹿が」<br><br>銃は全て溶けた、そして組員がサンの顔に蹴りを入れようとした瞬間組員の足がサンに当たる部分のみ全て溶けたのだ。<br><br>組員「ぎゃあああああああああああああ！！！」<br><br>組員は傷みでのたうちまわる！だがその傷口からは血は一切出ていなかった。<br><br>サン「止血はサービスだよ、血で汚れたら掃除が大変だ、【僕】は掃除が嫌いなんだ」<br><br>サンはそう言いながら地面でのたうち回る組員を見下し、冷たい目で喋る。<br><br>サン「こいつは使い物にならないなぁ、死ね」<br><br>サンはそういうと一瞬で組員を跡形なく溶かし尽くしてしまった、まるでそこには何もなかったかのように一瞬で<br><br>サン「こうやって証拠も何も一切残らないんだ、どうする？あ、僕のオーラは特殊って言ったんだけどもう一つ効果があるんだ、それが気配が消えるって所でね、写真や映像に僕は映らない、そして僕がもっとこのオーラの火力を上げたら僕も透明人間のように消える、もちろんその状態で僕に触れれば溶けて死ぬ、理不尽だよね？でもそれが僕だ」<br><br>サンは組長の元に歩く<br><br>サン「さあ選べデブ、僕についてくるか、消し炭になって一生見つからない行方不明者となるか・・・まだ海に沈む方がいいんじゃないか？」<br><br>組長はサンの威圧に負け、屈した。<br><br>組長「好きにせえや、せやけどお前が組員一人一人説得せえ、俺は関与せえへんからな！」<br><br>サン「非協力的だな、お前が出来る事なんて組員に威張り散らして仕事させることだろ？それを放棄するならお前要らないぞ？」<br><br>サンは組長に近づき手をかざす、その手が組長の腕に触れようとした瞬間腕がドロっと溶けだした。<br><br>組長「ぎゃあああああああああああああああああ！！！」<br><br>サン「痛いねえ、今火力下げたんだ、弱火でじっくり、料理が美味しく頂ける秘訣だよね」<br><br>サンはじわじわと腕に手を近づける、組長は傷みで表情が歪みながら声に出してサンの言う事を聞く事を誓った。<br><br>組長「わかった！俺が全部なんとかする！！だからやめてくれ！！！！！！！！」<br><br>サン「うん！素直でよろしい！じゃあ私は帰るから次の日までに説得よろしく！あ！私の事を反対する馬鹿が居たら明日呼んでおいて！さっきと同じ拷問するから」<br><br>サンは笑顔で登龍組を後にする。<br><br>・・・・・・<br>次の日<br><br>サンは登龍組に足を運ぶ<br><br>サン「それでこれで全員？」<br><br>組長「全員ついていくと決めました、今後もよろしくお願いします！」<br><br>サン「うんうん！良い返事が聞けて嬉しいよ！じゃあ私は次の組潰しに行くからここでいつも通り営業してて」<br><br>組長「え、まさかどんどんエリアを増やしていくつもりですか？！」<br><br>サン「当然でしょ？こんな小さな島で満足してたら主様に怒られちゃう、どうせなら日本全土を踏破して上納金を貰う方が楽でしょ、私にヤクザの仕事とか向いてないし」<br><br>組長含め組員はサンの言葉を聞き恐れたという。<br><br>組長（こいつ頭がイカれてる、汚い事に手を出すよりもワイら脅して上納金貰って悠々自適に過ごす方が楽なんてそう簡単に言える言葉ちゃうで・・・怖い奴が現れたもんや）<br><br>サン「さて、まず登龍組は月売り上げの2割私に上納してね！優しい値段でしょ？私を怒らせて上納金増やさせないでね？潰れても私、困らないから」<br><br>サンは可愛い笑顔のまま扉を閉める、机の上にはサンが作って間もない口座番号が書かれた紙が置かれていた・・・。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28808056.html">
<title>No.189　玲瓏（れいろう）とカロ</title>
https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28808056.html</link>
<description>万園（オールエデン）には世界王が現時点で27名在籍している。サンとカロは万園に入るための修行期間として一時的に万園の一部の世界で面倒を見ているが基本はパトの傍に居させている。用事がなくてもパトと共に過ごせば適正率も上がるという考えあっての事だった。パトがエ...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-11-10T02:06:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[万園（オールエデン）には世界王が現時点で27名在籍している。<br><br>サンとカロは万園に入るための修行期間として一時的に万園の一部の世界で面倒を見ているが基本は<br>パトの傍に居させている。<br><br>用事がなくてもパトと共に過ごせば適正率も上がるという考えあっての事だった。<br><br>パトがエウレカ探偵事務所を起ち上げた時、サンとカロはエウレカ探偵事務所には入らなかった。<br>それどころかパトと一緒に過ごすわけでもなく、各自活動をしていた。<br><br>サンは現在現実世界で自分に適正がありそうな職を探していた。<br><br>そしてカロは現実世界で研究員として働けば貢献出来る、だがその信頼度がなくどこの研究機関にも落とされてしまった。<br><br>結果的に万園で世界を創る事に集中していたのだが、それも上手くいっていないかった。<br><br>・・・・・・<br>カロ「カロの世界、それはいったいどんな世界なのか、どんな世界がいいのか、悩むなぁ」<br><br>カロは考える、そして試行錯誤しながら世界を形成していく、世界を創る時オーラを膨大に消費する、そのため一日に出来る作業量は決まっている、だが考えや構造に行き詰まるともちろん作業も止まる、結果的に一日分全部のオーラを消費した事が今までに一度も無かった。<br><br>カロが試行錯誤していると一人の世界王が姿を現した。<br><br>玲瓏（れいろう）、万園に所属世界王で円卓の王第八席に属する王<br><br>彼女は音を支配する世界王であり、歌姫系統の究極最終系に属する、言わば月詠琴歌や琴歌の世界王ソラリアの最高位に位置する存在である。<br><br>玲瓏「おや、世界づくりに苦労していますね、何か助言を差し上げましょうか？」<br><br>カロ「えっと・・・心遣い感謝します・・・貴女は？」<br><br>玲瓏「私の名は玲瓏（れいろう）この万園の世界王で円卓の王第八席です、よろしくお願いしますね見習いさん」<br><br>カロ「あわわわあわあわ？！？！」<br><br>カロは圧倒的格上の存在に同様を隠せなかった<br><br>玲瓏「慌てないで、私は別に貴女を咎めたりしないわ、頑張ってると思ったから少しでも助言が出来たらなと思っていましてね」<br><br>カロ「ありがとうございます！でも今まで会ってきた中で一番偉い方だったので、たしか玲悧様で第九席でしたよね、花姫様で第十二席、はわわわわわ～、やはり役割も凄いのですか？」<br><br>玲瓏「私の役割は万園に属する世界がパト様や万園に悪影響、過剰影響を及ぼす可能性がある場合、規制もしくは助言するのが役割、つまりは規制官です」<br><br>カロ「という事は私の世界の世界王、リエル様が何か問題を起こそうとしたら規制する役割ってことですよね？」<br><br>玲瓏「立場的にはそうですね、ですが私は乱暴を好みません、大体は私の言う事を聞いてくれますので助かりますよ、争いは百害あって一利なしですからね」<br><br>カロ（珍しい、この世界で平和主義の人が居るなんて、しかもカロからみても常識人に見える、大体個性派揃いで苦労しそうだなって思ってたのに、なんか安心したかも）<br><br>玲瓏「それで世界作りで何か困りごとでも？私で良ければ相談に乗りますよ？」<br><br>玲瓏はカロの横に正座で座り、カロの顔を覗き込む。<br><br>カロ「えっと・・・自分の世界というのがイメージ出来なくてですね、そもそもカロってどんな世界を求めてるんだろうって考えてたら全然手が動かなくて・・・」<br><br>玲瓏「成程、自分の事がわからないから作業が進まないと、カロさんは波動に特化した方ですよね、でしたら波動に満たされた世界を作っては如何でしょうか？」<br><br>カロ「一番に考えました、でも波動、つまりオーラなんですけど、想像が出来ないんです」<br><br>玲瓏はカロの悩みについて一つ提案をする<br><br>玲瓏「ならばオーラで全てを満たしてしまえばいいのですよ、そしてオーラで何でもできる世界を創る、それって凄く面白くないですか？」<br><br>カロ「オーラだけで全てを作る世界？」<br><br>カロは想像してみる、だがいまひとつピンと来ていなかった。<br><br>玲瓏「例えばカロちゃんが日頃から過ごしている環境、それらすべてをオーラで作り上げられた世界を創るとしましょう、そしてオーラを永久的に作る機関も作ってしまえば貴女はオーラを枯渇する事がない無限にオーラを生成出来る世界を持つ世界王になれませんか？そうですね、もっとわかりやすいイメージで言えばお菓子で出来た家です！」<br><br>カロ「それならイメージ出来るかも！」<br><br>カロはお菓子で出来た家をイメージした、そしてオーラで世界を形成していく、カロはオーラを創る技術を既に持っていたため、それを形として具現化、それらを世界に各地に置く事で無限に湧き出る水の如く世界にオーラが満たされ形が形成されていった。<br><br>玲瓏「いいですね、オーラが無限に形成されれば早ければ一日で世界を創る事も現実的になりそうですね」<br><br>カロ「ありがとうございます！凄く助かりました！玲瓏様のおかげです！」<br><br>玲瓏「カロちゃんは現実では何をしているの？パト様との関係は上手くいってる？」<br><br>玲瓏はカロの現状を聞く<br><br>カロ「ううん、多分性格とかは凄く合うんだけど、やっぱり日が浅いというかお互いが寄り添うタイプじゃないから全然接点が無くて・・・今回もカロとサンは強すぎるから基本的に自由にしててって言われちゃって、でも現実世界でやりたい事がないというか、あっても全然やらせてくれないしそんな資金もないしで・・・困ってたりします」<br><br>玲瓏「そうなのね、だったら私の所で働かない？私こう見えて毎日現実世界に出てるの、私自身がっていうより、もう一人の私がって言っちゃうとややこしくなるよね、簡単に言うと私は万園の玲瓏、そして現実世界で密にパト様に恩恵を与えれるように人間の肉体として活動しているもう一人の私が存在するの」<br><br>カロ「二人の玲瓏様が同時に行動しているってこと？」<br><br>玲瓏「そうそう、でもこっちの私は疲れる事は一切ないんだけど、現実世界の私は人間の肉体と同じだから万園の私の感覚で働いてたりすると過労で倒れちゃったりするの、だからカロちゃんが私の助手として現実世界の私を甘やかしてくれたら助かるなぁ、研究員として雇いたいけど多分分野が全然違うから」<br><br>玲瓏は少し遠慮をしたような態度でカロに話す。