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<title>パトパトのブログ - 日常</title>
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<title>No.214　奉園（ミニステエデン）の世界へ！　エピソード1</title>
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<description>メルリアはパトを自身の世界に招待した。メルリア「旦那様、ここが私の世界、旦那様の恩恵を得られた事で進化した世界奉園（ミニステエデン）です」メルリアは深く頭を下げる、そしてそのままパトの腕に抱き着く。パト「以前行っていた学園が国となりティア別で階級を作りな...</description>
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<dc:date>2026-10-19T01:34:47+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[メルリアはパトを自身の世界に招待した。<br /><br />メルリア「旦那様、ここが私の世界、旦那様の恩恵を得られた事で進化した世界奉園（ミニステエデン）です」<br /><br />メルリアは深く頭を下げる、そしてそのままパトの腕に抱き着く。<br /><br />パト「以前行っていた学園が国となりティア別で階級を作りながら切磋琢磨している世界だっけ、メルリアらしい世界だな」<br /><br />メルリア「この世界は男性も女性も素晴らしい力を持っています、執事も侍女も全員は帝国の侍女クラスと思って頂いて構いません、作法に関してもティアが高い学校に関しては完璧に近いものとなっております」<br /><br />パト「侍女として完成された世界、そして男性も居る、俺的にはそこが一番嬉しい話だ、何故か俺から出来た世界は男性が生まれない、多分俺の世界王の方針なんだろう、男性を作る事は歪を生むとね、実際それがあるかもってわかってるから俺も強い抗議はしない、けど居て欲しくないわけじゃない、どんな場面でも男性の方が都合が良い場面はあるんだ、そういう意味ではメルリアの世界は凄く価値があると思うよ」<br /><br />パトは嬉しそうに話す、世界王も従属も専属神も全員が男性を作る事を拒む、パト自身も男性と接吻したり身体を重ねるのは断固拒否のため、余計な事は言わないようにしている。<br /><br />メルリア「まずルールがあります、この世界では階級で言うと旦那様が一番、私が二番、世界王が三番となります、そして階級が高い程直接依頼出来る学校のティアが限られます」<br /><br />パト「そういえば以前もそんな話してたな、確か俺はティア0、トップ4の学校になら指示が出来る話だったっけ？」<br /><br />メルリア「その通りです、覚えていてくれた嬉しいです、そして私はティア1まで、世界王はティア2までの学校を使用できます、それ以下の属する学校は乞うご期待となりますね」<br /><br />パト「勿体ないよな、学校は結構な数があるのにその大半が使えないなんて、もしかしたらそんな学校の中でも有望な人材がいるかもしれないのに」<br /><br />パトは知っている、組織に埋もれているだけで有望な人材が沢山居る事を。<br /><br />メルリア「わかっております、なので交流をする分には何も制限はありません、ただ旦那様から直接仕事の依頼をする場合に限ってのお話しです、後もしお気に入りの子が出来ましたら【特待生】という形でどのティアに居ても直接呼び出すシステムがありますのでぜひ活用してください。」<br /><br />パト「それはいい、らしくない質問をするけど、どんな用途でもいいのか？」<br /><br />パトはメルリアに聞く、それはメルリアの価値観的にどこまでを許しているのかを確認したかったからだ。<br /><br />メルリア「私個人で言えばあまり乱暴は控えて頂きたいです、どの子も皆良い子です、例えティアが低くても同じです、多くの境遇があり、色々問題を抱えている子も必ずいます、ですが根は良い子のはずです、ただ強要ではありません、旦那様が使い捨てのように扱うのであればそれを避難したり拒絶する事はありません、それもまた侍女としての宿命なのは理解しております、私もこうして良くしてもらって幸せですが、人によってはゴミのように扱い、都合のよい時だけ利用し、後は放置でもおかしくない身分、それが侍女としての本来の立ち位置なのです」<br /><br />パト「聞いただけだ、それにそんな侍女を下げるな、俺は皆には感謝している、雑に扱う事なんてないさ、メルリアなら信じてくれるだろう？」<br /><br />メルリアは笑顔で「もちろんです♪」と答えた。<br /><br />・・・・・・<br />パトとメルリアはティア0の学校　ミルフィート学園都市　に足を運んでいた。<br /><br />パト「本当だ、学校というよりは国だな」<br /><br />街には多くの住人でにぎわっていた。<br />そして驚く事にどれもが現代以上のハイテクノロジーに溢れていた。<br /><br />メルリア「この世界で第2位を誇る学校です、このミルフィート学園都市は評価される10項目で【奉納】【化学】【治安】に優れた学園なのです、奉納とは演芸や贈り物として贈られる物品のクオリティーを意味しています、つまりここは治安が凄く安定しており、物が最高品質で多種多様に出回っており、化学力で成功をしている学校となります」<br /><br />パト「成程、化学力が高いんだから多くの製品も作れる、必然的に奉納の質も上がるというわけだ、芸術ポイントも高いのは学園都市ならではの努力の結晶なんだろうね」<br /><br />メルリア「10項目には【戦力】【奉仕】【奉納】【技術】【化学】【勉学】【作法】【治安】【衣食住】【民度】で決まります、1項目10点満点で合計100点中何点かを世界王が採点しています、勿論停滞は悪化を辿るので常に進化し続けています、つまり以前が10点だから次も10点かと言うと違います、世界全体の平均を見て採点をしますので平均が上がれば9点にも8点にも下がります」<br /><br /><br />パト「凄いな、つまり次々と成果を出して行かないとすぐにティア順位を下げてしまう要因になるという事か、そうなると結構ギスギスしているんじゃないか、特に俺なんて歓迎されているかどうか」<br /><br />パトは専属神の世界に何度も足を運んだ事があるため、わかる事がある。<br /><br />パトから生まれた世界は凄くパトを歓迎する、例え専属神が主であっても主を主と思っていない世界王も存在する、だがそんな世界王でもパトになると話が変わってくる。<br /><br />だが元々世界を持っていた専属神の世界はあまりパトを歓迎していない。<br />むしろ専属神にのみに力を使いたいのに余計な奴まで面倒を見ないといけなくなったために足を運べば扱いにくそうな顔をする者も居る。<br /><br />メルリア「この世界では旦那様は凄く歓迎されています・・・が申し訳にくいのですが、特待生という制度に関してはちょっと納得していないというか・・・批判的な意見が多いというのが現実ですかね」<br /><br />メルリアは困った顔をしてしまった。<br /><br />メルリア「今は私と世界王で特待生システムに対して納得してもらえるように動いています、ですがこの世界はチーム一丸になって成果を出して私達に認めてもらおうという社会が主体です、それが個人主義になると結局チームで頑張っても個人的評価の方が上だとなれば努力している意味がなくなると異議を唱える方も居るのです」<br /><br />至極真っ当な意見だった。<br /><br />パト「チームスポーツでもある話だな、チームで全国大会で結果を残したのに強化合宿や特待生に選ばれるのはチームの中の個人だ、チーム一丸で皆同じく結果を出したのに個人にだけスポットが当たるのは理不尽だと感じる人が居てもおかしくない、でも実際スカウトとはそういうものだからな、理不尽には感じるけど個人的に魅力を感じたから欲しくなるもの、それを邪魔されるとなるとこの世界の価値観が下がってしまうと思うんだけどな」<br /><br />メルリアの表情は曇った。<br /><br />事実パトが普段から扱っている帝園（ミガドルエデン）は種族事に国はあれど全て個々の結果に委ねている、どれだけ重役だろうがパトが選べば引き抜ける、契約条件が厳しいという条件はあるがパトとしても凄く扱いやすいか理解しているのだ、これを「この従属は重役で抜かれたら困るから契約してはならない」「皆同じ地位で同じく頑張った仲間なのに一人だけ選ばれるのはおかしい！！」と毎度言われてはパト側も扱いにくいと考える。<br /><br />メルリア「そうですよね、その件に関しては今後特待生に選ばれた学校に応じて追加ポイントを加算させるつもりです。その方がチーム一丸となって特待生に選ばれるような侍女を育てたとなると思うのです」<br /><br />パト「万園と同じシステムだな、でも悪くないと思うぞ、実際そうでもしないと学校対抗でも大きな逆転は狙えない、個人的意識を改めても組織は変わらない、ならば優秀な個を作って売り出す方が組織的には都合が良い事がある、ティア表で上位の学校は組織力も高い、だけどティア表が低い学校に所属している従属はそういう抜け道でも作っておかないと腐っていく一方だと思うんだ、救済処置システムとして広めていくといい、そうすれば上の組織はまだ批判的意見は残るかもしれないけど下の組織は躍起になると思うんだ」<br /><br />メルリア「わかりました、そうなるように精進します」<br /><br />・・・・・・<br />パトとメルリアはミルフィート学園都市で買い物を楽しんだ後カフェでゆっくりと落ち着いていた。<br /><br />パト「実際この世界の従属のレベルは高いのか？実力的な意味で、確か万園は技術力か従属で何かしら提供しないと評価しないんだろ？」<br /><br />メルリア「いえ、実はその両方とも万園には評価いただけてないんです、というより他所の世界が強すぎてこの世界は万園に喜んでいただけるレベルまで上がっていないというのが現状です」<br /><br />パト「例えばこの世界で一番強い奴は他所の世界で例えるとどのレベルなんだ？」<br /><br />メルリアは「うっ」と気まずい顔になる、そして考えて考えて答える<br /><br />メルリア「少なくともですが・・・ミーエルより強い従属は存在しないかと」<br /><br />パト「ミーエル以下か、でもミーエルもかなり強い方らしいし」<br /><br />メルリア「ミーエルしか知らないから言っているだけです、恐らくですが帝園の構成員クラスには勝てないかと・・・まず間違いなくエテルには勝てないですね」<br /><br />パト「そうなんだ、それで技術力も提供できないって言ってるけど俺からみたらどの技術も凄そうだけど」<br /><br />メルリア「天園（カエルムエデン）を知ったら私の世界技術はかなり低いですよ・・・」<br /><br />メルリアの表情は暗くなる一方だった。<br /><br />メルリア「この世界が誇るのは侍女と執事です、つまり強さも技術もそこまで重きを置いていないのです、作法や奉仕に関しては恐らくどの世界にも負けません、ですがそれは万園の評価基準外のためこの世界のレベルは低いと認定されているでしょう、となるとこの世界が評価されるには旦那様が沢山この世界の侍女や執事を扱ってくれる事になります、ですが・・・わかっています侍女の数は現実の帝国で十分足りています、侍女としてのレベルも申し分なしです、今更私の世界の侍女が加わったとしてもという所はあります、そもそも私が侍女として働いているのです、私の仕事を私の世界王の侍女にやってもらうという事はあれど不足分を補うという意味で言えば不必要なのです」<br /><br />パトはメルリアの説明に心当たりが十分にあった。<br /><br />侍女の数は現状多すぎるくらいだ、多すぎるために侍女が1日働いたら一週間の残りは全て休みとなる程に数は足りている。<br /><br />メリアやソルテ曰く　日程を詰めれば余裕がなくなるためこれくらい余裕な方が良い<br />パトは使っていないが、性欲が有り余った時に何時でも呼べるように、そして万全な状態である必要もあるための体制とのことだった。<br /><br />パト（確かにヤりたい！ってなってお願いした子が疲れ切ってたらこっちも気を使う、ソルテやメリアの侍女は少なくとも全奉仕前提、つまり侍女が主である俺に手を掛けさせてはならない、俺が攻めるなら最高の感度を、侍女が攻めるなら俺が満足するまでの間パフォーマンスを維持するだけの気力と体力を、それを仕事中とか仕事後だと酷だよなぁ）<br /><br />パトは考えながら飲み物を飲む。<br /><br />メルリア「旦那様、私はどうしたらいいでしょうか、我儘を言って私の世界の従属を使ってほしいと言ったら旦那様はきっとお優しいので一人でも二人でもお気に入りの子を見つけて扱ってくれるでしょう、ですがそんなやり方をしてもよろしいのかどうか」<br /><br />パト「普通の事だと思うよ、実際帝園なんてそんなのばっかりだしね、営業をしないと客は誰も商品を買わないし契約もしないよ、つまりメルリアも同じ、専属侍女と言っても俺は大事な従属で大事な女性だ、だからちゃんと話して欲しい、こういう所だけ自分は侍女だからなんて言うのは辞めてくれ」<br /><br />メルリア「本当に優しい言葉ですね、ではこの世界から従属3名程を特待生にしてほしいと言ったらどうでしょうか？」<br /><br />パト「すぐには決めかねるな、俺だって急いで決める気はない、例えば一度特待生にして結局合わずに解除したらその従属を傷つける行為になるだろ、一度特待生に選んだなら死ぬまで面倒を見たい、勿論常にとはいかないけどね、他の世界事情もあるし」<br /><br />メルリア「ありがとうございます、ではこのミルフィート学園都市で気に入りそうな従属を1名見つけては如何でしょうか？ちなみに今まで見て来た住人全てが従属適正ありの従属達です！よろしくお願いします！」<br /><br />メルリアは深く頭を下げた。<br /><br />パト（お願いされたからとりあえず探してみるか、まあこの世界のクオリティーを見てみたいって気持ちもあったし都合良いか、第二位の学校　ミルフィート学園都市、どのレベルなのか楽しみだ）<br /><br />]]>
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<title>No.213　パト単独行動</title>
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<description>エウレカ探偵事務所、今回は珍しくパトの単独任務だった。ただし、単独と言っても本当の意味でパトが一人になるわけではない。パト（琴歌から言われた任務、男性のみが入れる施設で敵の勢力の鎮圧、もしもの事を考えたら妥当だ、それに一人の方がやりやすい）パトは基本エウ...</description>
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<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[エウレカ探偵事務所、今回は珍しくパトの単独任務だった。<br /><br />ただし、単独と言っても本当の意味でパトが一人になるわけではない。<br /><br />パト（琴歌から言われた任務、男性のみが入れる施設で敵の勢力の鎮圧、もしもの事を考えたら妥当だ、それに一人の方がやりやすい）<br /><br />パトは基本エウレカ探偵事務所で働く時はスリーマンセル、もしくは従属を呼んで最低でも二人体制で戦う事を強いられていた、パト自身がではなく琴歌からのお願いだった。<br /><br />パト（僕は別に問題ないのに、もしもの事を考えたら誰かが居た方が保険になるって事だろうけど、そうなったら自由に出て来る連中がいるわけだし、そういう意味で言えば絶対に一人になる事なんて絶対にないんだけどな）<br /><br />パトはそう考えながら相手の拠点地まで歩く。<br /><br />・・・・・・<br />パトは相手の拠点地の真正面に立っていた。<br /><br />パト（今回の作戦は真正面突破でいいかな、完全制圧だから一人たりとも逃したくないしな、どうしよ、逃して警戒されたり残党で組織を組まれても厄介だな）<br /><br />パトは考えながらも莫大なオーラを使用して建物を破壊する。<br /><br />パト「オーラ・ペタ・バースト」<br /><br />パトの手からオーラの大爆発が巻き起こった。<br />その段階で建物はほぼ崩壊。<br /><br />敵A「敵だ！！」<br /><br />ほぼ死んでいる敵の中にもパトの攻撃を運よく退けた者が数人いた。<br /><br />パト「さて、情報はもう洗い出してるんだよね、悪いけど生け捕りなんて発想は諦めてくれ」<br /><br />パトがそう言うと同時に敵A含む複数人の首が宙を舞った。<br /><br />パト「神波剣（オーラ・ソード）」<br /><br />パトはオーラを剣の形に変えて攻撃を仕掛けていた、この剣の切れ味は凄まじく、刃先は細かく振動しているためただ切る事も可能だがただ当てるだけで軽く刃が沈んでいく仕様にしていた。<br /><br />最小で針程度、最長で2Ｋｍ程度、ただし両方とも極端だと精度重視のため最小の場合火力が大幅に落ち、最長だと大雑把になりやすく切れやすいが過度な結果を生み出しやすくなる、切らなくていい所まで切るという事だ。<br /><br />パト「やっぱり便利だ、形も変幻自在だから直線上と考える必要はない、狙いたいところに狙いをつけて切ればいい、剣というより鞭に近い性能だな、いつもだと雪花に良い所を譲るからたまにはこうやって帝国で学んだ特訓の成果を実践で使ってみたいよな」<br /><br />と言いつつも既に敵は全滅していた。<br /><br />・・・・・・<br />パトはエウレカ探偵事務所に連絡していた。<br /><br />パト「琴歌、仕事を終えたよ、防衛軍に確認報告をして貰ってもいいかな」<br /><br />琴歌「お疲れ様です、流石はパト君、この短期間でもう完全鎮圧をしてしまうなんて、抜けは大丈夫そうですか？」<br /><br />パト「ああ、気配は一切感じなかったよ、最悪僕のオーラ「神派銃（オーラ・ガン）」でトドメを刺すよ」<br /><br />パトのもう一つの技術、オーラを操作性のある球に変換して銃のように打ち込む技術である。<br />視界にあるものなら精度は100％、視界外なら【神真】で空間の気配を探知して死角であっても撃ち抜く事が可能な技術であり、距離にもよるが300ｍ以内で死角だったとしても７０％命中の精度を持っている。<br /><br />パト「雪花とミーエルはどう？僕の代わりにノラを加えたけど仕事は順調そうかな？」<br /><br />琴歌「定期報告では苦戦はしていないようですね、ノラさんが色々二人を引っ張ってくれてるみたいですね、助かりますよ、やっぱり帝園の方たちは全員優秀です」<br /><br />琴歌は電話越しでも伝わる程ご機嫌な声でパトと喋る。<br /><br />琴歌「そうですね、そのままパト君には別の依頼をお願いしましょうか、バハートさんから特例任務を2件預かっているのですがどうでしょうか？出来れば売上自体はないのでパト君一人で早急にこなしていただけたら凄く助かるのですが」<br /><br />パト「ああ、わかったよ、バハートのためだからね、僕がやるよ、それで何処に行けばいいのかな？」<br /><br />琴歌「ラオスに向ってください、国際犯罪組織がラオスに拠点を構えているという情報が入っています、あともう一か所はエクアドルですね、密輸の阻止をお願いしたいとのことです」<br /><br />パト「ラオスの方は生け捕りがいい？エクアドルは密輸情報次第だな、フィロンに情報を任せておいてもいいかな、ラオスの件を解決している間に情報を出してもらえると助かるよ」<br /><br />琴歌「わかりました、では私は情報班に仕事を伝えておきますね、後アリシア様にもよろしくお願いします」<br /><br />そう話すと琴歌は電話を切った。<br /><br />パト「特例任務なら仕方ないな、さっさと終わらせよう」<br /><br />特例任務とは複雑な話になるのだが、防衛軍はギルドに仕事を提供しているのだがその依頼の殆どが国が依頼金を防衛軍に渡し、その何割かをギルド依頼金として提示しているのだ、つまり防衛軍は中抜きしているような形になる、つまり国という客が居なければお金が発生しないため防衛軍が対処しなければならない、だがここ最近の世界テロや東京異変等の大型事件の連続で防衛軍の人員不足が発生しているため外部に依頼しなければ仕事を回せないというのが現状だった。<br /><br />バハートはパト達に相談したのが、防衛軍直接依頼の依頼料がギルド依頼金として払えないという問題に対してエウレカ探偵事務所側が無償で依頼を特例で受けてくれないかという話だった。<br /><br />勿論琴歌は反対した、エウレカ探偵事務所は会社であり慈善事業ではないのだ<br />だがバハートは地球防衛軍でもあるが、帝国の従属であり、雪花の直属部隊所属、無下にも出来ないという事で考えた結果、アリシアコーポレーションが防衛軍発注の依頼を受け取り、アリシアコーポレーションから防衛軍に依頼を送るという内容だった。<br /><br />例えばＡ案件で1億の依頼金が発生したとする、そのＡ案件をアリシアコーポレーションが買い取り、そのまま防衛軍に1億を依頼金として防衛軍に支払う、そして7000万依頼としてギルドに出す事で防衛軍は3000万の売上を出した上に依頼をこなすという形をとったのだ。<br /><br />だがそれではアリシアコーポレーションが損をする、なのでこのような案件の場合はバハートが優遇してエウレカ探偵事務所に依頼する事にしたのだ、そうすれば7000万はエウレカ探偵事務所に入り、2割をエウレカ探偵事務所の売上として持ち、残りはアリシアコーポレーションに還すという流れを作ったのだ。<br /><br />それでも1400万がエウレカ探偵事務所、5600万がアリシアコーポレーションに入る、だがこれでは約半分が帰って来ただけでまだ赤字、そこに関しては地球防衛軍がアリシアコーポレーションの資材だけを購入し使用するという契約で手を打った。<br /><br />アリシアからしたら「太客への投資としては安い金額ですよ、防衛軍経由なら各国に売る事も可能ですから色々手続きも含め楽になりますしね」<br /><br />と了承を得た、バハートは深く頭を下げた、エウレカ探偵事務所としてはギルド仕事の中で言えば安い案件のため、あまりメリットを感じないが従属のお願いのため、売上ではなく助け合いとして了承した<br /><br /><br />それが【特例任務】と呼ばれているのだ。<br /><br />パト「ラオスの目的地までは数日は覚悟しとかないとな、今回の報酬は1500万、僕が1日動くのに20万、交通費とか情報班を動かすとなれば・・・うわ、あまり売上は期待できないかもな、さっさと終わらせないと琴歌が微妙な顔をしてしまうぞ！」<br /><br />パトはそう言いながら少し焦りながら現場から離れた所に置いていた荷物を持って次の目的地に向かった。<br /><br />]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/30722852.html">
<title>No.211　帝国・帝王直属侍女部隊</title>
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<description>侍女「帝王様、おはようございます」侍女達「「「帝王様、おはようございます」」」ソルテ「声が少し大きい気がしますね、パト様は大きな声に敏感です、とくに朝は、なのでもう少し声量を下げてそして邪魔をしないように手短に練習しましょう」ここは帝国・帝王直属侍女部隊...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-09-27T15:52:42+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[侍女「帝王様、おはようございます」<br /><br />侍女達「「「帝王様、おはようございます」」」<br /><br />ソルテ「声が少し大きい気がしますね、パト様は大きな声に敏感です、とくに朝は、なのでもう少し声量を下げてそして邪魔をしないように手短に練習しましょう」<br /><br />ここは帝国・帝王直属侍女部隊<br /><br />この部隊での使命は帝王・パト付近のみの侍女だけが所属する部隊である。<br />この部隊は【帝国全従属の中で最も優秀であり、尚且つパトの好みの女性であること】が入隊条件であり<br />専属神や専属侍女に続く最もパトと接しやすい部隊である。<br /><br />業務内容、主に部隊は大きく分けて6つ<br /><br />【近衛侍女課】【帝国侍女課】【清掃侍女課】【奉仕侍女課】【教育侍女課】【侍女秘書課】<br /><br />【近衛侍女課】は帝国外での帝王に仕える侍女<br />【帝国侍女課】は帝国内での帝王に仕える侍女<br />【清掃侍女課】は帝王の身の回り全ての清掃管理を担う侍女<br />【奉仕侍女課】は帝王の身にまつわる全ての管理を担う侍女<br />【教育侍女課】は帝王の教育や帝王の代わりに情報を提供する侍女・現段階ではパトに勉強を教える<br />【侍女秘書課】は帝王の秘書として全業務の管理を担う侍女<br /><br />この6部隊で構成されている。<br /><br />帝王直属侍女部隊の総長を務めるのは専属神・ソルテ・ピュアデーモン<br />そして各課の隊長・副隊長を担っているのはソルテが持つ直属部隊【十二彩ノ聖鬼連】と呼ばれる<br />聖鬼神達で構成されている部隊メンバーが担っている。<br /><br />専属神ソルテが担っているのは【侍女秘書課】<br />ソルテ自身がパトの秘書を担当している事もあり、自ら総長でありながら課隊長も兼任している。<br /><br />ソルテ「この部隊が出来てから私の業務がほぼパト様だけに集中できるようになったのは嬉しいわね、今までは他の仕事で秘書としての業務に全然余裕がなかったから助かるわ」<br /><br />ソルテは元々専攻部隊の総長として仕事をしていた、だがソルテ以上に専攻部隊の適正がある<br />専属神・四季雪花が現れた事でソルテは次に秘書補佐として業務を始めた。<br /><br />当初の秘書は専属神・アリシア・ホーリーナイトが受け持っていたが、彼女がなんでも受け入れてしまい、秘書として厳しくしなければならない場面で押しに弱く、どうしてもパトを甘やかしてしまうという事からソルテが秘書として就く事になった。<br /><br />ソルテも基本は大人しい性格のため、パトに対して厳しく接するというには苦手な分野だった。<br />だが専攻部隊でも厳しく取り締まる必要がある場面ではしっかり公私混同せずに業務当たれていた<br />経験を活かして、秘書業務の内ならパトに対して厳しく接する事が出来た。<br /><br />・・・・・・<br />そんなソルテだが部署が6つ出来、自分の直属部隊が出来、仕事の責任分担が出来上がってから暇な時間が増えた。<br /><br />ソルテ「【近衛侍女課】の報告書は・・・いつも通り、他の課の報告書もとくに変更点はなし、あるとするなら・・・【奉仕侍女課】かしら。」<br /><br />【奉仕侍女課】パトの身にまつわる全ての管理を担う侍女<br /><br />それはもちろん下も含まれる、それだけに全課の中でもこの課に所属する侍女は健康状態を最も意識している。<br /><br />リラクセーション、整体、健康定期健診、美容エステ、入浴補助、性欲補助<br /><br />この業務内容から日頃の会話から態度、健康体である事、疲れを基本的に感じる業務は関与せず、<br />とにかくパトのために業務と使命を全うする、という、定められた業務以外は絶対に関与するな<br />と言われる程厳しい規律を持つ課でもある。<br /><br />だが問題なのはパトがその課のサービスをほぼ使っていない事だった。<br /><br />訓練後のストレッチ、肉体調整と美容エステは訓練後の調整としてソルテが介入させたのだが<br />入浴補助や性欲補助は全く使わない。<br /><br />ソルテは訓練後に全てのサービスを受けるように調整はしているが、入浴補助や性欲補助も実は<br />ソルテがこっそりと独占しているという事があり、ソルテ自身が肉体調整と美容エステに続いて<br />関与させればいい所を一切していないという事情があった。<br /><br />ソルテ（入浴も性欲もここでしか私はパト様とスキンシップがとれない、それに性欲管理は筋肉や健康の面を考えたら毎日というにはよろしくない、特に運動後すぐに性欲を満たす必要性は今の所はない、だから毎日の日課にするのではなく、ソルテ直々に調整して行う業務として置いている方が多くの方面から見ても都合がいいのだ。<br /><br />ソルテ「でもそうなると全然仕事がないのよね」<br /><br />奉仕侍女課の所属数は300名、1日の業務で動く実働数は多くて5名、295名はまったく仕事をしないという現状があった。<br /><br />どれだけ仕事がないかというと、地球の1週間で例えると<br /><br />業務時間<br />月曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00業務<br />火曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00休み<br />水曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00休み<br />木曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00休み<br />金曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00休み<br />土曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00休み<br />日曜　8：00～16：00休み　16：00～0：00休み　0：00～8：00休み<br /><br />という一週間に働く時間はたったの8時間というありさま、ここでパトが頻繁にサービスを使ったとしてもそこまで神材を必要としない、だが専属神メリアからの指示でこのような業務体制で基本的に万全の状態を維持出来る環境と神員配置を命令され、300名という数字もメリアから提示されていた。<br /><br />ソルテ「このままだと従属から苦情がきそう・・・全然呼ばれないのに身体のコンディションは完璧にしておけって言われるのは結構キツイ・・・美容だって楽じゃないのに」<br /><br />そもそも奉仕侍女課がそこまで重要なのかと言われればそうではない。<br />補助系業務というのは専属神や専属侍女がほぼ担ってしまっているからだ。<br /><br />例えば主から「一度性欲を発散してほしい」と命令されたとしてもその命令が奉仕侍女課の従属に届く前にソルテか専属侍女として常に同行しているメルリアかエイリが使命を果たしてしまうため、従属には届かずに終える事が多い。<br /><br />そんな事情もあり、部署があって神員が大勢いてもまったく意味を成してない、なのに全員が帝国の従属の中で見ても高水準なのだから宝の持ち腐れも良い所だとソルテは常に悩んでいた。<br /><br />ソルテ「原因に私も少し絡んでるから強くは言えないけど、でもやっぱり自分にとって役得な所は残しておきたいって思うわよね」<br /><br /><br /><br /><br />]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/30549530.html">
<title>No.210　世界辞典　著者不明</title>
https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/30549530.html</link>
<description>この記録は誰かが記載したものである。記録世界黙示録天帝神王の器を超えた存在が現れた。その名は光世界　■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■彼の存在は光世界三代目世界王が隠し続けて来た。それは全世界の常識を揺るがす化物だった。どう化けたらあの存在...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-08-26T01:27:51+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[この記録は誰かが記載したものである。<br /><br />記録<br /><br />世界黙示録<br /><br />天帝神王の器を超えた存在が現れた。<br />その名は光世界　■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■<br /><br />彼の存在は光世界三代目世界王が隠し続けて来た。<br />それは全世界の常識を揺るがす化物だった。<br /><br />どう化けたらあの存在が生まれる？<br />どんな配合をすればあんな世界王が生まれる？<br /><br />全てが謎に包まれた存在、だが言える事は彼の力は過去、天帝神王の地位についたものでさえ<br />理解出来ない領域にいる事だろう。<br /><br />その代表例が【世界辞典（ミール・スラヴァ―リ】という力だろう。<br /><br />彼の完成形とも言える神羅万象を超えた絶対的力、それは世界そのものを無数の本に記録し、それを呼び起こす事で彼の持つ【無数の世界から呼び出される】仕組みなのだ。<br /><br />彼の持つ世界の数は誰も把握していない。<br />著者曰く能力を持つ彼ですら把握できていないと言っていた。<br /><br />彼曰く<br />「この本は見る度に項目が増える、【部】【章】【節】【項目】【順】と正式に並び増えている、中身もよく変わるから覚える事もない、把握しても増え続ける、だからもう把握はしていない、その本と世界を管理している奴に全部任せてる、これだけの数があると似たような世界が沢山ある、だから似た世界は【項目】内で順位が定められている、それで順位が低ければ管理者が選ぶことはないだろう、でも別に壊れて良い程度のものだと捨て駒として差し出すかもしれない、今更世界が一つ壊れても何も影響しないしそもそも気付けない、もう考えるのを辞めたんだ」<br /><br />そういう彼の右手には一冊の分厚い本があった、外見からして1000ページは超えるだろうか。<br /><br />「分厚いだろう？この中を開くと目が痛くなる程の世界の数と情報が開示されているんだ、昔世話になった星で「カラオケリスト」を思い出して笑ったかな、わからないだろう？その時は殆ど電子機械を使って検索すれば思い通りの結果が出て来てたんだよ、だけど昔は違くてすっごく分厚い本に「曲名、歌手、入力番号」がびっしり順番通りに並んでたんだ、一度だけ見た事あるんだ、今思うと不便だったと思う、今それをやらされている気分だよ、この本にも「世界の名前、世界王の名前、世界の主名、順位」が記載されてる、そこにどんな世界でとか情報なんてないんだ、ただ項目として記載されてるだけ、こう見たら順位が高い奴を選べば安牌だと思うよね、それがこの順位の狙いだと思うんだ」<br /><br />彼は笑いながら本とパラパラと適当にめくるとそのまま本を閉じた。<br /><br />「本当狂ってしまった、世界と世界王を持つのは帝王神候補級、それが昔の常識だった、でも今は違う。世界と世界王を持つ事が当たり前になってしまった、それは生態系を大きく変えてしまった、昔の価値観で言えば一般人全てが帝王神候補級の実力者とでも言うのかな、実際に悪いと思ってる、だからもう現実世界に手を出すのは辞めたんだ、でもまさか世界の中で世界持ちと世界王を持たせるなんて考えもつかなかった」<br /><br />彼は頭を抱えた。<br /><br />「甘かったんだ、現実世界だけ気にしていればって、でも違った、もう止まらないんだ、例えば一つの世界で多くの従属が存在するとしよう、今まではあくまで各世界の従属だからとほぼ影響を受ける事がなかったんだ、だけど現実世界に手を出さなくなったと分かれば自分の世界は自身で作った世界の従属に世界と世界王を与えだした、結果無限に世界と世界王が増殖し続けるという事案が発生してしまった、まるで三面鏡で永遠と鏡を向かい合わせた自分を見つめるみたいに増殖し続ける、なにもしなくてもこうして分厚い本が作られていく、現実世界に干渉しない方が都合が良いと判断したんだろう、自分で作った従属なら雑に扱っても誰も気づかないからきっと試験的な意味も含めて世界を与えたりしているんだと思う」<br /><br />彼は著者の肩に手を置いた。<br /><br />「君はきっとある程度満足すれば死ねるよ、それが幸か不幸か関係ない、きっとある程度やりきれたと納得して消える事が出来るだろう、でも自分はダメだ、もう死ねない、寿命だって存在しない、自分に関わった人達も同じだ、きっとこれから死ぬことも出来ない生き地獄を味わう事になるだろう、申し訳ないと思う、でも自分は安心している、今の関係がずっと続く保証なんてない、根拠もない、だけど不甲斐ない自分を知ってくれている人たちが居る、それだけで救われる事もあるんだ、ずっと天帝神王として君臨し続ける事になるだろうからね、きっと世界が自分に追いつく事はこれから一生あり得ないだろう」<br /><br />著者は聞いた「何故、そう言い切れるのか」と<br />彼は笑いながら答えた。<br /><br />「例え死んでもその結果を許さない子が居るからだよ、死ねば死ぬ程本当の【死】が遠ざかっていくんだ、ならもう死なない方がマシだと思わないかい？これからは死ぬことも負ける事も許されない、勝つ事しか出来ない、競う事もない、スリルなんてもう二度と味わう事もないだろう、昔が懐かしい、昔は目の前の事だけを考えていた、だけどもう目の前を見たくないんだ、見ても無限に広がる荒野を眺めているような気分になる、ゴールが存在しない、誰も追いつかない、だからこれは確信なんだ、誰も救えないし、救われない、きっとこの世界は定期的に変わるような神ではなく【不動の頂点】が欲しかったんだろう、人間が神を絶対的存在と信じるのと同じように、神は帝王神を絶対的存在と信じるように、帝王神や天帝神達は天帝神王を絶対的存在と信じるように、これから自分は絶対的であり続けないといけないんだ、それほどつまらないものはないよ、特別扱いだってずっとその扱いなら自分にとっては普通の扱いになるんだからさ」<br /><br />彼は椅子に座る。<br />不思議な感覚だ、彼は一人で椅子に座っているはずなのに、気配が一つではないのだ<br />一人ではあるがそれが無数に重なり合って気配が追い付かない、そんな感覚に近い。<br /><br />著者「今私が天帝神王様に攻撃を仕掛けた場合、どれだけの従属が私に襲い掛かってくるのですかね・・・」<br /><br />著者は特質過ぎる気配に対して好奇心が抑えきれずに聞いてしまう。<br />彼は怒る事なく答える。<br /><br />「少なくとも、過去天帝神王が手も足も出ない程の子達が100人くらい・・・かな、自分から世界を呼んでそこから従属を呼ぶのがルールなんだけど守らない血の気の多い子が無数に世界があればやっぱりそれなりに居てね、困ってるんだ、無数に出て来られても面倒だから上限早い者勝ちで100名に普段は自動設定してるかな、勿論攻撃だけじゃないよ、守りもさ」<br /><br />彼は楽しそうに話す。<br /><br />著者「隠さないのですね、自分の能力について」<br /><br />「隠したところで意味がないだろう？むしろ知ってもらいたいんだ、知ったうえで自分への対策をしてほしい、でも知ったら皆諦める、そうだろう？本来天帝神王に成れる程の器を持つ神が赤子同然に葬られるんだ、しかもそれが有象無象の世界の世界王ならまだしも有象無象の世界の住人にだ、屈辱にもほどがあるだろう？君にだってそうだよ、別に自分を殺す気で襲い掛かってくれても構わない、別に怒りも何もない、だけど従属が勝手に動くんだ、ちなみにその従属は自分も面識がない子の方が多くてね、命令は聞いてくれるけど誰かわからないから困ってるんだ、なにせ性格もわからないし重要性もわからないからさ、無下にも出来ないのが辛い所なんだ」<br /><br />著者「天帝神王様が絶対的存在である事は認知しました、そのうえで最後に一つだけもしもの話をさせてください、もし貴方が今望むなら何を望みますか？」<br /><br />彼は真っ直ぐと著者に向って話す。<br /><br />「なにも望まないよ、ただこれからも神全体の絶対的存在であり続けるだけさ、全てを手に入れてる存在が何かを望んだらそれはもう絶対じゃないだろう、皆の理想を壊したくないんだ」<br /><br />著者「ありがとうございました天帝神王、またお時間ある時に今回のような時間を頂いてもよろしいですか」<br /><br />「ああ、いつでも遊びにおいで」<br /><br />・・・・・・<br /><br />記録はここで終わっている。<br /><br />この記録は過去のものなのか、未来のものなのか、それは定かではない。<br /><br />]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/30401112.html">
<title>No.209　界羅</title>
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<description>界羅　本名　ミール・カイラパト・ディカイオス・エウレカが生誕した際に生まれた世界王。元々万園の世界王として君臨し、パトの力として見守っていた存在だった。パトと同じく育ったメリアと同じく幼馴染のような存在。以前のパトはミールをまるで兄妹のように、自分しか知...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-07-29T01:44:48+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[界羅　本名　ミール・カイラ<br /><br />パト・ディカイオス・エウレカが生誕した際に生まれた世界王。<br /><br />元々万園の世界王として君臨し、パトの力として見守っていた存在だった。<br /><br />パトと同じく育ったメリアと同じく幼馴染のような存在。<br /><br />以前のパトはミールをまるで兄妹のように、自分しか知らない家族のように大切に接していた。<br />ミールもそんなパトに世界王でありながら恋をしていた。<br /><br />パトは力を失う、その時にミールはパトに干渉出来なくなる。<br /><br />メリアがパトの中に入る事で消滅を防ぎなんとか肉体を維持する事に成功する。<br />この時にパトの中に【帝園】が混ざる。<br /><br />そして次に黄龍を身体の中に取り込む事でパトの身体に恩恵を与えようとするが失敗。<br /><br />少しの年月が経ち、四季雪花が専属神になり、肉体関係を持つ。<br />その結果四季雪花の中に存在していた青龍が覚醒する。<br /><br />このようにパトが徐々に力を取り戻す事により、神羅万象支配（世界）を会得する。<br /><br />そしてストレリチアという世界王が生まれた。<br /><br />界羅の過ちはその誕生を見届けなかった事、パトに干渉出来なくなった原因を解決するために<br />界羅は過去に戻った。だが所詮は世界王、ならば世界王という壁を超える必要があると考えた界羅は<br />過去に戻り、全ての経験を世界として取り込んだ。<br /><br />これならパトを救える。<br />そう考えた、だがストレリチアというパトから生まれたもう一人の世界王に敗れる。<br /><br /><br />・・・・・・<br />界羅は考える。<br /><br />界羅が生まれたのは確かにパトの世界王としてだ。<br />だがなら何故ストレリチアは生まれたのか、それは神羅万象支配を会得したパトは以前のパトとは違う個体だったからではないかと考えた。<br /><br />以前のパトとは別の個体、それだけなら力も持たない存在だった。<br />だが神羅万象支配を会得した事により世界王と世界をもう一度宿した、パトというベースがあるため万園という世界はきっと変わらなかったのだろう、だが世界王は違う、だからストレリチアが生まれた。<br /><br />そして聞けばストレリチアは元々凄く弱かったと聞いた。<br />それは当然だと思った。<br /><br />何も持たないパトから生まれた世界王なら何も持っていない事は必然であると。<br />だがその後の対応で全てを奪われた。<br /><br />界羅は考える、そして考えた結果、諦めた。<br /><br />界羅にとってストレリチアは最も相性が悪い相手だという事に気付いたからだ。<br /><br />一度は勝てる、例えば界羅がストレリチアの持つ概念全てを世界として取り込めばストレリチアを完封する事が出来る、だがストレリチアはそれで死ぬどころか強くなって復活する、倒せば倒すだけ強くなって復活する、つまりストレリチアは【後だしジャンケンで必ず勝つ】力を持っている、どれだけ力を身に着けようがそれを上回って後だしで勝つ、つまり何度やっても勝てないどころか、ただでさえ敵わない、自分が努力して、リスクを追って解明した力もストレリチアを倒すだけで彼女は私の努力を嘲笑うかのように吸収して自分のものにしてしまう、だからもう戦わない。<br /><br />界羅は長い年月ストレリチアの右腕として、そして同じくパトから生まれた世界王として完璧すぎる妹を持ったような感覚で腹心として全ての行く末を見守って来た。<br /><br />ストレリチアは心優しい性格だった。<br />そして責任感があり、使命感も強かった。<br /><br />その結果自殺した。<br />そして再度蘇り、強くなった。<br /><br />心配しなかった、彼女はきっとこの心の弱さも全て克服してしまうのだろうと。<br /><br />世界王戦争は傍観していた、生憎私に勝負を挑む世界王は存在しなかった。<br /><br />ストレリチアが成功して生み出した最強種も気付けばかなりの数を減らしていた。<br /><br />終戦した後は新たな世界王が生まれた事に関する用事で忙しかった。<br /><br />【帝園】に新たなに生まれた未熟なパトの世界王達を隔離、成長させるために私は第五園の御神体として自身を封印しミール・エデンとして帝園を運営する事にした。<br /><br />元々第五園の御神体として置くはずだったエニアを帝園内で記憶を奪って野放しにしておけばいいと考えていた、彼女はアムという名前で生活しているだろう。<br /><br />だがもし、ミール・エデンがアムを見つけて何かを企んでもそれでもいいと考えた、別に見殺しにするつもりはない、ただ本来座るはずだった席に自分が座って、席が余ってないから適当にあしらっているだけなのだから、そこに別の席を昔のミールが考えて用意するなら界羅としての私が関与することではないと考えた。<br /><br />・・・・・・<br />とうとう帝王様が真実に近づいた。<br />でも万園はもう止まらないし、私自身ストレリチアが何を考えているのか、どこまで見ているのかわからない、今の私はただ現状を見据えて導くだけだ。<br /><br />今の帝王様に界羅は必要ない、必要なのは身近で帝王様が認識出来る程度の強さの子が帝王様を導いてあげる事だ、私が関われば過剰になり帝王様が壊れてしまう、私はストッパーの役割、私が帝王様を壊させない、全部守って見せる、ストレリチアは前を私は後ろを、それでいいんじゃない。<br /><br /><br />]]>
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</item>
<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/30401008.html">
<title>No.208　ストレリチアの歴史</title>
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<description>ストレリチア・オール・ロイヤル彼女が生まれたのはパト・ディカイオス・エウレカが神羅万象支配（世界）を習得した時だ。彼の才能は【全てに染まり、全てを染める】ストレリチア・オール・ロイヤル。ストレリチアは主であるパトと同じ力を持っている。ストレリチアの記憶は...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-07-29T01:04:24+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[ストレリチア・オール・ロイヤル<br /><br />彼女が生まれたのはパト・ディカイオス・エウレカが神羅万象支配（世界）を習得した時だ。<br /><br />彼の才能は【全てに染まり、全てを染める】<br /><br />ストレリチア・オール・ロイヤル。<br />ストレリチアは主であるパトと同じ力を持っている。<br /><br />ストレリチアの記憶は神羅万象を会得したパトの姿を見た時だった。<br /><br />その時の万園はただただ真っ白だった。<br />なにも無かった。<br /><br />ストレリチアは最も無力な世界王として生まれた。<br />世界王ランクで表すならEランクも満たない弱い世界王として生まれたストレリチア。<br /><br />ただ出来た事は【全てに染まり、全てを染める】ことだ。<br /><br />ストレリチアは無力な自分に対してまず行った事は過去に戻ったことだった。<br /><br />これは専属神　ハクの時空支配から得た力だった。<br /><br />時間にして何億という時間より前に戻った。<br /><br />ストレリチアは全てから染まった、あらゆる歴史、無限に近い数の神々から多くの経験、能力、特性、全ての色を自ら染まった。<br /><br />その探究は光世界に留まる事はない、闇世界、異世界、神世界の全てから力を得た。<br /><br />それは歴代の天帝神王から天帝神、帝王神、帝王神候補、神王、最上級神、上級神、中級神、下級神、そして本来発掘される事がなかったであろう未開発の可能性全てをストレリチアは長い年月を掛けて吸収した。<br /><br />・・・・・・<br />長い年月、ストレリチアは吸収する事だけに注力を注いでいたため、戦うという事を一切してこなかった。<br /><br />そもそもストレリチアはストレリチアとして個体を持つまでの間は【現象】として全てを吸収していた。<br /><br />そして再度数億年の時を得て肉体を得る事になる。<br /><br />パトの誕生だ。<br /><br />パトが生まれた事によりストレリチアの肉体はパトの世界王として出現する。<br />そして今まで力を集めて来たストレリチアの力は凄まじく、この時既に【全てを得た天帝神王を超越した世界王】として君臨する。この段階で世界王ランクはEXランクとなる。<br /><br />全てを手に入れたストレリチアだが問題が発生した。<br />自分が出来る事に限界があった事を。<br /><br />そして最初の敗北を知る。<br /><br />・・・・・・<br />ストレリチアは弱き自分を鍛えるために過去に戻った。<br />それはタイムパラドックスを起こし、乱し、だがその乱れをものともせずに得て来たものだ。<br /><br />その異常とも見える行動と同じことをしていた世界王がもう一人存在していた。<br /><br />その名は界羅（かいら）、本名はミールと呼ばれるパトから生まれた世界王だった。<br /><br />ストレリチアは憤慨した、自分こそがパトの真の世界王だと、だがミールも同じくパトから生まれた真の世界王と名乗る。<br /><br />そして二人は認識した。<br />お互いが過去に戻り、今のパトのために力をつけようとした結果、本来得られるはずの未来、結果が変わってしまっていた事に。<br /><br />ストレリチアとミールは決闘をした。<br />自分こそが真のパトの世界王だと。<br /><br />主一人に対して生まれる世界王は一人。それに例外は存在しない。<br />だが現在パトには二人の世界王が存在する。<br /><br />結果、最初はミールがストレリチアを撃破した。<br />ミールは【神羅万象（世界）】を強く継いだ世界王だった。<br /><br />自身こそが世界、自身こそが全ての原点、だからこそ全てを知る必要がある、<br />そう考えたミールがとった行動が過去に戻る事にあった。<br /><br />ストレリチアが肉体を持たなかったと同じようにミールも肉体を持たなかった。<br />だが行った事は同じだった。<br /><br />全てを自分の世界に取り込んだミール<br /><br />全てから染まり、自分色に染めたストレリチア<br /><br />その勝負はミールが圧倒した。<br /><br />だがストレリチアはその現実を受け入れられなかった。<br /><br />まだ未完全、だからこそ次は現時点で未完全な自分、不足している部分を持つ自分を生み出す必要があると考えたストレリチアは別世界の同じく過去に戻り、多くの事から染まり、染めた、だが別の感性で染まった別の可能性を持つストレリチアを召喚した。<br /><br />ここでストレリチア・オール・ロイヤル・ユンケアが召喚された。<br /><br />オリジナルであるストレリチア・オール・ロイヤルは別世界から召喚されたストレリチアから【レギネ】と呼ばれ、オリジナルストレリチアは【ユンケア】と呼んだ。<br /><br />そして二人のストレリチアは共鳴し、互いに染め上げ、強きストレリチアが誕生した、この時のストレリチアの世界王ランクはEX+++を超える。<br /><br />・・・・・・<br />敗北を得た次に得た物は勝利だった。<br /><br />ミールは新たに染めたストレリチアに敗北した。<br /><br />ストレリチアはミールの全てを染め、そしてミールを染めた。<br /><br />この時界羅の強さは既にＥＸ＋＋＋クラスはあった。<br />だが敗北した。<br /><br />この時に界羅はストレリチアには敵わないと自覚する。<br />そしてストレリチアは万園の世界王として君臨する。<br /><br />・・・・・・<br />時が経った。<br />パトが1歳で帝王神候補達全員を撃破するという前代未聞が起こった。<br />それはそうだった。<br /><br />1歳のパトの中にはストレリチアと界羅の二人が世界王として君臨していたからだ。<br />並大抵の世界王が太刀打ち出来るものではなかった。<br /><br />だがまだ法則支配しか会得していないパトにとって二人の世界王は都合が悪かった。<br />神羅万象支配ならもっと容易に力を扱えていたが、この時のパトは法則支配だけで全てを扱っていた。