<br><br>カロ「玲瓏様が現実世界でやっている事はなんですか？」<br><br>玲瓏「私がやっているのは詠唱術開発と販売、例えば私が作った詠唱がこもった玉、それを持ってオーラを込めるだけで私が詠唱として埋め込んだ能力が発動するみたいなね、物じゃなくても詠唱を乗せた本とかもあってね、その本を持って詠唱をすることでオーラがあればだれでも詠唱に埋め込んだ能力を扱う事が出来るの！まるで魔法みたいでしょ？」<br><br>玲瓏は何もない空間から自分の制作した本を取り出す。<br><br>玲瓏「この本の場合は全120ページ、つまり120個の詠唱が描かれていてそれを音読するだけで120種類の能力を扱えるの！」<br><br>玲瓏は本を持ち1つの詠唱を唱える、すると本が光りだし、そこから8連撃の炎が飛び出して来た。<br><br>玲瓏「コントロールや火力もこの詠唱で全て調整してるから詠唱とオーラを込めるだけで誰でもそれなりの能力を扱える優れもの！ただもっと火力を弱めたいとか強めたいとか、さっきのは8連撃だったけど4連撃でいいとか、そういう微調整は無理っていう欠点があるのよね、でも扱えるだけマシってところかな」<br><br>カロ「凄い技術ですね・・・」<br><br>玲瓏「一番便利なのはやっぱり本かな、【炎の書】だったら100ページ分で100パターンの状況に合わせた詠唱を入れてるの、現実世界で日本円だと大体1000万円くらいかな、ちょっと相場がわからないからとりあえず1000万円にしたけど、無能力者や能力者が他の能力を扱えるなんてロマンがあると思わない？」<br><br>カロ「カロもそう思う！凄いよ！」<br><br>玲瓏「商品を買ってもらう時は一応私と面談をして誰でも買っていい状態にはしてないの、あとはオーダーメイドで魔法書を作ったりもしててね、でも毎度詠唱を読むのは手間だって人向けに最初に見せた詠唱球を売ってたりするの、手のひらサイズだったり、銃の玉サイズにして専用の銃に装填して撃つだけでその詠唱が発動したりね、即効性がある分こっちは人気があるかな～」<br><br>カロ（この人、凄い研究者気質だ！カロと凄く話が合いそう！）<br><br>カロ「カロもそこで働きたい！カロはオーラの研究をしているんだけどもしかすると消費者に求めているオーラを使わずに詠唱球や詠唱書を扱う事も可能かも！」<br><br>カロは空中にオーラを使って絵を描く<br><br>それは本の裏側等にオーラ充填用スペースを設け、そこに回数分のオーラを詰め込む事で使用者はオーラなしでも詠唱を扱えるというものだ<br><br>先ほどの拳銃タイプも装填部分の他にもう一つオーラを蓄えるタンクを備える事でオーラを必要とせずに撃ち続ける事も可能、それどころかオーラを上手く扱えれば連射も可能だったり、銃や詠唱書の反動を抑える役割も担えると語った。<br><br>玲瓏「凄いわね、オーラの専門家が加わるとここまで多くのバリエーションが増えるなんて、面白い！ぜひ私の研究所で働いてほしい！もちろん自分の好きなタイミングでいいわ！給料は働いた分出すわ！どうかしら！」<br><br>カロ「よろしくお願いします！」<br><br>玲瓏とカロは握手を交わす、そしてカロの就職先と師匠が見つかった。<br><br><br><br>]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28804608.html">
<title>No.187　美魅の挑戦【鬼下民】episode3</title>
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<description>美魅「帰ったで」美魅はただそれだけ報告すると疲れた表情のままその場に立つ。パトはその美魅を見て質問する。パト「苦しいか？」パトから見て美魅は自分よりも弱い相手、無抵抗な相手に一方的に攻撃するのは気が向いていないのではないかと感じていた。美魅「はあ？うちは...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-11-09T14:36:00+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[美魅「帰ったで」<br /><br />美魅はただそれだけ報告すると疲れた表情のままその場に立つ。<br /><br />パトはその美魅を見て質問する。<br /><br />パト「苦しいか？」<br /><br />パトから見て美魅は自分よりも弱い相手、無抵抗な相手に一方的に攻撃するのは気が向いていないのではないかと感じていた。<br /><br />美魅「はあ？うちは全然問題ないわ、それにまだ39ポイントやで、まだまだ殺さな出世なんて出来へんのや」<br /><br />パト「そうか、美魅、非情になれとは言わない、思う所があるならそれと向き合う事だ、無視していいものじゃない、普段の訓練に比べて疲れる原因は何か？現場での緊張、ストレス、果たしてそれだけなのか、もしくは他の要因があるのではないか、そう考えていくんだ、今の美魅を見ていると日頃の訓練よりも疲れているように見てたんだ、勿論本番だからっていうのもわかる、だがあいつらは俺と普段訓練している美魅にとって疲れる相手だったか？俺はそんなに弱いか？」<br /><br />美魅はパトの言葉を素直に聞いていた。<br /><br />美魅「・・・疲れたのは別に気を使ってたからやない、そうやな・・・」<br /><br />美魅は自分の今の状況を考える、どう言葉にすればいいのか考えている様子だ。<br /><br />美魅「別に個々を襲う時はこんな感情にならへんかった、確かに隠密で気をかなり使って疲れていたのはあった・・・せやけど今回はどこか違う、集団相手を殺してうち一人がその場に立っていた、その現状が凄く・・・孤独に感じたんや」<br /><br />美魅は自分の気持ちをなんとか言葉にした、そして出て来た言葉が【孤独】。<br /><br />パト「孤独か、言い得て妙だな、確かに強者は最終的にはその場で孤独になる、そうか、美魅にとってその殺戮の現場は祭りのように高揚していた、そしてそれが終わり、自分だけしか残っていない現状を知って一度冷静になり疲れが出た・・・なのかな」<br /><br />旅行やテーマパークに行った時の状況に似ている<br /><br />人は何かをして楽しんでいる時、疲れを感じにくい、だが一度遊び終え、家、主に自分の肉体や精神が休まる場所に戻った時に疲れが一気に出て来る感覚、脳のスイッチが切り替わったような虚無感や脱力感、美魅はその感覚に近いと言った。<br /><br />パト「美魅、今日はもう休め、明日別の場所に向おう」<br /><br />美魅「どこで休むんや、第十一園は休む場所なんて・・・」<br /><br />美魅は自分で喋っていて途中で気が付いた。<br /><br />美魅「いや、あるな、うちが殺したこの村の家が・・・」<br /><br />パト「そうだ、美魅、もしお前が望むならこの村は美魅の物になるんだ、それだけの強さと戦いを繰り広げたんだぞ、美魅が」<br /><br />美魅は眼を見開く。「ここ全部がうちの好きにしてええんか・・・」とボソっと呟く。<br /><br />美魅「・・・とりあえず休むで、うちはもう疲れたんや」<br /><br />美魅は村で一番綺麗な建物を選びそこで休む事にした、<br />それは元々住んでいた鬼族が美魅を殺すために抜け出した家、だからこの家に死体や返り血はない、<br />だがパトや美魅にとってこの家はボロ屋であり、とてもじゃないが衛生面が整っているとは言えない家だった。<br /><br />美魅「ここで風呂に入るなら水を布に浸して拭くしかないで」<br /><br />美魅は家の中にある比較的綺麗な布をパトに手渡す。<br /><br />パト「じゃあ先に美魅が身体を拭いておいで、かなり疲れてもう寝たいだろ？」<br /><br />美魅「そうやな、主も別に家の中ならどこででも拭いててえんやで、シャワーとか湯舟とかないんやからな、そもそも溜めて置ける水だって満足にない、綺麗な水なんて貴重品なんや」<br /><br />パト「ああ・・・」<br /><br />パトは美魅にそう言われると個室に入りそこで身体を拭く。<br /><br />・・・・・・<br />パトと美魅は身を寄せ合うように眠っている。<br />水で身体を拭いたため体温が下がっている二人は身を寄せ合い、お互いが向き合う形で寝る事で対応を確保しようとしていた。<br /><br />美魅「うちは温いけど主はええんか？」<br /><br />美魅は頭から足までパトの内側に収まっていた、パトは美魅に腕枕をし、もう片方の腕を頭を撫で気を落ち着かせていた。<br /><br />パト「俺だってこういう環境は慣れてる、それに今頑張っているのは美魅であって俺じゃない、一番体力を回復してほしい子に一番休んでて欲しいんだ」<br /><br />パトは美魅の頭を優しく撫でる、美魅はその手のぬくもりに心を落ち着かせ眠りに入る。<br /><br />パト「・・・」<br /><br />パトは考えていた。<br /><br />パト（美魅は孤独と答え、俺はそれを娯楽特有の疲れと例えた、けどそれは寂しさもある、ずっと美魅は一人だった、そして俺と出会い、エテルというほぼ同じ歳の女の子の友達が出来た、帝国で学校に行かせてあげる事で沢山の友達を作ったとも聞いていた。月花の九騎神使の子達とも仲が良かったと聞いて凄く微笑ましかったしね）<br /><br />だからこそパトは不安を感じていた。<br /><br />パト（美魅は・・・本当は殺し合いじゃなくて仲良くしたいんじゃないかな、ここの制度の都合上どしても相手を殺さないと出世できない、そして立場が弱いままだと自分の意見すら言えず、生殺与奪も自分で選ぶことが出来ない、美魅は今その葛藤の中に居るんじゃないか、そう考えてしまうんだ）<br /><br />本当は殺したくない、仲良くしたい、だけど殺さないとその夢は実現しない<br /><br />そんな最悪の矛盾を生んだ現状が美魅の中で違和感として残っているのではないかと<br />だが美魅自身そこに気付いていないのではないかと。<br /><br />パト（平和を望むために戦争をする・・・そんなジレンマと同じってわけか、これは武力による戦争だ、勝者の方針がこの国の方針になる、強い者が発言した言葉で弱い者達が無償で言う事を聞いてくれる【戦う必要がなくなる】そんな歪んだ正義が美魅の中にあるのではないか・・・と、考え過ぎか）<br /><br />パトが考えていると美魅は既に眠っていた。<br /><br />パト（あと何日掛かるかわからない、でも俺は美魅の主であり保護者なんだ、しっかり導いてあげないとだよな）<br /><br />・・・・・・<br />そして数日が経過し、美魅は他の鬼下民階級の鬼達を撃破していった。<br /><br />そして100ポイント取得に成功した。<br /><br />パト「帝園に入って大体3週間くらいか、結構長かったな」<br /><br />美魅「せやな本来なら生活しながら地道にポイントを稼ぐもんやからな、時にスピード出世を狙った奴が大量虐殺をするっていうのも珍しいわけじゃないけどな、早く済ませようとしても時間は掛かるもんや」<br /><br />パト「それでどうするんだ？昇格戦、やるか？」<br /><br />パトは美魅に提案する、だが美魅は浮かない顔をしていた。<br /><br />美魅「うち一度だけ格上と戦ってみたいわ、正直今の内はどれだけ強いのか・・・それを知りたいんや」<br /><br />パト「そうだな、正直次の階級である【鬼中民】の実力は俺も知らないからな」<br /><br />美魅「鬼中民から人数が限られてくる、つまり一つ階級が上がるだけでも大出世なわけや、こんな広大な大地に鬼中民はたったの約16000人しかおらんわけや、日本の人口に直してもその狭い門やって事はわかるやろ」<br /><br />パト「そうだな、そう考えたら昇格出来る鬼はたったの4万人、それに対して鬼族の総人口は・・・」<br /><br />美魅「それは知らんな」<br /><br />パトはミールを呼ぶ。<br /><br />ミール（おおよそ9800億人ですかね、鬼族はそこまで多くは作られていませんので）<br /><br />パト「9800億だって、ってことは1％未満の超エリートって事じゃないか、美魅、本当に挑むのか？なんか数字だけ聞いたらかなり強いんじゃないかって不安になったんだけど」<br /><br />美魅「ビビってる場合ちゃうで！せっかく挑戦権を得られたのに次に行かんなんてアホやろ！」<br /><br />パト「待て！冷静になって考えてみろ、9800億の鬼族が居て日々そこまで変動していないって事はそれだけ鬼中民の強さは秀でているって事だ、これが1億程の人口ならまだ向上心が少ないやつが多いのかって納得するけど、9800億も居てここまで殺伐とせず平穏に階級が変動しないのはおかしい」<br /><br />美魅「ビビりやな、そんなもん簡単な話や100体も殺せないって事や、そもそも鬼族は頭が悪いんや、教養なんて皆無や、算数だってまともに出来ない馬鹿ばかり、1+1なんて簡単な問題も2年前のうちだったら絶対に応えられへんかった、それがこの世界の現状や、うちみたいに教養を得て作戦を立てる頭がないんや、やからとりあえず殺して、殺されてを繰り返して100ポイント溜めてをやって来てるんや、効率なんてもんこの園には存在せえへん！」<br /><br />パト「そ、そうか、そんなレベルなのかここは」<br /><br />美魅「そもそもここは常に食糧難や、まともにご飯も食べれへん奴が殆ど、やから共食いやって当然のように起っとる、うちはそれすらもありつけなかった、やから土を、虫を、微かに生えてる雑草を・・・食べて来たんや、弱い奴は共食いにも参加出来へん、むしろ狩られるだけや、ほんで肉体だけは治る」<br /><br />パトは美魅を強く抱きしめた、当時はただの成り行きで面倒を見る形だった。<br />だが今は違う、あの時に美魅に出会ってこうやって保護出来て本当に良かった。<br /><br />パト「美魅、今の生活は満足か？」<br /><br />美魅「満足？当然や、毎日当たり前のようにご飯が出て来る、当たり前のように勉強が出来る、当たり前のように寒い時は温かい部屋、暑い時は涼しい部屋におられる、お風呂にも毎日入れる、周りに気を許せる友達がおる、それでなんで満足出来ないや？意味がわからへん」<br /><br />パトは美魅を強く抱きしめる。<br /><br />パト「今更だな、こんなこと今まで聞いても来なかったから全然美魅の居た環境に対して想像出来なかった、でもこうやって聞いて、美魅が満足しているなら俺は凄く嬉しい・・・」<br /><br />美魅「今更何言うとんねん、でもやからわかるんや、きっと鬼中民はそんなに強くない、うちは確かに突出した力はない、所詮は子供や、真鬼縛解してやっと戦える程度や、やけど今のうちには知恵がある、技術がある、本能だけでは補う事が出来ない強さがある、多くの敗北もしてきた、多くのタイプの人と何度も戦ってきた、やからこそこの経験は実力以上の物を発揮する、そううちには確信があるんや」<br /><br />パト「はは、父さんみたいな事を言うんだな、経験に勝るものはなし、かそうだよな、筋力が強くても上手く扱えなかったら意味がない、知恵だけあってもそれを行使出来るものがなければ意味がない、両方があってこそやっと力としても発揮出来る」<br /><br />パトはいつもこう考えている<br /><br />力が50　知恵が30だった場合、実際に発揮させる力は30程度に収まるのではないかと<br /><br />力80　知恵50　だった場合は実際に発揮される実力は知恵の50に影響されて力は50までしか発揮出来ないと<br /><br />アンバランスでは互いの力を存分に発揮出来ないのではないかと、パトはこの理論を常に頭の中で組み立て教育してきた。<br /><br />パト「わかった、なら一度鬼中民と戦ってみろ、だけど負けそうになったら今回は俺が仲介に入る、だがそれは美魅を逃がすためだ、代わりに俺が鬼中民を倒すって事じゃない」<br /><br />美魅「はあ！何勝手な！」<br /><br />パト「勘違いするな、美魅を守るためじゃない、俺だって鬼中民の実力は把握しておきたいんだ、今後鬼族と契約をするとなれば最低でも鬼中民クラスの連中を相手にして倒したい、俺の都合だ。」<br /><br />美魅「主はうち以外の鬼族も仲間にする気なんか」<br /><br />パト「当然だ、鬼族と契約すれば俺の身体能力が向上する、以前俺が帝園の全園の従属大量契約をした話をしただろう、その中には勿論美魅と同じ【鬼下民】の子もいる」<br /><br />パトは以前契約方式が【討伐式】の従属を中心に多くの契約を得た、そして強化された<br /><br />精霊族はLv.1を10体<br />怪人族は一般妖怪を20体<br />鬼族は【鬼下民】を20体<br />邪人族は【五等兵】を10体<br /><br />それ以外で言えば<br />獣は4体<br />天使族は【天使】を10体<br />龍族は4体<br />聖人族は【五等聖】4体と【四等聖】1体<br />機械族は4体<br />魔族は6体<br /><br />パトは少なくとも88体の従属契約に成功し、それだけ力も得ている、<br /><br />パト「わざわざ召喚する事もないし、出してないだけでそれなりの従属は既に居る、でもこれからだって力をつける、実戦経験を得るために戦い続ける、真名開示式や任意式だって結局のところ力で屈服させてるなら認めてもいいっていうほぼ討伐式と変わらない契約だって事もわかってるしな」<br /><br />美魅「なんかずるいわ・・・」<br /><br />パト「でも美魅はそんな俺を超えたいって努力してるんだろ、なら頑張れ、俺も美魅が強くなれるように傍で見ていてやるからさ、そして【鬼下民】で契約した子が大出世して強くなった！って言わせてくれよ、その方が俺も誇らしいしさ」<br /><br />パトは美魅の頭を笑顔で撫でる、美魅は複雑そうな顔をするが、パトの笑顔が自分にだけ向いている現状、ここまで我儘を言っても向き合ってくれる、それだけでも美魅の気持ちは充分に満たされた。<br /><br />美魅（多分これが愛情って奴なんやろうな、ここが居場所なんやって身体が、脳がそう納得しとるんや、エテルも最近家族愛について考えていたって聞いてたし、うちも似たような感覚になってたかもしれんな）<br /><br />美魅にとってパトは当初と変わらず憎い相手だ、だがそれ以上に我儘を言っても許してくれる、心を開ける大事な存在だ。<br /><br />美魅「よし、なら探すで！うちが鬼中民を倒しても文句言うなよ！」<br /><br />パト「言わない言わない、そもそも美魅で倒せるなら俺でも倒せそうだしな～」<br /><br />美魅「うっざ！ええわ！ここで一気に強くなって主ビビらしたるわ！うちが勝ったらどっちの稽古かわからんなるな～」<br /><br />パト「俺に勝ってから言えっての！」<br /><br />パトと美魅はそう話しながら【鬼中民】を探す。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28647348.html">
<title>No.185　美魅の挑戦【鬼下民】episode2</title>
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<description>パトと美魅は準備をして帝園に入った。パトが帝園に入るとそこには十三天の心　ノラが立っていた。ノラ「主様、お待ちしておりました、第十一園ですね、では今すぐ案内します」パト「話が早くて助かるよ」美魅「・・・」パトの後ろに隠れるパト達はノラに運ばれ第十一園の【...</description>
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<dc:date>2025-10-16T07:22:27+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[パトと美魅は準備をして帝園に入った。<br /><br />パトが帝園に入るとそこには十三天の心　ノラが立っていた。<br /><br />ノラ「主様、お待ちしておりました、第十一園ですね、では今すぐ案内します」<br /><br />パト「話が早くて助かるよ」<br /><br />美魅「・・・」パトの後ろに隠れる<br /><br />パト達はノラに運ばれ第十一園の【鬼下民】達が過ごす部落で止まった。<br /><br />ノラ「ここまでしていいか考えましたがいずれはこのような場所に辿り着く、そのため私が最も効率よくポイントを稼げる場所に案内しました」<br /><br />パト（やだ！この子しごできだわ！（仕事が出来る人の略））<br /><br />美魅「よし・・・やるで・・・」<br /><br />ノラは二人を心配そうに見つめながら拠点に戻る。<br /><br />パト「美魅、最初に作戦を聞かせてくれるか？」<br /><br />美魅「作戦、まずは離れの民家を狙う、子供、老人を狙う、そして不意打ちや、正面でやりあって増援されたら返り討ちにあう可能性もあるからな」<br /><br />パト「うん、悪くない、正面突破って言わない限りは了承するつもりだったから問題ないよ、好きにやってごらん」<br /><br />パトはそう言い美魅の背中を押す。