<br /><br />だがパトはそれだけで光世界で最強だった。<br />扱える法則の桁が既に光世界が持つとされる法則の数を優に越していたからだ。<br /><br />パトの法則支配の中には四大世界の法則全てが組み込まれており、それを独自の力で全てを扱っていた。<br /><br />彼は既に神羅万象の力を自身の力だけで扱っていたのだ。<br /><br />ストレリチアは万園の世界王として君臨した事に満足せずに次の段階に入った。<br /><br />まずストレリチアは世界王を作ることが出来るようになっていた。<br />だが今までそのような事をした事がなかったため、練習が必要だった。<br /><br />そこで行われたのが【世界王の大多数の登場】、そして【世界王戦争】だ。<br /><br />・・・・・・<br />ストレリチアが作った世界王は帝王神候補が持つ世界王レベルの高性能の者ばかり、だがストレリチアはもっと強い個体を作れると考え世界王を作り続ける。<br /><br />その中で最もうまく創造出来た世界王を【最強種】と名付け、経験値を積ませるために大量に作った世界王達を練習台に戦闘と経験、能力の向上を図った。<br /><br />それが万園の中でパトが神羅万象の力を正式に得るまでに行った事だった。<br /><br />万園の時間を支配する事によってパトの1年を1万年、という年月に改竄し、世界王同士を戦わせ続けた。<br /><br />・・・・・・<br />ストレリチアは疲弊しきっていた。<br /><br />最初こそは自分のために行っていた世界王生成と世界王戦争、だがその世界王にも自我があり、戦闘を好まない者が居て、そして生きたいと願う者が居た、だがそんな世界王達は強き世界王に命喰われ糧とされてきた。<br /><br />その悲鳴をストレリチアは耐えきれなかった。<br />世界王皆ストレリチアと同じ志は持っていなかったのだ。<br /><br />心を病んだストレリチアは世界王を作るのを辞めた。<br />そこから世界王戦争は瞬く間に終息し、ほぼ無限に近い数が居た世界王の数も5体にまで落ち着いた。<br /><br />ストレリチアは世界王戦争が終え、残った6名の世界王を見て自身が行った事の愚かさを自覚し、自害した。<br /><br />そしてそこで生まれたのが<br />三度目のストレリチア・オール・ロイヤル・ニコライだった。<br /><br />ニコライは心が弱り切ったストレリチアから自動で召喚されたため、心が強く、誰にでも分け隔てなく付き合い、面倒見の良い存在として降臨した。<br /><br />そしてそのニコライを吸収した事により再度強くなったストレリチアはパトの神羅万象支配会得までの間、自身が作った世界王達の戦争で生き残った5名と界羅を合わせて【円卓の王】と呼ばれる組織を作り、万園を繁栄させる精鋭達を集結させた。<br /><br />界羅がストレリチアに助言を与える。<br />「今の数だと万園は繁栄するには時間が掛かり過ぎる、少なくとも13名の精鋭を作り、そして精鋭の成長を滞らせないためにある程度予備を作り、切磋琢磨させながら万園の繁栄に携わせるべきだと。<br /><br />ストレリチアは界羅の言う通り、13名と数名の世界王を今度は時間を掛けて作り、万園の運営を任せる事にした。<br /><br />・・・・・・<br />パトが神羅万象支配を再度会得した。<br /><br />そして再度世界王が生まれた。<br />それは異例の12名の未熟な世界王だった。<br /><br />ストレリチアは困惑を隠せなかった。<br />自分が生まれた歴史とはまた違った世界王達。<br /><br />ストレリチアは界羅と話す。<br />するとストレリチアと界羅では生まれた時間が違う事が発覚した。<br /><br />ストレリチアはパトが全てを無くし、メリアがパトの体内に入り、月花の記憶を媒体にして神羅万象を会得した事によって生まれた　いわば今のパトの世界王。<br /><br />だが界羅、ミールが生まれたは本当の意味でパトが生まれた時、パトが生誕した時に出来た万園の世界の世界王こそが界羅ことミールだった。<br /><br />つまりこの段階で界羅（ミール）が生まれる事は必然ではあるが、ストレリチアの生まれはそれまでのパトの持つポテンシャルに依存するため、ストレリチアが帝王神候補時代のパトに多くの恩恵を与えた事により、ストレリチアが生まれなくなったのだ。<br /><br />これが本来ストレリチアが生まれるはずだった時代が変わったタイムパラドックスの代償だった。<br /><br />・・・・・・<br />二周目、ストレリチアにとって二周目となるパトの神羅万象支配会得で生まれた12体の未熟な世界王<br /><br />それらをパトと月花の繋がりで生まれた【帝園】に御神体として預ける事にした。<br /><br />万園には既にストレリチア、そして界羅が作り上げた社会が存在していたため、今更パトから生まれた世界王に座らせる席がなかったのだ。<br /><br />界羅は12体のうち、一体を独自で隠し、その席に自ら座る事で帝園に置いた御神体を管理する事にした。<br /><br />こうして元々は生命エネルギーに溢れる広大な世界にパトの世界王12体を置き、各々で社会を形成する事で万園に続く第二の世界を構築したのだ。<br /><br />・・・・・・<br />【万園】の第二フェーズが開始した。<br />それはパト以外の生命体を覚醒、そして世界王と世界を宿らせるだけの器を作り育てる事で万園を強化する計画に入った。<br /><br />まず【万園】は【帝園】から溢れる強力な生命エネルギーを利用して覚醒を促す、ただ覚醒させるだけならキス等軽いものでいいのだが、世界や世界王まで宿らせるとなると性行為が必須となる。<br /><br />まずパトがそこまでの関係を持つにいたる、専属神を標的にした。<br />ストレリチアの時代にも【帝園】は存在した、そしてその時代は性行為までしてやっと覚醒出来た。<br /><br />だが今は違う。<br />より強力になった【帝園】の存在、界羅が【帝園】を完全に支配した事により、本来の万園の世界王として果たせなかった界羅の恩恵がパトに循環する。<br /><br />そして【帝園】から送った力で覚醒した従属の世界を万園が管理し、得た力を全て万園が吸収する、そうすることで万園だけでは成し得なかった成長をすること、それを考える。<br /><br />・・・・・・<br />そして現在、ストレリチアは二人の自分、ユンケアとニコライと共に万園の支配者として生きる。<br /><br />ストレリチアは認識する。<br /><br />「きっと私はこれからも何回かは敗北をする」<br /><br />私はレギネ、そしてユンケア、ニコライ、でも2度あることは3度ある。<br /><br />ノンリーフ、アルバ、グラシリス、オーガスタ、マルモラタ、セリぺス、コーダータ、ジャンセア、パービフォリア<br /><br />今後生まれるであろう私のために席を用意しよう。<br /><br />【上天十二天帝従王】<br /><br />そして私に成り代われるだけの器を持つ世界王<br /><br />【下天十二天帝従王】<br /><br />この席に座る資格があるのは界羅、祖占、誕爛、そして今後それらに渡り合えるだけの力を持つであろう世界王達のための席。<br /><br />この24席を作る、そして作った後も慢心せずに万園を繁栄させる。<br /><br />そのためにストレリチアは現状に動く事はしない、今後生まれて来る自分の個体が弱い存在であってはならない。そのためにも蓄えるのだ、力を全てをそして全力をもってしてでも勝てない相手に負け、そして勝つ可能性を。<br /><br />・・・・・・<br />界羅はパトの元々の世界王、だからこそわかる。<br /><br />パトは今壊れかけている。<br />本来1名に1世界、1世界王、これは絶対に覆ってはならない鉄則だ。<br />もしパトが界羅だけを持ち、万園の世界王が界羅のままだったなら今のような制限は存在しなかった。<br /><br />だが今のパトは一人に対して2世界、そして万園の力で10も20に増え続ける、世界王も界羅とストレリチア、そして帝園で面倒を見ている11体の世界王と界羅が抱えている1人の世界王、パト一人に対して現在14名の世界王が存在している。<br /><br />界羅は懸念していた。<br />少しでも間違えばパトという存在は壊れ、消滅する。<br /><br />世界の禁忌に足を踏み入れている。<br />だがそれを犯したのはパトではなくストレリチア。<br /><br />そして今だ異常ともとれる程膨大に成長し続けるパトの潜在能力。<br /><br />【帝園】はパトの潜在能力に依存して世界が広がり、従属が増える性能を持つ。<br />それだけ生命エネルギーが溢れるからだ。<br /><br />【帝園】は1日経過するごとに界羅でも把握しきれない程の土地と生命体が生まれる、それはパトが既に暴走してもおかしくないという前触れでもあった。<br /><br />パトは特別ではない、世界王ストレリチアがパトを特別にしたのだ。<br /><br />・・・・・・<br />11名の帝園に住む世界王、そして界羅が面倒を見ているとされる1人の世界王。<br /><br />そして本来帝園は四季月花の世界を万園が勝手に改良を加え奪った物だ。<br /><br />現在帝園の離れ、四季月花の世界【神粋玲　神皇粋玲】には2名の世界王が存在する。<br />第一園　御神体　エステル<br />真帝園　世界王　フロルナ<br /><br />そして<br />どの園にも属さず、帝園全ての概念として封印されている12人目の世界王<br /><br />真第五園御神体　エニア<br /><br />・・・・・・<br />ストレリチアは本来1個体である。<br />故にストレリチアが認めた者以外は他のストレリチアを見分ける事が出来ない。<br /><br />ユンケアもニコライも円卓の王から見れば同じく【ストレリチア】と認識する。<br /><br />ただし、主であるパトや、見分ける必要性があると判断した者にだけは別人として認識する事が可能である。<br /><br />ユンケアはミールに敗北した事で生まれた存在、故に力に固執する。<br />ニコライは心に敗北した事で生まれた存在、故に守護に固着する。<br /><br />だがこの二人は間違いなくストレリチアであり、世界王ランクは優にＥＸ＋＋＋ランクを超える存在。<br /><br />パトが恐らくストレリチアを扱える日は遠い、だがそれでもいい。<br />ストレリチア率いる万園はそもそも現状を見ていない。<br /><br />常に未来、天帝神王の事も眼中にない。<br />故に万園は今のパトに扱える代物ではない。<br /><br />それに比べて帝園は今のパトに調整された世界のため、今を生きるパトは帝園だけで充分であり、<br />万園は帝園や他の世界全てをパトのための養分になるように願い、そしてこれからもパトに対して過剰なまでの力を与え続ける。<br /><br />世界はまだ終わらない、始まってもいない。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29924359.html">
<title>No.207　強さの証明　episode1</title>
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<description>パトはエウレカ探偵事務所で仕事をしている。基本的には国が手を出しにくい大きな組織、テロリストの駆除、悪信教討伐等宗教関係の討伐等が最も多く依頼として行われているそれらは一度地球防衛軍が国から依頼を受け、それをギルド依頼として発注し、それをパト達エウレカ探...</description>
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<dc:date>2026-05-10T03:37:43+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[パトはエウレカ探偵事務所で仕事をしている。<br /><br />基本的には国が手を出しにくい大きな組織、テロリストの駆除、悪信教討伐等宗教関係の討伐等が最も多く依頼として行われている<br /><br />それらは一度地球防衛軍が国から依頼を受け、それをギルド依頼として発注し、それをパト達エウレカ探偵事務所が受ける形になる事が多い。<br /><br />見積もりを出して競争になるのだが、あまりにも規模が大きいのと難易度が高いため他企業や組織が依頼を受注出来ないため、ほぼ独占という形でエウレカ探偵事務所が請け負っていた。<br /><br />今回の任務はドイツからの依頼で悪徳宗教の壊滅を依頼してきた。<br /><br />被害は世界各国で少年少女を拉致監禁し、教徒として教え込ませているというものだった。<br />一度国側がその宗教を調べ、監禁された少女を一人救ったのだが、洗脳が酷く、少女本人は拉致されたと思っておらず、「親が君をそこに連れて行くように依頼された、立派になれば親も喜ぶ」という言葉でまさか無断で連れて来られているとは思っても居なかったのだ。<br /><br />行わせていた事も質が悪かった。<br />まだ見境もない時期に悪習を習慣づける事で違和感を感じなくさせる、勿論自分の周りも同じ洗脳、共同生活を送っているためそのことに理不尽を感じる事はあれどそれが常識なのだと認識させる。<br /><br />人は、周りが同じことをしていれば納得はしてなくても違和感を感じる事なく事を生じる習慣がある。<br />それを利用した手口だと判断した。<br /><br />ドイツとしてはこのままではドイツの責任という事で他国から責任追及を受けかねないという事で防衛軍に依頼をしてきたという経緯だった。<br /><br />・・・・・・<br />パト「組織の壊滅か、普通に壊すのはダメなんだよな、多分」<br /><br />バハート「そうね、まずは捕まっている子供達の保護、そして被害者の隔離、そこまで済んだうえで関係者の確保、からの建物の調査からの解体かしらね、やる事が多いうえに色々準備や施設が必要になってくる案件だけど」<br /><br />パト「ああ、言ってる事だけいうとかなり難しい話だ、そもそも調査から大変だろうしな、まず被害者リストとかあったらいいんだけど、それも実際ないんだよな」<br /><br />雪花「各国に足を運んで行方不明者リストを手に入れるしかないわね、ドイツが独断で責任追及される前に対策したいって話なんでしょう、つまりは他国に情報が漏れる前、という事は知る由もないって事かしらね、まあドイツからしたら世界でヤバイ宗教が居ると思ったら自分の土地内で活動してたっていう貧乏くじを引いたようなものでしょうから結構同情出来る案件でもあるわね」<br /><br />バハート「それで子供や被害者教徒の保護は第五部隊から施設を貸し出すからそこに収容をお願い、カウンセリングはミーエルちゃんが担当するって話でいいのかな？」<br /><br />ミーエル「それが私の仕事だからね、情報部隊って事は月花様の班を使えばわざわざ国に足を運ぶ必要はなさそうだね、各国の重要サーバーに入る必要があるならソフィアちゃんの班に声を掛けてエテルちゃんを使うのも手だね、まずは情報を集めて、そこから潜入、からの被害者全員の顔写真を撮影、そこからフィロンちゃんが照らし合わせて個人情報を特定、全てを集めたら回収、そこでやっと私達の出番ってところかな」<br /><br />パト「そうだな、でも潜入を誰がするかって話だ、リスクは勿論あるけど一人一人の顔を撮るってなるとかなり時間も掛かるし、一日少しで終わるような話じゃない、それこそ時間が必要になる話だと思うんだけどな」<br /><br />バハート「やり方は任せるよ、私はこれ以上の手伝いは贔屓になっちゃうから、防衛軍側でどうにか出来る事ならそれなりに協力するから相談はしてきてね」<br /><br />雪花「そうね、ならまたわからない事があったら連絡するわ」<br /><br />そう話すとパト達は防衛軍施設を後にした。<br /><br />・・・・・・<br />シンガポール<br /><br />第五部隊本部はそこにある。<br />依頼競争は各国に設けている施設からでも対応は可能なのだが、仕事の説明や詳細、データでは取り扱えない書類上での機密情報の開示等の理由もあり、仕事依頼の話をするとなるとシンガポールまで足を運ぶ必要があった。<br /><br />パト「ああ、とりあえず月花の班にいるフィロンとソフィアの班に居るエテルで外側と内側で行方不明者情報を集めてくれ、それまでに僕達はドイツに足を運んで拠点の監視を行うよ、あと黄金卿からファルドラの救援要請もしておいてくれないか、潜入となったらファルドラが適任だろ、僕でもいいけど僕は司令塔として動く必要があるから現場をメインに任せたいんだ」<br /><br />パトは琴歌と連絡をしていた、基本的にエウレカ探偵事務所で人を動かすのはパトではなく琴歌だった。<br /><br />パトが現場側で動く以上琴歌が全体を把握して人を動かす方が効率がいいという流れだった。<br /><br />パト「とりあえずは問題無しかな、ドイツに足を運ぶ準備をしようか、当分は日本には帰れないぞ」<br /><br />雪花「お腹壊さないかしら・・・またアリシアコーポレーションから非常食買っておこうかな・・・」<br /><br />パト「ちゃんと電子決済しておけよ、経理はエイリやフルールが担当しているからな、今回の案件はかなりの額を貰っているらしい、無事成功出来たら数十年は遊んで暮らせる額は入ってくるレベルらしいぞ」<br /><br />雪花「本当！ならこの仕事を無事終わらせて100連休くらいとっちゃおうかな～」<br /><br />パト「ば～か、その得たお金で設備投資にするんだよ、本来被害者の保護も依頼側の範囲なんだ、それをバハートが気を利かして防衛軍の設備を貸してくれるって話で話が済んでるんだぞ、勿論掛かった費用はこっちに請求するように言ってある、でもそれも自分達で管理出来れば安く済むって話だ！」<br /><br />雪花「それはバハートちゃんの恩恵を使えばいいのに、そんな設備だって維持費とか管理費が馬鹿にならないと思うんだけど、税金も凄そう」<br /><br />パト「ふふふ、将来的には家族の元に還すのは勿論だけど、もし身寄りがない子だったらそのままうちの会社で働いてもらうんだ、別に稼ぐ方法はいくらでもある、僕達は力があるし知恵もあるから探偵が向いてると考えてこの職にしたけど、別になんだっていいんだ、それこそアリシアコーポレーションで補ってる非常食だってこっちで作ってしまえばいいだけの話だろ、月花が元々技術開発部隊でそれなりに知識も豊富だ、なら後はそれを理解出来る人材がいればいい、それをその施設から育て働かせるんだ」<br /><br />ミーエル「自給自足で人材を育てるって事だね、外部からは居れないのはなんで？」<br /><br />パト「離れる可能性があるからだよ、ちょっと性格悪い話だけど、保護して育てて貰った恩というものを最大限に利用するんだ、なら多少の理不尽くらいなら努力や根性で乗り越えてくれるだろう、そこで離れるという選択肢が取れる外部人材はあまり信頼出来ないんだ、仕事柄情報を外部に出して欲しくないしね」<br /><br />雪花「その言い分だとフィロンちゃんやミオラちゃんはどうするの？」<br /><br />パト「フィロンは大丈夫だと思ってる、だけどミオラはどうだろうな、メリアだったらさっさと肉体関係でも作って依存させろって言うんだろうな、とりあえずメリア流を採用するなら依存させる事だろうな、でもそれなら別に僕じゃなくてもいい、それに僕はあまり依存を使った手段は使いたくないんだ」<br /><br />雪花「恩は利用するって言った奴のセリフじゃないな～、別にいいけどね」<br /><br />パト達は外部に音が漏れないように力法を使いながら空港に移動していた。<br /><br />・・・・・・<br />ドイツ空港　飛行機内<br /><br />パト「さて、寝るか、色々考えてもいいけど到着してからでも遅くはないだろう」<br /><br />ミーエル「そういうものだね、ただ情報が少ないよね、世界各国で動いてるって事はそれなりに大きな宗教なんでしょ？なら拠点が一か所とは思えないんだよね、複数あって一か所だけ攻めたら他に情報が回って警戒耐性に入られないかな、そうなると色々と面倒臭いと思うんだけど」<br /><br />パト「そのための調査さ、でも少なくとも各国にその宗教の簡易的な拠点はあるかもね、そこまで攻める必要があるかどうかも調査してもらうつもりだよ、そもそもミーエルが言ったように一か所攻めた時点他拠点の連中は間違いなく警戒する、すると拉致した子供や被害者教徒だって隠されるか悪用されかねない叩くなら一気に同時に叩く必要がある」<br /><br />パトはそう話しながら睡眠をとる態勢に入る。<br /><br />パト「帝園は本当に便利な力だよ、今の僕なら100人くらいは呼べる、少ないならその分倒すだけだよ、帝園の弱者はこの世界では防衛軍の副隊長、隊長クラスだからさ」<br /><br />雪花「まあ数の力で言えばこっちに分があるわよね、それとファルドラからは連絡来たの？ステラからでもいいけど」<br /><br />パト「いいや、それに別に勝手に来るだろう」<br /><br />パトはそのまま寝てしまう。<br /><br />雪花「呑気なものね、色々大変だと思ってないんじゃないかしら」<br /><br />ミーエル「多分そうだろうね、雪花ちゃんから見て今回の依頼はどう思う？」<br /><br />雪花「う～ん、私は戦う専門だから戦闘という視点で言えば凄く簡単、勿論相手側だって刺客は居るかもだけど並大抵の相手なら別に何も怖くないわね、人質がってなっても正直って感じ、体内にもぐりこむとかそんな事されても・・・そもそも能力を受け付けないから」<br /><br />ミーエル「私も保護した子供達のケアは簡単だと思う、ここでの難しいは情報をどれだけ性格に集められるかだからね、さっきも話してた事だけど被害者の数、建物の数、ここを見誤ると本当に大変、もしかすると今回の宗教が健全だと判断している国があった場合、そこに助けを要求するかも、どこが攻められたかまでわかれば相手だって私達にとって都合が悪い動きをしてくるかもしれない、答え合わせで完全正答をしないとダメって考えたらかなり大変だと思わない？」<br /><br />雪花「成程、だからパトも楽観的なんだ、自分の分野は簡単だから気にしても仕方ないって」<br /><br />ミーエル「そう言う事でしょうね、主様らしいというか、でも事実私達が出来る事は今の所はほぼないに等しいと思うよ、刺客を送られたら対処するくらいじゃないかな？」<br /><br />雪花「それならどんどん来てほしいわね！この飛行機内で襲われたりしないかしら、流石に退屈過ぎるわ」<br /><br />ミーエル「縁起でもない事言うのは辞めてよ、ここで墜落したら陸に足を運ぶ方が面倒臭いよ」<br /><br />・・・・・・<br />ドイツに到着。<br /><br />パト「腰が・・・それに暑いな・・・」<br /><br />雪花「パト、とりあえずホテルでゆっくりしましょう、観光は明日からで」<br /><br />ミーエル「観光に来たわけじゃないでしょ！」<br /><br />？？？「や～君達にぽん人だね！私にぽん大好きな～のよ～」<br /><br />パト「な、勝手に来るって言っただろう？」<br /><br />パト達の前に立っていたのは黄色のローブを被り、黄色の仮面をかぶったパトと似た身長をした男性だった。<br /><br />パト「ファル、よく来てくれた、潜入の準備はいつ頃出来そうかな？」<br /><br />ファルドラ「おいおい、まずは久しぶりに会ったんだから一杯酒盛りしてからだろ、そもそも僕だって今来た所だし、情報は色々集めながら来てたけどそれにしても休みたい」<br /><br />パト「それもそうだな、とりあえず宿を探すか、ファルはどうする？一応今回はエウレカ探偵事務所側の依頼だからファルの金銭面は全面こっちで見るつもりだけど、都合が悪いなら自腹でもいいぞ」<br /><br />ファルドラ「お！ならお言葉に甘えて全額援助してもらおうかな！僕もそれなりに稼がないと生活が困るからさ、ほら僕達の組織って別に各自報酬制だから給料とかないし、最悪バイト探しだってしないといけないくらいなんだぞ」<br /><br />パト「秘密結社がバイトは笑えるな、ならしっかり働いてもらうよ」<br /><br />パト達は宿を探し出した。<br /><br />・・・・・・<br />宿を見つけた、シングル4部屋は難しかったため、ダブルの部屋を2部屋とりパトとファルドラ、雪花とミーエルで部屋に泊まった。<br /><br />パト「さて、最近はどうだったんだ？悪信教と何かしら進展はあったの？」<br /><br />ファルドラ「雑魚はね、だけど公爵クラスになると全然、気になるのが君主クラスも顔を出さない、闇側の動きがここ2年大人しかった、それが気になるな、2年前なんて世界テロから色々あったわけだしな、僕自身問題も起こしたけどそれだってラディウスが悪信教として暗躍していたからっていうのもあったわけだしな、あの時は確か東京に悪信教が集結していたんだよな、何かしら暗躍しようとしていたってわけだ、だけど今は本当に何も起きていない、いや正式には今回みたいな案件はあるけどそれにしても平和過ぎる、もっと力ある闇側勢力が動いてもいいって思うんだけどな」<br /><br />パト「2年前の防衛軍は僕から言ってもかなり弱体化してたからね、正義側を壊滅させたいならあのタイミングだと思って僕自身警戒はしてた、だけどそれからはまったくの音沙汰なし、何か企んでいるのかもな」<br /><br />ファルドラ「そうそう、しかも今回は悪信教とは違うが宗教関係の問題だろ？なら悪信教が裏で絡んでる可能性も充分ありえるだろ、だからこの案件は僕にとっても好都合ってわけだ、何かしらヒントを得られればいんだけどな」<br /><br />パトはファルドラと真面目な話をしながらも世間話に花を咲かせる。<br /><br />パト「誰か良い人とか出来たのか？」<br /><br />ファルドラ「馬鹿言え、そんな事ありえないね」<br /><br />パト「ぶっちゃけ宝華さんとはどうなんよ？」<br /><br />ファルドラ「あれは対象外だ、見た目が幼くなったとはいえ中身はあまりにも変態な叔母さん過ぎる、見た目は17歳、中身は37歳は洒落にならんだろ」<br /><br />パト「でもファルドラは年下が好きなんだろ？え、違うの？」<br /><br />ファルドラ「それは多分フィロンの事言ってるのか？なら違うな、僕は年下が好きなんじゃない、フィロンが好きなんだぜ？相棒？」<br /><br />パト「さすがにキモいな、いい歳してるんだからヤバイ発言は控えとけよ」<br /><br />ファルドラ「お前に言われたくねえよ、実際どうなんよ、どんだけの女を口説いてきたんだ？」<br /><br />パト「そうだな、最低でも100万人の女神かな、モテモテだぞ、もうそれはそれはマジプレッシャー」<br /><br />ファルドラ「あれか、自分の行動全てが神格化されるって奴か、動きにくいにも程があるな、エロゲとかの趣味は健在なんだろ？」<br /><br />パト「勿論だろ、ギャルゲーとかエロゲ―はエロ抜きにしても最高のコンテンツだぞ、それをやめるなんて僕には到底出来ないね」<br /><br />ファルドラ「それでこそ相棒だな、現実の方がエロゲよりエロゲ主人公やってるのにエロゲの方を選ぶそのヘタレ具合、中々のポテンシャルだぜ！」<br /><br />パト「うるせ！」<br /><br />パトはファルドラの肩に対して軽く肘で小突く、そんな会話をして二人は睡眠に入る。<br /><br />次の日から仕事をするために英気を養うために。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29915367.html">