<br /><br />パト（美魅に卑怯な手で勝ってほしくないって気持ちは当然ある、だけどこれは戦場であり、この園では合法、ならその手段を使わないなんてありえないだろう）<br /><br />パトは卑劣な行為に対して目を瞑りながら美魅の行動を見守る。<br /><br />・・・・・・<br />美魅はまず作戦通り一番遠い民家を狙う、気配探知はやめておく、美魅が探知するという事は相手も美魅の気配を探知する事が出来るからだ、隠密行動では表に何も出さない、これはもちろんパトから学んだ事だ。<br /><br />美魅（この隠密でうちは何度も寝込みを襲われ、反応できずに首に刃を突きつけられた（もちろんおもちゃの）つまりそれだけ隠密行動スキルが高かったら実力差があっても戦わずして勝つ事が可能ってわけや、身をもって知った事や、油断はせえへん！）<br /><br />まず美魅は民家の中に何処から侵入するかを調べる、物音一つ立てれば相手は勘付き逆に攻められる可能性もある、【鬼下民】はマシな所であればそれなりの家に住んでいるが、基本は木造の穴が空いたボロ屋、それはまだいい方で野宿をしていつ襲われてもおかしくない状況で睡眠をとる鬼も存在する、美魅もその一歩手前まで来ていたため、第十一園の治安の悪さは理解していた。<br /><br />美魅（よし、やっぱりこのボロ屋、玄関の鍵が窓の施錠と同じ、外からはどうやっても施錠出来ない欠陥品、ほんでこんだけボロやとそもそも玄関のドアごと取れるもんや）<br /><br />美魅はドアを持ちあげる、そして少しずつ揺らしながら鍵部分を解錠する、少しずつ動く、錆びているため戻る事なく徐々に解錠されていき、何度か美魅が揺らす事で完全鍵を開ける事に成功した。<br /><br />そして美魅は民家に潜る、床の木が軋むため、壁側により、脚を上げずにすり足で進む、勿論、足を動かし体重をかける前に軽く確認する、そうして各部屋を探る。<br /><br />すると寝室らしき部屋を見つける。<br />現在深夜、部屋に電気なんてものはなく、ロウソクで灯す手段しかない、そのため部屋の電気が暗く、そして玄関で戸締りをしていた段階で家の中に鬼が居る事は確実だった。<br /><br />美魅（よし、このまま睡眠薬を吸わせて首をナイフで切れば完璧や）<br /><br />美魅は今回のために帝国の技術開発局から気体の睡眠効果がある薬を無断で盗んでいた。<br /><br />美魅（おった、あれは・・・老婆と子供か）<br /><br />美魅はターゲットを確認すると作戦通りに睡眠薬を二人の口元に近づける、そして数分待ち、効果が出ている頃合いを見計らって二人の首をナイフで切る、それは派手さはなくただ無音のまま殺害が実行された。<br /><br />・・・・・・<br />パトは美魅が動いてから1時間ほど身を潜めて待っていた。<br /><br />パト（さて、上手く出来てるのかな美魅は、大騒ぎになってない所を見るにバレてはないみたいだ、でもあの美魅が隠密を選ぶとはね、でも勝つなら間違いない選択だ、美魅はまだ子供、真鬼縛解（しんきばっかい）で力を解放すれば一時的に戦えるかもしれない、だけどそれは短期決戦限定、集団相手にまったく向いていない、だからこそ子供状態でも戦える方法を身に着ける必要があった、子供の美魅はなんとて非力だ、以前まで持っていた大剣なんて絶対に持てない、今持ってる刀は軽量化してあるから持つ事は出来るけど重さが無い分持ち主の力が必要になる。美魅は非力故に軽量の刀を持ってるだけ、となると・・・勝負向けではなく自衛向けの武器という事だ・・・）<br /><br />パトは考えていた、美魅を1年間面倒を見て、どう戦える状態にするか、それを考えて来たからだ。<br />1年経ったと言っても美魅は11歳の女の子、それは鬼族であっても変わらない、そこの認識をまず持たないと美魅は何も出来ないのだ。<br /><br />そうこう考えている内に遠くから美魅が歩いてきた。<br /><br />美魅「帰ってきたで」<br /><br />パト「お疲れ様、どう？上手く行ったか？」<br /><br />美魅「ああ、とりあえずは4つの民家を狙ったわ、どれも上手くいった、殆どが一人暮らしやったんやけど、一つだけ二人暮らしやったんや、おかげで今は5ポイント、残り95ポイント、先が長いで・・・」<br /><br />パト「そうか、夜が明けるまでがタイムリミットだ、陽が上がる前だと散歩する鬼が居てもおかしくない、農家だったら尚更朝は早い、そこも踏まえてしっかり動くんだぞ、朝を迎えればすぐに襲撃の情報は村人に入る、明日もここを狙うとなれば難易度はかなり跳ね上がるぞ、既に5人の犠牲者を作ってるんだからな、後村のコミュニティは狭い、すぐに情報なんか回る、油断するな」<br /><br />美魅「わかったで、今日が一番楽やからしっかりやれってことやな」<br /><br />美魅はそう言うと闇の中に消えていった。<br /><br />パト「本当言うなら正々堂々力比べをしてポイントを貯めろ！じゃないと修行にならないだろ！って言いたいんだけど・・・100人切りをって言われたらどうしても効率を考えるなぁ、それに美魅の弱点も考えると・・・とてもじゃないけど指示出来ないや」<br /><br />パトは陽が出るころまで待った。<br /><br />・・・・・・<br />美魅は襲撃に何度も成功していた、美魅は自分の弱点をしっかり把握出来ているため、力技を選ばない、少なくとも子供の姿では絶対に。<br /><br />美魅（うちは非力や、勿論この刀もうちの非力じゃ一刀両断なんて技は無理や、せいぜい出来るのはこの刀の切れ味を生かしてゆっくりと刃を入れることだけ、でもそれを理解してるならそれでええ、しっかりやれることをやるんや）<br /><br />結果的に11名の殺害に成功した美魅。<br /><br />・・・・・・<br />パト「よし、とりあえずこの村から距離をおくぞ」<br /><br />美魅「そうやな」<br /><br />パトと美魅は当てもなく村を離れる、そして山の中で身体を休める。<br /><br />パト「一応ここを拠点に出来たらと思って穴を掘っておいたよ、残り89人、まだまだ先は長いな」<br /><br />美魅「せやな、しかもここから奇襲の件が行き渡る、警戒が強まるってわけやな」<br /><br />二人は一晩を過ごす、その間美魅は休み、パトは村の方に出向き情報を集めていた。<br /><br />・・・・・・<br />パト「うん、しっかり情報が回ってた、それで今日緊急で役員達が集まって策を練っていたみたいだ、内容までは聞けなかったけど相当警戒してないといけないぞ美魅」<br /><br />美魅「ならここからは隠れてもダメって事やな、ここで力を解放して戦うしか」<br /><br />美魅がそう話しているとパトがその言葉を遮る。<br /><br />パト「それはまだ早い、むしろ今一番警戒されている、ならそれを利用しない手はない」<br /><br />美魅「どうするんや？」<br /><br />パト「今日は何もしない、だけど言葉通り何もしないわけじゃない、そうだな、遠くから民家に爆竹を投げて音を出してもいい、まずは相手の警戒を強めて疲弊させよう、投げる距離も離れてる方がいい、だから銃のようなデザインがいいだろうな」<br /><br />パトはそう考えると召喚でネスを呼ぶ<br /><br />ネスは第十園　妖怪族でネス工房という独自の工房で生計を立てているパトの従属。<br /><br />ネス「うっす、えっと、なんのようっすか？」<br /><br />パト「ネス、着弾時すっごい音がなる銃弾、それとそれなりに距離がでる銃を作ってくれないか？」<br /><br />ネス「えっとなら見積もりと製作期間を」<br /><br />パト「悪いけど製作時間は明日の夜までだ、それ以上は待ちたくない、後見積もりは後日にしてくれないか？俺はいつもネスが求める金額をしっかり払ってるだろう？信頼してくれないか？」<br /><br />ネスは考える。<br /><br />ネス「いいっすよ、ほかの従属なら逃げられるかもっすけど、主は逃げられないっすからね、あと明日までなら全然余裕っす、銃弾は何発必要なんすか？明日までなら1000弾くらいなら余裕っすけど」<br /><br />パト「流石だな、だけどそんなに持てないから100弾でいいよ、ありがとうな、ネス」<br /><br />パトはネスの頭を撫でる、ネスをはわわわ～っと慌てながらもパトの手を受け入れる<br />それを横から見ていた美魅は少し不貞腐れるが今自分に出来る事を考え、パトがそれに対して最大限のバックアップをしてくれている事を考えると我儘は言えないと考えていた。<br /><br />・・・・・・<br />一日が経った。<br /><br />パトはネスを呼ぶために基地で待機していた。<br />美魅は村に偵察に向っていた。<br /><br />美魅「自警団みたいな連中がおるな、やけど気配的にどいつもこいつも大した事なさそうやな」<br /><br />パト「油断するな、相手も鬼、美魅と同じ真鬼縛解を持ってる、あれは最も力が出やすい肉体に変化して戦う鬼族特融のスキルだろ、それは間違いなく相手も持ってるんだ、使われたら美魅だって苦戦するかもしれないぞ」<br /><br />美魅「知っとるわ、うっさいな、ほんでネスは来たんか？」<br /><br />パト「今から呼ぶところだ」<br /><br />パトはネスを呼ぶ、するとネスの手には銃と銃弾100発分を手に持っていた。<br /><br />ネス「やっと呼ばれたッス！いつ呼ばれるかヒヤヒヤしてたっすからずっと両手に持って待機してたっす！」<br /><br />パト「あ、そうなの、悪いね、でもありがとう、料金はまた見積もりしてくれたらその金額渡すから」<br /><br />ネス「暇だったんでしっかり見積もり作って来たっす！」っす！<br /><br />ネスは笑顔で見積書をパトに渡す。<br />パトはそれを確認し、了承し、金額をネスに渡す。<br /><br />ネス「まいどっす～～♪」<br /><br />パト「ちなみにネス、素材の原価はいくらだ？」<br /><br />ネス「え？あ、その・・・忘れたッス・・・」ささ<br /><br />パト「またどんぶり勘定で査定したなーー！お前それ出来ないとずっと赤字経営だぞ！！」<br /><br />ネス「すんませんっすーーー！！」<br /><br />ネスがパトにつかまり、じたばた暴れる、そしてパトはネスに追加の金額を手に持たせネス工房に戻す<br /><br />パト「いいかネス、多分本来ならこれくらいの金額にはなるはずだ、持っとけ！あと帰ったらすぐに原価を確認！いいね！」<br /><br />ネス「うっす・・・ありがとうっす・・・」すぅ～～<br /><br />ネスは消えた、そして準備が整い、パトは美魅にその銃弾一式を手渡す。<br /><br />パト「撃つのは美魅だ、それに殺傷性はない、凄い音が出るだけだ、1日10発、それをあらゆる方向から撃つ、そして相手の警戒心を高め疲れさせる。