<title>No.206　保護者であり主</title>
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<description>トントントンフルールは扉を開ける。エイリ「どうぞ、入って大丈夫ですよ」エイリの返事を聞いてからフルールは部屋に入る。フルール「エイリ様、今日の業務を終えたのですが」フルールはエウレカ探偵事務所の業務を終え、エイリに報告していた。エイリ「はい、ありがとうご...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-05-09T05:32:30+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[トントントン<br /><br />フルールは扉を開ける。<br /><br />エイリ「どうぞ、入って大丈夫ですよ」<br /><br />エイリの返事を聞いてからフルールは部屋に入る。<br /><br />フルール「エイリ様、今日の業務を終えたのですが」<br /><br />フルールはエウレカ探偵事務所の業務を終え、エイリに報告していた。<br /><br />エイリ「はい、ありがとうございます、琴歌様からの指令もありませんし、追加の仕事も今はありません、なので折角という所もありますし、休憩して頂いても問題ないですよ、どうせなら主様の所に行ってはどうでしょうか？確か主様の班も本社に居るみたいですし、たまには元気な顔を見せてあげたらいいと思いますよ」<br /><br />エイリとフルールはパト達とは別の所で同居で住んでいた。<br />仕事上パトと会う機会がかなり減ったエイリとフルールとしては元々の専属侍女としての役割を果たしたいと考えていた。<br /><br />だがパトが「エウレカ探偵事務所では専属秘書という業務は休止だ、エウレカ探偵事務所の社員として与えられた役割を真っ当してくれたらいい、それも僕にとって試したい事でもあるんだ」と言われていたため、今は専属秘書の業務は行わずにOLとして働いている形をとっている。<br /><br />フルール「そうですね、たまには主様の所に行きましょうか、でも大丈夫でしょうかね、もし迷惑がられたら・・・」<br /><br />フルールは心配していた、何故なら自分達は距離を置かれているのではないかと考えているからだ。<br />パトがＥＤになっている事は勿論専属侍女であるフルールも把握している。<br /><br />だがその原因の中に自分が含まれていると考えていたのだ。<br /><br />フルールも専属侍女として性的な奉仕を行っていたため、それが問題だったのではないか、<br />パト自身そのことに関して気にしている所があるため距離を置いているのではないか、<br />そう考えていたため、主であるパトの所に向いたい気持ちはあれど本当に向っていいのか、<br />そう考える。<br /><br />エイリ「例えそうだったとしても主様が私達を同行する許可をしていただいたのです、つまりフルールが考えいるような事はありません、心配せずに主様に笑顔を向けてください。」<br /><br />エイリは笑顔でそういうとフルールをパトの所に送り出した。<br /><br />エイリ（私も最近主様の所に向ってないですね、でも私の場合はメルリア様に申し訳ないという気持ちの方が強いんですよね、私達も同罪だと思う中メルリア様だけが色んな名目はあれど帝国に置いて行かれた、それはメルリア様にとってもとてもショックな出来事です、あれほど一途に主様を愛していたメルリア様ですからね、きっと・・・だから私は少し距離を置きます、パト様に不満があるわけではなく、メルリア様の事を考えて・・・でもそれって主様の失礼なのでしょうね、誰よりも主様を優先するのが私の役目なのに、いいえ、今はその役割も休止している、なら今は個人的な考えを通しても問題ないはずです！）<br /><br />エイリはそう考えながら業務に戻る。<br /><br />・・・・・・<br />パト達Ａ班はエウレカ探偵事務所本社で待機していた。<br /><br />ミーエル「ああ、資格勉強しないと、なんで私ばっかりこんなに沢山勉強しないといけないんだろう」<br /><br />雪花「え～どんな勉強してるの・・・ってうわ！難しい！これ全部覚えないといけないの！？3行読んだらもう頭痛で・・・早退しようかしら、暇だし」<br /><br />ネル「おいおい雪花よ、勉強嫌いもいいがお前も何かしら資格勉強はしておくのだな、知識は戦闘においてとても大事な事なんだぞ、ミーエルその本を見せてみろ」<br /><br />ネルはミーエルから本を取る、それは過去問等の問題集だった。<br /><br />ネル「成程、適当な紙あるか？ないなら能力で作るだけだが」<br /><br />ミーエル「ないから作って」<br /><br />ネル「仕方ない、あまりこういう使い方をしたくないんだがな、安っぽいからな」<br /><br />ネルはそう言いながら神羅万象支配内にある創作支配の能力で紙を生成する。<br /><br />雪花「ネルって攻撃系の能力しか使えないって思ってたけどそうじゃないのね」<br /><br />ネル「おいおい、それだと雑魚じゃないか、私達ヘブンズハートの最低条件は【神羅万象支配】そして神羅万象支配は全能力の取得が可能、その中で私は攻撃関係が優れているというだけで基本的な能力の使い方ならなんでも出来る、お前らの真似事だって容易だ、治療だって別に出来るには出来るしな」<br /><br />ネルはミーエルから奪った過去問の問題を紙に書いていた。<br />軽くペラペラと紙をめくり、一年分の過去問を解いた。<br /><br />ネル「雪花、答え合わせしてくれないか？」<br /><br />雪花「おっけ～！・・・」<br /><br />雪花はネルが解いた問題の答え合わせをする、するとその問題は全て正解だった。<br /><br />雪花「すご、全部正解じゃない・・・」<br /><br />ネル「当たり前だ、これくらいの知識持っていなければ能力として扱えないだろう、それに医療知識は戦闘面でも役に立つ、人体の急所を知る事も大事だし、どの部位をどのように効率よく攻撃したら最低限の攻撃で相手を再起不能に出来るかなんて常に得ている知識の中から研究をしている、今のままで充分強いと慢心していたら下の連中に抜かされる恐れがあるだろう、ただでさえ私は今万園ではほぼ下位の世界王だしな、私自身かなり鍛錬と研究を続けているんだ」<br /><br />ミーエル「関心、ネルでもしっかり勉強というか特訓してるんだ、てっきりずっと遊んでいるとばかり」<br /><br />ネル「やりがいのある目標があるなら勿論やるさ、帝園の時はやる事がなかっただけだ、なにせ私は序列2位、ミール以外は敵なしだったからな」<br /><br />ミーエル「一番じゃないじゃん、ミール様がいるじゃん、なら努力しなよ」<br /><br />ネル「馬鹿言え、次元が違い過ぎて少し努力した程度で埋まる差じゃない事くらい私でも把握していた、ならちまちま努力してもミールの1日で得られる力と私の1日で得られる力の差が100あったとしてそれが99になる程度の努力に何の意味がある、差が開くのを遅くする努力だけしましたなんて負け犬の努力だろう？」<br /><br />ミーエル「結局負けを認めている時点で負け犬の気がするんだけど、まあ私にはわからない世界だし、別にどうでもいいや、ほらネル返して、私だって別にその問題が難しいなんて思ってないよ、ただ日本語とか英語が難しいって話だよ、私達は本能で理屈を理解してるけど、日本語や英語の文脈や意味で私の知識をどう表現するか、理解するか、それが難しいだけなんだから」<br /><br />ネル「そうかそうか、なら日本語をしっかり教えてやろうか？私は2日でマスターしたぞ？言葉巧みに主様を貶すためにはしっかり勉強しなければいけないしな！」<br /><br />ミーエル「努力の方向性が酷い・・・」<br /><br />雪花「ネルって本当当たり前のように努力が出来るタイプなのよね、しかも普通に頭も良いと来た、普通に脳筋キャラだと思っていたのに、なんか裏切られた気分だわ」<br /><br />雪花が不貞腐れているとトイレからパトが出て来た。<br /><br />パト「なんの話をしてたんだ？」<br /><br />雪花「ネルがかなり頭良い事にちょっと不満というかキャラがブレてるというか」<br /><br />パト「まあ頭良くないとあんなに能力は扱えないよな、雪花も何か勉強とかするのか？僕は勿論しないけど、強いて言うなら計算が強くなりたいくらいかな、お金の計算出来ないと社長として色々終わってるし」<br /><br />雪花「私だって・・・うん全然してない、勉強嫌、なんで大人になってまで勉強しなきゃならないのか意味わからない、資格なんて頭良い人に全部取らせて名前だけ借りたらいいじゃない、そういう意味で月花お姉ちゃん達が居るんじゃないの？」<br /><br />雪花は頭を抱えて包まってしまう。<br /><br />パト「ほぼほぼ同意見だけど国外で資格を求められた時に誰も資格を持ってなかったら誰かの資格証と資格保有者が到着するまで足止めをくらう事になるんだぞ、それは流石に困るだろ？」<br /><br />雪花「それこそミーエルちゃんに取って貰ったらいいんじゃない？頭良いし」<br /><br />ミーエル「私は医療の知識が豊富なだけでそれ以外の知識は全然だよ？」<br /><br />パト「僕なんて義務教育レベルだぞ？まあ流石に帝国で何度も授業をしていた分多少は学力は上がってるかもだけど、その殆どが多分地球の物理では役に立たないものばかりだしね、いや、どうなんだろ？実際にやったことないからわからないや、物質というか概念が基本違うしなぁ～」<br /><br />パトは考えている所にフルールがやってきた。<br /><br />フルール「パト様、お元気そうで何よりです」<br /><br />フルールはニコっとパトに向けて笑顔を向けた。<br /><br />パト「フルールじゃないか、どうしたんだこんなところまで来て？何か不手際とかあった？」<br /><br />フルール「いえいえ、私の業務が終わって落ち着いたのでパト様の所に遊びに来たって感じですかね」<br /><br />パト「そうかそうか、なら折角だし二人で散歩でもしようか！皆僕とフルール席を空けるからゆっくりしててよ」<br /><br />パトはそう言うとフルールを連れて外に出て行った。<br /><br />ネル「随分嬉しそうだったな、あの娘がそんなに気に入っていたのか？」<br /><br />雪花「まあパトが個人的に保護している子だしね、歳は近いかもだけど色々特別でしょ、娘っていったら肉体関係あるし色々拗れてヤバイけど、大事だと思うよ」<br /><br />ミーエル「実際気にしてたしね、でもどこか地球の方がフルールちゃんは向いてると思ってるみたいだし、実際フルールちゃんくらいの実力でもなんとかなるから地球は居心地いいかもね、帝国に比べたら」<br /><br />3人は話を続けていた。<br /><br />・・・・・・<br />パトとフルールは街をゆっくり歩いていた。<br /><br />パト「どう、地球は馴染めそう？帝国よりかは居心地良いと思ってるんだけど」<br /><br />フルール「はい、実際私でも実力を発揮出来るといいますか、むしろエイリ様程出来る方が色々地球に合わせて規制されているのが辛そうだなとは思いますが」<br /><br />パト「それは仕方ないよ、僕は別に無双したい訳じゃないからね、チートとかそんなものはなしで自分の使えるものでどこまでやれるか、それが僕達のやりたい事だからさ、出来れば帝国基準のスペックは使わないで欲しいんだよ」<br /><br />フルール「そうですね、その考え方なら私はバッチリです！しっかり適応出来てますよ」<br /><br />フルールは笑顔で答える、その姿を見てパトも安堵する。<br /><br />パト「でも安心したよ、ずっと僕の所に来なかったからさ、忙しいのかなって思ってたんだよ、そろそろ僕の方から顔を出した方がいいかなとか」<br /><br />フルール「そんなことは・・・いえ色々忙しかったのも本当ですが、実際は少しだけ気を使ってました、私なんかがパト様の所に行って良いものかと」<br /><br />パトはフルールが何を気にしているのか、それをすぐに読み取った。<br /><br />パト「フルールは関係ないし、もちろんエイリだってメルリアだって関係ないよ、誰も悪くない、強いて言うなら僕が弱かったのが原因だ、器があまりにも小さすぎたんだ、もっと寛大ならもっと皆を幸せに出来ただろう、帝国だってメリア達にとっても有利な国営に導けたものを僕一人の我儘で止まっていた事だって多い、それは僕が色々と弱かったせいであって皆の責任じゃない」<br /><br />パトは少し悲しそうな顔で前を見る。<br /><br />パト「今思うと意地になって肉体関係を拘る必要も無かったのかなって思ってるよ、なにせ僕は帝国の国王だ、国益を考える事も国民を裕福にさせるのも僕の義務だ、皆僕を信じて僕達の国に身を委ねているわけだしね、だったら僕は躊躇してたらダメだったんだ、メリアの言う通り身体を許して進化させて強化させて、子供を孕ませて、将来有望な遺伝子を残す、現存の女神達も性行為までしたら世界を持つ事が出来るかもしれない、そうなればエウレカ帝国は大きな進化を遂げてすぐにでも世界で一番の国が出来ていたかもしれない、誰もが望むハッピーエンドを僕だけが頑なに拒んだ結果なんだ、だから僕が悪い」<br /><br />フルール「そうやっていつも自分だけが悪いって思い詰めてる、それだと疲れるでしょう？」<br /><br />フルールは言葉を崩す、今は専属侍女、いや主と従属の関係ではなく保護者と保護されている者として話をする。<br /><br />フルール「パト様がそこまで考える必要は今はないと思います、国王とただの国王様のご厚意で保護された市民の私程度が対等の価値観を持つというのが不可能なのは理解してる、でも私は主であり、国王であり、私を保護してくれた大事な人だからこそ言える、貴方は今自分をそうやって攻めるべきじゃないです。やり方が悪かった、パト様にばかり負担を掛けるやり方がおかしい、そう考えるしかないじゃないですか、そもそも男性一人で数百万の女神を孕ませるなんてどう考えたって無茶苦茶です、道徳的にも酷いと思います、パト様を酷使させれば成り立つなんてそれは成り立つなんて言いません」<br /><br />フルールは震えながらパトの腕袖を掴む、出過ぎた事を言っていると思っているフルールの声はどこか必死で、少し泣きそうな顔でパトを見つめる。<br /><br />パト「ごめんね、別に自暴自棄になってるわけじゃないんだ、そういう可能性もあったって話をしたかったんだ、僕だって間違っていると思っていたよ、モラルとか道徳は置いておいても100万も10万でも毎日毎日なんて絶対に無理だ、例え出来たとしてもそうなると大事にしたい子達をおろそかにしてしまう事になる、全てを得ようとして大事な物を失うなんて馬鹿な話はないだろう？だから僕は大事な物を優先したんだ、その選択に今は後悔はないよ」<br /><br />パトはフルールの頭を優しく撫でる。<br /><br />フルール「その大事な物の中に私が入ってるのは凄く嬉しいです、私は貴方に全てを救われた、だからこそ私の全てを貴方に委ねると心から誓っています。別に私が専属神の皆様のように特別になれるなんて自惚れてはおりません、メルリア様やエイリ様よりも愛されたいなんて望んでおりません、だけど一番非力であってもお傍に置いてほしい、お傍で貴方のお力になりたい、そう思っています」<br /><br />パト「ありがとう、そこまで言ってくれたら流石に照れるよ、でもそんなフルールだから一緒に連れて来たんだよ、これからも遠慮せずに僕の所に遊びにおいで僕は君の保護者でもあるんだからさ」<br /><br />フルール「はい！」<br /><br />パトとフルールは手を繋ぎながらゆっくり散歩を続けた。<br />フルールの表情は先ほどまであった不安の感情はなく、晴れやかな表情だった。<br /><br /><br />]]>
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<title>No.204　第四期の女帝達episode2</title>
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<description>シンはハルの元から離れて少し休憩していた。シン「あの子、私の攻撃・・・」結局通用しなかった攻撃、その攻撃はどこまで彼女に通用したのか、本当に本気を出せば通用していたのか、そんな事を考えるシンだが、一度離れてしまった以上もう一度試すという行為を選ぶのは何処...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-05-06T02:43:37+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[シンはハルの元から離れて少し休憩していた。<br /><br />シン「あの子、私の攻撃・・・」<br /><br />結局通用しなかった攻撃、その攻撃はどこまで彼女に通用したのか、本当に本気を出せば通用していたのか、そんな事を考えるシンだが、一度離れてしまった以上もう一度試すという行為を選ぶのは何処かプライドに傷がつく、そう考えた彼女は次の場所に居る【愛全の究極系　アム】の件について考える事にした。<br /><br />シン「一度ミール様の所に戻ってみようか」<br /><br />・・・・・・<br />シンは再度ミールの居る場に足を運ぶ。<br /><br />ミール「どしたの？忘れ物かな？」<br /><br />シン「白々しいですよ、見てたんですよね？」<br /><br />ミール「まあね、シンの思惑通りだよ、彼女、いやもう一人のアムもだけどあの二人には強さの基準というか概念がないから順位が存在しないよ、戦って勝つ事もないし、負ける事もないって所かな、そんな子に順位をつけろっていうのが無理な話だと思わない？」<br /><br />シン「では私でも勝てないと？」<br /><br />ミール「どうだろうね、私なら勝てると思うけど、でもそれって強さでっていうよりほぼズルで勝つって意味に近いんだよね、私自身の力で勝つというよりかは帝園という世界そのものを利用して脅す感じかな、そうでもしないと勝敗をつけれない子に勝てないんだよ」<br /><br />シン「ミール様程の人でもそんな子が帝園に居るんですね」<br /><br />ミール「そうだね、でもそれって凄く特殊というか特別枠だね、例えば君達の母、エステルだって私は彼女を殺せないし、彼女自身に順位はないよ、勝ち負けとかいう概念が彼女にはないからね」<br /><br />シン「そうなんですか、てっきり私達のような従属を作る事に特化した方なのかとばかり・・・」<br /><br />ミール「その認識で間違いないよ、でもそんな彼女をもし殺そうとしても絶対に死なないって話、例えば私が世界を使って彼女を無限に殺したとしも私は彼女を殺しきれないんだよ、勿論彼女自身に戦う力は備わってないから私が負ける事がない、ほら、勝敗がつかないでしょ、だから順位がつけられないんだよ、なんで死なないかって話になると彼女自身が帝園と直結してるからかな、別に帝園にだけに限らないんだけどね」<br /><br />シン「そうなんですか？私エステル様の事、結構知ってるようで何も知らないんですね、少しでもいいので教えてもらってもいいですか？」<br /><br />ミール「ユグドラシルって知ってる？世界樹でもいいけど」<br /><br />シン「はい、知ってます」<br /><br />ミール「あれって星の生命エネルギーと直結して育つ植物ってイメージだよね、エステルはそんな感じの能力も持ってるんだ、つまり帝園だから栄えたんじゃないんだ、エステルが帝園に居るから栄えたんだよ、エステルが帝園のエネルギーを利用する事で君達が生まれた、そして直結した世界とエステルは同化する、つまり人間の姿のエステルを殺しても無意味なんだよ、本体は帝園なんだから、だったら世界を壊せば終わりだと思うでしょ？でもそのエステルの根が私自身にも芽生えていたらどう？つまり私が死なないとエステルを絶対に殺せないって事になるよね、それがエステルを殺せない理由なんだよ」<br /><br />ミールが語ると少し笑顔になって完結を述べる。<br /><br />ミール「結論から言うとエステルは帝王様と同じ性質を持ってるの、本人だけ殺しても死なない、多くの条件を満たしたうえで殺さないと死なない、だけどその条件が私でも無理ゲーだから殺せないそれだけの話ってわけ」<br /><br />シン「そうだったのですね、ミール様ですら殺せないなんて」<br /><br />ミール「本来御神体の連中ってそんな奴ばっかりだよ、ヘブンズハートのメンバーに第七園の御神体フラ、第六園の御神体リルが居るけど、あの二人はまだ成長過程だからまだ勝敗のつく強さの範疇に居るだけ、元々御神体は帝王様単体から生まれた未成熟な世界王達、シン達が【世界王の素質を持つ従属】とするならば御神体は【成熟する前の世界王】ってことになるのかな、勿論世界王として覚醒してる私みたいなタイプも居るけどね、そして最近世界王として成った第八園御神体エテル・ホープ・ノーミール、が最近私に続いて二人目の世界王として現れた」<br /><br />シンは聞いていると疑問に思う。<br /><br />シン「なんでフラやリルをヘブンズハートに？本来であれば世界王として何もしなくても覚醒する従属なのでしょう、ならわざわざ第二園に所属させる意味がないと思うのですが」<br /><br />ミール「環境が悪いって所かな、ほらフラの所もリルの所も御神体である彼女達に凄く甘いんだよ、つまり現状に全然困ってない、世界王覚醒には余程強力な力を備えているか、もしくは帝王様と契約して一定数の強化を施してもらうかの手段が必要になってくる、御神体単体だけで世界王覚醒まで持っていく事は可能だけどそこまで意識の高い子なんて居ないからね、あの第四園御神体ティエルでさえ自己鍛錬なんてまったくしてないんだから、それが結局の所の現状なのよね、だから第二園で鍛えた方がいいかな～って思って入れたんだ、意味合い的にも別に間違ってるわけでもないしね」<br /><br />シン「そうですか、色々理由があって所属している子もいるのですね、色々お話出来て良かったです」<br /><br />シンはミールとの話を終えると次の場所に向おうと準備を始めた。<br /><br />ミール「あ、次はアムの所に行くんだよね？」<br /><br />シン「はい、どんな子か私が直接確かめようと思いまして」<br /><br />ミール「なら粗相は気を付けてね、あの子、自分からは何もしてこないけど、こっちから攻撃をすると多分シンでも負けちゃうかもだから」<br /><br />ミールはニヤっと笑いながら告げる、その言葉の意味を理解出来なかったシンは不安な表情をしながらもアムの所に向かう。<br /><br />・・・・・・<br />シンはアムの居る場所に向かう、場所を聞いていたが同様を隠せなかった。<br /><br />シン「ずっとここに居たの・・・？」<br /><br />シンが驚くのも無理はなかった、そこは第二園が存在する時からずっと存在する建物、今や誰も居ない、主が誰かもわからない、御神体を祀る御神殿だった。<br /><br />シン（ここは私でも足を踏み入れた事が無い場所、というよりかは足を踏み入れられなかった場所、ミール様から聞いている、第二園の御神体カル、名前だけミール様が見つけ出しただけで姿、存在すら認知されていない御神体の一人の唯一の手掛かりになる場所・・・そこに居るっていうの？）<br /><br />シンは思い出すミールが「御神体かも」という言葉の意味を。<br /><br />・・・・・・<br />シンは御神殿の前に立つ、足がすくむ、先ほどシンが御神殿に立ち入らなかった理由でもある、それがこの恐怖心だった。<br /><br />シン（確かこの場所、ネルが好奇心で入ろうとしてたけど、あのネルでさえ、「興が冷めた、帰るぞ」と言って立ち去った場所、ベルも「ここなんか気持ち悪い、帰る」と言って帰った、私も同じ気持ちだったから立ち去った、今も全然変わらない、でも愛全の究極系アムはここに居る。）<br /><br />シンは恐怖心を抑えながら御神殿の扉に触れる、するとシンの身体全身に電撃が流れる、実際には流れていない、だがそう錯覚する程にシンの身体は身動きを取る事が出来なかった。<br /><br />？？？「立ち去れ、立ち去れ、立ち去れ、立ち去れ」<br /><br />シンは冷や汗で身体を埋め尽くしていた、今すぐにでも服を脱いで楽になりたい、だけど服を脱いだらきっと死ぬ、そんな命の危機を感じる程にこの扉の威圧感は凄かった。<br /><br />シン（もし、もし御神体が居た場合、その場合ミール様以上に強いなんてことがありえるのだろうか、でもミール様が名前までしか認知出来ていないという事はそれ以上の情報を意図的に抑えているという事になる、つまり一部とは言えあのミール様を掻い潜る力を持っているという証明になっているのではないか）<br /><br />シンは長い時間扉の前で立ちすくんでいた、進むのが怖い、だけど進まないとアムという女性に会う事が出来ない、別に会わなくてもいいのではと思いはするがそれでは結局彼女の事を知る事が出来ない。<br /><br />シン「行こう・・・」<br /><br />シンは扉をゆっくり押す、既にシンは全力の力を身に宿していた。そして扉を開けて奥に入る。<br /><br />・・・・・・<br />そこには一人の少女が居た。<br /><br />茶色の髪、眼鏡をつけてただ座っていた。<br /><br />シンは一瞬でわかった、彼女がアムなのだと。<br /><br />シン（嫌な気配が消えた？良かった・・・）<br /><br />シンは緊張が薄まった事に安堵し目の前に居る彼女に話しかける。<br /><br />シン「貴女がアム、でいいのかしら？」<br /><br />？？（アム）「？私の事ですか？私はアムという名なのですか？」<br /><br />シン「違うのかしら？なら貴女は何者？」<br /><br />？？（アム）「わからない、ずっとここに居るけど、私をアムと呼んだ人は貴女が初めてです、私はアムという名前なのでしょうか？」<br /><br />シンは確信した、アムという名はミールがつけた名なんだと、名が存在しないからミールが名付けていた名前なんだとすればこの子には本来の名前がある、それが何かをシンは本能で確信して、それを言葉にする。<br /><br />シン「カル・・・なのですか？」<br /><br />？？（アム）「カル？アムではなく？」<br /><br />シン「ごめんなさい、気にしないでください、ですが貴女はずっとこの場所に居たのですか、ここは第二園、一般人はこの園どころか、このような場所に立ち入る事すら出来ません、いつからここに居るのですか？」<br /><br />？？（アム）「わかりません、ですが私が認識しているこの一週間の間はずっと自然に衣食住の物が自然と集まりました。」<br /><br />シンはそう言う彼女の周りを見ると確かに豪華な衣類、充分どころか一人分にしてはあまりにも多く、そして貴重な食材の数々、そしてこの御神殿という住居、全てが整っていた。<br /><br />シン「一週間というのは、それまでの記憶は存在しないんですか？」<br /><br />？？