ずっと警戒してたら精神がやられるからな」ドヤ<br /><br />美魅「これどうやって使うんや？」<br /><br />パト「弾を充填してここをセットして、引き金を引く、それだけだ、出来れば民家にぶつけて鳴らすのが一番だな、その方が村の中で何かが起こったって思ってくれる」<br /><br />美魅「やったるわ・・・」<br /><br />そして二人は夜を待つ。<br /><br />・・・・・・<br />夜<br /><br />美魅は銃を構える。<br /><br />美魅「撃つで・・・」<br /><br />美魅は構える、ターゲットは暗い中でうっすら灯る民家の光、それを狙い定め撃つ！<br /><br />バン！！！<br /><br />弾は美魅の想定の弾道を外し、民家から離れた所に着弾し、けたたましい音が鳴り響く<br /><br />パ―――――――――――――ン！！！！<br /><br />村が大騒ぎになったのを確認した。<br /><br />美魅「なんやこれ！大分ズレたで！！」<br /><br />パト「そりゃそうだ、距離があるってことはその間の空気抵抗、風の向きだってある、それらを考えないと弾道なんて変わる、そもそもこんな距離素人がどうこうするなんて無謀なんだよ、それより移動するぞ、次は別の方向から撃つ、それをそうだな5日間はやる」<br /><br />美魅「ちまちましとんな・・・」<br /><br />パト「俺はここでのポイント稼ぎ、美魅は子供のままクリアしてほしいんだ、子供の美魅は戦う事が出来ない弱い存在だ、ならどこで補うか、それかこういう策で地道に狙う、これだって勝利しやすくするための手段、手を抜いていいものじゃないわかるか？」<br /><br />パトは美魅に教育をしながら野山を走り次のポイントに向かう。<br /><br />パト「ここだ、美魅ここで撃て」<br /><br />美魅「はぁ・・・はぁ・・・待てや、今息が上がってそれどころじゃないんや・・・」<br /><br />パト「これも鍛錬だ、自然の野山を走るのは疲れるだろう、地面が整ってないし暗いし、障害物多いし、速度を出せば出す程障害物という情報が早く美魅を襲う、それは戦闘でも同じだ、自分が早く動けばそれだけ早い判断能力を必要とする、美魅はスピードタイプで強くなるなら判断力を高める必要があるんだ」<br /><br />美魅はパトの言葉に耳を貸しながら呼吸を整え銃を構える、そして発砲、民家に命中する事なく近くの木に命中、そして再度けたたましい音が鳴り響く！！<br /><br />・・・・・・<br />この作戦を5日間続けた、昼は帝国に戻り、夜は発砲する。<br /><br />それを続けた結果成果が出始めた。<br /><br />美魅「ええ感じやな、全然覇気がないで、あいつら」<br /><br />パト「かなり疲弊しているんだろう、ここはあまり裕福な村じゃないしな、食料だってまともに手に入ってないんだろう、どの鬼の女性も皆細い、狩られる側の鬼だからこそって感じだ、美魅、自警団を闇討ちで狙え、後ろからだ、2人ずつくらい削れ、大体8人だからな、徐々に削って自警団を消滅させればそのまま真鬼縛解で打ち落としていい、実力者はその時には不在だろうからな」<br /><br />帝園のルールで帝園内で死んだ場合、1週間後に蘇る、そのため自警団を狙うと決めた以上1週間以内に決着をつけないといけない。<br /><br />美魅「わかったで、なら行ってくるわ」<br /><br />・・・・・・<br /><br />美魅は上手く気配を消し、疲弊しきっていた自警団を狙う、そして自警団の二人が美魅が隠れている民家の横を過ぎる瞬間、美魅はそのタイミングを逃す事ないく一人の首を切る！<br /><br />自警団Ａ「うが？！」ぶしゃああああ<br />自警団Ｂ「誰？！どこにいるの？！」<br /><br />自警団ＢはＡの様子を見てすぐに警戒を強めた、そして大きな声で威嚇するがその時には美魅は姿をくらませ、背後から自警団Ｂの首を切る、そして二人共地面に伏し、息絶える。<br /><br />美魅（あかんな、いまの大声で集まってくるかもしれん、となると作戦とは違うけどここで狩れるだけ狩っておく方がええか・・・）<br /><br />美魅はその場で身を潜める、すると先ほどの声を聴きつけて二人組の自警団ＣとＤが現れＡとＢの惨状を見て唖然とする、だが偶然二人は同じ体勢、同じ同線に居たため美魅はチャンスと二人同時に首を切る！<br /><br />自警団Ｃ「うがぁ？！」<br />自警団Ｄ「おのれーーー！！！」<br /><br />自警団Ｄがもたつく足を何とか動かし美魅に反撃を仕掛ける、だが美魅は距離を取り、瞬時に懐に入ると自警団Ｄの首を再度切りつける、そこから出血多量で倒れる。<br /><br />15ポイント。<br /><br />美魅「さて、戻るか・・・」<br /><br />・・・・・・<br />次の日<br /><br />パト「自警団の人数は増えてないな、美魅が昨日二人多く倒したから今日は4人行動だ、多分離れる事はないだろうな、ということではい、銃！」<br /><br />美魅「行ってくるわ」<br /><br />美魅は村に降りると4人行動をしている自警団を見つける、すると美魅は少し離れた民家に向って銃を撃つ、するとけたたましい音が鳴り響く、美魅も初めて近くで発砲したためその音のデカさに驚く。<br /><br />自警団4人は慌てて音がなった場所を確認する、もちろん4人居たとしても一人は確実に3人よりも後ろに立つ事になる、美魅はそこを狙う。<br /><br />自警団Ｅ「うぎゃああああああ！！！」<br /><br />残りの自警団が振り向くと首を切られ、血をまき散らしながらのたうち回る仲間の姿があった。<br /><br />自警団Ｆ「警戒して！！」<br /><br />美魅「もう遅いで」<br /><br />美魅は少し離れた場所から再度一発、だが今度はそれを自警団に撃つ」<br /><br />自警団Ｆ「うが？！」<br /><br />殺傷性はなくともそれなりの勢いで飛んできたものが当たれば激痛だ。<br />そしてその弾の本来の性能は音。<br /><br />パ――――――――――――――――ン！！！！！！！<br /><br />自警団達「ぎゃあああああああああああああ！！！」<br /><br />3人が耳を抑える、だが美魅をそこを狙う、<br /><br />1人・・・2人・・・・3人！！！！！<br /><br />混乱の中美魅は3人の首を切る事に成功した！<br /><br />そして地面で暴れる3人の首を再度刺し、その場を離れた。<br /><br /><br />19ポイント<br /><br />・・・・・・<br />美魅「これで自警団はおらんなったな」<br /><br />パト「ああ、だけど次の行動はどうなるか、わかるか？」<br /><br />美魅「わかるで、集団行動やろ、身を寄せ合って身を守る、やからうちが真鬼縛解して一気に畳みかけるって話やろ」<br /><br />パト「そうだ、集団の守り状態に居たらまともに相手は戦えない、だけどこっちは狙い放題、もうこっちが有利なのは変わりない、無慈悲に全滅させてこい！」<br /><br />美魅はパトに言われるまま次の日の夜、鬼達が集まる集会所を襲撃する。<br /><br /><br />・・・・・・<br /><br />39ポイント<br /><br />美魅「これで全部やな・・・」<br /><br />むせかえるほどの血の臭い、美魅の一撃が多くの村人の頭や胴を飛ばした。<br /><br />美魅（これでもたったの39ポイント、ほんまに誰も住んでないんやな）<br /><br />美魅は帰る、パトの元へ。<br /><br />]]>
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<title>No.184　美魅の挑戦【鬼下民】episode1　※設定説明あり</title>
https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28646304.html</link>
<description>美魅はパトと出会った1年で強くなった。ネルとの約束で帝国でもパト以外誰も美魅に特訓の面倒を見なかった。パトがずっと美魅の鍛錬をしていた。結果的にパト達が出場した第五回WCBT、その次の年に開催された第六回WCBTにてベスト16という輝かしい結果を残した。だがこの結果...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-10-16T02:32:11+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[美魅はパトと出会った1年で強くなった。<br /><br />ネルとの約束で帝国でもパト以外誰も美魅に特訓の面倒を見なかった。<br />パトがずっと美魅の鍛錬をしていた。<br /><br />結果的にパト達が出場した第五回WCBT、その次の年に開催された第六回WCBTにてベスト16という<br />輝かしい結果を残した。<br /><br />だがこの結果に美魅は納得しておらず負けた事でパトに無理を言って訓練を続けていた。<br /><br />・・・・・・<br /><br />美魅は悩んでいた、【もう挑んでみてもいいのかしれない】と。<br /><br />元々美魅は帝園　第十一園の従属であり、階級は一番下の【鬼下民】<br /><br />もっとも弱く、そして一番多く所属する落ちこぼれの地位でもある。<br /><br />地位の決め方にはルールがあり、<br />鬼下民の階級達は誰かを殺す事で1ポイントが入り、逆に殺されれば1ポイントを失う。<br /><br />100ポイント溜める事で一つ上の階級【鬼中民】への挑戦権を得られる。<br />【鬼中民】であれば誰にでも挑戦しても良く、勝てば昇級、負ければ100ポイントを失う、再度0ポイントから集める必要がある。<br /><br />【鬼下民】側が勝てば挑んだ【鬼中民】と階級を入れ替わる。<br />そこからはピラミッド式に限られた席を奪い合い、時には死守をする。<br />鬼族達は己の階級を最も大事にしており、そして最も戦いを好む戦闘種族。<br /><br />露草美魅は生まれてから誰にも勝つ事が出来ずにいた、それどころか負け続け与えられていた領土も奪われ、畳1枚分の領地しか存在しなかった程の崖っぷちに居た10歳の少女だった。<br /><br />あれから一年、師を得て技を磨き、戦術を得て力を手に入れた。<br />美魅は今再度下克上を起こすべく挑戦を始めようとしていた。<br /><br />・・・・・・<br />美魅「主、うち帝園に一度戻りたいんや・・・一緒にきてくれんか？」