（アム）「わかりません、私も自分の事を考えた事があります、自分が何者で何処から来たのか、何故この建物の中に存在しているのか、でもそう考えていても答えは出ません、ただ私自身何も出来ない、でも目に見えない誰かが私の事をずっと見守ってくれてるみたいに色々助けてくれるんです、だから私はここに居た方が良いんだと思って・・・ずっとここで過ごしていました。」<br /><br />シンは彼女の言葉を聞き、一言「ちょっと調べさせて貰ってもいい？」と承諾を得て建物内を調べる。<br /><br />・・・・・・<br />綺麗な建物、生活感があるが一週間以上住んでいると根拠づける物が一切ない。<br /><br />シン「片付けや洗濯は全部自分で？」<br /><br />？？（アム）「いえ、私は一度もやった事がありません、ただ着替えが必要だと思ったら置いてくれている服に着替えていました、食事も料理が出来ないのですが誰かが私の口に合う料理と食材を選んで作ってくれます、建物もいつも綺麗になっています、一度私が食事を落として汚してしまっても自然にその汚れが消えてしまいました、でもそれがこの建物での日常であるなら私はそうなのだと受け入れていました、なにせ自分自身の事が一番わかっていませんので・・・」<br /><br />シン（これは厄介ね、さっきから言ってる誰かの気配なんて一切感じない、それなのにこの子は一貫して誰かに守られていると言ってる、私は全然気配を感じないのに彼女は何かを感じている、それが全然わからない）<br /><br />今までにない得体の知れない存在。それがシンにとってアムの第一印象だった。<br /><br />シンはその存在を確認するために御神殿に攻撃を仕掛けた。<br /><br />シン（ごめんなさい、でも試させて、正直私ですら意味がわからないのよ）<br /><br />シンは無数の攻撃を御神殿にうち放つ、その威力はネルに及ばずだがその性能に最も近い威力で撃ち抜き続ける。<br /><br />シンは能力の究極系、その性能は全究極系が集結した時、どの分野に置いても一番ではないにしても二番手であれる程の素質を持つ、それは別名【万能の究極系】とも言いかえれる程の性能を持っている。<br /><br />シンはネルの即死性能を持つ絶対的攻撃性、ベルの絶壁性能を持つ絶対的防御性を兼ね備え、ノラの無限性能を持つ無限性能を掛け合わせ御神殿に対して攻撃を続ける、その威力は帝園序列6位に相応しい、あの第七園御神体であるフラ以上の力を持つ化物的性能を発揮する。<br /><br />シン「はああああああああああああああああああ！！！！！」<br /><br />ガガガ！ドドドドド！！！バババ！！！<br /><br />建物は粉々に壊れていく、その破片がアムの無情にも降り注ごうとしていた。<br /><br />シン（女帝ならこの程度でくたばったらダメ！！）<br /><br />シンは心を鬼にしてアムに特大の光線をうち放つ！その性能はテルやセラレベルですら受ければ無傷では居られない程の火力！<br /><br />シンは攻撃を止めた。<br />そして見た。<br /><br />アムの周りの次元が歪んでいた、全てを抑えていた。<br />アムは怯える所か現状を一切把握していなかった、恐らくアムの見ている風景は何も変わり映えのしない風景なのだろう、アムを怖がらせてはいけない、そう思わせられる程歪んだ空間内は何も変わり映えのしない空間が広がっていた。<br /><br />シン（無傷、どんな現象ですら絶対に突破する性能を持った攻撃を狙ったのだけど・・・）<br /><br />アムの周りで留まっていた現象が歪んだ空間の中に取り込まれていく、そしてシンが反応した一瞬の間でシンの周りの空間が真っ白に広がる！<br /><br />シン「な？！」<br /><br />シンは驚きを隠せなかった、全てが何事も無かったかのように元通りに戻っていたのだ。<br /><br />シン「時戻し？時空を操った？でもそんな気配は一度も？！」<br /><br />シンも能力の究極系、時を支配する事は造作もない、むしろそれも考慮して時耐性を強力にし絶対に干渉させないようにしていたほどだった、だが通用しなかった。<br /><br />シン「どんな手品を使ったのよ？！」<br /><br />アムは何事もなかったようにシンの元に歩く。<br /><br />シン「・・・この感覚、まさか姉妹とフェアとティエル、ミール以外で感じる事になるなんてね」<br /><br />シンは本気の目になる。<br /><br />シン「フィルドレッド・ハルグレンダーサ・シュパローン」<br /><br />シンの周りに全次元が集結する<br /><br />シン「穿て！！」<br /><br />シンは全次元をドリルのように回転させ、アムに攻撃を仕掛けた！<br /><br />シン「それで終わると思うな！！ウラドラーマ！！！カガファードラ！！ニュトラスラボエンダ！！！！」<br /><br />全時が止まった、未来も過去も全ての選択肢も全てが止まった！完全にシンが「完全的中」という絶対だけを引き当て確実にアムに当てる準備を整える！<br /><br />世界の耐性という概念を全て壊した、これでシンの意志一つで全てが崩壊する、全ての生命も虚しく崩壊する！<br /><br />シンの肉体は高次元体となる、結果全ての攻撃が無効化は勿論全ての攻撃がシンに当たった場合高次元物質へと変換され相手の特別な特性全てを適応させた絶対的貫通性を持って反射する！<br /><br />シンの持つ最強クラスの能力を一気に3つも使用した！<br /><br />シン（妥協はしない！さっきハル相手に私は無様を晒した！試すならここまでしないと何もわからない！ミール様が勝敗でどうにかなる次元ではないと言った以上その言葉がどこまで真実か、それを確かめる必要が私にはある！！！）<br /><br />シンはアムに攻撃を仕掛けた！！！<br /><br />・・・・・・<br />シンは目を一切逸らさなかった、次はちゃんと全て見えた。<br /><br />アムはダメージを負った、アムを守っていた歪みがシンの猛攻に耐え切れずにアムに傷を与えてしまった、だがその瞬間だった。<br /><br />アムの頭に鬼の角が現れた。<br /><br />アム「最も攻撃性に優れた姿で・・・」<br /><br />アムがそう呟いた瞬間全ての能力攻撃をアム自身が全て弾き飛ばし始めた！<br />その間に一度貫通した次元は修復し、さらに強固なものになった、そしてシンを敵と認識したのか<br />その歪んだ次元はシンに襲う！だがそれを想定していたシンにその攻撃が届くことが無かった！<br /><br />だが歪んだ次元がシンに触れた事でシンがその歪んだ次元の正体を理解出来た。<br /><br />シン（帝園？！？！）<br /><br />その答えは帝園そのものだった。<br />帝園という世界そのものがアムを守っていた、そして帝園がシンに敵と認識し襲い掛かって来た！<br /><br />シン（馬鹿な・・・帝園そのものがあのアムに纏っていたというの？！愛全って・・・まさか世界そのものも含まれるの？！馬鹿げている、全てに愛される究極系・・・それでミール様はそんな名前を）<br /><br />シンは次に見たものは鬼化していたアムが次に精霊化したのだ、そして全ての現象を吸収し始めた、<br />そして次に聖人化、エルフの耳を生やした彼女が凝縮した現象全てをシンに向けて撃ち返してきたのだ！<br /><br />シンは自分が一度高次元体に変換した物質のため防ぎきれないと考えかわす！<br /><br />シンが一瞬目を話した瞬間にアムは再度鬼化してシンの頭部に蹴りを入れる！！<br />シンは軟体化しその衝撃を吸収し、変幻自在を扱い、アムを取り押さえる！<br /><br />シン「もう攻撃はしない！治まりなさい！！！」<br /><br />アム「抑えられて動けない、もっと力が欲しい」<br /><br />アムはそう言うと帝園がアムに向けて力を与える！その中にはシンの力も含まれている！<br /><br />シン「はあ？！馬鹿げている！！愛されているからってそんな事まで貢がせるつもり？！もういい加減にしなさい！！」<br /><br />シンはアムの頬にビンタする！だがその攻撃も辛うじて歪みが抑える。だがその行動でアムが冷静になるには充分だった。<br /><br />・・・・・・<br />シン「悔しいけど本物だわ、強いわ、それに・・・」<br /><br />シンは確信した、彼女は第二園の御神体カルだと。<br /><br />シン（記憶を失っている理由も全然わからないけど絶対に彼女はカルだわ、あんな戦い方が出来る従属なんて絶対に居ないわよ！そもそも色んな種族に変わっていたのもどの種族の特徴にも当てはまってないし！神族の私ですらそんな芸当なんかできないわよ！）<br /><br />シンは頭を悩ませた、ミールは気付いてないのか？彼女が今まで姿形も現さなかった御神体だってことを、恐らくミールの攻撃がアムに通用しなかったのは同じく帝園を利用した攻撃だったからだろう、だから同じく帝園の力を扱うアムに通用しなかったのだ。シンの攻撃は相当に火力を上げてしまえば貫通した、彼女が何故記憶喪失かはわからないがもし、その力を満遍なく扱えたならシンですら勝つ事は困難になるだろう。<br /><br />シン（愛全って事は魅了の力が凄まじいって事？という事は最悪私も魅了されて無力化したところをって事もあり得る力なのか、普通に怖いし強いじゃない！勝敗つくわよ！全然強いし負けるわよ！本当ミール様も適当が過ぎる！）<br /><br />シンはアムに謝罪をしたうえでミールが出した指示の話をした。<br /><br />アム「私が【愛全の究極系】として選ばれた女帝？素質あるのでしょうか？」<br /><br />シン「あの私とほぼ互角にやりあえたんだから大丈夫よ、というか記憶喪失だったのに戦い方は覚えてたの？」<br /><br />アム「？いえ、どこからか声が聞こえて教えてくれました、そして身を委ねたら自然と戦っていました、不思議な体験でした・・・」<br /><br />シン「不思議な体験でした・・・じゃないわよ・・・」<br /><br />多分その声がカルの人格に一枚噛んでいるんだろうとシンは考える。<br /><br />シン「準備が出来たら叡天の羅針盤にいらっしゃい、移動方法は・・・多分願えば勝手にどうにかなると思うわ」<br /><br />シン（どうせ帝園が彼女を守ってすべての事をやってくれるでしょ、はあ、凄い規格外が混じって来ちゃったなぁ、どうしよう、また私のメンツが・・・）<br /><br />シンはそう思いながらその場を去る。<br /><br />]]>
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<title>No.202　第四期の女帝達　episode1</title>
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<description>今ここで4名の女性が新たな女帝として君臨しようとしていた。絆結の究極系　ユイ　【朧（ろう）】厭悪の究極系　エル　【黎（れい）】涅槃の究極系　ハル　【桜（よう）】愛全の究極系　アム　【銅（どう）】ユイは第四の園　天使族で元所属は神園帝使の序列7位、勝利属性の...</description>
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<dc:date>2026-05-04T17:33:08+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[今ここで4名の女性が新たな女帝として君臨しようとしていた。<br /><br />絆結の究極系　ユイ　【朧（ろう）】<br />厭悪の究極系　エル　【黎（れい）】<br />涅槃の究極系　ハル　【桜（よう）】<br />愛全の究極系　アム　【銅（どう）】<br /><br />ユイは第四の園　天使族で元所属は神園帝使の序列7位、勝利属性の天使王として玉座に座っていた。<br />ユイの力、勝利属性の天使が持つ能力は勝つ事が全て、そのため戦闘寄りの能力になりやすい傾向にあった、その中でユイネルの能力は全ての力を一つにして戦う、もしくは集めた能力を他の子に分配してしまう能力にあったため、ある意味集団の力を彼女一人で全て補ってしまう、そのため勝利の天使王として君臨していた。<br /><br />経歴に問題なく立派な女帝だ。<br /><br />エルは第十二の園　邪人族で元所属は最高重罪人として最深部の牢獄に捕らわれていた。<br />理由は邪人族の肌は褐色であるのが普通だがエルは白色、そして邪人族は漏れなく主パトや月花、パト寄りの人間達を嫌う傾向にあるがエルはその逆でパト達に強い好感を抱いていたため即処刑を言い渡されたが物理攻撃が一切通用しないエルを誰も殺せなかった、むしろ増大な悪意で一時的に帝園順位30位以内の実力を発揮した事でその場に居た邪人族全員を一掃した経歴があり、その結果誰も殺せないという事で監獄内に捕らわれていた。<br /><br />経歴に問題ない実績を持っていた。<br /><br />ハルは第七の園　聖人族で元所属は禁忌として扱われていたため、園内では腫物として扱われていた。<br /><br />ハルは技術の究極系テルの姉に当たる存在で第七の園内で多くの実績を残し続けたテルに比べてハルは逆に多くの実績を奪い続けて来た。<br />それは彼女自身が望んだものではなく、彼女の特性がそうされたものだった。<br />彼女の周りには生も死も存在しない、彼女しか存在しない、してはならない、そのような独特な領域が存在する、つまり彼女が存在ある物に触れると消滅してしまうのだ。例外として遺伝子の繋がりがあるテルは例外として触れる事が出来たが、テルの能力は例外ではなかったため絶縁している。<br />ハル自身は消極的な性格のため誰も近寄って来ない事をむしろ好都合と考えていたため、今まで問題なく過ごしていた。<br /><br />知名度とその評価は問題なく女帝の実績だった。<br /><br />アムは第二の園で偶然発見された謎だらけの存在だった。<br /><br />アムに記憶はなく、記録もなく、ミールが見る事で明らかになる情報全てが何もない、帝園の順位も表示されない、異質な存在だった。<br /><br />ここで何も持たないアムに実績を与えたのはミールだった。<br />彼女はアムに対して殺す勢いで密に攻撃を与え続けた、ミール自身に殺意はなかったが、ミールの範囲外に位置する彼女がどれほどの力量を持つのか不明だったため、それなりに遠慮せずに攻撃を行った。<br /><br />結果だけ言えば全て無傷、アムが何かをしたわけではなく世界そのものが時空を歪めミールの攻撃を拒んだのだ。<br />そこから何をしてもアムに攻撃は届かなかった、あと観察して気付いたのだがアムが例えば水を求めた時、水が自らアムの口元まで近づいてアムの体内に入って行った。<br />食料を求めた時には近くの生物が果物をアムに届けてくれた、果物だけでは身体に悪いと考えたのか、焼けた肉等の食糧が偶然アムの前に現れたりもした。<br />ミールはこの現象を見て【今だ正体を現していない御神体ではないか】と考え保護する形で女帝に任命した。アムという名もミールが決めた。<br /><br />彼女はミールを認めさせる事で女帝となった。<br /><br />・・・・・・<br />ミール「今回私が選抜した女帝はこの4人かな、どう？結構凄いのが集まったと思わない？」<br /><br />シン「確かに経歴は問題ありませんが、戦闘面での実績が少ない子が多過ぎませんか？」<br /><br />シンはミールからの言葉で質問を投げかける。<br /><br />シン「本来第二の園に所属する女帝は強くて当然、何かに突出しているだけの曲芸師を集めているわけではありません、強さあってこそです、欲を言えば一人で園全体を壊滅するだけの力は欲しいんです。」<br /><br />ミール「それが出来るのはネル、ベル、シンまででしょ、いやフラも出来るか・・・ノラもギリギリかな～」<br /><br />シン「別に最難関である五光帝連合（第一園から第五園までの園）の園を単独で壊滅とは言いません、例えば第十二園を最低でも一人で壊滅出来るだけの実力は最低限持っていて欲しいと思うのです。<br /><br />ミール「ならエルはクリアしてるね、事実壊滅まで追い込んで結果封印されていたような子だからさ」<br /><br />シン「エルは第四期ではありますが候補自体で言えば第二期のメンバーと同時期です、彼女は私自身も認めてます、だから第三期のメンバーを決める時に最も警戒していました。今回だって反対寄りですが主様も厭悪の扱い方を学ばなければいけない年頃、過保護にし続けるのもいけないと私なりに判断した結果、受け入れる事にしたまでです。」<br /><br />ミール「じゃあ誰が気に入らないの？」<br /><br />ミールはまたシンの面倒臭い所が始まったと溜息交じりで肘をついて話しを聞く。<br /><br />シン「ハルとアム、この2名の実績は納得できません」<br /><br />ミール「ユイは納得してるんだ？」<br /><br />シン「ユイエルの実績は本物ですから、帝園内で園外との戦争は基本禁止ですが彼女が単独で戦場に行けば第七園くらいは平気で吹きとばしますよ、それだけの事をしてくれるだろうという信頼があります、だからこそ今回の第四期の首席として私が認めました、元々天使王としての実績もありますから統率も出来るでしょうしね」<br /><br />シンは真面目な顔で話を続ける。<br /><br />シン「エルも同様、実績が証明されているのでいいです、ですが他2名は別、何も実績がないじゃないですか」<br /><br />ミール「う～ん、まあそれなりの実績と地位があれば納得してくれはするだろうけど・・・どうしてもっていうならシン本人で試してみる？結構キツイかもよ？」<br /><br />シンはミールにそう言われて、実際に確かめるにはそうするしかないかと納得し、ミールの質問に答えた。<br /><br />シン「そうですね、ここで私が文句を言っても仕方ないですね、私が直接二人を審査します」<br /><br />シンはそう言うとミールの居る場所から離れた。<br /><br />ミールは少し笑いながらシンを見届ける。<br /><br />ミール「ハルとアムの順位は【なし】順位という指標に当てはまらない分野の子達相手にどう立ち向かうつもりなのかな、シンは」<br /><br />・・・・・・<br />シンはまずハルの元に向った。<br /><br />ハルは第七園の禁断の地、【終わらぬ大地】に向った。<br /><br />シン「第七園の禁断の地【終わらぬ大地】ここでは全ての現象に変化が起きない、外部から新たな生命が立ち入ることもない、全てがこの空間だけで完結していると言われている場所、名前だけは知っていたけどここに住人が居るなんて知らなかったわ」<br /><br />【終わらぬ大地】では食料となる植物や生物が存在するが食べる事が出来ない、実を取ろうとしてもまったく身動き一つしない、生物を殺そうとしてもその生物に攻撃が一切届かない、刃を立てようとしても生物にも、突き立てた刃にも何も起こらない【死ぬことも生きる事も出来ない】現状維持だけが続く空間だった。<br /><br />シン（ここでは空気も止まっている、私の中に入る事も無ければ出ていく事もない、存在はするけどまったく活動しない、言わば数値だけはまともな無重力空間のようなもの・・・頭がこんがらがるわね）<br /><br />シンは自身の能力でその空間に立ち入った。<br />物音一つ起こらない、音すらも生まれることも無ければ死ぬこともない。<br /><br />シン（例えば無理矢理音をこの空間内で作ったらその音はずっとこの空間で留まり続けて鳴り響き続けるのかしら、そして作り続けていけば最終的に容量オーバーを起こして・・・どうなるのかしら）<br /><br />試してみたいと考えていたが今回はそのような要件で来たわけではない。<br /><br />シンは大地を歩き続ける。それなりに歩き続けた先に異様な光景が広がっていた。<br />それは綺麗な桜の木達だった。<br /><br />シン「なにここ、今までとは違って嘘みたいに綺麗ね、ここまで綺麗なのが逆に歪に感じる程に・・・」<br /><br />ハル「誰ですか？」<br /><br />シンは声の方向に振り向く。<br /><br />そこには淡いピンク色の髪をした女の子が立っていた。<br /><br />ハル「ここにどんな要件でしょうか・・・」<br /><br />シン（この子がハル、涅槃の究極系としてミール様から選ばれた子、そう言えば順位を聞いていなかったわね）<br /><br />シン「私は第二園、最高責任者のシン・ハート。第二園がどんな所かくらいは流石の貴女も知ってるわよね？」<br /><br />ハル「はい、この帝園を統べる女帝達だけが住む園、私の妹も女帝に選ばれたと聞いています」<br /><br />シン「テルの事ね、絶縁していると聞いてたけどちゃんと情報は入れてるみたいね」<br /><br />ハル「はい、それで女帝の王様がこんなところに何の用でしょうか？私はただここで一人、過ごしているだけなのですが」<br /><br />シン「そうね、本来ならこんなところに足を運ぶことなんてしないわ、別に私観光が趣味ってわけでもないしね」<br /><br />シンは少し世間話をすると本題に入る。<br /><br />シン「貴女が第二園の女帝に選ばれたと言ったらどうする？」<br /><br />ハル「・・・私がですか？何もしていない、何も持たない私が女帝ですか？それに一体何の意味があるのですか？私にはわかりかねます、何を求めてるのですか？」<br /><br />ハルはただシンと出会った時のまま桜の木の下にある大きな石に座ったまま話を続けていた。<br />丁度その高さがシンを見下すにはちょうどいい高さだった。<br /><br />シン「それが私にもわからないの、決めたのは私じゃなくこの帝園の長、ミール様だからね、だから試しに来たの、私自らが納得しないとね、誰かが決めた事に不満を抱いたまま引き継がれるのは私としても納得できないし嫌いなの」<br /><br />シンはそう言いながら手元で作った能力が凝縮した刃をハルに投げつける。<br /><br />だがその攻撃はハルに一切届かなかった。<br />ハルに届く前に消滅したのだ。<br /><br />シン「能力・・・じゃないわね、体質、特性的なものかしら」<br /><br />シンは次に特性や体質等の恩恵を無効化する能力を付与し直して再度攻撃するために刃を生成し、ハルに攻撃を仕掛ける。<br /><br />シュン・・・・・・・<br /><br />だがそれでもハルには一切届かなかった。<br />能力がハルの所に届く前に消滅してしまったのだ。<br /><br />シン（なにこれ、特性でも恩恵でもない、あらゆる系統の能力を無効化する能力を付与して攻撃したのに・・・なんだこの力は）<br /><br />シンは動揺をしながらも次は近接へと攻撃手段を変更する。<br /><br />シュン、シュン、シュン、シュン。<br /><br />不思議な現象だった。<br /><br />シン（攻撃の威力が・・・死んでる、いや、失っている。どんな勢いのある攻撃も全て勢いがなくなって最終的には止まってしまう）<br /><br />シンの攻撃が一切通用しない、届かない。これは確かに不気味だと感じたシン。<br /><br />シン（これ、私が全力を出しても攻撃が届くのかしら、というかベルの守備もネルの攻撃もこの子の前で通用するのかしら・・・全てが無に返されてしまう、ウルとは全く違う系統の無）<br /><br />ハル「あの、満足していただけましたか？」<br /><br />シン「え、まあ、そうね、色々不思議ではあるけど・・・そうだ、貴女から私に攻撃してくれないかしら？出来れば本気で、それできっと納得できると思うわ」<br /><br />シンの想像が正しければ彼女の攻撃はシンに届かない、きっと彼女の力、涅槃とは不変の力であると考えていた。<br /><br />ハルはオーラで攻撃を放つが、その攻撃はシンに届かなかった。<br /><br />シン「やっぱり、今の本気なのね、だとすれば貴女は不変の天才なんだと思うわ、だから強さが存在しない、何故なら優劣を付けられないから、恐ろしいわね、倒す事も出来ないし倒される事も出来ないなんて、場合によっては矛盾を起こしそうな存在なのね」<br /><br />ハルはシンの言葉を耳に受け入れてはいるがまったく頭に入っていなかった。<br /><br />シン「無欲、不変、それが私達同様【絶対】の価値を持つ、久しぶりに見たわ、私達と同格の子、それはミール様も選ぶわけだわ、だけどどうやって叡天の羅針盤に来てもらおうかしら、色々貴女自身危険な存在よね？勝敗はつかないにしてもその無欲、不変を絶対に共用させてしまうんだから、困ったものだわ」<br /><br />シンは頭を悩ませる、この子はこの場から動かさない方がいい。<br /><br />今ここまでシンが歩いてきた道、その距離にして25キロ、その範囲内は全てハルのテリトリーだった。<br />空気が止まっている、音も止まっている、風も、生物も、全てが不変となり老いる事もなく死ぬこともなく、ただ静止している、生きている、ただそれだけの状態にさせられる。<br /><br />シン「ねえ、貴女が触ったものはどうなるのかだけ教えて」<br /><br />シンはお菓子を取り出し、ハルの近くまで投げる、先ほどと同じくそのお菓子は描いていた放物線が弱まりハルに届く事なく落ちてしまった。<br /><br />ハルはそのお菓子の元に足を運ばせ、触ろうとする、するとそのお菓子は見るも無残に砂のように散ってしまった。<br /><br />ハル「あ・・・まただ・・・」<br /><br />シン（確定だわ、この子は女帝にしておかないといけない、禁忌の意味がよくわかった。彼女の居る空間の範囲では輪廻が止まる、つまり生死が全て止まる、だけど彼女に触れた瞬間止まっていた輪廻が急激に回って破滅をもたらす、何も残らない、これが彼女の全て、多くの事が出来る私達と違ってこの子はこれしか出来ない、でもきっとそれだけで充分）<br /><br />シン「ハル、貴女は私が許可するまではここに居なさい、本来であれば全員を集めてってしたかったけど今回のメンバーは違う意味で曲者揃い、まともに集めてはいけないのかもしれないわ・・・だから私が許可するまではここから出る事を禁止します」<br /><br />ハル「つまりいつも通りってことか・・・」<br /><br />シンは（不気味な子・・・）と考えながらその場を後にする、シンですら能力が無ければハルの居る地に足を踏み入れる事が出来ない、その禁忌的存在を実感しながらもう一人の元に足を運ぶ。<br />]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29248248.html">
<title>No.201　メリアの闇Ⅱその後</title>
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<description>メリアはシスリットとの話を切り上げ、ファナの実験場に向った。・・・・・・メリア「シスリットに使命を伝えたわ」ファナ「そうか、同情するよ、女帝に言われたら断れないだろうにな」メリア「理解してましたよ、国が人質にされてる事・・・残念です。賢過ぎるのも問題です...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2026-01-10T03:15:03+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[メリアはシスリットとの話を切り上げ、ファナの実験場に向った。<br /><br />・・・・・・<br />メリア「シスリットに使命を伝えたわ」<br /><br />ファナ「そうか、同情するよ、女帝に言われたら断れないだろうにな」<br /><br />メリア「理解してましたよ、国が人質にされてる事・・・残念です。賢過ぎるのも問題ですね」<br /><br />ファナ「馬鹿言え、そこまでの知能があるから難しい使命を与えたんだろう、一体どんな話をして説得したんだ？」<br /><br />メリア「簡単な誘導です、タブーの話を出しただけです、【女性の妊娠】【いじめ】という簡単なお話です。」<br /><br />ファナ「それに的確な答えなんてあるのか？」<br /><br />メリア「【女性は子供を産め】ですか？これに関してはシンプルですよ、リスクを考えてしまっているのと責任があまりにも大きすぎるが故に子供を産むという選択がとれない、簡単な話ではないですからね、でもこれは倫理的に考えるから駄目なんです。賢い人程リスクを想定してしまい前に進めなくなる、ただここでいう賢い人は【力を持たない賢い人】です、己に力がなく、だけど半端に知識や教育を受けたおかげである程度の知能は手に入れた、その結果、子供が産めなくなったんです。」<br /><br />ファナ「まあ、私はエルフ族だから子孫繁栄にあまり興味がないからわからないが、そこまで変わるものなのか？」<br /><br />メリア「簡単な例えで言えば勉学を受けられない、常に平穏とは程遠い地、先ほどの話ならば人間は繁栄出来ないと思いませんか？何故なら平穏ではなく、戦争の地なら尚更子供なんて作ってる場合じゃないでしょうね、ですが子供は生まれます、子供を作れないと言っている国の住人よりも貧しい国でも多くの子供が生まれます、何故でしょうか？私はそこの民族が知性的ではなく本能的だからだと思っています、つまり本能的な民族程生物としての生き方に近いため子孫を残す事に対して多くの事を考えないのです、私やご主人が居た日本でも同じです、数百年前の戦時中、確かに人口はそこまで多く増えていません、ですがそこまで大きく減ってもいません、今よりも確実に荒れている時代なのに何故なのでしょうか？今は平和そのものなのに、何故子供が作れないのでしょうか？」<br /><br />ファナ「さあな、私には興味がないよ」<br /><br />メリア「そうですね、ここまで長く話しても無意味なので簡単にしましょう、いらないんですよ、知性なんて。権利だって必要ありません。極端な話になりますよ、だって塩梅の良い話なんて存在しないのですから。それは早計だ、浅はかだと誰もが思うでしょう、ですがそれが最も簡単な方法であり、単純なのです。」<br /><br />メリアは笑顔で近くの椅子に座り楽しそうに話を続ける。<br /><br />メリア「例えば強制的に子供を作る、なんてどうでしょう？きっと誰もが考えた簡単な方法だと思いませんか？誰かと誰かをパートナーにして子供を作らせる事を義務にすればいいとか、でも昔はそれはお見合いという文化であったんですよ、勿論自由恋愛もありましたが、歴史を辿れば政略結婚や家柄同士の結婚なんて当たり前にあった事ですよね？そしてそれは60年前、70年前という比較的新しい時代までお見合いや親同士の許嫁という言葉があるくらいには文化的な半強制的な結婚と子孫を残す行為が行われていたんです」<br /><br />メリア「ならば何故今は？自由にさせ過ぎてる、権利を与えすぎてる、役割を与えすぎてる、簡単にまとめればここですかね、自由とは便利な言葉です、ですが悪い意味で言えば自己判断にゆだね、放置する、自分でなんとかしろ、と面倒を見る事を放置しているとも言えますね、つまり昔自力でパートナーを探せなかった人でも親や周りの力でなんとか結婚出来ていたのが、その補助すらもなくなったのが今ですかね、昔に比べてではなく、文化が変わった結果とも言えます。」<br /><br />メリア「次に権利を与えすぎてる、これは男性としての権利、女性としての権利の話ですかね、差別的な発言になりますが、どちらにもメリットデメリットが存在するのです、私的には男女平等は当然であると考えます、個人的には男は根絶やしにしたいですが、それではあまりにも無慈悲ですからね。ですが子供を作るとなると女性側にデメリットが多いんです、嫌でしょ、多くのリスクを抱えるなんて、余程子供が好きなら良いですが、妊娠すれば妊娠に苦しみ、子供を産めば自分ではなく子供を優先にした人生を送らなければならない、自分が主人公という世界を捨てなければならない、女性は多くの事を捨てなければならないんです、権利が多い程そのデメリットは多いと私は考えます、ですがもし権利が少なければ？【昔のように女性は男性に尽くし、子供を産み、家を支え、子供を育て、旦那を支える】これだけが女性の役割だと割り切った人生を生まれてからずっと言われ続けた時、女性はどう考えるでしょうか？」<br /><br />ファナ「一種の洗脳というわけか、お前は子孫を残すために生まれた存在だ、それが出来ない欠陥品は生きる価値がない、そう思わせれば勝ちという事だな」<br /><br />メリア「正解です、単純な洗脳程簡単に出来ます、今は昔と違って価値観も違います、女性一人一人が活躍出来る社会、素晴らしいです、ですが結果的にそれが子孫を残すという最も大きなリスクを追う事から遠ざけた結果・・・と言わざるを得ないのではないでしょうかね」<br /><br />ファナ「憶測としか言えないがな、答えは果たしてどうか」<br /><br />メリア「興味はありませんよ、勿論こんなどうでもいい事に結論を出す事もありません、他所の話です。ですが【子供を産むのは自由】と言ってる限り将来性はないでしょうね」<br /><br />ファナ「私も女帝も女だ、冷たすぎるんじゃないか？」<br /><br />メリア「私はずっと簡単ですからね、ご主人の従属神達はご主人の遺伝子を貰い、子孫を繁栄させなさいと、それ以外の劣等遺伝子は無駄だと、だからこそのこの帝国ですから」<br /><br />ファナ「私もいずれは帝王の子種を頂けるのか、光栄だね」<br /><br />メリア「ええ、光栄に思いなさい、貴女のような人でも慈悲を与えるのが私ですからね」<br /><br />ファナ「嫌味をどうも、それでイジメの方はどうなんだ？」<br /><br />ファナはメリアが喋り続けるため実験に集中出来ないと考え、作業の手を止め、休憩に入る。<br /><br />メリア「イジメ？ああ【いじめられる側にも問題がある】ですか？それに関しては結構喋ったつもりですが、私情を挟むとなればイジメなんてあって当たり前なんですよ、何故なら生き物は常に優劣を決める生き物ですから」<br /><br />メリアはファナから渡された紅茶を受け取り、「ありがとうございます」と一言言うと口に含む。<br /><br />メリア「例えば-10～+10の20段階評価で、0が標準、マイナスが非友好的、プラスが友好的でいきましょうか、組織の中で無難に過ごせるのは-5～+5の人だけです、ですがその枠を超えれば異常者、異端者扱いになる、それはわかりますか？」<br /><br />ファナ「ああ、私がその異端者だからね」<br /><br />メリア「例えば【喋らない人】【空気を読まずにうるさい人】真逆の人間であれど関わりたくないという共通点があります。後は普通という枠から離れた存在、【圧倒的に落ちこぼれている人】と【圧倒的に優秀な人】、これらも真逆でありながらも疎まれる存在です。これらの人間はヘイトを受けやすくイジメの対象になりやすい。もちろん加害者が普通の人間に対して因縁があるからイジメるというパターンもありますが、基本的に集団的にイジメに会いやすいのはこの普通という枠から離れた人間です。」<br /><br />ファナ「自信があるんだな」<br /><br />メリア「実際にやらなくても想定すればいいんです、自分が加害者になるなら、絶対に誰かを虐めなければならない時、誰を選ぶか？その時に普通に人を選べば周りから反感を喰らい自分の立場を下げてしまうリスクを追います、それに良心が少しでもあれば普通の人に対して暴行を働こうとは私でも考えません。無差別に誰でも良かったって人が居ますがそれは除外です。そんな思考放棄した人まで考慮していたらなにも結果を生み出せません」<br /><br />メリア「逆に私が被害者なら。加害者が居てその人から目を付けられないようにするためにはどうすればいいか、私が凡人なら加害者とは一定の関係を持ちつつ関わらずに過ごします。何故なら先ほどの20段階評価は集団評価の他に加害者の自己評価もあるからです。ここで大事なのは加害者の中で【普通】と判断される事です。ここで極端に加害者が嫌いだから関わらないとなれば加害者が私をターゲットにするリスクが高まります。だからと言って過剰に関わりを持てば被害者にならないにしても加害者側になる可能性が高いです。【お前もあいつを虐めろ、仲良いんだから出来るよな？】と一種の圧力を賭けられます、断れば一気に悪印象に陥ります、ですが一緒に虐めれば加害者です、ですが加害者からは気に居られ間違いなく虐められることはないでしょう。」<br /><br />ファナ「面倒臭い話だな、つまりはバランスを見誤らない事が大事だって言いたいのか？」<br /><br />メリア「そうです、どんなに【イジメはダメだ】と言っても無くならないのは多くの要因と原因が生まれるからです。学校で例えましょう、クラスでイジメがあった、先ほど話した被害者側と加害者側が居ます。イジメは関わりたくない人達、ここでは他のクラスメイトも【被害者候補】と言っていいでしょう、となれば私が想定した動きになります。一定の距離感を保つ者、関わらない者、過剰に関わり一緒に加害者側になる者、どの立場でもこの均衡が崩れる事でリスクがあります。」<br /><br />ファナ「リスクね、それがさっき言っていた弱者強者か？」<br /><br />メリア「そうですね、生き物は優劣を決めるものです、優位に居た人間が転落した時、今まで優位に居た者に手も足も出なかった弱者が優位に居た人を攻撃します。そこでお前は下だと、自分達よりも上に居るのが憎い、上がって来るなと・・・徹底的に潰そうとします。ですがそれが生き物なんですよ。」<br /><br />メリア「私はご主人に誘われてネットというものを使いましたがあの世界は好きです。人の貪欲なものがよく見えます。」<br /><br />メリアはまるで楽しい出来事があったかのように目を輝かせながら語る。<br /><br />メリア「人はまず当事者じゃなければ納得しろと同調するくせに、いざ自分が当事者になれば納得できないとわめきます。この例えで言えば新聞とネット記事の文化ですね、ネット記事の文化が栄えたら新聞という文化が廃れました。勿論新聞関係者は納得できない所があるでしょう、ペーパーレスなんてと思いますが時代の流れには逆らえない、周りから紙の無駄遣いをするな、やり方が古いと無理矢理納得させようとしましたね」<br /><br />メリア「ですが、ＡＩ技術が発展した時に多くの作品がＡＩで賄えるとなった時、その作品を作る人達が納得できない、と問題になりました、そのＡＩは作品を読み込ませ、学習させる事で作るというもので結果的に今まで居た作品を作る人の技術が無断で奪われたという結果になりました。ですがこれ、構図は似てませんか？勿論私も酷いと思う部分はあります、ですがＡＩ技術の発展は今後多くの方が望む技術となるでしょう、それが正式な手順か否かは別としてＡＩ技術で自分達の立場が危うくなれば騒ぎましたよね？ですがその人達は新聞のネット化、ペーパーレス化に異議を唱えたかという話なのです。むしろいい話であり、ネット化の方が便利だから新聞は有料だし場所を取るしで要らないと切り捨てた人も居たのではないでしょうか？」<br /><br />ファナ「日本の文化は知らないが、技術が発展すれば以前の技術者に価値が無くなるというのはよくある話だ、仕方ないと言えばそれまでだがな」<br /><br />メリア「そうですね、ですがそれをネットは簡単に見る事が出来ます、先ほどのイジメもそうです、【イジメはダメ、だけどイジメるに値する理由があればイジメてもいい】という謎の理論で人は他人を叩き、炎上させ、人を壊します。行き過ぎた正義感という最も悪に近い感情ですね。」<br /><br />ファナ「本末転倒だな、それでよくもまあ【いじめはダメ】と言ったものだ・・・そうか、それはさっきのイジメの被害者、被害者候補、加害者に話に繋がるのか、炎上させられた被害者、炎上させた加害者、そしてそれを黙って距離感をとって様子を見る第三者（被害者候補）・・・面白いな」<br /><br />メリア「ええ、しかもこの炎上、自身で起こすパターンを誰かが火をつけて炎上させるパターンがあるんです、というかほとんどは誰かが火をつけて炎上させるパターンですね、リークと言って裏の情報を無断でバラす事で本来表に出てこなかった問題を敢えて表に出して燃やし、全員でイジメの対象を作りイジメる。それが今のネット環境です。凄いですよね、ここまで来ると何を言っても無意味、一人の言葉とはどこまでも無力なのだと思い知らされますよ」<br /><br />ファナ「想像出来るな、おおよそ、どんなに弁明しても聞く耳を持たない、証拠がない、もしくは出せもしない証拠を求める事で結果弁明しきれない、と言ったところか、魔女狩りみたいなものだな、【お前は魔女か？】に対してどれだけ否定しても否定を確定する証拠不十分のため疑わしきは罰すると言わんばかりに処刑を行う。たとえ無実であれど集団に言葉は通じずと・・・」<br /><br />メリア「ええ、これは誘導、洗脳に近いものを感じますよね、しかもその殆どが第三者にとってどうでもいい事なんです、内輪揉め、浮気、不倫、不貞、密会、当事者の問題なのに何故か第三者が喚き散らすんです、しかもそれだけ怒ったにも関わらず一ヵ月もすれば忘れるんです、次の炎上にまた怒っているんです、面白いでしょ？この第三者はいったい何がしたいんでしょうね？自身よりも弱者であると判断した者を攻撃する事で自身が強者であると錯覚したいのでしょうかね・・・哀れなものです」<br /><br />メリアは語りながらも紅茶を飲み干した。<br /><br />メリア「色々楽しかったですよ。実験の邪魔をしてすみません、実験体の数は足りてますか？」<br /><br />ファナ「そろそろ補充して欲しい所だな」<br /><br />メリア「わかりました、では専攻部隊に私の【帝国情報暗部部隊】の隊員を混ぜて拉致しておきますね、大事に扱ってくださいよ、出来る限り従属神や配下神は使いたくないのでね」<br /><br />ファナ「わかっている、では頼んだぞ」<br /><br />メリア「はぁ～、本当心理って楽しい、洗脳誘導、依存、私が得意とする分野ですからね、しっかり生かして見せますよ」<br /><br />メリアは暗い廊下の暗闇に姿を消した。]]>
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<title>No.199　ユミルの価値観</title>
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<description>雪花は自分の世界に入るのが億劫だった。理由は明確で雪花の世界王、ユミルの会話が長いそれに尽きるからだ。雪花「自分を強くするためには零園を有効活用しないといけないのは充分理解しているんだけど、やっぱり面倒臭いのよね、ユミルが話しかけてこないなら楽なんだけど...</description>
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<dc:date>2025-12-21T14:07:43+09:00</dc:date>
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<content:encoded><![CDATA[雪花は自分の世界に入るのが億劫だった。<br /><br />理由は明確で雪花の世界王、ユミルの会話が長いそれに尽きるからだ。<br /><br />雪花「自分を強くするためには零園を有効活用しないといけないのは充分理解しているんだけど、やっぱり面倒臭いのよね、ユミルが話しかけてこないなら楽なんだけど・・・はぁ」<br /><br />雪花はそう言いながらも自分の世界に入る。<br /><br />・・・・・・<br />ユミル「あら雪花様、今日は何処の色を塗るのですか？殆ど間違った価値観で埋め尽くしているので独裁の力がドンドン上がっていってますね、私としては凄く良いと思います、このまま独裁の道を歩んでいけばきっと貴女はもっと強くなれる、さあ今日も塗りましょう！いえ！全てを雪花様の色に染め上げてしまいましょう！私はそれを求めてる！誰かが決めた法を辿っても何も面白くない！むしろ誰かが作った法に従っている以上作った人以上の存在になれない！そんなの屈辱的！！私達はそれではいけない！私達は常に道なき道に自分の道だとマーキングしながら進まないといけないのです！誰かが開拓した道なんて無価値！！」<br /><br />雪花が入って来たとたん、雪花を出迎えたユミルの長い話が始まった。<br /><br />雪花は相手にせずに自分の空間で最も認識している【実家】の色塗りを続けていた。<br /><br />雪花（確かここの色は・・・材質は・・・私の感覚では・・・）<br /><br />雪花はまずはと自分の自室の色を当てはめていった。<br /><br />独裁の力は強い、きっと独裁を極めれば極端に強くなれるだろう、だがそれを極める程仲間という存在が邪魔になる。<br /><br />仲間の邪魔をし、仲間が邪魔になる、それは今の自分にとっては大問題、帝国の仕事は基本自分よりも格上相手が通常、自分だけで勝てる相手なんて多くない、いつも部隊の隊員達に助けられているのが現実である。<br /><br />そんな雪花が自分一人で戦う道を今選んでも自分を追い込むだけだと考えていた。<br /><br />雪花（まずは周りに適応する力を身に着けるんだ、誰かのレールに収まらないと私は一人で戦う力を身に付けられない・・・今はその時ではないのだから）<br /><br />雪花の手が触れている場所から色がついていく、雪花のイメージ通り、鮮明に現実での自室を再現されていた。<br /><br />それを少し離れた所から眺めているユミル。<br /><br />ユミル「適応を選ぶんだね、でもそれも雪花様の選んだ道、無価値は時に価値を生み出すための養分になり得るってことかな、そうだよね、創作だって多くの作品に触れてセオリーを知ってやっと自作創作ってなるもんね、研究するためには結局誰かの作った道を見ておかないと綺麗な道は自分では作れない、歪なものになる・・・歴史に学べとはよく言った物だよ、流石は雪花様だね」<br /><br />雪花（さっきと言ってる事逆じゃない、でも事実そう、歴史に学ぶ、先人達の成果を見て新たな構想を得る、普段皆が使っている道路だって、それが【綺麗な道路】というお手本を常に見ているから誰でも見た目だけなら綺麗な道路を再現できる、それは日頃からお手本を見ているから、でも私は建設の人から聞いたことがある、道路のは見た目以上に難しい構造をしている、目に見えているアスファルト、だけどその表面に辿り着くまでの間に多くの材質の土が入っては何度も転圧して押し固める、しかもそれだって適当じゃない、決まった深さに合わせてだ、そうやって強度を得たうえで【綺麗な道路】は完成される、道路のアスファルトだって配合が決まってるけど見ただけじゃ絶対に分からないように、知らなければ【完全な再現】なんて不可能、だからこそ誰かから学ぶことは絶対に怠ってはならない）<br /><br />雪花は自室の一部に色を塗り終えると移動を始める。<br /><br />・・・・・・<br />実家のリビングに置いてあるテレビの電源を入れる、するとそこには数字が表示される。<br /><br />第零都市　染色率　99％　正0.2％　歪0.8％<br /><br />雪花「まあ、0.2でも正解があっただけマシか、それにしても本当シビアな世界ね、どこまで細かく判断してくるのよ」<br /><br />雪花は確認し終えるとテレビを消す、そしてユミルに話しかける。<br /><br />雪花「ねえ、第零都市って書いてるけどまだここ以外に場所があるの？」<br /><br />ユミル「勿論ですとも、ここは雪花様の原点だからこそ第零都市、そして私はこの第零都市の王、<br />ユミル・ゼロです」<br /><br />雪花「他の都市にも行ってみたいんだけどどうやったらいけるの？」<br /><br />ユミル「他の都市に顔を出すのですか、それはそれは、ではどの都市に行きますか？今の所第壱都市が解放されてますね、そちらの王、ユミル・バースにコンタクトをとってこちらの都市とあちらの都市を繋ぐ必要があります」<br /><br />雪花はユミルの言葉から聞きなれない言葉を聞いた、それに対してユミルに質問する。<br /><br />雪花「ユミル・バース？貴女とは違うユミルが存在するってこと？」<br /><br />ユミル「勿論、私は所詮この都市の王に過ぎませんので、もっと言いますとこの零園の世界王は私達であって私達ではない、本来のユミルが世界王となります、難しいですよね？意味が理解出来ないですよね？そうですね～～、ならこう例えるのはどうでしょう！」<br /><br />ユミルはさっき雪花が消したテレビを付ける。<br /><br />ユミル「もし雪花様が主パトと出会わなかった世界線があったなら・・・そしてその世界線の雪花様が18歳を迎えた時、どんな雪花様なんでしょうかね？」<br /><br />雪花「それは・・・きっと落ちこぼれのままだったでしょうね、普通に高校を卒業して大学か専門学校に入って、って所かしら」<br /><br />ユミル「うんうん、そのもしもの世界線の雪花が言わば私達みたいなもの！つまりは原点となるユミルのあらゆる可能性から生まれたユミル、それが私達、私の場合はこの第零都市の王として生きていくと決めた世界線のユミルってところかな、でも第壱都市のユミルは環境も考え方も違う人生を歩んだ別世界線のユミル、だから同じユミルって名前でも全然別人、見た目も全然違うしね」<br /><br />雪花「そ、そうなんだ・・・それはちょっと安心かも、第壱都市のユミルも貴女みたいにおしゃべり好きだったらどうしようかと思ったわ」<br /><br />ユミル「ちなみにこの第零都市では雪花が一番大事だと感じていた双子の妹四季桜花がモデルとなった、だけど第壱都市ではその環境で最も大事だと感じている存在の姿でユミルは存在する、勿論変わればイメチェンしてその姿に変えるかもだけど・・・まあそれは気にしても仕方ない事だね！」<br /><br />雪花「いい加減家族を使われるのは辞めて欲しいんだけどね、十中八九月花お姉ちゃんの見た目してそうじゃない」<br /><br />雪花はため息をついた、だがユミルはそれを否定した。<br /><br />ユミル「月花とパト様はダメ、その二人の真似すると色々圧力を受けちゃう、ぶっちゃけどの世界でもパト様の姿で全部通用する話なんだけどそれをしたら万園から圧力が掛かっちゃって・・・月花に関しては帝園から圧力が掛かっちゃうんだよね、あそこの世界王は敵に回したくないからさ・・・帝園と零園は一切繋がりがないけど、私がその世界の主を模倣してしまえば干渉出来てしまう、干渉するのはいいけど格上相手の世界や世界王が居たらもう大変、だからあの二人の姿で出て来る事は絶対にないね」<br /><br />雪花「理由がちょっと小物臭いんじゃない？」<br /><br />ユミル「独裁だって触れてはいけない禁忌は存在するって事だよ、簡単な話で自分の考えを押し付けるとなれば必ず喧嘩になるよね、勿論弱ければ力で簡単にねじ伏せられるけど強いとそうはいかない、むしろ負けを認めてしまえば色々と独裁に亀裂が入っちゃう、この独裁で最もやってはいけないのが負けを認めない事、自身の独裁が一番である事を常に信じないといけないってことなんだよ」<br /><br />雪花「ふ～ん、それは参考にしておくわ、それで第壱都市のユミルとは連絡は取れたの？」<br /><br />ユミル「問題ないですよ、むしろ相手も凄く喜んでいます、向かいます？」<br /><br />雪花「ええ、お願いするわ」<br /><br />雪花がそういうとユミルの手が光だし、手を祈るように合わせる、そしてユミルが「私の光に触れて」と言うと雪花はユミルの光に触れる、するとその光が雪花を包み込み、あまりの眩しさに雪花は目を瞑ってしまった。<br /><br />・・・・・・<br />雪花はまぶた越しから光が弱まった事を確認して目をゆっくりあける。<br /><br />そこは帝国、雪花の自室だった。<br /><br />雪花「第壱都市は帝国なのね、関わりが深い土地が都市として選ばれるって事なのね、でも月花お姉ちゃんじゃないとすると誰が・・・」<br /><br />バース「雪花様♪いらっしゃいませ♪」<br /><br />雪花はおどろきを隠せなかった。<br /><br />ユミル・バース、その姿はなんと天野江　奏星だったのだ。<br /><br />雪花「奏星さん？！私奏星さんが帝国内で一番大事だと思ってたの？！」<br /><br />雪花は動揺する、あの問題児筆頭で常に迷惑を掛けて来るあの天野江奏星が一番大事だと考えている自分に。<br /><br />バース「雪花様はこの姿の子の事を一番気に掛けていましたからね！後は私の好みです♪だって可愛いじゃないですか～♪」<br /><br />ユミル・バースは照れながら顔を隠す、ハッキリ言って第零都市のユミルとは大違いだった。<br />愛着が湧く雰囲気があった。<br /><br />バース「この第壱都市は帝国、範囲としましては帝国城下町にエウレカ城内がエリアとなっています、第二の故郷としてぜひ色を塗って行ってください！私は勿論雪花様のアシストをしていきますよ！」<br /><br />雪花（帝国か・・・まだ日本ならわかるけど帝国が使っている材質とか全然理解出来ないわよ、色はまだシンプルだけど・・・う～～ん、まだ簡単なのかな？）<br /><br />バース「あ！一つ伝えていない事がありますのでぜひ聞いてください、お時間は取らせません」<br /><br />雪花「どうぞ、結構重要な事だったりするのかしら？」<br /><br />バース「恐らく第零都市ではこう聞かされてなかったですか？独裁の力を高めるためにと」<br /><br />雪花「ええ、私はそう聞いて色を塗っていたわ」<br /><br />バース「色を塗るまでは一緒なのですが、ここの場合独裁の力は高まりません、ここでは【壊滅の力】が高まります、要は色を外せば外す程現実を壊滅させる、そして壊滅の力が強まるという概念ですね」<br /><br />雪花「独裁の力とは無関係？でも壊滅の力って何？それも原始支配なの？」<br /><br />バース「そうですね～、ちょっと違いますね、独裁はあくまで雪花様の原始支配の力を高めるための力です、ここの壊滅支配は雪花様が持つ原始支配とは別の能力を強化するための世界です」<br /><br />雪花「原始支配以外の能力？私原始支配以外ちゃんと使った事ないわよ、何が解放されたのよ」<br /><br />バース「壊滅支配ですね、壊す事に特化した破壊神的な力です！どこまでも雪花様武力に長けた方ですからね！きっとこれからも武力に貢献出来る力を得ていくでしょう！」<br /><br />雪花「物騒な能力ね、でも戦闘センスで評価されている私からすれば良い報告って所なのかしらね、それで例えば色を塗って・・・どうなるの？正しいパターンと間違っているパターンでどう変わるの？」<br /><br />バース「正しいと壊滅の力ではなく修復の力が高まります、壊滅と聞けば壊す事ばかり意識が向きますが、壊すのは物だけではなく原理も常識も全てですから、すなわち【普通はこれで壊れるけど、その常識を壊す事で壊すという動作で治す事も可能】という現象が起きるのです、壊れるのは眼に見える物だけに限らずって事ですね！」<br /><br />雪花「それで間違えれば文字通り壊滅の力が高まって見境なく壊すって事か・・・第零都市の時もそうだけどどっちに転んでもメリットがあるわね、これって両方50％にした方が両方扱えるから凄くバランスがいいんじゃないの？」