<br /><br />パト「いきなりどうしたんだ？何か忘れ物でもしたか？」<br /><br />美魅「馬鹿か、うちは何ももってへん、やからある奴らから奪いたい、つまりは挑戦したいんや」<br /><br />パトは美魅の言葉を聞き、とうとう戦いの場に身を投じるのかと考える。<br /><br />パト「わかった、なら一緒に行こう、俺の他に同行者は居るか？」<br /><br />美魅「いらへん、あと手出しも無用や、別に死んでも生き返る、ちゃんとそういう仕組みや、うちが危ないからって庇うんやないで、これは正々堂々の殺し合いや、そこに鬼族でもない部外者が介入したとなったら末代までの恥や」<br /><br />パト「そうか、わかった、ならサポーター兼コーチとして美魅を見守ってる、それで昇級までに何が必要なんだ？」<br /><br />美魅「手っ取り早く言うとやな、100人【鬼下民】を殺せばええ、格上の連中殺しても同じ1点やからな、無差別に戦いを挑んでたらいつまで経っても昇級なんて夢のまた夢や、やからまずはしっかりと格下、もしくは同程度の奴らを殺す」<br /><br />パト「うん、冷静だ、その判断は間違ってない、偉いぞ美魅」<br /><br />パトは美魅の頭を撫でる。<br />美魅は少し顔を赤くしながらパトの手を受け入れる、だが目線は右へ逸らし少し居心地悪そうにパトが頭を撫で終わるのを待つ。<br /><br />パト（最初に会った頃の美魅なら片っ端から戦う、相手を選ぶなんてそんな卑怯な真似は出来へん！！とか言ってただろうな、ちゃんと学んだんだな）<br /><br />美魅「とりあえずいつまでも【鬼下民】じゃ恰好がつかん、いずれは最上位の階級になるんや！」<br /><br />パト「そう言えば階級ってどれだけあるんだっけ？」<br /><br />美魅「全部で13階級や・・・<br /><br /><br />【鬼下民】→【鬼中民】→【鬼上民】→【鬼女爵】→【鬼子爵】→【鬼伯爵】→【鬼侯爵】→【鬼公爵】→【鬼大公】→【鬼王】→【鬼親王】→【鬼皇帝】→【鬼天皇】<br /><br />【鬼下民】所属数は無制限<br />【鬼中民】所属数は16384名<br />【鬼上民】所属数は8192名<br />【鬼女爵】所属数は4096名<br />【鬼子爵】所属数は2048名<br />【鬼伯爵】所属数は1024名<br />【鬼侯爵】所属数は512名<br />【鬼公爵】所属数は256名<br />【鬼大公】所属数は128名<br />【鬼王】所属数は64名<br />【鬼親王】所属数は32名<br />【鬼皇帝】所属数は16名<br />【鬼天皇】所属数は13名<br /><br />昇降級条件<br />【鬼下民】⇔【鬼中民】<br />1殺害1ポイント（合計100ポイント）で【鬼中民】挑戦権獲得<br />相手は誰でも可、【鬼下民】が勝利した場合、昇格<br />【鬼下民】に負けた【鬼中民】は降格<br />【鬼下民】に勝った【鬼中民】は残留、【鬼下民】はポイント全剥奪<br /><br />【鬼中民】⇔【鬼上民】<br />ランキング制　年4回<br />【鬼中民】上位128名と【鬼上民】下位128名が決闘<br />【鬼中民】が勝てば昇格、【鬼上民】が勝てば残留。<br /><br />【鬼上民】⇔【鬼女爵】<br />ランキング制　年4回<br />【鬼上民】上位128名と【鬼女爵】下位128名が決闘<br />【鬼上民】が勝てば昇格、【鬼女爵】が勝てば残留。<br /><br />【鬼女爵】⇔【鬼子爵】<br />ランキング制　年4回<br />【鬼女爵】上位128名と【鬼子爵】下位128名が決闘<br />【鬼女爵】が勝てば昇格、【鬼子爵】が勝てば残留。<br /><br />【鬼子爵】⇔【鬼伯爵】<br />ランキング制　年4回<br />【鬼子爵】上位128名と【鬼伯爵】下位128名が決闘<br />【鬼子爵】が勝てば昇格、【鬼伯爵】が勝てば残留。<br /><br />【鬼伯爵】⇔【鬼侯爵】<br />ランキング制　年2回<br />【鬼伯爵】上位64名と【鬼侯爵】下位64名が決闘<br />【鬼伯爵】が勝てば昇格、【鬼侯爵】が勝てば残留。<br /><br />【鬼侯爵】⇔【鬼公爵】<br />ランキング制　年2回<br />【鬼侯爵】上位32名と【鬼公爵】下位32名が決闘<br />【鬼侯爵】が勝てば昇格、【鬼公爵】が勝てば残留。<br /><br />【鬼公爵】⇔【鬼大公】<br />ランキング制　年1回<br />【鬼公爵】上位16名と【鬼大公】下位16名が決闘<br />【鬼公爵】が勝てば昇格、【鬼大公】が勝てば残留。<br /><br />【鬼大公】⇔【鬼王】<br />ランキング制　年1回<br />【鬼大公】上位8名と【鬼王】下位8名が決闘<br />【鬼大公】が勝てば昇格、【鬼王】が勝てば残留。<br /><br />【鬼王】⇔【鬼親王】<br />ランキング制　2年に1回<br />【鬼王】上位4名と【鬼親王】下位4名が決闘<br />【鬼王】が勝てば昇格、【鬼親王】が勝てば残留。<br /><br />【鬼親王】⇔【鬼皇帝】<br />ランキング制　2年に1回<br />【鬼親王】上位2名と【鬼皇帝】下位2名が決闘<br />【鬼親王】が勝てば昇格、【鬼皇帝】が勝てば残留。<br /><br />【鬼皇帝】⇔【鬼天皇】<br />承諾制　（最高責任者と当事者2名の計3名の同意の元で行われる3ラウンド2先取決闘制）<br />【鬼皇帝】と【鬼天皇】が決闘<br />【鬼皇帝】が勝てば昇格、負ければ10年間の挑戦権を剥奪<br />【鬼天皇】が勝てば残留、負ければ10年間の挑戦権を剥奪<br /><br />【鬼天皇】1位～13位内<br />承諾制　（最高責任者と御神体、当事者2名の計4名の同意の元で行われる3ラウンド2先取決闘制）<br /><br />挑戦権は年に1回のみ、挑まれた側は消費なし、<br />挑戦者は勝ったら順位入替、負けたら挑戦してから1年間指示に従う（拒否権はなし）<br />応戦者は勝ったら順位残留、負けたら挑戦者順位を入替、1年間指示に従う（拒否権なし）<br /><br />っていうのがルールやな」<br /><br />パト「よし、メモッた、成程、現実世界で言うと将棋とかの昇格戦に似てる所があるな、とりあえず美魅が目指すところは【鬼中民】、100ポイント獲得のために100人の鬼族を殺害、結構大変そうだな」<br /><br />パトは美魅に拳をつきだす。<br /><br />パト「だけど決心したんだろう、なら全力だ、やるぞ！美魅！」<br /><br />美魅「任せえ！！」]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28607679.html">
<title>No.183　エテルの進化episodefinal</title>
https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28607679.html</link>
<description>エテルが目を覚ますとそこにはパトが居た。エテル（あれ、あれからあまり時間経ってないけど、どれくらい時間が経ったんだろう？それともただ朝を迎えただけ？）エテルは脳内で考えるが答えは一瞬で出た。月花「んん・・・」その布団には何故か月花も居た。エテル（主様と月...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-10-10T00:22:31+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[エテルが目を覚ますとそこにはパトが居た。<br /><br />エテル（あれ、あれからあまり時間経ってないけど、どれくらい時間が経ったんだろう？それともただ朝を迎えただけ？）<br /><br />エテルは脳内で考えるが答えは一瞬で出た。<br /><br />月花「んん・・・」<br /><br />その布団には何故か月花も居た。<br /><br />エテル（主様と月花が寝てるって事は数日は経ってるのかな？何かやってたというより夜遅くなったからそのまま寝たみたいな感じかな）<br /><br />エテルは狭いベッドから抜け出し、カーテンを開ける。<br /><br />エテル（まだ夜、時間は深夜3時、えっと、デジタル時計に表示されてるカレンダーからするに・・・3日程経ってるね、やっぱり時間の進み方が全然違うんだね、帝園は）<br /><br />エテルは寝静まった街と暗くなった街のおかげでよく見えるようになった星空を眺め終えるとカーテンを閉め、机の上に置かれている書類に目を通す。<br /><br />エテル（見積書、成程、建設会社から見積書が届いたから見比べてたのか、あ、設計書もある、色々メモしてるね、一応主様と月花なりにメリットデメリットを考えてたんだね、確かにそれらをまとめないと他の皆に伝えられないからね、でもこれ、まとまるのかな？）<br /><br />エテルが見ていた設計書はどれもよく出来ていた。<br />事実どの設計書もしっかりをメモが記載されており、パト達が凄く悩んでいるのが見て取れた。<br /><br />エテル（とりあえず設計書、私も見ておこうかな、暇だし）<br /><br />エテルは設計書を暗い部屋の中でただ見つめる、エテルは機械族のため暗くてもしっかり内容は把握出来る。<br /><br />エテル（ミール様に勝った、だけど得体の知れない人に負けた、でも力は失ってない、という事はあのまま覚醒した状態で現実世界に出られたって事だね・・・でももう二度と帝園には戻れないな）<br /><br />エテルは設計書を眺めているが先ほどまで行われていた戦闘を思い出す。<br />結果的にエテルは覚醒し、その力を得たまま現実世界に戻ることが出来た。<br /><br />エテルは自分にどのような変化があったのか、冷静に考えていた。<br /><br />まずシオから御神体であるホープ・ダイヤモンドのデバイスを受け取った。<br /><br />そしてミールと対峙し、御神体が自分自身と一体化する感覚があった。<br /><br />ミールの世界を殺し続け、そのエネルギーを吸収した事で莫大なエネルギー、パト流で言うならゲームの経験値のようなものが大量に入った、そして御神体と一体化した身体は進化した。<br /><br />そう、私はただの従属ではなく、【世界王】として覚醒した、しかもネルとは違う、誰かからの恩恵で進化したわけではなく、独自の力のみで覚醒した。<br /><br />エテル（世界王に進化したからどうなったってわけじゃない、さっきまで凄く感情が高ぶってたのに今はいつも通り、私自身が変わったとはいえ、私という人格が変わるわけじゃない、そういう事なんだね）<br /><br />エテルはもう設計書を見ていなかった。<br /><br />エテル（決めたんだ、私は主様のためだけにこの力を使うと、だから進化出来たのかもしれない、ただ目標もなく前を進もうとしてたら多分何も成し遂げられなかっただろうね、そうか、こうやって道を決める事が出来たのも私が成長した証なのかな）<br /><br />エテルは思い出す、自分の故郷第八園から追い出され、ただ帝園という広大な大地を歩き続けた日々を、ただそれには目標はなく、ただ何も求める事なくただ景色が変わっていく風景を眺めながら歩いていた、その先にパトとの出会いがあった。<br /><br />パトと出会った事がエテルにとって人生最大の分岐点だった。<br />スティアとの会話を聞いていたエテル、最初はただ気まぐれだった。<br /><br />【暇だし、何かあればいいかな】<br /><br />そんな気まぐれがパトという運命の相手を見つけた。<br /><br />エテル（この2年、凄く楽しかった、私は愛されてるんだって自覚出来たし、疑いもしなかった。そんな愛情を与え続けてくれた、あれからも多くの従属と接点を持ったのに私をずっと傍においてくれた、こんな私を特別にしてくれた、従属なのに従属としてではなくまるで家族のように接してくれた、沢山の事を教えてくれたし、褒めてもくれたし、怒ってもくれた、私以上に私の事を考えてくれた。こんな幸せな事はない）<br /><br />エテルの顔から笑みがこぼれる。<br />凄く充実した感覚、エテルはきっとパトの事が好きだ。<br /><br />ただそれは異性としてではなく、家族愛、まるで自分の親に向ける愛情、替えの効かない存在<br /><br />エテル（私に家族は居ない、だけどもし両親が居たとしたらお父さんは主様、それでお母さんはシオなのかな、二人から沢山の物を貰った、だから二人にために私の力を使いたい、使えたらいいな・・・）<br /><br />そう考えるエテルの眼には光が宿っていた。<br />それはまるで機械族の表情ではなく、年相応の女の子の表情、幸せに満ち足りた笑顔。<br /><br />エテルは間違いなく豊かな感情を手に入れた。<br />朧げに感じていた自分の感情が今ならよくわかる。<br /><br />エテル（私、世界王に進化したなら自分の世界があるのかな、それなら一度世界に入ってみたいな、どんな世界なんだろう）<br /><br />エテルは望んだ、自分の世界が一体どのような世界なのか、エテルは自分の世界に何を望んだのか、エテルという存在からどのような世界が生成されたのか、それが気になって仕方なかった。<br />だからエテルは自分の世界に入るために意識を鎮める。<br /><br />・・・・・・<br />エテルは眼を開く、<br /><br />風がある、陽が当たる、温かくて心地いい世界だ。<br /><br />エテルの視界には広大な自然が広がっていた。<br /><br />エテル「綺麗な世界・・・あれ、頭の中に名前が浮かぶ？」<br /><br />【崩園（デストルエデン）】<br /><br />エテル「崩園、名前からして物騒な世界だと思うけど・・・一体ここはどんな世界、・・・あ」<br /><br />エテルは広大な自然の大地に一つ浮かび上がる球体を目にする。<br /><br />エテル「なにこれ？」<br /><br />エテルは不自然に浮かぶ球体に触れる。<br />何もわからないエテルの中に多くの情報が入ってくる。<br /><br />【未練はないか、もしあるならその未練を崩壊させましょう】<br /><br />エテルの脳内に入って来たのは今苦しんでいるパトの姿だった。<br /><br />帝国で多くの過ち、挫折、後悔をして苦しむパトの姿。<br />それを見たエテルは心が苦しくなる、だけど自分ならこんな苦しい出来事をどうにか出来る。<br /><br />そう確信した。<br /><br />エテル「そっか、ここは私が納得できない未練を崩壊させる場所なんだね、それは悪い事も良い事も含め全部、それが私の世界なんだね」<br /><br />エテルは歩く、そして次の球体を見つける<br /><br />そこには神羅万象支配という才能を開花させたシオの姿が映し出された、そして無理矢理自分の居場所を奪われ、法を破り、孤独に苦しみ、ミールやパトを恨み、時にパトと対峙したがその結果エテルを救ってくれた恩人に対して酷い事をしたという罪悪感からミールの世界に閉じこもってしまったシオの姿。<br /><br />エテルはここまでのシオを知らない、だけど全ての経緯、そして未練の元凶が映し出される、だがその映像には色がない、まるで記録として存在しているだけで何も意味を成さない、そう見せつけられているようなもどかしさを感じる。<br /><br />エテルは歩き続ける。<br /><br />次の球体、そこには糾弾した第八園への怒り、苦しみ、これはエテルの未練、恐怖の対象としか見られなかったことで孤独になったエテルの記憶、だけどこの映像にも色がない。<br /><br />エテルは歩き続ける、そこには先ほどに比べて小さい球体が空中に散らばっていた。<br /><br />エテルは球体に触れていく、それは日常での後悔、日常での思い出、美魅とリルと遊んだ時の思い出、<br />そのどれもがエテルにとって大事な記憶だった。<br /><br />エテル「そっか、わかったよ、ここは記憶の世界なんだ、私が今まで記憶してきたものがこの球体として保存されている、だけどこれはその記憶の前後、私が知るはずのない経緯も記録として残ってるんだ、例えば私が美魅と口喧嘩した日、私はただ美魅の機嫌が悪いから怒ってるって思ってた、けどこの球体を見てわかった、美魅は嬉しい出来事があったんだ、だけど私はそんな事も知らずに美魅の嬉しい気持ちを共有出来なかった、それが美魅にとって悔しい出来事だった、だから喧嘩になった。そしてその後、美魅は私の事に対して文句を言ってる、だけど次は絶対に羨ましいと思わせてやる、そういう出来事の続きがあった。」<br /><br />やりなおした・・・<br /><br />エテルは思う、こんな現状を知ればもっと美魅が満足する言葉を選んであげられた、きっと美魅は満足するだろう、そしてこの記録は嫌な思い出ではなく良い思い出として残るだろう。<br /><br />それが崩園、記録を崩壊させる世界、きっとここで変えた記録は現実の結果も変えるのだろう、だけどそれは難しい程球体は大きく、簡単な程球体は小さい、さっきの美魅とのお話、エテルは球体に触れる事で同じ環境を体験した。<br /><br />・・・・・・<br />美魅「エテル！今日なあの駄主から一本とったんやで！あの悔しそうな顔！エテルにも見せてやりたかったわ～」<br /><br />エテル（もう間違えない、ここで私が出す答えは）<br /><br />エテル「凄いね、美魅は本当に努力家だね、次もきっと一本とれるよ」<br /><br />エテルは薄く笑う、それはわざと。<br />美魅がエテルに対して疑問を抱かない程度に。<br /><br />美魅「せやな！これならあの駄主を超える日も近いで！日頃の特訓にもやる気が出るってもんや！！」<br /><br />美魅は喜んだ、エテルは美魅の喜びの気持ちを分かち合った。<br />始めて他人と気持ちを共有した。<br /><br />エテル（そっか、他人の感情を知るってこんなこともあるんだ、なんでだろう、私の事じゃないのに美魅の嬉しさが伝わってくる、私も何故か嬉しくなる、共感覚、不思議な感覚だな・・・）<br /><br />たったそれだけのこと、日常でありふれた出来事の一つ、だけどエテルが納得した結末に辿り着いた。<br />エテルの意識は球体から離れる。<br /><br />・・・・・・<br />エテルが眼を開けると、その球体には色がついていた、鮮やかな記憶。<br />エテルは再度球体に触れる、すると先ほどまで感じていた温かい気持ちがあふれてくる。<br /><br />エテル「凄い、私は嫌な出来事を殺したんだ、そして新たな出来事を誕生させた、これが私の死と生の世界」<br /><br />エテルは走る、最初に触れた球体、パトが苦しんだ記録。<br /><br />エテルは触れる、だがその球体に入る事が出来ない、するとそこにはパズルのような景色が広がる。<br /><br />エテル「そっか、この記憶に触れるためには条件が必要なんだ、それがパズルとなって存在する、きっと全てのピースを埋めればこの記憶にも干渉出来る・・・」<br /><br />エテルはシオの記録に触れる、同じくパズルが現れる、エテルの記憶に触れる、同様にパズルが現れる。<br /><br />エテル「きっとこの記録に触れるためには私の知っている事だけではダメなんだ、私の知らないピースを知って、得る必要があるんだ、そして全てのパーツが揃う事でやっと干渉して美魅との思い出みたいに変える事が出来る、私が不都合な出来事を殺して生まれ変わらせる事が出来る」<br /><br />それは誰かにとって幸せでも誰かにとっては不幸になる出来事かもしれない。<br />そのことで未来が大きく変わるような修復はきっと出来ない、だけど思い出を変える事は出来る。<br /><br />でもそれで充分だ、悪い思い出が良い思い出になる、それだけで人は前に進める。<br />前に進めるだけの改変が出来ればきっと・・・パトもシオも前を向ける。<br /><br />エテル「もっと先に行こう！」<br /><br />エテルは歩く、そして沢山の球体を目にする。<br />そして大事な球体を管理する事が出来る事を知ったエテルは思い描く建物を構築する、するとエテルが望んだ理想の建物が現れる、そこにエテルは球体をしまっていく。<br /><br />無くさないように、忘れないように、<br /><br />まるでパソコンのフォルダ分けのように球体を仕分けていくエテル。それは凄く希望に満ち溢れていた。<br /><br />エテルの居る崩園、破壊のためだけに使おうと考えていたらきっとこのような球体は現れなかっただろう、エテルが望んだから才能が開花し、エテルが望んだ世界が生まれた。<br /><br />エテルは仕分けを終えた。<br />全ての球体を仕訳けたわけではない、これから生きていけばきっと球体は増え続けるだろう、<br />だから全てを拾わない、それでいい、全てを救う事は出来ないのだから。<br /><br />エテルは自分が大事だと思える人達のためにこの力を使う。<br />エテルが得た力はパトのために使う、誰かを無差別に傷つけるための力ではなく、<br />パトという存在、肉体的にも精神的にも支えられる、パトがエテルにやってきた事を次はエテルがパトに恩返しをする。<br /><br />エテル「よし、戻ろう！」<br /><br />エテルは崩園から抜け出す、その時にエテルは自身の姿を球体越しで見る。<br /><br />エテルの姿が変わっていた、緑の髪と青い髪、そして今の今まで気付かなかった長い髪。<br /><br />エテル（これが今の私、だけどきっと私が変わっちゃうと主様は寂しくなるよね、だからこの身体は大事な時に、普段はいつも通りの私でいよう、今まで通り・・・）<br /><br />エテルは元の姿に戻る、そしてパトの元に戻る。<br />それがエテルの成長、進化のお話しである。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28601330.html">