<br /><br />雪花が思いつき、そのまま口にするがバースは首を横に振った。<br /><br />バース「それももちろんバランスがあっていいですが・・・正直器用貧乏といっていいレベルです、もう一ついいますともしこの都市全ての色を塗り終えると能力が進化します、聞いたことありませんか？4文字能力、それらに進化しますが・・・もし器用貧乏だと半端な能力で覚醒するでしょうね、もちろん気に入らなければ全てリセットして1から塗り直せば再度作り直す事は可能ですが、面倒ではないですか？」<br /><br />雪花「一度確定すると塗り直しは出来ないの？」<br /><br />バース「はい、確定しますともう色に関しては干渉出来ません、世界がその色に適応していまうのです、ですから色は偏っている方がいいですね、7：3の割合でもいいですし、偏っている方が扱いやすいですね、私の感覚の話になりますけどね」<br /><br />バースは一通り説明し終えると頭を深く下げる。<br /><br />雪花（このユミルは凄く礼儀正しいわね、変な圧が無い分マシかも・・・）<br /><br />雪花はユミル・バースに対して警戒心を少し解いた、だがその時だった。<br /><br />バース「雪花様の身の回りは私にお任せください、疲れたならマッサージをします、怪我をしたなら治療もしましょう、もしその・・・性欲が溜まれば私が相手になりましょう///私も乙女ですが・・・頑張りますね！」<br /><br />雪花（毎度思うけどなんで世界王とか従属って性行為までがデフォルトで考えてるのかしら、あれかしら私達は性的な事は閉鎖的だけど野性的な種族はむしろオープンだって聞いたことがある、それに近いのかしら、まあ確かに生物が生きていく生理現象の一つではあるから・・・）<br /><br />雪花はバースの言葉に対して頷きながらも頭を悩ませる。<br /><br />・・・・・・<br />雪花「本当広いわね・・・第零都市の比じゃないわよこれ・・・」<br /><br />バース「元々色を塗る時は一気にです！一部屋とかではなく一定のエリアを一気に染めてしまえば移動する手間が省けますよ」<br /><br />雪花は「それが出来るなら苦労しないわよ」と思いながらもバースの話を聞く。<br /><br />雪花「そういえばこの世界って世界の住人は居ないの？」<br /><br />この世界は風景だけで生物が生息していない。<br /><br />バース「人ですか？必要ですか？私は貴女が一番大事に考えている人の姿になっているのはせめてものってやつですよ？」<br /><br />雪花「一番以外は価値が無いって言いたいの？」<br /><br />雪花は少しムッとしたような顔でバースに聞く。<br /><br />バース「自身に関わりある人達全員を守るなんて無理な話ですよ、それに貴女には向いてません、例えばこの世界の住人を生み出して仲の良い子が出来たとしましょう、それが他の従属に殺された場合、その従属をどうしますか？殺しますか？ですが権利はあるはずです、雪花様に好かれているというだけで雪花様から粛清を会うのは理不尽ではないですか？」<br /><br />雪花「それはそうだけど・・・でも殺人は禁止ってルールにすればいいじゃない」<br /><br />バース「それは名案ですね、では無能な人達が溢れかえりますね、では互いに干渉する事も禁止ですか？」<br /><br />雪花「なんで？そこまで禁止なんてしないわよ」<br /><br />バース「人を殺すのが直接的な殺人だけだと思ってます？人は心を殺すために言葉も使えます、人間関係だって使えますし、状況を使う事も出来ます、そんな目に見えないものまで管理する事が雪花様には可能ですか？しかも人が増えればその人達の色も塗らないといけません」<br /><br />バースは今まで笑顔で語っていたが冷たく、そして鋭い眼光で雪花を睨む。<br /><br />バース「貴女、主パトの忠誠をこの世界の中なら無下にしてもいいって考えてる？相手を理解するには相手の心を理解しないといけない、質感を知るためには触れなくてはならない、じゃあどうやって触れるの？それは勿論性行為も含まれるわね、男性でも女性でも両生類でもいいですが、自分の力のために自分の身体をこの世界に捧げるような考えは捨てた方がよろしいかと」<br /><br />雪花は自分の考えが甘かった事に対して反省する。<br /><br />雪花「そこまで考えてなかっただけよ、そんなに怒らないでよ」<br /><br />バース「そうですね、私も感情的になりました、ですが私達がやらないのは面倒臭いという理由ではなく【そのやり方が最も雪花様に適している】と判断しているからです、貴女は複数人よりも一人で考える、一人で行動する方が楽だと考えるタイプですからそうしているだけです、ですがそれをすると暴走しがちになるので私達が貴女にとって最も大事な人の姿となって助言をするのです、それが私達ユミルとして考えです」<br /><br />雪花は再認識した、この世界は雪花に最も優しい世界なのだと、誰よりも雪花の事を考え理解して適応してくれる世界。<br /><br />雪花「なんかそう聞くとこの世界も悪くないって感じてしまうわね」<br /><br />バース「そうでしょう♪だから雪花様も気兼ねなくここに滞在するといいですよ、現実世界との時間が気になるなら私が止めておきます、そうすればこの世界で何日居ても現実世界では実質0です！」<br /><br />雪花は驚く。<br /><br />雪花「そんな事も出来るの？」<br /><br />バース「修行とかの手段では使えませんよ？この世界では能力は扱えませんし、力が増える事も減る事もありません、肉体は現状維持なので現実で怪我をしてこの世界に逃げても現実での怪我をそのままこの世界に来ることになりますし、治ることも痛みが治まる事もありません、言わばゲームでいうスタートボタンをして画面停止をしている状態です。休まるのはあくまでゲームプレイヤーのみでゲーム内のキャラクターはそのままです」<br /><br />雪花「わかりやすい例えをどうもありがとう、でもそれでもこの世界は使い所は沢山あることがわかったわ」<br /><br />雪花はバースに対して笑いながら一通り探索し終えると自室に戻る。<br />すると雪花は服を全て脱ぎだし、そのまま自分のベッドに入る。<br /><br />雪花「一度やってみたかったのよね、こうやって全裸でベッドに寝るの、現実だと気が気じゃなくてできなくてさ、でもここなら問題ないわけだよね？」<br /><br />バース「はい問題ないですよ、あ、飲み物とか要ります？一応現実再現なのでつくれますよ」<br /><br />雪花「そうなの？でもそれって大丈夫なの？」<br /><br />バース「私の力です、都合が良い話ですが、私は任意で現実世界をこちらに干渉させる事も出来ます、なのでこの世界での蛇口をひねれば本来であれば何も出てきませんが私が触れれば現実世界の水と繋がり水を出す事が出来ます」<br /><br />雪花「便利なのね、それじゃあ寝ているから近くに置いといて」<br /><br />雪花はそういうとそのまま眠ってしまう。<br />雪花はたまにはこの世界を休息の場として使うのもありだと思いながら・・・。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/29052140.html">
<title>No.197　誕爛（たんらん）</title>
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<description>これは万園、世界王戦争時代のお話。この話を語るのは神籟（しんらい）。神籟「これは私がまだ世界王戦争で戦っていた時期のお話です。といっても時期も後半も後半、ほぼ最後の方になりますかね、私が唯一死を覚悟した戦いを思い出したんです」神籟は語る。・・・・・・世界...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-12-15T02:35:17+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[これは万園、世界王戦争時代のお話。<br /><br />この話を語るのは神籟（しんらい）。<br /><br />神籟「これは私がまだ世界王戦争で戦っていた時期のお話です。といっても時期も後半も後半、ほぼ最後の方になりますかね、私が唯一死を覚悟した戦いを思い出したんです」<br /><br />神籟は語る。<br /><br />・・・・・・<br />世界王戦争、ストレリチアが優秀な世界王を作ろうと切磋琢磨していた時代、それこそ数億という数の世界王達が産み落とされた、だがどの世界王も自我が強く誰もが自身が世界の王であるという事を疑わない、誰かの下につくなどありえないと断言するような個性派揃いだった事もあり、生まれて間もない世界王達は戦いを続けていた。<br /><br />だがそんな世界王戦争もストレリチアが世界王を上手く作るコツを見つけ出せば世界王を作る頻度も下がり、数が減って来ていた。<br /><br /><br />世界に世界王が1000体も居なくなった頃、現時点で最強種として名を轟かせていたのは8名。<br /><br />界羅（かいら）、祖占（そうらな）、誕爛（たんらん）、高簾（こうれん）<br />朔薬（さくやく）、惺紡（せいほう）、神籟（しんらい）、御殿（ごでん）<br /><br />この8名の世界王ランクはEXランク以上、軍として群れない世界王のため、各自名を上げては<br />挑戦者を待つか、獲物を狙いに行く【狩る側】の存在だった。<br /><br />8名の最強種の中でもランク分けがされており、外側では臨戦態勢を張っているが、内心は格上とは戦いたくないという感情が下位ランクの最強種達は考えていた。<br /><br />1位：界羅<br />2位：祖占<br />3位：誕爛<br /><br />4位：高簾<br />5位：朔薬<br /><br />6位：惺紡<br />7位：神籟<br />8位：御殿<br /><br />3グループに分けられており、<br />1位～3位は戦ってはならない、無敵グループ<br />4位～5位は戦っても勝利を絶対に得られない、無敗グループ<br />6位～8位は本来の最強種と呼ばれる、最強グループ<br /><br />とされている。<br /><br />神籟はこの時自身を狙う御殿といつ戦ってもおかしくない状況になっていた。<br />互いが姿を見れば威嚇、そしてどちらかが仕掛けた段階でどちらかの死は確実、<br />そしてこの戦いに巻き込まれるとＳＳＳ+クラスの世界王でも死は避けられないだろうと万園全体で<br />緊張感が漂っていた。<br /><br />そしてそんな状況になっていたのはもう2グループ存在していた。<br /><br />4位高簾と5位朔薬だった、互いに同レベルの世界王として決着をつけようとしていたためだ。<br /><br />そして囁かれていたのは3位である誕爛が誰かを狙っているという噂。<br /><br />順当にいけば1位か2位のどちらかだが、このグループが本気で戦うという事は同じ最強種である4位以下の世界王ですら巻き込まれれば死を覚悟するしかないと言われているレベルだと言われていた。<br /><br />・・・・・・<br />数年後。<br /><br />詳しい話は飛ばすが結果だけを伝えると7位神籟と8位御殿の戦いが始まった。<br />時間にして4ヵ月、結果は7位の神籟が8位の御殿を喰らい、神籟の勝利で終えた。<br /><br />そしてその戦いが火蓋となり、4位と5位の戦いも始まった。<br />これが多くの被害を出した最悪の戦いとなった。<br /><br />日々互いを睨み牽制してしあっていた世界王達を無惨に蹴散らしながらも最後は5位の朔薬が4位の高簾を撃破し、8体だった最強種が6体になった。<br /><br />ここで問題が残っていたのは3位誕爛が誰を狙っているのか、それが今だにわかっていなかった。<br />そもそも誕爛が本気で誰かと戦っているのを見た者が居ないのだ。<br /><br />神籟は長い戦いの傷を癒すために身を潜めていた時に最悪の事態が起きた。<br /><br />・・・・・・<br />神籟「やっと鬱陶しい存在が消えた、ずっと目の仇にしてきてましたからね、御殿は、ですが流石は建築の世界王、あらゆる建設物が私の真言を防いできたうえに私を妨害する設備と攻撃する設備を無限に作り続けながら無限に広がる建物の空間に閉じこもった時は・・・いやもう考えるのは辞めましょう、この頭痛は半年は収まらないかもしれないわね・・・」<br /><br />神籟が自分の世界で休息をとっていると自分の世界に大きなヒビが入ったのが眼に入る。<br /><br />神籟（襲撃？確かに私が弱っている所を狙うのはセオリー的にも問題ない、だが私を狙う奴なんて・・・）<br /><br />神籟は警戒する、そしてヒビから大きな穴が空き、そこから一人の赤い髪と赤い目を宿した者が降りて来た。<br /><br />神籟「誕爛（たんらん）？！」がば！！<br /><br />神籟は想定外の来客に疲れを気にせずに警戒態勢に入った。<br /><br />誕爛「随分弱っているみたいだな神籟、君が最強種を撃破したのはこれで二人目、凄い事じゃないか、私は誰も倒していないというのに」<br /><br />誕爛は笑いながら神籟に話しかける、神籟に近づいて来る誕爛の足取りは軽かった。<br /><br />神籟「わざわざ私の世界に入ってきて何？万全の状態である私じゃなくてこんな弱り切った私を殺して満足？」<br /><br />誕爛「？別に？世間話をしに来ただけだよ、神籟との世間話を終えたら次は朔薬の所だね、あの子も凄いよね、3人目の最強種を撃破したらしいしね、あんな大人しそうな子が戦ってみたら最も強いというのは面白いものだよね」<br /><br />神籟は警戒していた。<br /><br />神籟（何を企んでいる？世間話をするためだけに私の世界に入って来るか？というか本来相手の世界に入るのはリスクが高すぎる行為、なにせ相手のテリトリー内、何が起きてもおかしくない、むしろ相手の世界に入った時点で負けは確実と思ってもおかしくないのに・・・馬鹿なのか？それとも・・・）<br /><br />神籟の世界に入っても問題ないと判断しているのか？<br /><br />それだけ誕爛と神籟の間には実力差があるのか？<br /><br />神籟の脳裏には誕爛の事で頭がいっぱいになっていた。<br /><br />神籟が得意とする真言で一度誕爛を狙ってみる。<br /><br />神籟「§右手を上げろ§」<br /><br />神籟が真言を放つが誕爛が右手を上げるは一切なかった。<br /><br />神籟（私の世界に居て私の真言の影響を一切受けないのか・・・勝てないのは間違いないな・・・）<br /><br />神籟は誕爛のランクを確認する、これは万園ではデフォルトで出来る行為であり、相手の名前と世界王ランクはいつでも表示可能である。<br /><br />誕爛（たんらん）　ランクＥＸ+<br />神籟（しんらい）　ランクＥＸ<br /><br />神籟（ＥＸ＋か、私のランクよりも上、まだＥＸよりも上があった事に驚きだよ、これで3位とされているんだから他の二人なんてどんな化物よ、リスクを冒したくないからって一度も会った事ないけどこればかりは後悔かな）<br /><br />神籟はリスクを冒してでも一度くらいは上位3名のステータスは確認するべきだったと後悔するがそれも既に遅い。<br /><br />誕爛が神籟に話を続けるが神籟は一度も会話が頭に入って来なかった。<br /><br />誕爛「聞いてる？」<br /><br />神籟「ええ、全然聞いてないわ、聞けるわけないでしょ、貴女、怖すぎるのよ」<br /><br />神籟は降伏したような笑みで答える。<br /><br />誕爛「あはは、私は君、いや君達を狙わないよ、私はね、ずっと君達を見守っていたんだ、雑魚に興味はないけど君達は雑魚じゃない、有望な世界王達だ、特に朔薬、惺紡、神籟、君達は努力してここまで上がって来た、それは賞賛に値するよ、でも残念だけど、誰一人として私の領域までは来られなかった。でもそれは仕方ない事、普段から得ている栄養の量が違うんだ」<br /><br />誕爛は笑いながら話す、神籟は栄養という言葉に不審を抱き、質問する。<br /><br />神籟「栄養？それはどういう意味？それは世界王をいくら喰らってきたかの話？だとすれば誕爛、君の言い分はおかしい、見守って来たと言っていたのは嘘じゃないだろうね、事実君が誰かと戦っている姿、狩りをしている姿を見た者は誰もいない、正確には誰も生き残ってないだけかもしれないがでも一切情報がないのはおかしい。数年前だったか祖占の無差別攻撃で数百億の世界王達が溶けて養分にされた事件は今ここまで生きている世界王達なら強さ関係なく把握している」<br /><br />神籟は続けて話し続ける・<br /><br />神籟「界羅だってそうだ、この世界を統括するストレリチアの代理を担う存在、そんなストレリチアの右腕的存在である界羅は唯一ストレリチア本人から養分を貰い強さを得ていると、これは既に誰もが知っている事、じゃあ誕爛、君はどうやって養分を得ているって言うんだ！才能だけでここまで強かったなんて言わせない！」<br /><br />誕爛は神籟の目を見て笑う。<br /><br />誕爛「私はね、この万園で唯一、ストレリチア様と同様、【世界王を生み出す事が出来る世界王】なんだよ、つまり私の世界にはこの万園と同様世界王達が住む世界が存在する。そしてどこからその養分を作るか？簡単な話だよ、世界王を生み出すための養分を自分の力として吸収している、つまり自分の身体一つで自給自足が成立しているんだよ、そして私の能力はさっき言った通り世界王を作り出すものだ、じゃあわかるよね？」<br /><br />誕爛は神籟に笑いながら問いかける、だがそれはとても分かりやすい問題。<br /><br />神籟「世界王だけの軍隊、そしてそれらを養分にしているって事は誕爛の力は・・・はは、もしかして存在する世界王の能力全てか・・・世界王レベルの全知全能ってわけか、規格外め」<br /><br />誕爛「褒めないでくれ、それでも私は3位、界羅にも祖占にも勝てない、不思議だろう？世界王を作る世界王で生み出した世界王を統べるのは勿論、あらゆる世界王の力を扱える私がこの二人には勝てないんだ、でもそれが真実なんだ、だから諦めた、上を目指す事も下の子達に対して何かをしようとも思わない、それが私だよ、だから心配しなくていい、君レベルの真言は私も持ってる、だから」<br /><br />誕爛はそう言うと神籟に言葉を発する。<br /><br />誕爛「§右腕を上げろ§」<br /><br />神籟「？！？！」右腕が上がる。<br /><br />誕爛「元々はＣランクくらいの子が持っていた世界王の力だったかな、でも私が扱えばそれはＥＸ＋級の精度になる、もちろん朔薬も、惺紡も、死んだ他の最強種の子達の力も全部、私は持っているよ」<br /><br />誕爛は指を慣らすと誕爛の背後に無数に群がる世界王達が現れる。<br /><br />神籟は目を見開く、驚きを隠せなかった。<br /><br />その数は今この万園に存在する世界王の数、いや元々億と居た万園に世界王以上の数の世界王が誕爛という一人の世界王から現れたのだ。<br /><br />誕爛「この子達は私が作れる最高ランクＳ+級の世界王達だけ呼んだんだよ、私の世界はこんな戦争は起きていない、私はストレリチア様よりも平和な世界を実現出来ている、でも乱暴しようと思えばいくらでも戦えるよ、例えばこの子達、神籟にとってはＳ＋ランクの雑魚だけど、私の恩恵を受ければ全員ＥＸランクと戦えるくらいには強化出来るけど・・・どうする？」<br /><br />神籟（ああ・・・無理だ、勝てるわけがない、つまり私が戦ってきたのは・・・無駄だったってわけか・・・なんかやる気失ったな・・・）<br /><br />神籟は泣きだす、それは降伏というよりどう頑張っても辿り着けない領域が存在するのだという絶望、戦意喪失だった。<br /><br />・・・・・・<br />神籟「私はあの出来事から戦意を失った、どう頑張っても絶対的な格上は存在するとわかったから、だから周りからは丸くなったとか、大人しくなったとか言われてるけど・・・私だけが知っている誕爛の実力を見てから・・・私はちょっと拗ねてるのかもね、今も尚、戦争を終えて、唯一生き残った6名として残って、そこから円卓の王という組織が作られ、何をすることなく6位という席に座ったのも・・・本来の私なら4位の席を狙っていたかもしれないけど・・・結局は無意味だってわかってしまったから・・・6位に甘んじてるのかもね・・・」<br /><br />神籟は最後に誕爛との会話を思い出し、語る。<br /><br />誕爛「私はいつでも見守ってるよ、弱い子を見守るのは強き者の定めだからね」<br /><br />神籟「私がそう言われたの・・・」<br /><br /><br />]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28989627.html">
<title>No.196　召喚士最強</title>
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<description>地球防衛軍第五部隊はギルドを起ち上げた。それはロイドが発案し、実現させたプロジェクトであり、世界で防衛軍に入ってはいないが力を持つ者の力をなんとか防衛軍側に貸してもらおうという第三勢力の加入を狙った案だった。内容は防衛軍第三部隊、第五部隊の二部隊で発生し...</description>
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<dc:date>2025-12-07T01:35:19+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[地球防衛軍第五部隊はギルドを起ち上げた。<br /><br />それはロイドが発案し、実現させたプロジェクトであり、世界で防衛軍に入ってはいないが力を持つ者の力をなんとか防衛軍側に貸してもらおうという第三勢力の加入を狙った案だった。<br /><br />内容は防衛軍第三部隊、第五部隊の二部隊で発生した業務の外注依頼、それをランク分けして依頼する事で防衛軍隊員の安全な業務、そして今までに比べて防衛軍の負荷を軽減する効果があった。<br /><br />Sランク、Aランク、Bランク、Cランク<br /><br />基本はこの4ランクで仕事があり、グループや企業で登録した組織にも所属しているメンバーや組織実績によってランクを定め、受けられる仕事を調整している。<br /><br />Sランクは隊長・副隊長クラスが受けるレベル<br />Aランクは選抜組隊員（幹部）クラスが受けるレベル<br />Bランクは選抜組隊員（新人）クラスが受けるレベル<br />Cランクは一般隊員クラスが受けるレベル<br /><br />とされているためどの仕事も基本難易度が非常に高く、登録しているグループや組織、企業でも<br />仕事が受けられるCランク以下のDランク、Eランクが多く存在する、その時はCランクチームが格下チームを雇う事で仕事に参加出来るシステムであり、このギルドではCランク以上の組織というのは強い意味を持つのだ。<br /><br />ロイドがここまで考えたのはあくまで協力者であるため死者を出してはいけないと考えたためだ。<br />そのため、登録されたメンバー各自にランクが設定され、仕事での役割バランスを整えるために<br />【職業】というものも同時に登録された。<br /><br />それはまるでゲームのRPGのようなもので、剣士、治癒士、能力者等その役職の役割が出来る者を片っ端から称号を付けるシステムを採用している、そのため実力者は役職が複数ついている事が当たり前であり、仕事を受ける時もその役職持ちが何人必要等最低条件が組み込まれている事が殆どのため、複数の役職を持つ者が居て、ランクが高いメンバーが居るのは優良と判断されていた。<br /><br />・・・・・・<br />ここまで説明してまずパトが立ち上げた組織<br /><br />エウレカ探偵事務所<br /><br />エウレカ探偵事務所の組織ランクはギルド最強とされる【Sランク】本来ならばクランを作って普段誰も取れない【Sランク】【Aランク】の案件を元請け受注者として格下組織を雇い共に業務をやらせるというのが本来の組織としての在り方だろう。<br /><br />そして職業の話に戻る、その中で最も珍しいとされている職業、それは【召喚士】<br /><br />防衛軍ギルドに登録されている召喚士は全体の約1％未満、現時点で1000人ギルド登録しているとすればたったの10人にも満たないレア職である、<br /><br />元々は獣魔使い、魔物使い、日本になると式神使いの類がこの役職に選ばれる。<br /><br />エウレカ探偵事務所ではパトと月花が選ばれた。<br /><br />・・・・・・<br />パト「召喚士だけの親睦会って何をしろって言うんだ・・・」<br /><br />月花「数少ないって事はそれだけ成長のきっかけ、発見が少ないって事でもあるから同職者同士で色々刺激を与えて成長してくださいって事でしょうね、でも」<br /><br />パトはスティアを、月花はセキを連れていた。<br /><br />その周りに居るのは獣使い、魔物、悪魔、妖怪のような雑魚キャラと言ってしまえばそれまでの生き物しか居なかった。<br /><br />セキ「おい月花よ、わしはこやつらと同じ類か？月花はわしの事を犬と思っておったのか？」<br /><br />セキは不機嫌そうに睨む<br /><br />月花「犬なんて思ってないわ、鳥とは思ってるけど」<br /><br />セキ「そう言う事を言っとるんじゃないわ！なんでわしがこやつと同系統扱いなのじゃ！酷いのじゃ！酷いのじゃ！わしはお主の守り神で今はパートナーじゃろうが！！」<br /><br />月花「じゃあ琥珀かアイレでも良かったのよ？あの子達と散歩してあげるの楽しいし」<br /><br />セキ「おいおい、月花よあんな理性や品性が欠ける奴らと同じ空間に置いていたら二人が危ないじゃろう、琥珀はまだ大丈夫じゃがアイレが心配なのじゃよ」<br /><br />月花「セキ、あまり大きな声で喋らないで、ヘイトが私に向くでしょ、周りを下に見てるって勝手に思われて恨まれたらどうするの」<br /><br />セキ「むしろ同程度と思われるくらいなら劣等感を抱いてて欲しいのじゃよ・・・」はぁ<br /><br />セキはため息をつく、それを横目で見ていたパトは心の中で安堵する。<br /><br />パト（良かった、スティアは基本寝ているし、こういうのに一切興味ないからセキみたいにイライラすることもないし、とりあえずこの場はなんとか凌ごう・・・ネルなんて出したら絶対にセキ所の話じゃないぞ・・・）<br /><br />パトはスティアではなくネルを連れてきていたらと想像し、溜息をついていた。<br /><br />召喚士Ａ「あの、パトさんですよね、僕ＷＣＢＴを見てまして！2年前ではありますが凄く強くかっこよかったです！昨年は出ていませんでしたが今年は出られるのですか？」<br /><br />パト「え、ええそのつもりです、ですが今年は各国予選かららしいですね、まずは日本代表にならないといけませんからね、となるとやはり強敵は昨年準優勝の四季雪花ですかね、彼女は僕の大事なパートナーであり、相棒であり、家族ですから、もちろん月花も警戒してますよ」<br /><br />パトは月花に話しかける。<br /><br />月花「日本代表になれるのはたったの4枠、そしてアジア大会で16枠、ヨーロッパ大会16枠、アフリカ・オセアニア大会16枠、アメリカ大会16枠、計64名のWCBT大会だったかしら、アジア大会だったら問題ないのだけど日本大会となると凄く大変ね、パトと雪花、美魅、今年は出るかわからないけど、カナやハクも日本国籍、私を含めたとしても誰かは必ず予選落ちするしね」<br /><br />パト「ソフィアも一応日本国籍だな、となると・・・はは、日本で既にＷＣＢＴ準決勝レベルだな、激戦区だ」<br /><br />召喚士Ａ「いやはや、今年は大変そうですね、ですが今上がった名前って殆どがエウレカ探偵事務所のメンバーですよね、流石です、Ｓランクは伊達じゃないですね、パトさんも召喚士だったのは本当以外でした、ご本人がそこまで強いのに召喚獣を扱う場面ってあるのですか？」<br /><br />パト「そうだね、基本僕は従属に頼ってるんだ、僕自身はあまり何もしないかな、僕がそうしたいっというより従属達が仕事を奪われるのを極端に嫌うというか、というわけであまり従属達の仕事を奪わないようにしてるって感じだね」<br /><br />召喚士Ａ「達って今頭の上に乗っている子だけじゃないですか？！えっと、あまり詮索するのはご法度なのは理解してますがその・・・その子は実力で言うと何番目ですか？」<br /><br />パト「考えた事なかったですね、ですがこの子自体は相当強いですよ、かなり上の部類ですね」<br /><br />召喚士Ａ「そうなのですか、あ！これ使ってみます？」<br /><br />召喚士Ａはパトに万歩計のような機械を渡した。<br /><br />パト「これは・・・」<br /><br />召喚士Ａ「召喚した生物の力量を計る機械です、人間のオーラと違ってこれは総合戦闘力を見る機械らしくて、数字は思った以上にシビアだと聞きました」<br /><br />召喚士Ａは自分で精霊を召喚した、その精霊は風属性の光の粒のような存在だった。<br /><br />召喚士Ａ「僕は恥ずかしながら・・・戦闘力21です、ランクはＥです、ですが風魔法は素晴らしいものですよ！」<br /><br />パト「おお～～」<br />月花「おお～～」<br /><br />パトと月花は面白そうだと思い、セキに提案した。<br /><br />月花「セキ、やってみたら？」<br /><br />セキ「わしがこれを？おい月花よ・・・」イライラ<br /><br />召喚士Ａ「え？！まさかそこの女性の方、四季月花さんの召喚した方なのですか？！人型？！凄すぎる？！」<br /><br />召喚士Ａは驚く、そしてその声を聴いて周りも動揺する<br /><br />召喚士Ｂ「あの人が召喚した生物？！人でしょ？！」<br />召喚士Ｃ「いやいやありえないって、でもいいなぁ～」<br /><br />パト（やっぱりセキは目立ちすぎじゃないか・・・月花）<br /><br />月花（他の子の方が大問題よ、フォティアとかリアの方が人型ドラゴンってファンタジー感強いからね）<br /><br />パト（でもなんか話題を持っていかれたみたいでなんか悔しいな）<br /><br />月花（パト、今でもこういうのでスゲーー！って言われるの好きだしね～、ネルでも出したら？）<br /><br />パト（いやいい、そもそもミーエル、エテル、美魅がその従属ですって言えば終わる話だしな）<br /><br />パトは変な所で目立つのは嫌がった、というのが自分よりも従属の方が優秀と思われるのがプライドが傷つくため、ほかの人達にそれだけは伝えたくなかった、実際は自身よりも強い従属だらけなのだが。<br /><br />召喚士Ａ「あの、ぜひこの戦闘力測定器を当てて貰えませんか？比較してみたいです！」<br /><br />月花「いいけど、これって最大値はいくら？」<br /><br />召喚士Ａ［9999が限界みたいです、人とは違いますからね」<br /><br />月花「セキ、とりあえず壊しておきなさい、牽制しておきましょう」ボソボソ<br /><br />セキ「パト坊に話題を向けないためじゃな、いいじゃろう、ならわしがちょっと驚かしてやろうではないか！」<br /><br />セキは戦闘力測定器に触れ、力を込めた、すると即座に数値が9999と表示された。<br /><br />召喚士Ａ［9999？！カンストですか？！ここに居る大体の人で最高は156だったのに・・・」<br /><br />パト（まあ、当然だろうな、うちのスティアならもしかすると500くらいで済むかも、全然強化してないし）<br /><br />月花（そうね、でも大丈夫でしょ、なにせもう話題はセキに向いてるからここからパトに向く事なんて）<br /><br />召喚士Ｂ「まさかパトさんの従属もそれくらい強かったりするのですか！」<br /><br />パト（うわ、全然駄目じゃん、でもいいか、今のスティアなら！）<br /><br />パト「そうだね、でもうちの子は今寝てるし、そこまで期待しない方が・・・」<br /><br />パトがそう話しているとスティアが起きた、そして運悪く、空腹で人型の姿に戻った。<br /><br />スティア「主様！お腹空いた～～！ご飯～～！美味しいお肉をご所望～～」<br /><br />召喚士Ｂ「獣人？！いや、これは・・・まさか神獣？！」<br /><br />場がどよめく、パトは困惑する、スティアに事情を説明するまえに召喚士Ｂはもう一台の戦闘力測定器をスティアに持ってきていた。<br /><br />召喚士Ｂ「あの！これを持ってもらってもいいかな？」<br /><br />スティア「んん？なにこれ？」<br /><br />パト「おいおい！勝手に僕の従属に接触は・・・」<br /><br />スティアが戦闘力測定器を持った瞬間数値が9999と表示されたが煙が噴き出し、爆発した。<br /><br />スティア「あれれ～～？壊れた？」<br /><br />召喚士Ｂ「はわわわわわわ・・・・・・」動揺<br /><br />パト（やってしまった・・・とりあえず勝手に渡した事について注意を）<br /><br />月花「すみません、パトがしっかり躾をしているとは言え貴女に何かあればパトの責任になります、不用意に他人の従属に触れるのは辞めてください。」<br /><br />月花は真面目な顔で相手を睨みながら注意する、<br />さっきまでざわめいていた召喚士達の空気が変わり、大人しくなる。<br /><br />召喚士Ｂ「すみませんでした・・・」<br /><br />パト「ちなみにこの事は内緒にしていてくれ、僕達は召喚士の職を与えられたけど召喚士として仕事をするつもりはないんだ、これはあくまでこの場だから連れて来ただけですので」<br /><br />パトが周りに口止めをしようとする横で声がした。<br /><br />ネル「主様よ、むしろここでこいつらを徹底的に脅して格の違いというものを見せておいた方が面白いのではないか？」<br /><br />パト「ネル？！馬鹿お前なんで出て来た？！」<br /><br />ネル「馬鹿とはなんだ主様よ、随分な挨拶だな、私が出たら主様がここに居たのだろう、まあ状況は案の定大体把握しているわけだがな」<br /><br />ネルはニヤニヤしながら召喚士Ａの元に歩く。<br /><br />ネル「それを貸せ、私は主パトの無限に存在する従属の中で最も愛用されている最強の従属だ、お前達みたいなゴミと主様との格の違いを徹底的に教えてやろう」<br /><br />ネルは召喚士Ａの持つ機械に指をさす、それだけでその部屋にあった全ての測定器を破壊した。<br /><br />召喚士Ａ「ふ・・・触れても無いのに・・・全てをカンスト破壊・・・ば・・・化物？！」<br /><br />ネル「ああそうだ、思うだろう？私のような化物が居て、お前達を見る時の感想は何か？それはゴミがどれだけ集まってもゴミだ。戦力になりやしない、ゴミがデカいか小さいかの違いだ、全てちりとりの中にしまい込めば違いもわからん、私からすればそれだけの事だ」<br /><br />ネルは召喚士Ａ含むその場に居る召喚士達にドヤ顔で語る。<br /><br />パト（詰んだな・・・後でネルには説教だ・・・）<br /><br />月花（パト以上に目立ちたがりが居るのを忘れてたわ・・・）<br /><br />二人は頭を抱える、セキも溜息をつくが今この場において誰もネルを止める事は出来ない。<br /><br />ネル「おい雑魚共、お前らのゴミを出せ、やる気ある奴から私に掛かってこい、相手してやる、ただし、私に近づける奴がいるかどうか・・・いた？！」ぽかん！<br /><br />ネルは後ろからパトに殴られた。<br /><br />パト「威圧するな、事情を知っているなら大人しくしていろ、なんで親睦会なのに悪目立ちしなくちゃならないんだよ」<br /><br />ネル「相変わらず小者精神の主様よ、ここはお前らと自分達では格が違う、だから不可能だが精々私達のように使えるゴミになってみろくらいは言ってみせろ、これだから主様はダメなのだ」<br /><br />パト「だ～か～ら～！そういう場じゃないって言ってるだろう！」<br /><br />スティア「ネル～～、私お腹空いてるから後で良い？」<br /><br />ネル「仕方ないな、それではここらのゴミに実力差を見せる前に飯にしよう！時間の無駄は止すんだ主様よ、こいつらが生涯鍛えたところで今の主様にも届かない、従属だって所詮はあのおもちゃの数値で1000くらいが精一杯の奴が一人くらいでるだけだろう、ゴミだ、少なくとも帝園の一番雑魚でもあんなおもちゃの数値なんてすぐにカンスト破壊可能だ、いつまでも庶民の娯楽に付き合ってる暇はないぞ」<br /><br />ネルはスティアと共に食堂に向っていった。<br /><br />・・・・・・<br />パト「本当に最悪だ、ほかの召喚士達やる気をなくしてなかったら良いんだけど」<br /><br />月花「まあいいんじゃない、どうせライバル企業になってたかもしれないし、レア職を持って居たらレアな仕事も負かしてくれるかもしれないじゃない！でもレア職の召喚士が居なくなれば仕事独占！いいお金になるわ♪」<br /><br />パト「はぁ、僕は普通に仲良くなって終わりたかったのに、戦闘面で役に立たなくても情報面で役に立つと思ってたのに・・・これじゃあ僕だけハブられるよ」<br /><br />月花「まあ、あれね・・・どんまい♪ネルにちゃんと事情説明してなかったパトも悪いって割り切るしかないわ」<br /><br />パト「そうだよな、うんありがとう、とりあえずネルには説教だな）<br /><br />パトは疲れた背中を月花に向けながら食堂に向った。<br /><br />月花「でも本当パトは大変よね、力をつけるために帝園の従属を倒す、だけどそれで契約が完了するからパトが扱う従属の数が増える、しかも帝園は毎日従属を数えきれない数生み出しているみたいだから<br />サボっちゃうと後々大変だし、従属の軍隊を扱う世界ってよく言った物ね」<br /><br />パト「倒すだけが条件じゃないにしても大体が倒したら契約してやる、認めてやるみたいな奴ばっかりだから友情ゲットみたいな奴は本当稀だな、最初が、というかスティア、エテル、ミーエルがただただおかしかったんだなって思い知ったよ」<br /><br />パトと月花は二人で待機室話していた。<br />ネルとスティアの帰りを待っているのもあるが騒動が治まるまで時間を空けていた。<br /><br />パト「さて、どう説明するか・・・」<br /><br />パトと月花は元居た部屋に戻る。<br /><br />・・・・・・<br />召喚士Ａ「パトさん！四季さん！すみません！気を使わせてしまって」<br /><br />パト「いえ、僕も申し訳ありません、彼女は凄く生意気といいますか、強さ故にって所がありましてですね、僕自身あまり彼女をこの場に連れて来たくはなかったのです」<br /><br />召喚士Ａ「いえ、こちらが詮索したのが原因ですし、むしろ彼女クラスの相手にあそこまで言われても正直納得という言葉しかありません、もちろん私達の従属が弱いというわけではなく、彼女程の実力者の前では弱者は無力というのはこの世界に居る以上誰もが認識している事です。もちろん悔しいから努力もします、世界は広いんだって思えました、いい機会を与えて貰って感謝です」<br /><br />召喚士Ｂ「私も申し訳ありませんでした、テンションが上がってしまって・・・」<br /><br />月花「私達の従属は強いが故にどこでどのように一般人や貴方方に支障をきたすかわからないので、お互い気を付けていけたらそれでいいですよ」<br /><br />全員が謝罪しあい和気あいあいと従属達の話で盛り上がっている所に再度ネルが帰ってくる。<br /><br />ネル「主様よ、どうだ？雑魚共を一掃してやるが話はついたか？」<br /><br />パト「ネル、それ以上言うと本気で怒るよ、礼儀と作法は弁えろ」<br /><br />ネルはため息をつきながら笑う。<br /><br />ネル「まったく最近の主様は暴君が足りないな、シンみたいになってきてるぞ、まあそれでシンの適正値が上がるなら別にいいが、中途半端な心変わりなら私も異議申し立てはあるぞ」<br /><br />ネルはそう言いながら近くの椅子に座り、全員を眺めていた。<br /><br />セキ「何故わしの隣に座るのじゃ」<br /><br />ネル「従属はここに座るルールなのだろう？なら私がここに座っても問題ないだろう」<br /><br />ネルは腕と足を組みパトを見つめる。恐らく本気で怒ると言われ少し拗ねているのだろう。<br /><br />パト「本当にすまなかった、それじゃあ従属について話そうか」<br /><br />パトは召喚士とされる人達に従属との向き合い方や共に戦うについてを話した。<br />結果を言えば次元が違い過ぎてまったく参考にならなかったというのが最後のオチとなった。]]>
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<item rdf:about="https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28969728.html">
<title>No.195　琴歌の仕事と日常</title>
https://patopatopato.amenityspace.co.uk/archives/28969728.html</link>
<description>客先「ですが・・・申し訳ありませんが貴方方の経歴を調べさせていただいたのですが・・・その全員中卒というのは・・・信頼性がないといいますか・・・」琴歌「学校で学ぶこと以上に学べる環境で学び、社会に出ているのですが何か問題でも？会社としての実績は説明しました...</description>
<dc:creator>patopatoblog</dc:creator>
<dc:date>2025-12-04T01:52:34+09:00</dc:date>
<dc:subject>日常</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[客先「ですが・・・申し訳ありませんが貴方方の経歴を調べさせていただいたのですが・・・その全員中卒というのは・・・信頼性がないといいますか・・・」<br /><br />琴歌「学校で学ぶこと以上に学べる環境で学び、社会に出ているのですが何か問題でも？会社としての実績は説明しましたよね？そこに学歴は関係ありますか？」<br /><br />客先「いえ、やはり最低限の学歴がないというのは・・・すみません、今回の話はなかったことで・・・」<br /><br />・・・・・・<br />琴歌「今回の取引先の人は酷かったですね、まさか学歴だけで断るなんて、真の敵は無能な味方とはよく言ったものですね、大きなチャンスを無駄にするなんて」<br /><br />フルール「主様や地球出身の方々はわかりますが、私達帝国の神達の学歴みたいな経歴はどうなっているのですか？」<br /><br />琴歌「一応同じく中学卒扱いにしてます、そもそも日本国籍なら中学までは義務教育なので自動的に中卒扱いですね、それでどうしましょうか、今日の営業は飛んでしまいましたし今日くらいはゆっくりしましょうか」<br /><br />琴歌はそう言いながら笑顔で歩き続けた。<br /><br />エイリはフルールに小さい声で話しかける。<br /><br />エイリ「琴歌様、ちょっと怖いね、やっぱり実力で評価されなかったのが気に障ったのでしょうかね」<br /><br />フルール「多分・・・でも私もあの人は無能だと思う、判断材料として活用するのはいいと思いますが、それで全てをわかったように決めつけるなんて・・・」<br /><br />琴歌「人は色々いますからね、日本だけではないんですよ、学歴社会というのは、お隣の韓国や中国だって学歴です、後は血筋ですかね、実力社会で成り立つ社会の方がいいと思うのですがね、私もかなり帝国の考えに寄ってますね、あはは」<br /><br />琴歌は二人の話に入る、その表情は笑顔だったが、声色が笑っていなかった。<br /><br />・・・・・・<br />エウレカ探偵事務所内<br /><br />琴歌「という事があったんですよ！」<br /><br />パト「それはまた凄い人に当たったもんだね、僕もそれを言ったら中卒・・・というか学校にすら行った事ないんだけどな」<br /><br />琴歌「実力はあるのに変な肩書で判断するのは損だと思うのですがね」<br /><br />パト「まあまあ、僕達が普通じゃないんだよ、やっぱり昔から中卒は下に見られやすいからね、何かのプロとかわかりやすい職ならいいけど探偵って結局は資格とかないからさ」<br /><br />月花「あら、こう見えて私と琴歌ちゃんは弁護士試験を受けるつもりよ？やっぱり資格があれば色々仕事がやりやすいしね」<br /><br />月花はそう言うと六法全書を出して来た。<br /><br />パト「おいおいここは探偵事務所だぞ、法律事務所でも作るつもりか？色々逆転しちゃうのか？」<br /><br />琴歌「ですがいい案だと思いまして、結局のところ何かしらの肩書が居るのならまずは資格を持つ事がいいのではと、私と月花先輩はこういう勉強は得意ですからね、この調子で難しい試験を色々取るのも悪くないですね、知識を権利を生かして仕事に役立てる！」<br /><br />月花「探偵たるもの多くの知識は必須、つまり知識がない状態で推理なんて出来ないって事よ、見た目は子供頭脳は大人の名探偵さんだって知識量は凄いでしょ、知識があれば応用に活かす事も出来るし、ロジックを見破る事だって出来るもの！簡単に例えるなら科学の毒物で人が死んでた場合、その犯人を見つけるためにはその毒薬の性能を知る必要があるわよね？でも知らないと相手の犯行時間とか症状がわからないのよ、【飲ませた】【吸った】【塗った】少なくともこれだけの可能性があるわけだしね」<br /><br />パト「やっぱり難しいんだな、僕は事件に遭遇しやすいと思って探偵事務所にしたけどそこまで考えてはなかったな」<br /><br />琴歌「パト君は雪花ちゃんと同じく力で相手をねじ伏せてくれればいいですよ！実力行使を確実に実行出来る人なんて中々居ませんからね」<br /><br />パト「ああ、ならいいけど」<br /><br />パトは考えながら質問する。<br /><br />パト「学校辞めた事後悔とかしてる？」<br /><br />琴歌「私ですか？いえ、まったく、むしろ早い段階で自分の役割が決まって良かったです、どちらにせよパト君で出会わなかったらまともに仕事も出来ていません、なにせ無茶は出来ないんですから、ずっと机で作業する事務が関の山ですかね、秘書って何気に動きますからね」<br /><br />月花「そうね～、私も後悔してないわ、私って基本なんでも出来るし、それに対して学歴があればとりあえず問題ないかなって考えてたくらいで、今はかなり重要な仕事をしてるわけだし、学校が全てとは思わないわ、まあ、学歴が一つの判断材料として機能しているのも確かだからそれは少し勿体ないとは考えるけどね、でもそれだと今も大学生をしてないといけないわけでしょ、時間が勿体ないわ」<br /><br />パト「そうか、なら良かったよ」<br /><br />やはり二人は頭がいい分自分の可能性は自分で見つけだし、実力で実行する力がある。<br />この二人を見ているとパト自身もただ戦うだけではなく、多くの知識として資格を取る必要があると<br />考えた。<br /><br />パト「まあ、メリアから色々勉強は教わってるし、そろそろ僕も資格勉強とか始めてみようかな～」<br /><br />月花「パトはまず英語！多国語の勉強をしっかりして！世界のめんどうくさい問題を請け負うって事は少なくとも多くの国の言語を理解しないと駄目なんだから、どうするの？知らない言語の看板前に集合とか言われたら！まだ翻訳ＡＩだって完璧じゃないのよ！」<br /><br />パト「でも脳内で月花が翻訳してくれるし・・・」<br /><br />月花「私の脳みそは一つだけ！だから私が自分の仕事に専念している時はパトの事で相手するのは無理よ！それが嫌なら私を楽させる事ね！常に会社で寝てるだけとか！」<br /><br />琴歌「それは絶対にあり得ないので安心してください、月花先輩♪私、宝の持ち腐れは嫌いなので♪最大限有効活用させてもらいますよ～」にっこり<br /><br />月花「じょ、冗談じゃない、そんな黒い笑顔向けないでよ琴歌ちゃん」<br /><br />琴歌「私だって冗談と理解してますよ、ではパト君、私は家に帰りますが今日は何が食べたいですか？」<br /><br />パト「いや、数十分前にメリアから連絡来てて、もうご飯作ってるみたいだよ、最初はどうかと思ったけど何気にちゃんと専業主婦やってくれてるね」<br /><br />パト達が地球でエウレカ探偵事務所で働いている間、メリアは最初こそは帝国で仕事をしていたのだが、やはりパトと離れるのは嫌だとメリアが地球に押しかけ、エウレカ探偵事務所の仕事は一切関わらない、帝国の仕事も緊急でない限り関わらない、という条件でパトと琴歌の家に専業主婦として住んでいるのだ。<br /><br />琴歌「私が居ない間帝国で何かを進められる可能性を廃除出来る分私にもメリットがある、みたいな交渉をされたら私も断れませんよね、それにエウレカ探偵事務所の件も一切助言はしないと約束してくれましたし、何かあってもエウレカ探偵事務所関係なら手を出さないとも約束してくれましたし・・・破ったら遠慮なく帝国に返してくださいね、パト君！」<br /><br />パト「わ、わかってるよ・・・」<br /><br />パトは聞けないでいた、「メリアと一緒で大丈夫か」と<br />琴歌とメリアは仲が悪い、それはパト含め、専属神内でも有名な話だった。<br />それは仕事柄仕方ないと思える所がある分、周りもフォローが難しく、個人でなんとかして貰おうと<br />放置していた、故にパトは少し気まずい環境で過ごしていたのだ。<br /><br />・・・・・・<br />帰宅<br /><br />メリア「ご主人！琴歌ちゃん！おかえりなさい！ご飯とお風呂両方出来ていますので好きな方から選んでください！」<br /><br />メリアはエプロンを着用して二人を出迎えた。<br /><br />琴歌「では私はお風呂を頂きますね」<br /><br />メリア「着替えは置いていますので、あと今日はヘルシーにしてますので油の心配はしなくていいですよ」<br /><br />琴歌「助かります」<br /><br />琴歌はメリアに笑顔でお礼を言うとそのままお風呂に入って行った。<br />パトはそれを見届けるとメリアに話しかける。<br /><br />パト「専業主婦はどう？」<br /><br />メリア「暇ですね、ですが帝国でも基本暇でしたのでそこまでって感じです、時間はほぼ無限にありますからね、その長い神生での一間の休息、そう思えればこのような暇はなんでもありません、暇を上手く活用できないようでは専業主婦は出来ませんからね！」<br /><br />メリアはドヤ顔をしながらパトの上着や荷物を受け取り、着替えの準備をする。<br /><br />パトとメリアがソファーでくつろぎながら談笑しているとお風呂から出て来た琴歌がパトの隣に座る、<br />3人の座る位置は決まっている。<br /><br />琴歌「何を話してたんですか？」<br /><br />メリア「ご主人が英語の勉強をしたいと言っていたのでそれについて話してまして、ご主人多言語を理解するのが凄く苦手なのか全然コツを掴んでくれなくて」<br /><br />パト「無茶言うなよ、俺だって結構頑張ってるんだぞ、むしろなんで月花の頭脳を持ってるのにここまで頭に入って来ないんだ？使い方の問題か？」<br /><br />琴歌「難しいですよね、私はまず基礎を徹底して覚えますね、それがないと文章を作れませんからね」<br /><br />メリア「琴歌ちゃん帝国に居る間で結構他の星の言語も習得してましたよね？」<br /><br />琴歌「アリシア様について行って何度も会議に参加させてもらいましたからね、最初なんて毎度違う星に行く旅に聞きなれない言語で喋られるので大変でした、しかも地球みたいに勉強の本があるわけではないので理解するのにも苦労しましたし」<br /><br />パト「でも理解したんだから凄いよな、最近なんて琴歌だけ向かう機会が多かったんだろ？凄いだろ」<br /><br />琴歌「いえいえいえいえ～～、その代わり警備はアリシア様の時に比べて4倍は多く動いてましたけどね～～」テレ<br /><br />メリア「仕事の話で盛り上がるのはいいですがご飯も食べましょう！常に出来たて状態になるように私のオーラでしっかり保護してましたからね！食べたらリラックスして貰って二人共明日に備えて寝てくださいよ！健康第一ですからね！」<br /><br />琴歌「なんか今のメリアさんが綺麗すぎて違和感が凄い違和感を感じますね・・・」<br /><br />メリア「仕事だったからですよ、今は使命とか仕事とか何も考えていませんからね、いいじゃないですか私だって何も背負う事なく生きてる方が楽でいいんですよ」<br /><br />パト「メリアがそれでいいならゆっくりしてくれてもいいんじゃないかな」<br /><br />琴歌「同感です、むしろ私達がこうして頑張ってる間はメリアさんは何もしないし、させないしで私にもメリットがありますよ」<br /><br />メリア「仕事関係になると私と琴歌ちゃんは険悪ですからね、別に辞めろとは言いませんが、帝国では容赦しませんよ」<br /><br />琴歌「ええ、何度でも言葉でねじ伏せて見せますよ」<br /><br />パト「はいはい！ご飯食べる！バチバチしない！！」<br /><br />3人はそうしてご飯を食べる。<br /><br />・・・・・・<br />就寝<br /><br />パト（俺の股間が反応しなくなってから夜這いに恐れる事が一切なくなったな、琴歌はそもそもそう言う事は一切しないけど、メリアも全然してこないのは意外だったな・・・）<br /><br />パトはそう考えながら横で寝ている琴歌とメリアを見る。<br /><br />基本3人川の字で寝ている、シングルベッドを3つ繋げてマットをトリプルサイズにしている。<br />メリアは二人が寝る前に裁縫をしていた。<br /><br />メリアは裁縫が好きらしく、基本自分の服は自分で作るらしい。<br />よく考えたら幻想郷から出て世界を旅していた時も服はメリアが作ってくれていた。<br />生地はオーラを編んで実体化させる技術があるらしく、自然素材じゃない分強度が高く、軽量であり、効果的なため敢えて自身のオーラを使っていた。<br /><br />そうして裁縫しているメリアを眺め、横で資格勉強をしている琴歌を見て、そして二人が就寝したところを見届けてからパトは寝る。<br /><br />パト（以前はゲームしてたんだけどな・・・どうも気が削がれるんだよな、別に不自由してないからいいんだけどさ）<br /><br />パトは寝に入った。<br />今日も一日が終わる。<br /><br /><br />]]>
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