<title>No.182　エテルの進化episode5</title>
https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28601330.html</link>
<description>エテルはミールの世界から出た。その場にはミールしか居なかった。ミール「変わったね、シオから力が失った、もう彼女は女帝の器じゃない、そうか、それが御神体の正体だったってわけだ・・・ホープ・ダイヤモンド、現実世界に存在するブルーダイヤモンド、まさかそのままの...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-10-09T01:29:17+09:00</dc:date>
<dc:subject>メインエピソード</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[エテルはミールの世界から出た。<br /><br />その場にはミールしか居なかった。<br /><br />ミール「変わったね、シオから力が失った、もう彼女は女帝の器じゃない、そうか、それが御神体の正体だったってわけだ・・・ホープ・ダイヤモンド、現実世界に存在するブルーダイヤモンド、まさかそのままの形状をしていたなんてね、私の予想は外れたけど結果的にエテルが御神体になったわけだ」<br /><br />ミールは少し笑いながらエテルに話しかける。<br /><br />ミール「それでシオから御神体の力を得て何か答えを得られた？君が一人の才能を奪ってまで得た答えは？」<br /><br />エテルはミールの問いに答える。<br /><br />エテル「悩む事なんてなかった、私は主様を無条件で助けるよ、そのためなら何者にだってなる、手段だって選ばない、例えこの才能がどこまでも成長出来たとしても私はこの力を主様のためだけに使う、それが私を助けてくれた恩返しだよ」<br /><br />ミール「言葉でわかる、以前のエテルじゃないね、機械族とは思えない程の力強い意志を感じる、でもまだ君は御神体に乗っ取られた身体に過ぎないよね？私としては誰かに取り付かないと御神体としての力も発揮出来ない同僚に少し、いや、かなり落胆してるわけだけどさ、どうするの？このまま主様の所に戻るの？」<br /><br />ミールはエテルに近づく。<br /><br />エテル「うん、だってこのままだと主様はきっと私達と心の距離を空けるよ、それはもう二度と戻らないかもしれない、そうなる前に私が繋ぎとめる、主様のトラウマなんて殺してやる」<br /><br />ミール「過剰戦力・・・そう言わざるを得ないわね、エテル、第二園に所属し、究極系として主様を守りなさい」<br /><br />ミールは今のエテルの力はパトが扱っていい次元のものではないと考え、今後開花するであろう才能を見越して第二園へ所属させてしまおうと考えた、そうすれば第二園のルール上、帝オーラを都度提供しなければ力を発揮出来ない、それでバランスをとる事が出来る。<br /><br />エテル「断るよ、それだと主様は救えない、私は今の私のまま現実世界に戻るよ」<br /><br />ミール「逆らうと・・・では力づくで・・・いくしかないですね」<br /><br />ミールはエテルに対して世界そのものをぶつける！！<br /><br />エテルはミールの世界に飲み込まれる。<br /><br />そこはマントル世界、無限に続くマントルの世界。その中にエテルは入っていた。<br />だがエテルはそのような世界で傷つく事もなく平然と漂う。<br /><br />そしてエテルは自身の手でタナトスハンドを出し、ミールの世界を殺す。<br /><br />ミールは次々とエテルに世界をぶつける、エテルはミールの作る世界を次々とタナトスハンドで相殺する。無限に近い数の世界を、次々とエテルはタナトスハンドで壊し続ける。<br /><br />世界を殺し続ける、そのエネルギーがどんどんエテルの身体に蓄えられる。<br />そしてエテルの姿が変わっていく。<br /><br />エテルの髪下半分が青く染まっていく、そして後ろ髪がどんどん伸びていく。<br />御神体の力がエテルの中に溶け込んでいく。<br /><br />シオのように御神体の力をただ借りていただけとは違い、エテルが御神体を吸収し、エテル自身が御神体となっていった。<br /><br />そしてミールの膨大な力を殺し続ける事でエテルは急速に成長し、御神体エテルはさらに進化を果たす。世界王として覚醒する。<br /><br />ミール（まずい！！こいつ！私と相性最悪だ！！世界を次々と殺される！！）<br /><br />ミールは焦る、今この時点で帝園に二人の世界王が現れた、ミールとエテル。<br /><br />エテルのタナトスハンドは見た目が変わり禍々しい手から青く何処かプログラムのような手に変わっていた。<br /><br />エテル（これが私の真のタナトスハンド・・・）<br /><br />エテルは身体から無数の青いタナトスハンドをミールに向けて飛ばす！！<br /><br />今まではエテルが触れなければ効果がなかったタナトスハンドだったが、世界王と覚醒した今、触れなくてもタナトスハンドが自我を持ち、無数に現れては敵と認識した相手に向って飛んでいく！<br /><br />帝園産の世界王、それはまさに化物だった。<br /><br />エテルの留まらない猛攻にミールは押される！<br />ミールの表情には今までにない程の焦りが現れる！<br /><br />ミール（私が押されてる？！私が負ける？！こんな一従属だった子に？！！）<br /><br />ミールは必死に理不尽な世界を創ってはエテルにぶつける、だがエテルはその世界を涼し気にただただ殺し続ける、そしてダメージを負わないエテルはただただミールの喉元だけを狙う。<br /><br />エテル「私を現実に返して、それだけでこの戦いは終わる、もしこのまま返さないなら・・・殺す！！！！！」<br /><br />エテルに殺意が芽生える、それに同調するかのようにエテルのタナトスハンドは勢いを増す！<br />そしてとうとう1本の手がミールの頭を捕える！！！！<br /><br />ミール「うが？？？！！！！」<br /><br />ミールは飛ばされた、ミールに初めて外傷を与えた存在となったエテル。<br /><br />ミールが吹き飛ばされた事で世界生成が遅れる、そしてエテルは勢いのままミールの対して無数のタナトスハンドをぶつけ始めた！！<br /><br />ミールはどんどん跡形もなく朽ちていった。<br />それはどんどんミールだったものとなっていく、いやタナトスハンドに触れた段階でミールだったものは既に絶命していた。<br /><br />そしてエテルの感情が治まり、ミールへの猛攻が止む。<br />そこには血すら残らない黒い後だけが残っていた。<br /><br />エテル「勝った・・・私があのミール様に・・・」<br /><br />エテルは立ち尽くしていた、自分自身が世界王に進化し、姿が変わっている事も気付かずに。<br />だが疲れで立ち尽くしているとエテルは世界に包み込まれ眠りについてしまう、そして元に姿に戻ってしまった。<br /><br />・・・・・・<br />エテルが眠った。<br /><br />そのエテルの前に立っていたのはミールだった者。<br />いや、それは本来のミールだった。<br /><br />？？？「まさかミールの人格が負けるなんて・・・想像しませんでしたね、私が最も【未熟】な時代の姿では流石に完璧には程遠いですか・・・」<br /><br />その姿はミールであってミールではない、ミールの髪は短かったが彼女の髪は地面につく程の長い髪、そして少し前髪は眼を覆っていた、だがその立ち振る舞いはまさに高みの存在。<br /><br />界羅「私がこの姿に戻ったのは万園では数百年ぶり・・・帝園では・・・何万年ぶりでしょうか・・・」<br /><br />万園　円卓の王　第一席　界羅（かいら）<br /><br />その正体は本来のミール。<br />本来のミールは帝園のミールの髪飾り5つの宝石で封印しており、<br />本来ミールは5段階の強化があり、その最終形態として界羅の姿が待っていた。<br /><br />だが今回はタナトスハンドがミールの封印の髪飾りを取った事で段階を飛ばして界羅が現れた。<br /><br />界羅は万園含む全世界でストレリチアが作った世界王で最強を誇る存在。<br />それはパトの全てを凝縮した存在、パトの全てであり、現時点で界羅に勝てる存在はどの世界含めても存在しない。そのような圧倒的存在だった。<br /><br />界羅「ミールももう少し改良が必要ですね、せめてタナトスハンドで世界が壊されないくらいの強度がある世界を作って貰わないと・・・」<br /><br />界羅はまだ壊れていない状態の封印の髪飾りを見つけ、自身の頭に身に着ける。<br /><br />界羅「キング、クイーン、ルーク、ビショップ、ナイト、お騒がせしました、ポーンであるミールが敗れたのですが、その拍子に髪飾りを飛ばしてしまったみたいでして、即座に私が対応する事になってしまいました、本来ならこれほどの事象であればナイトで充分でしたのですがね、ポーンはまだ意識を失っていますので、ナイトの人格のミール、ポーンの人格のミールのデスペナルティーが終えるまでの間、よろしく頼みますね、私はまた眠りにつきます・・・」<br /><br />界羅の姿が変わり、徐々に以前のミールの姿に戻る、だが以前のミールに比べ身長が少し高く、身体全体がある程度発育している状態のミールだった。<br /><br />ミール（ナイト）「まさか我の人格が出る時がこの帝園で来るとは、この少女は末恐ろしい潜在能力を持っていますね」<br /><br />ミールは賞賛に値すると、第二園への移籍はなしにし、そのまま帝園に在籍のまま外に出してしまった。<br /><br />ミール（ナイト）（世界王に進化した事で【崩園】という世界を解放していましたね、中身は見ていませんでしたが、万園産とは違う方式で生まれた世界、果たしてそれはどんな世界なのか・・・帝王様にだけに力を使う、才能を使うと豪語した子ですからね、きっと帝王様にとって都合の良い世界である事を望みますよ」<br /><br />ミールはその場を後にする。<br />そしてエテルは現実世界で目を覚ます。]]>
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